レ
レオン自動機株式会社
RHEON AUTOMATIC MACHINERY CO., LTD.
420億円売上高(FY2026)
9.5%ROE
79.1%自己資本比率
81財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2026の売上高は420億円(前年比+7.1%)。営業利益は52億円(営業利益率12.3%)、当期純利益は39億円。総資産544億円に対し自己資本比率は79.1%、ROEは9.5%。機械の中央値(ROE 7.7%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは45億円の創出、現金及び現金同等物は111億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)1,546円2026-09-04
PER10.7倍
PBR0.97倍
配当利回り3.75%
時価総額(概算)384億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高420億円+7.1%
営業利益52億円-2.3%
当期純利益39億円+0.2%
総資産544億円
純資産431億円
営業利益率12.3%
ROE9.5%
自己資本比率79.1%
EPS144.6円
BPS1,593.4円
1株配当58円
配当性向40.1%
従業員数—
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE9.5%中央値 7.7%
営業利益率12.3%中央値 7.9%
自己資本比率79.1%中央値 66.4%
健全性スコア81.0点中央値 67.0点
帯は機械(133社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 420億円 | 52億円 | 56億円 | 39億円 | 544億円 | 431億円 | 144.6 | 9.5% | 79.1% |
| FY2025 | 392億円 | 53億円 | 54億円 | 39億円 | 492億円 | 387億円 | 144.7 | 10.4% | 78.5% |
| FY2024 | 377億円 | 49億円 | 50億円 | 37億円 | 446億円 | 359億円 | 137 | 10.9% | 80.4% |
| FY2023 | 353億円 | — | 32億円 | 27億円 | 402億円 | 314億円 | 102.1 | 9.2% | 77.9% |
| FY2022 | 266億円 | 11億円 | 15億円 | 15億円 | 367億円 | 284億円 | 55.5 | 5.4% | 77.2% |
| FY2021 | 223億円 | 14億円 | 16億円 | 16億円 | 341億円 | 266億円 | 60 | 6.3% | 77.8% |
| FY2020 | 269億円 | — | 29億円 | 20億円 | 316億円 | 248億円 | 73.6 | 8.1% | 78.3% |
| FY2019 | 284億円 | — | 35億円 | 25億円 | 322億円 | 239億円 | 92.3 | 10.7% | 74.0% |
| FY2018 | 279億円 | — | 37億円 | 27億円 | 310億円 | 223億円 | 100.5 | 12.6% | 71.8% |
| FY2017 | 255億円 | — | 33億円 | 21億円 | 282億円 | 203億円 | 79.5 | 11.0% | 72.1% |
| FY2016 | 251億円 | — | 25億円 | 17億円 | 258億円 | 185億円 | 61.9 | 9.2% | 71.9% |
営業CF45億円
投資CF-85億円
財務CF-10億円
現金及び現金同等物111億円
SEGMENTS
セグメント別売上
Food Processing Machinery Manufacturing And Sales260億円
Grocery Manufacturing And Sales160億円
North And South America Grocery Manufacturing And Sales156億円
Japan Food Processing Machinery Manufacturing And Sales115億円
North And South America Food Processing Machinery Manufacturing And Sales59億円
Europe Food Processing Machinery Manufacturing And Sales54億円
Asia Food Processing Machinery Manufacturing And Sales32億円
Japan Grocery Manufacturing And Sales5億円
セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 公益財団法人林レオロジー記念財団 | 11.2% |
| 2 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 11.0% |
| 3 | ラム商事有限会社 | 6.3% |
| 4 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 6.0% |
| 5 | 株式会社足利銀行 | 4.3% |
| 6 | レオン自動機従業員持株会 | 3.3% |
| 7 | STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505001 (常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 2.3% |
| 8 | 株式会社栃木銀行 | 1.8% |
| 9 | 双葉企画株式会社 | 1.8% |
| 10 | 日本生命保険相互会社 | 1.7% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 199億円 | 24億円 | 26億円 | 17億円 | 12.3% | 79.9% | 63.6 |
| FY2025中間(〜2024-09-30) | 197億円 | 28億円 | 27億円 | 19億円 | 14.0% | — | 70.4 |
| FY2024中間 | 182億円 | 23億円 | 24億円 | 19億円 | 12.5% | — | 70.1 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢45.2歳
平均年間給与717万円
平均勤続年数21.4年
管理職に占める女性比率3%
男女の賃金の差異(全労働者)76.9%
男女の賃金の差異(正規雇用)79.9%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
REMUNERATION
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額 | 員数 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| 取締役(社外取締役を除く) | 1億円 | 5 | 27百万円 |
| 監査役(社外監査役を除く) | 13百万円 | 1 | 13百万円 |
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容847字
3 【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社と子会社5社で構成され、主として食品加工機械の開発・製造・販売を行っており、そのほか食品の製造販売の事業活動を展開しております。当社グループの事業内容及び当社と関係会社の位置付け並びにセグメントとの関連は、次のとおりであります。区分主要な事業内容及び商品主要な会社食品加工機械製造販売事業日本・食品成形機(万能自動包あん機、火星人、ロボットEP、フレックスインクラスター、EZデバイダー、セットパンナー、デュアルガトーデポ)の開発(日本のみ)・製造(日本のみ)・販売・製パンライン等(ストレスフリーV4システム、ストレスフリーVMシステム、V4フリーデバイダー、ツインデバイダー、パンチラウンダー、VR250ライン、FEライン、ピザストレッチャー、ADライン、コンパクトADライン、リングエクストルーダーライン、MMライン、HMライン、EZテーブルライン、コンパクトEZテーブル、マルチヘッドインクラスターライン、マルチコエクストルーダーライン、マルチコンフェクショナー、メガフォーマー、USライン、ミニスチーマー、クワトロフォーマー、マルチサンドライン、ラックBOXスチーマー)の開発(日本のみ)・製造(日本のみ)・販売・修理その他(部品、オプション、技術指導料、修理工賃)・仕入商品(オーブン、ミキサー、包装機等の他社よりの仕入商品)当社㈱レオンアルミ北米・南米レオンUSAヨーロッパレオンヨーロッパ(ドイツ)アジア当社食品製造販売事業北米・南米・当社の機械のモデル工場として、当社の機械及び生産システムを使用してのクロワッサン、デニッシュペストリー、パイ、クッキー類、冷凍ロールイン生地等の高加工度冷凍食品の製造販売オレンジベーカリー(U.S.A.)日本・天然酵母パン種の開発・製造・販売㈲ホシノ天然酵母パン種 (注) 主な事業内容とセグメント情報における事業区分は同一であります。 以上の事業系統図は次のとおりであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等2,554字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 当社グループは、レオロジー(流動学)の応用工学に基づく独自の開発技術により、常に進歩的な新技術の開発を行い、食文化の継承と発展を通じて、「存在理由のある企業たらん」を目指し、人類繁栄に貢献することを経営の基本理念としています。また、当社グループを取り巻く社会とすべてのステークホルダーの信頼と期待に応え、食品機械工業界におけるパイオニア的役割を果たすとともに、研究開発メーカーとしての使命を遂行してまいります。 世界経済は、インフレや地政学リスクの高まりに加え、米国の対外政策の影響や金利や為替の動向などから、依然として先行き不透明な状況が続いております。また、当社グループが主要市場とする食品業界は、所得環境の改善やインバウンド需要の増加等により回復の動きが見られたものの、コスト急騰を吸収するための値上げと消費者の生活防衛意識の高まりから節約志向が強まり、厳しい経営環境が続きました。一方で、消費喚起における競争力ある商品開発や、生産効率化におけるコスト高や人手不足を解決するため、設備投資を積極的に検討される企業が増加していることも事実であります。このような状況の中、新たな中期経営計画(2023年度~2027年度)の3年目が終わりました。この中期経営計画で掲げる「改革と企業基盤の強化」である3つの基盤強化(①成長基盤の強化 ②利益基盤の強化 ③経営基盤の強化)に引き続き取り組み、「働きに喜びを感じる社会・会社」に向けて社会課題の解決と企業成長を図ってまいりました。 ① 成長基盤の強化日本国内の市場飽和および人口減少等から、当社グループの成長には海外市場の拡大が欠かせません。そのため、海外販路開拓・拡大に向けたグローバル活動体制整備が急務となります。欧米では大型自動化ラインの拡販を進めるため、アルチザンブレッド市場やペストリー市場へ新たな製パンラインを投入することで市場拡大に努めます。中東・インド・アフリカ等の市場では西洋化が進み、自動化への関心が高まっています。これらの市場の開拓のため当地での展示会に積極的に出展し、代理店の強化を進めることで販売網の拡大を図っていきます。また、停滞気味の中国では厳しい経営環境が続きますが、台湾、韓国、東南アジアの販売は計画通りに進捗しております。今後も各地の食文化に即したソリューションを展開してまいります。国内においては、社会課題の解決や環境変化の対応(人手不足、食品ロス・HACCP・賞味期限等)を踏まえた提案が必要となります。また、周辺装置やオプションを含めた効率的な生産ラインにおいては標準機を中心に販売し、お客様ごとのご要望に合わせて当社の技術をご提案する体制を整備してまいります。その上で、中長期的戦略としてスマートファクトリーを実現するための技術革新は、市場拡大を図る上で重要な課題と位置付けております。食品製造販売事業のオレンジベーカリーでは、終売先の影響もあり前年を下回る業績となりました。今後は深刻な人手不足に直面するスーパーやファストフード業界に対し、省人化や食品ロス削減に寄与する製品(ホイロ後冷凍パン)など、顧客の変化に合わせた製品を拡販してまいります。また、スマートファクトリーに向けた実験工場として食品加工機械製造販売事業との連携により新工場建設計画を進めてまいります。 ② 利益基盤の強化食の多様化、グローバル化の進展に伴い、食品加工機械に求めるニーズも多様化しております。それにより、欧米を中心に製パンラインの案件が増加し、納期が長期化してきました。安定した利益基盤の維持には納期短縮が不可欠です。「品質・納期・コスト」管理を徹底しながら、こうしたニーズに対応していけるかが重要なポイントとなります。開発設計部門では受注機の納期短縮、各種ラインの標準化、部品構成・機種構成の見直しなどを継続するとともに、デザインの統一性や標準化推進を加速させ、コスト競争力の向上に努めてまいります。また、省エネルギー対応や食品ロスの削減など、社会課題の解決に向けた研究開発にも注力してまいります。生産部門では、機械納期を遵守するとともに、原材料費高騰によるコストアップを最小限にとどめるため、標準機の原価削減に取り組んでおります。生産設備への積極的な投資、新たなサプライチェーンの確保による生産能力の増強、基幹システムに連動させたPLM(製品ライフサイクル管理)、MES(製造管理)、SCM(供給連鎖管理)の構築や3D-CADデータの活用、原価分析による改善提案の強化により、納期短縮とコストダウンを図ってまいります。 ③ 経営基盤の強化「多様性のある人・組織を育成」することは自由な発想へのイノベーションを起こす技術が得られます。加えて環境への配慮や顧客の要望(省力化、省人化、安全・衛生等)に応えることで、環境と経済の発展に貢献することになり、ひいては当社事業の成長を促すことになると考えています。そのために、サステナビリティの3つの重点課題(「環境」「人材・組織」「技術」)を掲げました。人材育成では新たな試みとして、グローバル人材の育成や女性の活躍を促すために「評価と報酬」「採用」「活用(育成、教育)」「組織管理」における改革に取り組んでおります。 環境面では、環境に即した機械を開発するとともに、社内運営において2014年を基準とし、2030年までにScope1・2のCO2排出量の80%を削減する目標を掲げております。また、本社ソリューションセンター及び上河内工場に自家消費型太陽光発電設備を導入し、エネルギーマネジメントを推進することで消費エネルギーの削減に努めてまいります。 DX推進も重要な課題であり、基幹システムと連動するシステムの構築を進めることで、あらゆるものを可視化し問題点を抽出することで解決へと取り組んでおります。ガバナンスも重要なテーマであります。グループ全体でコンプライアンスや品質管理の重要性に対する教育を徹底し、経営基盤の強化に努めてまいります。
