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日本酸素ホールディングス株式会社

NIPPON SANSO HOLDINGS CORPORATION

証券コード 4091EDINETコード E00783化学上場IFRS決算 3月31日資本金 373億円法人番号 7010701015826
1.36兆円売上高(FY2026
11.3%ROE
44.0%自己資本比率
72財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結IFRS

FY2026の売上高は1.36兆円(前年比+3.9%)。営業利益は1,979億円(営業利益率14.6%)、当期純利益は1,239億円。総資産2.77兆円に対し自己資本比率は44.0%、ROEは11.3%。化学の中央値(ROE 6.6%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは2,726億円の創出、現金及び現金同等物は1,653億円。従業員数は20,411人。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)5,4712026-09-04
PER19.1倍
PBR1.95倍
配当利回り1.13%
時価総額(概算)2.37兆円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高1.36兆円+3.9%
営業利益1,979億円+19.3%
当期純利益1,239億円+25.4%
総資産2.77兆円
純資産1.26兆円
営業利益率14.6%
ROE11.3%
自己資本比率44.0%
EPS286.2円
BPS2,812.4円
1株配当62円
配当性向21.7%
従業員数20,411人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

化学の分析 →
ROE11.3%中央値 6.6%
営業利益率14.6%中央値 7.0%
自己資本比率44.0%中央値 63.4%
健全性スコア72.0点中央値 66.0

帯は化学127社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

12期分
売上高と営業利益率
15,000億11,250億7,500億3,750億0億2017: 5,858億20172018: 6,462億20182019: 7,403億20192020: 8,502億20202021: 8,182億20212022: 9,572億20222023: 11,867億20232024: 12,551億20242025: 13,080億20252026: 13,596億20262021: 11%2022: 11%2025: 13%2026: 15%15%0%
営業利益と当期純利益
2,000億1,500億1,000億500億0億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 888億20212022: 1,012億20222023: —20232024: —20242025: 1,659億20252026: 1,979億20262017: 347億2018: 489億2019: 413億2020: 533億2021: 552億2022: 641億2023: 731億2024: 1,059億2025: 988億2026: 1,239億1,500億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
45%34%23%11%0%2017 ROE: 10%2018 ROE: 13%2019 ROE: 10%2020 ROE: 13%2021 ROE: 12%2022 ROE: 11%2023 ROE: 11%2024 ROE: 13%2025 ROE: 10%2026 ROE: 11%2021 営業利益率: 11%2022 営業利益率: 11%2025 営業利益率: 13%2026 営業利益率: 15%2017 自己資本比率: 37%2018 自己資本比率: 42%2019 自己資本比率: 23%2020 自己資本比率: 23%2021 自己資本比率: 28%2022 自己資本比率: 32%2023 自己資本比率: 34%2024 自己資本比率: 38%2025 自己資本比率: 41%2026 自己資本比率: 44%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
3,000億2,250億1,500億750億0億2017: 753億20172018: 832億20182019: 987億20192020: 1,501億20202021: 1,492億20212022: 1,488億20222023: 1,880億20232024: 2,160億20242025: 2,351億20252026: 2,726億2026
1株当たり指標EPS1株配当
300円225円150円75円0円2017 EPS: 80円2018 EPS: 113円2019 EPS: 95円2020 EPS: 123円2021 EPS: 128円2022 EPS: 148円2023 EPS: 169円2024 EPS: 245円2025 EPS: 228円2026 EPS: 286円2017 1株配当: 20円2018 1株配当: 23円2019 1株配当: 25円2020 1株配当: 28円2021 1株配当: 30円2022 1株配当: 34円2023 1株配当: 38円2024 1株配当: 44円2025 1株配当: 51円2026 1株配当: 62円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
2.77兆円
負債・純資産
負債 1.51兆円純資産 1.26兆円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY20261.36兆円1,979億円1,768億円1,239億円2.77兆円1.26兆円286.211.3%44.0%
FY20251.31兆円1,659億円1,453億円988億円2.42兆円1.02兆円228.210.4%40.5%
FY20241.26兆円1,507億円1,059億円2.41兆円9,461億円244.712.9%38.0%
FY20231.19兆円1,055億円731億円2.16兆円168.910.8%33.5%
FY20229,572億円1,012億円916億円641億円1.98兆円6,611億円148.111.2%31.8%
FY20218,182億円888億円777億円552億円1.84兆円5,439億円127.612.0%27.9%
FY20208,502億円791億円533億円1.75兆円4,407億円123.313.1%23.4%
FY20197,403億円621億円413億円1.77兆円95.410.4%23.0%
FY20186,462億円559億円489億円9,310億円11313.3%41.5%
FY20175,858億円447億円347億円9,243億円3,648億円80.310.3%37.1%
FY20166,415億円432億円290億円7,875億円3,380億円67.19.1%40.0%
FY20155,594億円343億円208億円7,829億円3,412億円487.0%40.5%
営業CF2,726億円
投資CF-2,028億円
財務CF-592億円
現金及び現金同等物1,653億円
MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1三菱ケミカルグループ㈱50.6%
2日本マスタートラスト信託銀行㈱(信託口)7.2%
3大陽日酸取引先持株会3.5%
4㈱日本カストディ銀行(信託口)2.6%
5JP MORGAN CHASE BANK 385642(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)2.1%
6明治安田生命保険(相)2.1%
7THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDONSECS LENDING OMNIBUS ACCOUNT(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)1.9%
8STATE STREET BANK AND TRUST CLIENT OMNIBUS ACCOUNT OM02 505002(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)1.0%
9㈱みずほ銀行1.0%
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001(常任代理人 ㈱みずほ銀行決済営業部)0.9%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)6,508億円942億円833億円574億円14.5%42.2%132.7
FY2025中間(〜2024-09-30)6,430億円825億円718億円492億円12.8%113.7
FY2024中間6,126億円816億円715億円485億円13.3%112.2

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢43歳
平均年間給与1,064万円
平均勤続年数16年

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
取締役(社外取締役を除く)2億円530百万円
監査役(社外監査役を除く)30百万円130百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

15セクション
事業の内容2,690
3【事業の内容】当社グループは、主として酸素・窒素・アルゴン等各種工業ガス、LPガス、医療用ガス、特殊ガスの製造・販売及び溶断機器・溶接材料、各種ガス関連機器、空気分離装置の製造・販売、設備メンテナンス並びにステンレス製魔法瓶等の製造・販売を営んでおります。なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当するため、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準のうち、上場会社の規模との対比で定められる数値基準については、連結財務諸表の数値に基づいて判断することとなります。主な事業内容と主要な関係会社の位置づけは、次のとおりで、事業内容の区分はセグメント情報における区分と同一であります。主要な関係会社主な事業内容日本 大陽日酸㈱酸素、窒素、アルゴン、ヘリウム、水素、ガス関連機器、特殊ガス、電子関連機器・工事、化合物半導体製造装置、機械装置、LPガス、医療用ガス、医療機器、安定同位体の製造・販売日酸TANAKA㈱ガス溶断機器、レーザー加工機の製造・販売、各種圧縮・液化ガス、溶断機材の販売大陽日酸ガス&ウェルディング㈱溶断機材の販売並びに各種圧縮ガスの製造・販売日本液炭㈱液化炭酸ガス、ドライアイスの製造・販売並びに各種圧縮・液化ガスの販売大陽日酸東関東㈱酸素、窒素の製造・販売並びに各種圧縮ガス、特殊ガスの販売大陽日酸系統科技股份有限公司ガス供給機器、精製装置の製造・販売、配管工事日本メガケア㈱各種圧縮・液化ガスの販売、医療ガスの製造・販売、医療機器の販売・レンタルアイ・エム・アイ㈱医療機器の輸入・開発・販売・レンタル・メンテナンス㈱ティーエムエアー酸素、窒素、アルゴンの製造 米国 Matheson Tri-Gas, Inc.酸素、窒素、アルゴン、特殊ガス、水素、ドライアイス、機器の製造・販売、溶断機材の販売 欧州 Nippon Gases Euro-Holding S.L.U.ヨーロッパにおける関係会社の株式保有等Nippon Sanso Homecare España, S.L.U.在宅医療サービスの提供及び医療機器の販売Nippon Sanso Deutschland Holding GmbH中央ヨーロッパにおける関係会社の株式保有等Nippon Gases Belgium NV酸素、窒素、アルゴンの製造・販売Nippon Gases Italia S.r.l.イタリアにおける関係会社の株式保有等Nippon Gases Industrial S.r.l.酸素、窒素、アルゴンの製造・販売 主要な関係会社主な事業内容アジア・オセアニア Nippon Sanso Holdings Singapore Pte. Ltd.東南アジアにおける関係会社の株式保有等Leeden National Oxygen Ltd.溶接関連器具、安全具、各種圧縮ガス、特殊ガスの販売並びに酸素、窒素、アルゴンの製造・販売Nippon Sanso Vietnam Joint Stock Company酸素、窒素、アルゴンの製造・販売Nippon Sanso (Thailand) Co., Ltd. 〃NSC (Australia) Pty Ltdオセアニアにおける関係会社の株式保有等Coregas Pty Ltdオーストラリアにおける産業ガスの製造・販売日酸投資有限公司中国における関係会社の株式保有等日酸(揚州)電子材料有限公司特殊ガスの製造・販売日酸(上海)電子材料有限公司特殊ガスの販売日酸美気神(西安)電子材料有限公司 〃台湾日酸股份有限公司窒素の製造・販売、特殊ガス並びに機器の販売Matheson Gas Products Korea Co., Ltd.特殊ガスの製造・販売 サーモス サーモス㈱家庭用品等の製造・販売膳魔師(中国)家庭制品有限公司 〃 (注)1.次の各社は、当連結会計年度において下記のとおり商号変更しております。・Esteve Teijin Healthcare, S.L.は、Nippon Sanso Homecare España, S.L.U.へ商号変更しております。・Nippon Gases Deutschland Holding GmbHは、Nippon Sanso Deutschland Holding GmbHへ商号変更しております。・大陽日酸(中国)投資有限公司は、日酸投資有限公司へ商号変更しております。・揚州大陽日酸半導体気体有限公司は、日酸(揚州)電子材料有限公司へ商号変更しております。・大陽日酸特殊気体(上海)有限公司は、日酸(上海)電子材料有限公司へ商号変更しております。・美气神甩子材料(西安)有限公司は、日酸美気神(西安)電子材料有限公司へ商号変更しております。2.次の各社は、2026年4月1日付けで下記のとおり商号変更しております。・大陽日酸㈱は、日本酸素㈱へ商号変更しております。・大陽日酸ガス&ウェルディング㈱は、日本酸素G&W㈱へ商号変更しております。・大陽日酸東関東㈱は、日本酸素東関東㈱へ商号変更しております。・大陽日酸系統科技股份有限公司は、台湾日酸系統科技股份有限公司へ商号変更しております。・Matheson Tri-Gas, Inc.は、Nippon Sanso Matheson, Inc.へ商号変更しております。・Nippon Gases Euro-Holding S.L.U.は、Nippon Sanso Euro-Holding S.L.U.へ商号変更しております。・Nippon Gases Belgium NVは、Nippon Sanso Belgium NVへ商号変更しております。・Nippon Gases Italia S.r.l.は、Nippon Sanso Italia S.r.l.へ商号変更しております。・Nippon Gases Industrial S.r.l.は、Nippon Sanso Industrial S.r.l.へ商号変更しております。・Leeden National Oxygen Ltd.は、Nippon Sanso Singapore Ltd.へ商号変更しております。・Matheson Gas Products Korea Co., Ltd.は、Nippon Sanso Matheson Korea Co., Ltd.へ商号変更しております。3.以上の概略図は次頁のとおりです。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等3,807
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1) 会社の経営方針当社グループは、企業理念として「進取と共創。ガスで未来を拓く。The Gas Professionals」を掲げております。「私たちは、革新的なガスソリューションにより社会に新たな価値を提供し、あらゆる産業の発展に貢献すると共に、人と社会と地球の心地よい未来の実現をめざします。」このような思いを企業活動の基本方針とし、持続的な成長と企業価値の向上を目指します。 (2) 中長期的な経営戦略及び対処すべき課題当社グループを取り巻く事業環境においては、世界的な物価上昇圧力や地政学リスク長期化に加え、関税措置の強化に起因する全世界的な景気後退懸念、さらには戦略物資の供給懸念など、多様で複雑なマクロ経済環境の変化に直面いたしました。こうした外部要因によるコストの増加は当社グループにおける重要な対処すべき課題です。この課題に対して、当社はグループ全体での製品の価格マネジメントの推進と生産性向上活動などの施策を積極的に行い対応してまいりました。足元では、イランにおける紛争など地政学リスクはますます高まるとともにサプライチェーンリスクが増大しております。顧客産業への影響やエネルギー価格の変動など、当社グループの事業への影響について引き続き注視し、適切に対処してまいります。また、生成AIの活用促進などデジタル技術の進展によって、当社グループの事業領域である半導体・エレクトロニクス市場に中長期的な成長機会が生まれており、こうした変化にも迅速に対応していく必要があります。以上のような環境認識のもと、当社は本年3月に新中期経営計画「Next Innovation 2030 - Evolving for the Future」(対象期間:2027年3月期~2030年3月期。以下、「Next Innovation 2030」という。)を策定いたしました。前中期経営計画「NS Vision 2026 - Enabling the Future」(対象期間:2023年3月期~2026年3月期。以下、「NS Vision 2026」という。)は、純粋持株会社制移行後初の経営計画として、未来の成長を支える基盤づくりに重点を置き、当初計画を概ね上回る成果を挙げてまいりました。こうして築いた基盤を踏まえ、Next Innovation 2030では以下の3点を重点戦略として設定し、未来へ向かって進化し続ける段階へとステージを引き上げます。各々の戦略実行にあたっては、グループ事業会社が有する強みを共有し、シナジーを高めることを目的として、グループ横断のCenter of Excellence(以下、「CoE」という。)体制を構築します。CoE体制においては、「エレクトロニクス事業の拡大」やNS Vision 2026のオペレーショナル・エクセレンス活動を承継する「Commercial, Operations, Resilience and Execution(CORE)」などを重点テーマとして設定し、今後4年間にわたり、グループ重点戦略の着実な実行を通じて、事業収益の拡大及び新たな成長ドライバーの創出に取り組んでまいります。 ① 産業ガス事業の収益力の強化・オペレーショナル・エクセレンスの拡大によるベストプラクティス共有の加速・レジリエント事業の拡大 ② エレクトロニクス事業の拡大・トータル・ガス・サプライ・ソリューションのグローバル展開の加速・先端材料分野への重点投資・新たな地域への参入 ③ 将来の成長ドライバーの創出・イノベーションマインドのさらなる醸成・グローバルな事業開発・研究開発体制の拡充によるイノベーションの加速 上記のグループ重点戦略を軸にしながら、以下のセグメント別戦略を遂行いたします。 