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NSユナイテッド海運株式会社

NS UNITED KAIUN KAISHA, LTD.

証券コード 9110EDINETコード E04239海運業上場日本基準決算 3月31日資本金 103億円法人番号 3010001095003
2,298億円売上高(FY2026
13.8%ROE
63.2%自己資本比率
78財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結日本基準

FY2026の売上高は2,298億円(前年比-7.1%)。営業利益は205億円(営業利益率8.9%)、当期純利益は241億円。総資産2,964億円に対し自己資本比率は63.2%、ROEは13.8%。海運業の中央値(ROE 7.7%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは354億円の創出、現金及び現金同等物は656億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)10,4902026-09-04
PER10.3倍
PBR1.32倍
配当利回り2.96%
時価総額(概算)2,360億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高2,298億円-7.1%
営業利益205億円+1.5%
当期純利益241億円+29.4%
総資産2,964億円
純資産1,872億円
営業利益率8.9%
ROE13.8%
自己資本比率63.2%
EPS1,022.5円
BPS7,943.8円
1株配当310円
配当性向30.3%
従業員数
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

海運業の分析 →
ROE13.8%中央値 7.7%
営業利益率8.9%中央値 7.0%
自己資本比率63.2%中央値 47.5%
健全性スコア78.0点中央値 58.0

帯は海運業9社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
3,000億2,250億1,500億750億0億2017: 1,253億20172018: 1,390億20182019: 1,511億20192020: 1,484億20202021: 1,385億20212022: 1,959億20222023: 2,508億20232024: 2,331億20242025: 2,474億20252026: 2,298億20262021: 5%2022: 14%2024: 9%2025: 8%2026: 9%15%0%
営業利益と当期純利益
300億225億150億75億0億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 67億20212022: 267億20222023: —20232024: 216億20242025: 202億20252026: 205億20262017: 33億2018: 66億2019: 93億2020: 59億2021: 61億2022: 236億2023: 276億2024: 180億2025: 186億2026: 241億300億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
65%49%33%16%0%2017 ROE: 4%2018 ROE: 8%2019 ROE: 11%2020 ROE: 7%2021 ROE: 7%2022 ROE: 22%2023 ROE: 22%2024 ROE: 13%2025 ROE: 12%2026 ROE: 14%2021 営業利益率: 5%2022 営業利益率: 14%2024 営業利益率: 9%2025 営業利益率: 8%2026 営業利益率: 9%2017 自己資本比率: 33%2018 自己資本比率: 35%2019 自己資本比率: 40%2020 自己資本比率: 37%2021 自己資本比率: 36%2022 自己資本比率: 43%2023 自己資本比率: 50%2024 自己資本比率: 52%2025 自己資本比率: 57%2026 自己資本比率: 63%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
450億338億225億113億0億2017: 189億20172018: 158億20182019: 200億20192020: 169億20202021: 227億20212022: 329億20222023: 429億20232024: 310億20242025: 349億20252026: 354億2026
1株当たり指標EPS1株配当
1500円1125円750円375円0円2017 EPS: 141円2018 EPS: 281円2019 EPS: 396円2020 EPS: 252円2021 EPS: 260円2022 EPS: 1001円2023 EPS: 1171円2024 EPS: 763円2025 EPS: 790円2026 EPS: 1022円2017 1株配当: 4円2018 1株配当: 85円2019 1株配当: 115円2020 1株配当: 80円2021 1株配当: 80円2022 1株配当: 285円2023 1株配当: 365円2024 1株配当: 230円2025 1株配当: 240円2026 1株配当: 310円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
2,964億円
負債・純資産
負債 1,092億円純資産 1,872億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY20262,298億円205億円210億円241億円2,964億円1,872億円1,022.513.8%63.2%
FY20252,474億円202億円190億円186億円2,879億円1,627億円790.211.9%56.5%
FY20242,331億円216億円222億円180億円2,863億円1,496億円763.212.5%52.2%
FY20232,508億円334億円276億円2,758億円1,374億円1,171.321.6%49.8%
FY20221,959億円267億円266億円236億円2,749億円1,182億円1,000.722.0%43.0%
FY20211,385億円67億円55億円61億円2,708億円964億円260.26.5%35.6%
FY20201,484億円55億円59億円2,485億円911億円252.36.6%36.7%
FY20191,511億円78億円93億円2,235億円890億円396.411.0%39.8%
FY20181,390億円56億円66億円2,282億円807億円280.68.4%35.3%
FY20171,253億円46億円33億円2,328億円768億円1414.4%33.0%
FY20161,371億円41億円41億円2,173億円754億円175.45.5%34.7%
営業CF354億円
投資CF20億円
財務CF-282億円
現金及び現金同等物656億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Overseas Shipping1,971億円
Coastal Shipping327億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1日本製鉄株式会社33.4%
2日本郵船株式会社18.4%
3日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.9%
4CEPLUX- THE INDEPENDENT UCITS PLATFORM 2(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店)3.3%
5BNYM AS AGT / CLTS 10 PERCENT(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)2.2%
6新健海運股分有限公司2.1%
7株式会社日本カストディ銀行(信託口)2.0%
8BNYMSANV RE BNYMIL RE WS ZENNOR JAPAN EQUITY INCOME FUND(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行)1.7%
9株式会社みずほ銀行1.7%
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.6%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)1,115億円92億円85億円110億円8.3%59.5%468.8
FY2025中間(〜2024-09-30)1,287億円117億円101億円92億円9.1%388.4
FY2024中間1,124億円122億円138億円110億円10.9%466.3

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢40.2歳
平均年間給与1,197万円
平均勤続年数14.4年
管理職に占める女性比率1.3%
男女の賃金の差異(全労働者)71%
男女の賃金の差異(正規雇用)70.6%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
取締役(社外取締役を除く)3億円
社外取締役41百万円
社外監査役30百万円
監査役(社外監査役を除く)24百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容650
3【事業の内容】(1)当社グループは、提出会社(NSユナイテッド海運株式会社、以下当社という。)のほか子会社67社、関連会社5社及びその他の関係会社2社により構成されており、海運業及び海運附帯事業を主たる業務としております。 当該事業に係る当社並びに子会社及び関連会社の位置付けは次のとおりです。なお、事業区分は連結財務諸表に関するセグメントの区分と同一です。 当社:運賃、貸船料、運航手数料等を収受する外航海運事業を営んでおります。 子会社及び関連会社:① 外航海運事業・当社への外航船舶貸渡業を主とする会社(会社数51社) NEW HARVEST S.A.、HIGHLAND MARITIME S.A.、HOSEI SHIPPING S.A. 他・船舶管理業、海運仲立業等の海運附帯事業を行う会社(会社数7社) NSユナイテッドマリンサービス㈱ 他・運賃、貸船料、運航手数料等を収受する外航海運事業を主とする会社(会社数2社) NS UNITED BULK PTE.LTD. 他 ② 内航海運事業・運賃、貸船料、運航手数料等を収受する内航海運事業を主とする会社(会社数10社) NSユナイテッド内航海運㈱、NSユナイテッドタンカー㈱ 他 ③ その他・情報サービス業等を行う会社(会社数2社) NSユナイテッドシステム㈱、NSユナイテッドビジネス㈱ (2)日本製鉄株式会社は当社のその他の関係会社であり、当社の事業上重要で、継続的な緊密関係にあります。 (3)以上について図示すると次のとおりです。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等3,879
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針・経営戦略等 海運業は、さまざまな物資や人の輸送を通じて世界中の国々と地域を結び、人々の暮らしを豊かにするという使命を担っており、経済のグローバル化に伴い、その役割はますます重要なものとなりました。こうした認識のもと、当社グループは、以下のグループ企業理念を掲げ、誠実で良質な海上輸送サービスをお客様に提供できるよう、創意工夫を重ねています。 〔基本理念〕 NSユナイテッド海運グループは、誠実で良質な海上輸送サービスの提供を通じて社会の発展に貢献します。 〔経営理念〕 1(信用・信頼) 信用・信頼される堅実な経営を実践し、グループ全体の企業価値を高めます。 2(安全運航・環境保全) 常に船舶の安全運航に努めるとともに、船舶運航技術の向上に向け日々研鑽を積むことにより、海洋をはじめ とする地球環境保全の一翼を担います。 3(お客様への即応・自己変革) お客様の要請に即応しつつ自らも変革に努め、さらなる進歩を目指して挑戦します。 4(人を育て活かす) 人を育て活かし、働く喜びを実感できる活力溢れるグループを築きます。 当社はこの理念の具現化を目指し、鉄鋼原料をはじめとする資源・エネルギー・製品などの海上輸送分野における創立以来の長年の伝統と、2010年の合併後の構造改革や船隊整備による経営基盤の強化により、内外航に亘る専門性と総合力を兼ね備えた海運会社としてさらに大きな安心と信頼を獲得してまいりました。 2024年度よりスタートした中期経営計画『FORWARD 2030 Ⅱ Challenge for innovation and further growth with U』では、2030年に向けたビジョンを「クリーンでサステナブルな海上輸送における必要不可欠な存在を目指し、ステークホルダーと協働して変革を続け、企業価値の更なる向上を図ります」と定義しています。カーボンニュートラルへの取り組みを通じた持続的な成長と企業価値最大化に向けた経営戦略を実行してまいります。 (2) 経営環境、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題、目標とする経営指標 次期の事業環境は、各国の通商政策(関税措置を含む)やそれに対する各国の対応、ならびに地政学的リスクの高まり等が、貨物輸送需要やトレードパターンに及ぼす影響を現時点で見通しにくい状況にあります。一方、海上荷動きについては、一部航路の通航制限等の影響が懸念されるものの、鉄鉱石やボーキサイトなどドライバルク貨物全体の輸送需要は堅調に推移すると想定しています。また、船腹供給については、船主が環境規制や主力となる次世代燃料を慎重に見極めていることに加え、船価の高止まり等を背景に、当面の新造船竣工は大型船を中心に比較的低水準となる見通しです。さらに、国際海事機関(IMO)における温室効果ガス排出削減に向けた中期対策(GFI規制等)の導入動向を含め、EU-ETS等の環境関連制度の適用拡大によるコスト増加が、運航面での制約や採算に影響を与える可能性があります。当社では、今後起こり得る事業上のリスクに対し細心の注意を払い、事業運営を行ってまいります。 また、2024年度~2027年度を対象期間とする中期経営計画『FORWARD 2030 Ⅱ Challenge for innovation and further growth with U』では、事業戦略として「新規成長事業領域の拡大」「既存中核事業領域の深化」を掲げ、これらの事業戦略を支える取り組みとして人的資本戦略やDX戦略などサステナビリティへの取り組みを一層強化してまいります。 《中期経営計画の取組状況》1) 事業戦略・成長戦略 『FORWARD 2030Ⅱ』では、2050年カーボンニュートラル実現に向けた環境ロードマップに沿ったGHG削減目標を設定しており、メタノール二元燃料船(メタノールと重油の両方を燃料として使用可能なエンジンを搭載した船舶。重油と比較してGHG排出量の大幅な削減が見込まれる。)やバイオ燃料、アンモニア燃料船の導入などにより、2030年にGHG年間排出量を2019年比25%削減します。 上記2030年GHG削減目標達成に向けて、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による「グリーンイノベーション基金事業」に採択されているアンモニア燃料船の共同プロジェクトについては2024年4月に6社によるアンモニア燃料船の共同開発に関する覚書を締結しました。本プロジェクトにおいて当社は、アンモニア燃料船の共同保有・運航を予定しております。また当社は、2027年度以降の竣工を目指してメタノール二元燃料船を複数隻、さらに2027年度竣工予定でアンモニアを積載可能なLPG二元燃料VLGCの建造契約を締結し、荷主との協議を進めています。 既存船についても省エネデバイスの活用によるGHG排出削減に取り組んでいます。2025年10月には、当社が運航している40万トン鉱石船に風力補助推進装置ローターセイルの搭載が完了しました。ローターセイルは、甲板上に設置された円筒帆を回転させることで円筒周りに生じる圧力差を利用し推進力を得る装置です。設置による効果を検証の上、他船への展開を検討いたします。その他、当社既存船の入渠時に高効率プロペラへの換装を行うなど、燃料削減に寄与する設備の導入を進めています。 上記のような取り組みを通じて環境対応で顧客と協働し、顧客の脱炭素化に貢献することで、長期契約による安定収益確保に加え、海外顧客に対しても長期の契約獲得を目指します。 2) 事業戦略を支える取り組み 上記事業戦略を支える基盤となる取り組みとして、人的資本戦略・サステナブルシッピング戦略・ガバナンス強化・DX戦略の4つの戦略を掲げています。 当社事業における最重要課題である安全運航の達成に向けて、船上のインターネット環境拡充やホールド(船倉)クリーニングロボットの配備を開始するなど、乗組員の安全・作業効率・Well-being向上に資する技術や設備の検証・導入を進めています。