イ
株式会社インターアクション
INTER ACTION Corporation
67億円売上高(FY2025)
8.6%ROE
86.2%自己資本比率
91財務健全性スコア
KEY METRICS
主要財務指標
FY2025の売上高は67億円(前年比-14.0%)。営業利益は14億円(営業利益率21.3%)、当期純利益は10億円。総資産137億円に対し自己資本比率は86.2%、ROEは8.6%。精密機器の中央値(ROE 9.7%)を下回る水準。営業キャッシュ・フローは36億円の創出、現金及び現金同等物は91億円。従業員数は130人。直近のFY2026中間期は売上高21億円(前年同期比-47.3%)、純利益2億円。
開示値を定型文に流し込んだ自動生成の概況です(LLM不使用)。株価(終値)1,740円2026-09-04
PER19.5倍
PBR1.62倍
配当利回り2.47%
時価総額(概算)191億円
株価はYahoo Financeの公開データによる参考値。PER・PBR・利回りは最新有報のEPS・BPS・配当との組み合わせ計算です。売上高67億円-14.0%
営業利益14億円-10.1%
当期純利益10億円-13.5%
総資産137億円
純資産118億円
営業利益率21.3%
ROE8.6%
自己資本比率86.2%
EPS89.5円
BPS1,072.3円
1株配当43円
配当性向48.1%
従業員数130人
INDUSTRY POSITION
業種内のポジション
ROE8.6%中央値 9.7%
営業利益率21.3%中央値 9.2%
自己資本比率86.2%中央値 65.7%
健全性スコア91.0点中央値 74.0点
帯は精密機器(32社)の下位25%〜上位25%、縦線が中央値、丸が当社の値です。
FINANCIAL HISTORY
業績推移
資産
負債・純資産
| 年度 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 総資産 | 純資産 | EPS | ROE | 自己資本比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2025 | 67億円 | 14億円 | 14億円 | 10億円 | 137億円 | 118億円 | 89.5 | 8.6% | 86.2% |
| FY2024 | 78億円 | 16億円 | 16億円 | 11億円 | 137億円 | 110億円 | 104.2 | 10.7% | 80.9% |
| FY2023 | 69億円 | 14億円 | 15億円 | 10億円 | 126億円 | 101億円 | 90.1 | 10.1% | 80.4% |
| FY2022 | 60億円 | 11億円 | 12億円 | 8億円 | 115億円 | 93億円 | 69.6 | 8.3% | 81.0% |
| FY2021 | 66億円 | 18億円 | 17億円 | 12億円 | 116億円 | 90億円 | 105.6 | 13.7% | 78.2% |
| FY2020 | 71億円 | — | 15億円 | 10億円 | 100億円 | 79億円 | 91.9 | 13.2% | 78.7% |
| FY2019 | 80億円 | — | 19億円 | 14億円 | 104億円 | 73億円 | 141.1 | 25.2% | 70.3% |
| FY2018 | 60億円 | — | 10億円 | 7億円 | 66億円 | 37億円 | 72.6 | 20.1% | 56.0% |
| FY2017 | 54億円 | — | 4億円 | 4億円 | 50億円 | 31億円 | 41.5 | 13.2% | 62.5% |
| FY2016 | 51億円 | — | 4億円 | 3億円 | 59億円 | 28億円 | 32 | 11.3% | 48.2% |
| FY2015 | 40億円 | — | 4億円 | 4億円 | 53億円 | 27億円 | 42.8 | 16.8% | 50.2% |
営業CF36億円
投資CF-3億円
財務CF-4億円
現金及び現金同等物91億円
SEGMENTS
セグメント別売上
Internet Of Things Related Business38億円
Industry40Propulsion Business21億円
Environmental Energy Business8億円
セグメント名はXBRLのタクソノミ名(英語)です。日本語の区分名は下の「セグメント情報」本文を参照してください。
MAJOR SHAREHOLDERS
大株主
| 順位 | 氏名・名称 | 持株比率 |
|---|---|---|
| 1 | 日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口) | 13.3% |
| 2 | INTERACTIVE BROKERS LLC(常任代理人 インタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社) | 9.1% |
| 3 | JAPAN ABSOLUTE VALUE FUND(常任代理人 立花証券株式会社) | 6.2% |
| 4 | 株式会社日本カストディ銀行(信託口) | 3.9% |
| 5 | THE BANK OF NEW YORK 133652(常任代理人 株式会社みずほ銀行決済営業部) | 3.4% |
| 6 | LIM JAPAN EVENT MASTER FUND(常任代理人 立花証券株式会社) | 2.7% |
| 7 | THE NOMURA TRUST AND BANKING C O.,LTD.AS THE TRUSTEE OF REPURCHASE AG FUND2024-09(LIMITED OT FINANC INRESALE RSTRCT)(常任代理人 シティバンク、エヌ・エイ東京支店) | 2.0% |
| 8 | 栗村 昌昭 | 2.0% |
| 9 | 木地 伸雄 | 1.9% |
| 10 | BNYMSANV AS AGENT/CLIENTS LUX UCITS NON TREATY 1(常任代理人 株式会社三菱UFJ銀行) | 1.4% |
INTERIM RESULTS
中間期の業績(半期報告書)
| 中間期 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 純利益 | 営業利益率 | 自己資本比率 | EPS |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| FY2026中間(〜2025-11-30) | 21億円 | 2億円 | 4億円 | 2億円 | 11.7% | 86.2% | 21.6 |
| FY2025中間(〜2024-11-30) | 40億円 | 12億円 | 12億円 | 8億円 | 29.2% | — | 75.6 |
| FY2024中間 | 30億円 | 4億円 | 4億円 | 3億円 | 13.2% | — | 24.8 |
半期報告書「主要な経営指標等の推移」からの抽出値です。中間期の利益は通期の約半分に相当するため、年度データとの単純比較はできません。
HUMAN CAPITAL
人的資本
平均年齢42.2歳
平均年間給与739万円
平均勤続年数7.5年
提出会社(単体)ベースの開示値です。
REMUNERATION
役員報酬
| 役員区分 | 報酬等の総額 | 員数 | 1人あたり |
|---|---|---|---|
| 社外取締役 | 8百万円 | 3 | 3百万円 |
| 社外監査役 | 6百万円 | 3 | 2百万円 |
ANNUAL REPORT TEXT
有報本文
事業の内容1,718字
3【事業の内容】 2025年5月31日現在の当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、当社(株式会社インターアクション)、子会社9社(西安朝陽光伏科技有限公司、株式会社エア・ガシズ・テクノス、明立精機株式会社、株式会社東京テクニカル、MEIRITZ KOREA CO.,LTD、陝西明立精密設備有限公司、Taiwan Tokyo Technical Instruments Corp.、TOKYO TECHNICAL INSTRUMENTS (SHANGHAI)CO.,LTD、株式会社ラステック)で構成されており、IoT関連、環境エネルギー関連及びインダストリー4.0関連の各事業に係る製品等の開発・製造・販売を行っております。 当社グループの事業に係る位置づけは、次のとおりであります。<IoT関連事業>株式会社インターアクション 撮像半導体(CCD及びCMOSイメージセンサ)の製造工程における検査用光源装置並びに瞳モジュール等の開発・製造・販売を行っております。<環境エネルギー事業>株式会社エア・ガシズ・テクノス 輪転印刷機向け乾燥脱臭装置、排ガス処理装置等の開発・製造・販売を行っております。<インダストリー4.0推進事業>株式会社インターアクション、西安朝陽光伏科技有限公司、明立精機株式会社、株式会社東京テクニカル、MEIRITZ KOREA CO.,LTD、陝西明立精密設備有限公司、Taiwan Tokyo Technical Instruments Corp.、TOKYO TECHNICAL INSTRUMENTS (SHANGHAI)CO.,LTD、株式会社ラステック 精密除振装置等の開発・製造・販売、歯車の製造に欠かせない接触型検査装置の開発・製造・販売、業務システムの開発支援、AI画像処理装置の開発・製造・販売、並びにレーザ加工機の開発・製造・販売を行っております。 事業の系統図は次のとおりであります。 セグメント別の主要製品は下記のとおりであります。 セグメント主要製品IoT関連事業CCD及びCMOSイメージセンサ向け検査用光源装置、瞳モジュール等環境エネルギー事業輪転印刷機向け乾燥脱臭装置、排ガス処理装置等インダストリー4.0推進事業精密除振装置、歯車試験機、AI画像処理装置、レーザ加工機等 (1) 光源装置 光源装置は、CCD及びCMOSイメージセンサ(いずれも光を電気信号に変換する半導体)の良否を判定するための検査に必要な光を作り出し、その光を高精度、高速で検査対象に照射する装置であります。テスターと呼ばれる測定機器に指定された照度の光をCCD及びCMOSイメージセンサに正確に照射し、画素の欠落や変色等の欠陥がないかを検査いたします。(2) 瞳モジュール 瞳モジュールは、イメージセンサのウェハ検査工程上で最終アプリケーションのカメラモジュールと同等以上の光学特性を実現する事で、初期のテスト工程にて不具合検出を可能としております。(3) 乾燥脱臭装置 オフセット輪転印刷機に対応した装置で、高速印刷され走行する紙面のインキを熱風で乾燥させるとともに、蒸発した揮発性溶剤成分を触媒または直接燃焼方式により脱臭処理するシステムであります。(4) 排ガス処理装置 様々な生産設備から出る排ガスに含まれる悪臭や有害物質を除去する装置で、触媒または直接燃焼方式により酸化処理し無害化することで、大気汚染防止に貢献しております。(5) 精密除振装置 精密除振装置は、レーザを用いた光学実験や液晶及び半導体素子の回路を焼き付ける露光装置等に必要な装置であります。(6) 歯車試験機 歯車試験機は、自動車部品やロボット部品等に用いられる歯車(ギア)の歯すじやピッチを測定する装置であります。(7) AI画像処理装置 AI画像処理装置は、撮像した画像をAI(人工知能)で処理することによって、表面の傷や汚れ等を自動的に検知することが可能な装置であります。(8) レーザ加工機 レーザ加工機は、主に機械加工では対応が困難な、次世代半導体等の加工難易度が高い材料を加工することが可能な装置であります。
経営方針、経営環境及び対処すべき課題等3,226字
1【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】 当社グループの経営方針、経営環境及び対処すべき課題等は、以下のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)会社の経営の基本方針 当社グループは、経営理念として「人・技術・組織の相互作用から革新を生み出し『見えない価値』に光をあてる」ことを使命とし、特定の技術にとらわれることなく、相互作用の力によって、社会の持続的な発展に資する汎用性の高いソリューションを創出し、社会に本質的な変化を実装する企業を目指してまいります。 また、目指す姿として「『自社の優位性』と『多様なテクノロジー』を掛け合わせ、グローバルに『変化を実装』する企業へ」を掲げ、光学やメカ制御等の技術を起点に「スマート光学ソリューション企業」を目指してまいります。 さらに、価値として「Interaction Value(共創価値)」を掲げ、当社が中心(ハブ)となり、技術・人・会社を繋げ、「相互作用」によって価値を共創してまいります。 (2)目標とする経営指標 当社グループは、投資家視点を重視した企業価値向上の観点から、「ベース売上高」「売上総利益率」「一人当たり営業利益」「営業利益成長率(CAGR)」「ROE(連結)」を重要指標としております。なお、ベース売上高とは、設備投資の有無に左右されずに、安定して収益を創出することが可能な「事業の強靭性」を示す指標を指します。 (3)中長期的な会社の経営戦略 当社グループでは中期事業計画を策定しており、今後のより安定的な成長と利益確保を続けるために、当社グループの存在意義である「見えないものを見せて、できないことをできるようにすること」に基づき、顧客の一歩先を行く開発力と、システムで製品を提供可能な技術力及びサポート力を活かしたトータルサービスによって、様々な事業展開を行っております。 主な課題は以下のとおりであります。 1. 戦略的目標とオペレーショナルな目標の混在2. 企画・マーケティング能力の不足3. 継続的成長を支える顧客基盤の未整備4. 外部環境変化への対応力不足 以上の課題を踏まえ、目標の再設定と大きな施策・戦略転換が必要と判断し、新中期経営計画(2026-2030)を策定いたしました。