日本・産業ガスに加え、ガスを起点とした革新的な事業の拡充をめざしたポートフォリオの実現・エレクトロニクス事業の拡大と研究開発力の強化・革新事業(安定同位体、アディティブ・マニュファクチャリング)の拡大 米国・プラント稼働効率の向上・事業密度の向上・エレクトロニクス材料ガス・機器事業の拡大 欧州・産業ガス事業のフットプリント拡大・エレクトロニクス事業(機器、トータル・ガス&ケミカル・マネジメント含む)の強化・カーボンニュートラル等の革新的な事業の拡大・ヘルスケア事業の拡大・DX、ロボティクスの活用 アジア・オセアニア・ガス事業の強化(アプリケーション含む)・エレクトロニクス事業の強化・HYCO事業(※)の機会追求・急成長をサポートするガバナンス体制の拡充(※)天然ガス等から水蒸気改質装置(SMR)で分離される水素(H2)と一酸化炭素(CO)を石油精製・石油化学産業にパイプラインを通じて大規模供給する事業 サーモス・当社グループ唯一のBtoCビジネスとして、魔法びん事業から生活全体に寄り添う「ライフスタイルブランド」への進化・サステナビリティを企業文化として確立し、それを支える事業変革の実現・グローバル市場でのさらなるブランド力強化とパートナーシップ構築を通じて海外展開を推進 上記に加えて、グループとして「人的資本価値の創造」「ブランディング」「サステナビリティ」「DX」「エンジニアリング」「技術・事業開発戦略」の6つのテーマで経営基盤の進化に努め、社会・市場環境の変化に迅速に対応してまいります。 財務KPI 実績(2026年3月期)Next Innovation 2030最終年度目標(2030年3月期)売上収益 [億円]13,59615,000~15,750コア営業利益 [億円]2,0302,500~2,750EBITDA(注1) [億円]3,2994,000~4,400EBITDAマージングループ:24.3%各セグメント:16.5~32.8%グループ:≧26.5%各セグメント:≧19.0%EBITDA純有利子負債倍率(注2)2.37倍≦1.5倍ROCE after Tax(注3)7.1%≧8.0%(注)1.EBITDA(Earnings Before Interest Taxes Depreciation and Amortization)コア営業利益に減価償却費及び償却費を加えて算出される利益です。国・地域により、金利水準、税率、減価償却費などに差異がありますが、この指標ではその差異を最小限に抑え、利益額を表示します。2.EBITDA純有利子負債倍率純有利子負債÷EBITDAで算出する財務健全性を示す指標です。3.ROCE after Tax(Return on Capital Employed after Tax:税引後使用資本利益率)[NOPAT:税引後コア営業利益(+受取配当金)]((コア営業利益-コア営業利益に含まれる持分法による投資損益)×(1-実効税率)+コア営業利益に含まれる持分法による投資損益+受取配当金)÷[使用資本](有利子負債+親会社の所有者に帰属する持分)で算出する資本効率性指標です。サステナビリティKPI 実績(2025年3月期)Next Innovation 2030最終年度目標(2030年3月期)ご参考:長期目標(2036年3月期)GHG排出量削減率(注4)16.5%9%(2031年3月期)21%環境貢献性商品・サービスの提供によるGHG削減貢献量の増加率(注5)-30%-サステナブルビジネス売上の増加率(注5)(注6)-30%-生産単位当たりの取水量削減率(注5)-10%-生産単位当たりの廃棄物削減率(注5)-10%-休業災害度数率(注7)1.85≦1.3-女性管理職比率16.7%≧22%(2031年3月期)-女性従業員比率20.8%≧25%(2031年3月期)-サステナブルエンゲージメントスコア(注8)81≧83-コンプライアンスサーベイスコア-≧80-(注)4.特定顧客向けにオンサイト供給を担う子会社のジョイント・オペレーション化に伴い、前中期経営計画「NS Vision 2026」から、基準年度のGHG排出量及び実績の見直しを行っております。5.基準年度:2025年3月期6.サステナブルビジネス売上には、食品及び飲料、医療・ヘルスケア及びライフスタイルなどの製商品・サービスが含まれます。7.休業災害度数率労働災害の発生頻度を表す指標であり、休業災害被災者数÷延べ労働時間×100万時間で算出します。8.サステナブルエンゲージメントスコアは、「 ①会社への愛着(Engaged)、②生産性と業績を支える職場環境(Enabled)、③職場における身体的・人間関係的・感情的な健康(Energized)」を総合的にとらえる指標です。 当社グループは、グループ理念にも通じるDNAである「進取の気概(イノベーティブマインド)」と技術力を一層高めることで、産業・社会を取り巻く環境変化に的確に対応し、未来の課題に応えうる企業への進化をめざし、上記に掲げた課題に取り組んでまいります。
事業等のリスク8,541
3【事業等のリスク】(1)当社グループのリスクマネジメント体制当社グループは、「グローバルリスクマネジメント会議」を中心に、グループにおける役割と責任を明確化し、経営上のリスクを中長期的な視点から評価し、リスクマネジメント活動の最適化を図っております。代表取締役社長 CEOは、「グローバルリスクマネジメント統括責任者」として、全社的なリスクマネジメント体制の整備・運用に関する最終的な責任を担います。また、各事業会社社長等は「地域リスクマネジメント統括責任者」として、所管する地域のリスクマネジメント体制の整備・運用に関する責任を担います。地域リスクマネジメント統括責任者のもとには、「地域リスクマネジメント推進担当者」をおき、各地域のリスクマネジメントを推進しております。「グローバルリスクマネジメント会議」は同時期に開催される「グローバル戦略検討会議」と連携し、グループ全体の事業戦略をリスクと機会の両面から捉えることに努めております。また、関連する会議体・組織等ともリスク情報を共有しながら、全社的なリスクマネジメント活動を推進しております。当社グループのリスクマネジメントの体制図は、図表1をご参照ください。 (図表1)当社グループのリスクマネジメント体制図(注)本図は提出日現在(2026年6月15日)のリスクマネジメント体制を示しています。図表内の日本酸素株式会社、Nippon Sanso Matheson, Inc.、及びNippon Sanso Euro-Holding S.L.U.は2026年4月1日付けでそれぞれ大陽日酸株式会社、Matheson Tri-Gas, Inc.、及びNippon Gases Euro-Holding S.L.U.から商号変更しております。 (2)リスクマネジメントのプロセス当社グループでは、事業を取り巻く外部環境・内部環境の変化をリスクと機会の両面から特定・評価します。リスク評価にあたり、様々な国・地域・領域で事業を展開する事業会社のリスクと、持株会社としての当社のリスクをグループ共通の枠組み(リスクカテゴリ、リスク定義、リスク評価基準)で評価します。グループ全体のリスク評価結果に基づき、「グローバルリスクマネジメント会議」にて、リスク認識、リスク対応を共有するとともに、優先して全社的な対応が必要となる「重要リスク」を決定し、グループ全体で重要リスクへの対応を推進してまいります。リスクマネジメントプロセスは、「当社及び事業会社におけるリスクマネジメントプロセス」と、当社グループとして特に優先して組織的な対応が必要である「重要リスクに関するリスクマネジメントプロセス」があり、いずれもリスクの特定、リスクの評価、リスク対応方針の決定、リスク対応策の決定、リスクへの対応、モニタリング・見直しで構成されます。 また、事業環境の変化が著しい昨今は、変化に応じたリスク対応の強化・見直しが必要となります。当社グループでは、各事業会社とグローバルリスクマネジメント推進事務局が「リスクマネジメント連絡会」を定期的に開催し、事業環境の変化や、それに応じたリスク対応の強化・見直し等のモニタリングを実施し、リスク情報とベストプラクティスの共有を図っております。 (3)グローバルリスクマネジメント会議当社グループは「グローバルリスクマネジメント会議」を原則年1回開催します。グローバルリスクマネジメント会議は、当社代表取締役社長 CEOを議長とし、執行役員、各部門長、監査役、グループCCO、地域リスクマネジメント統括責任者及び議長が指名する者で構成し、当社グループの重要リスクの選定、対応に関する事項、全社的なリスクマネジメントの基本方針、規程、及び計画に関する事項等について審議を行います。当社グループの重要リスクの選定にあたっては、グループ共通のリスク評価基準である「発生頻度」(5段階)「影響度」(5段階)とともに、以下図表2の考え方を踏まえて検討します。 (図表2)当社グループの重要リスク選定の考え方 2025年度のグローバルリスクマネジメント会議では、昨年度の重要リスクテーマ、そしてこの1年間の環境変化を踏まえ、以下を当社グループの重要リスクテーマとして選定いたしました。 1.世界経済及び社会の変化地政学・サプライチェーン、経済情勢の変化、AIの進展とサイバー攻撃の高度化、カーボンニュートラル2.基盤事業の維持・強化設備老朽化、技術開発の連携強化、グループガバナンス/コンプライアンス3.人財人財確保、後継者計画、人権/DEI 2025年度は、各事業会社、NSHD各部門から地政学リスクに加え、経済情勢の不確実性の高まりやサイバー攻撃の高度化など、社会環境の大きな変化について共有されました。また、情報セキュリティリスク及びグループコンプライアンスリスクへの対応状況の報告と議論が行われました。それぞれの事業環境により、リスク認識、リスク対応策は異なりますが、その背景と違いを理解し、リスクを多面的に捉えることにより、当社グループにおけるリスクマネジメント活動のさらなる向上を図ります。 今後も当社と各事業会社が連携しながら、重要リスクテーマの対応状況の確認や、リスク低減に向けた取組みを進めてまいります。上記を踏まえた当社グループの「事業等のリスク」は以下のとおりです。 (4)事業等のリスク 有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1) 経営戦略・事業に関するもの① グローバル事業展開について当社グループは、現在、日本、米国、欧州、アジア・オセアニアの4極で、グローバルに事業を展開しております。各国における事業運営は、これらの国・地域における市場動向、政治、経済、慣習、宗教、テロ、紛争、大規模災害その他の要因によって、当社グループの事業活動、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。当社は各地域を統括する事業会社との意思疎通と情報共有を進め、迅速な意思決定に努めております。 ② 設備投資について当社グループは、各国に工業ガスの製造拠点を有しており、大口顧客向けには、顧客の敷地・隣接地に空気分離装置等を設置し、パイピングによるガス供給(オンサイトプラント方式)を行っております。また、新たな分野を含め、今後ともビジネスチャンスの獲得に向けた投資を進めてまいりますが、産業構造、及び需要動向の変化による鉄鋼、化学、石油精製、半導体、自動車等、主力顧客の操業率の低下や、生産拠点の統廃合や移転などにより、当社グループの製造設備の稼働率が低下し、或いは設備の全部又は一部が不要になり、また建設中のプロジェクトにおいて、顧客の事業環境、経営状況の変化によりプロジェクトの継続が困難となり、かつ、契約による補償でカバーできない場合には、設備の除却損、減損損失等の発生により、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 製造コストについて主力製品である酸素、窒素、アルゴンの製造コストは、電力コストが大きな割合を占めており、近年の原油価格やLNG価格の大幅な変動の影響を受けております。また、人件費や輸送費等も上昇しており、製造コストは高止まりが継続しております。それに対し、販売価格への転嫁を実施しておりますが、製造コストの上昇が継続し、転嫁が充分に行えない場合には、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ④ サプライチェーンについて当社グループが取り扱う産業ガス製品には、各種成分を混合させて製造する半導体特殊材料ガスや、産出される天然ガス田の大半を北米や中東が占めるヘリウムガスなど、グローバルなサプライチェーンが不可欠な製品があります。これらの製品は、生産状況の変動や生産国における地政学リスクの高まりにより、輸出入の規制対象品となることや、国際情勢の緊張を背景とした海上輸送状況の変動により、お客様への安定供給に支障が生じるリスクがあります。また、お客様の事業活動に支障が生じた場合、当社グループの事業活動及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 情報セキュリティについて近年、AI技術の急速な発展により業務効率化や新たな価値創出の機会が広がる一方で、これを悪用したサイバー攻撃の高度化・巧妙化が進んでおり、情報セキュリティリスクは引き続き高い状況にあります。特に当社グループの事業基盤である製造設備や制御システムなどのOT(オペレーショナルテクノロジー)領域においても攻撃対象となるリスクが高まっており、万一被害が発生した場合には、操業停止や供給への影響など、事業活動に支障を及ぼす可能性があります。当社はこうしたリスクに対処するため、グループ全体でのリスク評価の実施やセキュリティ対策の強化を進めております。また、情報セキュリティポリシーの展開及び基準の整備を通じた統制の強化に加え、従業員への教育・訓練の充実を図ることで、グループ全体のセキュリティ意識の向上とリスク低減に向けた取組みを継続しております。 ⑥ 気候変動について地球温暖化等環境課題に関する取組みや気候変動等のリスクを開示する要請が高まる中、当社グループは「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に基づいた情報開示を進めております。これにより、ステークホルダーとの対話を強化し、グループ全体で企業価値の向上を目指しております。温暖化シナリオ分析を通じて特定した主要なリスクは、当社グループの事業活動及び経営成績に影響を与える可能性があります。当社グループでは特定したリスクを〔影響を受ける可能性〕と〔影響の大きさ〕に基づき評価し、主要なリスクについては、財務的な影響を定量的に試算しております。気候変動に関する当社の取組みについては、「第2 事業の状況 2.サステナビリティに関する考え方及び取組」にて、詳細に記載しております。 ⑦ 法規制等について当社グループは、日本、米国、欧州、アジア・オセアニアの4極で、グローバルに事業を展開しておりますが、各国において予想外の法規制の変更、法律・規則の制定や行政指導があった場合、対応コストの発生により経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは、国内外において環境に配慮した事業活動を行っておりますが、環境関連法規の改定によって規制強化が図られた場合には、対応コストの増大により経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは各国において輸出を規制する法律・規則の対象となる製品・サービスの輸出を行っております。国際情勢の変化により各国の輸出規制が強化された場合には、特定の国もしくは企業への製品・サービスの輸出が減少する可能性があります。この場合には輸出の減少により経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、国際情勢の変化により、当社グループが製品を輸入している特定の国もしくは企業が各国の法律により制裁対象となることがあります。その場合には当該製品の輸入を行うことができず、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループが製品を輸出している国において、当該製品に対する関税の引き上げが行われた場合には、当該製品の競争力が失われることによりその国への輸出が減少し、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。当社グループは、国内外において事業を遂行する上で、産業ガス事業を規制する法律・規則だけでなく、腐敗防止法、競争法や環境保護又は輸出規制等に関する法規を担当する規制当局による調査を受けるリスクを有しており、調査の結果、罰金の支払命令、事業の停止命令、許認可の取消等の当社グループに不利益な決定がなされた場合、当社グループの事業展開、経営成績、財政状態及び信用に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ⑧ 人財について当社グループは現在、日本、米国、欧州、アジア・オセアニアの4極で、グローバルに事業を展開しております。各地域の事業運営には安定的に労働力を確保することが不可欠であり、目標達成には、生産、エンジニアリング、マーケティング、販売、物流、管理等の各機能や経営全般を担う人財や関連法規で要求される資格やIT等の高度専門知識と技能を有した人財、さらにグループ総合力の強化の取組みを促進するため、グローバルな視点をもった人財が必要です。そのため、多様な人財を受け入れる職場環境を醸成する施策や従業員のエンゲージメントを向上させる施策をグループ全体で促進し、人財の定着、人財の多様化、グローバル人財の育成、及び採用の競争力向上に努めております。 ⑨ 技術開発について当社グループは、積極的な技術開発活動を行い、今後の事業拡大を目指しておりますが、新製品・新技術の開発にはリスクが伴います。例えば、商品化や事業化までに長い期間を要するような場合、関連市場の状況の大きな変化により、市場投入のタイミングを逸してしまう可能性や、他社の新技術・新製品、代替製品により当社グループ製品の競争力が低下する可能性があります。当社グループでは、各開発プロジェクトの進捗と市場環境の変化に合わせて、適時プロジェクトの見直しを図っております。また、グループ内で情報共有を行い、技術開発活動に反映することで、当社グループの技術の競争力向上に努めております。 (2) 技術・保安に関するもの当社グループは、保安、環境、品質・製品安全、知的財産に係るリスクを技術リスクとして定義し、原則年1回開催する「グローバル戦略検討会議」の中で、各事業会社の取組み状況を確認し、持株会社としての取組み方針を決定しております。また、当社と各事業会社の保安、環境、品質保証、知的財産の責任者を委員とする「技術リスク連絡会議」を年2回開催し、会議の決定事項に取り組み、技術リスクの低減に努めております。 ① 保安について当社グループは、産業ガスの製造・販売等を行っており、これらの製品については、高圧力や極低温による危険性のほか、半導体関連向け製品等の毒性・可燃性を有するガスも含まれております。万が一、漏洩・発火・爆発等で人身や設備に多大な損害が生じた場合には、操業停止などにより当社グループの事業運営、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。そのため、これら製品の製造・供給については、取り扱う従業員に対して階層別や応募型の教育を行っております。特に、体験型技能研修施設であるテクニカルアカデミーにおいて、ガスの物性や危険性及びその取扱いについて講習することで、設備事故はもとより労働災害事故の撲滅を目指しております。また、アジア・オセアニア地域の海外現地法人向けにも講習を拡充し、安全文化の醸成による保安の確保に万全を期しております。 ② 環境について当社グループの事業は、大気汚染、水質汚濁、廃棄物処理など、事業展開する各国の環境規制に従って、業務を遂行しております。当社グループが現在及び将来の環境規制を遵守できなかった場合や当社グループが責任を負う汚染が発見された場合、罰金、汚染物質の除去費用又は損害賠償を含む費用や、施設及び設備を改良する投資が必要となる可能性があります。また、将来的に環境に対する法規制が強化され、新たな対策コストが発生する可能性があります。当社グループでは、環境マネジメントシステム、保安・環境監査などにより、環境法令遵守に努めております。 ③ 品質・製品安全について当社グループは、高圧ガス及び関連する機器類の製造・販売等の事業を行っており、これらの製品に万が一欠陥や品質不良、故障が生じた場合には、お客様からの信頼の低下や損害賠償の負担などにより当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。そのため、法令やお客様の要求事項を確実に満たすために品質管理を実施し、また、販売開始前に安全審査を行い、製品に起因するリスクを適切に管理しております。 ④ 知的財産について当社グループは、知的財産を企業の競争力を高めるための経営資源と位置づけており、必要な知的財産権の取得及び保護を推進しております。しかしながら、第三者が当社グループの知的財産権を侵害して不正に使用する可能性があります。そのため、必要に応じて弁護士、弁理士、政府機関等の協力を得ながら、当社グループの保有する特許、ブランド、デザイン及びその他の知的財産に関する侵害品、模倣品の監視及び排除に努めております。一方、第三者の有効な知的財産権に対しては、代替技術の開発又は技術的な回避策を事業部門及び開発部門と連携して講じるなど、第三者の知的財産の侵害を回避する体制を構築しております。これまで当社グループが第三者の知的財産権を侵害したとして訴訟を提起された例は非常に少ない状況にありますが、訴訟を提起された場合には、当社グループの経営成績に影響を及ぼす可能性があります。そのため、第三者の知的財産権を尊重することをポリシーとして掲げ、定期的な知的財産教育を行うことで、当該リスクの低減と最小化に努めております。 (3) 財務に関するもの① 為替レートの変動について当社グループは、特殊ガス、ヘリウム、機器・装置関連で原材料等の海外からの調達や製品の輸出を行っております。当該取引に関連しては、外貨建てで行っている取引があることから、為替予約などにより為替レートの変動リスク回避に努めておりますが、急激な為替の変動に対処できない場合には、経営成績に影響を及ぼす可能性があります。また、在外連結子会社の外貨建財務諸表金額は、連結財務諸表作成過程において円換算されるため、為替レートが予想を超えて大幅に変動した場合には、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ② 金利の変動について当社グループは、事業戦略に基づき設備投資、M&Aを実施し、その資金を主に金融機関からの借入や社債によって調達しております。当社グループは主に固定金利による借入を行っておりますが、2019年3月期に実施した米国Praxair, Inc.の欧州事業の買収のための調達は、大部分を変動金利による借入もしくは一定年数後に固定金利から変動金利に変更されるハイブリッドファイナンスで行っており、今後の金利変動によっては、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ 三菱ケミカルグループ株式会社との資本関係について三菱ケミカルグループ株式会社は当社発行済株式数の50.59%の株式を所有しております。また、同社は、2014年5月13日付けで締結いたしました資本業務提携関係のさらなる強化及び企業価値の向上を目的とした基本合意書の中で、当社に対する持株比率の維持について合意しております。しかしながら、今後、同社グループとの資本関係に変更が生じた場合、当社グループの事業運営、経営成績及び財政状態に重要な影響を及ぼす可能性があります。 ④ のれん及び無形資産について当社グループは、企業買収等に伴い、のれん及び無形資産(以下、「のれん等」という。)を連結財政状態計算書に計上しております。当社グループが将来新たに企業
