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日亜鋼業株式会社

NICHIA STEEL WORKS,LTD.

証券コード 5658EDINETコード E01287鉄鋼上場日本基準決算 3月31日資本金 107億円法人番号 7140001050536
338億円売上高(FY2026
1.9%ROE
73.1%自己資本比率
59財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結日本基準

FY2026の売上高は338億円(前年比-1.0%)。営業利益は14億円(営業利益率4.2%)、当期純利益は10億円。総資産731億円に対し自己資本比率は73.1%、ROEは1.9%。鉄鋼の中央値(ROE 4.8%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは30億円の創出、現金及び現金同等物は74億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)4102026-09-04
PER18.5倍
PBR0.35倍
配当利回り2.44%
時価総額(概算)159億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高338億円-1.0%
営業利益14億円+6.1%
当期純利益10億円-4.5%
総資産731億円
純資産572億円
営業利益率4.2%
ROE1.9%
自己資本比率73.1%
EPS22.2円
BPS1,188.4円
1株配当10円
配当性向45.0%
従業員数
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

鉄鋼の分析 →
ROE1.9%中央値 4.8%
営業利益率4.2%中央値 4.7%
自己資本比率73.1%中央値 59.2%
健全性スコア59.0点中央値 57.0

帯は鉄鋼33社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
350億263億175億88億0億2017: 263億20172018: 283億20182019: 312億20192020: 309億20202021: 278億20212022: 307億20222023: 341億20232024: 345億20242025: 341億20252026: 338億20262021: 5%2022: 7%2024: 4%2025: 4%2026: 4%7%0%
営業利益と当期純利益
25億19億13億6億0億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 15億20212022: 20億20222023: —20232024: 13億20242025: 13億20252026: 14億20262017: 7億2018: 8億2019: 10億2020: 4億2021: 13億2022: 17億2023: 13億2024: 13億2025: 11億2026: 10億20億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
75%56%38%19%0%2017 ROE: 2%2018 ROE: 2%2019 ROE: 2%2020 ROE: 1%2021 ROE: 3%2022 ROE: 4%2023 ROE: 3%2024 ROE: 3%2025 ROE: 2%2026 ROE: 2%2021 営業利益率: 5%2022 営業利益率: 7%2024 営業利益率: 4%2025 営業利益率: 4%2026 営業利益率: 4%2017 自己資本比率: 66%2018 自己資本比率: 66%2019 自己資本比率: 65%2020 自己資本比率: 67%2021 自己資本比率: 69%2022 自己資本比率: 67%2023 自己資本比率: 68%2024 自己資本比率: 70%2025 自己資本比率: 72%2026 自己資本比率: 73%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
45億33億21億9億-3億2017: 33億20172018: 20億20182019: 31億20192020: 23億20202021: 45億20212022: 21億20222023: -3億20232024: 30億20242025: 24億20252026: 30億2026
1株当たり指標EPS1株配当
40円30円20円10円0円2017 EPS: 14円2018 EPS: 16円2019 EPS: 20円2020 EPS: 8円2021 EPS: 28円2022 EPS: 35円2023 EPS: 28円2024 EPS: 26円2025 EPS: 22円2026 EPS: 22円2017 1株配当: 6円2018 1株配当: 7円2019 1株配当: 6円2020 1株配当: 6円2021 1株配当: 7円2022 1株配当: 10円2023 1株配当: 10円2024 1株配当: 10円2025 1株配当: 10円2026 1株配当: 10円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
731億円
負債・純資産
負債 159億円純資産 572億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2026338億円14億円22億円10億円731億円572億円22.21.9%73.1%
FY2025341億円13億円21億円11億円723億円554億円22.52.1%71.6%
FY2024345億円13億円21億円13億円736億円553億円26.22.5%70.4%
FY2023341億円23億円13億円706億円516億円27.52.8%68.3%
FY2022307億円20億円26億円17億円692億円497億円35.53.7%67.3%
FY2021278億円15億円19億円13億円652億円481億円27.63.0%69.2%
FY2020309億円20億円4億円645億円460億円7.90.9%66.8%
FY2019312億円15億円10億円665億円459億円20.22.3%64.8%
FY2018283億円13億円8億円655億円461億円15.81.8%66.0%
FY2017263億円10億円7億円645億円452億円14.21.6%65.7%
FY2016262億円8億円5億円629億円442億円9.41.1%65.8%
営業CF30億円
投資CF-8億円
財務CF-22億円
現金及び現金同等物74億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Special Steel Wire Rods172億円
Ordinary Steel Wire Rods92億円
Tack Wire Rods67億円
Operating Segments Not Included In Reportable Segments And Other Revenue Generating Business Activities5億円
その他5億円
Real Estate Leasing2億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1日本製鉄株式会社26.0%
2日亜興産株式会社8.0%
3株式会社日本カストディ銀行(信託口)7.1%
4日亜鋼業取引先持株会6.7%
5株式会社池田泉州銀行4.5%
6光通信KK投資事業有限責任組合3.7%
7株式会社三菱UFJ銀行3.2%
8日亜鋼業従業員持株会3.0%
9株式会社みなと銀行2.2%
10日本生命保険相互会社2.2%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)165億円5億円8億円-20百万円2.7%71.7%-0.4
FY2025中間(〜2024-09-30)169億円7億円9億円5億円3.9%9.9
FY2024中間168億円6億円9億円5億円3.7%10.2

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢43.3歳
平均年間給与647万円
平均勤続年数18.8年
管理職に占める女性比率1.6%
男女の賃金の差異(全労働者)72.1%
男女の賃金の差異(正規雇用)72.3%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
取締役(社外取締役を除く)2億円922百万円
監査役(社外監査役を除く)14百万円114百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容580
3 【事業の内容】当社及び当社の関係会社は、当社、連結子会社(ジェイ-ワイテックス㈱、滋賀ボルト㈱、太陽メッキ㈱、烟台基威特鋼線製品有限公司)、非連結子会社(日亜企業㈱、㈱エムアールケー)、その他の関係会社(日本製鉄㈱)の計8社で構成されており、普通線材製品、特殊線材製品、鋲螺線材製品の製造販売を主な事業として取り組んでいる。当社及び当社の関係会社の事業における当社及び関係会社の位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであり、セグメントと同一の区分である。 普通線材製品公共土木向けのかご、落石防護網及び民間向けのフェンス等に使用される各種めっき鉄線、また、めっき鉄線を素線とした加工製品を製造販売している。 (主な関係会社)当社 特殊線材製品自動車産業向け、電力・通信産業向け及び公共土木向け等の硬鋼線、各種めっき鋼線、鋼平線、鋼より線、鋼索を製造販売している。 (主な関係会社)当社及びジェイ-ワイテックス㈱ 鋲螺線材製品土木・建設業向け等のトルシア形高力ボルト、六角高力ボルト及びGNボルトを製造販売している。 (主な関係会社)当社及び滋賀ボルト㈱ 不動産賃貸建物、土地の不動産賃貸業を営んでいる。 (主な関係会社)当社及び滋賀ボルト㈱ その他めっき受託加工及び副産物を販売している。 (主な関係会社)当社、ジェイ-ワイテックス㈱及び太陽メッキ㈱
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等1,925
