綿
綿半ホールディングス株式会社
Watahan&Co.,Ltd.
1,355億円売上高(FY2026)
9.0%ROE
29.4%自己資本比率
43財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2026の売上高は1,355億円(前年比+1.4%)。営業利益は36億円(営業利益率2.7%)、当期純利益は21億円。総資産830億円に対し自己資本比率は29.4%、ROEは9.0%。小売業の中央値(ROE 7.5%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは9億円の創出、現金及び現金同等物は51億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)1,326円2026-09-04
PER12.0倍
PBR1.02倍
配当利回り2.26%
時価総額(概算)237億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高1,355億円+1.4%
営業利益36億円+2.8%
当期純利益21億円+2.6%
総資産830億円
純資産246億円
営業利益率2.7%
ROE9.0%
自己資本比率29.4%
EPS110.6円
BPS1,303.7円
1株配当30円
配当性向27.1%
従業員数—
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE9.0%中央値 7.5%
営業利益率2.7%中央値 3.6%
自己資本比率29.4%中央値 44.3%
健全性スコア43.0点中央値 52.0点
帯は小売業(119社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 1,355億円 | 36億円 | 39億円 | 21億円 | 830億円 | 246億円 | 110.6 | 9.0% | 29.4% |
| FY2025 | 1,336億円 | 35億円 | 38億円 | 21億円 | 794億円 | 232億円 | 104.6 | 9.0% | 29.3% |
| FY2024 | 1,281億円 | 28億円 | 32億円 | 19億円 | 793億円 | 228億円 | 93.1 | 8.4% | 28.7% |
| FY2023 | 1,343億円 | — | 31億円 | 17億円 | 842億円 | 213億円 | 83.2 | 8.1% | 25.2% |
| FY2022 | 1,145億円 | 24億円 | 29億円 | 22億円 | 696億円 | 193億円 | 111.1 | 12.0% | 27.8% |
| FY2021 | 1,148億円 | 33億円 | 35億円 | 19億円 | 589億円 | 175億円 | 97 | 11.5% | 29.8% |
| FY2020 | 1,202億円 | — | 28億円 | 15億円 | 623億円 | 158億円 | 76.9 | 10.0% | 25.4% |
| FY2019 | 1,065億円 | — | 25億円 | 16億円 | 594億円 | 147億円 | 81.8 | 11.5% | 24.7% |
| FY2018 | 1,024億円 | — | 25億円 | 15億円 | 562億円 | 134億円 | 75.2 | 11.6% | 23.9% |
| FY2017 | 928億円 | — | 20億円 | 13億円 | 521億円 | 122億円 | 68.2 | 11.6% | 23.4% |
| FY2016 | 888億円 | — | 17億円 | 13億円 | 489億円 | 109億円 | 128.2 | 12.1% | 22.4% |
営業CF9億円
投資CF-13億円
財務CF13億円
現金及び現金同等物51億円
SEGMENTS
セグメント別売上
Retail770億円
Construction499億円
Trading65億円
Operating Segments Not Included In Reportable Segments And Other Revenue Generating Business Activities20億円
その他20億円
セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 9.4% |
| 2 | 綿半グループ従業員持株会 | 9.1% |
| 3 | 株式会社八十二長野銀行 | 4.3% |
| 4 | 昭和商事株式会社 | 3.3% |
| 5 | 野原 勇 | 3.2% |
| 6 | 株式会社綿屋半三郎 | 3.2% |
| 7 | 野原グループ株式会社 | 3.1% |
| 8 | 株式会社ヤマウラ | 2.7% |
| 9 | 飯田信用金庫 | 2.1% |
| 10 | 野原 莞爾 | 2.1% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 655億円 | 14億円 | 16億円 | 11億円 | 2.2% | 30.3% | 58.6 |
| FY2025中間(〜2024-09-30) | 653億円 | 18億円 | 18億円 | 12億円 | 2.7% | — | 62.2 |
| FY2024中間 | 620億円 | 10億円 | 13億円 | 8億円 | 1.7% | — | 38.5 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢50.3歳
平均年間給与831万円
平均勤続年数19.23年
提出会社(単体)ベースの開示値です。
REMUNERATION
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額 | 員数 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| 社外取締役 | 28百万円 | 5 | 6百万円 |
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容2,850字
3 【事業の内容】綿半グループは、当社及び当社連結子会社17社によって構成されており、主として小売事業、建設事業、貿易事業を行っております。なお、当社は、有価証券の取引等の規制に関する内閣府令第49条第2項に規定する特定上場会社等に該当しており、これにより、インサイダー取引規制の重要事実の軽微基準については、連結ベースの数値に基づいて判断することとなります。 (小売事業)「スーパーセンター」を主力に「ホームセンター」「食品スーパー」「ドラッグストア」「あづみの茶胡蝶庵」「インテリアショップ」等を展開するとともに「PCボンバー」等のインターネット通販を行っております。スーパーセンターでは、生鮮食品からホームセンター商材まで生活必需品を幅広く取揃えるとともに、いつでも低価格で商品を提供するEDLP戦略を推進しております。グループや他社との共同仕入による原価低減やオペレーションコストを抑えることで、地域一番の安さの実現に取組んでおります。店舗では、日本各地の漁港からの直接仕入や、漁船で獲れた魚を丸ごと買付ける「一船買い」で調達した鮮魚を低価格で販売しております。また、直営農場の綿半ファームで豚や牛の畜産を行うほか、農業にも本格参入する等、生産から販売までを一貫して手掛ける6次産業化を推進して生鮮食品の鮮度向上に取組んでおります。そのほか、店内の新鮮な食材を使ってシェフが調理した商品を販売するグローサラントや、医薬品・調剤薬局の導入など、常に地域のお客さまに愛され、支持され続ける店舗づくりを推進しております。加えて、物価高騰が続くなか、低価格・高品質で環境にやさしいオリジナル商品の開発を加速させ、お客さまの暮らしに寄り添った事業を展開しております。インターネット通販においては、主に「PCボンバー」でパソコン・家電等を競争力ある価格で販売するほか、食品・酒類の「うまいる」、省スペース収納家具販売の「すきま屋」等を展開し、取扱商品を拡大しております。 (建設事業)木造建築、建築鉄骨の工場加工製作、内外装工事、自走式立体駐車場建設、土木緑化等の各種建設工事等多岐にわたる事業を行っております。木造建築では、戸建木造住宅の企画開発、資材・販促物の販売、技術・販売サポート等の加盟店運営を行っております。生産から製材・木材乾燥・プレカット・施工までを行う自社一貫生産体制により、全国の加盟店500社以上に資材を供給しております。また、木質バイオマス発電事業にも参入し、製材工場などの製造過程から出る端材や林地残材を燃料として発電することで、信州の豊かな森林を無駄なく活用し、持続可能な社会の実現に貢献しております。建築鉄骨は、静岡県焼津市、長野県下伊那郡高森町の2工場で、鉄骨の加工製作を行っております。ミャンマー・中国・ベトナムのCADセンターと連携し、教育プログラムによる人材育成とDXによる設計プロセスの最適化により、海外拠点での設計支援力の強化と生産性向上を進めております。内外装工事は、新築・改修を問わず内装工事から屋根外装工事までを一貫して提供しております。特に屋根改修工事においては、工場・倉庫等の老朽化した屋根や壁を撤去、解体せずに上から包み込む独自のWKカバー工法を有しております。既存の屋根に穴を開けず施工するため、工場・倉庫の操業を休止させることなく、廃材の発生も抑えられるという特長があり、大手自動車メーカーの工場改修等に数多く採用されております。自走式立体駐車場建設は、マンション・商業施設・病院・大学・公共施設等の自走式立体駐車場の建設を行っております。特に独自の「ロングスパンタイプ」については、柱の本数が少なく、駐車や乗り降りがしやすいという特長があります。国土交通大臣「認定品」を開発しており、施工期間の短縮化と施工コストの削減を図っております。 (貿易事業)ウイテプゾール・アセトアミノフェン・ダルテパリン・ニトログリセリン等の医薬品原料やキャンデリラ・ホホバ等の化粧品原料の輸入販売を行っております。食用サボテン等、自然派オーガニック商品の開拓を継続的に進め、食品や動物飼料にも取扱商品の幅を広げるとともに、綿半グループのシナジーを活かした商品作りに取組んでおります。また、不妊治療薬の原薬製造を行っており、ヒト尿を由来とする排卵障害治療剤の性腺刺激ホルモン剤であるHMGの粗原料を中国から輸入して神奈川県横浜市の製薬研究所内で精製し、製薬会社に販売しております。 (その他)建物総合管理、不動産売買等を行っております。 綿半グループ各社の主要な事業内容は以下のとおりであります。セグメント会社名主要な事業内容小売事業綿半パートナーズ㈱グループの共同仕入、PB商品の共同開発、グループ間接部門の運営㈱綿半ホームエイドスーパーセンター・ホームセンター・ドラッグストア・調剤薬局・動物病院の運営㈱綿半ドットコムパソコン・家電・食品・酒・建材等のインターネット通販㈱綿半インテックイベントレンタル・個人向けレンタル・運送業務・倉庫業務・運送業務の合理化と在庫管理リグナ㈱家具・インテリア・アパレル・雑貨のオンラインショップ・店舗運営、CG事業等大洋㈱組立家具の製造・卸売・インターネット通販事業等㈱綿半三原商店茶葉及び菓子の製造・卸・販売、カフェスペースでの軽食販売建設事業綿半ソリューションズ㈱建物改修工事、自走式立体駐車場、建築鉄骨等の各種建設工事㈱綿半林業戸建木造住宅の販売、設計施工、加盟店運営、戸建施工、木材・建材輸入、プレカット材・建材製造販売㈱綿半林業SH戸建て住宅のフランチャイズ事業、資材等の販売、加盟店の技術・販売支援㈱綿半工務注文住宅の販売及び施工㈱綿半ホームズ注文住宅の販売及び施工㈱綿半林業の家注文住宅の販売及び施工綿半建材㈱住宅資材販売事業、木材加工品製造・販売、木質バイオマスチップ製造販売綿半ウッドパワー㈱バイオマス発電貿易事業綿半トレーディング㈱医薬品原料、化粧品原料等の輸入・販売その他綿半リアルエステート㈱建物総合管理、賃貸借の仲介、不動産売買、不動産コンサルティング 事業の系統図は、次のとおりであります。1. 綿半ウッドパワー株式会社は前期まで非連結子会社でしたが、当期より連結子会社に含めております。2. 2025年4月1日を効力発生日として、株式会社綿半ホームエイドを存続会社、株式会社綿半フレッシュマーケットを消滅会社とする吸収合併を行っております。3. 2026年3月31日を効力発生日として、株式会社綿半工務を存続会社、小山工建株式会社を消滅会社とする吸収合併を行っております。4. 2026年4月1日を効力発生日として、株式会社綿半工務を存続会社、株式会社綿半林業の家、株式会社綿半ホームズを消滅会社とする吸収合併を行うとともに、同日付で株式会社綿半工務の商号を株式会社綿半林業の家に変更しております。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等4,366字
