ヒ
ヒロセ電機株式会社
HIROSE ELECTRIC CO.,LTD.
2,113億円売上高(FY2026)
8.9%ROE
87.7%自己資本比率
92財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2026の売上高は2,113億円(前年比+11.5%)。営業利益は430億円(営業利益率20.4%)、当期純利益は331億円。総資産4,312億円に対し自己資本比率は87.7%、ROEは8.9%。電気機器の中央値(ROE 8.2%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは459億円の創出、現金及び現金同等物は873億円。従業員数は5,110人。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)24,770円2026-09-04
PER25.0倍
PBR2.14倍
配当利回り2.04%
時価総額(概算)8,105億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高2,113億円+11.5%
営業利益430億円+0.8%
当期純利益331億円+0.3%
総資産4,312億円
純資産3,781億円
営業利益率20.4%
ROE8.9%
自己資本比率87.7%
EPS991.9円
BPS11,554.4円
1株配当505円
配当性向50.9%
従業員数5,110人
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE8.9%中央値 8.2%
営業利益率20.4%中央値 7.0%
自己資本比率87.7%中央値 61.0%
健全性スコア92.0点中央値 65.0点
帯は電気機器(159社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026 | 2,113億円 | 430億円 | 466億円 | 331億円 | 4,312億円 | 3,781億円 | 991.9 | 8.9% | 87.7% |
| FY2025 | 1,894億円 | 427億円 | 462億円 | 330億円 | 4,169億円 | 3,701億円 | 976.3 | 9.0% | 88.8% |
| FY2024 | 1,655億円 | — | 388億円 | 265億円 | 4,035億円 | 3,642億円 | 772.4 | 7.4% | 90.3% |
| FY2023 | 1,832億円 | — | 486億円 | 346億円 | 4,014億円 | — | 1,002 | 10.0% | 87.2% |
| FY2022 | 1,637億円 | 408億円 | 431億円 | 314億円 | 3,948億円 | 3,421億円 | 885.4 | 9.4% | 86.6% |
| FY2021 | 1,335億円 | 279億円 | 283億円 | 199億円 | 3,705億円 | 3,261億円 | 549.1 | 6.3% | 88.0% |
| FY2020 | 1,218億円 | — | 212億円 | 153億円 | 3,426億円 | 3,061億円 | 420.4 | 5.0% | 89.3% |
| FY2019 | 1,244億円 | — | 256億円 | 179億円 | 3,414億円 | 3,081億円 | 489.5 | 5.8% | 90.3% |
| FY2018 | 1,253億円 | — | 292億円 | 191億円 | 3,412億円 | 3,038億円 | 548.8 | 6.3% | 89.4% |
| FY2017 | 1,151億円 | — | 298億円 | 214億円 | 3,290億円 | 2,963億円 | 611.8 | 7.3% | 90.6% |
| FY2016 | 1,203億円 | — | 305億円 | 211億円 | 3,166億円 | 2,858億円 | 596.3 | 7.4% | 90.2% |
営業CF459億円
投資CF-92億円
財務CF-379億円
現金及び現金同等物873億円
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 13.8% |
| 2 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 9.8% |
| 3 | 公益財団法人 ヒロセ財団 | 9.6% |
| 4 | ジェーピー モルガン チェース バンク 380055(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 7.5% |
| 5 | 有限会社 エイチエス企画 | 3.8% |
| 6 | 全国共済農業協同組合連合会 | 3.4% |
| 7 | ステート ストリート バンク アンド トラスト カンパニー 505223(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.0% |
| 8 | みずほ信託銀行株式会社信託口0700210 | 2.7% |
| 9 | みずほ信託銀行株式会社信託口0700211 | 2.6% |
| 10 | 野村信託銀行株式会社(投信口) | 1.8% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-09-30) | 1,020億円 | 205億円 | 221億円 | 155億円 | 20.1% | 88.4% | 459.4 |
| FY2025中間(〜2024-09-30) | 945億円 | 222億円 | 238億円 | 175億円 | 23.5% | — | 518.2 |
| FY2024中間 | 829億円 | 172億円 | 197億円 | 126億円 | 20.7% | — | 365.9 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢40.7歳
平均年間給与847万円
平均勤続年数13.1年
管理職に占める女性比率1.9%
男女の賃金の差異(全労働者)52.6%
男女の賃金の差異(正規雇用)54.2%
提出会社(単体)ベースの開示値です。
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容929字
3【事業の内容】当社グループは、当社、子会社21社で構成され、主に多極コネクタ及び同軸コネクタ並びにその他の電子部品等の製造販売を行っております。当社グループの事業に係わる位置づけ及びセグメントとの関連は以下のとおりであります。 (多極コネクタ)多極コネクタには、丸形コネクタ、角形コネクタ及びプリント配線板用コネクタ等があります。[主な関係会社](製造)東北ヒロセ電機㈱、郡山ヒロセ電機㈱、一関ヒロセ電機㈱、台廣電子股份有限公司、廣瀬香港有限公司、広瀬電機(東莞)有限公司、広瀬電機(蘇州)有限公司、ヒロセエレクトリックマレーシアSdn.Bhd.、P.T.ヒロセエレクトリックインドネシア、ヒロセコリア㈱、威海広瀬電機有限公司(販売)ヒロセエレクトリック(U.S.A.),INC.、ヒロセエレクトリックヨーロッパB.V.、ヒロセエレクトリックシンガポールPte.Ltd.、広瀬(中国)企業管理有限公司、廣瀬電機香港貿易有限公司、ヒロセコリア㈱、ヒロセエレクトリックインドPvt.Ltd.、ヒロセエレクトリックマーケティングマレーシアSdn.Bhd.、威海広瀬貿易有限公司 (同軸コネクタ)同軸コネクタには、同軸コネクタ及び光コネクタがあります。[主な関係会社](製造)一関ヒロセ電機㈱、台廣電子股份有限公司、廣瀬香港有限公司、広瀬電機(東莞)有限公司、広瀬電機(蘇州)有限公司、ヒロセエレクトリックマレーシアSdn.Bhd.、P.T.ヒロセエレクトリックインドネシア、ヒロセコリア㈱(販売)ヒロセエレクトリック(U.S.A.),INC.、ヒロセエレクトリックヨーロッパB.V.、ヒロセエレクトリックシンガポールPte.Ltd.、広瀬(中国)企業管理有限公司、廣瀬電機香港貿易有限公司、ヒロセコリア㈱、ヒロセエレクトリックインドPvt.Ltd.、ヒロセエレクトリックマーケティングマレーシアSdn.Bhd. (その他)その他には、半導体テスト製品やマイクロスイッチ等があります。[主な関係会社](製造)ヒロセコリア㈱、一関ヒロセ電機㈱、盛岡ヒロセSER㈱(販売)ヒロセコリア㈱、廣瀬電機香港貿易有限公司、ヒロセSER㈱ 事業の系統図は以下のとおりであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等1,303字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1) 会社の経営の基本方針当社グループは、コネクタメーカーとして技術革新を推進するとともに多様化するニーズに適合した製品を開発・提供し、エレクトロニクス業界の発展に寄与してまいることを使命としております。そして、株主の皆様にとっての価値を長期継続的に高めていくことを経営上の最重要課題のひとつとして掲げ、お客様の更なる信頼を得られる電子部品メーカーとしての責任を果たすとともに強固な財務体質を維持し、成長し続けていくことを基本方針としております。(2) 目標とする経営指標当社グループは、経営の基本方針を具現化するべく、高収益にこだわりを持った経営及び事業展開を進めてまいります。目標とする経営指標は、事業の総合的な収益性が反映されるIFRSベースの営業利益率および資本効率性が反映されるROEとしております。(3) 中長期的な会社の経営戦略今後の当社グループを取り巻く経営環境は、企業間競争がより激化するものと思われます。このような環境の中で当社グループは、常に最先端の技術を追求し、より効率的な資源の配分と集中化を図り、弛まぬ改善・革新に取り組み、情報化のさらなる進展、通信技術の高度化に伴って中長期的に一層の成長・拡大が予想される自動車分野、産業用機器分野、及びスマートフォンを含む民生用機器分野を重点に市場開拓を進めてまいります。あわせて、より一層の製品の安定供給を図るべく、効率性も考慮しながら国内外生産拠点のリスク分散化も行い、高収益経営を維持しつつ、中期経営目標として2029年度連結売上収益2,900億円、営業利益率23%以上、ROE12%以上の数値目標の達成を目指し企業価値増大に取り組んでまいる所存であります。さらなる飛躍を目指すため、3つの投資領域(人財投資、ESG投資、IT投資)において基盤強化に取り組んでおります。人財投資においては、次世代リーダーやスペシャリスト育成を強化し、チャレンジ人財育成を計画的に推進してまいります。ESG投資としては、カーボンニュートラルや健康経営を推進してまいります。また、サプライチェーンマネジメント再構築等の業務改革を推進するにあたり、IT投資を行っております。(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題市場の多様化、製品の短サイクル化による投資回収リスクの高まりや、価格引き下げ圧力の強まりなど、ますます厳しさを増す経営環境の中で、当社グループは市場ニーズに対応した高付加価値新製品の開発力強化、生産効率化の促進、国内外における販路の開拓等に努めてまいります。また、資源高、為替変動、地政学リスク、各国による関税政策等への対応力も求められております。当社グループは利益成長だけでなく、グローバル社会における様々な課題解決への貢献が不可欠と認識しております。SDGsにリンクした目標の設定や取り組みの強化により、サステナビリティ経営を推進し、中長期的な企業価値向上と持続的な成長を実現してまいります。
事業等のリスク3,750字
