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株式会社ケイ・ウノ

K-uno, CO., LTD.

証券コード 259AEDINETコード E39945小売業上場日本基準決算 9月30日資本金 30百万円法人番号 9180001005179
70億円売上高(FY2025
2.0%ROE
28.0%自己資本比率
26財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2025連結日本基準

FY2025の売上高は70億円(前年比+5.2%)。営業利益は1億円(営業利益率1.5%)、当期純利益は23百万円。総資産45億円に対し自己資本比率は28.0%、ROEは2.0%。小売業の中央値(ROE 7.5%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは-44百万円の流出、現金及び現金同等物は10億円。従業員数は578人。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
売上高70億円+5.2%
営業利益1億円-60.8%
当期純利益23百万円-86.3%
総資産45億円
純資産13億円
営業利益率1.5%
ROE2.0%
自己資本比率28.0%
EPS21.9円
BPS1,203.2円
1株配当
配当性向
従業員数578人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

小売業の分析 →
ROE2.0%中央値 7.5%
営業利益率1.5%中央値 3.6%
自己資本比率28.0%中央値 44.3%
健全性スコア26.0点中央値 52.0

帯は小売業119社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

4期分
売上高と営業利益率
75億56億38億19億0億2022: 58億20222023: 62億20232024: 67億20242025: 70億20252023: 3%2024: 4%2025: 2%4%0%
営業利益と当期純利益
3億2億2億1億0億2022: —20222023: 2億20232024: 3億20242025: 1億20252022: 0億2023: 1億2024: 2億2025: 0億2億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
30%23%15%8%0%2022 ROE: 5%2023 ROE: 10%2024 ROE: 18%2025 ROE: 2%2023 営業利益率: 3%2024 営業利益率: 4%2025 営業利益率: 2%2022 自己資本比率: 20%2023 自己資本比率: 20%2024 自己資本比率: 23%2025 自己資本比率: 28%2022202320242025
営業キャッシュ・フロー
4億3億2億1億-0億2022: 2億20222023: 0億20232024: 4億20242025: -0億2025
1株当たり指標EPS1株配当
200円150円100円50円0円2022 EPS: 36円2023 EPS: 85円2024 EPS: 176円2025 EPS: 22円2022202320242025
貸借対照表の構成
資産
45億円
負債・純資産
負債 33億円純資産 13億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY202570億円1億円76百万円23百万円45億円13億円21.92.0%28.0%
FY202467億円3億円2億円2億円44億円10億円176.117.6%23.2%
FY202362億円2億円2億円80百万円43億円9億円85.19.7%20.0%
FY202258億円26百万円34百万円40億円8億円35.94.5%19.8%
営業CF-44百万円
投資CF-1億円
財務CF2億円
現金及び現金同等物10億円
MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1有限会社秀吉37.9%
2久野新太郎11.0%
3久野栄太10.7%
4ケイ・ウノ社員持株会9.7%
5青木興一4.1%
6伊藤崇史4.1%
7渡沼和則4.1%
8名古屋中小企業投資育成株式会社0.3%
9株式会社安藤塾0.3%
10阿部博紀0.2%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2025中間(〜2025-03-31)36億円1億円92百万円49百万円3.1%46.7
FY2024中間34億円2億円2億円2億円7.4%169.5

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢32.8歳
平均年間給与404万円
平均勤続年数9.5年
管理職に占める女性比率50%
男女の賃金の差異(全労働者)75.2%
男女の賃金の差異(正規雇用)75.2%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容5,240
3【事業の内容】 当社グループは、当社(株式会社ケイ・ウノ)、子会社2社(株式会社ユートレジャー、U-International Factory Co., Ltd.)及び関連会社1社(愷吾柔璞琳夢股份有限公司)により構成されており、ジュエリー及び時計の製造販売事業を主たる業務としております。 また、当社グループの事業は、「製造小売事業」の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。 当社グループは「オーダーメイドでお客様に特別な感動と喜びを贈り続ける」というパーパスのもと「オーダーメイドの新しい文化を創る」というビジョンを掲げ、オーダーメイドでジュエリー及び時計を製造販売するビジネスモデルを構築しております。 消費者の嗜好の多様化や、個性重視の価値観の広まりが進みつつある中において、アイテムに求める機能や利便性、デザインの要望は十人十色です。その一方で、世の中には多くの方に受け入れられるように制作された既製品が多数を占め、「あとちょっとこうだったらいいのにな…」という気持ちを叶えられるサービスは、まだまだ希少となっております。お客様に特別な感動と喜びを贈るため、「80%、90%の満足を狙うよりも、お客様一人ひとりのニーズに合わせて100%の満足を提供できる企業でありたい」。その想いから、当社グループはオーダーメイドを行っております。 このような想いのもと事業を運営してきた当社グループは、オーダーメイドのジュエリー販売を強みとしており、デザイナーがお客様の目の前で一からデザインを描くオーダーメイドのご提案から、既成のデザインへダイヤモンドや彫金を追加する部分的なオーダーメイドまで、お客様のニーズに合わせた幅広いサービスの提供が可能となっております。また、すぐにお使い頂ける当社ならではの既製品も展開しております。当社グループは、こだわりの品質をお客様に安心してお届けするために、ジュエリーのデザインから製造・販売までを自社で一貫して行う事業モデルを採用しております。自社で製造から販売を一貫することにより、高コストかつ大量生産が難しいオーダーメイドビジネスを生産量の増加を低コストで実現し、付加価値の高いサービスを全国で展開しております。また、当社グループは、アニメやゲーム等のキャラクタージュエリーを取り扱うブランド「U-TREASURE」を展開するほか、ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社とライセンス契約を締結し、主にオーダーメイドでディズニーのキャラクターや世界観を用いたジュエリーを展開する「Disney Treasure created by K.UNO」を取り扱っております。 さらに、一般消費者向けのオーダーメイドビジネスで培ったデザイン力と製造力を活かし、法人向けのODM生産も行っております。※ODM…Original Design Manufacturingの略で、パートナー企業から委託を受けて製品をデザイン・設計・生産することをいう。(1)ブランドの特徴ブランドロゴ特徴オーダーメイドを主軸にジュエリーや時計でお客様の想いをカタチにするブランドです。1981年の創業以来、ジュエリーのオーダーメイドやリフォーム・修理を中心に手がけており、年間に約4万種類のデザインを生み出します。一つひとつのデザインにはコンセプトがあり、一生愛せる宝物となるよう願いをこめています。キャラクタージュエリーを軸に大人の宝物をクリエイトするブランドです。オーダーメイドビジネスで培った技術力と提案力による再現性の高い商品展開を強みとし、ECサイトやU-TREASURE専門店等においてファッションジュエリーの既製品をメインに展開しながら、ブライダルジュエリーの取り扱いも行っています。また、一部ライセンスではフルオーダーメイドジュエリーの取り扱いも開始しました。その他にも、キャラクターだけでなく、食品・鉄道・車やスポーツといった元来の意味を超えた「推し」のファンをターゲットに、キャラクタージュエリー以外の様々なアイテムを展開しています。(2)主要取扱いライセンス© Disney © 2025 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. L664401 © Nintendo / HAL Laboratory, Inc.©TSUBURAYA PROD. ©2015 EXNOA LLC/NITRO PLUS ©CAPCOM ©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会©2016 Universal City Studios LLC. All Rights Reserved.(3)ニーズをカタチにするオーダーメイド・オーダーメイドジュエリー 当社グループのオーダーメイドジュエリーは、決まった枠やデザインから商品を選ぶのではなく、デザイナーがお客様のご要望に沿ったデザインを描き、世界でたった一つの宝物を生み出すご提案をしております。当社グループではほとんどの店舗にデザイナーが常駐しており、アドバイザー(販売員)と共に丁寧なカウンセリングを行っております。カウンセリングを基にデザインのほか、価格帯のご希望やお客様ご自身が気づかない潜在ニーズをカタチにして、お客様の目線に沿った付加価値の高い提案を追求しております。また、決まったデザインの商品にダイヤモンドや彫金を追加するシンプルなオーダーメイドも提供しております。常にお客様と一体となって一つのデザインを完成させてきた長年の経験やノウハウが当社の強みであります。 「フルオーダーメイド品の納品までのフロー」 ・オーダーメイド時計 当社グループはジュエリー事業で培ってきた技術やノウハウを生かし、ジュエリーと同様にデザイナーがデザインを描いてご提案するオーダーメイド機械式時計や、ケース・文字盤・ベルト等をラインナップの中から自分だけの組み合わせをセレクトし楽しむセレクトオーダーメイド時計のほか、裏蓋に描かれたキャラクターを何通りもの中からセレクトすることのできるクオーツ時計など、様々なサービスを展開しております。さらに、オーダーメイドジュエリーを長年取り扱ってきた当社グループならではの商品として、ジュエリーに小さな時計パーツを組み込んだ『Jewelry with Watch』なども取り扱っております。 これらの時計をブライダルジュエリーご購入のお客様に対する結納返し品としてや当社グループでご購入いただいたファッションジュエリーとのコーディネートとしてご提案できることは、長年ジュエリーを製造・販売してきた当社グループの強みであります。 ・オーダーメイドをきっかけとしたLTVの最大化 当社グループは、CRMの手法を用いてお客様のライフステージに合わせた様々なアイテムやサービスのご提案を行う事でLTVの最大化を目指しております。当社とお客様とのファーストコンタクトの多くは、婚約指輪や結婚指輪等のブライダルジュエリーのオーダーメイドとなっております。ブライダルジュエリーをオーダーメイドすることでオーダーメイドの楽しさを知り、その後、ファッションジュエリーでもオーダーメイド商品をご購入される方が多くいらっしゃいます。また、商品のご購入の際にカウンセリングを行い、出会いのきっかけ、飼っているペットの情報、結婚記念日及びお子様のご誕生・ご進学といったお客様の多岐にわたる情報を蓄積しており、CRMの手法(メールマガジンやDM等)にてライフイベント毎に適切なタイミングでアプローチを行っております。 また、当社グループはオーダーメイドの技術を活かした、リフォームジュエリーに特に力をいれております。お持ちいただいたダイヤなどを決まった空枠に当てはめる方法が一般的なリフォームジュエリーですが、当社グループではオーダーメイドと同様にお持ちいただいたお品物に刻まれた想いや背景をカウンセリングの中で伺い、新たにお作りするジュエリーにも引き継いで頂きたいという考えの基、デザイナーがその思いや背景を新しい形としてリフォームプランをご提案しております。リフォームジュエリーに込められた想いを紡いだ新たなオーダーメイドジュエリーをご購入いただくお客様も多くおり、LTVの最大化に繋がっております。 さらに、お客様の想いをカタチにした大切なジュエリーを永くご愛用頂きたいという考えから、当社グループでお作り頂いた商品は、①リフレッシュ仕上げ(小傷を磨きとり、新品同様の状態にするサービス)②サイズ直し③石ゆるみチェックのアフターサービスをほとんどの商品に対し永久無料保証を提供しております。 このように当社グループは、ブライダルジュエリーをきっかけに当社グループの強みである丁寧で細やかな接客によってお客様との良好な関係を築き、ファッションジュエリーからリフォームジュエリーまで何度もオーダーメイドをご愛用頂くことでLTVの最大化を図っております。 ※CRM…Customer Relationship Managementの略で「顧客関係管理」の意味。顧客の情報をデータ化し、最適で効率的なアプローチを行う手法。※LTV…Life time Valueの略で「顧客生涯価値」の意味。顧客が自社と取引を開始してから終わるまでの間に、どれだけの利益をもたらすのか、その総額を表す指標。 「生涯顧客像のイメージ」 ・製販一貫の製造体制 当社グループは、お客様のニーズを再現したこだわりの品質をお客様に安心してお届けするために、店舗や工場に60名以上のデザイナーと150名以上の職人を擁し、デザインから製造・販売までを自社で一貫して行う製造体制を採用しております。一般的に、オーダーメイドジュエリーの製造は商品の種類や加工内容が多岐に渡ります。そのため、職人の育成には長い期間を要することから、当社グループでは独自の教育プログラムとして、難易度の低い加工スキルから段階的に製造に携わらせることで職人の早期戦力化および高い技術力を持った職人の育成に強みを持っております。そのため、当社グループの職人は、最新技術から伝統技法まで幅広い専門技術を身に着けることが可能となっております。製造工程については、職人による手作業が多いものの機械化が可能な工程についてはできる限り機械化し、生産の効率化を図っております。 さらに、当社グループはジュエリーだけではなくダイヤモンドにおいてもお客様にとってのオンリーワンを届けたいという想いから、ダイヤモンド原石のカット・研磨も自社で行っており、長年の研究により培った技術力を用いて生み出した独自のダイヤモンドカット技術において、2016年には特許を取得しております。 また、当社グループではU-TREASUREブランドの拡大により、近年はファッションジュエリーの既製品の取扱量が増加傾向にあります。2022年1月には主に既製品製造のための拠点としてタイ王国において自社グループ工場を開設しております。当社グループがオーダーメイドで培った製造クオリティの高さを保ちながらも大量ロット製品を効率的に製造できる体制を整え、今後の当社グループの売上拡大に対応できるよう生産力の向上を図っております。 職人の手作業による伝統工芸・技法「七宝焼き」を施したリング※七宝とは釉薬(ガラスの粉等)をのせて、炉で焼成して表現する技法のこと (4)オーダーメイドの実績が可能にしたライセンス商品展開 当社グループは、映画・アニメ・漫画・ゲーム等のライセンスを用いてオーダーメイド商品や当社グループオリジナルの既製品を取り扱っております。ライセンス商品はキャラクターの立体感や表情だけでなく、その物語が有する世界観などの高い再現性がライセンス提供会社から求められるため、一つひとつの商品内容が異なるオーダーメイドでの展開はもちろんのこと、既製品であってもジュエリーとして商品化するには高い参入障壁が存在します。当社グループでは、長年のオーダーメイドビジネスで培ったデザイナーの幅広い提案力と職人の高い技術力により、高い再現性が求められるライセンス商品においても、継続的にキャラクタージュエリーの展開が可能となっております。さらにこの高い技術力によって、キャラクターの再現性だけではなく着け心地や耐久性・強度等、品質面にもこだわった商品提供を実現しております。このように、ライセンス商品において付加価値の高い商品展開ができることは当社グループの強みとなっております。 特許権のカット技術を用いて作成した「ミッキーマウス」のアイコンが浮かび上がるダイヤモンド『SweeTrick Diamond® ~Mickey Design~』 (5)事業系統図
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等4,192
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 経営方針当社グループは、「オーダーメイドでお客様に特別な感動と喜びを贈り続ける」というパーパスのもと「オーダーメイドの新しい文化を創る」というビジョンを掲げ、ジュエリーを中心にオーダーメイドのビジネスモデルを構築し、「お客様に特別な感動と喜びを贈り続ける」という経営理念を実現することを基本方針としております。 (2) 経営戦略等a.基本戦略当社グループの成長戦略は、成長性はもとより収益性に重点を置いた戦略として、「既存価値の適切な訴求と価格適正化を目的としたオーダーメイド戦略」及び「IP(知的財産)価値の最大化と販路の拡大を目的としたIP戦略」の2つを両輪に据え、これらを「戦略実現と原価低減のための基盤強化」が支える形で成り立っております。 b.基本施策 当社グループは、基本戦略であるオーダーメイド戦略とIP戦略に取り組み、中長期的な成長を目指していきます。①オーダーメイド戦略『既存価値の適切な訴求と価格適正化』 当社グループは、特徴と強みであるアドバイザー(販売員)・デザイナー・職人を自社で抱え、デザインから製造までを一貫して行う製造体制を採用しております。創業から40年以上に渡って培ってきたオーダーメイドのノウハウを活用することで、オーダーメイドは一般的に1回あたりの接客時間が長く手間がかかるため、原価率が高くなる傾向にありながらも、当社グループは独自の製販一貫体制により既製品とほぼ変わらない価格帯で提供してまいりました。その強みを活かし、近年は“オーダーメイドの敷居を下げる”ことをテーマに、オーダーメイドを気軽に体験していただくための「アレンジオーダーメイド」の訴求・商品開発に注力してまいりました。その結果、オーダーメイドには興味があるもののそれまで経験していなかった層の獲得に成功し、売上は伸長した一方で、オーダーメイドが本来持つ付加価値の訴求が弱まり、オーダーメイドを展開しない他社と競合する状況が発生しました。これは、当社グループにおける体験価値を十分に価格反映できていないこと、オーダーメイドブランドとしての認知が不十分であることが要因であると考えております。 そこで、今後は新たな戦略として、従来から得意としてきた体験価値に重点を置いたブランディングの実行による販売単価の引き上げを行うとともに、オーダーメイドブランドとしての認知向上を図ることといたしました。ここでいう体験価値とは、当社グループが重視する3つの体験価値「パーソナライズ性」「ブランド体験の一貫性」「顧客向けサービス」のことを指します。 1つ目の「パーソナライズ性」とは、お客様一人ひとりに合わせた提案型接客やカスタマイズ、オーダーメイドサービス等を指します。当社グループの強みの源泉であるオーダーメイドこそがパーソナライズの核であるため、これまで以上にオーダーメイドを前面に打ち出した広告宣伝や、オーダーメイドの参考となる商品開発を拡充することにより、パーソナライズ性を高めてまいります。2つ目の「ブランド体験の一貫性」とは、店舗、接客、商品、サービスなどのすべての体験にブレがなく、期待と現実にギャップの無い状態のことを指します。世界観を統一するため、広告上で用いるクリエイティブやHP・SNSのリニューアル、定期的な出店及び店舗の改装によりブランド価値の一貫性を高めてまいります。3つ目の「顧客向けサービス」とは、購入後のアフターメンテナンスや、購入者向けの特典・プログラムを指します。創業から続く永久無料のアフターサービスを継続しながら、LTV向上につながる商品開発の強化やフェア・イベントの拡充により、顧客向けサービスの充実を図ってまいります。なお、3つの体験価値を重視したアクションを実行することに加え、価格面においても相場に合わせた柔軟な価格改定と、当社のオーダーメイドや品質、アフターサービス等の価値を反映した価格設定を行ってまいります。 ②IP戦略『IP価値の最大化と販路の拡大』 IPにおいては、これまでアニメ・ゲーム版権を中心にジュエリーや純金製・18金製のフィギュア等を展開してまいりました。その結果、拡大する推し活市場やコンテンツ産業を追い風に順調に売上を伸ばしてきました。一方で、現在の取扱いIPや販路については未だ限定的であり、拡張する余地があると考えております。そこで、今後はアニメ・ゲーム等以外のIP展開による「潜在市場の更なる取り込み」と「国内外における販路の拡大」を戦略として実行してまいります。具体的には、IPの持つ価値を最大限引き出すための広告宣伝の強化や、HPのリニューアル、アニメ・ゲーム以外のIP展開や、中高価格帯を中心とした、ジュエリー以外の貴金属製品の積極的な投入を実施いたします。また、販路拡大として、国内では新規出店を、海外においては、重点地域における販売網の強化・拡張に努めてまいります。 c.基盤強化「戦略実現と原価低減のための基盤強化」①AI活用によるビジネスモデルの構造的課題解決 当社グループの培ってきた製販一貫体制のビジネスモデルは、他社には摸倣できない優位性を持つ一方で、オペレーションの複雑さや非効率さによる構造的課題も並存しております。当社グループのビジネスフローは販売と製造に大別されますが、販売現場では、販売員のスキルのばらつきや複雑な見積もりプロセスによるミスの発生や、接客の長時間化といった課題を、製造現場では、工程作成における確認作業の多さや経験者の裁量による暗黙知が多く、教育や標準化が困難といった課題をそれぞれ抱えております。これらの課題をAIの活用により解決し、戦略実現と原価低減を図ってまいります。 ②難易度別グローバル分業による生産量増加と原価構造の最適化 当社グループが戦略を実現するためには、今後の受注量に対応できる生産キャパシティの確保が必須と考えております。現在日本では、オーダーメイドのほか受注生産品のすべてを、タイでは、主にシルバーを中心とした量産工程を担っております。今後、日本では高難易度、高付加価値、職人技を要する工程に特化することで、更なるブランド価値の向上を図ります。