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コクヨ株式会社

KOKUYO CO.,LTD.

証券コード 7984EDINETコード E00670その他製品上場日本基準決算 12月31日資本金 158億円法人番号 6120001012282
3,599億円売上高(FY2025
8.4%ROE
70.9%自己資本比率
72財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2025連結日本基準

FY2025の売上高は3,599億円(前年比+6.4%)。営業利益は262億円(営業利益率7.3%)、当期純利益は215億円。総資産3,550億円に対し自己資本比率は70.9%、ROEは8.4%。その他製品の中央値(ROE 6.6%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは144億円の創出、現金及び現金同等物は1,106億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)926.32026-09-04
PER19.2倍
PBR1.58倍
配当利回り6.37%
時価総額(概算)3,771億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高3,599億円+6.4%
営業利益262億円+19.2%
当期純利益215億円-1.4%
総資産3,550億円
純資産2,555億円
営業利益率7.3%
ROE8.4%
自己資本比率70.9%
EPS48.3円
BPS585円
1株配当59円
配当性向122.2%
従業員数
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

その他製品の分析 →
ROE8.4%中央値 6.6%
営業利益率7.3%中央値 4.7%
自己資本比率70.9%中央値 59.3%
健全性スコア72.0点中央値 59.0

帯はその他製品44社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
4,000億3,000億2,000億1,000億0億2016: 3,076億20162017: 3,156億20172018: 3,152億20182019: 3,202億20192020: 3,006億20202021: 3,202億20212022: 3,009億20222023: 3,288億20232024: 3,382億20242025: 3,599億20252020: 5%2021: 6%2023: 7%2024: 7%2025: 7%8%0%
営業利益と当期純利益
300億225億150億75億0億2016: —20162017: —20172018: —20182019: —20192020: 148億20202021: 200億20212022: —20222023: 238億20232024: 220億20242025: 262億20252016: 122億2017: 150億2018: 142億2019: 153億2020: 83億2021: 137億2022: 182億2023: 191億2024: 218億2025: 215億250億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
75%56%38%19%0%2016 ROE: 7%2017 ROE: 8%2018 ROE: 7%2019 ROE: 7%2020 ROE: 4%2021 ROE: 6%2022 ROE: 8%2023 ROE: 8%2024 ROE: 9%2025 ROE: 8%2020 営業利益率: 5%2021 営業利益率: 6%2023 営業利益率: 7%2024 営業利益率: 7%2025 営業利益率: 7%2016 自己資本比率: 64%2017 自己資本比率: 67%2018 自己資本比率: 68%2019 自己資本比率: 69%2020 自己資本比率: 70%2021 自己資本比率: 70%2022 自己資本比率: 70%2023 自己資本比率: 70%2024 自己資本比率: 72%2025 自己資本比率: 71%2016201720182019202020212022202320242025
営業キャッシュ・フロー
350億263億175億88億0億2016: 237億20162017: 175億20172018: 209億20182019: 167億20192020: 192億20202021: 218億20212022: 96億20222023: 347億20232024: 164億20242025: 144億2025
1株当たり指標EPS1株配当
200円150円100円50円0円2016 EPS: 103円2017 EPS: 127円2018 EPS: 120円2019 EPS: 129円2020 EPS: 70円2021 EPS: 117円2022 EPS: 158円2023 EPS: 166円2024 EPS: 192円2025 EPS: 48円2016 1株配当: 22円2017 1株配当: 29円2018 1株配当: 32円2019 1株配当: 39円2020 1株配当: 39円2021 1株配当: 47円2022 1株配当: 57円2023 1株配当: 67円2024 1株配当: 77円2025 1株配当: 59円2016201720182019202020212022202320242025
貸借対照表の構成
資産
3,550億円
負債・純資産
負債 996億円純資産 2,555億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY20253,599億円262億円272億円215億円3,550億円2,555億円48.38.4%70.9%
FY20243,382億円220億円244億円218億円3,630億円2,641億円192.28.5%71.8%
FY20233,288億円238億円260億円191億円3,584億円2,534億円165.67.8%70.3%
FY20223,009億円212億円182億円3,375億円2,396億円157.87.8%70.4%
FY20213,202億円200億円164億円137億円3,246億円2,301億円116.86.0%70.4%
FY20203,006億円148億円142億円83億円3,203億円2,263億円70.13.7%70.1%
FY20193,202億円182億円153億円3,184億円2,213億円129.47.2%68.9%
FY20183,152億円192億円142億円3,037億円2,090億円120.36.9%68.2%
FY20173,156億円191億円150億円3,036億円2,045億円126.87.7%66.7%
FY20163,076億円157億円122億円2,928億円1,880億円1036.7%63.6%
FY20153,043億円119億円63億円2,848億円1,808億円53.43.6%62.8%
営業CF144億円
投資CF-46億円
財務CF-316億円
現金及び現金同等物1,106億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Furniture Businesses1,706億円
Business Supply Distribution1,026億円
Stationery Businesses628億円
Interior Retail Businesses236億円
その他2億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)12.7%
2コクヨ共栄会9.1%
3㈱Kuroda&Sons4.1%
4(公財)黒田緑化事業団3.4%
5㈱日本カストディ銀行(信託口)3.3%
6コクヨ共和会2.7%
7黒田 章裕1.9%
8黒田 耕司1.5%
9STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.5%
10黒田 康裕1.4%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2025中間(〜2025-06-30)1,852億円177億円174億円138億円9.6%30.6
FY2024中間1,790億円159億円180億円156億円8.9%34.4
FY2023中間1,736億円158億円173億円117億円9.1%101.8

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢41.5歳
平均年間給与786万円
平均勤続年数15.4年
管理職に占める女性比率14.5%
男女の賃金の差異(全労働者)76.8%
男女の賃金の差異(正規雇用)76.4%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
執行役2億円283百万円
社外取締役82百万円712百万円
取締役(社外取締役を除く)38百万円138百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容960
3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社、子会社38社及び関連会社9社で構成されております。 主な事業内容として、国内外でのオフィス家具・公共家具の製造・販売やオフィス空間構築等を行うファニチャー事業、オフィス関連用品の卸及び通販を行うビジネスサプライ流通事業、国内外で事務用品を製造・販売するステーショナリー事業、並びにインテリアショップを運営するアクタスが属するインテリアリテール事業を展開しております。 当社グループの事業に係わる位置付けは次のとおりであります。事業区分主な事業の内容主な会社ファニチャー事業空間デザイン・コンサルテーション、オフィス家具の製造・仕入・販売、施工等コクヨ㈱ ※オリジン㈱㈱エステイツク㈱コクヨロジテムコクヨマーケティング㈱ ※コクヨアンドパートナーズ㈱コクヨ(マレーシア)Sdn.Bhd.コクヨインターナショナル(マレーシア)Sdn.Bhd.国誉装飾技術(上海)有限公司国誉家具(中国)有限公司Kokuyo Hong Kong LimitedDongguan Lamex Furniture Co.,Ltd.コクヨインターナショナル(タイランド)Co.,Ltd.Kokuyo Workplace India Limited他2社 計16社ビジネスサプライ流通事業オフィス用品の仕入、物流、販売㈱カウネットコクヨマーケティング㈱ ※コクヨサプライロジスティクス㈱計3社ステーショナリー事業文具の製造、仕入、販売コクヨ㈱ ※㈱コクヨ工業滋賀㈱コクヨMVP国誉商業(上海)有限公司コクヨベトナムCo.,Ltd.コクヨベトナムトレーディングCo.,Ltd.コクヨカムリンリミテッドコクヨIKタイランドCo.,Ltd.計8社インテリアリテール事業インテリア・生活雑貨の仕入、販売㈱アクタス計1社その他 コクヨ㈱ ※コクヨファイナンス㈱LmDインターナショナル㈱国誉(上海)企業管理有限公司計4社持分法適用関連会社 コクヨ北海道販売㈱コクヨ東北販売㈱コクヨ北関東販売㈱コクヨ北陸新潟販売㈱コクヨ東海販売㈱コクヨ山陽四国販売㈱中部キスパ㈱㈱ニッカン計8社持分法非適用関係会社 持分法非適用関係会社 11社 ※複数の事業区分に属している 事業の系統図は次のとおりであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等3,128
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針当社グループは、2030年に向けた「長期ビジョンCCC2030」において、サステナブルな長期視点での経営をおこなっていくための経営モデルとして「森林経営モデル」を掲げ、「自律協働社会」の実現に向けた自らの役割を「WORK & LIFE STYLE Company」と定め、「働く」「学ぶ・暮らす」の領域で、豊かな生き方を創造する企業となるべく取り組んでおります。これまで当社グループでは、圧倒的な顧客起点で少し先のワクワクする未来を提案し、ライブオフィスや直営店、Web コミュニティなどを活用して社員と顧客が具体的にワクワク・共感し、モノだけでなくコト視点でワクワクする新たな体験価値を生む、「ワクワク価値創出サイクル」を強みとして事業を発展させてまいりました。2025年12月期からは、「長期ビジョンCCC2030」達成に向けた第4次中期経営計画「Unite for Growth 2027」を推進しており、既存事業の成長と領域拡張に向けた取組を進めております。これまで培ってきた当社の強みに各事業のナレッジを掛け合わせ、これまで以上に各事業が一体となって事業間シナジーを生み出し、既存事業の成長と領域拡張を進めることで、様々な顧客ニーズに応えながら持続的に成長する売上高5,000億円規模の多様な事業の集合体(森林)へと変化することを目指してまいります。また、創業から120周年を迎え、当社グループの提供価値を国内だけではなく、グローバルに展開していくことを視野に、大幅なリブランディングを実施しております。ロゴを含むコーポレートアイデンティティをリニューアルすることに加え、自律協働社会の実現を目指す当社グループの新しいコーポレートメッセージとして「好奇心を人生に」を掲げております。 (2)目標とする経営指標 2027年度を最終年度とする第4次中期経営計画の目標数値として、売上高4,300億円、海外売上高比率20%、EBITDA430億円、自己資本当期純利益率(ROE)9%以上の達成を目指します。(単位:億円) 2024年12月期2027年12月期実績目標2024年12月期比主要財務目標売上高3,3884,300+26.9%海外売上高比率13%20%+7ptEBITDA(率)314(9.3%)430(10%)+36.5%(+0.7pt)ROE8.5%9%~+0.5pt参考営業利益(率)225(6.6%)約300(約7%)+33.1%(+0.4pt) (注)EBITDA は、営業利益+減価償却費+のれん償却額+その他償却額で算出当連結会計年度より、一部の賃貸等不動産に関する損益について、営業外損益に表示する方法から売上高及び売上原価に表示する方法に変更したため、2024年12月期に係る売上高及びEBITDA、営業利益については、当該表示方法の変更を遡って適用した組替え後の数値となっております。 (3)経営環境 当社グループの経営環境については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績」をご参照ください。 (4)中長期的な会社の経営戦略並びに優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 当社グループでは、「長期ビジョンCCC2030」の実現に向けた第4次中期経営計画「Unite for Growth 2027」において、これまで培ってきた当社の強みに各事業のナレッジを掛け合わせ、これまで以上に各事業が一体となって事業間シナジーを生み出し、既存事業の成長と領域拡張に向けた取組を進めてまいります。 ・経営戦略 第4次中期経営計画「Unite for Growth 2027」の概要は下記のとおりです。①キャッシュ・フローを重視したフレームワーク 中長期的な利益成長と企業価値向上に向け、キャッシュ・フロー(≒EBITDA)を重視したフレームワークを設定いたしました。本フレームワークと「森林経営モデル」に基づき、2030年アジアNo.1、長期的なグローバル No.1を目指すとともに、企業価値の最大化を図ってまいります。②体験価値拡張戦略 「ワクワク価値創出サイクル」の強みを活かし、体験価値拡張戦略を実行してまいります。戦略と規律ある投資を実行し、日本・海外における既存事業強化による成長とM&Aによるインオーガニック成長を通じた、EBITDA の持続的成長を追求いたします。 ③経営基盤の強化 人材やナレッジの充実等により事業成長の再現性を高める経営基盤を強化することで、リスク(資本コスト)を低減するとともに中長期的な観点でも持続的成長を目指してまいります。 ・事業戦略 第4次中期経営計画「Unite for Growth 2027」における各事業の戦略の概要は下記のとおりです。①ファニチャー事業 働き方の変化に伴う旺盛なオフィス需要を獲得するとともに、中国・香港のリソースや日本での強みである空間デザイン力を活用することで海外事業の成長を推進し、コクヨ全社の業績を牽引することを目指しております。②ビジネスサプライ流通事業 プラットフォーム型購買管理サービスである「べんりねっと」を基盤として、テクノロジーの活用により顧客パーソナライズで最適化された購買体験の実現を目指しております。③ステーショナリー事業 提供価値の中心を「まなびかた」に据えたCampusブランドにより、グローバルで、前向きなまなびのチャレンジをする機運を盛り上げる事業への転換を目指しております。④インテリアリテール事業 既存事業において接客力と提案力を活用した店舗及びECでの成長を推進するとともに、パートナーとの連携強化による法人事業の領域拡張で事業ポートフォリオの変革を進め、持続的成長の実現を目指しております。 ・財務戦略/資本政策第4次中期経営計画「Unite for Growth 2027」における財務戦略及び資本政策のサマリーは下記のとおりです。①バランスシートマネジメントEBITDAの成長と資本効率を両立しつつ、2027年9%以上、2030年10%以上のROE目標の達成に向けて、政策保有株式のさらなる売却を含む非事業資産売却や資本構成の改善等を推進してまいります。②キャピタルアロケーション 第4次中期経営計画期間に創出するキャッシュ・フローと手元現金、非事業資産の売却を基に、成長戦略の実現に向けて、890億円(成長投資700億円、定常投資190億円)を投資しつつ、640億円(連結配当性向50%、自己株式取得350億円)の株主還元を実施いたします。③株主還元 株主還元方針を以下のとおりといたします。配当については、原則として年間配当金(特別配当等を除きます。以下同じ。)が前年度の年間配当金を下回らない(いわゆる累進配当)こととし、第4次中期経営計画期間中の連結配当性向50%を目安として算出することを基本方針といたします。ただし、連結配当性向の適用に際し、一過性の損益については、その性質を勘案してこれを除外することがあります。 また、第4次中期経営計画期間累計で総額350億円の自己株式取得を行うとともに、取得した自己株式については、発行済株式総数の2%を超える部分を原則として随時消却する方針です。