戦略転換の方向性として以下の4つの柱を設定しております。 1. 戦略的目標とオペレーショナル目標の明確な分離とリソース配分の最適化2. 企画・マーケティング能力の抜本的強化3. 顧客基盤の構築に向けたパートナーシップ戦略の推進4. 外部環境に左右されない強靭な事業ポートフォリオの育成 また、質の高い成長を実現し、企業価値を高めるための重要項目として「事業の強靭性」「製品競争力」「人材」「利益成長」「経営品質」に焦点を当てた目標指標を設定いたしました。当該目標指標達成のため、戦略的パートナーシップの構築、キャッシュアロケーションの設定、社内投資家機能の強化、ガバナンスの強化、事業間シナジーの追求などの施策を実行してまいります。また、当社グループの経営理念である「人・技術・組織の相互作用から革新を生み出し『見えない価値』に光をあてる」に基づき、顧客の一歩先を行く開発力と、システムで製品を提供可能な技術力及びサポート力を活かしたトータルサービスによって、様々な事業展開を行ってまいります。 IoT関連事業においては、新規顧客の開拓や、より高度な技術が求められているモバイル向け及び車載含むロボティクス向けイメージセンサの検査用光源装置及び瞳モジュールの技術開発への取り組みを強化いたします。これにより市場における優位性を向上させるとともに、AIを活用した自動運転システムの実現にも貢献してまいります。 インダストリー4.0推進事業においては、主に子会社の明立精機株式会社及び株式会社東京テクニカルがそれぞれの事業領域において技術開発を積極的に行うことで、シェア拡大を目指してまいります。さらに、新規の取り組みとして、振動ソリューション分野とAI画像処理分野への挑戦を行っており、中長期的な成長ドライバーとなるよう積極的に事業を推進しております。 また、セグメント全体において、装置本体の提供のみに留まらず、各装置において測定、収集、分析したデータを活用したデータソリューションサービスの提供も目指しており、実現に向けた取り組みを推進しております。 なお、各事業セグメントにおける事業環境や事業の内容につきましては「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 (4)経営環境及び優先的に対処すべき課題 当連結会計年度における世界経済について、米国の関税政策の動向、東欧・中東地域における地政学的リスク、インフレの長期化及び為替変動の影響等により、世界経済全体は先行き不透明な状況が継続すると想定しております。また、詳細な事業環境については「4 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (1)経営成績等の状況の概要 ①財政状態及び経営成績の状況」に記載のとおりであります。 このような状況のもと、当社グループでは、中長期的に成長し続けていくために、不透明な社会情勢の緩和を見据えた研究開発及び技術革新による新規事業の創出に努め、以下の課題に優先的に取り組んでまいります。①技術開発体制の強化 当社グループが属している市場は、技術的最先端市場であります。当社グループが今後も競争優位を発揮し、高収益性を維持するためには、時代の先を行く、技術開発体制構築が不可欠であります。また技術開発には粘り強い実験が不可欠であり、課題に対する答えを自分で探すことができる人材採用を重要視しております。 ②クライアントニーズへの迅速な対応 当社グループでは、製品技術力だけでなく、創業以来のモットーである「クライアントファースト」を合言葉としたきめ細かな対応サポートも競争力維持には不可欠であると認識しております。グループ従業員に対しては、常日頃「クライアントファースト」を徹底するよう指導し、お客様の心のヒダをつかむ事業展開を行ってまいります。 ③原価低減と生産効率の向上 製造メーカーにとって高品質を維持しながらの原価低減並びに生産の効率化は永遠のテーマであります。当社グループでは、この課題に取り組むため、より一層の生産性の向上及び製造体制の構築に努めてまいります。 ④地政学リスクへの対応 今後の世界経済につきましては、米国に端を発した通商問題を背景とする景気後退リスクや各国による政策動向を引き続き注視する必要があります。 ⑤新規事業の創出 現在、当社グループにおける売上高の約6割はイメージセンサ用の検査関連装置となっており、イメージセンサ市場への依存度が高い状況となっております。 今後、当社グループが継続して安定的に成長し続けるためには、既存事業の強化と共に、新たな収益の柱となる新規事業の創出が複数必要であると考えております。積極的な市場調査を行いながら、当社グループが新たな価値を創造できる事業を模索してまいります。 ⑥マーケティング力の強化 既存事業の成長及び新製品や新規事業を創出していくためには自社の強みを市場機会に結びつける企画力や、顧客ニーズを的確に把握するマーケティング力が不可欠であります。それらを一層強化するため、VG(Value Generation)戦略室が活動を継続しており、新規事業の創出を加速してまいります。なお、VG戦略室とは、技術・顧客資産を活用し、新価値の創造、新商品・サービスの企画・マーケティングを行う部署を指します。
事業等のリスク5,665字
3【事業等のリスク】以下に、経営者が当社グループの事業展開その他に関するリスク要因と認識している主な事項を記載しております。また、必ずしもそのようなリスク要因に該当しない事項についても、投資家の判断上重要と考えられる事項については、投資家に対する積極的な情報開示の観点から記載しております。なお、当社グループは、これらのリスク発生の可能性を認識した上で、発生の回避及び発生した場合の対応に努める方針でありますが、当社株式に対する投資判断は、以下の記載事項及び本項以外の記載事項を慎重に検討した上で行われる必要があると考えます。また、下記の事項には将来に係るリスク要因が含まれておりますが、これらの事項は当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであり、事業等のリスクはこれらに限られるものではありません。(1) 業界動向について① 需要動向 当社グループのIoT関連事業に属する電子部品検査装置事業の主要製品である光源装置に関する需要は、半導体メーカーのCCD及びCMOSイメージセンサに関する設備投資動向に影響を受けます。この設備投資動向はCCD及びCMOSイメージセンサが装着される製品の販売動向及び新製品開発・投入動向、また半導体メーカーの経営方針あるいは経営環境に変化が生じた場合等に変動すると考えられ、その変動が大きい場合、当社グループの業績に影響が生じるおそれがあります。 これらのリスクに対して当社では、少数精鋭の体制をとっており、人件費等の固定費による負担が少なくなるような体制としております。また、人材派遣等を活用することにより、売上が大きく変動した場合でも柔軟に対処することが可能であります。 さらに、当社の製造方法は半ファブレス形式であるため大規模な工場設備を有しておらず、一般的な賃貸オフィスビル内にて製造を行っております。そのため、稼働率が低下した場合でも、賃貸スペースを一部解約する等、固定費を柔軟に変動させることで、需要動向に柔軟に対応できる体制を構築しております。② 競合の状況当社グループのIoT関連事業セグメントの主要製品である光源装置及び瞳モジュールに関しては、当社を含め数社が供給しております。今後、競合他社が大幅な低価格戦略を展開した場合、あるいは国内外で他社の新規参入があった場合には、当社グループの市場競争力及びマーケットシェアに影響が生じるおそれがあります。これらのリスクに対して当社では、競合他社との差別化を図るため、検査対象であるイメージセンサの高度化に伴った製品開発を行うことで技術を蓄積しながら、顧客ニーズに応じたカスタマイズ製品の製造販売を行っております。今後も顧客ニーズをいち早く把握し新しい技術を製品化することで、顧客ニーズに応えていくよう努めてまいります。また、新規事業への取組等、主要製品以外の分野にも注力し、事業の多角化によってリスクの分散が可能な体制の構築を図っております。③ 技術革新及び新規事業への対応について当社グループは、電子部品検査装置事業に関し、半導体メーカーやモジュールメーカーにおいて従来のデバイスに加え、3Dセンシング技術用新規デバイスのニーズが強まると考えております。また、CCD及びCMOSイメージセンサに関しては更なる高画素化、高機能化の開発が進められており、光源装置や瞳モジュールにおいても、より高度な製品が求められるものと予測しております。加えて新規事業においては、まだ世の中で解決できていない問題を解決することをコンセプトとしており、市場が形成されていないため、顧客ニーズや関連市場の動向を踏まえた施策が必要であると認識しております。しかし、予測や認識に対して、新技術を導入した製品の開発が遅延あるいは失敗した場合等には、当社グループの業績に影響が生じるおそれがあります。これらのリスクに対して当社グループでは、常に顧客との対話においてニーズのキャッチアップを行うとともに、必要に応じた技術者の育成にも取り組んでおります。 また、新規事業においては、予測や認識に対する仮説を考察したうえで顧客へのヒアリングを実施することで、仮説が正しいか判断する検証を行っております。仮説が正しいと判断された場合のみ人員の拡充や設備投資を行うことで、新規事業へ挑戦するリスクを最小限に抑える努力を行っております。(2) 当社グループの事業体制について① 小規模組織であること当社グループは2025年5月31日現在で、従業員130名の小規模組織であります。当社グループの市場競争力の核は技術開発力にあり、専門性の高い技術者を中心とした社員構成となっております。そのため専門性の高い技術者を確保し、事業拡大を支えるために、営業、製造、内部管理等の人材も充実させる必要があります。したがって、優秀な人材の確保及び社内人材の育成に努めておりますが、人材の確保及び社内人材の教育が計画通りに進まない場合には、当社グループの業務に支障をきたすおそれがあります。また、業務遂行体制の効率化にも努めていますが、小規模組織であり人的資源に依存する部分が少なくないために、社員に業務遂行上の支障が生じた場合、あるいは社員が社外流出した場合には、当社グループの業務に支障をきたすおそれがあります。 一方、急激な規模拡大は、固定費の増加につながり、当社グループの業績に影響を与えるおそれがあります。これらのリスクに対して当社グループでは、個人の業務内容について、部署内での可能な範囲で情報共有に努めております。規模の拡大においても、適時適切に対応できるよう、勤務状況や個別面談による情報収集を行う等の対策を行っております。また、社員が社外流出した場合の情報漏洩対策として、入社時に秘密保持契約を交わす等、情報の管理にも努めております。② 製造及び品質保証体制 当社グループは、製造に関しては、金属加工及び配線等を除き、基本的に内製を行う方針でありますが、基幹部分を外部委託した場合には、当社グループの技術あるいはノウハウが委託先に流出し、当社グループの業績に影響が生じるおそれがあります。また当社グループは、事業拡大に備えて熊本事業所の建設及び長崎開発センター(現・インキュベーションセンター マーケティング室)の設置等、社内外における十分な製造能力の確保を進めてまいりましたが、委託先に急激な経営悪化又は経営方針の変更等が生じた場合、あるいは急速な市況回復により受注が拡大した場合は、製造の遅延等により当社グループの業績に影響が生じるおそれがあります。また、当社グループは、製品の開発、製造、販売並びに保守を通じて、当社グループ製品の品質及び性能に瑕疵が生じないように努めております。製品の瑕疵責任を問われた場合に備えて、製品保証引当金を引き当てておりますが、引当金が不十分であった場合には、当社グループの業績に影響が生じるおそれがあります。また、製品の瑕疵責任に関連して、当社グループが他社から訴訟を受けた場合には、当社グループの業績に影響が生じるおそれがあります。これらのリスクに対して当社グループでは、人材派遣等を活用することにより、ある程度の製造能力の増減に対して柔軟な対応が可能な体制を構築しております。また、製造の遅延を防ぐため、常に顧客とのコミュニケーションを図り、精度の高い受注管理を行うことで、状況に応じた部品の先行手配等も実施することで対策を図っております。加えて、製品の瑕疵責任が極力発生しないよう、顧客とのコミュニケーションを密に行い、徹底した品質管理を行っております。③ 研究開発体制当社グループの市場競争力の核は技術開発力にあるため、当社グループは人材の多くをそれぞれの事業の研究開発分野に投入しています。当社グループは、研究開発体制の充実によって成果を向上させる考えですが、研究開発分野への重点的な資源投入は、研究開発成果が得られるまでの期間において、当社グループの利益を圧迫するおそれがあります。また、研究開発分野への重点的な資源投入は、営業、製造、内部管理等の相対的な資源不足を招き、当社グループの業務に支障をきたすおそれがあります。これらのリスクに対して当社グループでは、常に業務内容をモニタリングすることにより、資源投入のタイミングを適切に計れるよう努めております。基本的には少数精鋭の体制により、正社員の人件費等の固定費による負担を軽減しつつ、人材派遣等を活用することで、研究開発成果までの期間における利益圧迫の影響をある程度抑えることができると認識しております。 (3) 有利子負債について 当社グループの有利子負債は、2025年5月31日現在で、短期借入金440百万円、1年内を含む長期借入金308百万円、合計748百万円となっております。業務運営に有利子負債を活用しているため、新たに借入れを行うことが困難となった場合、当社グループの業績に影響が生じるおそれがあります。 これらのリスクに対して当社グループでは、有利子負債残高を適切に管理する事に加え、金融機関とコミットメントライン契約(借入未実行残高5,000百万円)を締結する等、資金調達の多様化を進めることで流動性の確保に努めております。