電
株式会社電通総研
DENTSU SOKEN INC.
1,649億円売上高(FY2025)
17.1%ROE
60.7%自己資本比率
86財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2025の売上高は1,649億円(前年比+8.0%)。営業利益は229億円(営業利益率13.9%)、当期純利益は164億円。総資産1,651億円に対し自己資本比率は60.7%、ROEは17.1%。情報・通信業の中央値(ROE 12.0%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは191億円の創出、現金及び現金同等物は694億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)2,851円2026-09-04
PER34.0倍
PBR5.56倍
配当利回り4.21%
時価総額(概算)5,482億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高1,649億円+8.0%
営業利益229億円+8.8%
当期純利益164億円+8.3%
総資産1,651億円
純資産1,002億円
営業利益率13.9%
ROE17.1%
自己資本比率60.7%
EPS83.8円
BPS513.2円
1株配当120円
配当性向143.1%
従業員数—
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE17.1%中央値 12.0%
営業利益率13.9%中央値 8.6%
自己資本比率60.7%中央値 66.6%
健全性スコア86.0点中央値 71.0点
帯は情報・通信業(200社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 1,649億円 | 229億円 | 236億円 | 164億円 | 1,651億円 | 1,002億円 | 83.8 | 17.1% | 60.7% |
| FY2024 | 1,526億円 | 210億円 | 211億円 | 151億円 | 1,473億円 | 912億円 | 232.3 | 17.4% | 61.9% |
| FY2023 | 1,426億円 | 210億円 | 212億円 | 147億円 | 1,333億円 | 830億円 | 225.4 | 18.7% | 62.2% |
| FY2022 | 1,291億円 | 186億円 | 184億円 | 126億円 | 1,219億円 | 739億円 | 193.5 | 18.1% | 60.6% |
| FY2021 | 1,121億円 | 137億円 | 132億円 | 89億円 | 1,082億円 | 655億円 | 137.3 | 14.3% | 60.5% |
| FY2020 | 1,087億円 | 122億円 | 115億円 | 74億円 | 971億円 | 596億円 | 113 | 12.9% | 61.3% |
| FY2019 | 1,007億円 | — | 96億円 | 62億円 | 873億円 | 549億円 | 95.6 | 11.8% | 62.8% |
| FY2018 | 910億円 | — | 82億円 | 52億円 | 803億円 | 510億円 | 79.6 | 10.5% | 63.5% |
| FY2017 | 834億円 | — | 56億円 | 44億円 | 720億円 | 478億円 | 68.1 | 9.6% | 66.3% |
| FY2016 | 798億円 | — | 67億円 | 46億円 | 663億円 | 450億円 | 70.3 | 10.5% | 67.9% |
| FY2015 | 568億円 | — | 25億円 | 30億円 | 631億円 | 420億円 | 92.5 | 7.3% | 66.5% |
営業CF191億円
投資CF-30億円
財務CF-86億円
現金及び現金同等物694億円
SEGMENTS
セグメント別売上
Manufacturing Solutions610億円
Communications IT410億円
Financial Solutions348億円
Business Solutions280億円
セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 株式会社電通グループ | 61.8% |
| 2 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 5.6% |
| 3 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3.2% |
| 4 | 電通総研持株会 | 2.1% |
| 5 | UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 1.0% |
| 6 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 0.8% |
| 7 | NORTHERN TRUST CO.(AVFC) RE FIDELITY FUNDS(常任代理人香港上海銀行東京支店) | 0.7% |
| 8 | THE BANK OF NEW YORK MELLON 140044(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.7% |
| 9 | BBH FOR UMB BK, NATL ASSOCIATION-GLOBAL ALPHA INTL SMALL CAP FUND LP(常任代理人株式会社三菱UFJ銀行) | 0.7% |
| 10 | THE BANK OF NEW YORK MELLON 140040(常任代理人株式会社みずほ銀行決済営業部) | 0.6% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2025中間(〜2025-06-30) | 802億円 | 107億円 | 111億円 | 77億円 | 13.3% | — | 118.1 |
| FY2024中間 | 742億円 | 104億円 | 103億円 | 72億円 | 14.0% | — | 111.4 |
| FY2023中間 | 698億円 | 107億円 | 108億円 | 74億円 | 15.3% | — | 114.4 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢39.9歳
平均年間給与1,125万円
平均勤続年数10.7年
管理職に占める女性比率6.5%
男女の賃金の差異(全労働者)74.6%
男女の賃金の差異(正規雇用)75.8%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容1,528字
3【事業の内容】 当社グループは、当連結会計年度末時点において、当社、連結子会社14社、持分法適用会社4社により構成され、6つのサービス品目を統合的に提供しております。また、業種およびソリューション別に「金融ソリューション」、「ビジネスソリューション」、「製造ソリューション」および「コミュニケーションIT」の4つを報告セグメントとしております。 (1)当社グループが提供するサービス品目① コンサルティングサービス 業務プロセスの変革やITの活用に関するコンサルティングサービスを提供しております。② 受託システム開発 顧客の個別要求に基づくシステム構築サービスおよび構築したシステムの保守サービスを提供しております。③ ソフトウェア製品 当社グループが独自に企画・開発したソフトウェア、導入支援サービス、追加機能の開発サービス、および保守サービスを提供しております。④ ソフトウェア商品 国内外のソフトウェア・ベンダーが開発したソフトウェア、導入支援サービス、追加機能の開発サービス、ユーザ教育などの技術サービス、および保守サービスを提供しております。⑤ アウトソーシング・運用保守サービス 顧客が保有するシステムの運用・保守サービスおよびBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスを提供しております。⑥ 情報機器販売・その他 当社グループが提供する各種サービスに付随して必要となるハードウェアおよびデータベースソフトやミドルウェア等のソフトウェアを提供しております。(2)当社グループの報告セグメント 報告セグメント事業内容金融ソリューション金融業のビジネス変革および一般事業会社の金融サービス機能活用を支援するソリューションを提供しております。ビジネスソリューション人事・会計を中心に企業の経営管理業務の高度化を支援するソリューションを提供しております。製造ソリューション製造業のビジネスプロセスおよびバリューチェーンの高度化を支援するソリューションを提供しております。コミュニケーションIT企業のマーケティング変革および官庁や自治体のデジタル改革を支援するソリューションを提供しております。 詳細は、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」をご参照ください。 当社の連結子会社を報告セグメントごとに記載すると概ね次のとおりであります。2025年12月31日現在報告セグメント連結子会社金融ソリューション―株式会社電通総研IT株式会社電通総研セキュアソリューションDENTSU SOKEN UK, LTD.DENTSU SOKEN USA, INC.DENTSU SOKEN HONG KONG LIMITED電通総研(上海)信息諮詢有限公司DENTSU SOKEN SINGAPORE PTE. LTD.DENTSU SOKEN (THAILAND) LIMITEDPT. DENTSU SOKEN INDONESIA株式会社電通総研アシスト株式会社電通総研ブライトビジネスソリューション―製造ソリューション株式会社エステックTwo Pillars GmbHコミュニケーションIT株式会社ミツエーリンクス(注)株式会社電通総研セキュアソリューションは、2026年1月1日付で、株式会社電通総研ITを吸収合併すると 共に、株式会社電通総研テクノロジーに商号変更いたしました。 (事業系統図)2025年12月31日現在 (注)株式会社電通総研セキュアソリューションは、2026年1月1日付で、株式会社電通総研ITを吸収合併すると共に、 株式会社電通総研テクノロジーに商号変更いたしました。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等3,747字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営の基本方針 当社グループの経営の基本方針は、「誠実を旨とし、テクノロジーの可能性を切り拓く挑戦者として、顧客、生活者、社会の進化と共存に寄与する。」と定義した企業理念(ミッション)の実現に向け、事業活動を推進することです。企業理念はさらに、ビジョンとして当社グループが向かうべき方向を、行動指針として当社グループが大切にすべき価値観をそれぞれ定めており、従業員の日々の行動が企業理念全体の実現に繋がるよう、目標と戦略を経営計画に落とし込むとともに、従業員への浸透活動を積極的に実施しております。 (2)長期経営戦略 当社グループは2030年に向けた長期経営ビジョン「Vision 2030」を掲げております。長期経営ビジョン「Vision 2030」の概要については以下のとおりであります。 ① Vision 2030ステートメント電通総研グループは、社会と企業の変革を実現する存在“X Innovator”を目指し、自己変革していく ② 2030年のありたき姿 当社グループの2030年のありたき姿は、企業理念を体現する高付加価値企業として、社会、企業、生活者からの期待に応える存在になることです。そのためには、1985年に自ら標榜した“システムインテグレータ”の枠を超え、人とテクノロジーの多様性を備えた、社会や企業の変革を立案・実現する存在へと自己変革していく必要があると認識しています。このありたき姿を当社グループは、「“X Innovator” ~X Innovationの実践を通して社会と企業の変革を実現する存在~」と定義します。“システムインテグレータ”から“X Innovator”への自己変革により成長性を高め、2030年には、社会や企業の変革を実現するに相応しい多様な人材、多彩なテクノロジー、多種のソリューションを持つ集団として、売上高3,000億円、営業利益率20%の企業グループになることを目指します。 ③ 2030年に向けた活動方針 ありたき姿の実現に向けて、4つの自己変革を推進します。事業領域の拡張(拓くチカラ)事業領域を、企業の個別業務課題を解決するビジネスから、企業全体の課題解決や社会の変革を支援するビジネスへと、拡張を図ります。新しい能力の獲得(創るチカラ)テクノロジー実装の強みをさらに高めるとともに、社会や企業変革を導くために必要となる様々なケイパビリティを新たな強みとして獲得します。収益モデルの革新(稼ぐチカラ)ソリューションの拡充・強化に加え、新たなデリバリーモデルの構築等を通して、収益モデルの多様化と収益性の向上を図ります。経営基盤の刷新(支えるチカラ)自己変革のスピードを加速させるため、また、将来の環境変化に柔軟に適応する能力を獲得するため、経営の基盤を刷新します。 ④ 2030年までのステップ 2022年から2030年までの9年間を、3か年ごと3回にわけて中期経営計画を立案し、推進します。各期間の基本的な位置づけは以下のとおりとなります。2022~2024年成長を加速させつつ、将来に向けた布石として、当社グループの新しい基盤を構築していく期間とします。2025~2027年2025年に当社グループは創立50周年を迎えます。新しい当社グループとして、オーガニック・インオーガニック両面で従来以上の積極的なチャレンジを行い、さらに高い成長を目指す期間とします。2028~2030年ありたき姿の実現に向けて、積極的なチャレンジを継続するとともに、2030年以降を見据えた新しい長期経営ビジョンを検討する期間とします。 (3)中期経営計画(2025〜2027年)について① 事業環境認識 急速に進展するデジタル社会形成に向けた動き、ESG経営や人的資本経営など新たな経営アジェンダ出現に伴う企業の社会的責任の変化、国内の労働人口減少と人材獲得競争の激化、生成AIをはじめとするテクノロジーのさらなる進化の4点は、今後も大きく変わることのないメガトレンドであり、社会と企業の変革ニーズに対するテクノロジー実装力に強みを持つ企業に大きな成長機会が到来するものと考えております。 上記の事業環境認識を踏まえ、2025年より、長期経営ビジョン「Vision 2030」のもと第2回目の位置づけとなる3か年の中期経営計画「社会進化実装 2027」を推進しております。タイトルに掲げた「社会進化実装」は、当社グループが2024年に制定した事業コンセプトの名称で、シンクタンク、コンサルティング、システムインテグレーション機能の連携により、課題の提言からテクノロジーによる解決までの循環を生み出すという、事業の新しい形をまとめたものです。前中期経営計画で拡充した事業基盤を生かし、これまで以上に積極的なチャレンジを通して、さらなる成長を目指してまいります。 ② スローガン強みとなるケイパビリティを強化・活用して企業などの活動を支援し、社会の進化を実装する ③ 重点施策イ. 企業変革・社会変革起点での価値提供・営業機能の統合 複雑かつ広範囲におよぶお客様の期待に対して、全社として一貫した対応を可能にすべく、2025年1月に営業統括本部を設置し、営業機能を統合しました。