事業等のリスク9,518
3【事業等のリスク】 当社グループは、適切なリスクとリターンのバランスのもと、グループ全体のリスクを経営戦略と一体で総合的に管理し、ガバナンスや内部統制と一体的に整備及び運用することを図っています。そして、内部統制の適切な整備、運用を図るため、代表執行役社長を委員長とする「全社内部統制委員会」を設置し、取締役会が定めた内部統制システムに関する基本方針に基づき、同委員会において内部統制システムに関する具体的な全社方針、規程を定めることとするとともに、内部統制システムの整備、運用状況をモニタリングすることとしました。また、グループ経営を取り巻く様々なリスクを網羅的に把握・評価し、経営への影響を適切にコントロール(回避・低減・移転・受容)するリスクマネジメントの推進のため、代表執行役社長の諮問機関として「リスク委員会」を設置し、リスクマネジメントに関わるテーマについて全社的な立場から審議し、代表執行役社長に答申するとともに重要性や緊急性の高いリスクが認められた場合には、取締役会又は監査委員会に報告することとしております。 また、グループ全体のリスクマネジメント体制を強化するために、「リスクマネジメント本部」によるグループ全体のインシデント情報の集約化や発生事象別のリスクレベルに応じた適切な対応方針の策定と実行体制の構築を図っております。 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 また、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 外部環境に関連するリスク1)経済状況 当社グループの売上は概ね日本国内向けであり、日本国内の景気変動に伴う企業収益や設備投資、公共投資の動向、また国内人口動態の変化が、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループの販売生産、仕入の一部はアジアをはじめとした世界各地で行っておりますが、当社の主要な海外市場のひとつである中国では、景気の停滞感が続いており、今後の先行きに不透明感があることに加え、米国の政策の影響等、各地域の政治経済・社会情勢の変化や各種規制、ESGを巡る潮流等の影響が増大した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、中東において紛争が発生し、原油価格が上昇しており、今後の原材料価格や物流コストへの影響が懸念される状況にあります。 これに対し当社グループは、持続的成長に向けて事業領域を拡大していく方針であり、国内においては「モノからコト」への事業モデルの変革に取り組むことで、既存事業の領域拡大や新規事業の創出を図っております。 また、海外においては各国各地域のカントリーリスクを注視しており、海外展開のさらなる拡大に伴い、各現地法人と国内関連部門が連携してそれぞれの国、地域の政治、経済情勢等を的確に把握し、適切に対応する体制の一層の強化を図ってまいります。 2)市場環境 当社グループは、顧客にとって付加価値の高い商品開発や提案活動を進めておりますが、事業を展開する市場は景気変動や顧客の購買チャネルの変化等の影響を受けており、分散化やデジタル化の潮流の中にあって、競争はますます激しさを増していることから、当社グループの優位性の維持又は獲得が滞り、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 なお、2025年度に発生したビジネスサプライ流通事業の業界内の他社で発生した不正アクセス事案の反動で、業界内の競争が激化しており、一時的に同事業の経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、市場環境の変化に対応した事業体制の整備を図ってまいります。 また、物流業界や建設業界の中長期的な人手不足予測に対する働き方改革推進等の社会課題解決に向けては、事業の持続性の確保においても避けて通れない継続的な課題として認識し、物流現場においては荷待ち荷役時間短縮や積載率の向上、建設現場においては業務DX化等により、負荷の軽減と事業の維持・成長の両立を図っております。なお、改正物流効率化法の2026年4月施行内容に基づき物流統括管理者(以下、「CLO」という。)を設置するとともに、CLOの諮問組織である「全社物流推進委員会」を設置し、物流効率化に取り組んでまいります。 3)有価証券の時価変動 当社グループは、投資有価証券を保有しております。金融市場等の変動により投資有価証券の時価が悪化し、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、投資有価証券の四半期ごとの時価評価以外に、定期的な検証を行い、売却や購入の検討をしております。特に政策保有株式については、個別銘柄ごとに定量的及び定性的な観点を踏まえた検証結果を取締役会に報告し、保有の意義が乏しいと判断される銘柄については、引き続き売却又は縮減を検討しております。 4)為替、金利の変動 外国為替市場の価格の変動幅(値幅)が拡大しており、また、一般的にリスクフリーレートと考えられている10年国債の利回りに代表される、日本国内の長期金利が上昇傾向にあります。外国為替レートの急激な変動が、外貨建取引に影響を与えるリスクがあります。また、リスクフリーレートの上昇に伴い、コストが上昇しています。中東における紛争が金融市場に与える影響も注視しております。 (2) 事業運営に関連するリスク 当社グループを取り巻く事業環境は急激に変化してきており、また、当社グループでは持続的な成長を目指して、既存事業強化と新規事業への参入による成長と、M&Aによるインオーガニックな成長を図っておりますが、このような事業環境の変化を受けて、当初想定していなかった組織内外の環境の変化や非定型的な取引等が生じる場合があります。既存の内部統制がこのような状況には、必ずしも対応しない場合があり、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し、当社グループでは内部統制強化の一環として、業務プロセスの可視化、標準化及び適正化を図ることで、業務の有効性と効率化を高めてまいります。 1)法規制等の遵守 当社グループは、商品の品質、取引関連、環境、労務、安全衛生、会計基準や税務など様々な法規制の適用を受けており、これら法規制等への違反が発見又は認定された場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 販売部門は業績目標達成のプレッシャーを感じる可能性があるほか、一部の事業においては、顧客ニーズにあわせて納入物品や施工内容が随時変更され、売上計上時期や金額、外部パートナーへの発注内容や金額が当初契約時から変更となることが多いことから、意図的な売上計上の前倒しや架空売上の計上、不正取引がなされるリスクが存在します。また、当社グループは製造委託、工事発注を含め外部パートナーとの取引が多数ありますが、特定の人物が同一業務を長期間担当する場合には、外部パートナーとの取引関係が歪められ、不正取引を誘発するリスクがあります。 また、現行の法規制の変更や新たな法規制、今後の事業のグローバル化、事業領域の拡大により、遵守すべき法規制が追加された場合には、適時にその内容を把握し対応する必要があり、その対応のための投資や費用が必要になるなど、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、法令及び社内規則の遵守はもちろん、高い倫理観を持って誠実に行動することをコクヨグループ行動基準において明確にしており、当社グループにおいてコンプライアンス推進月間を設け、誠実性に対する経営層からの継続的なメッセージ発信や動画視聴をはじめとする教育・研修による啓発活動及び自身の行動の振り返りを通じ、その遵守に努めております。また、法規制の改廃制定などに対して、その対応及び遵守状況の定期的な確認により、法令遵守を図っております。談合等の反競争的行為、贈賄の防止や反社会的勢力の排除等については、「コクヨグループ競争法ポリシー」並びに「コクヨグループ贈収賄・腐敗行為防止ポリシー」を策定し、国内・海外子会社に対して定期的に教育・啓発活動を行っております。コンプライアンス推進体制としては、代表執行役社長の諮問機関である「リスク委員会」を設置して全社的な推進状況の把握を行っております。また、「J-SOX委員会」により財務報告に係る内部統制の有効性評価及びモニタリングを行っております。 2)品質保証 当社グループの製品において、想定が難しい多様な環境での製品の使用などにより、リコールが発生する可能性があります。その結果、当社グループの経営成績及び財政状態、さらに当社グループの社会的評価に悪影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、「品質マネジメントシステム(QMS ※Quality Management System)グループ規程」を策定し、国際規格であるISO9001に基づいた品質マネジメントシステムを構築し、それに従った製品及びサービスの設計・開発や製造及びサービス提供の管理を行い、品質チェック体制の整備を図り、品質監査を行うなど、製品・サービスの企画・開発からアフターサービスに至るまでバリューチェーン全体で品質の向上に努めております。リコールが発生した場合のリコール費用及び製造物責任賠償については、保険に加入しておりますが、損失額を全て賄える保証はなく、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 3)購買調達及び環境への配慮 当社グループが主に使用する原材料は原紙、樹脂、鋼材等であり、これらは国内外の調達先から購入しております。当社が調達先から購入する原材料や仕入商品の価格は、世界的な需給動向や為替変動による影響を受けており、需給動向や為替レートの変動が長期に及んだ場合は、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、ESG観点に基づく社会的要請により、サプライチェーン上の人権状況のチェックや環境への配慮について、より高度な対応が求められており、調達先に対応の不備があれば、原材料の調達停止による当社グループの経営成績及び財政状態への影響だけでなく、社会的評価に悪影響を及ぼす可能性もあります。 これに対し当社グループは、需給動向や為替レートの変動に関しては、短期的には海外調達先との外貨建取引の一部について為替予約を行うとともに、中期的には原材料の現地調達比率の適正化や調達先の複数化などにより、需給動向や為替レートの変動リスクの低減に取り組んでおります。また、原材料や仕入商品の調達に関しては、調達先との信頼関係を構築し相互発展を目指すために、財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準の改定、また、サステナビリティ等の非財務情報に係る開示の進展やCOSO(Committee of Sponsoring Organizations of the Treadway Commission)報告書の改訂を踏まえ、「コクヨグループサステナブル調達方針に関する規程」及び「コクヨグループサステナブル調達基準に関する規程」を策定し、人権尊重や環境保全などの社会的責任を果たし、社会の発展に寄与することに努めております。そのほかにも「気候危機への対応」「循環型社会への貢献」「自然共生社会への貢献」を当社グループにおける重要な環境課題と特定し、それぞれの課題に対し2030年チャレンジ目標を設定しております。これらを含むサステナブル関連活動については、取締役会の定めるサステナビリティ経営計画に基づき、全執行役員が参加する「サステナブル経営会議」にて定期的に議論が行われ、活動における進捗報告やリスクを確認しながら、推進を図っております。 4)人材及び労務 当社グループは、持続的な成長を実現するために、多様な人材の活躍が重要な経営戦略の一つであると認識し、その採用・育成に努めております。しかしながら、労働市場における獲得競争は激化しており、事業の維持及び成長において必要な人材の獲得・育成を継続的に推進していくことができない場合は、当社グループの将来の成長が阻害される可能性があります。 また、労働環境の維持・向上が経営戦略に重要な影響を及ぼすと認識し、多様性の尊重と、働きやすい職場環境の維持・向上に努めております。しかしながら、各施策が計画通りに進捗せず、労働災害や健康被害、ハラスメント等が発生した場合には、業務パフォーマンスの悪化や労災補償、ブランド価値の毀損が発生し、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループでは、人材マネジメントポリシーを策定し、従業員のキャリア・能力発揮のために会社として大切にする思想とアクションを宣言しております。そこでは、「人材を社会の財産と捉え、一人ひとりの可能性に伴走しながら、事業成長と社会に貢献できる人材を輩出する」ことを経営陣・従業員全員の共通認識としております。このポリシーに基づき、全事業部門で「人材育成会議」を開催し、一人ひとりのキャリア・ポテンシャルについて役職者が複眼で討議し、特に今後グローバルで活躍できる人材の発掘育成に努めています。また、OJTだけではない育成のための人材育成機関「コクヨアカデミア」の設置等の取組により人材育成への投資を加速させております。これらの具体的な取組は、『2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (6)人的資本に関する取組』を参照ください。 また、「コクヨグループ人権方針に関する規程」及び「コクヨグループ健康経営宣言に関する規程」を策定し、カスタマーハラスメントやSOGIハラスメント項目を加えたハラスメント研修や、障がい者の安全な職場環境整備のための介護福祉士事務所の健康管理室設置等、ダイバーシティ&インクルージョンの推進に取り組んでおります。 また、安心・安全で快適な職場づくりや災害時の安全対策などは、社員が生き生きと働き、能力を発揮するための基盤であると考え、「コクヨグループ安全衛生方針に関する規程」を策定し、安全衛生のグループ統括機能である「コクヨグループ中央安全衛生委員会」が中心となり、各事業所の安全衛生委員会を結び、社員と活発な意見交換をしながら、国内・海外共通のグローバル安全基準マニュアル策定に取り組んでおります。併せて、「グローバルH&C推進室」により、グループ各社の人材採用・定着に関わる課題解決の施策について横串での共有と解決支援に取り組むとともに、海外拠点勤務者及び出張者の安全確保施策を推進しております。一方、設備の保全に関しては、築年数が古い施設から順に、事業戦略との整合を取りながら大規模修繕・移転・改築等の対処を進めることで、予防に努めております。そのほかにも、全社を挙げて残業時間の短縮に取り組むことで、従業員の健康への配慮とキャリア形成のための可処分時間の捻出に向けた施策を推進しております。 また、職場内では相談・解決し難い企業倫理・コンプライアンス違反について通報できる窓口として「コクヨグループホットライン」を設置しております。日本国内においては外部の専門会社に受付窓口を委託することで通報者保護を高めるとともに、2024年6月からはお取引先様にも利用範囲を拡大し、健全な関係構築と相互発展を図っており、海外拠点のコクヨグループ社員は当社内に設置した受付窓口へ通報できることとしております。なお、当連結会計年度における「コクヨグループホットライン」への内部通報件数は55件であります。 5)ITリスク 当社グループは、事業上の機密情報や事業の過程で入手した顧客情報や個人情報を保有しております。それらの情報に関して、当社グループの想定を超えるウィルス感染やサイバー攻撃等により、重要データの破壊、改ざん、流出、システム停止等を引き起こす可能性があり、また在宅やリモートワークなど多様な働き方により、その脅威は年々高まっております。その結果、これらが発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。また、事業内容の変化拡大に伴う現場での実業務と当社グループで運用する基幹システムのカバー範囲の乖離拡大による業務生産性や内部統制への影響が発生した場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 これに対し当社グループは、「リスク委員会」の「ITリスク分科会」において、高度化する社外からの脅威に備え、ウィルス感染やサイバー攻撃への検知及び防御の強化、定期的なバックアップの取得等の対策を行っております。また、サイバー攻撃等による情報セキュリティインシデントが発生した際に被害を最小化することを目的にCSIRT(Computer Security Incident Response Team)を構築しており、有効に機能しております。顧客情報や個人情報などの管理については、情報の取扱いに関するルールを整備し、従業員に対するe-ラーニングによる情報セキュリティ意識の啓発、個人データの取扱いの定期点検と不要なデータの削除など、安全管理措置を講じております。 また、基幹システムの導入から相応の期間が経過していること、及び成長に伴い事業内容と業務プロセスが変化していることから、業務プロセスの見直しと基幹システムの刷新を行う計画です。他社において基幹システムの更新に伴う財務報告に係る内部統制の不備や予期せぬ追加費用の発生の事例が報告されており、このようなリスクを踏まえて慎重に基幹システムの更新を計画していきます。 6)AIリスク 当社グループでは業務効率化やサービス向上を目的に、生成AIを含むAI技術の活用を推進しております。AIの利用においては、適切なデータが入力されることが必要であり、データ汚染等による誤った出力のリスクがあるほか、秘密情報や個人情報の漏洩、プライバシーの侵害等のリスクに加え、これまでの想定を超える活用が可能となることに起因して倫理的課題を生ずるリスクが存在しています。 これに対し、当社グループでは、AIの適正な利用を確保するため、現在、AI活用に関する社内運用ポリシーの制定及びガバナンス体制の構築の検討を進めております。 7)企業に対する出資等 当社グループは、持続的に企業価値を向上させていくために企業に対するM&Aや出資等を行っております。第4次中期経営計画において、M&Aを含む約700億円の成長投資(M&Aは案件次第で一層の投資も視野に入れております。)を計画しており、その実施にあたっては、「投融資審議会」において事前に対象企業の財務内容や契約内容等の審査を行い、リスクと期待リターンのバランスを検討した上で決定しております。また、出資後は利益計画等の達成状況や、資産価値についての定期的なモニタリングを実施しております。しかしながら、事業環境の変化等により、当初想定していた成果が得られないと判断された場合には、有形固定資産や
