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富士ユナイトホールディングス株式会社

EDINET CODE E40727

証券コード 416AEDINETコード E40727卸売業上場日本基準決算 3月末日資本金 55億円法人番号 2010001259038
751億円売上高(FY2026
7.5%ROE
43.8%自己資本比率
47財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結日本基準

FY2026の売上高は751億円。営業利益は12億円(営業利益率1.6%)、当期純利益は7億円。総資産224億円に対し自己資本比率は43.8%、ROEは7.5%。卸売業の中央値(ROE 8.1%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは20億円の創出、現金及び現金同等物は49億円。従業員数は284人。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)1,2942026-09-04
PER11.8倍
PBR0.87倍
配当利回り2.40%
時価総額(概算)85億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高751億円
営業利益12億円
当期純利益7億円
総資産224億円
純資産98億円
営業利益率1.6%
ROE7.5%
自己資本比率43.8%
EPS110円
BPS1,482円
1株配当31円
配当性向28.2%
従業員数284人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

卸売業の分析 →
ROE7.5%中央値 8.1%
営業利益率1.6%中央値 3.3%
自己資本比率43.8%中央値 50.9%
健全性スコア47.0点中央値 54.0

帯は卸売業193社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

1期分
売上高と営業利益率
800億600億400億200億0億2026: 751億20262026: 2%2%0%
営業利益と当期純利益
15億11億8億4億0億2026: 12億20262026: 7億8億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
45%34%23%11%0%2026 ROE: 8%2026 営業利益率: 2%2026 自己資本比率: 44%2026
営業キャッシュ・フロー
25億19億13億6億0億2026: 20億2026
1株当たり指標EPS1株配当
150円113円75円38円0円2026 EPS: 110円2026 1株配当: 31円2026
貸借対照表の構成
資産
224億円
負債・純資産
負債 126億円純資産 98億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2026751億円12億円12億円7億円224億円98億円1107.5%43.8%
営業CF20億円
投資CF-21億円
財務CF-6億円
現金及び現金同等物49億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Sale Business Of Oil Products679億円
Retail Business Of The Home Fuel Oil26億円
Rental Business Of The Construction Machine23億円
Recycle Business16億円
Renewable Energy Business6億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1ENEOSホールディングス株式会社15.2%
2重田光時(常任代理人 株式会社スノーボールキャピタル)10.7%
3あいおいニッセイ同和損害保険株式会社(常任代理人 日本マスタートラスト信託銀行株式会社)2.6%
4株式会社スノーボールキャピタル2.4%
5横田石油株式会社1.6%
6株式会社アミックス1.5%
7株式会社長尾製缶所1.5%
8有限会社福田商事0.9%
9久保田貴幸0.7%
10堀井隆0.6%
HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢44.3歳
平均年間給与767万円

提出会社(単体)ベースの開示値です。

ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容1,035
3【事業の内容】 当社は、2025年10月1日に単独株式移転により富士興産㈱の完全親会社である純粋持株会社として設立され、当社グループ(当社及び当社の関係会社)の経営管理及びそれに附帯する業務を行っております。 当社グループは、当社とグループ会社(連結子会社)5社及び関連会社2社で構成され、グリーン領域(リサイクル事業、ホームエネルギー事業、再生可能エネルギー事業)、エネルギー領域(石油事業)、インフラ領域(レンタル事業)を展開しております。 なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については連結ベースの数値に基づいて判断することになります。 当社グループの事業に係わる位置づけは次のとおりであります。 (1)グリーン領域:①リサイクル事業産業廃棄物の収集運搬・中間処理並びに再生重油の製造販売・グループ会社環境開発工業㈱は、北海道を拠点として産業廃棄物の収集運搬・中間処理並びに再生重油の製造販売を行っております。・グループ会社㈲加島は、産業廃棄物の再資源化や減量化等を行っております。②ホームエネルギー事業家庭用燃料小口販売・グループ会社富士ホームエナジー㈱は、北海道を拠点として家庭用燃料の小口販売を行っております。③再生可能エネルギー事業バイオ燃料・再生重油・メガソーラー発電による売電・グループ会社富士興産㈱は、バイオ燃料の製造・販売、再生重油の販売およびメガソーラー発電による売電を行っております。・グループ会社㈲加島は、バイオ燃料、再生重油の販売を行っております。(2)エネルギー領域:石油事業商品の仕入・グループ会社富士興産㈱は、主要株主ENEOSホールディングス㈱の子会社であるENEOS㈱より燃料油、アスファルト、潤滑油の仕入を行っております。商品の販売・グループ会社富士興産㈱は、燃料油、アスファルト、潤滑油および高品位尿素水AdBlueの販売を行っております。・グループ会社㈲加島は、燃料油のパトロール給油販売を行っております。・グループ会社富士興産㈱と特約店契約を締結した㈱板倉石油店、大成興業㈱は燃料油、アスファルト等の販売を行っております。(3)インフラ領域:レンタル事業建設機械等レンタル・グループ会社富士レンタル㈱は、北海道を拠点として建設機械等のレンタル業を行っております。 事業系統図は次のとおりであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等2,857
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1)経営環境当連結会計年度における我が国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に、公共投資の堅調な推移や企業収益の改善が見られ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、円安の進行に伴う資材価格の高止まりや、エネルギー需給を巡る地政学リスクの高まりなどにより、先行きは依然として不透明な状況が続いております。このような環境の下、脱炭素・エネルギートランジションおよびサーキュラーエコノミーへの移行は中長期的に不可逆な潮流であり、企業活動においては環境負荷低減と経済成長の両立が求められております。当社グループとしては、特に、資源循環の高度化や環境対応エネルギーの供給が、今後の事業競争力を左右する重要な要素と考えております。また、国内においてはインフラの老朽化を背景とした更新需要や国土強靭化に向けた公共投資の拡大が見込まれており、インフラ関連分野においても中長期的な安定需要が期待されております。さらに、ESG経営の浸透に伴い、非財務情報の開示や持続可能性を考慮した経営の重要性が一層高まっております。 (2)経営方針当社グループは、「環境のグリーン化対応とエネルギーの安定供給を通じて社会に貢献する」という長期ビジョンのもと、事業活動を通じた価値創造の好循環の構築を目指しております。当社のビジネスモデルは、社会にエネルギーやインフラを供給する「動脈」と、廃棄物や資源を回収・再資源化する「静脈」により構成されており、これらを統合することで、資源循環型のエネルギー・インフラ企業として独自のポジションの確立を進めております。また、エネルギー領域およびインフラ領域は、既存インフラを活用した安定的なキャッシュ・フローを創出する収益基盤として機能しており、これにより創出された資本をグリーン領域へ再投資することで、成長と収益の好循環を実現してまいります。この資本循環型のビジネスモデルは、当社グループの持続的成長を支える中核であります。 (3)対処すべき課題今後の経営環境は、資源価格や金利、人件費の上昇等により不確実性が高く、引き続き慎重な対応が求められます。また、脱炭素および資源循環への対応は企業の持続的成長に不可欠であり、環境対応と経済性の両立を図る取組みの重要性が益々高まっております。当社グループは、これらの課題に対応するため、中期経営計画(2026年度から2028年度まで)を策定し、事業ポートフォリオの最適化および経営基盤の強化を通じて、持続的な成長とグループ価値の向上に取り組んでまいります。 A.中期経営計画の概要エネルギー領域、インフラ領域は、社会を支えるインフラサービスとして、既存の供給インフラを通じた安定供給により、安定的にキャッシュを生み出していきます。生み出されたキャッシュは、株主への還元と戦略投資のバランスを取りながら、再投資に向かいます。グリーン領域を成長ドライブと位置づけ、リサイクル事業を中心としたM&Aを含めて、グループの持続可能な成長に向けた戦略投資を積極的に行っていきます。M&Aに関しては、これまでの実績および業界ネットワークを背景に、継続的な案件パイプラインを確保しており、PMIの実績とあわせて再現性のある成長モデルを構築しております。今後もリサイクル事業を中心に積極的な投資を継続し、非連続的な成長の取り込みを通じてグリーン領域の拡大を加速してまいります。結果として、当社グループの領域別営業利益のグリーン領域比率を現在の40%弱から、2030年度までに、60%超へ引き上げることを目指してまいります。また、当社グループとして、事業を通じた社会課題の解決による、持続可能な成長の実現に向け、人材投資、戦略投資、オペレーションの効率化に向けたシステム投資を積極的に行ってまいります。 B.長期ビジョン「環境のグリーン化対応とエネルギーの供給を通して社会に貢献するグループであり続ける」ことを長期ビジョンに掲げ、グループタグラインである「変わる明日を、しなやかに支える」にあるとおり、組織として、個人として、環境変化に柔軟に対応しながら、社会の基盤を支えるインフラサービスの提供を継続してまいります。グループ経営基盤強化と各事業戦略の推進により、環境対応型事業のリーディングカンパニーを目指し長期ビジョンの達成に向け、取り組んでまいります。 C.成長戦略当社グループの成長戦略は次の3つであります。ア.リサイクル事業の拡大 ・M&Aの実行によるネットワークの構築 ・当社グループが保有する技術と知見によるバリューアップ ・新たなリサイクル資源のビジネス化イ.環境対応エネルギーの事業化 ・バイオ燃料製造5万KL体制 ・2次基地整備による全国供給体制 ・再生重油の供給体制構築によるグループシナジー創出ウ.持株会社体制による効率的なグループ経営 ・グリーン領域への積極投資 ・収益性重視の事業運営、投下資本効率の向上 ・次世代マネジメントの育成 D.経営戦略と人事戦略の連動グループ横断の人材交流や人事異動による人材リソースの最適化と最大化により、グループの持続的成長に向け、全体最適の視点で、変革を主体的に推進できる人材の育成に取り組んでいきます。当社グループが求める人材像は、「当事者意識」「変革意識」「プロ意識」を備えた人材です。多様な人材が価値観を相互に尊重し、自由に意見を言い合え、個々人が力を発揮できる組織文化を醸成してまいります。 E.目標とする経営指標ア.ROE 2028年度 8%超イ.営業利益(M&A関連の営業損益除き) 2025年度2026年度2027年度2028年度領域別営業利益15.3億円15.0億円15.8億円18.0億円:グリーン領域4.5億円5.2億円6.8億円8.5億円:エネルギー領域7.4億円6.6億円5.7億円6.1億円:インフラ領域3.4億円3.2億円3.3億円3.4億円 共通経費/のれん△3.5億円△5.0億円△5.0億円△5.0億円 グループ営業利益計11.8億円10.0億円10.8億円13.0億円 F.非財務目標 2028年度目標有休取得率70.0%男性育児休業取得率100%教育関連費/年1,800万円研修受講者数/年1,000人女性管理職者比率15.0%女性従業員比率20.0% G.株主還元方針当社は、グループ価値の中長期的な最大化を重要課題と認識し、成長投資と株主還元の両立を基本方針としております。本方針に基づき、配当性向60%を視野に入れつつ、事業活動から創出されるキャッシュ・フローおよび財務健全性を踏まえ、安定的かつ継続的な配当を実施してまいります。2026年度におきましては、1株当たり年間62円の配当を予定しております。 当社グループは、変化の激しい事業環境においても、社会基盤を支える責任を果たしながら、しなやかに進化し続けてまいります。
