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住友化学株式会社

SUMITOMO CHEMICAL COMPANY, LIMITED

証券コード 4005EDINETコード E00752化学上場IFRS決算 3月31日資本金 902億円法人番号 2010001071327
2.33兆円売上高(FY2026
6.4%ROE
29.6%自己資本比率
45財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結IFRS

FY2026の売上高は2.33兆円(前年比-10.7%)。営業利益は1,517億円(営業利益率6.5%)、当期純利益は609億円。総資産3.41兆円に対し自己資本比率は29.6%、ROEは6.4%。化学の中央値(ROE 6.6%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは2,348億円の創出、現金及び現金同等物は2,086億円。従業員数は27,491人。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)594.72026-09-04
PER16.0倍
PBR0.97倍
配当利回り2.27%
時価総額(概算)9,821億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高2.33兆円-10.7%
営業利益1,517億円-21.4%
当期純利益609億円+57.9%
総資産3.41兆円
純資産1.24兆円
営業利益率6.5%
ROE6.4%
自己資本比率29.6%
EPS37.2円
BPS610.8円
1株配当13.5円
配当性向36.3%
従業員数27,491人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

化学の分析 →
ROE6.4%中央値 6.6%
営業利益率6.5%中央値 7.0%
自己資本比率29.6%中央値 63.4%
健全性スコア45.0点中央値 66.0

帯は化学127社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
30,000億22,500億15,000億7,500億0億2017: 19,543億20172018: 22,170億20182019: 23,186億20192020: 22,258億20202021: 22,870億20212022: 27,653億20222023: 28,953億20232024: 24,469億20242025: 26,063億20252026: 23,285億20262021: 6%2022: 8%2025: 7%2026: 7%8%0%
営業利益と当期純利益
2,500億1,875億1,250億625億0億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 1,371億20212022: 2,150億20222023: —20232024: —20242025: 1,930億20252026: 1,517億20262017: 765億2018: 1,338億2019: 1,180億2020: 309億2021: 460億2022: 1,621億2023: 70億2024: -3,118億2025: 386億2026: 609億2,000億-3,500億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
35%19%3%-14%-30%2017 ROE: 10%2018 ROE: 15%2019 ROE: 12%2020 ROE: 3%2021 ROE: 5%2022 ROE: 15%2023 ROE: 1%2024 ROE: -29%2025 ROE: 4%2026 ROE: 6%2021 営業利益率: 6%2022 営業利益率: 8%2025 営業利益率: 7%2026 営業利益率: 7%2017 自己資本比率: 29%2018 自己資本比率: 30%2019 自己資本比率: 32%2020 自己資本比率: 25%2021 自己資本比率: 26%2022 自己資本比率: 28%2023 自己資本比率: 28%2024 自己資本比率: 25%2025 自己資本比率: 26%2026 自己資本比率: 30%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
4,000億2,863億1,725億588億-550億2017: 1,874億20172018: 2,884億20182019: 2,081億20192020: 1,060億20202021: 3,745億20212022: 1,717億20222023: 1,116億20232024: -513億20242025: 2,330億20252026: 2,348億2026
1株当たり指標EPS1株配当
100円25円-50円-125円-200円2017 EPS: 47円2018 EPS: 82円2019 EPS: 72円2020 EPS: 19円2021 EPS: 28円2022 EPS: 99円2023 EPS: 4円2024 EPS: -191円2025 EPS: 24円2026 EPS: 37円2017 1株配当: 14円2018 1株配当: 22円2019 1株配当: 22円2020 1株配当: 17円2021 1株配当: 15円2022 1株配当: 24円2023 1株配当: 18円2024 1株配当: 9円2025 1株配当: 9円2026 1株配当: 14円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
3.41兆円
負債・純資産
負債 2.17兆円純資産 1.24兆円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY20262.33兆円1,517億円1,161億円609億円3.41兆円1.24兆円37.26.4%29.6%
FY20252.61兆円1,930億円581億円386億円3.44兆円1.07兆円23.64.1%26.2%
FY20242.45兆円-4,628億円-3,118億円3.93兆円1.16兆円-190.7-29.2%24.5%
FY20232.90兆円2億円70億円4.17兆円4.30.6%28.1%
FY20222.77兆円2,150億円2,511億円1,621億円4.31兆円1.70兆円99.214.5%28.3%
FY20212.29兆円1,371億円1,378億円460億円3.99兆円1.48兆円28.24.7%25.5%
FY20202.23兆円1,305億円309億円3.65兆円1.39兆円18.93.2%25.3%
FY20192.32兆円1,884億円1,180億円3.17兆円72.212.3%31.5%
FY20182.22兆円2,230億円1,338億円3.07兆円1.28兆円81.815.4%30.3%
FY20171.95兆円1,666億円765億円2.88兆円1.16兆円46.89.8%28.8%
FY20162.10兆円1,712億円815億円2.68兆円1.09兆円49.810.5%28.8%
営業CF2,348億円
投資CF-748億円
財務CF-1,991億円
現金及び現金同等物2,086億円
MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)14.3%
2株式会社日本カストディ銀行(信託口)5.6%
3住友生命保険相互会社4.3%
4日本生命保険相互会社2.5%
5STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)2.1%
6住友化学社員持株会1.9%
7JPモルガン証券株式会社1.8%
8株式会社日本カストディ銀行(三井住友信託銀行再信託分・住友生命保険相互会社退職給付信託口)1.8%
9STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部)1.6%
10JP MORGAN CHASE BANK 3857811.3%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)1.10兆円1,037億円879億円397億円9.5%28.5%24.3
FY2025中間(〜2024-09-30)1.24兆円1,212億円-305億円-65億円9.8%-4
FY2024中間1.19兆円-1,337億円-1,038億円-763億円-11.3%-46.7

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢42.4歳
平均年間給与959万円
平均勤続年数16.7年
管理職に占める女性比率9.2%
男女の賃金の差異(全労働者)77.2%
男女の賃金の差異(正規雇用)78%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
社外監査役11百万円34百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

15セクション
事業の内容1,146
3 【事業の内容】住友化学グループは、当社及び関係会社214社から構成され、その主な事業内容と当社及び主な関係会社の当該事業における位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。なお、当連結会計年度における主な事業内容を記載しております。 (1) アグロ&ライフソリューション当セグメントにおいては、農薬、肥料、農業資材、家庭用・防疫用殺虫剤、熱帯感染症対策資材、飼料添加物等の製造・販売を行っております。[主な関係会社]スミトモ バイオラショナル カンパニー LLC、ベーラント バイオサイエンス LLC、ベーラント U.S.A. LLC、スミトモ ケミカル ブラジル インダストリア キミカ S.A.、スミトモ ケミカル チリ S.A.、スミトモ ケミカル インディア リミテッド (2) ICT&モビリティソリューション当セグメントにおいては、光学製品、半導体プロセス材料、化合物半導体材料、タッチセンサーパネル、高純度アルミニウム・アルミナ、化成品、添加剤、エンジニアリングプラスチックス、電池部材等の製造・販売を行っております。[主な関係会社]東友ファインケム㈱、スミカ セミコンダクター マテリアルズ テキサス インコーポレーテッド、SSLM㈱、住化電子材料科技(無錫)有限公司、住華科技股份有限公司、㈱田中化学研究所、田岡化学工業㈱ (3) アドバンストメディカルソリューション当セグメントにおいては、高度化低分子医薬分野、医療用オリゴ核酸分野、再生・細胞医薬分野のCDMO(製法開発、製造受託)事業等を行っております。[主な関係会社]広栄化学㈱ (4) エッセンシャル&グリーンマテリアルズ当セグメントにおいては、合成樹脂、合成繊維原料、各種工業薬品、メタアクリル、合成樹脂加工製品、普通アルミナ、合成ゴム等の製造・販売を行っております。[主な関係会社]日本シンガポール石油化学㈱、PCS(プライベート)リミテッド、ザ ポリオレフィン カンパニー(シンガポール)プライベート リミテッド、ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー、スミトモ ケミカル アメリカ インコーポレーテッド、スミカ ポリマーズ アメリカ コーポレーション、スミトモ ケミカル アジア プライベート リミテッド (5) 住友ファーマ当セグメントにおいては、低分子医薬品の製造・販売を行っております。[主な関係会社]住友ファーマ㈱、スミトモ ファーマ アメリカ インコーポレーテッド、スミトモ ファーマ スイス GmbH、ユーロバント サイエンシズ GmbH (6) その他上記5セグメント以外に、電力・蒸気の供給、運送・倉庫業務等を行っております。[主な関係会社]住友精化㈱
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等3,605
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。なお、業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現時点で入手している情報や合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。 (1) 長期的に目指す姿 当社は、創業以来、住友の事業精神「自利利他 公私一如」(住友の事業は、住友自身を利するとともに、国家を利し、かつ社会を利するものでなければならない)のもと、自らの成長と社会への貢献を実現してきました。そして、この考え方を基に長期的に目指す企業像を「Innovative Solution Provider」と定めております。この目指す企業像に向け、当社が強みを持つ技術や事業のアセットから、取り組むべき社会課題を「食糧」「ICT」「ヘルスケア」「環境」に定めております。各課題に対応したそれぞれの事業部門において、これまで培ってきた当社固有の6つのコア技術と、そこから生まれた3領域(GX・DX・BX)を切り口とした重要アセットを活用することで、革新的なソリューションを生み出し、広く社会へ提供してまいります。そして、この先もグローバルに存在感のある会社であり続けるとともに、持続的な企業価値向上を目指してまいります。 (2) 2025-2027年度中期経営計画:全社方針当社グループは、2025年度を初年度とする中期経営計画に取り組んでおります。基本方針として、「新成長戦略による事業ポートフォリオ高度化」、「構造改革の継続的な遂行による強靭化」、「財務・資本効率の改善」などの5つを掲げました。2027年度の財務目標に関しては、コア営業利益2,000億円、ROE8%、ROIC6%、D/Eレシオ0.8倍台としております。 (3) 中期経営計画の進捗基本方針01 新成長戦略による事業ポートフォリオ高度化当社の強みである有機合成技術をベースとした「勝ち筋」事業を軸に、セグメント横断での競争力強化及び事業ポートフォリオの高度化を推進するとともに、長年の技術蓄積により競争優位性を有する再生・細胞医薬事業を新たな成長事業として育成する方針に基づき、各種施策に取り組みました。 基本方針02 構造改革の継続的な遂行による強靭化ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニー(以下「ペトロ・ラービグ社」という。)に対する当社持分比率の15%への引き下げ、国内における既存エチレンプラントの運営最適化やポリオレフィン事業の統合に関する合意など、石油化学事業の構造改革を着実に推進しました。また、住友ファーマ株式会社(以下「住友ファーマ社」という。)は構造改革を経て業績が好転しました。今後の成長に必要な資金の確保と財務基盤の強化のため資本を増強しました。なお、住友ファーマ社に対する当社持分比率は低下しますが、連結子会社である点に変更は生じません。 基本方針03 財務・資本効率の改善ROIC志向経営の再徹底に向け、投資管理プロセスを強化しました。データに基づくリスクの定量化や外部知見の活用等により投資判断の客観性を高め、徹底したリスク管理のもとで投資判断を実施しました。さらに投資後のモニタリング体制を強化し、環境変化に機動的に対応することで、投資効率の最大化及びROIC向上に向けた取り組みを推進しました。 基本方針04 3つのXを基軸としたR&D戦略全社視点で研究開発効率を高め戦略的な投資を実現するため、研究体制を再編しました。全社研究戦略会議の新設による重点分野への戦略的アロケーション決定と全社のモニタリング強化、研究企画部の新設による全社横断的な構造改革のリード、並びに技術ロードマップ策定による機動的な研究開発の実現を狙いとしております。 基本方針05 新成長戦略を支える経営基盤の強化経営基盤強化の一環として、生成AIの活用促進と高度化を推進しました。活用状況のモニタリングや教育により利用定着を図るとともに、専門業務に応じて社内データ活用をカスタマイズできる機能を実装し社内ナレッジの活用を深化しました。全社員が日常的にAIを活用する環境を浸透させ、事業競争力の強化につなげております。 (4) 2025年度 各事業部門の取り組み アグロ&ライフソリューション部門農薬事業では、次世代のブロックバスターを目指す製品に関する取り組みが主要市場で前進しました。例えば、殺菌剤インディフリンは、南米の大豆用途に加え、インドで水稲向けに販売を開始しました。また、バイオラショナル事業のさらなる強化・成長に向け、北米で同事業を担うグループ会社を統合し、研究・製造・販売等の機能を一体運営するグローバル中核拠点として新体制を整備することとしました。一方、南米では足元の厳しい事業環境を踏まえ、主力製品の真の付加価値に根差したマーケティング方針のもと、流通チャネル別販売戦略強化と、適用拡大による使用場面の拡大等を通して、販売回復とプレミアム価格の維持を図ってまいります。 ICT&モビリティソリューション部門半導体関連事業では、台湾のアジア ユニオン エレクトロニック ケミカル コーポレーションの買収により、台湾・米国の半導体用ケミカル拠点を獲得しました。AI需要の急拡大に牽引される先端半導体市場の成長を捉え、経営資源を最大かつ効率的に投入し、先端材料の開発・拡販と安定供給体制の強化を進めてまいります。ディスプレイ関連事業では、大型LCD用偏光フィルムの構造改革を実施し、OLED・車載用など高機能分野へのシフトを推進しました。また、モビリティ関連事業では、耐熱セパレータの製造拠点を集約しました。これらの構造改革を通じ、ディスプレイ関連事業、モビリティ関連事業の収益最大化とさらなる拡大を目指してまいります。 アドバンストメディカルソリューション部門CDMO事業を成長の中核に位置づけ、開発から製造・品質までの総合対応力を活用し、事業拡大を推進しております。特に医療用オリゴ核酸では、米国拠点を活用した顧客対応体制を強化し、新規受注の拡大に取り組んでおります。再生・細胞医薬事業では、日本において、世界初のiPS細胞由来パーキンソン病治療用製品「アムシェプリ®」の条件及び期限付き承認を取得したことを踏まえ、本承認と米国承認に向けて開発・製造・品質・事業の各体制を強化してまいります。また、後続の眼科2製品、脊椎損傷治療用製品の治験、開発を進め、革新的治療法を患者様に届けるべく取り組みを進めてまいります。 エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門石油化学事業では、2025年10月よりペトロ・ラービグ社の当社持分比率を15%へ引き下げました。国内においては既存エチレンプラントの運営最適化及びポリオレフィン事業の統合に関して関係先と合意に至るなど構造改革を加速させました。また、他社との協働を通じてライセンス・触媒事業の基盤を強化し、主力事業への成長を図ります。環境負荷低減ソリューションの提供に向けては、ケミカルリサイクルに関するパイロット設備の建設を完了するなど、2030年代の事業化を見据え、環境負荷低減技術の開発を推進しております。 (5) 2025年度実績2025年度は、オルゴビクス拡販を中心とした住友ファーマ社の利益貢献、ペトロ・ラービグ社の持分譲渡や、ノンコア事業売却などの構造改革の成果が実を結び、コア営業利益は2,084億円となりました。このため、2025年度の年間配当は、2024年度の9円と比べ4.5円増配となる1株当たり13.5円といたしました。また、有利子負債の返済を進め、D/Eレシオは2024年度末の1.20倍から2025年度末は0.93倍となり、財務体質が改善しました。 (6) 2026年度以降の見通し2026年度の業績見通しについては、住友ファーマ社の収益改善並びにペトロ・ラービグ社の財務改善・持分変更等が全社業績に貢献し、コア営業利益2,150億円となる予想です。収益力が着実に改善し、実力ベースでの大きな伸長を見込んでおります。2027年度以降に向けては、先行投資の成果最大化を通じて成長ドライバーであるアグロ&ライフソリューション部門及びICT&モビリティソリューション部門による全社業績の牽引を図ります。あわせて、エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門の収益力改善、アドバンストメディカルソリューション部門の早期育成に向けた取り組みを着実に進めます。 そして、中長期的にはROE10%以上、ROIC7%以上、D/Eレシオ0.7倍程度等の財務指標を安定的に達成することを目指します。
事業等のリスク7,975