1 【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】(1) 綿半の歴史と経営方針1500年代、「合」の旗印を掲げた織田信長の武将の一人は、民家臣とともに力を合わせ、地域を守り、地域の発展に邁進しておりました。本能寺の変の後は、民家臣の生活を守るために刀を捨て、綿商いを始めました。これが「綿半」の始まりです。明治の世の大変動時には、綿から鉄へ変革を遂げました。ここが分岐点となり、金物販売からホームセンター・スーパーセンター・インターネット通販へ変革した小売事業、建材販売から下請工事、メーカーへ発展した建設事業に分かれました。時代の変化に合わせて輸入販売を行う貿易事業も開始し、現在の3事業が形成されております。このように綿半は常に時代の流れを読み、形を変え、多様性ある企業グループへ変革を続けてまいりました。これらの歴史を背景に、当社は力を合わせ、分かち合い、響き合う「合才の精神」を経営理念に掲げ、1500年代から現在に至るまで経営者と社員の隔てなく、社員全員による企業を目指しております。また、「絶え間なき暮らしの変革」を事業理念に、時代の変化に対応し、地域社会の活性化と人々のより良い地球環境と生活環境構築のために邁進しております。綿半グループでは、未来を担う子どもたちのために持続可能な社会の実現に取組んでおり、SDGsの達成に意欲的な長野県の企業として、「長野県SDGs推進企業」に登録されております。子どもたちの成長が地域の発展に繋がるという想いから、1953年に始めた奨学金制度を皮切りに、子どもたちの教育支援や、事業活動を通して、地域社会の活性化等に取組んでおります。綿半グループでは、これからも、子どもたちの未来のために持続可能な社会の実現に取組んでまいります。 (2) 経営環境と綿半のめざす姿当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善等により、緩やかな回復傾向にあります。その一方で、日銀の政策金利引き上げや米国の通商政策等の金融政策の影響、中東情勢の悪化等により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。このような状況の中、経営理念である「合才の精神」に基づき、人々の暮らしに寄り添う企業を目指すべく、中期経営方針として「地域に寄り添い地域と共に新しい価値を創造する」を掲げております。目標に掲げていた「2027年3月期に、売上高1,500億円、経常利益45億円」の中期経営計画は、中東情勢の影響等による先行き不透明な状況を踏まえ、達成目標時期を「2029年3月期」へ見直しております。綿半グループは、420年続いた信用・信頼がどのように培われたのかを今一度見つめ直し、「地域」「環境」「グローバル」の3つの柱をもとにより一層の成長を目指し、長野県はもちろん、新たにグループ入りした各事業会社の地域経済に貢献していく所存であります。今後も「地域」との繋がりを大切にしながら、地域の発展に尽くしてまいります。経営指標としては、売上高経常利益率を指針として定めております。事業の成長・差別化・高収益化を図り、資本コストを意識しながらROE8%以上の維持、中長期的には売上高経常利益率5%以上を目標としております。なお、当連結会計年度における売上高経常利益率は、2.9%でした。また、資本市場からの評価としては、PBRを重要な指標として認識しております。現状、1倍を超える水準で推移しておりますが、投資家との対話を通じ、中長期的な成長性を理解していただくことで、PBR1.5倍以上を経営目標としてまいります。 中期経営計画 2023年3月期2024年3月期2025年3月期2026年3月期ROE8.1%8.4%9.0%9.0%自己資本比率25.2%28.7%29.3%29.4% (3) 対処すべき課題と戦略の実施状況① グループ全体の取組み原材料価格の高騰や急速な円安進行を背景とした物価の上昇、先行き不安定な世界情勢の長期化により、エネルギー資源の不安定化、生成AIによる自動化、省力化など生産性向上への取組みが加速し、世の中は急激な変化が予想されております。また、フレキシブルワーク、リモートワークの定着による働き方の多様化や、女性や高齢者、外国人労働者など労働者属性の多様化も進んでおります。今後も加速する世の中の変化に対応するため、さらなるデジタル化と時代に沿った人的資源管理施策に取組んでまいります。 ○デジタル化のさらなる推進による事業価値の向上・適切かつ迅速な情報共有の仕組みの構築・グループ会社間、取引先との協働、連携体制の構築・働き方改革に向けたICT関連の整備 ○時代に沿った人的資源管理施策の実行・次世代経営者育成研修や新規事業研究会等グループ共通研修の継続・ライフサイクルステージやライフスタイルに合わせた働き方改革の継続・事業特性と個々人のキャリアパスに即した専門研修の拡大・ITスキルや英語力、創造力、対人関係能力など未来に必要なスキルや能力の開発・生成AI及びICT活用による業務効率化と生産性向上 ② 各事業の取組み<小売事業>小売事業は、業種・業態を超えた販売競争が激化する中、お客さまとの「信頼」を築き、「地域」の新たな価値を創造し、人々の暮らしに寄り添った事業展開を進めてまいります。 ○地域:6次産業化の推進直営農場の綿半ファームで豚や牛の畜産を行うとともに、農業にも本格参入し、生産から販売までを一貫して手掛ける6次産業化を推進しております。お客さまに食の安全と安心をお届けしながら、農業や畜産業など地域の1次産業の活性化に取り組んでまいります。 ○地域:地域特性を活かした店舗づくり資材や加工食品の売場を大幅に拡充した上田店や、保護猫の常設譲渡施設やペットクリニック等のペットコーナーを充実させた塩尻店など、地域のお客さまに寄り添った店舗リニューアルを行ってまいりました。今後も地域特性を活かした店舗づくりを展開してまいります。 ○地域:出店について今後の出店については、出店用地の確保や許認可の取得に長期の時間を要することから、居抜き物件の活用やM&Aを推進し、売場面積の拡大を図ってまいります。○環境:循環型社会の形成私たちが住んでいる地域を地球規模でとらえ、リサイクル可能な商品パッケージを採用するほか、自社の家電商品をリサイクルするところまで考えて商品開発を行っております。また、家庭用使用済油を回収し、バイオ燃料などの再生資源として活用する取組みを推進するほか、綿半ファームにおいて、店舗や食品工場の残渣を飼料に活用するとともに、豚糞を施設内で堆肥化して飼料米の肥料に利用するなど、環境に配慮した循環型養豚モデルに取り組んでおります。 ○グローバル:信頼に応える商品開発綿半グループのオリジナル商品は、国内外の製造パートナーと協力しながら、実際に使い・食べて納得できるものだけを商品化し、食品・日用品・レジャー・ペット用品等の様々なカテゴリーで展開しております。お客さまにご満足いただけるよう、品質・味に自信を持った商品開発に取組んでおります。また、海外への輸出も開始しており、今後も積極的に展開してまいります。 <建設事業>建設事業は、世界情勢の不安定化を要因とする資材価格の高騰や資材調達の困難化等、引続き厳しい事業環境が続くものと予測しております。お客さまとの信頼関係を構築するとともに、グループ内の相互連携を強化しながら独自の技術力を活かした製品開発を推進し、地域経済の活性化に取組んでまいります。 ○地域:地域資源の有効活用素材丸太の生産から加工・施工・販売まで、木材に関わる全てにおいて自社一貫生産体制がとれる木材の製造機能を活かし、長野県の豊富な森林資源を全国の木造住宅の加盟店へ供給するとともに、家具製造の原材料としても活用し、地域経済に貢献してまいります。 ○地域:協力業者との永続可能な関係を構築建設事業は全国展開をしており、地域の協力業者さまとの協力が必要不可欠であります。共に成長していくため、協力業者さまの育成や仕入の支援を行い、永続可能な関係を構築してまいります。○環境:循環型社会の形成工場の屋根に設置する超軽量太陽光システム『LIGHTON SOLAR』など、環境に配慮した商品開発を行い、CO₂排出量の削減に取組んでまいります。また、森づくりへの参入により、伐る・使う・植える・育てるの循環型林業を推進し、長野県林業の発展と綿半グループの企業価値向上を目指すとともに、木質バイオマス発電事業にも参入いたしました。未利用木材を燃料に再生可能エネルギーを作り出すことで、森林資源を有効活用し、持続可能な地球環境の保全に取り組んでおります。 ○グローバル:海外との連携ミャンマー・中国・ベトナムに設置したⅭADセンターや海外ファブリケーターとの連携により、増加する鉄骨需要と大型案件に対応しております。また、東南アジアから技能実習生を受入れ、技術の継承を行っております。 <貿易事業>貿易事業は、主に天然原料を取扱っているため、限りある資源を有効活用し、自然環境やコミュニティへの配慮を行いながら、いつまでも続く地球環境を地域住民と共に構築してまいります。○地域:健康を支える原料提供率100%「食べるサボテン」という新しい価値を日々の食卓に届けるべく、食用サボテンのブランド「SABOVEG」(サボベジ)を立ち上げるなど、健康に優しい自然派オーガニック商品の開拓に取組んでおります。また、家畜の健康をサポートする100%天然植物由来の動物飼料添加物を使用した飼料の研究開発を引続き進めてまいります。 ○環境:全ての原料へのSDGs付加率100%今までも、化粧品や健康食品等の原料生産地の「自然保護法律」に準じて資源調達を行うほか、地域住民の雇用創出に取組む等、地域住民と自然環境の保護に貢献してまいりましたが、今後は、全ての取扱商品でSDGsの取組みを実施してまいります。○グローバル:世界情勢に対応した、原料調達による安定供給率100%天然原料の新規開拓・調達を加速するとともに、綿半グループの各事業と連携し、海外ネットワークを活かした生鮮食品や建設資材の直接仕入に取組んでおります。世界情勢が不安定な中でもお客さまへ安定的な商品供給が行える体制を構築してまいります。 (4) 今後の発展に向けて創業500年へ向けて、常に時代の先を読み、既存事業との直接的な関連性が高い事業領域への展開や、既存事業の販路拡大、ノウハウ転用による事業展開を図るなど、引続き事業ポートフォリオの変革に努めてまいります。
事業等のリスク4,647字
3 【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において綿半グループが判断したものであります。 (1) 取引先の信用リスク綿半グループでは、取引先の財政状態・業績等に応じた与信枠を設定するとともに、継続的に信用状態の把握を行い、信用リスクの回避には最大限の注意を払っております。しかしながら、予期していない取引先の経営破綻等により債権の回収不能が発生した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (2) 有利子負債のリスク綿半グループでは、ホームセンターの増設などの設備投資を継続しており、主に金融機関からの借入金を充当してまいりました。この結果、2026年3月31日現在の有利子負債は295億50百万円となっております。現時点では金融機関との関係が良好であることから必要な資金の調達に懸念はありませんが、将来、経営成績の急激な悪化や社会環境及び金融情勢に大きな変動等、何らかの理由により金融機関との関係が悪化して資金調達に支障が生じ、もしくは金利が上昇した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (3) 人財の確保及び育成リスク綿半グループでは、今後の業容拡大のために優秀な人財の確保及びその育成が急務となっております。綿半グループは採用を積極的に行うことにより、優秀な人財の確保に努めるとともに、社内研修制度の充実を図り、人財育成に注力してまいります。しかしながら、人財の確保及び育成が不十分である場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (4) 法的規制のリスク綿半グループの行う事業のうち、小売事業では大規模小売店舗立地法・食品衛生法、建設事業では建設業法・建築基準法、貿易事業では薬機法など多くの規制を受けております。コンプライアンス経営を最重要課題として認識し、綿半グループ一丸となって法令遵守体制を推進しておりますが、各種法令に違反した事実が認められた場合、各種許認可の取消、事業の停止等の罰則を受ける場合があります。また、今後の各種法令の新設・改正への対応に際し費用負担が生じる可能性があります。これらの場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (5) 訴訟のリスク綿半グループでは、現段階において業績に重大な影響を及ぼす訴訟等を提起されている事実はありません。しかしながら、綿半グループの事業運営において、契約不適合責任、工場、工事現場における事故や労働災害等予期せぬトラブル・問題が発生した場合、これらに起因する訴訟その他の請求が発生する可能性があります。これらの事象が発生した場合には、訴訟内容や損害賠償額及びその結果等により、綿半グループの社会的信用に影響を及ぼすほか、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (6) M&Aのリスク綿半グループでは、事業強化や業容拡大を目的として、M&Aを行っております。買収時に発生したのれんをその対象会社の超過収益力として認識しておりますが、外部の経営環境の悪化等により、買収後の実績が取得時に見込んだ将来計画と乖離した場合には、超過収益力の毀損を認識してのれんや関係会社株式を減損するリスクがあります。そのため、当社では外部の経営環境の変化等を注視するとともに、対象会社を含むグループ各社の業績等を毎月把握して将来計画との比較分析を行い、必要に応じて対応策を立案・実行しております。 しかしながら、外部の経営環境の変化等により、対象会社の業績が取得時に見込んだ将来計画から大幅に乖離し、のれんの残存償却年数に対応する割引前将来キャッシュ・フローの総額がのれんの帳簿価額を下回る場合や、1株当たりの純資産額もしくは買収時において認識した超過収益力を反映させた実質価額が取得原価に比べて50%以上低下した場合には、のれんや関係会社株式の減損の認識が必要となる可能性があります。 (7) カントリーリスク綿半グループでは、諸外国からの輸入商品の取扱い、製造委託など海外取引を行うほか、ミャンマー、中国、ベトナムにおいてCADセンターを有しており、諸外国政府による規制や法令の改正、政治的、経済的な不安定さに起因したカントリーリスクが存在いたします。カントリーリスクに対しては、案件ごとにその回避策を講じてリスク管理に努めておりますが、これらカントリーリスクを完全に回避できるものではなく、リスクが顕在化した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (8) 自然災害のリスク大地震、風水害等の大規模災害や重篤な感染症が流行した場合には、資産の毀損、人的被害等により正常な事業活動の継続が困難となり、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (9) 出退店に伴うリスク小売事業におきましては、店舗に多額の設備投資が必要であることから、1店舗ごとに慎重な調査を行った上で出店を行っております。また、既存店舗の活性化を図るため、定期的にリニューアル等を行っております。これらの設備投資は、店舗の収益力の低下等により減損損失となる可能性があり、退店に至った場合には、契約上保証金等の全部もしくは一部が返還されない可能性があります。さらに、土地等所有者である法人、個人との契約等により、店舗用に賃借している土地等の継続的使用が困難となることも考えられます。これらの場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (10) 固定資産の減損に係るリスク綿半グループが保有している固定資産のうち、主として多店舗展開している小売事業において、店舗ごとに固定資産を計上しているため、商圏環境の変化等により市場価格の著しい下落や店舗の収益性の低下により減損損失の兆候を認識し、減損損失を計上するリスクがあります。そのため、月次決算において、売上高、客数、客単価、買上点数の推移を確認するとともに個店ごとの損益を注視しております。店舗損益が悪化傾向にある店舗に対しては適時に改善施策を立案・実行するなど、店舗単位の利益管理に注力しております。