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株式会社図研

ZUKEN INC.

証券コード 6947EDINETコード E01966電気機器上場日本基準決算 3月31日資本金 101億円法人番号 2020001008807
431億円売上高(FY2026
13.3%ROE
61.0%自己資本比率
83財務健全性スコア
KEY METRICS

主要財務指標

FY2026連結日本基準

FY2026の売上高は431億円(前年比+5.8%)。営業利益は59億円(営業利益率13.6%)、当期純利益は54億円。総資産676億円に対し自己資本比率は61.0%、ROEは13.3%。電気機器の中央値(ROE 8.2%)を上回る水準。営業キャッシュ・フローは61億円の創出、現金及び現金同等物は283億円。

開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。
株価(終値)4,9302026-09-04
PER19.5倍
PBR2.52倍
配当利回り4.06%
時価総額(概算)958億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。
売上高431億円+5.8%
営業利益59億円+8.8%
当期純利益54億円+3.3%
総資産676億円
純資産413億円
営業利益率13.6%
ROE13.3%
自己資本比率61.0%
EPS253.2円
BPS1,958.5円
1株配当200円
配当性向79.0%
従業員数
INDUSTRY POSITION

業種内のポジション

電気機器の分析 →
ROE13.3%中央値 8.2%
営業利益率13.6%中央値 7.0%
自己資本比率61.0%中央値 61.0%
健全性スコア83.0点中央値 65.0

帯は電気機器159社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。

FINANCIAL HISTORY

業績推移

11期分
売上高と営業利益率
450億338億225億113億0億2017: 222億20172018: 236億20182019: 268億20192020: 293億20202021: 288億20212022: 315億20222023: 351億20232024: 385億20242025: 407億20252026: 431億20262021: 10%2022: 12%2024: 13%2025: 13%2026: 14%15%0%
営業利益と当期純利益
60億45億30億15億0億2017: —20172018: —20182019: —20192020: —20202021: 29億20212022: 39億20222023: —20232024: 48億20242025: 54億20252026: 59億20262017: 12億2018: 15億2019: 21億2020: 26億2021: 21億2022: 30億2023: 32億2024: 39億2025: 52億2026: 54億55億0億
収益性・財務健全性の推移ROE営業利益率自己資本比率
70%53%35%18%0%2017 ROE: 4%2018 ROE: 5%2019 ROE: 7%2020 ROE: 8%2021 ROE: 6%2022 ROE: 8%2023 ROE: 8%2024 ROE: 10%2025 ROE: 13%2026 ROE: 13%2021 営業利益率: 10%2022 営業利益率: 12%2024 営業利益率: 13%2025 営業利益率: 13%2026 営業利益率: 14%2017 自己資本比率: 69%2018 自己資本比率: 69%2019 自己資本比率: 69%2020 自己資本比率: 67%2021 自己資本比率: 67%2022 自己資本比率: 65%2023 自己資本比率: 65%2024 自己資本比率: 63%2025 自己資本比率: 63%2026 自己資本比率: 61%2017201820192020202120222023202420252026
営業キャッシュ・フロー
65億49億33億16億0億2017: 26億20172018: 35億20182019: 34億20192020: 42億20202021: 27億20212022: 12億20222023: 29億20232024: 49億20242025: 49億20252026: 61億2026
1株当たり指標EPS1株配当
300円225円150円75円0円2017 EPS: 52円2018 EPS: 65円2019 EPS: 91円2020 EPS: 112円2021 EPS: 92円2022 EPS: 129円2023 EPS: 137円2024 EPS: 171円2025 EPS: 237円2026 EPS: 253円2017 1株配当: 20円2018 1株配当: 22円2019 1株配当: 26円2020 1株配当: 29円2021 1株配当: 30円2022 1株配当: 37円2023 1株配当: 45円2024 1株配当: 55円2025 1株配当: 100円2026 1株配当: 200円2017201820192020202120222023202420252026
貸借対照表の構成
資産
676億円
負債・純資産
負債 263億円純資産 413億円
年度売上高営業利益経常利益当期純利益総資産純資産EPSROE自己資本比率
FY2026431億円59億円71億円54億円676億円413億円253.213.3%61.0%
FY2025407億円54億円59億円52億円633億円399億円23713.0%63.1%
FY2024385億円48億円54億円39億円639億円410億円171.49.5%63.3%
FY2023351億円47億円32億円625億円414億円137.58.1%65.4%
FY2022315億円39億円42億円30億円591億円386億円129.27.8%64.7%
FY2021288億円29億円32億円21億円572億円388億円91.95.8%67.4%
FY2020293億円35億円26億円514億円350億円111.77.7%67.2%
FY2019268億円32億円21億円472億円331億円90.96.7%69.1%
FY2018236億円21億円15億円436億円305億円655.2%69.0%
FY2017222億円16億円12億円405億円285億円51.94.3%69.3%
FY2016220億円8億円3億円391億円285億円11.71.0%71.7%
営業CF61億円
投資CF-8億円
財務CF-52億円
現金及び現金同等物283億円
SEGMENTS

セグメント別売上

Japan297億円
Europe82億円
USA32億円
Asia21億円

セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。

MAJOR SHAREHOLDERS

大株主

順位氏名・名称持株比率
1金子真人ホールディングス株式会社13.5%
2金子 真人10.6%
3日本マスタートラスト信託銀行株式会社9.4%
4株式会社日本カストディ銀行7.0%
5JP MORGAN CHASE BANK 385839(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)4.1%
6日本生命保険相互会社3.4%
7和田 扶佐夫3.1%
8THE CHASE MANHATTAN BANK, N.A. LONDON SPECIALACCOUNT NO.1(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)3.0%
9金子 みね子2.8%
10STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 505103(常任代理人 株式会社みずほ銀行 決済営業部)2.0%
INTERIM RESULTS

中間期の業績(半期報告書)

四半期報告書廃止後の期中開示
中間期売上高営業利益経常利益純利益営業利益率自己資本比率EPS
FY2026中間(〜2025-09-30)195億円24億円30億円21億円12.2%62.7%97.4
FY2025中間(〜2024-09-30)191億円23億円25億円16億円12.2%73.2
FY2024中間179億円20億円24億円16億円11.2%71.6

半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。

HUMAN CAPITAL

人的資本

平均年齢44.3歳
平均年間給与866万円
平均勤続年数17.9年
男女の賃金の差異(全労働者)69.7%
男女の賃金の差異(正規雇用)68.7%

提出会社(単体)ベースの開示値です。

REMUNERATION

役員報酬

役員区分報酬等の総額員数1人あたり
取締役(社外取締役を除く)2億円377百万円
監査役(社外監査役を除く)12百万円112百万円
ANNUAL REPORT TEXT

