ア
株式会社アドバンスト・メディア
Advanced Media, Inc.
71億円売上高(FY2026)
13.2%ROE
84.2%自己資本比率
98財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2026の売上高は71億円(前年比+6.0%)。営業利益は14億円(営業利益率20.4%)、当期純利益は17億円。総資産167億円に対し自己資本比率は84.2%、ROEは13.2%。情報・通信業の中央値(ROE 12.0%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは19億円の創出、現金及び現金同等物は55億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)1,069円2026-09-04
PER9.6倍
PBR1.19倍
配当利回り3.13%
時価総額(概算)161億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高71億円+6.0%
営業利益14億円-0.2%
当期純利益17億円+23.5%
総資産167億円
純資産140億円
営業利益率20.4%
ROE13.2%
自己資本比率84.2%
EPS111.2円
BPS895円
1株配当33.5円
配当性向30.1%
従業員数—
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE13.2%中央値 12.0%
営業利益率20.4%中央値 8.6%
自己資本比率84.2%中央値 66.6%
健全性スコア98.0点中央値 71.0点
帯は情報・通信業(200社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 71億円 | 14億円 | 16億円 | 17億円 | 167億円 | 140億円 | 111.2 | 13.2% | 84.2% |
| FY2025 | 67億円 | 14億円 | 15億円 | 14億円 | 160億円 | 123億円 | 90.4 | 12.0% | 77.1% |
| FY2024 | 60億円 | 14億円 | 14億円 | 10億円 | 158億円 | 113億円 | 64.9 | 9.6% | 71.0% |
| FY2023 | 52億円 | — | 11億円 | 9億円 | 148億円 | 97億円 | 52.1 | 8.1% | 65.2% |
| FY2022 | 45億円 | 8億円 | 9億円 | 4億円 | 132億円 | 117億円 | 24.4 | 3.9% | 88.7% |
| FY2021 | 44億円 | 7億円 | 7億円 | 6億円 | 126億円 | 115億円 | 34.1 | 5.7% | 91.0% |
| FY2020 | 47億円 | — | 8億円 | 7億円 | 117億円 | 105億円 | 37.9 | 6.8% | 88.3% |
| FY2019 | 43億円 | — | 9億円 | 9億円 | 114億円 | 102億円 | 53.1 | 12.3% | 88.7% |
| FY2018 | 37億円 | — | 6億円 | 5億円 | 72億円 | 55億円 | 32.8 | 10.5% | 73.2% |
| FY2017 | 26億円 | — | -1億円 | -1億円 | 62億円 | 50億円 | -6.5 | -2.2% | 75.8% |
| FY2016 | 23億円 | — | -3億円 | -2億円 | 63億円 | 50億円 | -11 | -3.5% | 76.4% |
営業CF19億円
投資CF11億円
財務CF-16億円
現金及び現金同等物55億円
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | LIM JAPAN EVENT MASTER FUND(常任代理人 立花証券株式会社) | 3.5% |
| 2 | 光1号配当特化投資事業有限責任組合 | 3.4% |
| 3 | アイビー投資事業有限責任組合 | 3.4% |
| 4 | 鈴木清幸 | 3.3% |
| 5 | 株式会社BSR | 3.3% |
| 6 | 住友不動産株式会社 | 3.0% |
| 7 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE U.S. TAX EXEMPTED PENSION FUNDS SEC LENDING(常任代理人 香港上海銀行東京支店) | 2.2% |
| 8 | レック株式会社 | 2.0% |
| 9 | 中村得郎 | 2.0% |
| 10 | TSUCHIYA株式会社 | 1.9% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 32億円 | 5億円 | 5億円 | 7億円 | 15.4% | 80.5% | 42 |
| FY2025中間(〜2024-09-30) | 32億円 | 7億円 | 8億円 | 5億円 | 22.3% | — | 35.1 |
| FY2024中間 | 29億円 | 7億円 | 7億円 | 5億円 | 23.0% | — | 29.9 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢37.5歳
平均年間給与638万円
平均勤続年数7.49年
提出会社(単体)ベースの開示値です。
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容4,338字
3【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当連結会計年度末において、当社(株式会社アドバンスト・メディア)と連結子会社3社(AMIVOICE THAI CO., LTD.(タイ王国)、株式会社速記センターつくば、株式会社アミサポ)により構成されており、事業セグメントは、音声事業の単一セグメントであります。 音声事業 当社グループは、AI音声認識AmiVoice®を核とした下記の事業を展開しております。Ⅰ.サービス事業 企業及び企業内のユーザーや一般消費者へAI音声認識アミボイスをサービス利用の形で提供する事業Ⅱ.プロダクト事業 AI音声認識アミボイスを組み込んだアプリケーション商品をライセンス販売する事業Ⅲ.ソリューション事業 AI音声認識アミボイスを組み込んだ音声認識ソリューションの企画・設計・開発を行う事業 なお、音声事業の単一セグメントは、既存コアビジネスをBSR1(第一の成長エンジン)、新規ビジネスの創生、M&A、海外事業をBSR2(第二の成長エンジン)と定義し、8つのプロフィットユニットで構成されております。 BSR1(第一の成長エンジン)当社のCTI事業部、VoXT事業部、医療事業部、SDX事業部の4つのプロフィットユニットで構成をしております。 BSR2(第二の成長エンジン)当社のBDC本部(含む株式会社アミサポ)、海外事業部、および連結子会社のAMIVOICE THAI CO., LTD.(タイ王国)、株式会社速記センターつくばの4つのプロフィットユニットで構成をしております。注)事業部名称の語源は次のとおりです。CTI: Computer Telephony Integration,VoXT: Voice Texting,SDX: Speech DX,BDC:Business Development Center 分野別の導入事例および代表的な製品は次の表のとおりです。分野導入事例および代表的な製品 コールセンター業務効率化・コンプライアンス強化・音声と文字による通話モニタリング・応対品質向上など、音声認識技術を活用した新しいコールセンター向けソリューションを提供。導入事例銀行、生命保険会社、メーカー、製薬会社、通信販売会社610社に導入(2026年3月末現在)株式会社三井住友銀行株式会社三菱UFJ銀行大同生命保険株式会社朝日生命保険相互会社日本生命保険相互会社三井住友カード株式会社株式会社ジャルカード東邦薬品株式会社株式会社ジャパネットホールディングス株式会社スカパー・カスタマーリレーションズ株式会社日立システムズ株式会社ベルシステム24製品AI音声認識ソリューション「AmiVoice® Communication Suite」応対品質評価レポート自動作成ツール「AmiVoice® CQM Assist」ボイスボット(音声認識IVR)サービス 「AmiVoice® ISR Studio」 議事録・書き起こし議事録支援システムを自治体および民間企業に提供。発言内容をリアルタイムにテキスト化し、議事録作成業務・書き起こしの効率化を実現。情報公開のスピード化、業務量の軽減、コスト削減を実現。導入事例東京都議会、北海道議会、宮城県議会、広島県議会、大阪府庁、沖縄県庁、神奈川県庁、兵庫県庁、福島県庁、伊勢市議会、笠間市役所、佐賀市議会、沼津市議会、箱根町議会等自治体、湘南信用金庫、大手民間企業、放送局等3,176施設に導入(2026年3月末現在)製品議事録ソリューションプラットフォーム「VoXT One」・文字起こし支援アプリケーション 「ScribeAssist」・クラウド型文字起こしサービス 「ProVoXT」 分野導入事例および代表的な製品医療 医療専門用語を標準搭載した音声入力システムを提供。話すだけで手軽に電子カルテや読影レポート、調剤薬歴などを入力でき、忙しい医療現場での業務効率化を実現。導入事例病院、診療所、放射線科、調剤薬局など全国20,032施設に導入(2026年3月末現在)(日本調剤株式会社、クラフト株式会社、北海道大学病院、大阪大学医学部附属病院、聖路加国際病院、熊本赤十字病院、松下記念病院、順天堂大学練馬病院、東京女子医科大学病院、東京医科大学病院、株式会社大阪先端画像センター、東京慈恵会医科大学附属病院、東海大学医学部付属病院、旭川医科大学病院、防衛医科大学校病院、国立病院機構新潟病院、昭和医科大学藤が丘病院、国立病院機構相模原病院、岡山中央病院)製品診療所/病院電子カルテ向け 「AmiVoice® Ex7 Clinic/Hospital」放射線読影診断レポート向け 「AmiVoice® Ex7 Rad」調剤電子薬歴向け 「AmiVoice® Ex7 Pharmacy」病理レポート 「AmiVoice® Ex7 Path」内視鏡レポート作成向け 「AmiVoice® EX7 Endoscope」整形外科電子カルテ向け 「AmiVoice® Ex7 Orthopaedic」医療メール・論文作成用 「AmiVoice® Ex7 MedMail」医療・調剤・介護向け クラウド型音声入力サービス 「AmiVoice® CLx」医療向け AI音声認識ワークシェアリングサービス 「AmiVoice® iNote/iNote Lite」法医学用音声入力システム 「AmiVoice® Forensic Medicine」医療カンファレンス向け 音声認識 議事録作成支援ソフトウエア 「AmiVoice® Medical Conference」医療・調剤・介護向け“声マウス”“声キーボード” 「AmiVoice® VM-H/P/C」「AmiVoice® VK-H/P/C」製造・物流ハンズフリー・アイズフリーで現場作業の負担を軽減。入出庫管理・在庫管理・棚卸し・ピッキング・製品検査・検品・各種伝票作成・製造工程管理等に活用可能。導入事例車両監査業務で音声認識を使ったキーボード入力(岐阜車体工業株式会社)物流現場で音声認識を使用した仕分けシステム(株式会社銀座コージーコーナー)音声認識を活用した声によるFAXなどの受注伝票入力システム(和光堂株式会社)製品音声認識キーボード入力システム 「AmiVoice® Keyboard」ボイスピッキングシステム 「AmiVoice® iPicking」ビジネスソリューション商談、接客の会話を音声認識によって見える化。VOCデータ収集、コンプライアンス強化、トークスキルアップに活用可能。音声からリアルタイムに報告を作成することで、報告業務のスピードアップ、情報量と質を向上。導入事例「MR活動報告アプリケーション」(第一三共株式会社)営業報告アプリケーション(三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)製品営業力強化ソリューション「AmiVoice® SalesBoost」・リアルタイム支援ソリューション「AmiVoice® SalesAgent」・営業職向けクラウド型トレーニングプラットフォーム 「AmiVoice® RolePlay」・会話解析ソリューション 「AmiVoice® SF-CMS」iOS向け音声入力キーボードアプリ 「AmiVoice® SBx」Windows向け音声入力ソフト 「AmiVoice® Ex7 Business」一般企業・官公庁向け“声マウス”“声キーボード” 「AmiVoice® VM-G」「AmiVoice® VK-G」営業職向け “声マウス” 「AmiVoice® VMPA」Webサイトから商談へつなげる 「AmiVoice® UPV」 分野導入事例および代表的な製品建設・不動産ゼネコンや不動産業界向けの音声認識プラットフォームサービス。