エ
株式会社エフ・シー・シー
F.C.C.CO.,LTD.
2,608億円売上高(FY2026)
9.6%ROE
77.6%自己資本比率
74財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2026の売上高は2,608億円(前年比+1.6%)。営業利益は189億円(営業利益率7.3%)、当期純利益は188億円。総資産2,644億円に対し自己資本比率は77.6%、ROEは9.6%。輸送用機器の中央値(ROE 6.2%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは228億円の創出、現金及び現金同等物は714億円。従業員数は7,804人。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)4,175円2026-09-04
PER10.8倍
PBR0.99倍
配当利回り4.65%
時価総額(概算)2,022億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高2,608億円+1.6%
営業利益189億円+9.2%
当期純利益188億円+18.3%
総資産2,644億円
純資産2,063億円
営業利益率7.3%
ROE9.6%
自己資本比率77.6%
EPS387.4円
BPS4,232.8円
1株配当194円
配当性向50.1%
従業員数7,804人
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE9.6%中央値 6.2%
営業利益率7.3%中央値 4.5%
自己資本比率77.6%中央値 51.0%
健全性スコア74.0点中央値 57.0点
帯は輸送用機器(62社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 2,608億円 | 189億円 | 216億円 | 188億円 | 2,644億円 | 2,063億円 | 387.4 | 9.6% | 77.6% |
| FY2025 | 2,566億円 | 173億円 | 201億円 | 159億円 | 2,462億円 | 1,854億円 | 323.8 | 8.6% | 74.8% |
| FY2024 | 2,403億円 | — | 192億円 | 122億円 | 2,450億円 | 1,866億円 | 245.9 | 7.1% | 75.6% |
| FY2023 | 2,189億円 | — | 136億円 | 96億円 | 2,106億円 | — | 192.4 | 6.2% | 76.0% |
| FY2022 | 1,710億円 | 101億円 | 119億円 | 86億円 | 1,954億円 | 1,485億円 | 172.1 | 6.2% | 75.1% |
| FY2021 | 1,462億円 | 70億円 | 83億円 | 45億円 | 1,756億円 | 1,320億円 | 89.8 | 3.6% | 74.2% |
| FY2020 | 1,711億円 | — | 67億円 | 39億円 | 1,617億円 | 1,225億円 | 78.9 | 3.2% | 74.7% |
| FY2019 | 1,776億円 | — | 165億円 | 118億円 | 1,736億円 | — | 235.1 | 9.7% | 72.5% |
| FY2018 | 1,732億円 | — | 141億円 | 97億円 | 1,703億円 | — | 193.1 | 8.5% | 68.9% |
| FY2017 | 1,572億円 | — | 114億円 | 72億円 | 1,627億円 | — | 143.5 | 6.6% | 68.6% |
| FY2016 | 1,674億円 | — | 81億円 | 62億円 | 1,592億円 | — | 122.8 | 5.7% | 67.2% |
営業CF228億円
投資CF-165億円
財務CF-78億円
現金及び現金同等物714億円
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 本田技研工業株式会社 | 22.5% |
| 2 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 9.7% |
| 3 | 株式会社ワイ・エー | 5.3% |
| 4 | 株式会社SMBC信託銀行(株式会社三井住友銀行退職給付信託口) | 4.6% |
| 5 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 2.7% |
| 6 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.5% |
| 7 | エフ・シ-・シ-取引先持株会 | 1.8% |
| 8 | 山本 惠以 | 1.7% |
| 9 | DFA INTL SMALL CAP VALUE PORTFOLIO(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店カストディ業務部) | 1.1% |
| 10 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 1.1% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 1,264億円 | 101億円 | 111億円 | 90億円 | 8.0% | 76.1% | 185.1 |
| FY2025中間(〜2024-09-30) | 1,273億円 | 100億円 | 103億円 | 77億円 | 7.9% | — | 156.1 |
| FY2024中間 | 1,170億円 | 65億円 | 90億円 | 60億円 | 5.5% | — | 120.2 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢44.6歳
平均年間給与770万円
平均勤続年数19.8年
管理職に占める女性比率2.5%
男女の賃金の差異(全労働者)75.8%
男女の賃金の差異(正規雇用)77.5%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容1,221字
3【事業の内容】当社グループは、当社、子会社22社及び関連会社1社で構成され、二輪事業、四輪事業および非モビリティ事業を主たる事業としております。当社グループの事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は次のとおりであり、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 連結財務諸表注記 4.セグメント情報」に掲げるセグメントの区分と同一であります。(二輪事業)主にオートバイ、スクーター、ATV(バギー)等のクラッチおよびEV/CASE領域の製品の製造販売を行っております。業態主要な会社名 販売PT. FCC PARTS INDONESIA(インドネシア) 製造販売当社、㈱九州エフ・シー・シー、天龍産業㈱、㈱フリント、FCC(North Carolina),LLC(米国)、FCC(THAILAND)CO.,LTD.(タイ)、FCC(PHILIPPINES)CORP.(フィリピン)、成都永華富士離合器有限公司(中国)、上海中瑞・富士離合器有限公司(中国)、台灣富士離合器股份有限公司(台湾)、FCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED(インド)、PT. FCC INDONESIA(インドネシア)、FCC(VIETNAM)CO.,LTD.(ベトナム)、FCC DO BRASIL LTDA.(ブラジル) (四輪事業)主にマニュアル車、オートマチック車等のクラッチおよびEV/CASE領域の製品の製造販売を行っております。業態主要な会社名 製造販売当社、㈱九州エフ・シー・シー、天龍産業㈱、㈱フリント、FCC(INDIANA),LLC(米国)、FCC(North Carolina),LLC(米国)、FCC(Adams),LLC(米国)、FCC AUTOMOTIVE PARTS DE MEXICO,S.A.DE C.V.(メキシコ)、FCC(THAILAND)CO.,LTD.(タイ)、FCC(PHILIPPINES)CORP.(フィリピン)、成都永華富士離合器有限公司(中国)、佛山富士離合器有限公司(中国)、FCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED(インド)、PT. FCC INDONESIA(インドネシア)、FCC(VIETNAM)CO.,LTD.(ベトナム)、FCC DO BRASIL LTDA.(ブラジル) (非モビリティ事業)主に環境・エネルギー分野等の製品の製造販売およびサービスの提供を行っております。業態主要な会社名 製造販売およびサービスの提供当社、㈱九州エフ・シー・シー、FCC(THAILAND)CO.,LTD.(タイ)、FCC(PHILIPPINES)CORP.(フィリピン)、台灣富士離合器股份有限公司(台湾)、FCC(VIETNAM)CO.,LTD.(ベトナム) [事業系統図] 以上述べた事項を事業系統図によって示すと次のとおりであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等1,487字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針当社グループは、「独創的なアイデアと技術でお客様に喜ばれる製品・サービスを供給することで社会へ貢献する」ことを企業理念の基本方針としております。そのために、「安全と環境に配慮した企業活動を行う」「独創性を生かして積極的に活動する」「常に自己研鑽に励み、改革・改善を行う」「スピーディーかつタイムリーに行動する」「人の和を大切にし、明るい職場をつくる」ことを当社グループの役職員の行動指針としております。 (2) 経営環境、経営戦略及び対処すべき課題等今後の経営環境は、各種政策の効果もあり景気は緩やかな回復が継続することが期待されます。一方、米国における関税や物価上昇、不安定な国際情勢、金融資本市場の変動等の影響による景気下振れリスクに留意する必要があり、先行きの不確実性が高まることも想定されます。中長期では、サステナビリティへの意識の高まりやデジタル技術の進展が今後一層加速することが予想され、「電動化」をはじめとするCASE時代において新たな価値を提供できるよう、会社・事業の変革が求められる状況となっております。このような経営環境の中、当社グループは2026年度を初年度とする第13次中期経営計画を策定いたしました。「第二の創業 未来へ拓く、新たな価値創造へ」の事業方針のもと、事業構造の転換と経営基盤の強化を進め、持続的な企業価値の向上に努めてまいります。 ① 外部環境の変化・足元の状況と当社の対応・クラッチビジネス環境は、外部環境により急速に変化・そのような環境の中、当社はフレキシブルに対応 二輪事業:インド市場に追従 四輪事業:北米のICE・HEV需要高まり ② 目指す事業ポートフォリオ(各事業位置づけ)・各事業の位置づけを明確化し、最適戦略を推進 ③ 財務目標の設定・持続的成長の実現に向け、第13次中計にて創出される資金を戦略的に活用し、2030年度(第13次中期最終年 度)の財務目標ROEは9.0%以上を掲げる ④ 事業別戦略○二輪事業・グローバル市場への全方位対応により、基幹事業の圧倒的シェアを確保し、収益力を強化するとともに、次 の電動化転換に対応可能な強固な事業基盤を構築する ○四輪事業・基幹事業については需要変動に応じたフレキシブル生産体制を構築し、収益力を維持・EV/CASE向け事業化を加速し、業容転換を推進 ○環境エネルギー事業(非モビリティ領域)・コア技術を活かし、社会課題解決(脱炭素・エネルギー創出)に繋がる製品開発を加速・協業を含め、商品開発・販路を拡大し、ポートフォリオ転換を推進 ⑤ 経営基盤強化の概要・将来の企業成長を支える経営基盤の構築を、大きく3つに分類し、事業を推進 ⑥ 財務戦略(キャッシュアロケーション:5か年累計)・財務の健全性を維持しつつ、成長投資へ優先的に資金配分することで、収益力の強化および資本効率の向上・5か年で創出したキャッシュについては、キャッシュポジションが過剰にならないよう、適切に配分 ⑦ サステナビリティ サステナビリティ関連のリスク・機会に対処するためにマテリアリティ(重要なリスク及び機会)を特定しております。詳細については、「第2事業の状況 2サステナビリティに関する考え方及び取組」 に記載しております。課題解決に向けた取り組みを通じて、モビリティ業界および新分野における価値創造を目指してまいります