アカウント営業、ソリューション営業、パートナーセールスの機能をさらに強化し、案件獲得と価値提供を加速します。 ・技術機能の統合 事業の枠を超えたスキルとノウハウの共有や、柔軟な人材アサインを可能にすべく、2025年1月に技術統括本部を設置し、技術機能を統合しました。高度デジタルプロジェクトリード人材の育成、プロジェクト品質の向上、事業環境変化にあわせた迅速かつ柔軟な人員配置を実現し、事業成長を加速させます。 ロ. ソリューションの強化・先端テクノロジーの活用 生成AIなどの先端テクノロジーを活用し、ソリューションの競争力と収益性を強化します。 ・外部連携の推進 電通グループを始め、企業、教育機関などとの提携とM&Aを通じて、ケイパビリティや事業領域を拡張します。 ・独自ソリューション強化 当社グループが独自に生み出したソリューションについて、競争優位性をさらに強固なものとするため、研究開発投資と製品投資を強化します。また、新規事業の企画・開発・実行を担当する専任組織が中心となり、2030年に向けて新しい事業領域を複数開拓します。 ハ. 経営基盤の強化・経営基盤改革 中長期の生産性と収益性向上ならびに企業価値の向上に向け、事業部門とコーポレート部門全体を横断するDXやサステナビリティ活動、経営管理高度化などを推進します。 ・人的資本強化 優秀な人材の採用を継続するとともに、個々の能力とパフォーマンスを最大化するため、さまざまな育成施策と流動性向上施策を実施します。 ④ 目標とする経営指標 当社グループは、顧客に提供する付加価値の最大化および企業価値の向上を重視しております。当中期経営計画においては、定量目標として「売上高」「営業利益」「営業利益率」「ROE」「就業人員数」の5項目に対して2027年12月期の目標値を設定するとともに、それを実現するための成長投資枠を設定しております。数値は以下のとおりであります。 <定量目標>項目2024年12月期2027年12月期 目標年平均成長率※売上高1,526億円2,100億円11.2%営業利益210億円315億円14.4%営業利益率13.8%15.0%―ROE17.4%18.0%以上―就業人員数4,413名6,000名10.8% ※ 2024年12月期実績を起点とした年平均成長率(CAGR) <成長投資枠>3か年累計投資枠対象750億円研究開発活動、社内の生産性向上活動、M&A等 (4)財務ポリシー 当社グループの財務ポリシーは、長期的かつ持続的に企業価値を向上させるため、成長分野への投資や株主への安定的な利益還元を行いつつ、健全な財務基盤を確立することです。このポリシーのもと、当中期経営計画では、2024年12月期末時点の現預金と当中期経営計画期間の3か年で予想されるフリーキャッシュフローから750億円の成長投資枠を設定しております。 なお、投資およびM&Aの推進に際しては、資本コストを踏まえた厳格な基準で投資判断を行います。また、非連続な成長を実現するため、必要な場合には自己資本比率50%以上の維持を目安に借り入れによる資金調達も視野に入れてまいります。 (5)株主還元 当社グループの配当の基本方針は、持続的な成長を実現するための内部留保を確保しつつ、適正かつ安定的な配当を継続することです。この基本方針のもと、業績成長と配当性向の向上を通して株主還元を強化してまいります。連結配当性向については、2027年12月期に50%を目指してまいります。
事業等のリスク6,008字
3【事業等のリスク】 当社グループは、経営目標の達成を阻害する、あるいは事業活動の継続を脅かす要因等を識別し、顕在化させないための予防策および顕在化した場合の影響を最小化するための対策として、リスク管理規程を制定しております。当規程に則り、想定されるリスクに関する情報を適時かつ組織横断的に集約し、全社的な観点から適切なリスク管理を推進しております。 なお、記載事項のうち将来に関する事項は、特に断りがない限り有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) リスク管理体制 当社グループでは、サステナビリティに関する取り組みを総合的に推進する「サステナビリティ推進会議」のもと、グループ全体を俯瞰したリスク管理を行っております。 サステナビリティ推進会議は、当社グループが事業活動を行うにあたって想定されるリスクの識別と評価、最重要リスクの抽出、リスク所管部署や責任者の決定、リスク対応計画の策定指示、対策実行状況等のモニタリングを実施し、その結果を取締役会に報告しております。 当社グループにおけるリスク管理体制は次のとおりです。 取締役会・リスク管理状況のモニタリングおよび管理体制の有効性確保サステナビリティ推進会議・当社およびグループ会社からのリスク情報収集、リスク識別と評価・最重要リスクおよびリスク所管部署/責任者の決定・グループ横断的課題への対応方針検討および調整・リスク対応計画の進捗状況およびリスク状況のモニタリングリスク所管部署・各委員会・リスク対応計画の策定およびリスク対策の実施各社リスクマネジメント部門・自社の最重要リスクの抽出、リスク対応計画の策定と実施 (2) リスク管理のプロセス(リスクの識別・評価) サステナビリティ推進会議は、経営環境や経営戦略、事業管理、危機管理、人事労務、経理財務、法務、コーポレートガバナンス、情報セキュリティ、倫理コンプライアンス等の観点から、顕在化する可能性のあるリスクを当社の各事業部門、グループ会社へのヒアリング等により網羅的に識別しております。識別したリスクについては、定期的に「発生可能性」「影響度」によりリスク評価を行います。 (最重要リスクの抽出) サステナビリティ推進会議は、リスク評価の結果より、事業継続に大きな影響を及ぼす可能性が高いと判断したリスクを「最重要リスク」に定め、それぞれのリスクについて、所管部署および責任者を選定します。 (リスク対応計画の策定) リスク所管部署・グループ会社のリスクマネジメント部門は、「最重要リスク」に関してリスクが顕在化しないための予防策および顕在化した場合の影響を最小化するためのリスク対策をリスク対応計画としてまとめ、サステナビリティ推進会議の承認または助言を得ます。 (リスク対応計画の実施とリスクモニタリング) リスク所管部署・グループ会社のリスクマネジメント部門は、策定したリスク対応計画に沿って活動を遂行するとともに、必要に応じて規程類や対策マニュアル等の整備・維持に努めております。サステナビリティ推進会議は、リスク対応計画の進捗状況およびリスクの状況についてモニタリングを実施し、その結果を取締役会に報告しております。さらに、リスクの顕在化等があった場合は、必要に応じてリスク対策の追加、計画の改善と実施を指示します。 (3) 主要なリスク 当社グループの経営目標の達成を阻害する、あるいは事業活動の継続を脅かす可能性がある主要なリスクを以下のとおり記載しております。しかしながら、これらのリスクは必ずしもすべてのリスクを網羅したものではなく、想定していないリスクや重要性が低いと考えられる他のリスクの影響を将来的に受ける可能性があります。 ① 最重要リスクイ.システム開発に関するリスク 当社グループが提供するシステム構築サービスは、開発工程中に想定外のトラブルが発生すること等により開発費用が増加し、収益性が低下する可能性があります。また、納品後に重大な不具合が発生し、顧客の業務に支障が生じた場合、当該システムの品質回復にかかる費用発生や損害賠償請求、信用失墜等が生じる可能性があります。 このため当社グループでは、PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)委員会を設置し、提案前の段階から、要求仕様の内容、技術的難易度、受注金額、開発期間、開発費用見積等の計画につき評価を行うことに加え、受注から納品にいたる過程においても、計画に対する進捗状況の確認を随時行い、開発に伴うリスク管理を徹底しております。さらに、トラブル発生の可能性を極小化すべく、開発プロセス標準化やノウハウ共有等、技術に関する教育諸施策を積極的に推進しております。ロ.人材確保・育成、労務管理に関するリスク 当社グループが必要とする優秀な人材の確保・育成が想定どおりに進まない場合、あるいは労働環境の悪化等により生産性が低下した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループでは、新卒・中途の採用活動および従業員教育・研修の強化、適切な人材配置を図るとともに、裁量労働制や65歳定年制、フェロー制度、育児・介護等と仕事の両立を支援する各種制度の導入・充実に努めております。また、適正な労働時間の管理や健康保持・増進のための取り組みなど、従業員のワーク・ライフ・バランスの実現を支援する人事諸施策を実施しております。 ハ.事業継続に関するリスク 大地震や豪雨等の自然災害の発生、重大感染症の流行、社会情勢の変化等の事象が発生した場合は、対応に係る費用の発生のほか、サービスの提供遅滞等により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループでは、危機発生に備えた各種対応マニュアルや適時適切に対策を講じるための体制、円滑な業務を可能とするリモートワーク勤務制度および環境を整備し、従業員やパートナースタッフの安全確保と事業の継続性確保に努めております。 ニ.情報セキュリティに関するリスク コンピューターウイルスやサイバーテロ、過失等により、情報システムサービスの中断や個人情報・機密情報の漏洩等が発生した場合、顧客や個人からの損害賠償請求や信用失墜、事業の停滞等が生じる可能性があります。 このため当社グループでは、グループ全体の情報セキュリティマネジメントを統括する情報セキュリティ委員会のもと、各種規程類やガイドラインを整備・運用し、グループ一体となって情報セキュリティ管理に取り組んでおります。また、システム・ネットワークの継続的なセキュリティレベルの向上を図るとともに、全役員と従業員を対象にセキュリティ教育プラットフォームを導入し、教育・訓練を継続的に実施するなど、総合的なサイバーセキュリティ対策を推進しております。なお、当社グループでは、当社をはじめとする主要各社において、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC27001:2022」および本規格をもとにJIS化された「JISQ27001:2023」の認証を取得しているほか、「プライバシーマーク」の付与認定を受けております。 ホ.コンプライアンスに関するリスク コンプライアンス上の問題、法令等に抵触する事態が発生した場合、当社グループの信用が失墜し、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループでは、電通グループの行動規範である「電通グループ行動憲章」および「暴力団等反社会的勢力排除に対しての基本方針」、ならびに当社グループの行動規範である「私たちの行動宣言」を採択し、会社法、金融商品取引法、個人情報保護法をはじめ各種法令等の遵守を最優先に事業を推進しております。また、全役員と従業員を対象とするコンプライアンス教育の実施や、公益通報者保護制度に基づく通報窓口の設置等の施策を通じ、法令遵守の徹底を図っております。 ヘ.M&A等の出資・投資に関するリスク 当社グループの事業成長を加速させる上で有効な手段となる場合や、市場における優位性の確立に資するなどの効果が見込める場合は、国内外の企業への出資や新規事業への投資を実施する場合があります。しかしながら、事業環境の著しい変化等により、事業計画どおりに遂行できなかった場合、当該投資が当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループでは、投資の実施にあたり、市場動向や顧客のニーズ、相手先企業の業績・財政状況、技術優位性等を確認し、事業性を十分に検討した上で実施すべく努めております。また、経営会議または取締役会の決議事項とされるものに関する事前審議機関として投資委員会を設置し、案件の審査、出資先の経営状況モニタリング、出資時の事業計画から乖離が出た場合の対策を講じる体制を構築しております。 ② その他重要リスクイ.顧客の経営方針転換等に関するリスク 社会や経済の情勢の変動等により顧客の情報化投資動向が急変した場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループでは、国内外の経済動向を注視するとともに、市場ニーズに適合する経営戦略の立案や新規ソリューションの開拓および開発等、適時対策を講じております。 ロ.提供サービスの競争力に関するリスク 情報サービス業界における顧客ニーズおよび情報技術の進化は激しく、新規参入業者も多く競争が激化しているため、急速な顧客ニーズの変化あるいは技術革新に対する当社グループの対応が遅れた場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループでは、積極的な研究開発の実施、グループ体制・組織の最適化、国内外の企業への出資や提携等の各種経営施策を通じ、市場ニーズに適合する経営戦略の立案や新規ソリューションの開拓および開発等、適時対策を講じております。また、生成AI等の最新技術を活用したソフトウェア製品の機能強化やサービスの拡充等により提供価値の向上に努めております。 ハ.仕入先・協力会社に関するリスク 当社グループは、業務の一部を外部の協力会社に委託しております。協力会社の人員の逼迫や委託単価が上昇するなどの場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。特に海外の協力会社への業務委託につきましては、海外現地における社会情勢により、予期せぬ状況が発生する可能性があります。また、当社グループが仕入販売しているソフトウェア商品および情報機器については、当該仕入先の経営方針および事業計画等が変更された場合、顧客に対する商品およびサービスの提供に支障が生じる可能性があります。 このため当社グループでは、業務委託先に対し、システム開発標準化や生産性向上等に共同で取り組むほか、提供価格への適正な転嫁や、協力会社の新規開拓など、コスト構造を最適化するための努力を継続的に推進することにより、収益性の維持・向上を図っております。また、商品の仕入先に対しては、共同で販売戦略を立案するなど、緊密な関係を維持するほか、国内外で最先端技術や競争力の高い商品・サービスを有した企業をいち早く発掘すべく継続的に努力しております。 ニ.知的財産に関するリスク 当社グループの提供するシステム、ソフトウェア製品、サービス等に対して第三者から知的財産権の侵害を理由とする訴訟提起または請求を受け、その結果当社グループが損害賠償を負担するほか、代替技術の開発のための費用が発生する可能性があります。また、当社グループ自身が保有する知的財産権についても、第三者からの侵害、生成AI等の技術の利用拡大による当社グループの技術・ノウハウの模倣、ソフトウェア製品における機能の模造・類似品の出現などにより、期待される収益が失われる可能性があります。 このため当社グループでは、第三者が保有する特許権、商標権などの調査や、プロジェクトからの各種相談対応、ガイドライン整備、教育研修等を通じて、知的財産権に対する従業員の意識向上に努めております。 ホ.研究開発投資に関するリスク 当社グループは、将来に向けた事業機会の創出および高付加価値ソリューションの提供を実現するため、研究開発へ積極的に投資することを経営戦略に掲げております。しかしながら、研究開発投資が計画どおり進まない場合、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループでは、製品・サービスにかかわる研究開発等の投資に関する審査機関として投資委員会を設置しており、当委員会を通じて、案件の審査・進捗確認、投資および回収状況の監視を行い、リスクの顕在化を未然に防ぐ体制を構築しております。 