事業等のリスク1,952
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると考えられる主な事項として以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において当社グループが判断したものであります。また、ここに記載するリスクは将来発生しうる全てのリスクを必ずしも網羅したものではありません。(1) 天候リスク当社グループの販売商品のうち灯油・A重油は、暖冬となった場合に販売数量が減少する可能性があり、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、環境関連事業は、豪雨・豪雪等の天候不良により発電量が減少する可能性があり、業績に重要な影響を及ぼす可能性があります。(2) 公共投資リスク当社グループの販売商品のうちアスファルトは、主として道路舗装用であるため、道路工事に対する公共投資が減少すると販売数量が減少する可能性があり、業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループのレンタル事業は、主として道路工事用機械のレンタルを行っているため、同様に、道路工事に対する公共投資が減少すると取引が減少する可能性があり、業績に影響を及ぼす可能性があります。(3) 得意先信用リスク売上債権は回収する前に得意先が信用不安に陥り、貸倒れもしくは貸倒引当金計上の必要が生じる可能性があり、業績に影響を及ぼす可能性があります。その対策として、与信管理制度に基づき、取引先の経営状況に応じた与信枠の設定、預り保証金の受け入れや製品の納入と代金の決済を同時に行うキャッシュ・オン・デリバリー取引を行うなど貸倒損失の発生防止に努めております。また、各事業所に設置された「債権管理委員会」にて毎月取引先の債権管理の状況の確認を行い、取引先の債権回収に懸念が生じた時は、「債権管理委員会」の統括組織として本社に設置された「信用取引委員会」を開催し、債権保全に関する事項を審議する体制を構築しております。(4) 石油製品市況リスク当社グループは、主として石油製品を仕入れておりますが、原油価格高騰等により仕入価格が高騰した際、販売価格に十分転嫁できない可能性があり、業績に影響を及ぼす可能性があります。(5) 仕入先依存度リスク当社グループの石油製品の主要仕入先はENEOS㈱であり、当連結会計年度の総仕入高に占める同社からの仕入高の割合は約8割であります。現行は同社との取引基本契約に基づき安定供給を受けているものの、取引関係が継続困難となった場合には受注に対する仕入ができなくなる可能性があり、業績に影響を及ぼす可能性があります。なお、中東やロシア・ウクライナの情勢は先行きに不透明感を増しておりますが、当該国・地域において、当社グループは直接の仕入取引及び販売取引はありません。(6) 環境規制リスク当社グループは、様々な環境規制の適用を受けており、法規制を遵守し、将来の環境対策に関して合理的な見積額に基づき引当計上をしていますが、規制強化等により環境対策に必要な費用が増加する可能性があり、業績に影響を及ぼす可能性があります。そのため次世代液体エネルギーの取り扱いを前提として、サプライチェーンの拡充と強化に努めてまいります。(7) 自然災害等リスク当社グループは、火災・地震・台風・津波等の自然災害により所有資産及び営業活動に被害を受ける可能性があり、これらにより業績に影響を及ぼす可能性があります。その対策として、重要な所有資産に損害保険を付保し、自然災害の影響を低減させるよう努めております。(8) 固定資産の減損リスク当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上することとしております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しておりますが、事業計画や市場環境の変化により、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ、回収可能価額が減少した場合、減損処理が必要となる可能性があり、業績に影響を及ぼす可能性があります。(9) 新規事業投資リスク当社グループは、新規事業及び既存成長事業の収益拡大に向けた積極投資を行っております。しかしながら、適正価格ではない投資、期待した業績やシナジーが得られないこと、人材や顧客の流出等があった場合に、業績に影響を及ぼす可能性があります。その対策として、綿密なデューデリジェンスを実施することにより、事業投資リスクを低減させるよう努めております。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析6,690
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。当社は、2025年10月1日に単独株式移転の方法により富士興産株式会社の完全親会社として設立されましたが、設立前の富士興産株式会社の連結範囲と実質的な変更はありません。また、当連結会計年度の連結財務諸表は、単独株式移転により完全子会社となった富士興産株式会社の連結財務諸表を引き継いで作成しております。なお、前年同期と比較を行っている項目については富士興産株式会社の2025年3月期の連結業績と比較しております。 ①財政状態及び経営成績の状況当社は、2025年10月1日に持株会社体制へと移行し、富士ユナイトホールディングスとして新たな経営体制を開始いたしました。持株会社体制においては、持株会社と事業会社それぞれの役割と責任を明確にすることにより、重複機能を避け、効率的なグループ経営を行ってまいります。当社はグループ経営戦略の策定及びリサイクル事業を中心とするM&Aや新規事業の創出に注力し、事業会社は、事業運営に専念し、環境変化に迅速に対応してまいります。 持株会社体制への移行を機に、旧来の事業会社別セグメントから、グループの事業ポートフォリオを「グリーン領域」「エネルギー領域」「インフラ領域」の3領域へ再編し、今後も持続可能な成長に向けた経営資源の適正配分を行っていきます。 A.経営資本の活用当社グループは、財務資本、社会関係資本、自然資本、製造・インフラ資本、人的資本および知的資本の6つの経営資本を戦略的に活用し、事業活動を推進しております。安定収益と成長投資を両立する財務基盤、リサイクル業界におけるネットワークおよび供給網、廃油・廃棄物の回収基盤、バイオ燃料製造拠点や物流設備、M&AおよびPMIを担う人材、ならびに技術・ノウハウといった各資本が相互に連関することで、競争優位性の維持および強化を図ってまいりました。 また、事業活動により創出された利益やネットワーク、技術、人材が次の投資へとつながることで、価値創造の好循環を形成しております。 B.グリーン領域の事業拡大当連結会計年度においては、グリーン領域の基盤強化に向けた取組みを着実に推進いたしました。 2025年10月2日付で有限会社加島の全株式を取得し、子会社化いたしました。同社は、ガソリン・軽油などの燃料に加え、バイオ燃料の販売を行うとともに、産業廃棄物の再資源化や減量化等のリサイクル事業にも積極的に取組み、地域社会に貢献してきた企業であります。これらの事業活動は、脱炭素・資源循環を軸とする当社グループの長期ビジョンと高い親和性を有しており、グリーン領域全体の事業基盤の強化およびグループ内シナジーの創出に寄与するものと考えております。 また、2025年11月には、兵庫県姫路市にバイオ燃料製造拠点を新設し、生産および供給体制の強化を図りました。姫路製造所は、以下4点において、バイオ燃料製造設備としては、日本初の技術を導入しております。当社グループは本製造所を中心に全国の陸上および海上におけるバイオ燃料の供給体制構築を着実に推進してまいります。ア.バイオ原料の混和比率を1~99%まで可変的に調整し、出荷可能な高性能ブレンダーイ.製品タンクを介さずに直接出荷可能な技術ウ.大型、中型、小型ローリーおよびISOコンテナ等のあらゆる荷姿に対応可能な出入荷設備エ.AI搭載カメラを活用した保全管理システム C.エネルギー領域およびインフラ領域エネルギー領域においては、安定供給体制の維持と採算性を重視した販売方針を徹底することで、市況変動の影響を受けにくい収益構造の確立に努めてまいりました。当連結会計年度においては、供給責任を果たしつつ、市況変動に応じた適正販売を行った結果、当該領域は引き続きグループ全体の収益基盤として貢献することができました。また、インフラ領域においては、底堅く推移する公共工事需要に加え、民間工事案件の着実な獲得を背景に、安定した収益を確保しました。国土強靭化やインフラ更新需要に支えられた公共投資と、民間設備投資の双方を取り込むことで、事業環境の変化に左右されにくい収益構造を維持しております。これらの領域により創出された安定収益は、グリーン領域への成長投資を下支えする重要な役割を果たしています。 D.当連結会計年度の業績この結果、当連結会計年度の業績につきましては、売上高は、エネルギー領域における製品価格上昇等により前期比67億1千万円(9.8%)増加の750億円となりました。損益面では、売上総利益は、前期比10億4千万円(20.9%)増加の60億5千万円となりました。営業利益につきましては、人件費の増加や物価上昇による経費増に加え、M&Aに係る取得関連費用及びのれん償却額の発生により、販売費及び一般管理費が増加したものの、各領域における収益力の向上および事業基盤の拡大がこれらのコスト増を吸収し、前期を大きく上回る結果となりました。この結果、営業利益は前期比3億8千万円(48.1%)増加の11億8千万円となり、経常利益は、前期比3億6千万円(44.3%)増加の11億8千万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、前期から微増(1.2%)し、7億2千万円となりました。 (注)当社の第1期事業年度は2025年10月1日から2026年3月31日までになりますが、当連結会計年度は富士興産株式会社の連結財務諸表を引き継いで作成しておりますので2025年4月1日から2026年3月31日までとなります。また、株式移転の他、2025年10月2日に有限会社加島を完全子会社化しており、連結の範囲に変更がありますが、参考として富士興産株式会社の2025年3月期の連結業績との比較を前期比として記載しております。 セグメント別の業績は、次のとおりであります。 グリーン領域:リサイクル事業北海道全域を営業基盤とするリサイクル事業におきましては、環境リサイクル事業において、工事の時期ずれにより、売上・利益ともに計画を下回りました。