(4) 原材料の調達について 当社の製品及びユニットに使用するレンズや電子部品等の特定の原材料について、調達先等からの取引の継続性が不安定となり、製造の遅延が生じ、納期を逸した場合は、当社グループの業績に影響が生じるおそれがあります。 これらのリスクに対して当社グループでは、先行手配を行うことや、複数の業者から仕入れを行うことで、上記リスクを軽減できる体制を構築しております。(5) 為替変動の影響 当社グループの業績及び財務状況は、為替相場の変動に影響を受けております。急激な為替変動は当社グループの外貨建取引から発生する資産及び負債の円換算額に影響を与える可能性があります。また、為替動向は外貨建てで取引されている製品・サービスの価格及び売上高にも影響を与える可能性があります。 これらのリスクに対して当社グループでは、部品の大部分を国内で調達しており、海外への製品販売についても現時点では大部分を円建での取引としているため、為替変動による影響を受けにくい体制となっております。 (6) 法的規制について 現時点では、当社グループの事業展開に重要な支障をきたすような法的規制はありません。しかし、国際貿易取引に関して、将来的に、当社グループの製品あるいは当社グループの製品を構成する主要部品の輸出入が何らかの法的規制を受けるような状況が生じた場合、あるいは輸出入にあたって許可が必要になるような状況が生じた場合には、当社グループの業績に影響が生じるおそれがあります。 また、日本国内においても今後何らかの法的規制を受けた場合には、当社グループの業績に影響が生じるおそれがあります。 これらのリスクに対して当社グループでは、様々な法的規制について、各主管部門と管理部門が連携し、関連諸法規の情報共有及び遵守に努めております。(7) 特許について 当社グループは知的財産としての特許を重視しており、必要な特許の取得を積極的に進める考えであり、技術情報公開により当社のコア技術が類推あるいは模倣されないような技術を中心に、特許取得を進めております。しかし、特許取得により、当社グループの技術情報が公開され、それをもとに他社が関連技術、関連製品の開発あるいは特許取得等を進める可能性があり、その場合には当社グループの業績に影響が生じるおそれがあります。 当社グループは、製品開発に際して特許侵害のないように注意を払っておりますが、特許侵害の可能性が皆無とはいえません。また、国内外の特許出願状況、認定状況によっては、当社グループ製品及び事業に関連する特許が成立する可能性があるため、当社グループが他社の特許を侵害している、あるいは将来的に侵害する可能性を否定できません。他社から特許侵害の訴訟を受けた場合には、当社グループの業績に影響が生じるおそれがあります。 これらのリスクに対して当社グループでは、技術特許を申請する前に可能な限りのリスクやメリット・デメリットを審議したうえで、特許取得を進めることが必要であると認識しております。また、特許侵害については、必要に応じて顧問弁護士等と連携して柔軟な対応ができる体制を構築しております。(8) M&A等による事業拡大 当社グループは、成長戦略の一環としてM&Aを実施することがあります。M&Aにおける買収価額が常に適正、妥当であるという保証はなく、買収後の収益が、買収時に見込んだ将来の収益予想を大幅に下回った場合、当社グループの経営成績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。 これらのリスクに対して当社グループでは、対象企業の財務内容や契約関係等についてデューデリジェンスを実施すること等により、各種リスクの低減に努めております。また、専門家のアドバイス等によりデューデリジェンスの精度を上げるとともに、事業計画の策定や将来価値の測定について十分な検討を行う等、投資判断については慎重な姿勢で取り組んでまいります。(9) 地政学リスクへの対応 今後の世界経済につきましては、米国に端を発した通商問題を背景とする景気後退リスクや各国による動向を引き続き注視する必要があります。なお、米国の関税政策の動向が注目されますが、当社の米国向け売上高は軽微のため、当社事業への直接的な影響は限定的であると考えております。ただし、関税政策が影響する企業の設備投資の差し控え等が間接的に業績へ影響する可能性があるため、市場の変化に対して柔軟かつ迅速に対応を行ってまいります。
経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析7,975字
4【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】文中における将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。(1) 経営成績等の状況の概要①財政状態及び経営成績の状況 当社グループでは、事業セグメントを「IoT関連事業」「環境エネルギー事業」「インダストリー4.0推進事業」に分けて活動を行っており、各事業セグメントの事業環境は下記のとおりであります。 IoT関連事業では、イメージセンサの生産工程における品質検査で使用する検査用光源装置及び瞳モジュールを、主にハイエンドなイメージセンサを生産しているメーカー向けに製造・販売しております。 現在、イメージセンサ市場におけるイメージセンサメーカーは十数社程であり、その内日本と韓国のメーカーが6割以上のシェアを占めております。各イメージセンサメーカーの動向から、今後もイメージセンサ市場は引き続き拡大していくものと予測しております。 また、現状ではイメージセンサ市場(金額ベース)においてスマートフォン向けセンサのシェアが約6割~7割を占めていることから、イメージセンサの市況はスマートフォンの製造、販売状況に左右される傾向があります。現在、スマートフォンの市況については、一部地域における経済低迷や買い替えサイクルの鈍化等に伴い発生していた需要停滞の状況は復調傾向にあり、スマートフォンの出荷数量は段階的に増加していくと想定しております。 近年では、スマートフォンに搭載されるイメージセンサ(カメラ)の高付加価値化が進んでおり、大判化等のハイエンドなイメージセンサが使用される割合も増加傾向にあることから、イメージセンサメーカーによる設備投資は今後も必要になると予測しております。それに伴い、技術トレンドに合わせた新たな検査用光源装置及び瞳モジュールの需要も発生しております。 現在、イメージセンサの短期的な需要は写真や動画を撮影するために可視光を捉える従来型のイメージング向けデバイスがメインとなっております。 中期的な需要としては、イメージングからセンシングにトレンドが変わると予測しており、3Dセンシング技術による3次元情報の取得やAI(人工知能)のディープラーニングを活用した自動運転といったロボティクス向けセンサ市場の広がりにより、イメージセンサからの画像情報の収集と蓄積に関する重要性が増し、より高精度な画像情報を取得可能なイメージセンサ等の需要が高まっていくと予測しております。 具体的なデバイスとしては、物体との距離等の3次元情報を取得することを目的としたToF(Time of Flight)センサやLiDAR(Light Detection And Ranging)センサ用イメージセンサを想定しております。これらのデバイスは、スマートフォンへの採用も本格化しており、今後様々なアプリケーションが開発されることで需要が更に増加すると予測しております。 長期的には、イメージセンサの技術向上やセンシング分野の発展及び5G関連のインフラ構築等に伴い更なる用途の拡大を想定しており、産業分野(マシンビジョン、監視カメラ、ドローン等)への応用や、イメージセンサが搭載されたIoTデバイスの普及等によって、従来とは異なる新たな需要が発生すると推測しております。 環境エネルギー事業では、大量印刷を行うための輪転機(業務用印刷機)と一緒に使用する乾燥脱臭装置や、工場向けの排ガス処理装置を製造・販売しております。 印刷機業界は、ITの普及により新規の設備投資は縮小しているものの、輪転機の経年劣化による買換えが毎年一定数発生するほか、定期的なメンテナンス需要が存在しております。また、競合他社がほぼ存在しないため、当社グループではこれらの需要を安定的に取込んでおります。 なお、2025年6月11日開催の取締役会において、当セグメントに区分されていた株式会社エア・ガシズ・テクノスの全株式の譲渡を決定し、2025年7月2日に株式譲渡が完了いたしました。そのため、2026年5月期連結会計年度において同社を当社の連結子会社から除外し、当報告セグメントを廃止いたします。 インダストリー4.0推進事業では、主にディスプレイの生産工程で支障となる振動を取り除くための除振装置を、ディスプレイメーカー向けに製造・販売しているほか、歯車が設計図どおりの形状となっているかを検査する歯車試験機を、歯車メーカー向けに製造・販売しております。その他、当社グループの新規事業として、振動ソリューション関連事業、AI画像処理装置事業についても積極的に活動を行っております。 精密除振装置の市況について、現在フラットパネル・有機ELディスプレイ業界では、主に海外顧客における継続的な投資計画に伴い、昨年に引き続き設備投資需要は堅調に推移すると想定しております。 精密除振装置分野における新規事業への取り組みについては、振動を見える化できる振動モニタリングアプリを開発し、製品化しております。また、除振だけではなく顧客の振動環境を精密に再現する加振装置についても製品化しており、除振・加振による振動のトータルソリューションによって顧客へ新たな価値を提供してまいります。 また、歯車試験機の市況については基本的に工作機械市場の状況に準じており、景気変動に左右される傾向があります。米国の関税政策等による不透明感はあるものの、人手不足等を背景とした省人化・自動化需要が根強く、ロボット産業や自動車産業を中心として事業環境は堅調に推移する見込みであります。 歯車試験機分野における新規事業への取り組みについては、歯車の表面の粗さを精密に検査できる粗さ試験機を開発し、製品化しております。自動車メーカーからの引き合いもあり、引き続き販路拡大に向けた取り組みを継続してまいります。 新規事業として取り組んでいるAI画像処理装置事業については、様々な製品の製造工程において生じた細かな傷等を画像に撮り、その画像を元に自動で不良品を判別する装置を開発・製品化し、拡販活動を推進しております。目視検査の完全自動化に向けて、AI機能の強化や測定物を検査装置までピックアップするロボットの導入も実施し、システムとして提供することで顧客から高い評価をいただいております。また、開発及び製造期間の短縮、設計の効率化、品質の一貫性確保等を目的として開発を進めていた汎用性の高いプラットフォーム品も完成しており、販路拡大に向けた取り組みを継続してまいります。 1)財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ10百万円増加し、13,656百万円となりました。 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ718百万円減少し、1,891百万円となりました。 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ728百万円増加し、11,765百万円となりました。 詳細につきましては、「(2) ① 2)財政状態」に記載のとおりであります。2)経営成績 当連結会計年度における当社グループの業績は、売上高は6,668百万円(前期の売上高7,754百万円に比し、14.0%の減少)、売上総利益は3,004百万円(前期の売上総利益3,306百万円に比し、9.2%の減少)となりました。また、営業利益は1,418百万円(前期の営業利益1,577百万円に比し、10.1%の減少)、経常利益は1,386百万円(前期の経常利益1,637百万円に比し、15.4%の減少)、法人税等を控除した親会社株主に帰属する当期純利益は979百万円(前期の親会社株主に帰属する当期純利益1,132百万円に比し、13.5%の減少)となりました。 セグメント別の概況は以下のとおりであります。 (IoT関連事業) 通期における当セグメントの外部顧客に対する売上高は3,829百万円(前期の売上高4,897百万円に比し、21.8%の減少)、セグメント利益は1,946百万円(前期のセグメント利益2,401百万円に比し、18.9%の減少)となりました。これは、国内顧客向け検査用光源装置の販売が上期は好調に推移したものの、下期は低調に推移したためであります。 (環境エネルギー事業) 通期における当セグメントの外部顧客に対する売上高は777百万円(前期の売上高1,052百万円に比し、26.0%の減少)となりました。これは、前期と比較して排ガス処理装置分野における装置本体の販売が低調に推移したためであります。一方、セグメント利益は42百万円(前期のセグメント利益は39百万円に比し、8.2%の増加)となりました。これは、収益性の高い乾燥脱臭装置分野のメンテナンス案件の販売が好調に推移したためであります。 (インダストリー4.0推進事業) 通期における当セグメントの外部顧客に対する売上高は2,060百万円(前期の売上高1,804百万円に比し、14.2%の増加)、セグメント利益は265百万円(前期のセグメント利益16百万円に比し、1,459.5%の増加)となりました。これは、精密除振装置分野において上期に引き続き下期も製品の販売が好調に推移したためであります。一方で、歯車試験機分野においては第3四半期が好調に推移したものの、第4四半期に予定していた売上計上の時期がずれたため、通期では低調に推移いたしました。 ②キャッシュ・フローの状況 当連結会計年度における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末残高に比べ2,757百万円増加し、9,070百万円となりました。 当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動によるキャッシュ・フローは3,561百万円の収入(前期は8百万円の収入)となりました。