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。当社は、このようなリスク (強みの裏返しでもあること) を認識した上で、CSR・リスク管理委員会を設置し、BCP (事業継続計画) を策定、定期的に見直すことにより必要なリスク管理体制を整え、リスク発生の回避及びリスク発生時の影響の極小化に最大限努めております。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1) 経済動向変化当社グループは、グローバルに事業展開しておりますので、様々な要因によって起こりうる世界及び日本経済の景気動向に影響を受けます。当社グループは一部の生産を協力会社に委託していることで固定費を下げ、景気動向に対する耐性を有するよう努めるとともに、一部の製品を受注生産することにより、在庫リスクを抑えています。(2) スマートフォン市場への依存当社グループの主たる事業領域である電子部品事業は、変化の激しいエレクトロニクス業界の需要動向に左右されますが、スマートフォン市場への依存度が比較的高く、その市場動向によって当社グループの業績が影響を受ける可能性があります。当社グループはスマートフォン市場の顧客に対し積極的に新技術を有した製品を提案するとともに、スマートフォン用に開発した製品を他のアプリケーションに対しても採用されるよう営業活動を行っております。(3) 大口顧客グループからの受注動向当社グループの売上は、特定の大口顧客グループの受注量に影響を受ける可能性があります。(2)にも記載のとおり、大口顧客グループに対しては積極的に新技術を有した製品を提案することで大口顧客グループの信頼を得られるよう努めています。(4) 当社製品の需要変動当社製品のうち、需要変動の大きいエレクトロニクス製品に使用されるコネクタについては、実態と乖離する部品需要が発生することもあり、対応次第で在庫リスクとなる可能性があります。一方、需要が当社予測を急激かつ大幅に上回り、生産体制が追いつかない場合には、納期遅延による損害賠償金の発生や販売機会を逃す可能性があります。当社グループは顧客と積極的に情報交換をすることおよび、一部の製品を受注生産とすることで在庫リスクを抑えています。また、生産体制については積極的な設備投資を行うとともに、一部の生産を協力会社へ委託することで生産能力の向上を図っています。(5) 競合と価格競争コネクタ業界は、国内外の大手から中小にいたる様々な規模の多数の同業者が存在し、極めて競合的であり、当社もその価格引下げ競争に巻き込まれる可能性があります。当社グループは新製品の開発および、金型の開発や生産設備の運用といった生産技術の向上を積極的に行っており、他社が容易に真似をすることができない製品を投入し続けることで、価格の引き下げ競争に巻き込まれないよう努めています。(6) 新製品開発企業の成長は、マーケティングと技術革新によりますが、顧客製品のライフサイクルは短期から長期まで様々であり、これらの市場変化や技術革新への対応遅れで、差別化する新製品の開発が遅れることにより、販売機会を失う可能性があります。また、開発した新製品が想定に比べて顧客に受け入れられない可能性があります。これらの場合、企業経営に影響が出る可能性があります。当社グループは新製品の一部について顧客の要請を受けて開発しています。また、当社グループはコネクタの総合メーカーとして幅広いラインナップを取りそろえることで顧客に受け入れられる可能性を高めています。(7) 製品の不具合予期していない製品の不具合が発生し、品質・信頼性に係る重大な問題が起こった場合、顧客への多額の損害賠償金や売上の減少等の影響が出る可能性があります。当社グループは製品の品質を重要視しており、技術者は過去に発生した品質問題及びその原因について把握できるデータベースを作成するとともに、生産現場ではカメラを使用した外観検査等を行っております。 (8) 海外展開に伴うリスク生産及び販売の拠点を置いている海外の国々では、様々な地政学リスク、為替変動・貿易摩擦などの経済的リスク、文化・慣習の相違から発生する労務問題や新型コロナウイルス感染症のような疾病などの社会的リスク及び自然災害リスクが、当社の予想を超える範囲で発生する可能性があります。一方で、海外展開していることで、特定の地域で事業活動が行えないときは他地域の拠点で代わりに事業を行うことができます。ただし、当社グループは一部の製品を除き、特定の製品を特定の拠点でしか生産できない体制となっていることが現状リスクであると認識しています。(9) 大規模災害当社グループは、地震・火災・台風・洪水・火山の噴火をはじめとする災害に対して、BCP (事業継続計画) を策定するなどリスクの低減に努めていますが、これらの災害が発生した場合、当社グループの事業活動、特に工場における生産活動に影響を受ける可能性があります。とりわけ、当社グループの国内生産拠点は東北地方に集中しており、東日本大震災のような大規模災害が発生した場合、生産設備の破壊、物流機能の麻痺等が生じ、生産能力に影響が出る可能性があります。これらの災害に対しては保険をかけていますが、起こりうる全ての事象に対してカバーされているわけではなく、またカバーされていたとしても、受け取る保険金が十分ではない可能性があります。(10) 感染症の拡大によるリスク当社グループは、新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症の急激な拡大に対して、BCP (事業継続計画) を策定するなどリスクの低減に努めていますが、当社グループの事業活動、特に工場における生産活動及び物流の状況に影響を受ける可能性があります。 (11) 為替変動当社グループは、海外売上収益比率が約8割を超え、外貨建販売のウェイトが高い割合を占めています。為替変動による損益影響を軽減する為、為替予約や海外売上と海外生産の比率の均衡化等に取組んでおりますが、急激な円高が進んだ場合には業績及び財務状況に影響を及ぼす可能性があります。(12) グループ外の組立外注及び部品・材料供給先に係るリスク当社グループは、生産の一定部分を複数の外部協力会社に委託しておりますが、委託生産が困難になった場合、生産量の減少やコストアップの要因になる可能性があります。また、部品・材料メーカーからの供給が滞った場合、生産に支障をきたす可能性があります。(13) 人財確保に関するリスク/管理運営リスク従来に増して急激に変化する外部環境に対応するため、従業員の確保および能力向上が必要不可欠であります。このような環境下、各分野で必要となる専門性を持つ従業員や、変化に対応できるリーダーシップを持った従業員の確保、育成が滞る場合および従業員の退職により人財が流出する場合には、当社グループの業績に影響が出る可能性があります。当社グループは同業他社と比べて高い水準の給与・賞与の支給を目指すとともに、様々な状況下にある従業員が働き続けられるよう制度を改定してきました。また、実際の業務内容に即した、実践的な研修を実施することで従業員の能力向上を図っています。(14) 労使関係当社グループには、労働組合がなく、従業員加入の親睦団体「八要会」により、正常かつ円満な労使関係を維持継続しております。この良好な労使関係が崩れた場合、経営上影響が出る可能性があります。(15) 知的財産当社グループは技術開発研究等によって得られた成果について、特許などの知的財産権によりこれらの技術の保護を図っています。しかし、他社が当社グループの知的財産を無断で使用し、類似製品を製造することを当社グループとして効果的に防止できない可能性があります。このような場合、当社グループは訴訟を含む法的手段に訴えることがあります。また、当社グループの製造する製品、または使用している技術が他社の知的財産権を侵害しているとされる可能性があります。 (16) 税制当社グループは各国の税制に沿って適切な申告・納税をするよう努めていますが、各国税務当局と見解の相違が発生することで追徴の通知を受ける可能性があります。また、当社グループはグローバルにビジネス展開しているため、移転価格税制による追徴の通知を受ける可能性があります。当社グループは、特に移転価格税制によるリスクが高いと認識しており、外部の税務専門家による助言を受け、リスク回避に努めております。(17) サイバーセキュリティ当社グループはサイバー攻撃に備え、ネットワーク環境の監視や、定期的に従業員への情報セキュリティ教育を行うなどのセキュリティ対策を実施しておりますが、サイバー攻撃を受けた場合、当社グループのビジネスに影響を及ぼす可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析5,479字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】(1) 経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループ(当社及び連結子会社)の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下、「経営成績等」という。)の状況の概要は以下のとおりであります。① 経営成績の状況当連結会計年度におけるわが国経済は、緩やかな景気回復基調となり、個人消費や設備投資を中心に国内需要は底堅く推移しました。一方で金や銅などをはじめとする原材料価格の高騰が進展するとともに、中東情勢の緊張の急激な高まりといった地政学リスクが不透明感を強め、製造業を取り巻く環境は予断を許さない状況となりました。海外におきましては、米国は個人消費が停滞する一方で、活発なAI関連投資が下支えし景気は堅調に推移しました。欧州経済は緩やかに回復したものの力強さを欠き、中国は長引く不動産市況の低迷や内需の停滞により弱含みで推移するなど、地域や産業により景気の色合いが異なる状況となりました。このような状況下、当社グループは、主にスマートフォン市場向け、自動車市場向け及び産業用機器市場向けのグローバル事業拡大を進めるとともに高度化する市場ニーズへの更なる迅速な対応を目指し、高付加価値新製品の開発・販売・生産体制の強化を推進してまいりました。また、新たな成長ドライバーのひとつとすることを目的に、2025年7月に半導体テスト製品の製造・販売事業を展開する株式会社エス・イー・アール(東京都品川区、現ヒロセSER株式会社)を連結子会社化しました。当社グループの業績につきましては、産業用機器市場向けビジネスが幅広い用途・地域で受注・売上が増加し好調な結果となり、自動車用機器市場向けビジネスも需要は総じて堅調に推移する中、新たな案件の生産の立ち上がりなどが着実に寄与しました。一方、民生用機器市場向けビジネスはやや軟調に推移しました。その結果、当連結会計年度の売上収益は、2,112億64百万円(前年同期比11.5%増)、営業利益は429億95百万円(同0.8%増)、税引前利益は466億26百万円(同0.9%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は331億42百万円(同0.3%増)となりました。 セグメントの業績を示すと、以下のとおりであります。(多極コネクタ)当社の主力製品群であります多極コネクタは、丸形コネクタ、角形コネクタ、リボンケーブル用コネクタ、プリント基板用コネクタ、FPC(フレキシブル基板)用コネクタ、ナイロンコネクタ等多品種にわたります。主としてスマートフォン、通信機器、カーエレクトロニクス等の分野から計測・制御機器、FA機器及び医療機器などの産業用機器等の分野まで幅広く使用されているコネクタであり、今後の更なる高度情報通信ネットワーク化社会及び環境を考慮した省エネ化社会の進展とともに需要の拡大が見込まれております。当連結会計年度は、売上収益は1,858億14百万円(前年同期比8.8%増)、営業利益は367億67百万円(同6.7%減)となりました。 (同軸コネクタ)同軸コネクタは、マイクロ波のような高周波信号を接続する特殊な高性能コネクタであり、主にスマートフォンやパソコンなどの無線LANやBluetooth通信のアンテナ接続や自動車でのGPSアンテナ接続として、また無線通信装置や電子計測器の高周波信号接続として使用されるコネクタであります。なお、光コネクタ、同軸スイッチもこの中に含んでおります。当連結会計年度は、売上収益は183億38百万円(前年同期比34.2%増)、営業利益は58億75百万円(同73.9%増)となりました。 (その他)以上のコネクタ製品以外の製品として半導体テスト製品及びマイクロスイッチ類及びコネクタ用治工具類を一括しております。当連結会計年度は、売上収益は71億12百万円(前年同期比45.0%増)、営業利益は3億52百万円(前年同期は97百万円の営業損失)となりました。 ② キャッシュ・フローの状況当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(資金)は、前連結会計年度末と比べて16億69百万円増加して、873億35百万円となりました。 a.営業活動によるキャッシュ・フロー当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、458億77百万円の増加(前年同期は556億82百万円の増加)となりました。これは、税引前利益466億26百万円や減価償却費及び償却費194億65百万円の計上などによる資金増、法人所得税の支払額157億20百万円による資金減などによるものです。b.投資活動によるキャッシュ・フロー当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、92億48百万円の減少(前年同期は429億47百万円の減少)となりました。これは、投資の取得による支出288億49百万円、有形固定資産の取得による支出200億21百万円による資金減、定期預金の減少262億51百万円による資金増などによるものです。c.財務活動によるキャッシュ・フロー当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、379億24百万円の減少(前年同期は166億71百万円の減少)となりました。これは、自己株式の取得による支出203億51百万円、配当金の支払額164億94百万円による資金減などによるものです。 ③ 財政状態の状況当連結会計年度末の総資産は、営業債権及びその他の債権や棚卸資産の増加等により、前連結会計年度末に比べ143億12百万円増加して4,311億77百万円となりました。負債は営業債務及びその他の債務の増加等により63億83百万円増加して531億2百万円となりました。また、資本合計は利益剰余金の増加及び自己株式の増加等により79億28百万円増加して3,780億75百万円となりました。この結果、親会社所有者帰属持分比率は87.7%となり、前連結会計年度末と比べ1.1%減少しました。 ④ 生産、受注及び販売の実績a.生産実績当連結会計年度における生産実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。セグメントの名称生産高(百万円)前年同期比(%)多極コネクタ192,35013.5同軸コネクタ17,83542.5その他4,74324.9合計214,92715.7(注)金額は、販売価格によっております。 b.受注状況当連結会計年度における受注状況をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。セグメントの名称受注高(百万円)前年同期比(%)受注残高(百万円)前年同期比(%)多極コネクタ197,26715.149,07030.4同軸コネクタ18,89727.05,10412.3その他10,777121.54,809655.7合計226,94018.858,98437.8(注)当連結会計年度において株式会社エス・イー・アール(現ヒロセSER株式会社)を連結子会社化したことに伴い、その他の「受注高」及び「受注残高」が前年同期比で、大幅な増加となりました。 c.販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、以下のとおりであります。セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)多極コネクタ185,8148.8同軸コネクタ18,33834.2その他7,11245.0合計211,26411.5 (2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 ① 財政状態および経営成績の状況に関する認識及び分析・検討内容当社グループの当連結会計年度の財政状態および経営成績等につきましては、産業用機器市場向けビジネスが幅広い用途・地域で伸長しました。また、自動車用機器市場向けビジネスも需要は総じて堅調に推移する中、新たな案件の生産・販売が始まったことが寄与しました。その結果、対前年同期と比べ増収増益となりました。当社グループは、中期経営計画「G-WING」において、コンシューマ、産業用機器、自動車の強い3本柱を形成することで、高収益体制を維持しつつ、中長期的に売上を伸長させていく計画を立てております。現在当社グループが置かれている状況は、この3本柱によるバランスのよいポートフォリオを確立させながら成長を加速させるため、開発・生産拠点の増強を進めております。また、継続的な現場改善、品質向上、DXや人財の活性化に向けた投資も強化してまいります。 当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因としましては、国内外の経済動向の変化が挙げられます。現時点では特にスマートフォン市場の動向が当社グループの業績に大きな影響を与えております。当社グループとしましては、「G-WING」の3本柱を強固にしていくことでスマートフォン市場への依存率を相対的に減少させてまいります。その他の当社グループの経営成績に影響を与える要因につきましては、「第2 事業の状況 3 事業等のリスク」をご参照ください。当社グループの資本の財源及び資金の流動性につきましては、親会社所有者帰属持分比率が87.7%と十分な資本を維持しております。経営方針・経営戦略、経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等につきましては、IFRSベースの営業利益率を重視した経営を行っております。当連結会計年度における営業利益率は20.4%となり、前連結会計年度の22.5%を下回る結果となりました。これは設備投資や人財への投資を続けていることおよび、原材料の高騰によるものです。引き続き、高い営業利益率を安定的に生み出せる体制づくりを行ってまいります。また、当社グループは中長期的に資本コストを上回るROE (自己資本利益率) の達成を目指しております。具体的には、収益性の改善を進めるとともに、2029年度までにROE12%以上の達成を目指してまいります。 ② キャッシュ・フローの状況の分析・検討内容並びに資本の財源および資金の流動性に係る情報当社グループの当連結会計年度のキャッシュ・フローの状況は、営業キャッシュ・フローと投資キャッシュ・フローの合計が366億29百万円となっており、成長と安定のバランスを図っております。詳細につきましては「(1) 経営成績等の状況の概要 ②キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりです。当社グループの資本の財源および資金の流動性につきましては、親会社所有者帰属持分比率は87.7%と高い水準を維持しており、資金の調達を行わずに事業に必要な資金の流動性を確保していると判断しています。当社グループは、事業の成長のための投資と株主への還元をともに図るため、中期的に営業キャッシュ・フローの50%から60%を事業投資へ、40%から50%を株主に還元する方針としています。また、さらなる成長のためのM&Aや資本提携などの戦略投資については現在有しているキャッシュを充てる方針です。事業への投資につきましては、中長期的な視野に立って、今後ますます進展する技術革新に対する研究開発投資、グローバル化に伴う設備投資および、ITなどのインフラ投資を行ってまいります。株主への利益還元策としては、配当による成果の配分を優先的に考えており、長期的な企業価値の拡大と企業体質の強化を図りながら、1株当たり利益を増加させることにより配当の安定的な増加に努めることを基本方針としております。この基本方針の一層の実践を図るため、DOE(株主資本配当率)を株主還元指標として採用し、2024年度より中期的にDOE5%の配当を行うことを目標としております。また、自己株式の取得についても、株主への利益還元策としてとらえており、資本効率の改善を目的として、2025年度から2028年度の4年間で、600億円を上限とした自己株式を取得する方針を決定しております。なお、当社は自己株式の保有については、発行済株式総数の5%程度を上限とし、それを超過する部分は、原則として毎期消却する旨を自己株式の保有・消却に関する基本方針としております。 ③ 重要な会計上の見積りおよび当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、IFRSに基づき作成されております。この連結財務諸表作成にあたって必要となる見積りは、合理的な基準に基づいて実施しております。重要性がある会計方針及び見積りの詳細については、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等(1)連結財務諸表 連結財務諸表注記 3.重要性がある会計方針、4.重要な会計上の見積り及び判断」に記載のとおりです。金融商品の公正価値及び棚卸資産の正味実現可能価額は社内外の環境の変化により変動する可能性は高いと考えておりますが、当社グループにおける連結財務諸表に大きな影響を与えるほど変動する可能性は極めて低いと考えております。一方、法人税等につきましては、当局との見解の相違などにより、見積りの結果とは異なる可能性があります。とりわけ移転価格について追徴を受けた場合は、当社グループにおける連結財務諸表に一定の影響を与える可能性があると認識しております。
サステナビリティに関する考え方及び取組6,728字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】ヒロセグループは以下の「サステナビリティ基本方針」を制定し、日々の企業活動に活かしております。なお、文中の将来に関する事項につきましては、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 「サステナビリティ基本方針」ヒロセグループは、「英知をつなげる小さな会社」という企業理念に基づき、人々の英知の結集である製品を「つなぐ」コネクタの専業メーカーとして、コネクタが持つ着脱機能それ自体が環境負荷の軽減に資するとの考えのもと、高品質のコネクタを提供することで持続可能な社会の実現に貢献するとともに、継続的な当社グループの成長を目指してまいります。●時代や市場の変化に対応しながら常に先を行く開発によりお客様にご満足いただき、製品を通じて豊かな社会の実現に貢献します。●各国および各地域の法令、国際ルールならびに社内ルールを順守するとともに、社会規範・企業倫理に則り誠実に行動します。●地域環境保護の重要性を認識し、環境保護および生物多様性の保全に配慮した企業活動を推進します。 (1) ガバナンス代表取締役社長を委員長として“CSR・リスク管理委員会”を設置しています。CSR・リスク管理委員会では毎年リスクアセスメントを行い、優先度が高いリスク項目を特定し、達成目標・対策を決定しています。さらに、CSR・リスク責任者が立てた実行計画を審議・承認し、下部組織としてテーマ別で推進チームを編成し、推進チームが実行計画を具体的に推進しています。CSR・リスク管理委員会は四半期ごとに開催され、実行計画の進捗確認を行うとともに、リスクを評価して対応を決定し、リスクの有効なコントロール活動、リスク管理体制の整備に努めています。気候変動課題におけるヒロセグループの経営の意思決定は、代表取締役社長および各機能部門の執行責任者からなる“本部長会”と本部長会からの企画提案を受けて決議を行う“取締役会”で成り立っています。2023年度には部門横断組織である“カーボンニュートラル実行プロジェクト”を組織し、カーボンニュートラル実行プロジェクトからの提言・報告に対して、本部長会は決議・指示を行っています。