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株式会社イーグランド

e'grand Co.,Ltd

証券コード 3294EDINETコード E30124不動産業上場日本基準決算 3月31日資本金 8億円法人番号 9010001084487
305億円売上高(FY2025
7.8%ROE
36.6%自己資本比率
44財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2025単体日本基準

FY2025の売上高は305億円(前年比+11.6%)。営業利益は15億円(営業利益率4.9%)、当期純利益は9億円。総資産313億円に対し自己資本比率は36.6%、ROEは7.8%。不動産業の中央値(ROE 9.4%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは-16億円の流出、現金及び現金同等物は65億円。従業員数は138人。直近のFY2026中間期は売上高179億円(前年同期比+31.1%)、純利益8億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)4,8402026-06-12
PER33.5倍
PBR2.57倍
配当利回り1.69%
時価総額(概算)295億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高305億円+11.6%
営業利益15億円-26.1%
当期純利益9億円-30.4%
総資産313億円
純資産115億円
営業利益率4.9%
ROE7.8%
自己資本比率36.6%
EPS144.6円
BPS1,880.1円
1株配当82円
配当性向56.7%
従業員数138人
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

不動産業の分析 →
ROE7.8%中央値 9.4%
営業利益率4.9%中央値 10.0%
自己資本比率36.6%中央値 34.4%
健全性スコア44.0点中央値 60.0

帯は不動産業51社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
350億263億175億88億0億2016: 171億20162017: 185億20172018: 205億20182019: 182億20192020: 205億20202021: 203億20212022: 234億20222023: 258億20232024: 273億20242025: 305億20252021: 7%2022: 11%2024: 7%2025: 5%15%0%
営業利益と当期純利益
30億23億15億8億0億2016: —20162017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 15億20212022: 26億20222023: —20232024: 20億20242025: 15億20252016: 10億2017: 7億2018: 8億2019: 5億2020: 9億2021: 9億2022: 16億2023: 17億2024: 13億2025: 9億20億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
45%34%23%11%0%2016 ROE: 21%2017 ROE: 13%2018 ROE: 14%2019 ROE: 7%2020 ROE: 12%2021 ROE: 12%2022 ROE: 19%2023 ROE: 18%2024 ROE: 12%2025 ROE: 8%2021 営業利益率: 7%2022 営業利益率: 11%2024 営業利益率: 7%2025 営業利益率: 5%2016 自己資本比率: 35%2017 自己資本比率: 34%2018 自己資本比率: 38%2019 自己資本比率: 38%2020 自己資本比率: 40%2021 自己資本比率: 39%2022 自己資本比率: 38%2023 自己資本比率: 37%2024 自己資本比率: 41%2025 自己資本比率: 37%2016201720182019202020212022202320242025
営業キャッシュ・フロー
50億33億15億-2億-20億2016: -10億20162017: -5億20172018: 13億20182019: -12億20192020: 13億20202021: 27億20212022: -13億20222023: -7億20232024: 45億20242025: -16億2025
1株当たり指標EPS1株配当
300円225円150円75円0円2016 EPS: 159円2017 EPS: 112円2018 EPS: 134円2019 EPS: 78円2020 EPS: 138円2021 EPS: 148円2022 EPS: 256円2023 EPS: 286円2024 EPS: 208円2025 EPS: 145円2016 1株配当: 20円2017 1株配当: 20円2018 1株配当: 33円2019 1株配当: 38円2020 1株配当: 38円2021 1株配当: 39円2022 1株配当: 71円2023 1株配当: 79円2024 1株配当: 80円2025 1株配当: 82円2016201720182019202020212022202320242025
貸借対照表の構成
資産
313億円
負債・純資産
負債 198億円純資産 115億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2025305億円15億円12億円9億円313億円115億円144.67.8%36.6%
FY2024273億円20億円18億円13億円269億円111億円208.111.9%41.1%
FY2023258億円25億円17億円274億円103億円285.917.9%37.4%
FY2022234億円26億円23億円16億円244億円92億円256.318.8%37.6%
FY2021203億円15億円13億円9億円206億円81億円148.212.1%39.2%
FY2020205億円13億円9億円185億円74億円138.212.3%39.8%
FY2019182億円7億円5億円179億円68億円77.77.4%37.6%
FY2018205億円12億円8億円173億円65億円134.313.8%37.5%
FY2017185億円10億円7億円168億円58億円111.712.8%34.2%
FY2016171億円9億円10億円150億円53億円158.620.8%35.3%
FY2015154億円7億円5億円127億円44億円79.312.1%34.2%
営業CF-16億円
投資CF-16億円
財務CF35億円
現金及び現金同等物65億円
MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1江口 久24.3%
2株式会社ヴェルディッシモ10.1%
3江口 惠津子3.1%
4江口 直宏3.1%
5千田 美穂3.1%
6萩原 香菜3.1%
7株式会社ジューテック2.6%
8藤井 智子1.9%
9佐々木 洋1.8%
10林田 光司1.7%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)179億円13億円12億円8億円7.4%32.9%132.3
FY2025中間(〜2024-09-30)137億円7億円6億円4億円4.9%62.7
FY2024中間132億円10億円9億円6億円7.9%106.9

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢35.4歳
平均年間給与631万円
平均勤続年数5.9年

提出会社(単体)ベースの開示値です。

ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

15セクション
事業の内容1,691
3【事業の内容】当社は、一般の中古住宅流通市場や不動産競売市場から仕入れた中古住宅(中古マンション・中古戸建)にリフォームを施し、住宅としての機能を回復・向上させたうえで販売する「中古住宅再生事業」を主たる事業としております。加えて「その他不動産事業」として不動産賃貸業やリゾート事業等の不動産関連事業を行っており、これらを含めた不動産事業を単一セグメントとして運営しております。 (1)中古住宅再生事業当事業では、一般の中古住宅流通市場や不動産競売市場から仕入れた中古不動産にリフォーム等を施し、付加価値を高めて販売しております。取り扱う物件は、居住用物件としては1戸単位の中古住宅(中古マンション、中古戸建)を中心に、収益用物件として一棟賃貸マンションの取り扱いも行っております。 ①居住用物件 居住用物件は当社の主力商品であり、中古の区分所有マンションや一戸建を1戸単位で仕入れ、リフォーム等により付加価値を高めて再販しております。主な事業エリアは首都圏及び関西圏で、一次取得者層(若年のファミリー等、初めて住宅を購入する層)をメインターゲットとし、平均販売価格帯が2,000万円~3,000万円の物件を中心に取り扱っております。また、幅広い住宅需要を取り込むため、東京23区内の物件を中心とした比較的高価格帯の物件や、販売価格2億円超のハイグレード物件の取り扱いも強化しております。 中古住宅再生事業の事業系統図は次のとおりであります [事業系統図] a.仕入活動 居住用物件は、一般の中古住宅流通市場と不動産競売市場の2つのルートから仕入れております。一般の中古住宅流通市場からの仕入は、不動産仲介会社等からの情報をもとに、個人または法人の不動産所有者から任意に物件を買い取る形式であり、当社における主要な物件仕入ルートであります。不動産競売による仕入は、裁判所が実施する不動産競売を通じて物件を取得する方法で、当社ではそれぞれを「任売」「競売」と定義しております。