検査や議事録作成などの業務効率化と品質向上を実現。導入事例建設・不動産会社578社に導入(2026年3月末現在)大成建設株式会社鉄建建設株式会社飛島建設株式会社日本国土開発株式会社野村不動産株式会社株式会社長谷工コーポレーション製品建設業界向けプラットフォーム「AmiVoice® B-Work One」・iOS端末用建築検査アプリ 「AmiVoice® スーパーインスペクションプラットフォーム(SIP)」・音声認識議事録作成プラットフォームサービス 「AmiVoice® スーパーミーティングメモ」建設向け議事録代行サービス 「AmiVoice® スーパースクライバー」建設・不動産向け“声マウス”“声キーボード” 「AmiVoice® VM-B」「AmiVoice® VK-B」AI対話ヒトの代わりにAIが24時間自動応答。キャラクター対話、チャットボット、IVRなど、AI技術を活用した次世代の音声対話システム。導入事例AIコンシェルジュ(株式会社TACT)AI音声対話アプリ「バーチャルアシスタント」(株式会社三菱UFJ銀行)バーチャルデスク(株式会社レオパレス21)製品AI音声対話アバター 「AI Avatar AOI」開発キット・API音声文字化や音声対話、音声制御、音声翻訳等、アプリケーション、Webサイト等の各種サービスにAmiVoice®が利用可能。導入事例文字起こしエディタ「もじこ」(株式会社TBSテレビ)自動文字起こしサービス「Notta」(Notta株式会社)通話録音システム「YouWire」(株式会社ギークフィード)コンタクトセンターのコミュニケーター教育「AIセルフトレーニング」(株式会社東京システムリサーチ)会議記録サービス「toruno」(株式会社リコー)オンライン営業システム「bellFace」(ベルフェイス株式会社)AI音声認識字幕システム「JTAC-ACP」(株式会社テレビ朝日クリエイト)製品音声認識API開発プラットフォーム 「AmiVoice® Cloud Platform」・音声認識API 「AmiVoice® API」・音声認識開発キット 「AmiVoice® SDK」マイクデバイス音声認識・音声対話に特化したマイクデバイス。過酷な騒音環境下でも利用でき、高い認識率を実現。製品バッジ型ウェアラブルマイクデバイス 「AmiVoice® Front WT01」オリジナルハンドマイク 「AmiVoice® Front SP02」2ch出力機能搭載マイク集約デバイス 「AmiVoice® Front HUB01」 事業の系統図は、次のとおりであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等3,155字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1)経営方針当社グループは、「HCI(Human Communication Integration)の実現」をビジョンに掲げ、人がコンピュータやAIに自然に意思を伝えられる「ソフトコミュニケーションの時代」を拓くべく、有用な最先端技術を広く社会へ普及させ、その実用化を通して新しい価値観、文化を創造してまいります。 (2)目標とする経営指標当社グループは、売上収益および営業利益を経営指標とし、2027年3月期に売上収益100億円、営業利益15億円にすることを目標としております。 (3)経営環境、経営戦略及び対処すべき課題等当社グループは、2024年3月期から2027年3月期をBSR拡大期とし、BSR拡大期の最終年度では売上高100億円、営業利益25億円を目標として事業を推進してまいりました。一方で、営業利益につきましては、市場開発を目的としたM&Aの実施に伴う収益構造の変化に加え、事業運営上不可避である原価の上昇や、将来成長に向けた人材や開発への先行投資の影響を受ける見込みです。これを踏まえて上述の目標は、2027年3月期に売上収益100億円、営業利益15億円へ修正いたします。当社グループは、これまでの音声認識の市場開発でつくりあげた<日本語 × 音声認識 × 業界特化>の強みを生かし、AIを声で動かす音声AI注1)により仕事の効率や効果を高め、快適に働ける環境を世の中に広めてまいります。そのために、BSR拡大期最終年の2027年3月期を次のAISH注2)導入展開期の3か年への踏み台と考えております。世の中のAI活用の機運やトレンドの高まりにより、企業における事業継続にはAIの活用が不可欠な時代になってまいりました。そして、生成AIやAIエージェントの目覚ましい進化により、人の仕事が奪われる未来も予感できるようにもなってまいりました。このような中で、ピンチを逆にチャンスと捉えAIを活用し事業や自身の仕事の継続をつくらねばならない時代とも考えております。そのためには、さまざまなAIを目的に応じて活用する必要があります。それらのAIとは、生成AIやAIエージェントといったGAI注3)と当社グループのAOI注4)プラットフォームを構成するPAI注5)です。GAIには、集めた、あるいは、集める情報による生成や自律的な動きにより大きな事業をつくることを期待できます。一方で、PAIには、GAIへの期待効果を高める役割を期待できます。その役割とは、GAIに必要な利用企業や利用者個別のデータをつくることや、そのデータにより利用企業や利用者個別のGAIにカスタマイズすることなどです。2027年3月期において、当社グループは以下の3つの挑戦によりAISHの時代注6)へ踏み込んでまいります。 ①M-Dev注7)への挑戦これまでのAI音声認識の市場開発は、自らで製品を開発し、自らで市場開発を行ってまいりました。これからは、他社を仲間に引き入れその連携により、AISH化を促進することで市場開発の規模と速度を高めてまいります。具体的には、当社グループのAISHの製品やサービスの販路の開拓と販売や利用の促進を他社との連携により行ってまいります。 ②アドバンストメディアへの挑戦企業のWebサイトをメッセージ伝達力の高い動画を使うことで、先進的なメディアに変えることにより、企業がインサイドセールスの起点を獲得するという新たなサービスを世に広めてまいります。すなわち、利用企業がメディア価値を高めたオウンドメディアであるWebサイト(アドバンストメディア)により獲得した、オンラインミーティングという顧客との接点を活用し、AIで効果を高めることが可能なトークのプレイによりリードを顧客に育成する支援も行ってまいります。 ③音声AIイネイブラー注8)への挑戦GAIやPAIなどのAIを集合化して使うことにより仕事の効率や効果を高めることができるAI集合化モデル注9)の市場を開拓し拡げてまいります。これから、自らの仕事に対して、自らの能力を高めることやAIを活用することにより、仕事の効率や効果を高め、自らの仕事の継続を自らでプロデュースする時代になってまいります。当社グループはこれまで、GAIと当社グループ独自のPAIの連携市場の開発を行ってまいりました。これからは、AI集合化モデルの1つの実現体である、AISHにより快適に働けるソフトウエアの基盤・AWB(エーダビュルビー:AISH Work Basis)注11)の販路の開拓と販売の拡大により、自らで仕事を継続させるAISHの市場を拓き拡大させてまいります。 (注1)音声AIとは、人との音声コミュニケーションで動くAIのこと。音声を利用可能とするAI(音声AIイネイブル)である。 (注2)AISH(アイッシュ:AI Super Humanization)とは、AIを利用することで仕事の効率や効果を高め、そして、AIを相棒にすることで仕事を楽しくすること。 (注3)GAIとは、生成AI(Generative AI)やAIエージェントのこと。これは、プロンプトを工夫することで適切な回答や動作を行わせることにより自分のもののように動かすことができるAIである。 (注4)AOI(AmiVoice Ontology Integrated)とは、AI音声認識とGAIやPAIとの連携を可能にする音声AIのこと。大規模言語モデル(LLM)や知識ベース(KB)のカスタマイズにより推論の正確性、精度、処理速度や安全性を高めることが可能な当社グループ独自のAI技術である。 (注5)PAIとは、パーソナライズAI(Personalize AI)のこと。これは、利用企業や利用者個別の目的のために、所有する非公開データなどを使った学習やカスタマイズによりセキュアに出力の品質や正確性を担保し自分のものにできるAIである。 (注6)AISHの時代とは、人それぞれがAISHにより、人やAIを動かすことで、自らで、自らの仕事の継続をプロデュースする時代のこと。 (注7)M-Dev(エムデブ:Market Development with Enterprise Deployment for AISH)とは、M&Aを含む他社連携による販路の開拓と販売の拡大とにより、これまでのAI音声認識の市場開発をAIの市場開発に進化させること。 (注8)音声AIイネイブラーとは、生成AIと音声を基軸とした音声AIとにより顧客企業やパートナー企業のAIイネイブル化を促進し、AIの市場開発を進展させる事業体のこと。 (注9)AI集合化モデル(SAM:Substances Assembly Model)とは、特定の課題解決のための処理ユニットであるサブスタンス注10)とAIによる課題解決に特化したAIサブスタンスとで構成されるサブスタンスの連携モデルのこと。 (注10)サブスタンスとは、特定のタスクを実行するための入出力を有した処理ユニットのこと。 (注11)AWB(AISH Work Basis)とは、GAIやAOIのPAIをサブスタンス化し、それらの入出力を声でつなぐことで連携させるソフトウエアの基盤のこと。この基盤を利用すれば、声によりサブスタンスを動的に制御することができ、仕事の効率や効果を高め快適に働くことができる。
事業等のリスク4,684字
3【事業等のリスク】 当社グループの業績は、今後起こり得る様々な要因により大きな影響を受ける可能性があります。 以下に当社グループの事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。当社グループは、当社グループでコントロールできない外部要因や事業上のリスクとして具体化する可能性は必ずしも高くないと見られる事項も含め、投資家の投資判断上重要と考えられる事項については、積極的に開示しております。当社グループは、これらのリスクが発生する可能性を認識したうえで、その発生の予防および対応に努力する方針ですが、当社グループの経営状況および将来の事業についての判断は、以下の記載事項を慎重に検討したうえで行われる必要があると考えております。また、以下の記載は当社株式への投資に関するリスクを全て網羅するものではありません。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 ① 業績の変動についてA 経営成績について 当社グループは、従来の音声認識のアプリケーションやサービスを販売するビジネスを経て、販売するばかりでなく、顧客集団がそれらを使い顧客集団の目的、例えば、生産性の向上や営業効率・効果を高めるなどの課題を解決する支援サービスの提供をも併せたビジネスを目指しております。それをBSR(Beyond Speech Recognition)と名付け、目標値を超えるビジネス活動と定義して、顧客集団が製品・サービスを使い始めるBSR導入期から、その利用を継続させるBSR展開期を経て、製品・サービスの拡大やそれらを利用する顧客集団の数を増大させるBSR拡大期へとその活動を進めてまいりました。当社グループは、2024年3月期にスタートしたBSR拡大期の目標値を2027年3月期に売上収益100億円、営業利益15億円に変更し、現行ビジネスの拡大に「仕事における新たな日常を創る」という新規ビジネスへの挑戦の成果を加えることで目標値超えを行ってまいりますが、掲げているビジネス活動の遅延、音声認識市場や外部環境の変化等、当社が想定できない諸般の要因で、当社の事業が計画どおりに進捗しなかった場合には、想定している経営成績に影響する可能性があります。 B 四半期毎の業績の変動 当社グループの音声事業は、プロダクト販売やソリューションビジネスというフロービジネスとサブスクリプションサービスなどのストックビジネスで成り立っています。