さらに、本部長会は取締役会に対して気候変動課題についての企画・提案を行い、取締役会は本部長会に対して決議・執行委任しています。2025年度にはカーボンニュートラル推進室を設置し、CO2の削減および各種イニシアチブ対応に向けた活動 (再生可能エネルギー導入、省エネルギー化推進等) を進めております。 詳細につきましては、当社が発行している「“統合報告書2025”の43ページ:サステナビリティ、51ページ:気候変動対応のガバナンスとリスクマネジメントおよび69ページ:リスクマネジメント」をご参照ください。“統合報告書”リンク先:https://www.hirose.com/corporate/ja/ir/integrated-report/ (2) 戦略(a) 気候変動当社グループは「“つなぐ力”で未来社会を共創する」というありたい姿の実現に向けて、様々な社会課題の解決に取り組んでいます。特に重要な気候変動対策における脱炭素化ではエネルギーの「電化」がキーワードであり、運輸・産業の電化にあたっては接続部品であるコネクタの役割がますます増大します。当社グループは民生・自動車・一般産機と幅広い領域を手掛けるコネクタメーカーであり、自動車の電動化およびスマートファクトリ―に貢献する製品を生み出すとともに、自社の脱炭素化にも取り組んでいます。また、当社グループは製品に環境負荷物質を「入れない」「混ぜない」「出さない」取り組みを進めています。環境負荷が少ない部品・原材料を優先して調達することを目的に“ヒロセ電機グループグリーン調達ガイドライン”を制定し、グリーン調達活動を推進しています。製品の設計開発プロセスにおいても環境項目を設けることで、設計時にコネクタに使用する化学物質について確認し、常に環境に配慮した製品開発に努めています。 (b) 人的資本多様性<経営戦略に紐づいた人財戦略>当社はこれまで「民生」「自動車」「一般産機」の3本柱戦略に基づき事業展開を進めてきました。これらの取り組みにより、各市場における当社の競争力及びプレゼンスは着実に高まっています。今後は、3本柱の確立に加え、新たな事業成長ドライバーの開拓を進めることで、中長期的な売上成長の実現と高収益体質の維持を両立してまいります。こうした経営戦略の遂行にあたっては、当社の企業理念及びHIROSE Philosophyを土台とし、共通の価値観のもとで従業員一人ひとりが主体的に能力を発揮することが重要であると考えています。併せて、中長期的な売上成長の実現と高収益体質維持の両立に向け人事基盤を整えるべく、労働市場をはじめとした目まぐるしく変化する外部環境を的確に捉えた人財戦略を推進し、従業員エンゲージメント向上と人財能力発揮の最大化を両立させることによって、生産性向上を図る必要があります。 人財戦略の大きな柱として、①人財確保・育成、②組織活性化、それらを支える③制度・仕組み、の3点を掲げています。HIROSE Philosophyの伝承・進化を通じて企業文化の強化を図りながら、以下の施策を通じて既存事業の競争力強化と新たな事業領域への対応力向上を同時に図ることを目指しています。 ①人財確保・育成事業環境の変化に柔軟に対応し、持続的な成長を実現するためには、多様な価値観・経験を有する人財の活躍が不可欠です。多様な人財が能力を最大限発揮できる企業こそが高い競争力を有するとの認識に立ち、性別、年齢、国籍、バックグラウンド(異業種出身者)など属性にとらわれない人財採用を推進しています。新卒採用は将来の成長基盤への投資として、安定的・継続的に実施します。キャリア採用については、社内人財では補完が難しい専門性や経験の確保を目的として実施します。「主体的キャリア構築」に向けたキャリア申告制度を、2026年度より全社展開します。社員の志向と会社からの期待役割をすり合わせることにより、学びや経験の付与を体系的に行い、個人の成長と会社の成果創出を有機的に結び付けることを目指しています。計画的な「次世代リーダー育成」として、2年ごとのサイクルで選抜型研修を実施し、将来にわたり安定的な人財プールを形成することを目的としています。グローバルでの次世代人材育成を目的として、グループ海外法人からのトレーニーや出向者の受け入れを積極的に行っています。 ②組織活性化属人化の回避及び全社的な適材適所の観点から、部門を跨ぐ異動の活性化を図り、個人の経験の幅を広げることで、成長実感と働きがい向上につなげるとともに、組織全体の対応力向上を図ります。DX推進やAI導入を含めた業務の見直しを進め、従業員一人ひとりがより質の高い挑戦的な業務に取り組める環境の整備を進めています。これにより、既存事業の効率化と新たな事業領域への対応力向上を狙います。エンゲージメントサーベイ及び管理職向け360°サーベイを交互に実施し、現状把握及び課題の抽出を行い、組織力向上、組織活性化に取り組んでいます。全社親睦組織である「八要会活動」や、従業員からのボトムアップ式プロジェクト「活き活きプロジェクト」などを通じて、部門を超えた社内コミュニケーションアップに向けた取り組みを推進しています。 ③制度・仕組み全社的な生産性向上及び法改正対応も見据え、評価・報酬体系と連動した勤務制度の見直し検討を進めています。報酬水準については、市場動向や業績等を踏まえながら、優秀人財の獲得・定着と全社業績向上の両立を図る観点から継続的に見直しを行っています。タレントマネジメントシステムへの人財情報集約を進め、可視化を加速するとともに、人事DXを推進し、従業員の利便性向上や勤務実態把握の高度化を図り、適切な人事施策を機動的に検討・実行できる環境整備を目指しています。 <HIROSE Philosophy伝承・進化活動について>当社は、「英知をつなげる小さな会社」という企業理念を土台に、これまでの歴史の中で培ってきた様々な価値観を受け継ぎ、事業活動を通じて実践してきました。HIROSE Philosophyとは、そうした価値観の中でも特に基礎となる考え方を整理し、6つの要素として体系化したものです。企業文化は、いかなる戦略にも勝る成長の原動力であり、当社の人づくりのすべての基盤と位置づけています。HIROSE Philosophyをグローバルで共有・実践することで、さらなる成長の実現を目指します。 詳細につきましては、当社が発行している「“統合報告書2025”の48ページ:HIROSE Philosophy」をご参照ください。“統合報告書”リンク先:https://www.hirose.com/corporate/ja/ir/integrated-report/ (3) リスク管理ヒロセグループは (1) ガバナンスにおいて記載の通り、サステナビリティ関連のリスクおよび機会を評価し、リスクを管理するよう努めています。なお、当社は気候変動におけるヒロセグループのリスクと機会を以下の通り抽出し、1.5℃/4℃シナリオに基づいて事業への影響度評価を実施しています。 ●1.5℃シナリオ:カーボンニュートラルに向けた各種規制が強化され、取引先もそれに呼応して対応した社会。再生可能エネルギーや省エネルギーへの対応が不可欠となる。●4℃シナリオ:現状のまま成り行きで進行した社会。低炭素・脱炭素化は推進されず、物理的リスクが高まる。 2050年 (長期:4℃シナリオ) においては売上影響で約12億円減少、利益影響で約1億円減少する見込み2030年 (中期:1.5℃シナリオ) においては売上影響で約12億円増加、利益影響で約28億円増加する見込み詳細は以下のとおりであります。 リスク/機会内容対応方針影響度リスク物理リスク(4℃)異常気象の発生(水害)製品供給リスク急性的な水害リスクが国内の一部グループ拠点や協力会社に点在BCP(事業継続計画)に基づき在庫分散化や他拠点生産体制を整備し、影響は限定的中設備損害リスク急性的な水害による当社グループおよび協力会社の設備損害高リスク地域にある工場を高台へ移転済火災保険に加入しており、リスクの一部をカバー中移行リスク(1.5℃)炭素税導入直接的な影響のみの場合生産の一部を協力会社へ委託しているため、影響は限定的中サプライヤーから炭素税を価格転嫁される場合上記に比べ影響は拡大。協力会社を含めたサプライヤーや販売先との連携を強化し、負担軽減に努める中顧客要求顧客からGHG排出量の削減要求に応えられず失注するリスクGHG排出量の削減を着実に実行するとともに顧客動向を注視し生産プロセスのカーボンニュートラル化に努める大200億円程度原料価格の高騰気候変動に起因した銅・鉄・樹脂など部材供給がひっ迫、価格高騰するリスク市況を勘案した調達戦略を実施-機会(1.5℃)次世代自動車の普及次世代自動車(EV)の普及により当社製品市場が拡大し重要な成長機会となるEVシフトを見据えた事業戦略を構築小型軽量化や電費改善に対応する製品で競争力を強化大200億円程度リサイクル・プラスチック規制特に欧州の自動車業界でプラスチック規制が進む可能性がある業界動向や規制導入の動向をモニタリングし、当社グループの事業への影響を適切に管理-修理規制の強化「修理する権利」に基づき製品修理を容易にするための規制が欧米中心に進行中耐久性の高い製品の需要が増加する可能性がある「修理する権利」に係る規制の進行はコネクタ市場の拡大に寄与すると評価今後当該規制が適用されるアプリケーションや規制内容についてモニタリングを実施-長期:2050年までに、中期:2030年までに発現するリスク・機会と捉えています影響度:大:50億円以上、中:10~50億円、小:10億円未満、-は不確定要素が多いため非定量項目としています (4) 指標及び目標(a) 気候変動当社グループは (3) リスク管理におけるシナリオ分析の結果から、気候変動影響を1.5℃以下に抑えるための新たなCO2排出量削減目標を2022年度に取締役会で採択し、新規に設定しています。新目標では自社による排出であるScope1, 2を対象として、2050年度のカーボンニュートラルを目指すとともに、中期的には2027年度の排出量60%削減 (2021年度比) という野心的な目標を掲げて活動しています。過去からの電化の取り組みの成果によって、当社グループのScope1, 2のCO2排出源はほぼ電力由来のScope2となっており、もっとも効果的な削減策として製造拠点を中心とする再生可能エネルギーの導入を進めています。基準年度からの削減は計画通り進捗しており、削減量とともに追加性がある質の高い電力導入も検討を進めています。2025年3月末時点において、当社グループの8工場のうち、6工場で100%再エネ化を実現できています。この取り組みを進めることで排出量の削減を進めていきます。 当社は、2035年度を目標として設定した温室効果ガス排出削減目標が、パリ協定に定める「1.5℃目標」の水準と整合する科学的根拠に基づいたものであると認められ、国際的なイニシアティブである「SBTi」の認定を2025年12月に取得しました。協力会社での生産が多い当社では、Scope1, 2のみならず、バリューチェーン全体での削減活動を一層進めていきます。 詳細につきましては、当社が発行している「“統合報告書2025”の51,52ページ:気候変動」をご参照ください。“統合報告書”リンク先:https://www.hirose.com/corporate/ja/ir/integrated-report/ (b) 人的資本多様性<人的資本多様性における指標及び目標>「人財戦略の基本的な考え方」に基づき、性別、年齢、国籍、バックグラウンドを問わず、多様な人財がヒロセグループを支える中核人財として活躍しています。また、女性活躍推進に向け、当社では以下の目標を掲げ、採用活動強化と環境整備に関する行動計画を更新・再策定しております。関連する指標のデータ管理が、連結グループに属する全ての会社では行われていないため、以下の目標・実績