有報本文

16セクション
事業の内容994
3【事業の内容】当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、株式会社図研(当社)、子会社22社(非連結子会社1社を含む)及び関連会社1社により構成されており、エレクトロニクス、自動車関連及び産業機器製造業を中心に設計から製造までのプロセスにかかわるソリューションの研究開発・製造・販売及びこれらに附帯するクライアントサービス等の事業を営んでおります。その主な事業内容と当該事業に係る位置づけは、次のとおりであります。 区分会社名(セグメントの名称)主要製品区分ソフトウェアの研究開発製造・販売・コンサルティングサポートサービス当社(日本)ズケンLtd.(欧州)ズケンGmbH(欧州)基板設計ソリューション回路設計ソリューションITソリューションクライアントサービスズケンE3 GmbH(欧州)図研アルファテック㈱(日本) 他1社回路設計ソリューションクライアントサービス㈱図研プリサイト(日本)ズケン・バイテックInc.(米国)ビジネスエンジニアリング㈱(日本)(注)ITソリューションクライアントサービスソフトウェアの販売サポートサービスズケン・ユーエスエーInc.(米国)ズケン・ユーケーLtd.(欧州)ズケンS.A.(欧州)ズケンS.r.l.(欧州)ズケン・コリアInc.(アジア)ズケン・シンガポールPte.Ltd.(アジア)台湾図研股份有限公司(アジア)ズケン・インディアPrivate Limited(アジア) 他1社基板設計ソリューション回路設計ソリューションITソリューションクライアントサービスコンサルティングサポートサービス図研上海技術開発有限公司(アジア)コンサルティング図研モデリンクス㈱(日本)ITソリューション組込みソフト受託開発図研エルミック㈱(日本)回路設計ソリューションクライアントサービス人材派遣を含む技術支援サービス図研テック㈱(日本)基板設計ソリューション回路設計ソリューションITソリューションクライアントサービスネットワーク関連製品の販売サポートサービス図研ネットウエイブ㈱(日本)ITソリューションクライアントサービス英国における事業統括ズケン・グループLtd.(欧州)──────(注)ビジネスエンジニアリング㈱は持分法適用関連会社であり、東京証券取引所プライム市場に上場しております。 以上の企業集団について図示すると次のとおりであります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等1,632
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1) 会社の経営の基本方針当社グループは、エレクトロニクス製造業、自動車関連・産業機器製造業を中心にその他のモノづくり企業を含めた幅広いお客さまの設計・製造の効率化、生産性の向上を図り、製品の開発、製造を支えることにより、モノづくり産業の発展に貢献することを基本方針としております。これに向け、当社グループは、常に市場ニーズの変化に的確に対応し、最適なソリューションの提供に努めております。 (2) 目標とする経営指標当社グループの主要な市場であるエレクトロニクス製造業、自動車関連・産業機器製造業は、新興国における需要の拡大や環境対応などの技術革新の必要性などから、当社グループの果たすべき役割はますます重要となってきております。また、製造業全体において製品のエレクトロニクス化が急速に進んでおり、当社グループが取り組むべき市場も拡大してきております。当社グループでは、こうした状況の中、引き続きソリューションビジネスを推進するとともに、新たな市場や技術領域への積極的な展開などにより、事業の拡大や伸長を図りつつ、株主のみなさまの長期的な利益を確保するという観点から、1株当たり当期純利益の持続的な伸長をひとつの指標として経営を推進しております。 (3) 経営環境、経営戦略及び対処すべき課題今後の経済環境につきましては、中東情勢の緊迫化や米国通商政策などにより先行き不透明な状況は続いていくものと思われます。その一方で、生成AIをはじめとする先端テクノロジーの活用が広がる中で、世界のモノづくりを取り巻く環境は変化を続けており、当社グループが取り組むべき事業領域は、ますます拡大していくことが見込まれます。このような中にあって、当社グループは、お客さまが抱える課題に真正面から取り組み、モノづくりのプロセス全体の効率化を実現するソリューションを早期に提供していくことで、世界のモノづくり企業を全面的に支援してまいります。このために、当社グループの対処すべき課題は、以下のとおりであります。 ① 主力製品の拡販と機能拡充営業面につきましては、販売体制をより一層強化するとともに、設計システムとこれに対応する設計データ管理システムを組み合わせ、お客さまのDXへの取り組みに応じた最適な環境を全世界で積極的に提案してまいります。また、開発面につきましては、検証機能や部品ライブラリ作成機能の強化などAIを活用した新しい回路設計ソリューションの開発に注力するほか、生成AIなどの先端技術を取り込んだ革新的な機能やサービスの拡充に取り組んでまいります。 ② 中長期的な成長へ向けた取り組み構想段階の設計情報をデジタル化して詳細設計につなげる次世代の設計環境の提供を目指し、MBSEモデリングツール「GENESYS」を積極的に提案してまいります。主力の電気設計システム「CR-8000」シリーズやワイヤハーネスの設計システム「E3.series」を、システムズエンジニアリングを構成する重要なソリューションとして位置づけ、「GENESYS」を中心とするプラットフォームを構築することで、お客さまのDXを支援してまいります。また、半導体分野においては、「CR-8000」シリーズの高度なデータ管理機能や高いパフォーマンスを活かして、3D-ICやチップレットなどの次世代半導体の実装プロセスの支援に取り組み、半導体分野における事業の拡大を目指してまいります。これらの取り組みを通じて、構想設計から製造に至るまでの様々な課題解決に取り組むモノづくり企業を支援してまいります。 以上の取り組みにより、当社グループは、総力を結集してお客さまの次世代のモノづくりに貢献する最適なソリューションを提供し、さらなる企業価値の向上に努めてまいります。
事業等のリスク2,409
3【事業等のリスク】有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクは、以下のとおりであります。なお、文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において、当社グループが判断したものであります。 (1) 特定の市場への依存について当社グループは、エレクトロニクス製造業、自動車関連・産業機器製造業の分野を中心にモノづくり企業における設計・製造の効率化に関するソリューションの提供を主要な事業としております。そのため、当社グループの業績は、かかる製造業における景気の動向や設備投資の動向の影響を受ける場合があります。新たな有力市場、技術領域への取り組みなど事業の拡大に努めておりますが、製造業における業績の低迷や設備投資の停滞が継続した場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (2) ソリューションの開発について当社グループは、お客さまのニーズに応えた最適なソリューションを提供するため、最新のトレンドや技術を取り入れた新製品の開発や機能強化などを鋭意行っております。また、品質の向上とその管理の徹底に努めるとともに、欠陥等の不具合を生じないよう、また生じた場合にも迅速に修補等の対応を行うよう万全の体制を敷いて事業に取り組んでおります。しかしながら、計画通りに開発が行われなかった場合は、営業機会の喪失や事業展開の遅延などが生じるおそれがあります。また製品に重大な不具合があった場合は、修補対応や瑕疵担保責任の負担のほか、ソリューションに対する信用の低下などが生じるおそれがあります。これらが生じた場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (3) 知的財産権について当社グループは、コンピューターテクノロジーとITを用いたソリューションビジネスの展開、継続において、著作権、特許権、商標権その他の知的財産権の確保が極めて重要なものと考えております。しかしながら、その取得に官公庁の審査を要するものについては、必ずしも取得できるとは限りません。また、当社グループは、第三者の知的財産権を侵害しないよう十分配慮して製品を開発しておりますが、当社グループの製品が他社の知的財産権を侵害しているかどうかを全て調査、把握することは事実上困難であります。当社グループの製品、技術、商標等が第三者の知的財産権を侵害し、ロイヤリティーの支払や使用差止、損害賠償を請求された場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (4) 有力パートナー企業との提携関係について当社グループは、確固たる事業基盤の構築や新規事業への進出を図るため、製品開発・販売面などにおいて、多数の有力パートナー企業と長期的な提携関係を築いております。しかしながら、これらパートナー企業が破産、倒産した場合や買収された場合、又は戦略上の目標を変更した場合、提携関係は解消されるおそれがあります。複数の、又は重要な提携関係が解消された場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (5) 子会社の設立、資本提携、企業買収等について当社グループは、事業の拡大や補強等のため、事業展開に応じて、子会社、関連会社の設立や、協力会社との資本提携、有力企業の買収等を行っております。しかしながら、これらを行った場合、当初の計画通りに業績が伸長しないおそれや、コスト負担が増大するおそれがあります。これら会社の経営成績、財政状態が悪化した場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (6) 海外展開について当社グループは、欧米やアジア各国に事業を展開しております。しかしながら、海外市場においては、①政治、経済環境の急激な変動、②為替レートの変動、③法律、規制の予期しない変更、④人材確保の困難、⑤テロ、戦争、伝染病その他による社会的混乱などのリスクを内包しております。これらが顕在化した場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (7) 機密情報及び個人情報の管理について当社グループは、システムの開発業務や各種コンサルティング、検証・支援業務などにおいて、お客さまの設計データや新製品情報などの重要機密情報を知る機会があります。また、お客さまや株主、社員等に関する個人情報を多数保有しています。社内情報システムの整備、機密保持契約の締結、社内規程・ガイドラインの制定、社員の教育など情報管理の徹底に努めておりますが、万一機密情報又は個人情報が当社グループより漏洩し、損害賠償の請求や信用の失墜などが生じた場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (8) 退職給付債務及び費用について当社グループは、当社及び一部の連結子会社において確定給付型の退職一時金制度を、また一部の海外連結子会社において確定給付型の退職年金制度を設けております。しかしながら、退職給付債務及び費用の算出条件の変動や年金資産の運用状況の悪化、また退職給付に関する法制度や会計基準の変更などにより、退職給付債務及び費用が増加するおそれがあります。これにより、退職給付債務及び費用の負担が多大なものとなった場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。 (9) 自然災害及び感染症の流行等について当社グループは、日本及び世界各国に事業活動の拠点を有しております。災害の防止やその対策には十分な注意を払っておりますが、大地震や火災、感染症の流行等により、重要な開発・営業拠点に壊滅的な損害が生じるおそれや社員が就業できなくなるおそれがあります。これにより、事業活動が中断、遅延し、その復旧等に多大な費用が生じた場合、当社グループの業績に影響が及ぶ可能性があります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析7,015