事業等のリスク4,228字
3 【事業等のリスク】当社グループの事業その他のリスクについて、投資家の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項は、以下のようなものがあります。ただし、これらは当社グループに関するすべてのリスクを網羅したものではなく、記載された事項以外のリスクも存在します。なお、本項においては将来に関する事項が含まれていますが、当該事項は当連結会計年度末において判断したものです。 (1) 販売活動に関するリスク① 為替変動について(食品加工機械製造販売事業、食品製造販売事業)当社グループの売上高の多くは、米ドル及びユーロなどの外貨建てであります。米ドル及びユーロなどの日本円に対する為替変動を抑えるべく、機械の輸出に対して為替ヘッジで対応しておりますが、状況によっては当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。② 四半期業績の変動について(食品加工機械製造販売事業)当社グループの売上や業績は、下記のリスク要因により四半期ごとの変動が大きい場合があります。これにより四半期の業績を基に通期の業績を予測することは難しい場合があります。当社グループとしましては、四半期ごとの変動を出来るだけ小さく抑えるため、受注管理とコスト管理の徹底を行ってまいります。・食品産業での菓子、パンなどは気候の状態によりその消費に大きな変動があります。・菓子、パンなどの消費の端境期に設備投資を行うため周期的及び季節的変動要因があります。・顧客からの短納期での注文または注文のキャンセル、設備納入の日程変更等の発生による変動要因があります。・ライン構成により(他社機械を組み込んだラインと自社機械のみのラインなど)、売上に対して利益が変動する場合があります。・予想外の法的または規制面の変化③ 物流網の麻痺物流網の麻痺、流通サプライチェーンの寸断等により、出荷等の事業活動に制約が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。④ 国際活動について(食品加工機械製造販売事業)当社グループは、販売活動及び事業活動を日本以外の地域でも行っております。こうした海外市場で活動を行う際には、以下のようなリスクが考えられます。 ・政治的または経済的要因 ・潜在的に不利な税の影響 ・予想外の法的または規制面の変化・地域紛争の勃発・人権問題や不買運動の発生による影響国際活動において固有のリスクに当社が十分に対処できない場合、事業・業績・財政状態に影響を及ぼす可能性があります。⑤ 食の安全性及び品質管理の欠陥による影響について(食品製造販売事業)当社グループの食品製造販売事業は、食の安全性確保と食品事故の未然防止を図るため日々の品質管理に万全を期しております。しかし、予測できない原因により商品の欠陥が生じ、リコール、クレームなどが発生しないという保証はありません。そのような事態が発生した場合は、回収費用、社会的な信用の毀損、顧客への補償や訴訟費用・賠償費用などにより、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。当社グループではこのような場合に備え、損害保険に加入しておりますが、この保険が最終的に負担する賠償額を十分にカバーできる保証はありません。 (2) 生産・開発活動に関するリスク① 新商品開発力について当社グループの売上のかなりの部分は革新的な新商品が占めております。将来の成長は、主に革新的な新商品の開発と販売に依存すると予想しております。当社グループは継続して斬新で魅力ある新商品を開発できると考えておりますが、社会的趣向の変化や技術的進歩の動向により以下のような様々なリスクが考えられます。 ・新商品や新技術への投資に必要な資金と資源を、今後十分充当できない状況が発生した場合、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。・長期的な投資と大量の資源投入が成功する新商品または新技術の創造につながらない場合には、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 ・市場からの支持を獲得できる新商品または新技術を正確に予測して機械を開発できない事態が生じた場合には、これからの商品の品揃え及び販売に悪影響を及ぼす可能性があります。② 知的財産について当社グループでは、知的財産の重要性を認識し、多くの技術を権利化し特許及び商標を保有してまいりましたが、特定の地域及び国では法的制限のため特許権が完全に保護されない場合や、第三者が当社グループの特許を侵害し、類似した商品や、模倣した商品を製造・販売する場合、これらを効果的に防止できない可能性があります。また、将来的に当社グループが第三者の特許権を侵害していると主張される可能性や、特許の権利存続期間の満了に伴って、優位性の確保が困難となることが起こり得ます。このような状況においては、当社グループの事業活動や業績、財政状態及び評判に重大な悪影響を及ぼす可能性があります。③ 商品の欠陥による影響について当社は、販売する商品の品質に万全を期すことに努めております。しかし、予測できない原因により商品に欠陥が生じ、リコール、クレームなどが発生しないという保証はありません。そのような事態が発生した場合には、回収費用、社会的な信用の毀損、顧客への保証や訴訟費用・賠償費用などにより、当社グループの業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。なお、当社は国内及び海外とも生産物賠償責任保険(PL保険)に加入しておりますが、この保険が最終的に負担する賠償額を十分にカバーできる保証はありません。④ 原材料・資材の供給不足や価格変動による影響について当社グループの生産活動においては、ステンレス・鉄・アルミニウム等の金属材料、樹脂および原油由来材料、ならびに半導体関連部品等の安定的な調達が重要です。これらの資材は、自然災害や地政学的リスクに起因するサプライチェーンの混乱、世界的な需要変動、供給元の方針転換等により、供給不足や調達価格の急騰を招く恐れがあります。これらの要因により製品供給の停滞や原価率の悪化が生じた場合には、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) コンプライアンスに関するリスク当社グループは、商品の品質、取引関連、環境、労務、安全衛生、会計基準や税務など様々な法規制の適用を受けております。これらの法規制に基づいた活動を推進するための行動基準を定めるとともに、全役職員に対するコンプライアンス意識の周知徹底、リスク認識の共有化に努めております。また、経営の優先課題としてコンプライアンス推進体制を強化すべく、リスク管理委員会や企業倫理委員会を設け、リスクを認識した場合は迅速に対応する体制を整えています。しかしながら、法令違反を含むコンプライアンス上の問題が生じた場合には、当社グループの業績及び財政状態が影響を受ける可能性があります。 (4) 情報セキュリティに関するリスク当社グループでは、設計・生産・販売・会計・人事労務など幅広い領域のデータを管理するとともに、事業上の機密情報や事業の過程で入手した顧客情報や個人情報を保有しております。それらの情報に関して、想定を超えるウィルス感染やサイバー攻撃等により、重要データの破壊、改ざん、流出、システム停止等を引き起こす可能性があり、その脅威は年々高まっております。また、在宅勤務やリモートワークなど多様な働き方により、影響の範囲は大きくなっております。そのため、当社グループは、これら情報の取扱いに関するルールを整備し、社員の教育・啓蒙の推進に加え、高度化する社外からの脅威に応じそれら対策の強化を行っております。また、運営する情報システムへのウィルス感染やサイバー攻撃によるシステム障害、社外への情報漏洩に対する脆弱性を定期的に診断し、対策を行っております。しかしながら、完全にこのリスクを回避することは困難であり、万が一障害等が発生した場合には、当社グループの業績及び財政状態が影響を受ける可能性があります。なお、当社はサイバーリスク保険に加入しておりますが、この保険が最終的に負担する賠償額を十分にカバーできる保証はありません。 (5) 気候変動に関するリスク当社グループは、持続可能な低炭素社会の実現に向けて、事業活動における省エネルギーの推進や本社及び工場での再生可能エネルギーの導入により、GHG(温室効果ガス)やCO2排出量の削減に取り組んでおります。また、エネルギー使用の合理化・使用量低減を図るべく、生産プロセスの抜本的な見直しや新技術の導入を推し進めています。しかしながら、気候変動に伴う異常気象等が当社グループの工場の操業やサプライチェーンに影響を与える物理的リスク、あるいは低炭素社会への移行に対応できずに原燃料価格や電力価格が上昇するリスクは、当社グループの業績に悪影響を与える可能性があります。 (6) パンデミックや自然災害に関するリスク① パンデミックの影響について新たなパンデミック(感染症の大流行)が発生した場合は、様々な制限等により、営業活動や物流網に影響を与えるとともに、食品業界の売上低迷から設備投資控えなどが発生し当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。そのために当社では、感染症対応事業継続計画(BCP)運用細則を制定し定期的に見直すことで実効性を高めるとともに、当社グループとして地域に沿った感染予防や対応に関するルールを定めることでリスク軽減に向けた活動を進めております。② 自然災害の影響について当社では、主要な機能を持つ本社や工場が同一県内にあることから、地震・風水害等の災害発生に備え、緊急時初動対応運用細則や災害対応事業継続計画(BCP)運用細則を制定しております。これに基づき、建物の耐震診断の実施と対応、安否確認システムの導入、各種訓練の実施、災害備蓄品の保管などお客さま及び従業員の安全確保と事業継続ができる体制の構築に努めております。しかしながら、大きな災害が発生した場合、被災地域における当社グループ施設等の損壊、停電及び交通、通信、物流といった社会インフラの混乱及び途絶、取引先の被災等により、当社グループの業績及び財政状態に影響を与える可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析7,309字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び当社の関係会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用や所得環境の改善の動きが続く中、個人消費や設備投資の持ち直しや各種政策の効果から、景気は緩やかな回復が見られました。一方で、中東情勢や米国の通商政策の動向、為替相場の不安定な推移、物価上昇の継続などから、先行き不透明な状況が続いております。海外経済におきましては、米国では景気の拡大が緩やかとなる中、通商政策などの政策動向が米国内経済に与える影響は、引き続き見通し困難な状況にあります。欧州ではウクライナ情勢や中東情勢の地政学リスクが高く、引き続き低成長が続くと見られます。また、中国でも不動産市況の低迷や通商問題の先行き不透明感から、景気回復ペースは鈍化すると見られます。当社グループが主要市場とする食品業界は、経済活動の正常化による個人消費の持ち直しの動きが見られるものの、各種コストの上昇を吸収するための値上げが続く中、消費者の節約志向が依然として継続し、引き続き厳しい経営環境が続いております。そのような環境下、大手・中堅ベーカリーによる設備投資は堅調さを維持し、流通・外食向けは復活傾向にあります。観光業界ではインバウンド観光客の増加による需要回復の動きが弱含みにあります。また、当社商品が中小企業省力化投資補助金の対象に登録されたことに伴い、補助金を活用した設備案件が増加しました。当社グループは、2032年度までの長期10年ビジョンを『レオロジー(流動学)技術で美味しさを求めつづける』と定め、食品の美味しさを追求することで多くの人に楽しんでもらい、その上で「スマートファクトリー」を実現する食品製造機械を提供していくことといたしました。中期経営計画(2023年度~2027年度)の3年目の今年度は、「①成長基盤の強化」、「②利益基盤の強化」、「③経営基盤の強化」の基本戦略の推進策として、新機種開発を強化し、為替変動や地政学リスク等の外的要因に大きく左右されない安定経営基盤を構築し、ガバナンス強化や人材育成に取り組んでまいりました。以上の結果、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態当連結会計年度末における総資産は、前連結会計年度末に比べて5,162百万円増加し、54,405百万円となりました。主な要因は、建設仮勘定の増加などであります。負債は、前連結会計年度末に比べて815百万円増加し、11,342百万円となりました。主な要因は、短期借入金の増加などであります。純資産は、前連結会計年度末に比べて4,347百万円増加し、43,062百万円となりました。主な要因は、利益剰余金の増加などであります。 