事業等のリスク1,889字
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。(1) クラッチ製品に特化した事業展開について当社グループは13次中期経営計画で掲げた「第二の創業 未来を拓く、新たな価値創造へ」の事業方針のもと、基幹クラッチ事業における収益力の向上や新規事業創出を進めておりますが、現状、当社グループの事業展開は基幹事業のクラッチ製品に特化しております。クラッチ製品は、内燃機関を動力とする自動車や二輪車等の動力伝達機構を構成する重要な機能部品の一つでありますが、今後、内燃機関を動力としない自動車や二輪車等の普及および内燃機関車の規制と気候変動問題による市場の価値観の変化により、クラッチ製品が不要となる可能性があります。自動車業界は現在、大きな構造変化の時代を迎えております。二輪車用クラッチ、四輪車用クラッチともに当面の成長は見込まれますので、基幹事業を確実に進化させて対応してまいります。また、電動化製品やエネルギーソリューション、環境浄化等をテーマとした新事業開発を積極的に進めてまいります。(2) 特定の産業や取引先への依存について当社グループが製造販売しているクラッチ製品の大半は自動車産業や二輪車産業向けであり、当社グループの業績は、今後の自動車産業や二輪車産業の動向により影響を受ける可能性があります。また、当社グループの売上収益に占めるホンダグループに対する売上収益の割合は当連結会計年度において約36%を占めており、当社グループの業績は、今後のホンダグループの事業戦略や購買政策等により影響を受ける可能性があります。当社グループは、ホンダグループ向けの販売に加え、拡販による新規顧客の獲得に注力し、受注につなげてまいりましたが、引き続き積極的な顧客提案を進めてまいります。(3) 海外展開について当社グループは、日本、米国、アジアを中心にグローバルな事業を展開しております。このため、当社グループの業績は、各国の政治や経済の動向、為替相場の動向、予期しない法律または規則の変更、移転価格税制等の国際税務リスク、災害の発生等により影響を受ける可能性があります。当社グループは、カントリーリスクを的確に把握し低減しながら事業を遂行していくため、海外子会社等を通じて現地の情報収集に努めるとともに、グループ間の相互補完体制を活用しながら適切に対処しております。(4) 競合について世界の自動車産業や二輪車産業における競合環境は非常に厳しくなっております。当社グループは、製品開発から製造、品質保証に至るまで競争力の維持、強化に努めておりますが、今後、何らかの理由により競争力の維持、強化が困難となった場合、市場シェアや収益力が低下する可能性があります。当社グループは、品質、コスト、デリバリーをはじめとする製品競争力の向上によりグローバルシェアの更なる拡大に努めております。(5) 製品の欠陥に対する補償当社グループは、製品の品質には万全を期しておりますが、全ての製品に不具合、欠陥等が発生しないという保証はありません。当社グループが納入した製品の欠陥等に起因して完成車メーカーが大規模なリコール等を行うような事態が発生した場合、多額のコストの発生や、当社グループの評価が重大な影響を受けることにより、当社グループの業績と財政状態に深刻な影響が及ぶ可能性があります。当社グループは、事業活動全体を通じて更なる品質向上を目指し、品質保証体制の強化に取り組んでおります。(6) 災害や地震等による影響当社グループは、自然災害および人的災害の大規模災害等により製造ラインが中断するといった潜在的なリスクを最小化するため、各種の対策を講じておりますが、それらによって全ての影響を防止または軽減できる保証はありません。特に、国内においては当社グループの主要施設は静岡県西部地域に集中しているため、将来、想定されている東海地震・東南海地震が発生した場合、生産設備に甚大な影響を受け、生産能力が著しく低下する可能性があります。当社グループは、大規模災害等の非常時に事業継続を図るべく、リスク対応マニュアル等を整備し、サプライチェーンを含めた事業継続計画(BCP)を構築するなどの対応を行っております。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析4,410字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度における経済状況を概観しますと、緩やかな持ち直しの動きが見られたものの、米国の通商政策や中国経済の先行き懸念に加え、中東情勢の緊迫化や物価上昇等もあり、先行き不透明な状況で推移しました。日本では、景気は足踏みもみられたものの、緩やかな回復基調で推移しました。海外では、米国の景気は堅調な拡大を維持しました。アジアでは、中国の景気は緩やかに減速し、アセアン地域では景気は緩やかな回復基調で推移し、インドでは景気拡大が継続しました。自動車業界におきましては、四輪車市場は、日本の新車販売は通期で前期比微減となりました。また、EV販売が復調する動きもみられました。海外では、米国は回復基調も関税導入前の駆け込み需要があった前期に対し微減、HEV比率は過去最高を更新する動きもありました。中国は、中東情勢悪化に伴うガソリン価格の高騰もあり、電気自動車などの新エネルギー車(NEV)への需要シフトが顕著化しつつあります。また、二輪車市場は、インドで更なる需要拡大、アセアン地域は堅調に推移、国内では前期比微増となりました。このような状況の中、当社グループは、第12次中期経営計画の最終年度として、経営基盤の強化に向けた基幹クラッチ事業の収益最大化と、事業ポートフォリオ転換に向けたEV/CASE領域や非モビリティ分野における新事業開発を積極的に推進してまいりました。以上の結果、当連結会計年度の業績は、インドやブラジルの二輪車用クラッチの販売が増加したこともあり、売上収益は、260,836百万円(前期比1.6%増)となりました。営業利益は、18,927百万円(前期比9.2%増)、税引前当期利益は21,567百万円(前期比7.6%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は18,760百万円(前期比18.3%増)となりました。 各セグメントの業績は次のとおりであります。(二輪事業)円高やベトナムのガソリン二輪車の規制による買い控えの影響があったものの、インドやブラジルの二輪車用クラッチの販売が増加したことより、売上収益は124,691百万円(前期比3.6%増)となりました。営業利益は、製品保証引当金繰入額の計上や中国の生産拠点の集約に伴う引当計上があったことや一部の国での材料費の増加等があったものの、増収効果もあり12,230百万円(前期比1.2%増)となりました。(四輪事業)北米の四輪車用クラッチの販売が増加したものの、円高の影響もあり、売上収益は135,975百万円(前期比0.1%減)となりました。営業利益は、米国関税の影響(△2,158百万円)があったものの、製品保証引当金繰入額の減少や米国の減価償却費の減少などにより、9,156百万円(前期比13.0%増)となりました。(非モビリティ事業)売上収益は169百万円(前期比79.1%増)、営業損益は2,459百万円の営業損失(前期は2,855百万円の営業損失)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ2,864百万円増加し、71,360百万円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は22,779百万円となりました。主な増加の要因は、税引前当期利益21,567百万円、減価償却費及び償却費11,305百万円によるものであります。主な減少の要因は、金融収益及び金融費用2,778百万円、営業債務及びその他の債務の減少額2,873百万円、法人所得税の支払額6,658百万円によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は16,486百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出15,767百万円によるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は7,843百万円となりました。これは主に配当金の支払額8,131百万円によるものであります。③ 生産、受注及び販売の実績イ.生産実績 当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期比(%)二輪事業(百万円)125,232103.6四輪事業(百万円)137,327100.8非モビリティ事業(百万円)169211.5合計(百万円)262,730102.2(注)金額は販売価格によっております。 ロ.受注実績 当連結会計年度の受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)二輪事業126,333104.310,925117.7四輪事業137,250101.912,182111.7非モビリティ事業179189.49-合計263,762103.023,117114.5(注)金額は販売価格によっております。 ハ.販売実績 当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期比(%)二輪事業(百万円)124,691103.6四輪事業(百万円)135,97599.9非モビリティ事業(百万円)169179.1合計(百万円)260,836101.6(注)最近2連結会計年度の主な相手先別販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は、次のとおりであります。相手先前連結会計年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)金額(百万円)割合(%)金額(百万円)割合(%)Ford Motor Company51,65920.152,57420.1General Motors Company23,7479.324,0899.2本田技研工業㈱10,5634.19,9263.8 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において判断したものであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容経営成績の分析(売上収益)当連結会計年度の売上収益は260,836百万円(前期比1.6%増)となりました。インドやブラジルの二輪車用クラッチの販売が増加したこともあり増収となりました。(営業利益)当連結会計年度の営業利益は18,927百万円(前期比9.2%増)となりました。営業利益は、製品保証引当金繰入額の減少や米国の減価償却費の減少、増収効果もあり増益となりました。(税引前当期利益)当連結会計年度の税引前当期利益は21,567百万円(前期比7.6%増)となりました。(親会社の所有者に帰属する当期利益)当連結会計年度の親会社の所有者に帰属する当期利益は、繰延税金資産の増加もあり18,760百万円(前期比18.3%増)となりました。 財政状態の分析(流動資産)当連結会計年度末の流動資産は168,343百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,430百万円増加しました。これは主にその他の金融資産が3,726百万円減少したものの、棚卸資産が3,554百万円、現金及び現金同等物が2,864百万円増加したことによるものであります。(非流動資産)当連結会計年度末の非流動資産は96,009百万円となり、前連結会計年度末に比べ12,714百万円増加しました。これは主に有形固定資産が6,787百万円、その他の金融資産が4,596百万円増加したことによるものであります。(流動負債)当連結会計年度末の流動負債は48,303百万円となり、前連結会計年度末に比べ214百万円減少しました。これは主に引当金が1,850百万円増加したものの、営業債務及びその他の債務が2,663百万円減少したことによるものであります。(非流動負債)当連結会計年度末の非流動負債は9,750百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,496百万円減少しました。これは主に繰延税金負債が1,684百万円、その他の金融負債が1,013百万円減少したことによるものであります。(資本)当連結会計年度末の資本は206,299百万円となり、前連結会計年度末に比べ20,854百万円増加しました。これは主に利益剰余金が10,762百万円、その他の資本の構成要素が10,015百万円増加したことによるものであります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報キャッシュ・フローの状況の分析当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ② キャッシュ・フローの状況」に記載しております。 資本の財源及び資金の流動性についての分析当社グループは、事業活動のための資金を確保する上で、適切な流動性等を勘案しつつ健全なバランスシートを維持することを財務方針としております。運転資金、設備投資、研究開発投資につきましては、主として営業活動によるキャッシュ・フローを源泉とする内部資金および銀行借入により調達しており、現在必要とされる資金水準を十分確保していると判断しております。 ③ 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定によりIFRSに準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 2.作成の基礎 (5) 重要な会計上の見積り及び判断、3.重要性がある会計方針」に記載しております。