一方、資源リサイクル事業における素材売却単価の上昇や処理単価の高い案件の獲得により利益は計画を上回りました。また、オイルリサイクル事業においても市況に応じた適正販売および回収数量確保により、売上高・利益ともに計画を上回り安定的な収益を確保することが出来ました。この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は1,605百万円、営業利益は265百万円となり、計画を上回り順調に推移いたしました。 グリーン領域:ホームエネルギー事業 北海道道央地域に営業基盤を有するホームエネルギー事業(LPG・灯油など家庭用燃料小売事業)におけるLPG・灯油におきましては、気温要因による需要増加により、利益は計画を上回りました。また、「液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律」の改正を事業機会と捉え、「安全・安心・安定」の供給体制の維持・強化により利益は計画を上回りました。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は2,631百万円、営業利益は271百万円となり、計画を上回り順調に推移いたしました。 グリーン領域:再生可能エネルギー事業 バイオ燃料は、設備コスト負担の増加により、利益は計画未達となったが、建設現場向けを中心に販売数量は増加いたしました。一方、メガソーラー発電は、出力抑制や修繕、積雪による発電量低下の影響があったものの、年間を通して利益は計画を上回りました。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は561百万円、営業損失は177百万円となりました。 エネルギー領域:石油事業 石油業界におきましては、需給が逼迫する中で、安定供給を着実に実現したこと、市況に応じた適正販売を行ったことおよび在庫評価益により利益は計画を上回りました。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は679億円、営業利益は684百万円となり、計画を上回り順調に推移いたしました。 インフラ領域:レンタル事業 北海道道央地域に営業基盤を有する建設機材レンタル事業におきましては、新規案件の取り込みと不採算要素の整理により収益体質が改善し、売上高・利益ともに計画を上回りました。 この結果、当連結会計年度の業績は、売上高は2,345百万円、営業利益は329百万円となり、計画を上回り順調に推移いたしました。 資産、負債、純資産の状況当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ1,422百万円増加の22,353百万円、負債は前連結会計年度末に比べ1,262百万円増加の12,573百万円となりました。期中において、新たに当社グループに加入した有限会社加島の資産受入れにより総資産は1,715百万円増加し、同じく負債の受け入れにより負債が871百万円増加、現金及び預金が945百万円減少いたしました。また、のれん444百万円を計上しております。純資産は、配当金の支払いによる減少586百万円と、親会社株主に帰属する当期純利益726百万円による増加等により、前連結会計年度末に比べ159百万円増加し9,780百万円となりました。 ②キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、投資活動及び財務活動による資金の減少額が、営業活動による資金の増加額を上回りました。これにより当連結会計年度末の資金残高は、前連結会計年度末に比べ736百万円減少して4,944百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動により増加した資金は2,028百万円(前期は1,351百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益1,268百万円や仕入債務の増加237百万円等の資金増加要因と、減価償却費1,033百万円等の非資金項目の合計額が、法人税等の支払額469百万円等の資金減少要因の合計額を上回ったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動により使用した資金は2,120百万円(前期は478百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出1,211百万円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出945百万円等の資金減少によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動により使用した資金は643百万円(前期は1,373百万円の増加)となりました。これは主に、配当金の支払額586百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の状況当社グループは、グリーン領域(リサイクル事業、ホームエネルギー事業、再生可能エネルギー事業)、エネルギー領域(石油事業)、インフラ領域(レンタル事業)を営んでおり、生産及び受注については、該当事項はありません。 販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。 事業金額(百万円)前期比(%)グリーン領域リサイクル1,605-グリーン領域ホームエネルギー2,631-グリーン領域再生可能エネルギー561-エネルギー領域石油67,914-インフラ領域レンタル2,345-合計75,057-(注)1.事業間の取引については、相殺消去しております。2.主要な販売先については、総販売実績に対する販売割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。3.当社は、2025年10月1日に単独株式移転の方法により富士興産株式会社の完全親会社として設立されたため、前期比は記載しておりません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において判断したものであります。 ①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容経営成績の分析「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 経営成績に重要な影響を与える要因「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載しております。 経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等ア.ROE 2028年度 8%超イ.営業利益(M&A関連の営業損益除き) 2025年度2026年度2027年度2028年度領域別営業利益15.3億円15.0億円15.8億円18.0億円:グリーン領域4.5億円5.2億円6.8億円8.5億円:エネルギー領域7.4億円6.6億円5.7億円6.1億円:インフラ領域3.4億円3.2億円3.3億円3.4億円 共通経費/のれん△3.5億円△5.0億円△5.0億円△5.0億円 グループ営業利益計11.8億円10.0億円10.8億円13.0億円 詳細につきましては、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報キャッシュ・フローの状況の分析「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 資本の財源及び資金の流動性(資金需要)当社グループの資金需要のうち、運転資金の主な資金需要は、石油事業とホームエネルギー事業の営業活動における製品仕入や、各事業における販売費及び一般管理費等であります。また、投資資金の主な資金需要は、リサイクル事業における車両の購入、ホームエネルギー事業におけるLPG設備の取得、再生可能エネルギー事業におけるバイオ燃料製造所の建設、石油事業における油槽所設備の更新、及びレンタル事業におけるレンタル機械の更新購入等であります。(財務政策)当社グループの石油事業は、原油価格や為替、季節的変動等のボラティリティの大きいリスクに晒されております。このような中で大きな財務リスクを抱えること無く、事業活動に必要な資金を安定的・効率的に確保するために、自己資金を優先的に活用することを基本方針としつつ、自己資金が不足する場合には金融機関からの借り入れにより資金調達することとしております。また、当社グループは複数の金融機関に十分な借入枠を有するとともに、総額20億円のコミットメントライン契約を主要取引金融機関と締結し、資金の流動性を補完しております。なお、重要な資本的支出及びその資金の調達源につきましては、「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画 重要な設備の新設」に記載しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたり重要となる会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しているとおりであります。当社グループは、見積りが必要となる事項については、合理的と考えられる基準に基づき、見積り及び判断を行い、その結果を資産・負債及び収益・費用に反映させ連結財務諸表を作成していますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)に記載のとおりであります。
セグメント情報2,300
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社グループの事業ポートフォリオを「グリーン領域」「エネルギー領域」「インフラ領域」とし、持続可能な成長に向けた経営資源の適正配分を行っております。また、当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、当社及び当社の連結子会社が各々独立した経営単位であり、各社は、取り扱う製品・サービスについて戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社グループは、製品・サービスを基礎とした事業別のセグメントから構成されております。「リサイクル事業」、「ホームエネルギー事業」、「再生可能エネルギー事業」、「石油事業」及び「レンタル事業」の5つを報告セグメントとしております。これら5つの報告セグメントは、それぞれ前述の3領域に次のように位置付けられております。 グリーン領域・リサイクル事業(産業廃棄物の収集・運搬・処理並びに再生重油の製造販売)・ホームエネルギー事業(LPG・灯油等の家庭用燃料の小口販売)・再生可能エネルギー事業(バイオ燃料の製造販売、再生重油の販売、メガソーラー発電)エネルギー領域・石油事業(石油製品等の仕入販売)インフラ領域・レンタル事業(建設機械等のレンタル) 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高及び振替高は、市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2 グリーン領域エネルギー領域インフラ領域計 リサイクル事業ホームエネルギー事業再生可能エネルギー事業石油事業レンタル事業売上高 燃料油5741,29716661,372-63,411-63,411その他1,0301,3343946,5415159,816-9,816顧客との契約から生じる収益1,6052,63156167,91451573,228-73,228その他の収益----1,8291,829-1,829外部顧客への売上高1,6052,63156167,9142,34575,057-75,057セグメント間の内部売上高又は振替高1360-68329787△787-計1,6182,69256168,5972,37475,845△78775,057セグメント利益又は損失(△)265271△1776843291,373△1881,184セグメント資産2,8261,4872,34313,2112,24922,11723622,353その他の項目 減価償却費146942151714051,03201,033有形固定資産及び無形固定資産の増加額67735331464391,259-1,259(注)1.