文
株式会社文溪堂
BUNKEIDO CO.,LTD.
121億円売上高(FY2026)
3.5%ROE
78.7%自己資本比率
64財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2026の売上高は121億円(前年比-2.7%)。営業利益は8億円(営業利益率6.4%)、当期純利益は6億円。総資産199億円に対し自己資本比率は78.7%、ROEは3.5%。情報・通信業の中央値(ROE 12.0%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは4億円の創出、現金及び現金同等物は66億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。売上高121億円-2.7%
営業利益8億円-9.0%
当期純利益6億円-8.2%
総資産199億円
純資産156億円
営業利益率6.4%
ROE3.5%
自己資本比率78.7%
EPS86.9円
BPS2,459.3円
1株配当39.3円
配当性向45.2%
従業員数—
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE3.5%中央値 12.0%
営業利益率6.4%中央値 8.6%
自己資本比率78.7%中央値 66.6%
健全性スコア64.0点中央値 71.0点
帯は情報・通信業(200社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 121億円 | 8億円 | 9億円 | 6億円 | 199億円 | 156億円 | 86.9 | 3.5% | 78.7% |
| FY2025 | 125億円 | 9億円 | 9億円 | 6億円 | 200億円 | 152億円 | 95 | 4.0% | 75.8% |
| FY2024 | 129億円 | 10億円 | 10億円 | 7億円 | 198億円 | 148億円 | 108.7 | 4.7% | 74.9% |
| FY2023 | 128億円 | — | 11億円 | 7億円 | 196億円 | 143億円 | 111.8 | 5.0% | 73.0% |
| FY2022 | 132億円 | 12億円 | 12億円 | 8億円 | 193億円 | 138億円 | 123.2 | 5.6% | 71.6% |
| FY2021 | 130億円 | 9億円 | 9億円 | 2億円 | 187億円 | 134億円 | 24.2 | 1.1% | 71.6% |
| FY2020 | 124億円 | — | 8億円 | 6億円 | 183億円 | 134億円 | 88.4 | 4.1% | 73.0% |
| FY2019 | 120億円 | — | 9億円 | 6億円 | 178億円 | 131億円 | 92.8 | 4.5% | 73.3% |
| FY2018 | 117億円 | — | 8億円 | 5億円 | 175億円 | 127億円 | 80.9 | 4.0% | 72.7% |
| FY2017 | 117億円 | — | 6億円 | 4億円 | 169億円 | 123億円 | 66.8 | 3.4% | 73.1% |
| FY2016 | 114億円 | — | 6億円 | 4億円 | 169億円 | 121億円 | 56.1 | 2.9% | 71.3% |
営業CF4億円
投資CF-4億円
財務CF-2億円
現金及び現金同等物66億円
SEGMENTS
セグメント別売上
Publication84億円
School Teaching Tools38億円
セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 有限会社清林溪声会 | 13.8% |
| 2 | 株式会社大垣共立銀行(常任代理人 株式会社日本カストディ銀行) | 4.9% |
| 3 | 文溪共栄会 | 4.9% |
| 4 | 株式会社十六銀行 | 3.7% |
| 5 | サンメッセ株式会社 | 3.0% |
| 6 | 文溪堂従業員持株会 | 2.9% |
| 7 | 水谷 邦照 | 2.7% |
| 8 | 水谷 雄二 | 2.6% |
| 9 | 一般財団法人総合初等教育研究所 | 2.6% |
| 10 | 株式会社三井住友銀行 | 2.6% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 83億円 | 18億円 | 18億円 | 13億円 | 21.4% | 81.2% | 200 |
| FY2025中間(〜2024-09-30) | 84億円 | 17億円 | 18億円 | 13億円 | 20.9% | — | 199.2 |
| FY2024中間 | 85億円 | 17億円 | 18億円 | 12億円 | 20.2% | — | 193.1 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢41.1歳
平均年間給与639万円
平均勤続年数13.6年
管理職に占める女性比率28.1%
男女の賃金の差異(全労働者)75%
男女の賃金の差異(正規雇用)76%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
REMUNERATION
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額 | 員数 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外取締役を除く) | 2億円 | 9 | 22百万円 |
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容325字
3【事業の内容】 当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社及び連結子会社2社、非連結子会社2社で構成されており、教育図書の出版及び教材の製造・販売を主な事業としております。 事業の内容と当社及び連結子会社の当該事業に係る位置付け及び事業セグメントとの関連は、次のとおりであります。(出版) 当社は、小学校教育図書及び市販図書を製造販売しております。㈱学宝社は、中学校教育図書を製造販売しております。また、当社と㈱学宝社との間に一部商品の売買があります。(教具) 当社が裁縫セット・家庭科布教材等の教具品を製造販売しております。製造及び発送の一部を㈱ロビン企画に委託しております。 以上述べた事項を事業系統図によって示すと、次のとおりであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等2,347字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)経営方針 当社の企業理念であります「21世紀の人づくりを通じて社会に貢献する教育と文化の創造企業をめざそう」を常に念頭に置き、現場第一主義の姿勢を堅持し、社内外の英知を結集して多様化する教育現場のニーズに対応した教材づくりに邁進してまいります。 また、“若さとアイデアに生きる文溪堂”に相応しい行動力とアイデアを駆使し、株主様はもとより、お客様やお取引先様からの信頼と期待に応えるべく、企業変革の必要性を認識しつつ、常に活性化した“ゆめ企業=文溪堂”を目指して鋭意努力してまいります。 (2)経営戦略等 当社グループとしましては、新しい教育の方向性を見定めながら、社会の変化や教育現場のニーズを的確に捉え、下記の6項目に重点をおいた経営を進めてまいります。① 当社グループの主体事業である出版部門においては、児童・生徒や教師を支えるための良質で有益な教材やサービスの提供を目指し、従来からの教材の既成概念にとらわれない新しいタイプの教材を開発してまいります。② 出版以外の部門においては、小学校教材・教具の商品企画の充実や販売網の拡充を図るとともに、中学校・高等学校向けの教材・教具の販路拡充を推進してまいります。③ 学校のICT環境の整備の充実に対応し、紙とデジタルを融合させたハイブリッド型教材や、校務の負担を軽減し教師を支援するソフトウエアなどの開発・販売に取り組んでまいります。また、販売網の拡充を目指してまいります。④ 知的所有権がますます尊重されるなか、当社グループの商品開発力を駆使してアイデア性、独創性の高い教材・教具類の開発と、その権利化を図ってまいります。⑤ 当社グループの連結経営機構の発展を推進し、業務の効率化や収益力の向上を図ってまいります。⑥ すべての子どもたちが平等に質の高い教育を受けられるよう、誰もが利用しやすい教材づくりを目指してまいります。 (3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等 当社グループの主力商品であるテスト・ドリル等の出版物、裁縫セット・家庭科布教材等の教材・教具の販売市場である小学校及び中学校においては、少子化傾向が進み、児童・生徒数の減少という構造的な課題を抱えております。そのような状況のなか、2021年3月期(売上高130億円、売上高経常利益率6.7%)から売上高135億円、売上高経常利益率8%を目標値としてまいりました。 しかしながら、2026年3月期は売上高121億円、売上高経常利益率7.0%となり、売上高、売上高経常利益率はともに目標値に至っておりません。今後は「GIGAスクール構想」が2024年度から「NEXT GIGA」と呼ばれる第2期の段階に入っており、更なるGIGAスクール構想実現の加速化に対応したデジタルの特性を生かした企画の提案や他社との差別化を図った教材の研究開発と提供に努めてまいります。また、小学校・中学校教材の各会計年度における教科書改訂に伴う編集費用負担額の増減により変動はあるものの、業務の効率化や製品ラインナップの精選などによる製造原価の低減にも力を入れ、グループ全体での売上高は135億円、売上高経常利益率は8%を目指してまいります。 (4)経営環境 わが国においては、様々な社会的要因により出生数が減少しており、少子化傾向がさらに進行しております。そのため、学校の統廃合や学級規模の縮小が進んでおります。 また、GIGAスクール構想によりICT環境の更なる利活用が求められている中で、デジタル教材や学習支援ツールが普及し教育の形が変化してきております。情報社会に続く超スマート社会で活躍できる人材の育成を目指して、これらの変化に対応した教育現場への提案がますます重要性を増しております。 (5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題 教育界においては、2020年度から始まった「GIGAスクール構想」が「NEXT GIGA」と呼ばれる第2期の段階に入り、1人1台の学習用端末の利活用が加速し、児童・生徒の学びの充実や教師の働き方改革への活用が進められております。 このような情勢のなか、当社グループは教育現場から求められる様々な課題や、教師の業務負担軽減に対処してまいります。教育のICT化に対応した紙とデジタルを融合させたハイブリッド型教材の開発や、教師の業務負担軽減を支援するソフトウエアの開発・販売に取り組み、教材会社から教育総合サービス会社へと転換を図ってまいります。また、サステナビリティを巡る課題については、環境に配慮した製品開発の強化や多様化する子どもたち一人ひとりの学びに寄り添えるような教材づくりを目指してまいります。さらに、当業界における先駆的な企業グループとしての自覚を持ち、保護者の費用負担にも配慮しながら、製品ラインナップの精選、製造原価の低減、諸経費の見直しに向けて積極的に取り組み、企業価値の向上を目指してまいります。 また、財務上の課題としましては、文部科学省が2024年度から段階的にデジタル教科書の導入を進めるなど、学校におけるデジタル機器活用の進展に伴い、ビジネスモデルの変化が業績に及ぼす影響に備え、自己資本の充実が重要であると認識しております。2026年3月期の自己資本比率は78.7%であり、70%以上の自己資本比率を維持するとともに、「資本コストや株価を意識した経営の実現」に努めてまいります。