コーポレート・ガバナンスの概要4,672字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社グループは、グローバル市場における長期的な競争力の維持向上を図るため、コーポレート・ガバナンスの強化、充実が経営の重要課題と認識しております。ステークホルダーに対する社会的責任を果たしつつ、効率経営を推進し、さらなる高収益体質を目指し、併せて企業価値の増大にも努めてまいります。次の基本的な考え方に沿って、これに取り組んでまいります。 ・株主の権利を尊重し、平等性を確保します。・株主、顧客、供給者、従業員、地域社会等全てのステークホルダーとの適切な協働に努めます。・会社情報を適切に開示し、透明性を確保します。・取締役会により企業戦略等の大きな方向性を示し、経営幹部によるリスクテイクを支える環境整備をし、独立、客観的な立場から業務執行に実効性の高い監督を行います。・持続的な成長と中長期的な企業価値向上のため、株主との間で建設的な対話を行います。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由<監査等委員会設置会社の採用>2021年6月25日開催の定時株主総会において、監査等委員会設置会社への移行を内容とする定款の変更が決議されたことにより、当社は同日付をもって監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しております。この移行は、業務執行の適法性、妥当性の監査・監督機能の強化とコーポレート・ガバナンスの一層の充実を図るために行ったものであります。 ・取締役会は、取締役 (監査等委員である取締役を除く) 11名 (うち社外取締役4名) 及び監査等委員である取締役4名 (うち社外取締役3名) で構成され、原則として月1回開催しております。取締役会及び監査等委員会の構成員は『(2)① 役員の状況』をご参照ください。・社外取締役を除く取締役及び執行役員で構成する本部長会を月1回以上開催し、業務執行についての連絡、調整等を行っております。本部長会における議長は代表取締役社長が務めております。 <企業統治の体制の模式図> <企業統治の体制を採用する理由>取締役会では迅速な意思決定を行い、各取締役が業務の執行状況を相互に監督し、経営チェック機能を果たしております。また、7名の独立・社外取締役を招聘しており、当該役員に、より客観的な観点から経営監督の役割を担ってもらうとともに、当該役員から、他企業の経営経験者や公認会計士として、多様な経歴による多面的な観点からの有用なアドバイスを得て、経営判断の妥当性を確保しております。以上により、上記の体制図が適切であると判断し、2021年6月25日より同体制を採用しております。 ③ 企業統治に関するその他の事項<内部統制システムに関する基本的な考え方>当社グループは、内部統制システムについては企業目的を達成するために欠かせないものと認識しております。従いまして、事業経営の有効性及び効率性を高め、財務報告の信頼性を確保し、事業経営に係わる法令その他の社会規範遵守を促進することを目的として、当社グループの事業環境及び業容に見合った、株主その他ステークホルダーの利益のために最も適切な内部統制システムを整備、運用してまいります。 <内部統制システム及びリスク管理体制の整備の状況>・業務の適正を確保するための体制(内部統制システム)の構築につきましては、取締役会においてその基本方針を決議し、整備を進めております。・取締役が、その担当業務ごとに年度の方針を定め、これを受けて各部門の責任者は、実施すべき具体的な目標及び分担など効率的な達成方法を立案し、社長の承認を経て実行に移しております。取締役会は、グループ会社も含め定期的にその結果のレビューを実施し、フィードバックすることにより、効率的な職務遂行を実現しております。・「コンプライアンス管理規程」を制定し、当社グループの行動規範を、グループ会社全従業員に周知するとともに、弁護士等の社外の専門家と密接に連携し、コンプライアンスの徹底に努めております。また、当社グループの役員・従業員を対象とした内部通報制度を設け、適切に運用しております。なお、通報者に対し不利益な取扱いをすることを禁止しております。法令違反等の事実が判明した場合には、担当部署において是正措置及び再発防止策等を策定し、実施します。・取締役は、その担当業務ごとに「リスク管理規程」、「グループ会社管理規程」ほか規程の整備などグループ会社全体のリスクを網羅的・総括的に管理しております。・「CSR・リスク管理委員会」及びその下部組織を設置し、業務執行上のリスク情報を共有化して、リスク管理を行っております。 <当社の子会社の業務の適正を確保するための体制整備の状況>・グループ会社の取締役等の職務の執行に係る事項の当社への報告は、当社の「グループ会社管理規程」に基づき、管理担当取締役が関係部門と連携してグループ会社を管理・指導し、必要に応じて経営等に関する資料の提出を求める体制としております。・グループ会社の損失の危険の管理に関しても、リスク管理に関する規程を適用し、グループ会社の役員・使用人にもそれに従って業務を執行することを求めております。・グループ会社の取締役等の職務の執行が効率的に行われることを確保するため、定期的にグループ会社から事業内容の報告を受けるとともに、重要案件については、事前協議を行っております。・グループ会社の取締役及び従業員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するため、当社の取締役(監査等委員である取締役および社外取締役を除く) 等がグループ会社の役員等に就任するほか、当社の監査等委員及び内部監査部門による監査等を行っております。 <指名報酬委員会の設置>・当社は2020年4月1日より取締役の指名、報酬にかかわる手続きの公平性、透明性、客観性を強化するため、取締役会の任意の諮問機関として指名報酬委員会を設置いたしました。・指名報酬委員会の委員は、取締役会の決議によって選任された5名で構成し、3名は独立社外取締役を選任しております。また委員長は取締役会の決議によって独立社外取締役を選任しております。 ④ 責任限定契約の内容の概要等当社は、会社法第427条第1項に基づき、社外取締役との間において、同法第423条第1項の損害賠償責任について、職務を行うにつき善意でかつ重大な過失がないときは、同法第425条第1項各号の合計額(最低責任限度額)を限度とする契約を締結しております。また、当社は、取締役が職務の執行にあたり期待される役割をより円滑に果たせるよう、会社法第426条第1項の規定に基づき、取締役会の決議をもって、取締役 (取締役であった者を含む。) の損害賠償責任を、法令が定める範囲で免除することができる旨を定款で定めております。 ⑤ 役員等賠償責任保険契約の内容の概要当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結し、被保険者である役員等がその職務の執行に関し、責任を負うことまたは当該責任の追及に係る請求を受けることによって生ずることのある損害を当該保険契約により填補することとしております。ただし、故意または重過失に起因して生じた当該損害は填補されない等の免責事由があります。なお、当該保険については2026年3月に従前の内容で更新されており、1年経過後の次回更新時には同内容での更新を予定しております。また、当該保険の保険料については全額当社が負担しております。 ⑥ 取締役の定数当社は、取締役 (監査等委員である取締役を除く) を11名以内、監査等委員である取締役を5名以内とする旨を定款で定めております。 ⑦ 自己株式取得の決定機関当社は、自己株式の取得について、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするため、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議により、市場取引等による自己株式の取得を行うことができる旨を定款で定めております。 ⑧ 剰余金の配当の決定機関当社は、機動的に株主への利益還元を行うため、取締役会の決議により、会社法第454条第5項に定める剰余金の配当(中間配当)を行うことができる旨を定款で定めております。 ⑨ 株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項の規定による株主総会の決議は、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上に当たる多数をもって行う旨を定款で定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 ⑩ 取締役の選任の決議要件当社は、取締役の選任決議は、株主総会において議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨及び累積投票によらない旨を定款で定めております。 ⑪ 取締役会の活動状況原則月1回取締役会を開催しており、当事業年度における個々の取締役の出席状況については以下の通りであります。・取締役 (監査等委員である取締役を除く)氏名出席回数 / 開催回数石井 和徳13 / 13鎌形 伸13 / 13小原 秀13 / 13佐藤 博志13 / 13郡司 吉広13 / 13松永 光生10 / 10李 相燁13 / 13元永 徹司13 / 13西松 正記13 / 13坂田 誠二13 / 13各務 洋子10 / 10堀田 健介 3 / 3 ・取締役 (監査等委員)氏名出席回数 / 開催回数森 敬10 / 10上田 昌利 3 / 3三浦 健太郎13 / 13髙嶋 健司13 / 13石田 晴美10 / 10荒木 由季子 2 / 3 取締役会における具体的な検討内容は、経営計画等の企業グループ戦略、多額の設備投資、ならびに各部門からの定例報告内容における審議・検討等であります。各部門からの定例報告には、各本部や各部門からの報告に加えてCSR・リスク管理委員会およびカーボンニュートラル実行プロジェクトからCO2削減に向けた活動や再生エネルギー導入などの各種イニシアチブ対応についての報告を行っており、これらについても審議・検討を行っております。また、取締役会における議長は代表取締役社長が務めております。 ⑫ 指名報酬委員会の活動状況原則3か月に1回指名報酬委員会を開催しており、当事業年度における個々の取締役の出席状況については以下の通りであります。氏名出席回数 / 開催回数石井 和徳4 / 4鎌形 伸3 / 3元永 徹司4 / 4西松 正記4 / 4坂田 誠二4 / 4堀田 健介1 / 1上田 昌利1 / 1 指名報酬委員会は、取締役会からの諮問を受けて、以下について検討、審議を行い、取締役会へ答申しております。●当社の取締役報酬規則等の改定●当社の取締役報酬規則等に基づき、基本報酬、業績連動報酬ならびに非金銭報酬の額●当社の役員等の選定基準に基づき、取締役 (監査等委員である取締役を除く) および執行役員の選任●当社役員等の後継者計画 (育成を含む) に関する事項また、指名報酬委員会における議長は取締役会によって選任された独立社外取締役が務めております。
役員の報酬等2,793字