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1)経営の基本方針 当社グループは、線材加工製品の総合メーカーとして、時代と環境の変化に柔軟に対応しながら、和親協同・信用保持・創意工夫の社是の下、株主や取引先、従業員、地域社会等のステークホルダーの負託と信頼に応えて、当社グループの健全で持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図り、社会の発展に貢献していく。 (2)経営環境並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 わが国経済は、米国トランプ政権による関税・通商政策の不安が払拭されない中、中国経済の減速影響や、中東情勢などの地政学的リスクの顕在化、こうした背景による円安進行など、先行き不透明で不確実な状況が一層深まり、一部では製品の価格高騰や供給制約など、経済活動への影響が生じつつある状況下にある。 鉄鋼業界では、中国経済の減速によって生じている中国鉄鋼メーカーの過剰生産・輸出増加問題、日本国内では、継続する需要低迷下において、一方で主副原料価格の高騰等の影響が出つつある。 そうした中で、線材加工製品業界においては、普通線材製品は、フェンス及び土木の二大需要分野で早期の回復は難しい状況にあり、特殊線材製品は、電力通信分野の案件が一定程度見込まれるものの、緩やかに回復してきた自動車分野については、中東情勢の影響等が懸念されている。鋲螺線材製品については、当面建築物件の停滞が継続し、回復は26年度下期以降と想定されている。 また、コスト面では、主副原料価格の大幅な上昇を余儀なくされている中、人財確保や従業員のエンゲージメント向上に資するための人件費の増加に加え、中東情勢の悪化を背景とする原油価格の高騰等、一層のコスト上昇が見込まれる状況にある。 当社グループとしては、こうした事業環境や鉄鋼市場の変化に的確に対応し、一層強靭な企業体質を構築していくために、生産コストの改善・物流効率化等の自助努力を継続した上で、自社で吸収することが困難なコスト増分の販価転嫁の完遂、市場競争力の強化、シェアの拡大、需要の開拓、品種構成の高度化、変動費・固定費の低減、子会社との一体的運営を通じたシナジーの追求、経営基盤強化ならびに業務運営改革に資する基幹システムの刷新等により、収益の確保・拡大と持続的な成長に努めていく。 当社は、めっき・成形加工の高度な技術と商品開発力に支えられたナンバーワン・オンリーワン商品をはじめとする高付加価値の多彩な商品群を有している。こうした差別化商品と東西製造拠点からの短納期デリバリーを武器に、製販技一体で需要家へのソリューション営業を展開し、既存市場での拡販と新規市場の開拓を推進していく。当社は、従来より養殖金網や製紙向け等の用途開拓に加え、補強土壁『ハイパープレメッシュ』の需要家との共同開発など、数々の需要開拓を推し進めてきた。今後とも社会のニーズを踏まえた戦略的な商品を積極的に市場に投入し、公共事業を含めた一定の需要が期待できる建設向け、リピート性の高い製造業向け、他素材の代替を含めた農林水産業向け等を中心に拡販を展開していく。また、事業や業容の拡大を図っていく中で、必要に応じて資本提携等も行っていく。 当社は、ESGやSDGsを踏まえ、「めっき技術で社会に貢献する」をキーワードに、耐食性の高い環境にやさしい商品の提供(エコプロダクト)、お客様や社会のニーズに応えるソリューションの提案(エコソリューション)、省エネやCO2排出量削減等に資する製造プロセスの構築(エコプロセス)の「三つのエコ」を通じて、持続可能な社会の実現に向けて積極的に貢献している。加えて、社会貢献活動の一環として、森林、資源の整備にも取り組んでいる。さらに、ガバナンスの面では、内部統制の充実及びコンプライアンスの徹底を図り、社会から信頼される企業グループを目指していく。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループは、収益性の面では、国際会計基準のEBITDAに準拠した減価償却前の利益率を指標とし、売上高に対する減価償却前営業利益率8%、減価償却前経常利益率10%を目標としている。財務の健全性を示すD/Eレシオ(有利子負債/自己資本)については0.3倍以下としている。 当連結会計年度の減価償却前営業利益率は8.4%(減価償却前営業利益2,838百万円)、減価償却前経常利益率は10.8%(減価償却前経常利益は3,636百万円)、D/Eレシオは0.04倍と目標値をそれぞれ達成した。
事業等のリスク1,375
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりである。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものである。 (1) 規格の変更等について当社グループは、規格の変更、新方式・新素材の採用等により販売環境が大きく変わり、当社グループの生産・販売活動に支障が生じる可能性がある。 (2) 原材料等の市場動向について当社グループの事業に用いる原材料の価格は、鉄鉱石やスクラップ、亜鉛等の市況と連動することから、当該市況の動向が当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 (3) 固定資産減損損失について当社グループの固定資産の時価が著しく低下した場合や事業の収益性が悪化した場合には、固定資産減損会計の適用により固定資産について減損損失が発生し、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。 (4) 株式・債券市場等の動向について当社グループは、投資有価証券を運用していることから、市場の動向によっては、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。当社では、所有株式・債券について個別銘柄毎に取引・運用状況を検証し、投資先企業の業績や財務体質を踏まえた保有リスク、含み損益、投資リターン等を総合的に勘案し、継続保有や新規保有の適否の判断を行っている。 (5) 2024年問題(物流・建設)の影響について2024年4月の労働基準法改正により、物流・建設業関連業務における時間外労働の上限規制(年960時間)が適用されたことに伴う働き手不足により、建設・土木分野の需要低迷が継続する可能性がある。 (6) 米国トランプ政権の関税・通商政策等の影響について米国トランプ政権の関税・通商政策等が自動車分野の需要動向をはじめ、わが国及び世界の景気動向等に影響を与えることにより、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。 (7) 中東情勢の影響について中東情勢の悪化を始めとする地政学的リスクの高まりにより、需要の低迷やサプライチェーンの混乱、燃料の価格高騰や調達難など、当社グループの生産・販売活動に影響を及ぼす可能性がある。当社では、今後の動向を注視しつつ、適時適切な対策を図っていく。 (8) 地震、津波及びその他の自然災害等について当社グループは、地震、津波及びその他の自然災害等により、当社グループの生産・販売活動に支障が生じる可能性がある。国内の製造拠点は関東と関西の二箇所に配置しており、東西で生産・出荷を可能な限り相互にバックアップできるような体制を構築している。システム関係については、基幹サーバを兵庫県尼崎市の本社から同県三田市のデータセンターに移設するとともに、千葉県のデータセンターにもサーバデータの複製を保管することにより、システム情報の保管に関するリスク回避を図っている。また、当社では、地震、津波、台風その他の自然災害等に備えた防災体制の強化や社員の災害対応力の向上を図るため、防災機器・設備の充実や防災対応マニュアルの整備・更新、定期的な初動対応訓練等を適宜行っている。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析5,559
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりである。 ① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済が、米国トランプ政権の関税・通商政策、地政学的リスク、中国経済減速など先行きの不透明な状況の中、国内鉄鋼需要は低調に推移し、特に建築・土木分野については、人手不足や資機材高騰等により低迷が継続した。線材加工製品業界においては、普通線材製品でフェンス・土木向けの需要減少が継続し、特殊線材製品では、自動車関連は緩やかな回復傾向にあるものの、鋼索分野は低調に推移した。鋲螺線材製品は、昨年度下期以降の建築・土木向け物件の停滞が継続した。また、コスト面では、人件費の上昇に加え、物流費や副原料費等が増加した。このような事業環境の中、当社グループは、生産コストの改善・物流効率化等の自助努力を継続した上で、自社で吸収することが困難なコスト増分については販価転嫁を進めながら、数量捕捉対策並びにコスト削減策等を積極的に推進した。その結果、財政状態及び経営成績は以下のとおりとなった。 a.財政状態当連結会計年度末の財政状態については、総資産は73,097百万円と前連結会計年度末に比べ758百万円の増加、負債合計は15,890百万円と前連結会計年度末に比べ1,073百万円の減少、純資産合計は57,206百万円と前連結会計年度末に比べ1,831百万円の増加となった。 b.経営成績当連結会計年度の経営成績については、売上高は販売数量の減少により33,793百万円と前期に比べ333百万円(△1.0%)の減収、利益面においては、販売数量が減少したものの、諸コスト上昇に対する販売価格改善やコスト削減策等により、営業利益は1,431百万円と前期比82百万円(6.1%)の増益、経常利益は2,229百万円と前期比89百万円(4.2%)の増益となった。親会社株主に帰属する当期純利益は、特別損失に不採算事業であったタイ関係会社の関係会社整理損を計上したこと等により、1,017百万円と前期比47百万円(△4.5%)の減益となった。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりである。 また、セグメント利益は、営業利益ベースの数値である。 普通線材製品普通線材を素材とした各種めっき鉄線、また、めっき鉄線を素線とした加工製品からなり、公共土木向けのかご、落石防護網及び民間向けを含めた各種フェンス等に使用されている。 売上高は、人件費や物流費等のコスト上昇に対する販売価格改善の一方で、販売数量が減少したことにより、9,188百万円と前期に比べ207百万円(△2.2%)の減収となった。営業利益は、販価改善等の増益要因が、販売数量減等の減益要因を上回ったことにより、498百万円と前期に比べ185百万円(59.4%)の増益となった。 特殊線材製品特殊線材を素材とした硬鋼線、各種めっき鋼線、鋼平線、鋼より線、鋼索等からなり、自動車向け、電力通信向け及び公共土木向け等、多岐に渡って使用されている。 売上高は、人件費や物流費等のコスト上昇に対する販売価格改善等により、17,287百万円と前期に比べ403百万円(2.4%)の増収となった。営業利益は、販価改善等の増益要因が、諸コスト上昇等の減益要因を上回ったことにより、609百万円と前期に比べ262百万円(75.7%)の増益となった。 鋲螺線材製品鋲螺線材を素材としたトルシア形高力ボルト、六角高力ボルト及びGNボルト等からなり、主として建築向けに使用されている。 売上高は、販売数量の減少及び販売価格低下により、6,673百万円と前期に比べ488百万円(△6.8%)の減収となった。営業利益は、販売数量減及び諸コスト上昇等により、210百万円と前期に比べ363百万円(△63.3%)の減益となった。 不動産賃貸主に賃貸用不動産を所有・経営している。 売上高は、161百万円と前期に比べ2百万円(△1.4%)の減収となった。営業利益は98百万円と前期に比べほぼ横這いとなった。 その他めっき受託加工等の売上高は545百万円と前期に比べ38百万円(△6.6%)の減収となった。営業利益は15百万円と前期に比べほぼ横這いとなった。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、7,356百万円となり、前連結会計年度末に比べ26百万円(0.4%)の増加となった。なお、当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況と主な要因は次のとおりである。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は、3,038百万円となり、前期に比べ672百万円(28.4%)の増加となった。