また、船舶機器の状態や運航状態を監視するシステムの導入、気象や海象などの実海域データの収集など、事故の予防や運航の効率化といった価値を創出するための船舶DXに関わる取り組みも行っています。 3) 財務目標 中期経営計画の財務目標として、以下のとおり設定しております。 2027年度2030年度営業利益200億円ネットD/Eレシオ1.0倍以下と財務規律を維持しつつ、継続的な利益成長により株主資本コスト7%を十分に上回るROE10%以上を目指します。ROE10%ネットD/Eレシオ1.0倍以下 2025年度の連結営業利益は205億29百万円、ROEは13.8%、Net DERは△0.01倍となり、2027年度目標を前倒しで達成することができました。2027年度に向けては引き続き安定した収益基盤を整備しながら、上記目標を達成することを目指しています。 4) 投資計画 安定収益事業に加え、成長戦略から着実に利益を上げて営業キャッシュ・フローを積み上げ、2030年までNet DERを1.0倍以下に抑えつつ、財務レバレッジを効かせて3,000億円に迫る規模の投資を実行し、収益の安定性強化と中長期的な利益の成長を目指します。中期経営計画では既存船のリプレースなど中核事業への投資は2,150億円、メタノール二元燃料化やバイオ燃料の確保といった環境投資に450億円、人材育成とDX関連に100億円の投資を掲げており、このうち、メタノール二元燃料船など新燃料船への投資は1,650億円を予定しています。 次世代燃料船投資につきましては、建造契約を締結した複数隻のメタノール二元燃料船のうち、2025年度に一部で荷主との輸送契約を締結いたしました。本船は、グリーンメタノールを舶用燃料として使用することにより、従来の重油使用時と比較して80%超のGHG排出削減効果が見込まれております。2027年度以降の竣工を予定しており、今後の当社収益への貢献を見込んでおります。また、顧客の環境対応と脱炭素化プロセスに貢献すべく、アンモニア積載可能なLPG二元燃料VLGCの建造契約を締結しました。 今後、顧客のニーズを注視しつつ、上記の新造船における中長期貨物輸送契約や燃料サプライチェーンの確保に注力してまいります。 《株主還元策》 当社は、株主に対する利益の還元を経営上重要な施策の一つとして位置づけ、将来における安定的な企業成長と経営環境の変化に対応するために必要な内部留保資金を確保しつつ、経営成績に応じた利益還元として、連結業績に対する配当性向は30%を基準とし、更なる株主還元の強化を検討します。新燃料船の建造など将来の成長に必要な内部留保金を確保しつつ、安定配当の継続的な実施により、株主をはじめステークホルダーの皆様にとって魅力的な事業会社になることを目指してまいります。当事業年度(2026年3月期)については「第4提出会社の状況 3配当政策」をご参照ください。
事業等のリスク7,576
3【事業等のリスク】<リスク管理に関する基本的な考え方>当社グループの主要な事業活動である外航事業は、グローバルに展開しており、本有価証券報告書「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境および対処すべき課題等」に記載の通り、世界各国の経済情勢、政治的または社会的な要因等の様々なリスクに晒されており、当社グループの事業や業績に影響を及ぼす可能性があります。当社は、「リスク管理規程」に基づき、事業活動全般にわたり生じ得る諸々のリスクについて、関連部門または各委員会において協議・決定を行っております。年度末には、社長を委員長とする内部統制・コンプライアンス委員会において、「リスク項目表」に基づき、各リスク項目の見直しや管理執行状況の報告と評価を行い、その結果を、取締役会へ報告しております。また、一定金額以上の大型投資や、不確実性の高い投資判断を行う場合に執行役員会・取締役会に上程する前に当社に及ぼす影響・リスク等を明らかにすることを目的として、投融資委員会において社内横断的に協議しております。当社グループの事業継続に重大な影響を与えうる主要なリスクは以下の通りとなります。 <主要なリスクの概要と対応策>① コンプライアンスリスクハラスメントや贈賄、不正、インサイダー取引等の法令違反のリスクは、発生した場合、損害賠償だけでなく企業の信用低下や事業活動に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは「企業行動規範」において、法令・規則を遵守し、高い倫理観をもって行動することを定めています。さらにコンプライアンス強化を図るため、社長を委員長とする内部統制・コンプライアンス委員会を定期的に開催し、取り組み状況を確認するほか、毎年10月を内部統制・コンプライアンス周知月間と定め、毎回異なったテーマにて法令遵守の啓蒙活動を行っており、全役員・社員、グループ一体でコンプライアンス意識のさらなる徹底とコンプライアンス実践に必要な知識・情報を周知し、コンプライアンスの重要性を再認識する機会としております。 ② 人権に関するリスク人権侵害により国内外の取引先から取引停止や企業の信用低下、賠償、訴訟等が起こるリスクがあり、当社グループの事業活動に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、グローバルに事業を展開する企業として、差別・強制労働・児童労働・長時間労働・ハラスメント等の人権課題解決に取り組むことが、企業活動において一層重要であるとの認識の下、「NSユナイテッド海運グループ人権方針」を策定しております。当社は、本方針を開示し、当社の取引先やその他のビジネスパートナーにおいて人権侵害が起きないよう当社の人権方針を理解いただくよう努めております。また、サプライチェーンにおける調達先の皆様とともに、人権・労働基準・環境などの社会的責任にも配慮した責任ある調達活動を推進するため、「サステナブル調達基本方針」、「NSユナイテッド海運グループ調達先向けガイドライン」を策定しています。当社では、関連する取締役および執行役員をメンバーとする人権デューデリジェンス推進チームを設置し、その指揮監督のもと、国際連合「ビジネスと人権に関する指導原則」に忠実に、人権尊重の取り組みを進めております。取り組みにあたっては専門的知見を有する外部コンサルタント会社からの助言を定期的に受け、人権デューデリジェンスの取り組みの各フェーズにおいての客観性と正当性の担保に努めています。これらの取り組みは、適時に開示を行うことにより、ステークホルダーの皆様にご理解、ご協力が得られるよう努めています。 ③ 人材確保リスク当社グループの安定的な事業継続のためには、海陸共に優秀な人材の確保が必要です。また、当社グループの安全な船舶の運航には、優秀な船員の確保と育成が重要となります。当社グループは安定した船員確保のために、外航では採用する船員国籍の複数化や大学との連携、日本人については内外航とも商船系学校だけではなく、幅広い船員育成機関からの採用を継続していますが、将来において十分な船員確保ができるという保証はありません。環境対応に伴う新たな資格要件によって船員需給環境が変化し、船員を雇用・育成するための費用が大幅に増加するリスクがあります。また、地政学リスクの高まりや感染症拡大による出入国規制などの影響で、配乗後の費用増大も懸念されます。さらに、離職防止・定着化促進も重要な課題となっており、これらのリスクが顕在化した場合には、当社グループの事業に大きな影響を与える可能性があります。 ④ 情報セキュリティリスク当社グループは業務全般においてコンピュータシステムおよびITネットワークを活用しております。サイバー攻撃、自然災害、オペレーションミス、先進技術導入の遅れ等に起因する重大なサイバーインシデント(情報システムやネットワーク障害、データ改ざんや顧客情報や個人情報などの情報漏洩等)が発生した場合には、当社の信用や営業活動、業績ならびに財務状況等に影響を及ぼす可能性があります。当社グループでは、情報セキュリティ管理の重要性を十分認識し、ハード面・ソフト面のサイバー攻撃への対応強化やバックアップ体制の構築、「情報セキュリティ基本方針」等社内規程の整備、従業員に向けた教育の実施等の対策を継続的に行っております。また当社はサイバーインシデントを想定した事業継続計画(BCP)を策定しております。 ⑤ 海難事故リスク当社グループの主要事業である海運業においては、海難事故が発生した場合、人命・貨物・船舶等の損失・損傷リスクや、燃料油・積荷等流失による海洋汚染のリスクがあります。当社グループは海難事故を防止するために「安全管理マニュアル」や「品質管理マニュアル」を、また環境を保全するために「環境マネジメントマニュアル」を策定するとともに、乗組員の教育・研修を実施し、安全運航に努めております。また「海難およびその他の緊急事態対応に関する規程」、「緊急事態対応マニュアル」を策定し、海難事故を想定した緊急対応演習を行うなど万全な体制をとっております。さらに、万一、海難事故が起きた場合でも保険による損失対策を図っていますが、当社負担となる損失が一部発生することがあります。安全運航に向けた当社船舶管理の具体的な取り組みとして、以下の施策を実施しております。 a.ニアミスレポートの活用b.安全キャンペーンc.管理船への訪船・検船による確認d.用船検船および船主安全会議 e.安全運航管理体制当社の船舶管理は、主として海務技術、船員配乗、教育・訓練等を担当する部門と、主として船体・機関その他の搭載機器の保守管理を担当する部門が協働して、各船の安全運航管理、危機管理を確実に実施しており、これらの取り組みの実施状況は、社長を委員長とする「安全運航・環境保全推進委員会」を定期的に開催してレビューされております。 また、船員研修チームを中心に、船舶の安全管理および船員教育の強化のため、海外マンニング会社とも連携のうえ業務の効率性と専門性の更なる向上に取り組んでおります。f.DX推進による事故予防 引き続き運航データの有効活用を目指して、船舶管理ソフトの刷新を進めており、2024年度はその準備作業として各種管理記録のデータベース化などを進めました。安全管理の改善に向けた取り組みとともに、海陸労務負担低減の取り組みを継続しています。 ⑥ 公的規制および環境保全に関するリスク当社グループの主要事業である海運業では、設備の安全性や船舶の安全運航のために、国際機関および各国政府の法令、船級協会の規則等の公的規制を受けております。当社グループでは、これらの規制が変更された場合に遵守するための費用が増加する可能性があり、遵守できなかった場合には事業活動が制限され、当社グループの業績および財務状況が影響を受ける可能性があります。当社グループはこれら安全運航に関する規制に適切に対処しております。また、環境保全に関する規制の強化および社会における重要性の高まりなどにより、その対策費用が増加した場合や当該法令または規制を遵守することが困難となった場合には、当社グループの業績および財務状況が影響を受ける可能性があります。当社グループは主に以下のような環境規制に対する対応を進めております。これらはいずれも国際連合の海事分野の専門機関である国際海事機関(IMO)が採択し国際条約として制定されているものです。 a.GHG(温室効果ガス:Greenhouse Gas)の排出削減戦略について IMOは2023年にGHG削減戦略を改定し、2050年ごろまでのGHG排出ネットゼロ目標などを盛り込んだ戦略を策定しました。当社グループもIMOの改定戦略に沿う形で、中期、長期の目標を策定しGHGの排出削減を進めます。 2024年3月に公表した中期経営計画「FORWARD 2030 Ⅱ」において、2030年までにGHG年間排出量を2019年比マイナス25%の150万トンに削減する中期目標を設定しました。目標の達成に向けて投資計画を進めます。 運航船舶の減速運転の徹底や配船の工夫等によるGHG排出削減努力を継続し、加えてバイオディーゼル燃料活用によるGHG削減を目的に、試験的な利用を2022年から開始しています。 また、メタノール二元燃料船の複数隻発注、および40万トン型鉱石船への風力補助推進装置(ローターセイル)を搭載しています。引き続きアンモニア等次世代燃料との二元燃料新造船の実現に向けた検討も積極的に行っているほか、燃費改善機器等の搭載やプロペラ換装も運航船舶に順次実施しています。 b.船舶の排出ガスに含まれるNOx(窒素酸化物)の排出規制についてNOx排出規制は2000年以降に建造された船舶について、その建造年および航行海域により規制が設定されており、当社グループでは規制対象となる船舶については全て認証された低NOx対応のディーゼルエンジンを搭載しております。 c.船舶の排出ガスに含まれるSOx(硫黄酸化物)の排出規制について2020年以降は燃料中の硫黄分が0.5%以下の燃料を使用するよう規制されております。当社グループは、SOx排出を抑制するため、規制に適合した硫黄分0.5%以下の燃料油を船舶に使用するほか、当社グループが所有する大型船舶を中心として、エンジンの排気ガスに含まれるSOxを除去する装置(SOxスクラバー)を搭載しております。 d.バラスト水管理条約への対応について国際航海をする船舶のバラスト水中の海洋生物が船舶の運航に乗じて異国に移動し生態系を乱すことが問題となり、バラスト水処理に関する管理方法が定められ、2017年に施行されております。当社グループは条約の要求に従い運航船へのバラスト水処理装置を搭載しております。 当社グループは、上記の対応による費用増に関しては顧客の理解を得ながら運賃等への反映に努めております。 ⑦ 気候変動リスク深刻化する気候変動回避のため、パリ協定やSDGs(持続可能な開発目標)をはじめとして、世界的にその原因物質とされるGHG排出量削減への取り組みが推進され、企業にも積極的な対応が求められております。当社グループも気候変動を含む環境保全をマテリアリティ(重要課題)に設定しています。持続的な企業価値の向上を目的としてTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に賛同を表明、2022年からTCFD提言に基づく情報開示をウェブサイト上で行っています。気候変動に関する将来に向けたシナリオ分析を行う中で、GHG削減のために導入されるであろう政策や規制、燃料転換、新技術導入等による事業コストの増加、化石燃料輸送需要の減少、既存船舶の陳腐化、あるいは対応の遅れによる事業機会の喪失といったリスクがあるものと認識しております。2024年3月に公表した中期経営計画「FORWARD 2030 Ⅱ」において、2030年までの投資計画と共にGHG年間排出量を2019年比マイナス25%の150万トンに削減する中期目標を設定、環境ロードマップを公表しました。当社グループは「2050年までにカーボンニュートラル実現を目指す」を目標に、今後もGHG排出削減をはじめとする気候変動リスクへの対応能力の向上に努めてまいります。 ⑧ 海運市況変動リスク当社グループの主要事業である海運業の運賃・用船料市況は、世界経済の動向、船腹の需給バランス等の影響を受け、常に変動しております。当社グループは、鉄鋼原料輸送を中心とした長期契約を志向して事業基盤の安定・強化を図っておりますが、市場ニーズに対応するため中短期契約で運航する船舶の比率が一定程度存在するため大幅な市況変動が大きな損失につながる恐れがあり、そのような状況の長期化は当社の事業基盤を損なう可能性があります。 当社グループは、今後も長期契約による事業基盤の安定・強化を図りつつ、適切な船隊ポートフォリオの構築、海外顧客向けビジネスの拡大、内航海運事業との総合力強化等により、市況変動に耐えられるよう不断の体質改善に努めます。 ⑨ 為替変動リスク当社グループの外航海運事業における商取引は、大部分が米ドルその他の外国通貨建てで行われております。従って、当社グループの業績および財務状況は外国為替レートの変動により影響を受けることがあります。当社グループは、為替予約等のヘッジ取引により常に変動する外国為替レートにかかるリスクの影響を一定程度まで低減する方針ですが、必ずしもこれを完全に回避できるものではなく、大幅な外国為替市場の変動により、影響を被ることがあります。 ⑩ 金利変動リスク当社グループは、船舶取得を中心とした設備投資のため、内部資金を充当する他、借入による資金調達を行っております。この借入による資金には変動金利で調達する部分もあり、当社グループでは金利情勢勘案の上、金利固定化等により、金利変動の影響を軽減するよう努めておりますが、将来の金利変動により資金調達コストが変動し、当社グループの業績および財務状況が影響を受ける可能性があります。また、金利固定化により金利変動の影響を軽減することは、一方で市場金利下落の場合に、それにより生じ得た利益を逸失する可能性があります。また、金利固定化の期間中に条件の変更や対象設備の処分等により途中解約を余儀なくされた場合には、解約料を負担することがあります。 ⑪ 燃料油価格変動リスク当社グループで運航する船舶の燃料油価格は、原油市場の動向を反映して変動するため、当社グループの損益は燃料油価格の変動により影響を受けることがあります。当社グループでは燃料油価格調整条項がある輸送契約の締結や、購入価格が割安となる数量契約を推進することに加えて、購入燃料油の一部に対し、燃料油スワップ等による価格の固定化を行い、価格変動の影響を抑えるための対策をとっております。しかしながら、燃料油価格が急騰する局面では価格固定化を行わない部分につき、損失を被ることがあります。