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】1.経営成績等の状況の概要当連結会計年度における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フロー(以下「経営成績等」という。)の状況の概要は次のとおりであります。 (1) 財政状態及び経営成績の状況①当連結会計年度の概況当連結会計年度の経済環境は、米国通商政策の影響や中東情勢への懸念などから先行き不透明な状況は続いているものの、企業収益の拡大を背景に、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。このような中、製造業におけるDXへの取り組みは加速しており、当社グループの主要なお客さまであるエレクトロニクス製造業、自動車関連・産業機器製造業におきましても、DXに向けたIT投資は引き続き活発な状況が続いております。このような中にあって、当社グループは、世界のモノづくり企業の設計・製造にかかわる様々な課題の解決に向けて最適なソリューションを提供していくエンジニアリングITカンパニーとして、主力製品の拡販および新機能の開発と機能拡充に注力してまいりました。当連結会計年度の主な取り組みは、次のとおりであります。 (ⅰ) 主力製品の拡販営業面につきましては、課題解決型の提案活動を積極的に推進し、エレクトロニクス製造業向けの主力電気設計システム「CR-8000 Design Force」および自動車関連・産業機器製造業向けのワイヤハーネスの設計システム「E3.series」の拡販に注力してまいりました。また、これらに対応する設計データ管理システムDSシリーズにつきましても、設計効率を大幅に向上させるソリューションとして併せて提案することで、大規模な設計環境への導入につなげてまいりました。さらに、システムズエンジニアリングにおいて、構想設計段階のデジタル化による設計プロセス全体の効率化の実現に向けて、MBSEモデリングツール「GENESYS」の提案活動をより一層強化し、導入へのきめ細かな支援により、本格的な運用へ進めてまいりました。 (ⅱ) 新製品開発と機能拡充開発面につきましては、「CR-8000」シリーズにおいて、お客さまの設計資産の特性に応じた最適な設計提案を可能とするため、AIを活用した自動配置配線機能を進化させ、新たにリリースいたしました。このほか、次世代半導体プロジェクトにおいて、「CR-8000」シリーズの高い処理能力と拡張性を活かし、半導体チップの実装プロセスへの技術支援を行うとともに、さらなる活用を見据えた機能拡充にも取り組んでまいりました。また、「E3.series」においては、産業機器製造業に加え、工場プラントや電力インフラなどの新たな市場や顧客のニーズに即した製品を開発いたしました。さらに、「GENESYS」の利便性向上のため、「GENESYS」で作成したモデルの共有や円滑な情報交換をWeb上で実現できる製品を開発し、リリースいたしました。 ②当連結会計年度の業績(連結業績)売上高:431億1百万円(前期比 5.8%増)経常利益: 71億3千3百万円(前期比 20.2%増)親会社株主に帰属する当期純利益: 54億円(前期比 3.3%増) 以上の取り組みにより、当連結会計年度の売上高は全てのソリューションにおいて前期を上回り、5期連続で過去最高を更新いたしました。これは、全世界で主力の電気設計システム「CR-8000」シリーズが順調に販売を伸ばし、日本および欧米においてワイヤハーネスの設計システム「E3.series」の販売が堅調に推移したことによるものです。利益面につきましては、MBSE分野を中心に開発を加速させたことにより開発費が増加したものの、売上高の伸長により営業利益、経常利益は5期連続で過去最高を更新し、親会社株主に帰属する当期純利益も2期連続で過去最高となりました。 基板設計ソリューションの主な製品CR-8000 Design ForceCR-8000 Board DesignerCR-8000 DFM CenterCADSTAReCADSTAR 回路設計ソリューションの主な製品CR-8000 Design GatewayCR-8000 System PlannerE3.seriesE3.infiniteCabling DesignerHarness Designer ITソリューションの主な製品DS-CR エクスプレッソDS-2 ExpressoDS-E3DS-E3.infiniteGENESYSプリサイト ビジュアル ボムPreSight visual BOM (セグメントの業績)報告セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。・日本ネットワークセキュリティ関連製品を中心にITソリューションの売上が順調に推移したことや、販売ライセンス数等の増加によりクライアントサービスが伸長したことなどから、売上高は314億6千6百万円(前期比 5.2%増)となりました。営業利益は売上高の増加などから48億1千万円(前期比 2.2%増)となりました。・欧州ワイヤハーネスの設計システム「E3.series」を中心に回路設計ソリューションの売上が増加したことなどから、売上高は96億9千2百万円(前期比 8.8%増)となりましたが、営業利益は人件費の増加などにより7億6千万円(前期比 8.6%減)となりました。・米国基板設計ソリューション及び回路設計ソリューションの売上が増加したことなどから、売上高は32億9千万円(前期比 7.0%増)となりました。営業損益は人件費の抑制などから営業損失3億9千1百万円(前期 営業損失7億8千5百万円)となり、前期に比べて縮小しました。・アジア韓国で電気設計システム「CR-8000」シリーズを中心に回路設計ソリューションの売上が増加したことなどにより、売上高は22億6千4百万円(前期比 8.9%増)となり、営業利益は6億2千4百万円(前期比 17.0%増)となりました。(2) キャッシュ・フロー当連結会計年度における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比較して10億6千3百万円増加し、当連結会計年度末は282億8千7百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況と要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)営業活動の結果得られた資金は、61億3千1百万円(前期比 12億6千9百万円増)となりました。これは主に税金等調整前当期純利益71億2千3百万円(前期比 3億6百万円減)の計上、前受金の増加額26億7千1百万円(前期は8千3百万円の減少)、減価償却費8億4千4百万円(前期比 1千4百万円増)などの増加要因と、法人税等の支払額22億9千1百万円(前期比 7億6千9百万円増)、前払費用の増加額10億3千6百万円(前期は8千3百万円の増加)、持分法による投資利益9億円(前期比 4億8百万円増)などの減少要因との差引合計によるものであります。(投資活動によるキャッシュ・フロー)投資活動の結果使用した資金は、7億5千7百万円(前期は10億7千6百万円の収入)となりました。これは主に固定資産の取得による支出7億1千7百万円(前期比 1億2千2百万円増)などによるものであります。(財務活動によるキャッシュ・フロー)財務活動の結果使用した資金は、52億1千1百万円(前期比 7億4千5百万円減)となりました。これは主に自己株式の取得による支出30億円(前期比 4億9千9百万円増)、配当金の支払額21億5千1百万円(前期比 3億7千1百万円増)などによるものであります。 (3) 生産、受注及び販売の実績①生産実績当社グループの売上高は、受注に基づくソフトウェア及びそれに付随するコンサルティングが主体であり、生産高と極めて近似しております。従って、セグメント別生産実績については、有用性が乏しいとの判断から記載を省略しております。 ②受注実績当連結会計年度における受注実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称受注高(千円)前期比(%)受注残高(千円)前期比(%)日 本33,002,557110.816,965,085124.6欧 州8,830,193113.55,532,597129.3米 国3,596,997126.32,882,401127.4ア ジ ア2,188,763116.6844,220111.8合 計47,618,512112.626,224,304125.4(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 ③販売実績当連結会計年度における販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。セグメントの名称金額(千円)前期比(%)日 本29,655,397104.8欧 州8,154,716108.3米 国3,152,784106.8ア ジ ア2,138,850109.4合 計43,101,750105.8(注)セグメント間の取引については相殺消去しております。 (参考)製品区分別実績は次のとおりであります。①受注実績当連結会計年度における受注実績を製品区分ごとに示すと、次のとおりであります。製品区分受注高(千円)前期比(%)受注残高(千円)前期比(%)基板設計ソリューション5,592,161119.21,780,690130.5回路設計ソリューション9,582,941107.13,381,334139.8ITソリューション11,080,756111.02,278,814138.1クライアントサービス21,352,501114.518,782,345121.3その他10,15048.81,1201,070.0合計47,618,512112.626,224,304125.4 ②販売実績当連結会計年度における販売実績を製品区分ごとに示すと、次のとおりであります。製品区分金額(千円)前期比(%)基板設計ソリューション5,269,582106.0回路設計ソリューション8,814,461100.8ITソリューション10,525,658104.7クライアントサービス18,482,912109.1その他9,13543.0合計43,101,750105.8 2.経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析等経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析等の内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。 (1) 財政状態の分析当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末より43億5千1百万円増加して676億2千5百万円(前期比 6.9%増)となりました。流動資産は36億2千4百万円増加して521億2千万円(前期比 7.5%増)、固定資産は7億2千6百万円増加して155億5百万円(前期比 4.9%増)となりました。流動資産の増加の主な要因は、現金及び預金が11億6千3百万円、前払費用が10億6千9百万円増加したことなどであります。固定資産の増加の主な要因は、関係会社株式が8億2千6百万円増加したことなどであります。当連結会計年度末の負債の合計は、前連結会計年度末より30億2千1百万円増加して263億4千7百万円(前期比 13.0%増)となりました。流動負債は34億5千万円増加して228億3千万円(前期比 17.8%増)、固定負債は4億2千9百万円減少して35億1千7百万円(前期比 10.9%減)となりました。流動負債の増加の主な要因は、前受金が31億1千3百万円増加したことなどであります。固定負債の減少の主な要因は、退職給付に係る負債が4億1千4百万円減少したことなどであります。当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末より13億2千9百万円増加して412億7千7百万円(前期比 3.3%増)となりました。この増加の主な要因は、親会社株主に帰属する当期純利益を54億円計上したことと、当期中に自己株式を30億円取得したことなどの差引であります。この結果、自己資本比率は前連結会計年度末の63.1%から2.1ポイント減少し、61.0%となりました。 (2) 経営成績の分析当連結会計年度の業績につきましては、主力の電気設計システム「CR-8000 Design Force」及びワイヤハーネスの設計システム「E3.series」の売上が伸長したことや、国内子会社のネットワークセキュリティ関連製品の売上が好調に推移したことにより、売上高は431億1百万円(前期比 5.8%増)となり、過去最高を更新いたしました。利益面につきましては、原価率の高い外部仕入品の売上割合が増加したことなどにより売上原価が増加したものの、売上高の増加により売上総利益は295億5千7百万円(前期比 5.9%増)となりました。販売費及び一般管理費は236億9千2百万円(前期比 5.2%増)となり、営業利益は58億6千5百万円(前期比 8.8%増)と、前連結会計年度を上回りました。営業外収益から営業外費用を差し引いた純額は、12億6千8百万円の収益の計上となりました。これは主に、営業外収益として持分法による投資利益が9億円、受取利息が1億5百万円計上されたことなどによるものであります。以上の結果、経常利益は71億3千3百万円(前期比 20.2%増)となりました。特別利益から特別損失を差し引いた純額は、1千万円の損失となりました。これは、特別損失として固定資産処分損が1千4百万円計上されたことなどによるものであります。以上の結果、税金等調整前当期純利益は71億2千3百万円となり、法人税等を差し引いた親会社株主に帰属する当期純利益は54億円(前期比 3.3%増)となりました。また、1株当たり当期純利益は253円15銭(前期は236円99銭)となりました。なお、セグメントごとの分析につきましては、「1.経営成績等の状況の概要(1)財政状態及び経営成績の状況 (セグメントの業績)」を参照願います。 (3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析当連結会計年度末における当社グループの資金(連結キャッシュ・フロー計算書の「現金及び現金同等物」)残高は、前連結会計年度末より10億6千3百万円増加して282億8千7百万円となり、当社グループの流動性は、十分な水準にあると考えられます。また、財務状態につきましては、流動比率は228.3%、自己資本比率は61.0%であり、健全な財務状態であると認識しております。