現状においてストックビジネスの比率が向上しているものの、フロービジネスの出荷および検収が毎年9月および3月に集中する傾向があり、売上比率の関係から当社グループ全体の売上も第2四半期と第4四半期に偏重しております。 C 予算編成 予算は経営推進本部を中心とした予算編成体制を構築し、予実精度の向上に努めております。しかし、音声認識市場の創造を行いながらビジネスを進めており、当社が手掛ける各事業の将来予測が難しい部分があることや、昨今の経済環境の急激な変化等想定できない外部要因による影響を受ける場合があります。よって、各事業で予算と実績の管理を徹底し、予実の乖離が起こらないように努めますが、今後も乖離が発生する可能性があります。なお、当社は予算と実績の乖離が発生した段階で、速やかに業績予想の修正の開示を行います。 ② 音声認識市場開拓において市場展開から市場拡大が遅延すること 当社グループは今後の音声認識市場開拓の分野をコールセンター、医療・介護、議事録作成・文字起こし、音声認識エンジンプラットフォーム、モバイル・ビジネスソリューション、金融・保険、製造・物流・小売、建設・不動産等と考えております。「仕事における新たな日常を創る」という新規ビジネスにより、既に市場導入に成功した現行ビジネスを展開から拡大フェーズへとその移行を加速させてまいりますが、新規ビジネスの導入と現行ビジネス自体の展開から拡大フェーズへの移行が想定どおりに行えず、長い時間を要する可能性もあります。 ③ AI音声認識についてA 新製品及び新技術の開発 現在、AI音声認識の基礎的な開発は終了し、既に様々な商品を販売しておりますが、今後とも技術の革新と向上が必須です。「音声入力インターフェース」として利用者が「ないと困る」を感じるためには、単なる音声認識精度の向上のみならず、対話機能の高度化、口語体文章認識能力の向上、辞書・言語モデルの広汎化および耐雑音性の強化等の技術開発が必要であり、当該開発に資金や時間が想定以上に必要となった場合、あるいは当社グループが想定する売上計画が達成できなくなり、先行的に支出された研究開発費等の回収が困難になった場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 B AI音声認識に代替する新技術の誕生 AI音声認識に代わる新しいインターフェース等の誕生、普及により、当社の技術優位性がなくなる等、当社が明確な競争優位性を確保できなくなった場合には、当社グループの経営に影響を与える可能性があります。 C 競合他社について 当社グループの音声事業の競合製品には、国内外の音声認識事業者や各社の音声認識事業部門が開発した製品やそれらを利用した製品等が挙げられます。現時点では当社の製品は、高い認識率、速い認識処理、不特定話者対応、発話スピードへのフレキシブルな対応、発話者のイントネーションやアクセント等の違いへの対応、耐雑音性能等の点で国内外の競合他社の製品と差別化されると考えておりますが、将来的に高い技術力および開発力を有する競合企業が出現する可能性は否定できず、競争の激化によって当社の優位性が失われた場合、また、競合他社が他の有望な音声認識市場を創造開拓し、当社グループが後塵を拝した場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また、当社のAI音声認識が技術的に秀でていたとしても、他の音声認識事業者がアライアンス・パートナー戦略で優位に立った場合、当社のAI音声認識が音声認識市場での高シェアを獲得できない可能性があります。 ④ 当社の組織についてA 人材の育成について 当社グループは、現段階では事業運営に適した従業員数および組織形態となっております。しかしながら、業務を従業員個人の技量や経験・ノウハウに依存している部分もあります。そのため、各部署における既存の人材の社外流出・病欠等による長期休暇・欠勤等が生じた場合、当社グループの事業活動に支障が生じ、業績に影響を及ぼす可能性があります。このため、従業員間における技量、ノウハウの共有化を組織として進めるとともに、従業員個人の技量や経験・ノウハウなどの研鑽環境の充実と成長を促す仕組みの活性化を経営の重要課題と捉えています。 B 人材の確保について 当社グループでは優秀で意欲に満ちた魅力ある人材を確保できるよう、自由で創造性に満ちた企業文化の醸成に力を入れておりますが、今後当社グループが必要とする人材が、必要な時期に確保できる保証はなく、人員計画に基づいた採用が行えなかった場合、当社グループの経営に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 法的なリスクについてA 知的財産権について 当社グループが第三者の知的財産権を侵害する可能性、および当社グループが今後進出する事業分野において知的財産権を取得できず、さらに第三者から必要なライセンスを取得できない可能性があります。当社の音声認識技術及び音声認識ソリューションは広範囲にわたる技術を利用しており、その技術が第三者の保有する知的財産権を侵害しているという主張が当社に対してなされる可能性が皆無とはいえず、当社グループの事業展開に影響を及ぼす可能性があります。 B 特有の法的規制・取引慣行について 現在、当社グループの事業に悪影響を与えるような法的規制はありませんが、今後も制定されないという保証はありません。もし、かかる法的規制が制定されたり、解釈が不明瞭な規制が制定されたりした場合、当社グループの業績に影響を与えたり、事業展開のスピードに悪影響を及ぼす可能性があります。 C 情報セキュリティについて 当社グループは、個人情報を含む重要情報の管理については、プライバシーマーク及び情報セキュリティマネジメントシステム(ISO/IEC 27001:2022(JIS Q 27001:2023))の取得に加え、入退室管理システムやPC操作ログの管理システムを全社に導入し、情報管理を徹底しております。しかしながら、個人情報を含む重要情報が当社グループ関係者や業務提携・委託先などの故意または過失により外部に流出したり、悪用されたりする可能性が皆無とはいえません。このようなことが起こった場合、当社グループのサービスが何らかの悪影響を受けたり、ブランドイメージが低下したり、法的紛争に巻き込まれる可能性があります。 ⑥ 投資・M&A等の事業展開について 当社グループは、AmiVoice®をはじめとした当社技術を用いた新たなビジネス創造とストック構造の構築を推進しております。そのため、それらの計画を早期に達成するために投資やM&A等は、迅速かつ効率的・効果的手段の一つと考えております。 そこで当社グループは、投資やM&A等を行う場合においては、対象企業の財務内容や契約関係等について詳細なデューデリジェンスを行うことによって、極力リスクを回避するように努めてまいります。しかし、買収後その他における偶発債務の発生等、未認識の債務が判明する可能性も否定できません。また、投資やM&A等にあたっては、事業環境や競合状況の変化等により当初の事業計画の遂行に支障が生じ、当社グループの事業展開への影響が生じるリスクや、投資を十分に回収できないリスク等も存在しており、結果的に当社グループの業績および財政状態に影響を与える可能性もあります。また国外企業を対象とした場合には、上記のリスク以外にカントリーリスクや為替リスクを被る可能性もあります。 ⑦ 感染症、自然災害に関するリスク 新型コロナウイルスを含め、今後も同様の感染症が発生することにより、事業活動に何かしらの制限や要請がなされた場合、計画している事業が遅延する可能性があります。また、その影響が長期化する場合や、自然災害による不測の事態が生じた際には、当社グループの業績および財政状態に影響を与える可能性があります。 ⑧ サイバー攻撃等について 当社グループの事業活動においては、情報システムの安定運用の重要性が増大しています。サイバー攻撃やコンピュータウイルスへの感染等による情報セキュリティ事故が発生した場合、情報システムの深刻な不具合やデータ改ざんが、当社グループの社会的信用やブランド価値の棄損に繋がり、当社グループの業績と財務状況に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 配当政策について 当社は、株主の皆様に対して利益還元を経営の重要事項のひとつと位置付け、当社の事業拡大に向けた戦略的投資や財務体質強化のために必要な内部留保を勘案し、連結配当性向30%を基準として、株主への利益還元に取り組むことを基本方針としております。 しかしながら、通期業績、財政状態及びその他の状況の変化によっては、配当政策に影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析7,125字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況(経営成績の状況)当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境が改善するなかで緩やかに回復しているものの、米国を中心とした通商政策の動向に加え、国際情勢の緊迫化による資源価格への影響などから、先行きは不透明な状況が続いています。当社グループは、2024年3月期から2027年3月期をBSR拡大期とし、当連結会計年度につきましては、次世代のコミュニケーションを体現する新規サービスを市場へ投入するとともに、プラットフォームビジネスの拡大及び音声認識の市場開発の深化によるビジネスの拡大を進めてまいりました。当連結会計年度においては、各企業で生産性向上に生成AI等のAI技術を活用するニーズの高まりを背景に、そのインターフェースとなるAI音声認識AmiVoice® API(AmiVoice® Cloud Platform(ACP))の利用が進みました。また、AI音声認識AmiVoice® を活用した各種製品の販売やサービスの利用も堅調に進みました。そして、今後の次世代のコミュニケーションを体現する新規サービスの市場投入やプラットフォームビジネスの拡大に向けて、人材の採用や開発などの投資を行いました。売上高に関しましては、BSR1(第一の成長エンジン)において、CTI事業部、VoXT事業部、医療事業部が増収し、前年同期比で4.6%の増収となりました。BSR2(第二の成長エンジン)においては、海外事業部及びBDC本部が増収し、前年同期比で19.5%の増収となりました。その結果、当社グループ全体では、前年同期比で6.0%増収し過去最高の売上高となりました。損益に関しましては、営業利益につきまして、BSR1(第一の成長エンジン)において、売上原価の増加や人材及び開発への投資の影響から、前年同期比で1.1%の減益となりました。BSR2(第二の成長エンジン)においては、赤字幅が縮小いたしました。その結果、当社グループ全体では、前年同期比で0.2%の減益となりました。経常利益は金利上昇による受取利息の増加や円安の影響による為替差益の増加等により前年同期比で1.2%増益し過去最高益となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は投資有価証券売却益の計上等により、前年同期比で23.5%増益し過去最高益となりました。これらの結果、当連結会計年度は、売上高7,063百万円(前年同期は売上高6,665百万円)、営業利益1,440百万円(前年同期は営業利益1,442百万円)、経常利益1,558百万円(前年同期は経常利益1,539百万円)、親会社株主に帰属する当期純利益1,739百万円(前年同期は親会社株主に帰属する当期純利益1,408百万円)となりました。 音声事業の各分野別の状況は、以下のとおりであります。 BSR1の状況(連結調整前)売上高(前年同期比)営業利益(前年同期比)6,217百万円(4.6%増)1,503百万円(1.1%減) ストック売上高(前年同期比)ストック比率(前年同期比)4,973百万円(12.2%増)80.0%(+5.4%) CTI注1)事業部(コンタクトセンター業界向け事業) 大手SIerを中心とした販売パートナーと連携しコンタクトセンター向けAI音声認識ソリューション「AmiVoice® Communication Suite」の顧客企業数とユーザー数の拡大を進めました。 ボイスボットのAI音声認識自動応答サービス(AI-IVR注2))「AmiVoice® ISR注3) Studio」において、利便性向上と業務効率化を目的に、特定の環境に依存せず多様な業務システムと柔軟かつ円滑に連携できるよう、外部システム連携機能の強化に取り組みました。その1つとして、サイボウズ株式会社が提供するノーコードツール「kintone」との連携への対応がありました。これにより、「kintone」に登録された顧客情報等のデータを活用した高精度かつ高度な電話自動応対が可能となりました。