サステナビリティに関する考え方及び取組8,933字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)サステナビリティ全般・ガバナンス 当社グループのサステナビリティに関するガバナンス体制は、取締役会が監督し経営会議が業務執行する体制となっております。サステナビリティ関連のリスクと機会については、中期経営計画策定時に抽出し、それに基づき中期経営計画を作成しております。中期経営計画は年次の事業計画に細分化され落し込まれます。年次の事業計画は戦略・施策・目標を定めたもので大区分は、財務、事業(二輪、四輪、非モビリティ)、ものづくり競争力、基礎研究、ESG、人材・業務となっております。① 取締役会(監督側) サステナビリティ関連項目を含む中期経営計画の業務執行は経営会議が主体として行われており、取締役会は当該事項の報告を受けてサステナビリティ関連項目を含む中期経営計画の審議と承認を行っております。また3月の取締役会で次年度の事業計画を承認し、年次の事業計画の実績を四半期毎に年4回審議、監督しております。② 経営会議(執行側) 経営会議は代表取締役社長が議長を務め、執行役員を含む各担当役員から構成されており、サステナビリティ関連項目を含む中期経営計画及び年次の事業計画の作成を統括する責任と権限を有しております。また経営会議では、年次の事業計画の進捗状況について、四半期毎に年4回と必要がある場合は随時開催してモニタリングしております。 ・戦略/指標及び目標 当連結会計年度において、第13次中期経営計画を策定する際に、経営方針・経営戦略等に重要な影響を与えるサステナビリティ関連のリスク・機会に対処するためにマテリアリティ(重要なリスク及び機会)を特定しております。「事業を通じた社会課題の解決」を実現するマテリアリティと「活動を支える経営基盤」を構築するマテリアリティを設定しました。当社グループは、各マテリアリティについての2030年度の目指す姿を特定し、それに紐づいたKPIを設定し、これらの達成に向けて取り組みを進めてまいります。(マテリアリティ) なお、外部環境及び内部環境において最大のリスクは、内燃機関車の規制強化と気候変動問題による市場価値観の変化に伴う基幹クラッチ事業の構造的な売上減少が見込まれる点が挙げられます。さらにそれにまつわる電動化、自動化技術革新への対応遅れによるリスク、また社会及び経済を取り巻く環境におけるリスクが挙げられます。 一方、カーボンニュートラルの実現に向けたEV/CASE関連分野ならびに環境・エネルギー分野は、当社グループにとって重要な事業機会であると認識しております。これらの機会に対応するため、技術開発の推進、人材育成の強化及びデジタル技術の活用に取り組んでおります。 これらの取り組みは、2023年度から2025年度までの第12次中期経営計画において推進してきましたが、2026年度を初年度とする第13次中期経営計画(5年間)においても継続的に取り組む方針としております。 詳細については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載しております。 ・リスク管理① リスク及び機会の抽出 サステナビリティ関連のリスクと機会の抽出は、業界動向、顧客動向、規制動向等の外部環境、経営資源、対応技術等の内部環境の情報をもとに、経営方針を踏まえて中期経営計画立案時に抽出しております。② リスク及び機会の分析評価 抽出されたリスク及び機会について、財務的影響及び事業への影響の観点から分析・評価を行い、当社グループにとってのマテリアリティを設定しております。その結果に基づき、経営戦略を策定し、具体的な施策及び目標値を設定しております。③ リスク及び機会の管理 当該施策の進捗状況と目標値については、中期経営計画から年次の事業計画に細分化し、具体的に落し込んでおります。サステナビリティ関連項目を含む年次の事業計画において、四半期毎に経営会議でモニタリングされ、取締役会へ報告されることで審議及び監督が行われております。 (2)主な取組 気候変動 当社グループは、気候変動をマテリアリティの1つとして設定しており、気候変動に伴うリスク及び機会の把握と対応を通じて、持続可能な社会の実現及び企業価値の向上に取り組んでおります。気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に基づき、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標及び目標」の枠組みに沿った情報開示の充実を図っております。 ・ガバナンス 当社グループにおける気候変動関連の推進体制として、環境管理責任者を委員長とする国内拠点の全社環境保全委員会及び海外拠点の海外環境保全委員会を設置しています。これらの委員会は定期的に開催され、気候変動対応を含む環境領域の中長期目標達成に向けた取り組み、リスクと機会の特定、影響の分析、対応策の推進・モニタリングを行っています。また、「環境保全委員会」を通じて付議・報告される気候関連の重要事項については、必要に応じて年次の事業計画を変更し、経営会議へ報告、取締役会で承認する体制をとっております。さらに、各事業所でも環境マネジメント組織を整備し、全社委員会等で決定された方針や取り組みを反映させ、CO2削減に向けた省エネ、省資源、廃棄物削減活動を目標達成に向けて積極的に推進しています。 取締役会は、気候変動に関連するリスクと機会についての報告を受けて、適切な対応がなされているかを監督しています。 ・戦略 当社グループは、気候変動が事業に及ぼす影響を把握するため、国際エネルギー機関(IEA)及び気候変動に関する政府間パネル(IPCC)が公表する外部シナリオを参照し、シナリオ分析を実施しております。 分析にあたり、自動車産業に関する外部環境の変化も踏まえ、当社グループの長期ビジョン「VISION2035」における事業環境認識と整合を図りながら、複数の将来シナリオを設定しております。具体的には、海外子会社を含む全事業を対象として、移行リスク及び物理的リスクの観点から、「4℃シナリオ(温暖化が進行する世界)」及び「1.5℃シナリオ(低炭素社会へ移行する世界)」の2つのシナリオを想定し、それぞれのシナリオにおけるリスク及び機会を抽出しております。 これらの分析結果を踏まえ、事業への影響評価及び対応策の検討を行い、中長期的な事業戦略へ反映しております。 気候変動のリスクと機会(主に1.5℃/4℃シナリオに至るリスク)区分リスク・機会の種類主なリスク/機会影響度時間軸主な対応具体的な取組み移行リスク政策法規制炭素税や再生可能エネルギー導入などの政策による事業コスト負担増 サプライヤーの環境配慮型原材料への変更・価格転嫁による事業コスト負担増大短~長期サプライヤーを含めた生産・輸送時の脱炭素化の推進 インターナルカーボンプライシング導入検討・生産、輸送などの効率化・脱炭素・低炭素エネルギー利用・高効率設備導入促進・国内外における再エネ・非化石証書・クレジットなどの選択肢情報の収集、検討・サプライヤーを含めた省エネ活動の継続推進・省エネ活性化・省エネ設備導入促進に向けたインターナルカーボンプライシング導入検討 技術技術開発の遅れによる、販売機会の逸失 脱炭素化に向けた設備等の対策コスト負担増大中~長期FCCコア技術を生かし、モビリティ電動化への新たな価値の提供 省エネ設備の導入による脱炭素化の促進 環境配慮設計の促進・二輪EV/CASE事業領域の開発・四輪モータコアSUBモジュール事業領域の開発・次世代モビリティのニーズに応える様々なアルミダイカスト製品の開発・生産省人化・効率化によるエネルギー使用量の最小化・製品・サービス設計時に軽量化、化学物質の使用量低減などの「環境配慮設計」による使用原材料の削減 市場動向LCA対応の遅延による顧客からの需要低下 化石燃料から再生可能エネルギーへの転換による電源及び電力量の確保中中~長期市場動向・顧客要求からLCA観点でのCO2削減対応強化・サプライチェーン全体でのLCA対応の強化、CO2排出量削減にむけた省エネ展開・FCC拠点所在地の地域特性を生かした太陽光発電などクリーンエネルギー・再生可能エネルギーのグローバル導入実施・エネルギーソリューションでカーボンニュートラルへ貢献する製品の拡販 評判気候変動問題への取組みに関する評価や市場の価値観の変化に伴う売上減少中中~長期策定したロードマップの実行及び目標達成状況のモニタリング生産活動に伴う省エネ活動、再生可能エネルギー導入、製品を通じたCO2削減、環境貢献物理的リスク急性・慢性的な物理リスク気候変動や気象災害による事業継続リスク大短~長期各リスク想定からの対応計画の立案・対応強化・工場新設時には洪水被害を念頭に置いて立地条件や設備の配置、気候パターンの変化などを考慮・リスク評価の結果をもとに、製造拠点ごとのリスクに応じた対策を強化・サプライチェーンのBCP強化機会製品サービス市場・電動化の推進による関連製品の需要拡大・カーボンニュートラル達成に向けたCO2などの大気浄化製品のニーズ増加・再生可能エネルギービジネスの拡大・低炭素・省エネルギー製品の需要拡大大中~長期当社のコア技術及び他社との協業による、カーボンニュートラルに貢献する新製品の開発・発電効率が高く、バイオ燃料による発電が可能な改質一体型SOFCの開発・カーボンナノチューブ活用によりバッテリーの高効率化に貢献(導電助剤等)・独自の抄造・塗膜・触媒技術(ハニカム構造)を活かした気体(CO2など)吸着などの大気浄化技術及び熱効率の良い焼成用治具の開発・高効率で長寿命の水処理膜(UF膜/RO膜)の開発・基幹事業で培った接合技術を活かした、異種材接合による車両などの軽量化やサイクルタイム短縮による省エネに貢献する技術の提供 ※影響度大:事業の継続に重大な影響を及ぼし、事業の停止、または大幅な縮小・拡大につながる可能性があるもの中:事業の一部に影響を及ぼす可能性があるもの小:影響が限定的であり、開示対象から除外 ※時間軸短期:1年以内、中期:1年~3年、長期:5年以上 ・リスク管理 当社グループは、ISO14001の環境マネジメントシステムを活用して、気候変動リスクの評価と管理を行っています。これにより、物理的リスク(自然災害など)や移行リスク(規制の変化など)を特定し、適切な対策を講じています。 ・指標及び目標当社グループは、カーボンニュートラルの実現に向けて、事業活動に伴う温室効果ガス(GHG)排出量を、2013年度比で2030年度までに50%削減、2050年にはカーボンニュートラル(実質排出量ゼロ)とすることを目指し、省エネルギー施策の推進や再生可能エネルギー由来電力の導入拡大等を推進しております。当連結会計年度(2025年度)のGHG排出量(Scope1及びScope2)は153,873トンとなり、前連結会計年度(2024年度)の154,606トン(第三者検証受審後の値)に対して約0.5%減少しました。事業活動量が増加する中、省エネルギー施策の推進や再生可能エネルギー由来電力の導入拡大等を進めた結果、GHG排出量は前連結会計年度を下回りました。当社グループは、当該目標の達成に向け、今後もエネルギー効率の向上および再生可能エネルギーの活用拡大等に継続的に取り組んでまいります 2025年度温室効果ガス(GHG)排出量実績区分2025年度実績Scope1※自社での燃料の使用などによる温室効果ガスの直接排出量44,307t-CO2Scope2※自社で他社から供給された電気などの使用による温室効果ガスの間接排出量109,566t-CO2合計(Scope1+2)153,873t-CO2 (注)1.当社グループ基準にて算定しています(国内マーケット基準、海外は一部ロケーション基準にて算定)。今後、排出量実績額は、第三者検証受審予定のため数値が変動する可能性があります。2.当社グループのScope2排出量には、非化石証書や再生可能エネルギー等による削減効果が含まれています。 