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析5,596
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループ(当社及び当社の関係会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1)経営成績(単位:百万円) 2024年12月期2025年12月期増減率(%)売上高338,837359,876+6.2営業利益22,53126,247+16.5経常利益24,41027,222+11.5親会社株主に帰属する当期純利益21,78721,473△1.4 当連結会計年度(2025年1月1日から2025年12月31日まで)におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善により緩やかな回復基調にあるものの、中国経済の先行き懸念やアメリカの政策動向による影響、インフレ圧力の増大等により、先行き不透明な状況が続いております。 このような状況のもと、当社グループは、「長期ビジョンCCC2030」実現に向けて、第4次中期経営計画「Unite for Growth 2027」を推進しております。これまで培ってきた当社グループの強みに各事業のナレッジを掛け合わせ、各事業が一体となって事業間シナジーを生み出すことで、既存事業の成長と領域拡張に取り組んでおります。 当社グループを取り巻く経営環境は大きく変化しておりますが、事業環境や顧客ニーズの変化に柔軟に対応することで、引き続き強い競争力を発揮できているものと考えております。 売上高は、ファニチャー事業においてオフィス移転案件やリニューアル案件の獲得が進捗したことで、前期比6.2%増の3,598億円となりました。売上総利益は、原材料価格の高騰影響を受けたものの、売価改定の浸透等の取組により、前期比8.3%増の1,444億円、売上総利益率は、前期比0.8ポイント上昇の40.1%となりました。事業領域拡大のために戦略的な経費支出や体制強化等を行った結果、販売費及び一般管理費は、前期比6.6%増の1,182億円、売上高販管費率は、前期比0.1ポイント上昇の32.9%となりました。 以上により、営業利益は、前期比16.5%増の262億円となりました。経常利益は、前期比11.5%増の272億円、親会社株主に帰属する当期純利益は、前期に固定資産売却益を計上していたことによる反動等により、前期比1.4%減の214億円となりました。 セグメントごとの経営成績は、以下のとおりであります。 当社グループは、「長期ビジョンCCC2030」の実現に向けて、自らの社会における役割を「WORK & LIFE STYLE Company」と再定義し、「働く」「学ぶ・暮らす」のドメインで、文具や家具だけにとらわれない豊かな生き方を創造する企業となることを目指しております。 なお、当社グループの強みを十分に発揮し各事業のナレッジを最大限に活用するため、従来のワークスタイル領域及びライフスタイル領域という区分を見直しましたが、ファニチャー事業、ビジネスサプライ流通事業、ステーショナリー事業、インテリアリテール事業という4つのセグメント区分に変更はありません。 ・ファニチャー事業ファニチャー事業は、働き方の変化に伴う旺盛なオフィス需要を獲得するとともに、中国・香港のリソースや日本での強みである空間デザイン力を活用することで海外事業の成長を推進し、コクヨ全社の業績を牽引することを目指しております。日本では、新築オフィス移転需要とオフィスリニューアル需要が旺盛な状況が続いており、顧客の戦略課題に対応したワークスタイル提案の強化及び業務プロセスの効率化等に取り組むことで、業績拡大や収益改善が進捗しております。中国では、景気の減速による市場低迷が続いております。ASEANでは、ミドルハイセグメント顧客を中心に提案の強化に取り組み、案件獲得が進捗いたしました。このような状況のもと、売上高は、前期比6.0%増の1,721億円となりました。営業利益は、前期比11.6%増の261億円となりました。なお、当連結会計年度より、表示方法の変更を実施しております。詳細は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(表示方法の変更)」をご覧ください。 ・ビジネスサプライ流通事業ビジネスサプライ流通事業は、プラットフォーム型購買管理システムである「べんりねっと」を基盤として、テクノロジーの活用により顧客パーソナライズで最適化された購買体験の実現を目指しております。当連結会計年度においては、大規模顧客向けソリューションシステムの導入が着実に進むとともに、第4四半期連結会計期間(10月~12月)において、同業界内における物流・システム稼働の停滞に起因した代替需要の流入が一時的に発生いたしました。 当社グループとしては、社会インフラとしての供給責任を果たすべく、配送体制の確保や在庫の拡充に努め、これらの需要に柔軟に対応いたしました。このような状況のもと、売上高は、前期比9.5%増の1,083億円となりました。営業利益は、急激な物量増加に伴う物流関連費用の増加やシステム投資による償却費用の増加等はあったものの、増収効果が寄与し、前期比22.2%増の54億円となりました。 ・ステーショナリー事業ステーショナリー事業は、提供価値の中心を「まなびかた」に据えたCampusブランドにより、グローバルで、前向きなまなびのチャレンジをする機運を盛り上げる事業への転換を目指しております。日本では、売価改定の浸透が進むほか、CampusブランドのリブランディングやBtoC向けECの拡大が順調に進捗しております。また、オフィス通販業界内において発生した物流・システム稼働停滞等の動向を受けた代替需要がBtoCチャネルへ流入いたしました。これにより、相対的に収益性の高いナショナルブランド(NB)商品の販売が伸長し、期末にかけて想定を上回る推移となりました。中国では、景気の減速による影響を受けておりますが、女子中高生をターゲットとした女子文具戦略は奏功しており、新製品の継続的な上市とそれによる店舗開拓の推進やECの拡大、ファン獲得が進捗いたしました。インドでは、インド経済におけるインフレ進行や競争激化による影響を受けておりますが、新商品の拡大、付加価値商品の投入等に取り組んでおります。このような状況のもと、売上高は、前期比ほぼ横ばいの835億円となりました。営業利益は、前期比18.3%増の70億円となりました。 ・インテリアリテール事業インテリアリテール事業は、既存事業において接客力と提案力を活用した店舗及びECでの成長を推進するとともに、パートナーとの連携強化による法人事業の領域拡張で事業ポートフォリオの変革を進め、持続的成長の実現を目指しております。当連結会計年度は、店舗及びECの双方が順調に推移したほか、法人事業においても案件獲得が進捗いたしました。このような状況のもと、売上高は、前期比11.5%増の236億円となりました。営業利益は、前期比37.7%増の7億円となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。①生産実績 当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称生産高(百万円)前期比(%) ファニチャー事業28,658107.6 ステーショナリー事業31,18296.5合計59,840101.5(注)1 金額の表示は製造原価による。2 ビジネスサプライ流通事業及びインテリアリテール事業は生産活動を行っていないため、記載を省略している。 ②受注実績 当社グループは、主に見込生産を行っておりますが、ファニチャー事業の一部について受注生産を行っております。セグメントの名称受注高(百万円)前期比(%)受注残高(百万円)前期比(%) ファニチャー事業21,965122.24,688151.9(注) 金額の表示は販売価格による。 ③販売実績 当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称販売高(百万円)前期比(%) ファニチャー事業170,635106.3 ビジネスサプライ流通事業102,618110.2 ステーショナリー事業62,77098.5 インテリアリテール事業23,609111.5 その他24299.8合計359,876106.2(注)1 セグメント間取引については、相殺消去している。2 主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、当該販売実績の総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略している。3 「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(表示方法の変更)」に記載のとおり、従来、賃貸等不動産に関する主な賃貸収益は「不動産賃貸料」として「営業外収益」に、主な賃貸費用は「不動産賃貸費用」として「営業外費用」に計上していたが、当連結会計年度より、一部の賃貸等不動産に関しては、「売上高」及び「売上原価」に計上する方法に変更している。これに伴い、前期比については、当該表示方法を反映した組替え後の数値で比較している。 (2)財政状態 当連結会計年度末の総資産は3,550億円となり、前連結会計年度末に比べ79億円減少しました。 流動資産は2,428億円となり、前連結会計年度末に比べ99億円減少しました。主な要因として、受取手形、売掛金及び契約資産が67億円、商品及び製品が23億円、仕掛販売用不動産が19億円、それぞれ増加した一方、現金及び預金が214億円減少したためであります。 固定資産は1,121億円となり、前連結会計年度末に比べ20億円増加しました。主な要因として、有形固定資産が23億円、無形固定資産が21億円、退職給付に係る資産が14億円、それぞれ増加した一方、投資有価証券が43億円減少したためであります。 当連結会計年度末の負債は995億円となり、前連結会計年度末に比べ6億円増加しました。主な要因として、支払手形及び買掛金が39億円増加した一方、未払法人税等が45億円減少したためであります。 当連結会計年度末の純資産は2,554億円となり、前連結会計年度末に比べ86億円減少しました。主な要因として、親会社株主に帰属する当期純利益214億円の計上等による増加の一方、自己株式の取得により200億円、剰余金の配当により95億円、それぞれ減少したためであります。 (3)キャッシュ・フロー 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、1,106億円であり、前連結会計年度末に比べ214億円の資金減となりました。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動により獲得した資金は143億円(前期比20億円の収入減)となりました。これは、主として312億円の税金等調整前当期純利益を計上したこと、減価償却費81億円等の非資金損益の調整、仕入債務の増加35億円等による資金の増加があった一方、法人税等の支払額141億円、売上債権の増加54億円、棚卸資産の増加22億円、販売用不動産の増加19億円等の資金の減少、営業活動によるキャッシュ・フローに算入されない投資有価証券売却益34億円、固定資産売却益10億円等があったことによるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動により支出した資金は46億円(前期は122億円の収入)となりました。これは、主として投資有価証券の売却及び償還による収入57億円、有形固定資産の売却による収入20億円の資金収入等があった一方、設備投資による支出112億円、連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出8億円の資金支出等があったことによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動により支出した資金は316億円(前期比160億円の支出増)となりました。これは、主として自己株式の取得による支出200億円、配当金の支払額95億円、リース債務の返済による支出12億円の資金支出等があったことによるものであります。 (資本の財源及び資金の流動性) 運転資金及び投資資金につきましては、内部留保のほか金融機関からの借入により調達しております。また、当社グループにおいてキャッシュ・マネジメント・システムを導入し、グループ内資金の効率化を図るとともに緊急時の資金調達手段の確保を目的として、取引銀行10行と130億円の貸出コミットメント契約の締結により資金の流動性を確保しております。 資金需要の動向につきましては、主な使途として、事業領域拡大に向けた戦略投資、原価低減のための設備改善並びに新製品開発投資、製品の製造・販売に係る費用及び製品の品質向上等となります。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (5)経営成績に重要な影響を与える要因について「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。
セグメント情報4,344
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものである。 「ファニチャー事業」は、空間デザイン・コンサルテーション、オフィス家具の製造・仕入・販売を主な事業としている。「ビジネスサプライ流通事業」は、オフィス用品の仕入・販売を主な事業としている。「ステーショナリー事業」は、文具の製造・仕入・販売を主な事業としている。「インテリアリテール事業」は、インテリア・生活雑貨の仕入・販売を主な事業としている。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一である。 セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいている。 「注記事項(表示方法の変更)」に記載のとおり、従来、賃貸等不動産に関する主な賃貸収益は「不動産賃貸料」として「営業外収益」に、主な賃貸費用は「不動産賃貸費用」として「営業外費用」に計上していたが、当連結会計年度の期首より、一部の賃貸等不動産に関しては、「売上高」及び「売上原価」に計上する方法に変更している。 これに伴い、前連結会計年度のセグメント情報についても組替えを行っている。当該変更により、組替え前に比べて「ファニチャー事業」の売上高が609百万円、セグメント利益が502百万円、セグメント資産が424百万円増加している。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注1)合計調整額(注2)連結財務諸表計上額(注3) ファニチャー事業ビジネスサプライ流通事業ステーショナリー事業インテリアリテール事業売上高 外部顧客への売上高160,50693,15763,75221,178242338,837-338,837セグメント間の内部売上高又は振替高1,9085,77719,8226023327,803△27,803-計162,41598,93583,57521,238476366,641△27,803338,837セグメント利益又は損失(△)23,4594,4715,993521△47933,966△11,43422,531セグメント資産83,70464,56166,63812,41825,071252,393110,565362,959その他の項目 減価償却費3,0091,6981,898348957,0507607,811のれんの償却額612-94-9715-715長期前払費用の償却費18849702294140434持分法適用会社への投資額-921,665--1,7581,8553,613有形固定資産及び無形固定資産の増加額2,4742,3722,549350957,8421,5669,409(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれないアンテナショップ等を含んでいる。2 調整額は以下のとおりである。(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△11,434百万円には、セグメント間取引消去及び全社費用が含まれている。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等である。(2)セグメント資産の調整額110,565百万円には、セグメント間取引消去及び全社資産が含まれている。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る資産等である。(3)長期前払費用の償却費の調整額140百万円は、報告セグメントに帰属しない管理部門に係る資産の減価償却費である。(4)減価償却費の調整額760百万円は、報告セグメントに帰属しない管理部門に係る資産の減価償却費である。(5)持分法適用会社への投資額の調整額1,855百万円は、報告セグメントに帰属しない管理部門に係る持分法適用会社への投資額である。(6)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額1,566百万円は、報告セグメントに帰属しない管理部門の設備投資額である。3 セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っている。