(4)【役員の報酬等】① 役員の報酬の額またはその算定方法の決定に関する方針に係る事項当社は、役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針を定めており、その内容は以下のとおりであります。 当社の取締役 (監査等委員である取締役および社外取締役を除き、当社の業務に専念している取締役。以下「常勤取締役」といいます) の報酬は、役位に応じた固定である基本報酬と業績に連動させるために連結営業利益率を基に算出した業績連動報酬 (以下「賞与」という。) から成る「金銭報酬」(以下同様です。) および当社の中長期的な業績向上と株主価値に連動する「業績連動型株式報酬」(以下「株式報酬」という。) で構成しております。非常勤取締役 (社外取締役を除く) の報酬は固定である基本報酬と業績に連動する賞与から成る「金銭報酬」のみとしています。報酬構成の支払割合は、業績に応じて変動いたします。取締役会で定めるベースとする連結営業利益率にて、おおむね「基本報酬:賞与:株式報酬=44:47:9」となる方針を設定しております。「金銭報酬」及び「株式報酬」の総額は、当社業績や社会情勢、役位及び職務の内容、役員報酬調査にて「国内の製造業かつ同規模 (時価総額、売上収益等)」の企業群とベンチマークを行い、監査等委員でない取締役の報酬等の原案について独立社外取締役が過半数とする任意の指名報酬委員会に諮問し、監査等委員会の同意を得て、独立性・客観性を確保した上で、取締役会審議により決定する方針としております。「金銭報酬」は、2021年6月25日開催の定時株主総会決議に基づいており、その総会決議の内容は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬限度額は年額880百万円以内 (使用人兼務取締役の使用人分給与は含まず、社外取締役分は年額70百万円以内)、監査等委員である取締役の報酬限度額は年額75百万円以内となっております。「賞与」は、基本報酬(月額)×利益係数(連結営業利益率の実績により決定)を決定方法として設定しており、当事業年度における連結営業利益率は20.4%でした。また、「金銭報酬」とは別枠で株式報酬として「業績連動型株式報酬制度(信託方式)」を2021年6月25日開催の定時株主総会の決議で導入しております。同株主総会の翌日から2027年6月の定時株主総会までに在任する当社の常勤取締役を対象としております。なお、当社の取締役会の決定により業績連動型株式報酬の対象期間を延長・継続することがあります。当社の監査等委員である取締役の報酬は、「金銭報酬」の固定である基本報酬で構成され、2021年6月25日開催の定時株主総会の決議された報酬の限度額 (年額75百万円以内) で、独立性・中立性の観点から監査等委員である取締役の協議により決定しております。社外取締役の報酬は、業務執行から独立した立場で経営の監督・助言を行う役割のため、職責、他社の動向を反映させた「金銭報酬」の固定である基本報酬のみで構成しております 「株式報酬」の具体的な算出方法については、以下の通りです。(a) 本制度の概要本制度は、当社が金銭を拠出することにより設定する信託 (以下「本信託」という。) が当社普通株式を取得し、当社が取締役会で定める「株式交付規程」に従って、その役位及び連結営業利益率に応じて付与するポイントの数に相当する数の当社普通株式(1ポイントは当社普通株式1株とします。ただし、当社普通株式について、株式分割・株式併合・株式無償割当て等が生じた場合には、かかる分割比率・併合比率等に応じて調整されるものとします。)が本信託を通じて各常勤取締役に対して交付されるという、業績連動型の株式報酬制度です。なお、下記算定式につきましては、複数年にわたる本制度の有効期間の途中で新任常勤取締役が就任した場合については、当該新任常勤取締役にも適用されます。なお、常勤取締役が当社普通株式の交付を受ける時期は、原則として取締役の退任時であります。 (b) 常勤取締役に付与されるポイント総数の上限と算出方法当社の「株式報酬」は、2021年6月25日開催の定時株主総会において決議され、取締役会が定める「株式交付規程」に基づき、各常勤取締役に対し信託期間中の毎年所定の時期に、直前に終了する事業年度の業績達成度等に応じてポイントを付与します。当社が常勤取締役に付与されるポイント総数の上限は、年間8,800ポイント (株式数にして8,800株相当) としております。付与ポイント=(対象期間の基本報酬総額(※1)+対象期間の賞与(※2))×10%÷本信託による当社普通株式の取得単価なお、ポイント付与日の直前に終了した事業年度 (毎年4月1日から翌年3月末日まで) の連結営業利益率が取締役会にて定める所定の数値に満たない場合は、付与ポイントを0とします。当事業年度においては、取締役会にて定める所定の数値は20%に対し、連結営業利益率の実績は20.4%でした。(※1) 各年の定時株主総会の日の翌日から翌年の定時株主総会の日までを対象期間とし、この間の基本報酬総額とします。(※2)ポイント付与日の直前に終了した事業年度(毎年4月1日から翌年3月末日まで)を対象期間とし、この対象期間をベースに算出し支給した賞与総額とします。 ② 提出会社の役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(百万円)報酬等の種類別の総額(百万円)対象となる役員の員数(名)固定報酬業績連動報酬左記のうち、非金銭報酬等取締役(監査等委員及び社外取締役を除く)31297216417監査等委員(社外取締役を除く)2323--2社外役員8080--9(注) 上記の報酬は2021年6月25日開催の定時株主総会決議に基づいており、その総会決議の内容は、取締役(監査等委員である取締役を除く。)の報酬限度額は年額880百万円以内 (使用人兼務取締役の使用人分給与は含まず、社外取締役分は年額70百万円以内)、監査等委員である取締役の報酬限度額は年額75百万円以内となっております。 ③ 報酬の総額が1億円以上である者の報酬等の総額等氏名報酬等の総額(百万円)役員区分会社区分報酬等の種類別の額(百万円)固定報酬業績連動報酬左記の内、非金銭報酬等石井 和徳114取締役会長提出会社357914鎌形 伸115代表取締役社長提出会社417411(注) 石井 和徳に対する非金銭報酬等の総額の内訳は、業績連動型株式報酬14百万円であります。鎌形 伸に対する非金銭報酬等の総額の内訳は、業績連動型株式報酬11百万円であります。 ④ 使用人兼務役員使用人給与のうち重要なものはありません。
従業員の状況1,311字
(2)【従業員の状況】① 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)多極コネクタ2,805(58)同軸コネクタ271(4)その他144(7)全社(共通)1,890(48)合計5,110(117)(注) 従業員数は就業人員であり、臨時従業員数は( )内に年間の平均人員を外数で記載しております。 ② 提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(千円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)1,03940.713.18,4744.8 セグメントの名称従業員数(人)多極コネクタ199同軸コネクタ29その他17全社(共通)794合計1,039(注)1.従業員数は就業人員であります。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 ③ 労働組合の状況当社グループにおいて、労働組合は結成されておりません。なお、従来から全従業員加入の親睦団体「八要会」があり、正常かつ円満な労使関係を維持継続しております。 ④ 役員・従業員株式所有制度の状況当社グループは使用人その他の従業員のみを対象とした役員・従業員株式所有制度を導入しています。当該役員・従業員株式所有制度については、「1 株式等の状況-(8) 役員・従業員株式所有制度の内容」に記載しております。 ⑤ 管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異a. 提出会社当事業年度管理職に占める女性労働者の割合(%)(注)1男性労働者の育児休業取得率(%)(注)2労働者の男女の賃金の差異(%)(注)1、3全労働者正規雇用労働者パート・有期労働者1.964.052.654.233.5(注)1.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)の規定に基づき算出したものであります。2.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第2号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。3.労働者の男女の賃金の差異についての補足説明は以下の通りであります。・当社は給与規定や評価制度において、男女で差異を設けておりません。・男女の賃金差異に影響を与えている主な理由として、正規雇用労働者においては、男女の平均年齢の差があり、女性は若手層の割合が多く、管理職に占める割合が低くなっていることが挙げられます。加えて、育児理由の短時間勤務利用者数も女性が多くなっています。非正規雇用労働者においては、男性は定年後再雇用契約者が多くを占め、女性は勤務時間の短いパート社員が多くを占めております。 b. 連結子会社「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)および「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
関係会社の状況1,808字
4【関係会社の状況】名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(被所有)割合(%)関係内容(連結子会社) 東北ヒロセ電機株式会社(注)2岩手県宮古市30多極コネクタ同軸コネクタ100当社製品を製造しております。役員の兼任…有郡山ヒロセ電機株式会社(注)2福島県郡山市30多極コネクタ100当社製品を製造しております。役員の兼任…有一関ヒロセ電機株式会社岩手県一関市30多極コネクタ同軸コネクタその他100当社製品を製造しております。役員の兼任…有ヒロセSER株式会社東京都品川区50その他100役員の兼任…有盛岡ヒロセSER株式会社岩手県盛岡市50その他100役員の兼任…有[100]ヒロセエレクトリック(U.S.A.),INC.米国イリノイ州1百万多極コネクタ同軸コネクタ100当社製品を販売しております。役員の兼任…有米ドルヒロセエレクトリックヨーロッパB.V.オランダアムステルダム402千多極コネクタ同軸コネクタ100当社製品を販売しております。役員の兼任…有ユーロヒロセエレクトリックシンガポールPte.Ltd.シンガポール400千多極コネクタ同軸コネクタ100当社製品を販売しております。役員の兼任…有米ドル広瀬(中国)企業管理有限公司中国上海50百万多極コネクタ同軸コネクタ100当社製品を販売しております。役員の兼任…有人民元廣瀬電機香港貿易有限公司(注)2、6中国香港3百万多極コネクタ同軸コネクタその他100当社製品を販売しております。役員の兼任…有香港ドル台廣電子股份有限公司台湾台北市5百万多極コネクタ同軸コネクタ100当社製品の販売および当社部品の調達をしております。役員の兼任…有台湾ドル廣瀬香港有限公司中国香港1百万多極コネクタ同軸コネクタ100当社製品を製造しております。役員の兼任…有香港ドル[60]広瀬電機(東莞)有限公司(注)2中国東莞119百万多極コネクタ同軸コネクタ100当社製品を製造しております。役員の兼任…有人民元[100] 名称住所資本金又は出資金(百万円)主要な事業の内容議決権の所有(被所有)割合(%)関係内容広瀬電機(蘇州)有限公司(注)2中国蘇州96百万多極コネクタ同軸コネクタ100当社製品を製造しております。役員の兼任…有人民元ヒロセエレクトリックマレーシアSdn.Bhd.マレーシアセランゴール7百万多極コネクタ同軸コネクタ100当社製品を製造しております。役員の兼任…有リンギットP.T.ヒロセエレクトリックインドネシアインドネシアブカシ3,412百万多極コネクタ同軸コネクタ100当社製品を製造しております。役員の兼任…有ルピア[100]ヒロセコリア株式会社(注)2、7韓国京畿道1,650百万多極コネクタ同軸コネクタその他100当社製品の販売および当社製品を製造しております。役員の兼任…有ウォンヒロセエレクトリックインドPvt.Ltd.インドバンガロール3,350千多極コネクタ同軸コネクタ100当社製品を販売しております。役員の兼任…有インドルピー[99]ヒロセエレクトリックマーケティングマレーシアSdn.Bhd.マレーシアペナン100千多極コネクタ同軸コネクタ100当社製品を販売しております。役員の兼任…有リンギット[100](注)1.「主要な事業の内容」欄には、セグメント情報に記載された名称を記載しております。2.特定子会社であります。3.有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。4.議決権の所有割合の[ ]内は、間接所有で内数であります。5.上記以外に連結子会社が2社あります。6.廣瀬電機香港貿易有限公司については、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等① 売上収益60,106百万円 ② 税引前利益2,201 〃 ③ 当期利益1,840 〃 ④ 資本合計20,761 〃 ⑤ 資産合計25,372 〃7.ヒロセコリア株式会社については、売上収益(連結会社相互間の内部売上収益を除く)の連結売上収益に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等① 売上収益66,036百万円 ② 税引前利益16,193 〃 ③ 当期利益12,828 〃 ④ 資本合計106,857 〃 ⑤ 資産合計117,921 〃