へ.気候変動に関するリスク 当社グループの気候変動リスクとしては、政策・法規制・技術・市場の変化が生じることに起因する移行リスクと、気候変動に起因する自然災害の増加等によるサービスの提供遅滞等が発生する物理的リスクがあり、これらへの対応が遅れた場合、経営成績および中長期的な企業価値に影響を及ぼす可能性があります。 このため当社グループは「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」のフレームワークに基づき、気候変動対策に関するガバナンスの強化や、リスク・機会の分析とその財務的な影響等を踏まえたシナリオ分析を進め、気候変動リスクへの対応に取り組んでおります。気候変動リスクによる財務的影響は、当社グループにおいては限定的であると分析しておりますが、さらにリスクを低減すべく、ISO14001に沿った環境マネジメントシステムの確実な運用を行うとともに、再生可能エネルギー比率の向上やカーボン・クレジット等の活用を通して、CO2排出量の削減を図ります。また同時に、気候変動対策に関連するビジネス機会の創出を目指し、脱炭素化・サーキュラーエコノミーの実現やESG経営を支援するソリューションの新規開発および提供にも取り組んでおります。 ト.株式会社電通グループとの資本関係について 株式会社電通グループは、当連結会計年度末現在、当社の発行済株式総数のうち61.8%を所有しています。 当社グループは、親会社グループとの事業シナジーを最大限に生かした事業運営に取り組んでおりますが、事業展開における業務執行上の重要事項については、独立社外取締役が過半数を占める取締役会にて合議の上決定します。上場会社としての自主性・独立性を確保しつつ、親会社グループと連携して事業成長・発展に努めることは、非支配株主の利益につながるものと認識しております。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析6,046字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】1.経営成績等の状況の概要(1)財政状態及び経営成績等の状況① 経営成績 当連結会計年度(2025年1月1日~2025年12月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善に伴い、緩やかな回復基調が続きました。当社グループを取り巻く事業環境についても、企業のデジタル投資意欲は強く、堅調に推移しました。一方、今後については、各国の政策動向や金融資本市場の変動、地政学リスク等による国内経済への影響が懸念され、先行きは不透明な状況にあります。 かかる状況のもと当社グループは、当連結会計年度より、長期経営ビジョン「Vision 2030」の実現に向けて第2回目の位置付けとなる3か年の中期経営計画「社会進化実装 2027」をスタートさせました。当中期経営計画では、3つの基本方針「企業変革・社会変革起点での価値提供」「ソリューションの強化」「経営基盤の強化」と5つの定量目標(2027年12月期の売上高2,100億円、営業利益315億円、営業利益率15.0%、ROE18.0%以上、就業人員数6,000名)を設定しています。前中期経営計画で拡充した事業基盤を生かし、これまで以上に積極的なチャレンジを通して、さらなる成長を目指してまいります。 当連結会計年度の業績は、売上高164,865百万円(前期比108.0%)、営業利益22,888百万円(同108.8%)、経常利益23,618百万円(同112.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益16,365百万円(同108.3%)となりました。 売上高については、ビジネスソリューションおよびコミュニケーションITセグメントを中心に、全セグメント増収となりました。利益についても、ソフトウェア製品に関する無形固定資産の除却に伴う原価増や販売費及び一般管理費の増加等があったものの、増収効果により、すべての段階利益で増益となりました。 これにより、売上高は10期連続、営業利益および親会社株主に帰属する当期純利益は8期連続で過去最高となります。 (単位:百万円) 前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)増減前期比売上高152,642164,865+12,223108.0%営業利益21,03922,888+1,849108.8%営業利益率13.8%13.9%+0.1p-経常利益21,09323,618+2,525112.0%親会社株主に帰属する当期純利益15,11716,365+1,248108.3% ROE17.4%17.1%△0.3p- ② 財政状態(資産) 当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末と比較して17,724百万円増加し、165,055百万円となりました。流動資産は、売上債権および預け金の増加があったほか、顧客向けサービスのための保守・サブスクリプション型サービスの契約に係る前渡金が増加したこと等により、前連結会計年度末と比較して17,865百万円増加し、136,923百万円となりました。固定資産は、主にのれんおよび顧客関連資産の償却が進んだこと等により、前連結会計年度末と比較して142百万円減少し、28,131百万円となりました。(負債) 当連結会計年度末における総負債は、前連結会計年度末と比較して8,759百万円増加し、64,896百万円となりました。流動負債は、主に仕入債務の増加等により、8,405百万円増加し、60,949百万円となりました。固定負債は、前連結会計年度末と比較して355百万円増加し、3,947百万円となりました。(純資産) 当連結会計年度末における純資産は、剰余金の配当があったものの、主に当社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金が増加した結果、前連結会計年度末と比較して8,965百万円増加し、100,159百万円となりました。③ キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比較して7,697百万円増加し、69,419百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)法人税等の支払等による資金の減少を、税金等調整前当期純利益等が上回ったことにより、資金は19,064百万円増加しました。前年同期との比較においては、仕入債務の増加等による資金の増加があったものの、売掛債権の増加および顧客向けサービスのための保守・サブスクリプション型サービス提供に係る前渡金の増加等による資金の減少を主因として4,657百万円の収入減となりました。(投資活動によるキャッシュ・フロー)ソフトウェア等の固定資産の取得等により、資金は2,956百万円減少しました。前年同期との比較においては、前年において実施した株式会社ミツエーリンクスの株式取得による支出の反動減により8,930百万円の支出減となりました。(財務活動によるキャッシュ・フロー)配当金の支払およびリース債務の返済等により、資金は8,552百万円減少しました。前年同期との比較においては、自己株式取得による支出の増加等により570百万円の支出増となりました。 (2)生産、受注及び販売の実績 当連結会計年度において、受注実績および受注残高が著しく増加しました。これは、主にビジネスソリューションセグメントの事業が好調に推移したことによるものです。 当連結会計年度における生産、受注及び販売の実績を報告セグメントごとに示すと、以下のとおりであります。 なお、当中期経営計画における成長戦略の実践に向けて、当連結会計年度より、報告セグメント配下の事業区分を変更しました。これに伴い、前連結会計年度の実績について、変更後の区分に組み替えた数値を記載し、比較・分析しております。 ① 生産実績報告セグメント生産高(百万円)前期比(%)金融ソリューション26,950100.4ビジネスソリューション17,342118.8製造ソリューション20,47391.3コミュニケーションIT17,763125.8合計82,529105.8(注)金額は、販売価格に換算して表示しております。 ② 受注実績報告セグメント受注高(百万円)前期比(%)受注残高(百万円)前期比(%)金融ソリューション39,029112.812,815148.7ビジネスソリューション32,757143.611,922166.1製造ソリューション68,038107.735,634124.4コミュニケーションIT41,519109.215,967103.5合計181,345114.376,339127.5 ③ 販売実績報告セグメント販売高(百万円)前期比(%)金融ソリューション34,832102.3ビジネスソリューション28,013118.6製造ソリューション61,039100.8コミュニケーションIT40,980119.1合計164,865108.0(注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、以下のとおりであります。 相手先前連結会計年度(自 2024年1月1日至 2024年12月31日)当連結会計年度(自 2025年1月1日至 2025年12月31日)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)株式会社電通グループ及びそのグループ会社21,44914.122,45513.6 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 当連結会計年度の経営成績につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績等の状況 ① 経営成績」に記載のとおりであります。 当中期経営計画における成長戦略の実践に向けて、第1四半期連結会計期間より、報告セグメント配下の事業区分を変更しました。これに伴い、前連結会計年度の実績について、変更後の区分に組み替えた数値を記載し、比較・分析しております。 報告セグメント別の売上高、営業利益および営業の状況は、以下のとおりであります。 (単位:百万円)報告セグメント前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)増減額売上高営業利益営業利益率売上高営業利益営業利益率売上高営業利益金融ソリューション34,0504,34812.8%34,8324,45912.8%+782+111ビジネスソリューション23,6265,31922.5%28,0136,99425.0%+4,387+1,675製造ソリューション60,5648,57414.2%61,0397,54912.4%+475△1,025コミュニケーションIT34,4012,7978.1%40,9803,8869.5%+6,579+1,089合計 152,64221,03913.8% 164,86522,88813.9%+12,223+1,849(注)報告セグメントの情報につきましては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (セグメント情報等)」も併せてご参照ください。 金融ソリューション 金融業のビジネス変革および一般事業会社の金融サービス機能活用を支援するソリューションを提供しています。 当連結会計年度は、受託システム開発案件がメガバンクや信託銀行向けに拡大したことに加え、次世代融資ソリューション「BANK・R」の導入案件が政府系金融機関や大手信用金庫向けに拡大したことにより、増収増益となりました。 ビジネスソリューション 人事・会計を中心に企業の経営管理業務の高度化を支援するソリューションを提供しています。 当連結会計年度は、連結会計ソリューション「STRAVIS」の導入案件が商社向けを中心に拡大したことに加え、統合人事ソリューション「POSITIVE」の導入案件が電気・ガス業や小売業向けに拡大したことにより、増収増益となりました。 製造ソリューション 製造業のビジネスプロセスおよびバリューチェーンの高度化を支援するソリューションを提供しています。 当連結会計年度は、SAPソリューションの導入案件は減少したものの、CAEやPLMソリューションの販売が輸送機器業向けに拡大したことにより、増収となりました。利益については、収益性の高いソフトウェア商品アドオン開発案件が減少したことに加え、人員増に伴い人件費が増加したことにより、減益となりました。 コミュニケーションIT 企業のマーケティング変革および官庁や自治体のデジタル改革を支援するソリューションを提供しています。 当連結会計年度は、公共や電通グループ向けビジネスが拡大したことに加え、前第3四半期連結会計期間から連結対象となった株式会社ミツエーリンクスの貢献があったことにより、増収増益となりました。 なお、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3事業等のリスク」に記載のとおりであります。 (2)キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報① キャッシュ・フローの状況 当社グループの当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「第2 事業の状況 4経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 1.経営成績等の状況の概要 (1)財政状態及び経営成績等の状況 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 ② 資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当社グループにおける資金需要は、通常の運転資金に加え、事業拡大を目的としたソフトウェア製品の開発及び資本提携・M&A等のための投資資金がありますが、いずれも自己資金を充当することを基本としております。また、当社及び当社国内子会社の間ではCMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入しており、グループ内の資金の流動性を高めるよう努めております。 なお、流動資産に計上している預け金は、親会社である株式会社電通グループに対し同社が運営するCMSを通じて預け入れた資金であり、当連結会計年度末は61,863百万円を預け入れております。これは、直ちに利用可能な財源であることから、連結キャッシュ・フロー計算書における現金及び現金同等物に含めております。 (3)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。その作成にあたっては、連結会計年度末日における財政状態並びに連結会計年度の経営成績に影響を与えるような見積り・予測を必要としております。当社グループは、過年度の実績や現状を踏まえ、合理的と判断される前提・仮定に基づき、かかる見積り・予測を行っておりますが、実際の結果はこれと異なる場合があります。 連結財務諸表の作成に当たり用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。 (4)経営上の目標の達成状況について 当社グループは、当中期経営計画において、「売上高」「営業利益」「営業利益率」「ROE」「就業人員数」の5項目に対して以下の定量目標値を設定しております。初年度となる当連結会計年度の進捗状況は以下のとおりであります。 項目2027年12月期 目標2025年12月期 実績売上高2,100億円1,648億円営業利益315億円228億円営業利益率15.0%13.9%ROE18.0%以上17.1%就業人員数6,000名4,618名 2026年12月期は、売上高182,000百万円、営業利益25,500百万円を見込んでおります。2027年12月期の定量目標達成に向け、初年度を上回る成長を目指してまいります。 なお、当社グループが取り組むべき経営課題への対応につきましては、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