また、電話自動応対の利便性と精度をさらに高めるためのバージョンアップも行っております。 それらの結果、ライセンス数を増加させ、ストック比率も向上させたことにより増収したものの、利益率の高いフロー型案件の減少や販売費及び一般管理費等の増加により減益となりました。 ストック比率:前期末77.1%→今期末82.9% ライセンス数(累計):前期末82,779→今期末95,430 注1)CTI: Computer Telephony Integration注2)IVR: 電話自動応答システム(Interactive Voice Responder)注3)ISR: 音声発話自動応答システム(Interactive Speech Responder) VoXT注4)事業部(議会・会議ソリューション事業)AI音声認識AmiVoice®を活用したスタンドアローン型の議事録作成・文字起こし支援アプリケーション「ScribeAssist」、クラウド型のサービス「ProVoXT」、及び、それらをプラットフォーム化した「VoXT One」のユーザー数の拡大を進めました。また、JAの事業や業務の変革をDXの推進により支援する取り組みを行っている株式会社日本農業新聞と販売パートナー契約を締結しました。 それらの結果、ライセンス数を増加させたことにより増収したものの、販売費及び一般管理費等の増加により減益となりました。 ストック比率:前期末91.2%→今期末96.7% 主力2製品のライセンス数:前期末20,396→今期末21,925 注4)VoXT: 文字起こし(Voice teXTing) 医療事業部(医療業界向け事業) 「医師の働き方改革」を背景に、医師の勤務時間の適正化に向けた取り組みが拡がるなか、病院における医師や看護師、医療従事者の業務効率の向上へのニーズが高まっており、主力製品であるAI音声入力ソフト「AmiVoice® Ex7」シリーズの販売や医療向けAI音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice® iNote」の利用が堅調に進みました。また「AmiVoice® iNote」においては、利用場面に即した操作性の向上のため、より直感的に活用できるユーザーインターフェースに改善いたしました。 それらの結果、主力製品の販売やサービスの利用を堅調に進めたことにより増収し、増益となりました。 ストック比率:前期末39.6%→今期末43.8% ライセンス数(累計):前期末64,775→今期末68,991 SDX注5)事業部(API・SDK/接客・商談ソリューション/製造・物流業界向け事業) AI音声認識AmiVoice®のエンジンプラットフォームにおいて、AIを活用するニーズの高まりを背景にクラウド型エンジンの利用サービス「ACP(AmiVoice® Cloud Platform)」の利用が進みました。また、営業力強化プラットフォーム「AmiVoice® SalesBoost Platform」の市場への導入活動を進めました。これには、営業担当者がAIによるロールプレイを通してセルフトレーニングができる「AmiVoice® RolePlay」やAIを用いた会話解析ソリューション「AmiVoice® SF-CMS注6)」などがあります。さらには、生成AIを活用した商談・記録・分析などの営業活動を支援する新ソリューション「AmiVoice® SalesAgent」の開発と市場への導入活動を進めました。また、Webサイトに先進的なコミュニケーション機能と製品利用の効果を動画で体感できる機能を付与することによりインサイドセールスへ誘導する新サービス「AmiVoice® Easy Viewer」の開発を進めました。それらの結果、売上においては現行のAI音声認識AmiVoice® を活用した製品の販売やサービスの利用を増加できなかったことにより減収し、営業利益においては人材採用や開発の投資などが重なり減益となりました。 ストック比率:前期末71.9%→今期末76.2% 領域特化型エンジンのユーザー数(累計):前期末6,187→今期末8,102 注5)SDX: Speech DX (Digital transformation with speech recognition)注6)SF-CMS: 営業分野へ拡張した「AmiVoice® Communication Suite」(Sales Front CoMmunication Suite) BSR2の状況(連結調整前)売上高(前年同期比)営業利益(前年同期比)911百万円(19.5%増)△62百万円(-) BDC本部(建設・不動産業界向け事業)・海外事業部(海外企業向け事業) BDC本部は、建設業界向け建築工程管理のプラットフォームサービス「AmiVoice® スーパーインスペクションプラットフォーム(SIP)」の導入が進み、堅調にライセンス数を増加させました。また、建設業界の人手不足を背景に、同サービスを活用した人材サービスを伸長させました。 また、iOS端末を活用しWindows PCのマウス・キーボード操作を代替するアプリケーション「AmiVoice® トークマウス」において、任意のショートカットキーをワンタップで実行できる「ショートカット機能」等の機能強化を進めました。 それらの結果、主力製品の販売やサービスの利用を堅調に進めたことにより増収したものの、販売費及び一般管理費等の増加により減益となりました。 ライセンス数(累計):前期末69,344→今期末85,932 海外事業部は、大口顧客の利用が増大したため、大幅に増収し赤字幅が縮小いたしました。 連結子会社等 AMIVOICE THAI CO., LTD.(タイ王国)は、主要顧客に対する案件獲得と収益改善に向けた事業構造の改革を進めました。その結果、増収するとともに赤字幅が縮小いたしました。 株式会社速記センターつくばは、自治体、裁判所及び民間向け案件の受注獲得等を進めました。その結果、売上、利益共に前年比横ばいとなりました。 株式会社アミサポは、BDC本部における人材ビジネスの運用を請け負いましたが、採用経費等先行投資を回収するに至らず赤字となりました。 (財政状態の状況)(資産) 当連結会計年度末における流動資産は9,755百万円となり、前連結会計年度末に比べ413百万円増加いたしました。これは主に金銭の信託が979百万円減少したものの、現金及び預金が1,383百万円増加したことによるものであります。固定資産は6,896百万円となり、前連結会計年度末に比べ267百万円増加いたしました。これは主に有形固定資産が282百万円増加したことによるものであります。 この結果、総資産は16,651百万円となり、前連結会計年度末に比べ681百万円増加いたしました。 (負債) 当連結会計年度末における流動負債は2,279百万円となり、前連結会計年度末に比べ229百万円減少いたしました。これは主に未払法人税等が246百万円増加したものの、1年内返済予定長期借入金が330百万円、未払金が80百万円減少したことによるものであります。固定負債は355百万円となり、前連結会計年度末に比べ798百万円減少いたしました。これは主に長期借入金が865百万円減少したことによるものであります。 この結果、負債合計は2,635百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,027百万円減少いたしました。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は14,016百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,708百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する当期純利益1,739百万円及び剰余金の配当429百万円によるものであります。 この結果、自己資本比率は84.2%(前連結会計年度末は77.1%)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度営業活動により増加(△は減少)したキャッシュ(純額)1,4321,853投資活動により増加(△は減少)したキャッシュ(純額)△1,0691,146財務活動により増加(△は減少)したキャッシュ(純額)△1,209△1,623現金及び現金同等物に係る換算差額△26現金及び現金同等物増減額(△は減少)△8481,383 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1,383百万円増加し、5,489百万円となりました。 各キャッシュ・フローの状況とその要因は次のとおりです。 〈営業活動によるキャッシュ・フロー〉 営業活動の結果、獲得した資金は1,853百万円となりました。これは主に税金等調整前当期純利益2,484百万円を計上したことによるものであります。 〈投資活動によるキャッシュ・フロー〉 投資活動の結果、獲得した資金は1,146百万円となりました。これは定期預金の預入による支出4,600百万円、定期預金の払戻による収入4,600百万円、投資有価証券の売却による収入1,793百万円、金銭の信託の払戻による収入1,000百万円、無形固定資産の取得による支出716百万円、有形固定資産の取得による支出545百万円等によるものであります。 〈財務活動によるキャッシュ・フロー〉 財務活動の結果、使用した資金は1,623百万円となりました。これは主に長期借入金の返済による支出1,196百万円、配当金の支払額427百万円によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期比(%)音声事業(百万円)1,821112.5合計(百万円)1,821112.5 (注) 生産実績は当期総製造費用で表示しております。 b.受注実績 当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)音声事業7,225106.32,506106.9合計7,225106.32,506106.9 (注) 上記の金額は販売価格によっております。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期比(%)音声事業(百万円)7,063106.0合計(百万円)7,063106.0 (2)経営者の視点による経営成績の状況に関する分析・検討内容 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮説 当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき、重要な会計方針及び見積りによって作成されております。具体的には、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等(1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載されているとおりであります。 ② 当連結会計年度の経営成績の分析当連結会計年度の経営成績の分析については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 ④ キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報a. キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 b. 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループの当連結会計年度末の現金及び現金同等物の残高は前連結会計年度末に比べ1,383百万円増加し、5,489百万円となりました。当連結会計年度においても、安定的に利益を計上しており、営業活動によるキャッシュ・フローを生み出す財務体質への改善が進みました。今後も営業利益率を向上させることで、さらなる財務体質の改善を進めてまいります。 当社グループは流動性かつ安全性の高い現金及び預金を有しており、事業活動を推進する上で当面の必要な資金は既に確保しています。
セグメント情報621字
(セグメント情報等)【セグメント情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)及び当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)当社グループは、音声事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1. 製品及びサービスごとの情報 単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2. 地域ごとの情報 (1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1. 製品及びサービスごとの情報 単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2. 地域ごとの情報 (1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。