b.経営成績当連結会計年度における売上高は42,014百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は5,174百万円(前年同期比2.3%減)、経常利益は5,588百万円(前年同期比3.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は3,898百万円(前年同期比0.2%増)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、セグメント別の売上高は、外部顧客への売上高の数値を、セグメント利益は、セグメント間取引消去前かつ販売費及び一般管理費から本社一般管理費を除いた数値を、それぞれ記載しております。 食品加工機械製造販売事業(日本)日本国内では、製パンライン等の売上は増加しましたが、食品成形機、修理その他、仕入商品の売上は減少しました。その結果、外部顧客に対する売上高は11,484百万円(前年同期比0.4%減)となりました。セグメント利益(営業利益)は4,618百万円(前年同期比5.4%増)となりました。 食品加工機械製造販売事業(北米・南米)アメリカ地域では、食品成形機、製パンライン等、修理その他の売上が増加したため、現地通貨ベースでは、前年同期比22.9%増加となりました。 主な要因は、製パンラインの「アルチザンブレッド生産ライン」や「コンチャ生産ライン」、「ドーナツ生産ライン」の販売が好調だったことなどがあげられます。円ベースでは、円換算に使用するUSドルの期中平均レートが152円58銭から150円77銭と1.2%の円高の影響もあり、外部顧客に対する売上高は5,857百万円(前年同期比21.5%増)となりました。セグメント利益(営業利益)は384百万円(前年同期比2.5%増)となりました。 食品加工機械製造販売事業(ヨーロッパ)ヨーロッパ地域では、食品成形機、製パンライン等、修理その他の売上が増加したため、現地通貨ベースでは、前年同期比10.0%増加となりました。主な要因は、継続的な営業活動が実を結び、大型ラインの売上が増加したことなどによります。円ベースでは、円換算に使用するユーロの期中平均レートが163円75銭から174円79銭と6.7%の円安の影響もあり、外部顧客に対する売上高は5,422百万円(前年同期比17.4%増)となりました。セグメント利益(営業利益)は大型展示会への出展で広告宣伝費が増加したことなどにより、351百万円(前年同期比10.0%減)となりました。 食品加工機械製造販売事業(アジア)アジア地域では、修理その他の売上は減少しましたが、食品成形機、製パンライン等の売上は増加しました。主な要因は、中国での販売が大幅に増加したことなどがあげられます。その結果、外部顧客に対する売上高は3,200百万円(前年同期比56.0%増)となりました。セグメント利益(営業利益)は、679百万円(前年同期比35.0%増)となりました。 食品製造販売事業(北米・南米)アメリカ地域では、オレンジベーカリーの売上高が現地通貨ベースでは、前年同期比0.6%増加となりました。円ベースでは、円換算に使用するUSドルの期中平均レートが152円58銭から150円77銭と1.2%の円高の影響もあり、外部顧客に対する売上高は15,592百万円(前年同期比0.6%減)となりました。セグメント利益(営業利益)は大口顧客向けの売上増加に伴い物流費が上昇したことなどにより1,517百万円(前年同期比15.5%減)となりました。 食品製造販売事業(日本)日本国内では、㈲ホシノ天然酵母パン種の外部顧客に対する売上高は456百万円(前年同期比7.5%減)となりました。主な要因は、大口顧客向けの売上減少ならびに猛暑によるパン需要の減少などがあげられます。セグメント利益(営業利益)は売上原価率の上昇などにより、32百万円(前年同期比53.0%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、11,117百万円(前年同期比4,660百万円減)となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果、4,516百万円の資金の増加(前年同期は5,754百万円の資金の増加)となりました。前年同期との増減の要因は、法人税等の支払額が増加したことなどであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果、8,474百万円の資金の減少(前年同期は1,999百万円の資金の減少)となりました。前年同期との増減の要因は、有形固定資産の取得による支出が増加したことなどであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果、1,048百万円の資金の減少(前年同期は1,369百万円の資金の減少)となりました。前年同期との増減の要因は、短期借入金の純増減額が増加したことなどであります。 ③ 生産、受注及び販売の状況a.生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称生産高(千円)前年同期比(%)食品加工機械製造販売事業 日本21,561,16917.7小計21,561,16917.7食品製造販売事業 北米・南米18,247,7070.3 日本456,045△7.5小計18,703,7530.1合計40,264,9238.8 (注) 金額は販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 b.受注状況当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称受注高(千円)前年同期比(%)受注残高(千円)前年同期比(%)食品加工機械製造販売事業 日本11,341,000△8.33,949,572△3.5 北米・南米7,234,48928.64,025,30641.1 ヨーロッパ6,699,19142.82,885,92889.0 アジア2,826,907△18.31,388,532△21.2小計28,101,5887.512,249,33819.7食品製造販売事業 北米・南米15,923,683△2.0-- 日本456,045△7.5--小計16,379,729△2.2--合計44,481,3173.712,249,33819.7 (注) 金額は販売価格によっており、セグメント間の取引については相殺消去しております。 c.販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称販売高(千円)前年同期比(%)食品加工機械製造販売事業 日本11,484,823△0.4 北米・南米5,857,29721.5 ヨーロッパ5,422,63417.4 アジア3,200,69056.0小計25,965,44512.8食品製造販売事業 北米・南米15,592,576△0.6 日本456,019△7.5小計16,048,595△0.9合計42,014,0407.1 (注) セグメント間の取引については相殺消去しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計方針及び見積り当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたり、決算日における資産、負債の報告数値、並びに報告期間における収益、費用の報告数値は、過去の実績や状況に応じて合理的と考えられる要因などに基づき、見積り及び判断を行っているものであります。経営者は、これらの見積りについて過去の実績や状況に応じて合理的に判断しておりますが、実際の結果は見積り特有の不確実性があるため、これらの見積りと異なる場合があります。当社グループの連結財務諸表を作成するにあたり採用している重要な会計方針については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載のとおりであります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは以下のとおりであります。 a.繰延税金資産の回収可能性当社グループは、繰延税金資産について、将来の課税所得の見積りやタックス・プランニングの実現可能性を十分に検証し、繰延税金資産から評価性引当額を減額して回収可能性があると判断した将来減算一時差異等について繰延税金資産に計上しております。繰延税金資産の回収可能性は将来の課税所得の見積りに依存するため、その見積りの前提とした条件や仮定に変更が生じた場合、繰延税金資産及び法人税等調整額に重要な影響を与える可能性があります。 b.固定資産の減損当社グループは、固定資産のうち減損の兆候がある資産グループについて、当該資産グループから得られる割引前将来キャッシュ・フローの総額が帳簿価額を下回る場合には、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として計上しております。減損の兆候の把握、減損損失の認識及び測定にあたっては決算時点で入手可能な情報に基づき慎重に判断しておりますが、経営環境の変化や地価の変動等により、前提とした条件や仮定に変更が生じ、回収可能額が減少した場合、追加的な減損処理が必要となる可能性があります。 ② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループの当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容については、次のとおりです。 a.財政状態の分析財政状態の分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 b.経営成績の分析(売上高)当連結会計年度における売上高は、前連結会計年度に比べ2,799百万円増加し、42,014百万円 (前年同期比7.1%増)となりました。セグメント別の売上高については、「(1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載しております。(売上総利益)当連結会計年度における売上総利益は、前連結会計年度に比べ457百万円増加し、18,250百万円(前年同期比2.6%増)となりました。売上総利益率は、前連結会計年度比2.0%減少し、43.4%となりました。(営業利益)当連結会計年度における販売費及び一般管理費は、前連結会計年度に比べ581百万円増加し、13,076百万円(前年同期比4.7%増)となりました。以上の結果、当連結会計年度の営業利益は前連結会計年度に比べ124百万円減少し、5,174百万円(前年同期比2.3%減)となりました。(経常利益)当連結会計年度における営業外収益は、為替差益の増加などにより前連結会計年度に比べ256百万円増加し、456百万円(前年同期比128.9%増)となりました。営業外費用は、為替差損の減少などにより前連結会計年度に比べ40百万円減少し、41百万円(前年同期比49.1%減)となりました。以上の結果、経常利益は前連結会計年度に比べ172百万円増加し、5,588百万円(前年同期比3.2%増)となりました。(親会社株主に帰属する当期純利益)当連結会計年度における特別利益・特別損失の計上はありません(前年同期は特別損失として固定資産解体費用104百万円計上)。以上の結果、親会社株主に帰属する当期純利益は前連結会計年度に比べ8百万円増加し、3,898百万円(前年同期比0.2%増)となりました。 c.キャッシュ・フローの分析当連結会計年度のキャッシュ・フローの分析につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」に記載のとおりであります。 資本の財源及び資金の流動性につきましては、次のとおりであります。当社グループの運転資金需要のうち主なものは、原材料・仕入商品、外注費用の支払い及び部品購入費用のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資などによるものであります。当社グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。短期運転資金は自己資金及び金融機関からの短期借入を基本としており、設備投資や長期運転資金の調達につきましては、金融機関からの長期借入を基本としております。なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は1,741百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は11,117百万円となっております。重要な資本的支出の予定及びその資金の調達源泉につきましては次のとおりであります。「第3 設備の状況 3 設備の新設、除却等の計画」に記載のとおり、当社本社におけるソフトウエア、上河内工場における建物、オレンジベーカリーにおける新工場建設などであります。資金の調達源泉につきましては自己資金のみ、又は自己資金及び金融機関からの長期借入によります。 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗状況は次のとおりです。当社グループは、2023年5月に2023年度から2027年度までの中期経営計画を策定しました。中期経営計画期間は「改革と企業基盤の強化」をテーマに、激変する市場環境に対応し、社会課題の解決と企業成長のための足場固めに取り組んでまいります。2027年度において、売上高444億円、営業利益率12.4%、ROE8.5%以上を目標とする経営指標といたしました。当連結会計年度におきましては円安の影響もあり、売上高420億円、営業利益率12.3%、ROE9.5%となりました。 セグメントごとの財政状態及び経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容は「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。
セグメント情報4,804字