事業等のリスク1,605字
3【事業等のリスク】 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)主力商品の市場について 当社グループの主力商品であるテスト・ドリル等の出版物、裁縫セット・家庭科布教材等の教材・教具の販売市場は、小学校及び中学校であります。当連結会計年度における当社グループの売上高に占める小学校・中学校向けの出版物、教材・教具の売上の割合は約90%であり、今後も現場第一主義の姿勢を堅持し、教育のICT化を見据えつつ教育現場のニーズに対応した教材づくりに邁進してまいります。しかしながら、日本が抱える少子化傾向が予想以上に進行し市場が著しく縮小した場合や、デジタル教科書の本格導入などの影響により従来のビジネスモデルが急激に変化した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (2)法的規制について 当社グループの主力商品である出版物は、日本の教育・文化の普及のために、独占禁止法における再販売価格維持制度の対象となっております。しかし、この制度が廃止された場合、当社グループの業績(セグメントの出版)への影響はもちろんのこと、出版業界全体にも大きな影響を与える可能性があります。 (3)自然災害等に伴うリスクについて 当社グループは、全国の小学校及び中学校に対して出版物、教材・教具の企画、製造、販売を行っております。その製造過程においては、大部分の工程を協力会社へ委託しております。また販売においても、全国の特約代理店に販売を委託しております。各地域において、大規模な地震や風水害、気候変動を起因とする自然災害等が発生した場合、協力会社や販売店等の建物や設備の損壊、交通経路の遮断等により、製造及び販売が困難となり、当社グループの財務状況及び業績が影響を受ける可能性があります。 このような自然災害等に伴うリスクを回避するために、特に製造における委託先については、同じエリアに集中しないように分散化に取り組んでおります。 (4)原材料価格の高騰について 当社グループは、セグメントの教具において、プラスチックを主原料とする製品の企画、製造、販売をしております。不安定な世界情勢や原油価格の上昇に起因する原材料価格の高騰への対策として、企画の見直しによる原材料の削減やプラスチック再生原料の採用等による使用量の削減を行っております。しかしながら、原油価格の上昇や円安によるプラスチックの高騰に加え、セグメントの出版における用紙代も高騰しており、該当セグメントにおける業績に影響を与える可能性があります。 (5)サイバー攻撃に伴うリスクについて 当社グループは、学習教材の製造・販売・ICT等の事業を行う企業として、個人情報を取得、利用、管理するとともに、事業活動において様々なシステムを利用しております。サイバー攻撃により、個人情報の漏洩や各種システムの停止等が生じた場合、当社グループの社会的信用の失墜、損害賠償責任の発生、さらには事業継続に支障をきたす可能性があります。 これらのリスクに備えるため、プライバシーマークの取得・運用、個人情報保護方針の策定に加え、全従業者を対象とした個人情報保護に関する教育研修を定期的に実施しております。また、技術的対策として、ウイルス対策ソフトの導入やEDR(Endpoint Detection and Response)等を活用した監視体制の強化、アクセス権限管理の厳格化、およびバックアップ体制の整備等を推進しております。その他、不測の事態に備え、サイバー保険を付保しております。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析7,832字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態及び経営成績の状況 当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果により、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。一方で、物価の上昇に加え、米国の通商・関税政策の動向や中東情勢の不安定化など、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。 教育界においては、現行の学習指導要領のもと、2024年度に小学校用教科書、2025年度に中学校用教科書が改訂されました。「英語」では、小中学校において従来の紙の教科書に加えデジタル教科書が導入されるなど、教科書のデジタル化が進展しております。 教育現場では、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を通して、学習指導要領が掲げる「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善が進められております。一方で、児童・生徒への多様な対応や心のケアなど教育課題が複雑化しており、教師の業務負担軽減が重要な課題の一つとなっております。 また、中央教育審議会では、次期学習指導要領の改訂やデジタル教科書の在り方等に関する議論が重ねられ、2025年9月にはこれまでの検討の論点整理が示されました。そこでは、小中学校における授業時数の柔軟な運用を可能とする「調整授業時数制度」の導入や、1人1台端末やクラウド環境等のデジタル学習基盤を活用した情報教育の充実などの方向性が示されました。また、教科書については、将来的にデジタル教科書を正式な教科書として位置付けることが望ましいとの考え方も示されました。現在、各教科における具体的な検討が、2026年度中の答申取りまとめを目指して継続しております。 さらに、教育のICT環境整備を推進してきた「GIGAスクール構想」は第2期の段階に入り、デジタル学習基盤の活用を通じた学力向上や教育の質の向上に加え、教師の業務負担軽減への期待も高まっております。 このような教育環境の変化のもと、当社グループでは、テスト・ドリルなどの紙教材の強みを活かしながらデジタルを効果的に組み合わせた教材開発を進め、教育現場の多様なニーズへの対応を図ってまいりました。また、教師の業務負担軽減にも寄与できるよう、デジタルを活用した保護者と教師をつなぐ連絡支援システムや、児童・生徒の心のケアを支援するシステムなどの開発及び普及にも取り組んでまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態 当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末と比較して136,751千円減少し、19,874,587千円となりました。当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末と比較して593,455千円減少し、4,231,817千円となりました。当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末と比較して456,704千円増加し、15,642,769千円となりました。当連結会計年度末の自己資本比率は78.7%で引き続き比較的高い数値を維持しております。 b.経営成績 当連結会計年度の経営成績は、売上高12,139,172千円(前年同期比2.6%減)と、減収となりました。利益につきましては、営業利益782,296千円(前年同期比9.0%減)、経常利益853,421千円(前年同期比8.6%減)、親会社株主に帰属する当期純利益552,480千円(前年同期比8.2%減)と、減益となりました。 なお、主力商品であるテスト・ドリル等の出版物は、文部科学省が定める学習指導要領や教科書に準拠する必要があるため、その定期的な改訂に伴い内容を見直す必要があります。教科書改訂は小学校においては2024年度に実施され、教育現場のニーズに対応した教材が提供できるかどうかが売上に影響を及ぼします。また、日本が抱える少子化傾向が進行し市場が縮小することも売上に影響を及ぼします。 セグメントの経営成績は、次のとおりであります。・出版 小学校図書教材においては、2024年度に改訂された教科書が2年目を迎えました。教育現場から求められる「知識及び技能」や「思考力・判断力・表現力等」を育み評価できる教材が引き続き教育現場において高く支持されました。 評価教材では、「見方・考え方」を働かせながら、基礎・基本から活用までの学習内容を的確に評価できる紙面企画や新たに開発した児童の学力向上のためのデジタル企画のほか、教師の業務負担軽減を目的とした採点支援ツール等の企画が教育現場から好評を得ることができました。 習熟教材では、基礎的な学習内容が確実に定着する紙面の企画に加え、デジタル端末を活用する企画が受け入れられました。 一方で、市場での競合の激化や採用ニーズの分散化などにより、評価教材・習熟教材ともに売上高が減少いたしました。 中学校教材では、新学期教材は好調に推移した一方、冬休み教材や入試対策教材などが採用制限の影響を受けた結果、売上高が減少いたしました。 この結果、当セグメントの売上高は8,385,700千円(前年同期比3.1%減)、営業利益は1,412,347千円(前年同期比0.5%減)となりました。 ・教具 小学校教材・教具においては、原材料費などの高騰や授業における使用頻度の減少傾向が見られました。加えて、新しい教科書に掲載された作品例の変更や採用時期の変化、公費による一括採用を行う自治体の増加などにより、採用状況に大きな変化が見受けられました。 「書道セット」では、学校現場での購入方法が多様化した影響等により、売上高が減少いたしました。 中学校・高等学校向けの家庭科教材では、保護者に対する費用負担軽減の観点から安価な商品を求める現場ニーズが増加したことにより、売上高が減少いたしました。 この結果、当セグメントの売上高は3,753,472千円(前年同期比1.5%減)、営業利益は413,916千円(前年同期比7.6%減)となりました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末と比較して294,657千円減少して6,576,648千円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの主な要因は次のとおりであります。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金収支は352,199千円で、前連結会計年度と比較して292,874千円減少(前年同期の資金収支は645,074千円)となりました。営業活動によるキャッシュ・フローが減少した主な要因は、税金等調整前当期純利益が110,926千円減少、棚卸資産の増減額が480,613千円増加、仕入債務の減少額が608,078千円増加したことによります。 