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注1)合計調整額(注2)連結財務諸表計上額(注3) ファニチャー事業ビジネスサプライ流通事業ステーショナリー事業インテリアリテール事業売上高 外部顧客への売上高170,635102,61862,77023,609242359,876-359,876セグメント間の内部売上高又は振替高1,5605,75020,8026933028,514△28,514-計172,196108,36983,57223,678573388,390△28,514359,876セグメント利益又は損失(△)26,1755,4637,092718△45738,992△12,74426,247セグメント資産93,11070,48067,19512,97924,004267,77087,278355,048その他の項目 減価償却費3,1831,8041,952309907,3407638,104のれんの償却額--60-3697-97長期前払費用の償却費16678802265172437持分法適用会社への投資額-961,676--1,7732,0873,860有形固定資産及び無形固定資産の増加額3,9973,2141,8294231479,6113,82213,434(注)1 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれないアンテナショップ等を含んでいる。2 調整額は以下のとおりである。(1)セグメント利益又は損失(△)の調整額△12,744百万円には、セグメント間取引消去及び全社費用が含まれている。全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る費用等である。(2)セグメント資産の調整額87,278百万円には、セグメント間取引消去及び全社資産が含まれている。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない親会社本社の管理部門に係る資産等である。(3)長期前払費用の償却費の調整額172百万円は、報告セグメントに帰属しない管理部門に係る資産の減価償却費である。(4)減価償却費の調整額763百万円は、報告セグメントに帰属しない管理部門に係る資産の減価償却費である。(5)持分法適用会社への投資額の調整額2,087百万円は、報告セグメントに帰属しない管理部門に係る持分法適用会社への投資額である。(6)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額3,822百万円は、報告セグメントに帰属しない管理部門の設備投資額である。3 セグメント利益又は損失(△)は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っている。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)1 製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。 2 地域ごとの情報(1)売上高(単位:百万円)日本海外合計294,83044,007338,837(注)売上高は顧客の所在地を基礎として分類している。 (2)有形固定資産(単位:百万円)日本海外合計53,7709,47163,241 3 主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略している。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)1 製品及びサービスごとの情報 セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。 2 地域ごとの情報(1)売上高(単位:百万円)日本海外合計315,78744,089359,876(注)売上高は顧客の所在地を基礎として分類している。 (2)有形固定資産(単位:百万円)日本海外合計56,1549,41865,572 3 主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載を省略している。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:百万円) ファニチャー事業ビジネスサプライ流通事業ステーショナリー事業インテリアリテール事業その他調整額合計減損損失5,153--76--5,229 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:百万円) ファニチャー事業ビジネスサプライ流通事業ステーショナリー事業インテリアリテール事業その他調整額合計減損損失106--130--236 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日) (単位:百万円) ファニチャー事業ビジネスサプライ流通事業ステーショナリー事業インテリアリテール事業その他調整額合計当期末残高--296-174-471(注) のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日) (単位:百万円) ファニチャー事業ビジネスサプライ流通事業ステーショナリー事業インテリアリテール事業その他調整額合計当期末残高--236-137-373(注) のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略している。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2024年1月1日 至 2024年12月31日)該当事項なし 当連結会計年度(自 2025年1月1日 至 2025年12月31日)ファニチャー事業において、Kokuyo Workplace India Limitedを連結子会社としたことにより、負ののれん発生益を認識している。当該事象による負ののれん発生益の計上額は、111百万円である。なお、負ののれん発生益は特別利益のため、セグメント利益には含まれていない。
サステナビリティに関する考え方及び取組15,300
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)サステナビリティ全般 当社グループは、2030年に向けた長期ビジョン「CCC2030」において、「自律協働社会」の実現に向けた自らの役割を「WORK & LIFE STYLE Company」と定め、「働く」「学ぶ・暮らす」の領域における豊かな生き方の創造を通じ、持続可能な社会の発展に貢献することを目指しています。「自律協働社会」とは、自律した個人が、互いを認めあい協働することで、新しい価値が生まれてくる社会です。多様な個人がそれぞれのやりがいを持ち、同調ではなく親密な関係の中で、互いに創造性を高めあう。そんな社会を実現する事が、数多ある社会課題の解決につながると考えています。この社会像の実現を、人と社会、そして地球環境全体のWell-being(ウェルビーイング)向上に資する重要なソーシャルインパクトと位置づけています。このインパクトを最大化するため、経営上の優先順位の高いマテリアリティ(重点課題)を特定し、事業活動を通じて社会課題の解決と経済価値の創出を両立させ、地球・社会とともに持続的に成長することに努めてまいります。 ■インパクト定量化に向けたロジックモデル (2)戦略 当社グループは、「長期ビジョンCCC2030」に向けて、マテリアリティ(重点課題)を2022年に特定しました。マテリアリティの特定にあたっては、当社グループが「積極的に解決すべき社会課題」と「実現したい社会像と会社像」から個別課題(リスクと機会)を抽出し、事業成長を実現する「経済性」と「社会性」の2軸で重要性評価を行った上で、より上位の課題にカテゴライズ・統合の上最終化しました。2025年には定期的な見直しとして「循環型社会への貢献」に含んでいた「循環型ビジネスモデルの構築」の活動を「サステナブル調達の推進」として切り分けました。また、これら活動の基盤として、国際的な規範に基づき人権を尊重する責任を果たすべく「コクヨグループ人権方針」を2025年11月に制定しました。特定プロセスにおいては、全執行役・執行役員が参画し、また社外有識者からの意見を反映しております。 各マテリアリティにはそれぞれ推進体制を構築し、長期目標としての2030年目標(施策とKPI)、中期目標としての2027年目標(施策とKPI)を設定しています。また、グループ目標とともに事業別の目標を設定し、事業活動を通じたサステナビリティの実現を図っております。 ■マテリアリティのリスクと機会戦略テーマ重点課題リスク機会社内外のWell-beingの向上新しい働き方の提案-社内の Well-being の向上は、競争力の源泉であるクリエイティビティ溢れる多様な人材の採用と定着に繋がります。更に、それらの人材が能力を最大限発揮することで、新たな価値の持続的創出と生産性の向上ももたらします。社会の Well-being の向上は、障がいをお持ちの方々をはじめ、あらゆる人々が活躍できる社会を実現するためのモノづくりやサービス提供を通じ収益機会の拡大が期待できるほか、コクヨの姿勢に対する外部評価の向上や共感によるビジネスネットワークの拡大ももたらします。ダイバーシティ&インクルージョン&イノベーション森林経営モデルの実現による事業領域拡大社会価値創出に向けたマネジメントシステム変革ビジネスインフラの強化やリスクマネジメント等の森林経営を推進するためのマネジメントシステム改革が、領域拡張に伴うリスクの低減に繋がります。未充足ニーズを捕捉し、事業ポートフォリオの絶え間ない変革と事業間シナジーの創出を通じて新たな価値を継続的に生みていくことで、経営環境の変化に対応し、持続的に企業価値を高めていくことができます。WORK&LIFEの基盤である地球を守るための活動気候危機への対応気候変動への対応は、エネルギーコストや輸送コストの増大等の短期的な財務リスクだけではなく、将来の環境コスト拡大や物理リスクの抑制・備えにも繋がります。低排出型の製品やソリューションの提供、ブランドイメージの向上による収益機会の拡大や、外部評価の向上を通じた株価への影響なども期待できます。循環型社会への貢献資源の回収・再利用によって資源調達リスクの低減やブランドイメージの毀損リスクを低減できます。持続可能な製品を求める消費者の支持獲得を通じて機会を拡大できるほか、多くの顧客と資源循環を通じて継続的な関係を構築することで、メンテナンスやアップデート等のサービスでの収益拡大も見込めます。サステナブル調達の推進サプライチェーン上の人権・環境リスクへの対応を行うことで、不買運動等のリスクを回避することは事業を持続的に行っていく上で、不可欠な取組となります。そうした取組を顧客に伝えていくことで、リスクへの対応コストを転嫁した適正なコストでの販売も可能になります。-自然共生社会への貢献生物多様性の理解や原材料にかかるリスク、事業所周辺の環境リスクの把握に努め、自然資本とバランスのとれた事業運営を行うことで、原材料の安定的な調達の実現と事業の持続性が確保できます。顧客の共感やブランドイメージの維持・強化を通じ、収益の拡大にも繋げていくことができます。 (3)指標と目標 指標と目標及び、2025年度の実績と主な取組は以下のとおりです。 ■マテリアリティの指標と目標・実績戦略テーマ重点課題2030年チャレンジ目標2027年目標2025年度の実績(2027年目標に向けた)2025年度の主な取組社内外のWell-beingの向上新しい働き方の提案Ⓐ多様な働き方の選択肢の挑戦数:27挑戦・有給休暇取得率:100%76.8%● Well-beingを「働きやすさ」「関係性の質」「働きがい」で構成されるものと捉え、その向上に取り組む・女性管理職比率:16%13.8%ダイバーシティ&インクルージョン&イノベーションⒷインクルーシブデザインを経た新シリーズ上市率:50%以上・インクルーシブデザインを経た商品上市率:35%48.8%● HOWS DESIGNによる商品開発に取り組み、また他の団体との協働活動も行い社会インパクト実現の拡大を目指す森林経営モデルの実現による事業領域拡大社会価値創出に向けたマネジメントシステム変革Ⓒ社会価値と経済価値を両立している売上高:100%・未来のヨコク実験数:30個13個● 新規事業創出活動の推進Ⓓ社会課題解決に関わる人材:100%・現業を社会課題解決へつなげていく社員:100%91.1%● ロジックモデルの理解浸透など、現業と社会課題解決のつながりの意識を醸成するWORK&LIFEの基盤である地球を守るための活動気候危機への対応ⒺSBTに準拠した削減目標設定と達成・Scope1~2:2022年比35%削減Scope3:・12.5万tに相当するサプライヤーにSBT目標を設定させる(カテゴリ1の12.5%相当)・2030年目標達成に向けたアクションプランができている31.9%排出削減※2025年実績未確定のため、2024年実績値を記載 ● 非化石電源への切り替えを海外へ拡大● サプライチェーンの排出削減のため、サプライヤーとのコミュニケーションを開始ⒻCO2吸収:6,000t-CO2以上/年の吸収量に貢献する 戦略テーマ重点課題2030年チャレンジ目標2027年目標2025年度の実績(2027年目標に向けた)2025年度の主な取組WORK&LIFEの基盤である地球を守るための活動循環型社会への貢献Ⓖコクヨグループ(海外含む)が取り扱う循環型商品売上高:80%以上・循環指針に基づく商品売上比率:40%11%● 循環指針の既存商品への適用、海外商品への展開準備● コクヨの循環施策参加者の拡大● 施工現場廃棄物にまつわる課題整理と改善施策のトライアル開始Ⓗ廃棄物(事業所、施工現場、棚卸在庫)のリサイクル率:100%・事業所廃棄物(デッドストック含む)リサイクル率:97%95.7%・産業廃棄物のプラスチックリサイクル率:100%88.2%・施工現場混合廃棄物発生率2023年度比:75%減22.4%減サステナブル調達の推進Ⓘコクヨの循環指針に賛同するBランク以上のサプライヤーからの調達先比率100%・Bランク以上のサプライヤーからの調達先比率:75%以上65%● 主要サプライヤー(500社)の評価・改善項目をフィードバック自然共生社会への貢献Ⓙ事業活動における自然環境負荷可視化を実現し±0達成・紙・木材木調達基準をクリアする商品売上比率 :75%・自然環境負荷の見える化:主要事業における見える化完了・ステーショナリー事業についてTNFD提言に基づく情報開示を実施● ステーショナリー事業でのTNFDを開示● 紙・木材調達基準の推進Ⓚ森林保全(毎年150ha程度の間伐)・自然環境保全活動 :3件●第3の自然環境保全活動を選定Ⓛヨシ原保全(毎年1.5ha程度のヨシ刈り) ※目標Ⓐに対する実績はコクヨ㈱、㈱カウネット、コクヨマーケティング㈱、コクヨサプライロジスティクス㈱、 ㈱コクヨロジテム、㈱アクタスと、コクヨアンドパートナーズ㈱を対象としています。 ※目標ⒺⒻⒽに対する実績は2024年度のデータを記載しています。 ※目標ⒷⒸⒹⒼⒾⒿについては範囲が限定されているため、今後国内外連結子会社に範囲を拡大していきます。 (4)ガバナンス 当社グループでは、サステナビリティ全体の戦略策定や、マテリアリティ(重点課題)の解決及びソーシャルインパクト(社会価値)の創出に向けた議論を行う場として「サステナブル経営会議」を設置しています。本会議は、代表執行役社長を議長とし、サステナビリティ推進を担当する執行役員を事務局長に、全執行役及び全執行役員をメンバーとして構成されています。また、「サステナブル経営会議」の下部組織として、環境部会・調達部会・Well-being部会・森林経営部会を設置し、各分野における専門的な検討を行い、同会議に報告をします。サステナブル経営会議と4つの部会で審議されたサステナビリティに関するリスクと機会、戦略、方針などは、定期的に取締役会へ報告し、承認を得るとともに、監督の対象としています。当社はこのような体制を通じて、サステナビリティ経営を推進し、持続的な価値創造を目指しています。 ■サステナブル経営体制 ■会議体の構成員及び役割会議体議長/部会長構成員機能/役割又はマテリアリティ開催回数取締役会社外取締役上釜健宏社外取締役社内取締役サステナブル経営戦略及び中期計画、年度計画を承認し、目標進捗を監督します。またサステナビリティ関連基本方針、並びに非財務情報開示内容について承認と監督を行います。● サステナブル経営戦略の承認と監督● サステナビリティ関連基本方針の承認と監督● 非財務情報 開示内容の承認3回※サステナブル経営会議代表執行役社長黒田英邦<事務局長>執行役員梅田直孝 全執行役全執行役員サステナビリティに関わるリスクと機会を識別し、マテリアリティの特定や目標設定を含む戦略を立案します。サステナビリティ関連方針や非財務情報の開示内容について審議し、取締役会の承認を経て実行計画へと展開します。● サステナブル経営戦略の立案と実行● サステナビリティ関連方針案の作成● 非財務情報開示内容の審議● 取締役会への報告と承認付議8回環境部会執行役員福井正浩コーポレート部門 各事業部門事業会社メンバーコクヨグループ全体の環境課題に対応します。マテリアリティ目標達成に向け、部門横断の3つのタスクフォース(気候危機、循環社会、自然共生)を設置します。● ISO14001の運用● 気候危機への対応● 循環型社会への貢献● 自然共生社会への貢献3回調達部会執行役員森田耕司同上サプライヤーの皆様と「共感共創」理念を共有し、サステナブル調達を推進します。コクヨブランド商品及び流通PBの一次サプライヤーから取組を開始しPDCAを回しながら対象範囲を拡大していきます。● サプライチェーンマネジメント● 紙・木材調達基準の運用12回Well-being部会執行役員越川康成同上「新しい働き方の提案」と「ダイバーシティ&インクルージョン&イノベーション」に取り組みます。マテリアリティ目標の達成に向け、部門横断の2つのタスクフォース(社内のWell-being、社会のWell-being)を設置します。● 社内外のWell-beingの向上1回森林経営部会執行役内藤俊夫同上森林経営モデルに基づく価値創造を、コクヨグループ全体へ浸透させます。社会価値と経済価値の両立に向けて、現業を社会課題解決へつなげていく社員を増やすことと、「未来のヨコク」創出に取り組みます。● 社会価値創出に向けたマネジメントシステム変革2回※取締役会は全16回実施しており、そのうちのサステナブルテーマについての開催数です (5)リスク管理 当社グループが事業活動を行う上での様々なリスクを網羅的に把握・評価し、経営への影響を適切にコントロールするため、代表執行役社長の諮問機関としてリスク委員会を設置し、全社的な立場から審議しています。 サステナビリティに関するリスク・機会に関しては、サステナブル経営会議において管理しています。当社グループにとっての重要なESG課題やリスクと機会に関するテーマをサステナビリティ推進室が、サステナブル経営会議の下部組織である4つの部会や各事業部門のサステナビリティ担当とともに抽出し、「経済性」「社会性」の2軸を主に識別・評価をし同会議にて審議されます。特に、購買調達、人権及び環境への配慮、人材及び労務は事業上の重要リスクとしてとらえており、リスク委員会と連携し適切に解決に努めております。 (6)人的資本に関する取組 当社グループは、「ワクワクする未来のワークとライフをヨコクする。」をパーパスとし、誰もが活き活きと働き、暮らし、つながりあう「自律協働社会」の実現を目指しています。そのために、社会課題に真摯に向き合いながら、「働く」「学ぶ・暮らす」の領域で各事業のナレッジを束ね、ひとつになってシナジーを生み、事業領域を拡大する「森林経営モデル」を推進していきます。 事業領域を拡張する新しい