(セグメント情報等)【セグメント情報】1 報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、主に食品加工機械を開発・製造・販売する食品加工機械製造販売事業とパン・菓子、天然酵母パン種の開発・製造・販売を行う食品製造販売事業を行っております。食品加工機械製造販売事業では、当社(日本、アジア)、レオンUSA(北米・南米)、レオンヨーロッパ(ヨーロッパ)が、各地域をそれぞれ担当しており、販売体制を基礎とした地域別の管理を行っております。また、㈱レオンアルミ(日本)は、アルミ鋳物部品の製造・販売を行っております。食品製造販売事業では、オレンジベーカリー(北米・南米)はパン・菓子の製造・販売、㈲ホシノ天然酵母パン種(日本)は天然酵母パン種の開発・製造・販売をそれぞれ行っており、事業別および地域別の管理を行っております。したがって当社は、食品加工機械製造販売事業では、「日本」「北米・南米」「ヨーロッパ」「アジア」、食品製造販売事業では、「北米・南米」「日本」を報告セグメントとしております。 2 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。セグメント間の内部売上高及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3 報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、負債その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)(単位:千円) 食品加工機械製造販売事業日本北米・南米ヨーロッパアジア小計売上高 外部顧客への売上高11,536,5144,821,4134,618,1682,051,98923,028,084 セグメント間の内部売上高 又は振替高6,487,78479,73279-6,567,596計18,024,2984,901,1454,618,2472,051,98929,595,680セグメント利益4,380,598375,631390,383503,4135,650,026セグメント資産23,895,4544,665,9673,719,99924,57932,306,000セグメント負債6,286,5382,333,8781,405,894580,99310,607,304その他の項目 減価償却費384,34927,99020,921-433,261 支払利息11,847---11,847 特別損失104,634---104,634 (減損損失)(-)(-)(-)(-)(-) 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額899,04216,74737,328-953,117 食品製造販売事業合計北米・南米日本小計売上高 外部顧客への売上高15,693,446492,89916,186,34639,214,430 セグメント間の内部売上高 又は振替高-52526,567,648計15,693,446492,95216,186,39945,782,079セグメント利益1,796,79868,1221,864,9207,514,947セグメント資産9,762,119714,45210,476,57142,782,572セグメント負債871,103131,7121,002,81511,610,119その他の項目 減価償却費576,99038,385615,3751,048,637 支払利息-515111,899 特別損失---104,634 (減損損失)(-)(-)(-)(-) 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額297,39815,892313,2911,266,409 (注) 各区分に属する主な国又は地域(1) 北米・南米………………アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ(2) ヨーロッパ………………ドイツ、イスラエル、フランス、オーストリア、イギリス(3) アジア……………………台湾、中国、タイ、韓国、ベトナム 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)(単位:千円) 食品加工機械製造販売事業日本北米・南米ヨーロッパアジア小計売上高 外部顧客への売上高11,484,8235,857,2975,422,6343,200,69025,965,445 セグメント間の内部売上高 又は振替高7,331,385170,819454-7,502,658計18,816,2086,028,1175,423,0883,200,69033,468,104セグメント利益4,618,690384,934351,479679,8446,034,949セグメント資産28,343,7275,449,6734,707,812192,63638,693,849セグメント負債6,363,5412,638,4802,190,070427,09611,619,189その他の項目 減価償却費580,70127,01016,525-624,237 支払利息15,818---15,818 特別損失----- (減損損失)(-)(-)(-)(-)(-) 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額1,626,4712,66623,888-1,653,026 食品製造販売事業合計北米・南米日本小計売上高 外部顧客への売上高15,592,576456,01916,048,59542,014,040 セグメント間の内部売上高 又は振替高-26267,502,685計15,592,576456,04516,048,62149,516,726セグメント利益1,517,67832,0471,549,7267,584,675セグメント資産15,856,927640,65916,497,58655,191,436セグメント負債5,199,05579,4615,278,51616,897,705その他の項目 減価償却費498,30437,770536,0751,160,312 支払利息15,1292315,15230,971 特別損失---- (減損損失)(-)(-)(-)(-) 有形固定資産及び 無形固定資産の増加額2,849,61518,2772,867,8934,520,919 (注) 各区分に属する主な国又は地域(1) 北米・南米………………アメリカ合衆国、メキシコ、カナダ(2) ヨーロッパ………………ドイツ、イギリス、イスラエル、フランス、オランダ(3) アジア……………………中国、韓国、台湾、タイ、インドネシア 4 報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項)(単位:千円)売上高前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計45,782,07949,516,726セグメント間取引消去△6,567,648△7,502,685連結財務諸表の売上高39,214,43042,014,040 (単位:千円)利益前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計7,514,9477,584,675セグメント間取引消去6,338△187,197本社一般管理費△2,223,132△2,223,473連結財務諸表の営業利益5,298,1535,174,003 (注)本社一般管理費は、当社の管理部門に係る費用であります。 (単位:千円)資産前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計42,782,57255,191,436セグメント間取引消去△5,580,793△10,332,390全社資産12,040,6229,546,196連結財務諸表の資産合計49,242,40254,405,243 (注)全社資産は、当社の管理部門に係る資産であります。 (単位:千円)負債前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計11,610,11916,897,705セグメント間取引消去△1,082,851△5,554,828連結財務諸表の負債合計10,527,26811,342,877 (単位:千円)その他の項目報告セグメント計調整額連結財務諸表計上額前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度減価償却費1,048,6371,160,312436,445341,7501,485,0821,502,063支払利息11,89930,971-△7,79611,89923,174特別損失104,634---104,634-(減損損失)(-)(-)(-)(-)(-)(-)有形固定資産及び無形固定資産の増加額1,266,4094,520,91965,24950,5611,331,6584,571,480 (注)有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、当社の管理部門に係る設備投資額及びセグメント間取引 の消去であります。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1 製品及びサービスごとの情報(単位:千円) 食品加工機械製造販売事業食品製造販売事業合計外部顧客への売上高23,028,08416,186,34639,214,430 2 地域ごとの情報(1) 売上高(単位:千円)日本北米・南米ヨーロッパアジア・オセアニア合計12,029,41320,514,8604,618,1682,051,98939,214,430 (注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。なお、北米・南米セグメントには米国19,771,243千円が含まれております。 (2) 有形固定資産(単位:千円)日本北米・南米ヨーロッパアジア・オセアニア合計8,755,8936,033,538186,757-14,976,189 (注) 北米・南米セグメントは全額米国であります。 3 主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1 製品及びサービスごとの情報(単位:千円) 食品加工機械製造販売事業食品製造販売事業合計外部顧客への売上高25,965,44516,048,59542,014,040 2 地域ごとの情報(1) 売上高(単位:千円)日本北米・南米ヨーロッパアジア・オセアニア合計11,940,84221,449,8735,422,6343,200,69042,014,040 (注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。なお、北米・南米セグメントには米国2,286,224千円が含まれております。 (2) 有形固定資産(単位:千円)日本北米・南米ヨーロッパアジア・オセアニア合計9,183,77713,295,963207,194-22,686,934 (注) 北米・南米セグメントは全額米国であります。 3 主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める相手先がないため、記載はありません。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組3,574字
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 サステナビリティをめぐる課題への対応は、当社にとって重要なリスク管理の一部であるとの認識を持ち、法令遵守、環境保護、労働環境の改善、人権尊重、地域貢献といった財務活動以外の面も企業の持続的な成長のために不可欠であると考えております。その上で、サステナビリティ基本方針に基づき「環境」「人材・組織」「技術開発」を重点課題として掲げ、サステナビリティをめぐる課題への取組を進めております。 <サステナビリティ基本方針>当社は、社是「存在理由ある企業たらん」のもと、当社独自の技術やサービスを通じて全世界の食文化の継承と発展に貢献することで社会課題や環境問題の解決に取り組みます。また、「経営理念」や「行動指針」に基づき適正な企業統治を通して、社会から信頼される企業として持続的な企業価値向上を目指します。 (1) ガバナンス当社は、サステナビリティを適切にマネジメントするために、取締役会の下部組織として代表取締役社長を委員長とするサステナビリティ委員会を設置し、サステナビリティに関わる方針や課題、戦略などの企画・立案・提言を行っております。また、各課題に対する行動計画や目標設定などについて各組織担当(人事制度改革担当役員を中心としたチーム、開発設計担当役員を中心としたチーム、業務改革推進担当役員を中心としたチームなど)と協議を行うためにサステナビリティ推進チームを配し、サステナビリティ推進チームは取りまとめた内容をサステナビリティ委員会へ報告・提案します。なお、取締役会はサステナビリティ委員会から定期的に報告を受けるとともに、報告・提案された内容について管理・監督を行います。 (2) 戦略当社は、サステナビリティ基本方針のもと重点課題として「環境」「人材・組織」「技術開発」を掲げ、重点課題の解決を通じて、持続的な企業価値向上と社会課題解決の両立を目指しております。 ①「環境」当社は、気候変動問題への取組を、国内外の経済発展において重要な課題と認識しており、持続可能な低炭素社会の実現に向けて、事業活動における省エネルギーの推進や、本社および工場での再生可能エネルギーの導入により、GHG(温室効果ガス)やCO2排出量の削減などに取り組んでおります。また、環境負荷低減やエネルギー省力化などに寄与する製品の開発提供にも注力し、2050年までにCO2排出量実質ゼロとするカーボンニュートラルを目標に、事業活動(環境配慮型商品・サービス等)を通じて、環境にやさしい社会の実現に貢献してまいります。なお、当社は、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の考え方に準拠しながら、必要なデータの収集と分析を行っております。 気候関連のリスク及び機会に関する戦略については、当社ホームページに記載しております。 ②「人材・組織」人材は企業の重要な資産であると捉え、当社の持続的な成長の維持のためには、変化する市場に適切に対応できる柔軟性を兼ね備えたグローバル人材の育成強化と新たなイノベーションを生み出すための多様性の確保及び職場環境の整備が必要不可欠と考えております。