営業活動によるキャッシュ・フローは、取引適正化に向けた法改正への対応として、仕入債務の支払サイトを短縮したことなどにより、減少に推移いたしました。決算期ごとに営業活動によるキャッシュ・フローの推移をみていきますと、2021年3月期781,903千円、2022年3月期739,807千円、2023年3月期784,405千円、2024年3月期472,822千円、2025年3月期645,074千円、2026年3月期352,199千円となっております。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金収支は△441,417千円で、前連結会計年度と比較して407,348千円減少(前年同期の資金収支は△34,069千円)となりました。投資活動によるキャッシュ・フローが減少した主な要因は、投資有価証券の取得による支出が300,000千円減少、投資有価証券の償還による収入が700,000千円減少したことによります。 投資活動によるキャッシュ・フローは、社債の取得による支出と償還による収入の増減により影響を受けております。また、設備投資につきましては、セグメントの出版における製品の製作は外注の印刷会社に委託いたしますので、印刷機械等の有形固定資産の取得による支出はほとんどありません。セグメントの教具における製品の製作も外注に依存しておりますが、裁縫セット、画材セット等を製作するために必要な金型の取得による支出が発生する場合があります。その他の有形固定資産の取得による支出の主な内容は本社建物等の改修費用であり、無形固定資産の取得による支出は主に基幹システムの追加開発や販売目的のソフトウエアの開発による支出であります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金収支は△205,439千円で、前連結会計年度と比較して62,460千円減少(前年同期の資金収支は△142,978千円)となりました。財務活動によるキャッシュ・フローが減少した主な要因は、短期借入金の純増減額が50,000千円減少、配当金の支払額が12,460千円増加したことによります。 財務活動によるキャッシュ・フローは、2008年3月期より配当金の支払額については、文溪堂単体の当期純利益の40%相当額を目処に年間配当金総額を決定しており、配当金の支払額は当期純利益により変動いたします。また、借入金につきましては、文溪堂単体の借入金は発生しておりませんが、子会社の㈱学宝社において借入金が発生しております。現在のところ、財務活動による資金調達は内部資金及び金融機関からの借入金で対応できると認識しております。 ③生産、受注及び販売の実績a.生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期比(%)出版(千円)8,443,91694.8教具(千円)2,572,82299.8合計(千円)11,016,73895.9(注)金額は販売価格によっております。 b.受注実績当社グループは見込み生産を行っているため、該当事項はありません。 c.販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前年同期比(%)出版(千円)8,385,70096.8教具(千円)3,753,47298.4合計(千円)12,139,17297.3 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容 (a)財政状態の分析 当連結会計年度末の総資産は19,874,587千円となり、前連結会計年度末と比較して136,751千円減少しました。 流動資産の残高は13,168,399千円で、前連結会計年度末と比較して314,668千円減少しました。流動資産の主な増減は、現金及び預金の減少294,657千円、受取手形及び売掛金の減少47,823千円、有価証券の増加398,800千円、セグメントの出版における小学校図書教材の改訂編集費用の減少により仕掛品の減少364,234千円であります。 固定資産の残高は6,706,188千円で、前連結会計年度末と比較して177,917千円増加しました。固定資産の主な増減は、建物及び構築物の増加118,366千円、ソフトウエアの増加33,781千円、投資有価証券の減少20,019千円、関係会社株式(投資その他の資産その他)の増加45,214千円であります。 流動負債の残高は3,337,577千円で、前連結会計年度末と比較して732,051千円減少しました。流動負債の主な増減は、支払手形及び買掛金の減少82,601千円、電子記録債務の減少793,324千円、短期借入金の増加105,000千円、未払金(流動負債その他)の増加211,087千円であります。 固定負債の残高は894,240千円で、前連結会計年度末と比較して138,596千円増加しました。固定負債の主な増減は、繰延税金負債の増加90,432千円、資産除去債務の増加33,160千円であります。 純資産は15,642,769千円で、前連結会計年度末と比較して456,704千円増加しました。純資産の主な増減は、利益剰余金の増加246,364千円、その他有価証券評価差額金の増加209,037千円であります。 (b)経営成績の分析 当連結会計年度における売上高は12,139,172千円(前年同期比2.6%減)となりました。売上高が減少した主な要因は、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。 売上原価は6,923,901千円(前年同期比3.8%減)、売上総利益は5,215,271千円(前年同期比1.1%減)となりました。売上原価が減少した主な要因は、セグメントの出版において、売上高の減少と小学校図書教材における編集費用負担が減少したためであります。 販売費及び一般管理費は4,432,975千円(前年同期比0.3%増)となりました。主な増減は、給与及び手当が14,833千円増加、発送業務の外部委託見直しにより賃借料が17,671千円減少、デジタル活用等に伴う支払手数料(その他の経費)が31,591千円増加いたしました。以上の結果、営業利益は782,296千円(前年同期比9.0%減)となりました。 営業外収益は前連結会計年度の76,347千円から増加し76,831千円となりました。主な増減は、受取利息が8,218千円増加となります。以上の結果、経常利益は853,421千円(前年同期比8.6%減)となりました。 特別利益は固定資産売却益を1,338千円計上いたしました。法人税等合計は302,279千円(前年同期比16.8%減)となりました。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は552,480千円(前年同期比8.2%減)となりました。 なお、当社では、セグメントの出版では、定期的に実施される教科書改訂に伴い出版物を改訂しているために、下記のような出版物の改訂年度の編集費用の処理方法を行っております。「第5〔経理の状況〕2〔財務諸表等〕(1)〔財務諸表〕5.その他財務諸表作成のための基本となる重要な事項」参照 教科書改訂に伴う出版物の改訂編集費用は、改訂初年度50%、2年度30%、3年度20%に按分して製品原価を計算しております。当期の小学校図書教材においては、2025年度品の出版物は改訂2年目にあたるため、教科書改訂に伴う改訂編集費用の30%にて製品原価を計算しております。 上記の出版物の改訂年度の編集費用の処理により、通常は、改訂初年度50%にて計算された原価の製品を販売した決算期の売上原価が高くなり、2年度目、3年度目、4年度目と売上原価が小さくなる傾向があります。ただし、仮に改訂初年度の決算期における売上が減少し、売上を挽回するために2年度目に製品の部分改訂を実施し、編集費用が増加すると売上原価が上昇する要因となります。この2年度以降の部分改訂の編集費用は繰り延べ処理をせずに製造原価を計算しております。また、改訂初年度の前年の決算期においては、改訂する前の製品が次期(改訂初年度)に使用することができず在庫処分となり、その費用が売上原価の増加につながります。なお、通常、中学校の教科書改訂に伴う出版物の改訂は小学校の1年後に実施されます。 セグメントごとの経営成績に関する分析・検討内容は次のとおりであります。 売上高につきましては、出版が8,385,700千円、教具が3,753,472千円となっており、売上高割合は出版が69.1%、教具が30.9%となっております。 報告セグメントに配分していない管理部門の販売管理費等の全社費用を除いたセグメント利益では、出版が1,412,347千円で売上高セグメント利益率は16.8%、教具が413,916千円で11.0%であります。両セグメントの利益率の差の主な要因は、出版は製作ロット数が多くなれば1冊当たりの原価が低くなりますが、教具は1個当たりの原価が低くならないことが挙げられます。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としては、「第2〔事業の状況〕3〔事業等のリスク〕」に記載しております。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報 当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析については、「(1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。営業活動による資金収支に影響を与える要因として編集費用があります。教科書改訂に伴う出版物の改訂編集費用が発生した決算期は、改訂編集費用の支払いが多くなり、営業活動による収支は悪化する傾向にあります。 運転資金及び設備資金につきましては、内部資金又は借入により資金調達することとしております。決算日現在、短期借入金は540,000千円、長期借入金は100,000千円であります。 当社グループの主な運転資金需要は、製品製造のための原材料や加工賃、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。資金繰りの面では必要な手元資金を確保しておりますが、原油価格の上昇に起因する原材料価格の高騰や円安傾向による販管コストの増加を受け、事業活動に影響が出て、突発的な資金手当てが必要となった場合には、借入金にて十分な対応が可能と判断しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められる会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたって採用した会計方針は、「第5〔経理の状況〕1〔連結財務諸表等〕(1)〔連結財務諸表〕〔注記事項〕」をご参照下さい。 また、連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5〔経理の状況〕1〔連結財務諸表等〕〔注記事項〕(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 (繰延税金資産) 当社グループは、繰延税金資産について、将来の利益計画に基づいた課税所得が十分に確保できることや、回収可能性があると判断した将来減算一時差異について繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じ減少した場合、繰延税金資産が減額され税金費用が計上される可能性があります。