タイでは、これまでの量産工程に加え受注生産品の難易度低から中程度の工程を日本から移行することで、生産量の確保及び効率化を図ります。このように国内工場と海外工場の役割を分けることで、生産量を増加させつつ原価構造の最適化を図ってまいります。 (3) 経営環境㈱矢野経済研究所の調査(2025年版 宝石・貴金属市場年鑑)によると、海外ブランドがインバウンド顧客などを中心に好調に推移したこと、金地金価格の高騰による値上げ及びこれに伴う販売単価上昇、高単価品が投資目的で購入されたこと等により、宝飾品全体での市場規模は、2024年には前年比108.1%の1兆1,306億円に増加し、3年連続で1兆円超となりました。さらに、インバウンド消費の減速は見られるものの、地金価格高騰の影響で引き続き商品価格の値上げせざるを得ない状況であること等により、2025年は1兆2,070億円まで回復すると予想されております。また、ブライダルジュエリーの市場規模は、2024年には前年比111.8%の2,217億円となりました。全宝飾品市場の市場規模が前年比108.1%であったことと比較すると、ブライダルジュエリー市場は高い伸長率となっておりますが、これは婚姻組数が前年比102.2%となったことに加え、ブランド各社の値上げを起因とした婚約指輪及び結婚指輪の単価アップが主な理由として考えられます。なおブライダルリングは値上げをしたとしても必ず購入する必需品に近い物であるといえるため、買い控えへの影響は限定的であり、今後も安定的な市場が続くと予想されております。 (4) 目標とする経営指標当社グループは、急激に変化する社会情勢でも安定的に利益を出すことのできる経営体質を構築するため、営業活動が効率的に行われたどうかを見るために有効である売上高、売上総利益、売上総利益率、営業利益及び売上高営業利益率を重要な経営指標と考えております。 (5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題は、以下のとおりであります。①国内事業の伸長当社グループが継続的に成長をするためには、国内事業の伸長が重要であると認識しております。当社の強みであるオーダーメイドビジネスが持つ高い付加価値力を活かし、お客様お一人おひとりの多様なニーズに合わせて100%満足いただける商品をご提供することで他社との差別化を図り、LTV(顧客生涯価値)の向上と企業価値の最大化を図ってまいります。また、高い成長性や話題性を持つIPの力を掛け合わせ、推し活ニーズに合わせたライセンス商品の積極的な展開も行うことで、当社グループの更なる拡大を進めてまいります。 ②海外事業の拡大当社グループが更なる成長をするためには海外事業の拡大が重要であると認識しております。そのため、オーダーメイドやIPの力を活かし、既存展開地域での新規出店や代理店等の販路拡大に加え、現地ニーズに合わせた商品展開や開発により売上の獲得を図ってまいります。 ③優秀な人材の確保及び育成当社グループは、今後更なる事業拡大を推進するためには、優秀な人材の確保が重要であると認識しております。したがって、従業員の定着率を高めるための人事制度の整備及び教育の強化に努め、積極的に活躍できる優秀な人材の採用に取り組んでまいります。 ④コーポレート・ガバナンス機能の強化 当社グループは、継続的な事業の発展のためには、コーポレート・ガバナンス機能の強化が必要であると認識しております。全てのステークホルダーから信頼される企業となれるよう、経営の公正性・透明性を確保するための内部管理体制強化に取り組んでまいります。
事業等のリスク5,847
3【事業等のリスク】 本書に記載した事業の状況、経理の状況に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を及ぼす可能性のあると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)事業環境に関するリスク①事業環境について(顕在化の可能性:中、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)当社グループは、ブライダルジュエリーによる売上高がグループ売上高全体の約7割を占めております。キャラクター商品を中心としたファッションアイテムの販売強化や新規マーケット開拓のための海外進出など、国内ブライダルジュエリーによる売上高への依存度を低下させる取組みを行っておりますが、想定を上回って少子化・晩婚化が進行するなど、想定以上に国内ブライダルジュエリー市場が縮小した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ②原材料価格の高騰について(顕在化の可能性:高、顕在化する可能性のある時期:短期、影響度:中)当社グループは、金・白金をはじめとした貴金属やダイヤモンド等、価格に為替相場や国際的な市況の影響を受けやすい原材料を使用しております。これらの原材料はロシア・ウクライナ情勢の長期化や米国の通商政策をきっかけとした世界経済の減速等の影響を受けて既に価格が高騰していることから、原材料の購入時期の分散、既存取引先との価格交渉、独自研磨技術を用い付加価値を高めたダイヤモンドの商品開発を行う等の取り組みを行っておりますが、今後さらに原材料価格が上昇し、販売価格に完全に転嫁できない場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (2)事業内容に関するリスク①個人情報管理について(顕在化の可能性:低、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)当社グループは事業運営を行う上で、お客様の個人情報を取得しております。個人情報の管理徹底を図るため、個人情報管理規程等に基づく管理体制の整備や従業員教育を行っておりますが、外部からの不正侵入等、不測の事態により個人情報が外部に漏洩するような重大なトラブルが発生した場合には、社会的信用を失うこととなり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ②版権元との商品化許諾契約について(顕在化の可能性:低、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループは、キャラクター商品の製造販売にあたり、版権元から商品化許諾を受けております。当社グループは版権元と良好な関係を維持できるよう十分なコミュニケーションを図るとともに、当社にしかできない高クオリティ商品の開発や、販売チャネルの拡充等を行うことで、契約の更新が行われるように取り組みをしておりますが、既存版権元との商品化許諾契約が何らかの理由によって更新拒絶、又は解除等により終了した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (3)事業運営体制に関するリスク①子会社の業績・財政状態について(顕在化の可能性:中、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループの子会社である「U-International Factory Co.,Ltd.」は、当社グループの第2の生産拠点として2022年1月に工場を開設し操業を行っておりますが、工場立上げに伴う新規投資により債務超過の状態にあります。これを解消するために業務の効率化や新規採用による生産量の拡大、生産可能アイテムの増加など収益改善を図っておりますが、今後、急激な金融情勢の変化や為替の変動等、経済的に不利な要因の発生や政治的混乱、採用活動の難航化などにより、生産計画が予定どおり進行しなかった場合は、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ②合弁事業について(顕在化の可能性:低、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループは、台湾において合弁会社である「愷吾柔璞琳夢股份有限公司」を設立し、店舗運営を行っております。現在は設立以来順調に業績が伸びており、経営の安定化が進んでおりますが、何らかの理由により合弁解消に至り、海外店舗戦略を変更せざるを得ない場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ③人材の確保及び育成について(顕在化の可能性:中、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループは、「お客様に特別な感動と喜びを贈り続ける」という理念のもと、長年のオーダーメイドビジネスによって培ったお客様のニーズを引き出す提案力、職人の高い技術力により、お客様のこだわりをひとつひとつ反映した商品をご提供しております。これらの商品を安定的に提供するためには、質の高い人材の育成・確保が必要であることから、積極的な採用活動を行うとともに、従業員への継続的な教育や適切な人事評価を行う等従業員ロイヤルティ向上のための取り組みを行っておりますが、このような人材の育成・確保が十分に出来ず、適正な人員配置が困難になった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ④店舗の賃借物件への依存について(顕在化の可能性:低、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:低)当社グループは、店舗の大半を賃借により出店しております。出店前に適切な情報収集を行い長期的に店舗運営が可能な物件を選定するよう努めておりますが、貸主の事由によっては業績が好調な店舗であっても当該店舗の退店を余儀なくされたり、出店時の差入保証金が倒産その他貸主の事由によって全部又は一部が回収できなくなった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑤繰延税金資産について(顕在化の可能性:低、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループは、将来減算一時差異等に対して繰延税金資産を計上しております。繰延税金資産は、将来の課税所得に関する予測等に基づき回収可能性を検討して計上しておりますが、将来の課税所得が予測と異なり回収可能性の見直しが必要となった場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑥棚卸資産の評価について(顕在化の可能性:中、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:低)当社グループは、オーダーメイドによる受注生産品だけではなく、即日ご購入頂ける商品を求めるお客様のニーズに応えるために製品在庫を有しております。在庫量を適正に保つため、直近の受注状況や今後の需要予測等を考慮しながら必要量の生産を行っておりますが、消費動向等の変化により滞留在庫が生じ、棚卸資産の評価減を実施することとなった場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑦固定資産の減損について(顕在化の可能性:低、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループは、保有する固定資産について減損会計を適用しております。新規出店時には損益計画を作成してリスク検討を行っておりますが、今後、店舗等の収益性が悪化したり、保有資産の市場価格が著しく下落したこと等により、減損処理がさらに必要になった場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ⑧業績の季節変動について(顕在化の可能性:高、顕在化する可能性のある時期:短期、影響度:中)当社グループは、プレゼント需要の高い商品を取り扱っていることから、クリスマス商戦のある第1四半期に売上が偏る傾向があります。