綿半グループが保有する資産の市場価格の著しい下落、予期せぬ商圏環境の変化や競合の激化等による店舗の収益性低下により、減損損失の認識が必要となった場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (11) 同業他社との競合のリスク小売事業におきましては、顧客獲得策の一環として、品揃えを充実させた大型店舗の出店を進めている他のホームセンターもございます。また、スーパーやドラッグストアなどの業態を超えた競合も激化しております。綿半グループでは、長野県を中心としたドミナント戦略を採っておりますが、綿半グループの出店エリアに他のホームセンターや他業態の出店が増加した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (12) 気象条件のリスク小売事業におきましては、冷暖房機器、園芸用品などの季節商品やレジャー用品を取扱っております。これらの商品の売れ行きは、天候に大きく左右されるため、天候不良が続いた場合には、売上が減少し、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (13) 国内建設市場の縮小のリスク建設事業におきましては、国や地方公共団体等による公共投資及び民間企業による設備投資の動向に大きく影響を受けます。綿半グループでは独自の技術力を生かした製品開発による収益力強化、コスト削減等の合理化に努めておりますが、今後、公共建設需要及び民間建設需要が予想以上に抑制され、国内建設市場が一段と縮小した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (14) 建材価格等の高騰のリスク建設事業におきましては、建設鋼材、セメントをはじめとする建材価格が上昇した場合、工事原価の増加は避けられません。また、職人の確保が難しくなった場合は、想定を上回る外注費の支払が必要になる可能性があります。これらの工事原価の増加分を工事請負金額に転嫁できない場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (15) 不採算工事発生によるリスク建設事業におきましては、工事進捗度に基づく収益認識が大部分を占めております。工事契約では、必要となる原材料や人員、完成するまでの期間等を検討し、その結果に基づいて、工事収益総額及び工事原価総額の見積りを行っております。設計内容の変更による契約金額の変更や原材料価格の変動等が収益認識に影響を与えるため、追加原価が発生した場合に不採算工事が発生するリスクがあります。そのため、毎月の会議体により工事進捗度管理、利益管理プロセスとして工事単位ごとの収支管理を行い、工事原価総額の見積りにおいても、最新の情報に基づいた見積りを行い、関連する内部統制を整備・運用しております。しかしながら、工事進捗度に基づく収益認識は会計上の見積りの不確実性を伴っており、工事途中の設計変更や原材料価格の高騰など、見積りの前提が変わることにより、不採算工事が発生した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (16) 重大事故発生のリスク建設事業におきましては、工場及び建設現場においては、毎月安全パトロールを実施し、不具合箇所の是正指導に努めております。また、重大災害発生の可能性のある工種については、施工計画書にてチェックを行い、法に則った安全な実施工を行えるよう指導し、安全衛生管理、工程管理には細心の注意を払っております。しかしながら、人的もしくは施工物に関する重大な事故が発生した場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (17) 為替リスク貿易事業におきましては、主として外貨建の輸入取引を行っておりますが、外貨建の取引について為替変動リスクにさらされていることから、為替予約等のデリバティブを活用したヘッジ取引により、この為替変動リスクの軽減に努めております。しかしながら、ヘッジ取引によりこの為替変動リスクを完全に回避できる保証はなく、予期せぬ市場の変動により綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。 (18) 仕入のリスク貿易事業におきましては、諸外国からの輸入取引を行っておりますが、商品及び原材料の一部には特定の国や取引先にその供給を依存している品目があります。これらの中には、植物原料又はヒト由来物質の原料があることから、その海外生産国において、自然災害、異常気象、伝染病の発生など、何らかの理由により生産環境に問題が生じる場合、これらの供給が停止又は遅延になる可能性があります。その場合には、綿半グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析5,741字
4 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における綿半グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国の経済は、雇用・所得環境の改善等により、緩やかな回復傾向にあります。その一方で、日銀の政策金利引き上げや米国の通商政策等の金融政策の影響、中東情勢の悪化等により、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。綿半グループが関係する事業環境のうち、小売事業では継続的な物価上昇による節約志向が依然として根強く、物流費等各種コストの上昇や業種を超えた販売競争も継続しているなど、引き続き厳しい事業環境となっております。建設事業では、建設需要は底堅く推移し、受注環境は総じて良好に推移しましたが、住宅市場においては法令改正に伴う駆け込み需要の反動減が続き、建設業界全体で人件費の上昇や人手不足による納期の遅れが懸念されるなど、依然として厳しい事業環境が続いております。貿易事業では、化粧品市場における各種製品の需要が見込まれる一方、医薬品市場は、毎年の薬価改定による抑制リスクが見込まれるといった、引続き先行き不透明な事業環境となっております。このような事業環境下におきまして、当連結会計年度の財政状態及び経営成績は以下のとおりとなりました。 a.財政状態当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末に比べ35億59百万円増加し、829億94百万円となりました。当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末に比べ22億7百万円増加し、584億円となりました。当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末に比べ13億52百万円増加し、245億93百万円となりました。 b.経営成績当連結会計年度の売上高は1,354億51百万円(前期比1.4%増)、営業利益は35億99百万円(同2.8%増)、経常利益は39億4百万円(同2.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は21億30百万円(同2.6%増)となりました。 当連結会計年度のセグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 <小売事業>小売事業では、スーパーセンター、ホームセンター、食品スーパー、ドラッグストア、インターネット通販など、多様な業態を展開しております。事業領域の拡大として、農事組合法人綿半農場を中心に、創業の地である長野県において農業事業へ本格参入いたしました。地域と連携した農業を推進するとともに、綿半グループの農業事業の基盤強化を図り、生産から販売までを一体化した6次産業化を進めてまいります。商品展開では、綿半ファームで育てた黒毛和牛『SHINルビー牛』の販売が堅調に推移しております。また、綿半ファームの次世代養豚施設(長野県筑北村)において生産した「幻の三元豚」の出荷を2025年8月より開始し、順調に販売を拡大しております。今後も、品質にこだわった商品の安定供給に努めてまいります。年間を通じて、綿半スーパーセンター須坂店(長野県須坂市)や綿半スーパーセンター箕輪店(長野県箕輪町)など合計7店舗の改装を実施いたしました。今後も改装を通じて、地域のお客さまのニーズに合わせた売場づくりを推進してまいります。また、2026年2月に、綿半スーパーセンター塩尻店内に保護猫譲渡施設「もふもふ塩尻」をオープンいたしました。保護猫と里親希望者をつなぐ新たな出会いの場として運営し、地域のペットライフを支える拠点として機能しております。加えて、保護犬・保護猫の譲渡会を綿半店舗で継続的に行うなど、地域に根ざした取組みも引続き展開しております。当連結会計年度における業績は、複数店舗での改装による売場縮小や前期の防災特需による反動減等の影響により、売上高は770億34百万円(前期比2.8%減)、セグメント利益は15億63百万円(同11.3%減)となりました。 <建設事業>建設事業では、木造建築、鐵構、屋根外装改修、自走式立体駐車場等を展開しており、長野県を基軸にグループシナジーを活かした事業展開を行い、企業価値向上に取組んでまいりました。屋根外装改修等リニューアル工事分野では、重点施策としてプロモーション展開から課題を掘起こし、環境に配慮した新商品・新工法・新サービスの開発を推進しております。鐵構分野では、増加する鉄骨需要と大型案件への対応策として、ミャンマー、中国(大連)、ベトナムにCADセンターを設置し、教育プログラムによる人材育成とDXによる設計プロセスの最適化により、海外拠点での設計支援力の強化と生産性向上を進めております。自走式立体駐車場分野では、福岡県の商業施設計画において、九州エリア初導入となる6層7段の大型駐車場を含む立体駐車場2棟の工事を受注・着工いたしました。長年培ってきた技術力と施工ノウハウを活かし、安全で利便性の高い駐車場づくりを通じて、地域社会の発展と快適なまちづくりに貢献してまいります。木造住宅分野では、新商品『Qクラス』を100棟限定で販売開始いたしました。柱・床・階段・天井といった直接触れる部分はもちろん、建物を足元から支える「土台」にも、湿気に強い特性を持つひのきを使用しています。国産ひのきを贅沢に使いながら、調達ネットワークと、仕入・製材・乾燥・プレカット・施工の自社一貫生産体制によるスケールメリットを活かし、オリジナル建材や独自工法を開発した結果、現場のロス削減と建築効率の向上を実現し、999万円(税込1,098.9万円)という価格での販売を可能にしています。そのほか、8月には野池愛林農業協同組合(長野県飯田市)より長野県飯田市千代の山林約1,500haを取得いたしました。伐採された木材は、綿半グループのリソースを最大限に使用し、余すことなく活用してまいります。今後は、飯田市をはじめ、長野県各地で次世代に向けた健全な森林整備を進めてまいります。また、経営状態が安定した綿半ウッドパワー(長野県塩尻市)を当期より連結子会社化いたしました。製材工場などの製造過程から出る端材や林地残材を燃料として発電することで、信州の豊かな森林を無駄なく活用し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。当連結会計年度における業績は、駐車場および鐵構分野で工事が順調に推移したことにより、売上高は499億2百万円(前期比11.5%増)、セグメント利益は22億7百万円(同22.7%増)となりました。 <貿易事業>貿易事業では、世界20カ国以上から天然由来の医薬品・化粧品・食品原料の輸入販売、不妊治療薬の原薬製造等を行っており、さらに食品や肥料・飼料分野への展開、研究開発活動にも積極的に取組んでまいりました。食品分野では、褐変しない冷凍アボカド『Natavo』の更なる販売拡大や、板ガムの原料になるチクルの新たな輸入ルート確立など、安定供給体制の構築に向けた取組みを継続しております。また、メキシコから輸入している、天然赤色素を含むウチワサボテン果実のパウダーを販売するなど、オリジナル商品の研究開発を行い、海外ネットワークを活かした食品の輸入販売に注力いたしました。さらに、野菜としてもウチワサボテンを普及させるため、サボテン×ベジタブル『サボベジ』として店舗販売をはじめ、商談会やイベントへの出展を実施するとともに、サボテンを使用したオリジナルレシピの配布やSNS等を活用した情報発信を実施しております。また、将来的なコスト削減および安定供給を見据え、国内栽培体制の構築に向けた準備を進めております。医薬品分野は、原料調達支援や海外メーカーとの連携を通じて医薬品産業を支えております。近年の市場環境の変化およびグローバル連携の重要性の高まりを踏まえ、医薬品業界最大級の展示会に初出展し、原料調達や供給体制に関して海外サプライヤーと直接協議する機会を提供しております。当連結会計年度における業績は、医薬品分野における一部原薬の製造工程見直しによる販売見合せが影響し、売上高は65億2百万円(前期比17.0%減)、セグメント利益は6億66百万円(同22.3%減)となりました。 <その他>「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業等を含んでおります。当連結会計年度における業績は、売上高は20億11百万円(前期比16.5%増)、セグメント利益は1億76百万円(同8.3%増)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は51億47百万円となり、前連結会計年度末に比べ13億7百万円増加いたしました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度の営業活動の結果獲得した資金は、8億97百万円(前期は28億77百万円の使用)となりました。これは主に法人税等の支払額19億92百万円、売上債権の増加14億11百万円、仕入債務の減少11億57百万円があった一方、税金等調整前当期純利益31億31百万円、減価償却費17億24百万円、棚卸資産の減少9億82百万円があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度の投資活動の結果使用した資金は、12億52百万円(前期は18億28百万円の使用)となりました。これは主に固定資産の取得による支出13億66百万円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー)当連結会計年度の財務活動の結果獲得した資金は、13億9百万円(前期は48億60百万円の獲得)となりました。これは主に自己株式の取得による支出9億89百万円、配当金の支払額5億61百万円があった一方、借入金の増加29億5百万円があったこと等によるものであります。 ③ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績綿半グループで行う事業は、提供するサービスの性格上、生産実績の記載になじまないため、当該記載を省略しております。 