3 【事業等のリスク】事業等のリスクのうち、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性があると当社グループが認識している主要なリスクを以下に記載しております。ただし、投資家の判断に影響を及ぼす可能性のあるリスクは、これらに限定されるものではありません。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。当社グループではこのようなリスクを最小化するとともに、これらを機会として活かすためのリスク管理体制の整備・充実に努めております。詳細は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要 ③企業統治に関するその他の事項 (ハ)リスク管理体制の整備の状況」に記載しております。 1.経営戦略に関わるリスク(1) 短期的なリスク① 市場に係るリスク当社グループは、総合化学メーカーとして様々な事業を行っており、事業に関わるリスクは多種多様であります。事業に係る市場リスクについては、主に以下のようなものがあります。 (価格競争) 当社グループの事業は価格競争に晒されております。海外企業の国内市場参入、関税引き下げ等による輸入品の流入、ジェネリック品の台頭等、様々な理由により当社グループの製品群は今後も厳しい価格競争に晒されるものと予想されます。当社グループはコストの低減に努めておりますが、価格競争を克服できない場合、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 経営環境の著しい悪化等による収益性の低下や市場価格の下落等により、当社グループの保有する有形固定資産等について減損損失が発生し、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 経営環境の著しい悪化等による将来の課税所得に関する予測・仮定の変更や税制改正による税率変更等により繰延税金資産の一部ないしは全部が回収できないと判断された場合、繰延税金資産は減額され、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (海外マーケット)当社グループの海外売上収益は売上収益の7割程度を占め、特にアジア市場での販売が多く、近年では南米等でも事業を拡大しております。そのため、特定の地域での経済情勢の悪化、あるいは顧客企業の業績状況の変化等による値下げ要求が発生した場合、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (アグロ&ライフソリューション) アグロ&ライフソリューションセグメントの農薬や家庭用殺虫剤の出荷は、世界各地域における異常気象等の理由による作物の生育状況や病害虫の発生状況に左右されます。また、飼料添加物は急激な価格変動を起こすことがあります。作物の生育状況が悪くなった場合、病害虫の発生が少なくなった場合、あるいは急激な価格変動が起こった場合、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (ICT&モビリティソリューション) ICT&モビリティソリューションセグメントの製品は、技術革新のスピードが速く、タイムリーに新製品を開発・提供していく必要があります。当社グループが顧客ニーズを満足させる新規製品を有効に開発できない場合、また他社において画期的な技術革新がなされた場合、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (アドバンストメディカルソリューション) アドバンストメディカルソリューションセグメントでは高度化低分子医薬原薬・中間体、医療用オリゴ核酸、並びに再生・細胞医薬に関する生産プロセスの開発や製造を受託するCDMO事業を行っています。顧客となる製薬企業のニーズに対応できず失注した場合、また顧客の経営環境の変化により新薬開発が延期ないし中止された場合、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (エッセンシャル&グリーンマテリアルズ) エッセンシャル&グリーンマテリアルズセグメントの主要原料であるナフサは、中東地域の治安や世界の経済情勢に多大な影響を受け、時に急激な価格変動を起こすことがあります。ナフサの価格が急激に上昇した場合、製品価格への転嫁が遅れること等により、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ナフサやその他の原料品の一部については、特定の地域や購入先に依存しております。購入先を複数にする等、主要原料が購入できないリスクを低減するように努めておりますが、時に主要原料の不足が生じないという保証はありません。必要な主要原料が確保できない場合には、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (住友ファーマ) 住友ファーマセグメントでは、新薬開発の難度が高まる中、開発が今後計画どおりに進み承認・発売に至るとは限らず、また、有効性や安全性の観点から開発が遅延または開発を中止しなければならない事態も起こり得ます。そのような事態が発生した場合には、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 国内においては、少子高齢化の急速な進展等により国家財政が悪化する中、先発医薬品の価格抑制や長期収載品の選定療養の導入、毎年の薬価改定などの薬剤費抑制策が図られ、あわせて医療制度改革の論議も続けられています。また、米国においては、先発医薬品の価格抑制に関する新たな規則や政策が提案されており、今後これらが実施される可能性があります。さらに、中国においては国家医療保険償還医薬品リスト収載による価格引き下げや集中購買制度による安価な後発医薬品の使用が推進されています。医薬品市場は各国の政策による様々な規制を受けており、これら各国の薬価・医療制度改革の方向性によっては、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (為替レート変動)当社グループは、国内で製造した製品を海外に輸出するとともに海外から原料品を輸入しておりますが、製品輸出高は原料品輸入高を上回っております。外国通貨に対して円高が進行した場合、海外で生産された製品に対する価格競争力が低下することに加え、輸出手取額の減少が輸入支払額の減少を上回ることになります。さらに、近年では南米やインド等海外での事業活動の拡大とともに、それぞれの地域の通貨で米ドルやその他通貨に対する為替レートの変動影響も大きくなっています。このようなリスクに対し、為替予約等の通貨ヘッジ取引や、円建輸出取引を行うこと等により、為替レートの短期的な変動によるリスクを最小限にするように努めておりますが、中長期的な為替レートの変動によるリスク等を完全にヘッジすることはできないため、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、海外の関係会社の経営成績は、連結財務諸表作成のために円換算されております。換算時の為替レートにより、円換算後の価値が影響を受ける可能性があり、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。為替レート変動がコア営業利益に与える影響は、米ドルに対して円が1円の円高となった場合、年間25億円程度の減益と試算しております。 (金利変動)当社グループは、資金需要に対してその内容や財政状態及び金融環境を考慮し、調達の金額・期間・方法等を判断しております。今後の金利の変動に備え、固定金利・変動金利を適宜組み合わせて調達を行っておりますが、金利が上昇した場合には支払利息が増加し、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (株式相場変動)当社グループが保有する市場性のある有価証券の価格が、株式相場の変動により大幅に下落した場合、当社グループの財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ② 海外事業展開当社グループは、世界各国に生産・販売の拠点を持ち、海外売上比率は7割程度を占めております。そのため、貿易摩擦等による関税の引き上げ、地域紛争によるサプライチェーン分断等、地政学的問題が発生した場合には、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、海外における事業活動には法律や規制の変更、労務環境の違いによる争議等の発生、人材の採用と確保の難しさ、テロ・戦争・その他の要因による社会的混乱等のリスクが内在しており、これらのリスクが顕在化した場合は、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社とサウジアラビアン オイル カンパニー社(以下「サウジ・アラムコ社」という。)が共同で設立したペトロ・ラービグ社は、サウジアラビアのラービグにおいて、石油精製・石油化学の統合コンプレックス事業(「ラービグ第1期計画」及び「ラービグ第2期計画」)を運営しております。当社は、プロジェクト総投資額に対し、不測の事態による損害に備え、独立行政法人日本貿易保険(現:株式会社日本貿易保険)の規約に従い、海外投資保険等に加入しております。また、当社はペトロ・ラービグ社に対しA種普通株式及びB種普通株式による投資を行っているほか、同社の銀行借入の一部に対して債務保証を行っております。将来の不確実な経済条件の変動の結果によって、投資の回収可能価額が大きく減少した場合及び債務保証が履行された場合には、当社グループの経営成績並びに財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 企業買収・資本提携当社グループは、事業拡大や競争力強化等を目的として、国内外において企業買収・資本提携等を実施しておりますが、当社グループ及び出資先企業を取り巻く事業環境の変化等により、当初期待していたシナジー等の買収効果を得られない可能性があります。事業環境や競合状況の変化等により期待する成果が得られないと判断された場合、あるいは適用される割引率が高くなった場合にはのれん等の減損損失が発生し、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ④ 技術・研究開発当社グループは、需要家のニーズに合わせた新技術・新製品をスピーディーに上市するため、積極的に研究開発を行っております。当社グループの研究開発は、次世代事業の創生のための探索研究を含んでいるため研究開発期間が長期間にわたる場合があり、また、研究開発テーマが実用化されず、新製品の開発が著しく遅延または断念される場合には、競争力が低下し、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、研究開発現場へのAI/MIの実装とその徹底活用、アカデミアやスタートアップとの連携(オープンイノベーション)強化により研究開発を推進してまいります。 ⑤ DXによる事業環境の急変当社グループでは、DXによる「事業の競争力強化」及び「新たな価値創造」を加速させております。しかしながら、当社において、デジタル技術の適用が著しく遅延した場合や、他社がデジタル技術を活用して生産性や競争力を向上させる、あるいは新たなビジネスモデルを創造するなど事業環境の急変により、当社グループの競争力が相対的に低下することで経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 (2) 中長期的なリスク① 気候変動問題当社グループは、気候変動問題を社会が直面する重要課題の一つと捉えており、その解決に向け、総合化学企業として培ってきた技術力を活かし、当社グループの温室効果ガス(GHG)排出量をゼロに近づけるという「責務」と当社グループの製品・技術を通じて、世界のGHGを削減するという「貢献」の両面から積極的に取り組んでおります。この問題に適切な対応ができない場合、当社グループの事業活動に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、地球規模で私たちの生活に大きな影響を及ぼしている気候変動問題の解決に向け、引き続き「責務」と「貢献」の両面から取り組んでまいります。 ② プラスチック廃棄物問題プラスチックは、自動車や航空機から電子機器、生活用品、各種包装材に至るまで、様々な用途に用いられる素材として人々の生活を支えていますが、使用後の適切な処理・再利用が十分に行われていないために環境汚染を引き起こしているという問題があります。この問題に適切な対応ができない場合、当社グループの事業活動に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、技術開発等を通じて、プラスチックを含む炭素資源循環の実現に取り組むことで、循環社会実現後のプラスチック市場において有利な地位に立つ可能性があります。 2.事業継続の基盤に関わるリスク① 事故・災害 当社グループは、製造設備等に起因する事故・災害の潜在的なリスクを最小化するため、関係法令への対応は勿論のこと、リスクに基づいて、設備の定期的な点検や安全諸施策を実施しております。しかしながら、リスクは常に一定ではなく、台風や地震等の自然災害による影響を含め、製造設備等で発生する事故・災害を完全に防止・軽減できる保証はありません。事故・災害により、工場周辺に物的・人的被害を及ぼした場合、事業活動に支障をきたすほか、多額のコストや当社グループの評価に重大な影響を与え、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、事故・災害に至る可能性のあるリスクについて、適宜情報共有を図り、対応事項の改善見直しを実施しております。 ② 製品の品質当社グループは、国際的な規格・基準に準拠した品質管理体制の下、各種製品を製造しております。しかしながら、すべての製品について欠陥を完全に排除すること並びに将来にわたり製品事故やリコールの発生を防止することを保証するものではありません。特に大規模な製品事故が発生した場合には、多額のコストが発生するほか、当社グループの評価に重大な影響を与え、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を与える可能性があります。また、農薬や医薬品等の製品は、各国の厳格な審査を経て承認されておりますが、科学技術の進歩や市販後の知見の蓄積により、新たな問題や副作用が判明する場合があります。上市後に予期せぬ問題や副作用が発見された場合には、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を与える可能性があります。当社グループは、製品品質(製品安全を含む)を管理するための仕組み・体制を整備し、新製品開発時のリスク評価やリスク低減対策の実施、日々の品質管理の徹底、並びに製品の取扱いに関する指導等に継続的に取り組んでおります。今後もこれらの活動を通じて、製品事故や品質問題の未然防止に努めてまいります。 ③ サイバーセキュリティITの活用を通じて、業務の生産性向上や事業競争力の確保、新たなビジネスモデルの創出を目指すデジタル革新が加速する一方、サイバー攻撃の巧妙化等により情報システムに関するリスクは一層高まっており、事業運営に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、情報、情報システム及び情報通信ネットワークを適切に管理し、情報の漏えい又は紛失を未然に防止するための対策並びにセキュリティインシデント発生時の影響を最小限に抑えるための対策を講じることで、サイバーセキュリティを経営上の重要課題として捉え、適切に対応してまいります。 ④ コンプライアンスに関するリスク当社グループでは、コンプライアンスを企業経営の根幹と位置づけ、当社コンプライアンス委員会の指導・監督の下、グループ全体でのコンプライアンス推進体制を構築・運用しております。また、当社コンプライアンス委員会傘下の地域法務・コンプライアンス統括(RLCO)からのグループ会社に対する指導・支援を強化する等、グループ全体でのコンプライアンスの徹底に注力しております。しかしながら、このような施策を講じても、コンプライアンス上のリスクを完全には排除することはできない可能性があり、国内外の法令等に抵触する等のコンプライアンス違反が発生した場合には、当社グループの社会的な信用が低下し、また損害賠償責任や罰金が課される等、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 規制変更当社グループは、事業展開する各国の規制に従い、業務を遂行しております。将来における法律、規則、政策、実務慣行、解釈及びその他の政策変更並びにそれらによって発生する事態が、当社グループの業務遂行や経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。また、将来的に環境及び化学品安全等に対する法的規制が強化され、新たな対策コストが発生する可能性があります。 ⑥ 人権問題当社グループは、人権尊重を事業継続のための基盤の一つと位置付けており、「住友化学グループ 人権の尊重に関する基本方針」を制定するとともに、推進体制として「人権尊重推進委員会」を設置し、人権デュー・デリジェンス等の人権尊重の取り組みをグループ一体となって行っております。しかしながら、このような施策を講じても、人権問題に関するリスクを完全には排除することができない可能性があり、当社グループのバリューチェーン上で人権問題が発生した場合、当社グループの事業活動に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ ハラスメント当社グループでは、ハラスメントの発生に対し、社員教育の徹底、スピークアップ通報窓口の設置等により、リスクの低減に取り組んでおります。しかしながら、このような施策を講じても、ハラスメントリスクを完全には排除することができない可能性があり、ハラスメントに起因した、マスコミや労働局への告発による企業イメージの毀損、賠償責任等が発生した場合、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 知的財産当社グループは、他社と差別化できる技術とノウハウを蓄積し事業の競争力を強化してきましたが、当社グループ独自の技術・製品とノウハウの一部は、厳正な管理を行っているものの、予期せぬ事態により外部に流出する可能性に加え、特定の地域ではこれらの知的財産の完全な保護が不可能なため、第三者が当社グループの知的財産を使用して類似製品を製造することを効果的に防止できない可能性があります。また、将来的に知的財産に係る紛争が生じ、当社グループに不利な判断がなされる可能性があります。そのような事態が生じた場合には、当社グループの経営成績並びに財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 感染症の蔓延 世界的な感染症の流行が発生した場合、当社グループの事業運営や経営成績等に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループはこのようなグループ全体に影響を及ぼすリスクに対し、リスク・クライシスマネジメント委員会を設置し、対処方針を審議しております。また、事業継続計画を策定し毎年見直しを行うとともに、新型コロナウイルスへの対応を踏まえて、感染状況の段階に応じた事業運営のあり方の見直しも実施し、将来起こり得る感染症危機に備えております。 ⑩ 訴訟当社グループは、国内及び海外事業に関連して、訴訟、係争、その他の法律的手続きの対象となるリスクがあり、将来重要な訴訟等が提起された場合には、当社グループの経営成績並びに財政状態に重要な悪影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析7,617