コーポレート・ガバナンスの概要15,503
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社グループは、創業以来、「商品を通じて世の中の役に立つ」という企業理念の下で事業を拡大してきました。この理念は創業の精神として大切に受け継いでいますが、世界の大きな変革期の中で、新しい時代に対応した理念と価値創造のあり方として、企業理念を「be Unique.」と定めています。この理念には、「当社の商品・サービスを通じて得られる“体験”という価値を通じて、お客様の創造性を刺激し、お客様の個性を輝かせたい」という思いを込めております。 これまで当社グループの持続的な成長を支え、推進してきたものは、株主・顧客・取引先・従業員・地域社会等のステークホルダーとの間に築かれた良好な信頼関係であります。今後も当社グループが培ってきたこうした有形無形の財産を企業価値の源泉として守っていくことが大変重要な課題であると認識しております。 コクヨらしさのもと持続的かつ長期的な企業価値の向上を実現するため、経営の体制及び運営に当たっては、効率性、透明性、公正性を高め、継続的な充実に取り組んでまいります。 当社グループは、この基本的な考え方に基づき、「コクヨ コーポレート・ガバナンスガイドライン」を制定しております。https://ssl4.eir-parts.net/doc/7984/ir_material21/151080/00.pdf ② コーポレート・ガバナンス体制の概要及び当該体制を採用する理由当社は、2011年に独立社外取締役を招聘した上で人事・報酬委員会を任意の機関として設置し、執行と監督の分離を目指してまいりました。2020年から取締役会の議長を社外取締役が担っております。そして以下の観点から、さらなるコーポレート・ガバナンス体制の充実を目指し、2024年3月28日開催の第77回定時株主総会終結の時をもって、監査役会設置会社から指名委員会等設置会社へと移行いたしました。当社は、この体制のもとさらなるコーポレート・ガバナンス体制の充実化を図ってまいります。 イ.指名委員会等設置会社への移行の背景a.法定の三委員会による経営の監督機能の強化と透明性の向上独立社外取締役が過半数を占める法定の三委員会を設置することにより、独立性・客観性の観点から経営の監督機能を強化し、透明性を向上していくこと。b.執行権限の拡大と意思決定のスピードの向上監督と執行の役割・責務を明確に分離し、広範な業務執行権限を執行組織に委任することによって機動的な経営を推進し、意思決定のスピードの向上と執行における適切なリスクテイクを支える環境整備を実行していくこと。c.グローバル標準に合わせたコーポレート・ガバナンス体制の構築海外売上比率や外国人株主比率の拡大を目指す中、グローバル視点からも明確で理解しやすいコーポレート・ガバナンス体制を構築していくこと。 ロ.コーポレート・ガバナンス体制 当社のコーポレート・ガバナンス体制は以下のとおりです。 ハ.コーポレート・ガバナンス体制の構成員 当社のコーポレート・ガバナンス体制の構成員は以下のとおりです。氏名地位取締役会指名委員会監査委員会報酬委員会上釜 健宏社外取締役◎〇 大森 紳一郎社外取締役〇 ◎杉江 陸社外取締役〇◎ 〇東葭 葉子社外取締役〇〇〇 五味 祐子社外取締役〇 〇〇東條 克昭取締役〇 ◎* 黒田 英邦取締役代表執行役社長〇 内藤 俊夫取締役執行役〇 (注)〇は構成員を、◎は議長及び委員長を、*は常勤監査委員である取締役を、それぞれ示しております。 なお、2026年3月27日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役9名選任の件」を上程しており、当該議案が可決されますと、当社の取締役の状況は、以下のとおりとなる予定です。以下では、当該定時株主総会の直後に開催が予定される取締役会においての決議事項の内容(役職等)を含めて記載しております。氏名地位取締役会指名委員会監査委員会報酬委員会上釜 健宏社外取締役◎ 大森 紳一郎社外取締役〇 〇杉江 陸社外取締役〇〇 〇東葭 葉子社外取締役〇〇〇 五味 祐子社外取締役〇 〇〇齋藤 和弘社外取締役〇〇〇 東條 克昭取締役〇 〇* 黒田 英邦取締役代表執行役社長〇 内藤 俊夫取締役執行役〇 (注)〇は構成員を、◎は議長を、*は常勤監査委員である取締役を、それぞれ示しております。 ③ 取締役会等の活動状況イ.取締役会a.取締役会の活動状況2026年3月26日(有価証券報告書提出日)現在の取締役会は、社外取締役6名を含む計9名で構成されています。また、取締役会議長は、原則として社外取締役の中から取締役会の決議をもって選定しております。取締役の任期は1年とし、経営環境の変化へより迅速に対応できる体制を整えております。取締役会の開催状況は、原則として毎月1回開催している定時の取締役会のほか、必要に応じ、臨時の取締役会を開催しております。当事業年度においては16回開催され、当事業年度の取締役会1回当たりの平均所要時間は毎回約1.5時間、各取締役の出席回数及び出席率は次のとおりです。地位氏名出席回数出席率社外取締役 取締役会議長上釜 健宏16回/16回100%社外取締役増山 美佳3回/4回※75%社外取締役大森 紳一郎16回/16回100%社外取締役杉江 陸16回/16回100%社外取締役東葭 葉子15回/16回93.8%社外取締役橋本 副孝4回/7回※57.1%社外取締役五味 祐子12回/12回※100%取締役東條 克昭16回/16回100%取締役黒田 英邦16回/16回100%取締役内藤 俊夫16回/16回100%※増山美佳氏は、2025年3月28日開催の第78回定時株主総会終結の時までに開催された取締役会への出席状況を記載しております。※橋本副孝氏は、2025年5月31日の辞任前までに開催された取締役会への出席状況を記載しております。※五味祐子氏は、2025年3月28日の就任後に開催された取締役会への出席状況を記載しております。 当事業年度における取締役会は下記の取締役会重点テーマに基づいて運営し、各重点テーマにおける課題や方向性のあり方等の議論を行いました。<重点テーマ>1.長期ビジョンに向けた成長戦略の推進と資本市場との対話を通じた企業価値向上・第4次中期経営計画の推進・長期ビジョンに向けた戦略の解像度、確度のさらなる向上・資本市場との対話を通じた企業価値向上の強化・コクヨらしいサステナビリティ経営のあり方・IT、DX、AIの活用による業務効率化と新規事業創出の検討2.コクヨらしい人材の活用・育成・次世代リーダーの育成推進・中長期的な執行体制の変化についての議論3.内部統制の再構築とリスク管理の強化・既存事業における統制プロセスの再構築・グローバル展開を踏まえたリスク管理の強化とその枠組みの整備 当事業年度における取締役会の主な決議、報告及び討議事項は次のとおりです。・成長戦略の推進と事業投資 ・中長期の事業ポートフォリオや翌事業年度の事業計画に関する深い議論(集中検討会の実施を含む) ・重要な成長投資(海外M&A、国内組織再編、設備投資等)の決定・資本コストや株価を意識した経営・資本政策 ・株式分割、自己株式の取得・消却、及び増配の決定 ・政策保有上場株式の保有意義の検証及び継続的な縮減の実行・サステナビリティ・人材戦略 ・「コクヨグループサステナブル経営方針」「コクヨグループ人権方針」「コクヨグループ環境方針」等、各種方針の新設・改定 ・指名委員会等と連携した次世代経営リーダーの育成推進及び中長期的な執行体制の議論・内部統制及びリスク管理 ・「全社内部統制委員会」の新設等を通じた、内部統制システムの再構築 ・老朽化した基幹システムの刷新方針や、グローバル展開に伴うコンプライアンス体制の強化・コーポレート・ガバナンスの高度化 ・迅速な意思決定に向けた執行側への権限委譲(取締役会規則等の改正) ・取締役会の実効性評価の実施及び今後の運営に向けた課題の共有・定例、その他 ・法令及び当社定款等で定められた決議案件 ・業務執行状況、財務状況の報告・確認 b.取締役会の実効性評価取締役会の現状に対する課題認識と今後のあるべき姿を明らかにすべく、2011年より定期的に取締役会の実効性について、把握、分析、検証を行っています。2025年度の評価プロセス、評価結果の概要は以下のとおりです。本結果を踏まえて、今後も取締役会の実効性向上へ取り組んでまいります。 (ⅰ) 評価プロセス(a)第三者による実効性評価インタビュー対象者:取締役全員時期:2025年10月~11月聞き手:第三者インタビュー項目:取締役会の役割・構成・議題・討議・運営など取締役会の実効性を支える各テーマについて(b)アンケート対象者:取締役全員時期:2025年10月アンケート項目:各テーマ(全体評価、取締役構成、取締役会運営、審議内容、支援体制、法定三委員会、執行体制)について5段階評価及び自由コメント欄 (c)取締役会レビューミーティング対象者:非業務執行取締役時期:毎月取締役会終了直後内容:当日の取締役会での議論について (d)取締役会での議論と総括対象者:取締役全員内容:2025年度取締役会重点テーマの進捗/取締役会の実効性について時期:2025年10月、2025年12月 (ⅱ) 2025年度における全体評価結果の概要2025年度の取締役会の実効性について、第三者機関による評価を実施した結果、全体として実効性は確保されており、機能しているものと確認されました。指名委員会等設置会社への移行以降、M&Aや大規模プロジェクト等の重要議案に対し、社外取締役を含む多角的な視点から、財務・戦略・リスクの両面で活発な議論が行われました。特に、成長投資に対する規律ある判断や、長期ビジョンとの整合性に関する議論が深まった点は、監督機能の着実な進化として評価されました。今後の課題認識としては、グローバルな事業拡大と成長スピードに対応したグループガバナンス基盤の高度化が挙げられました。具体的には、執行側への権限委譲をより円滑に進めるためのモニタリング体制の充実や、リスク管理プロセスの再構築について、継続的に取り組む必要性が共有されました。また、持続的な企業価値向上を支える次世代経営体制の強化についても、指名委員会を中心に中長期的な視座で議論を深めていくことを確認しました。今後は、これらの取組を通じて、監督と執行の連携をより一層深め、透明性が高く実効性のあるコーポレート・ガバナンス体制の進化に努めてまいります。 ロ.指名委員会 2026年3月26日(有価証券報告書提出日)現在の指名委員会は3名の取締役指名委員(全員が社外取締役)で構成されています。また、委員長は、原則として社外取締役の委員の中から指名委員会の決議をもって選定しております。 指名委員会は、株主総会に提案する取締役の選任・解任に関する議案の決定、並びに取締役会へ上程する執行役・執行役員の選任・解任及び代表執行役・役付執行役の選定・解職に関する議案の検討を行います。 指名委員会での決議又は審議内容については、指名委員会に選定された指名委員が適宜・適切に取締役会に報告します。当事業年度においては10回開催され、当事業年度の指名委員会1回当たりの平均所要時間は毎回約40分、各指名委員の出席回数及び出席率は次のとおりです。地位氏名出席回数出席率社外取締役 委員長※杉江 陸10回/10回100%社外取締役橋本 副孝2回/5回※40%社外取締役上釜 健宏10回/10回100%社外取締役東葭 葉子9回/10回90%取締役黒田 英邦2回/2回※100%※杉江陸氏は、橋本副孝氏の2025年5月31日の退任前までは指名委員として出席しておりました。※橋本副孝氏は、2025年5月31日の退任前までに開催された指名委員会への出席状況を記載しております。なお、同氏は、退任前までは指名委員会の委員長を務めておりました。※黒田英邦氏は、2025年3月28日開催の第78回定時株主総会終結の時までに開催された指名委員会への出席状況を記載しております。 当事業年度における指名委員会の主な決議、報告及び討議事項は次のとおりです。1)法令、定款及び指名委員会規則で定められた決議案件2)取締役会のスキルギャップを踏まえた、新たな社外取締役候補者の要件定義及び選定に関する討議3)第5次中期経営計画を見据えた次期執行体制(執行役・執行役員)の検討並びに取締役会に上程される議案についての事前討議及び答申4)経営幹部(CXO等)の後継体制(サクセッションプラン)の検討及び次世代経営リーダーの要件定義・育成に関する報告・討議5)指名委員会の活動振り返り ハ.監査委員会2026年3月26日(有価証券報告書提出日)現在の監査委員会は、3名の取締役監査委員で構成されています。また、委員長は、監査委員の経験がある取締役監査委員の中から監査委員会の決議をもって選定しております。監査委員会は、執行役及び取締役の職務の執行の監査、監査報告の作成、株主総会に提出する会計監査人の選任、解任及び不再任に関する議案の内容の決定等を行います。また、監査の実効性を確保するため、監査委員会は、各事業及び機能責任者と定期的に意見交換を行うとともに、内部監査部門及び主要子会社の監査役と緊密に連携できる体制を整えています。監査委員会での決議及び審議内容については、監査委員会に選定された監査委員が適宜・適切に取締役会に報告します。当事業年度における活動状況は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (3)監査の状況」に記載のとおりであります。 ニ.報酬委員会2026年3月26日(有価証券報告書提出日)現在の報酬委員会は、3名の取締役報酬委員で構成されています。また、委員長は、原則として社外取締役の委員の中から報酬委員会の決議をもって選定しております。報酬委員会は、取締役、執行役及び執行役員に関する報酬制度、当該制度に基づく個別の取締役、執行役及び執行役員の報酬等を審議・決議します。報酬委員会での決議及び審議内容については、報酬委員会に選定された報酬委員が適宜・適切に取締役会に報告します。当事業年度においては13回開催され、当事業年度の報酬委員会1回当たりの平均所要時間は毎回約1時間、各報
役員の報酬等12,129
(4)【役員の報酬等】当社の役員の報酬の決定方針及び個人別の報酬等の内容は、報酬委員会において、以下のとおり決定しております。また、報酬委員会の権限の内容及び裁量の範囲は「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ③ 取締役会等の活動状況 ニ.報酬委員会」に記載のとおりであります。 当社は、2026年2月13日開催の報酬委員会において、当社の執行役(取締役を兼務する者を含む。)を対象とする業績連動型株式報酬制度を導入すること、及び、短期インセンティブ報酬の評価に用いる財務指標を変更することを決議しております。2026年3月27日開催予定の第79回定時株主総会の直後に開催予定の報酬委員会の決議により改定予定の翌事業年度(2026年度)における役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項、及び、当事業年度(2025年度)における役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項は以下の①及び②のとおりです。 ① 翌事業年度(2026年度)における役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 a. 基本方針「長期ビジョンCCC2030」の実現に向けて、大きく成長に舵を切る位置づけとなる第4次中期経営計画の達成を動機づけるため、以下の狙いに基づき役員報酬制度を設計・運用いたします。1)必要な人材の獲得・引き留めを通じて、経営のサステナビリティを実現(ア)役員の役割・職責に基づき、ベンチマーク対象企業群に対して競争力のある水準を設定する2)中長期的な企業価値の向上への持続的な動機づけ(ア)企業価値の向上、長期ビジョン・中期経営計画の実現に向けて、短・中長期の財務・非財務目標達成に対してインセンティブを付与する(イ)中長期的な取り組みを重視し、過度なリスクテイクやコンプライアンス違反を抑止する3)透明性・合理性・簡潔性を備え、多様なステークホルダーからの信頼を獲得(ア)透明性ある手続きに基づき、合理的・簡潔な報酬制度を設計することで、株主をはじめとしたステークホルダーに説明責任を果たす b. 取締役及び執行役の個別の報酬等の額又は算定方法の決定方針1)執行役(取締役を兼務する者を含む。)の報酬ⅰ.報酬額の設定方法(a)報酬の種類執行役の報酬は、業務執行に対する対価として設定の上、以下の4種類の報酬で構成しております。 執行役の報酬体系及び各報酬の概要報酬の種類評価指標報酬ごとの評価割合報酬変動幅概要基本報酬(固定・金銭)---毎月固定額の金銭報酬短期インセンティブ報酬(変動・金銭)財務指標(全社財務評価)70%15~185%単年度の業績や成果に応じ、国内連結売上高、海外連結売上高及び連結営業利益を主な評価指標とする財務指標と、非財務指標に基づいて年1回金銭を支給非財務指標(個人評価)30%長期インセンティブ報酬Ⅰ(変動・株式)---株主との価値共有を目的に、譲渡制限付株式を年1回支給長期インセンティブ報酬Ⅱ(変動・株式)業績連動型株式報酬(PSU)0~200%中期経営計画達成及び企業価値の持続的な向上を図る動機づけ並びに株主との一層の価値共有を目的に、意欲的な水準を設定し追加的なインセンティブ報酬として支給財務指標連結ROE40%中期経営計画達成に向けたインセンティブ報酬として、中期経営計画期間に合わせた3年分(当初は2026年12月期及び2027年12月期の2事業年度分)の基準ユニットを付与し、中期経営計画期間終了後に財務指標の達成度に応じて、50%は譲渡制限付株式として交付し、50%は金銭として支給以降、中期経営計画期間ごとに付与連結EBITDA40%株価指標相対TSR20%企業価値向上に向けたインセンティブ報酬として、1年分の基準ユニットを毎年付与し、3年後の株価指標の達成度に応じて、50%は譲渡制限付株式として交付し、50%は金銭として支給以降、毎年付与 (b)報酬等級・報酬グレード執行役の役割の大きさに応じて、5つの報酬等級を設定し、報酬等級ごとに3つの報酬グレードを設けております。