セグメント情報2,876字
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、コンサルティングサービス、受託システム開発、ソフトウェア製品・商品の販売、アウトソーシング・運用保守サービス、情報機器の販売等の情報サービス事業を展開しており、「金融ソリューション」、「ビジネスソリューション」、「製造ソリューション」及び「コミュニケーションIT」の4つを報告セグメントとしております。 4つの報告セグメントの事業内容は以下のとおりであります。報告セグメント名称事業内容金融ソリューション金融業のビジネス変革および一般事業会社の金融サービス機能活用を支援するソリューションを提供しています。ビジネスソリューション人事・会計を中心に企業の経営管理業務の高度化を支援するソリューションを提供しています。製造ソリューション製造業のビジネスプロセスおよびバリューチェーンの高度化を支援するソリューションを提供しています。コミュニケーションIT企業のマーケティング変革および官庁や自治体のデジタル改革を支援するソリューションを提供しております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理の方法と同一であります。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 資産及び負債については、報告セグメントに配分しておりません。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 金融ソリューションビジネスソリューション製造ソリューションコミュニケーションIT合計売上高 外部顧客への売上高34,05023,62660,56434,401152,642セグメント間の内部売上高又は振替高-----計34,05023,62660,56434,401152,642セグメント利益4,3485,3198,5742,79721,039その他の項目 減価償却費3971,1359121,0033,449(注)セグメント利益の合計額と連結損益計算書の営業利益は一致しております。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメント 金融ソリューションビジネスソリューション製造ソリューションコミュニケーションIT合計売上高 外部顧客への売上高34,83228,01361,03940,980164,865セグメント間の内部売上高又は振替高-----計34,83228,01361,03940,980164,865セグメント利益4,4596,9947,5493,88622,888その他の項目 減価償却費5421,1811,0311,2123,968(注)セグメント利益の合計額と連結損益計算書の営業利益は一致しております。 4.報告セグメントの変更等に関する事項第1四半期連結会計期間より中期経営計画における成長戦略の実践に向けて、報告セグメント配下の事業区分を変更しております。 これに伴い、前連結会計年度のセグメント情報についても、変更後の区分に組み替えた数値を記載しております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:百万円) コンサルティングサービス受託システム開発ソフトウェア製品ソフトウェア商品アウトソーシング・運用保守サービス情報機器販売・その他合計外部顧客への売上高10,48031,01330,09554,37218,4988,182152,642 2.地域ごとの情報(1)売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名株式会社電通グループ及びそのグループ会社21,449コミュニケーションIT、製造ソリューション、金融ソリューション、ビジネスソリューション 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:百万円) コンサルティングサービス受託システム開発ソフトウェア製品ソフトウェア商品アウトソーシング・運用保守サービス情報機器販売・その他合計外部顧客への売上高10,87235,08333,98554,20021,1129,611164,865 2.地域ごとの情報(1)売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:百万円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名株式会社電通グループ及びそのグループ会社22,455コミュニケーションIT、製造ソリューション、金融ソリューション、ビジネスソリューション 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)減損損失 67百万円(注) 減損損失は、事業セグメントに配分しておりません。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:百万円) 金融ソリューションビジネスソリューション製造ソリューションコミュニケーションITその他合計当期償却額3625327-371当期末残高21125,506-5,532 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:百万円) 金融ソリューションビジネスソリューション製造ソリューションコミュニケーションITその他合計当期償却額2112609-635当期末残高---4,896-4,896 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組9,711字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) サステナビリティ全般 当社グループは、以下のサステナビリティ方針のもと、サステナブルな社会の実現に貢献する経営を推進しております。 サステナビリティ方針 当社グループは、「誠実を旨とし、テクノロジーの可能性を切り拓く挑戦者として、顧客、生活者、社会の進化と共存に寄与する。」と定めた企業理念のもと、テクノロジーの活用・実装を通して、サステナブルな社会の実現を目指します。 ・豊かな地球環境の保全と、人々が幸福感をもって暮らせるサステナブルな社会づくりに貢献します。・人権と多様性を尊重し、健康に配慮した働きやすい環境を整備します。・当社グループ全体を包含する、透明性の高いガバナンス体制を構築します。 活動の範囲と指針・当社グループが関わるバリューチェーン全体を活動の範囲とします。・すべてのステークホルダーに対して、適切な情報公開と責任ある対話を行います。・当社グループすべての従業員へ教育を行い、エンゲージメントの向上を促し、活動の浸透を図ります。・取締役会の適切な監督のもと、継続的改善活動を通して強固なサステナビリティ推進体制を構築します。 ① ガバナンス サステナビリティに関する取り組みを総合的に推進することを目的に、代表取締役社長を議長とし、経営会議メンバーおよび監査等委員である常勤社外取締役で構成する「サステナビリティ推進会議」を設置しております。本会議は、傘下の委員会や関連する部署と連携して、サステナビリティに関する活動方針や重要事項の決定・モニタリング、全社的なリスク管理に関する活動計画の承認・モニタリング等を実施し、その内容を取締役会に報告しております。 開催頻度は原則年3回、必要に応じ追加開催しており、これまでの活動状況は以下のとおりです。開催実績2022年:計4回、2023年:計3回、2024年:計3回、2025年:計4回、2026年:計1回主な議題年間活動計画と進捗報告、重要課題(マテリアリティ)の特定・KPI設定およびモニタリング、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に基づく情報開示、エンゲージメント調査の結果報告、最重要リスクの特定とモニタリング、内部統制システムに関する審議および評価・モニタリング、傘下の委員会の活動報告等② 戦略 当社グループはサステナビリティ方針のもと、ステークホルダーと当社グループの双方にとって特に重要であり優先的に取り組むべき事項として、「人」「テクノロジー」「ガバナンス」に関する3つの重点テーマと関連する9つの重要課題を2025年1月に特定いたしました。当社グループは、重要課題に対して実効性のある活動を進め、サステナブルな社会づくりに引き続き貢献してまいります。 重要課題の特定プロセスは以下のとおりです。 1.課題要素の抽出 SDGs等のイニシアチブ、GRIスタンダードやSASBスタンダード等の国際的なガイドライン、FTSEやMSCIをはじめとするESG評価機関等が求める事項を参照・分析し、40項目の課題要素を抽出しております。 2.課題要素の重要度評価 上記1.で抽出した課題要素について、「ステークホルダー」と「当社グループ」の2つの視点から重要度の評価を実施しております。(当社グループの視点については、「社会や環境が自社グループに与える影響」や「自社グループが社会や環境に与える影響」を考慮し、機会とリスクの両面から評価しております。) 3.内容の整理と妥当性の確認 上記2.で抽出した重要度が高い課題要素に対して、企業理念、長期経営ビジョン、中期経営計画、電通グループの取り組み等との関連性も踏まえて内容を整理するとともに、KPIや目標等を検討しております。 4.重要課題の特定 サステナビリティ推進会議での決議を経て、3つの重点テーマと関連する9つの重要課題を特定しております。 ③ リスク管理 取締役会の監督のもと、「サステナビリティ推進会議」が主体となり、事業活動にあたり想定される全社的なリスクの識別と評価、最重要リスクの抽出、リスク所管部署や責任者の決定、リスク対応計画の策定指示、対策実行状況のモニタリングを実施しております。リスク管理の詳細は「3.事業等のリスク」をご参照ください。 ④ 指標及び目標 特定した重要課題ごとにKPIと目標を設定し、サステナビリティ推進会議および取締役会で取り組みの進捗を確認しております。KPIと目標および実績については以下のとおりです。重要課題(注)1KPI目標達成時期対象範囲(注)2当連結会計年度実績人的資本の強化人員数6,000名2027年連結4,618名1人あたり営業利益525万円2027年連結496万円1人あたり教育費200千円2027年単体182千円エンゲージメントスコア「働きがいのある会社」調査のスコア70%以上継続毎年単体肯定的回答割合 75%プレゼンティーイズム損失割合(注)312%2027年単体12.75%アブセンティーイズム損失日数(注)4、54.0日以内毎年単体3.59日DEIの推進女性管理職比率16.5%2030年単体6.5%女性採用比率30%毎年単体32.7%障がい者の定着率1年経過90%以上毎年国内G1100%社会・環境課題の解決への貢献地域創生関連売上高50億円2027年単体15億円新規事業の創出R&D投資3か年累計投資額150億円2027年連結39億円技術実装力の発揮高度プロジェクトリード人材(注)6125名2027年単体(注)776名コーポレートガバナンスの強化取締役会の実効性評価実効性の確保・向上毎年連結実効性は 確保されていると評価倫理コンプライアンスの徹底と人権の尊重重大なコンプライアンス違反件数0件毎年連結0件倫理コンプライアンス関連(ハラスメント含む)の研修受講率100%毎年国内G299.1%重要サプライヤーに対する調達アンケートの回答率100%毎年単体94.0%情報セキュリティ管理の強化情報セキュリティ順守に関する研修受講率100%毎年単体100%重大な顧客案件関連情報および個人情報の漏えい事故件数0件毎年国内G20件(注)1.重要課題のうち「適切なリスクマネジメントの実践」については、KPIは設定せず、毎年の活動実績を別途公表しております。2.各項目のカバー範囲は以下のとおりです。単体:当社単体、国内G1:株式会社エステックと株式会社ミツエーリンクスを除く国内連結子会社、国内G2:国内連結子会社、連結:国内外連結子会社3.プレゼンティーイズムとは、健康問題が理由で生産性が低下している状態を指します。4.アブセンティーイズムとは、健康問題による仕事の欠勤(病欠)を指します。5.損失日数とは、勤務継続中の従業員のうち、体調不良による休暇取得状況を指します。6.プロジェクトマネジメントまたは先端テクノロジー領域に関する当社認定基準をクリアしたハイレベ ル人材を指します。7.技術統括本部を対象とします。 (2)気候変動 気候変動への対応については、TCFDフレームワークに準拠して記載しております。 ① ガバナンス 当社は、「(1) サステナビリティ全般 ①ガバナンス」に記載のとおり、「サステナビリティ推進会議」傘下の「エコ・プログラム推進委員会」にて、環境負荷の低減や環境保全に寄与する取り組みを推進するとともに、TCFD提言に基づく情報開示を進めております。 ② 戦略 当社グループは、気候変動への対応を中長期的な企業価値に影響を与える重要な課題と認識しており、2つのシナリオ(1.5℃シナリオと4℃シナリオ)を設定し、2030年と2050年を基準年として気候変動関連の機会とリスクの分析および評価を行いました。なお、シナリオ設定にあたりインパクトを試算する際のパラメーターは、国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)、国際エネルギー機関(IEA)の情報を参考に1.5℃シナリオ、4℃シナリオを使用しております。 その結果、どちらのシナリオにおいても移行リスク(低炭素社会へ移行した際に想定されるリスク)および物理的リスク(気候変動による物理的変化に関するリスク)が当社の財務等に与える影響は極めて小さいと想定される一方、1.5℃シナリオを前提とした場合には、ソリューションの提供機会拡大など、当社にとって収益拡大の機会増加が見込まれることから、当社グループの事業活動は持続可能であり、レジリエンス(強靭性)があると評価しております。 ■機会への主な対応 当社グループは、気候変動対策に関連するビジネス機会において、電通グループ各社や企業・団体と連携し、脱炭素化・サーキュラーエコノミーの実現やサステナビリティ経営を支援するソリューションの新規開発および提供など、積極的に取り組んでおります。また当社は、2023年から「GXリーグ」に参画し、グリーン市場創造のためのルールづくり等に取り組んでおります。 ■リスクの低減に向けた主な対応 気候変動リスクによる財務的影響は、当社グループにおいては限定的であると分析しておりますが、さらにリスクを低減すべく、環境マネジメントシステムに関する国際規格である「ISO14001」に沿った確実な運用に加え、再生可能エネルギー比率の向上やカーボン・クレジット等の活用を通して、CO₂排出量の削減を図ります。 CO₂排出量による財務的影響の1つとして、政府の環境規制強化に伴う炭素税の導入によるものが考えられます。当社のCO₂排出量が2021年度と同等の場合の1.5℃シナリオおよび4℃シナリオにおける、2030年および2050年の炭素税導入による影響額試算は下図のとおりです。 ③ リスク管理 気候変動に関するリスク管理の詳細は「3.事業等のリスク (3)主要なリスク ②その他重要リスク へ.気候変動に関するリスク」をご参照ください。 ④ 指標及び目標 当社は、気候変動における機会とリスクの測定および管理に用いる指標をCO₂排出量とし、当社グループのCO₂排出量(Scope1+2)について、2030年度にカーボンニュートラルとする目標を設定しております。直近のCO₂排出量の推移は下表のとおりです。 CO₂排出量(Scope1+2)推移 (注)1、2(注)1.2022年以前は4月1日から3月31日までの当社単体の集計値を記載しております。また、2023年以降は1月1日から12月31日までの当社および算定対象グループ会社の集計値を記載しております。2.CO₂排出量について、2022年以前は日本基準の「エネルギーの使用の合理化及び非化石エネルギーへの転換等に関する法律」「地球温暖化対策推進法」に基づき算定しております。また、2023年以降は「GHGプロトコル」に基づき算定しております。3.算定カバレッジは内部取引消去後の連結売上高に対する算定対象グループ各社の売上高割合を示しております。 (3)人的資本① ガバナンスイ.重要課題に対するモニタリング 当社グループは、さまざまな専門性を持つ人材の存在を競争力の源泉と捉え、「(1) サステナビリティ全般 ②戦略」に記載のとおり、「多様なプロフェッショナルの創出と活躍」を重点テーマの1つに掲げております。このテーマに紐づく重要課題として「人的資本の強化」「DEIの推進」の2つを特定しており、これらの対応状況については、サステナビリティ推進会議および取締役会でモニタリングしております。 ロ.推進体制 人事部・人材開発部のもと、人的資本のさらなる強化を進めております。全社的な人事関連施策は、各統括本部長・本部長をメンバーとする組織人事委員会で検討しており、そのうち重要な施策については経営会議で決定しております。なお、施策の立案にあたっては、労使委員会と衛生委員会における従業員との積極的な対話や全従業員を対象に実施しているエンゲージメント調査等を通じて、労働環境の整備を含むさまざまな課題の把握に努めております。 ② 戦略イ.人的資本の強化 当社グループは、積極的な採用や教育制度の拡充、人事制度・報酬制度の充実等、人的資本へのさまざまな投資と人材育成を進めております。2024年1月には、基本給と新卒社員の初任給の引き上げ、コンサルティング本部設置を契機としたコンサルタント職の新設、子育て支援の拡充等、人事制度の改定を実施しております。同年7月に、当社として初となる「Human Capital Report 2024」を公開したほか、同年9月には、人的資本に関する情報開示の国際的なガイドライン「ISO30414」の認証を取得いたしました。本認証取得は国内情報・通信業界では3社目、グローバルにおいては22社目の取得となります。これらの取組を通じた人的資本の強化を一層推進するため、2025年には「Human Capital Report 2025」を公開し、人的資本に関する取組や指標の進捗について、継続的な情報開示を行っております。 ■人材育成(1)人材育成方針:一人ひとりが“X Innovator” 当社の人材育成は、従業員一人ひとりが自由度と裁量権を大きく持ち、プロフェッショナルとして自らのアイデアを組織との関わりの中で実現できることを重視しております。この観点に立ち、当社の人材育成は、従業員の自律的な成長と人間魅力の向上を促すことに加え、成果を創出する組織の醸成にも並行して取り組むことを方針としております。 顧客や市場から認められ、高く評価される「プロフェッショナル人材」を輩出すべく、当社は従業員の持つ専門性を高め、拡げる支援だけでなく、その従業員が持つ「人間魅力」そのものを高める支援にも注力してまいります。加えて、すべての従業員がX Innovatorとなるために、一人ひとりはもとより、組織、チーム、プロジェクトとして当社の行動指針「AHEAD~先駆けとなる~」にふさわしい行動をとることを促進いたします。この行動を通して、自己革新を続け、イノベーションを実現し続けることが、当社における「成長」であり、一人では成し得ない大きな成果を生み出すことにつながると当社は考えております。 (2)人材育成施策 人材育成方針に基づき以下のような施策を実施しております。・スキルや専門領域に対応した幅広い教育プログラムの提供と学習コンテンツの継続的な拡充を図っております。当連結会
コーポレート・ガバナンスの概要9,882字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、「誠実を旨とし、テクノロジーの可能性を切り拓く挑戦者として、顧客、生活者、社会の進化と共存に寄与する。」というミッションのもと、迅速、公正かつ透明性の高い経営を遂行し、健全かつ継続的な成長を図るため、経営環境に応じたコーポレートガバナンスが重要であると認識しております。 この基本的な考え方に基づいて、コーポレートガバナンスに関する当社の基本方針を「電通総研 コーポレートガバナンス・ポリシー」として定め、取締役会が関連法令の改正や社会的・経済的な事業環境の変化等に応じて適宜見直すことで、より良いコーポレートガバナンスの実現に取り組んでおります。同ポリシーは、以下当社ウェブサイトに掲げております。https://www.dentsusoken.com/sustainability/governance/corporate.html ② 企業統治の体制の概要および当該体制を採用する理由・取締役会および監査等委員会の構成 当社は、当社の重要事項の決定および業務執行状況の監督を行う「取締役会」、経営監査の機能を担う「監査等委員会」を設置しております。当社の取締役会は提出日(2026年3月18日)現在社外取締役6名を含む取締役9名で構成されております。社外取締役5名については、東京証券取引所の定めに基づく独立役員として届け出ており、取締役会における独立社外取締役の割合を過半数としております。監査等委員会は社外取締役3名(うち、独立役員2名)で構成されております。当社は、これらの体制により、取締役会の監督機能の強化とコーポレートガバナンス体制の一層の充実等を図ることができると判断しており、監査等委員会設置会社の形態を採用しております。(取締役会の構成員の氏名等) 議長 代表取締役社長 岩本浩久 取締役 大金慎一、髙岡美緒(独立・社外)、和田知子(独立・社外)、 安江令子(独立・社外)、松本千里 取締役(監査等委員) 関口厚裕(社外)、村山由香里(独立・社外)、笹村正彦(独立・社外) なお、当社は、2026年3月23日開催予定の第51回定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査等委員ではない取締役8名選任の件」及び「監査等委員である取締役1名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、取締役会は11名(うち社外取締役7名)で構成されることになります。構成員は、「(2)役員の状況 ①役員一覧 b.」に記載しております。議長は、代表取締役社長岩本浩久となる予定であります。 (当事業年度の取締役会の開催および出席状況) 取締役会は、月1回を原則に当事業年度で計12回開催しました。各取締役の出席状況は、次のとおりです。役職名氏名出席状況代表取締役岩本 浩久12回/12回取締役大金 慎一12回/12回取締役(社外取締役)一條 和生 ※2025年3月24日退任3回/3回取締役(社外取締役)髙岡 美緒12回/12回取締役(社外取締役)和田 知子12回/12回取締役(社外取締役)安江 令子 ※2025年3月24日就任9回/9回取締役松本 千里12回/12回取締役(社外取締役)関口 厚裕12回/12回取締役(社外取締役)村山 由香里12回/12回取締役(社外取締役)笹村 正彦12回/12回 (取締役会の具体的な検討内容)当事業年度における取締役会の主な具体的な検討内容は以下の通りです。区分検討内容決議・中期経営計画に関する事項・決算/四半期決算、予算編成に関する事項・役員報酬に関する事項・組織編制に関する事項報告・長期経営ビジョンに関する事項・IR活動に関する事項・サステナビリティ活動に関する事項・指名・報酬に関する事項 ・指名・報酬委員会 取締役の指名および報酬等については、取締役会の下に任意の委員会として、委員長および委員の過半数を独立社外取締役とする「指名・報酬委員会」を設置しております。同委員会では、取締役の選任・解任および代表取締役等の業務執行取締役(最高経営責任者を含む)の選任・解任、ならびに取締役(代表取締役を含む)の報酬等に関する事項につき、検討、意見交換を行っております。 (指名・報酬委員会の構成員の氏名等) 委員長 取締役 髙岡美緒(独立・社外) 取締役(監査等委員) 村山由香里(独立・社外) 代表取締役社長 岩本浩久 (指名・報酬委員会の開催及び出席状況)指名・報酬委員会は、当事業年度で計6回開催しました。各構成員の出席状況は、次のとおりです。役職名氏名出席状況取締役(社外取締役)髙岡 美緒6回/6回取締役(社外取締役・監査等委員)村山 由香里6回/6回代表取締役岩本 浩久6回/6回具体的な検討内容としては、選任基準の見直し、新年度の体制、後継者計画、執行役員報酬制度へのESG関連指標の導入、次期株式報酬制度などです。 なお、2026年3月23日開催の第51回定時株主総会後の指名・報酬委員会の構成も引き続き同様です。 ・サステナビリティ推進会議 サステナビリティ方針のもと、当社グループにおけるサステナビリティに関する取り組みを総合的に推進すること、および、当社グループのリスクに関する情報を集約し、全社的な観点からリスクの重要度に応じた対応を推進することを目的に「サステナビリティ推進会議」を設置しております。同会議は、後述の経営会議と同じメンバーで構成され、社長執行役員が議長を担っております。詳細につきましては、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご覧ください。 ・執行役員 当社は、執行役員制度を導入し、業務執行機能の強化を図っております。また、業務執行を行う取締役は、すべて執行役員を兼任することとし、一層の意思決定の迅速化および業務執行責任の明確化を図っております。(当事業年度末における執行役員の氏名等) 社長執行役員 最高経営責任者兼最高執行責任者 岩本浩久 専務執行役員 大金慎一 常務執行役員 妹尾真、前田真一、酒井次郎 上席執行役員 幸坂知樹、中村優一、佐藤秀樹、寺田徹央、前島英人 執行役員 一丸丈巌、伊藤千恵、田中創、寺嶋高光、中田規子、中川雅昭なお、本有価証券報告書提出日現在の執行役員の氏名等は「(2)役員の状況 ①役員一覧 a.」を、2026年3月23日開催予定の第51回定時株主総会後の執行役員の氏名は「(2)役員の状況 ①役員一覧 b.」をご覧ください。 ・経営会議 その他の経営会議体として、経営の意思決定のさらなる迅速化と業務の効率化を図るため、取締役会決議事項以外の経営上の重要事項を決議し、かつ、取締役会決議事項を事前審議することを目的とした「経営会議」を設置しております。経営会議は取締役会の決議により執行役員の中から選ばれたメンバーと常勤の監査等委員である社外取締役で構成され、社長執行役員が議長を担っております。 ③ 企業統治に関するその他の事項イ.内部統制システムの状況(当社の子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況を含む) 当社取締役会で決議した、本有価証券報告書提出日現在における当社グループの内部統制システムに関する基本方針は以下のとおりであります。 当事業年度末時点での内部統制システムに関する基本方針は、以下当社ウェブサイト掲載の「第51回定時株主総会の招集に際しての電子提供措置事項」に記載しております。https://www.dentsusoken.com/ir/stocks/meeting.html 基本方針1.内部統制システムの運営・改善に向けた取り組み体制 当社および子会社(以下、当社グループという)の内部統制システムの運営・改善は、「経営会議」の指揮のもと行う。2.取締役および使用人のコンプライアンス体制 当社は、当社グループの取締役および使用人の業務の執行が、法令および定款に適合し、業務が適正に行われることを確保するために遵守すべき共通行動規範として、「電通グループ行動憲章」および当社グループの行動基準である「私たちの行動宣言」を位置づける。当社取締役は、「取締役会規則」、「経営会議規程」、「取締役規則」に則り、適切に業務を執行する。また、当社グループにおける法令・定款違反その他のコンプライアンスに関する重要な事実を発見した場合には、遅滞なく取締役会または「経営会議」において報告するとともに、速やかに監査等委員会に報告することとする。当社は、当社グループの使用人のコンプライアンス体制を確保するため、対応する主管部門・委員会が社内規程を整備するとともに、代表取締役直轄の「監査室」が内部監査を行う。また、当社グループの行動基準等を所管する「コンプライアンス委員会」を設置する。当社グループは、電通グループの内部通報制度に参加するとともに、併せて当社グループの内部通報制度を維持・向上させて、適切に運用する。当社グループの使用人から、それらに報告相談があった場合には、必要に応じて速やかに監査等委員会に報告される。なお、監査等委員会から当社グループのコンプライアンス体制についての意見および改善の要求がなされた場合は、取締役が遅滞なく対応し、改善を図ることとする。当社グループは、反社会的勢力および団体とは一切の関係をもたない。不当な要求がなされた場合には、警察等の関連機関とも連携し、要求に屈することなく毅然とした態度で対応する。3.取締役の業務執行の効率化を図る体制 当社は、取締役会を原則として月1回開催し、また「経営会議」を原則として週1回開催し、経営上の重要事項の決定および業務執行状況の監督を行う。また、「経営会議」の委任により、取締役等を責任者とする各種委員会等を設置し、委任された権限の範囲内において、業務執行事項の審議・決定等を行う。取締役会、「経営会議」あるいは各種委員会等での決定事項は、職制を通じて、また必要に応じて社内電子掲示板システム等を活用して、迅速に伝達される。4.取締役の業務執行に関する情報の保存・管理体制 当社は、取締役の業務執行に係る情報について、法令および「取締役会規則」、「文書管理規程」、「情報管理規程」、その他の社内規程に則り、適切に保存および管理を行う。5.リスク管理体制 当社は、「リスク管理規程」を定め、事業活動に伴う重要リスクへの対応計画を整備することにより、リスクの発生予防と発生した場合の影響を最小化することに努める。また、子会社のリスク管理体制の運営・改善を積極的に支援する。リスク管理活動の具体的な取り組みは、社長を議長とする「サステナビリティ推進会議」および各リスクの所管部署が主体となって推進する。「サステナビリティ推進会議」は、当社の重要リスクの識別と評価を定期的に見直すことにより、リスク管理活動の実効性を確保するとともに、各リスク所管部署のリスク対応計画の実施状況を統括する。また、子会社の重要リスクの報告を受け、リスク対応計画の実施状況を統括する。リスク所管部署は、「サステナビリティ推進会議」の指揮のもと、当該リスクに対する対応計画を整備し、実行する。6.監査等委員会の職務を補助する組織とその独立性並びに指示の実効性について 当社は、監査等委員会の職務を補助すべき使用人の組織体制として「監査等委員会事務局」を設置し、担当者を配置する。監査等委員会は職務を補助する使用人に対する指揮命令権とともに、その人事異動、人事評価、懲戒処分等について同意権を有することで、取締役からの「監査等委員会事務局」の独立性を確保する。