北
北野建設株式会社
KITANO CONSTRUCTION CORP.
788億円売上高(FY2026)
7.1%ROE
64.2%自己資本比率
60財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2026の売上高は788億円(前年比-2.6%)。営業利益は46億円(営業利益率5.9%)、当期純利益は35億円。総資産803億円に対し自己資本比率は64.2%、ROEは7.1%。建設業の中央値(ROE 10.9%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは-42億円の流出、現金及び現金同等物は119億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)1,160円2026-09-04
PER8.1倍
PBR0.55倍
配当利回り2.59%
時価総額(概算)236億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高788億円-2.6%
営業利益46億円+27.5%
当期純利益35億円+3.2%
総資産803億円
純資産522億円
営業利益率5.9%
ROE7.1%
自己資本比率64.2%
EPS143.5円
BPS2,120.6円
1株配当30円
配当性向20.9%
従業員数—
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE7.1%中央値 10.9%
営業利益率5.9%中央値 7.2%
自己資本比率64.2%中央値 55.3%
健全性スコア60.0点中央値 65.0点
帯は建設業(97社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 788億円 | 46億円 | 50億円 | 35億円 | 803億円 | 522億円 | 143.5 | 7.1% | 64.2% |
| FY2025 | 809億円 | 36億円 | 41億円 | 34億円 | 756億円 | 472億円 | 562.2 | 7.5% | 61.7% |
| FY2024 | 850億円 | 48億円 | 51億円 | 39億円 | 778億円 | 437億円 | 673.6 | 9.6% | 55.4% |
| FY2023 | 853億円 | — | 44億円 | 20億円 | 748億円 | 389億円 | 327.8 | 5.3% | 51.3% |
| FY2022 | 601億円 | 24億円 | 29億円 | 17億円 | 655億円 | 375億円 | 280.5 | 4.8% | 56.5% |
| FY2021 | 753億円 | 28億円 | 30億円 | 18億円 | 696億円 | 364億円 | 290.7 | 5.2% | 51.6% |
| FY2020 | 620億円 | — | 32億円 | 22億円 | 570億円 | 343億円 | 343.9 | 6.4% | 59.3% |
| FY2019 | 779億円 | — | 47億円 | 28億円 | 584億円 | 337億円 | 474.3 | 8.3% | 56.8% |
| FY2018 | 838億円 | — | 50億円 | 35億円 | 643億円 | 338億円 | 569.7 | 10.7% | 51.9% |
| FY2017 | 711億円 | — | 49億円 | 33億円 | 606億円 | 317億円 | 533.6 | 11.3% | 51.7% |
| FY2016 | 723億円 | — | 37億円 | 22億円 | 542億円 | 284億円 | 348.4 | 8.0% | 51.0% |
営業CF-42億円
投資CF-13億円
財務CF-7億円
現金及び現金同等物119億円
SEGMENTS
セグメント別売上
Construction Business749億円
Hotel Business29億円
Advertising Agency Business7億円
Golf Course Business3億円
セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 一般財団法人北野財団 | 13.2% |
| 2 | 公益財団法人北野美術館 | 8.2% |
| 3 | 北野管財合同会社 | 8.0% |
| 4 | 株式会社テル・コーポレーション | 7.2% |
| 5 | GOLDMAN SACHS INTERNATIONAL(常任代理人 ゴールドマン・サックス証券株式会社) | 5.4% |
| 6 | 共栄火災海上保険株式会社 | 5.2% |
| 7 | 株式会社八十二長野銀行 | 4.5% |
| 8 | 株式会社三菱UFJ銀行 | 4.5% |
| 9 | 株式会社松屋 | 2.3% |
| 10 | 浅井 輝彦 | 1.9% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 380億円 | 25億円 | 25億円 | 13億円 | 6.6% | 64.0% | 55.4 |
| FY2025中間(〜2024-09-30) | 376億円 | 21億円 | 25億円 | 21億円 | 5.6% | — | 348.3 |
| FY2024中間 | 386億円 | 15億円 | 18億円 | 13億円 | 3.9% | — | 226.7 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢44.5歳
平均年間給与930万円
平均勤続年数15.9年
管理職に占める女性比率5.1%
男女の賃金の差異(全労働者)58.4%
男女の賃金の差異(正規雇用)62.2%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
REMUNERATION
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額 | 員数 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外取締役を除く) | 3億円 | 5 | 55百万円 |
| 監査役(社外監査役を除く) | 30百万円 | 1 | 30百万円 |
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容572字
3【事業の内容】 当社グループは当社、子会社5社で構成され、建設事業を主な事業としています。 当社及び当社の関連会社の事業内容及び位置付けは次のとおりであり、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項」に掲げるセグメント情報の区分と同一です。建設事業北野建設㈱ ㈱キタノプロパティ 土木、建築に関する建設工事の施工、その他関連業務及び太陽光発電事業を行っています。 建設工事の施工、建築物の総合管理及び警備業を行っています。 ゴルフ場事業川中嶋土地開発㈱ ※ 「川中嶋カントリークラブ」にてゴルフ場経営を行っています。 ホテル事業北野建設㈱長野市にてホテル経営を行っています。ソロモンキタノメンダナホテルリミテッド ※「ソロモンキタノメンダナホテル」にてホテル経営を行っています。サクラハノイプラザインベストメントカンパニーリミテッド ※ベトナム ハノイ市の「ホテルデュパルクハノイ」のホテル事業に投資を行っています。㈱キタノプロパティ当社からの業務委託により、長野市にてホテルを運営しています。また、フランチャイズ契約により、長野市にて料飲店経営を行っています。広告代理店事業㈱アサヒエージェンシー ※ 広告代理店を経営しています。 (注)※連結子会社です。 事業の系統図は次のとおりです。 (注)※連結子会社です。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等3,111字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。 ①経営方針 会社の経営の基本方針 当社及び当社グループは、「品質管理」、「安全管理」、「コンプライアンス遵守の徹底」を事業活動の3原則として掲げています。地域密着型経営を通じて株主の皆様方を含むステークホルダーから寄せられるご期待に応え、その利益を第一に考えて経営を行って参ります。令和2年9月には「パートナーシップ構築宣言」を公表し、取引先・協力業者を始め皆様とより強固なパートナーシップの構築に努めております。また、安定かつ持続的な成長を実現するため、人材育成に注力するとともに、企業を取り巻く状況の変化を瞬時に捉えるよう各種情報の収集及び分析に努めて参ります。更に日々の事業活動において顧客満足度を高めるべく技術力の向上、企画提案力の向上を目指し研鑽に励んで参ります。 今後とも、財務指標等の相対価値のみに左右されることなく、各ステークホルダーの皆様方から寄せられる信頼の醸成によって構築される絶対価値の向上を目指し企業価値の最大化を図って参ります。 中長期的な会社の経営戦略 当社及び当社グループは、コーポレートステートメントとして「未来を育てる人がいる」を掲げています。中長期的な視点に立ち当社及び当社グループの次世代を担う人材の育成、技能・知識の継承、収益性重視の経営施策を継続、財務体質の健全性を堅持し、持続的な成長戦略を描けるよう全役職員一丸となって邁進して参ります。また当社の使命として「高品質・高付加価値なものづくり」を通じて、快適に安心して過ごせる環境、安全で働きやすい健康的な職場環境を提供し、社員や家族のゆとりと豊かさの実現に努め、各ステークホルダーの方々とよりよい未来を共有することを認識し社業に取り組んで参ります(健康経営優良法人2025(大規模法人部門))。また「北野建設グループSDGs宣言」により、国連で採択された「持続可能な2030年までの開発目標(SDGs)」の理念を共有し、国際的な目標である「SDGs」の達成に向けて積極的に貢献することを推進して参ります(長野県SDGs推進企業登録認定済)。 他のゴルフ場、ホテル、広告代理店の各事業におきましても、当社グループの一員として経営理念及び経営方針等を共有し中長期的な成長を目指すべく鋭意努力して参ります。 (経営理念及び経営方針等)(経営理念)「顧客からの信頼を第一義に考え、高品質・高付加価値なものづくりに徹し、社会の期待に応え、ともに発展する」(経営方針)1.高品質・高付加価値なものづくり2.コンプライアンスの重視とコーポレート・ガバナンスの強化3.地域密着型経営4.積極かつ堅実経営 (事業活動の3原則)「品質管理」 ものづくり企業として顧客からの要望の実現に向け取り組むことを第一義の使命と考え、高品質・高付加価値な商品の提供と、絶え間ない技術変革に対応する技術者の育成に努めて参ります。 「安全管理」 全ての役職員並びに工事に携わる協力企業の作業員は、労働安全衛生管理を徹底し、労働災害及びその他災害事故の発生を防止します。 「コンプライアンス遵守の徹底」 法令や社会規範を遵守し、経営に健全なコーポレート・ガバナンスが機能し、かつ確保されるよう努めて参ります。 (各指針等)1.高品質・高付加価値なものづくり1)コンプライアンス遵守の徹底2)営業・現業部門間の情報共有による顧客ニーズの把握徹底3)各種リスクの認識と適切な管理(情報の共有化徹底)2.営業指針1)選別受注の徹底(収益性と債権保全の重視)2)計画的な顧客訪問実施による情報収集の徹底3)土地情報等の優良情報の収集及び分析3.人材・組織戦略1)適材適所の徹底、社員配置の適正化2)社員教育の徹底、研修制度の充実、世代間の技能・知識継承3)業務効率化による過重労働時間の削減4.財務戦略1)安定配当の継続2)健全な財務体質の堅持 (サステナビリティ及び人的資本に関する方針等) 当社及び当社グループは、サステナビリティの実践に向けて、最も重要な経営資源である人材に対して採用・育成などに積極的な投資を行うことで、持続的に企業価値を向上させることを目指しています。 ②経営環境 当社及び当社グループを取り巻く経営環境は、我が国経済の動向と密接につながっています。令和8年1月23日に閣議決定された「令和8年度の経済見通しと経済財政運営の基本的態度」によりますと、我が国経済は、賃上げ率が2年連続で5%を上回るなど、「デフレ・コストカット型経済」から「成長型経済」への移行局面にあり、足元の景気は米国の通商政策による影響を受けつつも緩やかな回復傾向にありますが、食料品を中心とした物価上昇により個人消費は力強さを欠いています。 こうした状況を受け、政府は生活の安全保障・物価高への対応、危機管理投資・成長投資による「強い経済」の実現、防衛力と外交力の強化を3つの柱とする「『強い経済』を実現する総合経済対策」を打ち出しています。 しかし、その後の中東情勢の激化により日本経済は先行きが不透明な状況にあります。建設業を取り巻く事業環境においては、エネルギー価格等の上昇により取引先企業の収益が圧迫され、設備投資の抑制につながる可能性があります。また、サプライチェーンの混乱により設備投資の遅延や計画の見直し等が発生する可能性があり、当社事業に与える影響について引き続き注視して参ります。 当社グループの海外ホテルを含むホテル事業については、同様の影響を受けつつも堅調に推移しています。引き続き「顧客第一」を徹底した営業を展開して参ります。 かかる状況下、当社では、人財の確保と育成といった投資に加え、DXへの更なる取り組みを進めて参る所存です。次期の当社グループの見通しとしましては、総売上高860億円、営業利益50億円、経常利益53億円、親会社株主に帰属する当期純利益35億円の達成に注力して参ります。 ③対処すべき課題等 当社及び当社グループは、経営方針として「コンプライアンスの重視とコーポレート・ガバナンスの強化」を掲げています。コンプライアンスの強化は企業に課せられた重要な命題であると認識し、全役職員に対する啓蒙を日々実践継続しています。また、企業を取り巻く各種リスクへ適切に対応するためには、コーポレート・ガバナンスの強化が重要であると認識しております。当社及び当社グループにおいてはコーポレート・ガバナンスの強化と併せ、「品質管理・安全管理・コンプライアンス遵守の徹底」を事業活動の3原則として重点管理することによって経営効率の改善に向けて積極的に取り組んで参ります。 具体的には、施工面において安全管理、品質管理、工程管理、予算管理等の各種管理を徹底することで顧客の皆様に対して「高品質・高付加価値なものづくり」の提供を目指して参ります。営業面においては受注段階における工事案件の内容を精査し収益性重視の基本方針に基づき意思決定の迅速化、権限と責任の明確化を図り、安定的な受注確保を目指して参ります。人事面においては建設系人材の採用が難しい環境にあり、積極的なキャリア採用を行っています。財務面においては引き続き財務健全性を堅持し、株主の皆様方に対する安定的な配当を実施することが当社の最重要課題であると認識し継続して参ります。
事業等のリスク1,169字
3【事業等のリスク】 当社グループの経営成績、財政状態及び株価に影響を及ぼす可能性のある事項には以下のようなものがあります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。①建設市場の縮小リスク 当社グループが事業活動を行う市場である我が国の経済環境の動向は、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。・景気後退懸念による企業の設備投資抑制による受注機会の減少・工事完成時までの発注者側の業況悪化に伴う工事代金回収の遅延、又は貸倒れの発生懸念・資材、エネルギー価格の高騰等による原価高騰・災害等の影響による需要の減少及び上記に基づく建設市場の更なる収縮②重大事故や契約不適合の発生リスク 当社グループが設計、施工した物件において、施工途中における重大事故の発生や完成後に契約不適合が認められた場合、多額の費用負担が生じ、業績に影響を及ぼす可能性があります。③海外工事のカントリーリスク 当社グループの建設事業では海外工事を受注していますが、以下のような理由等により工事の進行に支障が生じ、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。・現地における政変・暴動の発生等による工事の中断、又は中止・現地政府の政策、税制を含む各種制度等の変更による原価高騰・政情不安等による当社社員の安全面の確保④為替相場の変動リスク 当社グループの建設事業では海外工事を受注しています。現地での外貨必要資金は基本的に受注確定後、速やかに為替予約によるリスクヘッジを行っていますが、急激な為替市場の変動により、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。 また海外におけるホテル事業も建設事業同様に為替変動リスクが顕在化する可能性があります。⑤保有不動産等の価格変動リスク 当社グループでは不動産(販売用不動産等を含む)を多数保有していますが、不動産市況の動向によっては、時価評価額が下落し評価損が発生するなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。⑥保有投資有価証券の価格変動リスク 当社グループでは投資有価証券(非上場を含む)を多数保有していますが、証券市場の動向によっては、時価評価額が下落し評価損が発生するなど、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。⑦関連会社の業況リスク 当社グループ内の関連会社につきましては、堅実な経営を心掛けていますが、業況が変化した場合は当社グループへの影響が発生する可能性があります。⑧法的規制等に関するリスク 当社グループの建設事業では建築基準法に代表される様々な法的規制を受けています。これらの規制を遵守できない事象が発生した場合、官公庁による営業停止、入札参加資格の停止処分を受け、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析4,097字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】①経営成績等の状況の概要 当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という)の状況の概要は次のとおりです。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末において判断したものです。 (1)財政状態及び経営成績の状況イ.財政状態(資産の部) 当連結会計年度末における資産の残高は803億30百万円(前年同期比6.3%増)となり、前連結会計年度末に比べ47億41百万円の増加となりました。主な要因としましては、「現金及び預金」が減少した一方で、「受取手形・完成工事未収入金等」及び「開発事業等支出金」、「投資有価証券」が増加したことによるものです。 (負債の部) 当連結会計年度末における負債の残高は281億80百万円(前年同期比0.6%減)となり、前連結会計年度末に比べ1億80百万円の減少となりました。主な要因としましては、「未成工事受入金」が減少したことによるものです。 (純資産の部) 当連結会計年度末における純資産の残高は521億50百万円(前年同期比10.4%増)となり、前連結会計年度末に比べ49億21百万円の増加となりました。主な要因としましては、「利益剰余金」及び「その他有価証券評価差額金」が増加したことによるものです。 ロ.経営成績 当連結会計年度における我が国経済は、米関税政策による景気の下押しを受けつつも、底堅い内需により堅調に推移しております。家計部門では春闘賃上げ率は高い伸びを維持しており、個人消費は物価上昇による下押しを受けつつも底堅さを維持しております。また、企業部門ではソフトウェア投資を中心に、効率化や省人化、DX化等の中長期的な課題解決に向けた設備投資は堅調に推移しております。世界経済におきましては、中東情勢の激化を背景とした物価上昇による個人消費の下振れや、サプライチェーンの混乱の長期化、先行き不透明感の高まりに伴う企業活動および設備投資の抑制などによる下押しの可能性があり、日本経済への影響に十分注意する必要があります。 当社グループが主に事業を展開している建設業界におきましては、政府建設投資、民間建設投資共に底堅く推移しておりますが、労働者不足や労務費の上昇、原材料価格の高騰、為替変動、同業他社との受注競争の激化、地政学的リスクの高まり等、引き続き注視が必要な状況が続いております。また、連結子会社のホテル事業につきましては、同様の影響を受けつつも堅調に推移しております。 かかる状況下におきまして、当社グループの当連結会計年度の業績は、売上高787億91百万円(前年同期比2.5%減)、営業利益46億40百万円(前年同期比27.5%増)、経常利益50億6百万円(前年同期比23.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益34億90百万円(前年同期比3.2%増)となりました。 当社グループにおける経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、当社グループ各社の事業計画における売上高、営業利益を元に算出し、証券取引所にて開示している通期業績見込みの営業利益を重視しております。 なお、各社の事業計画策定にあたっては、数字ありきではなく、配分資源の効率性、市場環境の動向等を踏まえ、総合的に勘案した上で事業計画を策定しているため、目標値は年度ごとに変動するものとなります。 セグメントごとの経営成績は次のとおりです。 (建設事業) 当連結会計年度における建設事業の業績につきましては、売上高は前年同期比2.8%減の748億69百万円となり、セグメント利益は前年同期比30.3%増の41億27百万円となりました。(ゴルフ場事業) ゴルフ場事業の業績につきましては、売上高は前年同期比7.1%増の2億75百万円となり、セグメント利益は前年同期比27.1%増の8百万円となりました。(ホテル事業) ホテル事業の業績につきましては、売上高は前年同期比4.5%増の29億45百万円となり、セグメント利益は前年同期比10.4%増の4億49百万円となりました。(広告代理店事業) 広告代理店事業の業績につきましては、売上高は前年同期比1.7%減の8億39百万円となり、セグメント利益は前年同期比10.2%減の22百万円となりました。 (2)キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」といいます)は118億84百万円(前年同期比34.1%減)となり、前連結会計年度末に比べ61億42百万円の減少となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりです。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 営業活動による資金の減少41億64百万円(前年同期は61億69百万円の資金の減少)の主な内訳は、税金等調整前当期純利益48億59百万円、売上債権の増加62億円及び未成工事受入金の減少22億64百万円などによるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 投資活動による資金の減少12億80百万円(前年同期は8億49百万円の資金の減少)の主な内訳は、定期預金の預入による支出12億14百万円、有形固定資産の取得8億37百万円及び投資有価証券の売却による収入5億61百万円などによるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 財務活動による資金の減少6億82百万円(前年同期は12億35百万円の資金の減少)の主な内訳は、親会社の配当金による支出6億68百万円などによるものです。 (3)財務政策 当社グループは、運転資金及び設備資金につきましては、自己資金又は借入による資金の調達を基本としています。建設事業において、工事代金の回収と下請工事代金の支払のタイミングが一致しないことにより生じる短期の運転資金需要については、金融機関からの短期借入を基本としています。 (4)重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりです。 ②生産、受注及び販売の実績 当社グループが営んでいる事業の大部分を占める建設事業では生産実績を定義することが困難であり、請負形態をとっているため販売実績という定義は実態にそぐいません。 また、当社グループにおいては建設事業以外では受注生産形態をとっていません。 したがって受注及び販売の状況については記載可能な項目を「①経営成績等の状況の概要」におけるセグメントごとの経営成績に関連付けて記載しています。 なお、提出会社単独の事業の実績は、以下のとおりです。 1 建設事業部門(1)受注工事高、完成工事高及び繰越工事高期別区分前期繰越工事高(百万円)当期受注工事高(百万円)計(百万円)当期完成工事高(百万円)次期繰越工事高(百万円)前事業年度自 令和6年4月1日至 令和7年3月31日建築工事63,51492,163155,67869,33786,341土木工事6,6596,68913,3487,1236,224計70,17398,853169,02676,46092,566当事業年度自 令和7年4月1日至 令和8年3月31日建築工事86,34145,635131,97767,15864,818土木工事6,2245,98112,2067,0325,173計92,56651,617144,18374,19069,9921 前事業年度以前に受注した工事で契約の変更により請負金額の増減がある場合、当期受注工事高にその増減額を含めています。したがって、当期完成工事高にもかかる増減額が含まれます。2 次期繰越工事高は(前期繰越工事高+当期受注工事高-当期完成工事高)に一致します。 (2)受注工事高の受注方法別比率 工事の受注方法は、特命と競争に大別されます。期別区分特命(%)競争(%)合計(%)前事業年度自 令和6年4月1日至 令和7年3月31日建築工事51.049.0100土木工事24.175.9100当事業年度自 令和7年4月1日至 令和8年3月31日建築工事47.252.8100土木工事8.791.3100(注)百分比は請負金額比です。 (3)完成工事高期別区分官公庁(百万円)民間(百万円)合計(百万円)前事業年度自 令和6年4月1日至 令和7年3月31日建築工事5,14764,18969,337土木工事5,3151,8087,123計10,46265,99876,460当事業年度自 令和7年4月1日至 令和8年3月31日建築工事5,38461,77467,158土木工事5,8781,1547,032計11,26262,92874,190 完成工事高総額に対する割合が100分の10以上の相手先別の完成工事高及びその割合は次のとおりです。前事業年度 相手先完成工事高(百万円)割合(%)公益財団法人倉石地域振興財団8,21810.7当事業年度相手先完成工事高(百万円)割合(%)東急不動産株式会社7,82010.5 (4)繰越工事高(令和8年3月31日現在)区分官公庁(百万円)民間(百万円)合計(百万円)建築工事6,60058,21764,818土木工事4,9692045,173計11,57058,42269,992 2 開発事業部門 開発事業等の売上実績 提出会社における開発事業等の売上高の推移は次のとおりです。科目前事業年度自 令和6年4月1日至 令和7年3月31日当事業年度自 令和7年4月1日至 令和8年3月31日件数金額(百万円)件数金額(百万円)建物10--不動産賃貸収入他211,197201,361計221,197201,361
セグメント情報2,596字
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要 当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものです。 当社グループは、「建設事業」、「ゴルフ場事業」、「ホテル事業」及び「広告代理店事業」の4つを報告セグメントとしています。「建設事業」は、建築工事・土木工事、それに付帯する開発事業及び太陽光発電事業を行っています。「ゴルフ場事業」は、連結子会社にて川中嶋カントリークラブの経営を行っています。「ホテル事業」は、連結子会社によるソロモンキタノメンダナホテル及びホテルデュパルクハノイのホテル経営に加え、当社が長野市にてホテル経営を行っています。「広告代理店事業」は、連結子会社にて広告代理店を経営しています。2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。 なお、セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいています。3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報 前連結会計年度(自 令和6年4月1日 至 令和7年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント合計調整額(注)1連結損益計算書計上額(注)2 建設事業ゴルフ場事業ホテル事業広告代理店事業売上高 一時点で移転される財又はサービス1,3172472,8107555,130-5,130一定の期間にわたり移転される財又はサービス75,338---75,338-75,338顧客との契約から生じる収益76,6552472,81075580,468-80,468その他の収益384---384-384外部顧客への売上高77,0402472,81075580,853-80,853セグメント間の内部売上高又は振替高19997118△118-計77,0422562,81985380,972△11880,853セグメント利益3,1676407243,606343,640その他の項目 減価償却費5072638013928△29898 (注)1 セグメント利益の調整額34百万円は、全てセグメント間取引消去です。 2 セグメント利益は、連結損益計算書計上の営業利益と調整を行っています。 3 資産については、事業セグメントに配分していないため、記載を省略しています。 当連結会計年度(自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメント合計調整額(注)1連結損益計算書計上額(注)2 建設事業ゴルフ場事業ホテル事業広告代理店事業売上高 一時点で移転される財又はサービス1,1022652,9337255,026-5,026一定の期間にわたり移転される財又はサービス73,340---73,340-73,340顧客との契約から生じる収益74,4432652,93372578,367-78,367その他の収益424---424-424外部顧客への売上高74,8672652,93372578,791-78,791セグメント間の内部売上高又は振替高1912113137△137-計74,8692752,94583978,929△13778,791セグメント利益4,1278449224,608324,640その他の項目 減価償却費4922836811900△28871 (注)1 セグメント利益の調整額32百万円は、全てセグメント間取引消去です。 2 セグメント利益は、連結損益計算書計上の営業利益と調整を行っています。 3 資産については、事業セグメントに配分していないため、記載を省略しています。 【関連情報】前連結会計年度(自 令和6年4月1日 至 令和7年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しています。 2.地域ごとの情報(1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しています。 (2)有形固定資産(単位:百万円) 日本東南アジア大洋州合計18,4721,014419,491 3.主要な顧客ごとの情報(単位:百万円) 顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名公益財団法人倉石地域振興財団8,218建設事業 当連結会計年度(自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報 単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しています。 2.地域ごとの情報(1)売上高 本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しています。 (2)有形固定資産(単位:百万円) 日本東南アジア大洋州合計18,1368153318,986 3.主要な顧客ごとの情報 外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載していません。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 令和6年4月1日 至 令和7年3月31日) (単位:百万円) 建設事業ゴルフ場事業ホテル事業広告代理店事業全社・消去合計減損損失--20--20 当連結会計年度(自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日) 該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 令和6年4月1日 至 令和7年3月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日) 該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 令和6年4月1日 至 令和7年3月31日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 令和7年4月1日 至 令和8年3月31日) 該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組11,363字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社及びグループ会社(以下、当社グループ)は、「北野建設グループ行動指針」のもと、事業活動を通じ経営理念の具現化を実践するとともに、社会からの信頼に誠実に向き合い、持続的な発展に貢献することを目指しています。また、創業以来「企業は人なり」を標榜し、「人財はバランスシートに表せない資産である」「企業活動の原点は人にある」との考えをもとに、「未来を育てる人がいる」をコーポレートステートメントに掲げています。人財=未来を育てる、ものづくりを通じて、人を、社会を、次世代の未来を創り出します。 ※北野建設グループ行動指針の詳細は、本報告書の「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ③企業統治に関するその他の事項」に記載しています。 当社グループでは、企業価値の向上と持続可能な成長を実現するために、サステナビリティに関するマテリアリティ(重要課題)を特定しました。マテリアリティの特定プロセスとしては、社会課題のロングリストの抽出を行った上で、建設業界の動向、自社の経営理念・ビジョン・行動指針との関連を踏まえ、ステークホルダーにとっての重要度と自社への重要度の2軸で評価し、経営層との議論等を通じて特定しました。 特定した6つのマテリアリティについては、下記のとおりSDGsとも関連付け、各担当部門で取り組みを推進していきます。 <特定したマテリアリティ一覧>マテリアリティマテリアリティの概要関連するSDGs環境に配慮した事業活動の推進オフィスでの省エネルギー活動の推進や、お客様への環境負荷の低い設備導入の推奨により、気候変動に対応します。また、リサイクル材の利用や建設廃棄物のリサイクル率向上等に取り組み、環境負荷低減へ貢献します。人的資本の強化従業員一人ひとりが適切なワークライフバランスを実現できるよう、柔軟な働き方の整備や長時間労働の防止を実施します。また、従業員のキャリアアップを支えるため、人材育成にも積極的に取り組み、従業員全員がいきいきと働ける環境を整備します。労働安全衛生の確保労働安全衛生確保のための現場パトロールや安全指導を実施し、全ての従業員が安全かつ快適に働くことのできる環境を整備します。品質の確保と技術力の継承品質管理体制の整備や、研修等を通じた専門性のある人材の育成および当社の持つ技術力の強化やノウハウの伝承により、高いレベルの施工品質を確保・維持します。文化の継承と地域社会への貢献伝統文化・芸術の保全活動やスポーツへの協賛活動を通して、広く文化の継承をサポートするとともに、様々な地域の皆様との信頼関係を築きながら地域社会の発展に貢献します。責任ある企業活動の実施行動指針や経営方針に則り、コーポレート・ガバナンスの強化や、コンプライアンス・リスクマネジメントの徹底に取り組み、お客様やステークホルダーの皆様からの信頼の確保に努めます。 (1)ガバナンス及びリスク管理当社グループは、コーポレートステートメント「未来を育てる人がいる」に基づき、株主を含むステークホルダーの皆様と共に未来に向かって成長し、中長期的な企業価値の向上を実現するため、「北野建設グループコーポレート・ガバナンス憲章」を制定し、コーポレート・ガバナンスの充実に継続的に取り組みます。特に、サステナビリティを推進する社内体制については、経営管理本部内に担当チームを設置しています。当該チームは、マテリアリティを含むサステナビリティ関連活動の推進に関する全社的な取りまとめを担っています。また、具体的な取り組みは、特定した6つのマテリアリティ毎に担当部門を定め、各担当部門では、マテリアリティを達成するための行動計画の策定、関連部門への働きかけを含めた具体的な施策を実施しています。各担当部門での取り組みは、当該チームにて取りまとめのうえ、本部会議にて審議し、取締役会に報告しています。重要事項に関しては、取締役会で審議の上、決定しています。また、当社グループは、サステナビリティ関連のリスク及び機会を識別し、評価及び管理をするため、主要なリスクの状況について定期的にモニタリング、評価、分析を行い、本部会議にて必要な指示、監督を行うとともに、その内容を定期的に取締役会に報告する体制を整えています。サステナビリティに関しては、企業価値向上と持続可能な成長を実現するためにリスクと機会を識別した上でマテリアリティを特定しており、特定したマテリアリティについては、社会情勢や事業環境の変化に伴うリスクと機会の状況を勘案したうえで、経営管理本部内の担当チーム及び各マテリアリティの担当部門にて取り組みを推進しています。 ※コーポレート・ガバナンス報告書、グループコーポレート・ガバナンス憲章は、当社ウェブサイトにも掲載しています。 コーポレート・ガバナンス報告書(https://www.kitano.co.jp/ir/library/timely-disclosure/)コーポレート・ガバナンス憲章(https://www.kitano.co.jp/docs/ir/governance.pdf) (2)戦略当社グループは、サステナビリティにおける取り組みを推進するために、前述のとおり6つのマテリアリティ(重要課題)を特定しています。今後も各マテリアリティの取り組みを推進することで、持続可能な社会の実現と企業価値の向上に努めます。 <特定したマテリアリティ>1.環境に配慮した事業活動の推進2.人的資本の強化3.労働安全衛生の確保4.品質の確保と技術力の継承5.文化の継承と地域社会への貢献6.責任ある企業活動の実施 ①環境に配慮した事業活動の推進 当社グループは、気候変動をはじめとする環境課題に関するリスクと機会を重大な経営課題であると認識し、「環境に配慮した事業活動の推進」をマテリアリティとして特定しています。 気候変動対策の遅れは、中長期的に建設コストの上昇や顧客・発注者からの評価低下を通じ受注競争力に影響を及ぼすリスクとなるため、作業所や事業所におけるGHG(温室効果ガス)排出量の削減、建設混合廃棄物の発生原単位及び混合廃棄物比率の低減等に取り組み、これらを指標として継続的に管理し、事業活動の改善につなげています。なお、当社グループにおけるGHG排出量の管理については、従来、作業所(Scope1・2の対象範囲)におけるCO2排出量を中心に把握しておりましたが、環境課題が受注競争力や建設コストにも影響する重要な経営課題であるとの認識のもと、2025年度より対象範囲をグループ全体へ拡大し、「グループ全体のGHG排出量(Scope1・2)」として管理する体制へと見直しています。本変更により、事業活動全体を通じた排出量の可視化および管理を可能とし、より実効性の高い削減施策の推進につなげています。加えて、サプライチェーン全体における環境負荷をより適切に把握するため、今後はScope3排出量についても、算定手法の整理、対象範囲の検討及びデータ収集体制の整備を進め、重要性の高い区分から段階的に算定に取り組んでいきます。また、環境配慮型施工や再生可能エネルギーの活用等を通じて、顧客・発注者からの評価向上や脱炭素需要の取り込みによる受注機会の拡大につなげていきます。 ②人的資本の強化 当社グループは、サステナビリティの実践に向けて、特に人的資本(人材の多様性を含む)への投資を重要課題と捉え、持続的な企業価値の向上を目指して、人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針(人材の採用及び維持並びに従業員の安全及び健康に関する方針等)を定め、これらに基づく取り組みを推進しています。 また、企業価値向上や社会へのインパクトの観点から課題を評価し、「人的資本の強化」をマテリアリティとして特定し、下記の方針のもとで取り組みを推進しています。人材確保競争の激化や就業環境の変化は、施工能力および技術継承に影響を及ぼすリスクであるため、労働時間や採用実績等を指標として管理し、持続的な人材確保と育成を図っています。一方で、多様な人材の確保・育成や働きやすい職場環境の整備は、従業員エンゲージメントの向上、生産性の向上及び将来の事業成長を支える人材基盤の強化に資すると考えています。 ◆採用方針1.人材を最も重要な経営資源と捉え、積極的に採用活動を行います。2.採用機会を逸することなく、通年でタイムリーに採用活動を行います。3.新卒、キャリアともに積極的に採用活動を行います。4.性別、国籍、勤務日数・勤務時間、障がいの有無、在宅ワークなど多様性を排除することなく採用活動を行います。 ◆人材育成(従業員のキャリア形成支援)の基本的方針1.人材は唯一の経営資源と捉え、人材の力を最大限発揮できる投資を行います。2.従業員が各々のキャリアを選択することができるよう、年齢や職歴、学歴などによらない脱年功および実力主義に基づく人事制度とします。3.自身の望むキャリアに向けて階層別の教育だけではなく、自身で選択できる教育機会を用意します。4.従業員が公私共に、モチベーションを高く持てる環境を整えます(勤務地の選択、育児休業取得の推進、短時間勤務上限を子の小学校卒業まで延長、定時時間のスライド制度など)。 人的資本に関する課題の具体的な取り組み事例は、下記のとおりです。 ■人材確保の取り組み 2021年よりキャリア採用プロジェクトを開始し、重点的にキャリア採用に取り組んだ結果、2021年3月末から5年間で社員数は100名以上増加しています。今後も、賃上げや従業員満足度向上などの施策を継続的に実施することにより、採用競争力を維持・強化していきます。 ■人材の多様性推進の取り組み 様々な属性の人材が活躍できる環境を整えていくための各種取り組みを行っています。女性活躍推進では2016年より「北野こまち会(女性技術者の会)」を立ち上げ、座談会の開催や同業他社との勉強会・意見交換会への参加等の活動を継続しています。また、厚生労働大臣認定制度「えるぼし2段階認証」を2020年より継続して取得しています。さらに、国籍や障がいの有無にかかわらず採用を推進し、多様な価値観や経験を尊重する組織風土の醸成に努めています。 ■健康経営の取り組み 経済産業省と日本健康会議が進める健康経営優良法人認定制度において、「健康経営優良法人(大規模法人部門)」の認定を2021年より継続して受けています。法定健診の受診のみならず、二次検査の受診率向上、法定外の健診項目、オプション検査への補助増額などを通じて、社員の健康づくりを支援しています。 ■満足度の高い制度づくり 誰もが働きやすい職場環境づくりのため、2022年度に実施した社員意識調査結果について外部専門家による検証を行い、その結果を2024年4月からの新人事制度に反映しました。脱年功主義は維持しつつ、より公平で公正な満足度の高い人事制度を追求していきます。また、経営層と従業員との対話を通じてエンゲージメントを経営に活かす取り組みを実施しています。 ■気候変動に伴う労働環境の改善 気候変動に伴い屋外での作業環境が過酷になることは、当社グループで働く従業員や関係者に影響を及ぼし、グループの事業継続にも関わる大きなリスクです。これらのリスクに対して、当社では労働条件や労働環境の改善を通して従業員、協力会社職員から「選ばれる会社」を実現するための各種取り組みを進めていきます。 ③労働安全衛生の確保 当社グループは、「労働安全衛生の確保」をマテリアリティとして特定し、全ての従業員及び協力会社の作業員が安全かつ快適に働くことのできる環境の整備に取り組んでいます。労働災害の発生は、事業停止や社会的信用の低下につながる重大な経営リスクであることから、災害防止活動および安全教育の実施状況を重要指標として、継続的な改善を行っています。また、安全で働きやすい作業環境の整備は、労働災害の未然防止に加え、人材の定着や協力会社を含む現場全体の生産性向上につながる機会と捉えています。 ◆安全衛生方針 当社は、安全衛生管理の確保のため、下記の「安全衛生方針」を表明し、当社および協力業者とで共通の認識をもって取り組んでいます。 「人命の尊厳は何人も侵すことの出来ない至上のものである」 全ての社員及び協力業者の作業員は、労働安全衛生管理を徹底し、労働災害及びその他災害事故の発生を防止しなければならない。安全衛生管理は企業存立の基盤をなすものであり、その確保と充実は企業の社会的責任である。 北野建設株式会社は、上記の安全衛生理念に基づき、安全衛生方針を表明する。 1.キタノコスモス(労働安全衛生マネジメントシステム)に則り、PDCAサイクル(計画-実行-検証-改善)を適切に運用し、安全衛生管理活動の形骸化防止を図る。2.労働災害ゼロを目指し、建設事業所のあらゆる危険有害要因を排除するため、店社及び作業所の社員並びに関係する事業者が一体となって安全衛生管理活動を継続的に実施する。3.労働安全衛生関係法令、建設事業所において定めた安全衛生に関する規定等を遵守することにより、全ての社員及び関係する作業員の快適な職場を確保する。4.からだとこころの健康づくりと、メンタルヘルスケアの充実を通じて、全ての社員及び協力業者の作業員がいきいきと働ける環境を整備する。 ④品質の確保と技術力の継承 当社グループは、「品質の確保と技術力の継承」をマテリアリティとして特定し、品質管理体制の整備及び研修等を通じた人材育成・ノウハウの継承により、高いレベルの施工品質の確保・維持に取り組んでいます。品質低下や技術継承の停滞は、顧客満足度の低下や将来の受注機会の損失につながるため、顧客評価や表彰件数を指標として管理し、施工品質と技術力の維持・向上を図っています。加えて、品質の向上及び技術力の継承は、顧客からの信頼獲得、継続受注や新規受注の拡大、並びに競争優位性の維持・向上につながる機会であると捉えています。品質の確保と技術力の継承に関わる研究活動については「6.研究開発活動」に記載のとおりです。 ⑤文化の継承と地域社会への貢献 当社グループは、「文化の継承と地域社会への貢献」をマテリアリティとして特定し、文化・芸術の保全やスポーツ等への協賛を含む活動を通じて、地域社会との信頼関係を築き、地域の発展に貢献します
