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株式会社KADOKAWA

KADOKAWA CORPORATION

証券コード 9468EDINETコード E30731情報・通信業上場日本基準決算 3月31日資本金 656億円法人番号 2010001163289
2,829億円売上高(FY2026
0.5%ROE
62.0%自己資本比率
50財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結日本基準

FY2026の売上高は2,829億円(前年比+1.8%)。営業利益は81億円(営業利益率2.9%)、当期純利益は13億円。総資産3,949億円に対し自己資本比率は62.0%、ROEは0.5%。情報・通信業の中央値(ROE 12.0%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは34億円の創出、現金及び現金同等物は908億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)3,6492026-09-04
PER418.9倍
PBR2.19倍
配当利回り0.82%
時価総額(概算)5,019億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高2,829億円+1.8%
営業利益81億円-51.3%
当期純利益13億円-82.7%
総資産3,949億円
純資産2,767億円
営業利益率2.9%
ROE0.5%
自己資本比率62.0%
EPS8.7円
BPS1,667円
1株配当30円
配当性向344.4%
従業員数
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

情報・通信業の分析 →
ROE0.5%中央値 12.0%
営業利益率2.9%中央値 8.6%
自己資本比率62.0%中央値 66.6%
健全性スコア50.0点中央値 71.0

帯は情報・通信業200社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
3,000億2,250億1,500億750億0億2017: 2,057億20172018: 2,068億20182019: 2,086億20192020: 2,047億20202021: 2,099億20212022: 2,212億20222023: 2,554億20232024: 2,581億20242025: 2,779億20252026: 2,829億20262021: 7%2022: 8%2024: 7%2025: 6%2026: 3%9%0%
営業利益と当期純利益
200億150億100億50億0億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 136億20212022: 185億20222023: —20232024: 185億20242025: 167億20252026: 81億20262017: 58億2018: 10億2019: -41億2020: 81億2021: 96億2022: 141億2023: 127億2024: 114億2025: 74億2026: 13億150億-45億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
65%48%31%13%-4%2017 ROE: 5%2018 ROE: 1%2019 ROE: -4%2020 ROE: 8%2021 ROE: 8%2022 ROE: 9%2023 ROE: 7%2024 ROE: 6%2025 ROE: 3%2026 ROE: 1%2021 営業利益率: 7%2022 営業利益率: 8%2024 営業利益率: 7%2025 営業利益率: 6%2026 営業利益率: 3%2017 自己資本比率: 45%2018 自己資本比率: 45%2019 自己資本比率: 42%2020 自己資本比率: 43%2021 自己資本比率: 47%2022 自己資本比率: 53%2023 自己資本比率: 53%2024 自己資本比率: 56%2025 自己資本比率: 61%2026 自己資本比率: 62%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
250億188億125億63億0億2017: 120億20172018: 16億20182019: 59億20192020: 165億20202021: 156億20212022: 217億20222023: 175億20232024: 83億20242025: 138億20252026: 34億2026
1株当たり指標EPS1株配当
150円104円58円11円-35円2017 EPS: 85円2018 EPS: 8円2019 EPS: -32円2020 EPS: 65円2021 EPS: 77円2022 EPS: 106円2023 EPS: 91円2024 EPS: 83円2025 EPS: 54円2026 EPS: 9円2017 1株配当: 20円2018 1株配当: 20円2019 1株配当: 20円2020 1株配当: 30円2021 1株配当: 50円2022 1株配当: 30円2023 1株配当: 30円2024 1株配当: 30円2025 1株配当: 30円2026 1株配当: 30円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
3,949億円
負債・純資産
負債 1,181億円純資産 2,767億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY20262,829億円81億円117億円13億円3,949億円2,767億円8.70.5%62.0%
FY20252,779億円167億円177億円74億円4,100億円2,774億円53.93.4%60.9%
FY20242,581億円185億円202億円114億円3,403億円2,126億円83.45.8%56.0%
FY20232,554億円267億円127億円3,829億円2,232億円90.96.8%52.9%
FY20222,212億円185億円202億円141億円3,253億円1,757億円1069.4%52.8%
FY20212,099億円136億円144億円96億円2,696億円1,295億円77.48.2%47.2%
FY20202,047億円88億円81億円2,430億円1,074億円65.17.8%43.3%
FY20192,086億円42億円-41億円2,401億円1,034億円-32-4.0%42.2%
FY20182,068億円37億円10億円2,399億円1,091億円7.81.0%44.7%
FY20172,057億円74億円58億円2,469億円1,117億円855.4%44.5%
FY20162,009億円102億円68億円2,016億円1,045億円99.16.6%51.4%
営業CF34億円
投資CF-210億円
財務CF-224億円
現金及び現金同等物908億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Publication IPCreation1,536億円
Animation Film472億円
Game296億円
Web Services202億円
Education Ed Tech Business172億円
Operating Segments Not Included In Reportable Segments And Other Revenue Generating Business Activities150億円
その他150億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1ソニーグループ㈱11.0%
2GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人ゴールドマン・サックス証券㈱)11.0%
3KOREA SECURITIES DEPOSITORY-SAMSUNG(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)8.5%
4日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)8.3%
5㈱日本カストディ銀行(信託口)6.4%
6川上量生3.1%
7NTT㈱2.7%
8CGML PB CLIENT ACCOUNT/COLLATERAL(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.6%
9UBS AG LONDON A/C IPB SEGREGATED CLIENT ACCOUNT(常任代理人シティバンク、エヌ・エイ東京支店)2.6%
10BNP PARIBAS LONDON BRANCH FOR PRIME BROKERAGE SEGREGATION ACC FOR THIRD PARTY(常任代理人香港上海銀行東京支店)2.4%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)1,339億円56億円68億円15億円4.1%64.3%10.2
FY2025中間(〜2024-09-30)1,363億円106億円98億円31億円7.8%23
FY2024中間1,242億円86億円94億円41億円6.9%29.8

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢41.6歳
平均年間給与872万円
平均勤続年数4.8年
管理職に占める女性比率28.7%
男女の賃金の差異(全労働者)74.3%
男女の賃金の差異(正規雇用)81.4%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
執行役6億円875百万円
社外取締役96百万円911百万円
取締役(社外取締役を除く)37百万円312百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容1,011
3【事業の内容】当社グループは、当社並びに連結子会社57社及び持分法適用会社11社から構成されており、出版・IP創出事業、アニメ・実写映像事業、ゲーム事業、Webサービス事業、教育・EdTech事業、その他事業を事業領域としています。次の6つに区分された事業は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に掲げる事業別セグメント情報の区分と同様です。事業区分主な事業内容主な会社出版・IP創出事業書籍の出版・販売等㈱KADOKAWA、㈱ビルディング・ブックセンター、広州天聞角川動漫有限公司、台湾角川股份有限公司、YEN PRESS, LLC、Edizioni BD S.r.l.、KADOKAWA GEMPAK STARZ SDN.BHD.、KADOKAWA AMARIN COMPANY LIMITED電子書籍・電子雑誌の出版・販売等㈱KADOKAWA、㈱ドワンゴ、台湾BOOK☆WALKER股份有限公司、M12 Media LLC雑誌の出版・販売、Web広告の販売等㈱KADOKAWA、㈱角川アスキー総合研究所、㈱KADOKAWA Game Linkage、㈱KADOKAWA LifeDesignその他IP創出に係る企画・販売等㈱アークライトアニメ・実写映像事業アニメ及び実写映像の企画・製作・配給、映像配信権等の権利許諾、映像パッケージソフトの販売等㈱KADOKAWA、㈱ムービーウォーカー、㈱角川大映スタジオ、グロービジョン㈱、㈱動画工房、㈱ENGI、㈱ドコモ・アニメストア*ゲーム事業ゲームソフトウエア及びネットワークゲームの企画・開発・販売等㈱KADOKAWA、㈱フロム・ソフトウェア、㈱スパイク・チュンソフト、㈱アクワイアWebサービス事業動画コミュニティサービスの運営等㈱ドワンゴ各種イベントの企画・運営等㈱ドワンゴモバイルコンテンツの配信等㈱ドワンゴ教育・EdTech事業オンライン教育事業、専門校の企画・運営等㈱ドワンゴ、㈱バンタンその他キャラクターグッズの企画・販売等㈱KADOKAWA施設の運営等㈱KADOKAWA店舗・施設運営事業、広告代理事業等㈱角川メディアハウスイベントの制作・運営、開催等㈱イエロージャム、SOZO Pte. Ltd.*持分法適用会社 当連結会計年度末における事業の系統図は、次のとおりであります。 2026年3月31日時点
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等4,913
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針当社グループは、「世界の才能と、感動をつなぐ、クリエイティブプラットフォーマーへ」をコーポレートミッションとして掲げ、中長期的な成長及び企業価値の向上を図るべく、出版・IP創出、アニメ・実写映像、ゲーム、Webサービス、教育・EdTech事業等において、多彩なポートフォリオから成るIP(Intellectual Property)を安定的に創出し、事業間連携によりIPのLTV(Life Time Value)の最大化を図り、さらに最新のテクノロジーを常に取り入れることで、IPを世界に広く展開する「グローバル・メディアミックス with Technology」を推進することを基本戦略としております。 (2)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等2026年5月に公表した、2027年3月期から6か年の中期経営計画において、2032年3月期に売上高4,000億円(うち、海外売上高1,000億円)、営業利益380億円を達成することを経営目標として掲げております。あわせて、2032年3月期にROE(自己資本利益率)9.4%、EPS(1株当たり当期純利益)180円の達成を経営目標としております。 (3)経営環境当社グループを取り巻く事業環境は、出版市場においては国内紙出版が減少し、資材費や物流費の上昇が続いております。また、国内電子出版の成長速度は以前よりも緩やかになっております。海外での日本発コミック市場は長期的な成長が継続しております。映像市場においては、国内では邦画市場の拡大が継続しております。並行して動画配信市場は世界規模で継続的に成長しており、日本アニメの需要は高く、海外におけるアニメ市場は成長を継続しております。アニメ需要拡大の一方で、国内のアニメ制作者の人材不足を背景とした制作費の大幅な上昇が続いております。ゲーム市場においては、コンソールゲーム・スマートフォンゲームともに、世界市場・国内市場の成長が継続しております。コンソールゲームは、新プラットフォームの登場や上位作品の入れ替わりにより活発化している一方、スマートフォンゲームは、上位タイトルの固定化が進んでおります。こうした事業環境を捉え、当社は2026年5月14日に公表した2032年3月期までの新たな中期経営計画において「グローバル・メディアミックス with Technology」を引き続き基本方針として掲げ、事業構造改革による収益体質への転換を図り、IPへの戦略的投資と海外拠点拡張を進め、「IPのLTV(Life Time Value)最大化」を達成することで業績拡大と利益成長に努めてまいります。 (4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題事業別の状況及び課題は以下のとおりであります。[出版・IP創出事業]引き続き強力なIPの創出に努め、グローバルな作品流通を拡大してまいります。国内出版事業では、構造改革を行い迅速な意思決定と実行性を備えた組織に進化させてまいります。その組織のもと、コミック・ライトノベル等の新たなジャンル別戦略を推進し、IP創出点数の適正化を図りながら作品の質の向上に注力してまいります。さらに業務フローの改善による組織の合理化と間接コストの削減、不採算事業の縮小・撤退に取り組んでおります。また、製造・物流の改革による返品率の更なる改善と、初版部数の製造基準の引き上げ及び高価格商材の開発を含む積極的な価格戦略の推進により、良質な作品を生み出しながら収益性を向上させてまいります。IP創出においては、国内での小説投稿サイト「カクヨム」や台湾の同「KadoKado」を通じたネット投稿作品の開発や、マンガアプリ「カドコミ」等での新作コミック開発を継続してまいります。またnote㈱との事業提携により、原作発掘の推進と販売促進の強化を図ってまいります。加えてnote㈱と共同で、AIを基盤とした新たなデータ流通モデルの構築についての実証及び検討にも取り組んでまいります。さらに、2025年5月に新たにグループ入りしたイタリアEdizioni BD S.r.l.をはじめとする海外子会社と連携し、グローバルな視点での作品開発を一層推進してまいります。