また、物件は基本的に1戸単位で地理的に分散して仕入れているため、価格変動や事故・自然災害等のリスクが限定的であることも特徴です。 b.商品化(リフォーム) 仕入れた物件にはリフォームを施し、住宅としての機能回復と付加価値の向上を図っております。リフォーム工事は、リフォーム協力会社へ発注し、当社が設計、工事監理、完了検査を行っております。リフォーム工事の内容については、建物の構造や築年数等、物件毎の状況に応じて決定しており、物件毎に適材適所のリフォームを実施しております。 c.販売活動 当社では自社の直販部門を設けず、また特定の販売会社に依存することなく、各物件の地元不動産仲介会社に広く販売を委託しております。これにより、少人数による広域での事業展開が可能となっております。また、物件の仕入から販売までを一貫して同一の担当者が行うことで、物件情報に精通した担当者が、適切な物件管理、価格設定、市場調査等、販売戦略に集中して取り組む体制を構築しております。 ②収益用物件収益用物件は、主に一棟賃貸マンションを対象とし、個人投資家や法人向けの投資用不動産として、首都圏エリアを中心に仕入・再販を行っております。物件のバリューアップとして、物件に合わせた付加価値の高い内外装リノベーション工事やリーシング活動を実施し、空室率の改善や賃料の向上を図ることで、投資利回りの向上を目指しております。また、収益用物件は、物件販売による売却益に加えて保有期間中の賃料収入も獲得できるという特性があり、これは居住用物件とは異なる利点であります。近年は収益用物件の取扱規模も年々拡大しており、今後も物件の大型化を進めることで、さらなる事業拡大を図ってまいります。 (2)その他不動産事業 その他不動産事業としては、不動産賃貸業やリゾート事業等の不動産関連事業を行っております。 リゾート事業では、リゾート物件の企画・販売から貸別荘運営まで実施していく方針で、今後の事業拡大を見据え、関連ノウハウの蓄積に努めてまいります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等2,048
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 文中における将来に関する事項は、本書提出日(2025年6月25日)現在において当社が判断したものであります。 (1)経営方針 当社の経営の基本方針は、中古住宅再生事業を通じ良質な住まいを提供し続けることで社会に貢献していく、という理念に立ち、お客様に満足して頂ける住まいを提供し、社会的に信頼される企業であり続けることであります。 これらを実現していくために、商品の品質向上を図っていくとともに法令遵守を徹底し、経営体制の一層の強化を目指してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社は、2025年3月期から2027年3月期までの第3次中期経営計画において、資本効率性の向上と財務健全性の維持を両立させるため、自己資本利益率(ROE)を12%以上、かつ自己資本比率を30%以上とすることを目標にしております。また、累進配当制度による安定的かつ継続的な配当を実施し、株主還元の充実に努めてまいります。 (3)経営環境及び経営戦略の現状と見通し 当社が属する中古住宅流通市場においては、中古住宅の取引件数は年々増加しております。中古住宅はサステナビリティの観点でも注目されており、今後もますますの市場成長が期待されます。 このような市場環境の下で当社は、組織の効率化と人材の育成により生産性を向上させ、居住用物件の収益力強化を図ってまいります。収益用物件につきましては、蓄積してきたノウハウを活かして取引規模の拡大を図ってまいります。また、当事業年度から開始した高価格帯マンションの販売やリゾート事業についても本格的に取り組んでまいります。 次期の業績見通しにつきましては、事業環境は先行き不透明な状況ながら、人件費や原材料の価格高騰の影響により新築マンション及び新築戸建の販売価格は高い水準を維持すると考えられ、引き続き中古住宅への需要は根強いと予想されます。 (4)事業上及び財務上の対処すべき課題 第3次中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)の第1期にあたる2025年3月期においては、売上高は当初の計画を達成いたしましたが、利益面では未達となりました。期首から課題であった長期保有物件の削減を進めてきたことが主な要因でありますが、その結果、長期保有物件の削減は大きく進展いたしました。 計画2期目となる2026年3月期においては、より幅広い顧客層に訴求する商品ラインナップを展開するとともに、以下の重点課題に取り組み、持続可能な社会の形成に貢献し、持続的な企業価値の向上を目指してまいります。 ① 中古住宅再生事業 当社が属する中古住宅流通市場においては、取引件数は堅調に推移しており、今後もさらなる成長が期待されます。その一方で、取引価格の上昇や為替・金利の動向など、外部環境の変化には十分な注意が必要です。 こうした市場環境のもと、当社はこれまで手薄だった東京23区内の物件を中心に、比較的単価の高い物件の取扱いを強化することで、より多様な顧客ニーズに対応してまいります。また、新規人材の獲得・育成を進めて生産性の向上を目指すとともに、物件の事業期間を短縮し回転率を高めることで、事業規模の拡大と収益力の強化を図ってまいります。これらの施策により、年間販売件数1,000件体制の早期構築を目指してまいります。 ② 収益再販事業及びその他の事業 収益再販事業は順調に成長を続けておりますが、取扱い物件の大型化を進めることで、さらなる事業規模の拡大を図ってまいります。加えて、新たに取組みを開始したリゾート事業においては、貸別荘の運営等を通じて関連ノウハウの蓄積に努めてまいります。 ③ 品質向上と商品企画の取り組み 当社物件の競争力を維持向上させるため、商品企画の工夫と品質向上に努めて、魅力ある住宅を提供してまいります。また、アフターサービスの充実により、顧客満足度のさらなる向上を図ってまいります。 ④ コンプライアンス体制の強化 企業価値の最大化には、経営の健全性・透明性・客観性の確保が不可欠です。社内諸規程や業務マニュアルの整備、社員教育の充実、定期的な内部監査の実施を通じて内部統制の有効性を確保し、複雑化・多様化するリスクを適切に管理できる体制の整備に努めてまいります。 ⑤ サステナビリティ経営の推進 「中古住宅再生事業を通じて良質な住まいを提供し、社会に貢献する」という経営理念のもと、快適で安心して暮らせる住まいを提供することで、豊かな社会の実現を目指します。ステークホルダーの皆様とともに、持続可能な社会の形成に取り組んでまいります。 ⑥ 株主価値向上に向けた財務・資本政策 自己資本比率30%を下限とする財務レバレッジの活用により、財務健全性を維持しつつ、自己資本利益率(ROE)の向上を図ってまいります。 また、株主還元については累進配当の実施を基本方針とし、継続的かつ安定的な配当を実施してまいります。
事業等のリスク4,185
3【事業等のリスク】 以下には、当社の事業展開上のリスク要因となる可能性があると考えられる主な事項を記載しております。また、必ずしもリスク要因に該当しない事項についても、投資判断上重要と考えられる事項について、投資家に対する積極的情報開示の観点から記載しております。なお、当社は、これらのリスク発生の可能性を十分に認識したうえで、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に対する投資判断は、本項以外の記載内容も併せて、慎重に検討したうえで行われる必要があると考えます。また、以下の記載は、当社株式への投資に関するリスクをすべて網羅するものではありませんので、ご留意ください。 なお、文中の将来に関する事項は、本書提出日(2025年6月25日)現在において当社が判断したものであり、不確実性を内包しているため、実際の結果とは異なる場合があります。 -当社の事業に関連するリスクについて- ① 不動産市況及び税制等の動向と当社の業績について 当社の主たる事業である中古住宅再生事業においては、一般に、景況感が悪化し不動産市況が低迷した場合には計画通りに物件の販売ができず販売価格の引下げが必要となる等のリスクが生じる一方で、中古不動産の仕入価格は下落する傾向があります。他方、不動産市況が活況である際には在庫不動産の回転が早期化することや販売価格が上昇する等のメリットが生じる一方で、中古不動産の仕入価格が高騰する可能性があります。また、消費税率の改定や金利の変動が不動産を購入する顧客層の購買動機に影響を及ぼし、当社の物件販売にも影響を及ぼす可能性があります。このように、当社の業績は景気動向や金利動向及び不動産市況の影響を受ける特徴があり、過年度の業績推移は、将来の業績を予測するうえで、必ずしも適切な指標とはならないと考えられます。 ② 棚卸資産の長期在庫について 当社は、各地域での需要予測、近隣地域環境、お客様のニーズ等を慎重に分析調査を行ったうえで、物件の仕入、リフォーム、販売を行っております。しかし、不動産市況の悪化等によって物件の販売が滞った場合や、リフォーム資材の流通不安定化等により工期の遅延が発生して早期の販売活動ができなくなった場合には、物件保有期間の長期化に繋がる可能性があります。当社のビジネスモデルとして、長期在庫となった場合は販売価格等を見直しての売却処分や棚卸資産の評価損処理が必要となる場合があるほか、滞留在庫の増加により有利子負債が増加する等、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ③ リフォーム工事及び資材の調達について 当社では、取得した中古住宅のリフォーム工事を外注することによって人件費等の増加を抑制し、経費の軽減効果を見込んでおります。