そのため、子育て支援の制度確立をはじめ、一般教育・専門教育、健康管理、多様な採用活動、働き方の見直しを行い基盤強化への取組に努めております。また、個々の多様性が組織に十分生かされるよう、働くことに情熱と誇りを持てる職場環境を目指すとともに、適正な企業統治を実行してまいります。なお、当社グループにおける人材の多様性確保を含む人材育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針は、以下のとおりです。 <多様性の確保についての考え方>当社は、一人ひとりの多様な視点や価値観を尊重することが持続的な成長と企業価値向上に重要なことと考えております。そのため、女性・外国人・中途採用者に限らず、多様な個性・特徴・経験を持つ中核人材の比率が高まるよう人材育成及び社内環境の整備に取り組んでおります。a.女性社員女性の海外駐在員や営業職など、活躍する女性のロールモデルをつくるとともに、女性の活躍できる環境の整備を進めております。特に女性管理職を増やすため、リーダースキルの基本を習得することを目的としたキャリアアッププログラムを定期的に実施しております。b.外国人社員グローバル人材育成や海外販売の拡販を推進するためには、外国人社員の活躍は必要と考えております。毎年定期的な人材確保を目指し、優秀な人材は性別、国籍等に関わらず積極的に採用していく方針です。そのために、通年採用制度(4月・10月入社)を取り入れて海外留学生にも配慮した取組をしております。c.中途採用社員組織の停滞を防ぐためにも専門的な高いスキルや幅広い経験(視野)を持った人材を確保することは必要と考えており、毎年一定数の中途採用を進めております。 その他の主な取組については、当社ホームページに記載しております。 ③「技術開発」当社の開発は、単に省人・省力化を求めるのではなく、独自のレオロジー技術を用いて食品の美味しさを追求する中で、省エネルギーや食品ロスの軽減などにつながる環境などの社会に配慮した機械の研究開発を通し、さまざまな社会課題の解決に取り組んでまいります。中でも、応用技術としては、今後食品業界で進むことが見込まれる、工場のスマートファクトリー化に対応した技術開発を進めるとともに、子会社であるオレンジベーカリーがこの実験工場としての役割を担います。また、食品技術としては、配合や製造工程を研究し食品ロス削減につながる食品自体の開発も進めてまいります。 (3) リスク管理当社は、グループ全体のリスク管理体制の構築や運用の監督を重要事項として認識しております。そのため、リスク管理委員会を設置し、当社グループの取り組むべき重点リスク項目の策定と重点リスク項目に対する啓蒙活動の実施など、リスクマネジメント推進に係る課題や対応策を協議しております。また、サステナビリティに関するリスクについては、サステナビリティ推進チームとサステナビリティ委員会が主体となり、リスク管理委員会と連携してマネジメントを行い、定期的に取締役会へ報告することとしており、情報の共有を図っております。なお、リスクに関する情報・データについてはサステナビリティ推進チームによって収集・分析され、その内容は取締役会へ報告されます。 (4) 指標及び目標当社の取組に関する主な指標と目標は以下のとおりであります。 ①「環境」地球温暖化の抑制に向け、CO2排出量削減について、「2030年までにScope1・Scope2のCO2排出量を80%削減する(2014年度比)」という中期的な目標を設定しております。気候関連の指標及び目標については、当社ホームページに記載しております。 ②「人材・組織」当社は、サステナビリティ方針のうち、上記「(2)戦略」において記載した人材の多様性の確保を含む人材の育成に関する方針及び社内環境整備に関する方針について次の指標を用いております。なお、当社においては関連する指標のデータ管理とともに具体的な取組が行われているものの、連結グループに属する全ての会社では行われていないため、連結グループにおける記載が困難であります。このため、指標に関する目標及び実績は、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社のものを記載しております。 指標2030年度の目標2025年度実績全管理職に占める女性管理職の割合10%3.0%新入社員に占める女性の割合30%22.2%全正社員に占める女性の割合20%19.2% ③「技術開発」2032年度には、食品業界にも環境に配慮したスマートファクトリー化が進んでくるものと見込んでおります。そこで当社は独自技術による社会課題への解決策として、今後3つのステップで技術開発を推進してまいります。 〔第1ステップ〕 IoT活用でリスク管理の強化(安定生産、事故を防ぐ、設備の故障に伴う稼働停止削減) 〔第2ステップ〕・品質の向上(不良率の低減や品質の安定化)・コスト削減(原材料の使用量・製品在庫・ヒト・時間・食品ロスの削減)・生産性向上(設備稼働率の向上、ヒトの作業効率化)〔第3ステップ〕・工場全体の一元管理化・ネットワークを利用した生産の最適化(自動化・遠隔操作)・新たな付加価値の提供(多様なニーズへの対応) 〔オレンジベーカリーの役割〕・スマートファクトリーへの実験工場として、当社の進むべき方向性を担う重要な役割を負う
コーポレート・ガバナンスの概要4,079字
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社のコーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方は、経営環境の変化に迅速に対応し得る経営管理体制と公正な経営システムの構築により長期的な企業価値を向上させるとともに、株主をはじめとする全てのステークホルダーとの適切な関係構築を実現することを基本方針としています。この基本方針に基づき、当社では、取締役会の活性化と社外取締役の監督機能の強化や監査役の監査機能の強化を図りコンプライアンスを重視した経営に取り組んでおります。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由当社は、監査役会設置会社の形態を採用しております。社外監査役を含む監査役会による監査が実施されるとともに、社外取締役の登用により取締役会の機能を強化し、経営に対する監督機能の更なる充実を図ることが合理的と判断し現在の体制を採用しております。 コーポレート・ガバナンス体制の模式図は次のとおりであります。(2026年6月23日現在) 「取締役会」は、重要事項の決定及び業務執行状況の監督を行っております。また、「常務会」を必要に応じて適時開催し、取締役会決議事項以外の重要事項を協議するとともに、取締役会決議事項の事前審議を行っております。なお、コーポレート・ガバナンスの機能を高めるため、当社の取締役6名のうち2名(全取締役の3分の1以上)を独立社外取締役で構成しております。「監査役会」は、常勤監査役1名と社外監査役2名で構成され、監査の方針と分担を定め、監査計画に基づいて連結対象会社を含めて取締役の職務執行が法令・定款に違反していないかを監査しております。「指名・報酬委員会」は、独立社外取締役2名と代表取締役社長の計3名で構成され、経営陣幹部の選解任や役員報酬・賞与などについて審議を行い、取締役会へ答申しております。 ③ 企業統治に関するその他の事項当社は「内部統制システムの整備に関する基本方針」を多年度にわたる継続的な取り組みの基本と捉え、毎事業年度に見直しを行っております。また、取締役が法令や定款等を遵守することの徹底を図り、特に重要なリスク管理体制の強化・充実に努めております。リスク管理体制の基礎として、リスク管理規程及び経営危機管理規程を定め、個々のリスクについての管理責任者を決定するなど、同規程でのリスクの低減と予防の管理体制の整備に努めております。取締役の職務の執行については、取締役会規程及び組織規程の職務分掌に基づき、それぞれの責任者及び権限図表に基づく責任の範囲、組織規程運用細則による執行手続等を定めており、効率的な職務の執行を確保しております。さらに、内部統制システムの運用の実効性を確保するため内部監査室を設けて内部監査を行うとともに、不正行為等の早期発見のため、法令等に違反する行為を使用人が発見した場合の通報体制を整備し、管理部門の主なメンバー、常勤監査役が、これらの報告の受け皿となり、必要に応じて内部監査室による内部監査を行う体制となっております。代表取締役社長と監査役会は、相互の意思疎通を図るため定期的に会合を行い、内部監査規程により内部監査室長は、監査役会との密接な連携を保ち、監査役の監査の実効性を確保しております。監査役会がその職務を補助する使用人を置くことを求めた場合には、監査役の業務補助のための監査役会スタッフを置くこととし、その人事については、監査役会と十分な意見交換を行い実施いたします。現在、監査役会はその職務を補助すべき使用人を置くことを求めておりませんが、監査役会スタッフが置かれた場合は、取締役からの独立性を確保するため、監査役の指揮命令の下で業務を遂行いたします。監査役会スタッフの人事、評価を行うに際しては、監査役と十分な協議を行います。取締役の職務の執行に係る情報については、文書管理規程、稟議規程、情報処理機器の管理運営規程等により、その保存媒体に応じて安全かつ検索性の高い状態で保存管理しております。また、グループ全体の情報セキュリティ対策を推進するため、「情報システム管理運用規程」に基づき、情報セキュリティに関する責任体制を明確化し、担当部署による情報セキュリティの維持・向上のための施策を継続的に実施します。なお、必要に応じて、各規程の見直しを随時行うとともに、内部監査室は運用状況を検証します。使用人に対しては、法令等の遵守についてあらゆる機会を捉えて日常的に教育を実施するとともに、職制別教育研修会のカリキュラムにも取り入れて周知徹底を図っております。一方で、内部通報制度規程を定め、法令等に違反する行為を使用人が発見した場合の報告体制を構築し、通報内容の守秘義務はもちろんのこと通報者に対して不利益にならないような社内通報制度の整備に努めております。当社グループの業務の適正については、関係会社管理規程に基づき重要事項に関する事前承認及び報告を義務づけるとともに、倫理コンプライアンス管理規程、リスク管理規程の適用範囲をグループ各社にも広げ、リスク管理者を決定し、リスクの予防を実施しております。そして、各担当役員や内部監査室が定期的に監査を行って業務の適正を確保しております。 a.責任限定契約の内容の概要当社は、非業務執行取締役及び監査役との間で、会社法第423条第1項の賠償責任について賠償責任を限定する契約を締結しており、当該契約に基づく賠償責任の限度額は、法令の定める最低責任限度額としております。 b.役員等賠償保険契約の内容の概要当社は、取締役らが過大な損害賠償責任を負うことで経営について萎縮しないように、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しており、当社役員全員を含む被保険者の職務の執行に関し保険期間中に提起された損害賠償請求(株主代表訴訟を含む)等に起因して、被保険者が被る損害(訴訟費用や損害賠償金等)を当該保険契約により填補することとしております。また、保険料は全額当社が負担しております。なお、法令違反の行為であることを認識して行った場合は補償対象外にするなど一定の免責事由を設けることで、被保険者の職務の執行の適正性が損なわれないように措置を講じております。 c.取締役の定数当社の取締役は10名以内とする旨、定款に定めております。 d.取締役の選任の決議要件取締役を選任する株主総会の決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の過半数以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行い、その決議は累積投票によらない旨、定款に定めております。 e.取締役会で決議できる株主総会決議事項当社は、株主への機動的な利益還元を行うことを目的として、会社法第454条第5項の規定に基づき、取締役会の決議によって毎年9月30日を基準日として中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。また、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって市場取引等により自己の株式を取得することができる旨、定款に定めております。これは、機動的に自己株式の取得を行うことを目的とするものであります。 f.株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議については、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨、定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 ④ 取締役会および任意の指名・報酬委員会の活動状況当事業年度の取締役会および任意の指名・報酬委員会の開催状況及び個々の役員の出席状況については次のとおりです。役 職氏 名開催状況および出席状況取締役会任意の指名・報酬委員会代表取締役社長小林 幹央◎100%(13/13回)100%(9/9回)取締役常務執行役員金子 保100%(3/3回)-取締役常務執行役員大貫 和茂100%(13/13回)-取締役常務執行役員細谷 昌樹100%(13/13回)-取締役常務執行役員菊地 芳幸100%(10/10回)-社外取締役平原 興100%(13/13回)◎100%(9/9回)社外取締役赤塚 孝江100%(13/13回)100%(9/9回)常勤監査役秋田 規男100%(13/13回)-社外監査役横山 不二夫100%(13/13回)-社外監査役水上 恵理100%(13/13回)- (注)1 ( )内は、出席回数/在任中の開催回数を記載しております。2 ◎は議長または委員長を示しております。3 金子保氏は、2025年6月25日開催の第63期定時株主総会の終結の時をもって取締役を退任しておりますので、退任までの期間に開催された取締役会の出席状況を記載しております。4 菊地芳幸氏は、2025年6月25日開催の第63期定時株主総会において取締役に就任しておりますので、就任後に開催された取締役会の出席状況を記載しております。5 監査役会については、「第4 提出会社の状況 4コーポレート・ガバナンスの状況等 (3)監査の状況」に記載しております。 主な検討内容は以下のとおりです。[取締役会]・事業報告、計算書類、有価証券報告書、コーポレート・ガバナンス報告書等の承認・内部統制計画の承認・業務執行に関する重要な決定・役員報酬の決定・重要な社内規程の制定改廃・重要な設備投資や予算の承認・政策保有株式の取扱い・組織の運営方針、サステナビリティに関する事項・取締役会実効性評価アンケート調査の報告・業務執行に関する定例報告 等 [任意の指名・報酬委員会]・取締役の選任に関する事項・監査役の選任に関する事項・監査役が受ける報酬等の妥当性確認・取締役が受ける報酬等の内容 等