将来の事業活動に必要な運転資金及び設備投資資金並びに株主還元等につきましては、営業活動により得られた資金及び内部資金より調達しております。また、資金の運用につきましては、信用リスク、金利等を考慮し、安全性を第一と考え、元本割れの可能性が極めて低いと思われる金融商品で行っております。なお、キャッシュ・フローの状況の分析につきましては、「1.経営成績等の状況の概要 (2)キャッシュ・フロー」を参照願います。 (4) 重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。この連結財務諸表の作成にあたっては、経営者が採用した会計方針及びその適用方法並びに経営者によって行われた見積りや評価が含まれております。ただし、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるため、見積りと異なる場合があります。なお、現時点において連結財務諸表作成における重要な見積りの判断等に与える重要な影響は認識しておりません。 (5) 経営成績に重要な影響を与える要因について当社グループは、設計・製造の効率化という課題の解決に向けたソリューションビジネスを展開しております。エレクトロニクス製造業、自動車関連・産業機器製造業を主要な市場とするほか、ソリューションを拡充し、設計・製造プロセス全体の最適化を提供していくこと等により、新たな市場、技術領域への取り組みを積極的に展開し、事業基盤のさらなる拡大を図っております。そのため、各種ソリューションの開発・強化の進捗やその品質・信用性の向上、エレクトロニクス、自動車関連・産業機器を中心に製造業における設備投資の動向、さらには有力企業や関連会社との良好な協業・連携の維持といった要因が経営成績に重要な影響を与えるものと思われます。詳細につきましては、「3.事業等のリスク」を参照願います。 (6) 今後の見通し今後の経済環境につきましては、中東情勢の緊迫化や米国通商政策などにより先行き不透明な状況は続いていくものと思われます。このような中にあって、当社グループは、お客さまの次世代のモノづくりに貢献する最適なソリューションを提供し、さらなる企業価値の向上に努めてまいります。詳細につきましては、「1.経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」を参照願います。
セグメント情報4,127
(セグメント情報等)【セグメント情報】1.報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、最高経営責任者が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであります。当社グループは、エレクトロニクス、自動車関連及び産業機器製造業を中心に設計から製造までのプロセスにかかわるソリューションの研究開発・製造・販売及びこれらに附帯するクライアントサービス業務を営んでおり、国内においては当社及び関連会社が、海外においては欧州(主に英国、ドイツ、フランス)及び米国、アジア(主に韓国、シンガポール、中国)各国のそれぞれ独立した経営単位である現地法人が担当しております。従って、当社グループは、販売体制を基礎としたセグメントから構成されており、「日本」、「欧州」、「米国」及び「アジア」の4つを報告セグメントとしております。各報告セグメントにおいては、エレクトロニクス、自動車関連及び産業機器製造業を中心に設計から製造までのプロセスにかかわるソリューションの販売及びこれらに附帯するクライアントサービス業務を営んでおります。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額の算定方法報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と同一であります。報告セグメントの利益は、連結損益計算書の営業利益と一致しております。セグメント間の内部売上高又は振替高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産その他の項目の金額に関する情報及び収益の分解情報前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2 日本欧州米国アジア計売上高 ソリューション16,595,5974,507,6161,916,240768,59023,788,044-23,788,044クライアントサービス11,702,9723,023,7831,034,7031,186,79016,948,249-16,948,249外部顧客への売上高28,298,5697,531,4002,950,9431,955,38040,736,294-40,736,294セグメント間の内部売上高又は振替高1,608,8751,381,660125,185123,3693,239,091△3,239,091-計29,907,4458,913,0603,076,1292,078,74943,975,385△3,239,09140,736,294セグメント利益又はセグメント損失(△)4,708,164832,820△785,041533,5915,289,534102,7185,392,252セグメント資産30,328,2368,907,9043,030,6212,556,90044,823,66318,450,59763,274,260その他の項目 減価償却費720,827107,59911,89239,576879,895△49,744830,150のれんの償却額-55,386--55,386-55,386持分法適用会社への投資額2,715,131---2,715,131-2,715,131有形固定資産及び無形固定資産の増加額583,99741,05710,1323,059638,247-638,247(注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。(1) セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額には、セグメント間取引消去102,718千円が含まれております。(2) セグメント資産の調整額には、セグメント間取引消去△4,454,964千円と全社資産の金額22,905,561千円が含まれております。全社資産は、主に当社での余資運用資金(預金及び有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)等であります。2.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:千円) 報告セグメント調整額(注)1連結財務諸表計上額(注)2 日本欧州米国アジア計売上高 ソリューション16,647,0444,921,4112,143,675906,70624,618,838-24,618,838クライアントサービス13,008,3533,233,3051,009,1091,232,14318,482,912-18,482,912外部顧客への売上高29,655,3978,154,7163,152,7842,138,85043,101,750-43,101,750セグメント間の内部売上高又は振替高1,811,5121,538,258137,221125,5463,612,538△3,612,538-計31,466,9099,692,9753,290,0062,264,39746,714,288△3,612,53843,101,750セグメント利益又はセグメント損失(△)4,810,696760,959△391,558624,3255,804,42460,7055,865,129セグメント資産32,554,39211,185,1774,228,2492,723,57050,691,39016,933,99967,625,389その他の項目 減価償却費708,912133,95712,21139,005894,087△49,744844,342のれんの償却額-59,120--59,120-59,120持分法適用会社への投資額3,541,713---3,541,713-3,541,713有形固定資産及び無形固定資産の増加額586,968156,83215,0425,504764,347-764,347(注)1.調整額の内容は以下のとおりであります。(1) セグメント利益又はセグメント損失(△)の調整額には、セグメント間取引消去60,705千円が含まれております。(2) セグメント資産の調整額には、セグメント間取引消去△4,836,692千円と全社資産の金額21,770,691千円が含まれております。全社資産は、主に当社での余資運用資金(預金及び有価証券)、長期投資資金(投資有価証券)等であります。2.セグメント利益又はセグメント損失(△)は、連結損益計算書の営業利益と調整を行っております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報製品及びサービスごとの情報については、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)生産、受注及び販売の実績」を参照願います。 2.地域ごとの情報(1) 売上高 (単位:千円)日本欧州その他合計28,120,1117,400,9895,215,19340,736,294(注)1.国又は地域は、地理的近接度により区分しております。2.各区分に属する国又は地域の主な内訳は次のとおりであります。(1) 欧 州 … 英国・ドイツ・フランス(2) その他 … 米国・韓国・シンガポール・中国 (2) 有形固定資産 (単位:千円)日本英国欧州(英国除く)その他合計5,148,487763,030151,98478,2696,141,770 3.主要な顧客ごとの情報連結損益計算書の売上高の10%以上を占める特定の顧客への売上高がないため、記載を省略しております。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)1.製品及びサービスごとの情報製品及びサービスごとの情報については、「第2 事業の状況 4.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (3)生産、受注及び販売の実績」を参照願います。 2.地域ごとの情報(1) 売上高 (単位:千円)日本欧州その他合計29,410,4148,081,9625,609,37243,101,750(注)1.国又は地域は、地理的近接度により区分しております。2.各区分に属する国又は地域の主な内訳は次のとおりであります。(1) 欧 州 … 英国・ドイツ・フランス(2) その他 … 米国・韓国・シンガポール・中国 (2) 有形固定資産 (単位:千円)日本英国欧州(英国除く)その他合計5,159,330722,536226,46899,3546,207,689 3.主要な顧客ごとの情報連結損益計算書の売上高の10%以上を占める特定の顧客への売上高がないため、記載を省略しております。 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。 【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日) (単位:千円) 日本欧州米国アジア計調整額合計当期償却額-55,386--55,386-55,386当期末残高-54,821--54,821-54,821 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日) (単位:千円) 日本欧州米国アジア計調整額合計当期償却額-59,120--59,120-59,120当期末残高------- 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)該当事項はありません。 当連結会計年度(自 2025年4月1日 至 2026年3月31日)該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組2,991