セグメント情報3,237字
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要 当社の報告セグメントは、当社の構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。 当社は、本社に製品・サービス別の事業本部を置き、各事業本部は取り扱う製品・サービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。 従って、当社は、事業本部を基礎とした製品・サービス別のセグメントから構成されており、「出版」及び「教具」の2つを報告セグメントとしております。なお、「出版物」、「中学出版物」等は、経済的特徴、製品及びサービスの内容等の集約基準に照らし合わせて、「出版」に集約して1つの事業セグメントとしております。 「出版」は、小学生及び中学生が使用するテスト・ドリル等の出版物を製造販売しております。「教具」は、小学生及び中学生が使用する裁縫セット・家庭科布教材等の教具品(プラスチック製、布製の教材)を製造販売しております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表を作成するために採用される会計方針に準拠した方法であります。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報並びに収益の分解情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2 出版教具計売上高 一時点で移転される財8,510,2933,813,84912,324,142-12,324,142一定の期間にわたり移転されるサービス151,341-151,341-151,341顧客との契約から生じる収益8,661,6353,813,84912,475,484-12,475,484その他の収益-----外部顧客への売上高8,661,6353,813,84912,475,484-12,475,484セグメント間の内部売上高又は振替高-----計8,661,6353,813,84912,475,484-12,475,484セグメント利益1,420,818448,0551,868,874△1,009,051859,822その他の項目 減価償却費154,44812,405166,854148,995315,849有形固定資産及び無形固定資産の増加額390,17511,086401,26183,734484,996(注)1 調整額は、以下のとおりであります。(1)セグメント利益の調整額△1,009,051千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない管理部門の販売管理費であります。(2)減価償却費の調整額148,995千円は、建物や基幹システム等の減価償却費であります。(3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額83,734千円は、報告セグメントに帰属しない管理部門等の全社で共有する建物や基幹システムの追加開発費用等であります。2 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。3 当社グループの資産、負債の大部分は、報告セグメントの「出版」、「教具」及び報告セグメントに帰属しない管理部門にて共有しているため、事業セグメントに資産、負債を配分しておりません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2 出版教具計売上高 一時点で移転される財8,235,7113,753,47211,989,183-11,989,183一定の期間にわたり移転されるサービス149,988-149,988-149,988顧客との契約から生じる収益8,385,7003,753,47212,139,172-12,139,172その他の収益-----外部顧客への売上高8,385,7003,753,47212,139,172-12,139,172セグメント間の内部売上高又は振替高-----計8,385,7003,753,47212,139,172-12,139,172セグメント利益1,412,347413,9161,826,264△1,043,968782,296その他の項目 減価償却費197,8985,859203,758147,753351,511有形固定資産及び無形固定資産の増加額(注)4279,035735279,770207,118486,888(注)1 調整額は、以下のとおりであります。(1)セグメント利益の調整額△1,043,968千円は、各報告セグメントに配分していない全社費用であり、主に報告セグメントに帰属しない管理部門の販売管理費であります。(2)減価償却費の調整額147,753千円は、建物や基幹システム等の減価償却費であります。(3)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額207,118千円は、報告セグメントに帰属しない管理部門等の全社で共有する建物や基幹システムの追加開発費用等であります。2 セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。3 当社グループの資産、負債の大部分は、報告セグメントの「出版」、「教具」及び報告セグメントに帰属しない管理部門にて共有しているため、事業セグメントに資産、負債を配分しておりません。4 有形固定資産及び無形固定資産の増加額には、資産除去債務相当資産に計上した金額を含めておりません。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高本邦の外部顧客への売上高が連結売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報セグメント情報に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1)売上高本邦の外部顧客への売上高が連結売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2)有形固定資産本邦以外に所在している有形固定資産がないため、該当事項はありません。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組3,306字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 サステナビリティに対する取組姿勢当社は、中長期的な企業価値の向上のためのサステナビリティを巡る課題への対応については、経営の重要課題であると認識しております。重点的に取り組む事項として「教育と文化の創造」「環境への配慮」「社会との共生」を定めており、課題解決に向けて「SDGs運営委員会」を設立しました。各部署のSDGsに関わる諸活動の集約と気候変動要素に関わる課題を洗い出し、目標を数値化することで明確なビジョンを持って取組を進めております。また、取締役会では、人的資本への投資を重要な経営課題と捉え、経営資源の配分や事業ポートフォリオに関する戦略について、実効性を含めて審議および監督を行っております。 (1)環境(気候変動関連)への取組当社は、「21世紀の人づくりを通じて社会に貢献する教育と文化の創造企業をめざそう」という企業理念のもと、2020年12月に文溪堂SDGs宣言を行いました。「環境への配慮」については、事業活動に伴う環境負荷を低減し、環境に配慮した取組を行っております。また、持続的な消費・生産形態である循環型経済を促進するため、3R(リデュース・リユース・リサイクル)活動により廃棄物の削減に加え、科学的見地と融合した二酸化炭素の排出削減目標の達成を目指しております。 ①ガバナンスSDGs運営委員会は、取締役が委員長を務め、気候科学に基づく「共通基準」で評価・認定された排出削減目標である「温室効果ガス排出量ゼロ」の達成を目指して、グループ全体で脱炭素社会の実現に向けて取り組んでおります。また、委員会で協議した内容は、業務執行取締役を構成員とした経営会議へ報告し、必要な対応を検討・実施するとともに、重要度に応じて取締役会へ報告しております。取締役会では、年1回以上活動状況の報告を受け、課題の抽出、行動改革の推進、定期的な効果の測定、次年度の活動計画の見直しについて監督しております。 ②戦略 当社は、気候科学に基づく「共通基準」で評価・認定された排出削減目標を設定するSBT(Science Based Targets)を2023年6月に認定取得しております。その運営の中で、いわゆるScope1・2と呼ばれる化石燃料に由来するエネルギーや電力の使用量を把握し、その消費に起因する温室効果ガスの排出量をパリ協定が求める「温室効果ガス排出量ゼロ」の達成を目標として、グループ全体で脱炭素社会の実現に向けて取り組んでおります。 ③リスク管理当社の気候変動に関するリスク管理としては、SDGs運営委員会において、グループ全体の二酸化炭素の排出削減目標の達成状況を常に把握するとともに、気候変動に影響を及ぼすと推測されるリスクを識別した場合は、経営会議へ速やかに報告しております。 a)気候変動に係るリスクを識別・評価するプロセスSDGs運営委員会では、グループ各社におけるScope1・2の目標の達成状況を常に把握し、気候変動の要因となりうる温室効果ガスの排出量増減理由を分析し、影響を及ぼすと推測されるリスクを識別するとともに、その具体的な対処案を立案し、経営会議へ報告しております。経営会議では、識別された気候変動に関するリスクの評価を行っております。 b)気候変動に係るリスクを管理するプロセスSDGs運営委員会は、識別した気候変動に関するリスクについて、グループ各社にその把握および管理を求めております。グループ各社から気候変動に係るリスクの報告を受けた場合は、その内容を客観的に評価し、グループ全体で情報共有を図るとともに、適切な対応策を検討し、経営会議へ報告しております。経営会議において、リスクの最小化に向けた対処案の指示を委員会が受けた場合は、グループ各社に指示するとともに、その実施状況について監督しております。 ④指標及び目標岐阜本社の本館ビルで使用する電力のすべてを、実質再生可能エネルギー100%の電力に切り替えております。発電方法は、森林の機能維持を目的に間伐された未利用木材を活用した「木質バイオマス発電」によるものです。燃焼時に排出される二酸化炭素は、その樹木の成長過程における光合成での吸収量と相殺される「カーボンニュートラル」を実現しております。また、岐阜本社第一・第二物流棟、製本棟において屋根の遮熱塗装を行い、建物内の調温の効率化を図ることで、電力消費の削減に努めております。今後も、当社グループが使用する化石燃料や電力の使用に起因する二酸化炭素の排出量の削減に向けて、照明器具の更新や空調設備の運用の見直し、省エネルギー型運搬機器への転換、化石燃料の使用を低減する車両の導入等を進め、温室効果ガスの排出量を2030年までに2021年度比で42%削減、2045年にはパリ協定が要求する「温室効果ガス排出量ゼロ」の達成を目標として、グループ全体で脱炭素社会の実現に向けて取り組んでまいります。 (2)人的資本、多様性等への取組①人材育成方針及び社内環境整備に関する方針当社は「社会との共生 21世紀をきみと創る」という基本方針を掲げております。従業員の安全・安心な労働環境を整備するとともに、生産的な雇用と働きがいのある仕事・職場を提供し、地域社会の一員であるとの自覚を持ち様々な社会活動に参画および貢献することにより、地域社会とのパートナーシップの構築を進めてまいります。人的資本への投資等については、会社にとって最大の資産は「人」であると考えております。今後も未来を担う子どもたちを支える企業であるためには、会社を支える人材に対する社員教育の強化が不可欠と考えております。定期的に資質向上のための階層別研修を実施するとともに、総合的な能力向上を目的とした自己啓発活動にも支援を行い、人材の多様化を目指した教育に努めております。また、仕事と家庭等の両立支援については、休暇制度や時短勤務制度等の取得率の向上を図るなど、働きやすい職場環境整備に積極的に取り組んでおり、男性の育児休業の取得促進に力を入れております。健康経営方針の制定など健康経営の推進体制を整備し、2026年3月に「健康経営優良法人 2026」 (中規模法人部門)の認定を取得しました。今後、さらなる取組強化を図ってまいります。なお、実績は、「第4〔提出会社の状況〕5〔従業員の状況等〕(2)〔従業員の状況〕④ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異」に記載しております。 ②具体的な取組・女性の管理的地位にある労働者(以下、「管理職」という。)への登用について当社は、年齢・性別等で差別することなく、管理職への登用に際しては意欲のある優秀な従業員が機会を得られる人事考課制度を導入しております。2025年に、厚生労働省が定める女性活躍推進に取り組む企業を認定する「えるぼし認定」の最高位である3つ星を取得しました。2026年3月末時点で当社における女性労働者の割合は47.2%であります。女性の管理職及び監督職の育成に向け、社内プロジェクトメンバーへの登用を積極的に行うとともに、異業種交流による経験値の向上を目的として女性リーダー講座などの外部セミナーへの積極的な派遣など、女性の活躍推進の機会を多く設定し、管理職及び監督職の比率の向上を目指してまいります。 ・管理的地位にある労働者(以下、「管理職」という。)に占める経験者採用者の割合について事業の安定的な発展を目指し、外部の専門的な人材を積極的に採用しております。管理職への登用については、その経験や知識・能力を公平に評価しております。2026年3月末時点での当社における管理職に占める経験者採用者の割合は40.6%となっております。
コーポレート・ガバナンスの概要5,422字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、企業倫理の重要性を認識し、経営の健全性・透明性の向上を図ることを目的として、株主価値を重視したコーポレート・ガバナンスの構築に取り組んでおります。このような視点に立ち、株主の皆様の権利保護や平等性の確保、タイムリーディスクロージャーを重視し、幅広い情報開示や継続的なIR活動に努めてまいります。 ① 企業統治の体制の概要 当社は、監査役会制度採用会社であります。 取締役会は、当社の経営監督機関であり、経営の基本方針や法令で定められた事項、その他経営に関する重要事項を決定するとともに、業務執行状況を監督する機関と位置付けて運用を図っております。提出日(2026年6月22日)現在、取締役会は、代表権を持つ会長と社長の他、取締役6名(うち、社外取締役1名)の計8名で構成されております。取締役会(定例)については、株主総会終結の直後の開催、決算取締役会の開催(年2回)及び毎月約1回で年16回開催しております。取締役会規程添付の「取締役会決議事項」に定める付議すべき事項について決議し、決議の方法は取締役会の過半数が出席し、出席取締役の過半数をもって決定しております。なお、当社の取締役は、10名以内とする旨を定款に定めております。 また、当事業年度における個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。氏 名開催回数出席回数水谷 邦照16回15回水谷 泰三16回16回吉田 裕之4回4回山田 哲生4回4回杉野 幸男16回16回石黒 幸治16回16回近藤 哲生16回16回佐々木 幸男12回12回水谷 雄一12回12回有松 育子16回16回(注)1 吉田裕之氏、山田哲生氏は、2025年6月24日開催の第72期定時株主総会にて退任いたしました。2 佐々木幸男氏、水谷雄一氏は、2025年6月24日開催の第72期定時株主総会において選任されたため、取締役の就任後に開催された取締役会の出席状況を記載しております。 取締役会の具体的な検討内容・経営方針、重要な業務計画の決定及び変更・年間予算案の決定及び変更・計算書類及び附属明細書の承認・決算短信の承認・重要な財産の取得及び処分・投資有価証券の購入及び売却・特定投資株式の縮減・サステナビリティ関連の検討 経営会議は、社長以下の取締役(社外取締役を除く)で構成され、毎月2回開催し、取締役会の付議事項に関する基本方針の事前審議及び経営活動に関する重要事項を協議決定しております。 監査役会は、常勤監査役を含む4名全員が、独立役員である社外役員で構成され、おおむね毎月1回開催するほか、取締役会その他重要な会議に出席し、子会社を含めた営業概況や財産の状況、コンプライアンス体制等の会社の重要情報に関する報告を受けており、客観的立場から取締役の職務執行を監視しております。監査役会の決議とは、監査役の合意を必要とする事項を決定することをいい、決議の方法は、監査役全員の過半数をもって決定しております。 内部監査に関しましては、内部監査担当が、当社の全部署を対象とした業務監査を定期的に実施し、業務の適正な運営・改善・能率の増進を図っております。 法令順守に関しましては、取締役、監査役、顧問弁護士、法務・渉外担当等で構成する「順法推進委員会」を設置し、定期的な開催により、経営に法律面のコントロール機能が働くようにしております。なお、顧問弁護士とは顧問契約に基づき、必要に応じてアドバイスを受けております。 リスク管理に関しましては、取締役、法務・渉外担当等で構成する「危機管理委員会」を設置し、経営危機が発生した場合の会社の対応を協議するほか、リスク回避の方策について協議いたします。 会計監査に関しましては、会計監査人であるEY新日本有限責任監査法人と監査契約を結び、外部監査を受けております。 ② 企業統治の体制を採用する理由 取締役会付議議案のうち、特に重要案件とされるものについては、取締役会開催前の経営会議において事前審議を行い、取締役会において迅速な意思決定が図れるよう体制を整えております。 ③ 内部統制システムの整備の状況 内部統制システムの構築は、可及的速やかに実行すべきものとし、かつ、内部統制システムについての不断の見直しによってその改善を図り、もって、効率的で適法な企業体制を作ることを目的としております。内部統制システムの構築に関する基本方針は、以下のとおりであります。イ.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制取締役の職務に係る文書・情報の取扱いは、社内規程に基づき、適正に保管・管理を行う。ロ.損失の危険の管理に関する規程その他の体制危機が発生した場合は、社内規程に基づき、速やかに対応する。ハ.取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制(イ) 重要事項については多面的な検討を行い、慎重に決定するために経営会議で審議する。(ロ) 定例の取締役会を毎月1回開催し、重要事項の決定並びに取締役の業務執行状況の監督等を行う。(ハ) 取締役は社内規程に基づき、分掌範囲で責任を持って職務を遂行する。ニ.取締役・使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制(イ) 取締役及び使用人は、社内規程に基づき、法令を順守し、それぞれの立場で自らの問題としてとらえて業務運営にあたる。(ロ) 内部監査担当は、当社の全部署を対象とした業務監査を定期的に実施し、業務の適正な運営・改善・能率の増進を図る。 ホ.当該株式会社並びにその親会社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制整備の状況(イ) 社内規程に基づき、子会社の管理を明確にし、指導・育成を促進する。(ロ) 当社は、毎月1回、当社の取締役会に子会社の社長を出席させ、子会社における重要な事象について報告させるとともに、対応を協議する。(ハ) 監査役は社内規程に基づき、子会社に経営概況の報告を求め、必要な場合は調査を行う。(ニ) 子会社は、その事業の性質及び規模に応じて、事業や投資に関するリスクを適切に管理し、当社は、当該子会社のリスク管理体制の運用を支援する。(ホ) 当社の内部監査担当は、監査計画に基づき定期的に子会社の内部監査を実施し、業務改善指導を通じて、企業集団における業務の適正の確保に努める。(へ) 子会社は、その取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するため、当社の定める法令順守規程に従う。ヘ.監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項監査役からその職務を補助すべき使用人を求められた場合には、必要と要望に応じて監査役の補助スタッフを置くこととし、その人事については、取締役会と監査役会の承認を得るものとする。ト.監査役の職務を補助すべき使用人の取締役からの独立性及び当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項監査役の職務を補助すべき使用人の任命・異動については、予め監査役会の承認を得るものとし、当該使用人は監査役の指揮命令下に置くものとする。チ.当社及び当社の子会社の取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制、その他の監査役への報告に関する体制、並びに報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利益な取扱いを受けないことを確保するための体制(イ) 当社及び当社の子会社の取締役及び使用人は、監査役会の定めるところに従い、各監査役の要請に応じて必要な報告及び情報提供を行う。(ロ) 前項の報告及び情報提供としての主なものは次のとおりとする。・月次決算の状況・経営会議決議事項及び取締役社長決裁事項のうち、特に重要な事項・取締役及び監査役について、他社の取締役及び監査役の兼務の状況・特に重要な事業計画の遂行状況・財務に関する重要事項・使用人及び給与に関する重要事項・法務及び広報に関する重要事項・環境保全等に関する重要事項・子会社の収支状況・各担当取締役が重要と認める事項(ハ) 当社及び当社の子会社は、上記の報告を行った当社及び当社の子会社の役員、使用人に対して、当該報告を行ったことを理由として、解雇その他いかなる不利益な取扱いを行わないものとする。リ.監査役の職務の執行について生ずる費用の前払い又は償還の手続その他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項監査役がその職務の執行について生ずる費用の前払い又は償還等の請求をした時は、当該監査役の職務の執行に必要でないと認められた場合を除き、速やかに当該費用又は債務を処理するものとする。