役員の報酬等2,268字
(4) 【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項当社は、2019年5月10日及び2023年5月22日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針を決議しております。当該取締役会の決議に際しては、あらかじめ決議する内容について当社の任意の諮問委員会である指名・報酬委員会に諮問し、答申を受けております。取締役の報酬は、株主総会で決議された取締役の報酬限度額の範囲内で、当該決定方針に基づき取締役会で決定しております。また、監査役の報酬については、経営に対する独立性、客観性を重視する視点から固定報酬のみで構成され、株主総会で決議された監査役の報酬限度額の範囲内で、監査役会で決定しております。取締役の報酬限度額は、1987年6月26日開催の第25期定時株主総会において月額20,000千円以内と決議されており、監査役の報酬限度額は、1985年6月27日開催の第23期定時株主総会において月額2,000千円以内と決議されております。提出日現在において、これらの支給枠に基づく報酬等の支給対象となる役員は、取締役6名(うち、社外取締役2名)、監査役3名(うち、社外監査役2名)であります。譲渡制限付株式報酬制度は、年額60,000千円以内の範囲内で取締役(社外取締役を除く)に割り当て、これにより発行又は処分される当社の普通株式の総数は、年間10万株以内とすることを、2023年6月27日開催の第61期定時株主総会において決議しております。なお、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の決定方法及び決定された報酬等の内容が当該決定方針と整合していることや、任意の諮問委員会である指名・報酬委員会の答申が尊重されていることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。また、取締役会は代表取締役社長小林幹央に対し、当事業年度に係る各取締役の固定報酬の額及び各取締役(社外取締役を除く)の担当部門の業績を踏まえた賞与の評価配分の決定を委任しております。委任した理由は、当社全体の業績等を勘案しつつ各取締役の担当部門について評価を行うには代表取締役社長が適していると判断したためであります。なお、委任された内容の決定にあたっては、事前に当社の任意の諮問委員会である指名・報酬委員会がその妥当性等について確認しております。 ≪決定方針≫株主総会で決議された取締役の報酬限度額の範囲内で、取締役会が当社の任意の諮問委員会である指名・報酬委員会に諮問し、公正で客観性のある答申結果を基に取締役会で決定しております。 ≪報酬構成≫取締役の報酬等は、固定報酬(定額での月額報酬)、業績連動報酬としての賞与(金銭で給付するもの)、非金銭報酬としての譲渡制限付株式から構成され、業績連動報酬及び非金銭報酬は年次支給として当社の取締役(社外取締役を除く)のうち取締役会が決定した者を対象に支給し、社外取締役やその他の取締役は固定報酬のみの支給としております。また支給割合は、概ね以下のとおりとしております。固定報酬:業績連動報酬:非金銭報酬 = 65:25:10 ≪報酬水準≫取締役の報酬等は、各自が旺盛な責任感をもって行動していくよう、公平・平等を原則として、社会一般の給与水準や当社従業員給与などとのバランスの取れた適正な水準となるよう設定しております。 ≪算定方法≫a.固定報酬豊富な経験や幅広い見識を有する適任者を広く求めることができるよう、役位、職務内容、責任の程度、業務の実績などを総合的に勘案し、東京証券取引所の上場会社など他社の報酬水準等も参考にして決定します。b.業績連動報酬業績連動報酬の基準となる額は、役位や役員年数等を勘案したうえで設定され、この基準額に対して当該期の期首計画に対する「売上高」、「営業利益率」及び「ROE」の達成率により加減算を行い算出します。当該指標を管理指標とした理由は、継続企業の観点から利益を出し、企業を成長させることの成果に対する報酬と位置づけているためです。なお、当連結会計年度の期首計画は「売上高391億円」、「営業利益率12.1%」、「ROE8.1%」、実績は「売上高420億円」、「営業利益率12.3%」、「ROE9.5%」となります。c.非金銭報酬非金銭報酬は、当社の企業価値の持続的な向上を図るインセンティブを付与し、株主の皆様との一層の価値共有を進めることを目的として、譲渡制限付株式報酬制度を導入しております。取締役ごとの譲渡制限付株式の付与のための報酬は、上記の報酬構成に基づき、固定報酬に対する非金銭報酬の割合で算出しております。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(名)固定報酬業績連動報酬非金銭報酬等取締役(社外取締役を除く)133,56285,83034,20013,5325監査役(社外監査役を除く)12,66012,660--1社外役員19,26019,260--4 (注)1 業績連動報酬等は、2026年6月24日開催予定の定時株主総会の決議事項となっております。2 非金銭報酬等として取締役に対して譲渡制限付株式報酬を交付しています。 ③ 提出会社の役員ごとの連結報酬等の総額等連結報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
従業員の状況1,120字
(2) 【従業員の状況】(1) 連結会社の状況2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(名)食品加工機械製造販売事業 日本613 北米・南米31 ヨーロッパ45 アジア17 小計706 食品製造販売事業 北米・南米259 日本48 小計307 全社(共通)50 合計1,063 (注) 1 従業員数は就業人員数を表示しております。2 全社(共通)は、特定のセグメントに区分できない管理部門の従業員数であります。 (2) 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)66145.221.47,170,2251.6 セグメントの名称従業員数(名)食品加工機械製造販売事業 日本597 アジア14 全社(共通)50 合計661 (注) 1 従業員数は就業人員数を表示しております。2 平均年間給与は、正社員・嘱託社員・契約社員で算出しております。3 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。4 国内子会社及び海外子会社への出向者は含まれておりません。5 全社(共通)は、管理部門の従業員数であります。6 台湾支店の現地社員(3名)は含まれておりません。 (3) 労働組合の状況当社の労働組合は、日本金属製造情報通信労働組合(JMITU)に加盟しており、JMITUレオン自動機支部と称し、宇都宮地区労働組合会議(協議団体)に所属しております。組合員は5名であります。当社以外のグループ各社について、労働組合は結成されておりません。なお、労使関係については特に記載すべき事項はありません。 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 提出会社当事業年度補足説明管理職に占める女性労働者の割合(%)(注1)男性労働者の育児休業取得率(%)(注2)労働者の男女の賃金の差異(%)(注1)全労働者正規雇用労働者 パート有期労働者3.066.676.979.984.674.1パートについては、正規雇用労働者の週の所定労働時間で換算した人員数を基に算出したものであります。 (注) 1 「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2 「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。
関係会社の状況1,095字
4 【関係会社の状況】連結子会社2026年3月31日現在名称住所資本金又は出資金主要な事業の内容議決権の所有(又は被所有)割合(%)関係内容レオンUSA(RHEON U.S.A.)(注)1,32 DopplerIrvine,CaliforniaU.S.A.9,000千US$食品加工機械の販売100(―)当社商品の販売役員の兼任1名出向社員9名レオンヨーロッパ(RHEON AUTOMATIC MACHINERY GmbH)(注)1,4TiefenbroicherWeg 30DusseldorfGermany3,000千EUR食品加工機械の販売100(―)当社商品の販売出向社員10名㈱レオンアルミ栃木県下野市下古山296375,000千円アルミ鋳物の製造販売100(―)役員の兼任1名出向社員1名オレンジベーカリー(ORANGE BAKERY,INC.)(注)1,517751 Cowan Avenue Irvine,CaliforniaU.S.A.15,200千US$パン・菓子の製造販売100(―)当社商品の購入役員の兼任1名出向社員9名㈲ホシノ天然酵母パン種東京都町田市小野路町2278-395,000千円天然酵母パン種の製造販売100(―)出向社員2名 (注) 1 特定子会社に該当いたします。2 上記各社は有価証券届出書または有価証券報告書提出会社ではありません。3 レオンUSAについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 (1) 売上高6,028,117千円 (2) 経常利益397,111千円 (3) 当期純利益299,425千円 (4) 純資産額2,811,193千円 (5) 総資産額5,449,704千円 4 レオンヨーロッパについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 (1) 売上高5,423,088千円 (2) 経常利益369,228千円 (3) 当期純利益253,418千円 (4) 純資産額2,517,741千円 (5) 総資産額4,707,812千円 5 オレンジベーカリーについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 (1) 売上高15,592,576千円 (2) 経常利益1,550,774千円 (3) 当期純利益1,085,239千円 (4) 純資産額10,657,872千円 (5) 総資産額15,925,695千円
配当政策570字
3 【配当政策】当社は、株主の皆様に対する利益還元を最重要政策として位置付け、将来にわたる事業展開のための内部留保の充実などを総合的に勘案し、資本コストと株価を意識した経営の実現に取り組んでおります。株主の皆様には、連結配当性向40%以上を目標として、今中期経営計画期間中(2026年3月期から2028年3月期)は、安定配当を目的に「累進配当」を行うことを基本方針としております。なお、内部留保金につきましては、経営基盤の強化を図るため、研究開発及び設備投資などへの資金需要に充てる方針であります。また、当社は中間配当を行うことができる旨を定めております。当社の剰余金の配当は中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としております。配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。当事業年度の剰余金の配当につきましては、上記の基本方針のもと、中間配当は1株当たり27円を実施し、期末配当は1株当たり31円を、2026年6月24日開催予定の定時株主総会で決議して実施する予定であります。なお、当事業年度の剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2025年11月12日取締役会決議727,20627.002026年6月24日定時株主総会決議(予定)837,12331.00
研究開発活動1,757字