グローバルな作品流通においては、多言語化の制作投資を継続し、電子書籍でのサイマル流通や紙書籍での流通を拡大してまいります。2026年2月、新たにKADOKAWA Retail Ventures, LLCを設立し、北米事業統括会社であるKADOKAWA WORLD ENTERTAINMENT, INC.から、北米における書籍・グッズ販売直営店「Manga Spot」を事業移管しました。現在10店舗を運営する「Manga Spot」をグローバル・メディアミックス戦略の重要なハブと位置付け、店舗ネットワークの拡張を行い、グループシナジーの最大化を推進してまいります。メディアでは、Web媒体を中心にデジタルシフトによる収益性の向上に取り組んでまいります。電子書籍では、電子書籍配信プラットフォーム「BOOK☆WALKER」の運営を引き続き強化してまいります。また新たに、海外マンガクリエイターの創作を支援するプロジェクト「KADOKAWA WORLD MANGA ATELIER」を開始しました。マンガ作品のオンライン持ち込みサイトを開設するほか、世界各地で出張添削を行うワークショップを展開します。既設の「KADOKAWA WORLD MANGA CONTEST」と合わせて、プロの編集者が直接フィードバックを行うことで、世界中の才能に成長と挑戦の機会を継続的に提供し、国境を越えた新たなヒット作の誕生を目指してまいります。 [アニメ・実写映像事業]アニメ・実写映像事業では、グローバルでの映像マーケットの拡大を中長期で捉え、収益最大化を目指してまいります。アニメでは、グループのアニメスタジオの制作力を高めながらヒットシリーズを長期的・多層的に積み重ねてまいります。制作能力の強化と新しい映像表現と効率的な制作工程の実現のため、アニメ制作スタジオやバーチャルプロダクションへの投資を継続し、グローバルな映像配信に対応した企画制作一気通貫のIP創出体制の確立を目指してまいります。制作面では、池袋にアニメ制作拠点「Studio One Base」を新設しグループのアニメ制作スタジオを集結させることで、業務効率化を図りながら作品の底上げを行い、ヒット作品の続編制作に機動的に対応できる体制を構築します。また2026年3月に、若手に特化した育成・制作一体型の新アニメスタジオ㈱KADOKAWAクリエイターズを設立し、制作基盤の安定と高品質化及び長期的な人材育成を図ります。企画面では、社内外の有力原作をもとにシリーズ作品候補として戦略的に投資し、同時にグループ内製化率を向上させることでヒットIPを持続的に創出する体制を構築します。多層的に作品群を積み重ね、中長期での収益の最大化を図ります。配給・営業面では、2026年3月に㈱アニプレックスとの共同出資による、アニメ映画の国内配給会社㈱アニメックを設立しました。国内での最適な公開戦略のもと作品の魅力を最大限に引き出し、当社劇場アニメのヒットの基盤を創出してまいります。また、当社は北米を中心にマーケティングを強化し、海外拠点や協力企業との連携により作品認知度の向上を図り、国内及び海外市場における権利販売や映像配信事業に注力してまいります。実写映像については、当社原作を中心とした作品の大型化とグローバルな映像配信に向けた作品開発の強化を継続してまいります。また、㈱角川大映スタジオのバーチャルプロダクション事業では、歴史ある美術製作力と最先端のテクノロジーを駆使した新たな制作ワークフローの開発を推進し、新しい映像表現と環境負荷が低くローコストな制作工程を同時に実現してまいります。 [ゲーム事業]ゲーム事業では、スマートフォンゲームにおいては当社アニメ原作のメディアミックスによる更なる収益力の向上を図ってまいります。PCや据置機のゲームにおいては、『ELDEN RING』や『ダンガンロンパ』シリーズ等のヒット作品によって培われたブランド力や開発力の高さを活用しながら、2026年発売予定の『The Duskbloods』や『スーパーダンガンロンパ2×2』等、制作パイプラインを拡大し、当社グループのシリーズタイトルや新規タイトルの開発及び他社からの受託開発を引き続き行ってまいります。 [Webサービス事業]Webサービス事業では、グループのエンジニア人材を㈱ドワンゴに集約し、Webサービスの顧客体験向上とグループのDX化を一層進めております。ニコニコ関連事業では、発掘したクリエイター・IPとファンを様々な形で繋げるクリエイターエコノミーの最大化を図っております。今後も収益ポートフォリオの更なる多様化を推進し、継続的な売上拡大を図ってまいります。各種イベントの企画・運営では、2026年4月25日~4月26日の2日間にわたり日本最大級のユーザー参加型イベント「ニコニコ超会議」を開催し、会場の幕張メッセには昨年比4.2%増の13万8,228人にご来場いただきました。「ニコニコ超会議」や「Animelo Summer Live」をはじめとした大型イベントでユーザーの一体感と満足度を高めるとともに、ネットでの投稿や視聴を促進しユーザーの参加機会の拡大に努めてまいります。同時にイベントの選択と集中を高め収益の改善を図ってまいります。 [教育・EdTech事業]教育・EdTech事業では、インターネットによる通信制高校であるN高等学校、S高等学校及びR高等学校の継続的な生徒数増加、及び中学生に対する教育の場であるN中等部の拡大により、同校への教育コンテンツ提供事業が継続成長しております。また、オンライン大学「ZEN大学」に向けた教育システムや最先端のコンテンツ提供による拡大も継続しており、今後も付加価値の高いコンテンツを提供することで更なる収益拡大を目指してまいります。㈱バンタンにおいては、展開エリアの拡大、大学部の拡大、及び学校法人への運営支援を計画し、教育機会を拡大しております。マンガやアニメ等グループシナジーを活用した分野では、2026年4月より音楽領域でのクリエイター育成を開始し、継続的な成長を図ってまいります。 [その他事業]その他事業では、角川武蔵野ミュージアム、イベント、飲食等の商業施設を展開するところざわサクラタウンをはじめとする施設運営事業のコスト適正化等、持続可能な事業への転換を図っております。ところざわサクラタウンでは、地域密着型施設としてのニーズに応え、より魅力ある施設づくりを目指し、多様な専門パートナーとの共創による運営スタイルへの移行を進め、引き続き収益力を高めてまいります。また、イベント事業では、2025年11月に子会社化した、東南アジア最大級のアニメイベント「AFA(Anime Festival Asia)」やJ-POPトップアーティストの海外ライブ等を企画・運営するSOZO Pte. Ltd.において、東南アジアでのアニメ・音楽イベント領域の強化を図り、全方位的なメディアミックスの展開を推進してまいります。 財務面では、適正な水準の自己資本比率を維持し財務の健全性を確保しながら、2032年3月期ではROE9.4%、中長期ではROE12%以上、また中長期での総還元性向50%以上を目指すことを基本方針としています。高い資本効率及び中長期的な企業価値の向上に向け、持続的な事業成長を目指して投資を継続すると共に、利益増大に準ずる形で株主還元を強化してまいります。
事業等のリスク4,801
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)当社グループのリスク管理体制当社では、取締役会の監督の下、執行役社長を委員長とし、事業部門を始め各部門を統括するチーフオフィサーほかを委員とするリスク管理委員会(年2回)を設置し、全社的リスク管理体制を構築しております。リスク管理委員会では、リスクの発生懸念、発生状況を始め、当社グループを取り巻くリスクに関する情報の収集分析を行い、毎年、重点対応すべきリスクを選定し、対応を実施することで、リスクのコントロールを進めております。 (2)当社グループの主要なリスク当事業年度において重点対応すべきリスクと位置付けたもののうち、主なものを記載しておりますが、その他のリスクについても、それぞれ対応を進めております。 社会環境に関するリスク① 気候変動に伴うリスク気候変動の影響は年々深刻さを増しており、経済・社会・環境に大きな影響を及ぼしています。当社グループにおいても、将来、気候変動による電力、原材料などのコスト増や異常気象の激甚化などのリスク懸念があることに加え、社会の一員として持続可能な社会の実現に向けた責任を果たすことが求められております。当社グループでは、気候変動への対応が社会の喫緊の課題であると認識し、温室効果ガス削減や省エネルギー化に取り組むなど、気候変動リスクへの対応を進めております。対応策の詳細は、「第2 事業の状況 2 サステナビリティに関する考え方及び取組」をご参照ください。 企業運営に関するリスク② 法令違反・コンプライアンス上のリスク当社グループが行う事業では、様々な法の適用を受けており、適正な運用がなされない場合に法令違反が生じるリスクがあります。また、法令違反やコンプライアンスに反する事象が具体化した場合、社会的信用の低下などが発生し、当社グループの業績は影響を受ける可能性があります。当社グループでは、コンプライアンス(法令等遵守)を重要な経営方針と位置づけ、コンプライアンス規程の制定や業務フローにおける法務チェック体制及び内部通報制度の整備とともに、従業員啓発の研修等を通じたコンプライアンスの推進により、贈収賄・インサイダー取引等を含む従業員の法令違反や社会規範に反した行為等の発生可能性を低減するよう努めています。以上のようなリスクを認識した上で対応策を行ってまいりましたが、2025年12月5日に当社子会社のグロービジョン㈱が、また、2026年6月11日に当社が、それぞれ「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(以下「フリーランス法」といいます)で定められた給付条件等の明示義務(フリーランス法第3条第1項)及び報酬を支払期日までに支払う義務(フリーランス法第4条第5項)に違反する事実が認められたとして、公正取引委員会から同法に基づく勧告を受けました。2025年12月に勧告された措置については、対応を完了し公正取引委員会への改善報告を実施しています。当社は、一連の勧告を真摯に受け止め、改めてフリーランス法に関する社内研修の実施や類似取引案件の調査等を行い、また、各種業務フローの見直し、運用ルールの明確化、継続的なモニタリング等を通じて更なるコンプライアンスの強化と再発防止に取り組み、法令遵守を徹底してまいります。 ③ 業務環境におけるリスク当社グループのDX推進、働き方改革において、インフラとしてのIT環境に対しては、これまで以上に依存度が高まってきており、業務に使用するサーバやネットワークの不良・事故・故障によるリスク、またサイバーテロによるデータの改ざん・搾取などによる情報漏洩のリスクがあります。顕在可能性や発生時期については、予測できるものではありませんが、可能性としては起こり得るものです。これらの事態が生じた場合には、業務の中断などの事態が生じ、回復までの期間が長期間に及ぶことになった場合には、当社グループの収益に影響が出てくる可能性があります。対応策としては、IT環境の整備は、当社グループのDX推進、働き方改革において、必須の装備であり、今後の当社グループの継続的な成長のために必要なものとして、適切な規模・品質を確保しつつ、適時に投入していくよう努めてまいります。 特定の事業に関するリスク④ 出版流通におけるリスクア.当社グループが製作・販売している紙の書籍、雑誌等の著作物は、「私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律」(以下「独占禁止法」という)第23条の規定により、再販売価格維持契約制度(以下「再販制度」という)が認められております。再販制度とは、一般的にはメーカーが自社の製品を販売する際に、「卸売業者がその商品を小売業者に販売する価格」「小売業者が消費者に販売する価格」を指定し、その価格(「再販売価格」という)を卸売業者、小売業者にそれぞれ遵守させる制度であります。独占禁止法は、再販制度を不公正な取引方法の1つであるとして原則禁止しておりますが、著作物については独占禁止法の特例として再販制度が認められており、この再販制度が廃止されるリスクがあります。顕在可能性や発生時期については、公正取引委員会は2001年3月23日付「著作物再販制度の取扱いについて」において、「競争政策の観点からは同制度を廃止し、著作物の流通において競争が促進されるべき」としながらも、「同制度の廃止について国民的合意が形成されるに至っていない」と指摘しており、当面、当該再販制度が維持されることとなっております。影響度としては、当該制度が廃止された場合、出版業界全体への影響は大きく、当社グループの業績も大きな影響を受ける可能性があります。対応策としては、再販制度に関する公正取引委員会の動向を注視し、また出版・IP創出事業においては、再販制度の対象外である電子書籍事業の拡大を推進するとともに、アニメ・実写映像事業、ゲーム事業を始めとする複数の事業領域を横断するビジネスを推進し、収益の最大化を目指してまいります。 イ.法的規制等には該当いたしませんが、再販制度と並んで出版業界における特殊な慣行として返品条件付販売制度があります。返品条件付販売制度とは、当社グループが取次及び書店に配本した出版物について、返品を受け入れることを条件とする販売制度であります。当社グループではそのような返品に備えるため、過去の返品実績等に基づく将来返品見込額を返金負債として計上しております。ただし、この場合であっても、返品見込額と実際の返品受入額に乖離が生じた場合、当社グループの業績が影響を受けるリスクがあります。顕在可能性や発生時期については、出荷額及び返品率が一定ではないため、常に発生し得ます。対応策として、返品率そのものの低減を目指し、市場需要予測の精度向上や、計画刊行の推進に努めております。また、製造・物流を一体で行う最適な生産プロセス、物流システムの構築により、小ロット・適時製造・適時配送を本格稼働させ、返品率を改善してまいります。なお、返金負債の算出方法及び算出に用いた主要な仮定並びに翌年度の財務諸表に与える影響については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り) 返金負債」に記載しております。 ウ.紙の出版市場が縮小を続ける状況下、業界を構成する企業や小売店舗において、信用力の低下リスクがあります。顕在可能性や発生時期については、紙の出版市場が縮小を続けている中、常に発生し得ます。影響度としては、顕在化した場合に、物流システムへの影響や、返品の増加などが発生する可能性があります。対応策としては、こまめな与信管理の実施、また製造・物流を一体で行う最適な生産プロセス、物流システムの構築により、当社から小売店への直送を可能とする、自律的な物流配送システムの構築、拡大に努めております。 ⑤ WebサービスにおけるリスクWebサービス事業における動画コミュニティサービスでは、同様の動画投稿サイトやライブ映像配信サイトの参入、また映像コンテンツ権利元の動画配信サービスの参入など、今後も国内事業者及び海外事業者から多くの新規参入が予想され、激しい競争におかれるものと思われます。これら競合他社との競争において、サービス自体がユーザーのニーズに対応できず、利用者の増加が見込めない場合、当社グループの業績が影響を受けるリスクがあります。現在、「ニコニコ」においては、月額有料会員(プレミアム会員)の減少が続いております。Webサービス事業では、引き続き斬新なアイデアや高いネットワーク技術力による他にはない魅力あるサービス・コンテンツの提供に努めてまいります。 ⑥ 出版・映像・ゲーム等のIP創出・展開におけるリスクア.当社グループは、IPを安定的に創出し、それらを世界に広く展開することを中核とする「グローバル・メディアミックス with Technology」の推進を基本戦略としております。出版・IP創出事業、アニメ・実写映像事業、ゲーム事業において、製品化、映像化にかかる過程でスケジュールの変動が生じることにより、市場への適切な投入時期を逸することや、製作コストが増加することで収益が悪化するリスク、また製品、作品が消費者のニーズに合致せずに売上が想定どおりあげられないリスクがあります。顕在化可能性や発生時期については、恒常的にIP創出活動を行っており、個々の製品、作品毎に常に生じる可能性があります。影響度については、特に映像作品、ゲーム作品については、製作に時間、コストがかかることから、作品1点あたりの影響度は、出版物に比べると相対的に高くなります。対応策として、マーケットリサーチ、綿密な刊行計画のトレースや適切なプロジェクト管理に努めております。 イ.IP創出に際しては、制作作業の一部又は全部を外注する場合がありますが、成果物の納入が完了する前に、外注先が倒産するリスクがあります。顕在化可能性や発生時期については、当社グループのIP創出活動において、外注は恒常的に発生することから、常に生じる可能性があります。顕在化した場合、他社へ発注し直すことなどにより制作費が増額となることで収益が悪化したり、また制作が遅延することにより、市場への適切な投入時期を逸するといった影響が生じる可能性があります。対応策として、外注先への発注の際に、適切な与信を設定し、継続的に与信管理を行うことにより、外注先の管理に努めております。 ウ.当社は、「グローバル・メディアミックス with Technology」の推進を基本戦略としており、国内コンテンツの海外展開や海外コンテンツの日本国内展開を行っております。これらのコンテンツ展開に際しては、各国・地域での表現規制等各種規制の変化や対日感情の変化などが生じた場合、想定どおりの収益が上げられないリスクがあります。顕在化可能性や発生時期については、該当地域における法規制の制定や、社会情勢の変化により生じてきます。影響度としては、対象となる地域単位で発生することとなるため、特定の地域に対する依存度が高い場合には、影響度も高くなります。対応策として、各地域の状況の早期把握に努めていくとともに、IPを様々なメディアを駆使して展開し、複数の事業領域を横断するビジネスを推進して、収益最大化を目指してまいります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析6,600