2025年度温室効果ガス(GHG)削減量実績区分2025年度実績省エネルギー活動における削減5,241t-CO2再生可能エネルギーにおける削減24,852t-CO2施策によるCO2総削減量30,093t-CO2 (3)主な取組 人的資本 当社グループは、人的資本をマテリアリティの1つとして設定しており、持続可能な成長の実現に向け、人的資本の強化を経営戦略の中核と位置付けています。当社は企業理念の行動指針として、「常に自己研鑽に励み、改革・改善を行う」こと、そして「人の和を大切にし、明るい職場をつくる」ことを掲げ、人材育成を企業の持続的成長の源としてきました。 第12次中期経営計画においては、「エンゲージメント向上」「多様性の推進」「人材育成・能力開発」の3つを柱に、人的資本経営の基盤整備を進めてまいりました。これらの基盤を踏まえ、第13次中期経営計画では、事業ポートフォリオの変革と競争力強化を実現するため、人的資本を経営戦略とより一層連動させていきます。事業ポートフォリオの拡充を見据えた人材戦略のもと、事業成長を支える採用・育成・配置を一体的に推進するとともに、多様な人材の働きがいと働きやすさの向上を図り、持続的な成長を支える組織基盤の強化に取り組みます。 また、これらの取り組みの実効性を高めるため、人的資本に関する指標及び目標を整備し、進捗を可視化しながら推進してまいります。 ・戦略■経営戦略に基づいた人材戦略 当社グループでは、第13次中期経営計画において、「基幹事業の深化と新たな事業の柱の創出」、「企業成長を支えるゆるぎない経営基盤の構築」、「持続的な企業価値向上に向けた成長投資と資本効率の改善」、「ESG経営の推進」を経営の4つの重点戦略としております。これに対応するため、人的資本の観点からは、事業の成長領域及び変革領域を支える人材の確保・育成・配置を一体的に推進することを人材戦略としております。 第13次中期経営計画の実現に向け、各事業領域において求められる人材像を明確化しました。具体的には、クラッチ領域における技術進化と開発効率の高度化、EV/
コーポレート・ガバナンスの概要4,707字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、企業理念に立脚し、株主をはじめ顧客、従業員および地域社会等のステークホルダーからの信頼を高め、透明・公正かつ迅速・果断な意思決定を行い、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を図るため、経営の最重要課題の一つとしてコーポレートガバナンスの充実に取り組むこととしております。<企業理念>「わたしたちは、独創的なアイデアと技術でお客様に喜ばれる製品・サービスを提供することで社会へ貢献します。」② 企業統治の体制の概要および当該体制を採用する理由イ. 企業統治の体制の概要当社は、監査等委員会設置会社の機関設計を採用しており、2026年6月22日(有価証券報告書提出日)現在、取締役会は取締役10名(うち、社外取締役5名、議長:代表取締役社長)で構成され、法令に定められた事項および重要な業務執行を決定するとともに、取締役の職務の執行を監督しております。監査等委員会は、監査等委員である取締役4名(うち、社外取締役3名、委員長:常勤監査等委員)で構成され、監査等委員会が定めた監査方針、監査計画および業務分担等に従い、取締役会その他重要な会議へ出席し、業務および財産の状況の調査等を通じて取締役の職務の執行や内部統制システムの整備および運用状況について監査、監督を行っております。会計監査人は、保森監査法人と会社法および金融商品取引法に基づく会計監査について監査契約を締結し、監査を受けております。また、指名・報酬諮問委員会は取締役6名(うち、社外取締役5名、委員長:代表取締役社長)で構成され、取締役の指名や報酬等に係る審議、答申を行っております。 当社は、2026年6月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)6名選任の件」及び「監査等委員である取締役4名選任の件」を上程しており、当該議案が承認可決されると、当社の取締役会は取締役10名(うち、社外取締役5名、議長:代表取締役社長執行役員)、監査等委員会は監査等委員である取締役4名(うち、社外取締役3名、委員長:常勤監査等委員)となります。また、指名・報酬諮問委員会は取締役6名(うち、社外取締役5名、委員長:代表取締役社長執行役員)で構成されます。2026年6月22日(有価証券報告書提出日)現在及び2026年6月23日定時株主総会開催後の会社の機関、内部統制の関係図は次のとおりであります。 (注) 2026年6月22日(有価証券報告書提出日)現在及び2026年6月23日定時株主総会開催後の取締役会および監査等委員会の構成員の氏名は、「(2)役員の状況 ①役員一覧」に記載しております。なお、指名・報酬諮問委員会の構成員は、上記の通りであります。 ロ. 当該体制を採用する理由取締役会の監督機能の強化、経営の健全性・透明性の向上、意思決定の迅速化を図るため、監査等委員会設置会社の機関設計を採用しております。会社の業務に精通した社内取締役および客観的で広範かつ高度な視野を持つ社外取締役によって構成された取締役会によって、取締役の職務の執行を監督しております。また、取締役の指名や報酬等に係る取締役会の機能の独立性、客観性および説明責任を強化するため、指名・報酬諮問委員会を設置しております。当社の事業内容や事業規模等に照らし、現状の体制が適切と判断しております。 ③ 企業統治に関するその他の事項内部統制システムに関する基本方針当社は、取締役会において、会社法に定める業務の適正を確保するための体制について、次のとおり決議しております。 ・当社および当社グループ会社の取締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制取締役および使用人の職務の執行が法令および定款に適合し、社会からの信頼を確保するため、当社グループ全体で共有する企業行動憲章を定めこれを周知徹底する。コンプライアンスを統括するコンプライアンスオフィサーを選任するほか、内部通報制度を設置しコンプライアンスの推進を図る。 ・当社の取締役の職務の執行に係る情報の保存および管理に関する体制情報管理方針および諸規程を定め、取締役の職務執行に係る情報について適切に保存および管理を行う。 ・当社および当社グループ会社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制リスクマネジメントを統括するリスクマネジメントオフィサーを選任し、当社グループの事業活動におけるリスクを識別し、識別したリスクを適切に管理する体制を整備する。当社グループ全体の経営上の重要事項については、当社の取締役会においてリスクを評価し、対応を決定する。 ・当社および当社グループ会社の取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制当社の取締役会は3ヶ月に1回以上開催するほか、必要に応じて臨時に開催し、法令に定められた事項および重要な業務執行を決定するとともに、取締役の職務の執行を監督する。経営会議等の会議および執行役員制度の活用により、経営の意思決定の迅速化および効率化を図る。中期経営計画および年度事業計画を策定し、当社グループ全体の業務執行の進捗管理を行うとともに経営資源の有効活用を図る。職務執行規程等において、職務分掌、指揮命令系統その他組織に関する基準を定める。 ・当社グループ会社の当社への報告に関する体制その他当社および当社グループ会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制当社は、当社グループ会社の事業規模および重要性等を踏まえて適正に管理するため、企業行動憲章、グループ方針、グループガイドラインおよび諸規程を定める。当社は、当社グループ会社に対して当社への定期的な報告を義務づけるほか、一定の重要事項について速やかに報告させる体制を整備する。当社の監査部は、当社および当社グループ会社の監査を定期または必要に応じて実施する。 ・当社の監査等委員会の職務を補助すべき取締役および使用人に関する事項当社は、監査等委員会の職務を補助する組織として監査部を置く。監査部への指揮命令権は監査等委員会に属するものとし、監査部の使用人の任命、解任、人事異動および賃金等の改定については監査等委員会の同意を得たうえで取締役会が決定する。なお、監査等委員会の職務を補助すべき取締役は置かないものとする。 ・当社の監査等委員会への報告に関する体制監査等委員会は取締役会その他重要な会議に出席するほか、必要に応じて当社および当社グループ会社の取締役および使用人に対して報告を求めることができる。監査等委員会から報告を求められた場合、迅速かつ適切な報告を行う。内部通報制度を設置し、監査等委員会への適切な報告体制を確保する。内部通報制度に関する運用規程において、報告者が不利な取扱いを受けないよう体制を整備する。 ・当社の監査等委員の職務の執行について生ずる費用または債務の処理に係る方針に関する事項当社は、監査等委員会がその職務の執行について必要な費用の請求をした場合、速やかに当該費用を処理する。監査等委員会は、職務の執行上必要と認める費用について、あらかじめ予算計上しておく。ただし、緊急または臨時に支出した費用については、事後、当社に償還を請求することができる。 ・その他当社の監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制監査等委員会は代表取締役、取締役および会計監査人と定期または必要に応じて意見交換を行う。監査等委員会は監査部との連携を密にし、実効的な監査を行う。 責任限定契約の内容の概要当社と社外取締役および監査等委員である取締役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、会社法第425条第1項に定める最低責任限度額としております。 役員等賠償責任保険契約の内容の概要当社は、保険会社との間で会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を締結しており、保険料は全額当社が負担しております。当該保険契約の内容の概要は、被保険者がその職務の執行に関し責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害を当該保険契約により保険会社が填補するものであり、1年毎に契約更新しております。次回更新時には同内容での更新を予定しております。 取締役会で決議できる株主総会決議事項・剰余金の配当等の決定機関当社は、株主への機動的な利益還元を可能にするため、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項について、法令に別段の定めがある場合を除き、取締役会の決議により定めることができる旨定款に定めております。・取締役の責任免除当社は、取締役が期待される役割を十分発揮する環境を整えるため、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議によって、会社法第423条第1項の取締役(取締役であった者を含む。)の損害賠償責任を法令の限度において免除することができる旨定款に定めております。 取締役の定数当社の取締役は12名以内とし、そのうち監査等委員である取締役は5名以内とする旨定款に定めております。 取締役の選任の決議要件当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めております。また、取締役の選任決議は累積投票によらないものとする旨定款に定めております。 株主総会の特別決議要件当社は、株主総会の円滑な運営を行うことを目的に、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。 取締役会の活動状況当事業年度において当社は取締役会を9回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。氏名開催回数出席回数斎藤 善敬9回9回鈴木 一人9回9回向山 敦浩9回9回中谷 賢史9回9回腰塚 國博9回9回小林 和徳9回9回坪井 彰9回8回杉山 一統9回9回山本真由美9回9回河島 多恵9回9回 取締役会における具体的な検討内容として、取締役の職務の執行状況、コンプライアンス、リスクマネジメントおよびグループ会社の体制等に関する監督を行いました。第12次中期経営計画については、サステナビリティ関連項目を含む年次事業計画に掲げられた目標の達成に努めるとともに、その進捗状況を取締役会において定期的に報告しております。また、2026年度を初年度とする第13次中期経営計画を策定するなどの取組みを実施いたしました。なお、政策保有株式の保有の適否を検証しております。 指名・報酬諮問委員会の活動状況当事業年度において当社は指名・報酬諮問委員会を6回開催しており、個々の委員の出席状況については次のとおりであります。氏名開催回数出席回数斎藤 善敬6回6回腰塚 國博6回6回小林 和徳6回6回杉山 一統6回6回山本真由美6回6回河島 多恵6回6回 指名・報酬諮問委員会における具体的な検討内容として、株主総会に付議する取締役の選任議案の原案の作成や役員報酬制度の見直し等を行いました。