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末において当社グループが判断したものであります。 (1) 重要性がある会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、IFRSに準拠して作成しております。連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針」に記載しております。連結財務諸表の作成にあたっては、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因に基づき、見積り、判断及び仮定を行っておりますが、実際の結果は、見積り及び仮定に関する不確実性があるために、翌連結会計年度に係る連結財務諸表に重要な影響を及ぼす可能性があります。当社グループの財政状態または経営成績等に重要な影響を及ぼす会計上の見積り、判断及び仮定は、以下のとおりであります。 ・非金融資産の減損有形固定資産、のれん及び無形資産の減損テストにおいて、資金生成単位を判別したうえで、当該資金生成単位における使用価値と処分コスト控除後の公正価値のうちいずれか高い方を回収可能価額として測定しております。当該処分コスト控除後の公正価値算定上の仮定、あるいは使用価値算定の基礎となる資金生成単位の使用期間中及び使用後の処分により見込まれる将来キャッシュ・フロー、割引率等の仮定は、将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があり、将来にわたり、有形固定資産、のれん及び無形資産に係る減損損失額に重要な修正を生じさせるリスクを有しております。 ・関連会社に対する投資の評価当社は、当社の持分法適用会社であるペトロ・ラービグ社に対する投資(A種普通株式)について、減損の兆候の有無を判断しており、減損の兆候が存在する場合には減損テストを実施しております。回収可能価額は公正価値で算定しており、公正価値は市場価格を用いております。回収可能価額は将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があり、将来にわたり、持分法で会計処理されている投資の金額に重要な影響を生じさせる可能性を有しております。 ・繰延税金資産の回収可能性繰延税金資産については、将来減算一時差異等を利用できる将来課税所得が生じる可能性が高い範囲内で認識しております。当該回収可能性の判断は、当社グループの事業計画に基づいて決定した将来の各事業年度の課税所得の見積りを前提としております。当該将来の課税所得の見積りは、将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があり、将来にわたり、繰延税金資産の計上額に重要な修正を生じさせるリスクを有しております。 ・引当金の測定引当金は、将来において債務の決済に要すると見込まれるキャッシュ・フローの期末日における最善の見積りに基づいて測定しております。将来において債務の決済に要すると見込まれるキャッシュ・フローは、将来の起こりうる結果を総合的に勘案して算定しております。これら引当金の測定において使用される仮定は、将来の不確実な経済条件の変動によって影響を受ける可能性があり、将来にわたり、引当金の測定額に重要な修正を生じさせるリスクを有しております。 ・金融商品の公正価値特定の金融商品の公正価値を評価する際に、市場で観察可能ではないインプットを利用する評価技法を用いております。当該観察不能インプットは、将来の不確実な経済条件の変動の結果によって影響を受ける可能性があり、見直しが必要となった場合、連結財務諸表に重要な影響を与える可能性があります。ペトロ・ラービグ社が発行するB種普通株式については議決権が無く、発行当初から数年間の配当猶予期間が設定されており、2028年以降、年ごとに異なる配当率が設定されております。またB種普通株式には、一定の累積配当や買戻しに関する定めがあります。B種普通株式はその他の包括利益を通じて公正価値で測定する金融資産(FVTOCIの金融資産)に分類し、公正価値ヒエラルキーレベル3に区分するとともに、割引キャッシュ・フロー法により公正価値を算定しております。公正価値の算定にあたっては、重要な観察不能インプットとして将来キャッシュ・フローの総額及び割引率を使用しております。当社は、ペトロ・ラービグ社の事業計画を基礎とした資金繰りの見積りを行い、その結果生じうる手元資金の範囲内でB種普通株式に対する配当等の将来キャッシュ・フローを見積っております。その見積りにあたっては主要製品の将来の販売価格・マージン等の仮定を置いております。これらの仮定や割引率は、将来の不確実な経済条件の変動の結果によって影響を受ける可能性があります。 なお、中東地域における地政学的リスクの高まりに起因する原材料価格の高騰やサプライチェーンへの影響については先行き不透明感が高い状況にありますが、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき、会計上の見積りを行っております。 (2) 経営成績当連結会計年度の世界経済は、地政学リスクの高まりや通商政策の不確実性が続くなかでも、各国の財政・金融政策や好調なAI関連投資等により、全体として底堅い成長を維持しました。また、国内経済についても、原油価格の上昇等による物価高の影響を受けつつも所得環境の改善によって個人消費が増加したことに加え、企業による省力化やデジタル関連の堅調な設備投資が内需を下支えし、景気はゆるやかな回復基調が継続しました。この結果、当連結会計年度の売上収益は、前連結会計年度に比べ2,778億円減少し、2兆3,285億円となりました。損益面では、コア営業利益は2,084億円となり前連結会計年度を上回りましたが、営業利益は1,517億円となり前連結会計年度を下回りました。親会社の所有者に帰属する当期利益は609億円となり、前連結会計年度を上回りました。 (売上収益)売上収益については、エッセンシャル&グリーンマテリアルズセグメントにおいて、持分法適用会社であるペトロ・ラービグ社の定期修繕に伴う販売子会社の出荷減少や、前連結会計年度の事業撤退に伴うアルミニウム等の出荷減少、及び当連結会計年度の事業譲渡に伴う合成樹脂の出荷減少がありました。この結果、売上収益は、前連結会計年度の2兆6,063億円に比べ2,778億円減少し、2兆3,285億円となりました。 (コア営業利益/営業利益)コア営業利益については、住友ファーマセグメントにおいて、北米における進行性前立腺がん治療剤「オルゴビクス」及び過活動膀胱治療剤「ジェムテサ」の売上が拡大したことに加え、事業構造改善効果の発現等により研究開発費を含む販売費及び一般管理費が減少しました。また、アジア事業の一部持分を譲渡したことによる利益も計上しました。エッセンシャル&グリーンマテリアルズセグメントにおいては、ペトロ・ラービグ社の一部株式売却による売却益の計上に加え、ペトロ・ラービグ社や合成樹脂等の交易条件の改善がありました。この結果、コア営業利益は、前連結会計年度の1,405億円に比べ679億円増加し、2,084億円となりました。 コア営業損益の算出にあたり営業損益から控除した、非経常的な要因により発生した損益は、前連結会計年度においてペトロ・ラービグ社に対する貸付金の債務免除に伴う持分法による投資利益(非経常要因)等を計上していたことから、前連結会計年度の525億円の利益に比べ1,091億円悪化し、566億円の損失となりました。以上の結果、営業利益は、前連結会計年度の1,930億円に比べ413億円減少し、1,517億円となりました。 (金融収益及び金融費用/税引前利益)金融収益及び金融費用は357億円の損失となりましたが、前連結会計年度にペトロ・ラービグ社に対する貸付金の債権放棄に伴う損失を計上していたことから、前連結会計年度の1,349億円の損失に比べ993億円改善しました。この結果、税引前利益は、前連結会計年度の581億円に比べ580億円増加し、1,161億円となりました。 (法人所得税費用/親会社の所有者に帰属する当期損益及び非支配持分に帰属する当期利益)法人所得税費用は7億円となり、税引前利益から法人所得税費用を控除した当期利益は、1,154億円となりました。非支配持分に帰属する当期損益は、主として住友ファーマ社等の連結子会社の非支配持分に帰属する損益からなり、前連結会計年度の41億円に比べ504億円増加し、545億円となりました。以上の結果、親会社の所有者に帰属する当期利益は、前連結会計年度の386億円に比べ224億円増加し、609億円となりました。 当連結会計年度のセグメント別の業績の概況は、次のとおりであります。なお、セグメント損益は、持分法による投資損益を含む営業損益から非経常的な要因により発生した損益を控除した経常的な収益力を表す損益概念であります。 (アグロ&ライフソリューション)農薬は国内外で出荷が堅調に推移しました。メチオニン(飼料添加物)は出荷数量が減少しました。この結果、売上収益は前連結会計年度に比べ、210億円減少し5,193億円となった一方、コア営業利益は上記の堅調な国内農薬出荷などに支えられて、前連結会計年度に比べ14億円増加し563億円となりました。また、生産規模は、約2,560億円となりました。(販売価格ベース) (ICT&モビリティソリューション)ディスプレイ関連材料は価格競争の激化により売価が下落したことに加え、大型液晶ディスプレイ(LCD)用偏光フィルム事業の抜本的構造改革実施の影響もありました。半導体プロセス材料は市況のゆるやかな回復が継続しており、出荷数量は増加しましたが、固定費の増加がありました。また、円高に伴う輸出手取りの減少や、在外子会社の邦貨換算差の影響もありました。この結果、売上収益は前連結会計年度に比べ、328億円減少し5,742億円となり、コア営業利益は前連結会計年度に比べ、175億円減少し530億円となりました。また、生産規模は、約5,240億円となりました。(販売価格ベース) (アドバンストメディカルソリューション)オリゴ核酸の生産が本格化し出荷が増加した一方、医薬品原薬・中間体では製品構成の違いから、売上収益は前連結会計年度に比べ、35億円減少し586億円となり、コア営業利益は前連結会計年度に比べ、11億円減少し28億円となりました。また、生産規模は、約600億円となりました。(販売価格ベース) (エッセンシャル&グリーンマテリアルズ)持分法適用会社であるペトロ・ラービグ社の定期修繕に伴う販売子会社の出荷減少に加え、前連結会計年度の事業撤退に伴うアルミニウム等の出荷減少、及び当連結会計年度の事業譲渡に伴う合成樹脂の出荷減少がありました。この結果、売上収益は前連結会計年度に比べ、2,202億円減少し6,788億円となりました。コア営業利益はペトロ・ラービグ社の一部株式売却による売却益に加え、ペトロ・ラービグ社や合成樹脂等の交易条件改善により、前連結会計年度に比べ、729億円改善し144億円となりました。また、生産規模は、約4,580億円となりました。(販売価格ベース) (住友ファーマ)日本及びアジアは減収となりましたが、北米において進行性前立腺がん治療剤「オルゴビクス」及び過活動膀胱治療剤「ジェムテサ」の売上が拡大したことに加え、「オルゴビクス」の販売マイルストン収入を計上したこと等により増収となりました。この結果、売上収益は前連結会計年度に比べ、539億円増加し4,519億円となりました。コア営業利益は、増収に加え、事業構造改善効果の発現等により研究開発費を含む販売費及び一般管理費が減少したこと、アジア事業の一部持分を譲渡したことによる利益を計上したことから、前連結会計年度に比べ、731億円増加し1,084億円となりました。なお、再生・細胞医薬のCDMO(製法開発・製造受託)事業は本セグメントに属さないことや当社連結決算処理の影響等により、本セグメントの売上収益及びコア営業利益は、連結子会社である住友ファーマ社の売上収益及びコア営業利益と異なります。また、生産規模は、約4,080億円となりました。(販売価格ベース) (その他)上記5セグメント以外に、電力・蒸気の供給、運送・倉庫業務等を行っております。前連結会計年度に放射性診断薬事業等を売却したことにより、売上収益は前連結会計年度に比べ、541億円減少し458億円となりました。コア営業利益は上記放射性診断薬事業等の売却に伴う一過性の利益がなくなったことに加え、当社の連結から除外されたため、前連結会計年度に比べ625億円減少し44億円となりました。 生産、受注及び販売の実績は、次のとおりであります。① 生産実績及び受注状況当社グループ(当社及び連結子会社)の生産品目は広範囲かつ多種多様であり、同種の製品であっても、その容量、構造、形式等は必ずしも一様ではなく、また受注生産製品の規模は小さいため、セグメントごとに生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。このため生産の状況については、セグメントごとの経営成績に関連付けて示しております。② 販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称金額(百万円)前連結会計年度比(%)アグロ&ライフソリューション519,256△3.9ICT&モビリティソリューション574,162△5.4アドバンストメディカルソリューション58,601△5.7エッセンシャル&グリーンマテリアルズ678,800△24.5住友ファーマ451,93313.6その他45,763△54.2合計2,328,515△10.7 (注) 1 上記販売実績は、外部顧客への売上収益を示しております。2 主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合については、当該割合が100分の10以上の相手先がないため、記載を省略しております。 (3) 財政状態当連結会計年度末の資産合計は、売却目的で保有する資産や棚卸資産の減少により前連結会計年度末に比べ347億円減少し3兆4,050億円となりました。負債合計は、前連結会計年度末に比べ1,970億円減少し、2兆1,684億円となりました。有利子負債は、前連結会計年度末に比べ1,347億円減少し、1兆1,515億円となりました。資本合計(非支配持分を含む)は、その他の資本の構成要素や非支配持分が増加したことにより、前連結会計年度末に比べ1,623億円増加し、1兆2,367億円となりました。親会社所有者帰属持分比率は、前連結会計年度末に比べて3.4ポイント増加し、29.6%となりました。 (4) キャッシュ・フロー当連結会計年度の営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前利益が前連結会計年度を上回った一方で、運転資金の増加等により、前連結会計年度並みの2,348億円の収入となりました。投資活動によるキャッシュ・フローは、投資の取得による支出の増加により、前連結会計年度に比べ1,601億円減少し、748億円の支出となりました。この結果、フリー・キャッシュ・フローは、前連結会計年度の3,183億円の収入に対して、当連結会計年度は1,599億円の収入となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の減少等により1,991億円の支出となりました。また、当連結会計年度末の現金及び現金同等物の期末残高は、売却目的で保有する資産への振替額も加味すると、前連結会計年度末に比べ12億円減少し、2,086億円となりました。 当社グループの資金需要及び資本の財源並びに資金の流動性は、次のとおりであります。当社グループの資金需要には、通常の営業活動に必要となる運転資金や既存設備の定期修理のための資金に加え、中期経営計画(2025-2027年度)の基本方針の一つである「新成長戦略による事業ポートフォリオ高度化」を推進するための投資に必要となる資金があります。成長への目配りもしながら案件を徹底的に厳選するとともに、資産売却やCCC(キャッシュ・コンバージョン・サイクル)短縮等により財務体質の改善に努めてまいります。また、当社グループは株主還元についても、経営上の最重要課題の一つと考えております。各期の業績、配当性向並びに将来の事業展開に必要な内部留保の水準等を総合的に勘案の上、安定的な配当を継続することを基本とし、中長期的に配当性向30%程度を安定して達成することを目指しております。 当社グループの財務活動の方針は、低利かつ中長期にわたり安定的な資金調達を行うこと、及び十分な流動性を確保することです。D/Eレシオ(有利子負債/純資産)については、フレキシブルな資金調達が可能な現在の当社格付を維持することを考慮し、中長期的に0.7倍程度を目安としております。当社グループは、営業活動によるキャッシュ・フローのほか、銀行借入、資本市場における社債及びコマーシャル・ペーパー(当連結会計年度末の当社発行枠2,500億円)の発行等により、必要資金を調達しております。 当社グループは、キャッシュマネジメントシステム及びグループファイナンス等により手元資金の最大活用を図っており、現金及び現金同等物の保有額は事業遂行上必要な水準に維持することを目指しております。当連結会計年度末の現金及び現金同等物は2,086億円であり、流動比率(流動資産/流動負債)は150.6%であります。また、大手邦銀のシンジケート団による1,300億円のコミットメント・ライン及び大手外銀のシンジケート団による200億円のマルチカレンシー(円・米ドル・ユーロ建)によるコミットメント・ラインを有しており、事業等のリスクの顕在化等による突発的な資金需要に備え、手元流動性を確保しております。 (5) 経営方針・経営戦略等又は経営上の目標の達成状況「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」に記載のとおりであります。
サステナビリティに関する考え方及び取組11,938
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は次のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 当社グループの企業理念とサステナビリティに対する考え方 当社は、約400年の歴史を持つ「住友家」の事業を起源とし、現在もその事業経営の根本精神を継承しております。そして、その住友の事業精神を踏まえ、住友化学としての基本精神や使命、価値観を整理し、「経営理念」として明文化しております。 住友の事業精神を表す「自利利他 公私一如」は、「住友の事業は自社の発展のみではなく、社会にも貢献するものでなければならない」という意味で、当社グループが創業から大切にしてきた考え方であり、Creating Shared Valueにも通じるものであります。当社グループの持続的な成長(自利)と、社会への価値創出(利他)を実現します。これにより、経済価値と社会価値を一体的に創出(公私一如)し、企業価値の向上を目指します。 サステナビリティ推進基本原則では、住友化学グループにとってのサステナビリティの推進を「事業を通じて持続可能な社会の実現に貢献するとともに、自らの持続的な成長を実現する」と定義し、その達成を通じて企業価値の向上に取り組むこととしております。 また「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (1) 長期的に目指す姿」にありますように、長期的に目指す企業像を「Innovative Solution Provider」と定め、社会が直面している課題に対し、当社の革新的な製品や技術によりソリューションを提供することを目指しております。 (2) サステナビリティ全般① ガバナンス 当社は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要」に記載の企業統治の体制を採用しております。この体制において、当社グループの経営に関わる重要事項について、広範囲かつ多様な見地から審議する会議・委員会を設置することで、業務執行や監督機能等の充実を図っており、サステナビリティに関しては、「サステナビリティ推進委員会」を設置しております。 サステナビリティ推進委員会は、グループの取り組みを総合的に把握し、サステナビリティへの貢献を俯瞰的に検証し、社会課題解決への統合的な取り組みを加速させることを目的として、取り巻く状況を踏まえ、課題や取り組みの方向性について審議するとともに、取り組みの具体化に向けて各執行機関に必要な提言を行っております。同委員会では、委員長である社長の下、各事業部門統括役員・コーポレート部門統括役員・海外地域統括会社社長を委員として任命しつつ、さらに、会長、社外取締役・常勤監査等委員もオブザーバーとして参加しております。2025年度は2回開催され、活発な議論が行われました。取締役会の取り組みや実効性評価につきましては、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要 ⑧ 取締役会の活動状況等」をご覧ください。 サステナビリティ推進委員会 体制図(2026年3月31日現在) (関連する他の主要会議・委員会)・経営会議サステナビリティに関連した事項を含む、経営戦略や設備投資等経営に関わる重要事項の審議・レスポンシブル・ケア委員会気候変動など環境関連課題への対応を含む、レスポンシブル・ケアに関する年度方針や中期計画、具体的施策の策定、実績に関する分析及び評価・カーボンニュートラル戦略審議会2050年カーボンニュートラル実現に向けたグランドデザインの立案・審議及び推進・リスク・クライシスマネジメント委員会地震災害や異常気象による風水害、パンデミック、治安悪化等、個別のリスク・クライシスの対処方針等を審議・人権尊重推進委員会グループ全体に向けた人権尊重に関する啓発の実施、バリューチェーン全体における人権尊重のための施策の立案と実行 ② リスク管理 当社では、内部統制委員会を中心とした複数の会議体連携によるリスクマネジメント推進体制のもと、当社グループの各組織がグループ方針に従い、業務遂行上のリスクを適切に管理しております。事業継続のための基盤に関わるリスクについては、内部統制委員会で、リスクの状況を把握したうえでグループ全体に係わる重要なリスクを識別し、リスク主管組織と連携してリスクへの対策を推進するとともに対応状況の把握をしております。経営戦略に関わるリスクと機会のうち、経営上の重要事項に関しては、経営会議で審議しております。また中長期的な環境・社会問題に関する事項については、サステナビリティ推進委員会で審議し、当社グループの経営諸活動が社会や自社のサステナビリティの実現に繋がる提言を行っております。 リスクと機会の詳細は、「第4 提出会社の状況 4 コーポレート・ガバナンスの状況等 (1) コーポレート・ガバナンスの概要 ③ 企業統治に関するその他の事項 (ハ)リスク管理体制の整備の状況」をご覧ください。 リスクマネジメント推進体制図 ③ 戦略 当社は、グループ一丸となって事業を通じた経済・社会・環境に関する課題の“統合的解決”を目指し、「経営として取り組む重要課題」を特定しました。これらは、サステナビリティを推進するための課題を俯瞰的に検証・整理したうえで、経営層の審議と承認を経て特定したものです。 2025年度には、住友化学グループが脈々と受け継いできた、環境への配慮を重視する基本的な取り組み姿勢を守りつつ、Innovative Solution Providerを目指すという経営の長期的な方向性に沿う形で一部見直しを行いました。社会課題解決をリードするイノベーティブなソリューションの提供に向けた「持続的な成長のための重要課題」と、社会から信頼される企業集団であり続けるための前提としての「事業継続のための基盤」で構成しています。「持続的な成長のための重要課題」は、主要取り組み指標(KPI)を設定して、進捗状況の可視化と管理を行っております。 (経営として取り組む重要課題) (経営として取り組む重要課題の特定・見直しプロセス) ④指標及び目標 「持続的な成長のための重要課題」に関しては、各取り組みについて設定した主要取り組み指標(KPI)を活用して進捗状況の可視化と管理を進めるとともに、社内外のステークホルダーとの対話を推進し、取り組みの充実と加速につなげてまいります。