7.監査等委員会への報告体制と監査の実効性の確保について 当社グループの取締役および使用人は、当社の信用や業績等に大きな影響を与える恐れのある事象や、法令・定款・社内規程等に違反する事実または不正な行為等を発見したとき、もしくは報告を受けたときは、法令および社内規程に則り速やかに監査等委員会に報告する。また、監査等委員会への報告者は、当該報告をしたことを理由として、いかなる不利な取扱いも受けない。監査等委員は、取締役の意思決定の過程および職務の執行状況を把握するため、取締役会に出席するほか、自らが必要と判断する重要な会議および委員会に積極的に出席する。また、代表取締役社長と定期的に会合を持ち、監査上の重要課題等について意見交換を行うほか、当社グループ各社の監査役等とも定期的に会合を持ち、随時連携して当社グループの監査を実施する。監査等委員は、必要に応じて取締役および使用人に対し報告を求め、関係資料を閲覧できる。また、監査を行う上で必要な場合、会計監査人・弁護士等の専門家を活用することができ、その費用も含め監査等委員の職務執行上必要な費用は会社が負担する。8.親会社・子会社を含めた企業集団の内部統制システム 当社は、株式会社電通グループの企業集団に属する子会社として、「電通グループ行動憲章」を遵守し、電通グループの企業価値向上に貢献する。一方、当社は、上場会社として、親会社である株式会社電通グループからの独立性を確保する。 当社は、子会社の管理については、「国内子会社管理規程」、「海外子会社、海外関連会社管理規程」において基本的なルールを定め、その適切な運用を図る。また「経営会議」および社内の対応する主管部門・委員会等の活動を通じて、各子会社における内部統制システムの運営・改善を積極的に支援し、また子会社と協力して推進する。また、子会社は、各社の規模、事業特性に応じ適切な頻度で取締役会や経営幹部による会議を開催し、経営上の重要事項の決定および業務執行状況の監督を行う。取締役会等での決定事項は、各担当取締役から職制を通じて、また必要に応じて社内電子掲示板システム等を活用して、迅速に伝達される。9.財務報告の適正性を確保するための体制 当社は、「経営会議」の指揮のもと、当社グループ各社の規模、事業特性に応じ財務報告の適正性を確保するための仕組みを維持する。財務報告に係る内部統制が適切に維持・運用されているかについて、「監査室」が独立的評価を定期的に行う。また、当社は、外部監査人による監査を受ける。 また当社は、内部統制システムの整備・改善とその適切な運用に努めております。当事業年度(2025年1月1日から2025年12月31日まで)における運用状況の概要は以下のとおりです。運用状況の概要1.取締役の業務執行 取締役会を12回および「経営会議」を49回開催し、法
役員の報酬等8,572字
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針に係る事項 当社は、2025年2月12日開催の取締役会の決議により、取締役の報酬等の内容についての決定に関する方針(以下「取締役の報酬等の決定方針」という。)を決議いたしました。 当事業年度末における「取締役の報酬等の決定方針」は、当該取締役会の決議により定めた方針であり、次のとおりです。 イ.役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針 (当事業年度末における「取締役の報酬等の決定方針」) ・基本的な考え方 (報酬水準について) 報酬水準は、当社の業績、当社取締役の担う責任と役割、取締役報酬の水準に関する各種のデータ等を勘案し、優秀な人材を確保できる水準とする。 (報酬構成について) 業務執行取締役の報酬は、業績達成に向けた動機付けを考慮し、固定報酬、連結業績に連動する年次賞与および中長期の業績に連動する株式報酬により構成する。 業務執行を行わない取締役(監査等委員でない取締役と監査等委員である取締役の双方を含む)の報酬は、経営の監督機能を適切に果たすため高い独立性を確保する必要があることから、固定報酬のみで構成する。 取締役の退職慰労金制度は既に廃止しており、今後も退職慰労金は支給しない。 (報酬の決定プロセスについて) 監査等委員でない取締役の報酬は、客観性・透明性を確保するために、独立社外取締役が構成員の過半数を占める指名・報酬委員会での事前の検討を行ったうえで、株主総会にて決議された報酬総額の範囲内で、取締役会の承認に基づき決定する。 監査等委員である取締役の報酬は、株主総会にて決議された報酬総額の範囲内で、監査等委員である取締役の協議により決定する。 ・監査等委員でない取締役の報酬方針 前記の基本的な考え方のもと、監査等委員でない取締役の個人別の報酬等の決定方針を取締役会決議により定めており、その内容は次のとおりです。 a. 固定報酬の個人別の報酬等の額の決定に関する方針(報酬等を与える時期または条件の決定に関する方針を含む。) 当社の監査等委員でない取締役の固定報酬は、月次の固定報酬とし、役職位および役割に応じて、現金により支給するものとし、年間では12か月の月次固定報酬を支給する。 b. 業績連動報酬等ならびに非金銭報酬等の内容および額または数の算定方法の決定に関する方針 (報酬等を与える時期または条件の決定に関する方針を含む。) 当社は、業務執行取締役を対象に、業績連動報酬として、現金による年次賞与および中長期の業績に連動する株式報酬を採用する。年次賞与は、(a)連結営業利益(期初計画比および前年実績比)ならびに親会社株主に帰属する当期純利益(期初計画比)、および(b)取締役会が指標とすることを決定したESG関連指標を業績評価指標として、それらの達成度に応じて、従業員の賞与年額の月次給与年額に対する比率を参照して決定するものとし、毎年、支給時期を含め取締役会で決定する。 業績評価指標のウェイトは、(a)に掲げる指標が90%、(b)に掲げる指標が10%とする。また、2025年度における(b)のESG指標は、「エンゲージメントスコア」および「女性採用比率」(ウェイトは各5%)とし、今後も、取締役会が変更しない限りは、当該指標を(b)のESG指標とする。 「エンゲージメントスコア」および「女性採用比率」は当社が重要課題(マテリアリティ)として掲げるものの一つであり(詳細は以下のURLに掲載)、重要課題(マテリアリティ)に掲げるKPIの達成状況を評価して(b)に掲げる指標の達成度を評価するものとする。 https://www.dentsusoken.com/sustainability/management/materiality.html 株式報酬については、取締役等(用語の定義は2025年3月24日開催の第50回定時株主総会(以下「本株主総会」という。)の第5号議案に従う。以下、同じ)を対象者として、当社が設定した信託を用いて、本株主総会の第5号議案および取締役会で決議する株式交付規程に定めるポイント付与ルールに従い、付与されたポイントの累積値に応じて、当社の株式等の交付等を行う。株式報酬の支給は、株式交付規程に定める例外に該当する場合を除き、中期経営計画の最終年度の翌年の一定の時期に行うものとする。 (本株主総会の第5号議案に記載されたポイント付与ルールの概要) 取締役等には、役位別月次報酬額を基礎として計算される役位別株式報酬基準額を一定の株価で除して 得た数のうち、概ね70%を業績連動ポイント、残りの概ね30%を固定ポイントとして、対象期間内の事 業年度毎に付与する。 業績連動ポイントは、対象期間の最終事業年度(延長後最初の対象期間においては2027年12月期)の業 績目標達成度(※)に応じた業績連動係数を乗じ、0~1.6の範囲内で変動する。 対象期間内の事業年度毎の固定ポイントの合計値(①)に、対象期間内の事業年度毎の業績連動ポイン ト合計値に業績連動係数を乗じることで得られる値(②)を加算したポイントを、累積ポイント数とす る。 対象期間のすべての期間において本制度の対象者であった場合、固定ポイントの合計値(①)は月次報酬 の4.8か月相当(1事業年度あたり1.6か月相当)であり、対象期間内の事業年度毎の業績連動ポイント合 計値に業績連動係数を乗じることで得られる値(②)は月次報酬の0~19.2か月相当(1事業年度あたり0~6.4か月相当)の範囲で変動する。 ※2027年12月31日で終了する事業年度までの対象期間については、(a)新中期経営計画に掲げる定量目標である連結売上高、連結営業利益、連結ROEおよび(b)取締役会が本制度の指標とすることを決定したESG関連指標を業績評価指標とする。また、業績連動ポイントに占めるウェイトは取締役会の決議により定めるが、(a)に掲げる指標が概ね90%、(b)に掲げる指標が概ね10%とする。2028年12月31日で終了する事業年度以降の対象期間については、その時点の中期経営計画および重要課題(マテリアリティ)等を基に別途取締役会において定める。 c. 月次固定報酬、業績連動報酬、非金銭報酬等の割合の決定に関する方針 報酬構成割合は、年次賞与、株式報酬のそれぞれにおいて業績指標の上限値を達成した場合において、概ね、「固定報酬:年次賞与:中長期業績連動株式報酬=45%:30%:25%」とする。 d. 取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項 監査等委員でない取締役の報酬(内、月次固定報酬)の個人別支給額は、毎年、取締役会の決議により委任を受けた代表取締役社長が、取締役会の決議に基づき設置された指名・報酬委員会での事前検討を経て、決定するものとする。 監査等委員でない取締役の報酬(内、年次賞与)については、指名・報酬委員会での事前検討を経て、取締役会の決議により決定するものとする。 監査等委員でない取締役の報酬(内、株式報酬)については、取締役会で決議する株式交付規程の定めに従い、支給するものとする。 ・監査等委員である取締役の報酬方針 監査等委員である取締役の報酬方針の内容は次のとおりです。 業務執行を行わない監査等委員である取締役の報酬は、経営の監督機能を適切に果たすために高い独立性を確保する必要があることから、固定報酬のみで構成するものとする。監査等委員である取締役の報酬は、株主総会で決議された報酬総額の範囲内で、監査等委員である取締役の協議により決定する。 当社は、2026年2月12日開催の取締役会において、「取締役の報酬等の決定方針」の改定を決議いたしました。2026年2月2日開催の取締役会で2026年度以降の業務執行取締役の賞与支給基準の改定(以下「賞与基準改定」という。)を決議したため、当該賞与基準改定を反映し、「取締役の報酬等の決定方針」の内、「監査等委員でない取締役の報酬方針」を改定しております。「取締役の報酬等の決定方針」の内、「基本的な考え方」、「監査等委員である取締役の報酬方針」は改定しておりません。 改定後の「取締役の報酬等の決定方針」は次のとおりです。 ・基本的な考え方 前出の当事業年度末における「取締役の報酬等の決定方針」の「基本的な考え方」のとおり。 ・監査等委員でない取締役の報酬方針 前記の基本的な考え方のもと、監査等委員でない取締役の個人別の報酬等の決定方針を取締役会決議により定めており、その内容は次のとおりです。 a. 固定報酬の個人別の報酬等の額の決定に関する方針(報酬等を与える時期または条件の決定に関する方針を含む。) 当社の監査等委員でない取締役の固定報酬は、月次の固定報酬とし、役職位および役割に応じて、現金により支給するものとし、年間では12か月の月次固定報酬を支給する。 b. 業績連動報酬等ならびに非金銭報酬等の内容および額または数の算定方法の決定に関する方針 (報酬等を与える時期または条件の決定に関する方針を含む。) 当社は、業務執行取締役を対象に、業績連動報酬として、現金による年次賞与および中長期の業績に連動する株式報酬を採用する。 年次賞与は、(a)連結営業利益(期初計画(予算値)比および前年実績比)、および(b)取締役会が指標とすることを決定したESG関連指標を業績評価指標として決定するものとし、毎年、支給時期を含め取締役会で決定する。 取締役会は「エンゲージメントスコア」および「女性採用比率」をESG関連指標として決定して決定している。「エンゲージメントスコア」および「女性採用比率」は当社が重要課題(マテリアリティ)として掲げるものの一つであり(詳細は以下のURLに掲載)、重要課題(マテリアリティ)に掲げるKPIの達成状況を評価して、指標の達成度を評価するものとする。 https://www.dentsusoken.com/sustainability/management/materiality.html 株式報酬については、前出の当事業年度末における「取締役の報酬等の決定方針」に記載のとおり。 c. 月次固定報酬、業績連動報酬、非金銭報酬等の割合の決定に関する方針 報酬構成割合は、年次賞与、株式報酬のそれぞれにおいて業績指標の上限値を達成した場合において、概ね、「固定報酬:年次賞与:中長期業績連動株式報酬=40%:40%:20%」とする。 <報酬構成の詳細>(業績指標の上限値を達成した場合)報酬項目指標構成割合業績連動報酬の評価内容・目的固定報酬-(役位・役割に応じて設定)40%-年次賞与前年実績比15%事業収益の拡大ESG関連指標2.5%サステナビリティの推進期初計画(予算値)比22.5%事業収益の拡大・戦略目標の達成小計40% 株式報酬固定部分4%・株主との利益共有・中長期的な企業価値の向上業績連動部分(中計に掲げる財務指標参照)14%業績連動部分(ESG関連指標参照)2%小計20% d. 取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項 監査等委員でない取締役の報酬(内、月次固定報酬)の個人別支給額は、毎年、取締役会の決議により委任を受けた代表取締役社長が、取締役会の決議に基づき設置された指名・報酬委員会での事前検討を経て、当該委員会での事前検討結果に従い、決定するものとする。 監査等委員でない取締役の報酬(内、年次賞与)については、指名・報酬委員会での事前検討を経て、取締役会の決議により決定するものとする。 監査等委員でない取締役の報酬(内、株式報酬)については、取締役会で決議する株式交付規程の定めに従い、支給するものとする。 ・監査等委員である取締役の報酬方針 前出の当事業年度末における「取締役の報酬等の決定方針」の「監査等委員である取締役の報酬方針」のとおり。 ロ.業績連動報酬に関する開示 前出のとおり、2026年2月12日開催の取締役会の決議により「取締役の報酬等の決定方針」は改定されておりますが、本項の開示は、当事業年度について行っております。 1.業績連動報酬の構成 当社は、当事業年度において、業務執行取締役を対象に、業績連動報酬として、年次賞与(現金)および中長期の業績に連動する株式報酬を採用しております。 2.固定報酬と業績連動報酬の支給割合、業績連動報酬の指標、当該指標の採用理由、業績連動報酬の額の決定方法、当事業年度における業績指標の目標および実績 固定報酬は、全取締役を対象に、役職位および役割に応じて、月次で現金により支給しており、年間では12か月の月次固定報酬を支給します。 業績連動報酬(年次賞与)および中長期の業績に連動する株式報酬の、指標、業績連動報酬の額の決定方法、業績連動報酬の目標値達成時における業績連動報酬の支給割合は、前述イ.の(当事業年度末における「取締役の報酬等の決定方針」)の(監査等委員でない取締役の報酬方針)b.およびc.に記載のとおりです。 中期経営計画では定量目標として連結売上高、連結営業利益、ROEを掲げていることから、中期経営計画達成に向けた動機づけ等を考慮し、上記の指標を採用いたしました。 2025年度の年次賞与に係る業績指標の目標および実績は次のとおりです。年次賞与の評価指標評価割合支給月数の変動幅(※)2025年度目標値2025年度実績(支給月数)連結営業利益①(期初計画比)40%0~3.6か月 230億円228億円(0.9か月)連結営業利益②(対前年実績比)40%0~3.6か月 210億円228億円(2.55か月)親会社株主に帰属する当期純利益10%0~0.9か月 160億円163億円(0.45か月)エンゲージメントスコア5%0~0.45か月70%以上75%(0.45か月)女性採用比率5%0~0.45か月30%以上32.7%(0.45か月)合計100%0~9.0か月-4.8か月支給(※)従業員の賞与年額の月次給与年額に対する比率を参照して決定するため、毎年変動する。 2022年度から2024年度までを対象期間とする株式報酬については、最終事業年度の2024年度の連結売上高、連結営業利益および連結ROEの目標達成度に応じて、月次報酬の0~12か月分相当の範囲で変動(1事業年度あたり0~4か月分相当)させる仕組みとしており、取締役会が定める受益者要件(対象期間の最終事業年度末日に制度対象者