役員の報酬等6,259字
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針の内容及び決定方法ア.当事業年度における役員の報酬制度取締役の個人別の報酬等の内容の決定に関する方針は次のとおりであります。1.基本方針当社の取締役の報酬は、持続的な成長に向けた健全かつ適切なインセンティブとして機能するよう、業績や株主利益と連動した報酬体系とし、個々の取締役の報酬の決定に際しては各職責等を踏まえた適正な水準とすることを基本方針とする。取締役(社外取締役および監査等委員である取締役を除く。)の報酬は、基本報酬、個人評価報酬、業績連動賞与および株式報酬により構成し、社外取締役および監査等委員である取締役の報酬は、その職務に鑑み、基本報酬のみとする。2.基本報酬基本報酬は、現金による月額の固定報酬とし、役位、職責および他社の水準等を総合的に勘案して決定するものとする。3.個人評価報酬および業績連動賞与個人評価報酬は、個々の取締役の業績貢献度による定性的評価等に基づく現金報酬とし、翌年度の基本報酬に加算して月額で支給する。業績連動賞与は、事業年度ごとの業績向上に対する意識を高めるため業績指標(KPI)を反映した現金報酬とし、各事業年度の連結事業利益に応じて算出された額を賞与として毎年一定の時期に支給する。なお、特段の勘案すべき要素があった場合には指名・報酬諮問委員会で審議する。4.株式報酬株式報酬は、株主との価値共有を進めることを目的に、退任時までの譲渡制限を付した普通株式(譲渡制限付株式)を毎年一定の時期に付与する。5.報酬の割合当社の事業規模や関連する業種・業態に属する企業をベンチマークとする報酬水準等を踏まえ、指名・報酬諮問委員会において検討を行う。報酬等の種類別の割合の目安は、標準時で基本報酬:個人評価報酬:業績連動賞与:株式報酬=65:10:10:15とする。6.報酬等の内容の決定方法役員報酬に関する事項は、その妥当性や決定プロセスの客観性、透明性を確保するため、社外取締役が過半数で構成する指名・報酬諮問委員会における答申を受け、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬は、株主総会で承認された限度額の範囲において、取締役会決議により決定する。監査等委員である取締役の報酬は、株主総会で承認された限度額の範囲において、監査等委員である取締役の協議により決定する。個人別の報酬額については取締役会決議に基づき代表取締役社長がその具体的内容について委任を受けるものとし、代表取締役社長は、指名・報酬諮問委員会の答申を踏まえて決定する。 当社は、指名・報酬諮問委員会の答申を受け、取締役会において上記の方針を決議しております。また、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬について、指名・報酬諮問委員会からの答申が尊重されていることを確認しており、報酬等の内容および決定方法が方針に沿うものであると判断しております。なお、当事業年度は指名・報酬諮問委員会を6回開催しました。指名・報酬諮問委員会は、外部調査機関による役員報酬調査データを参照し、当社の事業規模等を勘案のうえ審議・答申を行いました。 業績連動賞与業績連動賞与の業績指標は、事業から創出した利益を適正に反映する連結事業利益としております。支給額決定のための目標は設定しておりませんが、当事業年度の実績は18,595百万円です。なお、2026年3月期の法人税法第34条第1項第3号に定める業績連動給与に該当する業績連動賞与を次のとおり支給するものとします。・支給対象者法人税法第34条第1項第3号の「業務執行役員」に該当する取締役および常務執行役員とします。社外取締役および監査等委員である取締役は除きます。・算定方法各役位における具体的な算定方法は次のとおりとします。ただし、連結事業利益が60億円を超えない場合には支給額を0とします。代表取締役社長(連結事業利益-60億円)×0.115% 専務取締役(連結事業利益-60億円)×0.06517%常務取締役(連結事業利益-60億円)×0.05367% 常務執行役員(連結事業利益-60億円)×0.03833%(注)1.法人税法第34条第1項第3号イに規定する「利益の状況を示す指標」は、2026年3月期の「連結事業利益」とします。2.上記算式に使用する「連結事業利益」は、連結損益計算書の「売上総利益-販売費及び一般管理費」とします。3.上記算式に使用する「連結事業利益」は当該支給額を損金経理する前の金額とします。4.上記算式に基づく支給額は、10千円未満切捨てとします。・確定額法人税法第34条第1項第3号イ(1)に規定する「確定額」は、50百万円を限度とします。・その他やむを得ない事情により期中に退任した場合の支給額は、職務執行期間を満了した場合の支給額を計算し、その金額を在籍月数によって按分計算したものとします(10千円未満切捨て)。なお、月数は暦に従って計算し、1月に満たない端数が生じた場合には、1月に切上げて計算します。 株式報酬譲渡制限付株式報酬制度の概要は次のとおりです。対象者取締役(監査等委員である取締役を除く。)株式報酬枠年額100百万円以内 年5万株以内払込金額各取締役会決議の日の前営業日における東京証券取引所における当社の普通株式の終値を基礎として、対象取締役に特に有利とならない範囲において取締役会にて決定譲渡制限期間当社の取締役その他当社の取締役会で定める地位を退任または退職する日までの期間譲渡制限の解除条件譲渡制限期間が満了した時点をもって解除ただし、当社の取締役会が正当と認める理由により退任または退職した場合、譲渡制限を解除当社による無償取得法令、社内規則または本割当契約の違反その他当該株式を無償取得することが相当である事由として当社取締役会で定める事由に該当した場合、当社が無償取得する イ.2026年度以降の役員の報酬制度当社の持続的な成長と企業価値向上の取組みをさらに進めることを目的に、2026年度以降の役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針を以下の通り定めております。1.基本方針当社の取締役の報酬は、持続的な成長に向けた健全かつ適切なインセンティブとして機能するよう、業績や株主利益と連動した報酬体系とし、個々の取締役の報酬の決定に際しては各職責等を踏まえた適正な水準とすることを基本方針とする。取締役(社外取締役および監査等委員である取締役を除く。)の報酬は、基本報酬、個人評価報酬、業績連動賞与および株式報酬により構成し、社外取締役および監査等委員である取締役の報酬は、その職務に鑑み、基本報酬のみとする。2.基本報酬基本報酬は、現金による月額の固定報酬とし、役位に応じた報酬を基本に、取締役としての職責を踏まえた取締役加算および代表取締役としての職責を踏まえた代表加算から構成する。これらの水準については、役位、職責および他社の水準等を総合的に勘案して決定するものとする。3.個人評価報酬および業績連動賞与個人評価報酬は、個々の取締役の業績貢献度による定性的評価等に基づく現金報酬とし、毎年一定の時期に支給する。業績連動賞与は、事業年度ごとの業績向上に対する意識を高めることを目的として業績指標(KPI)を反映した現金報酬とし、各事業年度の連結売上収益、連結事業利益および連結ROEに応じて算出された額を賞与として毎年一定の時期に支給する。なお、特段の勘案すべき要素があった場合には指名・報酬諮問委員会で審議する。4.株式報酬株式報酬は、株主との価値共有を進めることを目的に、退任時までの譲渡制限を付した普通株式(譲渡制限付株式)を毎年一定の時期に付与する。5.報酬の割合当社の事業規模や関連する業種・業態に属する企業をベンチマークとする報酬水準等を踏まえ、指名・報酬諮問委員会において検討を行う。業務執行を担う取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬等の種類別の割合の目安は、次のとおりとする。役位構成比率(業績標準時)の目安基本報酬:個人評価報酬:業績連動賞与:株式報酬取締役 社長執行役員取締役 専務執行役員取締役 常務執行役員60:10:10:20取締役 上席執行役員取締役 執行役員70:10:10:10 6.報酬等の内容の決定方法役員報酬に関する事項は、その妥当性や決定プロセスの客観性、透明性を確保するため、社外取締役が過半数で構成する指名・報酬諮問委員会における答申を受け、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬は、株主総会で承認された限度額の範囲において、取締役会決議により決定する。監査等委員である取締役の報酬は、株主総会で承認された限度額の範囲において、監査等委員である取締役の協議により決定する。個人別の報酬額については、取締役会決議に基づき代表取締役社長執行役員がその具体的内容について委任を受けるものとし、代表取締役社長執行役員は、指名・報酬諮問委員会の答申を踏まえて決定する。 当社は、指名・報酬諮問委員会の答申を受け、取締役会において上記の方針を決議しております。また、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬について、指名・報酬諮問委員会からの答申が尊重されていることを確認しており、報酬等の内容および決定方法が方針に沿うものであると判断しております。 業績連動賞与業績連動賞与の業績指標は、事業から創出した成果を適正に反映することを目的として、「連結事業利益」を主な指標としつつ、中期経営計画において重視する経営指標である「連結売上収益」および「ROE(自己資本利益率)」も勘案して設定しております。2027年3月期の法人税法第34条第1項第3号に定める業績連動給与に該当する業績連動賞与を次のとおり支給するものとします。・支給対象者取締役とし、当該取締役は法人税法第34条第1項第3号に記載される業務執行役員です。社外取締役および監査等委員である取締役は除きます。・算定方法賞与額は、連結売上収益、連結事業利益、ROE(自己資本利益率)の実績値に基づき次の算定式により決定します。賞与支給額=連結売上収益連動部分+連結事業利益連動部分+ROE連動部分 連結売上収益連動部分 =(連結売上収益実績値―2,210億円)×1/100,000×連結売上収益支給係数 連結事業利益連動部分=(連結事業利益実績値―152億円)×1/10,000×連結事業利益支給係数 ROE連動部分 =(ROE実績値―5.8%)×10,000,000×ROE支給係数支給係数は次のとおりです。 連結売上収益支給係数連結事業利益支給係数ROE支給係数取締役 社長執行役員5.47705.584411.2422取締役 専務執行役員3.30773.37266.7895取締役 常務執行役員2.36932.41574.8632取締役 上席執行役員1.89241.92953.8843取締役 執行役員1.68931.72243.4674 (注)1.法人税法第34条第1項第3号イに規定する「利益の状況を示す指標」は、2027年3月期の「連結売上収益」、「連結事業利益」、「ROE(自己資本利益率)」とします。2.上記算式に使用する「連結事業利益」は、連結損益計算書の「売上総利益-販売費及び一般管理費」とします。3.上記算式に使用する「連結事業利益」は当該支給額を損金経理する前の金額とします。4.上記算式に基づく支給額は、10千円未満切捨てとします。 5.各業績連動指標について、実績値が上限値を上回る場合は上限値を、実績値が下限値を下回る場合は下限値を、それぞれ当該指標の実績値として算定します。業績連動指標下限値上限値連結売上収益2,210億円2,990億円連結事業利益152億円254億円ROE(自己資本利益率)5.8%9.6% ・確定額法人税法第34条第1項第3号イ(1)に規定する「確定額」は、50百万円を限度とします。・その他やむを得ない事情により期中に退任した場合の支給額は、職務執行期間を満了した場合の支給額を計算し、その金額を在籍月数によって按分計算したものとします(10千円未満切捨て)。なお、月数は暦に従って計算し、1月に満たない端数が生じた場合には、1月に切上げて計算します。 株式報酬譲渡制限付株式報酬制度の概要は次のとおりです。対象者取締役(監査等委員である取締役を除く。)