しかしながら、外注先を十分に確保できなかった場合や外注先の経営状態の悪化、大工の不足等により工期の遅延が発生した場合には商品化が遅れ、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、リフォームに用いる資材は外部調達により仕入れておりますが、国内外の動向により原材料・資材の価格が上昇し価格へ転嫁することが難しい場合や、国内外において物流が滞るような事態となり資材供給に遅延や不足が発生することにより商品化が遅れることとなった場合は、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ④ 競合他社の参入について 中古不動産の売買自体は、継続的に業として行う場合に宅地建物取引業免許の取得が必要となるほかは新規参入に特段の制約はなく、また、競売は各地方裁判所で行なわれる公的な制度であり、競売への応札に特別な許認可や登録等は必要ありません。したがって、今後、競合他社の参入状況によっては、物件の仕入や販売において価格競争等が生じる、あるいは競売への応札者が増加し競売での落札数が減少するまたは落札価格が上昇する等の事象が生じた結果、仕入や販売の件数が減少した場合、また仕入価格の上昇や販売価格の下落によって利益率が低下した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑤ 有利子負債への依存と資金調達について 当社では、物件の仕入資金を主として金融機関からの借入によって調達しているため、有利子負債への依存度は比較的高い水準にあります。そのため、市場金利の上昇は当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、当社では財務状態を良好に保つため過度なレバレッジ投資を制限する等、自己資本の維持に努めておりますが、財務状態の著しい悪化等により当社の信用力が低下した場合は資金調達に制約を受けることとなり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑥ 不動産競売における明渡しについて 当社では、不動産競売による物件仕入を行っております。当社が競売により落札取得した物件に占有者がいる場合には、当該物件の明渡し業務が発生する場合があります。民事執行法では、買受人が簡易かつ迅速に競売物件の引渡しを受けられるように引渡命令の手続きが定められておりますが、一定期間を経過した場合は明渡し訴訟の提起が必要になります。この場合には、物件の明渡し期間が長期化することによって当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。また、各地方裁判所の引渡命令や明渡し訴訟の手続きが何らかの事情により遅滞ないし延期された場合にも、物件の明渡し期間が長期化し、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑦ 固定資産の減損について 当社は、その他不動産事業として賃貸事業を営んでおります。当事業で保有している賃貸用不動産について、地価の下落等の影響により固定資産の減損損失を計上することとなった場合には、当社の業績や財務状況に影響を及ぼす可能性があります。 -当社事業に関連する諸制度に関するリスクについて- ⑧ 法的規制や免許・許認可事項について 当社の事業は、宅地建物取引業法をはじめ各種法令による規制を受けております。当社では法令遵守の徹底を図るとともに、法令の改廃等の情報を日頃より収集して社内に伝達しておりますが、今後これらの関係法規の改廃や、新たな法的規制が生じた場合には当社の事業活動において制限を受ける可能性があり、その場合には当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 なお、宅地建物取引業免許は当社の主要な事業活動に必須の免許であります。現時点において当該免許の取消事由や更新欠格事由は発生しておりませんが、将来何等かの理由により免許の取消や更新欠格による失効等があった場合は当社の事業活動に大きく支障をきたし、業績に重大な影響を及ぼす可能性があります。 ⑨ 不動産登記に公信力がないことについて 日本の不動産登記には公信力(公示を信頼して取引した者には、公示どおりの権利状態があったのと同様の保護を与える力)がないことから、登記を信頼して取引した場合でも保護されない場合があります。また登記から事前に不動産に係る権利義務を知りえない場合があります。したがって、当社が取得した権利が第三者の権利や行政法規等により制限を受け、あるいは第三者の権利を侵害していることが後になって判明する可能性があります。当社は、仕入に際して登記内容を確認する他、物件の権利関係に関する情報を可能な限り入手するようにしておりますが、現実にこのような事態が発生した場合には、当社の財政状態及び業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑩ 契約不適合責任について 当社が物件を仕入れた後、当該物件に契約不適合が見つかった場合、必ずしも物件売主に対してその責任を追及できるとは限らず、重大な契約不適合があった場合には、その修復のため追加費用の負担が発生し、当社の業績に影響が生じる可能性があります。また、当社が販売した物件について重大な契約不適合があった場合には、それに起因する契約解除や損害賠償請求、契約不適合部分の修復のための費用が発生するとともに、当社の信用が失墜する事態が考えられ、その場合には、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。 ⑪ 訴訟等について 当社は、事業活動の中で生じる各業務について適法かつ適正な業務処理を行っており、現時点において業績に影響を及ぼす重要な訴訟を提起されている事実はありません。しかしながら、業務手続に適法性や適正性を欠いた場合にはクレーム等を受け、それらに起因する訴訟その他の請求が発生する可能性があります。このような訴訟・係争ないしは請求が生じることのないようマニュアルや業務フローを定め、社内体制の整備に努めてはおりますが、今後そうした事態が発生した場合、その内容及び結果によっては、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 ⑫ 個人情報等の管理について 当社は、お客様や取引先等の個人情報や重要な経営情報等の内部情報管理につきましては、社内規程を定めて社員への教育・周知に努めるとともに、情報システムのセキュリティ対策の強化にも努めております。しかしながら、万が一、当社が保有する個人情報等が何等かの理由で社外に漏えいしてしまった場合には、当社の信用が失墜し、損害賠償による損失が発生した場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。 -その他のリスク- ⑬ 自然災害、人為的災害及び大規模な疾病の流行等の不測の事態について 当社では、広域にわたって事業を展開することにより、特定エリアで発生する自然災害や火災、事件、暴動等(以下、「災害事故等」という。)によるリスクの分散を図っております。また、原則として、当社が保有する不動産物件については火災保険等を付保して、災害事故等に備えております。しかしながら、万が一、甚大な災害事故等が発生した際に、当社が保有している物件につき滅失、劣化または毀損等が発生し、保険でカバーできない場合や、消費者の購入マインドが著しく低下した場合には、当社の業績に影響する可能性があります。また、大規模な疾病の流行等の不測の事態が起きた場合には、被害の発生状況及び行政当局の指示・要請によっては、営業活動の自粛や事業所の休業等の措置が必要となり、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析4,867
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1)経営成績等の状況の概要 当事業年度における当社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 ① 財政状態及び経営成績の状況 当事業年度(2024年4月1日~2025年3月31日)におけるわが国経済は、各種経済対策の効果により雇用・所得環境の改善が進み、インバウンド需要の増加も相まって、国内景気は緩やかな回復基調となりました。一方で、物価上昇や為替・金利の変動、米国の関税政策の動向等の影響により、依然として先行き不透明な状況が続いております。 当社が属する中古住宅流通市場においては、公益財団法人東日本不動産流通機構(東日本レインズ)によると、2025年3月度における首都圏中古マンションの成約件数は4,991件(前年同月比31.0%増)となり、5ヶ月連続で前年同月を上回りました。また、成約価格は4,945万円(同2.6%増)となり、依然として上昇傾向が続いております。 このような市場環境のもと、当社の仕入活動におきましては、住宅需要の高いエリアを中心に、収益性を重視した仕入を強化した結果、第2四半期以降に仕入件数が増加し、当事業年度における居住用物件の仕入件数は896件(前事業年度比8.2%増)となりました。第2四半期以降の仕入件数の増加は、次期に向けた収益性の高い物件の確保にも寄与しております。 販売活動におきましては、長期保有物件の価格見直しによる販売促進策が奏功し、当第4四半期会計期間の販売件数は306件(前年同四半期比19.1%増)と増加しました。その結果、当事業年度における居住用物件の販売件数は928件(前事業年度比6.9%増)となりました。平均販売単価は、市場価格の上昇を受けて26,454千円(同3.9%増)となっております。また、収益用物件の販売活動も好調に推移し、当事業年度においては一棟マンション10棟を売却いたしました。収益用物件については、再生及び販売に関するノウハウの蓄積により、取引規模が拡大しつつあります。 利益面においては、長期保有物件の販売価格見直しの影響により利益が減少し、当事業年度の売上総利益率は14.0%と、前事業年度の16.4%から低下いたしました。 以上の結果、当事業年度の売上高は30,502百万円(前事業年度比11.6%増)、営業利益は1,487百万円(同26.1%減)、経常利益は1,239百万円(同32.9%減)、当期純利益は880百万円(同30.4%減)となりました。 事業別の状況は次のとおりであります。