コーポレート・ガバナンスの概要8,209字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社グループはコーポレート・ガバナンスの重要性を認識し、法令遵守を旨とし迅速な意思決定、効率経営等により健全な企業経営の運営に努めています。 ②企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由 当社は監査役制度と執行役員制度を採用しており、企業統治の体制の概要は以下のとおりです。(1) 取締役会・執行役員制度 経営上の意思決定・監督機能と業務執行機能を分離し、各々の機能の活性化を図るため、平成19年7月より執行役員制度を採用しています。 この制度の下、取締役会が経営に関する意思決定と業務執行の監督に専念することで、迅速かつ戦略的な経営体制の構築を図っています。 取締役会は、現在6名の取締役(うち取締役4名、社外取締役2名)で構成されており、原則として2ヶ月に1回定時取締役会が開催されているほか、必要に応じて臨時取締役会が開催されています。なお、取締役の定数については、25名以内とする旨を定款に定めています。 執行役員の員数は現在15名(うち取締役兼務者4名)であり、各執行役員は、取締役会が決定した基本方針に従って業務執行の任にあたっています。(2) 指名報酬委員会 当社は、取締役会の諮問機関として、任意に指名報酬委員会を設置しており、過半数を社外取締役とした委員3名で構成されています。 指名報酬委員会は、取締役会から、取締役の候補者、代表取締役の選定及び解職並びに取締役の報酬に関する事項等について諮問を受け、審議を行って答申しています。(3) 監査役会 監査役会は、監査役3名(うち監査役1名、社外監査役2名)で構成されており、原則として3ヶ月に1回、その他必要に応じ随時開催され、監査の方針等の検討、各監査役からの監査報告、取締役等からの報告事項の通知、その他監査に関する必要事項の協議及び決議を行っています。 なお、常任(常勤)監査役滝沢登は、昭和48年4月に当社へ入社以降、長く経理部門、監査室に在籍し、経理部長、経理本部副本部長、監査室長等を歴任していました。また、監査役西田孝、酒井光一は長年にわたり金融機関に在籍し、監査役等を歴任していました。 ・企業統治の体制を採用する理由 取締役会・執行役員制度を採用することで、経営上の意思決定・監督機能と業務執行機能が分離され、各々の機能の活性化を図ることができると考えています。また、監査役会を設置することで取締役・執行役員の業務執行に対する監督機能が強化されると考えています。これにより、取締役会が執行役員の業務、執行状況を監督するとともに、監査役が取締役会における決議、取締役の業務執行状況を監査しています。 ③企業統治に関するその他の事項・内部統制システムの整備の状況<業務の適正を確保するための体制> 当社は、取締役会において、業務の適正を確保するための体制(いわゆる内部統制システム)に関する基本方針を次のとおり決議しています。(1) 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制 当社及びグループ会社の役職員は法令及び定款を遵守し、健全な社会規範の下にその職務を遂行するため「北野建設グループ企業行動指針」に基づいて行動することを徹底する。また、行動指針に則り、反社会的勢力・団体に対しては毅然とした態度で臨み、反社会的行為は行わない。 取締役及び従業員が法令違反の疑義のある発見をした場合は、内部通報制度規則に基づき速やかに対処する。なお、内部通報制度に基づく報告をした者に対して、解雇その他の一切の不利益が生じないことを確保する。(2) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 文書取扱要綱に従い、取締役の職務の執行に係る情報を保存、管理し、取締役又は監査役から閲覧の要請があった場合には、閲覧できるものとする。 (3) 損失の危険の管理に関する規程その他の体制①コンプライアンス、収益、品質、災害、環境、情報セキュリティ等に係るリスクについては、リスク管理委員会を設け、当社及びグループ会社についてのリスク管理規則を定め、リスク管理体制を構築する。②各部門の長は自部門に関するリスク管理体制を明確にし、リスク管理の状況を定期的に取締役会に報告する。③内部監査部門は部署ごとのリスク管理の状況を監査し、取締役会に報告する。(4) 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制①当社は執行役員制度を導入し、取締役会は業務執行権限を執行役員に委任し、経営の意思決定の迅速化、監督機能の強化等経営機能に専念する。②本部会議は原則として毎月開催し、本部会議規則に定める事項を決議し、その結果を取締役会に報告する。③取締役会は定期的に開催し、取締役会規程に定める重要事項を決議する。(5) 当社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制①北野建設グループ企業行動指針、リスク管理規則をグループ会社にも適用し、当社及びグループ会社の業務の適正化を図るとともに、内部通報制度についても通報窓口をグループ会社にも開放し周知することにより、当社及びグループ会社におけるコンプライアンスの実効性を確保する。②組織規則に基づきグループ会社管理の担当部署を置き、グループ会社の状況に応じて必要な管理を行う。③担当部署は、グループ会社の営業成績や重要事項について、定期的に報告を受ける。④担当部署は、グループ会社に重大なリスクが発生した場合は、速やかに報告を受ける体制を整える。⑤グループ会社に対して、内部監査部門による監査を実施する。(6) 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する体制①監査役がその職務を補助する使用人を求めた場合には、必要に応じて監査役付担当者を選任する。②監査役付担当者が他部署の使用人を兼務する場合には、監査役から指示を受けたときには、その業務を優先して従事するものとする。(7) 前号の使用人の取締役からの独立性に関する事項 上記監査役付担当者の処遇及び評価については、事前に監査役と協議する。(8) 取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制①当社及びグループ会社の役職員は、会社に損害を及ぼす事実及び法令、定款違反が発生した時には、速やかに監査役に報告する。②内部通報の調査結果、リスク管理委員会、査問委員会等の活動状況を速やかに監査役に報告する。③重要事項の稟議書は決裁後、速やかに監査役に供覧する。(9) 監査役への報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な扱いを受けないことを確保するための体制 監査役への報告をした者に対して、解雇その他の一切の不利益が生じないことを確保する。(10) 監査役の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続きその他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項 監査役は、必要に応じて法律、会計等の専門家に相談することができ、その費用は会社が負担するものとする。(11) その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制①監査役は、代表取締役、会計監査人とそれぞれ定期的に意見交換会を開催する。②監査役は、必要に応じて重要な会議に出席することができ、また意見を述べることができる。③監査役は、職務の遂行に必要と判断したときは、いかなるときも取締役及び使用人並びに会計監査人に対して報告を求めることができる。 <業務の適正を確保するための体制の運用状況の概要> 当社では、前記業務の適正を確保するための体制に関する基本方針に基づいて、体制の整備とその適切な運用に努めています。当事業年度における当該体制の運用状況の概要は、次のとおりです。(1) 取締役及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制 当社は、取締役及び従業員の意思統一を図り、全社一丸となって業務に邁進することを目的として「経営理念」「経営方針」を明示し、業務の根底にある考え方を示し、共有しています。 また、法令の遵守に加え、社会から倫理的に求められる行動について定めた「北野建設グループ企業行動指針」の当社及びグループ会社の役職員への周知・教育を実施し、浸透を図っています。(2) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 当社は、株主総会議事録、取締役会議事録及び計算書類等について、法令の定めに則り保存期間を設定し、適切に保存しています。(3) 損失の危険の管理に関する規程その他の体制 当社及びグループ会社の主要な損失の危険について、取締役会及び本部会議等を通じて各部門の長から定期的に報告を受けるとともに、リスク管理委員会において、管理状況の確認を行いました。 また、情報セキュリティについては、ITセキュリティ対策規則及び生成AI利用要綱を制定し、情報の管理及びセキュリティ対策を図っています。 また、当社は、大地震・台風・大雨・洪水・大雪・火山噴火による被害を軽減するための対策及び準備を行うため、事業継続計画書を整備し、当事業年度においては、安否確認サービスを利用した安否確認訓練を計9回、災害用伝言板サービスを利用した安否確認訓練を計3回実施、総合訓練は2回実施しました。対策本部会議は2回開催しています。(4) 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 当社は、取締役会規程等に基づき、取締役会における決議事項等の意思決定のルールを明確化しています。当事業年度においては、取締役会を計8回開催しました。 また、当社は、経営上の意思決定・監督機能と業務執行機能を分離し、各々の機能の活性化を図ることを目的として、執行役員制度を導入しており、迅速かつ戦略的な経営体制の構築を図っています。(5) 当社及び子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制 当社グループ会社の経営管理については、当社の経理部にてグループ会社の状況に応じて管理するとともに、リスク管理規則等に基づき、グループ会社から当社の担当部署に対して速やかに報告を受けています。 また、内部監査部門は、グループ会社に対する監査を実施しており、グループ経営に対応したモニタリングを実施しています。(6) 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する体制 当社は、監査役の監査機能強化を図るため、他部署と兼務の使用人を監査役付担当者として選任し、当該使用人が監査役から指示を受けたときには、その業務を優先して従事しています。(7) 前号の使用人の取締役からの独立性に関する事項 監査役付担当者の処遇及び評価については、事前に監査役と協議し決定しています。(8) 取締役及び使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する体制 当社及びグループ会社の役職員は、取締役会及び本部会議等において、重要な職務の遂行状況を監査役に報告しています。