当社グループでは、その他の季節に合わせた新作リリースやフェア等の施策を行い、業績の平準化を図っておりますが、第1四半期の業績が当初の計画を著しく下回った場合は、年間の業績予想に影響を及ぼす可能性があります。また、当社グループは積極的に新卒採用をしており、4月に入社する新卒社員は接客研修や技術研修をベースとした教育を概ね3ヶ月程度受け業務に従事しております。そのため下半期においては、教育研修費にかかる経費が増加するほか、職人の稼働率が低下する傾向にあります。当社グループでは、実務に即した教育の充実を図り、新卒社員の早期戦力化に努めておりますが、利益は下半期が少なくなる傾向があります。 基準連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 上半期 下半期通期 第1四半期第2四半期 第3四半期第4四半期 売上高(百万円)1,8231,7363,5601,6571,7863,4437,004構成比(%)26.024.850.823.725.549.2100.0営業損益(百万円)4861110△4841△7102構成比(%)47.659.4107.0△46.939.9△7.0100.0(注)上記四半期連結会計期間の数値については、金融商品取引法第193条の2第1項の規定に基づく監査法人東海会計社の四半期レビュー又は期中レビューを受けておりません。(4)法的規制に関するリスク(顕在化の可能性:低、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)当社グループは、事業運営を行う上で古物営業法、特定商取引法、景品表示法、下請代金支払遅延等防止法、製造物責任法等の法的規制の適用を受けております。当社グループにおきましては、これらの法的規制を遵守するように努めておりますが、法令違反が発生した場合や、今後これらの法的規制の改廃や新たな法的規制が設けられる等の理由により事業運営に制約を受けた場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (5)競合リスク(顕在化の可能性:中、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループが属するジュエリー業界には多くの競合企業が存在しております。当社はオーダーメイドを主軸とし、お客様の100%の満足を目指す提案力や技術力で競合他社との差別化を図っておりますが、競争の激化による顧客の流出やコストの増加等が発生した場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 (6)その他のリスク①自然災害について(顕在化の可能性:低、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)当社グループは、国内店舗での販売、国内自社工場での生産が売上高、生産量の大半を占めております。当社グループは、店舗においては全国的な店舗展開のほか、ECや卸販売等販売チャネルの多角化を行うとともに、製造拠点においては国内3か所、海外1か所の複数拠点を構えることで当リスクの分散に努めておりますが、当社グループの店舗、工場を含む地域において、大規模な地震や台風等の自然災害等が発生し、事業拠点の損壊・消滅、電力供給の制限等により店舗の営業や工場の操業が一部又は全部不能になった場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ②有利子負債の依存度について(顕在化の可能性:低、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:低)当社グループは、出店に要する資金の他、一部の運転資金を主として金融機関からの借入金によって賄っております。当社グループの連結有利子負債残高は、2025年9月期連結会計年度末において1,461,143千円、総資産に占める有利子負債の比率は、2025年9月期連結会計年度末において32.2%となっております。当社グループは財政の健全化に取り組み、有利子負債比率を低下させておりますが、積極的な事業展開のために今後も金融機関からの借入を継続する方針であります。今後、現在の低金利水準が変動したり、金融情勢の急速な変化等何らかの理由により十分な資金が調達できない場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ③支配株主との関係について(顕在化の可能性:低、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:大)当社の大株主である久野新太郎氏及び久野栄太氏は、当社の創業者であり代表取締役社長であった久野雅彦氏の子であります。2022年に久野雅彦氏が逝去したことに伴い、同氏が所有しておりました当社株式を久野新太郎氏及び久野栄太氏が相続した結果、本書提出日現在、久野栄太氏が代表取締役を務める資産管理会社である有限会社秀吉が所有する当社株式と併せると、両氏で発行済株式総数の59.7%を所有することとなり、両氏は当社の支配株主となります。当社グループの事業計画の円滑な遂行のために、支配株主とは定期的に意思疎通を行い良好な関係を築いており、当社グループと支配株主との間に特別な取引関係はありません。現時点において、支配株主が所有する当社株式についての方針は具体化しておりませんが、将来、何らかの事情によって、支配株主が所有株式を当社の想定しない第三者に譲渡し、かつ当該第三者が当社と敵対又は競合する関係である場合、並びにその可能性をもつ場合には、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。 ④配当政策について(顕在化の可能性:中、顕在化する可能性のある時期:特定時期なし、影響度:中)当社グループは、創業以来、経営基盤の強化及び積極的な事業展開に備えるため、内部留保の充実を図り、配当を実施しておりません。株主に対する利益還元については経営の最重要課題の一つとして位置付けておりますが、現時点において配当実施の可能性及びその実施時期等は未定であります。内部留保の水準や事業成長フェーズの変化などを適切に判断し、経営成績・財政状態を勘案しながら、配当などによる株主への利益還元に努める所存であります。 ⑤新株予約権の行使による1株当たりの株式価値の希薄化について(顕在化の可能性:高、顕在化する可能性のある時期:短期、影響度:中)当社グループは、企業価値の向上を意識した経営の推進を図ると共に、当社グループの業績に対する役職員の意欲を高めることを目的として、新株予約権を発行しております。本書提出日現在、発行済株式総数1,055,200株に対する割合は7.77%となっております。これらの新株予約権の行使がなされた場合、1株当たりの株式価値が希薄化する可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析5,343
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要 当社グループ(当社、連結子会社及び持分法適用会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ①財政状態の状況(資産)当連結会計年度末における資産合計は4,542,097千円となり、前連結会計年度末に比べ137,909千円の増加となりました。流動資産は、135,463千円増加し、3,402,875千円となりました。これは主に、商品及び製品が4,335千円減少したものの、仕掛品が80,383千円、売掛金が33,035千円、原材料及び貯蔵品が21,396千円増加したこと等によるものであります。また、固定資産は、2,446千円増加し、1,139,221千円となりました。これは主に、建物及び構築物が25,018千円減少したものの、建設仮勘定が24,137千円、その他無形固定資産が19,320千円増加したこと等によるものであります。 (負債) 当連結会計年度末における負債合計は3,272,465千円となり、前連結会計年度末に比べ111,038千円の減少となりました。流動負債は、70,354千円減少し、2,299,577千円となりました。これは主に、未払法人税等が40,411千円、未払金が36,384千円減少したこと等によるものであります。また、固定負債は40,684千円減少し、972,887千円となりました。これは主に、長期借入金が38,608千円減少したこと等によるものであります。 (純資産) 当連結会計年度末における純資産合計は1,269,632千円となり、前連結会計年度末に比べ248,948千円の増加となりました。これは主に、株式の発行により資本金及び資本剰余金が213,440千円、親会社株主に帰属する当期純利益の計上により利益剰余金22,803千円増加したことによるものであります。 ②経営成績の状況当連結会計年度における我が国経済は、少子高齢化の進行に伴う生産年齢人口の減少、原材料・エネルギー価格の高騰や円安を背景とした物価上昇などの影響を受けた一方で、企業の積極的な賃上げによる所得環境の改善が進み、個人消費に持ち直しの動きが見られました。さらに、物品購入や飲食を中心としたインバウンド需要の拡大も景気を下支えし、全体では緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、ウクライナ情勢の長期化や中国経済の先行き懸念、米国の通商政策をきっかけとした世界経済の減速など、景気の下振れリスクも存在しており、依然として先行きは不透明な状況が続いております。宝飾品業界におきましても、富裕層を中心とした高額品の販売が堅調に推移した一方で、消費者の根強い節約志向から、日常使いの宝飾品の販売は引き続き軟調に推移いたしました。また、賃金の上昇に加え、長期的に上昇傾向にあった金価格に続き、2025年6月にはプラチナ価格が急騰するなどのコスト増加が影響し、宝飾品業界全体として厳しい事業環境が続いております。このような状況のもと、当社グループは、「オーダーメイドでお客様に特別な感動と喜びを贈り続ける」というパーパスを掲げ、顧客満足度のさらなる向上を目指し、質の高いサービスとものづくりの強化に取り組んでまいりました。当社におきましては、『手軽なオーダーメイド』の継続的な訴求に加え、2025年1月に立川店を新規オープンいたしました。また下半期にはWEBマーケティング施策を強化し、新規顧客の獲得に注力するとともに、顧客のニーズや嗜好に合わせたきめ細やかな対応でのリピート顧客の拡大、消費者のニーズに合わせた幅広い価格帯の新作開発、新作発売に合わせたフェアの実施等が奏功し、売上高は前連結会計年度を上回りました。加えて、当連結会計年度より開始した中国本土へのグローバル展開も順調に推移いたしました。一方で、地金価格の急騰による原材料費の上昇、働きやすさ向上を目的とした人事施策に伴う人件費の増加、広告宣伝費の重点的投下などにより経費が増加し、増収減益となりました。子会社である株式会社ユートレジャーにおきましては、顧客ニーズを的確に捉えたマーケティング戦略の実施によりブライダルジュエリーの販売を強化し、より多くのお客様から支持を得ることができました。また、推し活ニーズに合わせた商品の拡充として、VTuberや話題作のアニメ・漫画・ゲームなどのライセンスをいち早く取り入れた新作商品を展開するとともに、既存ライセンス商品のラインナップの拡充にも努めました。さらに、貴金属製フィギュア、コイン、アクリルスタンドなどジュエリー以外の分野にも積極的な商品展開を行い、特に地金相場の高騰も相まって純金製や18金製商品が高い人気を集めました。タイの子会社であるU-International Factory Co.,Ltd.