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況当社グループは、「世界の才能と、感動をつなぐ、クリエイティブプラットフォーマーへ」をコーポレートミッションとして掲げ、出版・IP創出、アニメ・実写映像、ゲーム、Webサービス、教育・EdTech事業等において、多彩なポートフォリオから成るIP(Intellectual Property)を安定的に創出し、事業間連携によりIPのLTV(Life Time Value)の最大化を図ることに加え、最新のテクノロジーを常に取り入れることで、IPを世界に広く展開する「グローバル・メディアミックス with Technology」の基本戦略を推進し、中長期的な成長及び企業価値の向上を目指しております。 当連結会計年度における業績は、売上高2,829億8百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益81億2百万円(前年同期比51.3%減)、経常利益117億1百万円(前年同期比34.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は12億78百万円(前年同期比82.7%減)となりました。 当連結会計年度における各セグメントの業績は、以下のとおりです。 [出版・IP創出事業]出版・IP創出事業では、書籍・雑誌の出版・販売、電子書籍・電子雑誌の出版・販売、Web広告の販売、権利許諾等を行っております。当事業においては、メディアミックス展開の重要な源泉として年間6,000タイトルを超える新規IPを創出しており、これにより蓄積された豊富な作品アーカイブが当社グループ成長の原動力となっております。なお、当連結会計年度において創出した新規IP数は対前年同期で9.3%増加しました。書籍・雑誌は、米国とアジアで堅調に成長したことに加え、近年設立した新規拠点の貢献もあり海外事業が増収となりました。国内では1タイトル当たりの売上が全体的に小規模化した一方で、第4四半期に事業構造改革の一部成果が発現したこと、前年同期に発生していたサイバー攻撃による減収影響が消失したことにより増収となりました。電子書籍・電子雑誌においてはヒット作品が少なかったことに加え、前年同期に他社ストア向け販売において速報データに基づく見積計上による増収効果が大きかったこともあり減収となりました。また、ライセンス収入も減収となりました。利益面では、国内の紙書籍・電子書籍における減益が大きかったことに加え、人件費の増加もあり、セグメント全体として減益となりました。この結果、当事業の売上高は1,556億34百万円(前年同期比2.8%増)、セグメント利益(営業利益)は40億54百万円(前年同期比51.6%減)となりました。 [アニメ・実写映像事業]アニメ・実写映像事業では、アニメ及び実写映像の企画・製作・配給、映像配信権等の権利許諾、パッケージソフトの販売等を行っております。アニメでは、ラインナップにおける新作アニメの構成比が高かったことから1タイトル当たりの売上が縮小し、人気シリーズ最新作をはじめとして大型作品が力強く貢献した前年同期からは減収となりました。実写映像では、メディアミックスによる劇場新作が貢献した一方で、劇場公開済みの複数作品に係る二次利用収入が大きかった前年同期からは減収となりました。利益面では、上記減収要因を中心として、セグメント全体で減益となりました。この結果、当事業の売上高は482億56百万円(前年同期比5.6%減)、セグメント損失(営業損失)は4億65百万円(前年同期 営業利益47億29百万円)となりました。 [ゲーム事業]ゲーム事業では、ゲームソフトウエア及びネットワークゲームの企画・開発・販売、権利許諾等を行っております。㈱フロム・ソフトウェアが発売した新作『ELDEN RING NIGHTREIGN』の国内外の販売が好調に推移したものの、『ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE』の販売及び『ELDEN RING』本編のリピート売上が好調だった前年同期からは減収となりました。利益面では、上記減収要因を中心として、セグメント全体で減益となりました。この結果、当事業の売上高は297億81百万円(前年同期比11.4%減)、セグメント利益(営業利益)は75億41百万円(前年同期比20.9%減)となりました。[Webサービス事業]Webサービス事業では、動画コミュニティサービスの運営、各種イベントの企画・運営、モバイルコンテンツの配信等を行っております。動画コミュニティサービスでは、サイバー攻撃による影響が大きく発生した前年同期から増収となりました。またイベントの企画・運営でも、「ニコニコ超会議2025」や「Animelo Summer Live2025」の好調等により増収となりました。利益面では、上記増収影響に加え、ITインフラ費用等が減少したこと等により、セグメント全体として増益となりました。この結果、当事業の売上高は205億15百万円(前年同期比13.7%増)、セグメント利益(営業利益)は21億17百万円(前年同期 営業損失9億98百万円)となりました。 [教育・EdTech事業]教育・EdTech事業では、専門校運営及びインターネットによる通信制高校等向けの教育コンテンツ・システム提供等を行っております。クリエイティブ分野の専門校を運営する㈱バンタンでは、2024年4月に開校した「KADOKAWAアニメ・声優アカデミー」等の新スクールや展開地域拡大の貢献により生徒数が増加し、増収となりました。また、㈱ドワンゴでは、N高等学校・S高等学校・R高等学校の通学コース向け新キャンパス開設やR高等学校・ZEN大学の新規設立により生徒数が引き続き増加し、堅調に推移しています。利益面では、上記増収影響によりセグメント全体で増益となりました。この結果、当事業の売上高は171億66百万円(前年同期比13.5%増)、セグメント利益(営業利益)は28億44百万円(前年同期比19.4%増)となりました。 [その他事業]その他事業では、キャラクターグッズ等の企画・販売を行うMD事業、及びところざわサクラタウン運営やイベント企画等を行うレクリエーション事業等を行っております。MD事業では前期に特定のヒット商材があったことにより、減収となりました。レクリエーション事業では全国主要都市で開催するIPイベントが好調に推移したこと等により増収となりました。それ以外の事業では、㈱ドワンゴがグループ内DXを推進する㈱KADOKAWA Connectedを吸収合併したことに基づく同組織の位置づけ変更の影響が大きかったため、セグメント全体として減収となりましたが、同子会社では内部取引が大部分を占めるため連結全体への影響は僅少です。利益面では、レクリエーション事業は規模が大きく収益性の高いイベントや物販があった前年同期からは減益となりました。またMD事業でも上記減収影響により減益となりましたが、セグメント全体としてはサイバー攻撃による影響が発生した前年同期から増益となりました。この結果、当事業の売上高は170億31百万円(前年同期比4.7%減)、セグメント損失(営業損失)は39億66百万円(前年同期 営業損失42億4百万円)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払等があった一方、税金等調整前当期純利益の計上等により、34億24百万円の収入(前年同期は138億41百万円の収入)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、定期預金の預け入れや有形固定資産及び無形固定資産の取得等により、210億42百万円の支出(前年同期は84億40百万円の支出)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出等により、224億25百万円の支出(前年同期は441億17百万円の収入)となりました。以上の結果、為替換算差額等も含めて389億44百万円の支出となり、現金及び現金同等物の当連結会計年度末残高は、907億74百万円となりました。 ③生産、受注及び販売の実績a.生産実績当連結会計年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)前年同期比(%)出版・IP創出事業(百万円)98,648101.5アニメ・実写映像事業(百万円)36,319102.6ゲーム事業(百万円)13,26589.5Webサービス事業(百万円)13,38796.2教育・EdTech事業(百万円)8,369110.4その他(百万円)13,34990.0合計(百万円)183,33999.8(注)1.金額には、セグメント間の内部取引高を含んでおります。2.金額は、製造原価によっております。 b.受注実績当連結会計年度における受注実績については、受注高の販売高に対する割合が僅少であることから、記載を省略しております。 c.販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)前年同期比(%)出版・IP創出事業(百万円)155,634102.8アニメ・実写映像事業(百万円)48,25694.4ゲーム事業(百万円)29,78188.6Webサービス事業(百万円)20,515113.7教育・EdTech事業(百万円)17,166113.5その他(百万円)17,03195.3合計(百万円)288,385100.4(注)1.金額には、セグメント間の内部取引高を含んでおります。2.最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合については、総販売実績に対する割合が100分の10以上の相手先がいないため記載を省略しております。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容①重要な会計方針及び当該見積に用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、我が国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成に当たり、会計上の見積りが必要となる事項については、過去の実績や将来計画等を考慮し、「棚卸資産の評価に関する会計基準」「金融商品に関する会計基準」「固定資産の減損に係る会計基準」「資産除去債務に関する会計基準」「退職給付に関する会計基準」「税効果会計に係る会計基準」「収益認識に関する会計基準」等の会計基準に基づいて会計処理を実施しております。当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」に記載しております。また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載しております。 ②当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容a.経営成績の分析「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」をご参照下さい。 b.財政状態の分析当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べて151億64百万円減少し、3,948億64百万円となりました。これは主に売掛金及び棚卸資産が増加した一方、長期借入金の返済により現金及び預金が減少したことによるものであります。負債は、前連結会計年度末に比べて145億4百万円減少し、1,181億16百万円となりました。これは主に長期借入金を返済したことによるものであります。純資産は、前連結会計年度末に比べて6億60百万円減少し、2,767億47百万円となりました。これは主に非支配株主持分が増加した一方、保有株式の株価下落によりその他有価証券評価差額金が減少したことによるものであります。 c.資本の財源及び資金の流動性(a)キャッシュ・フロー当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況については、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。また、キャッシュ・フロー関連指標の推移は、以下のとおりであります。 キャッシュ・フロー関連指標の推移 2022年3月期2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期自己資本比率52.8%52.9%56.0%60.9%62.0%時価ベースの自己資本比率137.8%102.8%104.8%127.0%141.3%キャッシュ・フロー対有利子負債比率3.0年3.8年3.1年2.0年3.5年インタレスト・カバレッジ・レシオ211.5倍139.5倍118.1倍186.9倍44.0倍(注)1.各指標の算出は、以下の算式を使用しております。自己資本比率:自己資本 ÷ 総資産時価ベースの自己資本比率:株式時価総額 ÷ 総資産キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債 ÷ 営業キャッシュ・フローインタレスト・カバレッジ・レシオ:営業キャッシュ・フロー ÷ 利払い2.上記各指標は、連結ベースの財務数値により計算しております。3.株式時価総額は、自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。4.有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。5.営業キャッシュ・フローは、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。また、利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 (b)資金需要当社グループの事業活動における運転資金需要の主なものは、製品の製造費や販売費及び一般管理費等の営業費用であります。また、設備投資を目的とした資金需要の主なものは、出版・IP創出事業における自社電子書籍サイトの機能拡張、教育・EdTech事業におけるシステム開発、並びにアニメ事業におけるスタジオ拠点整備等によるものであります。 (c)財務政策当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。手元流動性につきましては、グループ全体の必要運転資金及び今後の資金需要等に基づき、保持すべき現預金水準を設定しております。短期運転資金は基本的に自己資金より充当し、設備投資資金や長期運転資金につきましては、事業計画に基づく資金需要、金利動向等の調達環境を勘案の上、金融機関からの長期借入や社債発行及び株式発行により適宜調達を行っております。また、2032年3月期までの新中期経営計画における財務基本方針として、適正な水準の自己資本比率を維持するとともに、ROE(自己資本利益率)9.4%を2032年3月期の目標値として掲げ、中長期的にはROE12%以上、総還元性向50%以上を目指すものとしております。なお、現金及び預金と有利子負債の推移は、以下のとおりであります。 2022年3月期2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期現金及び預金 (百万円)123,931167,219105,351145,494116,001有利子負債 (百万円)65,70165,89325,83227,27811,958(注)有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち利子を支払っている全ての負債を対象としております。
セグメント情報4,571