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析6,894
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】 当連結会計年度における当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要並びに経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 (1) 経営成績① 業績全般 当連結会計年度(2025年4月1日から2026年3月31日まで)における当社グループの事業環境は、主要市場・地域において先行きを見通すことが困難な状況が続きました。 このような状況の下、グループ全体における製商品の出荷数量は前連結会計年度比で減少しました。グループ全体としては、コスト上昇による販売価格への転嫁等の価格マネジメント、そして地域ごとに生産性向上プログラムに継続的に取り組みました。これらの結果、当連結会計年度における業績は、売上収益1兆3,596億11百万円(前連結会計年度比 3.9%増加)、コア営業利益2,030億84百万円(同 7.4%増加)、営業利益1,978億82百万円(同 19.3%増加)、親会社の所有者に帰属する当期利益1,238億91百万円(同 25.4%増加)となりました。 為替の影響については、期中平均レートが前連結会計年度に比べ、米ドルで152円57銭から151円9銭へと1円48銭(同 1.0%)の円高、ユーロで163円66銭から175円58銭へと11円92銭(同 7.3%)の円安となるなど、売上収益は全体で約229億円、コア営業利益は全体で約44億円多く表示されております。 なお、コア営業利益は営業利益から非経常的な要因により発生した損益(事業撤退や縮小から生じる損失等)を除いて算出しております。(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度増減額増減率(%)売上収益1,308,0241,359,61151,5863.9コア営業利益189,149203,08413,9347.4 非経常項目△23,243△5,20218,041-営業利益165,906197,88231,97619.3 金融収益3,8862,816△1,069- 金融費用△24,520△23,912607-税引前利益145,272176,78631,51421.7 法人所得税△43,326△48,904△5,577-当期利益101,945127,88225,93625.4 親会社の所有者に帰属する当期利益98,779123,89125,11125.4 非支配持分に帰属する当期利益3,1663,990824- ② セグメント業績 セグメント業績は、次のとおりです。 なお、セグメント利益はコア営業利益で表示しております。 〔日本〕 産業ガス関連では、主に炭酸ガス、パッケージガス、電子材料ガスの価格マネジメント効果があったものの、セパレートガス・LPガスといったガスの出荷数量が減少し、減収となりました。機器・工事では、エレクトロニクス関連は中大型案件の工事の進捗に伴う売上等により増収でしたが、産業ガス関連は減収となりました。セグメント利益は、価格マネジメント効果やエレクトロニクス関連の機器・工事における売上収益の増加が寄与し、増益となりました。 以上の結果、日本セグメントの売上収益は、4,062億96百万円(前連結会計年度比 0.9%減少)、セグメント利益は、541億82百万円(同 15.1%増加)となりました。 〔米国〕 産業ガス関連では、製商品の出荷は低調でしたが、価格マネジメント効果により増収となりました。機器・工事では、エレクトロニクス関連で減収となりました。セグメント利益は、価格マネジメント効果や生産性向上への取組みがあったものの、コストの上昇や、製商品の出荷数量減少の影響を受け、減益となりました。 以上の結果、米国セグメントの売上収益は、3,605億57百万円(前連結会計年度比 0.1%増加)、セグメント利益は、529億14百万円(同 11.5%減少)となりました。 〔欧州〕 産業ガス関連では、セパレートガスをはじめとするガスの出荷数量は減少しましたが、為替の影響や価格マネジメント効果により、増収となりました。機器・工事では、医療関連機器・工事が堅調に推移したこと、前期に買収したイタリアのプラントエンジニアリング会社の売上収益が加わったことが寄与し、増収となりました。セグメント利益は、ガスの出荷数量減少の影響を受けたものの、価格マネジメント効果や生産性向上への取組みにより、増益となりました。 以上の結果、欧州セグメントの売上収益は、3,509億78百万円(前連結会計年度比 6.8%増加)、セグメント利益は、704億26百万円(同 12.8%増加)となりました。 〔アジア・オセアニア〕 産業ガス関連では、前期に取得したオーストラリアのLPガス販売事業、そして今期に取得したオセアニア地域における産業ガス事業の寄与により、増収となりました。エレクトロニクス関連では、電子材料ガスの出荷数量が回復基調であること、機器・工事が堅調に推移したことにより、増収となりました。セグメント利益は、売上収益の増加により増益となりました。 以上の結果、アジア・オセアニアセグメントの売上収益は、2,084億52百万円(前連結会計年度比 18.1%増加)、セグメント利益は、197億46百万円(同 31.2%増加)となりました。 〔サーモス〕 日本では、猛暑の影響によりスポーツボトルの販売が上期を中心に堅調に推移したこと、機能的でスタイリッシュなデザインを特徴とする新製品の上市もあり、増収となりましたが、韓国では減収となりました。セグメント利益は、日本における売上収益の増加、継続的なコスト削減などにより、増益となりました。 以上の結果、サーモスセグメントの売上収益は、332億63百万円(前連結会計年度比 2.1%増加)、セグメント利益は、65億11百万円(同 3.6%増加)となりました。 各セグメントの売上収益及びセグメント利益の状況は以下のとおりです。(単位:百万円) 前連結会計年度当連結会計年度増減売上収益セグメント利益売上収益セグメント利益売上収益増減率(%)セグメント利益増減率(%)日本410,00947,090406,29654,182△3,712△0.97,09215.1米国360,20059,761360,55752,9143560.1△6,846△11.5欧州328,60162,419350,97870,42622,3766.88,00612.8アジア・オセアニア176,53815,047208,45219,74631,91318.14,69831.2サーモス32,5936,28633,2636,5116692.12253.6調整額80△1,45563△697△16-757-合計1,308,024189,1491,359,611203,08451,5863.913,9347.4(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 ③ 経営成績 当連結会計年度における売上収益は1兆3,596億11百万円となり、前連結会計年度に比べ515億86百万円の増収となっております。為替の影響については、期中平均レートが前連結会計年度に比べ米ドルで1円48銭の円高、ユーロで11円92銭の円安、豪ドルで1円11銭の円安となるなど、売上収益は全体で約229億円多く表示されております。 売上原価は7,771億92百万円(前連結会計年度比 146億10百万円増加)、販売費及び一般管理費は3,853億43百万円(同 260億24百万円増加)、その他の営業収益は68億90百万円(同 45億48百万円減少)、その他の営業費用は106億37百万円(同 260億33百万円減少)、持分法による投資利益は45億53百万円(同 4億60百万円減少)となっております。以上の結果、営業利益は1,978億82百万円となり、前連結会計年度比で319億76百万円の増益となりました。また、営業利益から非経常的な要因により発生した損益を除いたコア営業利益は2,030億84百万円となっており、前連結会計年度比で139億34百万円の増益となりました。非経常的な要因により発生した損益の主な内容は、特別退職金18億43百万円、事業整理損失引当金繰入額14億81百万円などとなっております。 金融収益は28億16百万円(同 10億69百万円減少)、金融費用は239億12百万円(同 6億7百万円減少)、これにより税引前利益は1,767億86百万円となり、前連結会計年度に比べて315億14百万円の増益となりました。主な内容は、受取利息が19億7百万円(同 8億25百万円減少)、受取配当金が9億9百万円(同 1億5百万円減少)、支払利息が228億59百万円(同 15億29百万円減少)、為替差損が10億9百万円(前連結会計年度は為替差益が1億38百万円)などとなっております。 これらの結果、法人所得税と非支配持分を控除した親会社の所有者に帰属する当期利益は1,238億91百万円となり、前連結会計年度比で251億11百万円の増益となりました。 (2) 財政状態 当連結会計年度末の資産合計は2兆7,676億79百万円で、前連結会計年度末比で3,494億81百万円の増加となりました。為替の影響については、前連結会計年度末に比べて米ドルで10円36銭の円安、ユーロで21円33銭の円安となるなど、約2,093億円多く表示されております。 当連結会計年度では、設備投資や企業買収の実行により、有形固定資産が増加したほか、財務健全性を意識した有利子負債の計画的な返済を進めました。不透明な事業環境下においても、債券市場や金融機関との適切なコミュニケーションを続け、資金流動性と調達力を向上してまいります。 また、2019年1月及び同年3月に調達したハイブリッドファイナンスは合計2,500億円であり、格付機関(株式会社日本格付研究所及び株式会社格付投資情報センター)から、この調達額の50%を「資本」として認められており、当社では資本性負債と呼称しております。2019年1月に調達した公募ハイブリッド社債のうち、2024年1月の1,000億円に続き、750億円を2024年12月に全額期限前償還しましたため、当連結会計年度末時点でハイブリッドファイナンスは合計750億円となっております。このハイブリッドファイナンスを考慮した財務安全性指標として、当社では調整後ネットD/Eレシオ(※)を重要業績指標の1つとして定め、負債及び資本の最適な構成を意識してまいりました。なお、調整後ネットD/Eレシオは0.59倍で前連結会計年度末に比べ0.12ポイント改善し、当連結会計年度末時点で0.7倍以下とするKPIを達成することができました。(※)調整後ネットD/Eレシオ=(純有利子負債-資本性負債)÷(親会社の所有者に帰属する持分+資本性負債) 〔資産〕 流動資産は、前連結会計年度末比で575億27百万円増加し、6,233億4百万円となりました。これは主に為替の影響によるものです。為替影響除外後の実質的な金額で比較すると、主にその他の流動資産が減少、また営業債権が増加しております。 非流動資産は、前連結会計年度末比で2,919億53百万円増加し、2兆1,443億75百万円となりました。これは主に為替の影響によるものです。為替影響除外後の実質的な金額で比較すると、主に有形固定資産やのれんが増加しております。〔負債〕 流動負債は、前連結会計年度末比で1,083億0百万円増加し、5,035億86百万円となりました。これは主に社債及び借入金やその他の金融負債の増加によるものです。 非流動負債は、前連結会計年度末比で14億39百万円増加し、1兆34億21百万円となりました。これは主に為替の影響によるものです。為替影響除外後の実質的な金額で比較すると、主に社債及び借入金が減少、またその他の金融負債が増加しております。 〔資本〕 資本は、親会社の所有者に帰属する当期利益の計上による増加や、利益剰余金の配当による減少、在外営業活動体の換算差額の増加等により、前連結会計年度末比で2,397億41百万円増加し、1兆2,606億71百万円となりました。 なお、親会社所有者帰属持分比率は44.0%で前連結会計年度末に比べ3.5ポイント高くなっております。 (3) キャッシュ・フロー〔営業活動によるキャッシュ・フロー〕 税引前利益、減価償却費及び償却費、法人所得税の支払額又は還付額等により、営業活動によるキャッシュ・フローは2,725億94百万円の収入(前連結会計年度比 15.9%増加)となりました。〔投資活動によるキャッシュ・フロー〕 有形固定資産の取得による支出等により、投資活動によるキャッシュ・フローは2,027億76百万円の支出(前連結会計年度比 41.9%増加)となりました。〔財務活動によるキャッシュ・フロー〕 長期借入金の返済による支出、長期借入れによる収入、社債発行による収入等により、財務活動によるキャッシュ・フローは592億30百万円の支出(前連結会計年度比 19.2%減少)となりました。 これらの結果に、為替換算差額等を加えた当連結会計年度の現金及び現金同等物の期末残高は、1,653億48百万円(前連結会計年度比 14.4%増加)となりました。 2022年3月期2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期 親会社所有者帰属持分比率(%)31.833.538.040.544.0 時価ベースの親会社所有者 帰属持分比率(%)51.147.885.480.886.6 債務償還年数(年)6.25.04.33.83.5 インタレスト・カバレッジ・ レシオ(倍)13.714.79.39.411.7(注)各指標は、いずれも連結ベースの財務数値により、以下の定義で算出しております。親会社所有者帰属持分比率 = 親会社の所有者に帰属する持分 ÷ 資産合計時価ベースの親会社所有者帰属持分比率 = [株式時価総額] ÷ 資産合計債務償還年数 = [有利子負債] ÷ [キャッシュ・フロー]インタレスト・カバレッジ・レシオ = [キャッシュ・フロー] ÷ [利払い]・[株式時価総額]は、期末株価終値×期末発行済株式数により算出しております。・[キャッシュ・フロー]は、連結キャッシュ・フロー計算書の営業活動によるキャッシュ・フローを使用しております。・[有利子負債]は、連結財政状態計算書に計上されている負債のうち利子を支払っているすべての負債を対象としております。・[利払い]は、連結キャッシュ・フロー計算書の利息の支払額を使用しております。 (4) 生産、受注及び販売の実績 セグメントごとの販売実績については、「(1) 経営成績 ② セグメント業績」に記載のとおりであります。 なお、当社グループの生産品目は広範囲かつ多種多様であり、また、受注生産形態をとらない製品も多いため、セグメント毎に生産規模及び受注規模を金額あるいは数量で示すことはしておりません。 また、主な販売先別の販売実績及び総販売額実績に対する割合については、当該割合が100分の10未満であるため、記載を省略しております。 (5) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、「連結財務諸表の用語、様式及び作成方法に関する規則」第312条の規定により国際会計基準(IFRS会計基準)に準拠して作成しております。この連結財務諸表の作成に当たって、必要と思われる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。 なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要性がある会計方針、会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定は、「第5 経理の状況 1.連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 2.作成の基礎 及び 3.重要性がある会計方針」に記載しております。(6) 資本の財源及び資金の流動性についての分析 当社グループは、運転資金及び設備資金については、内部資金又は金融機関からの借入金、社債等により調達しております。また、当社グループとしての資金の効率的な活用と金融費用の削減を目的として、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)を導入しております。 資金の流動性については、安定的な営業活動によるキャッシュ・フローに加え、金融機関とのコミットメント・ライン契約の締結やコマーシャル・ペーパー発行枠の設定等により十分な手元流動性を確保しております。
サステナビリティに関する考え方及び取組14,076