これは、仕入債務の減少205百万円や法人税等の支払額570百万円があったものの、税金等調整前当期純利益1,385百万円の計上並びに売上債権の減少2,208百万円や棚卸資産の減少621百万円があったこと等によるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動によるキャッシュ・フローは293百万円の支出(前期は154百万円の支出)となりました。これは、有形固定資産の取得による支出248百万円があったこと等によるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動によるキャッシュ・フローは415百万円の支出(前期は469百万円の支出)とな りました。これは、配当金の支払額386百万円があったこと等によるものであります。 ③生産、受注及び販売の実績 当連結会計年度において、受注高及び受注残高は、IoT関連事業を中心として前期比で大幅に減少しました。これは、前連結会計年度において国内顧客が大規模な設備投資を実施したこと等に伴い、当連結会計年度においては設備投資需要が一服したためであると認識しております。 今後、IoT関連事業においては、主要顧客の設備投資のタイミングが流動的となっており、当社の受注見通しはその影響を大きく受けると想定しております。具体的には、国内顧客が公表した設備投資計画において、イメージセンサの高密度化による先端プロセスの導入が当初想定より早まるとの見解が示されており、翌連結会計年度の後半に設備投資規模を引き上げる可能性があります。また、海外顧客との対話においてもスマートフォンや車載カメラ等の需要増加に伴い、設備投資需要が増加する兆候を捉えておりますが、いずれも顧客が投資判断に慎重になっていることから確かな見通しは得られておりません。 一方、中長期的な受注動向については、イメージセンサの大判化や用途拡大等に伴う生産キャパシティの増強及び稼働率向上に向けた受注拡大が継続していくと推測しております。 なお、受注高の減少等に伴い、IoT関連事業を中心として生産実績も大幅に減少しました。 1)生産実績セグメントの名称前連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)当連結会計年度(自 2024年6月1日至 2025年5月31日)増減 金額(千円)金額(千円)金額(千円)増減率(%)IoT関連事業5,524,7522,755,714△2,769,038△50.1環境エネルギー事業973,855753,784△220,070△22.6インダストリー4.0推進事業1,751,1762,145,719394,54222.5合計8,249,7845,655,218△2,594,566△31.5(注)1.上記の金額は、販売金額によっております。2.生産実績には、外注仕入実績を含んでおります。 2)受注実績セグメントの名称前連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)当連結会計年度(自 2024年6月1日至 2025年5月31日)増減 受注高(千円)受注残高(千円)受注高(千円)受注残高(千円)受注高(千円)受注残高(千円)IoT関連事業5,541,2202,288,9992,478,640980,615△3,062,580△1,308,383環境エネルギー事業746,621527,393548,848276,041△197,772△251,351インダストリー4.0推進事業1,555,641262,0541,666,718241,801111,076△20,252合計7,843,4843,078,4474,694,2081,498,459△3,149,276△1,579,988(注)上記の金額には、見込み生産を行っている事業は含まれておりません。 3)販売実績セグメントの名称前連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)当連結会計年度(自 2024年6月1日至 2025年5月31日)増減 金額(千円)金額(千円)金額(千円)増減率(%)IoT関連事業4,897,7523,829,961△1,067,790△21.8環境エネルギー事業1,052,023777,989△274,034△26.0インダストリー4.0推進事業1,804,9562,060,700255,74414.2合計7,754,7326,668,651△1,086,081△14.0(注)最近2連結会計年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は以下のとおりであります。 なお、販売実績の総販売実績に対する割合が10%未満の相手先については「-」表記にしております。 相手先前連結会計年度(自 2023年6月1日至 2024年5月31日)当連結会計年度(自 2024年6月1日至 2025年5月31日) 金額(千円)割合(%)金額(千円)割合(%)ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング株式会社3,865,72049.82,213,68333.2 (2)経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容①当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容1)経営成績 当連結会計年度における当社グループの業績は、前連結会計年度比で減収減益となりました。 売上高及び営業利益が減少した理由は、インダストリー4.0推進事業が好調に推移したものの、IoT関連事業が低調に推移したためであります。 また、当社グループではROE(自己資本利益率)の向上を重要な指標の一つとしておりますが、当連結会計年度では8.6%(前期ROE10.7%)となり、前期より2.1ポイント減少いたしました。ROEが減少した主な要因として、前述のIoT関連事業の減収減益により、当連結会計年度における親会社株主に帰属する当期純利益が減少したためであると分析しております。結果として、ES(エクイティスプレッド:ROE-株主資本コスト)は2.6%(前期ES5.8%)となりました。 来期は、IoT関連事業において製品の販売が低調に推移する見通しであるため、減収減益を見込んでおります。当社グループは、投資家視点を重視した企業価値向上の観点から、来期より「ベース売上高」「売上総利益率」「一人当たり営業利益」「営業利益成長率(CAGR)」「ROE(連結)」を新たな重要指標に設定いたしました。2030年目標値の達成に向けて、活動してまいります。 2)財政状態 当連結会計年度末の総資産は、前連結会計年度末に比べ10百万円増加し、13,656百万円となりました。 流動資産は、前連結会計年度末に比べ152百万円減少し、12,155百万円となりました。これは、現金及び預金が2,755百万円増加したものの、売掛金が255百万円、電子記録債権が2,009百万円、仕掛品が662百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。 固定資産は、前連結会計年度末に比べ163百万円増加し、1,500百万円となりました。これは、有形固定資産が147百万円増加したこと等によるものであります。 当連結会計年度末の負債は、前連結会計年度末に比べ718百万円減少し、1,891百万円となりました。これは、支払手形及び買掛金が204百万円、未払法人税等が199百万円、未払消費税等(流動負債「その他」)が177百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。 当連結会計年度末の純資産は、前連結会計年度末に比べ728百万円増加し、11,765百万円となりました。これは、前事業年度の期末配当金276百万円及び当期中間配当金110百万円があったものの、親会社株主に帰属する当期純利益979百万円を計上したこと及び自己株式が180百万円減少したこと等によるものであります。 なお、「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を当連結会計年度の期首から適用しており、前連結会計年度末に係る各数値については、遡及適用後の数値との比較・分析を行っております。 ②資本の財源及び資金の流動性 当社グループの運転資金及び設備資金につきましては、内部資金、銀行借入により資金調達しております。このうち、運転資金については短期借入金で、設備又は企業買収等の長期資金については長期借入金等で調達しております。 2025年5月31日現在の有利子負債残高は、短期借入金440百万円、1年内を含む長期借入金308百万円となっております。 その他、積極的な事業展開に必要な資金需要に対して、安定的かつ機動的な資金調達体制を構築するため、複数の金融機関との間で合計5,000百万円のコミットメントライン契約を締結しております(借入未実行残高5,000百万円)。 ③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定 当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づいて作成しております。この連結財務諸表を作成するにあたり、資産、負債、収益及び費用の金額に影響を及ぼす見積り及び仮定を用いておりますが、これらの見積り及び仮定に基づく数値は実際の結果と異なる可能性があります。 連結財務諸表の作成にあたって用いた会計上の見積り及び仮定のうち、重要なものは「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1)連結財務諸表 注記事項(重要な会計上の見積り)」に記載しております。
セグメント情報3,577字
(セグメント情報等)【セグメント情報】 1.報告セグメントの概要当社グループの報告セグメントは、当社及び連結子会社の構成単位のうち、分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっているものであり、「IoT関連事業」、「環境エネルギー事業」及び「インダストリー4.0推進事業」の3つを報告セグメントとしております。「IoT関連事業」は、当社での撮像半導体(CCD及びC-MOSイメージセンサ)の製造工程における検査用光源装置等の開発・製造・販売を、「環境エネルギー事業」は、株式会社エア・ガシズ・テクノスでの輪転印刷機向け乾燥脱臭装置、排ガス処理装置等の開発・製造・販売を、また「インダストリー4.0推進事業」は、明立精機株式会社及び同子会社での精密除振装置等の開発・製造・販売並びに株式会社東京テクニカル及び同子会社での歯車試験機の企画・設計・製造・販売を主として行っております。 2.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額の算定方法 報告されている事業セグメントの会計処理の方法は、棚卸資産の評価基準を除き、「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」における記載と概ね同一であります。棚卸資産の評価については、収益性の低下に基づく簿価切下げ前の価額で評価しております。 報告セグメントの利益は、営業利益ベースの数値であります。また、セグメント間の内部収益及び振替高は市場実勢価格に基づいております。 3.報告セグメントごとの売上高、利益又は損失、資産、その他の項目の金額に関する情報前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) (単位:千円) IoT関連事業環境エネルギー事業インダストリー4.0推進事業合計調整額(注)1連結財務諸表計上額売上高 外部顧客への売上高4,897,7521,052,0231,804,9567,754,732-7,754,732セグメント間の内部売上高又は振替高--518518△518-計4,897,7521,052,0231,805,4747,755,250△5187,754,732セグメント利益(注)22,401,49639,42416,9982,457,919△880,4071,577,511セグメント資産10,665,595722,1952,158,62213,546,41399,37313,645,787その他の項目 減価償却費76,8051,63954,527132,97214,131147,104有形固定資産及び無形固定資産の増加額57,608-107,298164,9071,184166,091(注)1.調整額の内訳は以下のとおりであります。(1)セグメント間の内部売上高又は振替高の調整額は、セグメント間取引消去△518千円であります。(2)セグメント利益の調整額は、全社費用(主として本社管理部門費)が△746,146千円、棚卸資産の調整額が△134,315千円、セグメント間取引消去が54千円であります。(3)セグメント資産の調整額は、全社資産が99,373千円であります。全社資産の主なものは当社の管理部門に係る資産であります。(4)減価償却費又は有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、本社管理部門の資産に係るものであります。2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。3.「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を当連結会計年度の期首から適用しており、前連結会計年度に係る各数値については、遡及適用後の数値となっております。 