各KPIと実績は以下のとおりであります。詳細については、サステナビリティレポート2026(2026年8月末公開予定)をご覧ください。 持続的な成長のための重要課題における主要取り組み指標(KPI)社会課題の解決を通じた価値創造 社会課題の解決をリードするイノベーティブなソリューションの提供/環境保全への貢献と社会への訴求 KPI目標実績2024年度2025年度 Sumika SustainableSolutions(注1)認定製品・技術の売上収益2030年度までに1兆2,000億円を目指す5,543億円5,556億円 Sumika SustainableSolutionsに占めるイノベーティブ製品群(注2)の売上比率2030年度までにSumika SustainableSolutions認定製品・技術の売上収益の内訳として40%を目指す-(注3)31.9%気候変動:グループの温室効果ガス排出量(Scope1+2)(注4)2030年度までに2013年度比50%削減555万トン529万トン資源循環:製造プロセスに使用したプラスチック再生資源の量2030年度までに20万トン/年約11,440トン約14,420トン生物多様性・自然資本:ネイチャーポジティブに向けた取り組み推進状況人と自然が共生する社会の実現-(注5)-(注5)価値創造のための経営基盤の強化 イノベーションの推進 特許資産規模(注6)特許資産規模を高い水準で維持13,582pt13,182ptDXによる競争力強化 生成AI活用率(単体)(注7)今中期中に生成AIの業務での活用率100%38%55% 人材の確保と育成・活用 社員の能力、知識・スキル開発(単体)社員の能力、知識・スキル開発実施率100%-(注8)81.5%自身の成長に関する上司・周囲のサポート状況について一般社員の肯定的受け止め80%以上-(注8)86.3%管理社員(課長職相当)登用者における女性比率(単体)2023~2027年度の5年平均で15%以上14.3%(注9)16.3%(注10)子が出生した男性社員の育児休業もしくは育児関連諸休暇の取得状況(単体)取得率95%以上(注11)かつ取得日数平均50日以上97.5%-(注12)97.9%41.2日 (注) 1気候変動の緩和と適応、資源循環への貢献、自然資本の持続可能な利用の分野で貢献するグループの製品・技術 2食糧・ICT・ヘルスケア・環境の4つのテーマにおいて当社グループが重点的に取り組む課題の解決に貢献するイノベーティブな製品・事業 32025年度から集計を開始しております。 4Scope1:事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)Scope2:工場外からの電力・熱の購入等による間接的な排出 5現時点で国際的に定まった指標がないため、指標については検討中であります。2025年度の取り組み事例等については、「サステナビリティレポート2026」(2026年8月末公開予定)をご覧ください。 6特許分析ツール LexisNexis PatentSight® により、Patent Asset Indexを算出して評価しております。数値は暦年で集計しております。 7週に1回以上、社内向け生成AIサービス「ChatSCC」を使用しているユーザーの比率 82025年度から集計を開始しております。 92023年度~2024年度の管理社員登用者累計における女性比率であります。 102023年度~2025年度の管理社員登用者累計における女性比率であります。 11子が1歳に到達するまでの取得状況に基づいて算出しておりますが、2024年度については年度内の取得率となっております。 122025年度から集計を開始しております。 (3) 気候変動対応 気候変動対応に関連し、当社は、2017年6月にTCFD提言が公表されると同時にその支持を表明しました。同提言の4つの開示推奨項目「ガバナンス」「リスク管理」「戦略」「指標及び目標」に沿った当社グループの気候変動問題への取り組みは以下のとおりであります。 ① ガバナンス 「(1) サステナビリティ全般 ① ガバナンス」に記載の枠組みにおきまして、気候変動については特に以下の体制で対応を行っております。 気候変動対応体制図(2026年3月31日現在) ② リスク管理 当社では、持続的な成長を実現するため、事業目的の達成を阻害する恐れのある様々なリスクを早期発見し、適切に対応していくとともに、リスクが顕在化した際に迅速かつ適切に対処すべく、リスクマネジメントに関わる体制の整備・充実に努めております。気候変動問題は、その発生の可能性と影響度の観点からの評価等を通じて、当社グループの中長期的な主要リスクの一つとして位置付けられており、グループ全体のリスク管理プロセスに統合されております。 (具体的な手順) 国内外のグループ会社を含めた各組織で、顕在化する可能性(頻度)と顕在化した際の財務影響度の観点から個別リスクの評価を行い、社長を委員長とする内部統制委員会にてグループ全体での取り組みが必要な全社重要リスクを審議・特定の上、承認しております。個別リスクの重要度は、「個別リスクの発生可能性×当社グループ事業への財務または戦略面での影響度」により判断されます。このプロセスを踏まえ、気候変動問題に関するリスクと機会を下表のとおり特定しております。 ③ 戦略 当社は、「経営として取り組む重要課題」の一つとして掲げている「環境保全への貢献と社会への訴求」の中に「気候変動」を明記しており、2050年のカーボンニュートラル実現に向けたグランドデザイン(2021年12月策定・公表)に沿った取り組みを進めております。前述のリスク管理のプロセスで特定した気候変動問題に関するリスクと機会に対して、当社グループが排出する温室効果ガス(GHG)をゼロに近づける「責務」と、当社グループの技術・製品を通して社会全体のカーボンニュートラルを推進する「貢献」の両面で取り組みを推進してまいります。 (シナリオ分析) 気候変動に関するシナリオ分析とは、複数のシナリオを考慮した上で、気候変動の影響や気候変動に対応する長期的な政策動向による事業環境の変化を予想し、その変化が自社の事業や経営に与える影響を検討する手法であります。現在、当社では、世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて1.5℃に抑制するために様々な施策がとられるシナリオ、このまま対策を講じず4℃上昇するシナリオについて、「リスク」・「機会」の両面から分析し、当社事業へのインパクトや今後とっていくアクションを検討しております。シナリオ分析の全文については、サステナビリティレポート2025(P.67~68)及びサステナビリティレポート2026(2026年8月末公開予定)をご参照ください。 (カーボンニュートラル実現に向けた投資) 2019年度から、社会全体のカーボンニュートラルの実現に貢献すべく、個別の投資案件についてGHG排出量の増減が見込まれる場合、インターナルカーボンプライス(1トン当たり 10,000円)を反映した経済性指標を算出し、投資判断を実施しております。 (投資規模) カーボンニュートラル関連投資について、2013年度から2030年度にかけて、合計約2,000億円規模の投資を想定しております。 (「責務」に関する具体的な取り組み)エネルギー由来(自家発電燃料)のGHG削減:燃料転換・愛媛地区において、既存の化石燃料に代わってLNGを用いた火力発電所の運転を開始 ・千葉地区において、既存の石油コークス発電設備を廃止し、高効率なガスタービン発電設備の運転を開始 プロセス由来のGHG削減・バイオテクノロジーを駆使した排水処理により、排水処
コーポレート・ガバナンスの概要9,428
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、約400年続く住友の事業精神を継承し、自社の利益のみを追わず事業を通じて広く社会に貢献していくという理念のもと、活力にあふれ社会から信頼される企業風土を醸成し、技術を基盤とした新しい価値の創造に常に挑戦し続けることで、持続的成長を実現していきたいと考えております。その実現に向けて、実効性の高いコーポレート・ガバナンスを実現することが重要であると考え、株主を含め様々なステークホルダーとの協働、意思決定の迅速化、執行に対する適切な監督、コンプライアンス体制及び内部統制システムの充実・強化、ステークホルダーとの積極的な対話を基本とし、次の方針に則って、コーポレート・ガバナンスの強化・充実の取り組みを行っております。・当社は、株主の権利を尊重するとともに、株主の円滑な権利行使を実現するための環境整備並びに株主の実質的な平等性の確保に努めます。・当社は、会社の持続的成長には、株主、従業員、顧客、取引先、債権者、地域社会をはじめとする様々なステークホルダーとの協働が必要不可欠であるとの認識のもと、積極的に企業の社会的責任を果たしていくとともに、社会から信頼される企業風土の醸成に努めます。・当社は、ステークホルダーとの建設的な対話を行うための基盤作りの一環として、信頼性が高く、かつ利用者にとって有用性の高い情報の提供に努めます。・当社の取締役会は、株主に対する受託者責任・説明責任を踏まえ、独立社外取締役の役割を重視しつつ、変化する社会・経済情勢を踏まえた的確な経営方針・事業戦略を示すとともに、業務執行に対する実効性の高い監督を実施する等、取締役会の役割や使命を適切に履行いたします。・当社は、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するため、株主との建設的な対話に努めます。 ②企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由(イ)企業統治の体制 当社は、監査等委員会制度を採用しております。また、重要な意思決定の迅速化、業務執行責任の明確化を図るため、執行役員制度を採用するとともに、経営環境の変化に迅速に対応できる経営体制の構築を図るため、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の任期は1年としております。当社の経営体制は、2026年6月22日(有価証券報告書提出日)現在で取締役(監査等委員である取締役を除く。)9名(いずれも日本人、男性7名・女性2名)、監査等委員である取締役5名(いずれも日本人、男性5名)と執行役員32名(うち取締役兼務者3名。執行役員の内訳は日本人30名・外国人2名、男性30名・女性2名)になります。 なお、2026年6月24日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)9名選任の件」を上程しており、当該議案が承認可決されますと、取締役(監査等委員である取締役を除く。)9名(いずれも日本人、男性6名・女性3名)、監査等委員である取締役5名(いずれも日本人、男性5名)になります。・取締役会 取締役会は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)9名(うち社外取締役4名)、監査等委員である取締役5名(うち社外取締役3名)で構成され、法令または定款及び取締役会規程の定めに則り、取締役にその決定を委任したものを除いて、経営上の重要事項について意思決定するとともに、各取締役の職務の遂行を監視、監督し、それらを通じた経営の透明性・客観性のさらなる向上に努めております。 2026年6月22日(有価証券報告書提出日)現在の取締役会の構成員は、議長は代表取締役会長である岩田圭一(執行役員を兼務しておりません)、他のメンバーは水戸信彰、佐々木啓吾、新沼宏、山口登造、野崎邦夫、大野顕司、(以下、社外取締役)伊藤元重、村木厚子、市川晃、野田由美子、加藤義孝、米田道生及び神村昌通になります。 なお、2026年6月24日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)9名選任の件」を上程しており、当該議案が承認可決されますと、取締役会は引き続き14名(うち社外取締役7名)で構成され、取締役会の構成員は、議長は代表取締役会長である岩田圭一(執行役員を兼務しておりません)、他のメンバーは、水戸信彰、佐々木啓吾、山口登造、坂田信以、野崎邦夫、大野顕司、(以下、社外取締役)村木厚子、市川晃、野田由美子、大橋徹二、加藤義孝、米田道生及び神村昌通になります。・監査等委員会 監査等委員会は、監査等委員である取締役5名(うち社外取締役3名)で構成され、取締役の職務執行を適法性・妥当性の観点から監査することで、当社のコーポレート・ガバナンスの重要な役割を担います。 監査等委員会の構成員は、委員長は常勤監査等委員である大野顕司、他のメンバーは野崎邦夫、(以下、社外取締役)加藤義孝、米田道生及び神村昌通になります。・役員指名委員会・役員報酬委員会 当社は取締役会の下に社外取締役を主要な構成員とする役員指名委員会、役員報酬委員会を設置し、最高経営責任者の選任、取締役(監査等委員である取締役を含む。)候補の指名及び経営陣幹部の選任、並びに取締役及び執行役員の報酬制度、報酬水準等について審議を行い、取締役会へ助言します。また、取締役会からの委任を受け、「経営陣幹部、取締役に対する報酬決定方針」に基づき、経営陣幹部並びに取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別報酬額を決定します。 本報告書提出時点の構成員は以下のとおりであります。(役員指名委員会)委員長は代表取締役会長である岩田圭一、委員は社外取締役である伊藤元重、村木厚子、市川晃、野田由美子、米田道生及び神村昌通、代表取締役社長である水戸信彰であります。(役員報酬委員会)委員長は社外取締役である村木厚子、委員は社外取締役である伊藤元重、市川晃、野田由美子及び加藤義孝、代表取締役会長である岩田圭一、代表取締役社長である水戸信彰であります。当社は、2026年6月24日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役(監査等委員である取締役を除く。)9名選任の件」を上程しており、当該議案が承認可決された後、その後の取締役会において、役員指名委員会及び役員報酬委員会の構成員を以下のとおり決議する予定であります。(役員指名委員会)委員長は代表取締役会長である岩田圭一、委員は社外取締役である村木厚子、市川晃、野田由美子、大橋徹二、米田道生及び神村昌通、代表取締役社長である水戸信彰であります。(役員報酬委員会)委員長は社外取締役である村木厚子、委員は社外取締役である市川晃、野田由美子、大橋徹二及び加藤義孝、代表取締役会長である岩田圭一、代表取締役社長である水戸信彰であります。・経営会議経営会議は、取締役会に上程される議案や報告事項を含め、経営戦略や設備投資等の重要事項を審議する機関であり、経営の意思決定を支えております。構成メンバーは、重要な経営機能を統括もしくは担当する執行役員、常勤監査等委員及び取締役会議長とし、原則として年24回開催されております。 経営会議の2026年6月22日(有価証券報告書提出日)現在の構成員は、岩田圭一、水戸信彰、松井正樹、武内正治、佐々木啓吾、山口登造、荻野耕一、清水正生、片山忠及び常勤監査等委員になります。(議事進行は佐々木啓吾が担当)・その他の委員会等上記以外にも、当社並びに当社グループの経営に関わる重要事項について広範囲かつ多様な見地から審議する社内会議「内部統制委員会」、「サステナビリティ推進委員会」、「レスポンシブル・ケア委員会」、「リスク・クライシスマネジメント委員会」、「コンプライアンス委員会」、「人権尊重推進委員会」(いずれも年1回以上開催)等を設置することで、業務執行、監督機能等の充実を図っております。 (ロ)当該体制を採用する理由 当社は、変化する社会・経済諸情勢の下において、株主の皆様を中心とした様々なステークホルダーの利益に適うようにすることが、コーポレート・ガバナンスの基本であると認識しており、これを実現するため、上記体制を採用しております。今後も、その充実に向け、重要な意思決定の迅速化、執行に対する適切な監督、コンプライアンス体制及び内部統制の充実・強化等に取り組んでいく所存であります。 (ハ)企業統治の体制の模式図 当社の企業統治の体制の模式図は、以下のとおりであります。 ③企業統治に関するその他の事項(イ)内部統制システムの整備の状況 当社では、会社法に定める業務の適正を確保するための体制として、取締役会決議にて「内部統制システムの整備に係る基本方針」を制定しております。 また、社長を委員長、各事業部門及びコーポレート部門を統括・担当する執行役員を委員、常勤監査等委員をオブザーバーとする「内部統制委員会」を年3回開催し、前述の基本方針に基づく諸施策の計画及び実施状況について審議、確認するとともに、取り巻く事業環境の変化に迅速かつ適切に対応していくこと等によって当社グループにおける内部統制システムの不断の充実を図っております。 また、同委員会の実施状況については、開催の都度、監査等委員会に報告した上、取締役会にて報告・審議しております。2025年度は、内部統制システムの整備に係る基本方針に基づく取り組みとして、リスクマネジメント、内部統制報告制度対応、内部監査(方針・計画/実施結果)等を取締役会に報告いたしました。 (ロ)コンプライアンスの体制の整備の状況 当社では、コンプライアンスを企業経営の根幹と位置付け、グループ全体のコンプライアンスを徹底するための体制の確立・運営について、「コンプライアンス委員会」及び地域法務・コンプライアンス統括を設置し、指導・支援を強化しております。また、企業活動における基本的な行動基準を成文化した住友化学企業行動憲章並びにその具体的な方針を定めた企業行動要領を制定し、全役員・従業員に配布しております。不正行為を未然に防止し、また、その可能性を早期に発見し対処するため、「スピークアップ制度」を設け、グループ全体の従業員に対して制度利用の働きかけを強化しております。受領した通報については慎重かつ丁寧な調査対応を行うとともに、対応状況についてコンプライアンス委員会及び監査等委員会にタイムリーな報告を行っております。さらに、全般的かつ個別的なコンプライアンス研修の実施、コンプライアンス推進月間における各部での取り組み、従業員コンプライアンス意識調査等を通じて、具体的なコンプライアンスリスクの低減及び従業員のコンプライアンス意識の向上を図っております。 (ハ)リスク管理体制の整備の状況 当社では、持続的な成長を実現するため、事業目的の達成を阻害する恐れのある様々なリスクを早期発見し適切に対応していくとともに、リスクが顕在化した際に迅速かつ適切に対応すべく、リスクマネジメントに関わる体制の整備・充実に努めております。 当社では、内部統制委員会を中心とした複数の会議体連携によるリスクマネジメント推進体制のもと、当社グループの各組織がグループ方針に従い、業務遂行上のリスクを適切に管理しております。 「内部統制委員会」では、グループ全体のリスクマネジメントに関する方針の立案と方針に基づく各組織の取り組み状況の監督を俯瞰的に行っております。リスク情報の収集・評価等に加え、毎年、グループ全体のリスクマップを作成し、「経営戦略に関わるリスク」及び「事業継続の基盤に関わるリスク」の状況を網羅的に把握するとともに、リスク主管組織と連携し、地震や労働災害、製品事故等、「事業継続の基盤に関わる重要なリスク」への対策をグループ横断的に推進しております。 「経営戦略に関わるリスク」については、当社及びグループ会社の経営戦略や設備投資・投融資をはじめとした経営上の重要事項は「経営会議」で都度審議しております。サステナビリティに関する事項は「サステナビリティ推進委員会」で審議し、中長期的な環境・社会問題に関して、当社グループの経営諸活動が社会と自社のサステナビリティの実現に寄与するよう、グループの各組織に向けて必要な提言を行っております。なお、同委員会には、社外取締役・常勤監査等委員がオブザーバーとして参加しております。 なお、大規模災害(地震・風水害等)やパンデミック、国内外の治安悪化(テロ・暴動・戦争等)、サイバーインシデント、その他重大なリスクの低減及びリスクが顕在化した場合に迅速に対応するため、「リスク・クライシスマネジメント委員会」を設置し、個別のリスク・クライシスの対処方針等を審議しております。 (ニ)責任限定契約の状況当社は、各社外取締役との間で、社外取締役が職務を行うにつき、善意でかつ重大な過失がないときは、会社法第423条第1項に定める社外取締役の当社に対する損害賠償責任について、会社法第425条第1項各号に定める金額の合計額を限度とする、責任限定契約を締結しております。また、2026年6月24日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「定款一部変更の件」を上程しており、当該議案が承認可決されますと、責任限定契約を締結できる役員の範囲は、取締役(業務執行取締役等であるものを除く。)になります。 (ホ)役員等賠償責任保険契約の状況当社は、会社法第430条の3第1項に定める役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、被保険者が法律上負担すべき損害賠償金及び訴訟費用、弁護士報酬、仲裁・和解費用等の争訟費用(株主代表訴訟に敗訴した場合及び会社からの損害賠償請求に係るものを含む)を当該保険契約により填補することとしております。当該保険契約の被保険者は取締役及び執行役員であります。また、被保険者の職務の執行の適正性が損なわれないようにするための措置として、当該保険契約に免責金額に関する定めを設け、一定額に至らない損害については填補の対象としないこととしているほか、犯罪行為や被保険者が法令に違反することを認識しながら行った行為に起因して生じた損害は填補されない等、一定の免責事由を設けております。 ④取締役の定数当社の取締役(監査等委員である取締役を除く。)は10名以内、監査等委員である取締役は5名以内とする旨を定款で定めております。 ⑤取締役の選任の決議要件当社は、取締役の選任決議は、議決権を行使することができる株主の議決