セグメント利益又は損失(△)の調整額△188百万円は、主に報告セグメントに配分していない一般管理費等の全社費用であります。2.セグメント利益又は損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。3.長期前払費用の償却額を減価償却費に含めております。4.有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、長期前払費用の増加額が含まれております。5.セグメント資産の調整額236百万円の主な内訳は、富士ユナイトホールディングス株式会社の保有する現預金180百万円及び創立費34百万円であります。 4.報告セグメントの変更等に関する事項第3四半期連結会計期間より、単独株式移転による持株会社体制への移行に伴い、報告セグメントの区分を見直しております。 【関連情報】当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 製品及びサービスの区分が報告セグメント区分と同一であるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。(2)有形固定資産 本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) リサイクル事業ホームエネルギー事業再生可能エネルギー事業石油事業レンタル事業全社・消去合計当期償却額24--24--48当期末残高133--419--553 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組6,083
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 1.ガバナンス当社グループはCSRを軸にした地球環境保全への取組みを推進しており、その一環として株式移転前の富士興産株式会社において、2023年5月より取締役会の直下にサステナビリティ委員会を設置しておりました。その後、2025年10月1日の富士ユナイトホールディングス株式会社設立に伴い、富士興産のサステナビリティ委員会を廃止し、新たに富士ユナイトホールディングス株式会社の取締役会直下にサステナビリティ委員会を設置しております。当委員会は各年度一回以上の頻度で開催され、代表取締役社長を委員長とし、当社の各グループ会社の代表取締役社長、社外取締役及び監査等委員である取締役を除いた取締役、各部長を委員として構成されており、サステナビリティ委員会では当社グループにおけるサステナビリティに関する基本方針の策定、マテリアリティの特定とそれに基づく目標設定および進捗管理を行っております。同委員会にて検討された内容については、委員長より取締役会に直接報告しており、取締役会では報告内容について委員会に諮問のうえ、委員会で検討した当社グループにおける気候変動対応を含むサステナビリティに関する対応の監督・指示を実施しております。なお、本委員会で策定したサステナビリティ基本方針は次のとおりであります。 (サステナビリティ基本方針)富士ユナイトグループは、「環境のグリーン化対応とエネルギーの安定供給を通じて社会に貢献するグループであり続ける」ことを長期ビジョンのもと、環境対応型事業のリーディングカンパニーを目指しこれに基づく事業活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献するとともに企業価値の持続的な向上を目指します。 (当社グループのサステナビリティ推進体制) 2.戦略マテリアリティの特定と戦略の概要サステナビリティ委員会においてTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)の枠組みに従い、対象となる事業の規模を表す「影響度」とリスク・機会となりうる気候関連の事象の「発生度」から、当社グループの各事業におけるリスク・機会の重要度を評価し、当社グループのサステナビリティに係るマテリアリティを特定するとともに、当該マテリアリティに対する戦略の概要を次のとおり策定いたしました。 分類マテリアリティ戦略の概要E(環境)①環境への貢献環境負荷低減に資する商品・サービスの提供サーキュラーエコノミーを担うリサイクル事業等の推進シェアリングエコノミーに貢献するレンタル事業等の推進②良質な製品・サービスの提供社会の要請に対応した製品・サービスのラインナップの拡充S(社会)サプライチェーンの維持強化③人材育成・社内環境整備グループ経営人材の安定的、継続的育成多様な人材が活躍できる職場環境の整備社員一人ひとりの自律的な成長を促す仕組み④地域社会への貢献地域に根ざした事業展開の推進製品・サービスの供給体制の強化災害発生時の供給体制・サービス体制の維持と強化G(ガバナンス)⑤コーポレート・ガバナンスの強化経営の透明性を高めるコーポレート・ガバナンス体制の構築コンプライアンスの徹底非財務情報を含む情報開示の充実 (分析のプロセス)TCFD提言で示された各リスク・機会の項目を参考に、気候変動問題が当社グループの事業に及ぼすリスク・機会に関して、以下のステップで検討いたしました。また、1.5℃シナリオと、4℃シナリオの二つのシナリオを用いて、政策や市場動向の移行(移行リスク・機会)に関する分析と、災害等による物理的変化(物理的リスク・機会)に関する分析を実施いたしました。 (気候変動シナリオ)◆1.5℃シナリオ(脱炭素移行に関する将来想定) 地球温暖化の抑制に向け、世界各国でカーボンニュートラルの実現に向けた取組みが加速しています。その中で、産業革命前と比較して地球の平均気温の上昇を1.5℃未満に抑えることを目標とする「1.5℃シナリオ」が国際的な共通目標として提示されています。このシナリオでは、温室効果ガスの大幅な削減を推進するため、各国で炭素価格の導入、排出権取引制度の拡充、より厳しい環境規制の実施といった政策的対応が求められることが想定されています。その結果、移行リスクの中でもとりわけ政策・規制面での影響は、4℃シナリオと比べて一層大きくなる可能性があります。 ◆4℃シナリオ(気候変動影響が深刻化する将来想定) 気候変動対策が十分に進まず、産業革命以前と比べて今世紀末までに気温が約4℃上昇すると予測されるシナリオです。この場合、物理的リスクが深刻化し、極端な気象現象――台風・豪雨・猛暑などの発生頻度や規模の増大が想定されます。さらに、海面上昇による沿岸地域での浸水やインフラ被害も懸念され、地域社会や経済活動に広範な影響が及ぶ可能性があります。4℃シナリオは、環境・暮らし・産業に対し、多方面にわたる重大なリスクを示すものと位置づけられます。 ◆1850~1900年を基準とした世界の平均気温の変化出典:IPCC第6次評価報告書第1作業部会報告書 政策決定者向け要約 暫定訳(文部科学省及び気象庁)IPCC第6次評価報告書第1作業部会報告書 政策決定者向け要約 暫定訳(文部科学省及び気象庁)より、図SPM.8を転載 (リスク・機会のインパクト評価と対応策の選定)1.5℃シナリオでは、カーボンニュートラル達成に向けた国際的な取組みの加速により、排出規制や炭素税の導入、エネルギー効率の向上に関する政策が進むことが想定されます。当社では、これらの外部環境変化に伴い、主に化石燃料の需要減少リスクを認識しています。一方で、廃油プラスチックの再生需要の拡大想定を踏まえて、当社の提供する製品・サービスが新たな市場機会を創出する可能性があります。今後の対応戦略としては、再生重油などの環境対応燃料の販売強化を検討しております。一方で、4℃シナリオでは、気候変動対策が進まず自然災害の頻度や規模が増加することが想定され、インフラの強靭化工事や災害復旧工事の需要が高まることにより、アスファルトや燃料の供給機会が拡大すると見込まれます。また、建設機械のレンタル需要や、BCP対策としての発電機等の防災機器レンタルニーズも増加する可能性があります。こうした市場変化を捉えるべく、当社では、燃料や建機の安定供給体制を強化するとともに、仕入先との連携を深め、利益率の高い小口燃料販売の強化や、BCP対応機材・レンタルラインナップの拡充に向けた投資を推進しています。リスクドライバー気候変動がもたらす影響発生可能性影響度対応策移行リスク法規制・政策温室効果ガス排出抑制に関する規制強化GHG排出量削減目標達成のためによる化石燃料の需要減大大・BDFの拡販・カーボンクレジットの販売市場顧客からサプライヤーへのGHG削減対応要請強化顧客のGHG削減ニーズを満たす燃料製品を提供できない場合の販売機会喪失中大・BDFの拡販・カーボンクレジットの販売・EV建機などの商品拡充低炭素化対応建機のラインナップがないことによる販売機会の喪失中中・早期にカーボンニュートラル対応機材の採算性を確認しラインナップ化車両向け燃料の脱・低炭素化車両の電動化、環境対応燃料への燃転による石油製品の需要減少大大・再生重油や高純度BDFなどの環境対応燃料の販売を強化 リスクドライバー気候変動がもたらす影響発生可能性影響度対応策物理的リスク急性自然災害の激甚化台風や水害により生産拠点や物流が被災しサプライチェーンが分断、製品調達や顧客先への配送が困難となる中大・調達先を多様化し被災時に調達可能な取引先を増やす・配送拠点(運送会社や小口配送依頼先)を複数設置し、拠点被災時に運べない確率を下げる慢性気温の上昇暖冬や降雪量減少による燃料需要の減少大大・暖房用以外の燃料使用先の拡大(土木工場等)・住宅設備の販売強化機会市場国土強靭化(インフラ強靭化、建物の修繕)自然災害に備えるためのインフラ強靭化工事増加や自然災害復旧対応工事の増加に伴うアスファルト・燃料需要増中大・サプライチェーンの維持強化、安定供給の実施・仕入先との連携強化・利益率の高い小口燃料販売の強化自然災害に備えるためのインフラ強靭化工事増加や自然災害復旧対応工事の増加に伴う建機レンタル需要増大大・レンタル機械の拡充等の投資強化サーキュラーエコノミーの拡大廃油プラスチックの再生需要の拡大大大・再生重油の販売先の拡大製品及びサービス国土強靭化(インフラ強靭化、建物の修繕)BCPの観点から発電機等のラインナップ追加によるレンタル需要増小大・BCP関連商品の拡充 このようなリスクと機会に対応するため、当社グループは、BDF・再生重油等の環境対応エネルギーに関する取組みを加速させることで、カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。 3.リスク管理(1)気候関連リスクを識別・評価・管理するプロセス当社グループでは、気候変動に伴うリスクについては短期的なリスクのみならず中長期的なリスクに関しても考慮しており、サステナビリティ委員会にて識別・評価を実施し、特に重要なリスクについては取締役会に報告される体制となっております。識別・評価された気候変動リスクに関しては、サステナビリティ委員会にて予防策と対応方針を検討し、取締役会にて承認した後に各グループ、部門で実行されます。また、リスクの優先順位付けプロセスとしては「影響度」と「発生度」の二つの軸を用いて評価することで、対処すべきリスクの重要度と優先順位の決定を行っております。 (2)全社のリスク管理への統合プロセス全社リスクを統括するリスク管理委員会は取締役会の直下に設置され、原則として年度ごとに一回以上開催されております。当委員会では、当社の経営に及ぼす可能性が高いリスクの発生防止に係る管理体制の整備、及び危機・緊急事態が発生した場合に、迅速かつ的確な対応により被害を最小限に抑え、事業の円滑な運営を実現するための議論・検討を行っております。気候変動に係るリスクに関しては、リスク管理委員会開催時にサステナビリティ委員会より年に一回共有することで、全社統合的なリスク管理体制を構築しております。今後、グループ全体のリスク管理に関しては、リスク管理委員会にて統合的な管理も検討しております。 なお、主要なリスクについては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。 4.