におきましては、当社グループ内における受注量増加に対応するため、製造用機械の設備投資に加えて職人の増員・教育を実施したことで、生産量の増加と製造効率の向上を実現いたしました。また、今後の受注量増加にも耐えうる体制構築として、今まで以上に高い水準での労働環境の整備を進めました。以上の結果、当連結会計年度の経営成績は、売上高7,004,176千円(前年同期比5.2%増)、営業利益102,807千円(前年同期比60.8%減)、経常利益75,584千円(前年同期比67.7%減)となりました。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は22,803千円(前年同期比86.3%減)となりました。なお、当社グループは、製造小売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 ③キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ5,707千円増加し、1,021,288千円となりました。当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において営業活動により使用した資金は44,055千円(前年同期は351,392千円の獲得)となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益62,339千円、減価償却費88,749千円があったものの、法人税等の支払額107,642千円、棚卸資産の増加額94,393千円を計上したこと等によるものです。(投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において投資活動により使用した資金は139,924千円(前年同期は73,477千円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出92,340千円、無形固定資産の取得による支出41,875千円があったこと等によるものです。(財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度において財務活動により得られた資金は191,983千円(前年同期は236,540千円の使用) となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出324,525千円があったものの、長期借入れによる収入300,000千円、株式の発行による収入213,440千円があったこと等によるものです。 ④生産、受注及び販売の実績a.生産実績セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)金額(千円)前年同期比(%)製造小売事業2,903,882107.7合計2,903,882107.7(注)金額は、当期製品製造原価によっております。 b.販売実績セグメントの名称当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)金額(千円)前年同期比(%)製造小売事業7,004,176105.2合計7,004,176105.2(注)主要な販売先につきましては、いずれの販売先も総販売実績に対する割合が100分の10未満のため記載は省略しております。(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において判断したものであります。 ①財政状態及び経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容 a.経営成績の分析(売上高)当連結会計年度における売上高は7,004,176千円(前年同期比5.2%増)となりました。これは主に、推し活ニーズに合わせた商品展開によりキャラクター商品の売上高が増加したこと及び中国本土への新規展開により卸事業の売上高が増加したことによるものです。 (売上原価、売上総利益)当連結会計年度における売上原価は2,945,611千円(前年同期比6.8%増)となりました。これは主に、価格改正による商品単価の上昇やタイ子会社の製造効率向上が売上原価の低減に寄与したものの、地金価格高騰により原材料費が増加したこと、売上高が増加したことによるものです。この結果、売上総利益は4,058,565千円(前年同期比4.1%増)となりました。 (販売費及び一般管理費、営業利益)当連結会計年度における販売費及び一般管理費は3,955,757千円(前年同期比8.8%増)となりました。これは主に、働きやすさ向上の目的で人事施策を講じた結果、人財定着が進み人件費が増加したこと、広告宣伝費及び販売手数料が増加したこと等によるものです。この結果、営業利益は102,807千円(前年同期比60.8%減)となりました。 (営業外損益、経常利益)当連結会計年度における営業外収益は13,158千円(前年同期比14.7%減)、営業外費用は40,381千円(前年同期比7.4%減)となりました。これは主に持分法適用会社である愷吾柔璞琳夢股份有限公司の赤字が前期と比較して縮小したことによるものです。この結果、経常利益は75,584千円(前年同期比67.7%減)となりました。 (特別損益、当期純利益)当連結会計年度における特別損失は13,245千円となりました。これは主に、店舗の固定資産に関して減損損失を計上したことによるものです。この結果、親会社株主に帰属する当期純利益は22,803千円(前年同期比86.3%減)となりました。 b.財政状態の分析当社グループの財政状態につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態の状況」に記載のとおりであります。 ②キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源及び資金の流動性に係る情報当社グループのキャッシュ・フローの状況につきましては、「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要 ③ キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。当社グループは、事業運営上必要な資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。当社グループの主な資金需要は、商品仕入、労務費、製造経費、人件費、販売費及び一般管理費、等の営業費用であります。また、新規出店やソフトウェアなどへの投資に係る資金需要も生じております。これらの資金需要につきましては、自己資金又は金融機関からの借入を基本としており、都度最適な方法を選択しております。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたって、資産、負債、収益及び費用の報告額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。連結財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては「第5 経理の状況 1連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項 (重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ④経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等については、「第2 事業の状況 1経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (4)目標とする経営指標」をご参照ください。なお、2025年9月期実績及び2026年9月期目標は以下のとおりであります。経営指標2025年9月期実績2026年9月期目標増加率売上高(千円)7,004,1767,477,5986.8%増売上総利益(千円)4,058,5654,135,0821.9%増売上高売上総利益率57.9%55.3%2.6ポイント減営業利益(千円)102,807120,88817.6%増売上高営業利益率1.5%1.6%0.1ポイント増
セグメント情報972
(セグメント情報等)【セグメント情報】当社グループは、製造小売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日)1.製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1) 売上高(単位:千円)日本アジア合計6,093,729562,8036,656,533(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高10%以上を占める相手先がいないため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日)1.製品及びサービスごとの情報単一の製品・サービスの区分の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1) 売上高(単位:千円)日本アジア合計6,421,865582,3117,004,176(注) 売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高10%以上を占める相手先がいないため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2023年10月1日 至 2024年9月30日) 該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2024年10月1日 至 2025年9月30日) 当社グループは、製造小売事業の単一セグメントであるため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】該当事項はありません。 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】 該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組1,750