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループは、「革新的なガスソリューションにより社会に新たな価値を提供し、あらゆる産業の発展に貢献すると共に、人と社会と地球の心地よい未来の実現をめざします。」というビジョンのもと、ステークホルダーの皆様とのコミュニケーションを大切にし、サステナブルな成長及び企業価値のさらなる向上を目指していきます。 なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末(2026年3月31日)現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 (1)サステナビリティ全般① ガバナンス 当社グループは、取締役会の決議により、当社グループが社会から信頼され、持続的に発展していけるよう、サステナビリティに関わる各種方針を制定し、開示しております。取締役会の決議にもとづきグローバル戦略検討会議、グローバルリスクマネジメント会議、グローバルコンプライアンスコミッティを設置し、これらの会議を通じて、各種方針に基づいたサステナビリティに関わる当社グループの具体的な対応を検討しております。 ≪グローバル戦略検討会議≫ グローバル戦略検討会議は原則年1回開催され、代表取締役社長 CEO(Chief Executive Officer)を議長とし、執行役員、室長、監査役及び議長が指名する者で構成されています。当社グループの次年度予算の決議を行う前に、各事業会社の戦略について詳細を確認するとともに、当社グループ全体での最適な資源配分についての審議を行っています。会議内ではGHG排出量目標などのサステナビリティを含めた財務・サステナビリティの定量的・定性的目標進捗状況についても共有・議論を行っております。グローバル戦略検討会議で決定された事項のうち技術リスクに関する事項については、当社と各事業会社間で開催する技術リスク連絡会議などで具体的な対応策が決定され、グローバルに展開しております。 ≪グローバルリスクマネジメント会議≫ グローバルリスクマネジメント会議は原則年1回開催され、代表取締役社長 CEOを議長とし、執行役員、室長、監査役、グループCCO(Chief Compliance Officer)、地域リスクマネジメント統括責任者及び議長が指名する者で構成されています。事業環境の変化の認識と企業価値の向上と毀損の両面からリスクの特定・評価を実施し、当社グループの重要リスクの選定、対応に関する事項、全社的なリスクマネジメントに関する重要事項などについて審議を行います。グローバルリスクマネジメント会議の詳細については、「第2 事業の状況 3.事業等のリスク (3)グローバルリスクマネジメント会議」に記載しております。 ≪グローバルコンプライアンスコミッティ≫グローバルコンプライアンスコミッティは原則年1回開催され、グループCCOである議長と日本、海外各地域及びサーモスで任命された地域CCOで構成されています。当社グループのコンプライアンス推進と実効性の確保を目的に開催され、コンプライアンス推進方針及び各地域でのコンプライアンス違反事案、訴訟事案、コンプライアンス教育の実施状況報告を行うとともに、必要に応じて個別の課題などに関する審議を行います。審議事項には、当社グループ行動規範、方針の改廃、コンプライアンス推進年度計画、内部通報制度の運用上の課題に関する事項などが含まれます。 ≪サステナビリティ統括室≫ 当社グループでは、CSO(Chief Sustainability Officer)の統括の下、「サステナビリティ統括室」が戦略の策定やリスクの審議をはじめ、サステナビリティに関わる活動全般について推進しております。 サステナビリティに関する取組みなどの活動については、取締役会で適宜、報告しております。 当社グループのサステナビリティに関するガバナンス体制図は、以下のとおりです。当社グループのサステナビリティの推進活動の充実・浸透を目的に、グローバル戦略検討会議を補完する会議体として、サステナビリティ推進委員会を2023年7月より新設いたしました。また、2024年4月より日本、海外各地域及びサーモスに地域CSOを置き、各事業会社とのサステナビリティに関する議論・取組みを推進しております。 (図表1)サステナビリティに関する「ガバナンス体制図」 表:取締役会での主なサステナビリティ関連事項 報告・検討議題2026年3月期・サステナビリティ関連実績報告・サステナビリティKPI(NS Vision 2026)進捗報告・各事業会社のサステナビリティプログラム進捗報告・CDP回答方針の報告・MOS(Management of Sustainability)指標の次年度目標及び前年度実績報告・取締役報酬に連動するサステナビリティKPIの達成度報告・グローバル戦略検討会議及びグローバルリスクマネジメント会議報告・グローバルコンプライアンスコミッティ報告・新中期経営計画の承認・方針の策定及び改定の承認“リスクマネジメント方針”“業務の適正を確保するための体制” ② 戦略 地球規模での環境問題やさまざまな社会課題の解決が求められる中で、企業活動においてもSDGsに代表されるようなサステナビリティへの取組みの重要性が増しております。このような状況の下、当社は、企業存立の前提となる人権の尊重、保安安全、企業倫理の3項目を含む24の重点課題(マテリアリティ)を抽出し、2021年にサステナビリティに関するマテリアリティの見直しを行いました。これらを踏まえ、前中期経営計画「NS Vision 2026」では、初めてサステナビリティに関する8つのプログラム及びKPIを設定し、推進してきました。そして、2026年4月から開始した新中期経営計画「Next Innovation 2030」では、サステナビリティに関わるリスク管理に加え、事業機会としての側面にも着目し、新たに2つのプログラムを追加しました。当社グループは、行動規範に掲げる「革新的なガスソリューションを通じて、あらゆる産業のお客様の価値創造に貢献するとともに、人と地球の心地よい関係を創り、豊かで持続可能な社会の実現への貢献」に向け、新しいマテリアリティを踏まえた取組みを推進していくことで、サステナブルな成長及び企業価値のさらなる向上を目指していきます。 当社グループのマテリアリティの特定プロセス及びマテリアリティは、以下のとおりです。 《マテリアリティ特定プロセス》Step1:課題の抽出GRIガイドライン、国連グローバル・コンパクト、ISO26000などの国際的ガイドライン、SDGsやESG評価機関の評価項目を参照し、当社の事業活動に関係する環境、社会課題を抽出Step2:社内アンケートとマテリアリティ候補の特定グローバルでの従業員アンケートを実施し、各リージョン事業との整合、妥当性の確認及び「ステークホルダー」及び「自社」2軸での重要度を定量評価Step3:社内議論と確定絞り込んだ重要課題及びその優先順位付けについてグローバル戦略検討会議、経営会議及び取締役会においてその妥当性の議論、総合的評価を実施し、マテリアリティ・マトリックスを作成Step4:承認取締役会での承認を得て、特定 (図表2)マテリアリティ ③ リスク管理 当社グループでは、当社グループ全体でリスクの管理体制を構築し、サステナビリティ関連の機会・リスクをマネジメントしております。具体的には、年1回開催するグローバル戦略検討会議及びグローバルリスクマネジメント会議において、サステナビリティ関連リスクの特定・評価を行っております。また、グローバル戦略検討会議では、各事業会社の機会についても議論・共有しております。これらの機会・リスクについては、サステナビリティ統括室が事務局を担当する、当社と各事業会社間で開催する技術リスク連絡会議などで具体的な対応策が決定され、グローバルに展開しております。 会議体リスクの特定・評価、マネジメントのプロセス• グローバル戦略検討会議• グローバルリスクマネジメント会議• グローバルコンプライアンスコミッティ• 技術リスク連絡会議• 長期リスクの早期発見とその顕在化の防止、また顕在化したときに迅速な対応ができるよう、当社グループ各社でリスク管理体制を構築• リスクの重要度は、発生頻度×財務又は戦略面への影響度により決定• 年1回開催のグローバル戦略検討会議(議長:CEO)により、事業に関する財務又は戦略面での影響を評価• 年1回開催のグローバルリスクマネジメント会議(議長:CEO)により、事業環境の変化の認識と企業価値の向上と毀損の両面からリスクの特定・評価を実施し、重要リスクを選定• グローバルコンプライアンスコミッティ(議長:グループCCO)において、コンプライアンスに関する重大なリスクを特定・評価し、各地域の施策に反映• グローバル戦略検討会議で決定された事項は、当社と各事業会社間で開催する技術リスク連絡会議で具体的な対応策が決定され、グローバルに展開 ④ 指標及び目標 当社グループは、特定したマテリアリティに対して、当社グループ全体で取り組むサステナビリティプログラムを策定し、これらのプログラムの推進による取組みの強化、充実を図っていくことで、持続可能な社会の実現に貢献していきます。この取組みを進めるにあたり、サステナビリティ目標を設定し、各指標について毎年の進捗をモニタリングすることで、マテリアリティへの取組みを着実に推進してまいります。 2026年3月期実績は、2026年9月以降に当社ウェブサイト上で公表する「統合報告書2026」をご参照ください。 8つのサステナビリティプログラムとサステナビリティ目標プログラム名取組み内容サステナビリティ目標NS Vision 2026最終年度目標(2026年3月期)2025年3月期実績Carbon Neutral Program Ⅰ当社グループのGHG排出量の削減GHG総排出量削減(注1)18%21.2%Carbon Neutral Program II環境貢献製商品による顧客のGHG削減GHG削減貢献量当社グループが販売する環境貢献製商品によるGHG削減量>当社グループGHG総排出量8,104>5,258千t-CO2eSafety First Program休業災害度数率の低減休業度数率(連結)(注2)≦1.61.85Talent Diversity Program多様な人財活用の推進女性従業員比率≧22%20.8%女性管理職比率≧18%16.7%Compliance Penetration Programコンプライアンス教育の実施と徹底コンプライアンス研修受講率100%100%Zero Waste Program廃棄物の排出削減---Sustainable Water Program水資源の有効活用---Quality Reliability Program品質・信頼性の向上をめざした取組み---(注)1.欧州事業買収が完了した2019年3月期の実績を補正し基準年度として、該当年度の削減目標を設定します。2.休業度数率労働災害の発生頻度を表す指標であり、休業災害被災者数÷延べ労働時間×100万時間で算出します。 (2)気候変動への対応 当社グループは、人と社会と地球の心地よい未来の実現に向け、環境負荷低減や省エネルギー活動の推進、GHG排出量削減に貢献する製商品の拡大に取り組んできました。そして、2019年11月にTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)への賛同を表明し、情報開示を進めてまいりました。今後も、新しいマテリアリティの一つである「気候変動の緩和と適応」を推進し、TCFDの提言に沿った情報開示を実施していきます。 〔TCFDに沿った情報開示〕① ガバナンス 気候変動への対応にかかわるガバナンスに関しては、「(1)サステナビリティ全般 ① ガバナンス」をご参照ください。 ② 戦略 当社グループでは、気候変動の事業への影響を把握し、気候変動の機会・リスクに対する当社グループ戦略のレジリエンスを評価することを目的として、シナリオ分析を実施しております。 「移行シナリオ(2℃未満シナリオ)」、「物理的気候シナリオ(4℃シナリオ)」による短期(~2025年)・中期(2026~2030年)・長期(2031~2050年)の時間軸を考慮し、機会・リスクの洗い出しを行い、各リージョンでの主にガスビジネスにおけるこれらの機会・リスクに対して〔影響を受ける可能性〕×〔影響の大きさ〕の指標を基に評価を行いました。当社グループにとって財務的に大きなインパクトを与えるマイナスの影響をリスクととらえ、プラスの影響を機会ととらえております。 「移行シナリオ」では、国際エネルギー機関(IEA)のSustainable Development Scenario(SDS)、「物理的気候シナリオ」では、国連のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の第5次評価報告書(2014年発表)による地球温暖化シナリオ(RCP8.5)を参考にし、インパクト分析を行いました。 なお、シナリオ分析により特定した事業機会を獲得していくために、カーボンニュートラルに関わる領域での事業成長を目指すグローバルな組織を編成し、事業機会を探求するとともにカーボンニュートラル社会の実現に向けた取組みを推進しております。 当社グループの機会・リスクを整理し、調達、操業、製品・サービスにおいて考えられるインパクトを分析、統合化した結果は「図表3 TCFDシナリオ分析」のとおりです。 (図表3)TCFDシナリオ分析タイプ気候変動リスク項目評価事業リスク事業機会当社の対応移行政策規制カーボンプライシング制導入大〈中長期〉・税負担の増加による収益減少〈中長期〉・早期対応の差別化による事業機会獲得・PPAやグリーン電力証書による再生可能エネルギーの導入拡大技術低炭素な代替製品への置換・省エネの進展中〈中長期〉・低炭素製品選別による既存商材の売上減少〈短中期〉・省エネによる収益幅増大・低炭素化に資する既存製品の需要拡大〈中長期〉・低炭素化に寄与する環境貢献商材の事業機会拡大・環境貢献商材の開発促進・DX技術の導入などの生産性改善による省エネルギー化促進(SAITEKI導入(注1)、配送最適化)市場市場ニーズの変化顧客の事業活動の
コーポレート・ガバナンスの概要9,059
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】(1) コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、当社のコーポレート・ガバナンスの指針となるコーポレートガバナンス原則を取締役会で制定しております。当社は、当社グループの持続的な成長及び長期的な企業価値の向上を図る観点から、株主をはじめ顧客・従業員・地域社会等の立場を踏まえた上で、意思決定の透明性・公正性を確保するとともに、保有する経営資源を有効に活用し、迅速・果断な意思決定により経営の活力を増大させることがコーポレート・ガバナンスの要諦であると考え、次の基本的な考え方に沿って、コーポレート・ガバナンスの充実に取り組んでおります。ⅰ.株主の権利を尊重し、平等性を確保する。ⅱ.株主を含むステークホルダーの利益を考慮し、それらステークホルダーと適切に協働する。ⅲ.会社情報を適時適切に開示し、透明性を確保する。ⅳ.監督と執行を分離することにより、取締役会による業務執行の監督機能を実効化する。ⅴ.当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するため、株主との間で建設的な対話を行う。 (2) コーポレート・ガバナンス体制の概要及び当該体制を採用する理由提出日(2026年6月15日)現在、取締役会は、的確な経営判断を可能とするため、取締役9名で構成されており、うち5名は社外取締役であります。定款で取締役の員数は15名以内と定めています。取締役会は毎月1回定期に開催され、重要事項が全て付議されるとともに、業務執行状況についても報告されております。取締役会には、任意の諮問委員会である「指名・報酬諮問委員会」を設置しています。「指名・報酬諮問委員会」の委員は、委員長を長澤克己(社外取締役)、委員を濱田敏彦(代表取締役社長 CEO)、原美里(社外取締役)、宮武雅子(社外取締役)、中島秀夫(社外取締役)及び山地勝仁(社外取締役)がそれぞれ務めています。取締役会は、「指名・報酬諮問委員会」に取締役・監査役候補の選定、執行役員の選任及び解任、代表取締役社長 CEOの後継者の選定並びに役員報酬等の決定方針及び取締役報酬規程等の改訂について諮問し、独立社外取締役から助言を得ることにより、意思決定の透明性と客観性を確保することに努めています。当社と各社外取締役は、当社定款及び会社法第427条第1項の規定に基づき、会社法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、会社法第425条第1項に定める額としております。また、取締役会のほか、CEO及び執行役員等で構成する経営会議を設置し、意思決定の迅速化を図っております。なお、各事業年度における経営責任をより一層明確にするため、取締役の任期を1年と定めております。監査役は4名の常勤監査役のうち3名が社外監査役であります。監査役は取締役会及び経営会議へ出席し、取締役の業務執行を客観的な立場から監査するとともに、公正な視点で意見の形成・表明を行っております。監査の実施にあたっては、会計監査人から監査計画、監査実施状況の報告を受けるほか、内部監査を行う監査室から監査結果の報告を受けるなど、会計監査人及び監査室とも連携して進めております。さらに、監査役による監査の実効性を確保するため、専任のスタッフによる監査役職務の支援のための監査役会事務局を設置しております。なお、社外取締役の5名と社外監査役のうち2名は、独立役員であります。当社は、EY新日本有限責任監査法人を会計監査人として選任しております。以上のほか、当社は日本酸素ホールディングスグループ行動規範を制定し、当社グループ全体の遵法精神と企業倫理の向上を図っております。 (3) 取締役会及び指名・報酬諮問委員会の活動状況(2025年度)1)取締役会の活動状況・開催頻度:原則として毎月1回定期に開催され、2025年度は計11回開催されました。この他会社法第370条に基づく書面によるみなし決議が1回行われました。・構成:取締役会の議長は代表取締役社長が務めております。・検討内容:2025年度は、個別の重要投資案件や、指名・報酬諮問委員会の答申に基づき役員の選任、次期中期経営計画の策定等について審議いたしました。また、中期経営計画の進捗状況を含む業務執行につき報告を行い、モニタリングを行うとともに、取締役会の実効性評価についても討議を行いました。 ・役員の出席状況:全11回中、個々の役員の出席状況については次のとおりです。役職氏名出席回数代表取締役社長濱田 敏彦11回/11回取締役永田 研二11回/11回取締役ラウル ジュディチ11回/11回取締役矢部 尚登9回/9回(注)取締役トーマス スコット カルマン2回/2回(注)社外取締役原 美里11回/11回社外取締役長澤 克己11回/11回社外取締役宮武 雅子11回/11回社外取締役中島 秀夫11回/11回社外取締役山地 勝仁11回/11回監査役(常勤)亘 聡11回/11回社外監査役(常勤)明石 健太郎11回/11回社外監査役(常勤)一矢 耕平11回/11回社外監査役(常勤)柴田 利喜9回/9回(注)社外監査役(常勤)橋本 明博2回/2回(注)(注)矢部尚登(取締役)は、2025年6月から取締役に就任しておりますが、就任以降開催された取締役会には全て出席しております。トーマス スコット カルマンは、2025年6月に取締役を退任しております。柴田利喜(社外監査役)は、2025年6月から監査役に就任しておりますが、就任以降開催された取締役会には全て出席しております。橋本明博は、2025年6月に社外監査役を退任しております。 2)指名・報酬諮問委員会の活動状況・開催頻度:原則不定期に開催されますが、2025年度は計17回開催されました。・構成:2025年度は、委員長を長澤克己(社外取締役)、委員を濱田敏彦(代表取締役社長 CEO)、原美里(社外取締役)、宮武雅子(社外取締役)、中島秀夫(社外取締役)、山地勝仁(社外取締役)がそれぞれ務めておりました。・検討内容:2025年度は、役員・執行役員報酬制度の改定を始めとし、CEO後継者の選定プログラムやその他役員・執行役員候補者の選任、人財の多様性推進の進捗状況等についても議論を行い、必要に応じて取締役会に答申を行いました。・委員の出席状況:全17回中、個々の委員の出席状況については次のとおりです。役職氏名出席回数社外取締役(委員長)長澤 克己17回/17回代表取締役社長(委員)濱田 敏彦17回/17回社外取締役(委員)原 美里17回/17回社外取締役(委員)宮武 雅子17回/17回社外取締役(委員)中島 秀夫17回/17回社外取締役(委員)山地 勝仁17回/17回 会社の機関・内部統制の関係を分かりやすく示す図表 (4) 企業統治に関するその他の事項1)内部統制システムの概要当社は、会社法及び会社法施行規則に定める業務の適正を確保するための体制(「内部統制システム」)について、取締役会で以下のとおり決議しております。 ① 当社グループの取締役及び使用人の職務の執行が法令・定款に適合することを確保するための体制当社は、行動規範を当社グループにおけるコンプライアンスの基本方針とし、その実効性を確保するための組織及び規程を整備するものとする。当社にグループチーフコンプライアンスオフィサー(以下、「グループCCO」という。)を、また、各地域に地域チーフコンプライアンスオフィサー(以下、「地域CCO」という。)を置き、グループCCOは当社グループにおけるコンプライアンス推進活動を統括し、地域CCOは地域におけるコンプライアンス推進活動を統括する。グループCCO及び地域CCOは、当社グループのコンプライアンス推進活動の充実と浸透に努めるものとする。グループCCOの主催による、グローバルコンプライアンスコミッティを定期的に開催し、コンプライアンス推進方針及び各地域でのコンプライアンス推進活動の内容を共有するとともに、必要に応じて個別の課題に関する審議を行う。国内外に内部通報制度を整備し、当社グループ内におけるコンプライアンス違反及びその可能性を発見した場合に、不利益を受けることなく通報できる体制を確保するものとする。