<中古住宅再生事業> 中古住宅再生事業におきましては、居住用物件の販売による売上が24,549百万円、収益用一棟マンションを含む収益用物件の販売による売上が5,468百万円となり、物件販売による売上高は30,018百万円となりました。また、収益用物件の保有期間中の賃貸収入が341百万円となりました。その結果、当事業年度における中古住宅再生事業の売上高は30,421百万円(前事業年度比12.2%増)となりました。<その他不動産事業> その他不動産事業におきましては、賃貸用不動産の賃貸収入等により、当事業年度におけるその他不動産事業の売上高は80百万円(前事業年度比60.6%減)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況 当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度に比べて326百万円増加し、6,473百万円となりました。 当事業年度における各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の営業活動の結果、使用した資金は1,600百万円(前年同期は4,549百万円の獲得)となりました。これは主に、税引前当期純利益が1,239百万円、支払利息が227百万円であった一方で、棚卸資産が2,154百万円増加し、利息を259百万円、法人税等を474百万円支出したことによります。(投資活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の投資活動の結果、使用した資金は1,616百万円(前年同期は1,246百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得により1,509百万円を支出したことによります。(財務活動によるキャッシュ・フロー) 当事業年度の財務活動の結果、獲得した資金は3,543百万円(前年同期は1,497百万円の使用)となりました。これは主に、新規の短期借入金13,878百万円、長期借入金6,395百万円を実行した一方で、短期借入金12,371百万円、長期借入金3,865百万円を返済し、配当金の支払いにより492百万円を支出したことによります。 ③ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績 当社は生産活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 b.仕入実績 当事業年度の仕入実績を事業別に示すと、次のとおりであります。事業別当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前年同期比(%)仕入件数仕入高(千円)中古住宅再生事業居住用物件89617,523,79829.4収益用物件95,639,705744.6小計90523,163,50463.0その他不動産事業---合計90523,163,50463.0(注)販売用不動産の仕入実態を明確にするため、上記仕入高には販売用不動産本体価格を記載し、リフォーム資材を含む仕入に係る付随費用等は除いております。 c.受注実績 当社は受注活動を行っておりませんので、該当事項はありません。 d.販売実績 当事業年度の販売実績を事業別に示すと、次のとおりであります。事業別当事業年度(自 2024年4月1日至 2025年3月31日)前年同期比(%)販売件数売上高(千円)中古住宅再生事業居住用物件92824,549,53411.1収益用物件145,468,73517.1その他収入-403,48716.9小計94230,421,75612.2その他不動産事業-80,956△60.6合計94230,502,71211.6(注)1.販売実績を明確に表示するため、中古住宅再生事業の売上高は、居住用物件、収益用物件及びその他収入を区分して表示しております。なお、その他収入は短期賃料収入、固定資産税及び都市計画税精算金による売上であります。2.総販売実績に対する割合が10%以上の相手先はありません。 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容 経営者の視点による当社の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において判断したものであります。 ① 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 財務諸表の作成に当たって用いた会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定のうち、重要なものについては、「第5 経理の状況 1 財務諸表等 (1)財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載のとおりであります。 ② 財政状態の分析 当事業年度末における総資産は、31,285百万円となり、前事業年度末の26,851百万円から4,433百万円の増加となりました。 (流動資産) 当事業年度末における流動資産は、29,192百万円となり、前事業年度末の25,412百万円から3,780百万円の増加となりました。これは主に、現金及び預金が384百万円、販売用不動産が3,116百万円、前渡金が150百万円増加したことによります。 (固定資産) 当事業年度末における固定資産は、2,092百万円となり、前事業年度末の1,439百万円から653百万円の増加となりました。これは主に、有形固定資産が607百万円増加したことによります。 (流動負債) 当事業年度末における流動負債は、9,980百万円となり、前事業年度末の8,475百万円から1,504百万円の増加となりました。これは主に、短期借入金が1,507百万円増加したことによります。 (固定負債) 当事業年度末における固定負債は、9,811百万円となり、前事業年度末の7,292百万円から2,518百万円の増加となりました。これは主に、長期借入金が2,506百万円増加したことによります。 (純資産) 当事業年度末における純資産は、11,493百万円となり、前事業年度末の11,082百万円から410百万円の増加となりました。これは主に、利益剰余金が387百万円増加したことによります。 ③ 経営成績の分析(売上高) 当事業年度の売上高は、30,502百万円となり、前事業年度の27,321百万円から3,180百万円の増加(前事業年度比11.6%増)となりました。その主な要因は、居住用物件の販売による売上が2,447百万円増加したことによります。(売上原価、売上総利益) 当事業年度の売上原価は、26,238百万円となり、前事業年度の22,851百万円から3,387百万円の増加(前事業年度比14.8%増)となりました。その主な要因は、売上高の増加及び仕入価格・リフォーム費用の上昇に伴うものであります。 以上の結果により、当事業年度の売上総利益は、4,263百万円(前事業年度比4.6%減)となりました。(販売費及び一般管理費、営業利益) 当事業年度の販売費及び一般管理費は、2,776百万円となり、前事業年度の2,457百万円から319百万円の増加(前事業年度比13.0%増)となりました。その主な要因は、売上高の増加に伴う仲介手数料の増加や人件費が増加したことによります。 以上の結果により、当事業年度の営業利益は、1,487百万円(前事業年度比26.1%減)となりました。(営業外損益、経常利益) 当事業年度の営業外収益は、受取利息等の計上により、11百万円となりました。また、当事業年度の営業外費用は、支払利息等の計上により、260百万円となりました。 以上の結果により、当事業年度の経常利益は、1,239百万円(前事業年度比32.9%減)となりました。(当期純利益) 当事業年度の当期純利益は、880百万円となり、前事業年度の1,264百万円から384百万円の減少(前事業年度比30.4%減)となりました。 ④ 経営成績に重要な影響を与える要因について 「3 事業等のリスク」をご参照ください。 ⑤ 資本の財源及び資金の流動性についての分析(資金需要) 当社の資金需要は、主として販売用不動産の仕入のための仕入資金があります。また、設備資金としては賃貸用不動産の購入資金があります。(財務政策) 販売用不動産の仕入資金は、主に物件毎に短期借入金で調達しておりますが、機動的かつ効率的に調達するため、各金融機関と当座貸越やコミットメントラインを活用しております。 設備資金につきましては、融資条件等を慎重に比較検討のうえ、案件毎に借入先金融機関を決定しております。賃貸用不動産の購入資金は、原則として長期借入金または社債(私募債)で調達しております。 ⑥ 経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等の達成・進捗情報 当社は、2025年3月期から2027年3月期までの第3次中期経営計画において、資本効率性の向上と財務健全性維持を両立させるため、自己資本利益率(ROE)を12%以上、自己資本比率を30%以上とすることを目標にしております。計画初年度である当事業年度におきましては、ROEは7.8%、自己資本比率は36.6%となり、ROEの改善が課題となっております。翌事業年度は中古住宅再生事業の規模拡大と収益力の強化を図り、ROEの向上に努めてまいります。
サステナビリティに関する考え方及び取組2,456