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取組は、次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)サステナビリティに関する考え方 当社グループは、ITによってモノづくり企業のエンジニアリング・プロセスを効率化していくことを事業の目的としております。エンジニアリング・プロセスの効率化は、設計や製造のみならず、調達、サービス業務の効率化を通じて、サプライチェーン全体で地球環境の負荷の低減にも大きく貢献することができます。また、当社のソフトウェアの利用により、省エネルギー、小型・軽量化を目指すモノづくり企業の製品が普及することは広く持続可能な社会の実現にもつながります。 このことから、当社グループは、事業目的自体がサステナビリティに密接に関係したものであると認識しております。「持続可能な社会の実現」という視点を経営戦略および成長戦略立案の中に、より明確に取り入れ、提供できる製品やソリューションの幅をさらに拡げていくことで、持続可能な未来に貢献していく企業を目指します。 (2)サステナビリティに関する取組 当社はサステナビリティに関して、事業目的自体がサステナビリティに密接に関係したものであると認識しており、以下のとおり、「ガバナンス」および「リスク管理」の枠組みを構築し、課題に対し戦略、指標及び目標を定めて取り組んでおります。なお、グループ会社においては各社の事業内容に応じ、主体的に取り組んでおります。 ①ガバナンス 当社は、変化の激しい事業環境に迅速かつ機動的に対応し、適法かつ適正で健全性の高い企業活動を行うことのできるガバナンス体制を構築することが、サステナビリティ関連のリスクおよび機会を監視し、管理するために必要と考えております。 このような考えの下、サステナビリティの推進体制につきましては、代表取締役副社長をプロジェクトリーダーとして、総務部門、人事部門、広報部門を中心としたプロジェクトチームにより、各事業部門及び各グループ会社と連携を図りながら、各施策の推進に取り組んでおります。 ②リスク管理 サステナビリティ関連のリスク及び機会の識別、評価及び管理につきましては、サステナビリティプロジェクトの各施策の進捗状況を取締役会へ報告のうえ、取締役会が活動方針や取り組み状況について監督・承認する体制となっております。 ③重要課題 当社では、上記(1)のサステナビリティに関する考え方に基づき、当社グループの事業に及ぼす影響やステークホルダーからの期待を踏まえて課題を抽出し、上記枠組みに基づき、次の3項目の重要課題を特定いたしました。なお、当社の事業は環境負荷の高い業種ではないため、気候関連の項目は重要課題として特定しておりません。 1.エンジニアリングITによる持続可能なモノづくりへの貢献お客さまにおける技術伝承や人材不足、システム老朽化などの課題解決を支援するため、製造業のスマート(知能)化を促進するソリューションへの開発投資を強化します。また、当社のエンジニアリングITの知見を活かし、お客さまのデジタル人材の育成やリスキリングを支援するサービスを拡充します。2.人的資本の拡充当社のソフトウェア事業の源泉である人的資本を最大化するため、多様な人材がいきいきと働き、長期にわたりキャリア形成ができる職場環境を目指します。また、社員が持つ能力・可能性を最大限引き出すための人材マネジメントを強化します。3.機動的かつ健全なガバナンスの確立変化の激しい事業環境に迅速かつ機動的に対応し、適法かつ適正で健全性の高い企業活動を行うため経営体制を強化します。 ④戦略、指標及び目標 当社は上記(2)③の重要課題を実施するため、以下のとおり戦略、指標及び目標を定めております。ⅰ)「1.エンジニアリングITによる持続可能なモノづくりへの貢献」及び「2.人的資本の拡充」について 当社は、人的資本が源泉となるソフトウェア製品を開発し、販売する企業であることから、人的資本を最大化することが重要であると考えております。社員が持つ能力・可能性を最大限引き出せるよう、多様な人材がいきいきと働き、長期にわたりキャリア形成ができる職場環境を目指し、人材育成と人材確保の施策に重点的に取り組んでおります。 人材育成の点では、当社の将来を担う人材の育成を目標とし、社員の育成段階に応じ、最適な研修を実施することを指標としております。当連結会計年度においては、次世代リーダーを対象とした人格形成研修、新任管理職を対象としたマネジメント研修及びコンプライアンス研修などを実施しているほか、新入社員の自作ロボットコンテストへの参加をバックアップするなどの施策を実施し、当社の将来を担う人材の育成に力を入れてまいりました。 人材確保の点では、多様な価値観が企業の成長につながると考え、男女、国籍を問わず適材適所の人材採用や人材配置を行っており、特に女性採用比率を人材確保の指標とし、2026年の女性採用比率25%を目標としております。当連結会計年度においては、女性採用比率は約34.5%となっております。当社は女性採用比率向上の施策として、女性の基幹職(各職場・業務における中核的な役割を果たす職種)への積極的な登用を促進していきたいと考えており、女性のキャリア形成支援として、女性が安心して長期間働くことができる職場環境や制度を備えております。具体的には、育児休業の取得促進制度、各種休暇制度、小学校3年生修了までを対象とする法定期間を上回る短時間勤務制度などを導入し、仕事と育児の両立を支援しております。なお、当社では、人的資本・多様性に関する「戦略」及び「指標と目標」に関し具体的に取り組んでいるものの、全てのグループ会社での取り組みとはなっていないため、連結グループにおける記載が困難であります。このため、上記の「戦略」及び「指標と目標」は、提出会社のものを記載しております。 ⅱ)「3.機動的かつ健全なガバナンスの確立」について 当社グループは、(1)で記載のとおり、事業目的自体がサステナビリティに密接に関係したものであると認識しております。ソフトウェア業界を取り巻く環境の変化は激しく、意思決定の遅れは、サステナビリティ関連のリスクとなるため、ビジネスの遅れに繋がらないよう、適切なタイミングで意思決定を行うことが求められております。また、迅速かつ機動的な意思決定のもと、健全性の高い企業活動を行い、ソフトウェア製品を開発して販売していくことがサステナビリティ関連の機会となります。 サステナビリティ関連のリスクおよび機会を長期的に評価し、管理し、監視するため、機動的かつ健全な意思決定を行うことのできるガバナンス体制を構築することが当社の取組となります。具体的には、4[コーポレート・ガバナンスの状況等](1)②に記載のとおりでございますが、当社は現行の経営規模、事業内容等に応じた適切なガバナンス体制を構築しており、取締役会などの会議は定期的に、必要に応じて臨時に開催され、活発な議論が行われ機動的な意思決定を行っております。
コーポレート・ガバナンスの概要3,241
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】①コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方当社は、変化の激しい事業環境に迅速かつ機動的に対応すること、また、適法かつ適正で健全性の高い企業活動を行うことをコーポレート・ガバナンスの基本的な考え方としています。 ②企業統治の体制イ.企業統治の体制の概要当社は、監査役制度を採用しており、取締役会、各監査役及び監査役会を中心として、現行の経営規模、事業内容等に応じた適切なコーポレート・ガバナンス体制を構築しております。2026年6月19日現在の経営体制は、取締役5名(社外取締役2名を含む)、監査役3名(社外監査役2名を含む)であります。なお、当社は、2026年6月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として、「取締役5名選任の件」を提案しておりますが、当該議案が承認可決された場合においても、経営体制に変更はありません。また、取締役会及び監査役会の構成員の氏名は、「(2)役員の状況 ①役員一覧」に記載のとおりです。取締役会(議長:代表取締役会長)は、経営の基本方針や重要事項、法令・定款に定める事項について審議、決定し、取締役の業務執行に対する監督を行っております。また、各監査役及び監査役会(議長:常勤監査役)は、取締役の業務執行及び会社業務全般への監査を行っております。取締役会、監査役会は、それぞれ毎月1回定例的に開催しているほか、必要に応じて臨時に開催しており、活発な議論のもと、機動的な意思決定と厳格な経営監督、監査を行っております。取締役会の諮問機関としては、社外取締役全員を構成員とする指名・報酬委員会を設置しております。当社のコーポレート・ガバナンス体制について図示すると次のとおりであります。 ロ.企業統治の体制を採用する理由当社は、取締役会、各監査役及び監査役会を中心としたコーポレート・ガバナンス体制を構築しております。この体制の下、取締役会では業務執行に対して社外取締役又は社外監査役による社外の立場からの監督又は監視がなされ、また、監査役会では各取締役から業務執行についての報告を受け、質疑応答を行っていることや、監査役及び監査役会が会計監査人や内部監査部門と相互に連携を図っていることから、監査機能が強化されています。さらに、指名・報酬委員会を設置し、決定プロセスの客観性及び透明性を高めております。このように客観的中立的な立場から経営を監督又は監視することが十分にできるため、現状の体制となっております。 ③企業統治に関するその他の事項当社は、企業理念である「健全で活気と品格にあふれる企業文化の確立」を全ての活動の規範としており、かかる企業理念とコーポレート・ガバナンスに関する基本方針の下、リスク管理体制を含めた内部統制システムの整備を推進しております。内部統制システムの整備状況は次のとおりであります。・各種規程・ガイドラインの制定・配布、社内教育・研修の実施、内部監査の定期的な実施などコンプライアンス体制、反社会的勢力の排除に向けた体制の整備。・社内規程・ガイドラインに基づく職務執行に関する文書・情報の適切な保存、管理。・リスクの評価・見直しの適宜実施、各種規程・ガイドラインの制定・配布、社内教育・研修の実施などリスク管理体制の整備。・取締役会における機動的な意思決定、社内規程に基づく業務執行責任・権限の明確化、事業の進捗状況・業績内容の定期的な報告・検討など効率的な業務執行の確保。・関係会社管理規程の制定、各社の経営規模・事業内容等に応じた適切な内部統制システムの協同整備など当社グループ全体における内部統制システムの整備。・監査役会事務局の設置による監査役の職務の補助、当社グループの役職員から監査役への報告体制の整備、代表取締役との定期的な意見交換、会計監査人・内部監査部門との連携など監査環境の整備。今後も、コーポレート・ガバナンスの一層の充実に向けて、運営・運用面における活性化と機能の強化その他経営管理体制の充実に努めてまいります。 ④役員等賠償責任保険契約の内容の概要当社は、会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保険契約の被保険者の範囲は当社および国内子会社の取締役、監査役、執行役員等であり、保険料は全額当社が負担しております。被保険者が職務執行に関して責任を負う場合、個人の損害を塡補することとしております。ただし、被保険者の職務の執行の適正性が損なわれないようにするため、当該被保険者が法令違反の行為であることを認識して行った行為に起因して生じた損害の場合には填補の対象とならないなど、一定の免責事由があります。 ⑤取締役の定数当社の取締役は11名以内とする旨定款に定めております。 ⑥取締役の選任の決議要件当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨定款に定めております。また、取締役の選任決議は、累積投票によらないものとする旨定款に定めております。 ⑦取締役会で決議することができる株主総会決議事項・自己の株式の取得当社は、企業環境の変化に対応した機動的な経営を行えるようにするため、会社法第165条第2項の規定により、取締役会の決議をもって、自己の株式を取得することができる旨定款に定めております。・中間配当当社は、株主のみなさまへの利益還元の機会を充実させるため、取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができる旨定款に定めております。 ⑧株主総会の特別決議要件当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、特別決議を機動的に行えるようにすることを目的とするものであります。 ⑨取締役会及び任意の指名・報酬委員会の活動状況イ.取締役会及び任意の指名・報酬委員会の開催頻度及び出席状況当事業年度において、取締役会は概ね月1回、指名・報酬委員会は年1回開催しており、各取締役及び監査役の出席状況については、次のとおりであります。役職名氏 名取締役会の出席状況指名・報酬委員会の出席状況代表取締役会長金子 真人全12回中11回-代表取締役社長勝部 迅也全12回中12回-代表取締役副社長相馬 粛一全12回中12回-取締役佐野 高志全12回中12回全1回中1回取締役高原 わかな全12回中12回全1回中1回監査役(常勤)和田 扶佐夫全12回中12回-監査役半田 高史(注)1全3回中3回-監査役高田 保豊全12回中12回-監査役川口 恵都子(注)2全9回中9回-(注)1.2025年6月27日開催の定時株主総会終結の時をもって退任するまでの出席状況となります。2.2025年6月27日開催の定時株主総会にて選任された後の出席状況となります。 ロ.取締役会の具体的な検討内容(議題)当事業年度の取締役会における具体的な検討内容(議題)は、次のとおりであります。・株主総会に関する事項・決算及び中間配当に関する事項・株式に関する事項・代表取締役の選定、役付取締役の選任など取締役に関する事項・執行役員、組織及び人事など業務執行に関する事項・関係会社、社内規程など重要な業務に関する事項・内部統制評価に関する事項・サステナビリティに関する事項 ハ.任意の指名・報酬委員会の具体的な検討内容(議題)当事業年度の指名・報酬委員会における具体的な検討内容(議題)は、次のとおりであります。・取締役の選任または解任の議案に関する事項・取締役の報酬に関する事項
役員の報酬等1,916