株式報酬枠年額100百万円以内 年5万株以内払込金額各取締役会決議の日の前営業日における東京証券取引所における当社の普通株式の終値を基礎として、対象取締役に特に有利とならない範囲において取締役会にて決定譲渡制限期間当社の取締役その他当社の取締役会で定める地位を退任または退職する日までの期間譲渡制限の解除条件譲渡制限期間が満了した時点をもって解除ただし、当社の取締役会が正当と認める理由により退任または退職した場合、譲渡制限を解除当社による無償取得法令、社内規則または本割当契約の違反その他当該株式を無償取得することが相当である事由として当社取締役会で定める事由に該当した場合、当社が無償取得する ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(人)基本報酬個人評価報酬業績連動賞与株式報酬取締役(監査等委員である取締役を除く。)2041261734256(うち社外取締役)(14)(14)(-)(-)(-)(2)取締役 監査等委員3636---4(うち社外取締役)(18)(18)(-)(-)(-)(3)合計24016217342510(うち社外取締役)(32)(32)(-)(-)(-)(5)(注)1.取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬等の額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれておりません。2.業績連動賞与は支給予定額を記載しております。3.株式報酬は当事業年度の費用計上額を記載しております。4.取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬額は、2021年6月22日開催の第91回定時株主総会において年額300百万円以内(ただし、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まない。)、譲渡制限付株式の付与のための報酬額は年額100百万円以内と決議いただいております(当該定時株主総会終結時の員数は3名)。5.監査等委員である取締役の報酬額は、2016年6月22日開催の第86回定時株主総会において年額90百万円以内と決議
従業員の状況2,269字
(2)【従業員の状況】(1)連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)二輪事業4,631(4,322)四輪事業3,012(318)非モビリティ事業161(39)報告セグメント計7,804(4,679)合計7,804(4,679)(注)従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。 (2)提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年令(才)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)1,017(269)44.619.87,703,5804.3 セグメントの名称従業員数(人)二輪事業429(137)四輪事業427(93)非モビリティ事業161(39)報告セグメント計1,017(269)合計1,017(269)(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与および基準外賃金を含んでおります。 (3)労働組合の状況提出会社および一部の連結子会社で労働組合が結成されておりますが、労使関係については特記すべき事項はありません。 (4)管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異① 提出会社当事業年度補足説明管理的地位にある労働者にに占める女性労働者の割合(%) (注)1.男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2.労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者2.5100.075.877.570.8 (注)1.(1) 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。(2) 当社における管理的地位にある労働者に占める女性の割合が低い背景には、これまで男性比率が高い技術系学生を中心に採用してきた経緯があり、その結果として女性が当社に応募する動機付けが十分でなかったことが挙げられます。また、人材登用の方向性や業務プロセスにおいて、女性のキャリアパスが十分に構築されてこなかったことも影響しています。2026年3月末時点で、全従業員に占める女性の割合は11.8%、管理的地位にある労働者に占める女性の割合は2.5%となっており、2025年3月末時点の管理的地位にある労働者に占める女性の割合1.9%からは改善が見られるものの、さらなる向上が課題となっています。こうした背景を踏まえ、当社では、女性の採用促進およびキャリア形成支援に注力しております。具体的には、採用活動において女性学生向けの座談会を開催し、当社での働き方やキャリア形成の可能性を積極的に発信しています。また、女性の中核人材育成を目的とした教育研修の充実、キャリアパスの明確化、外部専門機関との連携による多様性推進施策を導入し、組織全体の人的資本の向上に取り組んでおります。(3) 男女間の賃金の額に差異が生じている要因として、管理的地位にある労働者に占める女性比率が全体の女性労働者の割合と比較して低いことに加え、育児短時間勤務制度を利用する従業員の多くが女性であることが挙げられます。一方で、当社の給与規定には性差がなく、同等の資格・等級レベルや職務内容においては、人事制度上、男女間の賃金格差が生じることはありません。今後、当社ではライフイベントとキャリアの両立を支援する仕組みを強化し、多様な働き方を選択した場合でも能力と成果に応じた公平な評価が受けられる環境を整備してまいります。その一環として、2025年4月より、マルチシフト制度の取得事由を拡充するとともに、育児短時間勤務の対象年齢を「小学校3年生まで」から「中学卒業まで」へと拡大しました。さらに、看護休暇の取得を促進するための制度拡充も行い、育児や家庭の事情に柔軟に対応できる環境を整えることで、性別を問わず働きやすい職場の実現を目指してまいります。2. 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 ② 連結子会社当事業年度補足説明名称管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合 (%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者 全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者(株)九州エフ・シー・シー0.0100.0100.0-(注)1.85.388.870.6 (注)1.(1) 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。(2) 国内子会社においても、当社と同様に、これまで男性比率が高い技術系学生を中心に採用してきた背景があり、女性の応募動機の不足やキャリアパスの構築が十分でなかったことが管理的地位にある労働者に占める女性比率の低さの要因となっています。また、男女間の賃金差についても、管理的地位にある労働者に占める女性の割合が低いこと、育児短時間勤務制度を利用する従業員の多くが女性であることが影響している点は、当社と共通しております。
関係会社の状況2,509字
4【関係会社の状況】名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)(注)3関係内容<連結子会社> ㈱九州エフ・シー・シー熊本県宇城市百万円30二輪事業四輪事業非モビリティ事業100当社製品の部品並びに製品の製造。土地の賃貸あり。天龍産業㈱静岡県磐田市百万円22.5二輪事業四輪事業80.67二輪・四輪車及び汎用機用部品の購入。㈱フリント福岡県遠賀郡岡垣町百万円10二輪事業四輪事業100同社製品の購入。資金援助あり。FCC(North America),INC.(注)2米国インディアナ州百万米ドル42.8米国における子会社の統括100役員の兼任あり。FCC(INDIANA),LLC(注)2、(注)4米国インディアナ州百万米ドル17.8四輪事業100(100)当社製品、部品及び原材料の販売。同社製品及び部品の購入。FCC(North Carolina),LLC(注)2米国ノースカロライナ州百万米ドル10二輪事業四輪事業100(100)当社製品、部品及び原材料の販売。同社製品及び部品の購入。FCC(Adams),LLC(注)2、(注)4米国インディアナ州百万米ドル15四輪事業100(100)当社製品、部品及び原材料の販売。同社製品及び部品の購入。FCC AUTOMOTIVE PARTS DE MEXICO,S.A.DE C.V.(注)2メキシコサンルイスポトシ州百万メキシコペソ1,000四輪事業100(45.30)当社製品、部品及び原材料の販売。資金援助あり。FCC(THAILAND)CO.,LTD.タイバンコック市百万タイバーツ60二輪事業四輪事業非モビリティ事業100(0.07)当社製品、部品及び原材料の販売。同社製品及び部品の購入。役員の兼任あり。FCC(PHILIPPINES)CORP.(注)2フィリピンラグナ州百万フィリピンペソ200二輪事業四輪事業非モビリティ事業100当社製品、部品及び原材料の販売。同社製品及び部品の購入。役員の兼任あり。愛富士士(中国)投資有限公司(注)2中国、四川省百万米ドル30中国における子会社の統括100役員の兼任あり。成都永華富士離合器有限公司(注)2中国、四川省百万米ドル45二輪事業四輪事業100(82.22)当社製品、部品及び原材料の販売。同社製品及び部品の購入。役員の兼任あり。上海中瑞・富士離合器有限公司(注)2中国、上海市百万米ドル9.8二輪事業100当社製品、部品及び原材料の販売。同社製品及び部品の購入。役員の兼任あり。佛山富士離合器有限公司(注)2中国、広東省百万米ドル28四輪事業100(61.43)当社製品、部品及び原材料の販売。同社製品及び部品の購入。役員の兼任あり。台灣富士離合器股份有限公司(注)2台湾、台南市百万ニュータイワンドル195二輪事業非モビリティ事業70(15)当社製品、部品及び原材料の販売。同社製品及び部品の購入。役員の兼任あり。 名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)(注)3関係内容FCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED(注)2、(注)4インドハリヤナ州百万インドルピー3,875二輪事業四輪事業100当社製品、部品及び原材料の販売。同社製品及び部品の購入。役員の兼任及び資金援助あり。PT. FCC INDONESIA(注)2、(注)4インドネシアカラワン県百万米ドル11二輪事業四輪事業100(0.55)当社製品、部品及び原材料の販売。同社製品及び部品の購入。役員の兼任あり。PT. FCC PARTS INDONESIAインドネシアカラワン県百万米ドル0.3二輪事業100(100)当社製品、部品及び原材料の販売。同社製品及び部品の購入。FCC(VIETNAM)CO.,LTD.(注)2ベトナムハノイ市百万米ドル25二輪事業四輪事業非モビリティ事業100当社製品、部品及び原材料の販売。同社製品及び部品の購入。役員の兼任あり。FCC DO BRASIL LTDA.(注)2ブラジルアマゾナス州百万レアル31.6二輪事業四輪事業100当社製品、部品及び原材料の販売。同社製品及び部品の購入。役員の兼任及び資金援助あり。<その他の関係会社> 本田技研工業㈱(注)5東京都港区百万円86,067各種自動車並びに内燃機関の製造・販売(被所有)22.49当社製品の販売並びに原材料及び部品の購入。(注)1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。2.特定子会社に該当しております。3.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数になっております。4.FCC(INDIANA),LLC、FCC(Adams),LLC、PT. FCC INDONESIAおよびFCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITEDは、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が100分の10を超えております。主要な損益情報等・FCC(INDIANA),LLC(1)売上高44,384百万円(2)税引前利益2,509百万円(3)当期純利益2,326百万円(4)純資産額23,597百万円(5)総資産額32,486百万円・FCC(Adams),LLC(1)売上高62,943百万円(2)税引前利益7,223百万円(3)当期純利益5,620百万円(4)純資産額26,012百万円(5)総資産額33,484百万円・PT. FCC INDONESIA(1)売上高34,874百万円(2)税引前利益1,516百万円(3)当期純利益1,358百万円(4)純資産額16,686百万円(5)総資産額22,637百万円・FCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED(1)売上高44,625百万円(2)税引前利益3,101百万円(3)当期純利益2,309百万円(4)純資産額9,739百万円(5)総資産額24,831百万円5.有価証券報告書を提出しております。6.上記のほか、関係会社が3社あります。