これは主に、棚卸資産の増減額の減少への転換、関係会社整理損の増加が売上債権の増減額の増加への転換、関係会社整理損失引当金の増減額の減少への転換を上回ったことによるものである。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は、836百万円となり、前期に比べ1,269百万円(△60.3%)の減少となった。これは主に、定期預金の預入による支出の減少、有価証券の償還による収入の増加が有形固定資産の取得による支出の増加、貸付けによる支出の増加、投資有価証券の売却による収入の減少を上回ったことによるものである。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は、2,187百万円となり、前期に比べ586百万円(36.6%)の増加となった。これは主に、自己株式の取得による支出の増加、長期借入金返済による支出の増加、短期借入金の純増減額の減少が非支配株主への配当金の支払額の減少を上回ったことによるものである。 ③ 生産、受注及び販売の実績 a.生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりである。 セグメントの名称生産高(千円)前年同期比(%)普通線材製品7,088,262△4.1特殊線材製品13,905,867△0.8鋲螺線材製品4,461,355△5.3その他230,422△6.7合計25,685,907△2.6 (注)金額は、製造原価によっている。 b.受注実績 当社グループは原則として需要状況を勘案した見込生産を行っているため、該当事項なし。 c.販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりである。 セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)普通線材製品9,188,218△2.2特殊線材製品17,287,9152.4鋲螺線材製品6,673,304△6.8不動産賃貸161,590△1.4その他545,126△6.6調整額△62,7570.4合計33,793,398△1.0 (注)主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合 相手先前連結会計年度当連結会計年度販売高(千円)割合(%)販売高(千円)割合(%)株式会社メタルワン鉄鋼製品販売3,555,80210.43,715,68211.0 (注)株式会社メタルワン鉄鋼製品販売は2026年4月1日付で株式会社メタルワン特殊鋼と合併し、株式会社Metal One Nexusに名称を変更している。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりである。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものである。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析当社グループは、生産コストの改善・物流効率化等の自助努力を継続した上で、自社で吸収することが困難なコスト増分については販価転嫁を進めながら、数量捕捉対策並びにコスト削減策等を積極的に推進した。その結果、当連結会計年度における売上高は、販売数量の減少により33,793百万円と前期に比べ333百万円(△1.0%)の減収となった。 営業利益は、販売数量が減少したものの、諸コスト上昇に対する販売価格改善やコスト削減策等により、1,431百万円と前期に比べ82百万円(6.1%)の増益となった。 経常利益は、2,229百万円と前期に比べ89百万円(4.2%)の増益となった。 特別利益は、為替換算調整勘定取崩益の増加等により、前期に比べ224百万円増加の225百万円となった。 特別損失は、関係会社整理損の増加等により、前期に比べ434百万円増加の1,143百万円となった。 以上の結果、税金等調整前当期純利益は、前期に比べ120百万円減少の1,311百万円となった。また、税効果による法人税等調整額を含む税金費用は、前期に比べ264百万円減少し、非支配株主に帰属する当期純利益は191百万円増加した結果、親会社株主に帰属する当期純利益は、1,017百万円と前期に比べ47百万円(△4.5%)の減益となった。 セグメント別の経営成績は、「(1)経営成績等の状況の概要 ① 財政状態及び経営成績の状況」に記載している。 b.財政状態の分析 (資産の部)当連結会計年度末の総資産は73,097百万円となり、前連結会計年度末に比べ758百万円の増加となった。流動資産は34,062百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,765百万円の減少となった。これは主に現金及び預金の減少によるものである。固定資産は39,034百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,523百万円の増加となった。これは主に建設仮勘定の増加によるものである。 (負債の部)当連結会計年度末の負債合計は15,890百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,073百万円の減少となった。流動負債は10,393百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,335百万円の減少となった。これは主に1年内返済予定の長期借入金の減少によるものである。固定負債は5,497百万円となり、前連結会計年度末に比べ262百万円の増加となった。これは主に繰延税金負債の増加によるものである。 (純資産の部)当連結会計年度末の純資産合計は57,206百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,831百万円の増加となった。この結果、自己資本比率は73.1%となった。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当連結会計年度におけるキャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載している。 当社グループの資金需要の主なものは、原材料の購入、設備投資等によるものである。 当社グループは、事業の運営に必要な資金については、自己資金を活用するとともに、銀行等金融機関からの借入により調達している。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されている。重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載している。連結財務諸表の作成にあたっては、会計上の見積りを行う必要があり、特に以下の事項は、経営者の会計上の見積りの判断が財政状態及び経営成績に重要な影響を及ぼすと考えている。 (固定資産の減損処理)当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産又は資産グループについて、当該資産又は資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上している。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定に当たっては慎重に検討しているが、将来計画や市場環境の変化により、その見積り額の前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、減損処理が必要となる可能性がある。 (繰延税金資産の回収可能性)当社グループは、繰延税金資産について、将来計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上している。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性がある。 (退職給付債務の算定)確定給付制度の退職給付債務及び関連する勤務費用は、数理計算上の仮定を用いて退職給付見込額を見積り、割り引くことにより算定している。数理計算上の仮定には、割引率等の計算基礎がある。当該見積り及び当該仮定について、将来の不確実な経済条件の変動等により見直しが必要となった場合、翌連結会計年度の連結財務諸表において認識する退職給付に係る負債及び退職給付費用の金額に重要な影響を与える可能性がある。なお、当連結会計年度末の退職給付債務の算定に用いた主要な数理計算上の仮定は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (退職給付関係) 2 確定給付制度 (8)数理計算上の計算基礎に関する事項」に記載のとおりである。
セグメント情報3,630
(セグメント情報等)【セグメント情報】1. 報告セグメントの概要(1) 報告セグメントの決定方法当社及び連結子会社の報告セグメントは、当社及び連結子会社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検証を行う対象となっているものである。 当社及び連結子会社は、本社に素材別の販売部を置き、各販売部は取り扱う商品又は製品について主に国内での販売活動を展開している。従って、当社及び連結子会社は主として素材別セグメントから構成されており、「普通線材製品」、「特殊線材製品」、「鋲螺線材製品」及び「不動産賃貸」の4つを報告セグメントとしている。 (2) 各報告セグメントに属する製品及びサービスの種類「普通線材製品」は、主に各種めっき鉄線、めっき鉄線を素線とした加工製品を製造及び販売している。「特殊線材製品」は、主に硬鋼線、各種めっき鋼線、鋼平線、鋼より線、鋼索を製造及び販売している。「鋲螺線材製品」は、主にトルシア形高力ボルト、六角高力ボルト、GNボルトを製造及び販売している。「不動産賃貸」は、主に個人住宅向賃貸用不動産を所有・経営している。 2. 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一である。報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値である。 3. 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:千円) 報告セグメントその他(注)1合計調整額(注)2連結財務諸表計上額(注) 3普通線材製品特殊線材製品鋲螺線材製品不動産賃貸計売上高 外部顧客への売上高9,377,00916,840,8637,161,335163,84133,543,050583,85934,126,910―34,126,910セグメント間の内部売上高又は振替高18,76243,775――62,538―62,538△62,538―計9,395,77216,884,6387,161,335163,84133,605,588583,85934,189,448△62,53834,126,910セグメント利益312,971346,863574,05299,8481,333,73715,7391,349,476△261,349,450セグメント資産8,575,93619,272,7417,137,8302,001,92736,988,435757,63337,746,06934,593,07172,339,141その他の項目 減価償却費378,164684,080290,91139,6671,392,8229,2941,402,11712,3451,414,462有形固定資産及び無形固定資産の増加額412,048835,288206,68035,5631,489,5804,1421,493,723729,2722,222,995 (注) 1. 