(4)【役員の報酬等】①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項当社は役員の報酬等の額またはその算定方法の決定に関する方針を定めております。取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針の内容は次のとおりです。(ⅰ)基本方針当社の取締役の報酬は、企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして十分に機能するよう株主利益と連動した報酬体系とし、個々の取締役の報酬の決定に際しては、各職位、職責等を踏まえた適正な水準とすることを基本方針とする。具体的には、取締役の報酬は、固定報酬と業績連動報酬により構成するものとする。但し、社外取締役の報酬は、その職務に鑑み、固定報酬のみとする。(ⅱ)基本報酬(固定報酬)に関する方針(報酬を与える時期または条件の決定に関する方針を含む)当社の取締役の基本報酬は、月例の固定報酬とし、取締役の報酬に関する規定に基づき、決定するものとする。(ⅲ)業績連動報酬に関する方針(報酬を与える時期または条件の決定に関する方針を含む)業績連動報酬は、事業年度ごとの業績向上に対する意識を高めるため、業績指標を反映した金銭報酬とし、前事業年度の連結経常利益に応じて算出された額を賞与として毎年、一定の時期に支給する。なお、非金銭報酬はないものとする。(ⅳ)固定報酬と業績連動報酬の額の割合の決定に関する方針企業価値の持続的な向上を図るインセンティブとして十分に機能するよう固定報酬と業績連動報酬のバランスを考慮し、適切な支給割合とする。(ⅴ)取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項固定報酬については取締役の報酬に関する規定に基づき、また、業績連動報酬については業績及び成果に基づき、諮問機関である指名・報酬委員会の答申も参考にして、代表取締役2名が協議により決定するものとする。また、取締役会は、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等について、報酬等の内容の決定方法および決定された報酬等の内容が取締役会で決議された決定方針と整合していることを確認しており、当該決定方針に沿うものであると判断しております。 なお、監査役の報酬につきましては、監査役の協議により決定しております。 当社の役員の報酬等に関する株主総会の決議は、下記のとおりであります。・取締役の報酬限度額は、2014年6月27日開催の第38回定時株主総会において、固定枠として年額320,000千円以内(うち社外取締役分20,000千円以内、また使用人分給与は含まない。)、変動枠として前事業年度の連結経常利益の2%以内の額(上限50,000千円)を設定し、固定枠と変動枠の合計額(ただし、社外取締役に対する報酬は固定報酬のみ)と決議しております。当該株主総会終結時点の取締役の員数は9名(うち社外取締役1名)です。また、2020年6月26日開催の第44回定時株主総会において、変動枠の設定を変更し、前事業年度の連結経常利益の2.5%以内の額(上限80,000千円)と決議しております。当該株主総会終結時点の取締役の員数は10名(うち社外取締役2名)です。・監査役の報酬限度額は、1990年1月30日開催の第13回定時株主総会において、年額30,000千円以内とすることで決議しております。当該株主総会終結時点の監査役の員数は3名です。 なお、当事業年度に係る取締役の個人別の報酬等の内容について、取締役会は、代表取締役会長 金子真人および代表取締役社長 勝部迅也に対し、各取締役の基本報酬の額および社外取締役を除く各取締役の担当部門の業績等を踏まえた業績連動報酬等の評価配分の決定を委任しております。委任した理由は、当社グループ全体の業績等を勘案しつつ、各取締役の担当部門について評価を行うには、代表取締役2名による協議が適しているからであります。なお、委任された内容の決定にあたっては、諮問機関である指名・報酬委員会の答申も参考にしております。 また、業績連動報酬にかかる指標は、当社グループの経常的な利益を端的に示す連結経常利益としており、その目標は定めておりませんが、予想値として2025年5月12日に6,300百万円を公表し、その実績は7,133百万円となりました。 ②役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種別の総額及び対象となる役員の員数役員区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(人)固定報酬業績連動報酬取締役(社外取締役を除く。)230,650157,65073,0003監査役(社外監査役を除く。)11,76011,760-1社外役員19,20019,200-5
従業員の状況1,691
(2)【従業員の状況】① 連結会社の状況 2026年3月31日現在セグメントの名称従業員数(人)日 本1,284(59)欧 州235(77)米 国72(4)ア ジ ア65(0)合 計1,656(140)(注)従業員数は就業人員(当社グループからグループ外への出向者を除き、執行役員及びグループ外から当社グループへの出向者を含んでおります。)であり、当連結会計年度の平均臨時雇用者数は、( )内に外数で記載しております。 ② 提出会社の状況 2026年3月31日現在従業員数(人)平均年令(才)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)平均年間給与の対前事業年度増減率(%)451(40)44.317.98,659,1543.5 セグメントの名称従業員数(人)日 本447(40)欧 州1(0)米 国0(0)ア ジ ア3(0)合 計451(40)(注)1.従業員数は就業人員(当社から社外への出向者を除き、執行役員及び社外から当社への出向者を含んでおります。)であり、当事業年度の平均臨時雇用者数は( )内に外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 ③ 労働組合の状況現在、労働組合は結成されておりません。 ④ 男性労働者の育児休業取得率及び従業員の男女の賃金の額の差異(ⅰ)提出会社当事業年度男性労働者の育児休業取得率(%)(注)1労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)2(注)3全従業員正社員(注)4(注)5パート・有期社員(注)470.069.768.780.2(注)1.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号 以下「女性活躍推進法」といいます。)の規定に基づき算出したものであります。3.男女間において同一労働の賃金の額に差はなく、男女の賃金の額の差異の要因は主に職群および等級の人員構成によるものです。4.正社員の所定労働時間より勤務時間が短い従業員については、正社員の所定労働時間に換算して算出しております。5.正社員のうち、基幹職および総合職の男女の賃金の額の差異は、それぞれ89.8%、92.4%となります。なお、基幹職とは、正社員のうち、経営管理の中枢を担い、担当部門を統率するリーダー、もしくは、特定分野の知識・技術・経験を有するスペシャリストとして、業績目標を達成しうる職務能力を求められる職群をいい、総合職とは、正社員のうち、将来、基幹職としての役割を果たすことが期待できる職務能力を求められる職群をいいます。 (ⅱ)連結子会社当事業年度名称男性労働者の育児休業取得率(%)(注)1労働者の男女の賃金の額の差異(%)(注)2(注)3(注)4全従業員正社員(注)5パート・有期社員(注)5図研テック(株)83.389.291.759.6(注)1.「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定に基づき、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律施行規則」(平成3年労働省令第25号)第71条の6第1号における育児休業等の取得割合を算出したものであります。2.「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号 以下「女性活躍推進法」といいます。)の規定に基づき算出したものであります。3.女性活躍推進法に基づき、「男女間賃金格差」を公表している会社のみ記載しております。4.男女間において同一労働の賃金の額に差はなく、男女の賃金の額の差異の要因は主に職群および等級の人員構成によるものです。5.正社員の所定労働時間より勤務時間が短い従業員については、正社員の所定労働時間に換算して算出しております。
関係会社の状況1,893
4【関係会社の状況】 名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社)ズケン・ユーエスエーInc.(注)1Massachusetts,U.S.A.9,000千US$回路設計ソリューション等の販売100.0当社製品の販売兼任役員 1名ズケン・バイテックInc.Virginia,U.S.A.1,442千US$ITソリューション等の開発・製造・販売100.0同社製品の当社への供給ズケン・グループLtd.(注)1Bristol,U.K.47,423千STG£英国における事業統括※1100.0(100.0) ズケンLtd.(注)1Bristol,U.K.40,436千STG£基板設計ソリューション等の開発・製造・販売※2100.0(100.0)当社製品の販売及び同社製品の当社への供給ズケン・ユーケーLtd.(注)1Bristol,U.K.7,580千STG£回路設計ソリューション等の販売※2100.0(100.0)当社製品の販売ズケンGmbHMunich,Germany639千ユーロ基板設計ソリューション等の開発・製造・販売100.0当社製品の販売及び同社製品の当社への供給兼任役員 1名ズケンS.A.Les Ulis,France1,287千ユーロ基板設計ソリューション等の販売※1100.0(100.0)当社製品の販売ズケンS.r.l.Milan,Italy65千ユーロ回路設計ソリューション等の販売※1100.0(100.0)当社製品の販売ズケンE3 GmbHNeu-Ulm,Germany150千ユーロ回路設計ソリューション等の開発・製造・販売※1100.0(100.0)同社製品の当社子会社への供給ズケン・コリアInc.Seoul,Korea500,000千WON基板設計ソリューション等の販売100.0当社製品の販売ズケン・シンガポールPte.Ltd.Singapore1,250千S$基板設計ソリューション等の販売100.0当社製品の販売図研上海技術開発有限公司Shanghai,China1,655千RMB基板設計ソリューション等のコンサルティング及び保守100.0当社製品の保守台湾図研股份有限公司Taipei,Taiwan15,000千NT$基板設計ソリューション等の販売100.0当社製品の販売ズケン・インディアPrivate LimitedKarnataka,India48,000千ルピー基板設計ソリューション等の販売※3100.0(49.0)当社製品の販売 名称住所資本金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容図研テック㈱(注)1横浜市港北区147,700千円基板設計・製造業務に関するサポート・サービス100.0当社に対する人材派遣等役務の提供図研ネットウエイブ㈱(注)2横浜市港北区150,000千円ITソリューション等の開発・販売及びコンサルティング100.0同社製品の当社への供給図研エルミック㈱横浜市港北区100,000千円組込みソフトの受託開発100.0事務所の賃貸等㈱図研プリサイト横浜市都筑区300,000千円ITソリューション等の開発・製造・販売100.0同社製品の当社への供給図研アルファテック㈱横浜市都筑区57,000千円回路設計ソリューション等の開発・製造・販売100.0事務所の賃貸等図研モデリンクス㈱東京都港区100,000千円ITソリューション等のコンサルティング100.0 その他 1社 (持分法適用会社)ビジネスエンジニアリング㈱ (注)3東京都千代田区697,600千円ITソリューション等の開発・製造・販売21.1当社子会社製品の同社への供給(注)1.特定子会社は、ズケン・ユーエスエーInc.、ズケン・グループLtd.、ズケンLtd.、ズケン・ユーケーLtd.、図研テック㈱であります。2.図研ネットウエイブ㈱については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く。)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等(1) 売上高9,895百万円 (2) 経常利益1,101百万円 (3) 当期純利益787百万円 (4) 純資産額980百万円 (5) 総資産額10,558百万円3.ビジネスエンジニアリング㈱は、有価証券報告書を提出しております。4.議決権の所有割合欄( )数字は間接所有割合(内数)であります。※1 ズケンGmbHが所有しております。※2 ズケン・グループLtd.が所有しております。※3 ズケン・シンガポールPte.Ltd.が所有しております。
配当政策902