ヌ.その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制監査役は社内規程に基づき、取締役及び会計監査人、内部監査担当と緊密な連携を図り、的確な監査を実施する。ル.反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方及びその整備状況反社会的勢力・団体に対しては、管理部を窓口とし毅然とした態度で組織的に対応を行う。また、これらの勢力・団体からの介入を防止するために、警察当局等との緊密な連携を図るとともに、当社業務への関与を拒絶し、あらゆる要求を排除する。 ④ リスク管理体制の整備の状況 リスク管理体制については、社内に危機管理委員会を設置し、リスク管理体制の整備を行っているほか、社内規程の整備に取り組んでおります。 ⑤ 会社のコーポレート・ガバナンスの充実に向けた取組みの最近1年間における実施状況 取締役会は、年16回開催し、経営の基本方針、法令で定められた事項やその他重要事項を決議するとともに、業務執行状況の監視を行っております。また、順法推進委員会においては、全委員の出席のもと原則、年12回開催し、法令順守に向けて確認、検討を行っております。 ⑥ 株主総会の特別決議要件 当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 ⑦ 中間配当の決定機関 当社は、株主への機動的な利益還元を行うため、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。 ⑧ 取締役の選任の決議要件 当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨を定款に定めております。 また、当社の取締役の選任は、累積投票によらない旨を定款に定めております。 ⑨ 自己の株式の取得 当社は、自己の株式の取得について、機動的な資本政策の遂行を可能とするため、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって、市場取引等により自己の株式を取得することができる旨を定款に定めております。 ⑩ 取締役及び監査役の責任免除 当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議によって、取締役(取締役であった者を含む。)及び監査役(監査役であった者を含む。)の会社法第423条第1項の損害賠償責任について、法令に定める要件に該当する場合には、損害賠償責任額から法令に定める最低責任限度額を控除して得た額を限度として免除することができる旨を定款に定めております。これは、取締役及び監査役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。 ⑪ 責任限定契約の内容の概要 当社と取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)及び監査役との間で、会社法第427条第1項の規定に基づき、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令に定める最低責任限度額としております。 ⑫ 役員等賠償責任保険契約の内容の概要 当社は、保険会社との間で、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険(D&O保険)契約を締結しております。同保険の被保険者の範囲は、当社及び当社の子会社の取締役、監査役並びにそれらの相続人であります。保険料は、当該役員が職務を行う会社が全額負担をしております。 当該保険契約の内容の概要は、被保険者がその職務の執行に関し責任を負うこと又は当該責任の追及に係る請求を受ける事によって生ずることのある損害を当該保険契約により保険会社が塡補するものであります。 なお、当該保険契約では、被保険者が私的な利益または便宜の供与を違法に得るなど、法令に違反することを認識しながら行った行為等に起因する損害賠償請求については、当該保険契約により塡補されません。また、塡補する額について限度額を設けることにより、当該役員の職務の執行の適正性が損なわれないようにするための措置を講じております。
役員の報酬等1,599字
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項a.役員の報酬等の改訂について 当社は、外部識者を含む経営会議で継続的な審議を経て、2020年5月25日開催の取締役会にて役員報酬制度を見直すことを決議し、2020年6月25日開催の定時株主総会で承認されました。具体的な内容は、取締役(社外取締役を除く)に企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを与えるとともに、株主と更なる価値共有を進めることを目的とした譲渡制限付株式報酬です。 また、役員退職慰労金制度の廃止は、2020年5月25日開催の取締役会で決議し、2020年6月25日開催の定時株主総会で承認されました。 以上の結果、当社の取締役報酬は、金銭報酬である固定報酬、金銭報酬である業績連動報酬(役員賞与)、非金銭報酬である譲渡制限付株式報酬で構成しております。取締役の個人別の報酬等の内容について、固定報酬と役員賞与の額は、代表取締役会長水谷邦照が各取締役の職位や職務執行の成果、取締役会での答申内容、会社業績等を総合的に勘案し、代表取締役社長水谷泰三と協議の上決定いたします。 取締役の報酬等に関する株主総会の決議年月日は2015年6月25日であり、年額260,000千円以内であります。なお、監督機能を担う社外取締役については、その職務に鑑み、金銭報酬である固定報酬のみを支給することとしております。 業績連動報酬である役員賞与は取締役(社外取締役を除く。以下「対象取締役」という。)が対象で、株主への配当の原資でもある事業年度の純粋な企業活動の成果を示す当期純利益を指標として選定し、当期純利益と連動した業績連動型で毎年一定の時期に支給いたします。業績連動報酬として目標とする当期純利益の達成条件は定めておりません。当事業年度における実績は623,745千円であり、当期純利益の10%を限度として支給いたします。 取締役会は当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、経営に関して豊富な知識を有する代表取締役が定められた範囲内で、独断にならないよう代表取締役会長水谷邦照と代表取締役社長水谷泰三が協議の上で決定されたものであるため、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が当該決定方針に沿うものであると判断しております。 非金銭報酬である譲渡制限付株式報酬は、上記の報酬枠とは別枠で、2020年6月25日開催の定時株主総会において、対象取締役に支給することを決議し、その総額を年額50,000千円以内としております。毎年一定の時期に支給し、支給される金銭報酬債権の全部を現物出資財産として払込み、当社の普通株式について発行又は処分を受けるものとして、これにより発行又は、処分される普通株式の総数は年40,000株以内としております。各対象取締役への具体的な支給時期及び配分については、取締役会において決定いたします。 また、監査役の報酬につきましては、常勤、非常勤、勤続年数等を考慮して、監査役の協議により決定しております。当社の監査役の報酬等に関する株主総会の決議年月日は2006年6月29日であり、年額18,000千円以内と定めております。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(人)固定報酬業績連動報酬非金銭報酬等取締役197,146126,06951,00020,0779社外取締役及び社外監査役17,80817,808--5(注)1 「業績連動報酬」欄に記載の金額は、当事業年度における役員賞与引当金の繰入額であります。2 監査役は、すべて社外監査役であります。3 取締役(社外取締役を除く。)に対する非金銭報酬等の総額は、譲渡制限付株式報酬であります。
従業員の状況1,556字
(2)【従業員の状況】① 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)出版188(110)教具30(14)報告セグメント計218(124)全社(共通)29(1)合計247(125)(注)1 従業員数は、当社グループから当社グループ外への出向者を除く就業人員数であります。2 従業員数の( )内は、臨時従業員の平均雇用人数であり、外書きであります。3 全社(共通)として記載している従業員数は、管理部門に所属しているものであります。 ② 提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)214(107)41.113.66,386,488△0.8 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)出版158(105)教具27(2)報告セグメント計185(107)全社(共通)29(0)合計214(107)(注)1 従業員数は、当社から他社への出向者を除く就業人員数であります。2 従業員数の( )内は、臨時従業員の平均雇用人数であり、外書きであります。3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。4 全社(共通)として記載している従業員数は、管理部門に所属しているものであります。 ③ 労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使間の問題については社内に職場改善委員会を設けて、労使の協調を図っております。 ④ 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の額の差異a.提出会社当事業年度管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)男性労働者の育児休業取得率(%)労働者の男女の賃金の額の差異(%)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者28.1-75.076.063.9(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3 正規雇用労働者については、管理的地位にある労働者に占める男性労働者の割合が高いことが賃金の額の差異の主な要因となっております。4 パート・有期労働者については、労働時間の短い女性のパート社員が多いことが賃金の額の差異の主な要因となっております。5 当事業年度におきましては、育児休業取得事由に該当する男性労働者はおりません。 b.連結子会社当事業年度名称管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合(%)男性労働者の育児休業取得率(%)労働者の男女の賃金の額の差異(%)全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者株式会社学宝社25.0100.097.4104.0112.6株式会社ロビン企画--105.1120.276.2(注)1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3 株式会社ロビン企画において、育児休業取得事由に該当する男性労働者はおりません。