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、めっき受託加工等を含んでいる。 2. 調整額は、以下のとおりである。 (1) セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去である。 (2) セグメント資産の調整額34,593,071千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産である。 全社資産は、主に現金及び預金、投資有価証券、本社建物等である。 (3) 減価償却費の調整額12,345千円は、太陽光発電設備に係る減価償却費である。 (4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額729,272千円は、システム更新等の設備投資額である。 3. セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致している。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:千円) 報告セグメントその他(注)1合計調整額(注)2連結財務諸表計上額(注) 3普通線材製品特殊線材製品鋲螺線材製品不動産賃貸計売上高 外部顧客への売上高9,169,92217,243,4546,673,304161,59033,248,271545,12633,793,398―33,793,398セグメント間の内部売上高又は振替高18,29644,460――62,757―62,757△62,757―計9,188,21817,287,9156,673,304161,59033,311,029545,12633,856,155△62,75733,793,398セグメント利益498,857609,562210,41698,9251,417,76215,5151,433,277△1,7701,431,506セグメント資産8,388,30319,563,7906,779,3921,992,33036,723,816739,73437,463,55135,633,73973,097,290その他の項目 減価償却費402,043655,461292,38037,1371,387,0247,9001,394,92411,7931,406,718有形固定資産及び無形固定資産の増加額294,558695,072249,55435,4001,274,5863,4311,278,0172,318,7223,596,739 (注) 1. 「その他」の区分は報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、めっき受託加工等を含んでいる。 2. 調整額は、以下のとおりである。 (1) セグメント利益の調整額は、セグメント間取引消去である。 (2) セグメント資産の調整額35,633,739千円は、各報告セグメントに配分していない全社資産である。 全社資産は、主に現金及び預金、投資有価証券、本社建物等である。 (3) 減価償却費の調整額11,793千円は、太陽光発電設備に係る減価償却費である。 (4) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額2,318,722千円は、新本社屋建設及びシステム更新等の設備投資額である。 3. セグメント利益は、連結損益計算書の営業利益と一致している。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。 2.地域ごとの情報(1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略している。 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略している。 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名株式会社メタルワン鉄鋼製品販売3,555,802普通線材製品、特殊線材製品及び鋲螺線材製品 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。 2.地域ごとの情報(1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略している。 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略している。 3.主要な顧客ごとの情報 (単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名株式会社メタルワン鉄鋼製品販売3,715,682普通線材製品、特殊線材製品及び鋲螺線材製品 (注)株式会社メタルワン鉄鋼製品販売は2026年4月1日付で株式会社メタルワン特殊鋼と合併し、株式会社Metal One Nexusに名称を変更している。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:千円) 報告セグメントその他合計調整額連結財務諸表計上額普通線材製品特殊線材製品鋲螺線材製品不動産賃貸計減損損失―173,156――173,156―173,156―173,156 (注)連結損益計算書上は、特別損失として「関係会社整理損」に含めて計上している。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) 該当事項なし。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 該当事項なし。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項なし。
サステナビリティに関する考え方及び取組2,937
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社が判断したものであり、実際の結果とは様々な要因により異なる可能性がある。 (1)サステナビリティに関する考え方当社は、株主・取引先・社員をはじめとする全てのステークホルダーからの負託と信頼に応えて、当社グループの健全で持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図っていく。また、「めっき技術で社会に貢献する」をキーワードに、ESGやSDGsを踏まえ、耐食性の高い環境にやさしい商品の提供(エコプロダクト)、お客様や社会のニーズに応えるソリューションの提案(エコソリューション)、省エネやCO2排出量削減等に資する製造プロセスの構築(エコプロセス)の「三つのエコ」を通じて、持続可能な社会の実現に向けて引き続き積極的に貢献していく。 (2)サステナビリティの取り組み当社は、株主に対する適切な利益還元と対話の充実、社員の公正・適切な処遇と働き方改革の推進、顧客や購買取引先との適正な取引、地域社会との連携などについて、ESGの進展等のステークホルダーに関わる社会的な動向やコンプライアンス等を踏まえ、適時適切に取り組んでいる。例えば、社員の労働環境面では、定年を65歳に延長するとともに、年間所定労働時間を鉄鋼業界の中でも優位な水準に設定している。販売や購買の取引についても、関係諸法令の改定を踏まえ、都度適正な対応を図っている。また、当社は、エコプロダクト・エコソリューション・エコプロセスの「三つのエコ」を通じて持続可能な社会の実現に貢献している。エコプロダクトについては、合金めっきや三元合金めっき、極厚めっき等の耐食性の高いナンバーワン・オンリーワン商品の提供等を通じて、フェンスや養殖金網、獣害防護柵など最終製品の長寿命化によるライフサイクルコストの削減、環境負荷の低減等に貢献している。エコソリューションについては、プレめっきや成形加工の技術によって需要家の製造工程の省略に貢献している。また、防災・災害復旧関連では、補強土壁「ハイパープレメッシュ」を需要家と共同で開発するとともに、自然環境に調和した治山治水の工法である、落石防護網や河川護岸かご等の材料を提供している。エコプロセスについては、伸線・めっき設備の集約と工程整流化、酸洗等の工程省略、省エネ設備の導入(高効率燃焼設備・排気設備、モータのインバーター化、照明のLED化等)、工場におけるLNGへの燃料転換等を推進している。当社におけるCO2排出量の削減については、鉄鋼業界の動向に歩調を合わせ、2030年度に2013年度比で30%削減を目標に掲げている。当社はエコプロセス等を通じて推進し、2025年度は2013年度比で35%程度削減(生産量1トン当たりの原単位ベースでは2013年度比20%程度の削減)を行っており、引き続きCO2排出量の低減に努めていく。 (3)ガバナンス及びリスク管理について当社の取締役会は、地球環境問題への配慮、人権の尊重、従業員の健康・労働環境への配慮や公正・適切な処遇、取引先との公正・適正な取引、自然災害等への危機管理などのサステナビリティを巡る課題への対応について、リスクの減少のみならず、収益機会にも繋がる重要な経営課題であるとの認識の下、中長期的な企業価値の向上の観点から、これらの課題に能動的かつ積極的に取り組んでいる。また、当社は、任意の仕組みとして、経営会議を設置し、取締役会付議事項の事前審議のほか、サステナビリティに関する方針や取り組みを含めた経営上の重要事項等について審議・報告を行っている。内部統制やリスク管理の体制についても、内部統制システムの適切な運用の下、監査役会(監査役)が内部監査部門(監査室)や会計監査人との間で適切かつ緊密に連携・協力する体制を整備するとともに、コンプライアンス委員会を設置し、サステナビリティに関する事項を含むリスクの状況の監視及び全社的なマネジメントを行っている。 (4)人的資本(人材の多様性を含む)に関する「戦略」及び「指標及び目標」当社は、人的資本について、事業セグメント毎の現状の売上高や利益のみならず、今後の事業ポートフォリオを含めたグループ全体並びに事業部門毎の経営戦略・経営課題等を踏まえながら、当社グループの持続的かつ中長期的な成長に資するよう、必要かつ効果的な配分を行っている。当社は、盤石な経営基盤の構築と成長のベースとなるのが「人財」であるとの認識の下、事業戦略の展開に不可欠な人財の確保と育成を推進している。また、国籍、人種、宗教、思想信条、性別、年齢、障碍の有無等に基づく差別の排除に努めるとともに、性別、国籍、採用形態等にかかわらず人物本位で採用し、各人の職務遂行能力や業務成果、リーダーシップ等に基づいて公平・公正に人事評価を行い、管理職登用をはじめとする役職昇進・資格昇格等の処遇を行っている。さらに、社員が相互に多様な価値観を尊重し個性を活かすことで個々人の力を最大限に発揮し、誇りと働き甲斐を実感しながら活躍できる社内環境の整備に努めている。人財の確保については、新卒採用に加え、キャリア採用、紹介予定派遣で受入れ後正社員への切替等の多面的な対策を講じるとともに、女性及び経験者の採用数拡大、障碍者雇用等に留意しながら多様性の確保に向け取り組んでいる。さらに、高齢層のインセンティブを高め個々人の能力・活力の発揮を促す観点から、定年を65歳に延長するとともに、65歳超の高齢者についても要人員事情等を踏まえつつ希望者を積極的に継続雇用している。中核人財の登用等における多様性については、女性は管理職が1名、管理職昇進前の役職者が6名である一方、管理職におけるキャリア採用者の比率は28.6%である。人財育成については、各職場でのOJTを基本としつつ、OFF-JTは、新入社員から上級管理職までの階層別研修、管理・営業・技術・製造の部門別研修、財務・コンプライアンス・各種スキルアップ等の共通研修を実施している。「人を育て人が育つ」風土を築き、社員の自律的な課題解決力や環境変化への対応力の向上を図るとともに、社員にとって仕事を通じて自分が成長する「自己実現の場」として「働きがい」と「働きやすさ」を実感できる、人と組織の活力が溢れる「エンゲージメント」の高い会社を引き続き目指していく。社内環境の整備については、年間所定労働時間を鉄鋼業界でも優位な水準にまで短縮するとともに、出産・育児・介護と仕事の両立を積極的に支援すべく、育児・介護休業の取得はもとより、ワークライフバランスに配慮した勤務時間・休暇取得等の制度を導入しており、意欲と能力のある社員の活躍をサポートしている。 人的資本に関する指標及び目標については、特に女性の活躍推進に資する指標として、管理・営業・技術等に係る中核人財候補としての女性の採用を新卒・経験者で毎年3~5名程度実施(2025年度5名)するとともに、生産設備の操業や整備、出荷、検査等の技能系職場で女性が活躍できる職務の拡大と採用を推進していく。