役員の報酬等4,550
(4) 【役員の報酬等】①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項(イ)基本方針1.経営陣幹部(※)及び取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)の報酬は、固定報酬としての「基本報酬」、変動報酬としての「賞与」及び「株式報酬」から構成されるものとします。なお、経営陣幹部以外の執行役員についても同様の構成とします。また、監査等委員である取締役及び社外取締役の報酬は、「基本報酬」のみで構成されるものとします。2.「基本報酬」は、経営陣幹部及び取締役の行動が短期的・部分最適的なものに陥らぬように、職務の遂行に対する基礎的な報酬として、役割や職責に応じた設計とします。3.「賞与」は、毎年の事業計画達成への短期インセンティブを高めるため、当該事業年度の連結業績を強く反映させるとともに、資本効率性も取り入れた設計とします。4.「株式報酬」は、株主との一層の価値共有を推進するとともに、会社の持続的な成長に向けた中長期インセンティブとして機能するよう設計します。5.報酬水準については、当社の事業規模や事業内容、ESG等の非財務的要素も含めた外部評価等を総合的に勘案するとともに、優秀な人材の確保・維持等の観点からの競争力ある水準とします。また、その水準が客観的に適切なものかどうか、外部第三者機関による調査等に基づいて毎年チェックします。6.取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)の報酬構成は、年間連結コア営業利益2,000億円を達成した場合に、固定報酬と変動報酬の割合が概ね2:3、変動報酬における短期インセンティブ(賞与)と中長期インセンティブ(株式報酬)の割合が概ね2:1となるよう設計します。 (※)経営陣幹部「専務執行役員以上の執行役員」及び「社長執行役員の直下で一定の機能を統括する役付執行役員」 (ロ)各報酬要素の仕組み 1.基本報酬基本報酬は、上記(イ)5~6の方針に基づいて、その水準を決定します。基本報酬は各年単位では固定報酬とする一方、「成長」、「収益力」及び「外部からの評価」等の観点から総合的かつ中長期的にみて当社のポジションが変動したと判断しうる場合は、報酬水準を変動させる仕組みを採用します。ポジションの変動を判断する主な指標は、①「成長」の面では売上収益、資産合計、時価総額、②「収益力」の面では当期利益(親会社帰属)、ROE、ROI、D/Eレシオ、③「外部からの評価」の面では信用格付やGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)が選定したESG指数を適用することとします。なお、各人の支給額は、役位別基準額に基づいて決定します。 2.賞与(短期インセンティブ)賞与は、当該事業年度の業績が一定以上となった場合に支給することとし、賞与算出フォーミュラに基づいて決定します(注)。賞与算出フォーミュラに係る業績指標は、財務活動も含めた当該年度の経常的な収益力を賞与額に反映させるため、連結のコア営業利益と金融損益(受取配当金、純利息等)の合算値を適用します。また、算出フォーミュラの係数は、上位の役位ほど大きくなるよう設定します。加えてROIC達成度に応じて賞与額を変動させる仕組みとします。≪賞与算出フォーミュラ≫{連結業績指標(コア営業利益+金融損益(受取配当金、純利息等))× 係数 }× ROIC達成度係数(注)極めて顕著な実績を達成した経営陣幹部(社長執行役員を除く)個人を対象に賞与の特別加算を行うことがある。 3.株式報酬(中長期インセンティブ)株式報酬は、譲渡制限付株式報酬とし、役位別・業績別に定めた額に応じた譲渡制限付株式を毎年定時株主総会後の一定の時期に割り当て、在任中はその保有を義務付けます。また、総報酬に占める株式報酬の割合は、上位の役位ほど大きくなるよう設定します。≪譲渡制限付株式報酬制度の概要≫①譲渡制限期間当社の取締役及び取締役を兼務しない執行役員のいずれの地位をも退任するまでの間②譲渡制限の解除対象者が、任期中、継続して、当社の取締役または取締役を兼務しない執行役員のいずれかの地位にあったことを条件として、割当株式の全部について、譲渡制限期間が満了した時点をもって譲渡制限を解除する。ただし、当該対象者が正当な理由により、任期が満了する前に当社の取締役及び取締役を兼務しない執行役員のいずれの地位をも退任した場合、譲渡制限を解除する割当株式の数及び譲渡制限を解除する時期を、必要に応じて合理的に調整するものとする。③株式没収条件対象者が、法令、社内規程等に重要な点で違反したと認められる場合は、譲渡制限が既に解除されたものも含めて、割当株式はすべて没収する(当社が無償で取得)。 (ハ)役員報酬決定に関する機関と手順当社は、経営陣幹部及び取締役の報酬制度及び報酬水準並びにそれらに付帯関連する事項に関する取締役会の諮問機関として「役員報酬委員会」を設置しています。本委員会は、取締役を構成員(過半数は社外取締役)とし、報酬制度や水準等の決定に際して取締役会に助言することで、その透明性と公正性を一層高めることを目的としています。取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬は、2025年6月20日開催の第144期定時株主総会の決議によって定められた報酬総額の上限額(年額10億円以内(うち社外取締役分は年額1.5億円以内))の範囲内において決定します。また、取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)に対して譲渡制限付株式を付与するために支給する報酬額については、2025年6月20日開催の第144期定時株主総会の決議によって定められた上限額(年額4億円以内)の範囲内において決定します。取締役会は、役員報酬委員会からの助言を踏まえ、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬の決定方法を審議、決定します。なお、経営陣幹部及び取締役(監査等委員である取締役を除く。)の個人別報酬額は、取締役会の授権を受けた役員報酬委員会が、「経営陣幹部、取締役に対する報酬決定方針」に基づき決定します。したがって、取締役会は個別の報酬額の内容が決定方針に沿うものであると判断しております。なお、役員報酬委員会は、代表取締役及び社外取締役で構成し、委員の過半数を社外取締役としております。当事業年度末における役員報酬委員会の体制は下記のとおりであります。委員長 村木 厚子 (社外取締役)委員 伊藤 元重 (社外取締役)委員 市川 晃 (社外取締役)委員 野田 由美子(社外取締役)委員 加藤 義孝 (社外取締役)委員 岩田 圭一 (代表取締役会長)委員 水戸 信彰 (代表取締役社長) 監査等委員である取締役の個人別報酬額は、2025年6月20日開催の第144期定時株主総会の決議によって定められた報酬総額の上限額(年額2億円以内)の範囲内において監査等委員である取締役の協議により決定します。 <役員報酬委員会等の活動内容> 当事業年度における取締役等の報酬等に関する審議及び決定のための委員会等の活動は次のとおりであります。委員会等開催回数活動内容役員報酬委員会4回・役員賞与に関する審議・取締役、経営陣幹部の各人別報酬額の審議、決定・役員報酬の見直しに関する審議取締役会3回・取締役及び監査等委員である取締役の報酬額設定に関する審議・「経営陣幹部、取締役に対する報酬決定方針・手続き」の改訂に関する審議、決定・譲渡制限付株式の付与に関する審議、決定 ②役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分員数(名)報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)基本報酬(固定報酬)賞与(業績連動報酬)株式報酬(非金銭報酬)取締役(監査等委員を除く)(うち社外取締役)13(5)661(76)389(76)171(-)101(-)取締役(監査等委員)(うち社外取締役)5(3)113(46)113(46)--監査役(うち社外監査役)5(3)30(11)30(11)--合計23805533171101 (注) 1 監査役に対する支給額は監査等委員会設置会社移行前の期間に係るものであり、取締役(監査等委員)に対する支給額は監査等委員会設置会社移行後の期間に係るものであります。2 上記の人数及び報酬等の額には、当期中に退任した取締役4名と監査役5名を含んでおります。3 取締役(監査等委員である取締役を除く。)の金銭報酬の額は、2025年6月20日開催の第144期定時株主総会において年額10億円以内(うち、社外取締役分は年額1億5,000万円以内)と決議しております。当該定時株主総会終結時点の取締役(監査等委員である取締役を除く。)の員数は9名(うち、社外取締役4名)です。監査等委員会設置会社に移行する前の取締役の金銭報酬の額は、2006年6月23日開催の第125期定時株主総会において年額10億円以内と決議しており、当該定時株主総会終結時点の取締役の員数は10名です。 また、当該金銭報酬とは別枠で、2025年6月20日開催の第144期定時株主総会において、取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)を対象とする譲渡制限付株式を付与するために支給する報酬額を年額4億円以内と決議しております。当該定時株主総会終結時点の取締役(監査等委員である取締役及び社外取締役を除く。)の員数は5名です。監査等委員会設置会社に移行する前の取締役(社外取締役を除く。)を対象とする譲渡制限付株式を付与するために支給する報酬額は、2022年6月23日開催の第141期定時株主総会において、年額4億円以内と決議しており、当該定時株主総会終結時点の取締役(社外取締役を除く。)の員数は8名です。 監査等委員である取締役の報酬額は、2025年6月20日開催の第144期定時株主総会において年額2億円以内と決議しております。当該定時株主総会終結時点の監査等委員である取締役の員数は5名です。監査等委員会設置会社に移行する前の監査役の報酬額は、2006年6月23日開催の第125期定時株主総会において年額1億5,000万円以内と決議しており、当該定時株主総会終結時点の監査役の員数は5名です。4 業績連動報酬について、当事業年度における連結業績指標の実績値は1,480億円、ROICは5.6%であります。(当社は目標に対する達成度合によって賞与を決定する方式は採用しておりません。)5 株式報酬(非金銭報酬)は、譲渡制限付株式報酬として当事業年度に費用計上した額を記載しております。③役員ごとの連結報酬等の総額等氏名連結報酬等の総額(百万円)役員区分会社区分連結報酬等の種類別の額(百万円)基本報酬(固定報酬)賞与(業績連動報酬)株式報酬(非金銭報酬)岩田 圭一157取締役提出会社834727水戸 信彰136取締役提出会社624727新沼 宏104取締役提出会社573314 (注) 連結報酬等の総額が1億円以上である者に限定して記載しております。
従業員の状況3,429
(2) 【従業員の状況】Ⅰ 連結会社の状況2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)アグロ&ライフソリューション7,016(695)ICT&モビリティソリューション9,563(666)アドバンストメディカルソリューション2,161(231)エッセンシャル&グリーンマテリアルズ3,030(323)住友ファーマ3,112(147)その他1,305(239)全社共通1,304(80)合計27,491(2,381) (注) 1 従業員には、嘱託、パートタイマー、派遣社員、連結会社外への出向者は含んでおりません。 2 従業員数欄の(外数)には、臨時従業員(嘱託、パートタイマー)の年間平均雇用人員を記載しております。 Ⅱ 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)6,465(422)42.416.79,585,19517.1 セグメントの名称従業員数(人)アグロ&ライフソリューション1,445(85)ICT&モビリティソリューション1,862(145)アドバンストメディカルソリューション648(51)エッセンシャル&グリーンマテリアルズ1,374(62)全社共通1,136(79)合計6,465(422) (注) 1 従業員数には、嘱託、パートタイマー、派遣社員、他の法人等への出向者は含んでおりません。 2 従業員数欄の(外数)には、臨時従業員(嘱託、パートタイマー)の年間平均雇用人員を記載しております。 3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 Ⅲ 労働組合の状況当社には、住友化学労働組合があり、その結成以来、終始よくその統制を保ちつつ今日まで健全に発展し、組合員の経済的地位の向上と企業の発展に寄与してきました。2026年3月31日現在の上記従業員数に含まれる組合加入人員は4,545人であります。 Ⅳ 多様性に関する指標当連結会計年度の多様性に関する指標は、以下のとおりであります。① 女性活躍推進法、育児・介護休業法に基づく開示(提出会社)会社名管理職に占める女性労働者の割合(%)男性の育児休業等取得率(%)男女の賃金差異(%)(注3)全労働者うち正規雇用労働者うちパートタイマー・有期労働者住友化学㈱9.2(注1)101.1(注2)77.278.073.7 (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)(以下「女性活躍推進法」という。)の規定に基づき算出したものであります。 2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)(以下「育児・介護休業法」という。)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。 3 男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しております。賃金制度は従事する役割(職務)の大きさに基づく制度としており、従事する役割(職務)レベルが同一の場合の基準賃金に男女間の差はありません。平均年間賃金の差異が生じている要因は以下のとおりであります。〈正規雇用労働者〉女性の方が管理職の割合が少ないことや、労働時間短縮措置適用者や産休・育休等の休業者は女性が多く、基準賃金控除額や時間外手当支給額等に差が生じていることが主な要因であります。また、製造職場に勤務する女性が少なく、交替勤務手当等の手当支給額に差が生じることも影響しております。〈パートタイマー・有期労働者〉最も人数が多い定年退職後再雇用者の賃金は退職時の基準賃金をもとに設定していることから、女性管理職比率が差異に影響していることが主要因であります。 (連結子会社)常用労働者がいない会社等を除く、国内の連結子会社を記載しております。会社名管理職に占める女性労働者の割合(%)男性の育児休業等取得率(%)(注2)男女の賃金差異(%)(注3)全労働者うち正規雇用労働者うちパートタイマー・有期労働者㈱イージーエス2.487.559.875.358.0広栄化学㈱8.080.081.181.832.0住化アグリテック㈱2.6100.052.872.943.6住化アッセンブリーテクノ㈱0.0100.065.266.161.6住化テクノサービス㈱19.2100.066.578.472.3㈱住化分析センター16.787.577.083.755.0住化ロジスティクス㈱0.0111.8(注1)67.876.950.0住友ファーマ㈱15.4100.082.984.743.5田岡化学工業㈱11.7100.081.883.174.0㈱田中化学研究所6.7100.077.777.785.6アイアグリ㈱14.2100.0---SMPビジネスパートナーズ㈱9.1----大分ゼネラルサービス㈱5.9----㈱サンリッツ0.0100.0---㈱シアテック0.0100.0--- 会社名管理職に占める女性労働者の割合(%)男性の育児休業等取得率(%)(注2)男女の賃金差異(%)(注3)全労働者うち正規雇用労働者うちパートタイマー・有期労働者住化アグロ製造㈱5.0100.0---住化エンバイロメンタルサイエンス㈱14.0100.0---住化加工紙㈱0.00.0---住化ポリカーボネート㈱7.7100.0---住共エンジニアリング㈱0.0100.0(注1)---住友共同電力㈱0.0100.0(注1)---㈱セラテック0.0100.0---千葉ゼネラルサービス㈱0.0----朝日化学工業㈱0.0100.0---S-RACMO㈱0.0----大阪ゼネラルサービス㈱0.0----川崎バイオマス発電㈱0.0-(注1)---住化アクリル販売㈱0.0----住化アルケム㈱0.0-(注1)---㈱住化技術情報センター72.7----㈱住化パートナーズ66.7100.0(注1)---住化不動産㈱16.7-(注1)---住化プラステック㈱16.7100.0---㈱住化HRサービス0.0----㈱住共クリエイトサービスセンター0.0-(注1)---住友ファーマプロモ㈱14.3----㈱田岡化学分析センター0.0----新居浜コールセンター㈱0.0----レインボー薬品㈱28.6---- (注) 1 育児・介護休業法の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等及び育児目的休暇の取得割合を算出したものであります。当該注記が付されていない連結子会社については同規則第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 2 対象者(当連結会計年度中に、男性労働者であって、配偶者が出産したもの)がいない場合は「-」と記載しております。 3 男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しております。女性活躍推進法及び育児・介護休業法に基づく情報公表を行っていない指標については「-」と記載しております。男女間の賃金差が生じて
関係会社の状況5,222