当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日) (単位:千円) IoT関連事業環境エネルギー事業インダストリー4.0推進事業合計調整額(注)1連結財務諸表計上額売上高 外部顧客への売上高3,829,961777,9892,060,7006,668,651-6,668,651セグメント間の内部売上高又は振替高------計3,829,961777,9892,060,7006,668,651-6,668,651セグメント利益(注)21,946,64742,657265,0872,254,392△835,5841,418,807セグメント資産10,693,518696,3512,174,23113,564,10192,36313,656,465その他の項目 減価償却費67,0411,33947,974116,35519,237135,593有形固定資産及び無形固定資産の増加額219,121-60,201279,3227,375286,698(注)1.調整額の内訳は以下のとおりであります。(1)セグメント利益の調整額は、全社費用(主として本社管理部門費)が△764,876千円、棚卸資産の調整額が△70,708千円、セグメント間取引消去が0千円であります。(2)セグメント資産の調整額は、全社資産が92,363千円であります。全社資産の主なものは当社の管理部門に係る資産であります。(3)減価償却費又は有形固定資産及び無形固定資産の増加額の調整額は、本社管理部門の資産に係るものであります。2.セグメント利益は、連結財務諸表の営業利益と調整を行っております。 【関連情報】前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円) IoT関連事業関連製品環境エネルギー事業関連製品インダストリー4.0推進事業関連製品合計外部顧客への売上高4,897,7521,052,0231,804,9567,754,732 2.地域ごとの情報(1)売上高(単位:千円)日本アジア(うち、韓国)欧州北米その他合計6,115,5701,436,498 (925,592)201,70794697,754,732(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング㈱3,865,720IoT関連事業 当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日)1.製品及びサービスごとの情報(単位:千円) IoT関連事業関連製品環境エネルギー事業関連製品インダストリー4.0推進事業関連製品合計外部顧客への売上高3,829,961777,9892,060,7006,668,651 2.地域ごとの情報(1)売上高(単位:千円)日本アジア(うち、韓国)欧州北米その他合計4,542,7941,830,794(891,884)293,0631301,8686,668,651(注)売上高は顧客の所在地を基礎とし、国又は地域に分類しております。 (2)有形固定資産 本邦に所在している有形固定資産の金額が連結貸借対照表の有形固定資産の金額の90%を超えるため、記載を省略しております。 3.主要な顧客ごとの情報(単位:千円)顧客の名称又は氏名売上高関連するセグメント名ソニーセミコンダクタマニュファクチャリング㈱2,213,683IoT関連事業 【報告セグメントごとの固定資産の減損損失に関する情報】前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)及び当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日) 該当事項はありません。【報告セグメントごとののれんの償却額及び未償却残高に関する情報】 前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日) (単位:千円) IoT関連事業環境エネルギー事業インダストリー4.0推進事業全社・消去合計当期償却額-21,00727,835-48,842当期末残高-3,50184,695-88,196 当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日) (単位:千円) IoT関連事業環境エネルギー事業インダストリー4.0推進事業全社・消去合計当期償却額-3,50127,835-31,336当期末残高--56,860-56,860 【報告セグメントごとの負ののれん発生益に関する情報】前連結会計年度(自 2023年6月1日 至 2024年5月31日)及び当連結会計年度(自 2024年6月1日 至 2025年5月31日) 該当事項はありません。
サステナビリティに関する考え方及び取組3,566字
2【サステナビリティに関する考え方及び取組】 当社グループのサステナビリティに関する考え方及び取り組みは、次のとおりであります。 なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものであります。 (1)サステナビリティ全般に関する考え方とガバナンス及びリスク管理 当社グループは、社会の継続的な平和、繁栄、発展に貢献するために「クライアントファースト」をモットーとして事業活動に取り組んでおります。「クライアントファースト」とは、「人と社会の役に立つかどうか」を意思決定の基準として定め、クライアント及び社会とともに新たな価値を創造できるよう、情熱と誠実を持って仕事に取り組み、勇気を持って挑戦し、常に創意工夫し続けることを意味しております。 当理念の実現によって、長期的な企業価値の向上及び社会の持続可能な発展へ貢献するために、サステナビリティに関する取り組みは重要な課題と認識しており、取り組み内容は必要に応じて代表取締役社長、担当役員及び社長室を通じて取締役会に適宜報告し、評価、モニタリングを実施しております。 また、サステナビリティに関する規制や事業に影響を与えるリスク要因に対しては、あらゆるリスクを未然に防ぐためにリスク管理規定を設けており、役員及び従業員は当規定に基づきサステナビリティに対する取り組みを推進しております。また、リスクの全社的対応は社長室が執り行い、事業への影響度によっては必要に応じて代表取締役社長、担当役員及び社長室を通じて取締役会に適宜報告し、評価、モニタリングを実施しております。 なお、当社グループはサステナビリティに関する取り組みとして、特に「気候変動への対応」と「多様性の確保及び人的資本への投資」を重要な課題として捉え、以下の取り組みを実施してまいります。 (2)気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)への対応①ガバナンス 気候変動への対応は、社会の継続的な平和、繁栄、発展に貢献するという当社グループの経営理念において重要な取り組みであると認識しております。 当社は、環境マネジメントシステムの国際的規格である「ISO14001(環境)」を取得しており、当規格に基づいた環境方針の制定や代表取締役社長を最高責任者とするプロジェクトチームの設置をしております。当チームが主体となって年1回マネジメントレビューを行うことで、担当役員及び代表取締役社長が環境問題に対するモニタリングを行っております。 また、環境負荷軽減への取り組みとして、当社社長室において年1回、当社グループの使用電力量から排出される二酸化炭素(CO2)量を算出し、当社担当役員へ報告を行っております。担当役員は適宜取締役会へ報告を行い、取締役会において議論、指示、監督を行っております。 ②リスク管理 当社グループが留意すべき気候変動に係るリスクについては、社長室及び担当役員にて識別し、事業環境の変化に応じて適宜見直しを行うこととしております。また、必要に応じて「ISO14001(環境)」のプロジェクトチームとも情報共有をしながら、組織的にリスク管理を行えるよう努めております。 ③戦略 当社グループでは、気候変動によるリスクと機会について、下記のように想定しております。中長期的な気候変動からもたらされると想定されるリスクに備えると共に、低炭素社会に適応した新しいビジネスの創出も視野に入れながら事業を推進してまいります。 主なリスク社会・ビジネス環境の変化当社のリスク物理的リスク異常気象の深刻化、増加顧客の生産工場の稼働停止に伴う設備投資の鈍化移行リスクⅰ政策・法規制リスク: 政府による環境規制の強化 ⅱ市場リスク: 原材料コストの増加 ⅲ評判リスク: ステークホルダーからのネガティブ評価ⅰ炭素税の導入による増税、情報開示の負担増 ⅱ原料メーカーにおいて環境対応関連コストが増 加し、価格転嫁される ⅲ企業価値の低下、対応コストの増大 主な機会社会・ビジネス環境の変化当社の機会市場低炭素をキーワードとした新たな需要が生まれる低炭素社会にマッチした新しい事業の開始強靭性社会が低炭素に取り組む企業を評価するステークホルダーからの信頼度上昇による企業価値の向上 ④指標及び目標1)指標 当社グループでは、気候変動リスク等を測定、管理する指標をCO2排出量と設定しております。 また、製品の製造を行う際のエネルギーは主に電力を使用しており、燃料等の燃焼による直接のCO2排出はわずかであるため、直接排出量(Scope1)については測定しておりません。電気使用等による排出量(Scope2)については、年間電力使用量からCO2排出量を算出しております。 2)目標 当社が匿名組合を通して出資(出資比率50%)する太陽光発電施設において削減されたCO2量が、当社グループ企業から排出されたCO2量を上回るよう、管理を行ってまいります。 2024年6月~2025年5月までの年間CO2削減量は約305,619kg(当太陽光発電施設全体において削減されたCO2量は約611,237kg)であり、同期間における当社グループ企業の年間CO2排出量約263,321kgを上回っているため、目標を達成しております。 (3)多様性の確保に向けた人材育成方針、人的資本への投資及び社内環境整備の状況 当社グループでは、多様性の確保に向けた人材育成方針、人的資本への投資及び社内環境整備に関する方針に係る戦略や指標について、当社においては具体的な取り組みは行われているものの、連結グループに属するすべての会社では行われていないため、連結グループにおける記載が困難であります。 このため、次の戦略と指標に関する目標及び実績については、連結グループにおける主要な事業を営む提出会社(当社)のものを記載しております。 ①戦略 1)人材育成方針 優れた経営戦略・戦術の構築と実行を担える多様な人材の確保及び育成・活用は、企業の命運を左右する経営の重要課題と認識しております。 当社では、人材育成方針として「確信・共創・貢献」を掲げており、知識・技術・経験による「確信」の下、人・夢・愛を携え「共創」し、会社・顧客・社会に「貢献」できる人材の育成を目指しております。 具体的な取り組みとしては、社内教育プログラムとして「英雄アカデミア」を設置し、各役職や等級に合わせたセミナーや研修への参加を促すことで社員のスキルアップを推進しております。 2)多様性確保に向けた人的資本への投資及び社内環境の整備 当社は、コーポレート・ガバナンス・ガイドラインにおいて、社内に多様な視点や価値観が存在することが会社の持続的な成長を確保する上での強みとなり、新たなイノベーションの創出にも繋がると認識しており、国籍や性別を問わず、従業員の活躍促進を含む多様性の確保に向けた活動を推進することを定めております。その一環として、家族の介護、看護、学校行事等で取得することが出来る「ファミリーサポート休暇」等の独自制度を導入し、事情に応じて柔軟に対応できる職場環境を構築する等、男女平等に活躍できる社内環境の整備を実施しております。 また、当社は主要顧客である半導体メーカーのイメージセンサに関する設備投資需要の変動に対応すべく、経営戦略として少数精鋭の体制をとっております。一方で、当社の市場競争力の核は技術開発力であると認識しており、優秀な技術者の確保は積極的に行っていくとともに、技術開発部門をサポートする営業部門や管理部門といった人材も必要不可欠であると考えております。そのため人的資本については、技術開発部門への投資を優先しつつ、バランスに配慮しながら適切に行ってまいります。 ②指標及び目標 当社は当期末時点において従業員56名の小規模組織であり、中核人材の多様性確保については、現時点で自主的かつ測定可能な目標を定めておりません。目標策定については組織規模や事業規模等を考慮しつつ、継続的に検討してまいります。なお、当社の当期末時点における従業員の女性比率は約19.6%、外国人比率は約1.8%となっております。 また、当社の市場競争力の核である技術者の多様性について目標を定めております。工学を専攻している大学及び大学院(修士課程、博士課程)学生に占める女子学生の割合は全国で約15~20%(2024年度)であり、当社においても同水準となるよう採用活動に注力してまいります。 [当社の技術職社員における女性比率の現状と目標値]項目現状(2025年5月期)目標技術職社員 女性比率3.0% 15.0%以上
コーポレート・ガバナンスの概要7,060字