サステナビリティに関する考え方及び取組1,595字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループは、社会のサステナビリティに自らのサステナビリティの追求によって貢献するという考え方を有しております。当社グループのビジョンは、「HCI(Human Communication Integration)の実現」であり、これは、有用な最先端技術を広く社会へ普及させ、その実用化を通じて既成概念を創造的に破壊し、新たな価値観や文化を構築することでサステナビリティの実現に貢献することを指向したものです。 このビジョンのもと、当社グループは環境・社会・ガバナンスを重視したESG経営の取り組みを行っており、中でも社会課題の解決が特に重要であると認識し、経営の取り組みを進めております。 企業の生産性向上には、AIの活用が不可欠な時代となりました。生成AIやAIエージェントの進化は、人の仕事のあり方を大きく変えつつあります。こうした変化を脅威ではなく、逆に好機と捉え、AIを活用して事業と仕事の継続や発展につなげていく必要があります。そのためには、さまざまな目的に応じたAIの活用が求められます。 当社グループは、これまでの音声認識の市場開発でつくりあげた<日本語 × 音声認識 × 業界特化>の強みを生かし、人との音声コミュニケーションで動かすことが可能な音声AIにより仕事の効率や効果を高め、快適に働ける環境を世の中に広めてまいります。 このような当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組の詳細は、次の通りであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものです。 (1)ガバナンス 急速に変化する社会環境や事業環境に対応し持続的成長を実現するために、多様性に対応した取締役会を構築してまいります。よって、取締役会において、経営上とあわせてサステナビリティ関連のリスク及び機会を監視してまいります。そのリスク管理及び体制については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要」をご参照ください。 当社は、取締役会を中心とした経営基盤を強化し、事業を成長させることで社会課題解決の成果をあげ社会のサステナビリティに貢献してまいります。 (2)戦略 当社は、事業の成長とは組織を構成する人の成長の足し算と捉えています。また、人の成長は、組織が目標とする課題解決に対して、各人に与えられた役割を果たす気持ちと行動で得られます。それらを最大限に引き出すために当社は、「ETICA」(Earning(良い報酬)、Task(良い仕事)、Information(有用な情報)、Colleague(尊敬、刺激しあえる仲間)、Asset(資産の形成))を重視した人的資本の強化に取り組んでまいります。 (3)リスク管理 当社はリスク管理規程を定め、主に取締役から構成されるリスク管理委員会を定期的に開催することにより、当社が直面する可能性のあるリスクを識別すると共に予防策を講じております。そのような中で、サステナビリティ経営推進において想定されるリスクも含めて全体的に管理し、必要な対策を講じております。 (4)指標及び目標 社会課題の解決による事業成長が、当社がサステナビリティに対して貢献できる重要なことであると考えております。よって、掲げている経営目標がサステナビリティの目標であり、指標はその目標に対する乖離度と乖離を埋める活動の進捗度としております。 また、人的資本に関する指標については、(2)戦略に記載した「ETICA」を重視した人的資本の強化に取り組む中で、最も重要である報酬を重視し平均年間給与を指標としております。目標は、2026年3月期の平均年間給与6,379千円の実績を、7,000千円に向上させることにしております。
コーポレート・ガバナンスの概要5,837字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】 ① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は上場企業としての責務を全うし、かつ企業価値増大の永続的な追求を可能とするため、強力なガバナンス体制の構築を目指してまいります。 その構築のため、以下の3つを重点項目と位置づけ取り組んでまいります。・ディスクロージャーの充実 経営の透明性と健全性を確保するため、投資家に対して適時適切に情報を開示いたします。・アカウンタビリティーの徹底 当社のステークホルダーに対して、十分な説明責任を果たしてまいります。・コンプライアンス 法令遵守にとどまらず、その趣旨及び精神を尊重し、コンプライアンス意識の醸成を図ってまいります。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由イ.企業統治の体制の概要 会社機関の基本説明 ・取締役会 提出日(2026年6月24日)現在、当社の取締役会は取締役(監査等委員である取締役を除く)5名、監査等委員である取締役4名(うち社外取締役4名)の計9名で構成され、毎月1回開催を定例としつつ必要に応じ随時開催して、会社の重要な意思決定を行うとともに、取締役の職務の執行状況を監督しております。また法令・定款・取締役会規則に定める事項の他、経営に関する重要事項に関して幅広く報告、議論を行っております。 なお、当社の取締役は定款において10名以内と定数を定めております。 ・監査等委員会 当社は監査等委員会設置会社であり、監査等委員会は監査等委員である取締役4名(うち社外取締役4名)で構成され、毎月1回開催されております。監査等委員会は年間監査計画に基づき重要な会議に出席する他、業務及び各種書類や証憑の調査を通じ取締役の職務の執行状況を監査しております。 また、会計監査人や内部監査部門とも定期的な会合により、情報の共有化及び意見交換を行うこととしております。 ・執行役員会 執行役員により構成され、原則月1回開催し、当社の事業全般に関する重要事項等について報告し、議論を行っております。 ・執行役員 取締役会が決定する経営方針に従い、管掌する取締役の指示のもと、担当する部署あるいは業務について職務執行を行っております。 ・内部監査 内部監査につきましては、内部監査室長、内部監査室員1名にて監査を実施しております。経営方針や社内規程への適合性、また法令遵守の観点から各本部の業務を対象に監査を実施しております。 また、会計監査人や監査等委員会とも定期的な会合により、情報の共有化及び意見交換を行うこととしております。 会社の機関及び内部統制の関係図は、次のとおりであります。 ロ.企業統治の体制を採用する理由 当社は上記のように上場企業としての責務を全うし、かつ企業価値増大の永続的な追求を可能とするため、取締役会ならびに監査等委員会、執行役員会を設置した会社法に沿った企業統治の体制を採用しております。 ※当社は2026年6月25日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査等委員でない取締役5名選任の件」及び「監査等委員である取締役4名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、当社の監査等委員でない取締役は5名、監査等委員である取締役は4名となります。 ③ 企業統治に関するその他の事項・内部統制システムの整備の状況 取締役、執行役員の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制その他会社の業務の適正を確保するために必要な体制の整備についての決定または決議の内容の概要は以下のとおりであります。 ・当社および当社子会社の取締役等および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制 当社グループは、コンプライアンス規程を定め、単なる法令順守にとどまらず、法令の趣旨および精神を尊重することを経営の基本方針とし実践する。 取締役は、コンプライアンス担当役員を中心に当社および関係会社に対し、高い企業倫理と厳格な法令順守の浸透に努める。 コンプライアンス担当部署は、コンプライアンス担当役員のもとでコンプライアンス体制の整備を行うとともに、正しい知識を付与するために、適宜、コンプライアンス教育研修を当社子会社も含めた全役職員に実施し周知徹底を図る。 コンプライアンス経営の強化に資することを目的として制定した内部通報に関する内部規程により、当社グループの組織的または個人的な法令違反行為等を適切に処理する体制構築と周知を図る。 ・取締役の職務の執行にかかる情報の保存および管理に関する体制 文書取扱規程に基づき、適切に保存ならびに管理を行う。また、必要に応じて外部保管機関の利用なども視野に入れ、より安全かつ効率的な保存方法と保存期間を設定する。 ・当社および当社子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制 当社グループのリスク管理については、リスク管理規程において定める。取締役社長が委員長を務めるリスク管理委員会が、リスク管理に関する重要事項を審議し方針を決定する。 リスクその他の重要情報の適時開示を果たすため、取締役会は直ちに報告すべき重要情報の基準および開示基準を審議する。 リスク管理担当役員ならびにリスク管理担当部署を配置する。 重要な非通例の取引、重要な会計上の見積り、利益相反取引、子会社および関係会社との重要な取引等、当社に影響を及ぼす可能性のある事項については取締役会の決議を要する。 代表取締役、コンプライアンスおよびリスク管理担当役員は、当社グループのコンプライアンスおよびリスク管理への取り組みや進捗状況等、適宜、取締役会に報告を行う。 ・当社および当社子会社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 当社は、定例の取締役会を原則毎月1回開催するほか、適宜、臨時に開催し、法令、定款および社内規程に基づき重要事項の決定ならびに業務執行状況の管理および監査等を行う。 各取締役は役員規程および業務分掌規程等に基づき業務を執行し、随時、必要な決定を行う。また、当社グループの業務執行の効率性を高めるため、必要に応じて権限体系および決裁方法を見直し、当社子会社に当社の職務執行体制に準拠した体制を構築させる。 ・当社および子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制 当社は子会社ごとに管理担当責任者を選任し、管理担当責任者は、関係会社管理規程に基づき、適宜、当社への決裁および報告を行う。また、当社グループは、定期的に当社グループ間の個別の会議や報告会を開催し、当社への報告を行う。さらに、当社は、当社の各担当部署および当社子会社が内部統制システムを整備するよう指導し、法令違反その他内部統制にかかわる重要事項を発見した場合は、直ちに当社の取締役および監査等委員会に報告する。 ・監査等委員会の職務を補助すべき使用人に関する事項ならびに当該使用人の取締役(監査等委員を除く。)からの独立性に関する事項 監査等委員会がその職務を補助する使用人を置くことを求めた場合には、当該使用人を配置するものとし、配置に当たっての具体的な内容(任命、異動、人事考課、賞罰等)については、監査等委員会の意見を尊重したうえで行うものとする。また、当該使用人については、取締役(監査等委員を除く。)からの独立性を充分に確保する。当社は、監査等委員会の職務を補助すべき使用人に関し、内部規程に沿って監査等委員会の指揮命令に従うよう周知徹底を行うものとする。 ・当社および当社子会社の取締役および使用人等が監査等委員会に報告するための体制、報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制、その他の監査等委員会への報告に関する体制 取締役(監査等委員を除く。)は、監査等委員が出席する取締役会等の会議において業務執行状況の報告を行う。当社グループの役職員は、当社または当社子会社に著しい損害を及ぼし、または発生する恐れがあるときおよび職務遂行に関する法令違反または不正な行為を発見したときは、直ちに監査等委員会に報告することとする。