従業員の状況2,356字
5【従業員の状況】(1)連結会社の状況 2025年12月31日現在セグメントの名称従業員数(人)金融ソリューション959(383)ビジネスソリューション584(300)製造ソリューション1,143(469)コミュニケーションIT1,299(418)報告セグメント計3,985(1,570)全社(共通)633(49)合計4,618(1,619) (注)1. 従業員数は、就業人員について記載しております。2. 臨時従業員(人材会社からの派遣社員)は、年間の平均人員を()内に外数で記載しております。3.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門等に所属しているものであります。 (2)提出会社の状況 2025年12月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)2,49239.910.711,250 セグメントの名称従業員数(人)金融ソリューション480(225)ビジネスソリューション429(268)製造ソリューション790(362)コミュニケーションIT499(208)報告セグメント計2,198(1,063)全社(共通)294(17)合計2,492(1,080) (注)1. 従業員数は、就業人員について記載しております。2. 臨時従業員(人材会社からの派遣社員)は、年間の平均人員を()内に外数で記載しております。3. 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。4.全社(共通)として記載されている従業員数は、管理部門等に所属しているものであります。 (3)労働組合の状況 提出会社においては、労働組合は結成されておりませんが、「労使委員会」を設け、労使間のコミュニケーションを図っており、労使関係は円満に推移しております。 なお、連結子会社においても労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1、4育児休業等取得率(注)2育児休業等+育児目的休暇取得率(注)3全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者6.576.592.674.675.863.8(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。4.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。なお、当社の賃金制度における男女の取り扱いの差はなく、階層別の人員構成の差によるものであります。正規雇用労働者とパート・有期労働者における差につきましても、同様に階層別の人員構成の差によるものであります。 ② 連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1、4育児休業等取得率(注)2育児休業等+育児目的休暇取得率(注)3全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者株式会社電通総研IT4.860.0100.084.784.590.6株式会社電通総研セキュアソリューション(注)57.475.081.876.675.4126.1株式会社ミツエーリンクス18.0100.0100.077.078.895.1(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。4.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。なお、当社の賃金制度における男女の取り扱いの差はなく、階層別の人員構成の差によるものであります。正規雇用労働者とパート・有期労働者における差につきましても、同様に階層別の人員構成の差によるものであります。5.株式会社電通総研セキュアソリューションは、2026年1月1日付で、株式会社電通総研ITを吸収合併すると共に、株式会社電通総研テクノロジーに商号変更いたしました。
関係会社の状況1,467字
4【関係会社の状況】2025年12月31日現在名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有(被所有)割合関係内容摘要所有割合(%)被所有割合(%)(親会社) 株式会社電通グループ東京都港区百万円74,609グループ全体の各種環境整備と支援、ガバナンスの推進―61.8内、間接0.0当社に情報サービスを委託資金の預託(注)1(連結子会社) 株式会社電通総研IT東京都港区百万円326情報サービス業100.0―当社から情報サービスを受託(注)2株式会社エステック神奈川県横浜市百万円250情報サービス業100.0―当社から情報サービスを受託 株式会社電通総研セキュアソリューション東京都港区百万円300情報サービス業100.0―当社から情報サービスを受託(注)2株式会社電通総研アシスト東京都港区百万円10当社グループの管理業務100.0―当社から管理業務を受託 株式会社電通総研ブライト東京都港区百万円10当社グループのオフィスサービス業務100.0―当社からオフィスサービス業務を受託 株式会社ミツエーリンクス東京都新宿区百万円99WEBインテグレーション事業100.0―当社から情報サービスを受注 DENTSU SOKEN UK, LTD.英国英ポンド50万情報サービス業100.0―当社から情報サービスを受託 DENTSU SOKEN USA, INC.米国米ドル50万情報サービス業100.0―当社から情報サービスを受託 DENTSU SOKEN HONG KONG LIMITED中国香港ドル800万情報サービス業100.0―当社から情報サービスを受託 電通総研(上海)信息諮詢有限公司中国米ドル30万情報サービス業100.0―当社から情報サービスを受託 DENTSU SOKEN SINGAPORE PTE. LTD.シンガポールシンガポールドル1,640万情報サービス業100.0―当社から情報サービスを受託(注)3DENTSU SOKEN (THAILAND) LIMITEDタイタイバーツ10,800万情報サービス業100.0内、間接3.6―当社から情報サービスを受託 PT. DENTSU SOKEN INDONESIAインドネシアインドネシアルピア624億情報サービス業100.0内、間接44.8―当社から情報サービスを受託 Two Pillars GmbHドイツユーロ43,169情報サービス業80.9―当社から情報サービスを受託 名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有(被所有)割合関係内容摘要所有割合(%)被所有割合(%)(持分法適用会社) クウジット株式会社東京都港区百万円50情報サービス業33.3―当社から情報サービスを受託 スマートホールディングス株式会社東京都港区百万円847スマートグループの経営戦略・経営管理19.0―当社から情報サービスを受託 株式会社FINOLAB東京都千代田区百万円150スタートアップ支援サービス49.0―当社に情報サービスを委託 株式会社ACSiON東京都千代田区百万円100本人確認プラットフォーム事業38.8―当社に情報サービスを委託 (注)1.有価証券報告書を提出しております。親会社である株式会社電通グループにおける当社の株式保有比率は61.8%であります。2.株式会社電通総研セキュアソリューションは、2026年1月1日付で、株式会社電通総研ITを吸収合併すると共に、株式会社電通総研 テクノロジーに商号変更いたしました。3.特定子会社に該当しております。
配当政策617字
3【配当政策】 当社は、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題として認識し、持続的な成長を実現するための内部留保を確保しつつ、適正かつ安定的な配当を継続することを基本方針としており、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を実施しております。また、配当性向につきましては、2027年12月期に連結配当性向50%を目指しております。 これらの剰余金の配当の決定機関は、取締役会であります。(当社は2023年3月24日開催の第48回定時株主総会において、取締役会決議により剰余金の配当等を行うことができるよう定款を一部変更いたしました。なお、当該定款変更後も、期末配当金については、引き続き株主総会決議によって行うことを予定しております。) 当事業年度末の配当は、基本方針に基づき、1株当たり62円を予定しております。この結果、当事業年度の年間配当は、中間配当(58円)と合わせまして、1株当たり120円となります。また、これにより、当事業年度の連結配当性向は47.7%となります。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年7月30日取締役会決議3,779582026年3月23日定時株主総会決議(予定)4,04062 内部留保資金については、財務ポリシーに基づき、財務健全性を担保しつつ、規律ある投資判断のもと、積極的な成長投資に活用してまいります。
研究開発活動806字
6【研究開発活動】 当連結会計年度における研究開発活動の金額は2,520百万円となりました。主な研究開発活動の概要は以下のとおりであります。なお、将来の事業展開を見据えた基礎研究や、全社共通で実施している研究開発活動等は「その他」に区分しております。(1)金融ソリューションセグメント当セグメントの研究開発活動の金額は418百万円となりました。主な活動内容は、地域金融機関向けCRM/SFAシステム「D-NEXUS」の開発、およびオルタナティブ資産を対象としたファンド管理ソリューションの開発に向けた技術検証に関する研究であります。 (2)ビジネスソリューションセグメント当セグメントの研究開発活動の金額は38百万円となりました。主な活動内容は、会計ソリューション「Ci*X」シリーズの第5弾となる資金管理システム「Ci*X Treasury」の開発に関する研究であります。 (3)製造ソリューションセグメント当セグメントの研究開発活動の金額は18百万円となりました。主な活動内容は、PLM(Product Lifecycle Management)領域における新規ソリューション開発に関する研究であります。 (4)コミュニケーションITセグメント当セグメントの研究開発活動の金額は45百万円となりました。主な活動内容は、自治体向けCRMシステム「minnect cBase」の開発、およびデジタル地域通貨を活用したまちづくりを支援する地域共創型アプリサービス「Cuuvel」の機能拡張に関する研究であります。 (5)その他上記セグメントに属さない研究開発活動の金額は1,998百万円となりました。主な活動内容は、生活者の意識調査や先端技術に関する研究、HCM(Human Capital Management)領域における新製品開発に向けた技術検証、エンタープライズIT基盤の機能拡張等に関する研究であります。
主要な設備の状況1,148字
2【主要な設備の状況】(1)提出会社 2025年12月31日現在事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物工具、器具及び備品土地(面積㎡)有形リース資産建設仮勘定合計本社(東京都港区)事務所378197-88931,4682,199(803)ESTECH技術開発センター(神奈川県横浜市金沢区)実験施設1649--1883-(-)名古屋オフィス(愛知県名古屋市中区)事務所4240-13-9651(16)大阪オフィス(大阪府大阪市北区)事務所7230-63-166148(83)広島オフィス(広島県広島市南区)事務所6825-7-10132(29) (注)1.有形固定資産については報告セグメントに配分しておりません。2.事務所の建物は賃借中のものであり、帳簿価額は建物附属設備及び資産除去債務に関連する有形固定資産について記載しております。3.従業員数の()は、臨時従業員数の年間平均人員を外書しております。 (2)国内子会社 2025年12月31日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物車両運搬具工具、器具及び備品土地(面積㎡)有形リース資産建設仮勘定合計㈱エステック本社(神奈川県横浜市中区)事務所43-44---8745(-)実験場(神奈川県横浜市金沢区)実験施設3901763524(2,329.63)-81,00333(1)㈱電通総研セキュアソリューション本社(東京都港区)事務所20-8-701-729435(141)㈱ミツエーリンクス本社(東京都新宿区)事務所36-6-36-79361(4) (注)1.有形固定資産については報告セグメントに配分しておりません。2.事務所の建物は賃借中のものであり、帳簿価額は建物附属設備及び資産除去債務に関連する有形固定資産について記載しております。3.従業員数の()は、臨時従業員数の年間平均人員を外書しております。4.株式会社電通総研セキュアソリューションは、2026年1月1日付で、株式会社電通総研ITを吸収合併すると共に、株式会社電通総研テクノロジーに商号変更いたしました。 (3)在外子会社 2025年12月31日現在会社名事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物工具、器具及び備品土地(面積㎡)有形リース資産合計電通総研(上海)信息諮詢有限公司本社(中国)事務所-1-7577118(2) (注)1.有形固定資産については報告セグメントに配分しておりません。2.事務所の建物は賃借中のものであり、帳簿価額は建物附属設備及び資産除去債務に関連する有形固定資産について記載しております。3.従業員数の()は、臨時従業員数の年間平均人員を外書しております。
監査の状況2,989字