その一方、燃料油価格の下落局面においては、価格固定化を行った部分について、精算損が発生することがあります。 ⑫ 投資に関するリスク当社グループは、船隊整備のための投資計画を有しておりますが、今後の海運市況や金融情勢等によって、これらが計画どおりに進捗しない場合、当社グループの業績および財務状況が影響を受ける可能性があります。また、技術革新への対応が遅れることによる事業機会の喪失および、新技術の台頭による既存船腹の陳腐化のリスクがあります。当社グループは先進技術導入によりデータやデジタル技術を活用し、輸送の最適化と競争力強化ならびに輸送サービスの環境性能を向上させるよう努めております。 ⑬ 船舶の売却等にかかる損失に関するリスク当社グループは、海運市況により、または船舶の技術革新による陳腐化や公的規制の変更等による使用制限等により、当社グループ保有の船舶を売却する場合があります。また、当社グループが用船する船舶の用船契約を中途解約する場合があります。その結果として、当社グループの業績および財務状況が影響を受ける可能性があります。 ⑭ 固定資産の減損損失計上に関するリスク当社グループは、事業環境や市場環境の変動によって保有する船舶等の固定資産について減損損失を計上する場合があり、当社グループの業績および財務状況が影響を受ける可能性があります。 ⑮ 世界各地の政治・経済情勢・自然災害等によるリスク当社グループの事業活動は、日本を含むアジア、欧米その他の地域に及んでおり、各地域における政治・経済状況や、各地で発生する自然災害等により影響を受ける可能性があります。具体的には以下のようなリスクがあります。これらの事象が発生した場合には、当社グループの業績および財務状況が影響を受ける可能性があります。 a.不利な政治的または経済的要因b.事業・投資許可、租税、為替管理、独占禁止、通商制限などの公的規制の影響c.他社との合弁事業・提携事業の動向d.戦争、暴動、テロ、海賊、ストライキ、その他の要因による社会的混乱ロシア・ウクライナ情勢や、中東情勢の悪化に伴う紅海・スエズ運河の通航リスク、ホルムズ海峡の事実上の封鎖継続等の今後の動向によって、サプライチェーンの変動や、景気後退により海上荷動きが鈍化し市況軟化等の影響を及ぼす可能性があり、当社としては今後の海上輸送需要の推移を注視し、支配船腹との需給バランスを適切に保つよう注力することで、市況変動への耐性を高めることに努めております。e.地震、風水害および感染症大規模な災害や感染症の流行等は、当社グループの従業員の生活だけでなく、地域社会や取引先の活動を制限するため、当社グループの事業活動や業績に影響を及ぼす可能性があります。当社は、これら危機的事象に伴う事業中断による事業への影響の極小化ならびに迅速かつ効率的な事業復旧を図るためのオールハザード型事業継続計画(BCP)を策定しております。 当社グループはこれらのリスクに対して内外からの情報収集等を通じてその予防・回避に努めています。 上記のうち、将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、また、当社グループのリスク要因は記載事項に限定されるものではありません。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析7,180
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績、及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当期における世界経済は、インフレ緩和を背景に金融政策正常化の動きや米国経済の底堅さを受け、全体として堅調に推移しました。一方で、米国の通商政策等による先行きには不透明感が残りました。当社におきましては、長期契約による安定収益に加え、円安による収益の押し上げにも支えられ、2024年度よりスタートした新中期経営計画「FORWARD 2030Ⅱ Challenge for innovation and further growth with U」で掲げた財務目標である営業利益200億円以上、ROE10%以上、Net DER1.0倍以下を達成することができました。 外航海運市況につきましては、当期前半は鉄鉱石や穀物を中心とした堅調な荷動きに支えられ、総じて底堅く推移しました。中盤には一時的な調整局面もみられましたが、その後は年末に向けて再び上昇基調となりました。 内航海運につきましては、火力発電所の運用継続により市況が下支えされましたが、製鉄所の生産調整や資材費の高騰による建築需要の低下が、貨物輸送量の下押し要因となりました。 燃料油価格につきましては、当期の平均消費価格(全油種)は、トン当たり上期約526ドル、下期約441ドル、期中平均で約481ドルと、前期比で約83ドル安となりました。また対米ドル円相場は日米金利差の縮小や前期に進行した円安の反動もあり円高基調となり、上期平均146円50銭、下期平均154円17銭、期中平均で150円33銭と前期比2円50銭の円高となりました。 a.財政状態当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ84億13百万円増加し2,963億61百万円となりました。当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ160億49百万円減少し1,091億61百万円となりました。当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ244億62百万円増加し1,872億円となりました。 b.経営成績当連結会計年度の経営成績は、売上高2,297億84百万円(前年同期比7.1%減)、営業利益205億29百万円(前年同期比1.5%増)、経常利益210億46百万円(前年同期比10.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益240億95百万円(前年同期比29.4%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 <外航海運事業> ケープ型撒積船(18万重量トン型)市況は、ブラジルおよび豪州の主要港からの鉄鉱石の堅調な出荷や西アフリカからのボーキサイト輸送需要を背景に、前期末の落ち込みから回復基調をたどりました。当期中盤には一時的な調整局面もみられましたが、その後は年末の繁忙期に向けて再び上昇基調となり、12月には主要5航路平均用船料が一時日建て4万4千ドル台を記録するなど、通期では堅調に推移しました。このような市況環境の中、当社では日本製鉄株式会社をはじめとする主要荷主との長期契約による安定収益に加え、3国間輸送による配船効率改善や、中期契約締結による安定収益の積み増し、スポットマーケットでの好採算貨物の獲得に注力するとともに、運航効率の改善にも取り組み、期初計画を上回る収益を達成することができました。 パナマックス型撒積船(7~8万重量トン型)市況は、中国経済の不振による先行き不透明感などにより、6月には主要5航路平均用船料は日建て9千ドル台まで下落しました。その後、南米の記録的な穀物出荷に支えられ、船腹需給が引き締まり7月には日建て1万7千ドル台まで回復しました。下期に入っても石炭や穀物の荷動きは堅調、総じて好調な市況が継続し、3月には中東情勢の緊張、燃料油の高騰から市況は日建て1万8千ドル台を記録しました。このような状況下、計画的な配船と効率運航に努めましたが、市況用船のコスト増加の影響が大きく、期初計画を達成することはできませんでした。 ハンディ型撒積船(2~6万重量トン型)市況は、一部に調整局面がみられたものの、通期では堅調に推移しました。往航では、主力貨物の一つである鋼材の荷動きについて、米国の追加関税や中東の地政学的リスクの影響がみられたものの、中南米向け輸送がこれを補い、概ね底堅く推移しました。当社は、輸送量が増加する中南米向け配船を効率的に活用することで、収益力の向上を図りました。復航では、中長期契約の貨物を活用し、往復航の効率的な配船により安定収益を積み重ね、期初計画を上回る収益を達成いたしました。 近海水域における小型船(1.6万重量トン型以下の船型)市況は、中国の国内内需の低迷から、同国からの輸出鋼材が過去最高を記録する一方、日本から同国向け輸出鋼材は漸減傾向が続いています。大量の中国鋼材によってアジア全体の鋼材荷動量は増加し、市況は大きな変動なく比較的堅調に推移しました。バルク貨物含め鋼材代替貨物の東南アジア向けにも積極的に取組み、バイオマス燃料輸送始め他バルク貨物との往復航効率配船を推進し、期初計画を上回る収益を達成することができました。 VLGC(大型LPG運搬船)は、全ての船舶が定期貸船契約に従事することにより安定収益を確保しています。一部、市況連動契約となっている船舶もありますが、2025年度の市況は総じて堅調だったため、期初計画を上回る収益を達成することができました。以上の結果、外航海運事業全体としては、売上高は1,970億62百万円(前年同期比8.8%減)、セグメント利益(営業利益)154億89百万円(前年同期比4.8%減)と、前連結会計年度に比べ減収減益となりました。 <内航海運事業> 内航海運事業につきましては、電力需給対応として火力発電所の運用が継続されたことを背景に、バイオマス関連貨物を含む電力関連貨物の輸送量は当初計画を上回りました。鉄鋼原料の輸送量は製鉄所の生産調整により減少しました。セメント関連貨物は、資材費の高騰や人手不足の影響により建築需要が低下し、輸送量が減少しました。 タンカー事業につきましては、LNG輸送は工業用LNG需要増により輸送量は増加したものの、LPG輸送は用船を1隻返船したことや暖冬による国内需要減退による影響により輸送量は減少しました。以上の結果、内航海運事業全体としては、売上高は327億22百万円(前年同期比4.7%増)、セグメント利益(営業利益)は50億41百万円(前年同期比27.3%増)と、前連結会計年度に比べ増収増益となりました。 <その他>特記すべき事項はありません。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動によるキャッシュ・フローは、354億22百万円の収入(前年同期は348億51百万円の収入)となりました。これは主として税金等調整前当期純利益及び減価償却費の計上等によるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動によるキャッシュ・フローは、19億97百万円の収入(前年同期は82億46百万円の支出)となりました。これは主として船舶の売却による収入77億12百万円によるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動によるキャッシュ・フローは、281億88百万円の支出(前年同期は178億11百万円の支出)となりました。これは主として長期借入れによる収入と長期借入金の返済による支出の差引226億62百万円の支出によるものです。 以上に現金及び現金同等物に係る換算差額を加味した現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、前連結会計年度末と比較して98億41百万円増加し、656億25百万円となりました。 (参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期自己資本比率(%)49.852.256.563.2時価ベースの自己資本比率(%)35.237.932.858.0キャッシュ・フロー対有利子負債比率(年)2.33.12.41.8インタレスト・カバレッジ・レシオ(倍)36.719.620.525.6自己資本比率:自己資本/総資産時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い(注1)いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。(注2)株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。(注3)キャッシュ・フローは、営業キャッシュ・フローを利用しております。(注4)有利子負債は連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。 ③ 生産、受注及び販売の実績 当社グループ(当社及び連結子会社。以下同じ。)が営んでいる事業に「生産、受注」に該当する事項はありません。当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりです。 セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期増減率(%)外航海運事業(百万円)197,062△8.8内航海運事業(百万円)32,7224.7 報告セグメント計(百万円)229,784△7.1その他(百万円)--計229,784△7.1 (注)1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 2.前連結会計年度及び当連結会計年度における主な相手先の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対す る割合は次のとおりです。 相手先前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(百万円)比率(%)金額(百万円)比率(%)日本製鉄㈱115,80144.8104,42044.2 (注)上記の売上高には、商社等を経由したものが含まれております。また、売上高には、賃積船の運賃が含まれております。なお、上記以外に総売上高の10%以上を占める相手先はありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 経営成績等a. 財政状態 当連結会計年度末における総資産は2,963億61百万円となり、前連結会計年度末比84億13百万円増加しました。このうち流動資産は主として有価証券の増加により179億39百万円増加しました。固定資産は主として船舶の減少により、95億27百万円減少しました。 負債合計は前連結会計年度末に比べ160億49百万円減少し、1,091億61百万円となりました。このうち流動負債は主として支払手形及び営業未払金の増加により、42億57百万円増加しました。固定負債は主として長期借入金の減少により、203億6百万円減少しました。 純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上と配当金の支払の差引による利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ244億62百万円増加し、1,872億円となりました。 これらの結果、自己資本比率は前連結会計年度末の56.5%から当連結会計年度末は63.2%に増加しました。 b. 経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高2,297億84百万円(前年同期比7.1%減)、営業利益205億29百万円(前年同期比1.5%増)、経常利益210億46百万円(前年同期比10.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益240億95百万円(前年同期比29.4%増)と、前連結会計年度に比べ減収増益となりました。 なお、当社グループの事業構成は海上輸送業がほぼ全体を占めており、連結売上高に占める外航海運事業の割合は約9割、内航海運事業の割合は約1割となっております。 セグメント別の経営成績については、「(1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 c. キャッシュ・フロー 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 d. 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しています。その作成には経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額並びに開示に影響を与える見積りを必要としています。経営者は、これらの見積りについて過去の実績等を勘案し合理的に判断していますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 当期における世界経済は、長期化していたインフレの緩和を背景に一部の国・地域で金融政策の正常化に向けた動きがみられる中、米国経済が底堅く推移したことなどから、全体として比較的堅調に推移しました。一方で、関税措置を含む米国の通商政策やそれに対する各国の対応が、今後の世界経済や貿易動向に与える影響については引き続き不透明感が残る状況となりました。このような状況下、当社におきましては、為替レートが前年同期比円高で推移したこともあり、売上高は減少したものの、当初より計画していた老齢船の売却を着実に実行し売却益を計上したことなどから、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比で増益となりました。 次期の事業環境は、各国の通商政策(関税措置を含む)やそれに対する各国の対応、ならびに地政学的リスクの高まり等が、貨物輸送需要やトレードパターンに及ぼす影響を現時点で見通しにくい状況にあります。