4 【関係会社の状況】(1) 子会社会社名住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容スミトモ ケミカル ブラジル インダストリア キミカ S.A.ブラジル連邦共和国セアラー州千レアル3,125,762 農薬、生活環境関連製品の開発・普及・販売、及び農薬の製造100.00①役員の兼任等兼任4 出向1②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。③資金援助当社は同社に債務保証を行っております。スミトモ ケミカル アメリカ インコーポレーテッド米国ニューヨーク州ニューヨーク市千米ドル690,092米国における関係会社に対する投資並びに化学製品の販売100.00①役員の兼任等兼任1②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。③資金援助当社は同社から資金を借り入れております。スミトモ バイオラショナルカンパニー LLC米国イリノイ州リバティービル千米ドル409,574北米地域における関係会社に対する間接業務の提供100.00(100.00)①役員の兼任等兼任4 出向1②資金援助当社は同社に資金の貸付を行っております。 ベーラント バイオサイエンスLLC米国イリノイ州リバティービル千米ドル268,972バイオラショナルの研究・開発・製造・販売100.00(100.00)①役員の兼任等兼任4 出向2ベーラント U.S.A. LLC米国カリフォルニア州サン・ラモン千米ドル81,691 農薬等の開発・販売100.00(100.00) ①役員の兼任等兼任4 出向2②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。スミカ ポリマーズ アメリカ コーポレーション米国ニューヨーク州ニューヨーク市千米ドル222,544―100.00(100.00)①役員の兼任等兼任1 CDT ホールディングス リミテッド英国ケンブリッジシャー千ポンド187,511ケンブリッジ ディスプレイ テクノロジー リミテッドに対する投資100.00 ①役員の兼任等兼任3ケンブリッジ ディスプレイ テクノロジー リミテッド英国ケンブリッジシャー千ポンド183,716高分子有機EL材料及びデバイスの研究開発・ライセンス100.00(100.00)①役員の兼任等兼任3東友ファインケム㈱大韓民国ピョンタク市百万ウォン293,227半導体・ディスプレイ用プロセスケミカル、フォトレジスト、光学機能性フィルム及びタッチセンサーパネル等の製造・販売100.00 ①役員の兼任等兼任2 出向1②営業上の取引当社は同社に製品を販売するとともに技術供与を行っております。また、当社は同社から製品を購入しております。③資金援助当社は同社から資金を借入れております。また、当社は同社に債務保証を行っております。 スミカ セミコンダクター マテリアルズ テキサス インコーポレーテッド米国テキサス州ヒューストン千米ドル130,000半導体用プロセスケミカルの製造・販売100.00(80.00)①役員の兼任等兼任2②資金援助当社は同社から資金を借入れております。また、当社は同社に債務保証を行っております。 会社名住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容SSLM㈱大韓民国テグ市百万ウォン280,000耐熱セパレータの製造・販売100.00①役員の兼任等兼任2②営業上の取引当社は同社に製品を販売するとともに技術供与を行っております。 ③資金援助当社は同社に債務保証を行っております。日本シンガポール石油化学㈱東京都中央区百万円23,877PCS(プライベート)リミテッドに対する投資79.67①役員の兼任等兼任4住友ファーマ㈱大阪市中央区百万円22,400医療用医薬品の製造・販売51.81①役員の兼任等兼任1②営業上の取引当社は同社に製品を販売するとともに用役を供給しております。 ③設備の賃貸借当社は同社に工場用地を賃貸しております。 ④資金援助当社は同社に債務保証を行っております。スミトモ ファーマ アメリカインコーポレーテッド米国マサチューセッツ州マールボロ千米ドル2,829,359医療用医薬品の製造・販売100.00(100.00)①役員の兼任等無スミトモ ファーマ スイスGmbHスイス連邦バーゼル千米ドル1,015,332医療用医薬品の製造・販売100.00(100.00)①役員の兼任等無ユーロバント サイエンシズGmbHスイス連邦バーゼル千米ドル1,198,609医療用医薬品の研究・開発100.00(100.00)①役員の兼任等無住化電子材料科技(無錫)有限公司中華人民共和国江蘇省無錫市千人民元1,276,517光学機能性フィルムの加工・販売100.00(10.00)①役員の兼任等兼任3 出向1②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。住華科技股份有限公司台湾台南市百万台湾ドル4,417光学機能性フィルム、スパッタリングターゲットの製造・販売、カラーレジストの研究開発・販売、及びフォトレジスト等の販売84.96①役員の兼任等兼任2②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。また、当社は同社から製品を購入しております。③資金援助 当社は同社から資金を借入れております。スミトモ ケミカル アジア プライベート リミテッドシンガポール共和国千米ドル150,565石油化学製品等の製造・販売並びに東南アジア・インド・オセアニア地域における住友化学グループの統括100.00①役員の兼任等兼任4 出向1②営業上の取引当社は同社に製品を販売するとともに同社の関係会社に技術供与を行っております。また、当社は同社から製品を購入しております。③資金援助当社は同社に資金の貸付を行っております。また、当社は同社に債務保証を行っております。 会社名住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容ザ ポリオレフィン カンパニー(シンガポール)プライベートリミテッドシンガポール共和国千米ドル51,690低密度ポリエチレン及びポリプロピレンの製造・販売70.00(70.00)①役員の兼任等兼任1 出向2②営業上の取引当社は同社に製品を販売するとともに技術供与を行っております。スミトモ ケミカル チリ S.A.チリ共和国サンティアゴ千米ドル80,388農薬の販売等100.00①役員の兼任等兼任1②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。 ㈱田中化学研究所福井県福井市百万円9,155二次電池用正極材料の製造・販売100.00①役員の兼任等兼任1 出向1スミトモ ケミカル インディアリミテッドインド共和国ムンバイ千ルピー2,745,881農薬、生活環境関連製品の開発・普及・販売、及び農薬の製造75.00①役員の兼任等兼任2②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。また、当社は同社から製品を購入しております。広栄化学㈱東京都中央区百万円2,343医農薬関連化学品及び機能性化学品の製造・販売55.95(0.04)①役員の兼任等兼任1②営業上の取引当社は同社に原材料、用役を供給しております。また、当社は同社から製品を購入しております。③設備の賃貸借当社は同社に工場用地を賃貸しております。田岡化学工業㈱大阪市淀川区百万円1,572精密化学品、機能材及び樹脂添加剤の製造・販売50.91(0.29)①役員の兼任等兼任1②営業上の取引当社は同社から製品を購入しております。③設備の賃貸借当社は同社に工場用地を賃貸しております。その他154社――――― (注)1 「議決権の所有割合」欄の(内数)は間接所有を示しております。2 上記会社のうち、スミトモ ケミカル ブラジル インダストリア キミカ S.A.、スミトモ ケミカル アメリカ インコーポレーテッド、スミトモ バイオラショナル カンパニー LLC、ベーラント バイオサイエンス LLC、ベーラント U.S.A. LLC、スミカ ポリマーズ アメリカ コーポレーション、CDT ホールディングス リミテッド、ケンブリッジ ディスプレイ テクノロジー リミテッド、東友ファインケム㈱、スミカ セミコンダクター マテリアルズ テキサス インコーポレーテッド、SSLM㈱、日本シンガポール石油化学㈱、住友ファーマ㈱、スミトモ ファーマ アメリカ インコーポレーテッド、スミトモ ファーマ スイス GmbH、ユーロバント サイエンシズ GmbH、住化電子材料科技(無錫)有限公司、住華科技股份有限公司、スミトモ ケミカル アジア プライベート リミテッド、ザ ポリオレフィン カンパニー(シンガポール)プライベート リミテッド、スミトモ ケミカル チリ S.A.及び㈱田中化学研究所が特定子会社に該当しております。3 上記会社のうち、住友ファーマ㈱、広栄化学㈱及び田岡化学工業㈱は有価証券報告書提出会社であります。4 スミトモ ケミカル アメリカ インコーポレーテッド、スミトモ バイオラショナル カンパニー LLC、ベーラント バイオサイエンス LLC、ベーラント U.S.A. LLC、CDT ホールディングス リミテッド、ケンブリッジ ディスプレイ テクノロジー リミテッド、スミカ セミコンダクター マテリアルズ テキサス インコーポレーテッド、スミトモ ファーマ アメリカ インコーポレーテッド、スミトモ ファーマ スイス GmbH及びユーロバント サイエンシズ GmbHの資本金については、払込資本を記載しております。5 スミカ ポリマーズ アメリカ コーポレーションは、解散したフィリップス スミカ ポリプロピレン カンパニーに対する投資を行っておりました。6 前連結会計年度記載のスミトモ ファーマ UK ホールディングス リミテッドは清算したため、重要な子会社から除外いたしました。 7 前連結会計年度記載の旭友電子材料科技(無錫)有限公司は2025年4月に同社の全持分を譲渡したため、重要な子会社から除外いたしました。8 当連結会計年度において、ベーラント ノースアメリカ LLCはスミトモ バイオラショナル カンパニー LLCに商号を変更いたしました。また、2026年4月1日付でスミトモ バイオラショナル カンパニー LLCはベーラント バイオサイエンス LLCに合併され消滅し、ベーラント バイオサイエンス LLCはスミトモ バイオラショナル カンパニー LLCに商号を変更しております。9 スミトモ ファーマ アメリカ インコーポレーテッドについては、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等 (1) 売上収益 306,987 百万円 (2) 営業利益 10,674 (3) 当期利益 11,344 (4) 資本合計 △26,560 (5) 資産合計 219,06610 「第1 企業の概況 4 関係会社の状況」はIFRSの開示要請に基づくものが含まれております。また、IFRSにより要求されている、関連するその他開示項目は「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 37.重要な子会社」に記載のとおりであります。 (2) 関連会社等会社名住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容ラービグ リファイニング アンド ペトロケミカル カンパニーサウジアラビア王国ラービグ千サウジリアル21,973,650石油製品及び石油化学製品の製造・販売15.00①役員の兼任等兼任1②営業上の取引当社は同社に技術供与を行うとともに原材料を供給しております。③資金援助当社は同社の借入金に対し担保資産を提供するとともに同社に債務保証を行っております。PCS(プライベート)リミテッドシンガポール共和国千米ドル161,546エチレン及びプロピレン等の製造・販売50.00(50.00)①役員の兼任等兼任2 出向1住友精化㈱大阪市中央区百万円9,742化学製品等の製造・販売33.38 (0.08)①役員の兼任等無②営業上の取引当社は同社に製品を販売しております。その他32社――――― (注) 1 「議決権の所有割合」欄の(内数)は間接所有を示しております。2 上記会社のうち、住友精化㈱は有価証券報告書提出会社であります。3 関連会社等には、ジョイント・ベンチャー(共同支配企業)及びジョイント・オペレーション(共同支配事業)を含んでおります。4 前連結会計年度記載のシェブロン フィリップス シンガポール ケミカルズ (プライベート)リミテッドは同社の全株式を譲渡したため、持分法適用会社から除外いたしました。
配当政策428
3 【配当政策】当社は、剰余金の配当の決定にあたり、株主還元を経営上の最重要課題の一つと考え、各期の業績、配当性向並びに将来の事業展開に必要な内部留保の水準等を総合的に勘案し、安定的な配当を継続することを基本としております。また、当社は中長期的には配当性向30%程度を安定して達成することを目指しております。内部留保につきましては、重点事業の競争力強化や海外事業の拡充を図るため、設備投資、投融資等に充当し、これにより収益力の向上に努めてまいります。配当時期につきましては中間及び期末の年2回を基本とし、株主の皆様への利益配当をはじめとした剰余金の配当等を機動的に実施するため、定款により剰余金の配当等の決定機関を取締役会としております。 (注) 基準日が当事業年度に属する取締役会決議による剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年11月4日9,82462026年5月14日12,3867.5
研究開発活動9,979
6 【研究開発活動】 当社グループ(当社及び連結子会社)は、事業拡大と収益向上に寄与すべく、独自の優位性ある技術の確立を基本方針とし、各社が独自に研究開発活動を行っているほか、当社グループ全体としての効率性を念頭に置きながら、互いの研究開発部門が密接に連携して共同研究や研究開発業務の受委託等を積極的に推進しております。 当連結会計年度においては、2025年度から2027年度までの中期経営計画に従い、前期中期経営計画から引き続き、食糧、ICT、ヘルスケア、環境の4分野に研究資源を重点投入するとともに、異分野技術融合による新規事業の芽の発掘とその育成に取り組んでまいりました。 これに基づき、当連結会計年度に計上された研究開発費は、前連結会計年度に比べ5億円減少し、1,447億円となりました。 セグメントごとの研究開発活動を示すと次のとおりであります。 アグロ&ライフソリューション分野では、世界の食糧増産、健康・衛生や環境の改善といった課題解決を通じてサステナブルな社会の実現に貢献するため、環境負荷低減効果を重視した技術による新製品やアプリケーション、競争力のある製造プロセスの開発を加速化し、コア事業のさらなる強化と周辺事業の拡大に取り組んでおります。 当連結会計年度において、国内農業関連事業については、「ピリダクロメチル」及びイミノクタジンアルベシル酸塩を含有する殺菌剤「フセキワイドフロアブル」を上市いたしました。「ピリダクロメチル」は、当社が独自に開発した新規作用性を有する有効成分であり、イミノクタジンアルベシル酸塩は、耐性菌発生リスクが低く、長年の実績を有する化合物です。この2つの有効成分の組み合わせにより、「フセキワイドフロアブル」はうどんこ病に加え、トマトの葉かび病・すすかび病、なすのすすかび病防除の基幹剤として長く安定的に使用することが可能であります。また、近年上市しました殺虫剤「アレス」、殺菌剤「カナメ/モンガレス」についても、新製品の開発を進めております。さらに、省力化・環境負荷低減技術の開発やDXの活用を通じて農業生産者への革新的なソリューションの提供を拡大すべく、農薬、肥料、コメ事業の製品ポートフォリオ拡充及び付随するサービスに関する研究開発を進めております。特に、DXの活用では、当社が運営する「農業でつながろう」をテーマとしたデジタルプラットフォーム「つなあぐ」を起点にデジタル技術を駆使して、農業関係者の課題解決に貢献するソリューションの開発に継続的に取り組んでおり、病害虫発生情報アプリ「むしきんコール」の新規公開、青果市況情報アプリ「YAOYASAN」の新機能「市況分析」の追加を行いました。海外農業関連事業においては、2024年にアルゼンチンにおいて世界で初めて上市いたしました「ラピディシル」を含む除草剤「エンペラ」の販売拡大及び、主要市場での登録取得に取り組んでおります。「ラピディシル」は、当社が独自に開発した除草剤有効成分で、速効性があり、幅広い広葉雑草やイネ科雑草に対して高い効果を発揮することから、リジェネラティブ(再生可能)農業の一つとして注目される不耕起栽培に適した性能を有しており、土壌保全と二酸化炭素排出量の削減によるカーボンニュートラルへの貢献が期待できます。こうした特長やグローバル市場での高い事業成長性が評価され、「ラピディシル」は2025年日経優秀製品・サービス賞 グローバル部門賞を受賞しました。また、有効成分「インディフリン」を含有する殺菌剤「エクスカリアマックス」をインドで初めて上市し、当社新規殺菌剤「パベクト」は欧州及び南米市場向けに鋭意開発を進めております。これら「ラピディシル」「インディフリン」「パべクト」はいずれもブロックバスターとなる有効成分と位置付けております。コルテバ・アグリサイエンス社との種子処理技術の開発、商業化プロジェクトにも引き続き取り組んでおります。 さらに、当社が戦略的分野と位置付けているバイオラショナル事業では、有効成分「ACC」含有する植物成長調整剤「アクシード」を南アフリカとメキシコで上市いたしました。また、バイオラショナル事業のさらなる強化・成長を目的として、2026年4月1日付で当社の米国組織体制を再編し、スミトモ バイオラショナル カンパニー LLCへと統合いたしました。スミトモ バイオラショナル カンパニー LLCは、当社バイオラショナルのイノベーションを推進する中核拠点として、グローバルに総合的かつ持続可能なソリューションを提供してまいります。当社は、化学農薬、バイオラショナルの強固な基盤をもとにリジェネラティブ農業への貢献を追求いたします。 生活環境事業については、重点強化領域の市場セグメントにおける新製品の開発と製品群の拡充を推進しております。引き続き強い市場ニーズのある天然物由来製品を強化すべく、2024年度に米国での登録を取得した新規ボタニカル有効成分「ベラトリン」の適用拡大に取り組んでおります。「ベラトリン」はユリ科の植物サバジラの種子からの抽出物で、幅広い害虫への作用が期待されます。また、近年米国で上市したハチ用エアゾールの「オンスロート パワーショット」の拡販を進めるとともに、さらなる新製品の開発に取り組んでおります。熱帯感染症対策資材分野では、長期残効性蚊帳、室内残留散布剤、蚊の発生源対策として幼虫防除用製品の普及を引き続き進めていくことに加え、抵抗性を持つ蚊に効果のある新規空間散布剤の開発普及を通じて、熱帯感染症を媒介する蚊に対する総合的な防除に取り組んでおります。また、抗菌・防カビ・アレル物質低減分野において製品の拡充を進め、抗バイオフィルム製品の開発にも取り組んでおります。 アニマルニュートリション事業については、飼料添加物メチオニンのプロセス改善等の合理化に加え、グローバルな販売ネットワークやロジスティクスに強みを持つ伊藤忠商事株式会社との販売業務提携を拡大し、同事業の競争力強化に取り組んでおります。また、機能性飼料添加物分野における製品ラインナップ拡充のため、飼料効率の改善と安心・安全な畜産物生産に貢献できる新規製品の開発も進めております。さらに、近年問題となっている家畜排泄物由来の温室効果ガス(GHG)の低減を目的として、国内研究機関等との共同研究プロジェクトに参画し、引き続きメチオニンを活用したアミノ酸バランス改善飼料の技術普及を推進しております。 なお、アグロ&ライフソリューションセグメントにおける当連結会計年度の研究開発費は316億円であります。 ICT&モビリティソリューション分野では、グローバルな技術・研究開発能力を結集し、AI時代の先端技術進化を支える新製品の開発に積極的に取り組み、高成長・高収益を目指してまいります。 当連結会計年度において、半導体分野においては、生成AIの普及と進化に伴う技術革新や投資拡大によって生じる新たな市場に対応すべく、研究開発リソースを重点的に投入しております。前工程用材料では、半導体集積度向上という命題に対し、微細加工分野において、EUV(極端紫外線)光源向けフォトレジストの開発を推進しております。従来の化学増幅タイプの実績を積み上げるとともに、次世代向けに当社独自の有機分子レジストによる性能向上にも戦略的に取り組んでおります。液浸ArFレジストについては、開発体制強化に向けた戦略投資を機動的に実行し、製品ラインナップの拡充を図ることで、先端レジスト分野におけるプレゼンスを一段と向上させてまいります。また、洗浄工程で使用される高純度ケミカルでは、プロセス・分析技術の高度化によってpptオーダーの不純物管理を含む品位向上を実現し、最先端半導体プロセスでの採用に向けた取り組みを着実に進展させております。一方、技術転換期にある後工程用材料については、多層配線用厚膜レジストや特殊プロセス向け洗浄剤などで実績を積み重ねるとともに、ラインナップ強化を通じて採用拡大を図っております。韓国をはじめとした海外拠点とのグローバルな連携により研究開発体制を一層強化し、次世代材料の開発・事業化を加速してまいります。 さらに、化合物半導体製造技術を基盤に、今後大きな成長が期待されている次世代パワー半導体用の大口径GaN(窒化ガリウム)基板について品位のさらなる向上に取り組むとともに、データセンターの爆発的な普及に伴って重要度を増している光通信用InP(インジウムリン)エピウェハの開発も推進してまいります。また、世界に先駆けて量産を開始した超微粒αアルミナについて、次世代半導体用の研磨材用途としての展開に加え、CPU/GPUの安定動作を確保するうえで重要となる放熱材料や、高強度・耐薬品性・透光性が求められる半導体製造装置用部材への応用開発も進めております。加えて、生成AI関連需要を背景に高まるデバイスの微細化・薄肉化及び高速伝送化の要求に応えるべく、スーパーエンジニアリングプラスチックである液晶ポリマー(LCP)のグレード開発にも精力的に取り組んでおります。 ディスプレイ分野においては、主にモバイル用途のOLEDディスプレイに対し、当社独自のキーコンポーネントである液晶塗布型位相差フィルムや液晶塗布型偏光子を用いた、薄型で耐久性や折り曲げ特性に優れた偏光フィルムを積極的に拡販しております。併せて、自動車の技術革新に伴って拡大する車載用ディスプレイ市場に向けて、次世代の高耐久・広視野角偏光フィルムの開発も強化しております。加えて、フォルダブルスマートフォンや超高精細OLEDディスプレイ等次世代ディスプレイ向けの低温硬化カラーレジストについても、市場展開を推進しております。引き続き、多様化が進むディスプレイ市場に対応する新規機能性フィルムや各種高機能材料の開発・事業化を加速してまいります。 成長著しいモビリティ及び高速通信分野においては、EVやHEVなどで求められる高い信頼性要求に対応し、液晶ポリマー(LCP)のグレード開発を強化するとともに、リチウムイオン二次電池用各種部材についても、性能向上の要請や需要拡大に応えるべく開発を推進しております。耐熱セパレータでは、性能向上とコスト削減を両立させる技術開発が進展し、当該技術の採用が拡大しております。2026年度からは、韓国SSLM社へ当該製品の製造及び関連機能を集約し、日本は次世代に向けた革新的材料の研究開発に集中する体制へ移行いたします。京都大学産学共同研究講座「固体型電池システムデザイン」では、新規固体電解質の実用化に向けた材料開発を進めており、日韓の役割分担と連携を通じて、電池材料の競争力を一段と高めてまいります。併せて、高速・大容量通信、省エネ、自動運転等の技術を支える高周波デバイス用各種エピウェハの設計開発にも力を入れるとともに、IoTや大容量・高速通信のニーズの拡大に応えるフィルムアンテナの開発と市場開拓も戦略的に進めております。 これらに加えて、培った材料や技術のライフ&ヘルスケア分野への展開も行っております。機能樹脂材料においては、ポリエーテルスルホン(PES)の、高機能膜向けの材料開発を積極的に進めるとともに、食器などの生活関連資材や医療関連資材への用途開拓にも力を入れております。また、世界初の固体ポリマー型温度調節材料を用いた繊維開発に成功し、接触・持続冷感性や持続温感性を活かした、温度調節が求められる衣服への実用化に取り組んでおります。無機材料においては、今後の市場拡大が見込まれる人工関節や歯科材料を対象に、超微粒αアルミナを活用したユーザーとの共創を積極的に進めております。 蓄積した事業ノウハウ・ネットワークを活かして、今後の成長が期待されるサーマルマネジメント分野などの新事業領域にも挑戦してまいります。革新的かつ高機能な製品の開発を通じて、ポートフォリオの高度化と価値創出に向けた取組みを一層強化いたします。 なお、ICT&モビリティソリューションセグメントにおける当連結会計年度の研究開発費は334億円であります。 アドバンストメディカルソリューション分野では、「高度な製造・管理・分析技術を駆使したソリューションの提供を通じ“化学とバイオの力”で世界中の人々の健康と未来を支える」ことをビジョンに据えて活動に取り組んでおります。このビジョンのもと、オーガニックな事業成長を推進するとともに先端医薬領域における飛躍的成長戦略を具体化し新たな当社事業の柱の一つとすべく、長期的な育成に取り組んでおります。 当連結会計年度において、高度化低分子CDMO事業については、当社の高度な有機合成技術を駆使した新薬の受託製造品目の拡充、ジェネリック原薬の製法開発、及び新規製造技術の開発に取り組んでおります。有望な複数の開発品・新製品に対して商業生産へ向けた準備を進めており、引き続き製販研一体で一層の事業拡大を追求いたします。 医療用オリゴ核酸CDMO事業については、当社が強みとする高純度な長鎖RNAのニーズが拡大しており、生産・出荷が本格化しております。2025年4月には米国マサチューセッツ州マールボロにCRO拠点を設立し、顧客が集中する米国への対応強化を進めております。今後、当該拠点から顧客要望に応じた長鎖RNAのサンプルを調製し提供することにより、コミュニケーションを密に取りながら顧客ニーズにスピーディに対応してまいります。 再生・細胞医薬CDMO事業については、S-RACMO株式会社が、2024年度にオリヅルセラピューティクス株式会社と共同で採択された国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の公募課題「再生・細胞医療・遺伝子治療産業化促進事業」に基づき製造プロセス開発を推し進めております。さらに当連結会計年度では、当該AMED公募課題の2025年度事業に当社連結子会社である株式会社RACTHERAと共同で採択され、ゲノム編集iPS細胞及び高機能網膜シートの製造プロセス開発を進めております。2025年7月に竣工した再生・細胞医薬製造第3棟「CRAFT」も活用し、顧客の再生・細胞医薬品の開発・商業化に貢献してまいります。 なお、アドバンストメディカルソリューションセグメントにおける当連結会計年度の研究開発費は38億円であります。 エッセンシャル&グリーンマテリアルズ分野では、炭素循環技術の社会実装、ライセンス技術の競争力強化、新規技術の創出及びサステナブル製品の市場投入を重点課題としておりま