(3)【監査の状況】① 監査等委員会監査による監査の状況イ.組織、人員および手続 当社の監査等委員会は、提出日(2026年3月18日)現在、監査等委員である社外取締役3名(うち、独立役員2名)で構成されています。各監査等委員の経験および能力については、「(2)役員の状況」の「②社外役員の状況」に記載のとおりです。監査等委員会監査の手続きについては、監査等委員会で決定された監査方針、監査計画等に基づき、組織的・効率的な監査を実施してまいります。なお、監査等委員会を支援する事務局を設置し、専任担当者1名、兼任担当者2名を配置しております。なお、当社は、2026年3月23日開催予定の第51回定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査等委員である取締役1名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されますと、監査等委員会は引き続き社外取締役3名(うち、独立役員2名)で構成されることになります。 ロ.監査等委員会の活動状況 監査等委員会監査の項目は、日本監査役協会「監査役監査基準」に準拠するとともに、年度ごとに注視すべき経営課題を「重点監査項目」として定めております。・監査等委員会の開催および出席状況 監査等委員会は、月1回を原則に当事業年度では計12回開催しました。各監査等委員の出席状況は、次のとおりです。 監査等委員会の活動状況役職名氏名出席状況常勤監査等委員(社外)関口 厚裕12回/12回監査等委員(社外)村山 由香里12回/12回監査等委員(社外)笹村 正彦12回/12回 具体的な検討事項は、監査計画策定、内部統制システムの整備・運用状況の確認、監査報告書の作成、会計監査人の再任に関する評価、サステナビリティの推進状況の確認、会計監査人の報酬等に関する同意などです。 ・その他重要会議への出席 常勤監査等委員は、重要な意思決定の過程および職務の執行状況を把握するため、経営会議ほか重要会議に出席し、必要に応じて意見を述べております。 ・代表取締役社長との意見交換 常勤監査等委員は、代表取締役社長と月1回を原則に当事業年度では計13回、意見交換の会議を設けております。それによって課題の共有をはかり、効果的な内部牽制に役立てております。 ・子会社の監査 常勤監査等委員は、子会社の代表取締役から状況報告を受けるとともに、その監査役等と定期的に情報交換しております。 ・会計監査人との連携 監査等委員会において、会計監査人から監査計画、期中レビュー結果および期末監査結果等を聴取しており、当事業年度では5回実施しました。また、会計監査人から会計監査上の重要テーマについて適宜情報提供を受け、意見交換しております。 ② 内部監査の状況 内部監査は、他の管理部門や業務部門から独立した組織である「監査室」が実施しております。「監査室」は、当社および当社グループにおける内部管理体制等について客観的な評価を行い、抽出された課題等に対して改善に向けた提言やフォローアップを実施しております。「監査室」は、代表取締役社長ならびに取締役会および監査等委員会に対して、それぞれ直接の報告経路(デュアル・レポーティングライン)を有しており、監査結果を報告しております。内部監査の年度計画は取締役会において承認され、定期的に進捗・実績報告が行われております。 常勤監査等委員と「監査室」は月1回情報交換を行い、内部監査の実施状況や結果、ならびに当社グループの内部統制および業務改善に資する情報の共有や意見交換を実施しております。また、「監査室」と会計監査人は、必要に応じて情報等の共有や意見交換を行い、連携を図っております。「監査室」には、専任担当者8名および兼任担当者2名を配置しております。 ③ 会計監査の状況イ.監査法人の名称有限責任 あずさ監査法人 ロ.継続監査期間9年間 ハ.業務を執行した公認会計士指定有限責任社員 業務執行社員 中谷 剛之指定有限責任社員 業務執行社員 賀山 朋和 ニ.監査業務に係る補助者の構成 当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士15名、会計士試験合格者等5名、その他27名であります。 ホ.監査法人の選定方針と理由 会計監査人として有限責任 あずさ監査法人を選定した理由は、独立性、適正な人員体制、専門性、品質管理体制等を備え、効果的かつ効率的に監査を遂行できると判断したためです。 監査等委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれかに該当すると認められる状況にあり、かつ解任が相当と判断した場合は、監査等委員全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集される株主総会におきまして、会計監査人を解任した旨および解任の理由を報告いたします。 上記の場合のほか、監査等委員会は、会計監査人の職務遂行状況、監査体制、独立性および当社グループの会計監査人としての適格性等を勘案して、解任または不再任に係る株主総会提出議案の内容を決定いたします。 ヘ.監査等委員および監査等委員会による監査法人の評価 監査等委員会は、会計監査人を再任するか否かに関して評価を行っております。評価に際しては、公益社団法人 日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を踏まえ、前述監査法人の選定理由に掲げた基準に加え、日常の監査活動を通じて職務遂行状況や監査体制の観点からも検討しました。その結果、有限責任 あずさ監査法人は会計監査人として適格であると判断しております。 ④ 監査報酬の内容等イ.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社67-63-連結子会社----計67-63- ロ.監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMGグループ)に対する報酬(イ.を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社-2-8連結子会社133-1計136-10(注)当社および連結子会社における非監査業務の内容は、税務に関するアドバイザリー業務等であります。 ハ.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容(前連結会計年度)該当事項はありません。(当連結会計年度)該当事項はありません。 ニ.監査報酬の決定方針 監査公認会計士等に対する報酬の額は、代表取締役が監査等委員会の同意を得て定める旨を定款に定めており、監査内容・日数等を勘案したうえで決定しております。 ホ.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由 監査等委員会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人との連携に関する実務指針」を踏まえ、会計監査人および社内関係部署等から収集した情報に基づき、これまでの報酬額の推移、監査に要した時間の実績、報酬単価および日本公認会計士協会が公表する「監査実施状況調査」での同業他社での報酬水準等を確認し、会計監査人の報酬等について同意しております。
株式の保有状況1,312字
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、保有目的が純投資目的である投資株式は保有しておりません。当社は、取引関係の維持・強化等の観点から、当社グループの企業価値向上に資すると判断される場合に、純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)として保有することがあります。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式 イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、純投資目的以外の目的である投資株式について、保有の意義、効果については、社内規程に従い定期的にモニタリングを行っております。また、毎年、個別の政策保有株式について、出資時の目的、投資対期待効果、出資先の業績・財政状態等およびモニタリングの結果を総合的に勘案し、保有の適否の検証を行います。その結果、売却も含め保有方針を見直すことがあります。 ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式14114非上場株式以外の株式6526 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式12非上場株式以外の株式-- ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)鈴与シンワート株式会社100,000100,000同社は、当社のソフトウェア製品販売におけるパートナーであり、同社との関係の維持・強化のために保有しております。無309200株式会社FUJI59,00059,000同社に対し主に開発・商品販売を行っており、同社との関係の維持・強化のために保有しております。無214142トヨタ自動車株式会社500500取引先の情報収集のために保有しております。無11キヤノン株式会社100100取引先の情報収集のために保有しております。無00本田技研工業株式会社300300取引先の情報収集のために保有しております。無00ANAホールディングス株式会社100100取引先の情報収集のために保有しております。無00(注)特定投資株式の定量的な保有効果については記載が困難でありますが、保有の合理性については、上記イ.に記載のとおり、毎年、保有の適否について検証を行っております。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 ④ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度中に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
沿革2,153字
2【沿革】 当社および当社の企業集団の沿革は、以下のとおりであります。年月概要1975年12月株式会社電通(現 株式会社電通グループ)と米国General Electric Companyの合弁により、東京都中央区に株式会社電通国際情報サービスを設立。1986年11月英国にロンドン支店を開設。(1991年1月廃止)1987年3月米国に子会社 ISI-Dentsu of America, Inc.(現 DENTSU SOKEN USA, INC.)を設立。1988年11月本社所在地を東京都中野区に移転。1989年2月株式会社電通の社内情報システムについて、システム開発・運用業務の継続受注を開始。1989年10月香港に香港支店を開設。(1990年8月廃止)1990年8月子会社 ISI-Dentsu of Asia, Ltd.(現 DENTSU SOKEN HONG KONG LIMITED)を設立。1991年1月子会社 ISI-Dentsu of Europe, Ltd.(現 DENTSU SOKEN UK, LTD.)を設立。1991年2月子会社 電通国際システム株式会社を設立。(1997年7月当社に吸収合併)1992年4月シンガポールに子会社 ISI-Dentsu Singapore Pte. Ltd.(現 DENTSU SOKEN SINGAPORE PTE. LTD.)を設立。2000年11月東京証券取引所市場第一部に上場。2001年3月株式取得により、株式会社キスコソリューションを子会社化。(2001年5月株式会社ブレイニーワークスに商号変更。2009年10月当社に吸収合併)2001年6月米国International TechneGroup Inc.との合弁により、子会社 株式会社アイティアイディコンサルティングを設立。(2020年1月株式会社アイティアイディに商号変更。2024年1月当社に吸収合併)2001年9月株式取得により、株式会社経調を子会社化。(2024年1月株式会社電通総研ITに商号変更。2026年1月株式会社電通総研セキュアソリューションに吸収合併)2002年3月株式取得により、株式会社エスアイアイディを子会社化。(2004年5月株式会社ISIDテクノソリューションズに商号変更。2009年10月当社に事業譲渡し、2010年3月解散)2002年4月子会社 株式会社アイエスアイディ・ホライゾンを設立。(2004年8月当社に吸収合併)2002年5月中国に子会社 上海電通信息服務有限公司(現 電通総研(上海)信息諮詢有限公司)を設立。2002年7月子会社 株式会社アイエスアイディ・フェアネスを設立。(2023年12月当社に吸収合併)2004年5月本社所在地を東京都港区に移転。2005年11月タイに子会社 ISID South East Asia(Thailand) Co., Ltd.(現 DENTSU SOKEN (THAILAND) LIMITED)を設立。2006年3月株式取得により、株式会社エステックを子会社化。2009年3月子会社 株式会社ISIDアドバンストアウトソーシングを設立。(2004年1月株式会社電通総研セキュアソリューションに商号変更。2026年1月株式会社電通総研ITを吸収合併し、株式会社電通総研テクノロジーに商号変更)2009年10月株式会社ISIDアシスト(現 株式会社電通総研アシスト)を子会社化。2011年7月第三者割当増資引受けにより、クウジット株式会社を関連会社化。2013年2月子会社 株式会社ISIDビジネスコンサルティングを設立。(2024年1月当社に吸収合併)2013年4月インドネシアに子会社 PT. ISID Indonesia(現 PT. DENTSU SOKEN INDONESIA)を設立。2014年5月子会社 株式会社ISIDエンジニアリングを設立。(2022年1月当社に吸収合併)2015年4月2015年12月期より、決算日を12月31日に変更。2018年6月独フラウンホーファー研究機構との合弁により、Two Pillars GmbHを設立し、関連会社化。(2023年1月子会社化)2019年4月株式取得により、PT. Ebiz Cipta Solusiを子会社化。(2021年9月PT. ISID Indonesia(現 PT. DENTSU SOKEN INDONESIA)に吸収合併)2019年5月株式取得により、スマートホールディングス株式会社を関連会社化。2019年7月三菱地所株式会社との合弁により、株式会社FINOLABを設立し、関連会社化。2019年7月株式会社セブン銀行との合弁により、株式会社ACSiONを設立し、関連会社化。2020年1月子会社 株式会社ISIDブライト(現 株式会社電通総研ブライト)を設立。2022年4月東京証券取引所プライム市場に移行。2023年3月監査役設置会社から監査等委員会設置会社に移行。2024年1月株式会社電通国際情報サービスから、株式会社電通総研に商号を変更。2024年4月株式取得により、株式会社ミツエーリンクスを子会社化。
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TIMELY DISCLOSURE
適時開示(TDnet)
(訂正)「合同会社VICによる当社株式に対する公開買付けの開始予定に関する賛同の意見表明及び応募推奨に関するお知らせ」の一部訂正についてその他 · 08:30
PDF(追加)合同会社VICによる当社株式に対する公開買付けの開始予定に関する賛同の意見表明及び応募推奨に関するお知らせその他 · 18:00
PDF2026年12月期の期末配当予想の修正(無配)に関するお知らせ配当 · 16:00
PDF合同会社VICによる当社株式に対する公開買付けの開始予定に関する賛同の意見表明及び応募推奨に関するお知らせその他 · 16:00
PDF当社に関する一部報道についてその他 · 08:55
PDF2026年12月期 第2四半期(中間期) 決算説明会資料決算説明資料 · 15:30
PDF2026年12月期 第2四半期(中間期) 決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 15:30
PDF出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。
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