一方、海上荷動きについては、一部航路の通航制限等の影響が懸念されるものの、鉄鉱石やボーキサイトなどドライバルク貨物全体の輸送需要は堅調に推移する見込みと想定しています。 当社では、今後起こり得る事業上のリスクに対し細心の注意を払い、事業運営を行ってまいります。 ③ 資本の財源及び資金の流動性a. 資金需要 当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは当社グループの外航海運事業と内航海運事業に関わる船費、借船料、運航費等と各事業についての一般管理費等があります。また、設備資金需要としては船舶投資に加え、情報処理システムのための無形固定資産投資等があります。 当連結会計年度に実施した設備投資の総額は55億47百万円で、その主なものは船舶であります。また当連結会計年度末における船舶の新設に対する投資予定額は553億23百万円(既支払額153億9百万円を含む)であります。 b. 財務政策 当社グループの事業活動の維持拡大に必要な資金を安定的に確保するため、事業計画に基づく資金需要、金利動向等の調達環境、既存借入金の償還時期等を考慮の上、内部資金の活用及び国内金融機関からの借入により安定性を重視した資金調達を行っております。 当社グループの主要な事業資産である船舶の調達に当たっては、財政状態のバランスを図る観点から、船主からの用船も考慮に入れ、当社グループ全体の有利子負債を過度に増加させることなく、低コストかつ安定的な船隊の整備を行っております。当連結会計年度末の有利子負債残高は636億2百万円となりました。 また突発的な資金需要に対しては迅速かつ確実に流動性資金を確保すべく、複数の国内金融機関と複数年にわたり総額90億円のコミットメントラインを設定しており、流動性を補完しております。 c. キャッシュ・フロー 「(1) 経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 ④ 経営方針、経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 外航海運事業は、為替・燃料油価格・海運市況などの外部要因によって期間損益が左右されることに加え、他産業と比べて相対的に設備投資額が大きいという構造的な課題を抱えています。当社では、こうした業種特有の課題を強く意識した経営指標として、営業利益・ROE(自己資本利益率)・ネットD/Eレシオ(実質負債資本倍率)の3つに着目しています。営業利益は事業収益の規模感の、ROEは自己資本に対しての収益効率性の、ネットD/Eレシオは財務健全性の目安としています。2025年度の連結営業利益は205億29百万円、ROEは13.8%、Net DERは△0.01倍となり、2027年度目標を前倒しで達成することができました。2027年度に向けては引き続き安定した収益基盤を整備しながら、上記目標を達成することを目指しています。
セグメント情報2,999
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要 当社の報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検証を行う対象となっているものであります。 当社グループは、海運業を中心に事業活動を展開しており、船舶の運航地域を基礎として「外航海運事業」及び「内航海運事業」の2つを報告セグメントとしております。 外航海運事業は、撒積船による鉄鉱石・石炭・鉄鋼製品・非鉄鉱石等の輸送、タンカーによるLPG等の輸送、及び船舶の貸渡し等の事業を行っており、内航海運事業は、国内水域における撒積船による鉄鋼製品・石灰石・セメント等の輸送、タンカーによるLPG・LNG等の輸送、及び船舶の貸渡し等の事業を行っております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報並びに収益の分解情報前連結会計年度(自2024年4月1日 至2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注)1合計調整額(注)2(注)3連結財務諸表計上額 (注)4 外航海運事業内航海運事業計売上高 顧客との契約から生じる収益216,15231,256247,408-247,408-247,408外部顧客への売上高216,15231,256247,408-247,408-247,408セグメント間の内部売上高又は振替高-55391396△396-計216,15231,261247,413391247,804△396247,408セグメント利益又は損失(△)16,2773,96020,237△2120,216820,224セグメント資産252,80534,981287,785217288,002△54287,948その他の項目 減価償却費15,9952,09518,090418,094-18,094持分法適用会社への投資額649-649-649-649有形固定資産及び無形固定資産の増加額17,73691318,649-18,649-18,649(注)1.「その他」の区分には、情報サービス業等を含んでおります。2.セグメント利益又は損失(△)の調整額8百万円は、セグメント間取引消去額であります。3.セグメント資産の調整額△54百万円は、セグメント間取引消去額であります。4.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自2025年4月1日 至2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注)1合計調整額(注)2(注)3連結財務諸表計上額 (注)4 外航海運事業内航海運事業計売上高 顧客との契約から生じる収益197,06232,722229,784-229,784-229,784外部顧客への売上高197,06232,722229,784-229,784-229,784セグメント間の内部売上高又は振替高-22483484△484-計197,06232,724229,786483230,268△484229,784セグメント利益又は損失(△)15,4895,04120,530△1020,520920,529セグメント資産259,78536,491296,277247296,524△163296,361その他の項目 減価償却費14,3981,81216,210616,215-16,215持分法適用会社への投資額671-671-671-671有形固定資産及び無形固定資産の増加額5,4771895,666465,713-5,713(注)1.「その他」の区分には、情報サービス業等を含んでおります。2.セグメント利益又は損失(△)の調整額9百万円は、セグメント間取引消去額であります。3.セグメント資産の調整額△163百万円は、セグメント間取引消去額であります。4.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 【関連情報】前連結会計年度(自2024年4月1日 至2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 海上運送業の売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高(単位:百万円)日本オーストラリア北米・南米アジアその他合計 内、ブラジル68,50177,54663,99818,05025,90611,458247,408(注)売上高は運賃については積地を、貸船料については船舶の引渡地を基礎とし、その他の売上については顧客の所在地を基礎として国又は地域に分類しております。(表示方法の変更) 前連結会計年度において、区分掲記しておりました「欧州」、「中近東」は、金額的重要性が乏しくなったため、当連結会計年度より「その他」に含めて表示しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の「2.地域ごとの情報 (1) 売上高」の組替を行っております。 この結果、前連結会計年度において「欧州」に表示していた110百万円、「中近東」に表示していた483百万円は、「その他」として組み替えております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名日本製鉄㈱115,801 外航海運事業、内航海運事業 当連結会計年度(自2025年4月1日 至2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 海上運送業の売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高(単位:百万円)日本オーストラリア北米・南米アジアその他合計 内、ブラジル66,60772,25956,95521,18626,4847,479229,784(注)売上高は運賃については積地を、貸船料については船舶の引渡地を基礎とし、その他の売上については顧客の所在地を基礎として国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名日本製鉄㈱104,420 外航海運事業、内航海運事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組9,405
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 当社のサステナビリティに関する基本的な考え方 当社グループは、「海上物流で、共に世界の今をつくる責任、未来へとつなぐ責任を果たす」をパーパスとして掲げています。また、サステナビリティ基本方針に基づいて、自社およびステークホルダーにとって優先的に取り組むべきサステナビリティに関する重要な経営課題として、「最優先である安全運航の徹底」「環境保全・気候変動への取り組み強化」「輸送品質向上による顧客満足の向上」「人材の育成・評価、D&I、人権」「技術、イノベーション、DX」「健全なガバナンス、BCP」をマテリアリティとして特定し、継続的に課題解決に取り組んでおります。 加えて、2024年3月には中期経営計画「FORWARD 2030 Ⅱ Challenge for innovation and further growth with U」(2024~2027年度)を策定し、2030年に目指す姿として、「クリーンでサステナブルな海上輸送における必要不可欠な存在」として、ビジョンを設定しました。中期経営計画では、「2050年GHGネットゼロに向けた環境ロードマップ」を定めるほか、事業戦略を支える取り組みとして、サステナビリティに関する4つの取り組みを掲げました。中期経営計画の実行を通じて、サステナビリティの推進に取り組んでいます。 (1) ガバナンス① 組織体制 2024年6月に社長執行役員を委員長、全執行役員を委員とするサステナビリティ委員会を設立しました。本委員会は、人権、気候変動、生物多様性、非財務情報開示など、サステナビリティ全般の事項に特化し、取締役会に報告、提言を行っています。 2025年3月には、従来のESG経営推進チームを更にサステナビリティに特化する形で、主に人権やガバナンスに関する取り組みや、社内教育、非財務情報開示などを担当するESG・内部統制チームを設立しました。人的資本経営を推進する秘書・人事チームや、環境負荷低減に取り組む環境保全推進チーム等、関連部署と連携し、サステナビリティへの取り組みにおける実効性の向上に取り組みます。 サステナビリティ推進体制図 各組織の役割組織開催頻度責任者役割・主な審議内容取締役会1回/月代表取締役社長(議長)サステナビリティに関する取り組みについて、サステナビリティ委員会から報告を受け、サステナビリティ活動を監督する役割を担っています。特に重要な事項については、適宜必要な指示・助言を行っています。サステナビリティ委員会2回/年代表取締役社長(委員長)サステナビリティの取り組みに関する協議を行い、取締役会へ報告、提言を行っています。安全運航・環境保全推進委員会4回/年代表取締役社長(委員長)安全運航および気候変動を含む環境保全の取り組みに関する協議を行い、取締役会へ報告を行っています。内部統制・コンプライアンス委員会3回/年代表取締役社長(委員長)全社リスクの管理を含むガバナンスの強化、コンプライアンス推進の取り組みに関する協議を行い、取締役会へ報告を行っています。DX推進委員会2回/年代表取締役社長(委員長)サステナビリティを支えるDX推進や情報セキュリティの取り組みに関する協議を行い、取締役会へ報告を行っています。 ② スキル・マトリクス2026年6月23日(有価証券報告書提出日)現在の取締役が備えるスキルは以下です。サステナビリティ関連のスキルについて、山中一馬(代表取締役社長)は人事部門、宮本教子(取締役)はIR部門、また、藤田透(取締役)は安全管理部門、大西節(社外取締役)は監査部門、吉田正子(社外取締役)は監査役、竹ケ原啓介(社外取締役)は環境・CSR部門、加野理代(社外取締役)は弁護士としての実務経験があります。取締役会に求められるスキル取締役に期待するスキル社内取締役社外取締役山中一馬宮本教子藤田透北里真一金光潔大西節吉田正子竹ケ原啓介加野理代マネジメント企業経営〇〇 〇〇 市場・事業〇〇 〇〇〇〇 現場・技術(ICT含む) 〇〇〇〇 個別財務・ファイナンス 〇 〇 〇 ガバナンス、リスク管理、コンプライアンス〇〇 〇 〇〇〇〇人材マネジメント〇 〇〇 〇 サステナビリティ〇〇〇 〇〇〇〇カスタマーリレーションズ〇 〇 〇 経験海外駐在(グローバル) 〇 〇〇 〇 他社勤務(社内取締役)〇〇 経営経験(社外取締役) 〇〇 ③ サステナビリティのインセンティブ 2024年6月の取締役会にて決議された取締役報酬改定にて、業績連動報酬のうち、株式購入報酬の算出に用いる指標として、ESG指標を新たに追加しました。 ④ サステナビリティ重要課題(マテリアリティ) マテリアリティ対応する取り組み指標および目標(2025年度実績)リスク機会最優先である安全運航の徹底サステナブルシッピング戦略・労災死亡事故件数(0件)・重大海難事故件数(0件)・重大貨物事故件数(0件)・事故発生による 顧客の信頼失墜・事故発生リスクの 低減と競争力強化、 顧客の信頼獲得環境保全・気候変動への取り組み強化サステナブルシッピング戦略 DX戦略・年間GHG排出量(前年比 4.5%削減) ・船舶からの 漏油事故件数(0件)・次世代燃料船への投資が遅れ、環境保全に 後ろ向きと評価 ・次世代燃料の供給 インフラの整備が 進まない・サプライチェーンの環境負荷低減を重視する顧客と契約獲得 ・次世代燃料の供給 インフラ整備など 新たな機会へ参画輸送品質向上による顧客満足の向上サステナブルシッピング戦略今後の取り組み課題として、KPI設定を検討・サービス品質の低下に伴う貨物輸送シェア 縮小 ・安定収益基盤が 損なわれるリスク・次世代燃料船を含めた環境対応船の導入促進 ・製鉄プロセス脱炭素化に伴う貨物の輸送機会増加人材の育成・評価 D&I 人権人的資本戦略・女性管理職数(1人)・人権に関する基本的な考え方を理解している社員の割合(前年比 2.8%増)・人権研修受講率(100%)・勤労意欲の低下、 業務の非効率 ・人権侵害などによる社会的信用や信頼の 失墜、取引機会の喪失・労働生産性の向上と 競争力強化、 エンゲージメント向上 ・人権意識の向上により社会的評価が高まり、多様な人材を確保技術、イノベーション、DXDX戦略今後の取り組み課題として、KPI設定を検討・既存の仕組みに 固執し、必要な変革の 遅れ、競争力低下・船舶管理の高度化、 事故・災害の予防保全 ・時代の変化に進んで 対処し、他社との差別化、商圏の維持拡大健全なガバナンス、BCPガバナンス強化-・ガバナンス機能不全による企業価値毀損、 株価下落 ・本社機能喪失、 事業継続不能・透明性確保により 信用が高まる ・輸送サービス提供の 継続による社会貢献 (2) リスク管理① サステナビリティ全般に関するリスク管理 全社リスクについては、内部統制・コンプライアンス委員会にて、年に一度、各部門への執行状況のヒアリングを通じて、リスクの管理を行っています。サステナビリティ全般および気候変動に関するリスクについても、リスク項目に含めることで、サステナビリティ関連リスクと全社リスクの統合を図っています。リスク項目表については、取締役会および執行役員会に報告を行っています。 なお、当社グループにおけるリスクマネジメントの取り組みについては「3 事業等のリスク」にも記載しております。 ② 気候変動に関するリスクおよび機会を識別、評価および管理するための過程 気候変動に関するリスクおよび機会については、TCFD提言に沿ったシナリオ分析を通じて、識別および評価を行っています。シナリオ分析においては、不確実な将来に対してグループ全体のレジリエンスを確認するため、「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保つとともに、1.5℃に抑える努力を追求する」というパリ協定目標の達成を見据えた「2℃未満シナリオ」と、長期目標でもある2050年CO2排出ネットゼロ/カーボンニュートラルの達成を想定した「1.5℃シナリオ」、および世界的に気候変動対策が十分に進展しない場合を想定した「3℃シナリオ」について検討しております。 