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組みは、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日現在において当社グループが判断したものであります。 (1)ガバナンス当社グループは、中長期的な企業価値の向上の観点から、気候変動関連及び人的資本関連を含めたサステナビリティをめぐる課題を極めて重要な経営課題と認識しております。実務レベルでの課題等は、サステナビリティ推進担当部署である経営企画担当部署が定期的に取締役会への報告等を行うこととしております。報告を受けた取締役会は、業務・計画の進捗状況を確認のうえ関係部署に指示し、組織内での連携強化へとつなげることとしております。 (2)戦略①環境問題製造過程で発生する水溶液や空気は、中和作業やフィルター設置を経て排水、排気を行うことで、水質汚濁防止、大気汚染防止に取り組んでおります。また専門業者による環境測定により、室内空気環境の状況をチェックしております。また、金やプラチナ、パラジウム、銀などの貴金属については、専門業者による精錬を経てリサイクルに努めております。 ②人材の多様性・育成人材の育成及び社内環境整備に関する方針として、様々な人材が多様な働き方で能力を発揮できるよう、女性だけでなく男性の育休取得の推進、時短勤務、リモートワークの運用、各種教育プログラムや定期的なフォローアップにより、従業員個々のライフスタイルに合わせて柔軟に対応できる体制を整えております。特に時短勤務においては、法定の育児短時間勤務を超え、個人の状況にあった勤務体系を選択できる「オーダーメイド勤務制度」を導入し、効率よく成果を出せる方法を会社と従業員双方で考えながら多様な働き方を生み出しております。女性活躍の機会を尊重し、公平な機会提供はもとより、多様な働き方、キャリア形成を選択できる取り組みを進めてまいります。 ③公正な取引によるダイヤモンドの取り扱い当社グループは、ダイヤモンドが原因で発生している紛争を世界から無くし、透明なダイヤモンド取引を行うための世界的な枠組みの推進に賛同しております。当社グループの商品に使用するダイヤモンドは、この国際的な取り組みに則り、紛争への資金提供などに関与しないものを取り扱っております。 (3)リスク管理コーポレート・ガバナンス体制の充実、サステナビリティに係るリスク及び機会の識別・評価等の管理体制の整備を重要なテーマであると認識し、役職員全員のコンプライアンスに関する意識向上を進めております。コーポレート・ガバナンス体制等の詳細につきましては、「第4提出会社の状況 4コーポレート・ガバナンスの状況等 (1)コーポレート・ガバナンスの概要」の項をご参照ください。また、リスク管理方針及び管理体制については「リスク管理規程」を定め、その方針及び体制に基づき「リスク・コンプライアンス委員会」を定期的に開催しております。当該委員会においては、サステナビリティに関する事項を含めた事業活動上のリスクに対して情報を収集し、リスクが顕在化した場合の対策を協議することで適切なリスク管理を行い、リスク発生の未然防止に努めております。 (4)指標及び目標職人を150名以上抱えジュエリー製造を行う当社グループとしては、環境負荷低減のための中和作業やフィルター設置を経た排水及び排気の継続的な実施に加え、安全で衛生的な職場環境確保のための室内空気環境の保全を実施しております。室内空気環境の改善については中和作業やフィルター設置を経た排水及び排気を継続的に行ってまいります。これらの取り組みについて具体的な目標は定めておりませんが、今後、必要がある場合には目標設定を行ってまいります。また、女性社員数の多い当社グループとしては、女性が管理職として活躍できる雇用環境の整備を行うため、定期的なフォローアップや研修等による意識改革、適材適所となり得る配置替え等も行っております。具体的な目標は定めておりませんが、グループ全体のマネジメント業務に従事する者の内、女性労働者の割合を高める体制を整えており、今後、必要がある場合には目標設定を行ってまいります。
コーポレート・ガバナンスの概要5,957
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、「お客様に特別な感動と喜びを贈り続ける」という経営理念を実現することで、株主をはじめ、お客様・取引先・従業員など当社を取り巻く全てのステークホルダーに信頼される企業となるという社会的責任を果たすため、コーポレート・ガバナンス体制の充実を重要なテーマであると認識し、体制や仕組みを整備・強化し、必要な施策を講じることを経営上の重要課題の一つと考えております。当社グループでは、取締役会及び監査等委員会の強化はもちろん、ディスクロージャーの強化、意思決定プロセスの透明性向上、役職員全員のコンプライアンスに関する意識の向上を進め、取締役及び役職者全員にコーポレート・ガバナンスの重要性を浸透させております。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由当社は、取締役会設置会社であり、かつ監査等委員会設置会社であります。また、内部監査を実施することで、経営に対する監督の強化を図っております。当社の機関・コーポレート・ガバナンス体制の関係を示すと以下のとおりとなります。 (取締役会)当社の取締役会は、代表取締役青木興一が議長を務め、取締役伊藤崇史、取締役渡沼和則、常勤監査等委員長谷川学、社外監査等委員星野一郎及び社外監査等委員山岡誓子で構成されております。原則として月1回開催される定時取締役会と必要に応じて随時開催される臨時取締役会に取締役及び監査等委員が出席し、法令、定款及び「取締役会規程」等に定められた事項の審議・決定並びに取締役の業務執行状況を監督・監視しております。業務の執行につきましては、各部の役割分担を明確化し、指揮命令系統を統一することで、経営環境の変化に対して迅速な対応が可能となる体制を構築しております。業務執行上の重要な経営課題につきましては、取締役会にて決議されるとともに、執行役員会において議論がされることにより、企業経営の健全化を図っております。 (監査等委員及び監査等委員会)当社の監査等委員会は、監査等委員長谷川学が議長を務め、社外監査等委員星野一郎及び社外監査等委員山岡誓子で構成され、長谷川学が常勤監査等委員であります。監査等委員会は、監査等委員全員をもって構成し、原則として月1回開催し、法令、定款及び「監査等委員会規程」等に従い、監査等委員の監査方針、年間の監査計画等を決定しております。常勤監査等委員長谷川学は、重要な会議等に必要に応じて出席するとともに、重要な書類等の閲覧により各取締役の業務遂行状況を確認しております。また、日常業務においては、会社法等経営上遵守すべき法規が遵守されているかどうかの確認を実施しております。 (会計監査人)当社は、監査法人東海会計社と監査契約を締結し、独立の立場から会計監査を受けております。当社は、会計監査人による会計監査の実効性を確保するため、監査等委員及び会計監査人が、それぞれの立場で監査の状況を報告し、また意見交換等を行っております。 (内部監査室)当社は、他の業務執行部門から独立した代表取締役直轄の内部監査室(1名)を設置しております。内部監査室は、監査等委員会及び会計監査人と情報共有を行うなど連携を密にし、監査に必要な情報の共有化を図ることにより、各監査の実効性を高めています。 (執行役員会)当社は、経営の意思決定、監督機能と業務執行機能の分離によるガバナンスの強化を図るため、執行役員制度を導入し、2025年3月に執行役員を選任しました。執行役員会は、原則として月1回以上開催し、取締役COO、取締役CAO及び執行役員を構成員として各業務執行部門の業務遂行状況に関する報告、課題の検討及び事業計画等の審議を行っております。 (リスク・コンプライアンス委員会)当社は、リスク管理及びコンプライアンス強化に取り組むため、リスク・コンプライアンス委員会を設置しております。構成員は、委員長を代表取締役CEO、メンバーを取締役(監査等委員を除く)及び執行役員としており、原則として年に2度開催するものとしております。 なお、機関ごとの構成員は次のとおりであります。(◎は議長又は委員長、○は構成員を示しています。)役職名氏名取締役会監査等委員会代表取締役CEO青木興一◎ 取締役COO兼執行役員伊藤崇史○ 取締役CAO兼執行役員渡沼和則○ 監査等委員長谷川学○◎社外監査等委員星野一郎○○社外監査等委員山岡誓子○○ (当該体制を採用する理由)当社は、透明性の確保・向上及び経営環境の変化に対する迅速な対応を図るため、上記体制を採用しております。業務施行に関しては、取締役会による監視を行っており、社外監査等委員2名による助言・提言により、監視・監査体制の強化を図っております。また、監査等委員監査、会計監査及び内部監査の三様監査が連携し、様々なリスクに対する指摘や助言を行っております。 ③ 企業統治に関するその他の事項イ. 内部統制システムの整備状況 当社は業務の適正性を確保するための体制として、2021年9月30日開催の取締役会で、「内部統制システムの整備に関する基本方針」を定める決議を行いました。その内容は以下のとおりです。(1)取締役、執行役員及び使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制①法令・定款を遵守し、社会規範や企業倫理を重視した公正・誠実な事業活動を行うことを基本理念とした社内規程を定め、取締役は自ら率先してその実現に努める。②取締役会は、取締役から付議・報告される事項についての討議を尽くし、経営の健全性と効率性の両面から監督する。また社外取締役の意見を得て監督の客観性と有効性を高める。③取締役、執行役員及び使用人が、法令・定款等に違反する、あるいは疑義のある行為等を発見したときに、直接通報・相談を受ける体制(内部通報制度)を整備し、速やかな違反行為等の把握及び対応に努める。④内部監査担当部門は、独立した立場からコンプライアンスの取組状況について調査を行い、適宜代表取締役及び監査等委員会に報告する。⑤反社会的勢力の排除については、「社会秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力、団体に対しては、毅然とした態度で対処し、あらゆる関係を持たない。」旨を社内規定に明記し、反社会的勢力との対決姿勢を明確にする。 (2)取締役及び執行役員の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制①文書管理の基本的事項を社内規程に定め、取締役及び執行役員の職務執行に係る情報を適切に保存、管理(廃棄を含む)を行う。②上記の情報は、取締役、執行役員及び監査等委員が常時閲覧できるよう管理するものとする。(3)損失の危険の管理に対する規程その他の体制①取締役及び執行役員は、担当する責任部門についてのリスクの洗い出し・評価を行うと共に、必要に応じてリスク管理体制の見直しを行い、リスクの予防・軽減に取り組む。②取締役及び執行役員は、担当する責任部門において、リスク管理に係わる社内規定の周知徹底を図る。③内部監査担当部門は各責任部門の日常的なリスク管理及び社内規定の運用状況の調査を実施するほか、必要に応じて、各責任部門に対して助言、指導を行う。④重大リスクが顕在化した場合に備え、緊急時に迅速かつ的確な対応ができるよう速やかにトップへ情報を伝達する手段を確保する。(4)取締役及び執行役員の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制①取締役会は事業計画を策定して、当該計画に基づき、業績目標及び予算を設定し、取締役COOを中心とする業務執行体制で目標の達成にあたる。②執行役員制度を導入し、経営の意思決定機能と業務執行機能の役割を明確にすることで、双方の意思決定の迅速化を図る。③取締役及び執行役員の意思決定を効率的に執行するために、組織編成、業務分掌をはじめとする社内規程を整備する。(5)当社及びその子会社から成る企業集団における業務の適正を確保するための体制①子会社及び関連会社の管理に関する「関係会社管理規程」に基づき、企業集団における業務の適正な運用を確保する。②子会社及び関連会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当社への報告に関する体制を確保する。③内部監査室により、子会社及び関連会社の内部監査を定期的に実施し、子会社及び関連会社の業務の適正な運用を確保する。(6)監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人(以下「監査等委員会スタッフ」とする)に関する事項監査等委員会が監査等委員会スタッフを求めた場合、経営戦略担当部門及び内部監査担当部門を監査等委員会の職務を補助すべき組織とし、管理本部及び内部監査担当部門の社員が監査等委員会スタッフを兼務する。(7)前号の使用人の取締役からの独立性及び当該使用人に対する指示の実行性の確保に関する事項①監査等委員会スタッフの任命・異動については、監査等委員会の事前の同意を必要とし、監査等委員会スタッフは、監査等委員会が指定する補助すべき期間中は、監査等委員会の職務を優先する。②監査等委員会が指定する補助すべき期間中は、監査等委員会スタッフへの指揮権は監査等委員会に委譲されたものとし、監査等委員でない取締役の指揮命令を受けない。