b.受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称受注高受注残高金額(百万円)前期比(%)金額(百万円)前期比(%)建設事業(百万円)56,19329.324,46835.1 (注) 1.綿半グループでは建設事業以外は受注生産を行っておりません。2.セグメント間の取引については、相殺消去しております。 c.販売実績当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称当連結会計年度(自 2025年4月1日至 2026年3月31日)前期比(%)小売事業(百万円)77,034△2.8%建設事業(百万円)49,90211.5%貿易事業(百万円)6,502△17.0%報告セグメント計(百万円)133,4391.2%その他(百万円)2,01116.5%合計(百万円)135,4511.4% (注) 1.セグメント間の取引については、相殺消去しております。2.販売実績総額に対する割合が100分の10以上の相手先が存在しないため、主な相手先別の販売実績等の記載は省略しております。 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による綿半グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、本項における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において綿半グループが判断したものであります。 ① 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する認識及び分析・検討内容「第2 事業の状況 4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1) 経営成績等の状況の概要」に記載しております。 ② 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等 (2) 経営環境と綿半のめざす姿」に記載しております。 ③ 経営成績に重要な影響を与える要因について「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。 ④ 経営戦略の現状と見通し「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性について綿半グループの運転資金需要のうち主なものは、商品、建設資材等の購入のほか、製造費、販売費及び一般管理費等の営業費用であります。投資を目的とした資金需要は、設備投資、M&A等によるものであります。綿半グループは、事業運営上必要な流動性と資金の源泉を安定的に確保することを基本方針としております。運転資金及び投資資金は、営業活動によって得られた自己資金を充当し、不足する場合には金融機関からの借入により資金調達をしております。なお、当連結会計年度末における借入金及びリース債務を含む有利子負債の残高は295億50百万円となっております。また、当連結会計年度末における現金及び現金同等物の残高は51億47百万円となっております。 ⑥ 重要な会計方針、見積り及び当該見積りに用いた仮定綿半グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたりまして、会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積り及び仮定を用いております。これらの見積り等については、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は当該見積り等と異なる場合があります。連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
セグメント情報3,281字
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループでは、ホールディングス体制のもと各事業会社が小売流通分野、建設分野、貿易分野において顧客・マーケットに適合した事業展開に主体的に取り組んでおり、各事業会社を製品・サービス別に集約した「小売事業」、「建設事業」、「貿易事業」を報告セグメントとしております。各報告セグメントの概要は以下のとおりであります。(1) 小売事業 ・・・ スーパーセンター、ホームセンター、食品スーパー、ドラッグストア及びインターネット通販等(2) 建設事業 ・・・ 木造建築、鐵構、屋根外装改修、自走式立体駐車場等(3) 貿易事業 ・・・ 医薬品原料、化成品原料等の輸入・販売等 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、連結財務諸表の作成方法と同一であります。セグメント利益は、営業利益ベースの数値であります。セグメント間の内部売上高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注)合計小売事業建設事業貿易事業計売上高 顧客との契約から生じる収益79,13644,7107,836131,6831,076132,759その他の収益13251-184649834外部顧客への売上高79,26944,7627,836131,8681,726133,594セグメント間の内部売上高又は振替高20943218201419計79,47944,7667,840132,0861,927134,013セグメント利益1,7611,7998574,4181634,581セグメント資産31,10935,8168,05874,9846,18381,167その他の項目 減価償却費1,118626161,761741,835有形固定資産及び無形固定資産の増加額442828501,320541,375 (注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業等を含んでおります。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 報告セグメントその他(注)合計小売事業建設事業貿易事業計売上高 顧客との契約から生じる収益76,89049,8106,502133,2031,351134,554その他の収益14392-236660896外部顧客への売上高77,03449,9026,502133,4392,011135,451セグメント間の内部売上高又は振替高2432611281181462計77,27749,9296,513133,7202,192135,913セグメント利益1,5632,2076664,4371764,614セグメント資産29,92635,7007,11372,7406,43479,174その他の項目 減価償却費975619271,623731,697有形固定資産及び無形固定資産の増加額536588171,1432171,360 (注) 「その他」の区分は、報告セグメントに含まれない事業セグメントであり、不動産事業等を含んでおります。 4.報告セグメント合計額と連結財務諸表計上額との差額及び当該差額の主な内容(差異調整に関する事項) (単位:百万円)利益前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計4,4184,437「その他」区分の利益163176セグメント間取引消去△20全社費用(注)△1,076△1,015連結財務諸表の営業利益3,5013,599 (注) 全社費用は、主に報告セグメントに帰属しない一般管理費となっております。 (単位:百万円)資産前連結会計年度当連結会計年度報告セグメント計74,98472,740「その他」区分の資産6,1836,434セグメント間取引消去△17,022△15,749全社資産(注)15,28919,568連結財務諸表の資産合計79,43482,994 (注) 全社資産は、主に現金及び預金、短期貸付金、報告セグメントに帰属しない本社土地建物となっております。 (単位:百万円)その他の項目報告セグメント計その他調整額連結財務諸表計上額前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度前連結会計年度当連結会計年度減価償却費1,7611,623747317271,8521,724有形固定資産及び無形固定資産の増加額1,3201,14354217141151,3901,476 (注) 有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、本社建物の設備投資額等であります。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報「セグメント情報」に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める得意先がいないため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報「セグメント情報」に同様の情報を開示しているため、記載を省略しております。 2.地域ごとの情報(1) 売上高本邦の外部顧客への売上高が連結損益計算書の売上高の90%を超えるため、記載を省略しております。 (2) 有形固定資産本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報外部顧客への売上高のうち、連結損益計算書の売上高の10%以上を占める得意先がいないため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 小売事業建設事業貿易事業計その他全社・消去合計減損損失680--680-6687 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 小売事業建設事業貿易事業計その他全社・消去合計減損損失200--200--200 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:百万円) 小売事業建設事業貿易事業計その他全社・消去合計当期償却額90101-19185-277当期末残高59143-202365-568 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:百万円) 小売事業建設事業貿易事業計その他全社・消去合計当期償却額59101-16085-246当期末残高-238-238279-517 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)重要性が乏しいため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組3,462字
2 【サステナビリティに関する考え方及び取組】綿半グループは、温室効果ガスの削減に取組むとともに、森林の育成・緑化事業、自然エネルギーの創出等、カーボンニュートラルに挑戦しており、CO₂の実質排出量の目標を2030年度50%、2040年度には実質0にすることを定めました。綿半グループは、地域リーダーとして、様々なステークホルダーと協力しながら、持続可能な社会の実現に取組んでおり、SDGsの達成に意欲的な長野県の企業として、「長野県SDGs推進企業」に登録されております。子どもたちの成長が地域の発展に繋がるという想いから、1953年に始めた奨学金制度を皮切りに、未来を担う子どもたちの教育支援や、事業活動を通して、地域に寄り添い・地域と共に新しい価値を創造してまいります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において綿半グループが判断したものであります。(1) ガバナンス綿半グループでは、重要課題への取組みとして、事業別にサステナビリティ関連リスクを含む各リスクについて評価・分析を行う体制をとっており、当社と各事業部門の担当者が定期的に連絡会を開催し、グループ会社の取組みについても、適切に状況を把握するよう努めております。連絡会の評価・分析により決定し、抽出された重要課題については、グループ内共通のリスクマネジメントを計画・実施し、その内容を法務・RC委員会で報告しております。(2) 戦略〇気候変動などの地球環境問題への配慮小売事業は、輸送時の発泡スチロール・包装トレーの削減やお客さまのマイバッグ持参を推進するため、オリジナルエコバッグを開発するなど、プラスチック使用量の削減を図っております。また、店舗に「綿半リサイクルステーション」を設置し、ペットボトルや缶、古紙を資源として回収し、再びペットボトルや紙製品等にリサイクルしているほか使用済食用油の回収も開始し、資源循環の促進とCO₂排出削減を進めております。建設事業は、木造戸建住宅の施工及びフランチャイズ事業を行っており、森林の育成から施工までの一貫生産、断熱性能を備えた家づくりを通じて循環型林業を推進しております。木質バイオマス発電事業にも参入し、未利用木材を燃料に再生可能エネルギーを作り出すことで、森林資源を有効活用し、持続可能な地球環境の保全に取り組むとともに、100年先の森林を考え、森林再生を目指すことを目的に山林を購入し、「伐る・使う・植える・育てる」のサイクルを回しながら森林再生を行っています。また、工場の屋根に設置する超軽量太陽光システム『LIGHTON SOLAR』など、環境に配慮した商品開発を行うほか、建設に使用する部材のCO₂排出量を大幅に削減した環境配慮型駐車場を販売する等、CO₂排出量の削減に取組んでおります。そのほか、造園植栽、屋上・壁面緑化も行っており、地球温暖化・ヒートアイランド防止に寄与するとともに、施設の利用者や地域住民とみどりを楽しむ環境教育等のイベントも行っております。 貿易事業は、天然原料の輸入を行っており、メキシコでは現地住民と協力しつつ限りある資源を計画的に採取しながら、自然環境の保護に貢献しております。店舗・工場へは、太陽光発電設備の設置や照明のLED化等、自然エネルギーの活用及び省エネルギー化を推進しております。〇人的資本や知的財産への投資人的資本への投資では、今後の業容拡大のために優秀な人財の確保及び育成が急務と考えております。そのため、以下の取組みを推進しており、毎月の経営戦略委員会にて、進捗確認及び検証を実施しております。・次世代の経営者を育成する研修の実施とブラッシュアップ・ライフサイクルステージやライフスタイルに合わせた働き方改革の継続・事業特性と個々人のキャリアパスに即した専門研修の拡大・ITスキルや英語力、創造力、対人関係能力など、未来に必要なスキルや能力の開発・生成AI及びICT活用による業務効率化と生産性向上常に時代の流れを読み、形を変え、多様性のある企業グループとして変革を続けてきたように、今後も人数や割合の目標を定めるのではなく、経営環境に即した採用と計画的な人財育成を行っております。