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社のサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。 (1)サステナビリティに関する考え方 当社では、中古住宅再生事業を通じて良質な住まいを提供し続けることで社会に貢献していく、という経営理念のもと、快適で安心して暮らせる住まいのご提供を通じて豊かな社会の実現に貢献することが、私たちに期待されているサステナビリティであると考えております。そのため当社は、ステークホルダーと共に、持続可能な社会の形成と持続的な企業価値の向上を目指しております。 (2)具体的な取組<ガバナンス> 当社は、事業環境の変化に対応した迅速な意思決定を重視し、経営の効率性を高めるとともに、永続的な事業発展と持続的な企業価値の向上を実現し、企業を取り巻く株主、顧客、取引先、従業員等の利害関係者から信頼が得られるよう、経営の健全性、透明性の確保並びにコンプライアンスの徹底に磨きをかけ、最大限のコーポレート・ガバナンスが発揮されるよう努めてまいります。 当社におけるコーポレート・ガバナンスの体制は、経営の意思決定機関としての取締役会と監査機関としての監査等委員会を中心とした監査等委員会設置会社となっており、その概要は次の図のとおりであります。 サステナビリティに関する重要な課題への取組や進捗管理等については、経営会議で審議されたうえで取締役会に報告され、監査等委員会による監督も実行されております。 <リスク管理> 人財戦略の推進にあたって、人財育成・組織風土の課題は企業活動に重大な影響を及ぼす経営リスクの一つであると認識し、以下をリスクとして特定したうえで、人事を中心に関連部署と連携して、リスク低減に努めております。①必要な人財獲得及び能力開発・マネジメント人財、高度人財の獲得及び育成ができないリスク・必要な能力・スキルを獲得し、変化に対応できる人材を育成できないことによる事業推進力の低下②職場環境による生産性低下・社員のモラルの低下による業務効率の低下、倫理観の欠如等による信頼の低下・ハラスメントの発生、心身の健康への悪影響などによるモチベーションやチーム力の低下 <戦略>当社は、中長期的な企業価値の向上及び持続的な成長に向けて、社員一人ひとりが能力を最大限に発揮し、主体的に活躍できる職場環境の構築に力を注いでおります。 ①人材育成方針社員の持続的な成長を促進するため、能力主義に基づいた人材育成に注力しております。採用活動では、性別や国籍、入社経路にとらわれず、実力本位の公平な評価を行い採用しております。また、採用後の人材育成においては、OJTを中心とした実践的な研修に加え、各階層・職種に応じた体系的な教育研修プログラムを整備しております。新入社員や若手社員向けのスキルアップ研修、管理職向けのマネジメント研修等、階層ごとに育成プログラムを設け、社員の個々のキャリア形成と成長をサポートしております。加えて、専門性の深化を図るため、宅地建物取引士等の業務関連資格の取得を奨励し、取得に関する受験費用の補助や取得後の報奨金制度を整備しております。また、外部講師を招いた勉強会やセミナーを定期的に開催することで、最新の業界知識や技術を継続的に学べる環境を整えております。 ②社内環境整備方針社員の多様な価値観を尊重し、性別・国籍・経歴を問わず能力や成果に基づく公正な人事制度を運用しております。これらの取組みを通じて、様々なバックグランドを持つ社員が活躍できる環境を整備し、組織の柔軟性と創造性を向上させることで企業価値の最大化を図っております。また、社員が高い生産性と充実した職業生活を両立できるよう、健康経営及び働き方改革の推進にも力をいれております。「健康経営優良法人」認定を継続的に取得し、健康診断やストレスチェックを充実させる等、社員が心身ともに健康を維持できる環境を整備しています。加えて、ワークライフバランスの充実のため、フレックスタイム制度を導入し、多様なライフスタイルや働き方のニーズに対応しております。また、社員の倫理観やモラル向上を促すために、定期的なコンプライアンス研修やハラスメント防止研修を実施しております。これらの研修を通じ、職場における相互尊重や適切な行動基準を浸透させ、働きやすく健全な職場環境の維持に努めております。 <指標及び目標>当社では、人的資本の管理と評価のために明確で具体的な指標と目標を設定しております。多様性推進に関しては、女性正社員比率を重要な指標とし、2024年3月末時点での26.2%から、毎年5%以上増加させることを具体的な目標として掲げております。また、女性管理職の登用を重要な課題として捉え、少なくとも1名以上の女性管理職を新たに登用することを目標としております。働き方改革については、従業員の労働時間を適正化し、現在の水準を維持・向上させることで、社員が十分な休息を取りながら高い生産性を発揮できるよう努めております。資格取得支援に関しては、宅地建物取引士をはじめとする業務に直結する資格の取得を積極的に支援し、資格取得者数の増加を指標として定めております。具体的には、資格取得支援制度を強化し、受験費用の補助や取得後の報奨制度を通じて、社員が積極的に専門性を高められる環境を提供しております。健康経営に関しても具体的な指標を定めており、「健康経営優良法人」認定の継続取得を目標としております。具体的には、社員参加型の健康イベントの定期開催、健康診断やストレスチェックの受診率の維持・向上を目指し、社員一人ひとりが健康的に働ける職場づくりを推進しております。これらの指標及び目標を着実に推進することで、人的資本の質的向上を実現し、企業の持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指してまいります。
コーポレート・ガバナンスの概要6,536
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、事業環境の変化に対応した迅速な意思決定を重視し、経営の効率性を高めるとともに、永続的な事業発展、持続的な企業価値の向上、企業を取り巻く株主、顧客、取引先、従業員等の利害関係者から信頼が得られるよう、今後も、経営の健全性、透明性の確保並びにコンプライアンスの徹底に磨きをかけ、最大限のコーポレート・ガバナンスが発揮されるよう努めてまいります。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由イ.企業統治の体制の概要 当社における本書提出日(2025年6月25日)現在の企業統治の体制は、経営の意思決定機関としての取締役会と、監査機関としての監査等委員会を中心とした監査等委員会設置会社となっております。a.取締役会 取締役会は、取締役8名(うち監査等委員である取締役4名)で構成され、毎月1回開催される定時取締役会に加え、必要に応じて臨時取締役会を開催しております。取締役会では、経営(基本方針の決定、中期経営計画・年度予算の承認等)及び業務執行(組織及び人事に関する事項、不動産の購入及び処分等)に関する重要事項を審議、決定し、充分な議論のうえで経営の意思決定を行っております。議長 :代表取締役社長林田光司構成員:江口久、丹波正行、白惣考史榎下勝寛、鵜飼一賴(社外取締役)、佐々木洋(社外取締役)、望月晶子(社外取締役)b.監査等委員会 監査等委員会は、監査等委員である取締役4名(うち社外取締役3名)で構成され、原則月1回開催することとしております。監査等委員は、取締役会等の重要会議に出席し、監査等委員でない取締役の職務遂行を監督するとともに、適法性及び妥当性の観点から監査を行うこととしております。また、監査等委員である社外取締役3名はそれぞれ、弁護士、公認会計士の有資格者であり、それぞれの職業倫理の視点から経営に対する監視を行う役割を担っております。議長 :常勤監査等委員榎下勝寛構成員:鵜飼一賴(社外取締役)、佐々木洋(社外取締役)、望月晶子(社外取締役) また、取締役会及び監査等委員会の他、取締役、部長以上の管理職で構成される経営会議を、原則月1回開催し、当社の経営上の重要な執行方針及び経営全般にわたる重要事項を審議しております。 当社の企業統治の体制は次の図のとおりであります。ロ.当該体制を採用する理由 当社は、当社事業に精通している者が、取締役として業務執行に当たると同時に取締役会のメンバーとして経営上の意思決定を行うことにより、経営上の意思決定の迅速化を図りつつ、取締役の職務執行の監査等を担う監査等委員を取締役会の構成員とすることによって、取締役会の監督機能を強化し、コーポレート・ガバナンスの充実を図っております。ハ.取締役会の活動状況 当事業年度における各取締役の取締役会への出席状況は以下のとおりであります。なお、監査等委員会の出席状況につきましては、(3)[監査の状況]に記載しております。役職氏名開催回数出席回数出席率代表取締役会長江口 久23回22回95.7%代表取締役社長林田 光司23回23回100.0%取締役丹波 正行23回23回100.0%取締役白惣 考史23回23回 100.0%常勤監査等委員榎下 勝寛23回23回100.0%監査等委員(社外取締役)鵜飼 一賴23回22回95.7%監査等委員(社外取締役)佐々木 洋23回23回100.0%監査等委員(社外取締役)望月 晶子23回22回95.7% ※当社は、2025年6月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として「取締役(監査等委員である取締役を除く。)5名選任の件」及び「監査等委員である取締役3名選任の件」を上程しており、当該決議が承認可決されますと、当社の取締役は8名(内、社外取締役3名)となります。取締役会の構成員については、後記「(2)役員の状況①b.」のとおりであります。 ③ 企業統治に関するその他の事項イ.内部統制システムの整備の状況 当社は、業務の適正性を確保するための体制として、取締役会において「内部統制システムの整備に関する基本方針」を定める決議を行っており(最終改定2021年5月17日)、その概要は以下のとおりであります。a.取締役、使用人の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制(a)取締役会で「行動規範」及び「コンプライアンス規程」を定めて、取締役及び使用人が法令及び定款ならびに社会規範を遵守した行動をとるための指針とする。(b)取締役会は、「取締役会規則」に定められた基準に従って、法令に基づく職務その他業務執行に関する重要事項を決定するとともに、取締役の職務の執行を監督する。(c)取締役及び使用人の職務執行の適切性を確保するため、内部監査部門を設置し、「内部監査規程」に基づき内部監査を実施する。また、内部監査部門は、必要に応じて監査等委員会及び会計監査人と情報を交換し、効率的な内部監査を実施する。(d)法令違反または法令上疑義のある行為等に対して、取締役及び使用人が通報できる内部通報制度を構築し、「内部通報制度運用規程」に基づき運用する。 