配当政策860字
3【配当政策】当社の配当政策の基本的な考え方は、経営の基本方針に基づき、経営基盤を強化し、成長路線の確立を図るとともに、財務体質をより一層充実させ、安心されるまた期待される企業を目指して、安定した配当を継続して行うことを基本とし、業績及び経営環境等を総合的に勘案して実施していくことが肝要と考えております。当社の剰余金の配当は、中間配当及び期末配当の年2回を基本的な方針としております。配当の決定機関は、中間配当は取締役会、期末配当は株主総会であります。当期の配当につきましては、期末配当として1株につき260円を実施することを予定しております。なお、中間配当金として実施いたしました1株につき245円と合わせて年間配当金は505円となる予定です。当社は、上記の基本的な考え方を実現するため、配当に関する中期基本方針として、2024年度より中期的に株主資本配当率 (DOE) を5%とすることを掲げております。自己株式の取得については、事業環境や株価水準を適宜勘案しつつ、2025~2028年度において600億円を上限に自己株式の取得を実施する方針です。なお、内部留保資金につきましては、上記の株主還元に加え、中長期的な視野に立って、今後ますます進展する技術革新に対する研究開発投資、グローバル化に伴う設備投資や経営環境の変化に対応した機動的なM&Aなどに備えて参りたいと考えております。配当の基準日及び回数の変更は、現状では予定しておりません。また、当社は中間配当を行うことができる旨を定款に定めております。 (注)基準日が当事業年度に属する剰余金の配当は、以下のとおりであります。期末配当に関する配当金の総額8,529百万円及び1株当たり配当額260.00円については、2026年6月25日開催予定の定時株主総会の決議事項となっております。決議年月日配当金の総額(百万円)1株当たりの配当額(円)2025年11月4日8,225245.00取締役会決議2026年6月25日8,529260.00定時株主総会決議(予定)
研究開発活動1,471字
6【研究開発活動】エレクトロニクス業界における技術の進歩に伴い、コネクタ技術面においても「小型・高密度化」「高性能」「高品質」「経済性」の要求が高まり、さらに、「高速デジタル信号処理」「超高周波信号の伝送技術」、エネルギー関連対応や環境規制への対応が求められております。当社グループはこれらの要求に応えるべく、次のような製品開発を行っております。(1) 多極コネクタ多極コネクタには、主として機器の外部に実装する丸形コネクタ及び角形コネクタと機器の内部に実装するプリント配線板用コネクタがあります。丸形コネクタでは、計測機器・通信機器用として小型多芯コネクタの開発、また、サーボモータ・ロボット・工作機械のFA機器用として速着脱タイプの小型防水コネクタ、さらには国内外の基地局用防水コネクタ等産業用製品群の他、監視カメラ・医療機器、その他各種電源用コネクタなど幅広く開発を行っております。角形コネクタでは、各種産業機器や医療機器用として高速信号対応の多芯コネクタの開発、小型モバイル市場にはオリジナル小型コネクタの充実を図り市場に投入しております。また、蓄電池向けやブスバー接続用として大電流コネクタの開発や各種情報端末用インターフェイスコネクタを国内外の市場向けに各種開発を行っております。プリント配線板用コネクタでは、高密度・多芯・狭ピッチ用コネクタの開発、またスマートフォン、タブレット等のモバイル機器用の内部実装用コネクタとしてさらに薄型・狭ピッチ基板対基板コネクタ・FPC用コネクタの開発、サーバー・LAN機器に使用するオリジナル高速タイプコネクタの開発、さらにはLED照明用コネクタの開発など、今後成長を期待される機器用コネクタの開発と併せて、環境対策として各種環境規制に適合した製品の充実を図っております。更に自動車用コネクタとして、高速伝送用コネクタ、ECU向け多極コネクタ、EV・HV(電気自動車・ハイブリッド)向けコネクタなどの開発を行っております。また、車載カメラ用及び車載アンテナ用コネクタやヘッドライト用コネクタ、内部接続用コネクタ、カーナビ用コネクタなどのシリーズ拡充も行っております。 (2) 同軸コネクタ同軸コネクタでは、モバイル・ワイヤレス機器に対応した世界最小アンテナ用超小型コネクタの開発を始め、無線LANのアクセスポイント・携帯電話基地局・マイクロ波通信機器等の無線通信インフラ及び放送機器・計測器等に使用される各種コネクタの開発を行っております。高周波デバイスでは、スマートフォン用や無線LAN向け世界最小クラス小型同軸スイッチのシリーズ拡充や携帯電話基地局及びマイクロ波通信、放送機器、計測器用終端器や減衰器・避雷器コネクタ等の開発を行っております。光コネクタでは、医療機器、ロボット等での使用に適した、光-電気変換用アクティブコネクタの開発や、通信インフラ、屋外画像伝送装置等への使用に適した光防水コネクタのシリーズ拡充開発を引き続き推進し、幅広いニーズに応えております。 (3) その他以上のコネクタ製品以外の製品として半導体テスト製品及びマイクロスイッチ類及びコネクタ用治工具類等の開発を行っております。 上記の区分ごとに研究開発投資額を関連付けるのは困難な状況でありますが、当グループにおける研究開発費は、9,433百万円であります。この他に研究開発活動の成果として、工具器具などの固定資産で計上したものが4,028百万円あるため、合わせますと研究開発投資額は13,461百万円となります。
主要な設備の状況1,158字
2【主要な設備の状況】(1)提出会社 2026年3月31日現在事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)その他合計本社(神奈川県横浜市都筑区)多極コネクタ同軸コネクタその他全社研究開発その他設備3,0526423,1183,0619,873889(5)(16)菊名事業所(神奈川県横浜市港北区)多極コネクタ同軸コネクタ研究開発1,072457768552,46168(3)(3)東北アドバンスト・テクノロジーセンター(岩手県盛岡市)多極コネクタ同軸コネクタ研究開発1,004792745001,85819(6) (2)国内子会社 2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)その他合計東北ヒロセ電機㈱宮古工場(岩手県 宮古市)多極コネクタ同軸コネクタ電子部品一次加工生産設備8426,9811023,23111,156178(14)(11)郡山ヒロセ電機㈱郡山工場(福島県 郡山市)多極コネクタ電子部品生産設備9,0184,1977352,57916,529149(48)(41)一関ヒロセ電機㈱一関工場(岩手県 一関市)多極コネクタ同軸コネクタその他電子部品一次加工生産設備試験装置1,5345215611,3293,945219(47)(26) (3)在外子会社 2026年3月31日現在会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物機械装置及び運搬具土地(面積千㎡)その他合計広瀬電機(東莞)有限公司(中国 東莞)多極コネクタ同軸コネクタその他電子部品生産設備41385-1,5451,970499(-)(-)広瀬電機(蘇州)有限公司(中国 蘇州)多極コネクタ同軸コネクタ電子部品生産設備258348-6041,209237(-)(-)ヒロセエレクトリックマレーシアSdn.Bhd.(マレーシア セランゴール)多極コネクタ同軸コネクタ電子部品生産設備1,2102,2062461,4375,099821(40)(-)P.T.ヒロセエレクトリックインドネシア(インドネシア ブカシ)多極コネクタ同軸コネクタ電子部品生産設備471,0601141071,328458(16)(-)ヒロセコリア㈱(韓国 京畿道)多極コネクタ同軸コネクタその他電子部品生産設備9,0957,7406,6999,93433,468856(48)(-)(注)1.帳簿価額のうち「その他」は、工具、器具及び備品及び建設仮勘定の合計であります。2.従業員数( )外数はパートタイマーの人員であります。
監査の状況3,187字
(3)【監査の状況】① 監査等委員会監査の状況当社における監査等委員会は、常勤の監査等委員1名を含む4名にて構成されております。監査等委員会は原則として月1回に加えて、社外監査等委員から要請のあったときに開催しております。・監査等委員4名が取締役会に出席するほか、業務執行を行っている取締役等から直接業務執行について聴取するなど充分な監査を行っており、監査機能が有効に機能していると判断しております。・監査等委員は、総務法務課・ファイナンス部・IT統括部等内部統制部門から、内部統制システムの整備・継続的改善の状況を聴取し、必要に応じて指摘・提言・意見表明を行っております。・監査等委員は取締役会に出席し、積極的な意見交換を行うとともに業務執行を行っている取締役との情報交換を行うことで実効性のある監督に努めています。・監査等委員は、ファイナンス部・内部監査人及び会計監査人と定期的な情報交換等密接な連携を図りつつ、監査計画に基づいた監査を実施しております。・監査等委員である社外取締役に対しては、総務法務課がその監督・監査に必要な資料の提供等を行っております。なお、監査等委員である社外取締役 髙嶋 健司、石田 晴美は、公認会計士の資格を有し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。 当事業年度においては監査等委員会設置会社として監査等委員会を12回開催し、個々の監査等委員の出席状況については以下のとおりであります。氏名監査等委員会出席回数/開催回数備考森 敬10/10回2025年6月就任上田 昌利2/ 22025年6月退任三浦 健太郎12/12 高嶋 健司12/12 石田 晴美10/102025年6月就任荒木 由季子2/ 22025年6月退任監査等委員会における具体的な検討事項は、監査の方針及び監査計画、会計監査人の監査の方法及び結果の相当性、グループ内の監査体制の整備・運用状況の確認などであります。そのほか、社内でコンプライアンス上の問題等が発生した際に従業員が直接監査等委員又は監査等委員を補助する従業員に通報する制度 (ホットライン) を設置しており、その通報内容について慎重に検討し、必要と判断した場合には執行経営陣に改善を命じます。また、常勤の監査等委員の活動として、本部長会をはじめとする社内の重要な会議に出席し、情報の収集及び報告の受領を行うとともに、社外取締役である監査等委員と情報の共有を行っております。また、内部監査人との連携を図り、取締役会のみならず、その他の社内の重要な会議において執行経営陣に対して意見を述べるよう努めております。 ② 内部監査の状況当社グループの内部監査は、独立した内部監査人 (常勤監査等委員付) 2名が、内部統制部門における業務の適切性・有効性を検証し、適宜、当該部門に課題解決策の提出を求める等指示するとともに、重要な事項については、代表取締役社長に報告しております。内部監査人と総務法務課・ファイナンス部・IT統括部は、共同して内部統制の整備・運用を実施しており、会計監査人とも協議のうえ、改善を進めております。このほか、重要な子会社に対しては当社のファイナンス部による内部実地監査を定期的に行い、その結果を取締役社長に報告するとともに、改善活動を当社と連携して行っております。内部監査の実効性を確保するための取り組みとして、内部監査人は代表取締役社長への報告以外に、以下の活動を定期的に行っております。