(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】① コーポレート・ガバナンスに関する基本的な考え方 当社は、常に最良のコーポレート・ガバナンスを追求し、その充実に継続的に取り組みます。 また、当社の持続的な成長及び長期的な企業価値の向上を図る観点から、意思決定の透明性・公正性を確保するとともに、保有する経営資源を有効に活用し、迅速・果断な意思決定により経営の活力を増大させることがコーポレート・ガバナンスの要諦であると考え、次の基本的な考え方に沿って、コーポレート・ガバナンスの充実に取り組んでまいります。1)株主の権利を尊重し、平等性を確保する。2)株主を含むステークホルダーの利益を考慮し、それらステークホルダーと適切に協働する。3)会社情報を適切に開示し、透明性を確保する。4)独立社外取締役が積極的な役割を担えるよう合理的な経営システムを構築する(受託者責任をふまえた取締役会 運営)。5)中長期的な株主の利益と合致する投資の方針を有する株主との間で建設的な対話を行う。 ② 企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由 現状の体制として監査役設置会社形態を採用している理由としましては、社外監査役が監査役会の半数以上を占めており、独立性のある社外取締役と連携することで、経営に対する監査・監督機能は十分に機能するものと考え、当該体制を採用しているものであります。 取締役会の迅速な意思決定と活性化を図りつつ、経営に対する監査・監督機能を充実させた効率的な経営体制を実現するため、監査役設置会社形態を採用しております。 さらに、取締役会の機能性を確保するため、指名・報酬諮問委員会を設置しております。指名・報酬諮問委員会は、経営陣幹部(代表取締役及び役付取締役)の選解任及び取締役候補の指名、及び、取締役の報酬等に係る取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化することを目的として、取締役会の下にその諮問機関として設置しております。 1)取締役会及び指名・報酬諮問委員会 取締役会は月1度の定時取締役会の開催に加え、重要案件が生じたときには、都度臨時取締役会を開催しております。また、監査役3名も出席し、取締役の職務の執行を監督しております。取締役会への付議内容は、取締役会規程に定められた事項で、迅速かつ的確に決議できる体制を整えております。 当社は、社外取締役4名を選任しております。社外取締役は、取締役の業務執行に対する監視・監督や取締役会において客観的な視点から意見具申を行うとともに、重要な業務執行の意思決定を行う役割を担っております。 当社は、社外取締役を選任するための独立性に関する基準を定めており、会社との関係、経営者及び主要な職員との関係等を勘案し、独立性に問題がないことを確認して、選任しております。加えて、選任の際には、専門家としての豊富な知識や企業経営における豊かな経験と高い見識による経営陣の一層の強化と取締役会の監督機能の充実が期待され、一般株主と利益相反が生じるおそれがないことについても重視しております。 よって、社外取締役4名は、当社との人的関係、資本的関係、または取引関係その他の利害関係において当社の一般株主との利益相反が生じるおそれはありません。 なお、構成員及び社外取締役の氏名については、「(2)役員の状況」に記載しており、取締役会の議長は、代表取締役社長の木地伸雄氏が務めております。 また、取締役会の諮問機関として指名・報酬諮問委員会を設置し、経営陣幹部(代表取締役及び役付取締役)の選解任、取締役の報酬を決定するに当たっての方針、株主総会に付議する取締役の選任及び解任議案の原案及び取締役の報酬等に関する議案の原案等を審議し、取締役会に付議することで、その機能性の確保に努めております。 当事業年度における、取締役会及び指名・報酬諮問委員会の活動状況は以下のとおりであります。 ⅰ)取締役会 a 開催回数及び個々の取締役の出席状況役職名氏名出席状況(率)代表取締役会長木地 英雄12回/12回(100%)代表取締役社長木地 伸雄12回/12回(100%)社外取締役金木 宏之12回/12回(100%)社外取締役織田 友理子12回/12回(100%)社外取締役宍戸 英樹12回/12回(100%) b 具体的な検討内容 取締役会では、法令又は定款等に定められた事項又は株主総会から委託された事項、その他経営や会社運営に関する重要事項の意思決定を行いました。具体的な検討内容として、決算に関する事項、株主総会への上程議案に関する事項、社内規程に関する事項、組織変更及び重要人事に関する事項、子会社に関する事項等であります。 また、報告事項として当社を含むグループ全体の月次状況や各事業分野における今後の見通し等について報告を行っております。 ⅱ)指名・報酬諮問委員会 a 開催回数及び個々の委員の出席状況役職名氏名出席状況(率)代表取締役社長木地 伸雄3回/3回(100%)社外取締役織田 友理子3回/3回(100%)社外取締役宍戸 英樹3回/3回(100%) b 具体的な検討内容 指名・報酬諮問委員会では、取締役の報酬等を決定するにあたっての方針について審議を行っております。 2)監査役及び監査役会 当社の監査役3名のうち2名は社外監査役であります。 社外監査役の田代芳英氏は、税理士としての経験を有するなど、専門的な経験や幅広い見識を当社の経営全般の監視に活かしていただくため、社外監査役として選任しております。また、同氏と当社との間には特別な利害関係はありません。 社外監査役の山崎哲央氏は、弁護士としての経験を有し、当社の監査体制の強化が期待できることから、社外監査役として選任しております。また、当社は同氏が代表を務める東京北辰法律事務所と法律顧問業務委託契約を締結しておりますが、その取引金額は10百万円未満であり、株主及び投資者の判断に影響を及ぼすおそれはないと判断されることから、概要の記載を省略しております。 当社において、社外監査役を選任するための独立性について特段の定めはありませんが、専門的な知見に基づく客観的かつ適切な監督または監査といった機能及び役割が期待され、一般株主と利益相反が生じるおそれがないことを基本的な考え方として、選任しております。よって、社外監査役2名はそれぞれ、当社との人的関係、資本的関係、または取引関係その他の利害関係において当社の一般株主との利益相反が生じるおそれはありません。 監査役は、取締役会のみならず重要な会議に出席し、取締役の職務遂行を監督できる体制にあります。 なお、構成員及び社外監査役の氏名については、「(2)役員の状況」に記載しており、監査役会の議長は、常勤監査役の戸原素氏が務めております。 3)内部監査室 当社では、会社の業務及び財産の実態を監査し、経営の合理化、経営効率の向上及び資産の保全を行うために、各ラインとは独立した社長直轄の部局である内部監査室(1名)によって内部監査を実施しております。また、金融商品取引法に基づき財務報告に係る内部統制の整備の適正性を評価しております。 内部監査室は、監査役会及び会計監査人と密接に連携をとり、意見交換を定期的に実施し、内部監査の質的向上に努めております。 当事業年度においては、2024年6月から2025年5月にかけて、子会社を含む当社の各部門に対し各種社内規程の整備状況やその運用状況等についてそれぞれ内部監査を実施し、その結果を監査役会及び取締役社長へ報告しております。 ③ 企業統治に関するその他の事項1)コンプライアンスの遵守に関する体制整備 当社では基本方針を定め、役員及び従業員等がコンプライアンスを理解し、それに則った業務・運営をするよう努めております。コンプライアンス全体を統括する組織として、取締役社長を委員長とし、社長室に事務局を置く「コンプライアンス委員会」を設置しております。コンプライアンス委員会は、教育・研修を行い、コンプライアンスの理解を図っております。 また、当社は、社内においてコンプライアンス違反行為が起きた、もしくは起りそうなときは、速やかにコンプライアンス委員会事務局に相談・通報する体制を設けております。 2)子会社の業務の適正を確保するための体制整備 当社グループにおける業務の適正を確保するために、関係会社管理規程を整備・運用するとともに、子会社を含めた当社グループを一体と考え、グループ全体が同等の水準で法令遵守やリスク管理等が行える内部管理体制を整備しております。 3)リスク管理体制の整備の状況 当社は、避けうるあらゆるリスクを未然に防ぐため、リスク管理規程及び安全衛生管理規程等を設けております。役員及び従業員は、これらの規程類に基づき、企業価値を高め、持続的発展可能な会社づくりに取組んでおります。また、リスクの全社的対応は社長室が執り行い、各部門の所管業務に付随するリスク管理は当該部門が行っております。 ④ 取締役の定数 当社の取締役は10名以内とする旨、定款に定めております。 ⑤ 取締役の選任の決議要件 当社は、取締役の選任決議について、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の過半数をもって行う旨及びその選任決議は累積投票によらないものとする旨を定款に定めております。 ⑥ 株主総会の特別決議要件 当社は、会社法第309条第2項に定める株主総会の特別決議要件について、定款に別段の定めがある場合を除き、議決権を行使することができる株主の議決権の3分の1以上を有する株主が出席し、その議決権の3分の2以上をもって行う旨定款に定めております。これは、株主総会における特別決議の定足数を緩和することにより、株主総会の円滑な運営を行うことを目的とするものであります。 ⑦ 自己株式の取得の決定機関 当社は、会社法第165条第2項の規定に基づき、取締役会の決議によって自己の株式を取得することができる旨を定款に定めております。これは、機動的な資本政策の実施を可能とすることを目的とするものであります。 ⑧ 中間配当の決定機関 当社は、取締役会の決議によって、毎年11月30日の最終の株主名簿に記載又は記録された株主又は登録株式質権者に対し、会社法第454条第5項に定める剰余金の配当(中間配当)を行うことができる旨を定款に定めております。これは、株主への機動的な利益還元を可能とすることを目的とするものであります。 ⑨ 取締役、監査役及び会計監査人の責任免除 当社は、職務を遂行するにあたり期待された役割を十分に発揮できるよう、会社法第426条第1項の規定により、任務を怠ったことによる取締役(取締役であった者を含む。)、監査役(監査役であった者を含む。)及び会計監査人(会計監査人であった者を含む。)の損害賠償責任を法令の限度において、取締役会の決議によって免除することができる旨を定款に定めております。 ⑩ 役員等賠償責任保険契約の内容の概要 当社は会社法第430条の3第1項に規定する役員等賠償責任保険契約を保険会社との間で締結しております。当該保険契約の被保険者の範囲は、当社及び子会社の取締役、監査役並びに管理職又は監督者の地位にある従業員などであり、その保険料は全額当社が負担しております。 当該保険契約により、被保険者が業務に起因して損害賠償責任を負った場合における損害等を填補することとしております。なお、被保険者の職務執行の適正性が損なわれないようにするための措置として、法令違反の行為であることを認識して行った行為に起因して生じた損害は填補されないなど、一定の免責事由を設けております。⑪ 株式会社の支配に関する基本方針 当社は、株式会社の支配に関する基本方針について定めており、その内容は次のとおりであります。1)基本方針の内容の概要 当社は、金融商品取引所に株式を上場している者として、市場における当社株式の自由な取引を尊重し、特定の者による当社株式の大規模買付行為であっても、当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益の確保・向上に資するものである限り、これを一概に否定するものではありません。また、最終的には株式の大規模買付提案に応じるかどうかは株主の皆様の決定に委ねられるべきだと考えております。 ただし、株式の大規模買付提案の中には、例えばステークホルダーとの良好な関係を保ち続けることができない可能性があるなど、当社グループの企業価値ひいては株主共同の利益を損なうおそれのあるものや、当社グループの価値を十分に反映しているとは言えないもの、あるいは株主の皆様が最終的な決定をされるために必要な情報が十分に提供されないものもありえます。そのような提案に対して、当社取締役会は、株主の皆様から負託された者の責務として、株主の皆様のために、必要な時間や情報の確保、株式の大規模買付提案者との交渉などを行う必要があると考えております。 2)基本方針の実現に資する特別な取組みの概要a 企業価値向上への取組み 当社グループの主力製品はイメージセンサ検査関連製品となっております。 現在、CCD及びCMOSなどのイメージセンサは、主に監視カメラなどの産業機器やスマートフォンなどに使用されております。今後は3Dセンシング技術による3次元情報の取得やAI(人工知能)のディープラーニングを活用した自動運転といったロボティクス向けセンサ市場の広がりにより、イメージセンサからの画像情報の収集と蓄積に関する重要性が増し、より高精度な画像情報を取得することが必要になると考えております。 そのような社会の発展に重要な役割を果たすイメージセンサの検査工程において、当社の検査用光源装置と瞳モジュールが用いられております。これらの製品は、高度な光学設計技術により、高精度かつ高速で安定した光を照射及び制御することで、精度の高い検査を実現しております。このような当社の技術力や顧客からの信頼の結果として、当社製品は高いシェアを獲得しております。 今後は、光学設計技術を中心としながらも、グループで培ってきた技術を組み合わせ、「人・技術・組織の相互作用から革新を生み出し『見えない価値』に光をあてる」を当社グループの経営理念として、社会や顧客、社員といったステークホルダーの様々な可能性を広げられる企業を目指してまいります。 また、当社は2025年7月に、新しい5か年の中期経営計画を発表いたしました。質の
役員の報酬等4,571字