指標及び目標(環境関連)当社グループでは、気候関連リスクおよび機会を評価・管理するための基盤として、GHGプロトコルに準拠した手法に基づき、温室効果ガス排出量(GHG)の算定を進めています。2023年度からScope1およびScope2の排出量の把握を開始し、2025年度からScope3の把握を開始しております。GHG排出量やエネルギー使用に関する定量的な削減目標は現時点で未設定ですが、排出実態の把握を進めた上で、中長期的な削減目標の策定を予定しています。今後は、エネルギー起源の排出削減に向けた再生可能エネルギーの導入や、高効率設備への更新、業務効率化による省エネ推進などの施策を段階的に検討・実行していきます。また、Scope3も含めたバリューチェーン全体での排出削減を視野に入れ、調達先との連携強化や、低炭素製品・サービスの提供拡大による間接的な削減貢献にも取り組んでまいります。 当社グループにおける温室効果ガス排出量実績(Scope1,2,3)(単位:t-CO2) 2023年度2024年度2025年度Scope1(直接排出)2,8672,6233,655Scope2(間接排出) 611 514 561Scope1・2合計3,4793,1374,216Scope3(その他の間接排出)--2,594,328Scope1・2・3合計--2,598,543・Scope1およびScope2の算定結果は、当社グループの連結ベースでの排出量を示しています。・Scope2の排出量は、マーケット基準に基づいて算定した結果を使用しています。・Scope3の算定結果は、当社グループの上流・下流におけるサプライチェーン全体の温室効果ガス排出量を示しています。・2025年度より有限会社加島の排出量実績を追加しております。 (人材育成および社内環境整備に関する取組み)人材戦略に関する基本方針に基づき、グループ横断の人材交流や人事異動を通じて人材リソースの最適化および最大化を図り、グループの持続的成長に向け、全体最適の視点から、変革を主体的に推進できる人材の育成に取り組んでいきます。 (当社グループが求める人材像)以下の3つの意識を備えた人材を、人材戦略の中核となる人物像として定義しています。当事者意識自ら考え、行動する変革意識現状を打破し、未来を創るプロ意識専門性を磨き続ける (1)人材育成への取組み 求める人材像の浸透を目的として、以下の取組みを通じた人材育成を推進しています。求める人材像の浸透タウンホールミーティングでのトップマネジメントとの対話の場グループ横断人事交流グループ人材マネジメントグループ経営人材の安定的・継続的育成階層別研修+次世代リーダー研修専門人材育成(M&A、PMI、内部統制、FP&A)専門性と変革力を併せ持つ人材の育成自律的な学習と挑戦を促す環境整備リサイクル/製造品質管理人材育成専門人材への学習の場の提供挑戦と成果を正しく評価する人事制度の構築グループ チャレンジ社員表彰制度の導入 (2)社内環境整備への取組み 多様な人材が互いの価値観を尊重し、自由に意見を言い合え、個人個人が力を発揮できる組織文化の醸成および職場環境の整備に取り組んでいます。多様な人材が活躍できる職場環境の整備女性管理職の登用促進と候補者の育成65歳を超えても活き活き働ける制度設計障がい者受入れ(雇用)のための社員教育在宅勤務制度/(コアタイムなし)フレックス勤務社員一人ひとりの自律的な成長を促す仕組みグループ各社の事業理解促進の場の提供グループ各社事業に関するセミナーの定期開催年次エンゲージメント調査によるモニタリング組織課題の把握および改善に活用 (3)人的資本関連 当社グループの人材育成・社内環境整備への取組みに関する指標並びに実績及び目標は
コーポレート・ガバナンスの概要6,943
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方① 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由当社及び当社グループ各社は、経営環境の変化に迅速に対応できる経営管理組織体制の構築と法令遵守を重要視し、積極的な情報開示を行うことにより、公正かつ信頼性の高い経営の実現を目指しております。当社は、当社の取締役会の監督機能を一層強化し、コーポレート・ガバナンスのさらなる充実を図るため、会社法における機関設計として監査等委員会設置会社を選択しております。また、当社は、コーポレート・ガバナンスに関し、次の体制を構築しております。1.財務・会計等の専門知識・経験を有する監査等委員である独立社外取締役及び経営戦略等の専門知識・経験を有する独立社外取締役を選任し、取締役の職務執行の監査・監督の実効性を確保しております。2.全般的な会社業務を統制するため、取締役執行役員で構成する経営会議を設置し、会社経営基本事項及び重要業務執行事項を協議・決定しております。3.業務執行の迅速化、効率化を図るため、「執行役員制度」を導入しております。4.取締役の指名・報酬等に関する手続きの公正性・透明性・客観性を強化し、当社のコーポレート・ガバナンスの充実を図るため、取締役会の諮問機関として任意の指名・報酬諮問委員会を設置しております。本委員会の構成は独立社外取締役を過半数とし、委員長は独立社外取締役が務めております。5.当社と当社グループ各社の経営者で構成する関係会社連絡会を定期的に開催して、グループ各社の諸問題について討議し、相互の意思疎通とグループ内の連携を図っております。 これらの取組みにより、客観的な立場から経営を監視する体制が機能し、職務執行の適正が有効に確保されていると判断して、現在の体制を採用しております。 コーポレート・ガバナンス体制の概要当社の主な機関は次のとおりであります。・取締役会代表取締役社長兼CEO川崎靖弘を議長とし、取締役常務執行役員兼CAO佐藤由理、取締役執行役員兼CFO大橋亮、社外取締役小野勝、社外取締役畑野誠司、取締役(常勤監査等委員)田村賢文、社外取締役(監査等委員)佐藤義幸、社外取締役(監査等委員)杉山敦子で構成されており、法令・定款に定められた事項の他、取締役会規程に基づき重要事項を決議し、各取締役の業務執行の状況を監督しております。・監査等委員会取締役(常勤監査等委員)田村賢文を委員長とし、社外取締役(監査等委員)佐藤義幸、社外取締役(監査等委員)杉山敦子で構成されており、取締役の職務の執行の監査、会計監査人の選任及び解任、その他法令及び定款に定められた職務を行っております。・経営会議代表取締役社長兼CEO川崎靖弘を議長とし、取締役常務執行役員兼CAO佐藤由理、取締役執行役員兼CFO大橋亮で構成されており、取締役会付議事項並びに会社経営に関する基本事項及び重要な業務の執行に関する事項を協議、若しくは決定し、全般的な会社業務の統制を行っております。・指名・報酬諮問委員会社外取締役(監査等委員)杉山敦子を委員長とし、社外取締役(監査等委員)佐藤義幸、代表取締役社長兼CEO川崎靖弘で構成されており、取締役会から諮問を受けた取締役の指名及び取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬に係る事項等を審議し、取締役会への答申を行います。 その他の社内委員会の概要は次のとおりであります。・グループコンプライアンス委員会グループ各社のコンプライアンス活動について、経営理念から導き出される企業倫理の観点から監督し、助言又は指導することを目的としております。・リスク管理委員会当社グループの経営に影響を及ぼす可能性が高いリスクの発生防止に係る管理体制の整備及び危機・緊急事態が発生した場合に、迅速かつ的確な対応により被害を最小限に抑え、事業の円滑な運営に資することを目的としております。・サステナビリティ委員会当社グループのサステナビリティに関する基本方針の策定、重要課題(マテリアリティ)の特定、重要課題(マテリアリティ)に基づく目標設定及び進捗管理等について審議することを目的としております 当社は、2026年6月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役(監査等委員である取締役を除く。)5名選任の件」及び「監査等委員である取締役1名選任の件」を上程しており、当該議案が承認可決された場合、当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)は5名(うち社外取締役2名)、監査等委員である取締役は3名(うち社外取締役2名)となります。当該議案が承認可決された場合の取締役会の構成員及び監査等委員会の構成員については、後記「(2)役員の状況 ① 役員一覧 b.定時株主総会後の役員の状況」に記載のとおりであります。 ② 内部統制システムの整備状況及びリスク管理体制の整備状況当社グループは、社会における企業の果たすべき責任に鑑み、コンプライアンスの実践を経営の重要課題の一つとして位置づけ、2005年2月以降、コンプライアンス委員会を設置し、ステークホルダーや一般社会から要請される公正かつ透明な企業活動の実践に取り組んでまいりました。さらにこれらの取組みを強化するため、グループ各社に設置されたコンプライアンス委員会の上部組織として「富士興産グループ企業倫理委員会」を2006年3月に設置し、グループ各社のコンプライアンスの活性化を図ってまいりました。また、リスク管理体制整備及び強化のため、2007年3月に「リスク管理規程」を定め、リスクを網羅的・統括的に管理するための「リスク管理委員会」を設置し、危機・緊急事態に即応できる体制を整備しております。なお、2025年10月1日付の富士ユナイトホールディングス株式会社の設立にあたり、「富士興産グループ企業倫理委員会」と「コンプライアンス委員会」を統合して「グループコンプライアンス委員会」を設置し、グループ各社のコンプライアンスの強化を図っております。 当社は、内部統制システムの整備に関する基本的な考え方として「業務の適正を確保するための体制」を以下のとおり定め、この体制に掲げる内部統制システムを整備し、運用しております。1.当社の取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制①取締役会規程に基づき、取締役会を原則として月1回開催する。②取締役は、取締役会を通じて、他の取締役の業務執行の監督を行う。③取締役会規程において、法令又は定款で定められた事項のほか、重要な財産の処分及び譲受に関する事項、多額の借財に関する事項などの重要な業務執行について取締役会に付議すべき事項を具体的に定め、それらの付議事項について取締役会で決定する。④監査等委員会は、監査方針の下、取締役会への出席、業務執行状況の調査などを通じ、取締役の職務執行の監査を行う。2.当社の取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制①取締役は、取締役会議事録、稟議決裁書その他その職務の執行に係る情報を社内規則の定めるところに従い適切に保存し、管理する。②各取締役及び監査等委員会の要求があるときは、これを閲覧に供する。3.当社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制①会社業務に関するリスク情報の収集と分析を行い、リスクを網羅的・統括的に管理する社内規則を制定して、リスク管理体制を明確化する。②危機管理を所掌する組織としてリスク管理委員会を設置し、事業の継続性を揺るがすほどの重大なリスクが発生した場合の対応につき整備を進めていく。③リスク管理委員会は、社内規則の整備、運用状況の確認を行うとともに使用人に対する周知、啓発を行う。4.当社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制社内規則に基づく職務権限・意思決定ルールにより適正かつ効率的に職務の執行が行われる体制を採る。5.当社の使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制①グループコンプライアンス委員会で、役職員が法令・定款その他の社内規則及び社会通念などを遵守した行動をとるための規範や行動基準を定め、その周知徹底と遵守の推進を図る。②役職員は、法令・定款違反、社内規則違反あるいは社会通念に反する行為などが行われていることを知ったときはグループコンプライアンス委員会などに通報・相談し、グループコンプライアンス委員会の責任者は、重要な案件については遅滞なく取締役会及び監査等委員会に報告する。