分析に参照したシナリオは、IEA WEO(World Energy Outlook)の、持続可能な発展シナリオ(SDS)、宣言国ネットゼロ達成シナリオ(APS)、2050年ネットゼロ実現シナリオ(NZE)、公表政策シナリオ(STEPS)であり、リスクまたは機会が発現しうる期間としては、短期(2027年まで)、中期(2030年まで)、長期(2050年まで)を想定しています。 各シナリオで想定したそれぞれの将来の事業環境の変化、および特定したリスクと機会は次のとおりです。 (3) 戦略① サステナビリティ全般の戦略 上記リスクと機会の認識のもと、当社は2024年3月に発表した中期経営計画「FORWARD 2030 Ⅱ Challenge for innovation and further growth with U」において、「人的資本戦略」「サステナブルシッピング戦略」「ガバナンス強化」「DX戦略」の4つの取り組みを掲げました。クリーンでサステナブルな海上輸送における必要不可欠な存在を目指し、ステークホルダーと協働して変革を続け、企業価値の更なる向上を図ってまいります。 人的資本戦略事業環境の変化・新たな市場への挑戦、脱炭素化に向けた技術革新など、中長期的な事業戦略を担える人材の 確保・育成が必要・サプライチェーン全体での人権リスクの防止・軽減など「ビジネスと人権」への関心の高まり計画・グローバルな海運会社として、人権意識や環境問題への取り組みが企業価値を向上・戦略業務に専心できる職場環境の整備によるエンゲージメント向上戦略人財を育て、活かす・人材育成・研修体系を整備し人的資本の価値最大化を目指す・挑戦・成果を評価する人事制度の運用・キャリア形成のための教育・研修制度拡充・事業戦略実現のための要員・採用施策・女性・シニアの活躍推進社会的責任を果たす・人権DDの推進、Well-beingの実現により人権を尊重する意識の向上を図る・サプライチェーン全体における人権尊重を徹底し、人権侵害の予防・軽減・救済に取り組む・働きやすさの向上と健康経営の推進 サステナブルシッピング戦略事業環境の変化・コロナ禍により船員の交代難が発生し、長期乗船など労働環境が悪化・「ビジネスと人権」意識の高まりとともに、船員のWell-being向上などが求められる・陸から海へのモーダルシフトが進む内航海運業界でも船員不足は深刻計画・「人権DDの対象範囲の拡大」「船員のWell-beingの最大化」「エンゲージメントの向上」に より、船員の判断力、創造力を最大限に発揮できる職場環境を実現・職場環境の整備により、優秀な船員を確保し、競争力の源泉とする戦略・安全運航の徹底のため、国内外の優秀な船員と海技士の確保・育成に努め重大事故・災害ゼロへ・新燃料船への配乗・液体貨物輸送への展開など成長戦略を支える有資格船員の育成継続的な次世代船員の確保新卒採用の継続、採用先の多様化船員の教育・訓練システム強化育成プランの充実・明確化、システム連携の高度化船舶管理機能強化監督育成の強化、IT/DXの積極的な導入2050年カーボンニュートラルの実現2030年GHG総排出量削減目標達成に向けた環境ロードマップの実行・次世代燃料の導入検討運航効率追求省エネ装置導入、超減速の深度化 ガバナンス強化事業環境の変化・海運業界を取り巻く事業環境の変化による経営リスクの増大と、リスクマネジメント強化の 必要性が高まる・多様なステークホルダーに対する社会的責任を果たすためコーポレート・ガバナンス強化が 求められる計画・環境変化に対する迅速な意思決定の実現と、全社的なモニタリング機能の強化を図る・ステークホルダーとの対話を通じて中長期的な企業価値の向上を目指す戦略中期経営計画の進捗状況を継続的にモニタリングすることで、環境変化への対応や、成長戦略など長期的な課題に関する議論を充実させることにより取締役会の実効性向上を図る取締役会の実効性取締役会の実効性評価アンケートを通じた運営の改善コンプライアンス体制強化社内教育の充実、取り組み強化リスク管理各組織が自律的に対応できるリスクカルチャーの醸成情報管理情報管理の徹底、情報セキュリティの強化による安全性向上情報開示公平かつ迅速な情報開示の強化 DX戦略事業環境の変化・環境対応による海運業界の構造変化を踏まえた価値創造モデルの構築・脱炭素化や「ビジネスと人権」を意識した顧客ニーズに応える船舶管理の高度化・多様なステークホルダーの立場を踏まえた公正かつ迅速な意思決定計画人的資本戦略DX推進により社員が高度な戦略業務に専心できる職場環境を整備するサステナブルシッピング戦略船舶DXを推進し事故・災害の予防保全、船舶管理の高度化、運航効率改善ガバナンス強化DX推進によりモニタリング効率化を含むガバナンスの強化を図る戦略サイバーセキュリティの強化船舶DX予防保全装置、作業支援ロボ、運航支援システムIT人材育成IT研修の拡充、デジタルコア人材の育成基幹システム投資新基幹システム検討、営業支援システム、会計システム業務高度化業務高度化投資、人事DXの活用、DXによる業務の効率化デジタル教育の加速 ② 気候変動に関する戦略 気候変動については、上記シナリオ分析を踏まえ、中期経営計画では、新燃料船の整備へ1,650億円の投資を計画しています。この投資は、既存船のリプレースやメタノールDF船など新燃料船への投資、バイオ燃料の安定確保などを含みます。 また、詳細は当社ホームページにて開示しております。https://www.nsuship.co.jp/sustainability/environment/tcfd/ ③ 人材の多様性の確保を含む人材育成方針および社内環境整備方針 当社では、持続可能な社会の実現に貢献するためには、多様な個性を活かすとともに、人材へ積極的に投資することにより、さまざまな事業環境の変化に対応し、誇りや意欲を持ちながら会社の成長を支える人材を育成することが重要であると考えております。なお、グループ各社で事業規
コーポレート・ガバナンスの概要6,261
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】当社のコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、「誠実で良質な海上輸送サービスの提供を通じて社会の発展に貢献する」という企業理念の下、株主や取引先をはじめとするすべてのステークホルダーの負託と信頼に応えて、当社グループの健全で持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図ってまいります。そのため、当社は、当社グループの事業に適したコーポレート・ガバナンスの仕組みを整え、経営の効率性・健全性・透明性等の観点から不断に点検を行い、改善してまいります。① 会社の機関の内容および内部統制システムの整備の状況についてa. 会社の機関の基本説明(後記 模式図ご参照)当社は、会社法で規定されている株式会社の機関制度を基本とした監査役会設置会社です。取締役会、監査役会、その他の機関を通じてコーポレート・ガバナンス体制の強化に努めております。2026年6月23日(有価証券報告書提出日)現在の各機関の機能については以下のとおりです。 イ 取締役会当社の取締役会は、社内取締役5名(うち執行役員兼務5名)および社外取締役4名(うち東京証券取引所が定める独立役員として同取引所に届け出ている社外取締役4名)で構成しております。取締役会は、法令・定款に定められた事項および取締役会付議基準で定められた経営上の重要事項に関する意思決定機関、および業務執行状況を監督する機関として、原則として毎月1回開催しております。 <取締役会構成員>山中一馬(議長 代表取締役社長)、宮本教子、藤田透、北里真一、金光潔、大西節、吉田正子、竹ケ原啓介、加野理代※下線は社外取締役であります。 ロ 執行役員会執行役員会は、取締役会が決定した基本方針に基づき、業務執行および経営管理に関する重要事項の協議・決定や取締役会付議事項の事前協議を行う機関として、原則として毎週開催しております。構成員は取締役会において選任された執行役員16名です。 <執行役員会構成員>山中一馬(議長 社長執行役員)、宮本教子、藤田透、北里真一、金光潔、阿諏訪直樹、安藤雅則、中村新吾、髙見隆昌、征矢秀人、小野雄士、佐藤義則、関健太郎、薗田恭、入江徹也、菅井正樹 ハ 監査役会当社の監査役会は、社内監査役1名および社外監査役3名(うち東京証券取引所が定める独立役員として同取引所に届け出ている社外監査役1名)で構成され、法令に定める権限を行使するほか、監査役会を組織し監査基準を定め、取締役、執行役員および従業員の業務執行の適法性・相当性について適正な監査を行います。上述の取締役会、執行役員会のほか、重要な会議および委員会へ出席し、経営課題、業務実態の把握に努めるとともに、法令および定款に違反する行為を未然に防止する等、的確な監査を実施しております。 <監査役会構成員>紀平徹(議長 常勤監査役)、宮澤総一、山本昌平、毛利具仁※下線は社外監査役であります。 ニ 指名・報酬諮問委員会取締役の指名、報酬に係る取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化することを目的として、取締役会の下にその諮問機関として、指名・報酬諮問委員会を設置しております。独立社外取締役を議長とし、社内取締役2名および独立社外取締役3名を加えた6名で構成され、委員は取締役会の決議によって選任されます。 <指名・報酬諮問委員会構成員>大西節(議長 独立社外取締役)、山中一馬、北里真一、吉田正子、竹ケ原啓介、加野理代※下線は社外取締役であります。 b. 企業統治の体制を採用する理由当社は事業・経営に精通した取締役を中心とする取締役会が重要な業務の執行について決定を行うとともに、強い権限を有する監査役が取締役会に出席することにより独立した立場から取締役等の職務執行を監査する体制を取っており、経営の効率性、健全性は確保されていると判断し、現在の体制を採用しております。 c. その他の企業統治に関する事項・内部統制システム等の整備の状況 当社は、会社法第362条第4項第6号並びに会社法施行規則第100条第1項および第3項に基づく内部統制として、「グループ企業理念」に基づき、企業価値の継続的な向上を図りつつ、社会から信頼される企業の実現を目指し、関係法規を遵守し、財務報告の信頼性と業務の有効性・効率性を確保するため、以下の通り、当社の業務の適正を確保するための体制を整備し、適切に運用するとともに、企業統治を一層強化する観点から、その継続的改善に努めることを掲げております。 1.当社の取締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制2.当社の取締役の職務の執行にかかる情報の保存および管理に関する体制3.当社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制4.当社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制5.当社および子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制6.監査役の監査に関する事項7.財務報告の適正性確保のための体制 さらに、当社は社会に対し信頼できる財務情報を提供する重要性を理解し、法令および財務報告基本方針並びに財務報告に係る内部統制規程等の社内規程に基づき、日々の業務を進めております。また、当社グループの内部統制の水準向上を図るため、内部統制・コンプライアンス委員会において年間の内部統制活動計画を策定し、その進捗管理を行っております。 ・子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況 子会社の経営上の重要事項については、当社の管理担当部門に報告され、付議基準に則り執行役員会および取締役会に付議および報告されております。その他、1.当社社長とグループ会社社長との社長会開催、2. 子会社の取締役を兼任する当社の業務執行役員および使用人の子会社取締役会への参加、3. グループ会社監査役連絡会の定期開催などを通じてグループ会社との情報共有を行っております。 ②リスク管理体制の整備の状況 当社は、経営に重要な影響を及ぼすリスクが顕在化したときにも事業の継続と安定的発展を確保できるよう、リスク管理の基本事項として、「リスク管理規程」を定めております。 本規定に基づき、事業活動全般にわたり生じ得る諸々のリスクについて、関連部門または各種委員会においてリスクの分析やその対応策を検討した上で、執行役員会、取締役会において協議・決定を行い、また、年度末には社長を委員長とする内部統制・コンプライアンス委員会において、「リスク項目表」に基づき、各リスク項目の見直しや管理執行状況の報告と評価を行い、その結果を、取締役会へ報告しております。 なお、一定金額以上の大型投資や、不確実性の高い投資判断を行う場合に、執行役員会・取締役会に上程する前に当社に及ぼす影響・リスク等を明らかにすることを目的として、投融資委員会において社内横断的に協議しております。 ③ 取締役および監査役の責任免除当社は、法令の定めるところに従い、取締役会の決議によって、任務を怠ったことによる取締役および監査役の損害賠償責任を免除することができる旨を定款に定めております。これは、取締役および監査役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。 ④ 責任限定契約の内容の概要当社は取締役(業務執行取締役であるものを除く)および監査役との間で、会社法第427条第1項の規定により、同法第423条第1項に定める責任について、その職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がないときは、会社法第425条第1項各号に定める金額の合計額を限度とする契約を締結しております。 ⑤ 役員等賠償責任保険契約当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。役員としての業務遂行に起因して、保険期間中に損害賠償請求(株主代表訴訟を含む)がなされたことにより、被保険者が被る損害賠償金、争訟費用の損害を当該保険契約により填補することとしております。 当該保険契約の被保険者は当社の取締役と監査役ならびに執行役員および子会社であるNSユナイテッド内航海運株式会社とNSユナイテッドタンカー株式会社の取締役と監査役であり、保険料は当社および子会社が全額負担しております。 ただし、被保険者である役員の職務の執行の適正性が損なわれないために、当該保険契約に免責金額を定めているほか、被保険者の犯罪行為に起因する損害や法令に違反することを被保険者が認識しながら行った行為に起因する損害等については、填補されないこと等を定めております。 ⑥ 補償契約当社は各取締役および監査役との間で、会社法第430条の2第1項に規定する補償契約を締結しており、同項第1号の費用および同項第2号の損失を法令の定める範囲内において当社が補償することとしております。ただし、被補償者である役員の職務の執行の適正性が損なわれないために、被補償者に対して責任の追及に係る請求をする場合(株主代表訴訟を除く)の費用や、被補償者が職務の執行において悪意または重大な過失があった場合の損失等については、当社が補償義務を負わないこと等を定めております。 ⑦ 取締役の定数当社の取締役は10名以内とする旨を定款に定めております。 ⑧ 取締役の選任の決議要件当社は、取締役の選任決議について、株主総会において議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款に定めております。 ⑨ 中間配当金当社は、取締役会の決議によって、毎年9月30日の最終の株主名簿に記録された株主または登録株式質権者に対し、会社法第454条第5項に定める剰余金の配当(中間配当)をすることができる旨を定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を行うことを可能とすることを目的とするものであります。 ⑩ 株主総会の特別決議要件 当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 ⑪ 剰余金の配当等の決定機関当社は、剰余金の配当、自己株式の取得に関する事項等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めのある場合を除き、取締役会の決議によって定めることができる旨を定款に定めております。これは、剰余金の配当、自己株式の取得等を取締役会の権限とすることにより、株主への機動的な利益還元、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とすることを目的とするものであります。 ⑫ 取締役会および指名・報酬諮問委員会の活動状況(2025年度)・当事業年度における、個々の役員の取締役会および指名・報酬諮問委員会の出席状況は次のとおりです。役職氏名取締役会指名・報酬諮問委員会回数割合(%)回数割合(%)委員代表取締役社長社長執行役員山中 一馬14/141003/3100○取締役専務執行役員宮本 教子14/14100---取締役常務執行役員藤田 透14/14100---取締役常務執行役員北里 真一14/141003/3100○取締役常務執行役員金光 潔14/14100---取締役大西 節14/141003/3100○取締役井上 龍子4/41001/1100○取締役吉田 正子14/141003/3100○取締役竹ケ原 啓介10/101002/2100○取締役加野 理代9/10901/250○監査役(常勤)紀平 徹14/14100---監査役(常勤)宮澤 総一10/10100---監査役山本 昌平14/14100---監査役竹ケ原 啓介4/4100---監査役毛利 具仁14/14100---(注)取締役 井上龍子氏は2025年6月25日開催の第99回定時株主総会終結の時を以て任期満了により退任したため、開催回数および出席回数は在任中のものです。(注)取締役 加野理代氏、監査役 宮澤総一氏は2025年6月25日開催の第99回定時株主総会にて選任され、就任したため、開催回数および出席回数は在任中のものです。(注)取締役 竹ケ原啓介氏は、2024年6月26日開催の第98回定時株主総会にて監査役に選任され、就任しましたが、2025年6月25日開催の第99回定時株主総会終結の時をもって任期満了により退任するとともに、同総会にて取締役に選任され、就任しましたため、開催回数および出席回数は在任中のものです。 ・取締役会の審議・決議状況主に、経営全般に関わる重要事項、経営戦略・方針や、中期経営計画の進捗、重要な大型投資の決定、法定事項の承認、コーポレート・ガバナンス等の審議および決議を行いました。 ・指名・報酬諮問委員会の状況2025年度については3回開催し、役員報酬と役員人事に関する審議を行いました。 ・取締役会の実効性評価における課題への対応状況当社では2015年度より、毎年全ての取締役および監査役を対象とした取締役会の実効性評価アンケート調査を実施しており、その結果を取締役会で共有しております。2025年度は前年度に引き続き、第三者アドバイザーによる取締役会全般(役割・機能、規模・構成、運営、内部統制、社外取締役の活用、株主・投資家との関係等)に関する28問のアンケート調査を実施しました。 2025年度は前年度挙げられた課題①~④の解決に取り組み、運営面で一定の改善が進みました。①中長期的な経営戦略やリスク管理等に関する議論の更なる拡充リスク管理については、リスクマネジメント年間計画を立てリスク項目の見直し、取締役による複数回の議論などを実施しました。②取締役会で決議・報告された事項のフォローアップ議事・課題一覧表を整備し、各役員が対応状況を適宜確認できる体制も整備しました。③社外役員への業界の理解を深める機会が不足していることや会社理解のための機会の更なる拡充社外役員に対し、今年度も現場視察の機会を設けました。④内部統制や内部通報制度に関する監督の継続、一層の強化内部通報制度の更なる理解浸透のため研修動画を作成し、一層の周知啓もうを図りました。 その結果、2025年度の実効性評価アンケートにおいては、当社の取締役会はその構成