また、上記の取組みとは別に、グループ全社員を対象とした取組みも行っております。「考える」「まとめる」「伝える」「取り入れる」の4つの力を養成することを目的とした新規事業研究会や、グループ内の専門知識を持った社員が自ら講師となり、グループ内の全社員が自由に受講できるオープンアカデミーも継続的に行っております。どちらの取組みも異業種の社員が集まり、年齢層も幅広いという特徴があり、年齢・ジェンダー・業種・業態がミックスされ、新しい価値が生まれております。綿半グループでは、業績に応じて最大100%の奨励金付与となる社員オーナーシップ制度(従業員持株会制度)や、福利厚生の充実によるモチベーション向上、研修制度の充実など、労働環境の改善に取組み、人財の確保を推進してまいります。知的財産への投資では、独自の技術力を活かした商品開発に取組んでおり、パッケージに石灰石を主原料とする「LIMEX素材」(注1)を採用したプライベートブランド商品を開発するほか、「廃糖蜜」(注2)から作った植物性プラスチックを使用したレジ袋を開発する等、石油使用量・CO₂排出量削減に貢献しております。また、実用新案登録された雨水貯留柱は、駐車場のブレース内の空洞に雨水を溜め、生活用水として利用する貯水システムを備えた柱で、災害時は防災拠点の役割を果たす等、持続可能な社会の実現に貢献しております。(注1)「LIMEX素材」とは、炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む、無機フィラー分散系の複合材素材で、石油の使用量及び焼却処分した際に発生するCO₂排出量の削減に貢献しております。(注2)「廃糖蜜」とは、サトウキビから砂糖を取ったあとに残る糖蜜から作った植物性プラスチックで、これをレジ袋に25%使用することで石油使用量・CO₂排出量の削減に貢献しております。 (3) リスク管理小売事業においては、地震、風水害等の大規模災害による資産の毀損・人的被害等の発生に備えてBCP態勢を構築しているほか、気候変動による冷暖房機器、園芸用品などの季節商品やレジャー用品の売上変動等により正常な事業活動の継続が困難となる場合も想定しております。環境要因による生活様式の変化を先取りした商品提案を行っております。建設事業においては、戸建住宅の加盟店運営ならびに木質バイオマス発電を行っており、大規模な山林火災や病害虫による植林木の損失、異常気象の発生や気候帯の変化による森林の遷移、生物多様性の変質等により、生物資源である木材の調達が困難となり、木造住宅の施工、建築資材の加工、生産及び発電に支障をきたす可能性があるほか、木質燃料の自然発火等による火災や、土砂崩れ等の自然災害により、発電に支障をきたす可能性があります。海外仕入先の確保、国内の森林育成を行うとともに、適切な燃料・施設管理を行うことで、持続可能な産業育成を図ってまいります。貿易事業においては、原材料を諸外国から輸入しておりますが、植物原料等は、自然災害、異常気象等により生産環境に問題が生じる場合があります。複数仕入先の開拓や代替品を開発する等、商品の供給体制を構築するほか、貴重な資源である植物原料の付加価値を上げていくことで収益性の確保に努めてまいります。 (4) 指標及び目標CO₂の実質排出量の目標を2030年度50%、2040年度には実質0にすることを定め、排出量の削減と回収量の増加に取組んでおります。人的資本については、性別、国籍、年齢等で差別することなく、能力、識見、人格等を評価し、有能な人財を登用しているため、具体的な目標値は定めておりませんが、公的制度を超える育休制度を検討するなど、労働環境の整備に取組んでおります。当社における管理職に占める中途採用者の割合は、55.5%と高く、多様性に富んだ人財を積極的に登用しております。また、M&Aを中心とした新規分野の開拓にも積極的に取組んでおり、「合才の精神」の理念のもと、多様な人財がそれぞれの能力を十分に発揮できるようグループ全体で計画的な人財育成を進めております。(注) CO₂の実質排出量の目標は、2013年度比の数値を示しております。
コーポレート・ガバナンスの概要5,437字
(1) 【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスの基本的な考え方当社は、綿半グループが持つ伝統と信用を大切にし、グループ経営理念である「合才の精神」に基づき、創業500年を見据え、人々の暮らしに寄り添う企業を目指しております。これを実現するためには迅速かつ透明性ある経営体制の確立が不可欠であり、グループにおいていかなる時も各種法令、社会規範を遵守し、公明正大な業務執行が行われるようグループ全体で内部統制制度、内部監査制度を構築、運用しております。また、透明性の高い適時適切な情報開示を行うため、グループ内外でコミュニケーションの充実を図るとともに、的確な情報収集・分析に努めております。 ② 企業統治の体制の概要とその体制を採用する理由当社は、取締役会の監督機能強化と迅速な意思決定及び経営効率を高めるため、2021年6月24日定時株主総会以降、監査等委員会設置会社に移行しております。具体的には次のとおりです。・取締役会は、取締役会で決定した経営方針に基づき、代表取締役の判断により法令及び定款に定められた決議事項以外の業務執行の決定を代表取締役またはその他の業務執行取締役に行わせる体制を採用しております。・重要な業務執行の決定については、代表取締役またはその他の業務執行取締役が6つの業務執行委員会で協議し、決定しております。・さらに重要な決定に関しては、代表取締役の判断により取締役会に諮っております。 コーポレート・ガバナンス体制に対する模式図 (ⅰ)取締役会取締役会は提出日現在、監査等委員である取締役4名(全4名独立社外取締役)を含む取締役9名で構成されており、原則毎月1回経営方針、経営計画、法令で定められた事項、その他経営に関する重要事項を審議、決定するとともに、綿半グループの業務執行を適正に監督し、適時適切な情報開示を行っております。当事業年度における取締役会の活動状況は次のとおりです。役職名氏名出席状況代表取締役社長野原 勇100%(12回/12回)代表取締役副社長有賀 博100%(12回/12回)取締役木下 晃100%(12回/12回)取締役伴野 紋子100%(12回/12回)取締役野原 佳代子100%(10回/10回)独立社外取締役(常勤監査等委員)矢島 充博100%(12回/12回)独立社外取締役(監査等委員)坂本 順子100%(12回/12回)独立社外取締役(監査等委員)萩本 範文100%(12回/12回)独立社外取締役(監査等委員)代田 昭久100%(10回/10回) (注) 1.野原佳代子、代田昭久は、2025年6月27日開催の定時株主総会において取締役に選任され、就任したため、それ以降に実施された取締役会への出席状況を記載しております。2.2025年6月27日開催の定時株主総会終結の時をもって、野原莞爾は当社の取締役を任期満了により退任しております。また、同総会において野原佳代子が新たに取締役に選任され、就任しております。3.2025年6月27日開催の定時株主総会終結の時をもって、中島和幸は当社の監査等委員である取締役を任期満了により退任しております。また、同総会において代田昭久が新たに監査等委員である取締役に選任され、就任しております。 主な審議事項:内部統制に関する事項、予算に関する事項、経営計画・経営方針に関する事項、株主総会に関する事項、決算に関する事項、取締役に関する事項、株式に関する事項、人事・組織に関する事項、グループ会社に関する事項、M&Aに関する事項、リスク・コンプライアンスに関する事項、ガバナンスに関する事項、政策保有株式に関する事項、新規事業及び既存事業に関する事項等 (ⅱ)業務執行委員会業務執行委員会は、重要な業務執行を協議・報告する機関であり、代表取締役、その他業務執行取締役並びに各業務執行部門長等により構成され、原則毎月1回開催しております。常勤監査等委員は原則全ての委員会に参加し、職務執行状況を監査・監督しております。また、経営管理委員会については、監査等委員を含む取締役全員が参加し、グループ会社代表等からの月次報告を基に、個別の経営課題について議論しております。業務執行委員会協議・報告事項経営戦略委員会事業開発戦略、人財育成戦略等経営管理委員会月次業績報告、各事業会社事業報告、決算開示、財務戦略等法務・RC委員会ガバナンス及びリスク・コンプライアンスに関する事項等人事・総務委員会組織戦略、人事戦略、規程等の改廃等ICT委員会ICT戦略等広報・IR委員会IR戦略、決算以外の開示、投資家対応等 (ⅲ)役員指名・報酬諮問会議取締役会は、取締役会で決議した内規に従って任意の役員指名・報酬諮問会議を設置し、選任候補者を含む取締役の人事及び報酬等の透明性向上に努めております。当事業年度における役員指名・報酬諮問会議の活動状況は次のとおりです。役職名氏名出席状況独立社外取締役(監査等委員)坂本 順子100%(2回/2回)独立社外取締役(監査等委員)萩本 範文100%(2回/2回)代表取締役社長野原 勇100%(2回/2回) 主な審議事項:選任候補者を含む取締役の人事の答申、各取締役の報酬額が決定方針、役員報酬内規の規定等に沿った内容であるかの確認等 (ⅳ)監査等委員会監査等委員会は、監査等委員である取締役4名(全4名独立社外取締役)で構成されており、原則毎月1回開催しております。監査等委員でない取締役の職務執行状況を監視するとともに、会社の持続的成長及び中長期的な企業価値向上を促し、かつ、収益力・資本効率等の改善を図るべく監督機能を発揮しております。また、監査等委員でない取締役の人事(選解任及び報酬)が適正に行われているかを検証して、人事に関する意見形成を行っております。具体的には次のとおりです。・内部監査及び期末棚卸立会、グループ会社の拠点視察及び役員、社員へのヒアリング等を監査室と連携して定期的に実施し、グループ全般の業務執行状況、内部統制状況について監査監督を行っております。・常勤監査等委員は、代表取締役社長と原則毎月1回面談を行い、「事業環境、経営方針、監査環境、監査課題」の相互理解に努めております。・監査室長とは、都度情報共有、意見交換を行い、内部統制システム運用状況の確認、定着に努めております。また、監査等委員、内部監査人、会計監査人の間のコミュニケーションを深めるため、監査3部門会議(常勤監査等委員、内部監査人並びに会計監査人で構成)を原則毎月1回開催し、情報共有、意見交換に努めております。監査3部門会議には、適宜非常勤監査等委員も参加しております。・監査等委員は、中立公正を図るべく、顧問弁護士事務所に所属しない外部の弁護士や、会計監査人に所属しない外部の会計士とも積極的に情報交換しております。 (ⅴ)監査室2026年3月末時点での内部監査人12名は、全員、当社の監査室に所属し、代表取締役社長の指揮監督の下、グループ全体の監査を行っております。監査の独立性保持と質の向上のため、担当部署のローテーションを実施しております。監査室長は、グループ全体の内部監査結果及び内部統制評価結果を、毎年取締役会に報告するとともに、リスク管理上重要なものについては、都度個別に取締役会に報告しております。 (ⅵ)取締役会、業務執行委員会、監査等委員会及び役員指名・報酬諮問会議の構成員は以下のとおりです。役職名氏名取締役会業務執行委員会監査等委員会役員指名・報酬諮問会議代表取締役社長野原 勇◎◎-○代表取締役副社長有賀 博〇〇--取締役木下 晃〇〇--取締役伴野 紋子〇〇--取締役野原 佳代子〇〇--独立社外取締役(常勤監査等委員)矢島 充博〇〇◎-独立社外取締役(監査等委員)坂本 順子〇-〇◎独立社外取締役(監査等委員)萩本 範文〇-〇○独立社外取締役(監査等委員)代田 昭久〇-〇- (注) 1.◎は議長または委員長、〇は構成員を表します。2.各業務執行委員会には、(ⅱ)で示したとおり各業務執行部門長が参加し、議案の説明を行っております。 (ⅶ)会計監査人当社の会計監査人は、太陽有限責任監査法人であり、会社法及び金融商品取引法の定めに基づき期末監査及び期中監査を通じて決算に係る会計監査を受けております。また、会計監査人とは、通常の会計監査に加え、重要な事項について随時相談・検討を実施しております。 ③ 企業統治に関するその他の事項(ⅰ)内部統制システムの整備の状況企業価値の向上を図り、業務の適正と財務報告の信頼性を確保するために、グループ全体で内部統制システムを構築し、整備運用しております。当社は、持株会社制を採用しております。グループ会社の重要な会議には、当社の取締役が分担して出席し、グループ全体にとって重要な決議事項について監督しております。当社の取締役会はグループ会社からの報告等を通じて、グループ会社取締役の職務執行状況を監督しております。 (ⅱ)リスク管理体制の整備状況・「リスク・コンプライアンス規程」に基づきグループ会社の役員及び従業員を対象とした研修を定期的に実施し、コンプライアンス意識の醸成、体制の向上に取組んでおります。研修の実施状況及び習得度合い等は、法務・RC委員会へ定期的に報告され、同委員会で検証の上、監査等委員会と共有しております。・法務・RC委員会は、「リスク・コンプライアンス規程」に則り、リスクの把握と対応について審議を行っております。なお、法務・RC委員会で審議された事項で重要なものは、取締役会に報告しております。・「行動規範」「リスク・コンプライアンス規程」等の諸規程は、グループ全体に適用されております。また、経営に関する事項や業務上の情報については、当社各室及びグループ会社との間で日々伝達と報告が行われており、それによってグループ全体を管理しております。・業務執行に係る重要な情報は、取締役会、その他重要会議において報告されるとともに、ワークフローによって適時適切に報告されております。・内部通報制度については、公益通報者保護法に留意し「グループホットライン規程」を制定しております。通報は不正や不適切行為の早期発見に繋がっており、発見された不正や不適切行為については、CRCOの指示により詳細調査の上、改善を行っております。また、処分が必要と判断されたものについては、ワークフロー上で開催される臨時の法務・RC委員会に即座に諮られ、処分の妥当性を検証しております。 ・重大な不正、違反、事故等については取締役会へ報告され、代表取締役の判断により内部監査人による臨時監査を行っております。また、監査結果は取締役会に報告され、違反者の処分、是正、改善を行っております。なお、取締役会報告事案以外にも必要と認められるものは、常勤監査等委員から監査等委員会に適時に報告がなされ、情報共有及び対応妥当性検証等を行っております。・内部監査部門である監査室は、グループ会社の全ての部署における業務執行が、法令及び定款に適合しているか否かの監査を実施しております。なお、内部監査人は、毎年、取締役会で承認された内部監査基本計画に基づき、グループ会社全ての監査を計画的に実施しております。内部監査計画は、監査等委員会及び会計監査人とも共有しております。 (ⅲ)責任限定契約の内容の概要当社と監査等委員である社外取締役 坂本順子、萩本範文並びに代田昭久、常勤の監査等委員である社外取締役 矢島充博は、会社法第427条第1項の規定により、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、法令が定める額としております。 (ⅳ)取締役の選任の決議要件当社は、取締役の選任決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨、及びその選任決議は累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。 (ⅴ)取締役の責任免除当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役(取締役であった者を含む)の損害賠償責任を、法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨を定款に定めております。これは、取締役が期待される役割を十分に発揮することができることを目的とするものであります。 (ⅵ)株主総会の特別決議要件の変更当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨を定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 (ⅶ)取締役会で決議できる株主総会決議事項・剰余金の配当等経営環境の変化や不測の事態が生じた場合においても、機動的な資本政策、配当政策を可能とするため、会社法第459条第1項の規定に基づき、剰余金の配当等を取締役会決議により行うことが可能となる旨を定款に定めております。