報酬グレードごとに、基本報酬、短期インセンティブ報酬及び長期インセンティブ報酬Ⅰ・Ⅱの基準額をそれぞれ設定しております。なお、基準額は外部専門機関の調査による、同格企業(日系同規模等のベンチマーク対象企業群)の同等の役割の大きさに対して支給する基本報酬水準を参考に報酬委員会において検証・決議しております。 ⅱ.基本報酬、短期インセンティブ報酬及び長期インセンティブ報酬Ⅰ・Ⅱの支給割合の決定に関する方針報酬等級が上位になるほど変動比率が高くなるよう設定しております。代表執行役社長の標準時の基本報酬、短期インセンティブ報酬及び長期インセンティブ報酬Ⅰ・Ⅱについては以下の支給割合で設定しております。 ⅲ.短期インセンティブ報酬及び長期インセンティブ報酬Ⅰ・Ⅱの内容並びに報酬等の額又は算定方法の決定方針(a)短期インセンティブ報酬1.評価指標の構成短期インセンティブ報酬は財務指標(全社財務評価)及び非財務指標によって決定しております。2026年度の財務指標(全社財務評価)における主な評価指標として、国内連結売上高、海外連結売上高及び連結営業利益の3つを用いて評価をいたします。 2.役員報酬の決定プロセス単年度の財務指標や非財務指標の具体的な項目、指標に係る支給率及び非財務指標に係る支給率の算定方法並びに報酬等級ごとの指標のウエイトは、報酬委員会において検証し、決定しております。 3.業績評価の対象期間会計期間と同様の1月から12月までの1年間としております。 (b)長期インセンティブ報酬Ⅰ報酬等級・報酬グレードごとに設定される長期インセンティブ報酬Ⅰとして、当社の普通株式を用いた譲渡制限付株式(以下、本(b)において「本株式」といいます。)を付与しております。本株式の発行又は処分にあたっては、当社と執行役との間で、譲渡制限付株式割当契約を締結しております。 1.付与方法取締役会決議を経て執行役に対して本株式を付与します。1株当たりの払込金額は、当該取締役会決議日の前営業日の東京証券取引所における当社の普通株式(以下「会社株式」といいます。)の普通取引の終値(同日に取引が成立していない場合は、それに先立つ直近取引日の終値)を基礎として、本株式を引き受ける執行役に特に有利な金額とならない範囲で取締役会において決定する金額としております。 2.算定方法本株式の付与数は、執行役については報酬等級・報酬グレードごとに設定される長期インセンティブ報酬Ⅰの基準額を基礎として算定しております。 (c)長期インセンティブ報酬Ⅱ(法人税法第34条第1項第3号に定める業績連動給与)当社は、中期経営計画に係る業績目標又は株価に関する指標に係る目標の達成度等に応じて会社株式を交付し、その後継続して保有することを促すことにより、当社業績と執行役(取締役を兼務する者を含み、以下本(c)において「対象者」といいます。)の報酬の連動性を明確にし、対象者に当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、対象者と株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的として、2026年度より業績連動型株式報酬制度を導入しました。長期インセンティブ報酬Ⅱは、中期経営計画の達成及び企業価値向上に向けたインセンティブ報酬として設定された業績連動型株式報酬(PSU)です。以下のとおり、中期経営計画の財務目標(連結EBITDA、連結ROE)及び株価指標(相対TSR)の達成度に応じて、支給率が0%~200%の範囲で変動します。 区分評価指標評価割合評価期間概要財務指標連結ROE40%2年間(2026/1/1-2027/12/31)本業の収益力を評価。中期経営計画の重要指標。連結EBITDA40%2年間(2026/1/1-2027/12/31)資本効率を評価。高収益体質への転換を促進するための重要指標。株価指標相対TSR20%3年間(2026/4/1-2029/3/31)TOPIX成長率と比較した株主総利回りを評価。市場との対話を促進。 財務指標分・株価指標分の基準ユニット付与・株式交付サイクルイメージ ※交付する譲渡制限付株式に係る譲渡制限は当社グループの取締役、執行役、監査役、執行役員又は従業員のいずれの地位からも退任又は退職した時に解除 ■付与対象者の各年度の基準額氏名2026年度基準額(千円)2027年度基準額(千円)黒田 英邦47,65754,873内藤 俊夫19,96020,739 1.財務指標(連結EBITDA・連結ROE)に基づく算定について財務指標に基づき最終的に交付される株式の数(以下「最終交付株式数(財務指標)」といいます。)は、以下の算定式によって算定される数(以下「最終権利確定数」といいます。)の50%(1株未満の端数が生じる場合、これを切り捨てるものとします。)とします。財務指標に基づき最終的に支給される金銭の額は、最終権利確定数から最終交付株式数(財務指標)を控除した数に、最終交付株式の譲渡制限解除日(最終交付株式に譲渡制限が付されない場合は最終交付株式交付日とします。)の東京証券取引所における会社株式の普通取引の終値(同日に取引が成立していない場合には、それに先立つ直近取引日の終値)を乗じた金額(100円未満の端数が生じる場合、これを切り捨てるものとします。)とします。 イ 最終権利確定数の算定方法最終権利確定数=基準交付株式数×(連結EBITDAに係る+連結ROEに係る)支給率×50%支給率×50% ロ 業績評価期間2026年12月期の初日から2027年12月期の末日までの連続する2事業年度を対象としています。 ハ 基準交付株式数の算定方法基準交付株式数=報酬等級・報酬グレードによる基準額(2026年度分)×80%+報酬等級・報酬グレードによる基準額(2027年度分)×80%株価 ※株価:2026年3月27日開催予定の第79回定時株主総会後の報酬委員会の開催日の前営業日の東京証券取引所における会社株式の普通取引の終値(同日に取引が成立していない場合は、それに先立つ直近取引日の終値)・期中に報酬等級・報酬グレードに変更があった場合の基準交付株式数の算定方法2026年1月1日時点の報酬等級・報酬グレード従った基準額及び2027年1月1日時点(同年において取締役を兼務する時期がある場合は、2027年4月1日時点)の報酬等級・報酬グレードに従った基準額の合算額を、2026年3月27日開催予定の第79回定時株主総会後の報酬委員会の開催日の前営業日の東京証券取引所における当社普通取引終値で除した数とします。 ・執行役及び執行役員のいずれにも就任していない事業年度がある場合の基準額当該事業年度の基準額は0円として計算します。 ・業績評価期間中に対象者が当社の報酬委員会が正当と認める理由により執行役及び執行役員のいずれの地位からも退任した場合又は会社株式を交付する日までに組織再編等が当社の株主総会で承認された場合(ただし、組織再編等効力発生日が会社株式を交付する日より前に到来することが予定されているときに限る。)(i) 2026年11月末日までに生じたときは、0(ii) 2026年12月1日から2027年11月末日までに生じたときは、2026年1月1日時点(同年において取締役を兼務する時期がある場合は、2026年4月1日時点)の報酬等級・報酬グレードに従った基準額を、2026年3月27日開催予定の第79回定時株主総会後の報酬委員会の開催日の前営業日の東京証券取引所における当社普通取引終値で除した数(iii) 2027年12月に生じたときは、基準交付株式数の調整なし ※組織再編等とは、(i)当社が消滅会社となる合併契約、(ii)当社が分割会社となる吸収分割契約又は新設分割計画(当社が、会社分割の効力発生日において、当該会社分割により交付を受ける分割対価の全部又は一部を当社の株主に交付する場合に限る。)、(iii)当社が完全子会社となる株式交換契約又は株式移転計画、(iv)株式の併合(当該株式の併合により対象者に関する基準交付株式数が1株に満たない端数のみとなる場合に限る。)、(v)当社の普通株式に会社法第108条第1項第7号の全部取得条項を付して行う当社の普通株式の全部の取得、及び、(vi)当社の普通株式を対象とする株式売渡請求(会社法第179条第2項に定める株式売渡請求を意味する。)をいいます。※組織再編等効力発生日とは、(i)については合併の効力発生日、(ii)については会社分割の効力発生日、(iii)については株式交換又は株式移転の効力発生日、(iv)については株式併合の効力発生日、(v)については会社法第171条第1項第3号に規定する取得日、(vi)については会社法第179条の2第1項第5号に規定する取得日をいいます。 ニ 連結EBITDA・連結ROEに係る支給率連結EBITDA・連結ROEに係る支給率の算定式、支給率のカーブ、各評価指標の目標値は以下のとおりです。連結EBITDAに係る支給率(%)=2027年12月期の連結EBITDAの実績値-37,564,000,000円(2027年12月期の連結EBITDAに係る支給の下限金額)×10043,257,000,000円(2027年12月期の連結EBITDAの目標値)-37,564,000,000(2027年12月期の連結EBITDAに係る下限金額) 連結ROEに係る支給率(%)=2027年12月期の連結ROEの実績値(%)-8.5(2027年12月期の連結ROEに係る支給の下限値)×1009.0(2027年12月期の連結ROEの目標値(%))-8.5(2027年12月期の連結ROEに係る下限値) 評価指標評価割合支給率と目標業績値(千円)連結EBITDA50%上限値(200%)48,950目標値(100%)43,257下限値(0%)37,564連結ROE50%上限値(200%)9.5%目標値(100%)9.0%下限値(0%)8.5% ※連結EBITDA及び連結ROEの数値は、業績評価期間の最終事業年度に係る有価証券報告書に記載した連結貸借対照表及び連結損益計算書に基づき算出されます。ただし、2026年12月1日から2027年12月末日までの間に、対象者が死亡その他報酬委員
従業員の状況2,134
5【従業員の状況】(1)連結会社の状況 2025年12月31日現在セグメントの名称従業員数(名)ファニチャー事業3,839 (1,022)ビジネスサプライ流通事業579 (168)ステーショナリー事業2,833 (412)インテリアリテール事業462 (334)その他37 (12)全社(共通)329 (56)合計8,079 (2,004)(注)1 従業員数は就業人数(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時従業員数は、年間の平均人員を( )外数で記載している。2 全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門等に所属しているものである。 (2)提出会社の状況 2025年12月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)2,346(431)41.515.47,864,322 セグメントの名称従業員数(名)ファニチャー事業1,487 (308)ビジネスサプライ流通事業121 (7)ステーショナリー事業394 (48)インテリアリテール事業- (-)その他15 (12)全社(共通)329 (56)合計2,346 (431)(注)1 従業員数は就業人数(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時従業員数は、年間の平均人員を( )外数で記載している。2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでいる。 (3)労働組合の状況 当社及び一部の国内連結子会社の労働組合は、コクヨ労働組合と称し、印刷情報メディア産業労働組合連合会(略称 印刷労連)に属しております。組合員数は2,843人(2025年12月31日現在)であります。 なお、労使関係は良好であります。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異① 提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注3)全従業員正規雇用従業員有期雇用従業員14.581.176.876.479.1(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出している。2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出している。3 労働者の男女の賃金差異の主たる要因として、勤続年数及び管理職比率の差異、諸手当の支給の有無などがあげられる。当社では、人材マネジメントポリシーに基づき、性別を問わず社員の成長と活躍を促すためのアクションを実施しており、この取組を推進することで、男女間の賃金差異の縮小につながると考えている。主な取組内容は、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (6)人的資本に関する取組」のとおりである。 ② 連結子会社当事業年度名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注3)全従業員正規雇用従業員有期雇用従業員㈱カウネット15.9100.079.078.690.2コクヨマーケティング㈱6.0100.071.773.232.2コクヨサプライロジスティクス㈱3.0100.048.170.456.6㈱コクヨロジテム8.575.076.681.164.6コクヨアンドパートナーズ㈱25.033.359.877.296.7㈱アクタス25.050.069.079.176.2㈱コクヨMVP10.0100.079.188.7100.8㈱コクヨ工業滋賀21.4100.070.091.060.9オリジン㈱0.0-72.484.988.3㈱エステイツク11.1-48.263.528.5(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出している。2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出している。なお、表中の「-」は前事業年度に配偶者が出産した男性労働者がいないことを示している。3 労働者の男女の賃金差異の主たる要因として、勤続年数及び管理職比率の差異、諸手当の支給の有無などがあげられる。当社グループでは、人材マネジメントポリシーに基づき、性別を問わず社員の成長と活躍を促すためのアクションを実施しており、この取組を推進することで、男女間の賃金差異の縮小につながると考えている。主な取組内容は、「2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (6)人的資本に関する取組」のとおりである。
関係会社の状況2,171
4【関係会社の状況】名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) ㈱コクヨロジテム(注2)大阪市東成区225家具等の運送・保管100.0土地建物の一部を賃貸資金貸借ありコクヨマーケティング㈱(注2、4)東京都千代田区530紙製品・文具・家具・事務用機器等の販売100.0土地建物の一部を賃貸資金貸借ありコクヨアンドパートナーズ㈱東京都千代田区50総務業務等のアウトソーシングサービスの提供100.0土地建物の一部を賃貸資金貸借ありコクヨ(マレーシア)Sdn.Bhd.(注2)マレーシア百万リンギット70家具の製造・販売100.0 コクヨインターナショナル(マレーシア)Sdn.Bhd.マレーシア百万リンギット2文具・家具の販売、オフィス空間の設計・施工100.0 国誉装飾技術(上海)有限公司中華人民共和国百万人民元69家具・建材の施工・販売100.0(28.2) 国誉家具(中国)有限公司(注2)中華人民共和国百万人民元148家具・事務用機器等の調達・製造・販売100.0 Kokuyo Hong Kong Limited(注2)香港百万香港ドル616家具の製造・販売事業の持株会社100.0資金貸借ありDongguan Lamex Furniture Co., Ltd.(注2)中華人民共和国百万香港ドル140家具の製造・販売100.0(100.0) ㈱カウネット(注2、4)東京都港区3,400オフィス用品等の通信販売100.0土地建物の一部を賃貸資金貸借ありコクヨサプライロジスティクス㈱大阪市東成区100紙製品等の運送・保管100.0土地建物の一部を賃貸資金貸借あり㈱コクヨ工業滋賀滋賀県愛知郡100紙製品・文具の製造・販売100.0土地建物の一部を賃貸資金貸借あり㈱コクヨMVP鳥取県鳥取市49紙製品・文具の製造・販売100.0資金貸借あり国誉商業(上海)有限公司(注2)中華人民共和国百万人民元635オフィス用品等の通信販売紙製品・文具の製造・販売100.0資金貸借ありコクヨベトナムCo.,Ltd.(注2)ベトナム社会主義共和国百万USドル25紙製品・文具の製造・販売100.0 コクヨベトナムトレーディングCo.,Ltd.ベトナム社会主義共和国百万ベトナムドン81,274紙製品・文具の販売100.0(100.0) コクヨカムリンリミテッドインド百万インドルピー100文具・画材の製造・販売74.4 Kokuyo Workplace India Limitedインド百万インドルピー114家具の製造・販売99.8 ㈱アクタス東京都新宿区50インテリア家具等の仕入・小売・卸販売95.2(95.2)資金貸借ありコクヨファイナンス㈱大阪市東成区30事務用機器のリース・損害保険代理業100.0土地建物の一部を賃貸資金貸借ありLmDインターナショナル㈱東京都港区834インテリア販売事業の持株会社100.0資金貸借あり国誉(上海)企業管理有限公司中華人民共和国百万人民元13中国現地法人の統括100.0 オリジン株式会社徳島県阿波市70家具の製造・販売100.0(48.7) 株式会社エステイツク徳島県名西郡65家具の販売100.0(7.5) コクヨIKタイランドCo.,Ltd.タイ百万バーツ100文具の製造・販売60.0 コクヨインターナショナル(タイランド)Co.,Ltd.(注3)タイ百万バーツ10家具の販売、オフィス空間の設計・施工49.0 その他2社 (持分法適用関連会社) コクヨ北海道販売㈱札幌市白石区100オフィス用品・OA機器の販売34.0土地建物の一部を賃貸コクヨ東北販売㈱仙台市青葉区95オフィス用品・OA機器の販売34.0土地建物の一部を賃貸 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容コクヨ北関東販売㈱栃木県宇都宮市50オフィス用品・OA機器の販売38.6資金貸借ありコクヨ北陸新潟販売㈱富山県富山市96オフィス用品・OA機器の販売34.0 コクヨ東海販売㈱名古屋市中区90オフィス用品・OA機器の販売34.0土地建物の一部を賃貸コクヨ山陽四国販売㈱岡山県岡山市29オフィス用品・OA機器の販売34.0土地建物の一部を賃貸中部キスパ㈱名古屋市中区90オフィス用品・OA機器の販売34.0 ㈱ニッカン新潟県長岡市150紙製品の製造・販売50.0(11.0) (注)1 「議決権の所有割合」欄の( )内書は、間接所有である。2 特定子会社に該当している。3 議決権の所有割合は100分の50以下であるが、実質的に支配しているため連結子会社としている。4 ㈱カウネット及びコクヨマーケティング㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えている。主要な損益情報等㈱カウネット① 売上高92,880百万円 ② 経常利益5,417〃 ③ 当期純利益3,728〃 ④ 純資産額8,824〃 ⑤ 総資産額50,195〃 コクヨマーケティング㈱① 売上高76,647百万円 ② 経常利益3,998〃 ③ 当期純利益3,588〃 ④ 純資産額10,689〃 ⑤ 総資産額33,527〃