配当政策643字
3【配当政策】当社は、株主に対する利益還元を経営の最重要課題の一つとして位置づけ、将来の成長のために必要な設備投資や研究開発を行い、会社の競争力を維持、強化することで企業価値の向上に努めるとともに、連結業績や配当性向等を総合的に勘案し、安定した配当を継続していくことを基本方針としております。当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。当事業年度の配当につきましては、上記方針に基づき1株当たり194円の配当(うち中間配当67円)を実施することを決定いたしました。この結果、当事業年度の連結配当性向は50.1%となりました。また、2026年5月13日に公表した「第13次中期経営計画(2027年3月期~2031年3月期)」では、連結配当性向50%またはDOE(株主資本配当率)3.5%のいずれか高い方を目標とするとともに、機動的な自己株式の取得を行うことを目標として掲げております。内部留保資金につきましては、将来の事業拡大に向けた投資等に活用してまいります。なお、2021年6月22日開催の第91回定時株主総会において、会社法第459条第1項の規定に基づき、剰余金の配当等を取締役会の決議によって行うことができる旨の定款変更を行っております。当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年11月5日3,24567取締役会決議2026年5月13日6,151127取締役会決議
研究開発活動996字
6【研究開発活動】当社グループの研究開発活動は、輸送機器の機能部品メーカーとして顧客ニーズを捉え、独創的なアイデアと技術で性能の優れた製品を供給することを基本方針に、二輪車・四輪車用クラッチおよび汎用機用クラッチの摩擦材に関する基礎研究から生産技術を含むコンポーネントとしてのクラッチの研究開発を進めております。また、既存製品の改良および摩擦材を含めたクラッチの製造で蓄積された技術を活かし、多孔質ファイバー触媒シート(ペーパー触媒)の研究とその応用としてエンジンの排ガス浄化用ペーパー触媒の研究開発を行ってまいりました。現在は、クラッチ以外の事業分野への展開を目指し、電動化製品やエネルギーソリューション、環境浄化等をテーマとした新事業開発に積極的に取り組んでおります。当連結会計年度の研究開発費の総額(開発資産として資産計上したものを含む)は8,513百万円となりました。 当連結会計年度におけるセグメント別の研究開発費は次のとおりであります。 (二輪事業)基幹クラッチ事業では、モーターサイクル用湿式摩擦材、スクーター用乾式摩擦材の研究開発を骨格に、クラッチの操作性を含む商品性向上およびコスト低減のための研究開発を行っております。新規事業では、EV/CASE領域において、モータコア等の電動基幹部品やモータASSY、PCU、e-Axle等の電動パワーユニットの研究開発を行っております。また、デジタルソリューション活用によるコネクテッド・サービス等の更なる付加価値となる研究開発を行っております。二輪事業に係る研究開発費は2,522百万円となりました。 (四輪事業)基幹クラッチ事業では、オートマチックトランスミッション、CVTおよびハイブリッド用の湿式摩擦材の研究開発を骨格に、小型軽量化、低コスト化及び燃費向上に寄与するクラッチの研究開発を行っております。新規事業では、EV/CASE領域において、モータコアSUBモジュールの事業化に向けた研究開発やアルミダイキャストを中心とした熱マネジメントの研究開発を行っております。四輪事業に係る研究開発費は3,483百万円となりました。 (非モビリティ事業)環境分野では水と大気の浄化、循環システムに繋がる製品、エネルギー分野では燃料電池や触媒等の研究開発を行っております。非モビリティ事業に係る研究開発費は2,508百万円となりました。
主要な設備の状況1,552字
2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。(1)提出会社2026年3月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計浜北工場(静岡県浜松市浜名区)二輪事業四輪事業クラッチおよびEV関連製品の製造設備1,0491,429534(26,216)1,5704,584144[18]渡ケ島工場(静岡県浜松市天竜区)二輪事業四輪事業クラッチおよびEV関連製品の製造設備1,332894766(61,268)1003,094172[37]鈴鹿工場(三重県鈴鹿市)二輪事業四輪事業クラッチ製造設備1,6497281,228(50,477)563,663149[69]技術研究所(静岡県浜松市浜名区)二輪事業四輪事業非モビリティ事業試験機及び測定機器494552216(12,093)5581,821178[101] (2)国内子会社2026年3月31日現在 会社名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計㈱フリント(福岡県遠賀郡岡垣町)二輪事業四輪事業EV関連製品の金型製造設備6885550(28,704)231,26751[6] (3)在外子会社2026年3月31日現在 会社名所在地セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計FCC(INDIANA),LLC米国インディアナ州四輪事業クラッチ製造設備1,5381,262117(246,263)2563,174491[14]FCC(North Carolina),LLC米国ノースカロライナ州二輪事業四輪事業クラッチ製造設備2,86714945(366,274)353,098228[12]FCC(Adams),LLC米国インディアナ州四輪事業クラッチ製造設備3,9092,50474(161,880)5147,002451[18]FCC AUTOMOTIVE PARTS DE MEXICO,S.A.DE C.V.メキシコサンルイスポトシ州四輪事業クラッチ製造設備829260105(81,837)371,233343FCC(THAILAND)CO.,LTD.タイバンコック市二輪事業四輪事業クラッチ製造設備302587913(87,890)3022,105440[335]FCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITEDインドハリヤナ州二輪事業四輪事業クラッチおよびEV関連製品の製造設備9922,591542(114,619)2,3066,432754[3,177]PT. FCC INDONESIAインドネシアカラワン県二輪事業四輪事業クラッチ製造設備5621,745-(72,812)5132,8211,139[617]FCC(VIETNAM)CO.,LTD.ベトナムハノイ市二輪事業四輪事業クラッチ製造設備7212,155-(45,816)7463,6221,214[68]佛山富士離合器有限公司中国広東省四輪事業クラッチおよびEV関連製品の製造設備1,0762,911-(59,108)4314,419269[40] (注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、使用権資産及び無形資産であり、建設仮勘定を含んでおります。なお、金額には消費税等を含んでおりません。2.FCC(North Carolina),LLCの土地366,274㎡のうち、11,266㎡は賃借によるものであります。3.従業員数の[ ]は、期末臨時従業員数を外書しております。
監査の状況2,288字
(3)【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況2026年6月22日(有価証券報告書提出日)現在の当社の監査等委員会は、監査等委員である取締役4名(うち、社外取締役3名、委員長:常勤監査等委員)で構成されております。なお、2026年6月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「監査等委員である取締役4名選任の件」を上程しており、当該議案が承認可決されると、杉山一統氏が退任、柴山和俊氏が新たに選任され、当社の監査等委員である取締役は4名(うち、社外取締役3名、委員長:常勤監査等委員)となる予定です。当事業年度において当社は監査等委員会を12回開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次のとおりであります。氏名開催回数出席回数坪井 彰12回11回杉山 一統12回12回山本真由美12回12回河島 多恵12回12回 監査等委員会における具体的な検討事項は、監査の方針、監査計画、内部統制システムの整備および運用状況、会計監査人の監査の方法および結果の相当性等であります。監査等委員会の活動として、監査等委員会が定めた監査方針、監査計画および業務分担等に従い、取締役会その他重要な会議へ出席し、業務および財産の状況の調査等を通じて取締役の職務の執行や内部統制システムの整備および運用状況について監査、監督を行っております。また、代表取締役、取締役および会計監査人と定期または必要に応じて意見交換を行い、監査部と連携を図ることで監査の実効性を確保する体制としております。当社は、情報収集の充実を図り監査等委員会の実効性向上を図るため、常勤の監査等委員を選定しております。なお、社外取締役の山本真由美氏は公認会計士の資格、社外取締役に選任予定の柴山和俊氏は公認会計士・税理士の資格を有しており、財務および会計に関する相当程度の知見を有するものであります。 ② 内部監査の状況当社は、監査等委員会の職務を補助する組織として監査部を置いております。監査部への指揮命令権は監査等委員会に属するものとし、監査部の使用人の任命、解任、人事異動および賃金等の改定については監査等委員会の同意を得たうえで取締役会が決定することとしております。監査部は、業務の有効性および効率性、財務報告の信頼性、事業活動に関わる法令等の遵守、資産の保全を目的に、当社グループ全体の内部統制の整備および運用状況について監査を行っております。現在、部長を含む人員は9名であり、監査等委員会と連携を図りながら定期および不定期監査を実施しております。内部監査の実効性を確保するための取組みとして、監査部は代表取締役へ内部監査報告をするほか、当事業年度に開催された監査等委員会12回のすべてに監査部が出席し、内部監査結果および内部統制の運用評価について直接監査等委員会へ報告を行っております。また監査部の内部監査結果および内部統制の運用評価を当事業年度に開催された取締役会9回のうち8回において常勤の監査等委員が取締役会へ報告し、1回においては社外取締役の杉山一統氏が取締役会へ報告しております。監査部が取締役会へ直接報告する仕組みはありませんが、上記の仕組みにより内部監査の実効性を確保していると考えております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称保森監査法人b.継続監査期間38年間c.業務を執行した公認会計士稲葉 喜子、荒川 竜太d.監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士9名であります。e.監査法人の選定方針と理由会計監査人としての専門性、独立性、適切性および品質管理体制ならび当社の業務に精通していること等を総合的に勘案し、同監査法人を選定しております。なお、会計監査人の解任または不再任の決定の方針は次のとおりであります。監査等委員会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定いたします。また、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査等委員全員の同意に基づき、会計監査人を解任いたします。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集される株主総会において、会計監査人を解任した旨およびその理由を報告いたします。 f.監査等委員会による監査法人の評価監査等委員会は、会計監査人の解任または不再任の決定の方針に基づき、会計監査人の監査の適切性および妥当性の評価を実施し、再任の適否を決定しております。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社55-58-連結子会社----計55-58- b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針は策定しておりませんが、監査法人から提出される監査計画や監査内容、監査日数等を勘案し、監査等委員会の同意を得て決定する手続きを実施しております。 e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由当社の事業規模、特性および監査法人から提出される監査計画概要書等の内容を踏まえ、同意しております。