b.取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する事項(a)取締役会議事録、その他取締役の職務の執行に係る重要な書類等は、「文書管理規程」に従い、文書または電磁的媒体(以下「文書等」という。)に記録し、適切に保存及び管理する。(b)取締役は、必要に応じてこれらの文書等を閲覧できる。(c)「情報セキュリティ管理規程」を定めて、情報資産を適切に管理し、情報セキュリティの維持向上を図る。 c.損失の危険の管理に関する規程その他の体制(a)「危機管理規程」でリスクマネジメントに関する事項を定めるとともに、リスクマネジメントを推進するための課題や対応策を協議するため、必要に応じてリスクマネジメント委員会を設置する。(b)緊急時には、代表取締役社長を最高責任者とする危機管理体制をとるものとし、必要に応じて、代表取締役社長を本部長とする緊急対策本部を設置して、対応方針を協議、決定し、損失の拡大防止ならびに危機の収束の措置を実施する。また、収束後は再発防止に向けた指針を定める。 d.取締役の職務の執行が効率的に行われていることを確保するための体制(a)定例の取締役会を毎月1回開催するほか、必要に応じて臨時取締役会を開催し、重要事項に関する迅速な意思決定を行い、適切な職務執行が行える体制を確保する。(b)取締役及び部長以上の管理職で構成される経営会議を原則として毎月1回開催するほか、必要に応じて随時開催し、取締役会の意思決定に資するため、取締役会付議事項を事前に審議する。(c)取締役会は、「組織規程」「職務権限規程」「職務分掌規程」等の諸規程を定めて、意思決定ルールを明確にし、権限委譲を行うとともに職務を分担する。(d)中期経営計画及び総合予算を策定して、各部門の責任範囲を明確にする。また、予算の実績管理を行って、経営数値の進捗管理と適正な修正を行う。(e)「関係会社規程」に基づき、当社の主管部門と子会社が連携して業務執行を行う。 e.当社及び子会社からなる企業集団(以下「当社グループ」という。)における業務の適正を確保するための体制(a)当社グループ各社が自律的に業務の適正を確保するための体制を整備することを基本としつつ、当社が適切な管理及び支援を行うことにより、当社グループにおける業務の適正の確保を図る。(b)「関係会社管理規程」を定めて、子会社に一定の重要事項について、当社の事前承認又は報告を義務付ける。(c)子会社に対して、当社の内部監査部門が監査し得る体制及び監査等委員会が調査し得る体制とする。(d)子会社の計数管理に関して、連結決算作成の必要がある場合は、当社の経理部門がその管理監督を行う。 f.監査等委員会の職務を補助すべき取締役及び使用人に関する事項、それらの取締役及び使用人の他の取締役(監査等委員である取締役を除く)からの独立性に関する事項並びにそれらの取締役及び使用人に対する指示の実効性の確保に関する事項(a)監査等委員会が必要とした場合、監査等委員会の職務を補助する使用人を置くものとする。なお、監査等委員会の職務を補助する取締役は置かない。(b)当該使用人の人事異動、人事評価、懲戒処分等には、監査等委員会の同意を得たうえで行うものとし、業務執行者からの独立性を確保する。(c)当該使用人が他部署の使用人を兼務する場合は、監査等委員会に係る業務を優先して従事する。 g.取締役(監査等委員である取締役を除く)及び使用人が監査等委員会に報告するための体制及びその他の監査等委員会への報告に関する体制(a)監査等委員会は、法律に定める事項の他、取締役及び使用人が監査等委員会に報告すべき事項を取締役と協議して定め、その報告を受けるものとする。(b)取締役及び使用人は、監査等委員会に対して、会社に著しい損害を及ぼすおそれのある事実、職務の執行に関する不正行為または法令もしくは定款に違反する事実を遅滞なく報告するものとする。(c)監査等委員会は必要に応じて、取締役及び使用人に対して報告を求めることができるものとする。 h.子会社の取締役、監査役及び使用人又はこれらの者から報告を受けた者(以下、「子会社の取締役等」とする。)が当社の監査等委員会に報告するための体制(a)子会社の取締役等は、業務又は業績に影響を与える事項及び法令で定める事項等については、当社の監査等委員会に都度、速やかに報告するものとする。(b)監査等委員会は必要に応じて、子会社の取締役等に対して報告を求めることができる。 i.前g号及びh号の報告をした者(以下「報告をした者」という。)が当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを受けないことを確保するための体制(a)当社グループは、報告をした者に対し、当該報告をしたことを理由として不利な取扱いを行うことを禁止し、その旨を当社グループの取締役及び使用人に周知徹底する。(b)監査等委員は、取締役又は使用人から得た情報について、第三者に対する報告義務を負わない。(c)監査等委員会は、報告をした使用人の異動、人事評価及び懲戒等に関して、取締役にその開示を求めることができる。 j.監査等委員の職務の執行(監査等委員会の職務の執行に関するものに限る)について生ずる費用等の処理に係る方針に関する事項(a)監査等委員がその職務の執行について生ずる費用の前払い又は償還の手続きその他の当該職務についての執行について生ずる費用または債務の処理の請求をしたときは、当該請求に係る費用が監査等委員の職務の執行に必要でないと認められる場合を除き、速やかに処理をする。 k.その他監査等委員会の監査が実効的に行われていることを確保するための体制(a)監査等委員会は、代表取締役社長と定期的に会合をもち、当社グループが対処すべき課題、監査等委員会監査の環境整備の状況、監査上の重要課題等について意見を交換する。(b)監査等委員会は、会計監査人及び内部監査部門とも連携して監査の実効性を確保する。(c)監査等委員の過半数は社外取締役とし、監査の透明性を確保する。 ロ.責任限定契約の内容の概要 当社と非業務執行取締役は、会社法第427条第1項の規定に基づき、同法第423条第1項の損害賠償責任を限定する契約を締結しております。当該契約に基づく損害賠償責任の限度額は、3,000千円または法令が定める額のいずれか高い額としております。 ハ.取締役の定数 監査等委員でない取締役の定数は8名以内、監査等委員である取締役の定数は4名以内とする旨をそれぞれ定款に定めております。 ニ.取締役の選任及び解任の決議要件 当社は取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款で定めております。 解任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の過半数を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款で定めております。 また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨定款で定めております。 ホ.中間配当 当社は、会社法第454条第5項の規定により、取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨定款で定めております。これは、株主への機動的な利益還元を可能にするためであります。当社の剰余金の配当は、年1回の期末配当の実施を基本的な方針としておりますが、株主への利益還元の機会を充実させるために中間配当も実施しております。 ヘ.自己の株式の取得 当社は、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議によって自己の株式を取得することができる旨定款で定めております。これは、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため、市場取引等により自己の株式を取得することを目的とするものであります。 ト.株主総会の特別決議要件 当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 チ.取締役の責任免除 当社は、会社法第426条第1項の規定により、取締役会の決議をもって同法第423条第1項の行為に関する取締役(取締役であった者を含む。)の責任を法令の限度において免除することができる旨定款に定めております。これは、取締役が職務を遂行するにあたり、その能力を十分に発揮して、期待される役割を果たしうる環境を整備することを目的とするものであります。 リ.役員等賠償責任保険契約の内容の概要 当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保険契約の被保険者の範囲は当社の取締役8名全員(うち社外取締役3名)であり、被保険者は保険料を負担しておりません。補填の対象となる保険事故は、法律上の損害賠償金または争訟費用を被保険者が負担することで生じる損害となります。但し、法令違反の行為であることを認識して行った行為に起因して生じた損
役員の報酬等2,146