関係会社の状況398字
4【関係会社の状況】名称住所資本金(千円)主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) ㈱学宝社名古屋市中川区100,000出版100.0当社の中学校向け教材を販売している。役員の兼任あり。㈱ロビン企画岐阜県岐阜市30,000教具100.0当社の家庭科教材の加工をしている。役員の兼任あり。(注)1 「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。2 特定子会社に該当する会社はありません。3 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。4 上記連結子会社は、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合がそれぞれ100分の10以下であるため、主要な損益情報等の記載を省略しております。5 上記のほか、非連結子会社(㈲ブンケイ商事(休眠会社)、㈱オフィスタンデム)がありますが、重要性が乏しいため、記載を省略しております。
配当政策696字
3【配当政策】 当社は、長期にわたり安定的な経営基盤の確立に努めるとともに、安定した利益配当を継続的に実施することを最重要課題として位置づけており、従来からの安定的な配当を行うことに加え、業績連動型の配当を行うことを方針としております。 具体的には、株主の皆様に対する利益還元をより一層充実させる観点から、文溪堂単体の当期純利益の40%相当額を目処に年間配当金総額を決定しております。なお、利益水準にかかわらず最低年間配当金として、1株当たり7円50銭を目標としております。 当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを方針としております。 これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。 上記の配当政策により、当期における年間配当金は1株当たり39円25銭となり、1株当たり21円40銭の中間配当を行っておりますので、期末配当金は1株当たり17円85銭を予定しております。 内部留保資金の使途につきましては、同業他社との競争激化や教育現場のニーズの多様化、新しい教育課程に対処するため、多品種化及び高品質化に向けた教材製作や新規教材の開発に有効投資してまいりたいと存じます。 当社は、「取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる。」旨を定款に定めております。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年11月10日13621.40取締役会決議2026年6月23日11317.85定時株主総会決議(予定)
研究開発活動20字
6【研究開発活動】該当事項はありません。
主要な設備の状況894字
2【主要な設備の状況】当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。(1)提出会社2026年3月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計本社(岐阜県羽島市)出版、教具管理業務・販売業務・製作業務368,01401,647,162(16,241)659,2512,674,428126(14)本社流通センター(岐阜県羽島市)出版、教具発送設備・製本設備303,60941,946498,944(8,671)64,222908,72346(90)東京本社(東京都文京区)出版、教具管理業務・販売業務・製作業務79,1000354,499(310)5,277438,87833(2)大阪支社(大阪府東大阪市)出版、教具販売業務5,861057,301(317)53963,7028(1)(注)1 帳簿価額のうち「その他」は、工具器具備品及び無形固定資産の合計であります。なお、金額には消費税等を含んでおりません。2 主要な賃借及び賃貸している設備はありません。3 現在休止中の主要な設備はありません。4 従業員数の( )内は、臨時従業員の平均雇用人数であり、外書きであります。(2)国内子会社2026年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積㎡)その他合計㈱学宝社本社(名古屋市中川区)出版管理業務・販売業務・製作業務78,759737141,663(617)41,004262,16430(6)(注)1 帳簿価額のうち「その他」は、工具器具備品及び無形固定資産の合計であります。なお、金額には消費税等を含んでおりません。2 上記建物及び構築物の中には、連結会社以外の者への貸与中のもの21,548千円を含んでおります。3 現在休止中の主要な設備はありません。4 従業員数の( )内は、臨時従業員の平均雇用人数であり、外書きであります。 (3)在外子会社該当する子会社はありません。
監査の状況2,607字
(3)【監査の状況】① 監査役監査の状況 当社は、監査役会制度を採用しております。監査役監査は常勤監査役1名と非常勤監査役3名が実施しており、常勤監査役及び非常勤監査役全員は社外監査役であります。 なお、2026年6月23日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査役1名選任の件」を上程しており、当該決議が承認可決されますと、監査役は4名(全員、社外監査役)となる予定です。 a.各監査役の経験及び能力 常勤監査役 田村弘司氏は、教育行政の豊かな経験及び幅広い見識を有しております。監査役 藤村伸介氏は、税理士の資格を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。監査役 堀雅博氏は、弁護士の資格を有しており、コンプライアンスに関する豊かな経験と幅広い見識を有しております。監査役 小山正典氏は、行政の豊かな経験及び幅広い見識を有しております。 b.当事業年度における監査役会の回数と出席状況氏 名開催回数出席回数田村 弘司20回20回藤村 伸介20回20回堀 雅博20回20回小山 正典20回20回 c.監査活動の概要 監査役は当事業年度において監査役会を20回開催し、監査役会において定めた監査計画に基づいた監査を行うとともに、取締役会、順法推進委員会など重要な社内会議へ出席し、子会社を含めた営業概況や財産の状況、コンプライアンス体制等の会社の重要情報に関する報告を受けており、客観的立場から取締役の職務執行を監視しております。また、会計監査人及び内部監査担当との情報交換、取締役、部長からも適宜面談を実施し密接に連携して、監査の有効性・効率性を高めております。監査役会の具体的な検討内容・監査方針、監査計画及び業務分担について・会計監査人に関する評価、監査報酬等・内部統制システムの整備・運用状況・競業取引、利益相反取引・決算の適法性・適正性・取締役会の決議内容等の監査・サステナビリティ関連の検討 常勤監査役の活動は、監査役会の議長を務め、事業年度の監査計画を立案し各監査役とその内容について審議しております。また、取締役会においては、審議事項、子会社を含めた報告事項等に関して意見を述べるなど、客観的立場から取締役の職務執行を監視しております。特に、会計監査人及び内部監査担当との情報交換の中心的な役割を果たし、取締役、各部長と適宜面談を実施し密接に連携して、監査の有効性・効率性を高めております。 ② 内部監査の状況 内部監査は、専任スタッフ2名が担当しており、当社の全部署を対象とした業務監査を定期的に実施し、業務の適正な運営・改善・能率の増進を図っております。また、業務監査結果については、会計監査人と随時協議を行ない、各部署から改善状況を報告させることにより内部監査の実効性の確保を図り、取締役会並びに監査役及び監査役会に報告しております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称EY新日本有限責任監査法人 b.継続監査期間40年間・2002年3月期までは八重洲監査法人、2003年から新日本監査法人(現、EY新日本有限責任監査法人)であります。ただし、監査業務を執行していた公認会計士が新日本監査法人(現、EY新日本有限責任監査法人)へ異動し、継続して当社の監査業務を執行していたことから、同一の監査法人が継続して監査業務を執行していると考えられるため、当該公認会計士の異動前の監査期間を合わせて記載しております。・業務執行社員のローテーションに関しては適切に実施されており、原則として7会計期間を超えて監査業務に関与しておりません。 c.業務を執行した公認会計士松岡 和雄中岡 秀二郎 d.監査業務に係る補助者の構成 当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名、その他10名であります。 e.監査法人の選定方針と理由 当社が監査公認会計士を選定するにあたって考慮するものとしている方針としては、監査法人の規模、品質管理体制、独立性、専門性、監査活動の実施体制、監査報酬の水準等を総合的に判断して選定を行っております。 f.監査役及び監査役会による監査法人の評価 当社の監査役及び監査役会は、監査法人に対して評価を行っております。評価については、監査法人の品質管理体制、監査チーム、監査報酬等、監査役等とのコミュニケーション、経営者との関係、グループ監査、不正リスクなどの観点について監査法人から報告書を受領し、また経理部門、内部監査部門からもヒアリングを行い、整備・運用が十分に行われているかを確認し、評価を行っております。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社26,200-25,700-連結子会社----計26,200-25,700-(注)当社と会計監査人との間の監査契約においては、会社法上の監査に対する報酬等の額と金融商品取引法上の監査に対する報酬等の額を区分しておらず、かつ、実質的にも区分できないことから、当連結会計年度の監査証明業務に基づく報酬には、公認会計士法第2条第1項の業務に係る報酬等の額を記載しております。 b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(a.を除く)前連結会計年度該当事項はありません。 当連結会計年度該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容前連結会計年度該当事項はありません。 当連結会計年度該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針 当社の監査公認会計士に対する監査報酬の決定方針としましては、会社の規模、複雑性、リスクに対して合理的かどうかなどの観点から他企業と比較を行い、監査実施の責任者及び監査チームのメンバーの監査時間等の精査を通じて、監査報酬の水準が適切かどうかの評価を行っております。 e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由 監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠などが当社の事業規模や事業内容に適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等の額について同意の判断を行っております。