(8)監査等委員でない取締役、執行役員及び使用人が監査等委員会に報告するための体制①当社の監査等委員でない取締役等は、監査等委員会との意見交換などを通じて適切な意思疎通を図るとともに、監査等委員会の求めに応じて報告を行う。②内部通報制度の所掌部門は、内部通報により通報された内容及びコンプライアンスに関して報告を受けた内容を監査等委員会に随時報告するものとする。(9)監査等委員会に対して報告をした者が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制当社は、監査等委員会に対して報告を行った当社の取締役、執行役員及び使用人に対し、当該報告を行ったことを理由として不利な取扱いを行うことを禁止する。(10)監査等委員の職務の執行について生ずる費用の前払又は立替精算等の手続及びそれらの処理に関する事項当社は、監査等委員が職務の執行について生ずる費用に充てるため、毎年度、監査等委員からの申請に基づき一定額の予算を確保するとともに、監査等委員から当該費用に係る前払又は立替精算等の請求があった場合には、すみやかに請求に応じてこれを処理する。(11)その他監査等委員会の監査が実効的に行われることを確保するための体制①監査等委員でない取締役及び執行役員は、監査等委員の職務の適切な遂行のため、社内関係部門及び会計監査人等との意思疎通、情報の収集や調査が適切に行えるよう協力する。②内部監査担当部門は、監査等委員会と緊密な連携を保持し、また、監査等委員会の要請に応じてその監査に協力する。(12)財務報告の適正性と信頼性を確保するための体制の整備財務報告の適正性と信頼性を確保するため、金融商品取引法に基づく内部統制報告書の有効かつ適切な提出に向けて、財務報告に係わる内部統制システムの構築を行う。 ロ. リスク管理体制の整備の状況 当社は、リスク・コンプライアンス委員会を開催するほか、取締役会や各種会議体、社内のイントラネット等を活用して情報を共有するとともに、社内規程の整備、運用を継続的に行うことで、経営に重大な影響を及ぼすさまざまなリスクを未然に防止する体制作りに取り組んでおります。 顧客の個人情報を含む会社の秘密情報の保持については、情報セキュリティ管理規程を整備し、情報管理教育の徹底を図ると共に、全ての取締役及び従業員に秘密保持に関する誓約書を提出させております。 今後のコンプライアンス体制の強化及び徹底のため、コンプライアンス管理規程を整備し、全社一丸となってコンプライアンスの強化に取り組んでおります。また、監査等委員、監査法人、顧問弁護士、顧問税理士、顧問社会保険労務士等により必要に応じて適宜助言と指導を受けております。 ハ. 責任限定契約の内容の概要 当社と社外監査等委員は、会社法第427条第1項の規程に基づき、同法第423条第1項の賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく賠償責任の限度額は法令が規定する額としております。 ニ. 役員等賠償責任保険(D&O保険)の内容の概要 当社は、取締役(監査等委員を含む。)を被保険者として役員等賠償責任保険(D&O保険)契約を締結しております。 保険料は全額会社が負担しております。故意又は重過失に起因する損害賠償請求は、上記保険契約により填補されません。 ホ. 取締役の定数 当社の取締役(監査等委員であるものを除く。)は7名以内とする旨を定款で定めております。 ヘ. 役員の選任の決議要件 当社は取締役(監査等委員であるものを除く。)及び監査等委員の選任決議は、議決権を行使することが出来る株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数によって選任するものとする旨を定款で定めております。また、取締役(監査等委員であるものを除く。)の選任決議は累積投票によらない旨を定款で定めております。 ト. 株主総会の特別決議要件 当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上を持って行う旨を定款で定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 チ. 中間配当の決定機関当社は、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって、毎年3月31日を基準日として中間配当を行うことが出来る旨を定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を可能にするためであります。 ④ 取締役会の活動状況 当事業年度において当社は取締役会を21回開催しており、個々の取締役の出席状況については次のとおりであります。氏名開催回数出席回数青木 興一21回21回伊藤 崇史21回21回渡沼 和則21回21回長谷川 学21回21回星野 一郎21回21回山岡 誓子21回21回 取締役会における具体的な検討内容としては、株主総会に関する件、中期経営計画及び年度計画に関する件、資金借入に関する件、規程の制定及び改定に関する件について等であります。
役員の報酬等983
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項当社の取締役(監査等委員である取締役を除く)の報酬限度額は、2021年12月開催の定時株主総会において、年額200百万円以内と決議されております。また非金銭報酬であるストックオプションの報酬限度額は、左記の報酬額とは別枠で、2025年12月開催の定時株主総会において年額30百万円以内と決議されております。監査等委員である取締役の報酬限度額は、2024年6月開催の臨時株主総会において、年額50百万円以内と決議されております。 ・基本報酬に関する方針取締役(監査等委員である取締役を除く)の基本報酬は、金銭による月例の固定報酬とし、株主総会で決議された報酬総額の範囲内において、役位別報酬テーブルを基に算出した金額を基本方針に照らし合わせて総合的に勘案し、取締役会で決定しております。また、業績連動報酬等は金銭報酬(賞与)とし、会社業績が著しく向上した場合に限り、株主総会で決議された報酬総額の範囲内において支払うことがあります。なお、金額は会社業績及び従業員賞与の水準等を勘案し、取締役会で決定いたします。 ・非金銭報酬に関する方針取締役(監査等委員である取締役を除く)の非金銭報酬であるストックオプションは、株主総会で決議された報酬総額の範囲内において、役位、職責、会社業績等を総合的に勘案し、取締役会で決定いたします。 監査等委員である取締役の報酬については、株主総会の決議により定められた報酬総額の上限額の範囲内において、業務分担の状況等を勘案し、監査等委員会の協議により決定しております。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(人)固定報酬業績連動報酬退職慰労金左記のうち、非金銭報酬等取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)44,83544,835---3取締役(監査等委員)(社外取締役を除く)7,5307,530---1社外役員6,6006,600---2 ③ 役員ごとの連結報酬等の総額等役員ごとの連結報酬等の総額等が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。 ④ 使用人兼務役員の使用人分給与のうち重要なもの該当事項はありません。
従業員の状況1,044
5【従業員の状況】(1) 連結会社の状況 2025年9月30日現在セグメントの名称従業員数(人)製造小売事業578(注)1.従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、グループ外から当社グループへの出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、従業員数の100分の10未満のため記載を省略しております。2.当社グループは、製造小売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 (2) 提出会社の状況 2025年9月30日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)51232.89.54,042(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、社外から当社への出向者を含む。)であり、臨時雇用者数(パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、従業員数の100分の10未満のため記載を省略しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3.当社は、製造小売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載は省略しております。 (3) 労働組合の状況当社グループには、労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (4) 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異①提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%) (注)1.男性労働者の育児休業取得率(%) (注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者50.066.675.275.284.3(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6条第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。 ②連結子会社「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定および「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
関係会社の状況504
4【関係会社の状況】名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) 株式会社ユートレジャー(注)1、4愛知県名古屋市千種区10,000千円ジュエリー及び時計の小売事業100.000役員の兼務U-International Factory Co., Ltd.(注)1、3タイバンコク市4,000千THBジュエリーの製造事業97.475役員の兼務資金の貸付(持分法適用関連会社) 愷吾柔璞琳夢股份有限公司台湾台北市100,000千NT$ジュエリーの小売事業50.000役員の兼務(注)1.特定子会社に該当しております。2.有価証券報告書を提出している会社はありません。3.債務超過会社で債務超過の額は、2025年9月末時点で130,189千円となっております。4.株式会社ユートレジャーについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等(1)売上高849,267千円 (2)経常利益68,649千円 (3)当期純利益43,425千円 (4)純資産額82,356千円 (5)総資産額350,215千円
配当政策310