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 当社の役員の報酬等の額は、株主総会の決議によって監査等委員である取締役とそれ以外の取締役とを区別して上限を定めております。各役員への配分は、監査等委員でない取締役については取締役会で、監査等委員である取締役については監査等委員会で決定しております。 取締役の報酬限度額は、2015年6月25日開催の第26期定時株主総会において、取締役(監査等委員である取締役を除く。以下、「取締役」という。)について年額240百万円以内、監査等委員について年額50百万円以内と決議されております。また別枠で、2017年6月28日開催の第28期定時株主総会において、取締役に対して、譲渡制限付株式報酬額として年額60百万円以内、株式数の上限を年100,000株以内と決議されております。なお、定款で定める役員の員数は、取締役が8名以内、監査等委員が4名以内であり、2015年6月25日時点の役員の員数は取締役が5名、監査等委員が3名、2017年6月28日時点の取締役の員数は5名であります。 当社は、2021年2月24日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針を決議しております。なお、当事業年度の取締役の個人別の報酬等の額は、取締役会における継続的な議題として議論された結果、株主総会で決議された報酬限度額の範囲内において、会社業績及び担当部門の評価に応じて算出することを基本方針として、監査等委員会の審議も経たうえで、2024年6月26日開催の取締役会にて決定されており、当該基本方針に沿うものと判断しております。 取締役の個人別の報酬等の内容に係る決定方針の内容は次のとおりです。a.基本報酬に関する方針 取締役の基本報酬は、月毎に定額を金銭で支払う固定報酬とする。 b.業績連動報酬並びに非金銭報酬等に関する方針 業績連動報酬としては、株主との価値共有を進めるとともに、中長期的な業績との連動性を高め、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとする目的で、譲渡制限付株式報酬(取締役が報酬支払請求権を現物出資財産として株式の交付を受けるもの)を毎年一定の時期に支給するものとし、その支給時期は取締役会で決定する。また、当該報酬の評価指標には、株主価値向上の観点から自己資本利益率を採用する。 c.取締役の個人別の報酬等の割合に関する方針 取締役の報酬は、基本報酬(金銭報酬)と業績連動報酬としての株式報酬で構成し、その構成割合は、その客観性・妥当性を確保するために、同業種や同規模の他企業における報酬水準を検証し、当社の財務状況や監査等委員会の意見を踏まえて取締役会が決定する。 d.取締役の個人別の報酬等の決定に関する事項 取締役の個人別の報酬等は、同業種や同規模の他企業における報酬水準を検証し、当社の財務状況や監査等委員会の意見を踏まえて取締役会が決定する。 また、2025年5月20日開催の取締役会において、社外取締役の個人別の役員報酬決定方針について決議しております。社外取締役の報酬等は、その職責に鑑み、月毎に定額を金銭で支払う固定報酬のみとし、固定報酬の額は、同業種や同規模の他企業における報酬水準を検証し、当社の財務状況や監査等委員会の意見を踏まえて、取締役会が個別に決定することとしております。 監査等委員の報酬等につきましては、固定報酬のみとしており、常勤・非常勤の別、業務分担の状況を考慮して、監査等委員会の協議により決定しております。 役員退職慰労金制度につきましては、2014年6月26日開催の第25期定時株主総会の終結の時をもって廃止し、廃止時点までの在任期間に応じた金額を役員退職慰労金として退任時に支給することとしております。 ② 役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(人)固定報酬業績連動報酬退職慰労金左記のうち、非金銭報酬等取締役(監査等委員を除く)124,304113,25011,054-11,0544取締役(監査等委員)18,00018,000---1社外取締役(監査等委員)17,40017,400---3(注)取締役(監査等委員を除く)に対する非金銭報酬等は、その全額が業績連動報酬としての譲渡制限付株式報酬であります。当該報酬は、対象期間となる3事業年度分の職務執行の対価に相当する総額23,772千円分の譲渡制限付株式15,200株を2024年7月29日に一括して支給しており、当事業年度分の報酬額は、それを期間按分したものとなっております。なお、当該報酬の総額は、取締役会決議の前営業日の東京証券取引所における当社の普通株式の終値を基礎としております。また、当該報酬の評価指標には、株主価値向上の観点から自己資本利益率(以下ROE)を採用しており、譲渡制限の解除条件は2027年3月期のROE12%以上としております。 ③ 役員ごとの報酬等の総額等 報酬等の総額が1億円以上である者が存在しないため、記載しておりません。
従業員の状況617
5【従業員の状況】(1)提出会社の状況 2025年3月31日現在従業員数(人)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)138(3)35.45.96,309,977(注)1.従業員数は就業人員であり、臨時雇用者数(契約社員、パートタイマー、人材会社からの派遣社員を含む。)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3.当社は、不動産事業の単一セグメントであるため、セグメントごとの従業員の状況の記載を省略しております。 (2)労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は安定しております。 (3)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異男性労働者の育児休業取得率(%)(注1)83.3(注)1.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。2.当社は、管理職に占める女性労働者の割合、労働者の男女の賃金の差異については、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
関係会社の状況22
4【関係会社の状況】 該当事項はありません。
配当政策466
3【配当政策】 当社は、株主還元を経営上の重要課題の一つと位置づけており、当社事業に継続的にご投資いただいている株主の皆様に対し、累進配当により安定的かつ継続的に還元していくことを基本方針としております。また、株主の皆様への利益還元の機会を充実させるため、中間配当及び期末配当として年2回の配当を実施しており、配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会である旨を定款に定めております。 上記方針に基づき、当事業年度の期末配当につきましては、1株当たり41円とすることを2025年6月26日開催予定の第36回定時株主総会で決議する予定であります。既に1株当たり41円の中間配当を実施しておりますので、当事業年度の年間配当額は1株当たり82円(中間配当41円、期末配当41円)となる予定です。 なお、当事業年度に係る剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たり配当額(円)2024年10月31日24941取締役会決議2025年6月26日24941定時株主総会決議(予定)
研究開発活動21
6【研究開発活動】 該当事項はありません。
主要な設備の状況347
2【主要な設備の状況】 当社における主要な設備は、以下のとおりであります。2025年3月31日現在 事業所名(所在地)設備の内容帳簿価額従業員数(人)(注)2.建物(千円)土地(千円)(面積㎡)その他(千円)(注)1.合計(千円)本店(東京都千代田区)(注)3.業務施設--34,88934,88984(2)賃貸等不動産(東京都世田谷区他) 賃貸マンション及び戸建他782,246794,613(4,904.45)23,6931,600,553-(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品、建設仮勘定並びにソフトウエアであります。2.従業員数の( )は、臨時雇用者数を外書しております。3.本店の事務所は賃借しております。年間賃借料(共益費を含む)は、60,267千円であります。
監査の状況3,025
(3)【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況イ.監査等委員会の組織・人員 有価証券報告書提出日現在、当社の監査等委員会は4名であり、取締役常勤監査等委員1名と社外取締役監査等委員3名から構成されております。 常勤監査等委員である取締役榎下勝寛氏は、管理部長等を歴任し、幅広い知識と経験により、経営管理に関する相当程度の知見を有しております。 非常勤監査等委員である社外取締役鵜飼一賴氏及び社外取締役望月晶子氏は、弁護士の資格を有しており、法務に関する相当程度の知見を有しております。 非常勤監査等委員である社外取締役佐々木洋氏は、公認会計士の資格を有しており、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。 ロ.監査等委員会の具体的な検討事項 監査等委員会は、取締役会開催に先立ち月次で開催される他、必要に応じて随時開催しております。当事業年度における各監査等委員の出席状況は以下のとおりであります。また、1回あたりの所要時間は約40分でありました。役職氏名開催回数出席回数出席率常勤監査等委員榎下 勝寛15回15回100.0%監査等委員(社外取締役)鵜飼 一賴15回15回100.0%監査等委員(社外取締役)佐々木 洋15回15回100.0%監査等委員(社外取締役)望月 晶子15回15回100.0% 監査等委員会では年間を通し次のような決議、報告、審議・協議がなされました。決議:監査等委員会監査方針・監査計画・職務分担、業務執行取締役選任議案に関する意見決定・取締役報酬に関する意見決定、会計監査人の評価及び再任・不再任、監査報告書案等報告:監査等委員月次活動状況報告、社内決裁内容確認、内部監査室の内部監査報告会内容、会計監査人と業務執行取締役との概況ヒアリング・意見交換会立会、支店監査報告等審議・協議:会計監査人の監査報告・半期レビュー報告内容、会計監査人と監査等委員会との意見交換内容、会計監査人の評価及び再任・不再任、監査報告書案、減損評価の妥当性等 ハ.監査等委員会の主な活動 各監査等委員は、監査等委員会が定めた監査方針、監査計画のもと、取締役会等の重要な会議に出席し議事運営、決議内容等を監査し、経営全般及び重要な個別案件に対して公正・不偏の立場で意見陳述を行い、うち常勤監査等委員である取締役は、上記に加えて、経営会議等の重要な会議への出席、重要な決裁書類等の閲覧等により、サステナビリティに関する取組やその進捗等を含め、情報共有を図り、経営の適法性、妥当性について取締役の職務執行の監査・監督を実施しております。 