株式の保有状況2,703字
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、専ら株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受けることを目的とする純投資目的である株式と、取引関係の維持、強化等の観点から保有する政策保有株式に区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式イ. 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、顧客や取引先との取引関係の維持、強化等の観点から、当社の中長期的な企業価値の向上に資すると判断される場合、その株式を保有することがあります。政策保有株式については、毎年、取締役会で取引の性質や規模に加え、保有に伴う便益やリスク等を勘案し、保有の適否を検証しております。特に、保有することで中長期的な企業価値の向上に貢献する戦略的な意義の確認を中心に、事業年度毎の取引額や取引内容等の便益について検証することとしております。 なお、当連結会計年度末における資本合計に占める政策保有株式の割合は3.6%未満であり、連結財務諸表に与える影響等は僅少であると認識しております。 ロ. 銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式183,210非上場株式以外の株式94,210 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式11,916EV/CASE領域事業会社への出資非上場株式以外の株式213取引先企業持株会への拠出 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- ハ. 特定投資株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由(注)当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)兼松㈱1,480,400740,200主として欧米顧客向けに同社グループを通じて二輪車用クラッチ等を販売しており、当連結会計年度の売上収益に占める割合は2.1%であります。事業上の取引関係の維持、強化のため保有しておりますが、取引関係にとどまらず、人的、技術的な交流や安定した信頼関係が当社の企業価値の向上に資するものと判断しております。株式が増加した理由は、株式分割による株式数の増加であります。有3,2651,863 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由(注)当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)スズキ㈱210,000210,000二輪車用クラッチ等の販売先であり、当連結会計年度の売上収益に占める同社グループ向けの割合は2.3%であります。事業上の取引関係の維持、強化のため保有しておりますが、取引関係にとどまらず、人的、技術的な交流や安定した信頼関係が当社の企業価値の向上に資するものと判断しております。無393380㈱みずほフィナンシャルグループ53,21653,216主要取引金融機関として資金の運用、調達等をはじめ円滑な金融取引の維持、強化のため保有しております。無(注2)323215㈱三井住友フィナンシャルグループ17,26517,265主要取引金融機関として資金の運用、調達等をはじめ円滑な金融取引の維持、強化のため保有しております。無(注3)8665川崎重工業(株)20,6943,004二輪車用クラッチの販売先であり、当連結会計年度の売上収益に占める同社グループ向けの割合は1.1%であります。事業上の取引関係の維持、強化のため保有しておりますが、取引関係にとどまらず、人的、技術的な交流や安定した信頼関係が当社の企業価値の向上に資するものと判断しております。株式数が増加した理由は更なる関係強化を目的とした取引企業持株会への拠出によるものであります。無5926㈱やまびこ10,4179,936汎用排ガス浄化触媒の販売先であり、事業上の取引関係の維持、強化のため保有しておりますが、取引関係にとどまらず、人的、技術的な交流や安定した信頼関係が当社の企業価値の向上に資するものと判断しております。株式数が増加した理由は更なる関係強化を目的とした取引企業持株会への拠出によるものであります。無3623武蔵精密工業㈱12,00012,000クラッチ用部品を同社グループから購入しており、事業上の取引関係の維持、強化のため保有しておりますが、取引関係にとどまらず、人的、技術的な交流や安定した信頼関係が当社の企業価値の向上に資するものと判断しております。 有3129 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由(注)当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)ヤマハ発動機(株)10,00010,000二輪車用クラッチ等の販売先であり、当連結会計年度の売上収益に占める同社グループ向けの割合は5.8%であります。事業上の取引関係の維持、強化のため新規に取得・保有しておりますが、取引関係にとどまらず、人的、技術的な交流や安定した信頼関係が当社の企業価値の向上に資するものと判断しております。無1111ノリタケ(株)2,0001,000非モビリティ事業での取引関係の維持、強化のため保有しておりますが、取引関係にとどまらず、人的、技術的な交流や安定した信頼関係が当社の企業価値の向上に資するものと判断しております。株式が増加した理由は、株式分割による株式数の増加であります。無23 (注)1.定量的な保有効果の記載は困難ですが、前記イに記載のとおり、保有の合理性を取締役会で毎年検証しております。2.保有先企業は当社の株式を保有しておりませんが、同社子会社が当社の株式を保有しております。3.保有先企業は当社の株式を保有しておりません。また同社子会社は当社の株式を保有しておりますが、信託口保有のため除いております。 ③ 保有目的が純投資目的である株式該当事項はありません。 ④ 当事業年度を含む最近5事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
沿革1,777字
2【沿革】年月事項1939年6月静岡県浜松市佐藤町において、㈱不二ライト工業所を設立。ベークライト樹脂を主材料とした圧縮成形で、クラッチ板・歯車等の製造を開始。1943年3月商号を不二化学工業㈱に変更。1982年2月熊本県下益城郡松橋町(現、熊本県宇城市)に九州不二化学㈱(現、㈱九州エフ・シー・シー、連結子会社)を設立。1984年7月商号を㈱エフ・シー・シーに変更。1988年7月米国、インディアナ州にJAYTEC,INC.(現、FCC(INDIANA),LLC、連結子会社)を設立。1989年3月タイ、バンコック市にFCC(THAILAND)CO.,LTD.(現、連結子会社)を設立。 6月本社を現在地に移転。1992年9月台湾、台南市の光華興工業股份有限公司に資本参加。1993年9月フィリピン、ラグナ州にFCC(PHILIPPINES)CORP.(現、連結子会社)を設立。 10月天龍産業㈱(現、連結子会社)の株式を取得。1994年8月日本証券業協会に株式を店頭登録。 12月中国、四川省成都市に成都江華・富士離合器有限公司(現、成都永華富士離合器有限公司、連結子会社)を設立。1995年3月中国、上海市に上海中瑞・富士離合器有限公司(現、連結子会社)を設立。 9月英国、ミルトンキーンズ市にFCC(EUROPE) LTD.を設立。1997年4月インド、ハリヤナ州にFCC RICO LTD.(現、FCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED、連結子会社)を設立。1998年11月ブラジル、アマゾナス州にFCC DO BRASIL LTDA.(現、連結子会社)を設立。2000年4月米国、ノースカロライナ州にFCC(North Carolina),INC.(現、FCC(North Carolina),LLC、連結子会社)を設立。2001年4月インドネシア、カラワン県にPT. FCC INDONESIA(現、連結子会社)を設立。2002年12月米国、インディアナ州にFCC(North America),INC.(現、連結子会社)、FCC(INDIANA),INC.(現、FCC(INDIANA),LLC、連結子会社)を設立。2003年2月東京証券取引所市場第二部上場2003年5月米国、インディアナ州にFCC(Adams),LLC(現、連結子会社)を設立。2004年3月東京証券取引所市場第一部上場2005年6月光華興工業股份有限公司(現、台灣富士離合器股份有限公司、連結子会社)を子会社化。2005年11月ベトナム、ハノイ市にFCC(VIETNAM)CO.,LTD.(現、連結子会社)を設立。2006年1月中国、広東省佛山市に佛山富士離合器有限公司(現、連結子会社)を設立。2010年11月東北化工㈱の株式を100%取得。2012年9月中国、四川省成都市に愛富士士(中国)投資有限公司(現、連結子会社)を設立。2012年12月FCC(EUROPE) LTD.の清算結了。2013年2月韓国、京畿道始興市にFCC SEOJIN CO.,LTD.を設立。2013年6月メキシコ、サンルイスポトシ州にFCC AUTOMOTIVE PARTS DE MEXICO,S.A.DE C.V.(現、連結子会社)を設立。2014年11月インド、ハリヤナ州にFCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED(現、連結子会社)を設立。2014年12月FCC RICO LTD.(現、FCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED、連結子会社)の株式を100%取得。2015年11月FCC CLUTCH INDIA PRIVATE LIMITED がFCC INDIA MANUFACTURING PRIVATE LIMTED を吸収合併。2017年9月㈱フリント(現、連結子会社)の株式を100%取得。2018年12月東北化工㈱の全株式を譲渡。2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。2022年11月2023年6月FCC SEOJIN CO.,LTD.の清算結了。FCC(VIETNAM)CO.,LTD.(現、連結子会社)の株式を100%取得
EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。
TIMELY DISCLOSURE
適時開示(TDnet)
自己株式の消却完了に関するお知らせ自己株式 · 12:00
PDF2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)決算短信 · 15:00
PDF業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ業績予想 · 15:00
PDF譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ自己株式 · 12:00
PDF出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。
PEERS
同業他社(輸送用機器・売上高順)
EDINET DOCUMENTS
提出書類
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。
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