コーポレート・ガバナンスの概要5,842
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、経営及び業務運営の監督機能として、監査役の監査機能、社外取締役の監督機能、業務分掌による牽制機能などを有効かつ最大限に発揮することに努めるとともに、適時開示を徹底することにより、経営の健全性、公平性、透明性を確保し、株主や取引先をはじめとするすべてのステークホルダーの負託と信頼に応えて、当社グループの健全で持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図っている。② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由当社は、当社の事業に精通した業務執行取締役と独立した立場の社外取締役から構成される取締役会が経営の基本方針及び重要な業務の執行に関する決定並びに取締役による職務執行の監督を行うとともに、法的に強い権限を有する監査役が取締役会に出席し、公正不偏の態度及び独立した立場から取締役等の職務執行を監査する体制が、経営の効率性と公正性を確保し当社の健全で持続的な成長に有効であると判断し、監査役会設置会社制度を採用している。当社は、当社事業に精通した常勤監査役と各分野における豊富な経験や高い識見を有する社外監査役が、取締役等の職務の執行状況や会社の財産の状況等を監査している。社外監査役のうち1名は公認会計士としての豊富な経験を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有する者である。監査役は、内部監査部門(監査室)や会計監査人との間で定期的に会合を開催し情報・意見交換を行い、適切かつ緊密に連携・協力する体制を採っている。また、当社は、取締役会における多様な視点からの意思決定と経営の監督機能の充実を図るため、弁護士または公認会計士やコンサルとしての豊富な経験と高い識見を有する社外取締役を置いている。提出日現在、当社の取締役会には、7名の業務執行取締役に加えて、2名の社外取締役と3名の監査役(うち社外監査役2名)が出席し、経営の健全性を確保している。なお、当社は、2026年6月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査役2名選任の件」を提案しており、当該議案が可決されると、取締役8名(うち社外取締役2名)、監査役3名(うち社外監査役2名)となる予定である。取締役会は原則月1回開催しており、緊急を要する場合は臨時取締役会を適宜開催し、経営環境の急速な変化にも対応できる体制をとっている。また、任意の仕組みとして、経営会議を設置し、取締役会付議事項の事前審議のほか、経営上の重要事項等について審議・報告を行うとともに、業務執行状況の報告及び議論の場として、月次報告会、販売会議、生産・技術会議等を設け、月次単位での業績管理を行っている。さらに、コンプライアンス委員会を設置し、横断的なリスクの状況の監視及び全社的対応を行うとともに、内部通報に関わる適切な体制も整備している。これらの会議体には、すべて常勤監査役が出席している。加えて、当社では、社長及び取締役管理本部長が、社外取締役、監査役と定期的に会合を開催し、経営全般に関わる情報交換及び認識の共有を図っている。当社は、東京証券取引所が定める独立性基準に基づき、独立社外取締役及び独立社外監査役を選任している。独立社外取締役の石原美保及び古島礼子と当社との間で特別な利害関係はない。独立社外監査役の桂真理子と当社との間で特別な利害関係はない。提出日現在、社外監査役の満生総一郎は日本製鉄㈱の参与である。当社は商社を通じ同社より原材料を購入している。また、同社は当社の主要株主である。当社と社外取締役及び社外監査役全員は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結している。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令に定める最低責任限度額である。当社の取締役は13名以内とし、取締役の選任決議については、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款で定めている。また、自己株式の取得について、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議をもって市場取引等により自己株式を取得することができる旨を定款に定めている。当社は、株主総会を円滑に運営することを目的として、会社法第309条第2項に定める決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めている。当社は、中間配当について、株主への機動的な利益還元を可能とすることを目的に、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができる旨を定款に定めている。 ③ 企業統治に関するその他の事項当社は、「日亜鋼業グループ企業理念」及び「日亜鋼業グループ社員行動指針」に基づき、企業価値の継続的な向上を図りつつ、公正かつ社会から信頼される企業の実現を目指す。また、関連法規を遵守し、財務報告の信頼性と業務の有効性・効率性を確保するため、次のとおり内部統制システムを整備し、適切に運用するとともに、その継続的改善に努める。(Ⅰ) 当社の取締役、使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制ⅰ) 取締役会は、「取締役会規程」等に基づき、経営上の重要事項について決定を行い、又は報告を受ける。ⅱ) 業務を執行する取締役(業務執行取締役)は、取締役会における決定事項に基づき、各々の管掌業務に応じて職務執行を行い、使用人の職務執行を監督するとともに、その状況を取締役会に報告する。ⅲ) 法令及び規程等を遵守し、適正に職務を行うことを、使用人に対して周知・徹底する。法令違反行為等があった場合は、「職員就業規則」に基づき適切に対処する。ⅳ) 「コンプライアンス委員会」の設置・運営を通じて、当社におけるコンプライアンスの取り組みを横断的に統括し、コンプライアンス体制の充実を図る。ⅴ) 「内部通報規程」を制定し、不正行為等の早期発見と是正を図り、コンプライアンス体制を強化する。ⅵ) 監査室は、各部門に対して「内部監査規程」に基づき、法令及び社内規程の遵守状況並びに業務の効率性等の監査を実施し、その結果を「コンプライアンス委員会」に報告する体制を確立する。ⅶ) 反社会的勢力及び団体とは一切関係を持たず、毅然とした態度で対応する。(Ⅱ) 当社の取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制ⅰ) 業務執行取締役の職務執行に係る情報の保存及び管理については、「文書取扱規程」「文書保存処分取扱細則」に従い、保存場所を定め、管理を行う。ⅱ) 取締役及び監査役は、「文書取扱規程」「文書保存処分取扱細則」により、常時これらの文書等を閲覧できるものとする。(Ⅲ) 当社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制ⅰ) 「リスク管理規程」をはじめリスク管理にかかわる諸規程を制定する。ⅱ) 「コンプライアンス委員会」を設置し、横断的なリスクの状況の監視並びに全社的対応を行う。各部門所管業務に付随するリスク管理は、各本部毎に統括する本部長が責任者となり執り行うこととする。ⅲ) 「安全衛生委員会」において、安全教育及び毎月2回の安全パトロール等の実施により、リスクの未然防止を図る。ⅳ) 各部門が毎月実施する「自主点検」の結果を基に、監査室が内部統制の有効性を検証する。ⅴ) 財務報告の正確性と信頼性を確保するために、「財務報告に係る内部統制基本方針」に基づき、リスクの評価を行い、統制活動の実施状況を定期的に確認する。(Ⅳ) 当社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制ⅰ) 「取締役会規程」「経営会議規程」「組織規程」「業務分掌規程」「職務権限規程」等を基に、適切かつ効率的に職務の執行が行われる体制を構築する。ⅱ) 経営上の重要事項については、経営会議の審議を経て、原則月1回開催される取締役会において執行決定を行う。ⅲ) 取締役会において決定した経営計画に基づき、取締役会、月次報告会、販売会議、生産・技術会議において月次単位で業績管理を行う。(Ⅴ) 当社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制当社及び子会社は、「日亜鋼業グループ企業理念」及び「日亜鋼業グループ社員行動指針」に基づき、各社の事業特性を踏まえつつ、事業戦略を共有し、グループ一体となった経営を行う。 また、当社及び子会社の取締役、使用人等が遵守すべきものとして、「コンプライアンス規程」を制定する。 子会社は、当社との情報の共有化等を行い、内部統制に関する施策の充実を図るとともに、当社は、子会社の内部統制の状況を確認し、必要に応じ改善のための支援を行う。 これに基づく具体的な体制は以下のとおりとする。イ.子会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当社への報告に関する体制当社は、子会社における経営計画、重要な経営方針、決算等、当社の連結経営上又は子会社の経営上の重要事項について、子会社に対し報告を求めるとともに、助言等を行う。 ロ.子会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制ⅰ) 当社は、重要な子会社における財務報告の正確性と信頼性を確保するために、「財務報告に係る内部統制基本方針」に基づき、リスクの評価を行い、統制活動の実施状況を定期的に確認する。ⅱ) 当社は、子会社におけるリスク管理状況について、子会社に対し報告を求めるとともに、助言等を行う。ハ.子会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制ⅰ) 当社は、子会社に対し効率的な職務執行のための助言等を行う。ⅱ) 当社は、子会社の業績評価を行うとともに、マネジメントに関する支援を行う。ニ.子会社の取締役等及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制ⅰ) 当社は、子会社における法令遵守及び内部統制の整備・運用状況について、子会社に対し報告を求めるとともに、必要な支援・助言等を行う。