(9) 監査役への報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な扱いを受けないことを確保するための体制 当社及びグループ会社は、前号の報告をした者に対して、解雇その他の一切の不利益が生じないことを確保することを目的として、内部通報制度規則を整備し、当社及びグループ会社の役職員に周知・運用しています。(10)監査役の職務の執行について生じる費用の前払又は償還の手続きその他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針に関する事項 当社は、監査役の職務の執行について生ずる費用の前払又は償還の手続きその他の当該職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針を定めて、当該方針を適切に運用しています。(11)その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制 監査役は、当事業年度においては、意見交換会を代表取締役と計2回、会計監査人と計4回、それぞれ実施したほか、取締役会及び本部会議等の重要な会議に出席しています。 <反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方> 当社は、「北野建設グループ企業行動指針」の中において、反社会的勢力に対し、毅然とした態度で臨み、反社会的行為を行わない旨を規定しています。 <北野建設グループ企業行動指針>(1) 当社グループの経営者・社員は「経営理念」「経営方針」や本「企業行動指針」を正しく理解し、周知徹底するとともに実践を行い、企業倫理の徹底を図る。(2) 適切な品質管理や先進技術の開発等を通じて、建設生産物の品質確保と向上に努め、工事の施工にあたっては安全第一主義を徹底するとともに、個人情報、顧客情報の保護に十分配慮し、消費者・顧客の満足と信頼を獲得する。(3) 事業活動にあたっては、法令・法の精神、社会的規範を遵守し、社会から求められる企業の社会的責任を果たす。(4) 公正、透明、自由な競争を旨として事業活動を行うとともに、政治、行政との健全かつ正常な関係を保つ。(5) 株主はもとより、広く社会とのコミュニケーションを図り、企業情報を適時・適切に開示する。(6) 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力・団体に対しては、毅然とした態度で臨み、反社会的行為は行わない。(7) 国際的な事業活動においては、国際ルールや現地の法令を守り、現地の文化や慣習を尊重し、その発展に寄与する経営を行う。(8) 地域社会と良好な関係を構築し、良き企業市民として積極的に地域社会の発展に貢献するよう努める。(9) 自然保護など地球的規模における環境保全のための取り組みを推進し、良好な環境を創造するため、自主的、積極的に行動する。(10)人財は最大の資産であり、社員の健康を重要な経営課題として捉え、人権・個性を尊重するとともに安全で働きやすい健康的な職場環境を確保し、社員や家族のゆとりと豊かさの実現に努め健康経営を推進する。(11)「持続可能な2030年までの開発目標(SDGs)」を重要な国際社会共通の目標として捉え、その達成に向けて行動する。(12)本指針に反するような事態が生じたときには、経営トップ自らが問題解決にあたり、原因究明、再発防止に努める。また、社会への迅速かつ的確な情報の公開と説明責任を遂行し、権限と責任を明確にした上、自らを含め厳正な処分を行う。 ・リスク管理体制の整備の状況 当社は、「リスク管理規則」に基づき、取締役・執行役員から選出されたリスク管理委
役員の報酬等3,151字
(4)【役員の報酬等】①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項当社は、令和7年5月13日の取締役会決議において、取締役の個人別報酬等の内容にかかる決定方針を決議しています。また、取締役会から諮問を受けた指名報酬委員会が、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が取締役報酬方針と整合していることを確認しており、取締役会は、その報告をもって当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、当該方針に沿うものであると判断しております。取締役報酬方針の内容は、以下のとおりです。 (1) 基本的な考え方・取締役各人の役位、役割、責務に応じ、当社の業績・経営環境等を考慮の上、決定する。・中長期的な業績向上へのモチベーションを高め、企業価値の向上に資する報酬体系とする。・優秀な経営陣の確保に資するよう、競争力のある報酬水準とする。・経営目標に対する達成度に連動した業績連動型報酬を含む報酬体系とする。(2) 取締役の固定報酬、業績連動型報酬、非金銭報酬に関する方針(i)支給割合業務執行取締役に対しては、(ⅱ)固定報酬(月例報酬)、(ⅲ)業績連動型報酬(賞与)、(ⅳ)非金銭報酬を支給する。非業務執行取締役に対しては、経営の監督機能を高めるため、固定報酬(月例報酬)のみを支給する。報酬総額は株主総会決議に基づく取締役の報酬の枠内に収まることを前提とし、固定報酬、業績連動型報酬、非金銭報酬の割合は、概ね下表を目安とする。役位固定報酬(月例報酬)業績連動型報酬(賞与)非金銭報酬代表取締役60~65%20~25%15%業務執行取締役65%25%10%非業務執行取締役100%-- (ⅱ)固定報酬(月例報酬) 固定報酬(月例報酬)の取扱いは、次のとおりとする。・固定報酬は、役位(執行役員を兼務する場合は、執行役員の役位も考慮する。以下同じ)ごとに、その役割、責務等を総合的に考慮して、決定する。・取締役に選任された場合は選任日が属する月の翌月から固定報酬を支給し、取締役が退任した場合は退任日が属する月まで固定報酬を支給するものとする。・取締役が役位を変更した場合は、原則として役位が変更となった月の翌月から、変更後の役位に従って、支給する報酬額を改定する。 (ⅲ)業績連動型報酬(賞与) 業績連動型報酬(賞与)の取扱いは、次のとおりとする。・業務執行取締役の業績連動型報酬は、対象となる事業年度(4月1日~3月31日)に係る営業利益及び当期純利益を業績指標として、対外的に公表した同事業年度に係る予想値に対する達成状況及び業務執行取締役の寄与度、対象となる事業年度末日時点の当該業務執行取締役の役位に応じて、0円から固定報酬の5ヶ月分の範囲で、翌事業年度の5月頃に決定し、同6月末を目処に支給する。・支給対象者に重大なコンプライアンス違反等があった場合は、業績連動型報酬を不支給又は減額する場合がある。・対象となる事業年度途中で退任した業務執行取締役には、業績連動型報酬は支給しない。 (ⅳ)非金銭報酬非金銭報酬の取扱いは、次のとおりとする。・株主との一層の価値共有や中長期的な企業価値の向上を図るため、非金銭報酬として自社株より譲渡制限付株式を割り当てる。割り当てを受けた譲渡制限付株式は在任中及び退任後一定期間継続して保有することとする。 (ⅴ)個人別報酬の決定・取締役会において、固定報酬、業績連動型報酬、非金銭報酬の総額を決定し、各取締役の個人別報酬の内容の決定については代表取締役に一任する。・業務執行取締役の個人別報酬は、『1.基本的な考え方』、『2.取締役の固定報酬、業績連動型報酬、非金銭報酬に関する方針』に基づき、代表取締役及び社内スタッフにおいて作成された原案について、方針との整合性及び水準の妥当性並びに決定プロセスを指名報酬委員会で審議の上、取締役会へ答申し、取締役会から一任を受けた代表取締役は当該答申内容を尊重の上、また、各人の役割と責務に相応しい水準となるよう、業績及び企業価値の向上に対する動機づけ、優秀な人材の確保に配慮し、決定する。・非業務執行取締役の個人別報酬は、『1.基本的な考え方』、『2.取締役の固定報酬、業績連動型報酬、非金銭報酬に関する方針』に基づき、代表取締役及び社内スタッフにおいて作成された原案を取締役会に提出する。取締役会から一任を受けた代表取締役は各人の役割と責務に相応しい水準となるよう、業績及び企業価値の向上に対する動機づけ、優秀な人材の確保に配慮し、決定する。 ② 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(人)固定報酬業績連動型報酬株式報酬取締役(社外取締役を除く)27519755235監査役(社外監査役を除く)30227-1社外役員3333--5(注)1.取締役の報酬の額には、使用人兼務取締役の使用人分給与は含まれていません。2.取締役・監査役の報酬の額には、役員賞与引当金の繰入額62百万円が含まれています。3.業績連動型報酬に係る経営指標は単体決算の営業利益及び当期純利益であり、その実績は営業利益4,266百万円、当期純利益3,310百万円です。当該指標を選択した理由は対外開示した業績予想値の達成状況により取締役の業績への寄与度を評価することが適切と判断したためです。当社の業績連動型報酬は、対象となる事業年度の当該取締役の役位に応じて、0円から固定報酬の5ヶ月分の範囲で算定しています。 (1) 取締役会は、代表取締役会長兼社長執行役員社長情報企画本部長北野貴裕に対し、各取締役の基本報酬の額及び社外取締役を除く各取締役の業績への寄与度を踏まえた賞与の評価配分の決定を委任しています。委任した理由は、当社全体の業績等を勘案しつつ各取締役の業績への寄与度について評価を行うには代表取締役が適していると判断したためです。(2) 取締役の金銭報酬額は、平成19年6月28日開催の第62回定時株主総会において年額480百万円以内と決議しています(使用人兼務取締役の使用人分給与は含まない)。当該株主総会終結時点の取締役の員数は6名(うち、社外取締役2名)です。なお、令和7年6月24日開催の第80回定時株主総会では、譲渡制限付株式報酬制度を導入し、取締役(社外取締役を除く)に対する譲渡制限付株式付与のため、上記年額480百万円の報酬限度額の範囲内にて、総額を80百万円以内とする金銭報酬債権を支給することを決議いただいています。当該定時株主総会終結時点の取締役の員数は7名(うち、社外取締役2名)です。監査役の金銭報酬額は、平成19年6月28日開催の第62回定時株主総会において年額48百万円以内と決議しています。当該株主総会終結時点の監査役の員数は4名(うち、社外監査役3名)です。(3) 平成20年6月27日開催の第63回定時株主総会において、役員退職慰労金の打切り支給を決議しています。当事業年度末現在における今後の打切り支給予定額は、以下のとおりです。なお、支給時期は各役員の退任時としています。・取締役1名 55百万円 ③ 連結報酬等の総額が1億円以上である者の連結報酬等の総額等氏名(役員区分)連結報酬等の総額(百万円)会社区分連結報酬等の種類別の額(百万円)固定報酬業績連動型報酬株式報酬北野 貴裕(代表取締役)112提出会社651710川中嶋土地開発㈱6--㈱アサヒエージェンシー121- ④ 使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なもの 該当事項はありません。
従業員の状況924字