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、製品・サービス別の部門及び子会社を置き、各部門及び子会社は、取り扱う製品・サービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。したがって、当社は、部門及び子会社を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「出版・IP創出事業」、「アニメ・実写映像事業」、「ゲーム事業」、「Webサービス事業」、「教育・EdTech事業」の5つを報告セグメントとしております。出版・IP創出事業書籍の出版・販売等電子書籍・電子雑誌の出版・販売等雑誌の出版・販売、Web広告の販売等その他IP創出に係る企画・販売等アニメ・実写映像事業アニメ及び実写映像の企画・製作・配給、映像配信権等の権利許諾、映像パッケージソフトの販売等ゲーム事業ゲームソフトウエア及びネットワークゲームの企画・開発・販売等Webサービス事業動画コミュニティサービスの運営等各種イベントの企画・運営等モバイルコンテンツの配信等教育・EdTech事業オンライン教育事業、専門校の企画・運営等 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表作成のために採用している会計処理の方法と概ね同一であります。報告セグメントの利益は、営業利益ベースであります。セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注)1合計調整額(注)2連結財務諸表計上額(注)3 出版・IP創出アニメ・実写映像ゲームWebサービス教育・EdTech売上高 外部顧客への売上高148,71349,98333,36617,71915,11413,018277,915-277,915セグメント間の内部売上高又は振替高2,6541,10823131854,8629,181△9,181-計151,36751,09233,59718,03815,11917,881287,096△9,181277,915セグメント利益又は損失(△)8,3724,7299,538△9982,382△4,20419,820△3,16916,651セグメント資産97,97066,03841,3676,54914,5389,585236,049173,979410,029その他の項目 減価償却費4,269522449423985676,2491,4297,679のれんの償却額342106127---576-576持分法適用会社への投資額7433,814---1534,711-4,711有形固定資産及び無形固定資産の増加額(注)45,2081,5152515092,6531,53411,6733,10514,778(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント等であり、キャラクターグッズの企画・販売、施設の運営等を含んでおります。2.調整額の内容は以下のとおりであります。(1)セグメント利益又は損失の調整額△3,169百万円の主な内訳は、セグメント間取引消去10百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△3,180百万円であります。(2)セグメント資産の調整額173,979百万円は、セグメント間消去△2,157百万円及び各報告セグメントに配分していない全社資産の金額176,137百万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金、管理部門に係る資産であります。(3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額3,105百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産の増加額であります。3.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。4.出版・IP創出セグメントにおける有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、㈱アークライト等の企業結合に伴う増加1,239百万円は含まれておりません。また、アニメ・実写映像セグメントにおける有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、㈱動画工房等の企業結合に伴う増加3,129百万円は含まれておりません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注)1合計調整額(注)2連結財務諸表計上額(注)3 出版・IP創出アニメ・実写映像ゲームWebサービス教育・EdTech売上高 外部顧客への売上高153,64647,21829,63620,19617,16215,048282,908-282,908セグメント間の内部売上高又は振替高1,9871,03814431831,9835,476△5,476-計155,63448,25629,78120,51517,16617,031288,385△5,476282,908セグメント利益又は損失(△)4,054△4657,5412,1172,844△3,96612,126△4,0248,102セグメント資産103,63674,98942,0524,01913,18915,686253,574141,289394,864その他の項目 減価償却費4,583707403561,0298027,5821,1018,684のれんの償却額(注)4469162127--54813-813持分法適用会社への投資額8973,864---1944,956-4,956有形固定資産及び無形固定資産の増加額(注)54,0436691,457932,3641,2409,86930410,173(注)1.「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメント等であり、キャラクターグッズの企画・販売、施設の運営等を含んでおります。2.調整額の内容は以下のとおりであります。(1)セグメント利益又は損失の調整額△4,024百万円の主な内訳は、セグメント間取引消去16百万円、各報告セグメントに配分していない全社費用△4,048百万円であります。(2)セグメント資産の調整額141,289百万円は、セグメント間消去△2,468百万円及び各報告セグメントに配分していない全社資産の金額143,758百万円が含まれております。全社資産は、主に報告セグメントに帰属しない現金及び預金、管理部門に係る資産であります。(3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額304百万円は、各報告セグメントに配分していない全社資産の増加額であります。3.セグメント利益又は損失は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。4.アニメ・実写映像セグメントにおけるのれんの償却額には、特別損失に計上しているのれん償却額2,700百万円は含まれておりません。5.出版・IP創出セグメントにおける有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、Edizioni BD S.r.l.(イタリア)の企業結合に伴う増加2,633百万円は含まれておりません。また、その他事業セグメントにおける有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、SOZO Pte. Ltd.(シンガポール)等の企業結合に伴う増加2,774百万円は含まれておりません。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高(単位:百万円) 日本米国アジアその他合計217,75033,18420,4626,517277,915(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がいないため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高(単位:百万円) 日本米国アジアその他合計224,68630,32520,7117,184282,908(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がいないため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他全社・消去合計 出版・IP創出アニメ・実写映像ゲームWebサービス教育・EdTech減損損失63------63 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他全社・消去合計 出版・IP創出アニメ・実写映像ゲームWebサービス教育・EdTech減損損失371------371 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他全社・消去合計 出版・IP創出アニメ・実写映像ゲームWebサービス教育・EdTech当期末残高1,3863,011935----5,333(注)のれんの償却額に関しては、セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他全社・消去合計 出版・IP創出アニメ・実写映像ゲームWebサービス教育・EdTech当期償却額4692,863127--54-3,514当期末残高3,180148808--1,793-5,930(注)1.当期の償却額には、特別損失の「のれん償却額」を含んでおります。詳細は、連結財務諸表「注記事項(連結損益計算書関係)※8 のれん償却額」をご覧ください。2.「その他」の金額は、イベント事業等に係るものであります。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組12,119
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)当社グループのサステナビリティ方針当社グループでは、多彩なポートフォリオから成るIP(Intellectual Property)を安定的に創出するとともに、事業間連携によるIPのLTV(Life Time Value)の最大化を図っています。さらに、最新テクノロジーを積極的に取り入れながら、IPを世界に広く展開する「グローバル・メディアミックス with Technology」を基本戦略として掲げております。この基本戦略の推進と各事業課題の解決を通じて、中長期的な企業成長と企業価値の向上を図るとともに、社会課題の解決を目指してまいります。この当社グループのサステナビリティ方針において、社会全体における数多くの課題の中で、持続的に事業を展開・遂行・成長することによって解決できる重要課題をマテリアリティと定義し、重要な戦略として位置付けて、取組を推進しております。マテリアリティに関する取組の詳細は、「(1)当社グループのサステナビリティ方針 ②戦略 マテリアリティ」の項をご覧ください。 ①ガバナンス当社グループでは、現時点において、サステナビリティに関するガバナンスについて、その他のガバナンス体制と区別せずに同一の体制のもとで運用しております。基本的な考え方として、コーポレート・ガバナンスの充実を当社グループが継続的に発展するための必要条件と位置付け、株主に対する経営の透明性の更なる向上、取引先・得意先をはじめ社会からの信頼の一層の向上を目指し、継続的にコーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでおります。また、経営環境の変化にすばやく適応し、事業成長を実現できる経営体制を確立すること、明確な経営指標や経営方針はもとより、その達成状況を定期的に開示することで透明性を確保し、経営陣の責任を明確にすることが、経営の健全性とコーポレート・ガバナンスの充実に資するものと考えております。 コーポレート・ガバナンス体制の詳細については、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要」をご参照ください。 ②戦略 マテリアリティ当社グループでは、社会全体における数多くの課題の中から、5つのマテリアリティを策定しています(図1)。マテリアリティの策定は、ステークホルダーの皆様の視点や各種ガイドラインを参照しながら、Step1からStep4(図2)のプロセスで行っています。2026年5月公表の新たな中期経営計画のもと、サステナビリティの取組を推進するため、5つのマテリアリティの項目別に、テーマと、指標及び目標を設定しました。マテリアリティの項目別の各テーマ、指標及び目標については、サステナビリティ関連の会議等にて審議のうえ、取締役会での承認を経て決定しております。 なお、マテリアリティの項目別のテーマと、指標及び目標の詳細については、「(1) 当社グループのサステナビリティ方針 ④指標及び目標」をご参照ください。 図1 当社グループ マテリアリティ 図2 マテリアリティ策定プロセス ③リスク管理 リスクマネジメント体制当社グループでのリスク管理体制において、サステナビリティに関するリスクについては、リスク管理規程に基づき設置したリスク管理委員会(年2回開催)による全社的リスク管理体制の中で精査、対応を行っております。同委員会においては、取締役会の監督のもと、委員長が執行役社長、委員が各部門のチーフオフィサーほかから構成され、内部統制を担う部門が事務局を務めております。当社グループのリスク管理活動は、内部要因(経営資源、事業特性等)と外部要因(感染症、気候変動リスク等)の観点から、各部門がサステナビリティや企業運営、また事業に関して重要リスクの選定と対策立案を行い、その取組状況を内部統制部門がモニタリングし、継続的な改善を行うプロセスとなっております。リスク管理委員会では、リスクの発生懸念、発生状況をはじめ、当社グループを取り巻くリスクに関する情報の収集分析を行い、毎年、重点対応すべきリスクを選定し、対応を実施することで、リスクのコントロールを進めております。また、機会については、経営戦略・事業戦略に関する様々な会議体において、適宜議論を行っております。 ④指標及び目標2026年5月公表の新たな中期経営計画のもと、サステナビリティの取組を推進するため、マテリアリティの項目別に、テーマとその指標及び目標を新たに設定しました。進捗は、以下のとおりです。なお、指標及び目標に関して、当社グループに属する全ての会社では行われていない等の理由により、当社グループにおける記載が困難な場合は、当社及び国内連結子会社、又は、当社単体のもの等を記載しております(注1・2・3)。 No.マテリアリティテーマ指標及び目標実績1多彩なIP(知的財産)の創出と価値最大化を通じた、個人やコミュニティの充実と文化の発展、コンテンツ産業の成長への貢献・IPの創出と価値最大化・IPの適切な活用と保護・自由で多様な価値観の尊重 ・新規IPを持続的に創出・IPによるメディアミックスとエリア展開の持続的な成長・新規創出IPの権利侵害対策の実施・グローバル化、新事業展開に対応したIP保護、権利行使・新規創出IP数2025年度:6,713点(注)12従業員のモチベーション・クリエイティビティの向上による成果の最大化と、コンテンツに関わる人々の働きがいのある環境づくりへの貢献 ・働きやすい環境づくりと自律的なキャリア選択の実現・従業員エンゲージメントの向上 ・女性管理職比率2030年度 30%目標・男性育児休業取得率現水準維持・資格取得制度利用率(言語資格以外)2030年度 15%目標・従業員エンゲージメントスコア現水準維持・女性管理職比率2025年度:22.9%(注)2・男性育児休業取得率2025年度:67.3%(注)2・資格取得制度利用率(言語資格以外)2025年度:10.2%(注)3・従業員エンゲージメントスコア2025年度:従業員から見た経営に対する評価(注)3、4-従業員のモチベーションを上げる努力をしているか 75.1%-テクノロジーの活用を十分にしているか 83.2%-クリエイティブに仕事ができているか 83.9% 3専門的かつ実践的な教育プログラムの幅広い提供を通じた、当社教育事業の持続的成長、ならびにコンテンツ業界も含む社会全体への人材輩出・クリエイティブ教育の平等な機会の提供・多様な教育プログラムを受ける生徒の増加・在籍生徒数-バンタン生徒数 9,886名(2026年4月時点)-N高グループ生徒数 36,371名(2026年3月末時点)-ZEN大学学生数 7,000名超(2026年4月1日時点) No.マテリアリティテーマ指標及び目標実績4出版の製造流通DXの推進による、当社出版事業および業界全体のサステナビリティ実現、ならびに使用する資源量の最適化と廃棄物の最小化・資源・原材料の適切で持続可能な利用・気候変動対策(カーボンニュートラル)・紙書籍の返品率2031年度 25.0%目標・GHG排出量 Scope1,2-2030年度に2020年度比50%削減-2050年度に実質ゼロ・紙書籍の返品率2025年度:29.2%・GHG排出量2024年度:約40%削減(2025年度実績は2026年6月現在集計中。