財務報告の信頼性を確保するため、内部統制報告制度を整備し、その有効かつ効率的な運用・評価を行うものとする。上記組織・機関・制度の運用状況は、当社の監査部門が内部監査を実施するものとする。 ② 取締役の職務執行に係る情報の保存及び管理に関する事項取締役の職務の執行に係る情報は、当社グループの情報セキュリティマネジメントシステムに定められた情報セキュリティポリシー等に基づき、適切に保存及び管理を行う。上記の保存及び管理は、当該情報を取締役・監査役が閲覧可能な状態を維持するものとする。上記の運用状況は、当社の監査部門が内部監査を実施するものとする。 ③ 当社グループの損失の危険の管理に関する規程その他の体制当社は、リスクマネジメント方針を当社グループにおけるリスク管理の基本方針とし、その実効性を確保するための組織及び規程を整備するものとする。リスク管理は当該分野の所管部門が行うほか、グローバルリスクマネジメント会議を設置し、当社グループ全体の重要リスクを選定のうえ、対応策を策定するものとする。上記組織・機関の運用状況は、当社の監査部門が内部監査を実施するものとする。 ④ 当社グループの取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制取締役の職務の効率性を確保するため、取締役会において合理的な職務分掌及び適切な執行役員の任命を行うものとする。取締役会が定める基本方針に基づいて、代表取締役社長が業務執行するにあたり、経営会議において必要とされる事項の審議・決裁を行うものとする。グローバル戦略検討会議において、当社グループの経営戦略の策定及び進捗管理を行うものとする。グループ中期経営計画を策定し、当該計画の達成のため、定量的・定性的目標を設定し、四半期毎にモニタリングを通じて業績管理を行うものとする。 ⑤ 当社グループにおける業務の適正を確保するための体制上記方針及びグループ経営規程その他の関連規則に基づき、当社グループの経営管理を行うとともに、コンプライアンス推進、リスク管理その他の内部統制システムを構成する制度は、当社グループ全体を対象とするものとし、当社は持株会社として、当社グループ各社の自主性を尊重しつつ、内部統制システムの整備・運用を支援し、状況に応じてその管理を行うものとする。当社の監査部門は、当社グループ各社の内部監査部門と連携し、当社グループ各社の監査を通じて、当社グループの内部統制システムの整備状況を把握・評価するものとする。 ⑥ 監査役がその補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関する体制監査役の職務を補助する組織として、取締役の指揮命令から独立した監査役会事務局を設置し、専属の使用人を配置するものとする。 ⑦ 前号の使用人の取締役からの独立性及び当該使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項前号の監査役会事務局使用人は、監査役より監査業務に必要な命令を受けた場合は、取締役の指揮命令は受けないものとする。当該使用人の考課は監査役が実施し、その異動・懲戒等については、監査役の事前同意を得るものとする。 ⑧ 当社の監査役への報告に関する体制、当社の監査役へ報告した者が当該報告をしたことを理由として不利益な取扱いを受けないことを確保するための体制監査役と取締役は定期的に会合を開催し、情報の共有に努めるとともに、取締役及び使用人は、法定の事項に加え、下記ⅰ~ⅴの事項を遅滞なく監査役に報告するものとする。当社の取締役及び使用人並びに当社グループ各社の取締役、監査役及び使用人は、ⅳ又はⅴに該当する事項について当社の主管部署に報告するほか、監査役もしくは監査役会に対しても直接報告することができるものとする。本号に定める監査役に報告をした者が、当該報告を行ったことを理由として不利益な取扱いを受けることを禁止するものとする。ⅰ.当社又は当社グループ各社の経営に影響を及ぼす重要事項に関して取締役が決定した内容ⅱ.担当部署が行う当社又は当社グループ各社の内部監査の結果ⅲ.内部通報のうち、当社又は当社グループ各社の経営に重大な影響を及ぼす事項ⅳ.コンプライアンスに違反する事項のうち、当社又は当社グループ各社の経営に重大な影響を及ぼす事項ⅴ.品質不良、製品欠陥に関する事項のうち、当社又は当社グループ各社の経営に重大な影響を及ぼす事項 ⑨ 監査役の職務の執行について生ずる費用又は債務の処理に係る方針監査役が、その職務の執行について費用の前払いもしくは償還の請求をしたときは、当該請求に係る費用又は債務が当該監査役の職務の執行に必要でないと認められた場合を除き、速やかに当該費用又は債務を処理するものとする。 ⑩ その他監査役の監査が実効的に行われることを確保するための体制監査役会は、内部監査部門と連携するとともに、会計監査人を監督し、会計監査人の取締役からの独立性を確保するため、会計監査人の監査計画について事前に報告を受領し、定期的に監査結果の報告を受けるなど密接に連絡関係を維持するものとする。 2)リスク管理体制の整備の状況当社グループは、中長期視点から経営上のリスクを評価し、グループにおける役割と責任を明確化し、リスクマネジメント活動の最適化を図ります。詳細は「第2 事業の状況 3.事業等のリスク」をご参照ください。 (5) 会社の支配に関する基本方針① 当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針当社は、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者は、当社の経営理念、企業価値を生み出す源泉、当社を支えるステークホルダーとの信頼関係などを十分に理解し、当社の企業価値ひいては株主共同の利益を長期的に確保、向上させる者でなければならないことを基本原則といたします。また、上場会社である当社の株式は、株式市場を通じて多数の株主、投資家の皆様による自由な取引が認められているものであり、仮に当社株式の大規模な買付行為や買付提案がなされた場合であっても、当該当社株式の大規模買付が当社の企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に資するものである限り、これを一概に否定するものではありません。これら当
役員の報酬等4,872
(4)【役員の報酬等】① 役員報酬等の決定方針a.役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 取締役及び監査役の報酬等は株主総会の決議により、取締役全員及び監査役全員それぞれの報酬限度額を決定しております。各取締役の報酬額は、取締役会の一任を受けた代表取締役社長が当社の定める一定の基準に基づき決定し、各監査役の報酬額は、監査役の協議により決定いたします。なお、当社は複数の独立社外取締役及び代表取締役社長で構成され、社外取締役を委員長とする任意の「指名・報酬諮問委員会」を設置しており、取締役及び監査役の報酬制度の妥当性については、取締役会及び監査役会からの諮問を受け、本委員会で審議し、その結果を取締役会及び監査役会に答申しております。 取締役の報酬は、(ⅰ)役位別の固定報酬である「基本月例報酬」、(ⅱ)業績に連動して変動する「業績連動報酬」、及び(ⅲ)中期経営計画で掲げた非財務指標目標(一部)の進捗度・達成度等に連動して変動する「非財務指標連動報酬」からなり、各人の支給額に反映されます。取締役の報酬は、原則として年俸制とし、毎月の支給額は年俸を12等分した額としております。報酬の改定は毎年7月の支給分から反映されております。 報酬の内、(ⅱ)の「業績連動報酬」部分は、各年度の(Ⅰ)中期経営計画を目標とした予算達成度、(Ⅱ)業績の伸長度及び(Ⅲ)効率性改善度に応じて算定された額を、また、(ⅲ)の「非財務指標連動報酬」部分は、中期経営計画で定めた非財務指標目標(一部)の各年度における進捗度又は達成度等に連動して変動するもので、(a)休業災害度数率の進捗度、(b)コンプライアンス研修受講率の達成度及び、(c)環境貢献製商品によるGHG削減貢献度の伸長度に応じて算定された額を、それぞれ7月から支給される報酬額に反映しております(例えば、2025年3月期(2024年4月1日~2025年3月31日)の実績評価等に基づいた数値が、2025年7月からの取締役の報酬支給額に反映されることとなります)。(注) 社外取締役並びに親会社又は当社の兄弟会社の役職員を主たる職務としている取締役には、当社の取締役としての報酬として固定報酬である「基本月例報酬」のみを支給しております。社外監査役を含む監査役の報酬は固定報酬となっております。(注)子会社の役員を主たる職務としている取締役の「非財務指標連動報酬」については、非財務KPIとして「環境貢献製商品によるGHG削減貢献量」のみ適用されます。詳細は「② 報酬等の額等 d.2026年3月期における取締役に対する業績連動報酬等に係る指標の目標及び実績」をご参照ください。 b.取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針ⅰ.取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針の決定方法 2016年5月11日に開催された取締役会において取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を決議し、また同年6月21日の取締役会において指名・報酬諮問委員会の設置及び取締役報酬内規の改定を決議しております。なお、同委員会は複数の独立社外取締役及び代表取締役社長で構成され、社外取締役を委員長としております。また、取締役の報酬については、同委員会で継続的に議論されており、同委員会の答申に基づいてこれまでに複数回取締役報酬内規の改定を行っております。 ⅱ.決定方針の内容の概要 取締役及び監査役の報酬等は株主総会の決議により、取締役全員及び監査役全員それぞれの報酬限度額を決定しております。 当事業年度に係る各取締役の報酬は、上記「a.役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項」に記載の方針に基づき決定されます。 取締役の個人別の報酬は、取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針に基づいて取締役会で決議された取締役報酬内規に従って算定されており、当該方針に沿うものと判断しております。 c.取締役の個人別の報酬等の決定に係る委任に関する事項 2025年度においては、2025年6月18日開催の取締役会にて、代表取締役社長 濱田敏彦に、取締役の個人別の報酬額の具体的内容の決定を委任する旨の決議をしております。委任した権限の内容は、取締役報酬内規に基づく各取締役の月例報酬額、業績連動報酬額及び非財務指標連動報酬の算出及び決定であり、これらの権限を委任した理由は、内規に基づく報酬額の決定を行うのは、当社の業務執行を統括する立場である代表取締役社長が最も適しているからであります。 取締役報酬は、内規に基づき取締役の役位と業績等から一義的に計算される内容となっており、代表取締役社長の計算結果は、検証することが可能なものとしております。また、計算結果は指名・報酬諮問委員会に報告されております。 d.業績連動報酬と業績連動報酬以外の報酬等の支給額及び支給割合の決定に関する方針に係る事項 業績連動報酬と業績連動報酬以外の報酬等の支給額及び支給割合の決定に関する方針につきましては、任意の「指名・報酬諮問委員会」で、業績連動報酬及び業績連動報酬以外(基本月例報酬及び非財務指標連動報酬)の報酬水準や比率に関する外部の調査データを参考に、売上収益等が同規模の他企業との報酬水準・業績連動性の客観的な比較検証を行った上で決定しております。 e.役員報酬の限度額に関する株主総会の決議に係る事項 取締役の報酬限度額は、2022年6月17日開催の第18回定時株主総会において、年額8億円以内(うち社外取締役1億円以内、使用人分給与は含まない。)と決議しております。当該株主総会終結時点の取締役は9名(うち社外取締役は5名)です。 また、監査役の報酬限度額は、2007年6月28日開催の第3回定時株主総会において、年額2億円以内と決議しております。当該株主総会終結時点の監査役は4名です。 ② 報酬等の額等a.役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(人)基本報酬業績連動報酬非財務指標連動報酬取締役(社外取締役を除く)1528852105監査役(社外監査役を除く)3030--1社外役員151151--9(注)1.取締役の支給額には、使用人兼務取締役の使用人分の給与は含まれておりません。2.上記報酬等の総額には、2025年度中に退任した取締役1名及び退任した監査役1名に支給した報酬等が含まれております。 b.提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等氏名連結報酬等の総額(百万円)役員区分会社区分報酬等の種類別の額(百万円)基本報酬業績連動報酬非財務指標連動報酬濱田 敏彦109代表取締役提出会社55459トーマス スコット カルマン246取締役提出会社300Matheson Tri-Gas, Inc.55188-ラウル ジュディチ160取締役提出会社1230Nippon Gases Euro-Holding S.L.U.5885-(注)1.連結報酬等の総額が1億円以上である者に限定して記載しております。2.Matheson Tri-Gas, Inc.の報酬等の額は期中平均レートの1米ドル=151円9銭で換算しております。また、Matheson Tri-Gas, Inc.は、2026年4月1日付けでNippon Sanso Matheson, Inc.へ商号変更しております。3.Nippon Gases Euro-Holding S.L.U.の報酬等の額は期中平均レートの1ユーロ=175円58銭で換算しております。また、Nippon Gases Euro-Holding S.L.U.は、2026年4月1日付けでNippon Sanso Euro-Holding S.L.U.へ商号変更しております。4.トーマス スコット カルマンは、2025年6月の当社株主総会にて退任した取締役です。 c.業績連動報酬等に係る指標、当該指標を選択した理由及び当社業績連動報酬の決定方法 業績連動報酬及び非財務指標連動報酬は、それぞれ以下の計算式に基づき、決定されます。・業績連動報酬(変動)= 役位別基準額 × [業績連動報酬に係る評価に基づく係数]・非財務指標連動報酬(変動)= 役位別基準額 × [非財務指標連動報酬に係る評価に基づく係数] なお、[業績連動報酬に係る評価に基づく係数]及び、[非財務指標連動報酬に係る評価に基づく係数]は、中期経営計画における経営上の目標の達成状況を判断し、会社業績との連動性を高め、かつ客観性及び透明性を高めるために、それぞれ以下の数値を適用しております。 [業績連動報酬に係る評価に基づく係数]・中期経営計画を目標とした各年度予算達成度(連結売上収益額及び連結コア営業利益率)・各年度の業績伸長度(連結売上収益額、連結コア営業利益額及び親会社の所有者に帰属する当期利益額)・各年度の効率性改善度(連結ROCE after Tax) [非財務指標連動報酬に係る評価に基づく係数]・中期経営計画スタート時点を基準とした休業災害度数率の進捗度・前年度のコンプライアンス研修受講率の達成度・各年度の環境貢献製商品によるGHG削減貢献量の伸長度 d.2026年3月期における取締役に対する業績連動報酬等に係る指標の目標及び実績報酬の種類(注1)属性構成比(注2)業績指標・非財務指標(KPI)評価ウェイト基準値等実績等代表取締役社長子会社の役員を主たる職務としている取締役代表取締役社長子会社の役員を主たる職務としている取締役(注3)基本月例報酬固定5374------業績連動報酬変動4022中期経営計画を目標とした各年度予算達成度連結売上収益額16.616.62025年3月期目標1,300,000百万円2025年3月期実績1,308,024百万円連結コア営業利益率16.616.62025年3月期目標13.6%2025年3月期実績14.5%各年度の業績伸長度連結売上収益額16.616.62024年3月期実績1,255,081百万円2025年3月期実績1,308,024百万円連結コア営業利益額16.616.62024年3月期実績165,996百万円2025年3月期実績189,149百万円親会社の所有者に帰属する当期利益額16.616.62024年3月期実績105,901百万円2025年3月期実績98,779百万円各年度の効率性改善度連結ROCE after Tax16.616.62024年3月期 実績6.7%2025年3月期 実績7.2%非財務指標連動報酬変動74中期経営計画で定めた非財務指標(一部)の進捗度・達成度等休業災害度数率(注4)50-2022年3月期実績2.1(注4)2025年3月期実績1.8コンプライアンス研修受講率(注4)25-100%(注4)2025年3月期実績100%環境貢献製商品によるGHG削減貢献量(注3)251002024年3月期実績7,454千t2025年3月期実績8,012千t (注)1.社外取締役並びに親会社又は当社の兄弟会社の役職員を主たる職務としている取締役には、固定報酬である「基本月例報酬」のみを支給しております。2.構成比は、役位別基準額の割合を記載しております。3.子会社の役員を主たる職務としている取締役には、「非財務指標連動報酬」の指標として「環境貢献製商品によるGHG削減貢献量」のみが適用され、「休業災害度数率」「コンプライアンス研修受講率」は適用されません。4.休業災害度数率については、中期経営計画スタート時点を基準として2026年3月期において1.6以下となることを目標としております。コンプライアンス研修受講率については、毎期100%受講を目標としております。
従業員の状況5,015