ⅱ) 子会社が実施する「自主点検」の結果を基に、当社の監査室が内部統制の有効性を検証する。ⅲ) 「安全衛生委員会」「コンプライアンス委員会」等を通じて、グループにおける横断的な取り組みを行い、情報の共有化を図る。(Ⅵ) 当社の監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項並びに当該使用人の取締役からの独立性に関する事項及び当該使用人に対する監査役の指示の実効性の確保に関する事項ⅰ) 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合については、当該職務に関係する部署において、所属長は使用人を任命し、その職務の補助を行える体制を構築する。ⅱ) 任命を受けた使用人は、取締役から独立し監査役の指示の下で業務を行う。(Ⅶ) 当社の監査役への報告に関する体制並びに当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制ⅰ) 当社の経営会議、コンプライアンス委員会、月次報告会、販売会議、生産・技術会議に監査役が出席し、付議又は報告事項について情報を共有する。ⅱ) 当社の取締役及び使用人等は、職務執行の状況、経営に重要な影響を及ぼす事実等の重要事項について、適時・適切に監査役又は監査役会に直接又は関係部門を通じて報告するとともに、内部統制システムの運用状況等の経営上の重要事項についても、監査役と情報を共有する。ⅲ) 子会社の取締役、監査役、使用人等は、子会社における職務執行の状況、経営に重要な影響を及ぼす事実等の重要事項について、適時・適切に当社の監査役又は監査役会に直接又は関係部門を通じて報告する。ⅳ) 当社は、監査役又は監査役会に上記ⅱ)又はⅲ)の報告を行った者に対し、内部通報規程等に基づき、報告をしたことを理由とする不利な取扱いを禁止する。ⅴ) 監査室は、監査実施状況を監査役又は監査役会に報告する体制を構築する。(Ⅷ) 当社の監査役の職務の執行について生ずる費用等の処理に係る方針に関する事項監査役が職務の執行について生ずる費用等の請求をしたときは、当該監査役の職務の執行に必要でないと認められた場合を除き、速やかに当該費用等の償還請求に応じる。(Ⅸ) その他当社の監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制ⅰ) 監査役は、代表取締役社長と定期的に意見交換を実施する。ⅱ) 監査役は、会計監査人と円滑に連携できる体制を構築する。ⅲ) 監査役は、監査室と適時・適切に情報交換を行うとともに、連携して監査を行う。 ④ 取締役会の活動状況当事業年度において当社は取締役会を14回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりである。氏名開催回数出席回数大西 利典14回14回沖垣 佳宏(注)13回3回後藤田 英昭14回14回寺川 斉貴14回14回高間 敏夫(注)26回6回田中 文武14回14回木戸 邦博14回14回有元 教世史14回14回山内 幸治(注)311回11回中谷 吉朗(注)13回3回石原 美保14回14回古島 礼子(注)311回11回 (注)1.沖垣佳宏氏及び中谷吉朗氏については、2025年6月27日開催の第73期定時株主総会の時をもって 取締役を退任したため、在任時に開催された取締役会の出席状況を記載している。2.高間敏夫氏については、2025年8月31日に取締役を辞任により退任したため、 在任時に開催された取締役会の出席状況を記載している。3.山内幸治氏及び古島礼子氏については、2025年6月27日開催の第73期定時株主総会において、新たに取締役に選任されたため、取締役就任後に開催された取締役会の出席状況を記載している。 取締役会においては、経営の基本方針及び重要な業務の執行に関する決定並びに取締役による職務執行の監督を行っており、具体的には、定時株主総会報告事項及び決議事項、中間配当、決算、利益計画、設備投資及び融資、組織改正、取締役報酬制度、政策保有株式の検証、取締役会実効性評価等の議題について審議決定している。
役員の報酬等1,721
(4) 【役員の報酬等】① 取締役の個人別の報酬等に係る決定方針及び決定に係る委任に関する事項当社は、取締役の個人別の報酬等の内容に係る新たな決定方針を2022年6月29日の取締役会で決議している。当社の取締役の報酬は、基本報酬のみにより構成されており、基本報酬は、毎年7月より各月に支払われる金銭報酬である。常勤取締役については、経営責任の明確化を図るとともに、業績向上へのインセンティブに資する観点から、求められる能力及び責任に見合った水準を勘案して役位別に基準額を定め、連結経常利益及び単独当期利益を指標とする報酬テーブルに基づき、前年度の当該利益水準に応じて、基準額に対し一定の上下幅の範囲で変動させることとしている。業績指標は、経営・業務執行の結果の反映並びに株主への利益還元等の観点を踏まえ採用している。非常勤の独立社外取締役については、その役割・責務を踏まえ、業績に連動しない固定報酬としている。常勤及び非常勤の取締役に係る報酬額は、2025年6月27日開催の第73回定時株主総会で承認を得た限度額の範囲内で決定している。常勤及び非常勤の取締役の報酬に係る決定方針並びに業績指標や業績に応じた報酬テーブル等の具体的な報酬体系等については、報酬決定手続きの客観性を担保する観点から、代表取締役社長及び独立社外取締役からなる「取締役人事・報酬会議」で事前に検討・議論した上で、取締役会で審議・決定している。取締役の個人別の報酬額については、取締役会の決議により委任を受けた代表取締役社長大西利典が、取締役会で審議・決定された上記の方針及び内容に基づき決定している。代表取締役社長に委任する理由は、当社業績を踏まえ取締役の個人別の報酬額を決定するために、会社組織全体を俯瞰する立場の代表取締役が最も適しているためである。これらの手続きを経て取締役の個人別の報酬額が決定されていることから、取締役会はその内容が上記の方針及び内容に沿うものであると判断している。 ② 監査役の報酬等の決定方法及び方針の概要当社の監査役の報酬は、基本報酬のみにより構成されている。監査役の基本報酬は、毎年7月より各月に支払われる金銭報酬であり、1991年6月27日開催の第39回定時株主総会で承認を得た限度額の範囲内で、監査役会において、常勤・非常勤の別、業務の分担等を勘案し、協議により決定している。 ③ 取締役及び監査役の報酬等についての株主総会の決議に関する事項 取締役の金銭報酬額は、2025年6月27日開催の第73回定時株主総会において、取締役の報酬総額を月額 2,100万円以内(うち社外取締役分月額150万円以内)とする旨決議されており、当該定時株主総会終結時 点の取締役の員数は10名(うち社外取締役は2名)である。 また監査役の金銭報酬額は1991年6月27日開催の第39回定時株主総会において、監査役の報酬総額を 月額250万円以内とする旨決議されており、当該定時株主総会終結時点の監査役の員数は3名である。 ④ 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(名)固定報酬業績連動報酬等非金銭報酬等取締役(社外取締役を除く。)195―195―9監査役(社外監査役を除く。)1414――1社外役員1919―― 5 (注)1.上記報酬等の額には、当事業年度において役員退職慰労引当金として計上した、取締役10名分(うち社外取締役2名を含む)8百万円及び監査役2名分(うち社外監査役1名を含む)0百万円を含んでいる。なお、役員退職慰労金制度は2025年6月27日開催の第73回定時株主総会の時をもって廃止している。2.業績連動報酬等に関する事項は、以下のとおりである。2025年7月から2026年3月までの業績連動報酬の決定に用いた指標は、2024年度の連結経常利益(2,140百万円)及び単独当期利益(1,074百万円)である。 ⑤ 役員ごとの連結報酬等の総額等連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載していない。
従業員の状況1,579
(2) 【従業員の状況】① 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)普通線材製品97特殊線材製品476鋲螺線材製品81不動産賃貸―その他13全社(共通)160合計827 (注) 1.従業員数は、当社グループ(当社及び当社の連結子会社)から当社グループ外への出向者を除き、当社グループ外から当社グループへの出向者を含む就業人員である。 2.全社(共通)は、総務、経理及び工場管理部門等の従業員である。 ② 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)35443.318.86,4663.0 セグメントの名称従業員数(人)普通線材製品97特殊線材製品58鋲螺線材製品39不動産賃貸―全社(共通)160合計354 (注) 1.従業員数は、当社から他社への出向者を除き、他社から当社への出向者を含む就業人員である。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいる。 3.全社(共通)は、総務、経理及び工場管理部門等の従業員である。 ③ 労働組合の状況提出会社の労働組合は、基幹労連日亜鋼業労働組合と称し、提出会社の本社に同組合本部が置かれ、2026年3月31日現在における組合員数は295人で、上部団体の日本基幹産業労働組合連合会に加盟し、労使関係において特記すべき事項はない。なお、連結子会社においても労使関係において特記すべき事項はない。 ④ 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異a.提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)(注)3全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者1.675.072.172.352.8 (注)1.管理職に占める女性労働者の割合は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものである。3.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。 b.主要な連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)(注)3全労働者うち正規雇用労働者うちパート・有期労働者ジェイ-ワイテックス株式会社1.966.076.177.763.2 (注)1.管理職に占める女性労働者の割合は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものである。3.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものである。4.連結子会社のうち主要な連結子会社以外のものについては、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略している。
関係会社の状況720