(4)【役員の報酬等】①役員の報酬等の額又はその算定方法の決定に関する方針に係る事項 当社の役員の報酬は、基本報酬である月額報酬と業績連動報酬である現金報酬(賞与)及び株式報酬により構成されております。 当社は、2021年2月12日開催の取締役会において、取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針を決議しております。取締役の個人別の報酬等の内容にかかる決定方針の内容は次のとおりであります。 なお、監査役の報酬額については、株主総会で承認を受けた報酬限度額の範囲内で、監査役会で協議の上決定しております。 1)基本方針 取締役の報酬等は、株主の長期的利益に連動するとともに、各取締役の当社の企業価値の最大化に向けた意欲をより高めることのできる、適切、公正かつバランスの取れたものでなければならない。 当社は、下記の「取締役報酬の基本方針」に基づいた考え方及び手続きに則って取締役報酬の構成及び水準を決定する。なお、社外取締役の報酬等は、各社外取締役が当社の業務に関与する時間と職責が反映されたものでなければならず、かつ、株式報酬は支給しない。<取締役報酬の基本方針>・優秀な経営陣の確保に資するものであること・中長期的な業績の向上と企業価値の増大へ貢献意識を高めるものであること・会社の業績と連動性が高いものであること・株主との利益意識の共有する経営意識を高めることを主眼としたものであること・取締役のチャレンジ精神を促すものであること 2)基本報酬(金銭報酬)の個人別の報酬等の額の決定に関する方針(報酬等を与える時期または条件の決定に関する方針を含む。) 当社の取締役の月例の基本報酬は固定報酬とし、役位、職責、能力、在任年数に応じて、当社の業績を考慮しながら、総合的に勘案して決定するものとする。 3)業績連動報酬(現金報酬及び株式報酬) 業績連動報酬は、事業年度ごとの業績向上に対する意識を高めるための現金報酬及び株式報酬とする。 現金報酬は、各事業年度の担当事業における経常利益または連結経常利益の目標値に対する達成度合いに応じて算出された額を、賞与として半年毎に年2回支給する。 株式報酬は株式給付信託制度による自社株式等の給付とする。本制度では当社が拠出する金銭を原資として当社株式が信託を通じて取得され、取締役(社外取締役を除く)に対して信託を通じて給付される。 給付される株式数は、当社取締役会が定める役員株式給付規程に従って、役位及び各事業年度の担当事業における経常利益または連結経常利益の目標値に対する達成度合いに応じて付与されるポイントに基づき決定し、年1回、役員株式給付規程に定める時期に給付される。 非金銭報酬である株式給付信託制度の詳細は下記のとおりであります。 a 概要 当社取締役の報酬と当社の業績及び株式価値との連動性をより明確にし、取締役が株価上昇によるメリットのみならず、株価下落リスクまでも株主の皆様と共有することで、中長期的な業績向上と企業価値の増大に貢献する意識を高めるため、取締役に対して自社の株式及び金銭を給付する「株式給付信託(BBT=Board Benefit Trust)」(以下、「本制度」という)を導入しております。 本制度は、当社が拠出する金銭を原資として当社株式が信託を通じて取得され、取締役(社外取締役を除く)に対して、当社取締役会が定める役員株式給付規程に従って、役位及び業績に応じて付与されるポイントに基づき、原則として当社株式及び金銭が信託を通じて毎年給付される業績連動型の株式報酬制度であります。 なお、本制度においては、当社取締役の報酬が当社グループの収益力への貢献に応じたものとするために連結経常利益を指標としております。当連結会計年度における当初目標値867百万円に対し、実績は1,386百万円となりました。 また、本制度に関する変更については、指名・報酬諮問委員会へ諮った後、取締役会にて決議されることとしております。b 付与ポイント計算方法と上限 2019年8月23日開催の第27期定時株主総会の決議内容及び役員株式給付規程に基づき、次の算式により算出される数のポイントが付与されます。A※1 × (個人ウェイト/ウェイト合計※2)※1 A=ポイント付与日(毎年7月)の属する事業年度の前事業年度に係る連結経常利益×10%÷信託の株式取得価額(2,308.64円)Aの値は、15万ポイントを上限としています。※2 ウェイト合計=各役員の個人ウェイトを足し合わせた数値個人ウェイトは、役位ウェイトと業績貢献ウェイトの積で計算されます。役位ウェイトは、代表取締役会長を10、代表取締役社長を17、取締役を1とします。業績貢献ウェイト=担当する事業の営業利益(担当セグメント利益-間接経費)/グループ全体の営業利益として算出します。 c 給付する株式数及び金銭額の算定方法・在任中または自己都合以外の事由による役員退任に伴い給付する場合 株式数 =(保有ポイント数-単元株に相当するポイント数未満の端数)(以下「給付株式数」という) ×株式割合※ 金銭額 =(給付株式数×金銭割合※+単元未満ポイント数)×権利確定日時点における本株式の時価 ※役位に応じて、株式割合は55%~60%、金銭割合は40%~45%となっております。・自己都合による役員退任に伴い給付する場合「1ポイント」=「1株」として保有ポイント数を株式で給付する。 4)金銭報酬の額、業績連動報酬等の額または非金銭報酬等の額の取締役の個人別の報酬等の額に対する割合の決定に関する方針 業績連動報酬について、経常利益または連結経常利益の目標値に対する達成度に応じて変動させるものとし、各取締役の職責や担当分野の業績が反映されるよう配分することで、業績連動報酬と業績連動報酬以外の報酬等の支給割合が、企業価値の持続的な向上に寄与するために最も適切なものとなるようにすることを方針とする。 5)取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項 個人別の報酬額については取締役会決議に基づき、指名・報酬諮問委員会がその具体的内容について委任を受けるものとし、その権限の内容は、各取締役の基本報酬の額及び各取締役の担当事業の業績を踏まえた賞与の評価配分とする。 6)その他の取締役の個人別の報酬等の内容についての決定に関する事項 当社では任意の指名・報酬諮問委員会を設置し、取締役の報酬等に係る取締役会の機能の独立性・客観性と説明責任を強化するため、取締役会の下にその諮問機関として設置する。当該委員会では、取締役会の委任に基づき、取締役の個人別の報酬等を審議し、決定を行う。 また、当該委員会は、取締役会の決議によって選定された取締役である委員3名以上で構成し、その過半数は独立社外取締役とする。なお、当有価証券報告書提出時点において当該委員会は社外取締役4名により構成されており、代表取締役社長は含まれておりません。 7)当該事業年度に係る取締役の個人別の報酬等の内容が決定方針に沿うものであると取締役会が判断した理由 個人別の報酬額については取締役会決議に基づき指名・報酬諮問委員会へその具体的内容について委任をしていることから、取締役会は、その内容が決定方針に沿うものと判断しております。 ②取締役の個人別の報酬等の決定に係る委任に関する事項 取締役会は、指名・報酬諮問委員会に対し各取締役の基本報酬の額及び社外取締役を除く各取締役の担当部門の業績等を踏まえた賞与の評価配分の決定を委任しております。委任した理由は、コーポレートガバナンス強化の一環として、透明性、客観性のあるプロセスを経ることとし、独立社外取締役が過半数を占める同委員会において個人別の報酬等を決定することは妥当性があると判断したためであります。当該事項は委任に基づき当該委員会が決定するものであるため、取締役会がその内容を変更することはありませんが、取締役会は最終的な監督責任を負っており、当該委員会からの報告を受け、その運営状況や決定プロセスの適切性を確認・監督しております。③取締役及び監査役の報酬等についての株主総会の決議に関する事項 当社の取締役の報酬限度額は、2000年7月10日開催の臨時株主総会において、月額200百万円以内(ただし、使用人分給与は含まない。)と決議いただいております。当該株主総会終結時点の取締役の員数は、3名(うち、社外取締役は0名)であります。 また、2019年8月23日開催の第27期定時株主総会において、上記取締役の報酬限度額とは別枠にて業績連動型の株式報酬制度「株式給付信託(BBT)」を決議いただいており、具体的には、当該制度に基づき取締役に対して付与するポイントの上限数は、1事業年度当たり15万ポイント(当社株式の給付に際しては当社普通株式15万株に換算される。)とする旨、並びに、各対象期間(2021年5月末日で終了する事業年度経過後に開始する2事業年度ごとの期間をいう。)に関しては、当該制度に基づく取締役への当社株式等の給付を行うための株式取得資金として合理的と判断する金額の資金を当該制度にかかる信託に拠出する旨等を決議いただいております。当該株主総会終結時点の取締役(社外取締役を除く)の員数は、3名であります。 監査役の報酬限度額は、2000年7月10日開催の臨時株主総会において、月額50百万円以内と決議いただいております。当該株主総会終結時点の監査役の員数は、1名(うち、社外監査役は0名)であります。 ④役員区分ごとの報酬等の総額、報酬等の種類別の総額及び対象となる役員の員数区分報酬等の総額(千円)報酬等の種類別の総額(千円)対象となる役員の員数(名)基本報酬(固定報酬)業績連動報酬(賞与)業績連動報酬(株式報酬)左記のうち、非金銭報酬等取締役276,315111,60048,000116,71584,4962社外取締役8,1758,175---3監査役3,1053,105---1社外監査役6,2256,225---3合計293,820129,10548,000116,71584,4969(注)1.上記報酬等の総額は、2024年6月1日から2025年5月31日までの期間に在籍していた役員が対象となります。 2.当事業年度における役員株式給付引当金の繰入額は154,000千円であります。 3.取締役に対する非金銭報酬等の内容は、全て株式報酬(株式給付信託)であります。 ⑤報酬等の総額が1億円以上である者の報酬等の総額等氏名 役員区分 会社区分 報酬等の種類別の総額(千円) 報酬等の総額(千円) 基本報酬(固定報酬)業績連動報酬(賞与)業績連動報酬(株式報酬)左記のうち、非金銭報酬等木地 英雄取締役提出会社60,00010,00044,28432,090114,284木地 伸雄取締役提出会社51,60038,00072,43152,406162,031(注)各取締役に対する非金銭報酬等の内容は、全て株式報酬(株式給付信託)であります。
従業員の状況800字
5【従業員の状況】(1)連結会社の状況 2025年5月31日現在セグメントの名称従業員数(名)IoT関連事業33(23)環境エネルギー事業18(4)インダストリー4.0推進事業64(26)全社(共通)15(5)合計130(58)(注)1.従業員数は、就業人員数であり、臨時雇用者数(人材会社からの派遣社員、アルバイト、契約社員を含 む)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門等に所属し ているものであります。 (2)提出会社の状況 2025年5月31日現在従業員数(名)平均年齢(歳)平均勤続年数(年)平均年間給与(円)56(28)42.27.57,386,893 セグメントの名称従業員数(名)IoT関連事業33(23)環境エネルギー事業-(-)インダストリー4.0推進事業8(-)全社(共通)15(5)合計56(28)(注)1.従業員数は、就業人員数であり、臨時雇用者数(人材会社からの派遣社員、アルバイト、契約社員を含む)は、年間の平均人員を( )外数で記載しております。2.平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。3.全社(共通)として記載されている従業員数は、特定のセグメントに区分できない管理部門等に所属しているものであります。 (3)労働組合の状況 労働組合は結成されておりませんが、労使関係は円満に推移しております。 (4)管理職に占める女性労働者の割合、男性労働者の育児休業取得率及び労働者の男女の賃金の差異 提出会社及び連結子会社は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(平成27年法律第64号)及び「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(平成3年法律第76号)の規定による公表義務の対象ではないため、記載を省略しております。
関係会社の状況911字
4【関係会社の状況】名称住所資本金又は出資金主要な事業の内容議決権の所有割合(%)関係内容(連結子会社)西安朝陽光伏科技有限公司Shaanxi,China60,000千円インダストリー4.0推進事業100(100)役員の兼任1名(連結子会社)株式会社エア・ガシズ・テクノス(注)3東京都台東区50,000千円環境エネルギー事業100役員の兼任1名(連結子会社)明立精機株式会社(注)4横浜市神奈川区30,000千円インダストリー4.0推進事業100役員の兼任1名(連結子会社)MEIRITZ KOREA CO.,LTDGyeonggi-do,Korea100,000千ウォンインダストリー4.0推進事業100(100)-(連結子会社)陝西明立精密設備有限公司Xi'an City, China2,000千元インダストリー4.0推進事業100(100)役員の兼任1名(連結子会社)株式会社東京テクニカル横浜市中区10,000千円インダストリー4.0推進事業100役員の兼任1名(連結子会社)Taiwan Tokyo Technical Instruments Corp.TAIPEI CITY,TAIWAN(R.O.C.)7,200千台湾ドルインダストリー4.0推進事業100(100)-(注)1.主要な事業の内容欄には、セグメントの名称を記載しております。2.議決権の所有割合の( )内は、間接所有割合で内数であります。3.株式会社エア・ガシズ・テクノスについては、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 (1)売上高 770,844千円(2)経常利益 35,469(3)当期純利益 22,877(4)純資産額 286,765(5)総資産額 649,9954.明立精機株式会社については、売上高(連結会社相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。主要な損益情報等 (1)売上高 1,065,845千円(2)経常利益 92,827(3)当期純利益 85,145(4)純資産額 432,701(5)総資産額 877,690
配当政策547字