③内部通報制度に関しては、通報者の保護を図るとともに透明性を維持した的確な対処の体制を採る。6.次に掲げる体制その他の当社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制(1)子会社の取締役等の職務執行に係る事項の当社への報告の体制当社は関係会社規程を定めて、子会社の経営管理及び経営指導を行うとともに、年一回開催する関係会社連絡会において、子会社の経営者に重要な職務の執行に関する定期報告を求める。(2)子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制当社は子会社のリスク管理の活動状況について定期的に報告を求める。当社が子会社からリスクの報告を受けた場合、当社のリスク管理委員会において事実関係を調査し、適切な対策を講じる。(3)子会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制①当社はグループの中期経営計画を策定し、子会社の経営目標を明確にする。②当社は子会社の事業計画等の重要事項については、子会社との事前協議を要する事項とし、その他の事項については、子会社の取締役又は監査役として選任された当社の指名する者が出席する子会社の取締役会において決議することにより、グループの統制を図りつつ、職務執行の効率性を確保する。(4)子会社の取締役等及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制①当社は子会社に対してグループ共通の行動規範の遵守を求める。②当社は子会社のコンプライアンス委員会の活動状況につき、年一回開催するグループコンプライアンス委員会において報告を求める。③当社は子会社の取締役又は監査役として当社の指名する者を選任させ、子会社の取締役会に出席することにより、業務の適正を確保する。④当社は当社の内部通報制度の利用対象に子会社を含むことにより、グループ各社の内部通報に迅速に対応できる体制とする。7.監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に関する事項監査等委員会がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合、監査等委員会の業務補助のため監査等委員会スタッフを置くこととし、その人事については、代表取締役と監査等委員会が意見交換を行う。なお、監査等委員会の職務を補助すべき取締役は置かないものとする。 8.前号の取締役及び使用人の取締役(監査等委員である取締役を除く。)からの独立性に関する事項①監査等委員会スタッフは、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の指揮・監督を受けない専属の使用人とする。②監査等委員会スタッフの異動には監査等委員会の事前の同意を必要とする。9.監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項監査等委員会の職務を補助すべき使用人は、監査等委員会の要請に基づき補助を行う際、監査等委員会の指揮命令に従うものとする。10.次に掲げる体制、その他の監査等委員会への報告に関する体制(1)当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)、執行役員及び使用人が監査等委員会に報告をするための体制①取締役(監査等委員である取締役を除く。)、執行役員及び使用人は、職務執行に関して重大な法令・定款違反もしくは不正行為の事実、又は会社に著しい損害を及ぼす恐れのある事実を知ったときは、遅滞なく監査等委員会に報告する。②取締役(監査等委員である取締役を除く。)、執行役員及び使用人は、事業・組織に重大な影響を及ぼす決定、内部監査の実施結果を遅滞なく監査等委員会に報告する。(2)子会社の取締役、監査役及び使用人又はこれらの者から報告を受けた者が当社の監査等委員会に報告をするための体制当社及び子会社の内部通報制度に基づき通報を受けた者は、通報内容を当社の総務部長に報告し、当社の総務部長はその内容を当社監査等委員会に遅滞なく報告する。11.監査等委員会に前号の報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な扱いを受けないことを確保するための体制当社及び子会社は、内部通報制度に係る「ホットライン規程」において、通報者が通報したことをもって不利益な取り扱いを受けないとする定めをおく。12.監査等委員の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項監査等委員がその職務の執行について、当社に費用の前払等を請求した場合、当社は当該請求が監査等委員の職務に必要でないと認められる場合を除き、これを負担する。13.その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制①代表取締役は、監査等委員会と可能な限り会合を持ち、業務報告とは別に会社運営に関する意見の交換のほか、意思の疎通を図るものとする。②取締役会は、業務の適正を確保するうえで重要な業務執行の会議への監査等委員の出席を確保する。14.反社会的勢力を排除するための体制①社会の秩序や安全に脅威を与え、健全な経済・社会の発展を妨げる反社会的勢力に対しては、その関係を遮断するため、基本方針・規程を定め、その徹底を図る。②反社会的勢力との関係遮断に係る主管部署を定めるとともに、外部専門機関と緊密に連携し、会社を挙げて毅然とした態度で対応する。 ③ 取締役との責任限定契約の内容の概要当社と各社外取締役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額としております。 ④ 役員等賠償責任保険契約の内容の概要 当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保険契約の被保険者の範囲は当社及び子会社の全役員、他企業派遣役員であり、被保険者は保険料を負担しておりません。当該保険契約により被保険者の保険期間中に提起された損害賠償請求に起因する損害を填補することとし
役員の報酬等2,776
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 当社は、2025年10月1日開催の取締役会において、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別報酬等の内容に係る方針(以下「当該方針」という。)を決議しております。当該取締役会の決議に際しては、あらかじめ決議する内容について指名・報酬諮問委員会へ諮問し、答申を受けております。 また、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が当該方針と整合していることを確認しており、当該方針に沿うものであると判断しております。 当社の取締役の個人別の報酬等の内容決定に係る決定方針の内容は次のとおりです。 1.基本方針当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。以下「取締役」という。)の報酬は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして機能する報酬体系とし、取締役の個人別の報酬の決定に際しては、株主総会で決定された報酬総額の限度内で、役位、職責、同規模の他の上場会社の水準及び会社業績等に応じた金額水準の内規を踏まえた適正な水準とする。具体的には、取締役の報酬は、基本報酬(金銭報酬)、譲渡制限付株式報酬(非金銭報酬)及び役員賞与(業績連動報酬)により構成し、取締役のうち社外取締役の報酬については、その職務に鑑み、基本報酬(金銭報酬)のみの構成とする。 2.取締役の基本報酬(金銭報酬)の個人別報酬等(業績連動報酬及び非金銭報酬等を除く。)の額又はその算定方法の決定に関する方針取締役の基本報酬は、月例の固定報酬とし、基本方針に従って決定する。 3.業績連動報酬の内容及び額又はその算定方法の決定に関する方針業績連動報酬は、企業価値の持続的な向上を目指す中で、単年度目標達成のためのインセンティブ付与を目的として、役位に応じて設定される基準額に、各事業年度の連結営業利益又は当社個別営業利益の目標値に対する達成率に応じて0.5~2.0の範囲内で設定される業績連動指数を乗じた額を役員賞与として、毎年一定の時期に支給する。なお、業績目標の算定に当たっては、営業活動の実態を表す指標として適切であることを理由に、営業利益を採用する。 業績指標2025年度目標2025年度実績2026年度目標グループ会社の取締役を兼務している取締役連結営業利益800百万円1,184百万円1,000百万円 4.非金銭報酬等の内容及び額又はその算定方法の決定に関する方針非金銭報酬等は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブの付与及び取締役と株主との一層の価値共有を進めることを目的とした譲渡制限付株式報酬とし、毎年一定の時期に、一定の譲渡制限期間等の定めのある譲渡制限付株式を基本方針に従って付与する。なお、譲渡制限付株式報酬の総額は、株主総会で決定された報酬総額の限度内で、年額3,000万円以内とし、譲渡制限付株式報酬として発行又は処分される株式の総数は年30,000株以内とする。 5.取締役の基本報酬(金銭報酬)の額、業績連動報酬等の額又は非金銭報酬等の額の取締役の個人別報酬等の額に対する割合の決定に関する方針(1)社外取締役を除く取締役の報酬総額に占める基本報酬(金銭報酬)と譲渡制限付株式報酬(非金銭報酬)の割合は、おおよそ8:2とする。(2)業績連動報酬は、業績指標の目標値を達成した場合に限り、その達成率に応じて、基本報酬(金銭報酬)と譲渡制限付株式報酬(非金銭報酬)の合計額のおおよそ10%から40%となるよう設計する。 6.取締役の個人別報酬等の内容についての決定に関する事項取締役の個人別報酬額については、取締役会決議に基づき代表取締役社長 兼 CEO 川崎靖弘がその具体的内容について委任を受けるものとし、その権限の内容は、各取締役の基本報酬、譲渡制限付株式報酬及び役員賞与の額の決定とする。 取締役会が代表取締役社長 兼 CEO 川崎靖弘に上記権限を委任した理由は、当社全体の業績を俯瞰しつつ各取締役の担当事業の評価を行うには、代表取締役社長 兼 CEO 川崎靖弘が最も適していると判断したためである。なお、取締役会は、当該権限が代表取締役社長によって適切に行使されるよう、基本報酬、譲渡制限付株式報酬及び役員賞与の額について、基本方針に定める内規に従って原案を作成のうえ、委員長を独立社外取締役とし、委員の過半数が独立社外取締役で構成される指名・報酬諮問委員会に諮問し答申を得るものとする。上記委任を受けた代表取締役社長は、当該委員会の答申を踏まえたうえで、当該内規の内容にしたがって決定をしなければならないこととする。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(名)基本報酬業績連動報酬非金銭報酬等取締役(監査等委員を除く)3622-135(うち社外取締役)(6)(6)(-)(-)(2)取締役(監査等委員)1212--3(うち社外取締役)(6)(6)(-)(-)(2)合計4834-138(うち社外役員)(12)(12)(-)(-)(4)(注)1.当社の設立日である2025年10月1日から2026年3月31日までの支給実績であります。2.取締役の報酬等の額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。3.当社設立の日から最初の定時株主総会終結の時までの取締役の報酬限度額は、取締役(監査等委員を除く。)については、2025年10月1日に制定した定款附則第3条第1号において年額2億円以内(ただし、使用人分給与は含まない。)と決議しております。なお、当該定款制定時点の取締役(監査等委員を除く。)の員数は5名(うち社外取締役2名)であります。取締役(監査等委員)については、2025年10月1日に制定した定款附則第3条第2号において、年額3,000万円以内と決議しております。なお、当該定款制定時点の取締役(監査等委員)の員数は3名(うち社外取締役2名)であります。4.2025年10月1日に制定した定款附則第3条第3号において、上記3.の取締役(監査等委員を除く。)の報酬とは別枠で、当社設立の日から最初の定時株主総会終結の時までの対象取締役に対する譲渡制限付株式に関する報酬として支給する金銭報酬債権の総額を年額3,000万円以内(ただし、使用人分給与は含まない。)と決議しております。なお、当該定款制定時点の対象取締役(監査等委員を除く。)の員数は3名であります。5.当事業年度において、社外役員が当社の子会社から受けた役員報酬等はありません。