また、監査等委員会に報告を行った者について、当該報告をしたことを理由として不利益な取扱いを行うことを禁止し、不利益な取り扱いを受けないよう、内部通報に関する内部規程に基づき通報者等の保護を図ることとし、その旨を当社グループに周知徹底する。 監査等委員会は、必要に応じて当社グループの役職員に対し業務執行に関する事項について報告を求めることができ、当社グループの役職員は、監査等委員会から報告を求められたときは速やかに適切な報告を行う。 ・監査等委員の職務の執行について生ずる費用または債務の処理に係る方針に関する事項、その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制 監査等委員会の監査計画に基づき、監査が効率的かつ実効的に行えるよう、各部署の協力体制と内部監査部門との連携体制を構築する。 監査等委員会は、監査の実施のために必要なときは、自らの判断により外部の専門家を活用することができる。 監査等委員がその職務の執行について生ずる費用の前払い等の請求をしたときは、担当部署において協議の上、当該請求に係る費用または債務が当該監査等委員の職務の執行に必要でないと認められた場合を除き、速やかに当該費用または債務を処理する。 監査にかかる諸費用については、監査の実効性を担保すべく予算措置を行う。 ・リスク管理体制の整備の状況 当社はリスク管理規程を定め、主に取締役から構成されるリスク管理委員会を定期的に開催することにより、当社が直面する可能性のあるリスクを識別すると共に予防策を講じている。 リスクその他の重要情報の適時開示を果たすため、取締役会は直ちに報告すべき重要情報の基準および開示基準を審議する。 重要な非通例の取引、重要な会計上の見積り、利益相反取引、子会社および関係会社との重要な取引等、当社に影響を及ぼす可能性のある事項については取締役会の決議を要する。 代表取締役、コンプライアンスおよびリスク管理担当役員は、コンプライアンスおよびリスク管理への取り組みや進捗状況等、適宜、取締役会に報告を行う。 ・子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況 当社は、当社グループにおける業務の適正を確保するため、関係会社管理方針を策定し、関係会社運営の適正化、効率化を図っております。 ・責任限定契約の内容の概要 当社と業務執行取締役等でない取締役は、会社法第427条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は会社法第425条第1項に定める額としております。 ・役員等賠償責任保険契約の内容の概要 当社は、保険会社との間で、当社取締役および監査役を被保険者とする、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険を締結しており、保険料は全額当社が負担しております。 当該保険契約の内容の概要は、被保険者である対象役員が、その職務執行に関して責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生じることのある損害賠償および争訟費用等を当該保険により保険会社が補填するものであり、1年毎に契約更新をしております。 なお、当該保険契約では、当社が当該役員に対して損害賠償責任を追及する場合は保険契約の免責事項としており、また補填する額について限度額を設けることにより、当該役員の職務の執行の適正性が損なわれないようにするための措置を講じております。 ・取締役の定数 当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)は10名以内、監査等委員である取締役は5名以内とする旨定款に定めております。 ・取締役の選任の決議要件 当社は、取締役の選任決議について、監査等委員である取締役とそれ以外の取締役とを区別して、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めております。 また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨定款に定めております。 ・取締役会で決議できる株主総会決議事項イ.剰余金の配当等の決定機関 当社は、剰余金の配当等、会社法第459条第1項各号に定める事項について、法令に別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議により定めることができる旨を定款に定めております。これは、資本政策及び配当政策を機動的に行えるようにするためであります。ロ.取締役の責任免除当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって同法第423条第1項の行為に関する取締役(取締役であった者を含む。)の責任を法令の限度において免除することができる旨定款に定めております。これは、取締役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。 ・株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 ・取締役会の活動状況当事業年度において当社は取締役会を17回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。地位氏名開催回数出席回数代表取締役会長兼社長鈴木 清幸1717専務取締役立松 克己1717取締役大柳 伸也1717取締役近藤 裕1717取締役枝連 俊弘1717取締役(監査等委員)岸田 至康1717取締役(監査等委員)松室 哲生1717取締役(監査等委員)佐藤 香代1715取締役(監査等委員)張﨑 悦子1717 取締役会における具体的な検討内容として、事業計画の進捗状況、コーポレート・ガバナンスの強化、サステナビリティへの取組み、コンプライアンス及びリスク管理を含めた内部統制システムの運用状況等であります。
役員の報酬等1,566字
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 当社は2024年6月26日開催の取締役会において、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の決定方針を決議しております。 また、取締役会は、当事業年度にかかる取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法および決定された報酬等の内容が取締役会で決議された決定方針と整合していることなどから、当該決定方針に沿うものであると判断しております。 取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針の内容は次のとおりです。 a.基本方針 取締役(監査等委員である取締役を除く。以下「対象取締役」という。)の役割や責任に応じた報酬体系とし、透明性と公正性を確保する。対象取締役の報酬は、業績向上への意欲を高め、中長期的な企業価値向上に資する報酬水準とする。 b.対象取締役の個人別の報酬のうち、次の事項の決定に関する方針(ア)個人別の報酬等(業績連動報酬等・非金銭報酬等以外)の額又は算定方法当社の業績、役員個々の功績及び経済情勢等を総合的に斟酌し、公正かつ客観的に判断した上で、対象取締役については取締役会で決定する。 (イ)業績連動報酬等について業績指標の内容、額又は数の算定方法業績連動報酬等は採用しない。(ウ)非金銭報酬等(ストックオプション等)の内容、額もしくは数又は算定方法株主と価値の共有化をより一層進めることを目的として、社外取締役を除く当社対象取締役に対して、譲渡制限付株式の付与のための報酬を支給する。なお、報酬限度額は2024年6月26日開催の株主総会において決議された年額300百万円かつ年60,000株以内とする。また、その株式数の算定方法については当社の業況、各対象取締役の職責の範囲及び諸般の事情を勘案し決定し、1株当たりの払込金額は各取締役会決議の日の前営業日における東京証券取引所における当社株式の終値を基礎として当該普通株式を引き受ける対象取締役に特に有利な金額とならない範囲にて取締役会で決定する。(エ)(ア)(イ)(ウ)の割合(構成比率)固定報酬と非金銭報酬の支給割合については、その客観性・妥当性を担保するために、当社の業況、各対象取締役の職責の範囲および諸般の事情を勘案し決定する。 c.報酬等を与える時期・条件の決定に関する方針 固定報酬については、在任中に毎月定期的に支給し、非金銭報酬については、毎年一定の時期に支給する。 d.報酬等の内容の決定について取締役その他の第三者への委任に関する事項(ア)委任を受ける者の氏名又は当該会社での地位・担当代表取締役会長兼社長 鈴木清幸(イ)委任する権限の内容取締役会から個人別の報酬額の決定について委任する。(ウ)権限の適切な行使のための措置がある場合はその内容代表取締役会長兼社長は、役付取締役に諮問し、役付取締役は答申する。 e.報酬等の内容の決定方法(d.の事項を除く ) 該当する事項はない。 f.その他個人別報酬等の内容の決定に関する重要な事項 該当する事項はない。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数 役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(人)固定報酬業績連動報酬退職慰労金左記のうち、非金銭報酬等取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)154,93685,250--69,6865監査等委員(社外取締役を除く)------社外役員10,20010,200---4 ③ 報酬等の総額が1億円以上である者の報酬等の総額等 該当事項はありません。 ④ 使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なもの 該当事項はありません。
従業員の状況607字
(2)【従業員の状況】 ①連結会社の状況 (2026年3月31日現在)セグメントの名称従業員数(人)音声事業286(39) (注)従業員数は就業人員を表示しております。また( )内は外書きで臨時雇用者数(アルバイト等)の年間の平均人員を示しており、派遣社員は除いております。 ②提出会社の状況 (2026年3月31日現在)従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)253(31)37.57.496,3791.93 セグメントの名称従業員数(人)音声事業253(31) (注)1.従業員数は就業人員を表示しております。また( )内は外書きで臨時雇用者数(アルバイト等)の年間の平均人員を示しており、派遣社員は除いております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 ③労働組合の状況 当社グループにおいて労働組合は組織されておりませんが、労使関係は良好であります。 ④管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異 提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
関係会社の状況397字
4【関係会社の状況】(2026年3月31日現在)名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) AMIVOICE THAICO., LTD. Bangkok Thailand 39,000千タイバーツ音声事業(音声認識ソリューションの開発及び提供)100.0タイにおける当社音声認識ソリューションの開発及び提供役員の兼任 1名株式会社速記センターつくば 茨城県取手市 10,000千円音声事業(文字起こし及び会議録作成)100.0当社音声認識技術を利用した文字起こし及び会議録作成の発注・受注株式会社アミサポ東京都豊島区45,000千円音声事業(AI技術を活用した建設業界に特化した人材提供サービス)100.0AI技術を活用した建設業界に特化した人材提供サービス役員の兼任 1名 (注)「主要な事業の内容」の欄には、セグメントの名称を記載しております。
配当政策677字