主要な設備の状況4,438
2 【主要な設備の状況】 当社グループ(当社及び連結子会社)における主要な設備は、以下のとおりであります。(1) 提出会社2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)使用権資産その他合計愛媛工場(愛媛県新居浜市)エッセンシャル&グリーンマテリアルズ等エッセンシャル&グリーンマテリアルズ等の製造設備等25,72228,09919,831(3,394) [68]1,9705,72581,3471,104大江工場(愛媛県新居浜市)ICT&モビリティソリューションICT&モビリティソリューションの製造設備等2,9515,5831,107(474)-6,99416,634264千葉工場(千葉県市原市)エッセンシャル&グリーンマテリアルズ等エッセンシャル&グリーンマテリアルズ等の製造設備等16,7146,64410,167(2,299) [20]2745,12338,9231,115大阪工場(大阪市此花区)ICT&モビリティソリューション等ICT&モビリティソリューション等の製造設備等13,4629,0683,665(290)8115,23841,5131,031大分工場(大分県大分市)アグロ&ライフソリューション等アグロ&ライフソリューション等の製造設備10,12218,0732,583(852)[1]93,76434,551615岡山工場(岡山県倉敷市)アドバンストメディカルソリューション等アドバンストメディカルソリューション等の製造設備1,2963,029315(78)[36]2143355,188169岐阜工場(岐阜県安八郡)アドバンストメディカルソリューションアドバンストメディカルソリューションの製造設備1,2691,835516(34)[4]463594,025165三沢工場(青森県三沢市)アグロ&ライフソリューション等アグロ&ライフソリューション等の製造設備1,9053,4221,608(785)97137,657150茨城工場(茨城県日立市)ICT&モビリティソリューションICT&モビリティソリューションの製造設備等9348-27204587178アグロ&ライフソリューション研究所(兵庫県宝塚市)アグロ&ライフソリューション等研究設備4,1273851,387(147)[27]211,5157,436267先進基盤技術研究所(筑波)(茨城県つくば市)全社共通等研究設備186584,645(153)-844,97367本社(大阪)(大阪市中央区)全社共通等福利厚生施設等78331,090(58)[12]3,1191385,133112本社(東京)(東京都中央区)全社共通等福利厚生施設等2,7903811,460(69) [13]15,6304,73324,9941,207 (注) 1 土地の面積について、そのうちの借地の面積を[ ]で示しております。2 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品及び建設仮勘定の合計であります。3 土地には、主な貸与土地として、愛媛工場に650千㎡及び千葉工場に304千㎡が含まれております。また、主な貸与先は当社の連結子会社である住友ファーマ社、広栄化学及び新居浜コールセンター株式会社であります。4 現在休止中の主要な設備はありません。 (2) 国内子会社2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)使用権資産その他合計田岡化学工業㈱ 播磨工場(兵庫県 加古郡)ICT&モビリティソリューション精密化学品等製造設備3,0913,766435(39)[1]2232097,724132淀川工場(大阪市 淀川区)ICT&モビリティソリューション精密化学品等製造設備1,4531,576786(34)1895404,544261㈱田中化学研究所福井工場(福井県 福井市)ICT&モビリティソリューション無機化学製品製造設備3,0298,8581,401(95)4331,87615,597230広栄化学㈱千葉工場(千葉県 袖ヶ浦市)アドバンストメディカルソリューション化成品・医農薬中間体等製造設備5,8385,4282(125)[125]72,18213,457184S-RACMO㈱本社(大阪府 吹田市)アドバンストメディカルソリューション再生・細胞医薬製造施設等4,544721-(4)[4]-1,1076,372123㈱住化分析センター大阪ラボラトリー(大阪市 此花区)アドバンストメディカルソリューション分析設備等2,147-91(233)29753,215289住友ファーマ㈱ 鈴鹿工場(三重県 鈴鹿市)住友ファーマ医薬品等製造設備5,4132,899121(199)766349,143311大分工場(大分県 大分市)住友ファーマ医薬品製造設備7521,086-(31)[31]04092,247129総合研究所(大阪府 吹田市)住友ファーマ医薬品等研究設備5,784280415(45)-3206,799117大阪研究所(大阪市 此花区)住友ファーマ医薬品研究設備5,2228-(14)[14]-1,1156,345250本社(大阪市 中央区)住友ファーマ管理販売設備1,2517-(2)[2]8842022,344238住友共同電力㈱ 壬生川火力発電所ほか(愛媛県 西条市ほか)その他汽力発電設備2,33424,5301,750(823)[225]3,6982,73435,04692東平発電所ほか(愛媛県 新居浜市ほか)その他水力発電設備2,0844,48442(892)[213]133576,80022西の谷変電所ほか(愛媛県 新居浜市)その他変電設備5583,7777(92)[69]6221665,13016川崎バイオマス発電㈱川崎バイオマス発電所(川崎市 川崎区)その他発電設備3581,446-(31)[31]53212,33714住化ロジスティクス㈱千葉事業所(千葉県 袖ケ浦市ほか)その他物流設備12666-4,747304,969285 (注) 1 土地の面積について、そのうちの借地の面積を[ ]で示しております。2 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品及び建設仮勘定の合計であります。3 現在休止中の主要な設備はありません。4 上記のほか、住友ファーマ㈱において158,406百万円の無形資産を計上しております。 (3) 在外子会社2026年3月31日現在会社名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)使用権資産その他合計スミトモ バイオラショナル カンパニー LLC(米国)アグロ&ライフソリューション農薬等の製造設備20,95416,0751,130 (3,459)8,5747,12553,858914スミトモ ケミカル インディア リミテッド(インド 共和国)アグロ&ライフソリューション農薬等の製造設備1,1864,9852,532(1,502)[430]1,22015010,0731,888スミトモ ケミカル ブラジル インダストリア キミカ S.A.(ブラジル 連邦共和国)アグロ&ライフソリューション農薬等の製造設備4,3441,3171,157 (207)1,0151,7219,554696ボタニカル・リソーシズ・オーストラリア(豪州)アグロ&ライフソリューション天然ピレトリンの製造設備7971,8631,591 (14,687) [10,496]3704065,02798東友ファインケム㈱(大韓民国)ICT&モビリティソリューションICT&モビリティ材料製造設備29,95620,7388,521(547)12515,64174,9812,515スミカ セミコンダクター マテリアルズ テキサス(米国)ICT&モビリティソリューション半導体用プロセスケミカル製造設備4,985322,375(183)1827,75035,16030住華科技股份有限公司(台湾)ICT&モビリティソリューションICT&モビリティ材料製造設備11,809829-(164)[164]3,14732916,1141,142SSLM㈱(大韓民国)ICT&モビリティソリューション耐熱セパレータ製造設備4,0853,8214,557(110)183,33315,814284住化電子材料科技(無錫)有限公司(中華人民 共和国)ICT&モビリティソリューションICT&モビリティ材料製造設備2,2111,514-(402)[402]9561,9596,640867住化電子材料科技(常州)有限公司(中華人民 共和国)ICT&モビリティソリューション半導体用プロセスケミカル製造設備2,8681,375-(62)[62]5516175,41144住化電子材料科技(西安)有限公司(中華人民 共和国)ICT&モビリティソリューション半導体用プロセスケミカル製造設備3,346268-(68)[68]3191754,10885ザ ポリオレフィン カンパニー (シンガポール)プライベート リミテッド(シンガポール 共和国)エッセンシャル&グリーンマテリアルズ低密度ポリエチレン及びポリプロピレン製造設備2,1048,876-(241)[241]9,0002,14522,125260スミトモ ケミカル アジア プライベート リミテッド(シンガポール 共和国)エッセンシャル&グリーンマテリアルズ等メタアクリル等の製造設備及び化学品の輸出用船舶等3,7181,758-(317)[317]9,80228415,562359スミカポリマーコンパウンズヨーロッパ(英国)エッセンシャル&グリーンマテリアルズプラスチック製造設備8932,9231,418(106)4851,3407,059293スミトモ ファーマ アメリカ インコーポレーテッド(米国)住友ファーマ医薬品の生産設備及び管理販売設備3,740604602(237)[3]6919,27614,9131,225 (注) 1 土地の面積について、そのうちの借地の面積を[ ]で示しております。2 帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品及び建設仮勘定の合計であります。3 スミトモ ケミカル アジア プライベート リミテッド、スミトモ バイオラショナル カンパニー LLC及びスミカ ポリマー コンパウンズ ヨーロッパには、同社の連結子会社が含まれております。4 現在休止中の主要な設備はありません。
監査の状況7,062
(3) 【監査の状況】当社は2025年6月20日開催の第144期定時株主総会において、監査等委員会設置会社への移行を内容とする定款の一部変更が決議されたことにより、監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行いたしました。以下の各項においては、原則として、監査等委員会設置会社に移行後の2025年6月20日以降の「監査の状況」について記載しております。 ①監査等委員会監査の状況[監査等委員会監査の組織及び人員]有価証券報告書提出日現在、当社の監査等委員会は、監査等委員である取締役5名で構成されており、このうち過半数の3名が独立性を有する社外取締役であります。監査等委員会では、その長として大野顕司氏を監査等委員会委員長に選定しております。監査等委員である取締役は、それぞれ以下の知識や経験を有しております。氏 名区 分内 容大野 顕司常勤監査等委員である取締役監査等委員会委員長長年にわたり当社の法務・コンプライアンス管理業務に従事し同分野の深い知識と経験を有しており、これに加えてガバナンス、内部統制システム等の担当執行役員としての幅広い経験野崎 邦夫常勤監査等委員である取締役長年にわたり当社の経理・財務部門の経験を有しており、企業会計審議会の委員を務める等、財務及び会計に関する相当程度の知見加藤 義孝監査等委員である社外取締役長年にわたる公認会計士としての専門的な知識と豊富な経験に基づく、財務及び会計に関する相当程度の知見米田 道生監査等委員である社外取締役長年にわたる我が国の金融や証券市場の管理に従事してきたことによる産業・社会等に関する豊富な経験と幅広い見識神村 昌通監査等委員である社外取締役長年にわたる検察官あるいは弁護士としての豊富な専門的知識と経験 当社では、監査等委員会監査の実効性の確保に関する取り組みの一環で、監査等委員の職務を補佐するため、業務執行部門から独立した組織として監査等委員会室を設置し、同室の体制強化を図るため、従来からのスタッフ2名に、新たに部長級スタッフ2名を加えて合計4名の専任スタッフを配置しております。加えて、監査等委員会室には、内部統制部門(内部統制・監査部、レスポンシブルケア部、コンプライアンス委員会事務局)のスタッフ3名を兼務させることにより、当該部門との連携強化を図っております。 [監査等委員会の活動状況]監査等委員会は、原則として毎月1回開催するほか、必要に応じて臨時に開催しております。当事業年度における監査等委員会は11回開催され、各監査等委員の出席状況は以下のとおりであります。氏 名出席回数大野 顕司11/11回 (出席率100%)野崎 邦夫11/11回 (出席率100%)加藤 義孝11/11回 (出席率100%)米田 道生11/11回 (出席率100%)神村 昌通11/11回 (出席率100%) なお、監査等委員会設置会社への移行前(2025年4月から第144期定時株主総会終結時まで)の監査役会の開催状況は以下のとおりであります。氏 名出席回数野崎 邦夫4/4回 (出席率100%)西 広信4/4回 (出席率100%)麻生 光洋4/4回 (出席率100%)加藤 義孝4/4回 (出席率100%)米田 道生4/4回 (出席率100%) 監査等委員会における主な決議・協議事項及び報告事項は以下のとおりであります。事 項主な内容決議・協議事項監査計画(重点監査項目を含む)、監査報告書、会計監査人の再任、会計監査人の報酬同意、取締役(監査等委員である取締役を除く)の指名及び報酬に関する意見陳述、内部監査部署の監査計画、会計監査人の非保証業務の事前了解、監査等委員会活動の振り返り 等報告事項内部監査部署からの内部監査の状況報告、コンプライアンス状況報告、会計監査人からの監査計画・監査結果の報告、常勤監査等委員の活動状況報告(出席した重要会議の状況、経営幹部との面談状況、往査・ヒアリングの実施状況、内部統制部門との連携の状況 等)、役員指名委員会及び役員報酬委員会における検討内容の報告 等 また、監査等委員会は、経営上の諸課題を認識し、取締役会の監督機能及び取締役等の業務執行を適法性・妥当性の観点から確認することをもって、良質な企業統治体制の確立及び経営管理の改善・向上に資する監査活動を行うという基本方針のもと、当事業年度の監査計画を定め監査活動を進めました。期末の監査等委員会では、監査等委員会の実効性を高めるべく、当期の監査等委員会活動の実績について振り返り、評価を行っており、翌期の監査計画の作成に活用しております。当期の具体監査項目は以下のとおりであります。項 目内 容経常監査項目1.取締役等の業務執行プロセス(特にリスク管理、コンプライアンス遵守、資産の 保全を含む)における適法性・妥当性の確認2.取締役会の監督機能の履行状況についての適法性・妥当性の確認3.内部統制システムの構築・運用状況についての適法性・妥当性の確認4.事業報告、計算書類、及びそれらの附属明細書についての適法性・妥当性の確認5.会計監査人の監査の方法及び監査の結果が相当であるかの確認重点監査項目1.中期経営計画の進捗(「飛躍」に向けての取り組み) (1)人材確保・育成 (2)DXによる価値創造2.安全文化の深化 [監査等委員会の主な活動]監査等委員の主な活動は以下のとおりであります。主な活動内容常勤社外取締役会及び監査等委員会への出席(注1)○○重要会議への出席(役員連絡会、経営会議、事業部門懇談会、全社生産部門報告会、投資審議会、コンプライアンス委員会、内部統制委員会、内部監査連絡会、レスポンシブル・ケア委員会、リスク・クライシスマネジメント委員会、サステナビリティ推進委員会、グループ社長会、独禁法遵守・贈収賄防止委員会、人権尊重推進委員会、価格審議委員会 等)○△(注2)役員指名委員会及び役員報酬委員会への出席-○会長及び社長との経営懇談会○○業務執行取締役、執行役員及び理事との面談○-事業所(工場・研究所)及び国内外のグループ会社への往査○△(注3)本社部門部長、事業部門事業部長・部長へのヒアリング○-グループ会社常勤監査役・監査等委員との意見交換○-会計監査人、内部統制・監査部との情報共有会(三様監査ミーティング)○○ (注)1 監査等委員会は、定期的にまた必要に応じて適宜、取締役会に対して、監査等委員会の活動状況及び監査状況について報告を行っております。2 社外監査等委員は、サステナビリティ推進委員会にオブザーバーとして参加しております。3 社外監査等委員は、事業所3ヵ所、国内グループ会社2社、海外グループ会社7社の往査に参加して おります。 [内部統制部門との連携]監査等委員会は、内部統制部門(内部統制・監査部、レスポンシブルケア部及びコンプライアンス委員会事務局)と、以下の取組みを通じて連携強化を図っております。○内部監査部署の監査方針及び実施計画の承認 内部監査部署(内部統制・監査部及びレスポンシブルケア部)の監査方針及び実施計画は、監査等委員会で承認を得ております。○内部統制部門に係る社内委員会への出席 常勤監査等委員は、内部統制委員会、内部監査連絡会、レスポンシブル・ケア委員会及びコンプライアンス委員会にオブザーバーとして出席し意見を表明するとともに、その内容は監査等委員会において内部統制部門の各部署から報告を受け、必要に応じて意見を述べております。 ○内部統制部門との情報交換の実施 常勤監査等委員は、内部統制部門の各部署との間で、それぞれ定例の情報交換会を毎月1回開催しており、その中で内部統制・監査部からはJ-SOXの進捗状況や直近の内部監査の状況等に関する報告を、レスポンシブルケア部からは直近のレスポンシブルケア監査の結果等に関する報告を、コンプライアンス委員会事務局からは直近のコンプライアンス懸念案件等に関する報告を受けるとともに、それぞれの部署との意見交換を行っております。なお、コンプライアンス委員会事務局からは必要に応じてコンプライアンスに係る最新の情報を入手しております。これら情報交換会等によって内部統制部門の各部署から得られた内容は、監査等委員会で情報共有しております。○スピークアップ事案への対応監査等委員会は、スピークアップ事案について定期的に報告を受けております。また、重要なコンプライアンス事案については、都度、常勤監査等委員が報告を受けるとともに、監査等委員会でも改めて報告を受けております。 [会計監査人との連携]会計監査人とは、期首において監査計画の協議を行い、期中・期末において監査結果の報告の受領、意見交換を行って、監査の方法及びその結果についての相当性の判断を行っております。