3【配当政策】利益配分に関する基本方針につきましては、当社では、株主のみなさまに対する利益還元を経営上の重要な政策と位置づけており、安定的な配当を行うことを基本方針としております。また、経営基盤と財務体質の強化、充実を図るとともに、今後の事業展開へ活用するため内部留保にも留意しつつ、業績の動向や経営環境等を勘案の上、適宜、最も効果的な株主還元策を考慮していくこととしております。なお、内部留保資金につきましては、M&A・研究開発・設備投資等の資金需要に備えるものであり、将来的には、収益の向上を通じ、株主のみなさまへの利益還元に寄与していくものと考えております。配当につきましては、株主資本配当率(DOE)を配当金額算定の指標として採用しております。これは当社グループの強固な財務基盤を維持しつつ、高水準で継続的な配当を行う方針を更に明確にするためであります。具体的には、期首の連結株主資本に対して5.0%以上を目安に配当金額を決定いたします。また、当社は、中間配当と期末配当の年2回の剰余金の配当を行うこととしております。これらの剰余金の配当の決定機関は、中間配当については取締役会、期末配当については株主総会であります。なお、当社は、「取締役会の決議によって、毎年9月30日を基準日として中間配当をすることができる。」旨を定款に定めております。上記の配当方針に基づき、当事業年度の期末配当につきましては、普通配当50円に創立50周年による記念配当 100円を加え、1株につき150円とする予定です。これにより、中間配当金(1株につき50円)を含めた年間の配当金は、1株につき200円(DOE 11.3%)となる予定です。当事業年度にかかる剰余金の配当は以下のとおりであります。決議年月日配当金の総額(千円)1株当たり配当額(円)2025年11月10日1,068,24150取締役会決議2026年6月26日3,161,364150定時株主総会決議(予定)(注)(注) 2026年3月31日を基準日とする期末配当であり、2026年6月26日開催予定の定時株主総会の議案(決議事項)として提案しています。
研究開発活動4,264
6【研究開発活動】当社グループの研究開発活動は、日本、欧州及び米国の各セグメントにおいて行っております。エレクトロニクス製造業、自動車関連・産業機器製造業の分野を中心にモノづくり企業における設計・製造の効率化に関するソリューションを研究開発対象としており、保有する技術を相互補完することにより研究開発成果の増大に効果をあげております。当連結会計年度における各セグメント別の研究開発活動の状況及び研究開発費は、以下のとおりであります。なお、当連結会計年度の研究開発費の総額は5,445百万円となっております。 (1) 日本日本における主要な研究開発活動は以下のとおりであり、研究開発費は3,088百万円であります。総合的な視点では、電気電子機器設計製造のフロントエンドにMBSE(モデルベース・システムズエンジニアリング)を導入し、要件定義や構想設計を、詳細設計・製造設計のデータ管理やPLMシステムと連携させることで、トレーサビリティを高め、設計・製造のリードタイム短縮、効率的な設計資産活用、ベテランエンジニアの技術伝承などを実現する電気電子機器設計製造フローとライフサイクル全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)に取り組んでいます。また、AI(人工知能)を活用した設計自動化と効率化、先端半導体設計領域における2.5D/3DICの前工程・後工程のトータル設計フロー実現、ワイヤーハーネス設計の自動化やプラント・電力配電領域への展開など、各分野で数多くのテーマに取り組んでいます。以下にそれぞれの分野での取り組みを説明します。MBSE分野では、「GENESYS」と「CR-8000」の連携を実現する「GENESYS-CR DG-Connector」において、「GENESYS」に格納されているモデル情報と「Design Gateway」に記述されている回路要素をクロスプローブ可能とする機能を開発しました。また、「GENESYS Utility Power Pack」では、モデリング作業の効率化を目的として、モデルナビゲーター機能を開発しました。回路・基板設計分野では、システムレベルマルチボード設計環境「CR-8000 Design Force」において、電源・信号の主要経路の可視化、レングセン機能における等遅延対応、RF設計向け機能、並びにエレメカ設計におけるケーブル干渉チェックおよび仮想ケーブル生成機能を開発しました。さらに先端半導体・パッケージ設計領域では、次世代半導体プロジェクトに参画したほか、3Dblox出力機能やOASIS出力機能を開発しました。また、部品ライブラリ設計領域では、「CR-8000 Components Editor」において、パッドスタック設計ツールを最新のGUIに準拠した構成へ刷新しました。システムレベル回路設計環境「CR-8000 Design Gateway」では、電源回路のシーケンスの検証を実現する新オプション製品を開発しました。また、データベースを拡張することで論理情報のみを保持することを可能にし、さらにこの論理情報から図面を自動的に生成する機能を開発しました。システムレベル構想設計環境「CR-8000 System Planner」では、回路ブロックに対して設計制約情報を設定し、その情報を「CR-8000 Design Gateway」に伝達する機能や、外部ツールと相互に連携する機能を開発しました。基板製造設計環境「CR-8000 DFM Center」では、生産準備プロセスのDX推進として、部品実装準備向けの新オプション製品、および高機能化しているチップレット集積やフレキシブル基板の製造データ編集機能を開発しました。また、データ処理の高速化を行いました。ワイヤーハーネス設計分野では、輸送機器市場向けの次世代設計環境「E3.infinite」において、自動設計機能の拡充として、ヒューズの自動マッピング機能による電源分配設計の自動化、および部品選定機能におけるB型スリーブへの対応を行いました。3D MCADとの連携においては、分岐配置位置の連携機能を開発し、より高精度なメカ設計との連携を実現しました。また、ハーネス内の回路構成の可視化を行う新オプション製品「Harness Design Visualizer」を開発しました。マシナリー向けアドオンパッケージ「E3 Service Utilities」では、産業機器向けの複雑なバリエーション設計を支援するための新オプション製品「E3.SU.variant」を開発しました。デザインレビューツール「WH-DR」では、マシナリー向けのデザインレビュー環境として、「E3.series」との連携機能を開発しました。PLM/設計データ管理分野では、回路基板設計領域の「DS-CR」において、更なる対象領域の拡充に向けて設計部品情報と製造部品情報を統合して利活用を推進する機能を開発しました。また、「GENESYS」のシステムモデルを管理することで、トレーサビリティ環境を提供する「RTM」(Requirement Trace Master)を開発しました。デジタルデータ共有/共創環境「DS-Web」では、製品開発のステークホルダーがWebブラウザー上でチャットによるコミュニケーションを行える機能を開発しました。ワイヤーハーネス設計領域の「DS-E3.series」では、共用ハーネスをモジュール化して利活用を推進する拡張機能や、完成した図面から適宜回覧を行えるようにするための個別回覧機能を開発しました。電気電子機器設計領域のデータ管理と、エンタープライズPLM領域のデータ管理を統合する協調環境「PLM Interface」において、エレメカ連携の運用効率化に向けて3D部品モデルの連携を強化する機能を開発しました。電気制御設計の分野では、アドオンパッケージ「ACAD-EX」において、部品マスターの元となるデータを自動で蓄積・登録することによりライブラリ構築を効率化する機能を実現しました。さらに回路図面の情報や部品表の情報から、配置パターンテンプレートのルールに従って外形機器を自動配置することで、手作業による配置作業を削減し、効率的かつ最適なレイアウトをサポートする機能を開発しました。エンタープライズPLM分野では、「visual BOM」において、品目作成時にCAD入力情報を基に概算コストを自動算出し、その後PLMに登録された情報を用いてより精緻なコスト算出を行うコストシミュレーション機能を開発しました。また、チケット管理機能を開発し、チケットを品目や図面と紐づけて一元管理できる仕組みを整備しました。品質トラブルなどをチケットとして管理することで、品目や図面と品質情報を体系的に関連付け、設計から品質対応までのトレーサビリティを確保しました。さらに、品質報告書などの実ファイルからAIを活用して情報を自動的にデータベース化するAIスマート入力機能や、類似した内容のチケットをAIにより検索できる機能を開発し、過去のトラブル事例を参照しながら迅速な初動対応を可能としました。加えて、類似する2D図面を検索する機能を開発し、過去の設計資産を検索・再利用可能とすることで、設計業務の効率化および品質向上を実現しました。ナレッジマネージメント分野では、AI実装フルオート型ナレッジ活用ソリューション「Knowledge Explorer」において、ユーザーの検索意図をAIが推測し、社内文書から該当する情報を抽出して提示する機能を開発しました。ストリーミング製品分野では、ネットワーク上でのストリーミング・データの状態を解析、可視化するツール開発に向けた基礎研究およびOSS(オープン・ソース・ソフトウェア)を利用したストリーミング・サーバ構築の基礎研究を行いました。MBD分野において、引き続き熱設計工数削減を目的としたモデルベースデザインの利用方法を研究しました。具体的には電子機器の放熱モデルを簡易に構築することを目的として、自然対流及び強制対流による外部流れモデルを開発しました。 (2) 欧州欧州における主要な研究開発活動は以下のとおりであり、研究開発費は1,994百万円であります。回路・基板設計分野では、「CR-8000 Design Force」上で稼働するAI技術を活用した自律型インテリジェント自動配置配線システム「Autonomous Intelligent Place and Route」の操作性改善と機能強化に加え、過去の実績データを学習し類似基板ブロックの検索および再利用を可能にし、流用設計フローを支援する機能を開発しました。また、SI/PI/EMI解析モジュール「Analysis Module Advance Multicore」では、Battery Management System開発におけるフレキシブル基板設計等において、品質確認を支援する2点間抵抗値測定機能を開発しました。ワイヤーハーネス設計分野では、「E3.series」において、斜めスロットモデルをサポートし、様々な形状の制御盤筐体でもデータモデル精度を保った製造工程連携を可能にする機能を開発しました。また、多品種少量生産の制御盤開発/製造を支援するため、数多くの仕様分けを含む大規模設計データの仕様切り替え処理等を高速化しました。ワイヤ組付け工程を支援する「E3.WiringCockpit」では、HIDコントローラーをサポートし、製造工程進捗管理を容易にしました。 (3) 米国米国における主要な研究開発活動は以下のとおりであり、研究開発費は362百万円であります。MBSE分野では、「GENESYS」において、最新バージョンにて速度改善を実施しました。また、各ダイアグラムにてフリーフォームでの表現を可能にする機能開発、および防衛・商業分野で使用される一般的なフレームワーク「UAF(Unified Architecture Framework) 1.2」の機能改善を行いました。また、「GENESYS」で作成したシステムモデルを複数エンジニアでレビューするためのWebベースのコミュニケーション環境「SIDEKICK」を開発しました。 (4) アジア該当事項はありません。
主要な設備の状況923
2【主要な設備の状況】当社グループにおける主要な設備は、次のとおりであります。 (1) 提出会社2026年3月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物工具、器具及び備品土地(面積㎡)その他合計本社・中央研究所(横浜市都筑区)日本管理・開発・販売設備1,330931,370(6,178.18)162,810294センター南ビル(横浜市都筑区)日本販売・生産・購買設備26415523(717.20)380793新横浜ビル(横浜市港北区)日本販売・生産・購買設備24111684(1,553.41)-9360ズケンLtd.テクノロジーセンター(Bristol,U.K.)欧州子会社貸与412-181(6,274.00)-5930その他の事業所日本販売設備等38--1160その他〔社宅〕(横浜市都筑区)日本厚生設備1390250(676.18)-3890 (2) 国内子会社2026年3月31日現在 会社名所在地セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物工具、器具及び備品土地(面積㎡)その他合計図研テック㈱横浜市港北区日本販売設備1880(2.19)533510図研ネットウエイブ㈱横浜市港北区日本販売設備14104--118136図研エルミック㈱ 他横浜市港北区 他日本開発・生産・販売設備333-1451191 (3) 在外子会社2026年3月31日現在 会社名所在地セグメントの名称設備の内容帳簿価額(百万円)従業員数(人)建物及び構築物工具、器具及び備品土地(面積㎡)その他合計ズケンLtd.Bristol,U.K.欧州開発・生産・販売設備2156-169428ズケンGmbHMunich,Germany欧州開発・生産・販売設備-50-25262ズケン E3 GmbHNeu-Ulm,Germany欧州開発・生産・販売設備9147--157109ズケンシンガポールPte.Ltd 他シンガポール 他欧州、米国、アジア開発・生産・販売設備等1534-99149173(注)帳簿価額のうち「その他」は、機械装置及び運搬具、リース資産の合計であります。
監査の状況2,015