役員の報酬等2,989
(4)【役員の報酬等】①役員の報酬の内容取締役および監査役の報酬等の額は以下のとおりです。役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)固定報酬業績連動報酬固定報酬対象員数賞与対象員数株式購入報酬対象員数取締役(社外取締役を除く)2581725505355監査役(社外監査役を除く)24241----社外役員 社外取締役41415----社外監査役30303----計35326714505355(注)1.上表の固定報酬は当事業年度の支給実績です。対象員数・支給額には、2025年6月25日開催の第99回定時株主総会終結の時をもって退任した取締役1名、および監査役1名を含んでおります。また、在任中の監査役1名については無報酬のため含んでおりません。2.上記業績連動報酬(賞与・株式購入報酬)は、2026年6月25日開催の取締役会で支給を決議する予定です。3.上記業績連動報酬の算定の基礎とした業績指標の実績値は、以下のとおりです。2026年3月期業績・当社連結営業利益 目標:200億円 実績:205億円・自己資本利益率(ROE) 目標:10% 実績:13.8%4.上記業績連動報酬の対象員数は、2026年3月31日時点で在任する当社の常勤取締役の員数です。5.取締役・監査役の報酬は全て金銭報酬であり、非金銭報酬はございません。 ②役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針の内容および決定方法a. 報酬等の決定に関する手続 当社は取締役の報酬等について、指名・報酬諮問委員会による意見の答申および助言を踏まえ、最終的には取締役会の決議により定めています。裁量の範囲は、株主総会決議の範囲内です。指名・報酬諮問委員会は、取締役の指名、報酬等に係る取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化することを目的として、取締役会の下にその諮問機関として設置されたものであり、2026年6月23日(有価証券報告書提出日)現在の代表取締役社長を含む6名の取締役によって構成され、うち過半数は社外取締役が占めています。 指名・報酬諮問委員会は、取締役会の諮問機関として、後述の「報酬等の算定方法の決定に関する方針」の作成に関与すると共に、同方針に基づき、固定報酬が役位に応じて適切に決定されているか、業績連動型報酬が会社の業績評価を適切に反映しているか等、算出された役員報酬の妥当性の検討を行い、取締役会に答申を行っております。 また、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法および決定された報酬等の内容が取締役会で決議された決定方針と整合していることや、指名・報酬諮問委員会からの答申が尊重されていることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。 2025年度の指名・報酬諮問委員会の活動状況 2025年度については3回開催し、役員報酬と役員人事に関する審議を行いました。 b.報酬等の算定方法の決定に関する方針 当社は2021年2月26日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針を決議し、2025年3月27日開催の取締役会にて一部改定を決議して今日に至っております。当該取締役会の決議に際しては、予め決議する内容について2021年2月24日および2025年2月27日に指名・報酬諮問委員会へ諮問し、答申を受けております。 イ 取締役の報酬の基本的な考え方Ⅰ.目的および基本的な考え方(1) 中長期的な企業価値の向上に資すること(2) 株主からの受託責任に応えること(3) 人材確保につながること Ⅱ.報酬決定方針の基本原則(1) 企業価値向上に向けて健全なインセンティブとして十分に機能するよう、経営戦略との整合性を確保した報酬体系とします。具体的には、固定報酬のほか、短期業績や中長期的経営の進捗が適切に反映される業績連動型報酬により構成されます。(2) 株主目線を重視するため、現金支給する報酬と株式購入報酬(取締役が役員持株会に拠出し、持株会を通じて株式を購入するための現金を支給する報酬)を組み合わせて支給します。(3) 固定報酬は同一役位同一報酬とし、世間水準との整合性にも留意して金額を決定します。(4) 報酬体系や各年の具体的水準の決定においては、公正と透明性を確保するため、指名・報酬諮問委員会を活用します。(5) 従業員とのバランスや業界動向等にも配慮します。 ロ 報酬等の基本構成について固定報酬と業績連動型賞与および株式購入報酬の割合については、海運業界や関連する業種・業態の企業の報酬水準・構成を踏まえて、企業価値向上に向けたインセンティブとして、短期業績や中長期的経営目標の進捗が適切に反映されるよう設定し、業績連動型役員賞与と株式購入報酬とを合わせた業績連動型報酬の報酬総額に占める割合は、最大で4割程度となるものとします。 また、固定報酬を含めた総支給額は、2025年6月25日開催の第99回定時株主総会において承認された報酬額である「年額5億円以内」を超えないものとします。なお、当社の取締役は10名以内とする旨を定款に定めております。 ハ 固定報酬に関する方針固定報酬は、海運業界において求められる能力および責任に見合った水準を勘案して、世間水準との整合性や従業員との報酬格差にも留意のうえ、役位に応じて定められた基準額を月次の額として現金支給します。監督機能を担う社外取締役については、その職務に鑑み、固定報酬のみを支給します。 二 業績連動型報酬に関する方針業績連動型役員賞与:収益力の維持向上のためのインセンティブを付与するべく、配当政策および従業員への一定以上の臨時手当(賞与)支給を前提に、短期業績連動報酬として毎期の1株当たり配当額および安全運航実績に連動する賞与を、毎年、一定の時期に現金支給します。 株式購入報酬:中長期的業績連動報酬として、中期経営計画の達成度や企業価値(株式価値)の向上に連動する株式購入報酬を在任期間にわたり毎月均等に現金支給します。具体的には、営業利益や自己資本利益率(ROE)といった中期経営計画が目標とする業績指標の達成度のほか、当社時価総額やESG指標等を反映した総合的評価に基づいて算出します。取締役は、支給された株式購入報酬相当額を役員持株会に拠出し、持株会を通じて株式を購入します。中期経営計画を新たに策定した際には目標となる業績指標等の算定方法の見直しを行います。基本的には、達成度合によって業績連動型報酬も増減する方式を採っております。 ホ 社外取締役および監査役の報酬について社外取締役および監査役については、業務執行から独立した立場から当社および当社グループ全体の経営に対して監督・助言を行う役割を担うことを考慮し、基本報酬のみを支払うこととしています。社外取締役の報酬は、前述の株主総会決議の範囲内で、取締役会の決議に基づいて定めることとし、監査役の報酬は、2025年6月25日開催の第99回定時株主総会において承認された報酬額である「年額1億2千万円以内」を超えないものとし、監査役の協議により定めています。なお、当社の監査役は4名以内とする旨を定款に定めております。
従業員の状況1,279
(2)【従業員の状況】① 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)外航海運事業262内航海運事業371その他36合計669 ② 提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)26140.214.411,966,8948.6 (注)1.従業員の平均年間給与には基準外賃金および賞与が含まれております。 2.外航海運事業の単一セグメントであるため、セグメント毎の記載を省略しております。 ③ 労働組合の状況(a) 陸員 提出会社については、NSユナイテッド海運労働組合が1962年5月15日に結成され、現在に至っております。労働組合との間に特記すべき事項はありません。(b) 海員 当社グループの海上従業員は、全国単一労働組合である全日本海員組合に加入しております。労働組合との間に特記すべき事項はありません。 ④ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異(a) 提出会社当事業年度管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者1.384.671.070.651.7 (b) 連結子会社当事業年度名称管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者NSユナイテッド内航海運㈱0.0100.071.871.8- (c) 連結会社当事業年度管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)男性労働者の育児休業取得率(%)労働者の男女の賃金の額の差異(%)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者1.783.378.879.362.8(注)1.上記指標のうち、管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、および労働者の男女の賃金の額の差異の数値は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.上記指標のうち、男性労働者の育児休業取得率の数値は、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号) 第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.連結子会社における各指標の数値について、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表義務の対象ではない会社は、記載を省略しております。4.連結会社における各指標の数値は、提出会社および国内の連結子会社を合計して算出したものであります。
関係会社の状況4,336
4【関係会社の状況】(1)連結子会社名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等営業上の取引資金援助NSユナイテッド内航海運㈱東京都千代田区百万円718内航海運事業100.00有--NSユナイテッドタンカー㈱東京都千代田区百万円180内航海運事業100.00有--NSユナイテッドマリンサービス㈱東京都千代田区百万円20外航海運事業100.00有当社に対する船員派遣・安全監督・新造船建造監督-NSユナイテッドビジネス㈱東京都千代田区百万円45その他100.00有当社の総務・経理業務受託-NSユナイテッドシステム㈱東京都千代田区百万円50その他100.00有当社に対するシステム管理-NEW HARVEST S.A.PANAMA CITYPANAMAUS$20,000外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金 債務保証NEW GRACE MARITIME S.A.PANAMA CITYPANAMAUS$1,000外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金AQUAMARINE OCEAN S.A.PANAMA CITYPANAMAUS$1,000外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付-BEETLE SHIPPING S.A.PANAMA CITYPANAMAUS$1,000外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金CAMOMILE MARITIME S.A.PANAMA CITYPANAMAUS$1,000外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金ENERGY21 SHIPPING S.A.PANAMA CITYPANAMAUS$1,000外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付-FAIRWAY SHIPPING S.A.PANAMA CITYPANAMAUS$1,000外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金HIGHLAND MARITIME S.A.PANAMA CITYPANAMAUS$1,000外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金KALEIDOSCOPE SHIPPING S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付-MAREA BUENA S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金NARCISSUS MARITIME S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金 債務保証ORCHIDEA MARITIME S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金 名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等営業上の取引資金援助PLEIADES SHIPPING S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金QUARK SHIPPING S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金RAINBOW QUEST SHIPPING S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付-SALVIA MARITIME S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金VELA MARITIME S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金WODEN MARITIME S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金XANADU MARITIME S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金 債務保証YGGDRASIL MARITIME S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付-ZEPHYROS LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金ACACIA LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金BOND LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金 債務保証CARA LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付-DENEB LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金EMMA LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金FUJI LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付-GARDENIA LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金 債務保証HYDRANGEA LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金KERRIA LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶貸付 貸付金LINDEN LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶貸付 貸付金 債務保証MAYFLOWER LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶貸付 貸付金 債務保証PANSY LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶貸付 貸付金 債務保証HOSEI SHIPPING S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円5外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金 債務保証 名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容役員の兼任等営業上の取引資金援助ROSSO LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金SELENITE LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金 債務保証TIGER HEART SHIPPING S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金QUINCE LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金UPSTREAM LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金 債務保証NAVIGATOR LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付-OREGANO LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金XCEL LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 債務保証YEASTER LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付 貸付金 債務保証ZIPANG LINE S.A.PANAMA CITYPANAMA百万円0.1外航海運事業100.00有当社に対する船舶の貸付-協和汽船㈱福岡県福岡市 博多区百万円100内航海運事業※1100.00(100.00)無--尻屋運輸㈱青森県下北郡百万円10内航海運事業※1100.00(100.00)無--NSユナイテッド内航マリン㈱東京都千代田区百万円3内航海運事業※1100.00(100.00)無--室町海運㈱東京都千代田区百万円10内航海運事業※1100.00(100.00)無--㈱二丈海運福岡県福岡市 博多区百万円3内航海運事業※2100.00(100.00)無--中央海運㈱東京都千代田区百万円10内航海運事業※3100.00(100.00)無-- (注)1.上記以外に持分法適用会社が3社あります。2.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。3.議決権所有割合の( )内は、関係会社を通じ間接所有している場合、それらの関係会社が所有する割合の合計で内数、※1はNSユナイテッド内航海運㈱、※2は協和汽船㈱、※3はNSユナイテッドタンカー㈱の所有であります。4.NSユナイテッド内航海運㈱は、売上高の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 (1)海運業収益 30,785百万円 (2)経常利益 4,957百万円 (3)当期純利益 3,452百万円 (4)純資産額 18,903百万円 (5)総資産額 31,851百万円 (2)その他の関係会社名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の被所有割合(%)関係内容役員の兼任等営業上の取引資金援助日本製鉄㈱東京都千代田区569,519鉄鋼の製造販売等33.43有鉄鋼原料及び製品の輸送-日本郵船㈱東京都千代田区144,319海運業18.39有船舶の貸付船舶の借入- (注)1.日本製鉄㈱、日本郵船㈱は、有価証券報告書を提出しております。2.日本郵船㈱の当社議決権の所有割合は18.39%ですが、影響力基準によりその他の関係会社に該当しております。
配当政策439
3【配当政策】 当社は、株主への利益還元を経営上重要な施策の一つとして位置づけ、将来における安定的な企業成長と経営環境の変化に対応するために必要な内部留保資金を確保しつつ、連結業績に対する配当性向は30%を基準として、経営成績に応じた株主各位への利益還元を継続的に行うことを基本方針としています。 当期につきましては、中間配当を1株当たり105円実施致しました。期末配当は上述の方針に則り、1株当たり205 円、通期で310円とすることを、2026年6月25日開催の第100回定時株主総会の議案として付議する予定です。 また、当社は、株主総会の決議によって期末配当を行うことができる旨、及び取締役会の決議によって中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。 当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりです。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年10月31日2,474105取締役会決議2026年6月25日4,831205定時株主総会決議(予定)
研究開発活動204
6【研究開発活動】 当社グループでは、サステナブルな社会の発展に貢献すべく、サプライチェーンにおける海上輸送の温室効果ガス排出削減を目指しており、その一環としてバイオディーゼル燃料による船舶の航行に関する研究を推進しております。具体的には、非食用植物由来のバイオ燃料を利用すべく、性状分析は勿論、長期間保存した場合の安定性などを確認しております。 なお、当連結会計年度における研究開発費の総額は2百万円です。
主要な設備の状況723
2【主要な設備の状況】(1)船舶(2026年3月31日現在) セグメントの名称会社区分区分隻数総トン数重量トン数(K/T)帳簿価額(百万円) 所有船2200,455388,9305,697外航海運事業提出会社用船913,414,3526,164,156 - 計933,614,8076,553,0865,697 在外子会社所有船373,441,8706,516,310113,634 所有船21109,621127,87513,217内航海運事業国内子会社用船・受託船6051,867115,149 - 計81161,488243,02413,217 所有船603,751,9467,033,115132,547合計用船・受託船1513,466,2196,279,305 - 計2117,218,16513,312,420132,547 (注)1.在外子会社の所有船37隻は提出会社が用船しておりますが、上記表における提出会社の用船欄には、在外子会社の所有船は含まれておりません。2.国内子会社の所有船には共有船が含まれております。 (2)船舶以外の設備① 提出会社(2026年3月31日現在) セグメントの名称帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物土地(面積(㎡))その他合計外航海運事業2251(17)146371205 (注)本社事務所は賃借しており、その面積は1,817㎡です。 ② 子会社(2026年3月31日現在) セグメントの名称帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物土地(面積(㎡))その他合計外航海運事業3-(-)94981内航海運事業1251(17)8020695その他39-(-)54436合計1671(17)179348132
監査の状況3,369
(3)【監査の状況】① 監査役監査の状況a. 組織・人員2026年6月23日(有価証券報告書提出日)現在の当社の監査役は4名(うち社外監査役3名)で、そのうち常勤監査役は2名で構成されています。監査役の職務を補助する監査役スタッフを1名兼任で配置し、監査役の職務遂行のサポートを行っています。当社における監査役監査につきましては、監査役会の定めた監査基準に従って、監査役が取締役会その他重要な会議に出席するほか、取締役等との面談、重要な決裁書類等の閲覧等の監査活動を行っております。また、会計監査人や内部監査室及び子会社監査役との連携及び意思疎通を図ること等により、それぞれの監査を実効的かつ効率的に実施しています。 b. 監査役会の活動状況当事業年度において監査役会を17回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりです。 氏名開催回数出席回数紀平 徹17回17回宮澤 総一12回12回山本 昌平17回17回竹ケ原 啓介5回5回毛利 具仁17回17回(注)竹ケ原啓介氏は、2024年6月26日開催の第98回定時株主総会にて監査役に選任され、就任しましたが、2025年6月25日開催の第99回定時株主総会終結の時をもって任期満了により退任するとともに、同総会にて取締役に選任され、就任しましたため、開催回数および出席回数は監査役在任中のものです。(注)宮澤総一氏は2025年6月25日開催の第99回定時株主総会にて選任され、就任しましたので、開催回数及び出席回数は在任中のものです。 監査役会においては、監査計画の策定や、監査報告書の作成、会計監査人の監査報酬、会計監査人の評価(再任・不再任)、事業報告、計算書類・連結計算書類の監査等を具体的な検討内容として行っています。 c. 監査役の主な活動状況常勤監査役は、職務の分担に従い、取締役、内部統制部門や内部監査室と意思疎通を図り、情報の収集及び監査の環境の整備に努めるとともに、業務執行の監査について主に以下の活動を行っています。 ・重点監査事項にかかる業務監査・取締役会や執行役員会、その他重要な会議への出席・代表取締役、取締役、執行役員、グループマネジャー、及び子会社社長との面談・執行部門との会合による業務の執行状況の聴取および意見交換・内部監査室および内部統制部門との連携・重要書類の閲覧・当社グループ会社監査役間における連絡会の実施 このほか、当社海外現地法人等への往査、視察を実施し、経営責任者等との面談を通じて業務執行の監査を実施しました。各海外店所長に対するアンケート形式による内部統制状況の確認を行ったほか、本社での海外店所会議期間中に合同形式で会合を行いました。 また、会計監査人とは円滑なコミュニケーションを図っており、監査役会と会計監査人の連携状況は主に以下の通りです。 ・監査計画の聴取・会計監査人監査報告および期中レビュー報告の聴取および意見交換・会計監査人の品質管理体制の聴取・内部統制監査報告の聴取・監査上の主要な検討事項(KAM)について(航海日割基準における総航海日数の見積り)の決定プロセスに関する協議 上記の監査活動について、非常勤監査役は、取締役会などの重要な会議への出席、代表取締役、取締役、及び子会社社長との面談、重要書類の閲覧及び会計監査人との連携などを分担しています。 ② 内部監査の状況当社における内部監査は、2004年12月に内部監査規程を制定し(最新改定:2009年6月)、内部監査室に室長以下3名を任命しております。内部監査室は、代表取締役社長の指揮・命令により会社の一切の業務執行状況を検討・評価し、社長に結果を報告する体制を取っています。また、併せて取締役会・監査役会に直接報告する運用を行っています。加えて、内部監査等で代表取締役社長を補佐し、会社全体の内部統制システムが前述の内部統制基本方針に沿って構築・運用されていることを監視するため、内部統制担当執行役員を任命しております。監査役は、毎月監査役会を開催し監査結果及びその他情報の共有を図っております。また、内部監査室及び内部統制部門とは定例的、かつ必要な時に都度、意思疎通を図り、連携を保っております。加えて、監査役は会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監視及び検証するとともに、会計監査人から定期的に職務執行状況の報告を受け、必要に応じて説明を求めることにより情報交換を行い、その報告を受ける際には内部監査室も加わることで相互の連携を深めております。 ③ 会計監査の状況当社の会計監査はEY新日本有限責任監査法人に委嘱しております。同監査法人及び当社監査に従事する同監査法人の業務執行社員と当社の間には、公認会計士法の規定により記載すべき利害関係はありません。当社は同監査法人との間で、会社法監査と金融商品取引法監査について監査契約書を締結し、それに基づき報酬を支払っております。当期において業務を執行した公認会計士の氏名、監査業務に係る補助者の構成については以下のとおりです。 a. 業務を執行した公認会計士の氏名 指定有限責任社員 業務執行社員: 北澄 和也氏 山中 彰子氏 b. 継続監査期間 58年 c. 会計監査業務に係る補助者の構成 公認会計士:7名、 その他:15名 d. 監査法人の選定方針と理由EY新日本有限責任監査法人を会計監査人として選定した理由は、監査役会が定める判断基準に基づき同監査法人の品質管理システム、独立性等を総合的に勘案した結果、適任と判断したためであります。また、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれかに該当するときは、監査役会における協議を経たうえで、監査役全員の同意によって、会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨とその理由を報告いたします。以上の場合のほか、監査役会が、会計監査人の適格性、独立性を害する事由の発生により、適正な監査の遂行が困難であると判断し、会計監査人の解任または不再任を決定した場合、取締役は、会計監査人の解任または不再任を株主総会に提案いたします。 e. 監査役及び監査役会による監査法人の評価当社の監査役及び監査役会は監査法人に対して評価を行っております。監査役会が定める、品質管理システム、独立性、監査計画、監査実施状況等の判断基準に基づいて評価した結果、EY新日本有限責任監査法人の業務執行状況は適切であると判断しております。 ④ 監査公認会計士等に対する報酬の内容a. 監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社45-43-連結子会社16-16- 計61-59- b. 監査公認会計士等と同一のネットワーク(Ernst&Young)に対する報酬(a.を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社-6--連結子会社---- 計-6-- 提出会社における非監査業務の内容は税務に関する助言業務等によるものであります。 c. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容(前連結会計年度) 該当事項はありません。 (当連結会計年度) 該当事項はありません。 d. 監査報酬の決定方針当社の監査公認会計士等に対する監査報酬は、前年度の監査実績、次年度の監査計画、関与監査公認会計士等の人数及び単価並びに過去の監査報酬等を勘案し、監査役会の同意を得て取締役会決議をもって決定しております。 e. 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由当社監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、職務執行状況、報酬見積もりの算出根拠等を確認するとともに、過年度実績との比較を行った結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項に基づき同意いたしました。
株式の保有状況1,971