(2)【従業員の状況】①連結会社の状況 令和8年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)建設事業745ゴルフ場事業20ホテル事業348広告代理店事業30合計1,143 (注)1 従業員数は就業人員です。2 臨時従業員の総数が従業員数の100分の10未満のため、平均臨時従業員数の記載は省略しています。3 契約社員を従業員数に含めて記載しています。②提出会社の状況 令和8年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)77844.515.99,2983.3 セグメントの名称従業員数(人)建設事業778 (注)1 従業員数は就業人員です。2 臨時従業員の総数が従業員数の100分の10未満のため、平均臨時従業員数の記載は省略しています。3 従業員数、平均年齢、平均勤続年数は契約社員を含めて記載しています。4 平均年間給与は、契約社員を除く従業員の状況を記載しています。また、賞与及び基準外賃金を含んでいます。 ③労働組合の状況 当社グループにおいては、労働組合は結成されていません。 ④管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 提出会社当事業年度補足説明管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1.男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者5.193.358.462.227.4(注)3.(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.正規雇用労働者男女の賃金の差異は、職種や等級別の人員構成が主な要因であり、給与体系や評価などの制度上の取り扱いに男女差はありません。
関係会社の状況422字
4【関係会社の状況】名称住所資本金又は出資金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社) 川中嶋土地開発㈱長野県長野市100百万円ゴルフ場事業91.7(1.5)[7.7]役員の兼任があります。ソロモンキタノメンダナホテルリミテッドソロモン諸島国ホニアラ市10,000千SI$ホテル事業100.0資金援助をしています。役員の兼任があります。サクラハノイプラザインベストメントカンパニーリミテッド(注)3中華人民共和国香港特別行政区20,000千US$ホテル事業99.5資金援助をしています。役員の兼任があります。㈱アサヒエージェンシー長野県長野市100百万円広告代理店事業59.5[11.9]役員の兼任があります。 (注)1 主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しています。2 議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数、[ ]内は、緊密な者又は同意している者の所有割合で外数です。3 特定子会社に該当しています。
配当政策475字
3【配当政策】 当社グループでは、株主の皆様に対する利益還元を常に経営上の最重要課題と認識し、内部留保の充実により経営体質の強化を図りつつ、安定した配当を継続していくことを基本方針に据えています。また、内部留保金につきましては、健全な財務体質の堅持、優良開発案件への取り組み等に活用し、同業他社に対する優位性を引き続き発揮できるよう努力して参る所存です。 当社グループは、期末配当として年1回の剰余金の配当を行う事を基本方針としており、その決定機関は株主総会です。 期末配当金につきましては、当連結会計年度の業績を踏まえ、株主の皆様に利益還元すべく、1株当たり30円の配当を実施することを決定しました。なお、次期の期末配当金につきましても、1株当たり30円を予定しています。 当社は、取締役会の決議により、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨を定款に定めています。(注)基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりです。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)令和8年6月25日72930定時株主総会決議
研究開発活動1,819字
6【研究開発活動】 当社グループの研究開発は、建設事業において、さまざまな建設環境に適応して品質と生産性の向上に資することを基本方針としながら、広範な社会ニーズに適切に対応できるよう品質管理部技術研究室を中心に推進しています。また、多様化する社会動向や高度化する顧客ニーズに対応するために、公的機関、大学、異業種企業等との共同研究を推進・強化しています。 当連結会計年度における研究開発費は103百万円でした。 主な研究活動は次のとおりです。なお、「ゴルフ場事業」、「ホテル事業」、「広告代理店事業」のセグメントにおいては特段の研究開発活動を行っていません。(1)耐震性に優れた超高層RC、CFT、免震・制振等の各種構造の研究開発構造解析技術や高強度コンクリート等の研究に基づき、CFT造や超高層RC造の設計及び施工技術を確立し、各種構工法システムをさまざまな建造物へ適用するとともに、さらなるレベルアップと応用展開を図るべく、現業部門への技術支援・研究活動を推進しています。(2)環境関連技術の研究開発環境に対し高度化する社会や顧客の要請に応えるべく、ビル風・熱・音・振動・空気質等の住環境評価予測技術や環境影響評価技術の確立を図っています。当事業年度は国立大学法人信州大学と空調負荷低減に向けた共同研究を行っています。また、地球環境の保護と改善につながる自然共生型技術や汚染物質浄化・エコエネルギーなど、環境関連技術の実用化研究を進めています。これまで次のような研究開発に取り組み実現させました。 ・電子機器生産施設における微振動の計測解析と振動低減システム・ビル風、騒音、振動、断熱等の環境予測シミュレーションシステム・廃熱を利用したアイスアリーナ結露防止システム(特許工法)・廃熱を利用した屋根融雪システム(特許工法)(3)耐震補強とリニューアル対応技術の整備促進耐震解析技術に基づく既存建物の調査診断や耐震補強の実績を積み重ねることにより、顧客のニーズに合わせて提案できる耐震・リニューアル技術の研究を推進しています。また、当社の得意分野である社寺建築や木造文化財の施工実績を積み重ねることで、伝統的木造建築物の耐震診断・補強技術について研究活動を推進しています。(4)建築物の長寿命化技術の開発建物の建替えには膨大な環境負荷が掛かることから、適正なメンテナンスを行い既存の建物を長く共用する、建物の「長寿命化」が求められています。正確な建物劣化診断及び既存建物のライフサイクルを適切に考慮した維持管理手法、省エネルギーリニューアル技術等に基づき、建物のリニューアル提案及び大規模改修工事を行い、建築物の長寿命化を推進しています。(5)技術提案力の強化と災害発生時の事業継続計画構築等による技術支援体制の整備改善総合評価落札方式における技術提案へのバックアップ体制強化を図るとともに、品質・環境マネジメントシステムをベースとした品質向上・環境配慮に努めています。また、首都圏における大地震を想定した事業継続計画(BCP)を構築し、災害発生時にも品質確保ができるよう技術支援体制の整備と改善を進めています。(6)準大手・中堅ゼネコンとの共同研究開発①ゼネコン4社により土木工事向けの配筋検査システム(「Sma-Easy\スマイージ」標章登録済)の共同研究開発を進めています。今期はシステムの改良を行い、来期、本格運用開始を目指しています。②鉄骨造の合理化工法に関する共同研究開発として、ゼネコン10社による「床スラブによる拘束効果を考慮した鉄骨梁横座屈補剛工法」ならびに、ゼネコン9社による「異幅柱接合部工法」の構造性能評価を令和4年度に取得しました。これらの工法は設計施工物件における実施設計に採用し、設計・施工の合理化に寄与しています。また、「異幅柱接合部工法」は「シンプルダイヤ」として商標登録を行い、令和6年度より適用範囲拡大のための共同研究開発を進めており、来期構造性能評価を取得予定です。③ゼネコン4社による共同研究開発「AIを活用した画像解析による施工効率化研究会」において「車両管理システム」を共同開発し運用を開始しました。④今期取り組んだ「コンクリート表層の改質による床施工の効率化ならびに品質の改善」についての検討会は、来期から「コンクリート表層改質研究会」としてゼネコン13社による共同研究開発を開始します。
主要な設備の状況797字
2【主要な設備の状況】(1)提出会社 令和8年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)その他合計本社(長野県長野市)建設事業4,112177[1]2,704(408)6607,655411ホテル事業8100229(1)21,041-東京本社(東京都中央区)建設事業85052,379(2)2783,513279大阪支店(大阪市北区)建設事業0--(-)009松本支店(長野県松本市)建設事業810299(2)138246 (2)国内子会社 令和8年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)その他合計川中嶋土地開発㈱ゴルフ場(長野県長野市)ゴルフ場事業16828[173]1,279(577)8062,28320㈱アサヒエージェンシー本社(長野県長野市)広告代理店事業620183(1)1225830 (3)在外子会社 令和8年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)その他合計ソロモンキタノメンダナホテルリミテッド本社(ソロモン諸島国 ホニアラ市)ホテル事業-32-(-)03272サクラハノイプラザインベストメントカンパニーリミテッド本社(中華人民共和国 香港特別行政区)ホテル事業96138-(-)141,015276(注)1 帳簿価額に建設仮勘定は含みません。帳簿価額「その他」は工具、器具及び備品、リース資産及びコース勘定です。2 土地及び建物の一部を連結会社以外から賃借しています。賃借中の土地の面積については[ ]に外書きで示しています。(単位:千㎡)3 帳簿価額は未実現利益消去前の金額を記載しています。
監査の状況1,724字
(3)【監査の状況】①監査役監査の状況 監査役会は、監査役3名(うち社内監査役1名、社外監査役2名)で構成され、原則3ヶ月に1回、その他必要に応じ随時監査役会を開催しています。社内監査役は当社の経理・監査部門における豊富な業務経験を持ち、社外監査役は金融機関における長年の業務経験や、企業経営者としての経験を持つなど、両者とも財務・会計に関する深い知見を有しています。 当事業年度において当社は監査役会を6回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりです。氏名役職名開催回数出席回数滝沢 登常任監査役(常勤)6回6回尾和 慶襯監査役(非常勤)6回5回西田 孝監査役(非常勤)6回6回酒井 光一監査役(非常勤)6回6回 監査役会は、監査の方針、職務の分担等を定め、各監査役から監査の実施状況及び結果について報告を受けるほか、取締役等及び会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求めています。また、内部統制システムの構築・運用状況について取締役及び従業員等から定期的に報告を受け監視を行っています。 監査役会における具体的な検討内容は、監査の方針、監査計画、監査業務の分担等の策定、会計監査人の選任及び解任又は不再任の決定等と監査報告の作成であります。 また、常勤監査役の活動として、取締役会及び本部会議等の重要な会議への出席、重要な決裁書類等の閲覧、子会社の取締役等との意思疎通・情報交換や子会社からの事業報告の確認、会計監査人からの監査の実施状況・結果の報告の確認を行い、その結果を監査役会に報告し情報の共有化を図っています。また、代表取締役、会計監査人とそれぞれ定期的に意見交換会を実施しています。 ②内部監査の状況 当社における内部監査は、監査室の社員1名により、内部監査規程に基づき、定期的に社内の主な事業所について内部監査を行い監査報告書を代表取締役に提出しています。 また、監査室は内部監査の実施にあたり、監査役監査及び会計監査人監査との重複を避けるため、監査役・内部統制室及び会計監査人と随時連絡・調整を行っています。 ③会計監査の状況a.監査法人の名称 監査法人A&Aパートナーズ b.継続監査期間 14年 c.