当事業年度における各監査等委員の取締役会への出席状況は、(1)[コーポレート・ガバナンスの概要]に記載しております。 また、代表取締役社長と意見交換会を開催し、経営方針の執行状況、対処すべき課題及び監査上の重要課題等について情報共有を図り、業務執行取締役全員とも面談を実施し、必要に応じた提言を行っております。 会計監査人とも定期的に会合を持ち、監査方針及び監査計画の説明を受け、半期レビュー報告会等で随時に監査に関する報告を受け相互連携を図っております。 内部監査室とも内部監査の計画及び実績について定期的に報告を受け都度情報交換を行い、必要に応じて内部統制システムの状況及びリスク評価等について報告を求め、内部監査報告会への出席等により、監査の実効性を高めるよう努めております。 なお当社は、2025年6月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「監査等委員会である取締役3名選任の件」を上程しており、当該決議が承認可決されますと、監査等委員である取締役は3名(うち2名は社外取締役)体制となりますが、監査の実効性を引き続き確保できるものと判断しております。② 内部監査の状況 当社の内部監査部門は、内部監査室(1名)が担当しております。「内部監査規程」に則り、監査結果を代表取締役社長に報告するとともに、被監査部門に対して監査報告を行い、改善事項の指摘及び改善提案を行い、実効性の高い監査を行っております。 監査結果の取締役会への直接報告は実施しておりませんが、監査報告会開催時は常勤取締役全員が出席しており、その場で監査結果の共有がなされております。 また、監査等委員会に対しては監査結果や実施状況等について報告を行っております。 内部監査室及び監査等委員会と会計監査人との間で情報交換・意見交換については、日常的に連絡が可能な状態になっており、監査上の問題点の有無や今後の課題等について随時意見交換等を行っております。 ③ 会計監査の状況イ.監査法人の名称 EY新日本有限責任監査法人 ロ.継続監査期間 7年間 ハ.業務を執行した公認会計士 原賀 恒一郎 林 美 岐 ニ.監査業務に係る補助者の構成 当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士6名、その他6名であります。なお、会計監査業務を執行した公認会計士の継続監査期間に関しては、全員が7年以内のため記載を省略しております。 ホ.監査法人の選定方針と理由 当社における監査法人の選定方針としては、同監査法人が会計監査人に求められる専門性、独立性、効率性、並びに品質管理体制等を有していることを監査等委員会が総合的に評価、検討しております。 なお、監査等委員会は、会計監査人の職務の執行に支障がある場合等、その必要があると判断した場合は、会計監査人の解任又は不再任を株主総会の会議の目的とすることを決定しております。 また、監査等委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合は、監査等委員全員の同意に基づき会計監査人を解任する方針であります。この場合、監査等委員会が選定した監査等委員は、解任後最初に招集される株主総会におきまして、会計監査人を解任した旨と解任の理由を報告いたします。 ヘ.監査等委員会による監査法人の評価 監査等委員会は、会計監査人の評価基準に基づき、監査法人の独立性、専門性、効率性、品質管理体制の整備状況及び監査報酬の水準等を検証し、総合的に評価した結果、会計監査人EY新日本有限責任監査法人はいずれの点も問題はないと認識しております。 ④ 監査報酬の内容等イ.監査公認会計士等に対する報酬前事業年度当事業年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)22,000-23,000- ロ.監査公認会計士等と同一のネットワークに属する組織に対する報酬(イ.を除く) 該当事項はありません。 ハ.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容(前事業年度) 該当事項はありません。 (当事業年度) 該当事項はありません。 ニ.監査報酬の決定方針 当社の監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針としましては、監査公認会計士等から提示された監査に要する業務時間を基準として報酬額を決定しております。 ホ.監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由 監査等委員会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠等の相当性について慎重に審議した結果、会計監査人の報酬等の額は合理的な水準であると判断し、会社法第399条第1項及び第3項の同意を行っております。
株式の保有状況219
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方 当社は本書提出日(2025年6月25日)時点において投資株式を保有しておらず、また、保有する予定もないため、投資株式の区分に係る基準は設けておりませんが、今後、投資株式を保有することとなった場合は適時に当該基準を策定することとしております。 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式 該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。
沿革795
2【沿革】 当社の設立以後の経緯は次のとおりであります。年月事項1989年6月東京都新宿区東五軒町5番17号に不動産業を目的として有限会社恵久ホームを設立出資金500万円1989年10月宅地建物取引業免許を取得(東京都知事(1)第57447号)、不動産仲介業を開始1990年7月東京都台東区台東一丁目1番11号に本店移転1992年5月東京都千代田区西神田二丁目2番7号に本店移転1996年12月新潟県南魚沼郡湯沢町でリゾートマンションを不動産競売で落札取得、現在の事業形態である中古住宅再生事業を開始2003年9月株式会社恵久ホームに組織変更2004年11月株式会社ヴェルディッシモの全株式を取得2005年7月東京都千代田区内神田一丁目3番7号に本店移転2007年8月株式会社イーグランドに商号変更2009年6月株式会社ヴェルディッシモの全株式を売却2010年3月宅地建物取引業免許を国土交通大臣免許に変更(国土交通大臣(1)第7977号)札幌市中央区に札幌支店を開設2011年11月栃木県宇都宮市に宇都宮支店を開設2012年11月東京都千代田区神田錦町一丁目2番地1に本店移転2013年4月一般建設業許可を取得(東京都知事許可(般-25)第139885号)2013年12月2014年5月2015年11月2017年3月東京証券取引所JASDAQ市場スタンダードに株式を上場大阪市北区に関西支店を開設東京証券取引所市場第二部に市場変更横浜市西区に横浜支店を開設2017年5月2017年12月2020年4月2021年6月2022年4月2024年1月宇都宮支店を本店に統合東京証券取引所市場第一部銘柄に指定名古屋市中区に名古屋支店を開設株式会社イードア(100%子会社)を設立東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のスタンダード市場に移行東京都千代田区神田美土代町1番地に本店移転

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臨時報告書臨時報告書 · S100TVQV
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内部統制報告書-第35期(2023/04/01-2024/03/31)内部統制報告書 · S100TUDY
有価証券報告書-第35期(2023/04/01-2024/03/31)有価証券報告書 · 2024-03-31期 · S100TUDD
確認書確認書 · S100SQVY
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確認書確認書 · S100S4QE
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確認書確認書 · S100RJLX
四半期報告書-第35期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)四半期報告書 · 2023-06-30期 · S100RJLU
確認書確認書 · S100R6E6
有価証券報告書-第34期(2022/04/01-2023/03/31)有価証券報告書 · 2023-03-31期 · S100R6CG
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訂正有価証券報告書-第30期(2018/04/01-2019/03/31)有価証券報告書 · S100QG41
四半期報告書-第34期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)四半期報告書 · 2022-12-31期 · S100Q2TL
四半期報告書-第34期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)四半期報告書 · 2022-09-30期 · S100PGRL
四半期報告書-第34期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)四半期報告書 · 2022-06-30期 · S100OUH0
内部統制報告書-第33期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)内部統制報告書 · S100OJJ9
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