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準および考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、キャピタルゲイン・インカムゲインのみを目的としている場合を純投資株式とし、事業上・営業上の取引先との関係維持・強化を目的として保有している株式を純投資目的以外の目的である投資株式としております。なお、当社は、保有目的が純投資目的である投資株式は所持しない方針としております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a. 保有方針および保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、各事業セグメントの事業活動の円滑化に貢献し、安定的な取引関係の維持・強化を図ることが当社の中長期的な収益拡大・企業価値向上に資すると認められる取引先について、取引関係の維持・強化を目的として、当該取引先の株式を保有しております。個々の株式の保有意義については、それぞれの取得経緯、現在の取引関係および経済合理性等の観点から、取引先との取引状況、配当利回り、当社の収益に与える影響等を始めとした営業上の便益・リスク等を総合的に判断し、取締役会および執行役員会にて毎年度定期的にレビューを実施しております。その結果、市場環境・事業戦略等を踏まえ、保有する意義がなくなったと判断された銘柄は適宜売却により処分することとしております。また、当社は、当社株式を政策保有株式として保有している会社から当社株式の売却の申出があった場合、当該会社との取引を縮減することその他の取引に関する制限を示唆することなどにより売却を妨げる行為は行いません。 b. 銘柄および貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式323非上場株式以外の株式41,959 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- c. 特定投資株式およびみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果および株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)出光興産㈱570,000570,000LPGタンカー貸船契約や石炭輸送、燃料油購入等の取引を行っており、営業上の取引関係の維持・強化を図るため、継続して保有しています。2025年度も、保有意義を検討した結果、定量的な保有効果については、取引先との関係性・守秘義務の関係上記載が困難でありますが、前述の保有方針・検証方法に従い、保有意義を判断しております。無879600㈱みずほフィナンシャルグループ65,12865,128同行との間で資金借入等の銀行取引を行っている事、また、船舶金融の専門的な知識を有している事から、事業上の関係を勘案し、同行との良好な関係の維持・強化および安定的な資金調達等のため、継続して保有しています。2025年度も、保有意義を検討した結果、定量的な保有効果については、取引先との関係性・守秘義務の関係上記載が困難でありますが、前述の保有方針・検証方法に従い、保有意義を判断しております。無396264日鉄鉱業㈱200,00040,000外航・内航における不定期船分野において、石灰石輸送等の取引を行っており、営業上の取引関係の維持・強化を図るため、継続して保有しています。2025年度も、保有意義を検討した結果、定量的な保有効果については、取引先との関係性・守秘義務の関係上記載が困難でありますが、前述の保有方針・検証方法に従い、保有意義を判断しております。有496263大平洋金属㈱71,40071,400外航・内航における不定期船分野において、ニッケル鉱石輸送等の取引を行っており、営業上の取引関係の維持・強化を図るため、継続して保有しています。2025年度も、保有意義を検討した結果、定量的な保有効果については、取引先との関係性・守秘義務の関係上記載が困難でありますが、前述の保有方針・検証方法に従い、保有意義を判断しております。無188122(注)1.日鉄鉱業㈱は2025年10月1日付で、普通株式1株を5株の割合で株式分割を実施しております。2.㈱みずほフィナンシャルグループは当社株式を保有しておりませんが、同社子会社が当社株式を保有しております。
沿革4,327
2【沿革】 提出会社は、過度経済力集中排除法により日本製鐵株式會社から八幡製鐵株式會社、富士製鐵株式會社、および播磨耐火煉瓦株式会社とともに、日鐵汽船株式会社として1950年4月1日に分離独立し、1962年2月15日には東邦海運株式会社と合併し、新和海運株式会社となりました。 その後、2010年10月1日に日鉄海運株式会社と合併し、NSユナイテッド海運株式会社となり、現在に至っております。 提出会社及び主要な関係会社の沿革は次のとおりです。年月概要1950年4月日鐵汽船株式会社創立(東京都千代田区丸の内二丁目2番地)。1951年1月東京、大阪、神戸の各証券取引所に上場登録を行う。1956年9月海運仲立業を主業務として中央海運株式会社を発足する。1957年3月近海区域就航船を保有増強する目的をもって晴海船舶株式会社を発足する。8月名古屋、福岡両取引所に上場登録を行う。12月ロンドン駐在員事務所を開設。1959年3月経営合理化の一環として、不動産管理部門を分離し東海興業株式会社を発足する。1961年5月内航船主会社として、日和産業海運株式会社を発足する。1962年2月日鐵汽船株式会社は東邦海運株式会社と合併し、商号を新和海運株式会社と改称する。〃本社事務所を東京都中央区京橋一丁目3番地に移転する。〃東海興業株式会社を新和興業株式会社と改称する。1964年5月海運再建整備法により企業集約が運輸大臣の確認をうけ完了。当社は日本郵船グループに属し、その系列会社になる。1968年7月中央海運株式会社は内航油送船業務を引き継ぎ、新和ケミカルタンカー株式会社と改称する。1969年9月ニューヨーク駐在員事務所を開設。1970年1月新和海運株式会社とMATTHEWS WRIGHTSON SHIPPING LTD.とで合弁方式による英国法人としてSHINWA(U.K.) LTD.を設立する。1974年6月日和産業海運株式会社は内航運送業を引き継ぎ、新和内航海運株式会社と改称する。1975年1月提出会社の株式が東京、大阪、名古屋、福岡の各上場証券取引所において、貸借銘柄として指定され取引が開始される。3月将来の用船船腹の安定供給を図ることを目的として、外国用船管理業務を主体とした子会社東洋マリン・サービス株式会社を設立する。5月アメリカ向けの船腹手当ならびに代理店自営を目的として、ニューヨークにSHINWA(U.S.A.)INC.を設立する。(駐在員事務所は閉鎖。)1976年3月南洋材輸送他近海部門を強化のためにインドネシアに合弁会社P.T.PAKARTI TATAを設立する。1977年4月メルボルン駐在員事務所を開設。〃日産自動車株式会社の豪州向C.K.D.輸送引受に伴い輸送業務をスムーズに行うために産和ターミナル株式会社を発足する。1981年2月本社事務所を東京都千代田区内幸町二丁目2番2号(富国生命ビル)に移転する。1985年4月新和グループ内の船舶保守整備を目的として整備班が中心となり新和エンジニアリング株式会社を発足する。1987年1月情報化産業の発展に伴う新分野を開拓することを目的として情報システム部を分離し、株式会社サンライズシステムセンターを発足する。1988年11月船内荷役業務関係の事業化を図り、不定期船部港湾室を分離し、株式会社インターナショナルマリンコンサルティングを設立する。1989年12月船舶保守管理業務の効率化を図るため、新和マリン株式会社を発足する。1991年3月株式会社サンライズシステムセンターは、新和システム株式会社と改称する。6月保険代理店業務を行う新興産商株式会社は、新和興業株式会社より船用品販売等の営業部門を譲り受け、新和ライフ株式会社に改称する。8月企業体質の強化ならびに業績の安定向上を目的として子会社の新和興業株式会社を吸収合併する。〃新和グループ内の船舶管理一元化を図るため、東洋マリン・サービス株式会社は新和マリン株式会社を吸収合併し、社名を新和マリン株式会社と変更する。 年月概要1991年11月経営基盤の強化を図るため、晴海船舶株式会社を解散する。12月船舶貸渡業及び不動産業を目的として、株式会社新和テクノを発足する。 1992年4月シンガポール駐在員事務所を開設する。1993年4月メルボルン駐在員事務所を閉鎖し、シドニー駐在員事務所を開設する。7月北京駐在員事務所を開設する。1994年9月本社事務所を東京都江東区亀戸一丁目5番7号(日鐵NDタワー)に移転する。1995年1月香港駐在員事務所を開設する。8月新和内航海運株式会社が、株式を日本証券業協会に店頭登録する。1996年6月香港現地法人として香港新和海運有限公司を設立する。1998年2月子会社の整理統合を目的として新晴海運株式会社を吸収合併する。1999年11月シンガポール法人としてDAJIN SHIPPING PTE LTDを設立する。2001年6月グループ各社の会計、給与・福利厚生、出納業務等の一元化を目的として新和ビジネスマネジメント株式会社を設立する。7月南洋材・合板輸送の減少および所有船舶の売却により事業目的を終了したインドネシアの合弁会社P.T.PAKARTI TATAを解散する。9月所有不動産の売却により事業目的を終了した株式会社新和テクノを解散する。12月新会社による事業の早期再建を図るため、新和エンジニアリング株式会社を解散し、同日付でコージェネレーション設備機器類の保守整備事業等を行う株式会社シンワ エンジニアリング・サービスを設立。2002年2月対象業務の縮小により2001年12月に解散した新和ライフ株式会社の総務・不動産管理受託業務を会社分割の方法により新和ビジネスマネジメント株式会社に承継させる。2003年6月コンテナ保守整備業から撤退し、事業目的を終了した産和ターミナル株式会社を解散する。2004年7月上海駐在員事務所を開設する。2005年8月本社事務所を東京都千代田区大手町一丁目8番1号(KDDI大手町ビル)に移転する。2006年10月北京駐在員事務所を閉鎖する。2007年4月DAJIN SHIPPING PTE LTDを完全子会社化のうえSHINWA (SINGAPORE) PTE.LTD.と改称し、ケミカル船事業を同社に移管する。2008年3月業務上の連携関係を一層強化するため新日本製鐵株式會社(現 日本製鉄株式会社)は当社株式を買増し、同社は当社の「その他の関係会社」(当社が他の会社の関連会社である場合における当該他の会社)となる。2010年3月新和内航海運株式会社が、新日本製鐵株式會社(現 日本製鉄株式会社)グループの一員である日本コークス工業株式会社との業務上の連携を強化するため同社の100%子会社である室町海運株式会社の全株式を取得し、子会社化する。4月簡易吸収分割により、新和ビジネスマネジメント株式会社の、船舶(曳船)共有持分権に係る裸貸船事業を承継する。9月本社事務所を東京都千代田区大手町一丁目5番1号(大手町ファーストスクエア ウエストタワー)に移転する。10月日鉄海運株式会社と合併し、商号をNSユナイテッド海運株式会社と改称する。〃合併に伴い日鉄海運株式会社の子会社であったHOSEI SHIPPING S.A.及び、日邦マリン株式会社が子会社となる。〃合併に伴い子会社の商号を以下のとおり改称する。 ・NSユナイテッドマリン株式会社(旧 新和マリン株式会社)・NSユナイテッドビジネス株式会社(旧 新和ビジネスマネジメント株式会社)・NSユナイテッドシステム株式会社(旧 新和システム株式会社)・NS UNITED SHIPPING (SINGAPORE) PTE.LTD.(旧 SHINWA (SINGAPORE) PTE.LTD.)・NS UNITED SHIPPING (U.K.) LTD.(旧 SHINWA (U.K.) LTD.)・NS UNITED SHIPPING (U.S.A.) INC.(旧 SHINWA (U.S.A.) INC.)・NS UNITED SHIPPING (H.K.) CO., LTD.(旧 SHINWA SHIPPING (H.K.)CO.,LTD.) 年月概要2011年2月NS UNITED SHIPPING (SINGAPORE) PTE.LTD.が、同社の行うケミカル船事業と近海貨物船事業の事業活動及び採算を明確化するため、シンガポールに設立した当社100%子会社2社(ケミカル船事業を含むウェット事業をNS UNITED TANKER PTE.LTD.(連結子会社)、ドライバルク事業をNS UNITED BULK PTE.LTD.(非連結・持分法非適用子会社))に、それぞれ譲渡する。2012年9月株式会社シンワ エンジニアリング・サービスの当社保有全株式を同社に譲渡し、資本関係を解消する。2013年3月2014年2月 7月10月2015年8月 2017年4月 9月〃〃2018年10月 2019年10月 2024年4月2025年10月名古屋、福岡の両証券取引所への上場を廃止する。NSユナイテッドマリン株式会社から当社へ船舶管理業務を移管する。同社はNSユナイテッドマリンサービス株式会社と改称し、安全監督・新造船建造監督を主とした業務に特化する。新和ケミカルタンカー株式会社をNSユナイテッドタンカー株式会社と改称する。新和内航海運株式会社をNSユナイテッド内航海運株式会社と改称する。NSユナイテッド内航海運株式会社を完全子会社化する。(完全子会社化に先んじて、同社は東京証券取引所JASDA

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

4
2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 16:05
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その他の関係会社である日本郵船株式会社による当社株式に対する公開買付けの開始予定に関する賛同の表明及び応募推奨のお知らせその他 · 16:00
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自己株式の取得及び自己株式の公開買付けの予定に関するお知らせ自己株式 · 16:00
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2027年3月期の配当予想の修正(無配)に関するお知らせ配当 · 16:00
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

PEERS

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EDINET DOCUMENTS

提出書類

30
臨時報告書臨時報告書 · S100YKXZ
確認書確認書 · S100YD9I
内部統制報告書-第100期(2025/04/01-2026/03/31)内部統制報告書 · S100YD9E
有価証券報告書-第100期(2025/04/01-2026/03/31)有価証券報告書 · 2026-03-31期 · S100YCN8
確認書確認書 · S100X2EV
半期報告書-第100期(2025/04/01-2026/03/31)半期報告書 · 2026-03-31期 · S100X2F2
臨時報告書臨時報告書 · S100W46S
確認書確認書 · S100VZJK
内部統制報告書-第99期(2024/04/01-2025/03/31)内部統制報告書 · S100W1G9
有価証券報告書-第99期(2024/04/01-2025/03/31)有価証券報告書 · 2025-03-31期 · S100W1FW
確認書確認書 · S100W1E3
訂正有価証券報告書-第98期(2023/04/01-2024/03/31)有価証券報告書 · S100VWSC
確認書確認書 · S100W1DR
訂正有価証券報告書有価証券報告書 · S100VWSE
臨時報告書臨時報告書 · S100VN5E
確認書確認書 · S100UOIA
半期報告書半期報告書 · 2025-03-31期 · S100UOIJ
確認書確認書 · S100TPU7
内部統制報告書-第98期(2023/04/01-2024/03/31)内部統制報告書 · S100TPU6
有価証券報告書-第98期(2023/04/01-2024/03/31)有価証券報告書 · 2024-03-31期 · S100TPU4
臨時報告書臨時報告書 · S100TU5U
確認書確認書 · S100SQG8
四半期報告書四半期報告書 · 2023-12-31期 · S100SQG6
確認書確認書 · S100S4SC
四半期報告書四半期報告書 · 2023-09-30期 · S100S4SB
確認書確認書 · S100RIBO
四半期報告書四半期報告書 · 2023-06-30期 · S100RIDX
確認書確認書 · S100R0UH
内部統制報告書内部統制報告書 · S100R0UF
有価証券報告書有価証券報告書 · 2023-03-31期 · S100R0UD
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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