また、会計監査人、内部統制・監査部及び監査等委員との間で年に3回実施している三様監査ミーティング等、監査等委員が必要とする情報の適切な提供を受け、監査を実施しております。加えて、金融商品取引法上の会計監査人の監査報告に記載が義務付けられている「監査上の主要な検討事項(Key Audit Matters)」の選定の検討過程について、監査等委員会において会計監査人等との協議を行ってまいりました。 ②内部監査の状況当社では、内部統制のモニタリングの取り組みの一つとして、監査等委員会監査、会計監査人監査とは別に、当社内に専任の組織(31名在籍)を設置して監査を実施しております。当社及びグループ会社の業務執行に係る事項全般については内部統制・監査部が内部監査を、化学製品のライフサイクル全般における安全・環境・健康・品質に係る事項についてはレスポンシブルケア部の専任監査チームがレスポンシブル・ケア監査を、各々必要な連携を取りながら実施しております。なお、内部統制・監査部長及びレスポンシブルケア部長の選任はいずれも取締役会の決議事項となっております。このうち内部監査については、「業務の有効性と効率性の維持」「財務報告の信頼性の確保」「事業活動に関わる法令等の遵守」等の観点から内部統制が整備・運用され、適切に機能しているか検証しております。各監査対象単位ごとに、原則3~5年に1度監査を実施しており、本事業年度は、社内5組織、国内グループ会社8社、海外グループ会社13社の業務監査、また社内5組織、国内グループ会社6社、海外グループ会社5社の情報システムセキュリティ監査を実施しました。これらの内部監査の結果については、課題の共有と対策の横展開を図るため、内部統制・監査部、レスポンシブルケア部、法務部、人事部、経理部、各事業部門の業務室等、当社の複数部署及び常勤監査等委員が参加する「内部監査連絡会」(年3回開催)にて報告するとともに、社長を委員長とし、各事業部門及びコーポレート部門を統括・担当する執行役員を委員、常勤監査等委員をオブザーバーとして構成する内部統制委員会(年3回開催)にて報告しております。また、内部統制・監査部は金融商品取引法に基づく当社グループの財務報告に係る内部統制の有効性の評価についても対応し、評価範囲(当社並びに連結子会社及び持分法適用会社43社を対象として全社的な内部統制の評価を実施、また当社並びに連結子会社及び持分法適用会社11事業拠点を重要な事業拠点として業務プロセスに係る内部統制の評価を実施)や評価結果等を同委員会に都度報告しております。 なお、内部統制委員会への報告内容については、開催の都度、監査等委員会及び取締役会に報告しております。さらに、内部統制に係る重要な発見事項があった際には、速やかに業務執行ラインの役員及び監査等委員会へ(経営陣幹部に関する発見事項があった場合には、監査等委員会及びコンプライアンス委員会事務局長へ)報告しております。 [会計監査人との連携]内部統制・監査部は、年に数回(本事業年度は3回実施)、監査等委員会、会計監査人との間で行う三様監査ミーティングにて意見交換等を行うとともに、会計監査人による金融商品取引法に基づく当社グループの財務報告に係る内部統制の有効性の監査において、緊密に情報交換を行うことにより、内部統制システムの有効性の確保のための連携強化に努めております。 ③会計監査の状況 (イ)監査法人の名称 有限責任 あずさ監査法人 (ロ)継続監査期間 1969年以降 上記は、調査が著しく困難であったため、現任の監査人である有限責任 あずさ監査法人の前身(の一つ)である朝日会計社が監査法人組織になって以降の期間について記載したものであります。実際の継続監査期間は、この期間を超える可能性があります。 (ハ)業務を執行した公認会計士 指定有限責任社員・業務執行社員 中嶋 歩、富田 亮平、渡辺 直人 (ニ)監査業務に係る補助者の構成 監査業務に係る補助者は、監査法人の選定基準に基づき決定されており、具体的には、公認会計士及び公認会計士試験合格者等を主たる構成員とし、システム専門家等その他の補助者も加えて構成されております。 (ホ)監査法人の選定方針と理由 当社の監査等委員会による会計監査人の選定につきましては、当社の監査に必要な規模・人的組織・国際的ネットワークを有すること、当社の事業内容及び国内外の事業展開を熟知していること、品質管理体制・コンプライアンス体制が整備され重大な監査上の品質問題を発生させていないこと、独立性に疑義を生じさせるような利害関係がないこと等を選定・評価基準としております。 当社は、有限責任 あずさ監査法人が当該基準を満たしており、職務遂行状況等を総合的に勘案した結果、同監査法人を適任と判断し、再任いたしました。 なお、当社の監査等委員会は、会社法第340条に定める会計監査人の解任のほか、会計監査人の独立性及びその職務の遂行状況等に鑑み、会計監査人が継続して職務を遂行することに関して重大な疑義が生じた場合には、会計監査人の解任または不再任について株主総会に付議する方針であります。 (ヘ)監査等委員会による監査法人の評価 当社の監査等委員会は会計監査人の選定・評価基準を策定しており、当該基準に基づき会計監査人に対する評価を行っております。また、独立性に関する事項その他監査に関する法令及び規定の遵守に関する事項、会計監査人の職務の遂行が適正に行われていることを確保するための体制に関するその他の事項等を確認することにより、会計監査人に求められる独立性及び専門性についても確認を行うこととしております。
株式の保有状況2,836
(5) 【株式の保有状況】①投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、主として株式の価値変動または配当による利益を受けることを目的とみなしているものを純投資目的である投資株式としており、投資先企業との円滑な取引関係の維持・強化等を通じ中長期的な視点で企業価値向上や持続的な成長に資すると判断されるものを純投資目的以外の目的である投資株式として区分しております。 ②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式(イ)保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、円滑な事業運営や取引関係の維持・強化等を目的として、中長期的な経済合理性や将来見通しを総合的に勘案した上で必要と判断される場合に限り、株式を政策的に保有しております。 当社は保有するすべての上場株式について、株式保有の必要性が現在も継続して存在するのかを定性的に評価するとともに、株式保有に伴う便益とリスクが当社の資本コストに見合っているかを設定指標(ROE・財務レバレッジ・株式益利回り等)に基づいて定量的に評価することにより、総合的観点から個別銘柄毎の保有の意義・合理性の検証を、毎年、取締役会において行っております。 そのうえで、事業環境の変化等により保有意義が低下したと認められる銘柄に関しては、株価や市場動向等を考慮したうえで適宜売却を行うこととしております。当事業年度には、2銘柄/96億円を売却いたしました。 (ロ)銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式7911,271非上場株式以外の株式1075,732 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式2200主として、次世代事業の創出のため、株式等の引受を実施したことによります。非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式14非上場株式以外の株式19,546 (ハ)特定投資株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)住友ベークライト株式会社9,251,7799,251,779顧客並びに事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価を通じて、総合的に判断し保有しております。なお、前事業年度において持分法適用会社株式から異動しております。有44,66830,818稲畑産業株式会社5,591,4005,591,400顧客並びに事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価を通じて、総合的に判断し保有しております。有22,08617,725北興化学工業株式会社1,968,0001,968,000アグロ&ライフソリューション部門の顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。有3,3592,529大倉工業株式会社674,600674,600エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門における顧客並びに事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。有3,1572,624三協立山株式会社1,565,2781,565,278エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門の顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。有1,066952フマキラー株式会社433,500433,500アグロ&ライフソリューション部門の顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。有475471ドンバン アグロコーポレーション718,619718,619アグロ&ライフソリューション部門の顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。無444442 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)サンケイ化学株式会社117,200117,200アグロ&ライフソリューション部門の顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。有191143ダイトーケミックス株式会社489,000163,000ICT&モビリティソリューション部門の運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。なお、株式分割により株式数が増加しております。有176100カネコ種苗株式会社74,00074,000アグロ&ライフソリューション部門の顧客として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しております。無109104株式会社日本触媒-5,455,600エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門における顧客並びに事業運営上の提携先として良好な関係を維持・強化していくことの重要性等に加え、資本コストを勘案した配当・取引額等の定量的な評価の実施を通じて、総合的に判断し保有しておりました。無-9,504 (注) 1 「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。2 定量的な保有効果については相手先との機密情報に当たるとの判断から記載しませんが、各銘柄について十分な定量的効果があると判断しております。 ③保有目的が純投資目的である投資株式純投資目的の投資株式を保有していないため記載しておりません。
沿革2,753
2 【沿革】当社は1913年9月、住友総本店が現在の愛媛県新居浜市に肥料製造所を開設したのを事業の始めとし、1925年6月、株式会社住友肥料製造所として独立しました。創業以来の主な推移を、年次別に示せば次のとおりであります。年次沿革1925年6月株式会社住友肥料製造所として独立新発足(現在の愛媛工場)1934年2月商号を住友化学工業株式会社に改称1944年7月日本染料製造株式会社を合併して、染料、医薬品部門に進出(現在の大阪・大分工場、2023年3月に染料事業から撤退)1946年2月日新化学工業株式会社に商号変更1949年5月東京・大阪両証券取引所に株式上場1949年12月旧住友アルミニウム製錬株式会社(1934年6月設立、1949年8月解散)から全設備を譲り受け、アルミナからアルミニウムまでの一貫生産を開始1952年8月住友化学工業株式会社に商号復帰1958年5月愛媛工場においてエチレン及び誘導品の生産を開始し、石油化学部門へ進出1965年11月中央研究所(高槻)を設置(2003年3月閉鎖)1965年11月住友千葉化学工業株式会社を設立、石油化学コンビナートを整備(1975年1月同社を合併、現在の千葉工場)1971年7月宝塚総合研究所(現在のアグロ&ライフソリューション研究所)を設置し、医薬品、農薬部門の研究体制を強化1976年7月住友アルミニウム製錬株式会社を設立(1976年11月同社にアルミニウム事業を譲渡、なお、1986年12月同社解散)1978年1月三沢工場の操業開始により、ピレスロイド系家庭用殺虫剤の生産体制を強化1982年2月当社が中心になり進めた日本とインドネシアの経済協力事業である「インドネシア・アサハン・アルミニウム」操業開始(2013年12月、インドネシア政府に株式譲渡)1983年1月愛媛工場のエチレンプラント及び誘導品設備の一部を休止し、千葉工場へ生産集中1984年2月医薬品事業を独立した専業体制で運営するため稲畑産業株式会社との間で住友製薬株式会社を設立(1984年10月同社に医薬品事業を譲渡、同社営業開始)1984年3月当社が中心になり進めた日本とシンガポールの経済協力事業である「シンガポール石油化学コンビナート(ペトロケミカル コーポレーション オブ シンガポール(プライベート)リミテッド(現在のPCS(プライベート)リミテッド)及びザ ポリオレフィン カンパニー(シンガポール)プライベート リミテッドほか)」操業開始(1997年4月、第2期増強設備操業開始)1988年4月米国における農薬の開発・販売を目的に米国シェブロン・ケミカル社との間でベーラントU.S.A. コーポレーション(現在のベーラントU.S.A. LLC)を設立(1991年9月同社を完全子会社化)1988年6月生物環境科学研究所(現在の先進基盤技術研究所に統合)を宝塚総合研究所(現在のアグロ&ライフソリューション研究所)から分離し、農薬等の安全性評価の研究体制を強化1989年3月筑波研究所(現在の先進基盤技術研究所に統合)を設置し、新素材の研究体制を強化1994年4月基礎化学、石油化学、精密化学及び農業化学の4事業部門ごとに、生産、販売、研究を一元化した組織に再編成1998年12月当社が中心になり進めたシンガポールでの「アクリル酸・MMAプロジェクト(現在のスミトモ ケミカル アジア プライベート リミテッドほか)」操業開始2000年1月ベーラント バイオサイエンス コーポレーション(現在のスミトモ バイオラショナル カンパニー LLC)を設立(1999年12月)し、米国アボット ラボラトリーズ社から生物農薬関連事業を買収2001年5月フランスのアベンティス社(現在のサノフィ社)から家庭用殺虫剤関連事業を買収2001年10月情報電子関連事業を一層強化、育成するため、情報電子化学部門を新設2002年11月住化武田農薬株式会社が、武田薬品工業株式会社から農薬関連事業を譲り受け、営業を開始2003年3月韓国の東友STI株式会社(現在の東友ファインケム株式会社)で液晶ディスプレイ用カラーフィルター大型生産設備の操業開始2004年10月商号を住友化学株式会社に、本店所在地を東京都中央区新川二丁目27番1号に変更2005年10月住友製薬株式会社と大日本製薬株式会社が合併し、大日本住友製薬株式会社(現在の住友ファーマ株式会社)が発足2007年11月住化武田農薬株式会社を吸収合併2009年4月当社とサウジ・アラムコ社が共同で建設したラービグ(サウジアラビア)における石油精製・石油化学統合コンプレックスの基幹プラントであるエタンクラッカーが操業開始 年次沿革2009年10月大日本住友製薬株式会社(現在の住友ファーマ株式会社)が米国セプラコール インコーポレーテッド(現在のスミトモ ファーマ アメリカ インコーポレーテッド)を買収2011年4月精密化学部門を廃止・再編、農業化学部門を健康・農業関連事業部門へ改称2015年4月基礎化学部門、石油化学部門を再編、石油化学部門とエネルギー・機能材料部門へ改組2018年1月バイオサイエンス研究所(現在の先進基盤技術研究所に統合)を設置し、同研究所に大日本住友製薬株式会社(現在の住友ファーマ株式会社)のゲノム科学研究所の研究機能を移管2019年12月大日本住友製薬株式会社(現在の住友ファーマ株式会社)が欧州ロイバント社と戦略的提携2020年4月豪州大手農薬会社ニューファーム社の南米グループ会社4社を買収2021年11月東京本社を東京都中央区新川二丁目27番1号から東京都中央区日本橋二丁目7番1号に移転2022年4月石油化学部門をエッセンシャルケミカルズ部門へ改称2022年4月大日本住友製薬株式会社が住友ファーマ株式会社に商号変更2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行2022年10月株式会社サイオクスを吸収合併し、茨城工場を設置2024年10月エッセンシャルケミカルズ部門、エネルギー・機能材料部門、情報電子化学部門、健康・農業関連事業部門、医薬品部門を再編、アグロ&ライフソリューション部門、ICT&モビリティソリューション部門、アドバンストメディカルソリューション部門、エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門へ改組2025年2月再生・細胞医薬事業の研究開発を手掛ける株式会社RACTHERA(ラクセラ)(住友ファーマ株式会社100%子会社)に出資2025年6月監査等委員会設置会社へ移行2026年1月株式会社田中化学研究所を株式交換により完全子会社化

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

5
当社グループに関するレポートについてその他 · 08:30
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当社グループに関するレポートについて(「Sumitomo Chemical and Sumitomo Pharmaceutical: The \116 Billion Swiss Shuffle」に関する追加説明)その他 · 13:35
PDF
当社グループに関するレポートその他 · 14:30
PDF
2027年3月期第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)決算短信 · 13:30
PDF
株式交換により増加する「資本準備金」の額の減少および 「その他資本剰余金」への振替の額の確定に関するお知らせその他 · 15:30
PDF

出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

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提出書類

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発行登録追補書類(株券、社債券等)発行登録追補書類(株券、社債券等) · S100YXW3
訂正発行登録書発行登録書 · S100YV2T
変更報告書大量保有報告書 · S100YORN
訂正発行登録書発行登録書 · S100YJPJ
臨時報告書臨時報告書 · S100YKI3
訂正発行登録書発行登録書 · S100YFCI
臨時報告書臨時報告書 · S100YJ0U
確認書確認書 · S100YAZ4
内部統制報告書-第145期(2025/04/01-2026/03/31)内部統制報告書 · S100YAZ6
有価証券報告書-第145期(2025/04/01-2026/03/31)有価証券報告書 · 2026-03-31期 · S100YAUO
訂正発行登録書発行登録書 · S100XIGQ
臨時報告書臨時報告書 · S100XIO2
確認書確認書 · S100X01S
半期報告書-第145期(2025/04/01-2026/03/31)半期報告書 · 2026-03-31期 · S100X029
訂正発行登録書発行登録書 · S100WXE6
訂正臨時報告書臨時報告書 · S100WXBU
訂正発行登録書発行登録書 · S100WX09
臨時報告書臨時報告書 · S100WX9P
訂正発行登録書発行登録書 · S100WWAS
臨時報告書臨時報告書 · S100WWE2
訂正発行登録書発行登録書 · S100WVRQ
臨時報告書臨時報告書 · S100WVYO
訂正発行登録書発行登録書 · S100WLSN
臨時報告書臨時報告書 · S100WM1C
訂正発行登録書発行登録書 · S100W1MD
訂正有価証券届出書(参照方式)有価証券届出書 · S100W1MJ
臨時報告書臨時報告書 · S100W24P
有価証券届出書(参照方式)有価証券届出書 · S100W0I8
確認書確認書 · S100VY0C
内部統制報告書-第144期(2024/04/01-2025/03/31)内部統制報告書 · S100VY0E
i

財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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