役員の報酬等2,405字
(4) 【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項当社は、2021年2月25日開催の取締役会において、取締役(監査等委員である取締役を除き、以下においても同様とする。)の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針を決議しております。また、取締役会は、当事業年度にかかる取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法及び決定された報酬等の内容が当該決定方針と整合していることや、役員指名・報酬諮問会議からの答申が尊重されていることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。なお、監査等委員である取締役の報酬は、その役割と独立性の観点から固定(基本)報酬のみとし、株主総会の決議により承認された報酬限度額の範囲内で、監査等委員の協議により決定しております。取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針の内容は次のとおりです。a.基本方針・当社の企業理念を共有し、実践する人財を登用できる報酬とする。・当社のステークホルダーとの価値共有を図り、当社グループの持続的な企業価値の向上を動機づける報酬体系とする。・報酬の決定について透明性・公正性・客観性を確保する。 b.取締役の報酬等の決定方針及び算定方法報酬の種類決定方法・算定方法支払日金銭固定(基本)報酬役位、職責、在任年数及び経営環境、通期の業績に対する個別の貢献度を総合的に勘案したうえで、支給額を決定します。毎月25日 年間報酬の12分の1を月額報酬として7月から支給変動(業績連動)報酬グループ中期計画への取り組み、業績への貢献度を勘案し、直前期の業績指数に応じて、対象取締役の役位に応じて支給額を決定します。非金銭譲渡制限付株式報酬株主の皆さまとの価値共有を図るため、中長期業績と株式価値の向上への貢献度を勘案し、総数100,000株以内、対象取締役の役位に応じて支給額を決定します。年1回7月に支給 c.報酬等の割合に関する方針取締役の種類別の報酬割合は、非金銭報酬の割合を25%以下、変動(業績連動)報酬の割合を25%以下を目安に当社における取締役の報酬等の決定方針及び算定方法に基づき決定しております。 d.報酬等の決定の委任に関する事項取締役の個人別の報酬額は、取締役会決議に基づき代表取締役社長がその具体的内容について委任を受けるものとし、その権限の内容は、各取締役の金銭報酬の額及び非金銭報酬(譲渡制限付株式報酬)については個人別の割当株式数といたします。なお、委任された内容の決定にあたっては、代表取締役社長の野原勇が草案を起案した後、役員指名・報酬諮問会議において関係法令、役員指名報酬内規の規定等に沿った内容であることを確認し、取締役会にて協議のうえ代表取締役社長の野原勇が決定しております。 e.取締役の報酬額の設定取締役の報酬額は、2021年6月24日開催の第73回定時株主総会におきまして、以下のとおり決議いただいております。当該株主総会終結時点の取締役(監査等委員である取締役を除く)は4名、監査等委員である取締役は4名(うち独立社外取締役は3名)であります。・取締役(監査等委員である取締役を除く) 年額300百万円以内・監査等委員である取締役 年額100百万円以内また、当該株主総会におきまして、取締役(監査等委員である取締役を除く)4名に対して、上記年額報酬とは別枠で譲渡制限付株式報酬として以下のとおり決議いただいております。・取締役 年額100百万円以内 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(人)固定報酬変動報酬退職慰労金譲渡制限付株式報酬左記のうち、非金銭報酬等取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)34899-20048486社外取締役2828----5 (注) 1.監査等委員である取締役は全て社外取締役であります。2.上記の他、各子会社の取締役・監査役を兼任する6名に対し、グループ会社より総額117百万円の報酬等の支給があります。3.当事業年度における取締役(監査等委員である取締役を除く)4名に対する譲渡制限付株式として当事業年度に費用計上した額48百万円を含んでおります。4.取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)に対する非金銭報酬等の総額の内訳は、譲渡制限付株式報酬48百万円であります。5.上記には2025年6月27日開催の第77回定時株主総会の終結の時をもって退任した取締役2名を含んでおります。6.取締役の退職慰労金制度については、2010年6月開催の第62回定時株主総会終結の時をもって廃止しております。なお、制度廃止時に在任していた取締役に対しては、制度廃止日までの在任期間に対応する退職慰労金を退任時に支給することとしており、当事業年度において退任した取締役に対し支給しております。 ③ 役員ごとの連結報酬等の総額等氏名連結報酬等の総額(百万円)役員区分会社区分連結報酬等の種類別の額(百万円)固定報酬変動報酬譲渡制限付株式報酬退職慰労金左記のうち、非金銭報酬等野原 勇118取締役提出会社34-28-28取締役綿半パートナーズ㈱12----取締役㈱綿半ホームエイド4----取締役㈱綿半ドットコム6----取締役綿半ソリューションズ㈱16----取締役㈱綿半林業4----取締役綿半トレーディング㈱12----野原 莞爾211取締役提出会社9-22002 (注) 1.連結報酬等の総額が1億円以上である者について記載しております。2.2025年6月27日開催の第77回定時株主総会の終結の時をもって退任した取締役会長 野原莞爾の基本報酬は、2025年4月から2025年6月までの3か月分であります。
従業員の状況2,122字
(2) 【従業員の状況】(1) 連結会社の状況2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)小売事業724(1,994)建設事業692(154)貿易事業40(4)その他17(2)全社(共通)76(11)合計1,549(2,165) (注) 1.従業員数は就業員数であり、パート社員・契約社員・再雇用社員は( )内に8時間換算の人員で記載しております。2.全社(共通)として記載されている従業員数は、持株会社である当社の従業員数であります。 (2) 提出会社の状況2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)76(11)50.319.238,311△0.13 (注) 1.従業員数は就業員数であり、パート社員・契約社員・再雇用社員は( )内に8時間換算の人員で記載しております。2.従業員数は、他社への出向役員・出向社員を含んでおり、他社からの出向社員は含んでおりません。3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。4.当社は持株会社であり、報告セグメントを構成する事業セグメントが存在しないため、セグメント別の記載を省略しております。 (3) 最大人員会社の状況 ㈱綿半ホームエイド2026年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)586(1,749)40.112.985,363△3.02 (注) 1.従業員数は就業員数であり、パート社員・契約社員・再雇用社員は( )内に8時間換算の人員で記載しております。2.従業員数は、他社への出向役員・出向社員を含んでおり、他社からの出向社員は含んでおりません。3.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。4.平均年間給与は前連結会計年度と比較して減少しておりますが、これは主に世代交代に伴う若年層人財の採用により、平均年齢および平均勤続年数が低下したことによるものです。 (4) 管理職に占める女性従業員の割合、男性の育児休業取得率及び男女の賃金の差異ア 提出会社当事業年度補足説明管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者11.11100.0054.0349.04-- (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.従業員は他社への出向役員・出向社員を含んでおり、他社からの出向社員は含んでおりません。4.臨時雇用者は契約社員・再雇用社員を含んでおります。5.「-」は対象者が無いことを示しております。6.男女の賃金格差については、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しております。なお、同一労働の賃金に差はなく、管理職に占める男女間の年齢構成の差によるものです。 イ 連結子会社当事業年度補足説明名称管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1.男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2.労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1.全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者㈱綿半ホームエイド18.8872.7363.8776.0398.89女性活躍推進法対象会社綿半ソリューションズ㈱4.65100.0075.8976.0367.13綿半建材㈱2.94-77.1877.9554.33連結子会社17.0987.0057.6174.3477.05- (注) 1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.従業員は他社への出向役員・出向社員を含んでおり、他社からの出向社員は含んでおりません。4.臨時雇用者はパート社員・契約社員・再雇用社員を含んでおります。5.男性の育児休業取得率欄の「-」は男性の育児休業取得の対象者が無いことを示しております。6.男女の賃金格差については、男性の賃金に対する女性の賃金の割合を示しております。なお、同一労働の賃金に差はなく、臨時雇用者に占める女性割合と管理職に占める男女間の年齢構成の差によるものです。 詳細については「第2 サステナビリティに関する考え方及び取組 (4) 指標及び目標」を参照ください。
関係会社の状況1,704字