(2)【従業員の状況】(1) 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)日本5,967(1,178)米国4,606(7)欧州3,716(249)アジア・オセアニア4,658(234)サーモス1,356(696)報告セグメント計20,303(2,364)全社(共通)108(9)合計20,411(2,373) (注)従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(派遣社員を含む。)は、当連結会計年度の平均人員を( )外数で記載しております。 (2) 提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢平均勤続年数平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)108(9)43才9ヶ月16年9ヶ月10,6413.1 セグメントの名称従業員数(人)日本-(-)米国-(-)欧州-(-)アジア・オセアニア-(-)サーモス-(-)報告セグメント計-(-)全社(共通)108(9)合計108(9) (注)1.従業員数は就業人員(役員及び当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(派遣社員を含む。)は、当事業年度の平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与(税込)は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。 (3) 最大人員会社の状況① 当事業年度における従業員数が最も多い会社 大陽日酸㈱ 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢平均勤続年数平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)2,164(114)42才7ヶ月17年10ヶ月9,0823.5 (注)1.従業員数は就業人員(役員及び社外から当社への出向者を除き、当社から社外への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(派遣社員を除く。)は、当事業年度の平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与(税込)は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。3.大陽日酸㈱は、2026年4月1日付けで日本酸素㈱へ商号変更しております。 ② 上記①の次に従業員数が多い会社 大陽日酸エンジニアリング㈱ 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢平均勤続年数平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)521(101)42才3ヶ月14年1ヶ月7,1176.0 (注)1.従業員数は就業人員(役員及び社外から当社への出向者を除き、当社から社外への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(派遣社員を除く。)は、当事業年度の平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与(税込)は、基準外賃金及び賞与を含んでおります。3.大陽日酸エンジニアリング㈱は、2026年4月1日付けで日本酸素エンジニアリング㈱へ商号変更しております。 (4) 労働組合の状況 当社には労働組合はありませんが、2026年3月31日時点において、当社の子会社である大陽日酸株式会社(2026年4月1日付けで日本酸素株式会社へ商号変更しております。)等には、各社籍従業員にて、労働組合が組織されております。 その他労働組合との関係について特記すべき事項はありません。 (5) 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合、労働者の育児休業取得率、労働者の男女の賃金の額の差異、採用した労働者に占める女性労働者の割合及び労働者に占める女性労働者の割合① 管理的地位にある労働者に占める女性労働者の割合会社名前事業年度当事業年度大陽日酸㈱2.5%2.9%日酸TANAKA㈱5.0%4.0%大陽日酸ガス&ウェルディング㈱1.2%-日本液炭㈱-0.9%大陽日酸東関東㈱4.8%5.3%日酸運輸㈱--大陽日酸JFP㈱2.5%2.7%大陽日酸エンジニアリング㈱2.0%2.2%極陽セミコンダクターズ㈱--日本メガケア㈱5.2%5.0%アイ・エム・アイ㈱8.8%8.6%サーモス㈱5.6%10.0%(注)1.グループ会社のうち、常時雇用する労働者が101名以上の会社を開示対象としております。2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。3.出向者については、当社グループからグループ外への出向者を含み、グループ外から当社グループへの出向者を除いております。4.次の各社は、2026年4月1日付けで下記のとおり商号変更しております。・大陽日酸㈱は、日本酸素㈱へ商号変更しております。・大陽日酸ガス&ウェルディング㈱は、日本酸素G&W㈱へ商号変更しております。・大陽日酸東関東㈱は、日本酸素東関東㈱へ商号変更しております。・大陽日酸JFP㈱は、日本酸素JFP㈱へ商号変更しております。・大陽日酸エンジニアリング㈱は、日本酸素エンジニアリング㈱へ商号変更しております。 ② 労働者の育児休業取得率会社名前事業年度当事業年度男性女性男性女性大陽日酸㈱60.0%100.0%80.0%100.0%日酸TANAKA㈱66.7%-75.0%-大陽日酸ガス&ウェルディング㈱28.6%100.0%12.5%133.3%日本液炭㈱--100.0%100.0%大陽日酸東関東㈱----日酸運輸㈱--100.0%-大陽日酸JFP㈱--83.3%-大陽日酸エンジニアリング㈱28.6%-60.0%-極陽セミコンダクターズ㈱---100.0%日本メガケア㈱--100.0%-アイ・エム・アイ㈱--25.0%100.0%サーモス㈱--90.0%80.0%(注)1.2025年度より、開示対象を常時雇用する労働者が101名以上のグループ会社に拡大しております。開示対象外である年度及び出産者(配偶者出産者)が0名の場合は、「-」と表示しております。2.育児休業取得率は、「育児休業開始者 ÷ 出産者(配偶者出産者) × 100」の算式で計算しております。(育児休業開始者は休業開始日、出産者(配偶者出産者)は出産日を基準として人数を計上しているため、育児休業取得率が100%を上回ることがあります。)なお、男性の育児休業取得率は、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.出向者については、当社グループからグループ外への出向者を含み、グループ外から当社グループへの出向者を除いております。4.次の各社は、2026年4月1日付けで下記のとおり商号変更しております。・大陽日酸㈱は、日本酸素㈱へ商号変更しております。・大陽日酸ガス&ウェルディング㈱は、日本酸素G&W㈱へ商号変更しております。・大陽日酸東関東㈱は、日本酸素東関東㈱へ商号変更しております。・大陽日酸JFP㈱は、日本酸素JFP㈱へ商号変更しております。・大陽日酸エンジニアリング㈱は、日本酸素エンジニアリング㈱へ商号変更しております。 ③ 労働者の男女の賃金の額の差異会社名前事業年度当事業年度正社員パート・有期社員全労働
関係会社の状況2,871
4【関係会社の状況】会社名住所資本金主要な事業の内容議決権所有割合(%)関係内容役員の兼任(親会社) 三菱ケミカルグループ㈱東京都千代田区百万円50,000グループ会社の経営管理(被所有)50.7なし(連結子会社) 大陽日酸㈱東京都品川区百万円1,500日本100.0あり日酸TANAKA㈱埼玉県入間郡百万円1,220日本79.2(79.2)あり大陽日酸ガス&ウェルディング㈱大阪市西区百万円100日本100.0(100.0)あり日本液炭㈱東京都港区百万円600日本85.4(85.4)あり大陽日酸東関東㈱茨城県日立市百万円200日本100.0(100.0)なし大陽日酸系統科技股份有限公司台湾千ニュー台湾ドル21,200日本100.0(100.0)なし日本メガケア㈱東京都板橋区百万円100日本50.9(50.9)ありアイ・エム・アイ㈱埼玉県越谷市百万円100日本100.0(100.0)なし㈱ティーエムエアー東京都港区百万円1,305日本63.3(63.3)なしMatheson Tri-Gas, Inc.U.S.A.米ドル55米国100.0ありNippon Gases Euro-Holding S.L.U.Spain千ユーロ100,000欧州100.0ありNippon Sanso Homecare España, S.L.U.Spain千ユーロ35,700欧州100.0(100.0)なしNippon Sanso Deutschland Holding GmbHGermany千ユーロ5,000欧州100.0(100.0)なしNippon Gases Belgium NVBelgium千ユーロ125,284欧州100.0(100.0)なしNippon Gases Italia S.r.l.Italy千ユーロ30,000欧州100.0(100.0)なしNippon Gases Industrial S.r.l.Italy千ユーロ46,326欧州100.0(100.0)なしNippon Sanso Holdings Singapore Pte. Ltd.Singapore千シンガポールドル233,436アジア・オセアニア100.0なしLeeden National Oxygen Ltd.Singapore千シンガポールドル53,483アジア・オセアニア100.0(100.0)なしNippon Sanso Vietnam Joint Stock CompanyVietnam百万ドン1,533,301アジア・オセアニア95.4(0.0)なしNippon Sanso (Thailand) Co., Ltd.Thailand千タイバーツ132,000アジア・オセアニア96.8なしNSC (Australia) Pty LtdAustralia千豪ドル1,036,166アジア・オセアニア99.4なしCoregas Pty LtdAustralia千豪ドル174,445アジア・オセアニア100.0(100.0)なし日酸投資有限公司中華人民共和国千中国元585,248アジア・オセアニア100.0なし日酸(揚州)電子材料有限公司中華人民共和国千中国元232,111アジア・オセアニア100.0(100.0)なし日酸(上海)電子材料有限公司中華人民共和国千中国元23,754アジア・オセアニア100.0(100.0)なし日酸美気神(西安)電子材料有限公司中華人民共和国千中国元12,322アジア・オセアニア100.0(100.0)なし台湾日酸股份有限公司台湾千ニュー台湾ドル160,000アジア・オセアニア100.0(25.0)なしMatheson Gas Products Korea Co., Ltd.大韓民国百万韓国ウォン10,572アジア・オセアニア100.0(100.0)なしサーモス㈱新潟県燕市百万円300サーモス100.0なしその他162社----- 会社名住所資本金主要な事業の内容議決権所有割合(%)関係内容役員の兼任(持分法適用会社) 膳魔師(中国)家庭制品有限公司中華人民共和国千中国元133,587サーモス40.0(40.0)なしその他94社-----(注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメントの名称を記載しております。2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。3.上記連結子会社のうちには有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。4.上記親会社の三菱ケミカルグループ㈱は有価証券報告書提出会社であります。5.上記連結子会社のうち、大陽日酸㈱、Matheson Tri-Gas, Inc.、Nippon Gases Euro-Holding S.L.U.、Nippon Sanso Homecare España, S.L.U.、Nippon Sanso Deutschland Holding GmbH、Nippon Gases Belgium NV、Nippon Gases Italia S.r.l.、Nippon Gases Industrial S.r.l.、Nippon Sanso Holdings Singapore Pte. Ltd.、Nippon Sanso Vietnam Joint Stock Company、NSC (Australia) Pty Ltd、Coregas Pty Ltd、日酸投資有限公司及び日酸(揚州)電子材料有限公司は特定子会社に該当しております。6.大陽日酸㈱、Matheson Tri-Gas, Inc.グループ及びNippon Gases Euro-Holding S.L.U.グループについては、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く。)の連結売上収益に占める割合がそれぞれ10%を超えております。大陽日酸㈱の主要な損益情報等(日本基準)は、以下のとおりであり、会計監査人による会社法第436条第2項第1号の規定に基づく監査を受けております。①売上高 282,732百万円②経常利益 39,136百万円③当期純利益 28,848百万円④純資産額 116,660百万円⑤総資産額 366,075百万円また、Matheson Tri-Gas, Inc.グループ及びNippon Gases Euro-Holding S.L.U.グループについては、セグメントの「米国」及び「欧州」の売上収益に占める当該連結子会社の売上収益(セグメント間の内部売上収益又は振替高を含む)の割合がそれぞれ100分の90を超えるため、主要な損益情報等の記載を省略しております。7.上記連結子会社には、ジョイント・オペレーション(共同支配事業)を含んでおります。8.一部の連結子会社の商号を当連結会計年度及び2026年4月1日付けで変更しております。詳細は、「第1 企業の概況 3.事業の内容」に記載のとおりであります。
配当政策545
3【配当政策】当社は、企業体質の充実、強化に向けた内部留保に配慮しながら、安定的な配当の継続を基本に、連結業績との連動を考慮した配当政策により、株主の皆様への還元に努めていきたいと考えております。利益配分につきましては、中間と期末の年2回剰余金の配当を行うことを基本方針としております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。この方針の下、当期の期末配当金は、前期に比べ6円増配の1株当たり33円を予定しております。したがいまして、年間では中間配当の1株当たり29円と合わせ、1株当たり62円となります。また、次期の配当につきましては、1株当たり年間66円(うち、中間配当33円)を予定しております。内部留保資金の使途は国内外の設備投資資金等を予定しております。当社は、会社法第454条第5項の規定により取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができる旨を定款に定めております。なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2025年10月30日12,55429取締役会決議2026年6月17日14,28533定時株主総会決議(予定)
研究開発活動9,591
6【研究開発活動】当社グループ(当社及び連結子会社)では、「進取と共創。ガスで未来を拓く。The Gas Professionals」を企業理念として、産業ガス事業の拡大を進め持続的な成長と企業価値の向上を目指しております。技術開発において、独自のガステクノロジーを基盤とした、ガスアプリケーション、エレクトロニクス、ガス分離精製、医療・ライフサイエンス、ファインマテリアル、環境、先端技術分野に向けた新商品・新技術の開発に取り組むことで収益拡大に貢献しております。またオープンイノベーションによる海外を含めたベンチャー企業との事業提携を通じ、成長分野における先端技術の取込みと、コア技術を最大限に利用した商材開発を促進しております。当連結会計年度に支出した研究開発費の総額は5,741百万円であり、各セグメントの内訳は、日本で4,846百万円、米国で678百万円、欧州で169百万円、サーモスで46百万円となっております。主な技術開発活動の概要は次のとおりです。 〔日本〕日本セグメントにおいては、大陽日酸株式会社(以下、「大陽日酸」という。なお、大陽日酸は、2026年4月1日付けで日本酸素株式会社へ商号変更しております。)つくば事業所、山梨事業所、SIイノベーションセンター、メディカル・テクニカル・サービスセンター及び京浜事業所の5拠点が連携して技術開発を実施しております。事業部門と開発部門の連携を強化し、工業ガスビジネス、エレクトロニクスガスビジネス、プラントビジネス、メディカルビジネス、新規事業開発に向けた基盤事業を支える技術開発を推進しております。カーボンニュートラルについてはグループ共通の重点課題として取り組んでおります。 カーボンニュートラルに向けた取組み当社グループが所有する酸素燃焼技術をベースに、カーボンフリー燃料を利用する新たな酸素燃焼技術を開発し、カーボンニュートラル社会の実現に貢献します。・カーボンフリー燃料である水素ガスに注目し、工業炉分野でのCO2排出削減への貢献に取り組んでいます。大陽日酸の酸素バーナのラインナップである高速酸素バーナランス「SCOPE-JETⓇ」、超低NOx酸素バーナ「Innova-JetⓇ」、自励振動型酸素バーナ「Innova-JetⓇ Swing」は、水素を燃料として利用することを可能にします。・当連結会計年度では、欧州事業会社のNippon Gases Euro-Holding S.L.U.(以下、「Nippon Gases Euro-Holding」という。なお、Nippon Gases Euro-Holdingは、2026年4月1日付けでNippon Sanso Euro-Holding S.L.U.へ商号変更しております。)と共同し、欧州の鉄鋼会社ArcelorMittal,S.A.のOlaberria工場(スペイン)で、水素-酸素燃焼バーナ「Innova-JetⓇ Hydrogen」を設置した鉄鋼加熱炉の実証試験に世界で初めて成功いたしました。・また、日本軽金属株式会社、日軽エムシーアルミ株式会社と三社共同で、酸素富化燃焼技術を適用したアルミニウム二次合金用溶解プロセスにおける実証試験を実施し、CO2排出量を通常の空気燃焼と比較して最大24.1%削減することを達成いたしました。・国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「燃料アンモニア利用・生産技術開発/工業炉における燃料アンモニアの燃焼技術開発」に参画し、アンモニア-酸素燃焼技術の開発を進めています。当連結会計年度も引き続きAGC株式会社横浜テクニカルセンターのガラス溶融炉で、アンモニア-酸素燃焼技術の実証試験を継続し、技術実装の可能性検証を実施しております。 酸素燃焼技術に加え、CO2回収やグリーンエネルギーに関連する研究開発にも継続的に取り組んでいます。・石灰製造炉などの高濃度CO2排出源をターゲットとして、10t/日規模のCO2回収装置(回収CO2濃度98%)を開発・商品化しております。中小規模排出源(排ガス量1,000Nm3/hクラス)向けの装置であり、ユニット化して導入・設置が容易に行えます。また当連結会計年度において、これまでターゲットとしていた石灰製造炉だけでなく、低濃度CO2の回収を効率的に行える技術の研究開発に取り組んでいます。国立大学法人鳥取大学の共同研究「中小規模CO2排出源向け省エネルギーCO2回収装置の開発」が、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」に採択されました。・加えて、東邦ガス株式会社と、大陽日酸が保有するCO2分離回収技術を組み合わせた一体型システムの開発に関する提携を開始いたしました。本提携を通じて、従来は対応が難しかった低濃度領域からのCO2回収を可能とし、多様な排出源に適用可能なCO2回収ソリューションの拡充を目指します。・国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成事業「競争的な水素サプライチェーン構築に向けた技術開発事業/大規模外部加熱式アンモニア分解水素製造技術の研究開発」に参画し、大型の水素精製装置の開発を進めています。 工業ガス分野産業ガスの使用に関する様々な工業製品を開発しております。<溶接技術>・溶接において特に作業能率が課題となるTIG溶接に対する解決として「サンアークⓇストリーム」を開発し、商品化いたしました。溶接速度の向上と、溶接品質の安定化が可能となり、労働人口減少に直面する製造業の溶接現場における生産性向上に貢献します。<低温利用技術>・液体冷媒を液化窒素で冷却・循環・供給するクールマイスターⓇシリーズ(低温反応制御システム)に、「クールマイスターⓇAC」を商品化しております。窒素やヘリウムなどの不活性ガスを液化窒素で冷却し、-180~-60℃の任意温度の極低温不活性ガスを供給することで、材料試験や機器の環境試験における極低温環境形成に貢献します。・産業用、自動車部品ゴムのバリ取りの自動化に対応し、大陽日酸独自の振動篩機構を搭載するとともに、コンパクト化と低価格化を両立した高精度な液化窒素式バリ取り装置「ソフトブラスターⓇSCS-CB-BS20」を開発し、2025年4月より同装置をラインナップに加えて販売を開始いたしました。 エレクトロニクス分野社会のデジタル化の加速的な普及、カーボンニュートラルな社会を支えるエレクトロニクス産業の発展に貢献するために、電子材料ガスや関連機器の販売やサービスのグローバルな提供とともに、技術開発を強化しております。・本分野では、先端半導体製造での使用が期待される材料開発、及びそれらの材料供給技術の開発に取り組んでいます。最先端半導体デバイス製造では、より反応性の高い化合物、又はより物性上性能の高い金属などが求められます。これらの要求に対して、次世代金属配線材料として期待されているMoO2Cl2の開発に取り組み、当連結会計年度は大陽日酸JFP株式会社(2026年4月1日付けで日本酸素JFP株式会社へ商号変更しております。)三重工場に新たにMoO2Cl2製造施設の設備投資を決定いたしました。主に、NANDフラッシュメモリで使用されているタングステン代替として、2026年10月より出荷開始の見込みです。・Rasirc, Inc.と共同でTh-ALD成膜技術の低温化に取り組んでいます。2024年まで取り組んでいた窒化剤、酸化剤の変更による成膜実証に加えて、新たなシリコン化合物との組み合わせによる低温酸窒化膜プロセスの実証を行いました。