3【配当政策】 当社は、株主の皆様に対して利益還元を経営の重要事項のひとつと位置付け、当社の事業拡大に向けた戦略的投資や財務体質強化のために必要な内部留保を勘案し、連結配当性向30%を基準として、株主への利益還元に取り組むことを基本方針としております。 また、自己株式の取得につきましては、株主還元及び資本効率の向上等を目的に機動的かつ弾力的に実施する方針であります。 このような方針のもと、2026年3月期については、当社普通株式1株につき31円00銭(連結配当性向27.9%)とさせていただきます。あわせて、当社上場20周年記念配当を2円50銭といたします。これにより、1株につき普通配当31円00銭に記念配当2円50銭を合わせ、33円50銭(連結配当性向30.1%)の配当といたします。また、2027年3月期につきましては、1株につき22円00銭の配当を予定しております。 なお、2026年3月27日にお知らせしましたとおり、2026年3月27日開催の取締役会決議に基づき、2026年3月28日から2027年3月27日までに、株式の総数2,500,000株または株式の取得価額の総額3,000百万円を上限とした自己株式の取得を予定しております。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当額は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2026年5月13日524,62333.50取締役会決議 当社は、「会社法第459条第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって剰余金の配当等を行うことができる。」旨定款に定めております。
研究開発活動1,795字
6【研究開発活動】 当社グループは、「HCI(Human Communication Integration)の実現」をビジョンに掲げ、人がコンピュータやAIに自然に意思を伝えられる「ソフトコミュニケーションの時代」を拓くべく、AI音声認識および有用な最先端技術について研究開発活動を行っております。 当連結会計年度においては、「AI音声認識AmiVoice®」のさらなる認識精度向上、およびAI音声認識の周辺技術や関連技術の研究開発について取り組みました。そして、各分野別に新規製品・サービスの開発、既存製品の機能向上および強化について取り組みました。 当連結会計年度における研究開発活動の概要は、以下のとおりであります。 ① データセンターを本格稼働させ、増大するデータを安定、安全に蓄積するためのストレージ確保に取り組みました。あわせてGPUサーバーへの投資を進め、生成AI分野の研究開発体制を強化しました。 ② 「AI音声認識AmiVoice®」において、最新のディープラーニング技術に関する研究、実装を進め、End-to-End型音声認識エンジンの精度向上、適応範囲の拡大、機能の追加や改良等を行いました。 ③ ローカル環境向け大規模言語モデル(LLM)の性能向上に取り組み、各業界の特性を踏まえた案件対応を通じて、適用性の検証及び導入を推進しました。 ④ 「AI音声認識AmiVoice®」を搭載したコンタクトセンター向けソリューション「AmiVoice® Communication Suite」に通話内容や目的、用途に合わせて複数の生成AIを使い分け、処理を段階的に分担することで、精度向上・効率化・コスト最適化を実現する「AI多段階推論」機能を実装しました。 ⑤ ボイスボッドのAI音声認識自動応答サービス「AmiVoice® ISR Studio」において、特定の環境に依存せず、多様な業務システムと柔軟かつ円滑に連携できるよう、外部システム連携機能の強化に取り組みました。 ⑥ 議事録ソリューションを一元化したプラットフォーム「VoXT One」にて提供している、AI音声認識AmiVoice®を搭載した文字起こし支援アプリケーション「ScribeAssist」に、オフライン環境下で生成AIを用いた要約が可能な「スタンドアローン型要約」機能を実装し、よりセキュアな利用を実現するための開発を進めました。 ⑦ 医療向けAI音声入力ソフト「AmiVoice®Ex7」シリーズや、AI音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice® iNote」等の機能強化や新たな医療向け製品・サービスを企画し、開発を進めました。 ⑧ 営業組織の強化・改善などセールスイネーブルメントを促進するプラットフォーム「AmiVoice® SalesBoost」シリーズのラインナップとして、AI音声認識AmiVoice®と生成AIを活用し商談の支援・記録・分析を一元管理することで、商談の質の向上を目指す「AmiVoice® SalesAgent」をリリースしました。 ⑨ クラウド型エンジンの利用サービス「ACP(AmiVoice® Cloud Platform)」において、End-to-End音声認識の単語登録などの機能強化に取り組みました。 ⑩ 音声認識およびAIアシスタントの活用により、建設現場におけるスムーズな情報共有やコミュニケーションを可能にし、業務効率の向上と迅速な意思決定を支援する新プラットフォーム「AmiVoice® B-Work One」をリリースしました。 ⑪ iOS端末を活用し、Windows PCのマウス・キーボード操作を代替するアプリケーション「AmiVoice® トークマウス」をリリースいたしました。基本機能となるマウス機能、音声入力機能に加え、ショートカット機能や多言語音声認識エンジンの追加などの機能強化を進めました。また、オプション機能として、生成AIを用いた校正・推敲・要約機能を実装いたしました。 ⑫ 建設・建築業界向け建築工程管理プラットフォームサービス「AmiVoice® スーパーインスペクションプラットフォーム」の機能強化を行いました。 この結果、当連結会計年度の一般管理費に含まれている研究開発費は681百万円となりました。
主要な設備の状況331字
2【主要な設備の状況】提出会社2026年3月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物その他合計本社(東京都豊島区)音声事業本社機能153,38842,235195,623229データセンター音声事業データセンター324,233294,089618,322- (注)1.現在休止中の主要な設備はありません。2.上記の他、主要な設備のうち連結会社以外から賃借している設備の内容は、以下のとおりであります。事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容年間リース料(千円)リース契約残高(千円)本社(東京都豊島区)音声事業本社事務所208,253262,633データセンター音声事業データセンター17,40322,086
監査の状況2,708字
(3)【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況 当社の監査等委員会は社外取締役4名の監査等委員である取締役により構成されており、監査等委員会が定めた監査の方針等に従い、監査等委員は取締役会への出席、各部門の業務執行状況の報告、取締役との面談、社内の重要書類の閲覧等により、取締役の業務執行について厳正な監査を行っております。 監査等委員会は、原則として毎月1回開催し、各監査等委員が必要事項について監査等委員会へ報告し、意見交換を行うとともに、内部監査室及び会計監査人と定期的に会合を実施する等、監査に関する重要事項の報告を受け、協議を行い常に連携を保っております。 当社は2024年6月26日開催の定時株主総会における承認を得て、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しました。 当事業年度において当社は監査等委員会を14回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次のとおりであります。 監査等委員岸田至康氏は、取締役会において、業務執行を行う経営陣から独立した客観的視点で、これまでの経験を活かした経営に関する発言及び助言を行い、取締役会の意思決定の妥当性・適正性を確保するための適切な役割を果たしております。また、監査等委員会において、監査活動報告及び各監査等委員の知見を交えた監査等委員会の職務執行に関する意見交換及び重要事項についての協議を行っております。 監査等委員松室哲生氏は経営者としての経験と知見から、佐藤香代氏及び張﨑悦子氏は弁護士としての専門的見地から、取締役会において、取締役の意思決定の妥当性・適正性を確保するための発言を行っております。また、監査等委員会において当社のコンプライアンス体制や内部監査等について適宜、必要な発言を行っております。 ・監査等委員会への出席状況 氏名開催回数出席回数岸田 至康1414松室 哲生1414佐藤 香代1412張﨑 悦子1414 監査等委員会における具体的な検討事項として、各法令に定める財務諸表が、法令及び定款に従い、会社の状況を正しく示しているかどうか、取締役の職務の執行に関する不正の行為又は法令若しくは定款に違反する重大な事実の有無、内部統制システムの妥当性、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬の見積りの算出根拠等が適切であるかどうかについての検証、会計監査人の選任、解任及び不再任の決定等が挙げられます。 また、代表取締役と定期的な意見交換会を開催しており、加えて内部監査室と連携し、内部統制システムに係る当社の状況とその監査結果について定期的に報告を受けるとともに、適切な意思疎通並びに効果的な監査業務の執行を図っております。 ② 内部監査の状況 当社の内部監査は、代表取締役社長のもと内部監査室を設置し、内部監査担当2名にて期首に策定する内部監査計画に基づき実施されております。内部監査は業務執行の適正性及び統制活動の有効性の有無について、経営方針や社内規程への適合や法令遵守の観点から各本部を対象に実施しております。 また、内部監査結果及び是正状況については、取締役会及び監査等委員会に直接報告し、意見交換を行っております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称 監査法人アヴァンティア b.継続期間2017年3月期以降 c.業務を執行した公認会計士 指定社員 業務執行社員 木村 直人 指定社員 業務執行社員 梶原 大輔 d.業務に係る補助者の構成 当社の会計監査業務に係る補助者の構成は、公認会計士5名、会計士試験合格者等4名、その他1名であります。 e.監査法人の選定方針と理由 当社は会計監査人の選定及び評価に際しては、当社の広範な業務内容に対応して効率的な監査業務を実施することができる一定の規模を持つこと、審査体制が整備されていること、監査日数、監査期間及び具体的な監査実施要領並びに監査費用が合理的かつ妥当であること、さらに監査実績などにより総合的に判断いたします。また、日本公認会計士協会の定める「独立性に関する指針」に基づき、独立性を有することを確認するとともに、必要な専門性を有することについて検証し、確認いたします。 監査等委員会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等その他その必要があると判断した場合は、会計監査人の解任又は不再任に関する議案を決定し、取締役会は、当該決定に基づき、当該案件を株主総会に提出いたします。また、監査等委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項に定める解任事由に該当すると認められる場合は、監査等委員全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査等委員会が選任した監査等委員は、解任後最初に召集される株主総会におきまして、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。 f.監査等委員及び監査等委員会による監査法人の評価 当社の監査等委員及び監査等委員会は、監査法人に対して評価を行っており、同法人による会計監査は、従前から適正に行われていることを確認しております。 また、監査等委員会は会計監査人の再任に関する確認決議をしており、その際には日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」に基づき、総合的に評価しております。 その結果、会計監査人の職務執行に問題はないと評価し、監査法人アヴァンティアの再任を決議いたしました。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社26,160-36,360-連結子会社----計26,160-36,360- b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬 該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容 該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針 監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、予定される監査業務の日数、監査業務に係る人員数、当社監査に係る業務量等を総合的に勘案し、監査公認会計士等と協議の上、決定しております。 e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由 監査等委員会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積り等が当社の事業規模や事業内容に適切であるかどうかについて必要な検証を行った上で、会計監査人の報酬等の額について同意の判断を行っております。