4 【関係会社の状況】 名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有又は被所有割合(%)関係内容摘要(連結子会社) ジェイ-ワイテックス㈱大阪府貝塚市450,000千円特殊線材製品製造・販売55当社特殊線材製品の製造・販売役員の兼任あり 資金貸付あり(注)4滋賀ボルト㈱滋賀県甲賀市200,000千円鋲螺線材製品製造・販売不動産賃貸100当社鋲螺線材製品の製造・販売 (注)5太陽メッキ㈱兵庫県尼崎市50,000千円その他(メッキ加工・販売)100資金貸付あり 烟台基威特鋼線製品有限公司中華人民共和国烟台市43,851千元特殊線材製品製造・販売 55 〔55〕― (その他の関係会社) 日本製鉄㈱東京都千代田区569,519百万円鉄鋼・非鉄金属等製造・販売被所有割合26.01商社経由での原材料購入役員の兼任あり(注)6 (注) 1.「主要な事業の内容」欄のうち連結子会社については、セグメント情報に記載された名称を記載してい る。 2.「議決権の所有(又は被所有)割合」欄の〔内書〕は間接所有である。3.当連結会計年度において、持分法適用関連会社であるTSN Wires Co., Ltd.の全株式を譲渡したことにより、同社を持分法適用の範囲から除外している。 4.ジェイ-ワイテックス㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えている。 主要な損益情報等①売上高14,242,529千円②経常利益630,578千円③当期純利益430,787千円④純資産額8,236,167千円⑤総資産額16,990,943千円 5.特定子会社に該当する子会社である。 6.有価証券報告書を提出している。
配当政策446
3 【配当政策】当社は、株主の皆様への利益還元を経営の重要課題と位置づけ、株主還元の一層の充実、資本効率の向上及び機動的な資本政策の遂行等を図る観点から、自己株式取得を含めた総還元性向で50%以上の水準を担保することとしている。また、配当にあたっては中間と期末の年2回の実施を基本としている。当事業年度は、当期業績に加え、上記の方針並びに自己株式の取得等を総合的に勘案し、1株につき、既実施の中間配当4円に加え、期末配当を6円とし、前期に続き通期で10円とすることを決定した。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会である。当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めている。なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりである。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年11月13日取締役会決議18142026年6月26日定時株主総会決議(予定)2696
研究開発活動179
6 【研究開発活動】当社グループを取り巻く市場環境は益々競争が激化しており、商品・技術開発、品質・プロセス改善、新規需要開拓及び諸コスト低減等のニーズが増大している状況にある。普通線材製品、特殊線材製品、鋲螺線材製品に関するこうしたニーズに応えるべく、技術本部が主体となって、研究開発活動を推進している。当連結会計年度の研究開発費の総額は、65百万円である。
主要な設備の状況1,230
2 【主要な設備の状況】当社グループにおける主要な設備は、次のとおりである。(1) 提出会社2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計本社(兵庫県尼崎市)全社(共通)事務所112,7169821,765(1,617.00)33,884149,34869本社工場(兵庫県尼崎市)普通線材製品特殊線材製品全社(共通)普通線材製品特殊線材製品生産設備その他付帯設備969,789954,931983,225(71,044.88)[9,516.41]24,2412,932,188191茨城工場(茨城県北茨城市)普通線材製品鋲螺線材製品普通線材製品鋲螺線材製品生産設備その他付帯設備200,141449,869790,390(37,484.16)39,5111,479,91252その他不動産賃貸賃貸用不動産574,472―1,343,296(8,065.46)7,4751,925,244―その他生産設備――501,000(2,203.78)―501,000― (2) 国内子会社2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)リース資産その他合計ジェイ-ワイテックス㈱本社.第一事業所(大阪府貝塚市)特殊線材製品特殊線材製品生産設備428,539809,4192,202,831(54,441.12)―8,0743,448,865171第二事業所(大阪府貝塚市)特殊線材製品特殊線材製品生産設備349,779533,8151,260,931(24,391.04)―4,9012,149,429114関東事業所(栃木県宇都宮市)特殊線材製品特殊線材製品生産設備83,606241,1351,195,192(31,567.96)―5,6881,525,62294滋賀ボルト㈱本社工場(滋賀県甲賀市)鋲螺線材製品鋲螺線材製品生産設備125,440390,198380,000(48,925.73)―13,280908,91942太陽メッキ㈱本社工場(大阪市東成区)その他生産設備17,9689,367―34231827,99713 (注) 1.帳簿価額のうち「その他」は、工具器具備品であり、建設仮勘定は含んでいない。2.帳簿価額は、減損損失計上後の金額である。3.土地には、全面時価評価法による評価差額が含まれている。4.提出会社の[外書]は、連結会社以外からの賃借設備であり、主なものは工場用地で年間賃借料は25,553千円である。5.提出会社のその他の生産設備の土地は、連結子会社である太陽メッキ㈱へ賃貸している。6. 烟台基威特鋼線製品有限公司は、2025年4月25日に解散を決議し、清算手続き中であり重要性がないため、主要な設備から除外している。
監査の状況2,036
(3) 【監査の状況】① 監査役監査の状況当社の監査役会は、常勤監査役1名と社外監査役2名で構成され、原則月1回開催されている。社外監査役のうち1名は公認会計士の資格を有しており、財務・会計に関する相当程度の知見を有する者である。当事業年度において当社は監査役会を13回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりである。役職名氏名開催回数出席回数常勤監査役道盛 武彦1313社外監査役桂 真理子(注)11010社外監査役大西 信彦(注)233社外監査役満生 総一郎(注)11010社外監査役園田 裕人(注)233 (注)1.社外監査役の桂監査役及び満生監査役は、2025年6月27日開催の第73回定時株主総会において就任しているため、就任後に開催された監査役会の出席状況を記載している。2.社外監査役の大西監査役及び園田監査役は、2025年6月27日開催の第73回定時株主総会の終結をもって退任しているため、退任までの期間に開催された監査役会の出席状況を記載している。監査役会における具体的な検討内容として、監査の方針及び監査実施計画、内部統制システムの整備・運用状況、会計監査人の監査の方法及び結果の相当性等である。また、常勤の監査役の活動として、取締役等との意思疎通、取締役会その他重要な会議への出席、重要な決裁書類等の閲覧、本社及び主要な事業所における業務及び財産の状況の調査をしている。子会社については、子会社の取締役及び監査役等との意思疎通及び情報交換や子会社からの事業報告の確認、会計監査人からの監査実施状況及び結果報告の確認を行っている。 ② 内部監査の状況当社における内部監査は、内部統制監査部門(監査室)が、「内部監査規程」及び「内部統制システムの基本方針」に基づき、各部門に対して法令及び社内規程の遵守状況並びに業務の効率性等の監査を実施している。また、財務報告の正確性と信頼性を確保するために、「財務報告に係る内部統制基本方針」に基づき、リスクの評価を行い、統制活動の実施状況を定期的に確認している。内部監査の実施状況及び結果については、内部統制監査部門(監査室)が直接取締役会、監査役、コンプライアンス委員会、会計監査人に報告している。 ③ 会計監査の状況a. 監査法人の名称 有限責任 あずさ監査法人 b. 継続監査期間1975年以降 c. 業務を執行した公認会計士 指定有限責任社員 業務執行社員 中畑 孝英 指定有限責任社員 業務執行社員 小松野 悟 d. 監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士14名、公認会計士試験合格者6名、その他18名である。 e. 監査法人の選定方針と理由監査法人の選定及び再任にあたっては、①職務の遂行に関する独立性と専門性、及び職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制、②監査報酬水準、③監査活動の状況、④監査品質、⑤監査報告の相当性等を基準に総合的に評価した上で判断している。また、当社監査役会は、会社法第340条第1項各号に定める監査役会による会計監査人の解任のほか、原則として、会計監査人が職務を適切に遂行することが困難と認められる場合には、「会計監査人の解任又は不再任」に関する議案を決定し、当社取締役会は、当該決定に基づき、当該議案を株主総会に提案する。 f. 監査役及び監査役会による監査法人の評価当社監査役及び監査役会の監査法人に対する評価にあたっては、会計監査人が独立の立場を保持し、適正な監査を実施しているかを監視及び検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めた。 また、会計監査人から「職務の遂行が適正に行われることを確保するための体制」(会社計算規則第131条各号に掲げる事項)を「監査に関する品質管理基準」(平成17年10月28日企業会計審議会)等に従って整備している旨の通知を受け、必要に応じて説明を求めた。その結果、会計監査人の有限責任 あずさ監査法人の監査の方法及び結果は相当であると認めた。 ④ 監査報酬の内容等a. 監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社33―40―連結子会社16―16―計49―57― b. 監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)該当事項なし。 c. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項なし。 d. 監査報酬の決定方針該当事項はないが、監査日程等を勘案した上で決定している。 e. 監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由当社監査役会は、会計監査人の報酬見積りについて妥当性を検証した結果、必要な法定監査を行う上で適正な範囲内にあると判断している。
株式の保有状況1,999