株式の保有状況3,971字
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、専ら株式の価値の変動又は配当金の受領によって利益を得ることを目的として保有する投資株式を純投資目的である投資株式とし、純投資目的以外の目的で保有する投資株式は、主に事業運営の連携強化、取引関係の維持・強化、及び安定的な資金調達等により当社の持続的な成長と中長期的な企業価値向上に資する企業の株式を保有することとしております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社の出版・教具事業では、今後も成長を続けていくための開発・生産・販売等の過程において、また、安定的かつ継続的な金融取引関係の維持のために、様々な企業との協力関係が必要と考えております。具体的には、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式は、決算日現在で8銘柄保有しております。8銘柄を①仕入先(セグメントの出版における原材料の仕入先)、②加工先(セグメントの出版における加工先)、③取引先(物流企業)、④取引金融機関、⑤その他(経営安定、情報等の取得企業)の5つに区分し、事業戦略、取引先との事業上の関係などを検討し、中長期的な企業価値の向上に資すると判断した場合において、保有していく方針であります。この方針に基づき、当社は取締役会にて当該株式の検証を実施いたしました。今後も、毎年、継続して検証を行ってまいります。 また、純投資目的以外の目的である投資株式の縮減については、事業戦略等を適宜見直し、株式保有する意義が不十分、あるいは企業価値の向上がないと判断した株式については、保有株式の縮減を検討いたします。具体的には、株式保有することによるリターンとリスク等を踏まえた中長期的な観点から、個別銘柄ごとの①保有目的、②政策保有株式の株価動向、配当状況、③株式保有企業の業績動向、④個々の株式残高の当社純資産に占める割合、ROE等の経営指標を考慮して、当社の資産が非効率に費消されていないかどうかを検証しております。また、株式を保有している企業からの当社の企業戦略に見合った情報、保有先企業のノウハウ等を取締役会における継続保有の重要項目として判断材料としております。 直近は、2026年3月の取締役会にて純投資目的以外の目的である投資株式についての保有の適否を検討しております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式916,285非上場株式以外の株式8630,063 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)㈱大垣共立銀行34,80434,804定量的な保有効果については記載が困難ですが、財務・経理に係る業務の円滑な推進のため保有しております。信頼関係の構築・維持強化の必要性や事業上の取引状況等に基づく保有意義、同社との取引により事業展開する上での有意義な情報等を得ることによる経済合理性について取締役会で定期的に検証を行い、保有の合理性があると判断しております。有211,60882,694㈱TYK216,000216,000定量的な保有効果については記載が困難ですが、事業戦略において互恵目的で保有の適否と、株価動向、配当状況、株式保有企業の業績動向、個々の株式残高の当社純資産に占める割合、ROE等の経営指標を考慮して、当社の資産が非効率に費消されていないかどうかを取締役会で定期的に検証を行い、保有の合理性があると判断しております。有119,232104,760㈱十六フィナンシャルグループ55,14011,028定量的な保有効果については記載が困難ですが、財務・経理に係る業務の円滑な推進のため保有しております。信頼関係の構築・維持強化の必要性や事業上の取引状況等に基づく保有意義、同社との取引により事業展開する上での有意義な情報等を得ることによる経済合理性について取締役会で定期的に検証を行い、保有の合理性があると判断しております。有97,92853,265㈱三井住友フィナンシャルグループ17,88617,886定量的な保有効果については記載が困難ですが、財務・経理に係る業務の円滑な推進のため保有しております。信頼関係の構築・維持強化の必要性や事業上の取引状況等に基づく保有意義、同社との取引により事業展開する上での有意義な情報等を得ることによる経済合理性について取締役会で定期的に検証を行い、保有の合理性があると判断しております。有89,53767,877 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)サンメッセ㈱195,800195,800定量的な保有効果については記載が困難ですが、セグメントの出版において、印刷・発送業務等の取引を行っており、信頼関係の構築・維持強化の必要性や事業上の取引状況等に基づく保有意義、同社との取引関係による経済合理性について取締役会で定期的に検証を行い、保有の合理性があると判断しております。有71,07573,033セイノーホールディングス㈱6,9646,964定量的な保有効果については記載が困難ですが、物流業務等の取引を行っており、信頼関係の構築・維持強化の必要性や事業上の取引状況等に基づく保有意義、同社との取引関係による経済合理性について取締役会で定期的に検証を行い、保有の合理性があると判断しております。無16,89816,058ダイナパック㈱5,0715,071定量的な保有効果については記載が困難ですが、セグメントの出版において、物流業務に係る荷造包装用品の仕入をおこなっており、信頼関係の構築・維持強化の必要性や事業上の取引状況等に基づく保有意義、同社との取引関係による経済合理性について取締役会で定期的に検証を行い、保有の合理性があると判断しております。有11,9019,781北越コーポレーション㈱13,00013,000定量的な保有効果については記載が困難ですが、セグメントの出版において、出版物の原材料となる紙の仕入を行っており、信頼関係の構築・維持強化の必要性や事業上の取引状況等に基づく保有意義、同社との取引関係による経済合理性について取締役会で定期的に検証を行い、保有の合理性があると判断しております。有11,88215,886 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式----非上場株式以外の株式12142,7211287,693 区分当事業年度受取配当金の合計額(千円)売却損益の合計額(千円)評価損益の合計額(千円)非上場株式---非上場株式以外の株式3,645-107,414 ④ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの銘柄株式数(株)貸借対照表計上額(千円)変更した事業年度変更の理由及び変更後の保有又は売却に関する方針㈱みずほフィナンシャルグループ3,81723,2342024年3月期相手方の当社株式の売却により、保有目的を変更いたしました。純投資目的の株式は、価値の変動及び配当金を得ることを目的として保有し、売却時期については、具体的には定めておりませんが、市場の動向を踏まえ適宜売却してまいります。㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ7,48019,4482024年3月期相手方の当社株式の売却により、保有目的を変更いたしました。純投資目的の株式は、価値の変動及び配当金を得ることを目的として保有し、売却時期については、具体的には定めておりませんが、市場の動向を踏まえ適宜売却してまいります。王子ホールディングス㈱9,0007,6252024年3月期相手方が当社株式を保有していないため、保有目的を変更いたしました。純投資目的の株式は、価値の変動及び配当金を得ることを目的として保有し、売却時期については、具体的には定めておりませんが、市場の動向を踏まえ適宜売却してまいります。野村ホールディングス㈱5,5156,6402024年3月期当社は相手方に対して売却の意思表示をしているため、保有目的を変更いたしました。純投資目的の株式は、価値の変動及び配当金を得ることを目的として保有し、売却時期については、具体的には定めておりませんが、市場の動向を踏まえ適宜売却してまいります。日本製紙㈱1,3001,6492024年3月期相手方が当社株式を保有していないため、保有目的を変更いたしました。純投資目的の株式は、価値の変動及び配当金を得ることを目的として保有し、売却時期については、具体的には定めておりませんが、市場の動向を踏まえ適宜売却してまいります。
沿革1,036字
2【沿革】 当社の前身は、1900年に書籍・教科書の販売を目的とした、個人経営としての文溪堂を創業したのが始まりであります。1933年の「夏休みの友」の発行は、現在の出版の礎を築くこととなりました。戦後には、「学習プリント」(「テスト」の前身)の販売地区も全国に及ぶまでになりました。その後、製品・商品の発行点数・部数とも年々増加する等の事業の発展に伴い、1953年12月25日に株式会社文溪堂を設立するに至りました。年月概要1953年12月教育図書の製造・販売を目的として㈱文溪堂(岐阜県岐阜市、資本金1,000千円)を設立1957年4月東京営業所(東京都新宿区)を設置1970年2月東京営業所を移転(東京都練馬区)1972年11月大阪営業所(大阪府大阪市)を設置1973年4月「裁縫セット」、「家庭科布教材」を発売し、教材・教具分野へ進出1974年1月東京営業所を東京支店に昇格1978年1月営業センター(岐阜県羽島市、現本社流通センター)を設置1980年8月東京編集センター(東京都文京区)を設置1985年11月本社を移転(岐阜県羽島市)。東京編集センターを移転(東京都千代田区)1985年12月文溪製本㈱(岐阜県羽島市、現本社製本工場)を吸収合併1986年11月㈱ブンケイ商事(後に、㈲ブンケイ商事へ商号変更。現・非連結子会社)を買収1987年11月大阪営業所を移転(大阪府東大阪市、現大阪支社)1988年9月名古屋証券取引所市場第二部に上場1988年10月二本社制による東京本社(東京都豊島区)を設置し、東京支店と東京編集センターを同所に移転1989年1月㈱創造工芸新社(後に、㈱ロビン企画へ商号変更。現・連結子会社)を設立1990年3月「日本児童文学」を発行し、市販部門へ進出1991年5月㈱学宝社(現・連結子会社)を買収し、中学校出版部門に進出1991年6月㈱ぶんけい出版を設立1991年6月㈱青樹社を買収1991年12月第二物流センター(岐阜県羽島市)を設置1994年9月東京本社を移転(東京都文京区)1996年11月ぶんけいソフトピアセンター(岐阜県大垣市)を設置2004年3月㈱青樹社を清算2007年3月㈱ぶんけい出版を清算2018年3月㈲ブンケイ商事を休眠化2019年8月㈱ロビン企画を移転(岐阜県岐阜市)2022年4月名古屋証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第二部からメイン市場に移行2026年1月㈱オフィスタンデム(現・非連結子会社)を買収
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