株式の保有状況919字
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分を、当該出資を通じた出資先との協業により当社の事業の発展及び当社グループの企業価値の向上に資するかどうかの判断に基づき決定しています。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は持続的な成長と社会的価値、経済的価値を高めるため、業務提携、製品の安定調達など経営戦略の一環として、また取引先及び地域との良好な関係を構築し、事業の円滑な推進を図るため必要と判断する企業の株式を保有しています。 保有の合理性を検証する方法については、毎期、政策保有株式について個別銘柄毎に政策保有の意義を検証しており、検証の結果、現状保有する政策保有株式はいずれも保有方針に沿った目的で保有していることを取締役会で確認しております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式40非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式1357,112非上場株式以外の株式-- c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式----非上場株式以外の株式143,793,501123,707,655 区分当事業年度受取配当金の合計額(千円)売却損益の合計額(千円)評価損益の合計額(千円)非上場株式---非上場株式以外の株式77,593640,047780,405
沿革4,645字
2【沿革】年月事項1997年12月株式会社アドバンスト・メディア(当社)を東京都中央区日本橋蛎殻町一丁目32番6号に設立。1998年1月Interactive Systems, Inc.社(米国)と日本語音声認識システムAmiVoice®の共同開発を開始し、同時にAmiVoice®をベースとした音声認識市場の構築事業に着手。1999年3月AmiVoice®の評価・改良のために「音声認識ソフトウエアの研究コンソーシアム(IVSRG)」を結成し、開発支援ツールキット「AmiVoice® SDK(バージョン1.0)」をリリース開始。2000年7月本社を東京都豊島区東池袋三丁目1番1号に移転。開発支援ツールキット「AmiVoice® SDK(バージョン3.0)」をリリースし、ソリューションサポート事業を開始。2001年11月開発委託先である関連会社Multimodal Technologies, Inc.社(米国)設立。Interactive Systems, Inc.社をMBOによりMultimodal Technologies, Inc.社に吸収。当社より、取締役2名を派遣。2002年3月分散型音声認識AmiVoice® DSR(Distributed Speech Recognition)を発表。医療分野での音声入力の先駆的パッケージである放射線画像診断レポート用音声認識アプリケーション「AmiVoice® Medical for Radiology」をリリース。2003年8月議事録作成支援アプリケーション「AmiVoice® Rewriter」、コールセンター向け通話録音のテキスト化アプリケーション「AmiVoice® CallScriber」等をリリースし、高付加価値のライセンス事業を開始。2005年3月愛知万国博覧会に当社の対話技術を装備した4カ国語対応の受付案内ロボット(アクトロイド)をリリース。2005年6月株式会社東京証券取引所マザーズ(市場区分の変更により現在はグロース市場)に株式を上場。2008年2月本社を東京都豊島区東池袋三丁目1番4号に移転。2008年9月タイにおける音声認識ソリューションの開発、提供を目的としてAMIVOICE THAI CO.,LTD.を設立。2008年10月「音声入力メール」における音声認識技術が、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)主催の「ソフトウエア・プロダクト・オブ・ザ・イヤー®2008」を受賞。2009年5月「議事録作成支援システム」が東京都議会の全常任委員会で導入。2009年10月サイバーベースで発話をテキスト化し提供する株式会社サイバークラーク研究所を設立。2009年11月コンタクトセンター向けAI音声認識ソリューション「AmiVoice® Communication Suite」をリリース。2010年6月東邦薬品株式会社との共同開発品、音声認識薬歴作成支援システム「ENIFvoice SP」をリリース。2011年8月持分法適用関連会社Multimodal Technologies, Inc.(米国)株式全てを、MedQuist Holdings, Inc.(米国、NASDAQ 上場)に譲渡。2012年11月KDDI株式会社の声でスマートフォンを操作できるアプリ「おはなしアシスタント」にAmiVoice®を提供。2013年5月株式会社ウィズ・パートナーズが組成した「ウィズ・アジア・エボリューション・ファンド投資事業有限責任組合」を割当先とする第1回無担保転換社債型新株予約権付社債および第3回新株予約権を発行。また、同社と投資契約を締結。2013年10月1株につき100株の割合をもって株式分割。また単元株制度を採用し単元株式数を100株に設定。2013年11月クラウド型音声認識文字起こしサービス「VoXT」をリリース。2013年12月大阪に既存ビジネスの拡大および新機軸サービス事業の取り組みを加速させるために「ビジネス開発センター(現:大阪支社)」を設立。2014年7月株式会社サトーと、ウェアラブル型ボイスピッキングシステム「AmiVoice® iPicking」を共同開発。2014年8月文字起こし市場の創出・拡大のために株式会社速記センターつくばを子会社化。2014年12月医療・調剤・介護向けクラウド型音声入力サービス「AmiVoice® CLx」をリリース。2015年1月DNN(ディープニューラルネットワーク)技術をAmiVoice®に実装。2015年9月音声認識・音声対話専用のバッジ型ウェアラブルデバイス「AmiVoice® Front WT01」をリリース。2017年8月iOS端末用建築検査アプリ「AmiVoice® スーパーインスペクションプラットフォーム」をリリース。2018年3月iOS版の音声入力キーボードアプリ「AmiVoice® SBx」をリリース。2018年6月中国の家電メーカー美的集団のコールセンター全席にAI音声認識ソリューション「AmiVoice® Communication Suite」が採用。 年月事項2018年10月AI音声認識ソリューション「AmiVoice® Communication Suite」がアマゾンのクラウド型コンタクトセンターサービスAmazon Connectとの連携で合意。医療向け AI音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice® iNote」をリリース。2018年12月福岡営業所を開設。2019年9月本社を東京都豊島区東池袋三丁目1番1号に移転。2019年12月音声認識APIを提供する開発プラットフォーム「AmiVoice® Cloud Platform」をリリース。2020年2月名古屋営業所を開設。2020年6月AI音声認識文字起こし支援アプリケーション「AmiVoice® ScribeAssist(現:ScribeAssist)」をリリース。2020年7月音声認識APIを提供する開発プラットフォーム「AmiVoice® Cloud Platform」にて領域特化型エンジンの提供を開始。2020年11月会話解析ソリューション「AmiVoice® SF-CMS」をリリース。2021年1月医療向けボイスRPAアプリ「AmiVoice® Ex7/声マウス」をリリース。2021年4月茨城県取手市議会・取手市と「音声テック関連技術連携協定」を締結。2021年10月話題抽出機能を搭載したコンタクトセンター向けAI音声認識ソリューション「AmiVoice® Communication Suite4」をリリース。2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行。2022年6月「AmiVoice® Cloud Platform」を開発者向けボイステックプラットフォームとして全面刷新。2022年8月メタバース空間上でお客様対応を自動化するAI音声対話アバター「AI Avatar AOI」を開発。2022年11月医療、民間企業、官公庁、建設・不動産向けに“声キーボード”「AmiVoice® VK」シリーズ、“声マウス”「AmiVoice® VM」シリーズをリリース。2023年1月Webサイトから商談へつなげる「AmiVoice® UPV」をリリース。2023年2月マウス操作を声で代替しプレゼンをアシストする「AmiVoice® VMPA」をリリース。2023年7月ボイスボット(音声認識IVR)サービス「AmiVoice® ISR Studio」をリリース。2023年9月営業職向けクラウド型トレーニングプラットフォーム「AmiVoice® Roleplay」をリリース。AI音声認識文字起こし支援アプリケーション「AmiVoice® ScribeAssist(現:ScribeAssist)」に生成AIを活用したAI要約機能を搭載。2023年10月生成AIと連携したAI音声対話アバター「AI Avatar AOI」をリリース。建設業界に特化した人材サービスを展開する子会社、株式会社アミサポを設立。AI音声認識と生成AIを活用した建設向け議事録作成代行サービス「AmiVoice® スーパースクライバー」をリリース。2023年12月大阪支社を移転。開発者向けボイステックプラットフォーム「AmiVoice® Cloud Platform」の音声認識API「AmiVoice® API」に並列処理技術「Transformer」を実装。2024年1月「AmiVoice® SDK」が富士通 Japan 株式会社の病院向け音声ソリューション「HOPE LifeMark-Voice」に搭載。済生会熊本病院と、対話型看護アシストシステムを共同開発。2024年8月ローカル環境でセキュアに利用可能なコンタクトセンター向け大規模言語モデル(LLM)「AOI LLM for AmiVoice® Communication Suite」をリリース。2024年9月議事録ソリューションプラットフォーム「VoXT One」をリリース。2024年10月営業支援プラットフォーム「AmiVoice® SalesBoost」をリリース。2024年11月福岡営業所を移転。2025年3月音声認識API「AmiVoice® API」に、End to Endを採用した次世代音声認識エンジンを搭載。2025年4月ハタラクエール2025の「福利厚生推進法人」に認定。2025年5月大阪府と事業連携協定を締結し、「大阪府DX推進パートナーズ」に参画。AI音声認識A
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TIMELY DISCLOSURE
適時開示(TDnet)
自己株式の取得状況に関するお知らせ自己株式 · 15:30
PDF2027年3月期第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)決算短信 · 12:00
PDF自己株式の取得状況に関するお知らせ自己株式 · 15:30
PDF報告セグメントの変更に関するお知らせその他 · 15:30
PDF譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ自己株式 · 12:00
PDF出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。
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