(3)【監査の状況】①監査役監査、内部監査及び会計監査の状況提出日現在、各監査役及び監査役会は、監査役会で決定された監査方針、監査計画に基づき、重要な会議への出席、当社グループの経営・業務全般への調査、ヒアリング等を通じて厳正な監査を行っております。監査役会における具体的な検討内容は、会計監査人の監査の方法及び結果の相当性、監査法人の監査報酬に対する同意等であります。また、常勤監査役は監査業務全般の中心となり、取締役及び従業員等からの報告や内部監査室及び会計監査人との連携などにより会社の状況を把握して監査役会に報告しております。なお、監査役 川口恵都子は、公認会計士の資格を有し、財務及び会計に関する相当程度の知見を有しております。当事業年度において、当社は監査役会を合計14回開催しており、各監査役の出席状況については次のとおりであります。氏 名出席状況備 考和田 扶佐夫全14回中14回 半田 高史全4回中4回2025年6月27日開催の定時株主総会終結の時をもって退任するまでの出席状況となります。高田 保豊全14回中14回 川口 恵都子全10回中10回2025年6月27日開催の定時株主総会にて選任された後の出席状況となります。 当社は、内部監査部門として、社長直属の監査室(1名)を設置しております。監査室は、監査計画書に定める監査方針に基づき、会計、業務等に対する内部監査を定期的に実施しており、内部監査の結果について、代表取締役、監査役および取締役会に報告、説明を行っております。このほか、監査役と随時、意見交換、討議を実施するなど、相互に連携を図りつつ適正な監査の実施に努めております。また、当社は、会計監査人として有限責任 あずさ監査法人と監査契約を締結しており、39年間継続して、独立した立場からの公正な会計監査を受けております。当社の会計監査業務を執行した公認会計士(指定有限責任社員・業務執行社員)は髙木修、寺出俊也であり、同監査法人に所属しております。また、当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士12名、その他42名であります。会計監査人の監査結果は、監査役会において、会計監査人より報告、説明され、リスク状況や今後の課題等について検討、質疑応答がなされるほか、随時、意見交換、討議を実施するなど、監査役と相互に連携を図りつつ、適正な監査の実施に努めております。監査法人の選定、解任又は不再任の方針につきましては、会計監査人である監査法人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合、監査役会は、監査役全員の同意により会計監査人を解任いたします。この場合、監査役会が選定した監査役は、解任後最初の株主総会において、解任した旨及びその理由を報告いたします。また、会計監査人において適正な監査の遂行が困難であると認められる場合など、その必要があると判断した場合、監査役会は、会計監査人の解任又は不再任に関する議案を決定し、取締役会は当該決定に基づき株主総会の会議の目的とすることとしております。このような方針の下、監査役及び監査役会は監査法人の評価を実施し、当社の会計監査人としての役割を充分に果たせることを確認のうえ、これを理由として監査法人を選定しております。 ②監査報酬の内容等イ.監査公認会計士等に対する報酬の内容区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社47,900-54,000-連結子会社----計47,900-54,000-当社及び連結子会社における非監査業務の内容につきましては、該当事項はありません。 ロ.監査公認会計士等と同一のネットワーク(KPMGグループ)に対する報酬(イ.を除く)区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社----連結子会社36,68121,85239,25436,497計36,68121,85239,25436,497当社における非監査業務の内容につきましては、該当事項はありません。連結子会社における非監査業務の内容につきまして、主なものは税務コンサルティングであります。 ハ.その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容該当事項はありません。 ニ.監査報酬の決定方針及び監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由監査報酬の決定方針は定めておりませんが、監査公認会計士等の監査体制、監査日数、監査の内容等を勘案した上で監査報酬を定めております。監査役会におきましても、監査公認会計士等の監査体制、監査日数、監査の内容等に基づき協議を行い、会社法第399条第1項の同意をしております。
株式の保有状況1,430
(5)【株式の保有状況】①投資株式の区分の基準及び考え方当社は、保有目的が純投資目的である投資株式と純投資目的以外の目的である投資株式の区分について、株価上昇や配当金の受領によって利益を得る目的で保有している株式を純投資目的の投資株式とし、それ以外の目的で保有する株式を純投資目的以外の目的である投資株式としております。 ②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式イ.保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容当社は、発行会社との長期的・安定的な関係の構築・強化などにより、当社の中長期的な企業価値向上につなげることを目的として、株式を保有することがあります。このような政策保有株式については、保有目的が適切であることや便益やリスクが資本コストに見合っていることを確認し、保有の合理性を検証することとしております。この考え方に基づいて、当社はビジネス上取引のある銘柄と情報収集を目的とした金融機関銘柄のみを保有しております。 ロ.銘柄数及び貸借対照表計上額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式1289,000非上場株式以外の株式53,037,166 (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の増加に係る取得価額の合計額(千円)株式数の増加の理由非上場株式---非上場株式以外の株式--- (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 銘柄数(銘柄)株式数の減少に係る売却価額の合計額(千円)非上場株式--非上場株式以外の株式-- ハ.特定投資株式及びみなし保有株式の銘柄ごとの株式数、貸借対照表計上額等に関する情報特定投資株式銘柄当事業年度前事業年度保有目的、業務提携等の概要、定量的な保有効果及び株式数が増加した理由当社の株式の保有の有無株式数(株)株式数(株)貸借対照表計上額(千円)貸借対照表計上額(千円)Fortinet,Inc.150,000150,000当社子会社の仕入先であり、関係強化・維持のために保有するもので、定量的な保有効果の記載は困難ですが、イに記載の方法にて保有の合理性を検証しております。無1,959,8092,158,919EIZO㈱267,600267,600当社製品のユーザであり、関係強化・維持のために保有するもので、定量的な保有効果の記載は困難ですが、イに記載の方法にて保有の合理性を検証しております。有549,918557,678㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ162,600162,600情報収集を目的とした関係強化・維持のために保有するもので、定量的な保有効果の記載は困難ですが、イに記載の方法にて保有の合理性を検証しております。無422,760326,988㈱三井住友フィナンシャルグループ13,50013,500情報収集を目的とした関係強化・維持のために保有するもので、定量的な保有効果の記載は困難ですが、イに記載の方法にて保有の合理性を検証しております。無67,58151,232㈱横浜フィナンシャルグループ27,00027,000情報収集を目的とした関係強化・維持のために保有するもので、定量的な保有効果の記載は困難ですが、イに記載の方法にて保有の合理性を検証しております。無37,09826,492 みなし保有株式該当事項はありません。 ③保有目的が純投資目的である投資株式該当事項はありません。
沿革1,321
2【沿革】1976年12月株式会社図形処理技術研究所を横浜市磯子区に設立。1981年3月本店を横浜市中区へ移転。1983年7月大阪市北区堂島に大阪営業所(現関西支社)及びショールームを開設。1983年11月ズケン・アメリカInc.(現ズケン・ユーエスエーInc.)を米国カリフォルニア州サンノゼ市(現本社マサチューセッツ州ウェストフォード)に設立。1984年3月本店を横浜市港北区へ移転。1985年6月商号を株式会社図研に変更。1987年6月株式を社団法人日本証券業協会に店頭売買銘柄として登録。1990年4月横浜市緑区(現都筑区)に中央研究所を開設。1991年10月株式を東京証券取引所市場第二部に上場。1991年11月本店を横浜市緑区(現都筑区)へ移転。1992年1月ズケン・ヨーロッパGmbH(現ズケンGmbH)をドイツ バートンブルク市に設立。1992年1月ズケン・コリアInc.を韓国ソウル市に設立。1992年6月名古屋市中区に名古屋支社を開設。1992年8月ズケン・シンガポールPte.Ltd.をシンガポールに設立。1994年6月当社の子会社を通じて、レーカル・リダックグループ(11社)を買収。1994年9月株式を東京証券取引所市場第一部に上場。1997年5月株式会社図研プロセスデザイン研究所(現図研テック株式会社)を横浜市都筑区に設立。2000年2月横浜市都筑区にセンター南ビルを新設。2001年4月図研ネットウエイブ株式会社を横浜市港北区に設立。2002年6月図研上海技術開発有限公司を中国上海市に設立。2005年8月台湾図研股份有限公司を台湾台北市に設立。2006年5月当社の子会社を通じて、シム・チームGmbH(現ズケンE3 GmbH)を買収。2008年6月エルミック・ウェスコム株式会社(現図研エルミック株式会社)の株式を取得し、同社を持分法適用関連会社化。2009年6月当社のSoC事業部を会社分割によりエルミック・ウェスコム株式会社(現図研エルミック株式会社)に承継し株式の割当を受け、同社を連結子会社化。2014年12月東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(現ビジネスエンジニアリング株式会社)との間で資本業務提携を行い、同社の株式を取得。2015年3月ズケン・インディアPrivate Limitedをインド カルナタカ州ベンガルール市に設立。2015年7月株式会社ワイ・ディ・シーの「CADVANCE事業」(電気系CAD・PDM関連事業)を承継。2016年4月当社のプリサイト事業部を分社化し、株式会社図研プリサイトとして発足。2017年12月アルファテック株式会社(現図研アルファテック株式会社)の全株式を取得。2019年8月バイテックCorporation(現ズケン・バイテックInc.)の全株式を取得。2019年10月図研モデリンクス株式会社を東京都港区に設立。2021年11月ビジネスエンジニアリング株式会社の株式を追加取得し、同社を持分法適用関連会社化。2022年4月東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場に移行。2024年12月図研エルミック株式会社を完全子会社化。

EDINETのXBRLから抽出した原文です(長文は先頭のみ)。全文はPDF・XBRLの原本をご確認ください。

TIMELY DISCLOSURE

適時開示(TDnet)

1
2027年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)決算短信 · 11:30
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出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。

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有価証券報告書-第50期(2025/04/01-2026/03/31)有価証券報告書 · 2026-03-31期 · S100YD7O
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内部統制報告書-第49期(2024/04/01-2025/03/31)内部統制報告書 · S100W050
有価証券報告書-第49期(2024/04/01-2025/03/31)有価証券報告書 · 2025-03-31期 · S100W07I
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半期報告書-第49期(2024/04/01-2025/03/31)半期報告書 · 2025-03-31期 · S100UQAF
臨時報告書臨時報告書 · S100TYP1
確認書確認書 · S100TV5U
内部統制報告書-第48期(2023/04/01-2024/03/31)内部統制報告書 · S100TV5N
有価証券報告書-第48期(2023/04/01-2024/03/31)有価証券報告書 · 2024-03-31期 · S100TV2I
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臨時報告書臨時報告書 · S100TEQY
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