4 【関係会社の状況】名称住所資本金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有割合又は被所有割合(%)関係内容(連結子会社) 綿半パートナーズ㈱長野県飯田市100小売事業100経営指導、資金援助とシステムサポートを受けている。役員の兼任あり。㈱綿半ホームエイド(注)3長野県長野市100小売事業100経営指導、不動産の一部賃借、資金援助とシステムサポートを受けている。㈱綿半ドットコム東京都新宿区33小売事業100経営指導、資金援助とシステムサポートを受けている。役員の兼任あり。㈱綿半インテック長野県飯田市10小売事業100経営指導、資金援助とシステムサポートを受けている。リグナ㈱東京都新宿区10小売事業100(100)経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている綿半パートナーズ㈱の100%出資会社。役員の兼任あり。大洋㈱静岡県島田市48小売事業100(100)経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている綿半パートナーズ㈱の100%出資会社。役員の兼任あり。㈱綿半三原商店長野県安曇野市100小売事業100(100)経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている綿半パートナーズ㈱の100%出資会社。役員の兼任あり。綿半ソリューションズ㈱(注)3長野県飯田市100建設事業100経営指導、不動産の一部賃借、資金援助とシステムサポートを受けている。役員の兼任あり。㈱綿半林業新潟県北蒲原郡50建設事業100経営指導、資金援助とシステムサポートを受けている。役員の兼任あり。㈱綿半林業SH静岡県浜松市中央区7建設事業100(100)経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている㈱綿半林業の100%出資会社。役員の兼任あり。㈱綿半工務新潟県新発田市50建設事業100(100)経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている㈱綿半林業の100%出資会社。㈱綿半ホームズ静岡県浜松市中央区10建設事業100(100)経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている㈱綿半林業の100%出資会社。㈱綿半林業の家長野県飯田市23建設事業100(100)経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている㈱綿半林業の100%出資会社。綿半建材㈱長野県松本市50建設事業100経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている。役員の兼任あり。綿半ウッドパワー㈱(注)3長野県塩尻市360建設事業65経営指導、資金援助とシステムサポートを行っている。役員の兼任あり。綿半トレーディング㈱東京都新宿区45貿易事業100経営指導、不動産の一部賃借、資金援助とシステムサポートを受けている。役員の兼任あり。綿半リアルエステート㈱(注)3東京都新宿区10その他100経営指導、資金援助とシステムサポートを受けている。役員の兼任あり。 (注) 1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。2.有価証券届出書または有価証券報告書を提出している会社はありません。3.特定子会社であります。4.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。 5.株式会社綿半ホームエイド、綿半ソリューションズ株式会社及び株式会社綿半ドットコムについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。当該会社の主要な損益情報等(2026年3月期) ㈱綿半ホームエイド綿半ソリューションズ㈱㈱綿半ドットコム(1) 売上高60,037百万円37,634百万円14,308百万円(2) 経常利益722百万円1,921百万円232百万円(3) 当期純利益505百万円1,250百万円151百万円(4) 純資産額4,528百万円5,078百万円1,938百万円(5) 総資産額16,972百万円18,470百万円2,465百万円 6.2026年4月1日を効力発生日として、株式会社綿半工務を存続会社、株式会社綿半林業の家、株式会社綿半ホームズを消滅会社とする吸収合併を行うとともに、同日付で株式会社綿半工務の商号を株式会社綿半林業の家に変更しております。
配当政策319字
3 【配当政策】当社は、株主の皆さまに対する利益還元を経営課題の一つとして認識しており、グループの業績や内部留保の充実等を勘案した上で、安定的な配当を継続して実施することを基本方針としております。当期の剰余金の配当につきましては、業績及び今後の事業展開等を勘案いたしました結果、2026年5月11日開催の取締役会におきまして、前期の29円から1株当たり1円増配し、30円とすることを決議させていただきました。当社は、期末配当として年1回の剰余金配当を行うことを基本としております。当事業年度に係る剰余金の配当は、以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2026年5月11日取締役会決議56030.00
研究開発活動126字
6 【研究開発活動】綿半グループの研究開発は、建設事業及び貿易事業において推進されており、建設事業では製品及び工法の改良、貿易事業では新商品等の開拓及び製造方法の開発に継続的に取り組んでおります。当連結会計年度の研究開発費の総額は84百万円であります。
主要な設備の状況1,880字
2 【主要な設備の状況】綿半グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。(1) 提出会社 2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)機械装置及び運搬具(百万円)土地その他(百万円)合計(百万円)金額(百万円)面積(㎡)本社(長野県飯田市)建設事業全社本社ビル他214 - 99 3,180(3,544)0 314 5(4)東京本社(東京都新宿区)小売事業建設事業貿易事業その他全社統括業務施設他456〈1,315〉0 1,037 747 10 1,505 54(2)綿半長野ビル(長野県長野市)他小売事業子会社本社ビル他6,169 〈1,463〉323 1,608 48,965(286,099)〈4,153〉142 8,243 9(3)綿半岐阜工場(岐阜県海津市)他建設事業生産設備他1,668 75 1,720 121,631(1,279)〈4,974〉14 3,478 4(2)松本グリーンコーポ(長野県松本市)他その他賃貸物件他218 〈10,889〉58 1,826 40,315(7,481)〈32,796〉58 2,161 -伊豆長岡ロイヤルマンション(静岡県伊豆の国市)他全社福利厚生施設59-20108079- (注) 1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、リース資産、建設仮勘定、借地権であります。2.従業員の( )は臨時雇用者数を外数で表示しております。3.土地の( )は連結会社以外から賃借している面積であり、外数で表示しております。4.建物及び構築物、土地の〈 〉は連結会社以外へ賃貸している面積であり、内数で表示しております。 (2) 国内子会社 2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額従業員数(人)建物及び構築物(百万円)機械装置及び運搬具(百万円)土地その他(百万円)合計(百万円)金額(百万円)面積(㎡)㈱綿半ホームエイド長池店(長野県長野市)他39拠点及び本部小売事業店舗他3,488(141,988)[84,194] 9 1,295 20,016(91,658)[262,678]〈11〉298 5,092 581(1,734)大洋㈱本社工場(静岡県島田市)他小売事業生産設備他120 〈4,445〉18 853 30,413(1,301)〈21,210〉0 993 30(18)綿半ソリューションズ㈱技術センター(岐阜県海津市)建設事業生産設備他16 [3,350]12 --0 30 9 綿半ソリューションズ㈱飯田工場(長野県下伊那郡高森町)建設事業生産設備他65 [10,408]534 -- [36,354]5 606 70 綿半ソリューションズ㈱静岡工場(静岡県焼津市)建設事業生産設備他5(973)[8,286]0 - -(8,760)[22,015]0 5 96㈱綿半林業本社(新潟県北蒲原郡)他9拠点建設事業本社、生産設備他311(52)[7,382]〈105〉63 832 58,173 〈361〉3 1,212 93(4)㈱綿半工務本社(新潟県新発田市)他4拠点建設事業本社他214(963)[1,794]4 364 23,977(1,608) 11 595 62(7)綿半建材㈱本社(長野県松本市)他3拠点建設事業本社、生産設備他1,269(1,245)〈831〉137 179 1,631,278(132,558) 175 1,763 100(8)綿半トレーディング㈱本社(東京都新宿区)貿易事業本社他 [277]0 --1 2 35 綿半トレーディング㈱製薬研究所(神奈川県横浜市都筑区)貿易事業研究施設他25(606)31 --7 63 9 綿半リアルエステート㈱本社(東京都新宿区)他その他本社、賃貸物件他278(255)〈2,658〉2 499 1,227(91)〈1,227〉50 830 17(2) (注) 1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、リース資産、建設仮勘定、借地権であります。2.従業員の( )は臨時雇用者数を外数で表示しております。3.建物及び構築物、土地の( )は連結会社以外から賃借している面積であり、外数で表示しております。4.建物及び構築物、土地の[ ]は連結会社から賃借している面積であり、外数で表示しております。5.建物及び構築物、土地の〈 〉は連結会社以外へ賃貸している面積であり、内数で表示しております。
監査の状況4,180字
(3) 【監査の状況】① 監査等委員による監査等の状況当社は、2021年6月24日開催の定時株主総会以降、監査等委員会設置会社に移行しております。 a.監査等委員会の構成当社の監査等委員会は、常勤社外監査等委員 矢島充博及び非常勤社外監査等委員 坂本順子、萩本範文、代田昭久の合計4名で構成されております。監査等委員会では、取締役会及び各業務執行委員会での審議の状況や取締役の職務の執行状況について、適法性・妥当性の観点から検証しまた意見交換を行っております。監査・監督の実効性を高めるには、監査部門及び執行側との緊密な連携、適時的確な情報収集が不可欠であり、そのためには常勤委員が必要と判断し、矢島充博を常勤監査等委員に選定しております。 b.財務及び会計に関する相当程度の知見を有する監査等委員がいる場合の内容常勤監査等委員である矢島充博は、金融機関での長年の業務経験があり、財務会計、財務分析、コーポレートファイナンス、企業価値評価等に精通しており、会計監査人以外の他の大手監査法人や大手証券会社の専門家等とも、これらに関して活発に意見情報交換を行っております。 c.監査等委員会の主な活動状況ⅰ 当事業年度の監査等委員会の開催状況は以下のとおりです。監査等委員会は毎月の定例会議を12回開催いたしました。役職氏名出席状況監査等委員会常勤社外監査等委員(以下「常勤監査等委員」)矢島 充博100%(12回/12回)非常勤社外監査等委員(以下「非常勤監査等委員」)坂本 順子100%(12回/12回)非常勤社外監査等委員(以下「非常勤監査等委員」)萩本 範文100%(12回/12回)非常勤社外監査等委員(以下「非常勤監査等委員」)代田 昭久100%(10回/10回) (注)代田昭久は、2025年6月27日に監査等委員である取締役に選任され、就任したため、それ以降に実施された監査等委員会への出席状況を記載しております。ⅱ 活発な意見交換を図るため、監査等委員会では可能な限り事前に資料を共有するとともに、リモート会議やメール等も活用し迅速な情報共有および意見交換を行っております。ⅲ 必要に応じて執行部門に対して業務内容の追加説明を求め、適時適切に提言を行っております。ⅳ 監査等委員会で説明及び審議した主な内容は次のとおりです。「内部統制に関する事項」「会計監査に関する事項」「サスティナビリティに関する取組状況」「業務執行委員会の内容(重要な業務の執行状況等)」「M&A等大型投資案件の内容」「会社法に関連して協議・確認すべき事項」「コーポレート・ガバナンスの動向」等 d.常勤監査等委員の主な活動状況ⅰ 重要な業務執行を協議する場である業務執行委員会全てに出席し、執行状況の監査・監督を行っております。ⅱ 監査室と連携して内部監査及び期末棚卸の立会、グループ会社の拠点視察及び役員、社員へのヒアリング等を定期的に実施し、グループ全般の業務執行状況、内部統制状況について監査・監督を行っております。ⅲ 代表取締役社長と原則毎月1回面談を行い、「事業環境、経営方針、監査環境、監査課題」の相互理解に努めております。また、監査室長とも都度情報共有、意見交換を行い、内部統制システム運用状況の確認、定着に努めております。 ⅳ 常勤監査等委員・監査室長・会計監査人による「監査3部門会議」を原則毎月1回、開催して、情報共有、意見交換を行うとともに、監査の中立公正を図るべく、顧問弁護士事務所には所属しない外部の弁護士や、会計監査人には所属しない外部の会計士とも積極的に情報交換しております。ⅴ M&Aや多額の投資案件に関しては詳細資料をもとに財務分析を行い、また、執行側が依頼した外部の専門家(弁護士、会計士)から意見を聴くなどして、調査・検討が十分行われているかどうか検証しております。ⅵ 上記ⅰ~ⅴに関して、重要と判断したものは、非常勤監査等委員へ報告し、意見情報交換を行っております。 e.非常勤監査等委員の主な活動状況ⅰ 監査等委員会、取締役会並びに経営管理委員会において、それぞれの知見を活かし多様な視点から、積極的かつ適時適切に発言をしております。また、常勤監査等委員から適宜会社情報、会計監査関連情報等についての報告を受け、必要に応じて情報共有、意見交換を行っております。ⅱ グループ主力拠点の実査を通じて、事業内容の的確な把握、投資の妥当性検証に努めるとともに、法律事務所・会計事務所等にも適宜同行し、専門的知見を深めております。 f.監査報告書へのKAM(監査上の主要な検討事項)の記載に関してKAMの決定に際しては、監査等委員と会計監査人との間で以下のプロセスを踏んでおります。会計監査人が作成する前年度の監査結果報告及び当年度の監査計画作成の段階で、さらには期中の会計監査を通じて、特別な検討を必要とするリスク、経営者の判断が大きく介在する会計上の見積り、監査に重要な影響を及ぼす取引等、監査上特に注意を払った事項について監査3部門会議等にて適宜意見情報交換を行い、最終的に会計監査人が特に重要であると判断した事項をKAMとして決定しております。KAMの導入によって、会計監査人と監査等委員、会計監査人と経営者との間のリスク認識の共有化が促進され、リスクマネジメントの強化が図られるものと考えております。 ② 内部監査の状況a.内部監査体制2026年3月末時点での内部監査人12名は、全員、当社の監査室に所属し、代表取締役社長の指揮監督の下、グループ全体の監査を行っております。監査の独立性保持と質の向上のため、定期的に担当部署のローテーションを実施しております。監査室は、代表取締役社長及び監査等委員会と協議の上、基本方針及び計画の策定を行っております。また、内部監査及び内部統制評価の結果については、代表取締役社長、常勤監査等委員に原則毎月報告し、取締役会にも定期的に報告しております。会計監査人との連携については、会計監査人から「期中レビュー報告」「期末の監査結果報告」「内部統制監査講評」について説明を受け、監査等委員を交えて3者で意見交換しております。また、内部監査人から、内部監査結果について会計監査人へ伝達しております。 b.グループ内連携及び監査役、内部監査人、会計監査人の3者連携常勤監査等委員・監査室長(内部監査人責任者)・会計監査人で構成する「監査3部門会議」を原則毎月1回開催し、情報共有、意見交換を行うなどして3者の連携を深めております。 ③ 会計監査の状況当社は、会計監査人として太陽有限責任監査法人を選任し、監査契約のもと、正確な経営情報を提供し、独立の立場から監査が実施される環境を整備しております。