6 【研究開発活動】当社の研究開発活動は、従来より市場開発型企業の特性を活かし、消費者の食品嗜好の多様化など市場ニーズに対応すべく、食品の基礎研究及び食品加工技術開発の両面から日常的に研究開発を重ね、当該技術を市場に提供していることに加え、今後さらに環境に配慮した生産技術を開発すべく鋭意努力しております。当連結会計年度における研究開発費は、616百万円となっており、主な活動の状況は以下のとおりであります。 〔食品加工機械製造販売事業〕技術の標準化及び設計標準化を基軸とした設計業務改革、納期短縮、コスト削減、スマートファクトリーをテーマに取り組み、機械性能とコストバランスを図った独自技術を有する機種開発を行っております。食品成形機の火星人シリーズでは、各国・地域の法令や安全基準に対応しながら、サニタリー性の向上や異物混入対策、IoT化などのニーズに焦点を当て、用途拡大の研究を進めております。国内向けには「火星人 CN700型」や「火星人 CN050型」、海外向けには「火星人 KN551型」や「火星人 KN500型」、「火星人 KN050型」なども引き続き堅調ですが、海外向け高機能版新型包あん機の開発にも注力しております。また、用途拡大として、火星人を活用したハーフムーン形状に包み込むハーフムーン成形装置の開発やオプションである固形物供給装置の能力アップなど周辺機の充実も図りました。シートライン関連では、生地品質の向上と安定生産を目指し、新型ペストリーラインの開発等を進めております。当期はオレンジベーカリー(米国)の工場において、エクストルーダー試作機やロールインシステム等の主要な構成機種を組み込んだ持込みテストを実施し、機能および製品品質の向上を確認しました。また、クロワッサンベンダーの単体機性能の確認など、新技術の開発に向けた取り組みを進めております。当社では、自動化・省人化ニーズの高まりや受注機負荷の増大に対応するため、設計業務改革として実績のある受注ラインの標準化を強力に推進しております。マルチコンフェクショナー、ペストリーライン、アルチザンブレッドライン、クワトロフォーマーライン、ピザ成形機などを中心に、当期は計32機種の標準機登録を実施しました。これにより、仕様の明確化と設計負荷の軽減、納期の短縮を図っております。国内外における多様な顧客ニーズへの対応としては、新たなパン粉ライン(電極式)のほか、栗きんとんなどの特産品を用いた生食パンライン、ガレット生産ライン、ピザ生産ラインなどの開発および受注対応を行い、市場の拡大に努めております。さらに、スマートファクトリーの実現に向けて、自動調整による安定生産、予兆保全、生産監視機能を持たせたスマートラインの研究を継続しております。生産現場においても、自動倉庫(オートストア)や工作部での部品搬送(配膳)ロボット、鋳物無人加工機(DNC加工機)の本稼働を開始し、省人化と部品供給・生産能力の大幅な向上を目指し取り組んでおります。 〔食品製造販売事業〕当社グループでは、米国のオレンジベーカリーや、㈲ホシノ天然酵母パン種にて開発した新製品を市場で販売することを通じて、顧客ニーズの調査・研究を行い、より市場に求められる製品の開発と、それらを生産するための食品加工機械の開発に役立てております。オレンジベーカリーでは、ペストリーラインの生産データや機械設定・負荷データのトレーサビリティを確保しており、スマートラインシステムを構築中です。当期においてもスマート化に対応したエクストルーダー等の開発機を持ち込んで実証テストを実施するなど、人手不足や人件費高騰などの生産現場が抱える課題解決や、将来のスマートファクトリーに向けての開発や実証のための実験工場として、その役割を果たしてまいります。㈲ホシノ天然酵母パン種では、新しい天然酵母パン種の研究、天然酵母パン種の活用方法を拡大するための応用化研究を日々行っております。 研究開発活動の成果として、当連結会計年度に新たに取得した特許件数は、国内6件、海外24件の計30件となり、当連結会計年度末日現在の総保有特許は、国内136件、海外342件の合計478件を有するに至っております。
主要な設備の状況1,500字
2 【主要な設備の状況】(1) 提出会社2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具器具備品土地(面積㎡)リース資産合計本社・関東営業所(宇都宮市)食品加工機械製造販売事業(日本)本社2,350,72381,27284,4311,228,177(21,193)1,1543,745,758206札幌出張所(札幌市白石区)〃販売設備67,9121,5073,37681,945(716)-154,7426仙台出張所(仙台市泉区)〃〃5,3511,7271,5032,022(62)-10,6056東京営業所(江東区)〃〃2,6732731,909--4,85514名古屋営業所(名古屋市名東区)〃〃68,4364,0955,519116,456(554)743195,25117大阪営業所(吹田市)〃〃76,4315,5002,307157,897(424)-242,13720岡山営業所(岡山市北区)〃〃9621,430877--3,2709福岡営業所(福岡市博多区)〃〃51,6042,7691,570173,545(1,656)-229,48914上河内工場(宇都宮市)〃生産設備979,3201,462,14785,935783,940(95,291)8,5023,319,845372厚生施設(宇都宮市)〃社員食堂63,004--226,638(2,497)-289,642-社宅(宇都宮市)〃社宅105,276--243,742(5,207)-349,018-駐車場用地(宇都宮市)〃土地---42,856(876)-42,856- (2) 国内子会社2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具器具備品土地(面積㎡)リース資産合計㈱レオンアルミ本社(栃木県下野市)食品加工機械製造販売事業(日本)生産設備183,2564,9644,39046,079(2,560)2,769241,46016㈲ホシノ天然酵母パン種本社ほか町田工場(東京都町田市)食品製造販売事業(日本)〃9,47415,6038,402101,119(633)-134,60021秦野工場(神奈川県秦野市)〃〃248,7146,7351,528--256,97827 (3) 在外子会社2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具器具備品土地(面積㎡)リース資産合計レオンUSA(RHEON U.S.A.)本社ほか東部事務所(米国カリフォルニア州、ニュージャージー州)食品加工機械製造販売事業(北米・南米)販売設備272,64111,63623,736271,779(7,556)-579,79431レオンヨーロッパ(RHEON AUTOMATIC MACHINERY GmbH)本社ほか研究所(独国ノルトライン・ヴェストファーレン州、バイエルン州)食品加工機械製造販売事業(ヨーロッパ)〃34,10314,53331,058127,498(7,515)-207,19445オレンジベーカリー(ORANGE BAKERY,INC.)本社ほか4工場(米国カリフォルニア州、ノースカロライナ州)食品製造販売事業(北米・南米)生産設備2,692,8071,980,01920,6483,089,439(116,705)-7,782,916259
監査の状況4,468字
(3) 【監査の状況】① 監査役監査の状況1.組織・人員監査役監査については、監査役会が定めた監査の方針、業務分担などに従い、常勤監査役が中心となり、取締役会、経営会議には全て出席し、さらに社内の各種会議にも積極的に参加し、重要書類の閲覧などを通じて、取締役の職務執行を十分監視できる体制となっております。常勤監査役は社内において会社全体の統治やリスク管理を含む知識と経験を有し、社外監査役2名は公認会計士と税理士であり、ともに財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。業績に重大な影響を与える情報は、担当取締役または責任者より代表取締役社長に報告されると同時に、もれなく監査役に報告されます。また、取締役会、経営会議において決議された業務の執行状況は、担当する取締役より取締役会において報告され、取締役の職務の執行の監督がなされており、監査役会はこれを定期的に監査しております。2.監査役会の活動状況監査役会は取締役会開催に先立ち原則月1回開催する他、必要に応じて随時開催されます。当事業年度において合計15回開催し、個々の監査役の出席状況は以下のとおりであります。監査役氏名出席回数/開催回数出席率常勤監査役 秋田 規男15/15回100%社外監査役 横山不二夫15/15回100%社外監査役 水上 恵理15/15回100% 3.監査役会の主な協議、決議事項・監査方針・計画、監査業務分担について・会計監査人再任(計算書類等に関する会計監査人から報告を受けた監査の方法・結果の相当性、及び監査品質・品質管理・独立性の評価・検証)・会計監査人の監査計画及び監査報酬に対する同意・監査上の主要な検討事項(KAM)の検討・監査報告書の作成・監査役候補者の選任議案同意4.監査方針に基づく主な監査項目 ・取締役の職務執行の適法性及び妥当性 ・内部統制システム(会社法)の整備・運用状況の確認と実効性の検証 ・コンプライアンス体制の整備・運用状況 ・基幹システムの整備・運用状況 ・計算書類と事業報告の内容 ・東証開示ルールに基づく情報開示の状況 ・会社財産の管理状況 ・人材の育成・強化への取組状況 ・サイバーリスクへの対応 ・サステナビリティ情報の開示充実5.常勤・社外監査役の主な活動・会社法の体制決議に基づく内部統制システムの整備・運用につき取締役の職務執行の監査・金融商品取引法の財務報告の内部統制につき、会計監査人及び内部監査室からの報告内容の確認・検証・取締役役会の出席および必要な提言、助言、勧告の実施・代表取締役との意見交換・会計監査人との連携および定期的な情報交換・事業報告等の監査及び株主総会対応(議案内容等の監査)・国内子会社(2社)の往査、内部監査室との連携(会社法・金商法の内部統制の検証)・国内営業所の往査(2か所)、内部監査室との連携・四半期、期末決算を通じての事業計画の進捗確認・全社財産の調査、実地棚卸しでの立会い確認6.その他、常勤監査役の主な活動・海外子会社(3社)の往査、内部監査室との連携(会社法・金商法の内部統制の検証)・内部監査室との連携および定期的な情報交換・重要な文書・決裁書類等の閲覧・情報管理の監査・グループ経営報告会議、営業会議、リスク管理委員会、企業倫理委員会等の重要会議への出席・決算短信ベースの期中レビューの監査・内部統制システム(会社法)の整備・運用状況の確認と実効性の検証・株主総会終了後の会社法対応状況監査・各種法令等の改正に対する適切な対応の確認・その他、監査方針に基づく監査項目に関する監査 ② 内部監査の状況a.当社は内部監査室を設置しており、国内外の関係会社を含めた日常業務の適正性及び経営能率の増進、財産の保全がなされているかを内部監査室(2名)にて監査しております。内部監査室の実施する監査は、監査計画書を事前に取締役会に付議・承認の上、年度を単位として、年間で社内の全部門及び主要な子会社を監査するように計画し、実施しております。また、内部監査室長を窓口として、監査結果及び業務執行やその問題点などの情報を適宜取締役・監査役へ直接報告できる体制を取っております。b.内部監査室と監査役会は、相互に情報の共有を図り、監査の効率と実効性を高めるとともに、業務の執行過程における適正性を確認するため、必要に応じて内部統制部門から情報を入手し、各々独立した監査組織として内部統制システムのモニタリング・評価を推進しております。また、監査役が媒介となり必要に応じて情報交換をすることで、内部監査、監査役監査及び会計監査が有機的に連携して監査の効率を高めております。 なお、当社は、企業経営及び日常の業務に関して、必要の都度、顧問弁護士などの複数の専門家から経営判断上の参考となるアドバイスを受ける体制を整えております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称かなで監査法人b.継続監査期間2年間c.業務を執行した公認会計士の氏名加藤博久仲田太朗d.監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士7名、その他の補助者8名により構成されております。e.監査法人の選定方針と理由監査法人の選定にあたっては、経理部等の執行部門が会計監査人候補者から監査法人の概要、監査の実施体制、監査報酬の見積額等を書面入手し、検討作業を経て結果を、常勤監査役に報告します。常勤監査役は、候補者との面談、質問を通じて「選定・評価基準チェックリスト」に基づき評価をします。監査役会は提出された評価資料に基づき、審議の上、会計監査人を選定します。評価の結果、品質管理体制・監査チームの独立性・専門性・海外子会社について一元的に管理できる体制を有すること・報酬の水準等を総合的に勘案して判断しております。 《会計監査人の解任または不再任の決定の方針》監査役会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、会計監査人の解任又は不再任に関する議案を決定し、取締役会は、当該決定に基づき、当該議案を株主総会に提出いたします。また、監査役会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合には、監査役全員の同意に基づき監査役会が、会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初に招集される株主総会におきまして、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。 f.監査役及び監査役会による監査法人の評価当社の監査役会は、監査法人に対して評価を行っています。評価に際し、「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」(公益社団法人日本監査役協会)を踏まえ、会計監査人の評価基準、選定基準を定め、その基準に基づき評価をしております。監査役会は、会計監査人と定期的な意見交換をし、確認事項についての聴取、監査実施状況の報告等を通して、監査法人の品質管理体制の構築状況、監査チームの独立性の確保と専門性の有無など、監査の有効性と効率性等についての確認を行っております。 g.監査法人の異動当社の監査法人は次のとおり異動しております。 第62期(連結・個別) 有限責任監査法人トーマツ 第63期(連結・個別) かなで監査法人 なお、臨時報告書に記載した事項は次のとおりであります。(1)異動に係る監査公認会計士等の名称 ①選任する監査公認会計士等の名称 かなで監査法人 ②退任する監査公認会計士等の名称 有限責任監査法人トーマツ (2)異動の年月日 2024年6月26日(第62期定時株主総会開催日) (3)退任する監査公認会計士等が監査公認会計士等となった年月日 1986年10月1日 (4)退任する監査公認会計士等が直近3年間に作成した監査報告書等における意見等 該当事項はありません。 (5)異動の決定又は異動に至った理由及び経緯 当社の会計監査人である有限責任監査法人トーマツは、2024年6月26日開催の第62期定時 株主総会の終結の時をもって任期満了となります。 同監査法人の監査継続年数は長期にわたっており、新たな視点での監査が必要であるとの理由により、他の監査法人と比較検討を行ってまいりました。その結果、当社の事業規模に適した新たな視点での監査が期待できることに加え、会計監査人に必要とされる専門性、独立性、品質管理体制等を総合的に勘案した結果、新たにかなで監査法人を会計監査人として選任するものであります。 (6)上記(5)の理由及び経緯に対する意見 ①退任する監査公認会計士等の意見 特段の意見はない旨の回答を得ております。 ②監査役会の意見 妥当であるとの回答を得ております。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区 分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社48,000-43,000-連結子会社----計48,000-43,000- b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く) 該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針当社は、監査報酬の決定にあたっては、経理部等の経営執行部門が会計監査人から必要な資料を入手しかつ報告を受け、再任の場合には、前期の監査実績の分析・評価や監査計画と実績の対比なども踏まえ、報酬見積りについて分析・検討し、会計監査人の報酬等の額、監査担当者その他監査契約の内容が適切であるかについて検証したうえで、書面で監査役会に同意を求めます。監査役会は、会計監査人の「監査計画」の内容がリスク・アプロ―チに基づき十分な監査品質が確保できているか、「監査時間」と「報酬単価」が想定する監査品質に見合うか、会計監査人の独立性が担保されるかの観点を踏まえ、「報酬見積り」の算出根拠・算定内容についてその適切性・妥当性を確認して書面で同意書を作成し、経営執行部門へ送付します。最終的に、代表取締役が監査報酬を決定します。 e.監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由当社の監査役会は、会計監査人の会計監査計画の内容及び報酬額の見積りは、監査対象が会社のリスクに対応して適切に選択され、重要事項等、内部統制の状況が適切に認識・評価のうえ、監査計画に反映されており、また監査効率化に向けた取組みも認められ、監査人員の配分は過去の計画時間及び実績時間の推移に照らし、不合理な点はなく、監査時間及び報酬単価についても、合理的な範囲内となっていることから、会計監査人の独立性の担保及び監査品質の確保にも問題はないと判断し、執行部門提案の報酬等の額について、会社法第399条第1項の同意を行っております。
株式の保有状況2,102字
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社が保有する株式で、保有目的が純投資目的である投資株式はありません。純投資目的以外の目的で保有する投資株式は、取引関係維持強化及びリスクとリターンを鑑みて保有の適否を判定しております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容取締役会において、個別銘柄ごとにリスクとリターン等を鑑み、保有の適否を判断しております。特に含み損が発生している銘柄については、より慎重に減損兆候のリスク等も協議し、保有の適否を判断したところ、一部の銘柄については見直しを検討することとなりました。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式856,194非上場株式以外の株式112,330,187 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式39,105取引先持株会に加入し、毎月定額購入しているため。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄)該当事項はありません。 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)㈱めぶきフィナンシャルグループ599,450599,450毎年安定した配当があることや、主要取引金融機関である発行会社傘下の足利銀行及び常陽銀行と財務面での取引があり、安定的な運転資金確保のため保有しております。有715,143435,020寿スピリッツ㈱300,000300,000含み益が多いことや、営業上の取引関係維持強化のため保有しております。無549,150729,000㈱みずほフィナンシャルグループ48,13648,136毎年安定した配当があることや、主要取引金融機関である発行会社傘下のみずほ銀行と財務面での取引があり、安定的な運転資金確保のため保有しております。有293,003194,998㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ99,53699,536毎年安定した配当があることや、主要取引金融機関である発行会社傘下の三菱UFJ信託銀行と取引があり、関係維持強化のため保有しております。有258,793200,166㈱栃木銀行209,120209,120毎年安定した配当があることや、財務面での取引があり、安定的な運転資金確保のため保有しております。有179,84366,291理研ビタミン㈱58,44257,403毎年安定した配当があることや、商品開発における取引関係維持強化のため保有しております。また、取引先持株会に加入しているため、株式数が増加しております。有167,848138,857㈱ニップン21,92019,888毎年安定した配当があることや、大手顧客との取引関係維持強化のため保有しております。また、取引先持株会に加入しているため、株式数が増加しております。無59,46843,156第一生命ホールディングス㈱36,0009,000毎年安定した配当があることや、取引関係維持強化のため保有しております。また、株式分割が行われたため、株式数が増加しております。有51,15640,788㈱中村屋13,20712,771毎年安定した配当があることや、大手顧客との取引関係維持強化のため保有しております。また、取引先持株会に加入しているため、株式数が増加しております。有43,71839,976ミヨシ油脂㈱5,0005,000毎年安定した配当があることや、原材料調達における取引関係維持強化のため保有しております。有11,1858,440日糧製パン㈱400400毎年安定した配当があることや、顧客との取引関係維持強化のため保有しております。無876885 (注)1 特定投資株式につきましては、貸借対照表計上額が資本金額の100分の1以下でありますが、上位11銘柄について記載しております。2 定量的な保有効果については、記載が困難であります。保有の合理性は、年に一度、投資額に対する配当利回り、売上高(5期平均)、保有リスク等を基に総合的に判断しております。3 2026年4月1日に第一生命ホールディングス株式会社は株式会社第一ライフグループに社名変更しております。 みなし保有株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。 ④ 当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的から純投資目的以外の目的に変更したもの該当事項はありません。 ⑤ 当事業年度の前4事業年度及び当事業年度に投資株式の保有目的を純投資目的以外の目的から純投資目的に変更したもの該当事項はありません。
沿革2,532字
2 【沿革】当社は、1961年12月科学技術庁より故 林虎彦(名誉会長)が確立した「流動加工理論」に発明実施化補助金が交付され、それを契機に包あん機の商品化を図り、世界の食文化の継承と発展に貢献するため、企業設立に至りました。その後、翌年2月「R-3型」包あん機が発明され、商品の開発改良を進める一方、食品加工における新技術の開発に力をそそぎ、以下の経過を経て現在に至っております。 年月摘要1963年3月 レオン自動機株式会社設立自動包あん機製造販売開始1966年6月東京営業所開所1968年9月日本各地(札幌、仙台、名古屋、岡山、広島、福岡)に出張所を開所し、販売体制を確立する1970年6月西ドイツ国デュッセルドルフ市に駐在員事務所を開所1970年11月米国ニュージャージー州パラマス市に駐在員事務所を開所1973年5月大阪・金沢に出張所を開所1974年4月米国ニュージャージー州パラマス市に当社100%出資の現地法人レオンUSA(現連結子会社)を設立し、駐在員事務所を閉鎖1974年5月西ドイツ国デュッセルドルフ市に当社100%出資の現地法人レオンヨーロッパ(現連結子会社)を設立し、駐在員事務所を閉鎖1974年9月多彩な用途を持つ自動蒸ライン「USシリーズ」を製造販売開始1975年11月パン・菓子の生産ラインのプラント「MMライン」の製造販売開始1976年11月本社機械組立工場が操業開始1977年7月設計開発部門、大型コンピューター室(一部部品工場)を完成1978年4月オレンジベーカリー(現連結子会社)を当社子会社として、米国カリフォルニア州に設立1978年5月宇都宮市下金井町に食品成形機生産工場の「下金井工場」が操業開始1983年6月ストレスフリー(無加圧)型連続自動製パンライン「HMライン」の開発に成功、製造販売開始1984年5月ARCOS(経営管理システム)コンピューターシステムの開発稼動(ARCOSとはAll Rheon Computer Online Systemの意味)1985年6月株式会社レオンアルミ(現連結子会社)を当社子会社として栃木県下野市(旧下都賀郡石橋町)に設立1985年11月当社株式を社団法人日本証券業協会東京地区協会に店頭売買銘柄として登録、株式を公開1986年6月「包あん機 208型」製造販売開始1987年2月当社株式を東京証券取引所市場第二部に上場1987年3月「火星人CN100型」製造販売開始1988年1月栃木県宇都宮市(旧河内郡上河内村)に当社主力工場として「上河内工場」が操業開始1988年4月レオンヨーロッパ新社屋完成1988年8月製品、仕入商品、部品等の流通を円滑に行うため本社隣接地に「物流センター」を新設1988年10月米国ノースカロライナ州にオレンジベーカリー シャーロット工場完成1989年8月東京都港区東麻布に食品の実験ショールームや技術情報などを提供する「レオンプラザ東京」を新設1989年9月当社株式を東京証券取引所市場第一部に上場1990年5月名古屋出張所自社ビル完成1990年9月札幌出張所自社ビル完成1990年11月大阪、名古屋出張所を営業所へ昇格1990年12月台北支店開店1991年7月東京営業所をレオンプラザ東京内に併設移転開所1992年9月大阪営業所自社ビル完成 年月摘要1994年4月福岡出張所を営業所へ昇格1997年6月「ストレスフリーV4ドウフィーダー」を'97国際食品工業展で発表1999年6月本社敷地内にレオロジー記念館完成1999年10月多種多様な製パンが可能なVMシステムの開発に成功、製造販売開始2000年8月「火星人CN500型」製造販売開始2001年2月米国カリフォルニア州にオレンジベーカリー パーカー工場完成2002年4月米国カリフォルニア州アーバイン市にレオンUSA本社を移転2003年1月食パン自動生産ライン「VM1500」製造販売開始2006年4月有限会社ホシノ天然酵母パン種の株式を取得、子会社化(現連結子会社)2007年6月米国ニュージャージー州テーターボロ市にレオンUSA東部事務所開所2008年1月台北市に当社100%出資の現地法人レオンアジアを設立し、台北支店を閉店2009年6月「火星人CN570型」製造販売開始2009年7月 「上河内工場」内に新工場を建設し「本社工場」「下金井工場」「物流センター」の機能を上河内工場に移転2009年11月福岡営業所自社ビル完成2010年1月中華人民共和国上海市に駐在員事務所を開所2010年6月「マルチコンフェクショナー」製造販売開始2011年11月「火星人CN580型」製造販売開始2011年11月米国カリフォルニア州アーバイン市にレオンUSA本社を移転(自社ビル取得)2012年1月「火星人CN020型」製造販売開始2012年4月 金沢出張所を閉所し名古屋営業所へ統合、広島出張所を閉所し岡山出張所へ統合、同時に岡山出張所を営業所へ昇格2013年1月「メガフォーマー」製造販売開始2013年3月「パンチラウンダーVR250ライン」製造販売開始2014年2月「2列火星人WN155型」製造販売開始2014年10月「包あん機AN210型」製造販売開始2014年11月「EZデバイダー」製造販売開始2015年2月単元株式数を1,000株から100株へ変更2015年8月自動包あん機「105型」が日本機械学会の「機械遺産」に認定される2016年10月IoT対応モデル「火星人CN050型」製造販売開始2018年3月上河内工場で「ISO9001」の認証取得2018年3月台北市の現地法人レオンアジアを閉鎖し、4月より台湾支店を開設2018年10月レオンUSA東部事務所を増床移転2020年10月「火星人CN700型」製造販売開始2020年10月新基幹システム運用開始2021年3月「レオン・ソリューションセンター」竣工2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第一部からプライム市場へ移行2023年6月「HMペストリーライン」発表2025年7月オレンジベーカリー新工場建設着手
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TIMELY DISCLOSURE
適時開示(TDnet)
自己株式の取得状況に関するお知らせ自己株式 · 11:00
PDF譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分の払込完了に関するお知らせ自己株式 · 13:00
PDF2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 13:00
PDF2027年3月期 第1四半期決算補足説明資料その他 · 13:00
PDF従業員持株会向け譲渡制限付株式インセンティブとしての自己株式の処分に関するお知らせ自己株式 · 13:00
PDF自己株式取得に係る事項の決定に関するお知らせ自己株式 · 13:00
PDF出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。
PEERS
同業他社(機械・売上高順)
EDINET DOCUMENTS
提出書類
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。
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