当社ウェブサイトにて2026年11月以降に開示予定)5ガバナンス強化と公正・透明な経営による、ステークホルダー利益と信頼性の向上・コーポレート・ガバナンスの強化(監督機能の向上)・コンプライアンスの徹底・情報セキュリティの強化 ・独立社外取締役比率の過半数維持・取締役会議長・指名・報酬・監査委員長への独立社外取締役の起用・取締役会の実効性評価において設定される各年度の対応方針の達成・コンプライアンステスト受講率100%・ホットラインの認知率向上・情報セキュリティ分科会を月次で開催、PDCAサイクルを実施・年次で、標的型メール攻撃訓練やeラーニング研修を実施・主要なシステム及び端末はEDR/XDRで監視、SOCによる24時間365日対応を実施・独立社外取締役比率2025年度:58.3%・コンプライアンステスト受講率2025年度:99.9%(注)2・ホットラインの認知率2025年度:84.6%(注)2(注)1.当社及び出版事業を行う国内連結子会社 2.当社及び国内連結子会社 3.当社単体 4.%は「満足・どちらかというと満足」「そう思う・どちらかというとそう思う」と回答した従業員の比率 (2)IPに関する考え方及び取組当社グループは、マテリアリティ1として「多彩なIP(知的財産)の創出と価値最大化を通じた、個人やコミュニティの充実と文化の発展、コンテンツ産業の成長への貢献」を設定し、多彩なポートフォリオからなるIPの安定的な創出と、グローバルな展開などによるIP価値の最大化を事業の柱としており、当社グループのIPの権利を守る体制を強化しています。 ①ガバナンスIPに関するリスクを含む各リスクへの対応については、取締役会の監督のもと、執行役社長を委員長としたリスク管理委員会において方針の審議等を行っております。また、取締役会は、リスク管理委員会で審議された重要事項について報告を受け、IPに関するリスクを含む課題への実行計画等についても審議・監督を行ってまいります。 ②戦略当社グループは総合エンタテインメント企業として、出版・IP創出、アニメ・実写映像、ゲーム、Webサービス、教育・EdTechなど幅広い事業を展開しております。当社グループの事業はIPを主軸としており、出版を中心に新たなIPを創出するとともに、アニメ、実写映像、ゲーム、商品等へ展開するメディアミックスを推進しております。さらに、海外拠点などと連携したグローバル展開を進めることで、IP価値の最大化に取り組んでおります。なお、様々な著作物への著作権侵害行為に対しては、断固たる対応を行い、また著作権保護に関する啓発活動も推進しております。利用者が安心してコンテンツを楽しめる環境を守り、不正行為から権利及びクリエイターをはじめとする権利者の経済的利益を保護するとともに、国際的に評価の高い日本のコンテンツを創出する環境や産業としての競争力を維持・強化し、文化の普及と発展に継続的に貢献してまいります。また、当社は海賊版対策を目的とした関連団体として、「一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(略称:CODA)」、「一般社団法人ABJ」、「一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会」及び任意の会議体である出版5社海賊版対策会議(JPMAC)に参加し、海賊版に関する現状把握と迅速かつ適切な対策と対応を行い、また啓発活動を推進しております。 ③リスク管理当社グループではIPに関するリスクを含む各リスクに対し、半期ごとに管理状況の棚卸しと顕在化や影響の再評価を実施しております。また、顕在化したリスクについては適時の報告・共有がなされております。IPに関するリスクを含む、リスク管理の状況や重大なリスクの判断に関しては、取締役会への報告・提言を行っております。 機会に関しては、IP創出及び、国内外ライツ事業に代表されるIP価値最大化を目的としたIP活用について、経営戦略・事業戦略に関する様々な会議体において、適宜議論を行っております。 ④指標及び目標IPに関する具体的な目標として、下記を設定しております。・新規IPを持続的に創出・IPによるメディアミックスとエリア展開の持続的な成長・新規創出IPの権利侵害対策の実施・グローバル化、新事業展開に対応したIP保護、権利行使当社グループは、IPの適切な保護及び活用を通じて、クリエイターをはじめとする権利者への適正な還元を図るとともに、ユーザーが安心して正当な方法でIPを享受できる環境の整備に取組んでおります。今後も、国内外における多様な展開を通じてIP価値の最大化を図り、持続的なIP創出・活用の好循環につなげてまいります。 (3)人的資本に関する考え方及び取組当社グループは、多彩なポートフォリオからなるIPの安定的な創出と世界展開を推進するうえでの重要な基盤として人的資本を位置付けています。事業活動を行う国や地域における現地法令や労働基準を遵守し、従業員の権利を尊重しています。また、職場における差別や偏見、ハラスメントを許しません。従業員が多様な個性を認め合ってクリエイティビティを最大限に発揮できる環境こそが、グループの事業活動に不可欠であると考えており、当社グループでは、マテリアリティ2として「従業員のモチベーション・クリエイティビティの向上による成果の最大化と、コンテンツに関わる人々の働きがいのある環境づくりへの貢献」を設定しております。 ①ガバナンス人的資本への対応については、取締役会の監督及びCEOとCHRO(Chief Human Resource Officer)のガバナンスのもとで、各種施策の立案・実行を推進しております。個別の施策の実行にあたっては、CHROを委員長、委員はCEO及び各部門のチーフオフィサーほかから構成される人事委員会の場で事前に審議を行っています。また、取締役会の監督のもと、執行役社長を委員長としたリスク管理委員会において、全社的なリスクマネジメントの一環として、人的資本に関するリスク分析と対策の審議を行います。 ②戦略当社グループでは、公正かつ適正な労働環境の整備を前提としたうえで、中期経営計画の基本戦略である「グローバル・メディアミックス with Technology」を推進する基盤として、「クリエイティビティ」「モチベーション」「テクノロジー」を軸としたイノベーション推進を方針に掲げ、従業員が、モチベーション高く、クリエイティビティを最大限に発揮できる環境を実現し、グローバル人材を含む多様な人材の継続的な成長を促進するべく、様々な取組を行っています。なお、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針や社内環境整備方針、並びに企業戦略と関連付けた人材戦略の詳細な施策等については、「第4 提出会社の状況 5 従業員の状況等」をご参
コーポレート・ガバナンスの概要7,602
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① 企業統治の体制(コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方)当社は、コーポレート・ガバナンスの充実を当社グループが継続的に発展するための必要条件と位置付け、株主に対するより一層の経営の透明性の向上、取引先、得意先をはじめ社会からの信頼の確保を目指し、継続的にコーポレート・ガバナンスの強化に取り組んでおります。また、経営の健全性及び透明性の確保並びに経営環境の変化に適応できる経営体制を確立し、明確な経営指標や経営方針を公表し、その達成状況をできるだけ早く開示して、経営陣の責任を明確にすることがコーポレート・ガバナンスの充実に資するものと考えております。 (提出会社の企業統治の体制(任意に設置する委員会を含む)の概要)ア.当社の業務執行、監査・監督体制及び採用する理由当社は、取締役会の経営に対する監督機能の強化、監督と執行の明確な分離による経営の透明性向上及び意思決定の迅速化を目的として、指名委員会等設置会社制度を採用しております。取締役は、経営の健全性と透明性を確保するために過半数を社外取締役としております。社外取締役を選任するにあたっては、当社グループのコーポレートミッションである「世界の才能と、感動をつなぐ、クリエイティブプラットフォーマーへ」に基づく当社の基本戦略である「グローバル・メディアミックス with Technology」の推進及びガバナンス強化の両側面より候補者を選出することとしております。社外取締役は、中長期的な企業価値の向上を図るための提言や、会社と経営陣の利益相反を監督することで当社の持続的な成長に寄与しています。加えて、三委員会はそれぞれ過半数を社外取締役で構成し、各委員会内及び各委員会間での議論を通じて社外取締役間での綿密な情報交換・認識共有が行われています。 <取締役会及び三委員会>取締役会は、原則毎月1回の定期開催と必要に応じた臨時開催により、法令で定められた事項や、経営に関する重要な事項などの意思決定を行うとともに、当社の業務執行状況及び子会社の経営状況を監督しております。有価証券報告書提出日(2026年6月23日)現在の構成は、社内取締役の夏野剛氏、山下直久氏、村川忍氏、加瀬典子氏及び川上量生氏並びに社外取締役の鵜浦博夫氏、ジャーマン・ルース マリー氏、杉山忠昭氏、笹本裕氏、宇澤亜弓氏、岡島悦子氏及び草野耕一氏の12名(社内5名、社外7名)であり、社外取締役鵜浦博夫氏が議長を務めております。指名委員会は取締役5名で構成され(社内1名、社外4名)、委員長は社外取締役が務めます。指名委員会は、取締役選任及び解任に関する基本方針の策定、取締役の選任及び解任に関する議案の内容の決定、執行役等の選任及び解任に関する取締役会への答申並びに最高経営責任者の後継者計画の検討等を担います。報酬委員会は取締役4名で構成され(社内1名、社外3名)、委員長は社外取締役が務めます。報酬委員会は、取締役及び執行役の個人別の報酬等の決定に関する方針の策定、並びに取締役及び執行役の個人別の報酬等の決定等を担います。監査委員会は社外取締役4名で構成され、委員長は社外取締役が務めます。監査委員会は、取締役及び執行役の職務の執行の監査及び監査報告の作成、並びに会計監査人の選解任及び不再任に関する議案の内容の決定等を担います。監査委員会は、同委員会で決定する監査計画に基づき、当社の内部監査部門と連携しながら、監査を実施するものとしております。いずれの委員会も過半数を社外取締役で構成し委員長を社外取締役が務めており、客観性・透明性の確保に努めております。有価証券報告書提出日現在の各委員会の構成員は以下のとおりであります。(◎は委員長)氏名指名委員会報酬委員会監査委員会山下 直久〇 村川 忍 〇 鵜浦 博夫◎ ジャーマン・ルース マリー〇◎ 杉山 忠昭〇 〇笹本 裕 〇〇宇澤 亜弓 〇岡島 悦子〇〇 草野 耕一 ◎ なお、当社は2026年6月24日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役12名選任の件」を提案しており、当該議案が承認可決されると、取締役会の構成は社内取締役の夏野剛氏、山下直久氏、村川忍氏、加瀬典子氏及び川上量生氏並びに社外取締役の鵜浦博夫氏、ジャーマン・ルース マリー氏、杉山忠昭氏、笹本裕氏、岡島悦子氏、草野耕一氏及び大倉浩治氏の12名(社内5名、社外7名)となります。また、定時株主総会の直後に開催が予定されている取締役会において指名委員・報酬委員・監査委員の選任が予定されております。これらが承認可決された場合の各委員会はそれぞれ指名委員会は取締役5名(社内1名、社外4名)、報酬委員会は取締役4名(社内1名、社外3名)、監査委員会は社外取締役4名で構成され、いずれの委員長も社外取締役が務める予定です。氏名指名委員会報酬委員会監査委員会山下 直久〇 村川 忍 〇 鵜浦 博夫◎ ジャーマン・ルース マリー〇◎ 杉山 忠昭〇 ○笹本 裕 〇○岡島 悦子〇○ 草野 耕一 ◎大倉 浩治 〇 <経営会議・その他の委員会>当社は、代表執行役を中心とした執行役に業務執行の権限を大幅に委譲し、迅速な意思決定を行う体制としております。執行役全員をもって構成員とする経営会議は、原則毎月1回の定期開催と必要に応じた臨時開催により、経営に関する重要な事項などの意思決定を行うものとしております。経営会議には、必要に応じ社外取締役もオブザーバーとして参加できるものとしており、これにより当社の業務執行の監督の充実化を図っております。その他、当社は企業統治の透明性をより高めるため、任意の委員会としてリスク管理委員会及びコンプライアンス委員会を設置しております。リスク管理委員会は当社及びグループ会社のリスク管理推進に関する統括機能を担い、コンプライアンス委員会は、当社及びグループ会社のコンプライアンス推進の役割を担っております。コンプライアンス委員会においては、委員長を社外有識者(弁護士)とし委員長及び委員の半数を社外有識者及び社外取締役で構成することで独立性・客観性を確保しております。 イ.子会社の業務執行、監査・監督体制子会社は、原則として取締役会設置会社としております。当社は、子会社の取締役、監査役の選任(解任)などの株主権の行使と子会社における重要な意思決定についての関与の仕組みを整備しており、日常は、各種の会議体等を通じて子会社の業務執行状況を把握、監督しております。 (企業統治に関するその他の事項)・内部統制システムの整備の状況 当社の、業務の適正を確保するための体制(内部統制システムの基本方針)は、以下のとおりであります。(最終改定 2023年6月22日)1.当社の執行役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制(1)執行役及び使用人の職務の執行が、法令及び定款に適合し、企業倫理に則り、かつ社会的責任を果たすため、コンプライアンス規程を定め、執行役及び使用人に周知徹底させる。(2)コンプライアンスを尊重する社内風土を醸成するため、コンプライアンス委員会を設置する。(3)取締役、執行役及び使用人が社内でコンプライアンス上問題のある行為を知ったときは、不利益を受けることがないことを保証したうえで通報することを義務づけ、内部通報窓口を社外に設けて、適切な対応を行う。(4)市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力及び団体に対しては、組織・役員及び使用人一体として毅然とした態度で対応し、取引関係その他一切の関係を持たない。2.当社の執行役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制執行役の職務の執行に係る情報については、その取扱いに関する社内規程に基づき、適正に保存及び管理を行う。3.当社の損失の危険の管理に関する規程その他の体制当社は、リスク管理体制の基礎として、リスク管理規程を定め、リスク管理委員会を設置し、同規程に従ったリスク管理を行う。 4.当社の執行役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制(1)業務執行の決定に関する権限を適切に執行役に委譲することにより、意思決定の迅速化を図る。(2)執行役全員をもって構成員とする経営会議を原則毎月1回開催する他、適宜臨時に開催し、重要事項に関して迅速かつ的確な意思決定を行う。(3)業務執行に際しては、職務権限を定めた社内規程を始め、各種の社内規程に基づき、効率的な意思決定を行う。(4)職務の執行を効率的に行うために、適正な業務組織と分掌事項を設定する。5.企業集団における業務の適正を確保するための体制(1)子会社における重要な意思決定についての当社の関与の仕組みや、業務執行にかかる重要事項について当社への報告を求める仕組みを社内規程により整備し、主要な子会社と連携して子会社の管理、監督を行うとともに、子会社の取締役等の職務の執行の効率化を図る。(2)当社の内部監査部門は、子会社の法令及び定款の遵守体制並びに内部統制システムの有効性を含めて監査を実施する。子会社を主管する部門は、これらの体制に是正又は改善の必要があるときには、速やかにその対策を講ずるよう、適切な指導を行う。(3)当社のほか、適宜子会社においてもリスク管理規程を定め、当社と連携して当社グループ全体のリスクの把握、管理を行う。(4)当社のコンプライアンス委員会に、子会社のコンプライアンスに関連する事項を報告させ、当社グループ全体として取締役等及び使用人の法令及び定款の遵守に努めるとともに、当社グループ内の内部通報制度を整備し、適切な対応を行う。6.当社の監査委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に関する事項、当該取締役及び使用人の当社の執行役からの独立性に関する事項、並びに当該取締役及び使用人に対する当社の監査委員会の指示の実効性の確保に関する事項(1)監査委員会の職務を補助する組織を設置して監査業務の補助を行うものとし、その任命、異動については、監査委員会の同意を必要とするものとする。(2)監査委員会の職務を補助する組織に所属する者は、監査委員会の指揮命令下で当該補助業務を遂行し、その評価については監査委員会の意見を聴取して行う。なお、監査委員会の職務を補助すべき取締役は配置しないものとする。7.