配当政策642
3【配当政策】当社は、中長期にわたる企業価値の最大化に向けて、持続的な事業の成長に努め、株主への利益配当額の向上に取り組んでおります。第4次中期経営計画においては、原則として年間配当金(特別配当等を除く)が前年度の年間配当金を下回らない(いわゆる累進配当)こと及び連結配当性向50%を株主還元方針として掲げております。当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。当社は、剰余金の配当を取締役会の決議によって定めることができる旨、また、中間配当と期末配当の基準日は毎年6月30日及び12月31日とする旨を定款に定めております。なお、当該定款は株主総会による剰余金の配当の決定権限を排除するものではありません。第79期の期末配当金については、1株当たり13円00銭とし、中間配当11円50銭と合わせ年間24円50銭の配当を実施する予定です。内部留保資金については、今後の成長戦略への投資に活用してまいります。なお、当社は連結配当規制適用会社です。 (注)当社は、2025年7月1日を効力発生日として、普通株式1株につき4株の割合で株式分割を行っております。配当金については、当該株式分割に伴う調整後の額を記載しております。 当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年7月30日取締役会決議5,14911.502026年3月27日定時株主総会決議(予定)5,59913.00
研究開発活動3,718
6【研究開発活動】 当社グループの当連結会計年度における研究開発費の総額は、1,540百万円であり、各セグメントの研究開発活動は、次のとおりであります。 1.ファニチャー事業 多様な個人の価値観を大切にし、チームと個人がいきいきと働けるようなオフィスづくりに貢献するため、『快適性と集中力』、『インクルーシブデザイン』、『フレキシビリティ』に着目し、以下のような商品開発を行いました。(1)新感覚オフィスチェアー「ingCloud(イングクラウド)」 「ingCloud」は、身体の微細な動きに寄り添い、かつてない没入感を実現する次世代のオフィスチェアーです。エンジニアやプログラマーといったデジタルワーカーへの徹底したヒアリングに基づき、長時間の快適な着座と集中維持を目指して開発されました。最大の特徴は、座面下、背もたれ、肘掛けの3箇所に搭載された「トリプルグライディング機構」と、フレームの干渉を排除した「3Dハンモックメッシュ」を組み合わせた独自の「3Dウルトラオートフィット機構」です。これにより、座るというよりも身体に「まとう」ような一体感のある座り心地を実現しました。ヘッドレストや可動肘も標準装備し、PCワーク時の頭部や腕をソフトに支えます。カラーは空間に馴染むラインアップを揃え、多様な執務シーンを支援します。(2)タスクチェアー「hug knit(ハグニット)」 「DAYS OFFICE」ブランドから誕生した「hug knit」は、エラストマー素材の活用により、やさしいデザインと高い機能性を両立したタスクチェアーです。背もたれには伸縮性のあるエラストマーを採用し、部位ごとに厚みを制御することでランバーサポート機能を付与し、上半身を包み込むように支えます。機能面では、体重に合わせてロッキング強度を自動調整するオートアジャストロッキングや、大腿部への圧迫を軽減する座前傾チルト機構を搭載し、長時間の作業負荷を軽減します。また、左利きの方や右手が不自由な方にも配慮し、昇降レバーを座面両側に設置するなど、インクルーシブな設計を追求しました。本体4色、張り地7色の豊富なバリエーションにより、カジュアルなオフィス空間にも調和します。(3)オフィス家具「hangout(ハングアウト)」 「hangout」は、多様な特性を持つ人々が自然な姿勢で過ごせるよう設計された、インクルーシブデザインの新しいオフィス家具です。インクルーシブワークショップを経て開発された「hangout」は、安定感のある手すり状のフレームを採用することで、「つかむ」「身体をあずける」「もたれる」といった多様な動作をサポートし、身体のコントロールが容易な設計となっています。本体は前後左右どこからでも入り込みやすいL字形状となっており、偶発的なディスカッションやカジュアルな相談を誘発するコミュニケーションスポットを創出します。スリムなパイプ形状により圧迫感を抑えつつ、ミモザイエローやディープテラコッタなど空間のアクセントとなる4色の本体カラーを展開し、限られたオフィススペースの有効活用に貢献します。(4)マルチテーブル「Opt(オプト)」 「Opt」は、ABWやフリーアドレスといった働き方の変化に柔軟に対応するマルチテーブルです。従来の大きな配線カバーに対する不満を解消するため、天板中央に24mmのスリットを設け、電源コンセントやデスクトップパネル等のオプションをスリット内に集約可能にしました。これにより、利便性を維持しながら広い作業面を確保し、快適な執務環境を提供します。脚元にはロック付きのキャスターを搭載し、複数台を並べた際も脚部が干渉せず、隙間のない美しいレイアウトが可能です。カラーバリエーションは全10通りと豊富で、集中ワークから交流シーンまで、オフィスのあらゆるテイストに馴染みます。ワーカーの使いやすさを徹底的に考慮し、将来的なオフィスのレイアウト変更にもフレキシブルに対応できる設計となっています。(5)ミーティングチェアー「R Chair(アールチェアー)」 「R Chair」は、高い快適性とサステナビリティを追求したミーティングチェアーです。機能面では、リクライニング時にV字形状のアームレストがしなることで背もたれのチルトを促し、多様な姿勢をサポートします。また、骨盤を支える独自のポスチャーサポート構造により、長時間の会議でも疲れにくい座り心地を実現しました。環境配慮においては、背・座クッションを工具不要で交換できるロングライフ設計を採り入れたほか、座面の芯材には使用済みクリヤーホルダーを再資源化した再生樹脂「Looplaペレット」を採用しています。背もたれの形状は3種類、カラーもカジュアルなホワイトブラウンを含む多彩なラインアップを揃え、水平スタッキングによる効率的な収納にも対応するなど、機能美と汎用性を両立しました。 以上の結果、当連結会計年度における研究開発費の金額は、491百万円となりました。 2.ビジネスサプライ流通事業 当連結会計年度における研究開発費の金額は、9百万円となりました。 3.ステーショナリー事業 顧客のシーンごとに未充足ニーズを見出し、当社ならではの価値ある商品、差別化された商品を世の中に出すことで、お客様に支持され続ける商品づくりを目指しております。 2025年9月はノートブランドであった<Campus>を“まなびかた”のブランドとして刷新しました。学生をメインターゲットとした学習商品を“まなびかた”のアイデア「まなびレシピ」とともにご提案していきます。主な商品は以下のとおりです。(1)「キャンパス ノートのように使えるバインダー(2×2リング)」A6・A7サイズ 2022年に発売したB5・A4サイズは、ページを自由に差し替えられるルーズリーフの良さはそのままに、リングが上下に分かれていることで、ルーズリーフを抜き差しせず綴じたまま筆記をしても手に当たりにくい点が評価されています。今回拡充をするA6・A7サイズは、学生のまとめノート需要、スキマ時間勉強のニーズを捉えています。まなびかたのアイデアの「まなびレシピ」では、スキマ時間を活用する勉強方法『ちょこ勉』に用いることをおすすめしています。(2)「キャンパス ペンのように持ち運べるブッククリップ」 本体をクルっと回転させることでペンのように持ち運べるブッククリップです。左右のクリップで別々に挟むので、開いたページの左右の厚みが違っていても外れにくい仕様となっています。また、上クリップが下クリップに比べて短く半透明なため、ページ上部の文字が隠れにくくなっています。「まなびレシピ」では、教科書に情報を一元管理する勉強方法『メモ勉』に用いることをおすすめしています。(3)「キャンパス スキマに書き足すロールふせん」 教科書や参考書、ノートのスキマにメモやまとめを書き足せるロールタイプのふせんです。好きな長さで切って使うことができ、全面粘着ではがれにくいことが特長です。また、ケース入りで持ち運べるので、ペンケースに入れて持ち運んでもふせんが汚れることを防ぎます。「まなびレシピ」では、教科書に情報を一元管理する勉強方法『メモ勉』に用いることをおすすめしています。(4)「キャンパス よく消えるのに折れにくい消しゴム」 当社独自のハイブリッド製法により、高い消字性と折れにくさを両立した消しゴムです。適度な硬さで狙った箇所をピンポイントで消すことができます。また、当社のインクルーシブな開発プロセス「HOWS DESIGN(ハウズデザイン)」を経て完成した平行四辺形タイプは、手にフィットし、細かい文字も消しやすい設計となっています。広い面の消去に適した長方形タイプと合わせて2タイプを、それぞれM・Sの2サイズ、計4種をラインアップしています。学習シーンの小さなストレスを解消する『ベース文具』としてご提案しています。(5)「キャンパス スタメン文具が仕分けできるペンケース」 「よく使う文具や気分が上がる文具も持っていたいけれど、使用頻度が高い文具が見つけづらい」そのような困りごとを解消するペンケースです。使用頻度の高いスタメン文具は、フロントポケットに仕分けてすぐに取り出せます。約40本収容できる大容量ながら、修正テープなどを収容できる小物ポケットや、ふせんなどの薄物を収容できるふせんポケットなども備えており、整理がしやすい設計となっています。学習シーンの小さなストレスを解消する『ベース文具』としてご提案しています。 以上の結果、当連結会計年度における研究開発費の金額は、764百万円となりました。 4.インテリアリテール事業 当連結会計年度における研究開発費の金額は、17百万円となりました。 5.全社(共通) 次世代の働き方や学び方の研究をベースにコクヨグループの新たな商品やサービスに関しての開発を行い、当連結会計年度における研究開発費の金額は、256百万円となりました。
主要な設備の状況1,644
2【主要な設備の状況】(1)提出会社2025年12月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計本社(大阪市東成区)ファニチャー事業ビジネスサプライ流通事業ステーショナリー事業その他全社(共通)統括業務設備1,59361,092(13,561)7173,409461東京品川オフィス(東京都港区)ファニチャー事業ビジネスサプライ流通事業ステーショナリー事業その他全社(共通)統括業務設備販売設備4,05149(5,206)3684,4331,131東日本地区(注2)首都圏IDC(東京都江東区)他5ヶ所ファニチャー事業ビジネスサプライ流通事業物流設備3,31412112,740(127,174)5916,236-西日本地区(注2)岡山配送センター(岡山県都窪郡)他4ヶ所ファニチャー事業ビジネスサプライ流通事業物流設備1,484271,984(115,620)33,500-三重工場(三重県名張市)ファニチャー事業生産設備1,3889983,364(119,215)955,846158芝山工場(千葉県山武郡)ファニチャー事業生産設備1,0249972,872(73,734)504,946159(注)1 帳簿価額に建設仮勘定は含まれていない。2 ㈱コクヨロジテム又はコクヨサプライロジスティクス㈱に賃貸している。 (2)国内子会社2025年12月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計㈱コクヨ工業滋賀滋賀工場(滋賀県愛知郡)ステーショナリー事業生産設備(注3)17(注3)127(注2)-(-)30176127㈱コクヨMVP鳥取工場(鳥取県鳥取市)ステーショナリー事業生産設備665141197(38,441)391,044111(注)1 帳簿価額に建設仮勘定は含まれていない。2 提出会社から賃借している。3 一部は提出会社から賃借している。4 上記の他、連結会社以外からの主要な賃借設備の内容は、下記のとおりである。2025年12月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容賃貸借床面積(㎡)従業員数(名)当連結会計年度支払賃借料(百万円)コクヨサプライロジスティクス㈱近畿IDC(大阪市住之江区)ビジネスサプライ流通事業物流設備65,43120853 (3)在外子会社2025年12月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計コクヨ(マレーシア)Sdn.Bhd.マレーシア工場(マレーシア)ファニチャー事業生産設備391110392(57,499)54949148Dongguan Lamex FurnitureCo.,Ltd.東莞工場(中国)ファニチャー事業生産設備-1,058-(-)3731,431319コクヨベトナムCo.,Ltd.ベトナム工場(ベトナム)ステーショナリー事業生産設備566139-(-)6713357国誉商業(上海)有限公司上海工場(中国)ステーショナリー事業生産設備1,440301-(-)791,82195コクヨカムリンリミテッドサンバ工場(インド)ステーショナリー事業生産設備145167-(-)231491コクヨカムリンリミテッドパタルガンガ工場(インド)ステーショナリー事業生産設備728299-(-)1631,19192コクヨカムリンリミテッド本社(インド)ステーショナリー事業統括業務設備-89-(-)355444840コクヨIKタイランドCo.,Ltd.タイ工場(タイ)ステーショナリー事業生産設備182348136(12,718)32699227 (注) 帳簿価額に建設仮勘定は含まれていない。
監査の状況3,890
(3)【監査の状況】① 監査委員監査の状況1)組織・人員2026年3月26日(有価証券報告書提出日)現在、当社の監査委員会は、社外取締役2名及び非業務執行の常勤取締役1名の計3名の取締役で構成されています。当社事業に精通した常勤取締役が監査委員会の職務を補助すべき使用人や内部監査部門を活用しつつ、自らも直接監査活動を行い、執行役及び取締役の職務執行の監査の実効性を高めています。監査委員会は、最低1名は財務及び会計に関して相当程度の知見を有する者を含めることとしており、東葭葉子社外取締役を財務及び会計に関する相当程度の知見を有する監査委員として選定しています。また、五味祐子社外取締役を法律に相当程度の知見を有する監査委員として選定しています。また、監査委員会の職務を補助する組織として監査委員会室を設置し、執行役員を室長として、2025年12月末日時点でスタッフ2名を配置し、監査委員会の職務遂行のサポートを行っています。監査委員会室長及び監査委員会室の所属従業員の人事は監査委員会の事前同意を要する旨、評価、考課は監査委員会が行う旨の規定を設け、独立性を高め、監査委員会の指示の実効性を確保しています。なお、当社は、2026年3月27日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役9名選任の件」を上程しております。当該議案が承認可決され、当該定時株主総会の直後に開催が予定される取締役会決議により、齋藤和弘氏が新たに監査委員として選定されることで、監査委員会は1名増員となり計4名の監査委員(うち3名は社外監査委員)で構成されます。 2)監査委員及び監査委員会の活動状況当事業年度において監査委員会は15回開催され、当事業年度の監査委員会1回当たりの平均所要時間は毎回2時間、各監査委員の出席回数及び出席率は次のとおりです。地位氏名出席回数出席率常勤監査委員 委員長東條 克昭15回/15回100%社外監査委員東葭 葉子15回/15回100%社外監査委員橋本 副孝5回/8回※62.5%社外監査委員五味 祐子10回/10回※100%※橋本副孝氏は、2025年5月31日の退任前までに開催された監査委員会への出席状況を記載しております。※五味祐子氏は、2025年3月28日就任後に開催された監査委員会への出席状況を記載しております。 監査委員は、監査委員会規則及び、監査委員会で定めた監査計画に従い、取締役会や重要会議への出席、執行役、執行役員をはじめとした役職員へのヒアリング、国内外の重要拠点への往査等を通じて取締役会の意思決定の状況及び執行役の職務執行について監査しています。常勤監査委員は、業務執行に関わる重要な会議や、全社内部統制委員会、リスク委員会及びサステナブル経営会議などの会議体に出席するとともに、執行役、執行役員、事業本部長をはじめ、財務・法務・リスクマネジメント・経営企画等、各機能部門の責任者から報告及び常勤監査委員が必要と認めた事項に関する説明を適宜受け、またヒアリングを実施し、経営の意思決定や事業運営、会社法内部統制システムの整備・運用状況を監視し、監査委員会などで非常勤監査委員である社外監査委員に説明を行い、情報の共有を図っています。会計監査人との連携については、期中レビューなど定期的に報告を受けるほか、適宜協議を行い、相互連携を強化するとともに、財務報告及びJ-SOXの監査状況等について緊密に情報交換を行っています。