従来プロセスではジクロルシラン(DCS)、ヘキサクロロジシラン(HCDS)のようなシリコン塩化物などが使用されていたプロセスに対して、ヨウ素を含むシリコン化合物としてジヨードシラン(DIS)を用いた成膜評価を行い、ヒドラジンを組み合わせることにより、プロセス温度450℃で良好なシリコン窒化膜が得られることを実証いたしました。・半導体製造工程における環境負荷低減に貢献するため、ナノエレクトロニクスとデジタル技術における世界有数の研究・イノベーション拠点であるimec(Interuniversity Microelectronics Centre)が進める半導体業界全体の環境負荷低減に関する研究プログラムに参画し共同開発を進めます。・加えて、エレクトロニクス産業向けの先端プロセスに対する材料とハンドリング技術の実現に向けて、革新的な製品と技術を創出する「エレクトロニクス先端材料開発棟」を建設いたします。完成予定は2027年3月です。 プラント分野深冷空気分離プラントについては当社グループのコア技術の深化(高性能・高品質・低コスト)に取り組むとともに、プラント製作、工場操業、ロジスティックスに革新を起こすため、DXを推進しております。・DX推進によって保安や品質管理、生産性の向上に努め、遠隔監視システムやプラント運転条件制御システムを深化させました。・半導体工場向けに超高純度酸素とアルゴンを効率的に安定して併産可能な窒素製造装置(NGU)を開発しております。 メディカル分野高品質の医療用ガスの安定供給を行うとともに、在宅酸素療法のためのさまざまな機器の開発・製造、機器の定期点検や遠隔監視システム、医療用ガスの24時間体制の緊急配送など、トータルサポートに貢献しております。さらに、当社グループの持つガステクノロジーを応用し、生体試料の凍結保存をはじめとするバイオ分野、SI(Stable Isotope 安定同位体)や混合ガス等を利用した高度診断・治療分野にも取り組んでいます。・医療機器の遠隔モニタリングシステム「RingWell(リングウェル)」を開発し、展開しております。本システムは、医療機器の運転状況や患者の生体情報をリアルタイムで確認できるクラウド型プラットフォームです。患者の指導管理を行う医療従事者、機器の設置・点検・緊急対応を担うサービスプロバイダ(販売店)に必要な情報を提供し、それら利用者の業務効率化に貢献しております。 新規事業分野当社グループでは、自社開発技術やオープンイノベーションにより獲得した製品・技術の事業化を加速しております。アディティブ・マニュファクチャリング(AM)事業、化合物半導体製造装置やSI(Stable Isotope 安定同位体)をはじめ、今後市場の発展が見込まれる分野の事業拡大を推進しております。・アディティブ・マニュファクチャリング(AM)事業においては、技術の開発と造形物の品質安定化に寄与するソリューションの拡充に注力しております。大陽日酸は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が推進する「経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)」に採択されており、焼結型積層造形とデジタルプロセス設計を組み合わせた金属3Dプリンタシステムの研究開発に2024年度から2028年度までの5年間にわたり取り組んでいます。本プロジェクトでは、大陽日酸が得意とするプロセス雰囲気ガス制御技術や金属AMに関する知見を活かし、造形条件の最適化技術及び製造条件探索システムの開発を通じて、金属AM技術の産業分野への事業展開を目指してまいります。・半導体関連事業においては、ロジックやDRAM等の先端半導体分野向けに、Rasirc, Inc.の過酸化水素供給ソース「BRUTEⓇ Peroxide」などの材料展開を米国、日本及び欧州で継続しております。・化合物半導体製造装置事業では、国際競争力の強化を意識し、先端技術ニーズに応えるべく、MOCVD装置及びHVPE装置を製造・販売するとともに、用途拡大・改良改善の開発に取り組んでいます。当連結会計年度においては、深紫外線ライトを使った除菌装置の開発・販売を手掛けているVisium(旧Lit Thinking)社に、大陽日酸製MOCVD(SR2000HT-RR)を納入しております。本装置はUVオプトエレクトロニクスのデバイス及びパワーエレクトロニクスの開発促進に必須となる高品質なアルミニウムガリウムナイトライド(AlGaN)の安定的な製造に用いられます。また、大陽日酸製MOCVD装置(型式:FR2000-OX)がスウェーデンLund大学に採用されました。本装置はワイドバンドギャップ半導体の新材料の一つである酸化ガリウム(β-Ga2O3)の高品質な成膜を可能とし、パワーエレクトロニクス向け酸化ガリウム半導体の開発に貢献することが期待されます。本装置は、初めて欧州地域に導入される大陽日酸製のⅢ族セスキ酸化物結晶成長装置です。大陽日酸は同大学と協力し、先進的な酸化ガリウム半導体デバイスの研究開発を支援することで、大陽日酸製MOCVD装置のグローバル市場に対する優位性が高まることを期待しております。さらに、ワイドバンドギャップ半導体において世界的に著名なオハイオ州立大学に対し、高性能な化合物半導体デバイスの製造に不可欠な窒化物用MOCVD装置(SR4000HT-RR-LV)と酸化物用HVPE装置を納入いたしました。・SI事業では、世界初の酸素蒸留による酸素安定同位体(17O、18O)濃縮技術を開発し、水や酸素ガス、それらを使用した同位体標識化合物を製造・販売しております。・新規事業として無細胞タンパク質合成技術を活かし、クロマトグラフィー技術に強みを有する株式会社ワイエムシィと共同で、バイオ医薬分野で需要が見込まれる難発現タンパク質の合成から精製までの一貫した開発に取り組んでいます。当連結会計年度においては、公益財団法人木原記念横浜生命科学振興財団が管理する木原横浜バイオ産業センター内に開設した横浜ラボにて、無細胞タンパク質合成精製技術のスケールアップを推進し、細胞成長因子製品IL-1βとOncostatinMの生産に成功いたしました。 〔米国〕Matheson Tri-Gas, Inc.(以下、「Matheson Tri-Gas」という。なお、Matheson Tri-Gasは、2026年4月1日付けでNippon Sanso Matheson, Inc.へ商号変更しております。)の米国における研究開発活動は、コロラド州ロングモントにあるアドバンスト・テクノロジー・センターで行われております。同施設において、Matheson
主要な設備の状況2,392
2【主要な設備の状況】(1) 提出会社2026年3月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物(百万円)機械装置(百万円)土地(百万円)(面積㎡)その他(百万円)合計(百万円)本社(東京都品川区)全社(共通)その他の設備2,558913148(47,378)563,677108 (2) 国内子会社2026年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物(百万円)機械装置(百万円)土地(百万円)(面積㎡)その他(百万円)合計(百万円)大陽日酸㈱周南工場(山口県周南市)日本ガス生産設備2592,19650(33,511)22,509委託運転大陽日酸㈱つくば事業所(茨城県つくば市)日本研究開発設備1,1031,5951,325(38,310)6994,72477日本液炭㈱水島工場(岡山県倉敷市)日本炭酸ガス生産設備182,405-[4,987]82,4333日本液炭㈱宇部工場(山口県宇部市)日本炭酸ガス生産設備8623,884-[8,689]2004,94722サーモス㈱新潟事業所(新潟県燕市)サーモス家庭用品生産設備61094372(32,636)361,113100 (3) 在外子会社2026年3月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物(百万円)機械装置(百万円)土地(百万円)(面積㎡)その他(百万円)合計(百万円)Matheson Tri-Gas, Inc.ニュージョンソンビル工場(米国テネシー州)米国特殊ガス生産設備1,6051,70428(11,798)8,17211,510154Matheson Tri-Gas, Inc.バーノン工場(米国カリフォルニア州)米国ガス生産設備5104,96674[26,709]4,3719,92263Matheson Tri-Gas, Inc.ウェストレイク工場(米国ルイジアナ州)米国ガス生産設備1,33126,969162(165,492)3,64532,10942Matheson Tri-Gas, Inc.ライマ工場(米国オハイオ州)米国ガス生産設備6113,229-[12,949]1013,30011Matheson Tri-Gas, Inc.ルモント工場(米国イリノイ州)米国ガス生産設備-6,0671[64,749]46,07313Nippon Sanso Deutschland GmbHヒュルト工場(ドイツ)欧州ガス生産設備9468,214597(50,037)84910,60731Nippon Gases Belgium NVオーヴェル工場(ベルギー)欧州ガス生産設備9553,839548(35,215)625,405101Nippon Gases Belgium NVズウェインドレヒト工場(ベルギー)欧州ガス生産設備3414,293678(28,480)765,38945Nippon Gases Belgium NVリロ工場(ベルギー)欧州ガス生産設備1,0856,411-[25,518]1,1408,637-Nippon Gases Italia S.r.l.カゼルタ工場(イタリア)欧州ガス生産設備1,6977,429421(15,445)49310,0425Matheson GasProducts Korea Co., Ltd.アサン工場(大韓民国)アジア・オセアニア特殊ガス生産設備7982,161536(48,438)2,0105,506224Leeden National Oxygen Ltd.リーデン・ナショナル・オキシジェン(シンガポール)アジア・オセアニアガス生産設備4573,245-[18,921]4754,179125Nippon Sanso Vietnam Joint Stock Companyフーミー3工場(ベトナム)アジア・オセアニアガス生産設備2802,464-[20,000]12,74524Top Thermo Mfg.(Malaysia)Sdn. Bhd.トップサーモ(マレーシア)サーモス家庭用品生産設備1081,045172(33,137)551,381630Vacuumtech Philippines Inc.バキュームテック(フィリピン)サーモス家庭用品生産設備1,713823723(6,503)173,277437 (注)1.帳簿価額「その他」は、構築物、工具器具備品、車両運搬具であります。2.[ ]書きは借地面積です。3.Nippon Gases Deutschland GmbHは、Nippon Sanso Deutschland GmbHへ商号変更しております。4.次の各社は、2026年4月1日付けで下記のとおり商号変更しております。・大陽日酸㈱は、日本酸素㈱へ商号変更しております。・Matheson Tri-Gas, Inc.は、Nippon Sanso Matheson, Inc.へ商号変更しております。・Nippon Gases Belgium NVは、Nippon Sanso Belgium NVへ商号変更しております。・Nippon Gases Italia S.r.l.は、Nippon Sanso Italia S.r.l.へ商号変更しております。・Matheson Gas Products Korea Co., Ltd.は、Nippon Sanso Matheson Korea Co., Ltd.へ商号変更しております。・Leeden National Oxygen Ltd.は、Nippon Sanso Singapore Ltd.へ商号変更しております。
監査の状況3,268
(3)【監査の状況】① 監査役監査の状況a.監査役監査の組織、人員及び手続当社は、監査役会設置会社であり、提出日(2026年6月15日)現在、監査役会は4名の常勤監査役(内、社外監査役3名)にて構成されております。また、スタッフ2名を配した監査役会事務局を設置し、監査役監査を補助しております。財務及び会計に関する相当程度の知見につきましては、亘聡氏、明石健太郎氏、一矢耕平氏及び柴田利喜氏は、以下のとおり、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。監査役亘聡氏は、当社人事部門及び経理・財務部門における長年の職歴を有し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。監査役明石健太郎氏は、金融機関における長年の職歴を有し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。監査役一矢耕平氏は、化学会社の経理部門における長年の職歴を有し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。監査役柴田利喜氏は、金融機関における長年の職歴を有し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。提出日(2026年6月15日)現在、当社は、監査役明石健太郎氏及び柴田利喜氏を株式会社東京証券取引所の定めに基づく独立役員として指定し、同取引所に届け出ております。 b.監査役会及び監査役の活動状況監査役会においては、監査方針、監査計画及び職務の分担、監査報告の作成、常勤監査役の選定、その他監査役の職務の執行に関する事項の決定、会計監査人の再任・監査報酬への同意等を主な審議事項としております。各監査役は、監査役会が定めた監査方針並びに年度計画に従って、取締役会その他の重要会議への出席、取締役等からの職務執行状況聴取、重要な決裁書類等の閲覧、国内・海外のグループ会社との情報交換・調査等を実施して、取締役の職務執行の適法性・妥当性を確認しております。監査役及び監査役会は、会計監査人から監査開始前に監査計画の概要や重点監査項目などについての説明を受け、その妥当性について確認しております。会計監査人とは年18回の会合や、「監査上の主要な検討事項」に関する協議をはじめ、適宜必要に応じて意見交換を実施するほか、会計監査人の期中監査に帯同し、その監査実施状況を把握しております。また、監査室から内部監査実施の都度、監査結果の報告を受けて内部統制の整備状況・機能状況を確認するとともに、内部統制関連の重要会議への出席と報告の聴取を行い、当社グループの法令遵守状況及び主要リスクの評価につき確認し、意見の表明を行っております。さらに、サステナビリティ統括室から監査結果を聴取して保安や品質等の管理状況を確認しております。独立社外取締役5名とは定期的な情報交換会を開催し、認識共有を図っております。 2025年度は監査役会を14回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりです。役職氏名出席回数監査役(常勤)亘 聡14回/14回社外監査役(常勤)明石 健太郎14回/14回社外監査役(常勤)一矢 耕平14回/14回社外監査役(常勤)柴田 利喜11回/11回社外監査役(常勤)橋本 明博3回/3回 ② 内部監査の状況当社では、代表取締役社長直属の独立した内部監査部署として監査室を設置しております。監査室(5名)では、監査役、会計監査人及び内部統制部門と連携を図り、年度計画に基づいた業務執行に関する監査を実施するほか、各事業会社で実施する監査を管理しております。当事業年度は、当社1部署並びに海外グループ会社5社の業務監査を実施いたしました。監査結果は、代表取締役社長のみならず、監査役及び取締役会に直接報告し、関係部門に対して周知徹底を行っております。また、サステナビリティ統括室(14名)を設置して、各グループ会社で実施する保安、環境、品質に関する監査を管理しております。監査結果は、代表取締役社長及び監査役に直接報告するとともに、グローバル戦略検討会議を通じてグループ全体に対して周知徹底を行っております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称EY新日本有限責任監査法人b.継続監査期間38年間※上記継続監査期間は、当社において調査可能な範囲での期間であり、実際の継続監査期間は上記期間を超えている可能性があります。c.業務を執行した公認会計士池内基明、山本高央d.監査業務に係る補助者の構成公認会計士8名、その他公認会計士試験合格者等34名e.監査法人の選定方針と理由 当社は、EY新日本有限責任監査法人を会計監査人として選任しております。当社は、同法人が、監査法人としての品質管理体制、独立性及び海外の監査人とのネットワークを適切に備え、監査チームは職業的専門性を保持するとともに、当社グループがグローバルな事業展開を進めるにあたり、適正かつ効率的な監査が可能であると判断しております。 監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号のいずれかに該当すると判断した場合は、監査役全員の同意により、会計監査人を解任します。この場合、監査役会が選定した監査役は、当該会計監査人を解任した旨及びその理由を、当該解任後最初に招集される株主総会に報告します。また、監査役会は、会計監査人の職務の継続に著しい支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、監査役会の決議により、「会計監査人の解任又は不再任」を株主総会の付議案件とします。f.監査役及び監査役会による監査法人の評価 会計監査人が独立の立場を保持し、かつ、適正な監査を実施しているかを監視及び検証するとともに、会計監査人からその職務の執行状況について報告を受け、必要に応じて説明を求め、評価を行いました。また、会計監査人からその品質管理体制の整備・運用状況の説明を受け、評価を行いました。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬の内容区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社10831239連結子会社13211272計241525112 当社における非監査業務の内容は、前連結会計年度及び当連結会計年度共に、公認会計士法第2条第1項の業務以外の業務であるコンフォートレター作成業務等であり、当連結会計年度においては、これに加えてSSBJ対応支援業務等が含まれております。また、連結子会社における非監査業務の内容は、前連結会計年度及び当連結会計年度共に、公認会計士法第2条第1項の業務以外の業務である再生可能エネルギー固定価格買取制度の減免申請に関する確認業務等であります。 b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(Ernst & Young)に対する報酬(a.を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社---2連結子会社503174618219計503174618222 当社及び連結子会社における非監査業務の内容は、前連結会計年度及び当連結会計年度共に、税務に関するコンサルティング業務等であります。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容(前連結会計年度) 該当事項はありません。 (当連結会計年度) 該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針 当社は、監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針を特に定めておりませんが、公認会計士監査人数並びに監査時間(工数)を考慮し監査報酬を決定しております。 e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由 監査役会は、過年度の監査計画と実績の状況を確認するとともに、当連結会計年度の監査時間及び報酬額の見積りの妥当性を検討した結果、会計監査人の報酬等につき、会社法第399条第1項の同意を行いました。
株式の保有状況3,787