3【配当政策】当社は、中長期的な展望に基づく投資を推進し、事業基盤の拡充を図ることにより、株主の皆さまに対する利益配分が重要であると考えております。当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うことを基本方針としております。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。当社は、内部留保資金につきましては、今後予想される経営環境の変化に対応するべく、安定した経営基盤を拡充し、将来に向けた成長戦略を推進する必要があると考えており、内部留保の拡充を優先してきたため近年配当を実施しておりません。今後も収益力向上に努め、株主の皆さまの利益貢献に努めてまいります。
研究開発活動20
6【研究開発活動】該当事項はありません。
主要な設備の状況500
2【主要な設備の状況】(1)提出会社2025年9月30日現在 事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額(千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具、器具及び備品土地(面積㎡)建設仮勘定合計本社(名古屋市千種区)ほか1事務所事務所生産設備店舗33,49303,65043,000(178.51)21,637101,78093オーダーメイド工房(横浜市港北区)生産設備37,98535,0355,342--78,363117直営店(本山本店を除く)31店舗店舗302,380-23,943-2,577328,901302(注) 1.当社グループは製造小売事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。2.帳簿価額は減損損失計上後の金額であります。3.現在休止中の主要な設備はありません。4.本山本店及び名古屋工房は本社と一体であるため、本社に含めて記載しております。5.店舗は一部を賃借しております。年間賃借料は396,878千円であります。 (2)国内子会社主要な設備がないため、記載を省略しております。 (3)在外子会社主要な設備がないため、記載を省略しております。
監査の状況2,221
(3)【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況当社の監査役等委員会の体制は、常勤監査等委員1名、社外監査等委員2名の計3名であります。常勤監査等委員は、取締役会その他重要な会議体への出席、業務の調査等を通じて取締役の業務の監督を行っております。また、監査等委員は監査等委員会を開催し、監査等委員間での情報共有を行っております。常勤監査等委員長谷川学氏は、長年にわたる経理業務及び他事業会社における代表取締役の経験と幅広い見識を有しております。監査等委員星野一郎氏は、弁護士資格を有し、企業法務やコンプライアンス等に関する専門的な知識を有しております。監査等委員山岡誓子氏は、公認会計士の資格を有し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しているとともに、会社経営者として豊富な経験と高い見識を有しております。当事業年度において、監査等委員会は毎月開催しており、個々の監査等委員の出席状況については次のとおりであります。氏名開催回数出席回数長谷川学(常勤)2121星野一郎(非常勤)2121山岡誓子(非常勤)2121監査等委員会における具体的な検討内容として、取締役会及び代表取締役に対し、監査計画並びに監査の実施状況結果について適宜報告し、また代表取締役とは定期的な会合をもつことで、会社が対処すべき課題、監査上の重要課題等について意見交換をし、相互認識を深めるよう努めております。また、常勤監査等委員の活動として、常勤者としての特性を踏まえ、監査の環境の整備及び社内の情報の収集に積極的に努め、かつ、内部統制システムの構築・運用の状況を日常的に監視し検証しております。監視及び検証の結果から知り得た情報は、他の非常勤監査等委員と共有するよう努めております。 ② 内部監査の状況当社の内部監査は、内部監査室を設置し、人員1名により担当しております。内部監査人は、事業の適正性を検証し、業務の有効性及び効率性を担保することを目的として、計画に基づいて内部監査を実施し、監査結果を代表取締役へ報告するとともに、取締役会や監査等委員会にも適宜、情報共有できる体制を整備しております。また、内部監査人は、監査対象となった各部門に対して業務改善等のための指摘を行い、改善状況について、後日フォローアップし確認しております。監査等委員会、内部監査室及び会計監査人は、四半期に1回面談を実施することにより、監査実施内容や評価結果等固有の問題点の情報共有や、相互の監査結果の説明及び報告に関する連携を行い、監査の質的向上を図っております。 ③ 会計監査の状況a.監査法人の名称監査法人東海会計社 b.継続監査期間2018年以降 c.業務を執行した公認会計士業務執行社員 棚橋泰夫業務執行社員 安島進市郎 d.監査業務に係る補助者の構成公認会計士 8名その他 1名 e.監査法人の選定方針と理由監査法人の選定方針は特に定めておりませんが、監査法人東海会計社を選定する理由は、会計監査人としての品質管理体制、独立性及び専門性の有無、事業分野への理解度、監査報酬の妥当性等を総合的に勘案し、検討した結果、適任と判断したためであります。 f.監査等委員会による監査法人の評価当社の監査等委員会は、株主総会終了後に監査法人に対して評価を行っております。この評価については、日本監査役協会が公表している「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」に基づいて、監査法人の品質管理、監査チームの独立性等、監査報酬等、監査等委員等とのコミュニケーション、経営者等との関係及び不正リスクについて総合的に評価し、監査法人の再任の妥当性を判断しております。 ④監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社18,4501,50020,400-連結子会社----計18,4501,50020,400- b.監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬(a.を除く)該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容当社の連結子会社であるU-International Factory Co., Ltd.は、MRT Advisory Co.,Ltd.の監査を受けており、監査証明業務に基づく報酬額は、前連結会計年度1,074千円、当連結会計年度1,141千円であります。また、当社の持分法適用関連会社である愷吾柔璞琳夢股份有限公司は、安永聯合會計師事務所の監査を受けており、監査証明業務に基づく報酬額は、前連結会計年度1,035千円、当連結会計年度1,058千円であります。 d.監査報酬の決定方針当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、当社の会社規模、特性、監査日数等を考慮し、監査等委員会の同意を得たうえで決定しております。 e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査等委員会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、会計監査人の監査計画の内容、職務執行状況及び報酬見積りの算出根拠等が適切であるかどうかについて必要な検証を行った結果、それらの妥当性が確認できたためであります。
株式の保有状況42
(5)【株式の保有状況】当社は保有株式が存在しないため、記載すべき事項はありません。
沿革896
2【沿革】 当社は、1981年9月に名古屋市東区で宝飾品販売業をスタートし、1982年9月名古屋市千種区に店舗(現 本山本店)を構えて拠点型の販売を開始いたしました。その後、1991年3月に「株式会社秀吉」として法人化、2001年12月に現在の「株式会社ケイ・ウノ」に商号変更しました。 その後の現在までの沿革は、次の通りであります。 年月概要1991年3月オーダーメイドジュエリーの加工・販売を目的として、名古屋市千種区に株式会社秀吉(現 当社)を資本金3,000千円で設立2001年12月商号を株式会社ケイ・ウノに変更2009年2月オーダーメイド時計の販売を開始2010年6月ディズニーデザイン ジュエリーの販売を開始2014年10月キャラクターとのコラボジュエリーを取り扱うブランド「U-TREASURE」を開始2016年2月ダイヤモンド技術で特許を取得2018年9月株式会社ユートレジャー(子会社)を設立2019年4月台湾進出を目的として、プリモ・ジャパン株式会社の台湾子会社である璞琳夢鑽石股份有限公司との合弁会社愷吾柔璞琳夢股份有限公司を設立2019年8月台湾初出店となる「ケイ・ウノ台北忠孝旗艦店」をオープン2021年8月タイ王国での自社工場開設を目的として、U-International Factory Co.,Ltd. (子会社)を設立2022年1月タイ王国においてU-International Factory Co.,Ltd.が自社工場を開設2024年10月名古屋証券取引所ネクスト市場に株式を上場 店舗一覧地域店舗北海道・東北札幌店、仙台店関東自由が丘店、銀座本店、銀座中央通り店、表参道店、新宿店、ジュエリースタジオ新宿、池袋店、町田店、千葉店、柏店、大宮店、横浜本店、横浜元町店、立川店東海・北陸本山本店、名古屋駅前店、栄店、岐阜店、クロスモール豊川店、浜松店、静岡店、金沢店関西心斎橋店、梅田店、京都店、神戸店中国岡山店、広島店九州・沖縄福岡店、沖縄おもろまち店台湾台北忠孝旗艦店、新光三越台北南西店、新光三越台南新天地西門店ユートレジャーコンセプトストア池袋

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

3
2026年9月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 15:30
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2026年9月期第3四半期 決算説明資料決算説明資料 · 15:30
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2026年9月期第3四半期 決算説明資料(スクリプト付き)決算説明資料 · 15:30
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

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内部統制報告書-第35期(2024/10/01-2025/09/30)内部統制報告書 · S100XDLG
確認書確認書 · S100XDLA
有価証券報告書-第35期(2024/10/01-2025/09/30)有価証券報告書 · 2025-09-30期 · S100XDKZ
臨時報告書臨時報告書 · S100WSEM
確認書確認書 · S100VQQN
半期報告書-第35期(2024/10/01-2025/09/30)半期報告書 · 2025-09-30期 · S100VQQE
臨時報告書臨時報告書 · S100VI9M
臨時報告書臨時報告書 · S100V0YB
確認書確認書 · S100V0Y4
有価証券報告書-第34期(2023/10/01-2024/09/30)有価証券報告書 · 2024-09-30期 · S100V0XS
訂正有価証券届出書(新規公開時)有価証券届出書 · S100UGKE
訂正有価証券届出書(新規公開時)有価証券届出書 · S100UEBJ
有価証券届出書(新規公開時)有価証券届出書 · S100UBP0
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。

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