内部監査部門及び関連機能部門との連携については、国内外グループ会社の業務監査の状況や、内部統制監査の状況について適宜意見交換を行っています。関係会社の監査については、「グループ監査役連絡会」を通じて常勤監査委員がグループ会社の監査役から監査状況について報告を受けることにより、事業運営や内部統制の運用状況を確認しています。 当事業年度における監査委員会の主な決議、報告及び審議事項は次のとおりです。1)法令、定款及び監査委員会規則で定められた決議案件2)取締役会に上程される議案についての事前審議3)重要な取締役会の意思決定及び執行役の職務執行の進捗状況の報告4)常勤監査委員が出席した重要会議及び往査等の報告5)内部統制システムの整備・運用状況、リスク対応状況についての報告6)サステナビリティ経営の推進体制の整備・運用状況についての報告7)内部監査部門、社内機能部門及び国内外関係会社の取締役・監査役との協議内容の報告8)監査委員会の活動振り返り ② 内部監査の状況当社における内部監査は、監査室(組織人員:2025年12月31日時点10名)が行っています。監査室は、監査委員会の了承を得た内部監査計画に基づき、当社のコンプライアンス、コントロールの各プロセスの妥当性や有効性を検証しています。内部監査の結果は監査委員会及び代表執行役社長に対して報告しています。なお、監査委員会と代表執行役社長の指示が相反する場合は監査委員会の指示が優先する旨、監査室長の人事及び考課、評価について監査委員会の事前同意を要する旨の規定を設けています。また、監査室は取締役会へ直接の内部監査結果の報告を行っておりませんが、監査委員から取締役会に対して適宜報告を行っています。監査室は、監査委員会と定期的に会合を持ち、監査体制や監査の実施状況等に関して報告や意見交換を行い相互に連携を図っています。また、内部統制やリスクマネジメントを担当する部門と定期的に意見交換の場を持ち、連携を図っています。会計監査人とは、定期的な三様監査の会議を通じた連携のほか、必要に応じて意見交換を行っています。 ③ 会計監査の状況a. 監査法人の名称有限責任 あずさ監査法人b. 継続監査期間1974年以降上記は、調査が著しく困難であったため、現任の監査人である有限責任 あずさ監査法人の前身の1つである新和監査法人が監査法人組織になって以降の期間について記載したものです。c. 業務を執行した公認会計士指定有限責任社員 業務執行社員 小幡 琢哉指定有限責任社員 業務執行社員 北村 圭子d. 監査業務に係る補助者の構成公認会計士 19名、その他 39名e. 監査法人の選定方針と理由監査委員会は、日本監査役協会が公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」等を参考に、監査法人の独立性、監査の品質確保及び監査実施の有効性と効率性などを勘案した基本方針を基に選定基準を制定し、当該基準に基づいて監査法人を選定しております。f. 監査委員及び監査委員会による監査法人の評価監査委員及び監査委員会は、監査法人の評価基準を定めて毎期評価を実施しております。現在の監査法人については、評価基準に基づき監査法人としての品質管理体制や外部の検査結果並びに、監査チームの独立性・専門性、監査の実施内容とその品質、不正リスクへの対応状況、経営者・監査委員・内部監査部門とのコミュニケーションの状況等を評価した結果、良好な評価をしております。 ④ 監査報酬の内容等a. 監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社101-121-連結子会社38-41-計140-162- (注)1 非監査業務の内容前連結会計年度該当事項なし当連結会計年度該当事項なし(注)2 前連結会計年度は上記以外に前々連結会計年度の当社の監査に係る追加報酬29百万円及び連結子会社の監査に係る追加報酬11百万円を会計監査人である有限責任あずさ監査法人に支払っている。当連結会計年度は、上記以外に前連結会計年度の当社の監査に係る追加報酬54百万円及び連結子会社の監査に係る追加報酬2百万円を会計監査人である有限責任あずさ監査法人に支払っている。 b. 監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMGグループ)に対する報酬(a.を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社2632連結子会社264353計2910385(注)非監査業務の内容前連結会計年度当社における非監査業務の内容は、税務アドバイザリー業務等である。また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務アドバイザリー業務等である。当連結会計年度当社における非監査業務の内容は、税務アドバイザリー業務等である。また、連結子会社における非監査業務の内容は、税務アドバイザリー業務等である。 c. その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容特になし d. 監査報酬の決定方針監査公認会計士等に対する監査報酬は、「会計監査人報酬に対する監査役会の同意方針」に基づき、監査公認会計士の監査計画策定の段階から、監査公認会計士の監査方針や重点監査項目を聴取し、監査内容や監査日数等を勘案した上で決定しております。 e. 監査委員会が会計監査人の報酬に同意した理由監査委員会は、会計監査人の監査計画の内容及び報酬の見積りについて、会計監査人及び社内関連部門から内容の説明を受けた結果、監査品質の維持、さらなる監査の効率化、監査体制並びに監査人の独立性の観点から、相当であると判断し、会計監査人の報酬について同意しております。
株式の保有状況3,416
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、「純投資目的」とは専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する場合とし、それ以外の株式を「純投資目的以外の目的である投資株式」としております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式 a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 持続的な企業価値向上を図るため、安定的な取引関係の維持・強化により当社の事業発展に資すると判断する企業の株式を政策的に保有していますが、保有の合理性が認められる場合を除き、原則として政策保有株式を保有せず計画的に縮減していくことを基本方針としています。 このため、保有の合理性が認められないと判断する政策保有株式については、保有先企業の十分な理解を得た上で売却を進めていきます。第4次中期経営計画最終年度である2027年度末における、政策保有株式の時価合計の連結純資産比率は5%未満とします。 2025年12月末時点において当社が保有する政策保有株式は、18銘柄です。保有残高は、2025年度末の時価で換算し、2025年12月末連結純資産比率4.1%相当となります。 取締役会は、個別の政策保有株式について、保有目的の適切性、取引状況や実際のリターンに対する資本コストを意識した経済合理性等を総合的に勘案することで検証しています。2026年2月26日に開催された取締役会では、政策保有株式について、個別銘柄ごとに、事業収益への貢献度合や資本コストをベースとする収益目標対比で実際のリターンが上回っているか等の経済合理性、保有目的・取引状況等の要素を総合的に勘案した上で、保有の合理性を検証しました。検証の結果、保有の合理性が必ずしも十分でないと判断した一部銘柄について、保有先企業の十分な理解を得た上で売却を進めています。 政策保有株式の議決権については、投資先企業の中長期的な企業価値向上及び株主価値向上の観点から、その行使について議案ごとに精査し当社の賛否について判断を行います。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式241,279非上場株式以外の株式1810,558 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式34取引先持株会を通じた株式の取得 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式55,439 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)住友不動産㈱831,400415,700製品販売における協力関係の維持強化を目的として保有しております。株式分割により、株式数が増加しております。(注2)有3,2692,053タカノ㈱2,151,5002,151,500製品及び原材料の仕入における協力関係の維持強化を目的として保有しております。有1,6931,527美津濃㈱425,172283,424製品販売における協力関係の維持強化を目的として保有しております。株式分割により、株式数が増加しております。(注3)有1,3152,539ダイキン工業㈱57,20077,200製品販売における協力関係の維持強化を目的として保有しております。無1,1481,440日清食品ホールディングス㈱372,800745,500製品販売における協力関係の維持強化を目的として保有しております。有1,0852,850日本紙パルプ商事㈱836,510836,510製品及び原材料の仕入における協力関係の維持強化を目的として保有しております。有736573㈱ほくほくフィナンシャルグループ57,82957,829金融及び資金取引における協力関係の維持強化を目的として保有しております。無(注4)265111北越コーポレーション㈱242,902242,902製品及び原材料の仕入における協力関係の維持強化を目的として保有しております。有217371ダイニック㈱167,600167,600製品及び原材料の仕入における協力関係の維持強化を目的として保有しております。無(注5)182125日本製紙㈱148,500148,500製品及び原材料の仕入における協力関係の維持強化を目的として保有しております。有172129イオン㈱61,27020,064製品販売における協力関係の維持・強化を目的として保有しております。なお、取引先持株会において継続的に取得しているほか、株式分割により株式数が増加しております。(注6)無15174㈱中北製作所19,40019,400製品販売における協力関係の維持強化を目的として保有しております。有11159KPPグループホールディングス(株)110,000110,000製品及び原材料仕入における協力関係の維持強化を目的として保有しております。有9070㈱ビケンテクノ26,00026,000製品販売における協力関係の維持強化を目的として保有しております。有3624 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)gooddaysホールディングス㈱41,10072,000共同研究・開発における協力関係の維持・強化を目的として保有しております。無2647京成電鉄㈱17,07715,995製品販売における協力関係の維持強化を目的として保有しております。なお、取引先持株会において継続的に取得しているため、株式数が増加しております。無2222㈱フォトシンス46,00046,000共同研究・開発における協力関係の維持・強化を目的として取得しております。無2015京浜急行電鉄㈱8,4247,458製品販売における協力関係の維持強化を目的として保有しております。なお、取引先持株会において継続的に取得しているため、株式数が増加しております。無129丸一鋼管㈱-788,000製品販売における協力関係の維持・強化を目的として保有しておりましたが、同社株式は当事業年度においてすべて売却しております。無-2,755 (注)1 定量的な保有効果については、取引先との関係性を考慮し記載しておりませんが、②aに記載のとおり、個別銘柄ごとに保有の合理性を検証しており、直近では2026年2月26日の取締役会にて検証結果の確認を行っております。2 住友不動産㈱は、2026年1月1日付で普通株式1株につき2株の割合で株式分割を行ったため、株式数が増加しております。3 美津濃㈱は、2025年4月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行ったため、株式数が増加しております。4 ㈱ほくほくフィナンシャルグループは当社株式を保有しておりませんが、同社子会社である㈱北陸銀行は当社株式を保有しております。5 ダイニック㈱は当社株式を保有しておりませんが、同社退職給付信託口として㈱日本カストディ銀行が当社株式を保有しております。6 イオン㈱は、2025年9月1日付で普通株式1株につき3株の割合で株式分割を行ったため、株式数が増加しております。 みなし保有株式 該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
沿革1,990
2【沿革】 当社は、1969年10月1日に国誉商事株式会社を合併会社とし、(旧)コクヨ株式会社を被合併会社として合併し、その商号をコクヨ株式会社と改めたものであります。国誉商事株式会社は、(旧)コクヨ株式会社の販売部門を担当しておりましたが、1953年以降休業状態にありました。よって、合併後の経営の実態は、被合併会社、即ち1949年5月12日設立の(旧)コクヨ株式会社であります。 事実上の存続会社である(旧)コクヨ株式会社の主な沿革は次のとおりであります。 1905年10月故黒田善太郎の個人経営による黒田表紙店を大阪市西区において開業し、和式帳簿用表紙の製造を開始1913年5月洋式帳簿の製造を開始1914年10月店名を黒田国光堂と改称1936年11月大阪市東成区の現在地に事務所及び工場を移転1938年1月合名会社黒田国光堂に組織変更1949年5月傍系会社である株式会社コクヨ商店、株式会社東京国誉商店、株式会社西部コクヨ商店と合併し、資本金10,445千円の株式会社黒田国光堂を設立1954年1月大阪市東成区深江に深江工場を新設し、帳簿・リーフ等主要製品の量産体制を確立1960年4月鋼製家具及びファイリング用品の販売開始1961年6月株式会社黒田国光堂をコクヨ株式会社に社名変更大阪府八尾市に八尾工場を新設(オートメーション機により、便箋・複写簿等製造の合理化)1962年12月鳥取県鳥取市に紙製品の製造会社日本事務用品工業株式会社(現株式会社コクヨMVP、現連結子会社)を設立1969年10月国誉商事株式会社と合併1971年3月東京・大阪両証券取引所市場第二部に上場1971年7月大阪府柏原市に柏原工場を新設(家具製品自家生産体制を確立)1972年2月東京・大阪両証券取引所市場第一部に指定1973年2月岡山県真備町に間仕切の製造会社コクヨメーベル株式会社を設立1982年11月千葉県八千代市に千葉工場を新設(間仕切の製造)1988年8月名古屋証券取引所市場第一部に上場1988年10月滋賀県秦荘町に紙製品の製造会社株式会社コクヨ工業滋賀(現連結子会社)を設立1992年10月三重県名張市に三重工場を新設(デスクの製造)1993年7月千葉県芝山町に芝山工場を新設(OA床材の製造)1996年12月タイに初の海外製造会社コクヨIK(タイランド)(現連結子会社)を設立1997年3月マレーシアにオフィス家具の製造会社コクヨ(マレーシア)(現連結子会社)を設立2000年10月株式会社カウネット(現連結子会社)を設立2000年12月千葉工場を芝山工場に統合2003年10月岡山工場を芝山工場に統合2003年12月八尾工場を滋賀工場に統合2004年10月全事業を会社分割し持株会社制へ移行2005年3月中国に国誉商業(上海)有限公司(現連結子会社)を設立2005年11月ベトナムに事務用品の製造会社コクヨベトナム(現連結子会社)を設立2006年3月中国に国誉家具商貿(上海)有限公司(現連結子会社、現国誉家具(中国)有限公司)を設立2007年10月東京・名古屋・大阪の各地区を商圏に持つ販売会社を合併等し、コクヨマーケティング株式会社(現連結子会社)を設立2010年5月コクヨマーケティング株式会社、コクヨ中国販売株式会社及びコクヨ九州販売株式会社がコクヨマーケティング株式会社を存続会社として合併2010年7月コクヨファニチャー株式会社及びコクヨオフィスシステム株式会社がコクヨファニチャー株式会社を存続会社として合併2011年1月コクヨファニチャー株式会社及びコクヨストアクリエーション株式会社がコクヨファニチャー株式会社を存続会社として合併2011年10月 2011年11月インドの文具・画材メーカーであるコクヨカムリンリミテッドの株式の過半数を取得、同社を連結子会社化名古屋証券取引所の上場を廃止2012年7月コクヨビジネスサービス株式会社と合併2012年9月中国に国誉商業(上海)有限公司の上海工場を新設(ノートの製造)2013年7月 2015年10月2018年1月2019年7月2022年4月2022年7月 東京証券取引所と大阪証券取引所の市場統合に伴い、大阪証券取引所市場第一部は、東京証券取引所市場第一部に統合コクヨS&T株式会社及びコクヨファニチャー株式会社と合併店舗用什器の製造・販売等を行うストア事業を三協立山株式会社に会社分割コクヨエンジニアリング&テクノロジー株式会社と合併東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所市場第一部からプライム市場に移行中国香港のオフィス家具の製造・販売企業であるHNI Hong Kong Limited(現 Kokuyo Hong Kong Limited)の株式を取得、同社及びその子会社を連結子会社化

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自己株式の取得状況に関するお知らせ自己株式 · 16:00
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自己株式の取得状況に関するお知らせ自己株式 · 16:00
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2026年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 12:00
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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