当社の監査委員会への報告体制及びその他監査委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制(1)当社の取締役(監査委員である取締役を除く。)、執行役及び使用人並びに当社の子会社の取締役等、監査役及び使用人又はこれらの者から報告を受けた者は、取締役会及び経営会議以外で決定される重要な事項のほか、内部監査の結果等や、内部通報窓口への通報状況等について、直接の報告又は監査委員会の職務を補助する組織との会議等を通じ、当社の監査委員会に報告する。(2)当社の監査委員会は、監査上必要とする書類の閲覧・報告を当社及び子会社の取締役、執行役又は使用人に求めることができる。(3)当社グループは、上記の報告を行った者に対し、監査委員会に当該報告を行ったことを理由として、不利益な取り扱いを行わない。(4)監査委員による監査にかかる諸費用については、監査の実効性を担保するべく予算を設ける。 ・リスク管理体制の整備の状況 リスク管理規程を制定し、同規程に基づいてリスク管理委員会を組成し、子会社と連携をしながら当社グループのリスクの把握と対応に努めております。 ・子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況 子会社の重要な意思決定については、当社グループ経営管理規程に基づいて、当社取締役会及び経営会議で審議又は報告を受けることとしております。 当社のリスク管理委員会は、当社グループのリスクの把握と対応に努めております。 当社のコンプライアンス委員会は、当社グループのコンプライアンス関連事案の把握と対応を行っております。 <当社のコーポレート・ガバナンス体制図>(有価証券報告書提出日現在)・責任限定契約の内容の概要当社と社外取締役は、会社法第427条第1項の規定に基づき同法第423条第1項に定める損害賠償責任を限定する契約を締結し、その限度額は法令に定める最低責任限度額としております。 ・役員等賠償責任保険契約の内容の概要等当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保険契約の範囲は、当社及び子会社の取締役、執行役、監査役、執行役員及び監督者としての権限を有する従業員であり、被保険者は保険料を負担しておりません。当該保険契約により、第三者訴訟、株主代表訴訟、会社訴訟等に起因して、被保険者が負担することとなった争訟費用及び損害賠償金等の損害が填補されることになります。ただし、被保険者の職務の執行の適正性が損なわれないようにするため、被保険者による犯罪行為等に起因する損害等については、填補の対象としないこととしております。 ・取締役の定数当社の取締役は15名以内とする旨定款に定めております。 ・取締役の選任の決議要件当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行い、累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。 ・株主総会決議事項を取締役会で決議できることとした事項及びその理由ア.当社は、剰余金の配当等会社法第459条第1項各号に定める事項については、法令に別段の定めのある場合を除き、株主総会の決議によらず取締役会の決議によって定める旨を定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を目的とするものであります。イ.当社は、取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができる旨を定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を目的とするものであります。ウ.当社は、会社法第426条第1項の規定により、任務を怠ったことによる取締役(取締役であったものを含む)及び執行役(執行役であったものを含む)の損害賠償責任を、法令の限度において取締役会の決議によって免除することができる旨を定款に定めております。これは、取締役及び執行役が、その業務を積極的に遂行できることを目的とするものであります。 ・株主総会の特別決議要件を変更した事項及びその理由当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権
役員の報酬等3,112
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項ア.報酬構成とその支給対象当社の取締役(社外取締役を除く)及び執行役の報酬は、金銭報酬として①基本報酬及び職務報酬から成る固定報酬と、②業績連動報酬である変動報酬で構成されております。また、この他に非金銭報酬として①業績連動報酬②譲渡制限付株式報酬の株式報酬を導入しております。社外取締役の報酬は固定報酬のみで構成されております。 役 員 区 分金銭報酬非金銭報酬固定報酬変動報酬株式報酬取締役(社外取締役を除く)及び執行役○○○社外取締役○-- イ.役員報酬等の内容の決定に関する方針等当社は、2026年2月12日開催の報酬委員会において、取締役及び執行役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針を以下のとおり決議しております。また、当社の報酬委員会は、当事業年度に係る取締役及び執行役の個人別の報酬等について、報酬等の決定方法、及び決定された報酬等の内容が当該決定方針と整合していることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。(ア)基本方針当社の取締役(社外取締役を除く)及び執行役の報酬は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして十分に機能するよう株主利益と連動した報酬体系とし、個々の取締役及び執行役の報酬の決定に際しては各々の職責を踏まえた適正な水準とすることを基本方針とする。具体的には、当社の取締役(社外取締役を除く)及び執行役の報酬は、(1)金銭報酬として、①基本報酬及び職務報酬から成る固定報酬、並びに、②業績連動報酬である変動報酬のほか、(2)非金銭報酬として、①業績連動型株式報酬、並びに、②譲渡制限付株式報酬の2種の株式報酬で構成し、当社の社外取締役の報酬は、金銭報酬である固定報酬のみで構成する。(イ)固定報酬(金銭報酬)の個人別の報酬等の額の決定に関する方針固定報酬は、対象取締役及び対象執行役の役位や担当職務に応じた基準額に基づき決定する。また固定報酬は、月例にて支払うこととする。(ウ)業績連動報酬等である変動報酬(金銭報酬)の内容及び額又は数の算定方法の決定に関する方針業績連動報酬である変動報酬は、対象取締役及び対象執行役の固定報酬に基づき基準額を定め、業績及び担当職務における成果に応じて評価し、基準額の20%~200%の範囲内で支給額を決定する。業績連動報酬である変動報酬の評価は、対象取締役及び対象執行役の役割に応じて、連結業績、部門業績、個人定性目標を合計100%になるようにウェイト付けして評価する。業績連動報酬である変動報酬の評価指標は、当社グループの成長性・収益性を重視する観点から連結売上高と連結営業利益を基礎とする。業績連動報酬である変動報酬は、月例の固定報酬とともに支払うこととする。(エ)非金銭報酬等の内容及び額又は数の算定方法の決定に関する方針非金銭報酬等として、以下2種の株式報酬制度を採用する。①業績連動型株式報酬制度当社が拠出する金銭を原資として設定した信託を通じて当社株式の取得を行い、役員株式交付規程に基づき、取締役会が定めた中期経営計画その他の一又は複数の事業年度を対象とする経営計画若しくは経営目標に基づいて報酬委員会が策定した目標を達成した場合にポイントを付与し、信託を通じて当該ポイント数に相当する当社株式及び当社株式に代わる金銭を交付する業績連動型株式報酬制度とする。当制度では、持続的な企業価値向上のため当社が経営指標としている連結営業利益を、株式報酬制度にかかる指標及び業績達成度の判定基礎にし、報酬委員会が定めたポイント付与基準に基づき、上記目標を達成した事業年度終了直後の6月に、目標の達成度に応じたポイントを付与し、当社株式等の交付を決定した場合は、交付を決定した年の8月に一括して交付する。なお、2025年6月までに付与済みのポイントに相当する部分については、50%を交付を決定した年の8月に、残る50%を交付を決定した年の3年後の8月に当社株式等を交付する。 ②譲渡制限付株式報酬制度企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、株主との一層の価値共有を進めることを目的として、将来の役務提供に対する対価として、譲渡制限付株式報酬(RS)を付与するものとする。付与する株式数は、譲渡制限付株式報酬規程に基づき、個別の対象の職責等を踏まえて報酬委員会で決定し、譲渡制限付株式割当契約に基づいて一定期間の譲渡制限を付し、当該契約に基づいて譲渡制限の解除及び無償取得を行うものとする。(オ)金銭報酬の額、業績連動報酬等の額又は非金銭報酬等の額の取締役及び執行役の個人別の報酬等の額に対する割合の決定に関する方針取締役(社外取締役を除く)及び執行役の固定報酬と変動報酬の比率は、原則として50%:50%を基準として設定する。株式報酬については、固定報酬との支給割合は特に定めないものとする。(カ)取締役及び執行役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項取締役及び執行役の報酬等は、報酬委員会において決議する。報酬委員会は、委員長に独立社外取締役が就任し、独立社外取締役が委員の過半数を占める。同委員会において上記の基本方針に従い、取締役報酬限度額内で検討、決定する。 ウ.報酬委員会の概要及び活動内容報酬委員会は、各取締役及び執行役の全ての報酬の額を決定しております。同委員会は、取締役4名で構成され(社内1名、社外3名)、委員長は社外取締役が就任しております。委員長:ジャーマン・ルース マリー委 員:村川 忍、笹本 裕、岡島 悦子(各委員の当社における地位及び担当は、「(2)役員の状況」に記載のとおりです)当事業年度における活動内容は、「(1)コーポレート・ガバナンスの概要 7.当社の監査委員会への報告体制及びその他監査委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制 ・取締役会及び指名委員会・報酬委員会の活動状況」に記載のとおりです。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬総額報酬等の種類別の総額対象となる役員の員数金銭報酬非金銭報酬固定報酬変動報酬株式報酬取締役(社外取締役を除く)37百万円37百万円--3名社外取締役96百万円96百万円--9名執行役598百万円218百万円251百万円129百万円8名(注)1.取締役と執行役を兼務している者の報酬及び員数は、執行役の欄に記入しております。2.上記には、2025年6月26日開催の第11期定時株主総会終結の時をもって退任した取締役1名(社外取締役を除く)、社外取締役2名を含んでおります。また、当事業年度中に取締役から執行役に就任した1名の員数及び報酬等の額について、取締役在任期間分は取締役として、執行役在任期間分は執行役として記載しております。3.株式報酬には、譲渡制限付株式報酬制度に基づく当事業年度における費用計上額を記載しております。4.業績連動報酬にかかる業績指標については、2025年度3月期の目標値として掲げた連結売上高271,300百万円、連結営業利益16,500百万円に対し、実績は連結売上高277,915百万円、連結営業利益16,651百万円であります。 ③ 報酬等の総額が1億円以上である者の報酬等の総額等提出会社における役員報酬が1億円以上である執行役は、夏野剛146百万円(固定報酬55百万円、変動報酬60百万円、株式報酬29百万円)であります。
従業員の状況1,990
(2)【従業員の状況】①連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)出版・IP創出事業3,053(1,419)アニメ・実写映像事業796(320)ゲーム事業877(106)Webサービス事業639(60)教育・EdTech事業464(313)その他578(425)全社(共通)925(502)合計7,332(3,145)(注)1.従業員数は就業人員であり、グループ外への出向者(兼務出向を含む)を除き、受入出向者、執行役員を含んでおります。2.従業員数欄の(外書)は、臨時雇用者数(有期契約社員、派遣社員)の年間平均人数であります。3.全社(共通)として記載されている従業員数は、当社及び複数セグメントを持つ子会社の間接部門の従業員数であります。 ②提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)2,471(1,104)41.64.88,715△1.5 セグメントの名称従業員数(人)出版・IP創出事業1,222(485)アニメ・実写映像事業215(55)ゲーム事業23(3)その他144(71)全社(共通)867(490)合計2,471(1,104)(注)1.従業員数は就業人員であり、グループ内外への出向者(兼務出向を含む)を除き、受入出向者、執行役員を含んでおります。2.従業員数欄の(外書)は、臨時雇用者数(有期契約社員、派遣社員)の年間平均人数であります。3.平均勤続年数は、2019年7月1日を起算日としております。4.平均年間給与は、当社、又は出向元である子会社での給与額であり、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 ③労働組合の状況当社グループには角川グループ労働組合(2026年3月31日現在、組合員数578名)、映演労連角川映画労働組合(2026年3月31日現在、組合員数151名)、SSCユニオン(2026年3月31日現在、組合員数25名)があります。上部団体へは、角川グループ労働組合は千代田区労働組合協議会、映演労連角川映画労働組合は映画演劇労働組合連合会、SSCユニオンは日本出版労働組合連合会にそれぞれ加盟しております。なお、労使関係は安定的に推移しており、労働組合との間に特記すべき事項はありません。 ④使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度の状況当社は、使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度を導入しております。当該役員・従業員株式所有制度の内容については、「1 株式等の状況(8)役員・従業員株式所有制度の内容」に記載しております。 ⑤管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異提出会社当事業年度管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)1全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者28.756.874.381.462.2 連結子会社当事業年度名称管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%) (注)1男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2労働者の男女の賃金の額の差異(%) (注)1全労働者正規雇用 労働者パート・ 有期労働者㈱ドワンゴ17.6100.074.378.789.1㈱アークライト9.1100.094.793.896.3㈱角川アスキー総合研究所41.766.783.481.5106.2㈱KADOKAWA Game Linkage20.00.084.588.887.1㈱ビルディング・ブックセンター0.0100.088.782.499.4㈱角川大映スタジオ18.260.072.576.462.4グロービジョン㈱38.1-76.282.270.2㈱動画工房50.00.086.488.183.5㈱ENGI6.3100.073.070.189.7㈱フロム・ソフトウェア3.857.190.776.2130.1㈱スパイク・チュンソフト11.1100.071.970.8127.9㈱アクワイア25.00.087.987.8112.2㈱バンタン22.036.471.172.094.5(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
関係会社の状況2,343