(5)【株式の保有状況】(当社)① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、純投資目的である投資株式には、専ら株式の価値の変動又は配当金を目的とする株式を、純投資目的以外の目的である投資株式には、中長期的な企業価値の向上に資すると判断し保有する株式を区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、純投資目的以外にも、取引関係の維持・強化又は財務・総務・経理業務円滑化のために必要があると認められるときは、他社の株式を保有することがあります。また、その保有意義について、取締役会において、毎年、保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式のうち、非上場株式以外の株式のすべてについてROICを用いた定量的検討と事業上の必要性等の定性的検討に基づく総合的判断を行い、保有の意義が乏しいと判断する場合は売却を行います。 なお、保有意義が認められる銘柄についても、財務戦略等を考慮し、一部又は全部を売却することがあります。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式11非上場株式以外の株式1315,544 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式--非上場株式以外の株式99,769 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)東ソー㈱1,757,4002,196,700周南地区においてパイピングによる窒素・酸素ガス供給を行っており、取引の円滑化を図るために保有しております。有4,0654,510高圧ガス工業㈱3,142,0003,142,000セパレートガスの主要販売先であり、取引の円滑化を図るために保有しております。有3,4562,790小池酸素工業㈱(注4)1,084,455266,891セパレートガスの主要販売先であり、取引の円滑化を図るために保有しております。有2,0761,682長野計器㈱700,000700,000圧力計の主要仕入先であり、取引の円滑化を図るために保有しております。無1,9011,338東邦アセチレン㈱3,450,0003,450,000セパレートガスの主要販売先であり、取引の円滑化を図るために保有しております。無1,5181,242NOK㈱240,000240,000液化窒素の主要販売先であり、取引の円滑化を図るために保有しております。有672525㈱クレハ129,120258,220いわき地区においてパイピングによる窒素ガス供給を行っており、取引の円滑化を図るために保有しております。有509712 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)新コスモス電機㈱100,000184,000ガス検知器・警報機の主要仕入先であり、取引の円滑化を図るために保有しております。有459464TPR㈱(注5)297,380148,690液化窒素の主要販売先であり、取引の円滑化を図るために保有しております。有365344東京鐵鋼㈱99,98399,983小山地区においてパイピングによる酸素ガス供給を行っており、取引の円滑化を図るために保有しております。有198574日本冶金工業㈱41,75041,750アルゴン及び窒素の主要販売先であり、取引の円滑化を図るために保有しております。有193173宮地エンジニアリンググループ㈱70,000100,000産業ガス関連機器の主要販売先であり、取引の円滑化を図るために保有しております。無120178石塚硝子㈱2,1552,155水素ガスの主要販売先であり、取引の円滑化を図るために保有しております。無65イビデン㈱-874,900-有-3,489 銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)理研計器㈱-682,600-有-1,757㈱ダイヘン-118,320-無-748㈱星医療酸器-30,000-無-137(注)1.取引品目等は当社及び連結子会社との取引内容を含んでおります。2.定量的な保有効果は保有先企業との取引金額情報に基づき計算されるため、守秘性の観点から記載しておりません。3.「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。4.小池酸素工業㈱は2025年4月1日付けで株式分割を行っております。5.TPR㈱は2025年10月1日付けで株式分割を行っております。 みなし保有株式 該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式 純投資目的の投資株式は保有しておりません。 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの 該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの 該当事項はありません。 (最大保有会社の次に大きい会社) 当社及び連結子会社のうち、当連結会計年度における投資株式計上額が最大保有会社の次に大きい会社は大陽日酸株式会社(2026年4月1日付けで日本酸素株式会社へ商号変更しております。)であり、同社の保有状況は以下のとおりであります。 ① 投資株式の区分の基準及び考え方大陽日酸株式会社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、純投資目的である投資株式には、専ら株式の価値の変動又は配当金を目的とする株式を、純投資目的以外の目的である投資株式には、中長期的な企業価値の向上に資すると判断し保有する株式を区分しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 同社は、純投資目的以外にも、取引関係の維持・強化又は財務・総務・経理業務円滑化のために必要があると認められるときは、他社の株式を保有することがあります。また、その保有意義については、資本コストや事業上の必要性等に基づいて総合的に判断しております。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式592,294非上場株式以外の株式3843 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式10保有銘柄において会社分割が生じたため非上場株式以外の株式216持株会を通じた取得(2銘柄) (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式11非上場株式以外の株式-- c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱星医療酸器72,96370,719医療用酸素及び関連機器の主要販売先であり、取引の円滑化を図るために保有しております。取引先持株会を通じた保有であり、定期購入等により株式数が増加しております。無385323東京高圧山崎㈱78,85278,852セパレートガスの主要販売先であり、取引の円滑化を図るために保有しております。有370370日本冶金工業㈱18,82717,595アルゴン及び窒素の主要販売先であり、取引の円滑化を図るために保有しております。取引先持株会を通じた保有であり、定期購入等により株式数が増加しております。有8773 みなし保有株式 該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式 純投資目的の投資株式は保有しておりません。 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの 該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの 該当事項はありません。
沿革4,651
2【沿革】1910年10月日本酸素合資会社を創立。1911年5月酸素の製造、充填工場を東京大崎に新設。1918年7月合資会社を株式会社に改組、商号を日本酸素株式会社と改称。1934年5月ガス分離装置製作のため東京に蒲田製作所を設置。1937年6月商号を日本理化工業株式会社と改称。1949年5月東京証券取引所に株式を上場。1954年12月川崎工場を新設し、液化酸素、液化窒素、液化アルゴンの製造を開始。1955年4月東京製作所(旧蒲田製作所)を分離し新会社に日本理化工業株式会社の名称を継承させ、当社は商号を日本酸素株式会社と改称。1964年5月日本理化工業株式会社を吸収合併。1964年11月オンサイトプラント第1号となる周南工場(現 周南酸素株式会社)を開設。1980年3月米国にJapan Oxygen, Inc.を設立。1980年9月ステンレス製魔法瓶の製造を目的として株式会社日酸サーモを設立。1981年8月半導体メーカー向け窒素他各種ガス供給基地(トータルガスセンター)第1号として岩手ガスセンターを設置。1982年7月シンガポールにNational Oxygen Pte. Ltd.を設立。1983年3月米国の特殊ガス事業を買収しMatheson Gas Products, Inc.を設立。1987年10月半導体材料ガスの製造を目的として三重大山田工場(現 日本酸素JFP株式会社三重工場)を設置。1992年1月米国の産業ガスメーカーであるTri-Gas, Inc.を買収。1994年6月子会社である5つの工事会社を統合し、エヌエスエンジニアリング株式会社を設立。1999年7月Matheson Gas Products, Inc.とTri-Gas, Inc.を合併し、Matheson Tri-Gas, Inc.(現 Nippon Sanso Matheson, Inc.)を設立。2001年10月家庭用品事業部門を会社分割し、株式会社日酸サーモと統合の上、サーモス株式会社を設立。 大陽東洋酸素株式会社と共同にて特殊ガスの製造を目的としたジャパンファインプロダクツ株式会社(現 日本酸素JFP株式会社)を設立。2002年10月産業機材事業部門を会社分割し、株式会社田中製作所と統合。さらに、株式会社田中製作所は日酸商事株式会社と合併し、社名を日酸TANAKA株式会社と改称。 食品事業部門を会社分割し、株式会社フレックを設立。2003年2月株式会社フレックの全株式を味の素冷凍食品株式会社に譲渡。2003年3月株式会社日立製作所の空気分離プラントに関する事業を譲受。2004年10月大陽東洋酸素株式会社と合併し、大陽日酸株式会社に商号を変更。本社を品川区小山に移転。2005年4月低温機器事業の関係会社であるダイヤ冷機工業株式会社と日酸工業株式会社を統合し、株式会社クライオワンを設立。2005年10月医療関連事業グループ会社である株式会社小澤酸素、株式会社大和酸器と鈴木商館株式会社の関係会社鈴商メディカル株式会社の3社を統合し、日本メガケア株式会社を設立。2006年2月北海道の産業ガスメーカーである日北酸素株式会社(現 日本酸素北海道株式会社)の株式を取得。2006年3月株式会社日立製作所の100%子会社である日立酸素株式会社の全株式を取得し、大陽日酸東関東株式会社(現 日本酸素東関東株式会社)と商号を変更。2007年10月液化炭酸株式会社、日本炭酸株式会社、日本液炭ホールディングス株式会社及び当社炭酸ガス事業部門を統合し、日本液炭株式会社を設立。2008年5月中国大連長興島臨港工業区に大陽日酸(中国)投資有限公司(現 日酸投資有限公司)と大連長興島大陽日酸気体有限公司(現 大連長興島日酸気体有限公司)を設立。2008年7月サーンエンジニアリング株式会社とエヌエスエンジニアリング株式会社の間で吸収分割を行い、大陽日酸エンジニアリング株式会社(現 日本酸素エンジニアリング株式会社)が発足。2010年3月インドの産業ガス製造・販売会社であるK-Air Gases India Pvt. Ltd.の株式51%を取得し、Matheson K-Air Gases India Pvt. Ltd.(現 Nippon Sanso India Pvt. Ltd.)と改称。2012年2月100%子会社のTaiyo Nippon Sanso Singapore Pte. Ltd.を通じてLeeden Ltd.を子会社化。2013年4月サーンテック株式会社と双葉物産株式会社及び株式会社東栄化学を統合し、大陽日酸ガス&ウェルディング株式会社(現 日本酸素G&W株式会社)が発足。2013年10月医療機器製造販売業者であるパシフィックメディコ株式会社(2020年10月、アイ・エム・アイ株式会社に吸収合併)の全株式を取得。2014年2月Matheson Tri-Gas, Inc.を通じて米国の液化炭酸ガス並びにドライアイスの製造・販売業者であるContinental Carbonic Products, Inc.(2023年12月、Matheson Tri-Gas, Inc.に吸収合併)を買収。2014年2月インドネシアの産業ガスメーカーであるPT. Samator Groupと合弁会社PT. Samator Taiyo Nippon Sanso Indonesiaを設立。2014年7月東南アジアにおける地域統括会社Taiyo Nippon Sanso Holdings Singapore Pte. Ltd.(現 Nippon Sanso Holdings Singapore Pte. Ltd.)を設立。2014年10月National Oxygen Pte. Ltd.、Taiyo Nippon Sanso Singapore Pte. Ltd.、Leeden Ltd.の3社を統合し、Leeden National Oxygen Ltd.(現 Nippon Sanso Singapore Ltd.)を設立。2014年11月株式会社三菱ケミカルホールディングス(現 三菱ケミカルグループ株式会社)による当社株式に対する公開買付が成立し、同社の連結子会社となる。2015年4月LPガス事業子会社5社を統合し、大陽日酸エネルギー株式会社(現 アストモスリテイリング株式会社)を設立。2015年5月タイの持分法適用会社であったAir Products Industry Co., Ltd.(現 Nippon Sanso (Thailand) Co., Ltd.)を買収し、連結子会社化。2015年7月TNSC (Australia) Pty Ltd(現 NSC (Australia) Pty Ltd)を通じて、オーストラリアの産業ガスディストリビューターであるRenegade Gas Pty Ltd(現 Supagas Pty Ltd)を買収。2016年1月新日鐵住金株式会社(現 日本製鉄株式会社)と共同出資により、株式会社八幡サンソセンター(現 株式会社九州サンソセンター)を設立。2016年9月Matheson Tri-Gas, Inc.を通じて、Air Liquide S.A.の米国での産業ガス事業の一部並びに関連する事業資産を買収。2016年12月TNSC (Australia) Pty Ltdを通じて、オーストラリアの産業ガス・LPガスメーカーであるSupagas Holdings Pty Ltdを買収。2017年10月JFEスチール株式会社より西日本製鉄所倉敷地区の空気分離装置の運転・整備等の業務移管を受け、株式会社JFEサンソセンター倉敷工場を開設。2018年6月技術教育の拠点としてテクニカルアカデミーを開設。2018年10月医療機器販売会社であるアイ・エム・アイ株式会社の全株式を取得。2018年12月Praxair, Inc.(現 Linde plc)の欧州事業の一部を運営する法人の株式を取得。2019年2月Matheson Tri-Gas, Inc.を通じて、Linde plcの子会社であるLinde Gas North America LLC(現 Linde Gas & Equipment Inc.)の米国でのHYCO事業の一部並びに関連資産を買収。2020年10月会社分割(吸収分割)方式により持株会社体制に移行し、日本酸素ホールディングス株式会社に商号を変更。吸収分割承継会社を大陽日酸株式会社(現 日本酸素株式会社)に商号変更し、日本での産業ガス及び関連機器の製造・販売に関する事業を承継。2022年9月日本製鉄株式会社より東日本製鉄所君津地区の空気分離装置の運転・整備等の業務移管を受け、共同出資による株式会社君津サンソセンターを設立。2024年11月Nippon Gases Euro-Holding S.L.U.(現 Nippon Sanso Euro-Holding S.L.U.)を通じて、イタリアのプラントエンジニアリング会社であるPolaris S.r.l.を買収。2024年12月Supagas Pty Ltdを通じて、オーストラリアのWesfarmers Kleenheat Gas Pty Ltdのウェスタンオーストラリア州及びノーザンテリトリー州のLPガス販売事業を取得。2025年7月NSC (Australia) Pty Ltdを通じて、オーストラリア及びニュージーランドのWesfarmers Ltd傘下で産業ガス事業を展開するCoregas Pty Ltd及びそのグループ会社を買収。20

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TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

3
2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結) (公認会計士等による期中レビューの完了)決算短信 · 15:00
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2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)決算短信 · 15:00
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2027年3月期 第1四半期 決算電話会議資料(決算補足資料)その他 · 15:00
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

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訂正発行登録書発行登録書 · S100YG95
臨時報告書臨時報告書 · S100YG85
臨時報告書臨時報告書 · S100YG6S
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内部統制報告書-第22期(2025/04/01-2026/03/31)内部統制報告書 · S100YB9W
有価証券報告書-第22期(2025/04/01-2026/03/31)有価証券報告書 · 2026-03-31期 · S100YB9P
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臨時報告書臨時報告書 · S100XGRX
訂正発行登録書発行登録書 · S100XGS1
確認書確認書 · S100WZV5
半期報告書-第22期(2025/04/01-2026/03/31)半期報告書 · 2026-03-31期 · S100WZV0
訂正発行登録書発行登録書 · S100WPNQ
臨時報告書臨時報告書 · S100WPNU
訂正発行登録書発行登録書 · S100VXJZ
臨時報告書臨時報告書 · S100VXJX
内部統制報告書-第21期(2024/04/01-2025/03/31)内部統制報告書 · S100VXMZ
確認書確認書 · S100VXMW
有価証券報告書-第21期(2024/04/01-2025/03/31)有価証券報告書 · 2025-03-31期 · S100VXDZ
発行登録追補書類(株券、社債券等)発行登録追補書類(株券、社債券等) · S100VA12
確認書確認書 · S100UNOJ
半期報告書-第21期(2024/04/01-2025/03/31)半期報告書 · 2025-03-31期 · S100UNO3
発行登録書(株券、社債券等)発行登録書(株券、社債券等) · S100U2E8
臨時報告書臨時報告書 · S100TQGM
内部統制報告書-第20期(2023/04/01-2024/03/31)内部統制報告書 · S100TN9Y
確認書確認書 · S100TN9Z
有価証券報告書-第20期(2023/04/01-2024/03/31)有価証券報告書 · 2024-03-31期 · S100TN9T
確認書確認書 · S100TGDR
訂正有価証券報告書-第19期(2022/04/01-2023/03/31)有価証券報告書 · S100TFZP
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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