(5) 【株式の保有状況】 ① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、主として株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受ける目的で保有する株式を純投資目的である投資株式に区分し、それ以外の保有する株式を純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)に区分している。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、製品販売や主副原料購入、金融等に関わる取引関係の維持・強化及び円滑な事業活動の推進等を通じた当社の中長期的な企業価値の向上を目的として、政策保有株式を保有している。また、個別の政策保有株式について、毎年定期的に取締役会において、保有目的の適否に加えて、投資先企業の業績や財務体質を踏まえた保有リスク、含み損益、取引や配当による投資リターン等を総合的に評価することにより、保有の適否を検証している。こうした方針の下で、当社は政策保有の意義が薄れたと判断した株式については、順次政策保有株式から純投資目的への変更または売却を行っている。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式183,250非上場株式以外の株式112,639,451 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却額の合計額(千円)非上場株式以外の株式1― c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注)1及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)モリ工業㈱629,000629,000当社設備の部材として使用する同社のステンレス配管等を問屋経由で購入しており、取引関係の維持・強化のため保有。有593,776627,742㈱池田泉州ホールディングス638,591638,591同社グループには当社グループの主要取引銀行が属しており、資金調達等金融取引の円滑化のため保有。有548,549277,787合同製鐵㈱118,600118,600主原料である線材の安定調達を行うとともに、同社のグループ会社を窓口商社として当社の線材製品の販売を行っており、取引関係の維持・強化のため保有。有431,111458,389㈱りそなホールディングス193,538193,538同社グループには当社グループの主要取引銀行が属しており、資金調達等金融取引の円滑化のため保有。有333,369249,083阪和興業㈱149,00029,800同社を窓口商社として当社の線材製品の販売及び主原料である線材の購入を行っており、取引関係の維持・強化のため保有。株式分割により株式数が増加。有231,397145,722 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注)1及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)コンドーテック㈱124,200124,200鋲螺線材製品販売の維持・強化のため保有。有186,175176,860トルク㈱557,400557,400鋲螺線材製品販売の維持・強化のため保有。有118,726137,677ユニソルホールディングス㈱(注)248,31548,315同社のグループ会社へ鋲螺線材製品を販売しており、取引関係の維持・強化のため保有。無105,036115,182日建工学㈱25,00025,000普通線材製品及び鋲螺線材製品の販売の維持・強化のため保有。有50,75034,400モリテックスチール㈱100,000100,000同社を窓口として特殊線材製品を販売しており、取引関係の維持・強化のため保有。有22,50017,500岡谷鋼機㈱2,0002,000同社を窓口商社として鋲螺線材製品及び普通線材製品を販売しており、取引関係の維持・強化のため保有。有18,06013,960三井金属㈱(注)3―10,000前事業年度は副原料である亜鉛等の安定調達及び同社グループへの普通線材製品販売の維持・強化のため保有していたが、当事業年度は純投資目的に保有目的を変更。有―43,450 (注)1.特定投資株式における定量的な保有効果については、守秘義務等の観点から記載が困難である。保有の合理性については、2025年12月の取締役会において個別銘柄毎に保有目的の適否、投資先企業の業績や財務体質を踏まえた保有リスク、含み損益、取引や配当による投資リターン等を総合的に評価することにより検証している。
沿革1,503
2 【沿革】 年月概要1908年7月田中亜鉛鍍金工場として発足1918年3月田中亜鉛鍍金工場より資本金25万円にて日本亜鉛鍍株式会社を創立1929年4月針金、有刺鉄線、丸釘の製造を開始1935年5月日本亜鉛鍍株式会社より日本亜鉛鍍鋼業株式会社に商号変更1939年9月日本亜鉛鍍鋼業株式会社より日亜製鋼株式会社に商号変更1952年6月日亜製鋼株式会社より分離独立、日亜鋼業株式会社として資本金5,000万円にて設立1960年6月東京営業所開設1961年4月日亜加工鋼業株式会社を吸収合併し、大阪工場とする1961年10月大阪証券取引所市場第二部に株式上場1962年5月硬鋼線工場竣工(兵庫県尼崎市道意町)1964年6月着色鉄板工場竣工(兵庫県尼崎市道意町)1968年4月日亜工運株式会社を資本金300万円にて設立(1975年10月、1,000万円に増資)1970年6月鋲螺工場竣工(兵庫県尼崎市道意町)1973年12月北海道営業所及び九州営業所開設1976年2月日亜企業株式会社を資本金300万円にて設立(1994年7月、1,000万円に増資)1978年9月東北営業所開設1979年4月東北日亜鋼業株式会社を資本金1,000万円にて設立1979年4月名古屋営業所開設1980年3月広島営業所開設1986年2月東京証券取引所市場第二部に株式上場1987年7月本社新社屋竣工(兵庫県尼崎市道意町)1987年9月東京、大阪両証券取引所市場第一部に指定1987年12月東京営業所を支店に昇格1991年5月室蘭工場竣工(北海道室蘭市仲町)1991年7月北陸営業所開設1995年4月茨城工場竣工(茨城県北茨城市)1998年4月1998年5月東北日亜鋼業株式会社より太陽メッキ株式会社に商号変更(1999年5月、5,000万円に増資)太陽メッキ株式会社が昭和メッキ株式会社を買収したことにより、亜鉛(着色)鉄板の製造を移管1999年12月北陸営業所閉所し、新潟営業所を開設2001年3月滋賀ボルト株式会社(資本金2億円)の株式を取得し、当社の連結子会社とする2001年7月沖縄営業所開設2001年10月日亜機電株式会社を資本金3,000万円にて設立2001年11月興国鋼線索株式会社(資本金4億5,000万円)の株式を取得し、当社の連結子会社とする2005年2月沖縄営業所閉所2005年4月中国駐在事務所(北京市)開設2005年10月本社鋲螺部門を茨城工場に移転2007年4月興国鋼線索株式会社は住友電気工業株式会社の子会社関東鋼線株式会社及び株式会社メタックスを吸収合併し、ジェイ-ワイテックス株式会社に社名変更2007年4月新潟営業所を閉所し、新潟駐在所を開設2008年5月日亜工運株式会社より日亜物産株式会社に商号変更2008年7月新潟駐在所を新潟営業所に昇格2009年9月大阪証券取引所市場第一部を上場廃止2010年10月中華人民共和国にジェイ-ワイテックス株式会社が子会社烟台基威特鋼線製品有限公司(資本金43,851千人民元)(現 連結子会社)を設立2011年10月室蘭工場閉鎖2011年11月中華人民共和国に天津冶金鋼線鋼纜集団有限公司と合弁で天津天冶日亜鋼業有限公司(資本金75,000千人民元)を設立2011年12月中国駐在事務所閉所2013年11月日亜機電株式会社清算2014年2月日亜物産株式会社清算2020年12月天津天冶日亜鋼業有限公司清算2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からスタンダード市場へ移行 (注)2025年4月25日に烟台基威特鋼線製品有限公司の解散を決議

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3
自己株式の取得状況に関するお知らせ自己株式 · 17:00
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提出書類

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自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)自己株券買付状況報告書 · S100Z0C7
自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)自己株券買付状況報告書 · S100YUMJ
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内部統制報告書-第74期(2025/04/01-2026/03/31)内部統制報告書 · S100YIXN
有価証券報告書-第74期(2025/04/01-2026/03/31)有価証券報告書 · 2026-03-31期 · S100YIXZ
自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)自己株券買付状況報告書 · S100XORK
自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)自己株券買付状況報告書 · S100XJ4W
自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)自己株券買付状況報告書 · S100XEFB
自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)自己株券買付状況報告書 · S100X88W
確認書確認書 · S100X457
半期報告書-第74期(2025/04/01-2026/03/31)半期報告書 · 2026-03-31期 · S100X44Z
自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)自己株券買付状況報告書 · S100WYOK
自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)自己株券買付状況報告書 · S100WT4F
自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)自己株券買付状況報告書 · S100WMU6
自己株券買付状況報告書(法24条の6第1項に基づくもの)自己株券買付状況報告書 · S100WGCO
臨時報告書臨時報告書 · S100W9B6
確認書確認書 · S100W6O1
内部統制報告書-第73期(2024/04/01-2025/03/31)内部統制報告書 · S100W6OH
有価証券報告書-第73期(2024/04/01-2025/03/31)有価証券報告書 · 2025-03-31期 · S100W6ND
確認書確認書 · S100UQV5
半期報告書-第73期(2024/04/01-2025/03/31)半期報告書 · 2025-03-31期 · S100UQTF
臨時報告書臨時報告書 · S100TYB3
確認書確認書 · S100TTNQ
内部統制報告書-第72期(2023/04/01-2024/03/31)内部統制報告書 · S100TTOX
有価証券報告書-第72期(2023/04/01-2024/03/31)有価証券報告書 · 2024-03-31期 · S100TTO8
四半期報告書-第72期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)四半期報告書 · 2023-12-31期 · S100SVUV
確認書確認書 · S100SVTZ
四半期報告書-第72期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)四半期報告書 · 2023-09-30期 · S100S9H9
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