4【関係会社の状況】(連結子会社)名称住所資本金(百万円)主な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容㈱ドワンゴ(注)3、4東京都中央区100出版・IP創出事業Webサービス事業、教育・EdTech事業、その他100.0電子書籍他権利許諾システム開発・運用等の委託役員の兼任CMS取引㈱アークライト東京都千代田区50出版・IP創出事業100.0役員の兼任㈱角川アスキー総合研究所東京都文京区85出版・IP創出事業100.0マーケティング業務・システム開発等の委託CMS取引㈱KADOKAWA Game Linkage東京都文京区100出版・IP創出事業100.0CMS取引㈱KADOKAWA LifeDesign東京都千代田区100出版・IP創出事業100.0CMS取引㈱ビルディング・ブックセンター埼玉県入間郡三芳町100出版・IP創出事業100.0製本・物流業務委託設備の賃貸借役員の兼任CMS取引㈱ムービーウォーカー東京都千代田区100アニメ・実写映像事業87.9役員の兼任CMS取引㈱角川大映スタジオ東京都調布市100アニメ・実写映像事業100.0映像編集委託役員の兼任CMS取引グロービジョン㈱東京都新宿区100アニメ・実写映像事業100.0映像編集委託資金の貸付役員の兼任CMS取引㈱動画工房東京都練馬区5アニメ・実写映像事業80.0映像制作委託CMS取引㈱ENGI東京都中野区100アニメ・実写映像事業55.0映像制作委託役員の兼任CMS取引㈱フロム・ソフトウェア(注)5東京都新宿区18,468ゲーム事業69.7CMS取引㈱スパイク・チュンソフト東京都品川区480ゲーム事業100.0(100.0)CMS取引㈱アクワイア東京都千代田区100ゲーム事業100.0CMS取引㈱バンタン東京都中央区90教育・EdTech事業100.0(100.0)CMS取引㈱角川メディアハウス東京都千代田区100その他100.0店舗・施設運営委託宣伝業務委託役員の兼任CMS取引㈱イエロージャム東京都千代田区2その他67.0(67.0)CMS取引 名称住所資本金(百万円)主な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容KADOKAWA HOLDINGS ASIA LTD.中華人民共和国香港206(百万香港ドル)出版・IP創出事業100.0役員の兼任CMS取引広州天聞角川動漫有限公司(注)6中華人民共和国広州市30(百万人民元)出版・IP創出事業46.3(46.3)出版権他権利許諾役員の兼任台湾角川股份有限公司台湾台北市158(百万台湾ドル)出版・IP創出事業100.0(100.0)出版権他権利許諾役員の兼任台湾BOOK☆WALKER股份有限公司台湾台北市107(百万台湾ドル)出版・IP創出事業74.2(74.2)出版権利許諾役員の兼任KADOKAWA WORLD ENTERTAINMENT, INC.米国デラウェア州35(百万米ドル)出版・IP創出事業100.0役員の兼任CMS取引YEN PRESS, LLC米国デラウェア州4(百万米ドル)出版・IP創出事業51.0(51.0)出版権利許諾役員の兼任M12 Media LLC米国テキサス州1(百万米ドル)出版・IP創出事業100.0(100.0)出版権利許諾役員の兼任CMS取引Edizioni BD S.r.l.(注)7イタリアミラノ市104(千ユーロ)出版・IP創出事業70.0出版権利許諾役員の兼任KADOKAWA GEMPAK STARZ SDN.BHD.マレーシアクアラルンプール29(百万マレーシアリンギット)出版・IP創出事業97.1出版権利許諾役員の兼任KADOKAWA AMARIN COMPANY LIMITED(注)6タイ王国バンコク60(百万タイバーツ)出版・IP創出事業49.0出版権他権利許諾役員の兼任SOZO Pte. Ltd.(注)8シンガポール1,161(千シンガポールドル)その他80.0役員の兼任その他29社 (持分法適用関連会社)名称住所資本金(百万円)主な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容㈱ドコモ・アニメストア東京都千代田区1,000アニメ・実写映像事業40.0映像作品権利許諾役員の兼任その他10社 (注)1.「主な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。2.「議決権の所有割合」欄の( )内は、間接所有割合で内数となっております。3.㈱ドワンゴについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 ①売上高 48,981百万円②経常利益 6,703③当期純利益 6,542④純資産 25,729⑤総資産 61,8154.2025年4月1日を効力発生日として、㈱ドワンゴ、㈱ブックウォーカー及び㈱KADOKAWA Connectedは、㈱ドワンゴを存続会社とする吸収合併方式により合併しました。5.特定子会社であります。6.広州天聞角川動漫有限公司及びKADOKAWA AMARIN COMPANY LIMITEDにおける議決権の所有割合は100分の50以下ですが、実質的に支配しているため、子会社としております。7.2025年5月23日付でEdizioni BD S.r.l.の持分の70%を取得し、連結子会社といたしました。8.2025年11月14日付でSOZO Pte. Ltd.の株式の80%を取得し、連結子会社といたしました。9.当社はキャッシュ・マネジメント・システム(CMS)を導入しており、グループ内の余剰資金の受入及び不足資金の貸付を一元管理しております。
配当政策574
3【配当政策】当社は、株主の皆様をはじめとするステークホルダーに対する利益配分を継続的に実施することが重要であると認識しており、その前提として永続的な企業経営を行うことが必要であると考えております。そのためには、企業体質の強化、将来の事業展開に必要な範囲での内部留保の充実が必要と考えております。その上で、株主の皆様への利益還元を重要な経営課題と認識しており、安定的な配当額として1株当たり年間30円をベースとし、連結業績に応じた利益還元分を含めた配当性向30%以上を目標に株主還元を実施することを基本方針としております。当社は剰余金の配当を年1回、期末に行うことを基本方針とし、剰余金の配当については、法令による別段の定めのある場合を除き、取締役会の決議により定める旨を定款に規定しております。また、取締役会の決議により毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができる旨を定款に定めております。2026年3月期の配当につきましては、1株当たり30円とすることを決定いたしました。内部留保につきましては、今後の事業展開のための戦略投資に充当し、業績の更なる向上に努めてまいります。なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。 決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2026年5月14日4,46230取締役会決議
研究開発活動87
6【研究開発活動】当社グループでは、主にゲーム事業において新規ゲームの研究開発をしております。当連結会計年度におけるグループ全体の研究開発活動の金額は532百万円であります。
主要な設備の状況1,693
2【主要な設備の状況】 当社グループの主要な設備は、次のとおりであります。 (1)提出会社2026年3月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械及び装置工具、器具及び備品土地(面積㎡)ソフトウエアその他合計本社(東京都千代田区)出版・IP創出事業アニメ・実写映像事業ゲーム事業その他全社(共通)事務所5,481051314,933(6,696)4,5541225,4962,471(1,104)ところざわサクラタウン(埼玉県所沢市)出版・IP創出事業その他全社(共通)事務所商業施設物流倉庫19,1322,8631373,940(33,080)3515026,476(注)1.帳簿価額には建設仮勘定及びソフトウエア仮勘定は含まれておりません。2.本社の一部の建物等は賃借物件であり、当連結会計年度における当社の賃借料の総額は551百万円であります。ところざわサクラタウンの一部の建物等は賃借物件であり、当連結会計年度における当社の賃借料の総額は22百万円であります。上記各金額は当社で使用している分に加えて、一部子会社へ転貸している分を含んでおります。3.本社及びところざわサクラタウンの一部の建物等は連結会社以外へ賃貸しております。4.当社では働く場所を自由に選択できる環境を整備しており、設備毎に従業員数を区分することが困難であることから、従業員数には当社の従業員の総数を記載しております。なお、従業員数は就業人員であり、グループ内外への出向者(兼務出向を含む)を除き、受入出向者、執行役員を含んでおります。5.従業員数欄の(外書)は、臨時雇用者数(有期契約社員、派遣社員)の年間平均人数であります。6.帳簿価額「その他」の中には、車両運搬具及びその他無形固定資産が含まれております。 (2)国内子会社2026年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械及び装置工具、器具及び備品土地(面積㎡)ソフトウエアその他合計㈱ビルディング・ブックセンター物流センター等(埼玉県 入間郡 三芳町) 出版・IP創出事業 物流倉庫等277[159]2[-]30[37]1,415[979](21,624)3[-]20[0]1,749[1,175]57(49)㈱角川大映スタジオ角川大映撮影所(東京都 調布市) アニメ・実写映像事業 スタジオ設備1,7613731034,758(12,650)12107,020143(68)グロービジョン㈱九段スタジオ等(東京都 千代田 区他) アニメ・実写映像事業 事務所スタジオ設備75815859251[666](860)1021,241[666]78(51)㈱フロム・ソフトウェア本社(東京都 新宿区) ゲーム事業 事務所スタジオ設備664-358-3201,047412(42)㈱バンタン東京校等(東京都 渋谷区) 教育・EdTech事業 事務所教室461-311,202(705)-01,69566(50)(注)1.帳簿価額には建設仮勘定及びソフトウエア仮勘定は含まれておりません。2.上記国内子会社の建物は主に賃借物件であり、当連結会計年度における賃借料の総額は895百万円であります。3.㈱ビルディング・ブックセンターの保有する物流センター等の一部の建物等は連結会社以外へ賃貸しております。4.従業員数は就業人員であり、グループ外への出向者(兼務出向を含む)を除き、受入出向者、執行役員を含んでおります。5.従業員数欄の(外書)は、臨時雇用者数(有期契約社員、派遣社員)の年間平均人数であります。6.㈱ビルディング・ブックセンターの[外書]は、当社から賃借中のものであります。7.グロービジョン㈱の[外書]は、㈱ビルディング・ブックセンターから賃借中のものであります。8.帳簿価額「その他」の中には、車両運搬具、リース資産及びその他無形固定資産が含まれております。 (3)在外子会社重要な設備はありません。
監査の状況3,488
(3)【監査の状況】① 監査委員会監査の状況ア.監査委員会監査の組織、人員及び手続有価証券報告書提出日現在、監査委員会は社外取締役4名で構成されております。監査委員のうち宇澤亜弓氏は、公認会計士として財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。監査委員会は、監査の方針、監査計画等に従い、取締役会その他重要な会議に出席するほか、重要な決裁書類等を閲覧し、経営陣に対するインタビューを実施し、本社等において業務及び財産の状況を調査し、必要に応じて子会社から業務の報告を求める等により、当社グループの業務執行状況に関する情報を収集しております。 イ.監査委員会の活動状況(ア)監査委員会の開催頻度・個々の監査委員の出席状況当事業年度において、監査委員会は15回開催され、監査に関する重要事項について、決議及び報告を行っております。また、個々の監査委員の出席状況については、次のとおりであります。 氏 名開催回数出席回数監査委員会出席率草野 耕一10回10回100%杉山 忠昭15回14回93.3%宇澤 亜弓15回14回93.3%笹本 裕10回9回90%芝 昭彦5回5回100%(注) 1. 草野耕一氏及び笹本裕氏は2025年6月26日開催の取締役会の決議により監査委員に選定・就任したため、出席すべき開催回数は10回です。2. 芝昭彦氏は、2025年6月26日開催の第11期定時株主総会の終結の時をもって退任したため、出席すべき開催回数は5回です。 (イ)監査委員会の具体的な検討事項及び活動状況監査委員会は、事業年度毎に策定した監査計画に従い、監査を実施しております。当事業年度においては、中小受託取引適正化法等の対応状況及びグループコンプライアンスを重点監査対象とし、また前事業年度に引き続き東南アジア子会社の現地実査を始めとする海外子会社の監査を実施しました。各監査委員は、取締役会に出席するほか、経営会議、リスク管理委員会、コンプライアンス委員会等の重要な会議への出席、社長を始めとする各執行役等や子会社社長等へのインタビュー、意見交換の実施等により取締役、執行役の職務の執行を監査し、また、監査委員会室による補助を受けて効率的に監査を実施しております。さらに監査委員会は、内部監査部門より内部監査の状況や子会社監査役による監査の状況について適宜報告を受けるとともに、内部監査部門に対して内部監査、子会社監査についての提言を行うなど、緊密に連携を図っております。会計監査人に関しては、会計監査人より監査計画の詳細な説明を受け、会計監査人の報酬の妥当性について検討を行い、同意をしております。また会計監査人による非保証業務の実施に際して、事前に定めた包括了解の範囲に該当する案件を除き、都度、会計監査人及び関係部門(グループ会社含む)の説明を受けて案件毎に同意の可否を判断しております。加えて会計監査人より監査委員会に対して監査状況の報告の定期的な実施や、検討事項について協議を行う等により、監査委員会と会計監査人との間での情報共有を密にし、連携強化を図っております。 ② 内部監査の状況内部監査と内部統制報告制度に関する評価を担当する部署として、監査室を設けております。同室は業務執行部署から独立した社長直轄の部署であり、20名で構成され、当社のほか子会社も監査の範囲としております。監査は、社内規程に準拠して実施しております。監査室は、内部監査を担当する内部監査課とグループ会社の監査役が所属するグループ監査役統括課から構成され、両部署は定期的に情報共有を行い、また子会社に対する内部監査の実施の際には当該子会社の監査役との間で必要に応じて連携する等、効率的かつ有効な監査の実施に努めております。内部監査計画は、監査委員会及び社長の承認を経て決定のうえ、取締役会に報告を行い、監査結果については、社長及び監査委員会に随時報告しているほか、取締役会にも報告を行うことで、監査室の独立性、実効性を確保しております。加えて、内部監査の活動状況については、定期・臨時に監査委員会に報告するとともに、開催される監査委員会には、都度監査室長が陪席し、情報の共有、連携に努めております。また監査室は、監査委員会とともに会計監査人より定期的に監査の概要について報告を受けております。これらの情報は内部統制部門に報告され、必要に応じて意見交換等を実施しております。加えて、内部統制部門との間で定期、臨時に情報交換を行い、情報の収集に努めるとともに、内部監査によって得た情報の共有を随時行っております。監査室では、監査活動について自己評価を実施し、継続的な内部監査の品質向上に努めるとともに、2026年2月から4月にかけて、第三者機関による外部品質評価を受審し、その結果に基づき改善に努めております。加えて、監査スタッフの個々のスキルの向上を目的として、研修への参加、資格取得の奨励を行っております。 ③ 会計監査の状況ア.監査法人の名称EY新日本有限責任監査法人 イ.継続監査期間2020年4月1日以降 ウ.業務を執行した公認会計士指定有限責任社員 業務執行社員 佐藤 重義 氏指定有限責任社員 業務執行社員 脇本 恵一 氏(注)継続監査年数については7年以内であるため、記載を省略しております。 エ.監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士11名、その他25名であります。 オ.監査法人の選定方針と理由監査委員会は、会計監査人候補者から、監査法人の概要、監査の実施体制等及び監査報酬見積額について書面を入手し、経営執行部門から情報提供を受け意見交換を行い、会計監査人候補者との面談、質問等を通じて、情報収集・分析を実施したうえで会計監査人を選定しております。また、会計監査人の解任又は不再任の決定方針に基づき、監査を遂行するに不十分であると判断した場合は、会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。 (会計監査人の解任又は不再任の決定方針)監査委員会は、会計監査人を評価し、会計監査人の適正な職務の遂行が困難であると認められる場合、又は監査の適正性をより高めるために会計監査人の変更が妥当と判断した場合は、株主総会に提出する会計監査人の解任又は不再任に関する議案の内容を決定いたします。また、監査委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査委員全員の同意に基づき、会計監査人を解任します。 カ.監査委員会による監査法人の評価監査委員会は、策定した評価基準に基づき、経理及び内部監査部門等から情報提供を受け意見交換を行い、会計監査人の品質管理、独立性、専門性、改善事項への対応状況等の相当性を検討し総合的に評価しております。④ 監査報酬の内容等ア.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社115-107-連結子会社9-9-計124-117-(前連結会計年度)上記の監査証明業務に基づく報酬の額以外に、前々連結会計年度に係る追加報酬9百万円があります。 イ.監査公認会計士等と同一のネットワーク(Ernst & Young)に対する報酬(ア.を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社----連結子会社503464計503464(前連結会計年度)連結子会社における非監査業務の内容は、税務に関するアドバイザリー業務であります。 (当連結会計年度)連結子会社における非監査業務の内容は、税務に関するアドバイザリー業務であります。 ウ.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容(前連結会計年度)該当事項はありません。 (当連結会計年度)該当事項はありません。 エ.監査報酬の決定方針当社の事業規模、特性、監査日数等を勘案し、監査委員会の同意を得た上で決定しております。 オ.監査委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査委員会は、会計監査人の監査計画の内容、職務執行状況、過去の報酬実績、報酬見積額の算定根拠等を確認し検討した結果、相当であると判断し、報酬等の額に同意しております。