また、会計監査人の判断を必要とする場合には、相談し、助言をいただいております。a.監査法人の名称太陽有限責任監査法人 b.継続監査期間18年間上記継続監査期間は、当社において調査可能な範囲での期間であり、実際の継続監査期間は上記期間を超えている可能性があります。 c.業務を執行した公認会計士小松 亮一野田 大輔 d.当社の監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士14名、その他の補助者15名であります。 e.監査等委員会による監査法人の選定方針と理由監査等委員会は監査法人の選定に際しまして、日本監査役協会の公表する「会計監査人の評価及び選定基準策定に関する監査役等の実務指針」を参考に、監査法人の品質管理水準、監査チームの独立性・専門性、監査報酬の水準・内容、経営者・監査等委員とのコミュニケーション、グループ監査の体制、不正リスクへの対応状況等を総合的に勘案し、選定・再任要否の判断をしております。監査等委員会は、監査法人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合には、監査等委員全員の同意により監査法人を解任いたします。この場合は、監査等委員会が選定した監査等委員が、解任後最初に招集される株主総会におきまして、監査法人を解任した旨及びその理由を報告いたします。また、監査法人の職務執行状況等の評価を行うなかで、適切な執行に支障があると認められる場合、その他必要があると判断した場合には、監査法人の解任または不再任に関する議案を株主総会に提出いたします。 f.監査等委員会による監査法人の評価 2025年4月に、15項目の評価基準から成る「会計監査人評価基準表(監査調書)」を作成しこれに基づき評価を行っております。この評価基準は、日本監査役協会の「会計監査人の評価基準策定に関する実務指針」をベースとしており、評価基準表の項目は会計監査人に提示しております。 これら評価項目において、特に懸念される事項はなく、当社監査部門とのコミュニケーションも良好であります。今後KAM(監査上の主要な検討事項)等を通じて会計監査人と経営者とのコミュニケーションをさらに深め、リスク認識の共有化を促進してまいります。 ④ 監査報酬の内容等a.監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社58-58-連結子会社----計58-58- b.監査公認会計士等と同一のネットワーク(Grant Thorntonのメンバーファーム)に対する報酬(a.を除く)該当事項はありません。 c.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 d.監査報酬の決定方針当社は、監査公認会計士等に対する報酬の額の決定に関する方針は定めてはおりませんが、監査日数、綿半グループの業務内容等を勘案し、会計監査人との協議により監査報酬を決定しております。 e.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査等委員は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況並びに報酬見積りの算出根拠等が適切であるかどうかについて必要な検証を行った上で、会計監査人の報酬等の額について同意の判断をいたしました。
株式の保有状況1,779字
(5) 【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社は、株式の価値の変動または株式の配当によって利益を受けることを目的とする投資を純投資目的である投資株式とし、それ以外を純投資目的以外の目的である株式としております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式a.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別保有銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、持続的な成長を続けていくためには、様々な企業との協力関係が不可欠であると考えております。そのため、取引先・金融機関との関係維持、資金調達の安定化といった必要性に応じて、発行会社の株価動向を勘案の上、事業の円滑な推進を図るために必要と判断する企業の株式を保有しております。純投資目的以外の目的である投資株式の保有の適否については、取引先・金融機関との関係維持などの観点から保有の意義を適宜に検証し、綿半グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資すると認められない株式がある場合には、速やかに取締役会等において処分・縮減を検討いたします。また、政策保有株式として保有している会社から当社株式の売却の申出があった場合、売却を妨げる行為は行いません。 b.銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式19569非上場株式以外の株式71,512 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(百万円)株式数の増加の理由非上場株式1300新規投資先出資に伴う増加非上場株式以外の株式35持株会を通じた株式の取得 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(百万円)非上場株式0-非上場株式以外の株式3248 c.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報 特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(百万円)貸借対照表計上額(百万円)㈱ヤマウラ429,000429,000(保有目的)建設事業における、営業取引の円滑化や業界動向等の情報収集のため有654516㈱八十二長野銀行329,674329,674(保有目的)主要金融機関として、資金調達等の財務活動の円滑化を図るため有635348日工㈱149,924144,356(保有目的)建設事業における、営業取引の円滑化や業界動向等の情報収集のため(株式数が増加した理由)持株会を通じた株式の取得有11699インフロニア・ホールディングス㈱13,54013,047(保有目的)建設事業における、営業取引の円滑化や業界動向等の情報収集のため(株式数が増加した理由)持株会を通じた株式の取得無2915北野建設㈱(注)221,6005,400(保有目的)建設事業における、営業取引の円滑化や業界動向等の情報収集のため無2622太平洋セメント㈱7,2607,260(保有目的)建設事業における、営業取引の円滑化や業界動向等の情報収集のため無2528三協立山㈱36,70135,593(保有目的)建設事業における、営業取引の円滑化や業界動向等の情報収集のため(株式数が増加した理由)持株会を通じた株式の取得有2421㈱三井住友フィナンシャルグループ-22,101-無-83㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ-38,130-無-76㈱みずほフィナンシャルグループ-4,398-無-17 (注) 1.特定投資株式における定量的な保有効果につきましては、記載が困難であるため、記載しておりません。なお、保有の合理性につきましては、取引先・金融機関との関係維持などの観点から保有の意義を適宜に検証しており、全ての銘柄において保有の合理性があると判断しております。2.北野建設㈱は、2025年9月30日を基準日(効力発生日:2025年10月1日)とした株式分割(普通株式1株を4株に分割)を行っております。3.「-」は、当該銘柄を保有していないことを示しております。③ 保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。
沿革2,484字
2 【沿革】 年月事項1598年長野県飯田市で綿屋として創業(以降、当主が代々「綿屋半三郎」を襲名し、「綿半」の名の由来となる)明治期に綿商いから金物店の経営に転換1949年2月長野県飯田市に株式会社綿半銅鉄金物店(現 当社)を設立する(資本金20万円)1961年3月長野県松本市に松本工場を新設し、鉄骨加工を開始する1962年2月静岡県静岡市に長尺屋根加工所を設置し、屋根外装工事を開始する1964年12月長野県飯田市に綿半ストアー飯田店を開店し、総合家庭用品販売を開始する1966年4月株式会社綿半銅鉄金物店から綿半鋼機株式会社に商号変更する東京都新宿区四谷に綿半野原ビル完成 綿半グループの東京本社となる1969年4月リビングストアー伊那店を新規出店し、家具・インテリアの販売を開始する1970年6月静岡県大井川町に静岡工場を新設し、鉄骨加工の生産能力を増強その後、鉄骨加工で得た技術を生かして鉄骨請負工事、橋梁請負工事を展開する1972年3月内装仕上工事を開始する1977年1月長野県長野市にホームセンターの運営を目的に株式会社綿半ホームエイドを設立する4月に長池店(1号店)を新規出店する1983年3月工場の操業を止めずに屋根の改装を行うカバー工法を開発1987年3月家庭向け2段式立体駐車場を開発し、現在の自走式立体駐車場事業の基礎が築かれる1987年4月長野県下伊那郡高森町に鉄骨加工場として飯田工場を新築する1995年4月鉄構事業部を独立させ、綿半テクノス株式会社を設立する1999年10月綿半テクノス株式会社が自走式立体駐車場事業を開始する2003年4月綿半グループ組織再編により、グループをホールディングス制にする2005年6月株式会社綿半ホームエイド、長池店に日配品を導入しスーパーセンター化を行う2007年5月長池店に生鮮食品を導入し、フルラインのスーパーセンター1号店となるその後、順次スーパーセンター化を進める2010年4月ミツバ貿易株式会社の全株式を取得し、100%子会社とする2014年12月東京証券取引所市場第二部に株式を上場する2015年12月株式会社キシショッピングセンターの全株式を取得し、100%子会社とする東京証券取引所市場第一部に市場変更する2016年4月綿半テクノス株式会社が綿半鋼機株式会社を吸収合併し、綿半ソリューションズ株式会社となる2016年7月ミツバ貿易株式会社、綿半トレーディング株式会社へ商号変更する2016年11月株式会社Jマートの全株式を取得し、100%子会社とする2017年1月株式会社キシショッピングセンター、株式会社綿半フレッシュマーケットへ商号変更するグループ共同仕入を目的として、綿半パートナーズ株式会社を設立する2017年4月株式会社Jマート、株式会社綿半Jマートへ商号変更する2018年12月株式会社アベルネットの全株式を取得し、100%子会社とする2019年4月株式会社丸三三原商店の全株式を取得し、100%子会社とする2019年8月株式会社サイエンスホームの全株式を取得し、100%子会社とする2019年11月株式会社丸三三原商店、株式会社綿半三原商店へ商号変更する2020年6月株式会社アベルネット、株式会社綿半ドットコムへ商号変更する株式会社綿半三原商店の全株式を綿半パートナーズ株式会社へ譲渡する株式会社綿半Jマートの全株式を株式会社綿半ホームエイドへ譲渡する2020年10月子会社である綿半パートナーズ株式会社を通じて、リグナ株式会社の全株式を取得し、連結子会社とする2020年11月子会社である株式会社綿半ホームエイドを通じて、株式会社ほしまんの全株式を取得し、連結子会社とする2021年3月子会社である綿半パートナーズ株式会社を通じて、大洋株式会社の全株式を取得し、連結子会社とする2021年6月監査等委員会設置会社へ移行する2021年7月綿半レンタル株式会社、株式会社綿半インテックへ商号変更する2021年8月株式会社夢ハウスの全株式を取得し、100%子会社とする 年月事項2021年11月子会社である綿半パートナーズ株式会社を通じて、株式会社藤越の全株式を取得し、連結子会社とする2021年12月株式会社ほしまん、株式会社綿半ドラッグへ商号変更する株式会社綿半ホームズが、株式会社サイエンスウッド及び株式会社Milky Houseを吸収合併する2022年4月東京証券取引所プライム市場に移行株式会社AICの全株式を取得し、100%子会社とする株式会社藤越がリグナ株式会社を吸収合併し、リグナ株式会社となる株式会社東新工務、株式会社綿半工務へ商号変更する株式会社東新林業、株式会社綿半林業へ商号変更する2022年7月株式会社AIC、綿半リアルエステート株式会社へ商号変更する2023年6月綿半パートナーズ株式会社から株式会社綿半ファームの全株式を取得する綿半パートナーズ株式会社から株式会社綿半インテックの全株式を取得する株式会社綿半工務、株式会社綿半林業の全株式を株式会社夢ハウスへ譲渡する2023年9月株式会社綿半ホームエイドが株式会社綿半ドラッグを吸収合併する2024年4月征矢野建材株式会社の全株式を取得し、100%子会社とする株式会社夢ハウスが株式会社綿半林業を吸収合併する株式会社サイエンスホームの全株式を株式会社夢ハウスへ譲渡する株式会社夢ハウス、株式会社綿半林業へ商号変更する2024年6月征矢野建材株式会社、綿半建材株式会社へ商号変更する株式会社サイエンスホーム、株式会社綿半林業SHへ商号変更する株式会社新発田技研、株式会社綿半林業の家へ商号変更する2024年7月株式会社綿半ホームエイドが株式会社綿半Jマートを吸収合併する2025年4月株式会社綿半ホームエイドが株式会社綿半フレッシュマーケットを吸収合併する2026年4月株式会社綿半工務が株式会社綿半林業の家、株式会社綿半ホームズを吸収合併する株式会社綿半工務、株式会社綿半林業の家に商号変更する
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TIMELY DISCLOSURE
適時開示(TDnet)
2027年3月期 月次動向(7月度)その他 · 15:30
PDF2027年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 15:30
PDF譲渡制限付株式としての自己株式処分の払込完了に関するお知らせ自己株式 · 16:30
PDF出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。
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同業他社(小売業・売上高順)
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。
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