●取締役会およびCSR・リスク管理委員会への報告全社的な内部統制の観点から、「内部監査人の主な取り組み、内部統制評価の結果、内部通報の受付状況、およびその他内部監査の結果」を取締役会およびCSR・リスク管理委員会へ定期的に報告しております。●監査等委員会への報告監査等委員会の監査計画に基づき、内部監査人は、重点監査項目の進捗を定期的に監査等委員会で報告しております。 また、内部統制の不備を発見した際は、常勤監査等委員へ都度報告を行っております。●その他の対応内部通報の窓口である内部監査人は、通報を受付した際、社内規定に従い、CSR・リスク責任者および常勤監査等委員に報告し、必要な調査・対応を迅速に実施しております。また、内部通報等の情報提供者の情報管理、秘密保持、不利益な取り扱いの禁止等を定めた内部通報制度管理規程を制定し、情報提供者を保護しております。 ③ 会計監査の状況(a) 監査法人の名称有限責任 あずさ監査法人(b) 継続監査期間26年間(c) 業務を執行した公認会計士福島 力永井 公人(d) 監査業務に係る補助者の構成公認会計士14名、その他38名(e) 監査法人の選定方針と理由会計監査人の選定にあたり、当社では選定基準項目を定め、会計監査人候補者から、監査法人の概要、監査の実施体制、監査報酬の見積額について書面にて入手し、面談、質問等を通じ選定しております。なお、当社は会計監査人の解任または不再任の決定の方針を定めております。監査等委員会は、会計監査人が会社法第340条第1項各号に定める事由に該当し、解任が相当と認められる場合には、監査等委員全員の同意に基づき会計監査人を解任する方針です。また、監査等委員会は、会計監査人の独立性、品質管理体制、職務執行状況等を総合的に勘案し、必要があると判断した場合には、会計監査人の解任または不再任に関する議案の内容を決定します。取締役会は、監査等委員会の当該決定に基づき、会計監査人の解任または不再任に係る議案を株主総会に提出いたします。(f) 監査等委員及び監査等委員会による監査法人の評価当社の監査等委員及び監査等委員会は会計監査人より監査計画、監査の実施状況、監査人の独立性、職務執行状況及び品質管理体制等についての報告を受け、その内容について検討した結果、会計監査人の解任または不再任にあたらないと判断しております。 ④ 監査報酬の内容等(a) 監査公認会計士等に対する報酬区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社65-78-連結子会社----計65-78-(注) 当連結会計年度に係る監査証明業務に基づく報酬には、事業報告作成以降発生した追加報酬8百万円を含んでおります。 (b) 監査公認会計士等と同一のネットワーク (KPMG) に対する報酬((a) を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)監査証明業務に基づく報酬(百万円)非監査業務に基づく報酬(百万円)提出会社-77-83連結子会社52254626計5210246109当社における非監査業務の主な内容は、移転価格に関する税務アドバイザリー業務等の対価を支払っております。連結子会社における非監査業務の主な内容は、税務申告等に関する税務アドバイザリー業務等の対価を支払っております。 (c) その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 (d) 監査報酬の決定方針該当事項はありません。ただし、監査計画上における監査見積り時間を基に、会計監査人と協議の上決定しています。 (e) 監査等委員会が会計監査人の報酬等に同意した理由取締役会が提案した会計監査人に対する報酬等に対して、当社の監査等委員会が会社法第399条第1項の同意をした理由は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積りの算出根拠等が適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等が妥当であると判断したためであります。
株式の保有状況952字
(5)【株式の保有状況】① 投資株式の区分の基準及び考え方当社における、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分については以下のとおりであります。<純投資目的の投資株式>専ら株式の価値の変動または株式に係る配当によって利益を受けることを目的として保有する株式 <純投資目的以外の投資株式>純投資目的の投資株式を除く株式 ② 保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式(a) 保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、事業戦略の必要性、取引や協業関係の強化を目的として、当社の企業価値の向上に資すると判断した際に取引先等の株式、いわゆる政策保有株式を保有することがあります。政策保有株式については、以下の通り、1銘柄保有しております。該当の投資先は当社と製品の共同開発を行っており、共同開発を行うにあたって情報共有を緊密に行っていること及び開発の進捗について取締役会へ報告しております。共同開発を行うにあたり、技術情報を出資先として優先的に得られる状況にあると取締役会は判断しています。引き続きこの株式の保有の適否に関して、取締役会へ報告し、全社的な観点から保有意義の程度を毎年検証する予定です。 (b) 銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式1600非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が増加した銘柄)該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄)該当事項はありません。 (c) 特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式該当事項はありません。みなし投資株式該当事項はありません。 ③ 保有目的が純投資目的である投資株式区分当事業年度前事業年度銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(百万円)非上場株式1010非上場株式以外の株式1018,7111315,966 区分当事業年度受取配当金の合計額(百万円)売却損益の合計額(百万円)評価損益の合計額(百万円)非上場株式---非上場株式以外の株式45054418,584
沿革1,935字
2【沿革】1937年8月初代社長広瀬銈三が東京市赤坂区榎坂町(現東京都港区)に広瀬商会を創立し、電気絶縁物並びに通信機部品の製造販売を開始1945年4月神奈川県足柄下郡湯河原町に湯河原工場設置1948年6月株式会社組織に改め、社名を株式会社広瀬商会製作所と称し、本社を東京都大田区に設置1948年10月湯河原工場にて丸形・角形・同軸コネクタの生産を開始(1991年4月一関工場へ移転に伴い閉鎖)1953年2月本社を東京都品川区に移転(2020年7月本店移転に伴い五反田事務所に改称)1954年7月東京都大田区に下丸子工場を新設(1991年5月一関工場へ移転に伴い閉鎖)1963年8月社名をヒロセ電機株式会社に改称1966年12月東京都品川区に大崎工場を新設(1989年2月技術センター(現・菊名事業所)等の新設に伴い閉鎖)1967年6月横浜市港北区に菊名工場を新設(1991年2月一関工場へ移転、現・菊名事業所)1972年12月東京証券取引所市場第二部に上場1974年3月岩手県宮古市に多極コネクタ及び絶縁物、金型等の製造を目的とした東北ヒロセ電機㈱(現・連結子会社)を設立1980年9月米国に現地法人ヒロセエレクトリック(U.S.A.),INC.(現・連結子会社)を設立1982年6月福島県郡山市に多極コネクタの製造を目的とした郡山ヒロセ電機㈱(現・連結子会社)を設立1984年11月東京証券取引所市場第一部に上場1985年10月韓国、大徳産業との合弁による現地法人ヒロセコリア㈱(現・連結子会社)を設立1988年2月西独にヒロセエレクトリックGmbHを設立(現在はヒロセエレクトリックヨーロッパB.V.に統合)1988年4月英国にヒロセエレクトリックUK LTD.を設立(現在はヒロセエレクトリックヨーロッパB.V.に統合)1989年8月マレーシアにヒロセエレクトリックマレーシアSdn.Bhd.(現・連結子会社)を設立1990年10月岩手県一関市に一関工場を新設1991年3月中華民国に台廣電子股份有限公司(現・連結子会社)を設立1994年10月岩手県一関市に多極コネクタ・同軸コネクタ及び切削品等の製造を目的とした一関ヒロセ電機㈱(現・連結子会社)を設立(旧一関工場を全面移管)1995年12月インドネシアにP.T.ヒロセエレクトリックインドネシア(現・連結子会社)を設立1999年11月香港に廣瀬香港有限公司(現・連結子会社)を設立2000年10月中国に広瀬電機(東莞)有限公司(現・連結子会社)を設立2003年4月中国に博瀬電機貿易(上海)有限公司を設立2003年10月オランダにヒロセエレクトリックヨーロッパB.V.(現・連結子会社)を設立2007年7月中国に広瀬電機(蘇州)有限公司(現・連結子会社)を設立2009年12月香港に廣瀬電機香港貿易有限公司(現・連結子会社)を設立2010年7月シンガポールにヒロセエレクトリックシンガポールPte.Ltd.(現・連結子会社)を設立2010年12月ヒロセコリア㈱の株式25%を追加取得(計75%)により連結子会社化2011年9月新総合拠点・横浜センターを新設2012年11月ヒロセコリア㈱の株式約22%を追加取得(計約97%)2015年1月ヒロセコリア㈱の株式約3%を追加取得(計100%)2016年12月ヒロセエレクトリックインドPvt.Ltd.(現・連結子会社)を設立2018年1月中国国内の各販売拠点を統括するため、博瀬電機貿易(上海)有限公司を広瀬(中国)企業管理有限公司(現・連結子会社)へ名称変更2019年3月マレーシアにヒロセエレクトリックマーケティングマレーシアSdn.Bhd.(現・連結子会社) を設立2020年7月本店を神奈川県横浜市に移転し、横浜センターを本社に改称2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行2024年3月岩手県盛岡市に生産設備開発と人材育成に特化した研究所、東北アドバンスト・テクノロジーセンターを設立2024年6月福島県郡山市に工場を新設・郡山ヒロセ電機㈱を移転2024年12月ヒロセコリアに精密センター新棟を設立2025年7月株式会社エス・イー・アール、同子会社九戸精密株式会社の全株式を取得し、連結子会社化2026年3月株式会社エス・イー・アールを品川区大崎のヒロセ電機五反田事業所内に移転し、ヒロセSER株式会社 (現・連結子会社) へ改称2026年4月九戸精密株式会社を盛岡ヒロセSER株式会社 (現・連結子会社) へ改称 インドにヒロセエレトリックチェンナイPvt.Ltd.(現・連結子会社)を設立
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TIMELY DISCLOSURE
適時開示(TDnet)
自己株式の取得状況に関するお知らせ自己株式 · 16:00
PDF2027年3月期 第1四半期決算説明会決算説明資料 · 10:00
PDF2027年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)決算短信 · 16:00
PDF2027年3月期第2四半期(中間期)及び通期連結業績予想の修正に関するお知らせ業績予想 · 16:00
PDF自己株式の取得結果および取得終了に関するお知らせ自己株式 · 16:00
PDF自己株式の取得に係る事項の決定に関するお知らせ自己株式 · 16:00
PDF出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。
PEERS
同業他社(電気機器・売上高順)
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