株式の保有状況4,014
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について以下のように考えております。「純投資目的」とは、専ら株式の価値の変動又は株式に係る配当によって利益を受けることを目的とするもの、「純投資目的以外」とは、事業を拡大し、持続的な発展により企業価値を高めるために、取引先との協力関係を強化する目的で保有するものとしています。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的の投資株式ア.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 政策保有株式については、毎年、取締役会において、保有株式毎に資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス及び当該企業との取引額等の経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断して保有の要否を検討しており、直近では2026年3月26日開催の取締役会にて検討を行いました。中期的には、保有合理性がある株式についても純資産額に占める一定程度の割合を目安として縮減を進めていくことを検討します。当事業年度においては、非上場株式1銘柄及び非上場株式以外の株式9銘柄を売却しました。 イ.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式456,044非上場株式以外の株式519,206 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式11非上場株式以外の株式93,006(注)株式数が増加及び減少した銘柄には、株式の新規公開、株式の併合、株式の分割、株式移転、株式交換、合併等による変動を含みません。 ウ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱バンダイナムコホールディングス4,780,7004,780,700当社グループと発行会社との、コンテンツ事業面での連携強化を目的として保有しています。直近では、当社グループの㈱フロム・ソフトウェアと発行会社が共同開発した『ELDEN RING』(2022年2月発売)が世界累計出荷本数3,000万本を突破しています。当社は、保有株式について資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス、及び取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断して保有しています。前事業年度においては、1,250,000株の売却を行っており、今後も縮減の可能性を検討しつつ、中長期的な企業価値向上に向けた戦略的連携や資産としての有効活用も追求してまいります。有18,48623,922ソニーグループ㈱129,000129,000当社グループと発行会社との、アニメ・ゲームをはじめ幅広い事業面での連携強化を目的として保有しています。当社は、2024年12月に発行会社と資本業務提携契約を締結するとともに、2025年1月に同社を割当先とする第三者割当増資を実施しました。資本業務提携の内容等については、「第2 事業の状況 5 重要な契約等」をご参照ください。なお、当社グループの㈱フロム・ソフトウェアにおいても、2022年9月に発行会社のグループ会社である㈱ソニー・インタラクティブエンタテインメントを割当先とする第三者割当増資を実施しています。当社は、保有株式について資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス、及び取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断して保有しています。定量的な保有効果については、上記方針に基づいた十分な定量効果があると判断しています。有413485 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱サイバーエージェント160,000160,000当社グループと発行会社との、ゲーム事業面での連携強化を目的として保有しています。2021年2月には、当社は発行会社を割当先とする第三者割当増資を実施しています。当社は、保有株式について資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス、及び取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断して保有しています。定量的な保有効果については、上記方針に基づいた十分な定量効果があると判断しています。有212180㈱WOWOW60,00060,000当社グループの雑誌・広告関連の取引円滑化を目的として保有しています。当社は、保有株式について資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス、及び取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断して保有しています。定量的な保有効果については、上記方針に基づいた十分な定量効果があると判断しています。有7460ソニーフィナンシャルグループ㈱129,000-2025年10月1日付でソニーグループ㈱が完全子会社であるソニーフィナンシャルグループ㈱のパーシャル・スピンオフを実施したことにより取得いたしました。当社は、保有株式について資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス、及び取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断しており、当事業年度においては上述の取得経緯から保有を続けておりますが、今後は縮減の可能性も検討してまいります。無18- 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)大日本印刷㈱-508,024当社グループの出版関連の取引円滑化を目的として保有しておりましたが、資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス、及び取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断した結果、当事業年度において全株式を売却しました。有-1,076㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ-264,180当社グループの主要取引金融機関として、円滑な銀行取引を目的として保有しておりましたが、資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス、及び取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断した結果、当事業年度において全株式を売却しました。無-531㈱みずほフィナンシャルグループ-67,385当社グループの主要取引金融機関として、円滑な銀行取引を目的として保有しておりましたが、資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス、及び取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断した結果、当事業年度において全株式を売却しました。有(注)-272㈱三井住友フィナンシャルグループ-63,390当社グループの主要取引金融機関として、円滑な銀行取引を目的として保有しておりましたが、資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス、及び取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断した結果、当事業年度において全株式を売却しました。無-240日本紙パルプ商事㈱-374,000当社グループの出版関連の取引円滑化を目的として保有しておりましたが、資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス、及び取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断した結果、当事業年度において全株式を売却しました。有-225 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱IMAGICA GROUP-160,000当社グループの映像関連の取引円滑化を目的として保有しておりましたが、資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス、及び取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断した結果、当事業年度において全株式を売却しました。有-82日本製紙㈱-47,000当社グループの出版関連の取引円滑化を目的として保有しておりましたが、資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス、及び取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断した結果、当事業年度において全株式を売却しました。無-47三菱製紙㈱-20,100当社グループの出版関連の取引円滑化を目的として保有しておりましたが、資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス、及び取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断した結果、当事業年度において全株式を売却しました。無-13㈱メディアドゥ-4,000当社グループの出版関連の取引円滑化を目的として保有しておりましたが、資本コストを踏まえ、配当やキャピタルゲイン/ロス、及び取引額等に加え、経営戦略上の重要性や事業上の関係等を総合的に判断した結果、当事業年度において全株式を売却しました。無-6(注)主要な子会社が保有していることを確認しました。 みなし保有株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的の投資株式 該当事項はありません。
沿革465
2【沿革】2014年5月㈱KADOKAWA(現 ㈱KADOKAWA KEY-PROCESS)、㈱ドワンゴが経営統合に係る統合契約書を締結するとともに共同持株会社設立のための株式移転計画書を作成 2014年6月㈱KADOKAWAの定時株主総会で株式移転計画が承認される 2014年7月㈱ドワンゴの臨時株主総会で株式移転計画が承認される 2014年10月㈱KADOKAWA・DWANGO(当社)設立(東京証券取引所市場第一部に上場) 2015年10月商号をカドカワ㈱に変更 2019年7月連結子会社㈱KADOKAWAの全ての事業を吸収分割により当社で承継し、当社の商号を㈱KADOKAWAに変更。従来の連結子会社㈱KADOKAWAは、商号を㈱KADOKAWA Future Publishing(現 ㈱KADOKAWA KEY-PROCESS)に変更 2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行2022年6月監査等委員会設置会社へ移行2023年6月指名委員会等設置会社へ移行

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

2
2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 15:30
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業績予想の修正に関するお知らせ業績予想 · 15:30
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

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EDINET DOCUMENTS

提出書類

30
臨時報告書臨時報告書 · S100YWCY
臨時報告書臨時報告書 · S100YKSD
有価証券報告書-第12期(2025/04/01-2026/03/31)有価証券報告書 · 2026-03-31期 · S100YGF5
確認書確認書 · S100YGFV
内部統制報告書-第12期(2025/04/01-2026/03/31)内部統制報告書 · S100YGGG
臨時報告書臨時報告書 · S100XTPL
有価証券届出書(参照方式)有価証券届出書 · S100XI91
確認書確認書 · S100X2YG
臨時報告書臨時報告書 · S100X2YU
半期報告書-第12期(2025/04/01-2026/03/31)半期報告書 · 2026-03-31期 · S100X2Y2
臨時報告書臨時報告書 · S100W8RY
臨時報告書臨時報告書 · S100W71O
内部統制報告書-第11期(2024/04/01-2025/03/31)内部統制報告書 · S100W3Y0
有価証券報告書-第11期(2024/04/01-2025/03/31)有価証券報告書 · 2025-03-31期 · S100W3PV
確認書確認書 · S100W3X4
臨時報告書臨時報告書 · S100V1TA
有価証券届出書(参照方式)有価証券届出書 · S100UZ6P
確認書確認書 · S100UQDL
半期報告書-第11期(2024/04/01-2025/03/31)半期報告書 · 2025-03-31期 · S100UR4C
内部統制報告書-第10期(2023/04/01-2024/03/31)内部統制報告書 · S100U4N9
確認書確認書 · S100U4N1
有価証券報告書-第10期(2023/04/01-2024/03/31)有価証券報告書 · 2024-03-31期 · S100U4MI
臨時報告書臨時報告書 · S100TO3A
四半期報告書-第10期第3四半期(2023/10/01-2023/12/31)四半期報告書 · 2023-12-31期 · S100STW4
確認書確認書 · S100STWT
四半期報告書-第10期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)四半期報告書 · 2023-09-30期 · S100S887
確認書確認書 · S100S88T
四半期報告書-第10期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)四半期報告書 · 2023-06-30期 · S100RLTL
確認書確認書 · S100RLVB
確認書確認書 · S100R1TQ
i

財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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