業務を執行した公認会計士 村田 征仁 吉村 仁士 d.監査業務に係る補助者の構成 当社の監査業務に係る補助者は、公認会計士5名、公認会計士試験合格者等3名、その他3名です。 e.監査法人の選定方針と理由 当社の監査役及び監査役会は、会計監査人の監査実施状況や監査報告等を通じて職務の実施状況を把握し、監査品質及び報酬水準の妥当性を評価し、監査役会において選任決議をしていますが、会計監査人候補の選定に関する明確な基準は策定していません。 f.監査役及び監査役会による監査法人の評価 当社の監査役及び監査役会は、会計監査人の監査実施状況や監査報告等を通じて職務の実施状況を把握し、監査品質及び報酬水準の妥当性を評価していますが、会計監査人候補の評価に関する明確な基準は策定していません。 ④監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社31-31-連結子会社----計31-31- b.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬 該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容 該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針 当社の事業規模、組織構成及び監査計画に基づく監査日数等を総合的に勘案して決定しています。 なお、監査報酬の決定に際しては、監査役会の同意を得て定める旨を定款に定めています。 e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由 当社の監査役会が会社法第399条の第1項の同意をした理由は、監査計画の内容を確認し、当社の事業規模や業務内容等に照らして、会計監査人の独立性を担保し、その監査品質を確保する上で適正な報酬額と判断したことによります。
株式の保有状況3,001字
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、株式の価値の変動又は配当の受領によって利益を得ることを目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の株式を純投資目的以外の目的である投資株式(政策保有株式)に区分しています。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、顧客・金融機関等の関係企業との取引関係維持・強化、資金調達の安定化等による事業の拡大等の観点から、当社の中長期的な企業価値の向上に資すると判断した場合、取引先等の株式を取得及び保有する方針です。 株式の銘柄ごとに当該株式から得られたリターンと資本コストとの比較を行うほか、当該株式の発行会社との取引状況、信用状況等を分析することにより、保有の合理性を検証しております。毎年、取締役会において、上記の保有の合理性を検証する「政策保有株式の保有合理性基準」に則り、最終的な保有の適否を総合判断しております。 その保有意義や経済合理性が薄れたと判断される状況に至った場合には、具体的な方法について検討を実施し、縮減を図ります。 また当社は、当社コーポレートガバナンス憲章に定める議決権行使の基準に則り、当社の保有方針に適合するか、株主利益の向上に資するものかなどを総合的に勘案した上で議決権の行使内容を決定しています。株主価値を毀損するような議案や法令違反、不祥事等により企業経営に重大な懸念が生じている場合には、肯定的な判断を行いません。 ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式30933非上場株式以外の株式2212,188 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式11取引先持株会を通じた株式の取得 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式6561(注)なお、株式数が増加減少した銘柄には、株式の併合、株式の分割、株式移転、株式交換、合併等による変動を含みません。 ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注1)及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ2,157,1002,157,100取引先金融機関として、安定的な関係を維持継続するため保有。無(注2)5,6084,337株式会社八十二長野銀行1,068,4641,068,464取引先金融機関として、安定的な関係を維持継続するため保有。有2,0581,128東映株式会社250,000250,000取引関係の維持・強化のため保有。有1,4751,265東京海上ホールディングス株式会社153,000153,000取引関係の維持・強化のため保有。無1,118877森永製菓株式会社192,000192,000取引関係の維持・強化のため保有。無518480アルピコホールディングス株式会社1,714,2001,714,200取引関係の維持・強化のため保有。無392425イオン株式会社120,55840,001取引関係の維持・強化のため、取引先持株会を通じた株式の取得。なお、当事業年度に株式分割が行われたことにより、株式数が増加しています。無227150株式会社松屋117,900117,900取引関係の維持・強化のため保有。有213125三菱HCキャピタル株式会社114,240114,240取引関係の維持・強化のため保有。無160115東亜道路工業株式会社39,00039,000取引関係の維持・強化のため保有。有6655東急不動産ホールディングス株式会社50,00050,000取引関係の維持・強化のため保有。無6649株式会社ベルーナ70,60070,600取引関係の維持・強化のため保有。無6166株式会社マルイチ産商43,00043,000取引関係の維持・強化のため保有。有5047山洋電気株式会社10,2003,400取引関係の維持・強化のため保有。なお、当事業年度に株式分割が行われたことにより、株式数が増加しています。有4431株式会社有沢製作所17,60017,600取引関係の維持・強化のため保有。無3924 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果(注1)及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)東京テアトル株式会社22,00022,000取引関係の維持・強化のため保有。無3623清水建設株式会社5,0005,000取引関係の維持・強化のため保有。無136株式会社高見澤4,4004,400取引関係の維持・強化のため保有。有1314株式会社ヤマタネ6,0003,000取引関係の維持・強化のため保有。なお、当事業年度に株式分割が行われたことにより、株式数が増加しています。無1211日精樹脂工業株式会社10,00010,000取引関係の維持・強化のため保有。無88光世証券株式会社4,0004,000取引関係の維持・強化のため保有。有21東急株式会社228228取引関係の維持・強化のため保有。無00ライオン株式会社-110,000取引関係の維持・強化のため保有しておりましたが、当事業年度において全株式を売却しております。無-194キリンホールディングス株式会社-42,000取引関係の維持・強化のため保有しておりましたが、当事業年度において全株式を売却しております。無-87MS&ADインシュアランスグループホールディングス株式会社-24,639取引関係の維持・強化のため保有しておりましたが、当事業年度において全株式を売却しております。無-79オリックス株式会社-25,000取引関係の維持・強化のため保有しておりましたが、当事業年度において全株式を売却しております。無-77東京ガス株式会社-11,200取引関係の維持・強化のため保有しておりましたが、当事業年度において全株式を売却しております。無-53株式会社みずほフィナンシャルグループ-13,100取引先金融機関として、安定的な関係を維持継続するため保有しておりましたが、当事業年度において全株式を売却しております。無-53(注1)定量的な保有効果については記載が困難となっております。保有の合理性の検証については、上記「イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容」に記載のとおり実施しております。(注2)保有先企業は当社株式を保有しておりませんが、同社子会社は当社株式を保有しております。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。
沿革896字
2【沿革】 当社の創業は、大正6年北野吉登が長野市若穂保科において木材業を開業、その後事業を拡大し資本金18万円をもって土木建築請負工事業、木材製材業を目的として昭和21年8月北野建築工業株式会社(昭和23年7月に商号を北野建設株式会社に変更)を長野市若穂綿内に設立しました。 設立後の主な変遷は次のとおりです。昭和21年9月東京支店を開設(昭和54年1月東京本社に昇格)昭和24年10月建設業法により建設(現・国土交通)大臣(イ)第1285号の登録を完了昭和34年3月本社を長野市県町524番地に移転昭和39年3月大阪支店を開設昭和39年4月松本出張所を開設(昭和53年2月支店に昇格)昭和46年5月宅地建物取引業法により長野県知事登録(1)第870号を受ける昭和46年6月長野市に株式会社長野東急エージェンシーを設立(現・株式会社アサヒエージェンシー・連結子会社)昭和48年9月東京証券取引所市場第二部に上場昭和48年11月建設業法の改正により建設(現・国土交通)大臣許可(特-48)第2274号を受ける昭和48年12月長野市に川中嶋土地開発株式会社を設立(現・連結子会社)昭和52年5月千葉出張所を開設(昭和54年6月営業所に昇格)昭和54年1月横浜営業所を開設昭和56年6月東京証券取引所市場第一部銘柄に指定昭和60年6月宅地建物取引業法により建設(現・国土交通)大臣免許(1)第3314号を受ける平成元年11月ソロモン諸島国にソロモン キタノ メンダナホテル リミテッドを設立(現・連結子会社)平成11年11月全店でISO9001認証取得完了平成13年3月全店でISO14001認証取得完了平成22年4月組織改編により事業部制を導入し、「建築事業本部」、「土木事業本部」、「海外事業本部」(現・海外建設部)の3事業本部を設置平成26年3月中華人民共和国香港特別行政区のサクラハノイプラザ インベストメント カンパニー リミテッドを連結子会社化平成28年8月長野市に株式会社キタノプロパティを設立令和4年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からスタンダード市場へ移行
EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。
TIMELY DISCLOSURE
適時開示(TDnet)
令和9年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 15:30
PDF執行役員の異動に関するお知らせその他 · 15:30
PDF譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ自己株式 · 16:40
PDF出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。
PEERS
同業他社(建設業・売上高順)
EDINET DOCUMENTS
提出書類
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。
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