従業員の状況1,464
(2)【従業員の状況】①連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)リサイクル事業62(3)ホームエネルギー事業46(1)再生可能エネルギー事業7(-)石油事業112(18)レンタル事業51(-)全社(共通)6(-)合計284(22) (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。2.㈲加島の従業員は、リサイクル事業及び石油事業に従事していますが、リサイクル事業に従事している従業員は、石油事業も兼務しているため、石油事業に含めて表記しております。3.当社の従業員は、全て全社(共通)に属しております。 ②提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)6(-)44.3-7,673,126- (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3.当社は、2025年10月1日に単独株式移転により設立されたため、平均勤続年数及び平均年間給与の対前事業年度増減率は記載しておりません。 ③最大人員会社の状況ア 当事業年度における従業員数が最も多い会社富士興産㈱2026年3月31日現在 従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)86(13)47.418.86,737,916△1.86 (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 イ 上記アの次に従業員数が多い会社環境開発工業㈱2026年3月31日現在 従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)62(3)46.115.85,628,2421.27 (注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 ④労働組合の状況 当社には、労働組合はありません。 なお、連結子会社である富士興産株式会社には労働組合が組織されており、日本化学エネルギー産業労働組合連合会富士興産労働組合と称しております。2026年3月31日現在における組合員数は42名であり、上部団体である日本化学エネルギー産業労働組合連合会に加盟しております。 また、連結子会社である環境開発工業株式会社においても労働組合が組織されており、UAゼンセン環境開発工業労働組合と称しております。2026年3月31日現在における組合員数は54名であり、上部団体である全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟UAゼンセンに加盟しております。 当社グループにおける労使関係は、概ね良好に推移しており、特記すべき事項はありません。 ⑤管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異 提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象に該当しないため、記載を省略しております。
関係会社の状況495
4【関係会社の状況】名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) 環境開発工業㈱(注)2北海道北広島市48リサイクル事業100.0業務受託役員の兼任2名富士ホームエナジー㈱(注)2札幌市中央区30ホームエネルギー事業100.0業務受託役員の兼任2名富士興産㈱(注)2.3東京都千代田区1,000石油事業再生可能エネルギー事業100.0資金の預り、業務受託、業務委託役員の兼任3名㈲加島京都府京都市3石油事業リサイクル事業100.0役員の兼任2名富士レンタル㈱(注)2札幌市東区50レンタル事業100.0資金の貸付、業務受託役員の兼任2名 (注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。2.特定子会社に該当しております。3.富士興産㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 (1)売上高 67,187百万円(2)経常利益 813百万円(3)当期純利益 104百万円(4)純資産額 3,935百万円(5)総資産額 15,179百万円
配当政策616
3【配当政策】 当社は、株主の皆様への利益還元を経営上の重要課題であるとの認識のもと、中長期的な視野に立った投資により企業価値を増大させ、積極的な利益還元を行うことを基本方針としています。 当期の期末配当につきましては、1株当たり31円を実施いたしたいと存じます。 次期につきましては、グループ価値の中長期的な最大化を重要課題と認識し、成長投資と株主還元の両立を基本方針といたしたく存じます。 また、本方針に基づき、配当性向60%を視野に入れつつ、事業活動から創出されるキャッシュ・フローおよび財務健全性を踏まえ、安定的かつ継続的な配当を実施してまいります。 2026年度の株主還元につきましては、1株当たり中間配当31円、期末配当31円の年間配当62円とする予定であります。 当社は「取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として、会社法第454条第5項に定める剰余金の配当(中間配当)をすることができる。」旨を定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を可能とすることを目的とするものであります。 なお、第1期に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。期末配当に関する配当金の総額204百万円及び1株当たり配当額31円につきましては、2026年6月23日開催予定の定時株主総会の決議事項となっております。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2026年6月23日20431定時株主総会(予定)
研究開発活動21
6【研究開発活動】 該当事項はありません。
主要な設備の状況689
2【主要な設備の状況】当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。(1) 提出会社重要性が乏しいため、記載を省略しております。 (2) 国内子会社2026年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)機械装置及び運搬具(百万円)土地(百万円)(面積㎡)その他(百万円)合計(百万円)環境開発工業㈱本社(北海道北広島市)リサイクル事業リサイクル設備等247207253(21,098)1972762[2]富士ホームエナジー㈱本社他(札幌市中央区他)ホームエネルギー事業LPG設備等33912-6842146[-]富士興産㈱本社他(東京都千代田区)石油事業再生可能エネルギー事業油槽所設備太陽光発電設備バイオ燃料製造設備1,1851,110645(29,437)1103,05286[13]㈲加島本社他(京都市伏見区)石油事業リサイクル事業SS設備等3740130(3,297)1021931[6]富士レンタル㈱札幌東営業所他(札幌市東区他)レンタル事業事務所設備等450317(8,343)8411,20547[-](注)1.帳簿価額には、建設仮勘定の金額は含んでおりません。2.富士レンタル㈱の土地は、上記以外に連結会社以外からの賃借分が15,703㎡あります。3.㈲加島の土地は、上記以外に連結会社以外からの賃借分が1,032㎡あります。4.富士興産㈱の土地は、上記以外に連結会社以外からの賃借分が144,964㎡あります。5.臨時雇用者数は[ ]内に、年間平均雇用人員を外数で記載しております。
監査の状況3,114
(3)【監査の状況】① 監査等委員の監査の状況a.組織・人員有価証券報告書提出日現在、当社は監査等委員である取締役3名(うち社外取締役2名)により構成されている監査等委員会を設置し、原則として年7回、監査等委員会を開催しております。当事業年度においては、監査等委員会を5回開催しました。監査等委員は、取締役会決議事項の審議・採決及び報告事項について、必要に応じて疑問点を質し、又は意見を述べるとともに、取締役の職務の執行における法令・定款違反の有無及び妥当性について監査しております。監査等委員は、監査等委員会の決議をもって定めた監査等委員会規程に則り、法令に定める監査等委員監査を網羅的に実行する体制を整え、会計帳簿や重要会議の議事録を閲覧することに加え、グループ各社を含めた経営執行者に対する計画的監査の実施、代表取締役との定期会合や取締役からの直接の聴取を行うなど、取締役の業務執行の妥当性、効率性等を幅広く検証しております。また、内部監査部門及び会計監査人と必要の都度、相互の情報交換・意見交換を行うなど、連携を密にして、監査の実効性と効率性の向上を目指しております。 ・当事業年度(2025年10月1日~2026年3月31日)における個々の監査等委員の監査等委員会への出席状況役職名氏名当事業年度の出席率常勤監査等委員田村 賢文100%(5/5回)非常勤監査等委員佐藤 義幸100%(5/5回)非常勤監査等委員杉山 敦子100%(5/5回)※1.田村賢文氏は、石油製品の販売に関する豊富な知識と経営者としての経験を有しております。※2.佐藤義幸氏は、弁護士としての企業法務等に関する豊富な専門的知見を有しております。※3.杉山敦子氏は、公認会計士としての豊富な監査経験と財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。 b.監査等委員会の活動状況・当事業年度における監査等委員会の具体的な検討事項監査等委員会の具体的な検討事項は、内部統制システムの運用状況と実効性の確認、リスク管理体制及びコンプライアンス体制の運用状況、ホットライン通報制度の運用状況、事業計画の進捗状況、会計監査人の監査の方法及び結果の相当性、会計監査人の評価及び再任・選解任の決定等であります。 ・当事業年度における常勤及び非常勤監査等委員の活動状況常勤及び非常勤監査等委員は、取締役会(7回中7回出席、出席率100%)、代表取締役との会合、コンプライアンス委員会に出席しております。毎月の業績、内部統制システム及びリスク管理体制の運用状況については、取締役会での報告に基づき確認を行いました。その他に、主要事業所及び連結子会社3社への往査(業務・財産の調査、事業所長並びに子会社取締役からの報告聴取と意見交換)、期末決算監査、会計監査人との会合、会計監査人に関する評価、再任・選解任の決定等の活動を行っております。常勤監査等委員は上記の活動に加え、経営会議(6回中6回出席、出席率100%)、リスク管理委員会、環境安全委員会、企業倫理委員会、関係会社連絡会等の重要会議へ出席しております。その他に、事業所の業務・財産の調査のための往査、本社管理の有価証券・預り保証金等の現物実査、ホットライン通報制度の運用状況の確認、重要な決裁書類等の閲覧、また取締役の競業取引、利益相反取引、会社による無償の利益供与に関する報告内容の確認を行っております。 ② 内部監査の状況当社は、2名体制での内部監査部門を設置しております。当社を含めたグループ各社を対象に、監査基本計画書に基づき内部監査を実施しております。内部監査終了後遅滞なく監査報告書及び監査指摘事項に対する改善提案を作成しております。なお、内部監査の結果は、代表取締役社長に報告するとともに、取締役会及び監査等委員会にも直接報告するデュアルレポーティングラインを構築し、内部監査の実効性を確保しております。その後、監査指摘事項及び改善提案に対する被監査部門からの改善処置、方針等の報告を受け、必要に応じてフォローアップ監査を実施しております。また、監査等委員及び会計監査人と必要の都度、相互の情報交換・意見交換を行うなどの連携を密にして、監査の実効性と効率性の向上を目指しております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称 有限責任 あずさ監査法人 b.継続監査期間 52年間上記は、単独株式移転により完全子会社となった富士興産㈱への継続監査期間を通算しております。また、有限責任 あずさ監査法人の前身である監査法人朝日会計社になって以降の期間について記載したものです。監査法人朝日会計社以前に個人事務所が監査を実施していた期間を含めると、継続監査期間は、55年間となります。 c.業務を執行した公認会計士 指定有限責任社員 業務執行社員:米山 英樹 指定有限責任社員 業務執行社員:中島 悠史 d.監査業務に係る補助者の構成 公認会計士5名、その他21名 e.監査法人の選定方針と理由会計監査人が独立性及び必要な専門性を有すること、監査体制が整備されていること、また監査報酬や監査実績などを総合的に勘案し、会計監査人を選定しております。なお、当社の会計監査人の解任又は不再任の決定の方針は、次のとおりであります。監査等委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれかに該当すると認められる場合、その解任の是非について審議を行ったうえ、監査等委員全員の同意に基づき会計監査人を解任いたします。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集される株主総会におきまして、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。また、監査等委員会は上記の場合のほか、会計監査人の監査品質、監査実施の有効性及び効率性などを勘案し、当社の会計監査人として適当でないと判断した場合には、会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。取締役会は、監査等委員会の当該決定に基づき、会計監査人の解任又は不再任にかかる議案を株主総会に提出いたします。 f.監査等委員会による監査法人の評価当社の監査等委員会は、監査法人を適切に評価するために「会計監査人の評価基準」を策定し、これに基づき、会計監査人が独立性及び必要な専門性を有すること、監査体制が整備されていること、監査報酬などが合理的かつ妥当であるかを確認し、監査実績などを踏まえたうえで、会計監査人を総合的に評価しております。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区分当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社19-連結子会社159計349連結子会社における非監査業務の内容は、持株会社体制への移行に係るコンサルティング業務であります。 b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(a.を除く)(当連結会計年度)該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容(当連結会計年度)該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針決定に関する方針は定めておりませんが、監査日数等を勘案したうえで決定しております。 e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由当社の監査等委員会は、取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠等が適切であるかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について同意の判断をいたしました。
株式の保有状況1,143
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、投資株式について、専ら株式の価値の変動又は配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式と区分しております。なお、当社は、純投資目的である投資株式は保有しておりません。 ② 富士興産㈱における株式の保有状況 当社及び連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最も大きい会社(最大保有会社)である富士興産㈱については以下のとおりであります。a.保有目的が純投資以外の目的である投資株式イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容純投資目的以外の目的である投資株式については、取引関係円滑化のために重要と判断した場合に限り、政策保有株式として上場株式を保有します。保有に際しては、取締役会において毎年保有する政策保有株式全銘柄の保有目的の適切性、保有リスクを検証しております。また保有に伴う便益(配当金・取引による収益)と資本コストを比較検証し、保有の意義がないと判断した政策保有株式については縮減を進めております。 ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式239非上場株式以外の株式242 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式10持株会を通じた持株数の増加 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式112非上場株式以外の株式11 ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)京極運輸商事㈱21,30021,300石油事業における取引先であり、取引安定のために保有しております。有2625兵機海運㈱5,0005,000石油事業における取引先であり、取引安定のために保有しております。無1615日本道路㈱-1,335石油事業における取引先であり、取引安定のために保有しておりました。無-2(注)定量的な保有効果については、「(5)株式の保有状況②a」の記載内容に基づいて、その保有効果を確認しております。 ③ 提出会社における株式の保有状況 該当事項はありません。
沿革1,518
2【沿革】 当社は、2025年10月1日に単独株式移転により富士興産㈱の完全親会社として設立されました。 当社グループの主な変遷は、次のとおりであります。 2025年6月富士興産㈱の株主総会において株式移転計画が承認される。2025年10月単独株式移転方式により、富士興産㈱の完全親会社として当社が設立され、普通株式を東京証券取引所スタンダード市場に上場。(証券コード:416A)また、株式取得により、㈲加島を当社の直接保有子会社にする。2026年1月富士興産㈱が実施した現物配当により、環境開発工業㈱、富士ホームエナジー㈱及び富士レンタル㈱の3社を当社の直接保有子会社にする。 また、単独株式移転により当社の完全子会社となった富士興産㈱の沿革は、次のとおりであります。(参考:2025年9月までの富士興産㈱の沿革)1949年9月燃料の確保、供給を主たる目的として資本金50万円で創立。1956年10月和歌山県海南市に海南製油所として操業開始。1965年10月兵庫県神戸市に兵庫富士興産販売㈱(2006年7月に富士興産㈱と合併 合併前・エフケー石油販売㈱)を設立。1970年5月富士興産㈱株式を東京証券取引所の市場2部に上場。1971年4月富士興産㈱株式を大阪証券取引所の市場2部に上場。1971年8月富士興産㈱株式が東京証券取引所、大阪証券取引所の市場1部に指定される。1985年7月海南製油所の石油精製部門を海南石油精製㈱(現・ENEOS和歌山石油精製㈱)に営業譲渡。1985年7月石油精製業から石油販売業となる。1992年1月富士興産㈱は三菱石油㈱(現・ENEOSホールディングス㈱)の資本参加を受け、物流、販売等の業務提携を行う。1992年4月和歌山石油精製㈱(現・ENEOS和歌山石油精製㈱)に出資を行い関連会社とし、委託製造を開始。1993年3月株式取得により北海道札幌市の富士油業㈱(2006年7月に富士興産㈱と合併)、その子会社である北海道札幌市の富士レンタル㈱(現・連結子会社)を子会社化。2001年4月和歌山石油精製㈱(現・ENEOS和歌山石油精製㈱)は、原油処理及び燃料油、アスファルト生産を停止し、潤滑油製造に特化し、富士興産㈱との間の業務提携内容を委託製造から潤滑油製品売買に切り替える。2002年1月リテールを中心とした潤滑油販売を展開する、エフケールブネット㈱を設立。2004年3月富士興産㈱の潤滑油事業を新日本石油㈱(現・ENEOSホールディングス㈱)に営業譲渡。2004年3月和歌山石油精製㈱(現・ENEOS和歌山石油精製㈱)との潤滑油製品売買の業務提携を解消。2004年5月和歌山石油精製㈱(現・ENEOS和歌山石油精製㈱)が富士興産㈱の関連会社ではなくなる。2006年4月富士油業㈱の家庭用燃料小売事業を分割して、富士ホームエナジー㈱(現・連結子会社)を新設。2006年7月富士興産㈱が富士油業㈱及びエフケー石油販売㈱を吸収合併。2008年12月富士興産㈱株式が富士興産㈱の申請に基づき大阪証券取引所より上場廃止となる。2010年7月富士興産㈱がエフケールブネット㈱を吸収合併。2013年9月千葉県木更津市にメガソーラー発電所を竣工し、太陽光発電(メガソーラー)事業を開始。2022年4月東京証券取引所の市場再編に伴いスタンダード市場に移行。2022年10月株式取得により、リサイクル事業等を展開する環境開発工業㈱(現・連結子会社)を子会社化。2025年5月取締役会において、富士興産㈱の単独株式移転による持株会社「富士ユナイトホールディングス株式会社」の設立を内容とする「株式移転計画書」を決議。

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

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譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ自己株式 · 16:30
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2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 16:00
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譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分に関するお知らせ自己株式 · 16:00
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

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臨時報告書臨時報告書 · S100YMLS
臨時報告書臨時報告書 · S100YJZ7
内部統制報告書-第1期(2025/10/01-2026/03/31)内部統制報告書 · S100YGIA
確認書確認書 · S100YGI7
有価証券報告書-第1期(2025/10/01-2026/03/31)有価証券報告書 · 2026-03-31期 · S100YGHU
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訂正有価証券届出書(組織再編成・上場)有価証券届出書 · S100WABK
有価証券届出書(組織再編成・上場)有価証券届出書 · S100VWHF
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