3【配当政策】 当社は、企業価値の向上と安定した株主配当が株主の皆様への重要な利益還元と考えております。今後の経営環境並びに長期事業展開に留意し、内部留保の充実を考慮しつつ、「連結株主資本配当率(DOE)4.0%以上」を目安とし、安定的かつ財務状況に応じた配当を実施することを基本方針としております。 当社は、期末配当に加え、会社法第454条第5項の規定に基づき、取締役会の決議により毎年11月30日を基準日として、中間配当を行うことができる旨を定款に規定し、年2回の剰余金の配当を行うことができます。これらの剰余金の配当の決定機関は、期末配当については株主総会、中間配当については取締役会であります。第33期の配当につきましては、上記方針に基づくとともに、中間配当金は、2025年1月10日開催の取締役会決議に基づき、1株につき10円(総額110,728千円)、期末配当金は、2025年8月22日開催の定時株主総会決議に基づき、1株につき33円(総額365,403千円)とさせていただきました。 内部留保資金につきましては、キャッシュ・フローを重視した経営をベースに将来の成長に向けての有効投資と連結業績の反映度を高めながらの将来の安定的な配当の維持への備えに充てていきたいと考えております。
研究開発活動586字
6【研究開発活動】当社グループの市場競争力の核は、技術開発であるため、積極的な研究開発投資を行い、多くの人材を研究開発分野に投入し先端技術の蓄積と製品開発に取り組んでおります。当連結会計年度における研究開発費総額は59百万円(IoT関連事業32百万円及びインダストリー4.0推進事業27百万円)であり、各セグメントの研究開発の成果は次のとおりであります。 (IoT関連事業)・次世代光源装置・ローエンドモデル光源装置・共同開発型瞳モジュール (インダストリー4.0推進事業)・振動モニタリングアプリ・加振装置・AⅠ画像処理装置・歯車粗さ測定機・SiCレーザダイシング装置 当社グループの研究開発施設は日本にあり、研究開発に関する情報はクライアントと直接交換しながらアイデアを創出し、研究開発活動を行っております。また、開発した新装置は、そのままクライアントに有償で納品される場合もあります。IoT関連事業では、引き続きイメージセンサメーカーのニーズに沿った光源装置及び瞳モジュールの開発や、製品の付加価値を向上させるための開発を行っております。また、新規顧客開拓のため、ローエンドモデルやセンシング向け等、幅広いラインナップの装置開発も重要になると考えております。インダストリー4.0推進事業では、中長期的な成長を見据えた既存製品の改良及び新製品の開発を推進しております。
主要な設備の状況816字
2【主要な設備の状況】 当社グループにおける主要な設備は、以下のとおりであります。 なお、各社の個別財務諸表の帳簿価額を記載しております。 (1)提出会社2025年5月31日現在 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(単位:千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具器具備品土地(面積㎡)リース資産建設仮勘定合計本社、工場及び研究所(横浜市金沢区)IoT関連事業インダストリー4.0推進事業全社(共通)総括業務施設及び検査用光源装置生産/研究設備等23,24829,37072,259-6,41034,417165,70641[28]熊本営業所他(熊本県合志市)IoT関連事業全社(共通)営業所設備等103,39560,18612,61853,730(2,903.66)--229,931-[-] (注)1.本社の建物及び構築物の金額として表示されているものは、間仕切り等の建物附属設備であります。2.従業員数欄の[ ]内の数値は、年間の平均臨時雇用者数を外数で記載しております。3.上記の他、第三者に賃貸している設備は、以下のとおりであります。 事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容帳簿価額(単位:千円)建物及び構築物土地(面積㎡)合計熊本事業所(熊本県合志市)IoT関連事業全社(共通)工場設備65,92545,770(2,473.49)111,695 (2)国内子会社2025年5月31日現在 会社名事業所名(所在地)セグメントの名称設備の内容 帳簿価額(単位:千円)従業員数(名)建物及び構築物機械装置及び運搬具工具器具備品土地(面積㎡)建設仮勘定合計株式会社東京テクニカル足利工場(栃木県足利市)インダストリー4.0推進事業歯車試験機等生産設備59,60128,0727,47490,738(5,669.48)18,044203,93221 (3)在外子会社特記する事項はありません。
監査の状況1,635字
(3)【監査の状況】① 監査役監査の状況 当社における監査役監査の状況につきましては、「(1)コーポレート・ガバナンスの概要 ②企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由」に記載の内容に加え、当事業年度においては戸原素氏が常勤監査役を務めております。 常勤監査役の戸原素氏は、明立精機株式会社において長年代表取締役社長を務めた経歴を持ち、豊富な経験・実績とともに、経営全般に関する幅広い知見と見識を、当社の監査体制強化に活かしていただくため、常勤監査役として選任しております。また、同氏と当社との間には特別な利害関係はありません。 なお、監査役会は原則として毎月1回の開催としておりますが、必要に応じて随時開催することとしております。当事業年度において当社は監査役会を12回開催しており、個々の監査役の出席状況については次のとおりであります。氏名開催回数出席回数戸原 素12回12回田代 芳英12回12回山崎 哲央12回12回 監査役会における具体的な検討内容として、当事業年度における監査方針及び監査計画、当社及び子会社における業務及び財産の状況、監査報告書への記載事項等であります。 常勤監査役の活動として、監査法人及び内部監査室との打合せによる情報共有(半期毎)、取締役等との意思疎通、取締役会をはじめとする重要な会議への出席、重要な決裁書類等の閲覧、子会社の取締役等との意思疎通・情報交換や子会社からの事業報告の確認、監査法人からの監査の実施状況・結果の報告の確認を行っております。 ② 内部監査の状況 当社における内部監査の状況につきましては、「(1)コーポレート・ガバナンスの概要 ②企業統治の体制の概要及び当該体制を採用する理由」に記載のとおりであります。 ③ 会計監査の状況1)監査法人の名称誠栄有限責任監査法人 2)継続監査期間14年 3)業務を執行した公認会計士船野 智輝吉田 茂 4)監査業務に係る補助者の構成当社の会計監査業務に係る補助者は、公認会計士3名、その他監査従事者4名であります。 5)監査法人の選定方針と理由監査法人の選定に際しては、監査法人の品質管理体制が適切で独立性に問題がないこと、監査計画並びに監査報酬の妥当性等を勘案し、総合的に判断しております。また、監査法人が会社法第340条第1項各号に定める項目に該当すると認められる場合には、監査役全員の同意に基づき、監査法人を解任いたします。 6)監査役及び監査役会による監査法人の評価監査役及び監査役会は、監査法人の職務遂行状況、監査体制及び独立性等において監査法人に解任または不再任に該当する事由は認められないと評価しております。 ④ 監査報酬の内容等1)監査公認会計士等に対する報酬の内容区分前連結会計年度当連結会計年度監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)監査証明業務に基づく報酬(千円)非監査業務に基づく報酬(千円)提出会社22,000-22,000-連結子会社----計22,000-22,000- 2)監査公認会計士等と同一のネットワークに対する報酬( 1)を除く) 該当事項はありません。 3)その他の重要な監査証明業務に基づく報酬の内容 該当事項はありません。 4)監査公認会計士等の提出会社に対する非監査業務の内容 該当事項はありません。 5)監査報酬の決定方針 当社は、監査公認会計士等に対する監査報酬の決定方針を明確に定めておりませんが、当社の業務内容や事業規模等に照らし、監査日数、監査内容等を勘案し、監査法人と協議の上、監査役会の同意を得て決定しております。 6)監査役会が会計監査人の報酬等に同意した理由 監査役会は、会計監査人の監査計画の内容、会計監査の職務遂行状況及び報酬見積もりの算出根拠等が適切であるかどうかについて必要な検証を行ったうえで、会計監査人の報酬等について、会社法第399条第1項の同意を行っております。
株式の保有状況734字
(5)【株式の保有状況】①投資株式の区分の基準及び考え方 当社は、株式の価値の変動を考慮し売買することで得られる利益や配当の受領を目的として保有する株式を純投資目的である投資株式、それ以外の目的で保有する投資株式を純投資目的以外の目的である投資株式として分類しております。 ②保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式1)保有方針及び保有の合理性を検証する方法並びに個別銘柄の保有の適否に関する取締役会等における検証の内容 当社は、コーポレートガバナンス・コードを巡る環境の変化や、株価変動リスクが財務状況に大きな影響を与え得ることに鑑み、その保有の意義が認められる場合を除き、保有しないことを基本方針としております。保有の意義が認められる場合とは、取引先の成長性、将来性、もしくは再生等の観点や、現時点あるいは将来の採算性・収益性等の検証結果をふまえ、取引先及び当社の企業価値の維持・向上に資すると判断される場合となります。 当社は、保有する株式について個別銘柄毎に定期的・継続的に保有の意義を検証し、その意義が乏しいと判断される銘柄については、市場への影響やその他考慮すべき事情にも配慮しつつ売却を行います。一方、その意義が認められる銘柄については、これを保有いたします。 2)投資株式のうち保有目的が純投資目的以外の目的であるものの銘柄数及び貸借対照表計上額の合計額 銘柄数(銘柄)貸借対照表計上額の合計額(千円)非上場株式110,000非上場株式以外の株式-- (当事業年度において株式数が増加した銘柄) 該当事項はありません。 (当事業年度において株式数が減少した銘柄) 該当事項はありません。 ③保有目的が純投資目的である投資株式 該当事項はありません。
沿革1,501字
2【沿革】年月沿革1992年6月株式会社インターアクション(横浜市)を設立、半導体検査装置の設計及び開発業務を開始1995年4月横浜市金沢区大道に本社・工場を拡張、移転し、光源装置の組立工場を新設1995年6月ソニー株式会社向けCCD用光源装置の量産開始1997年4月横浜市金沢区福浦「横浜金沢ハイテクセンタービル」に本社・工場を移転2001年2月東京証券取引所マザーズに株式を上場2001年4月光ファイバセンサの事業化を開始2002年3月経済産業省が公募した「即効型地域新生コンソーシアム研究開発事業」に「ヘテロコア光ファイバセンサによる水位計、成分計の開発」として正式採択2003年2月CMOSイメージセンサ検査用IPモジュールで米国アジレント・テクノロジーズ・インク(現ヴェリジー・リミティッド)と低コスト検査ソリューションを提供していくことで協力関係を樹立2003年12月熊本県菊池郡合志町(現・合志市)に熊本TSDC(Test Solution Development Center)が竣工2005年4月ソニーセミコンダクタ九州株式会社向けリアプロ用LCDパネル光学検査装置の供給を開始2005年6月株式会社BIJ(現・株式会社TRASTA)を設立2005年12月熊本県合志市に熊本FABが竣工2006年4月経済産業省・中小企業庁が選定する「元気なモノ作り中小企業300社」に選定2007年1月SOC半導体の開発段階で欠陥分析を行うダイアグノスティックテストシステムで米国テセダ社と戦略的業務提携契約を締結2009年3月2009年4月2009年8月 中国に西安朝陽光伏科技有限公司(現・連結子会社)を設立中国Gsolar Power社と太陽電池検査装置の販売代理店契約を締結中国インリーグリーンエナジーホールディング社と太陽光発電モジュール販売に関する業務提携契約を締結2009年11月中国Orient社と太陽電池製造装置の販売代理店契約を締結2010年1月国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学より「EL技術」を用いた太陽電池検査装置製造のための特許技術の実施権を取得2010年2月西安立明電子科技有限責任公司とLED照明に関する販売総代理店契約を締結2013年6月茨城県鉾田市の太陽光発電所が売電開始2013年10月静岡県御前崎市の大規模太陽光発電所が売電開始2014年7月株式会社エア・ガシズ・テクノスの全株式を取得し、完全子会社化2014年10月東京証券取引所 市場第二部へ上場市場変更2014年10月明立精機株式会社の全株式を取得し、完全子会社化(現・連結子会社)2015年9月中国に陝西朝陽益同精密設備有限公司(現・陝西明立精密設備有限公司・連結子会社)を設立2015年12月株式会社BIJが株式会社Cuonの全株式を取得し、完全子会社化2016年3月千葉市中央区に事業所を開設2017年2月株式会社BIJの全株式を売却し、太陽光発電事業から撤退2017年3月東京証券取引所 市場第一部へ上場市場変更2017年7月株式会社東京テクニカルの全株式を取得し、完全子会社化(現・連結子会社)2017年10月オラソニックブランドによるオーディオ製品の販売を開始2020年5月株式会社ラステックの全株式を取得し、完全子会社化(現・非連結子会社)2022年4月東京証券取引所 プライム市場へ上場市場移行2023年4月長崎県長崎市に長崎開発センター(現・インキュベーションセンター マーケティング室)を開設2025年7月株式会社エア・ガシズ・テクノスの全株式を売却し、環境エネルギー事業から撤退
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TIMELY DISCLOSURE
適時開示(TDnet)
(訂正・数値データ訂正)「2026年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について決算短信 · 16:30
PDF出典:東証 適時開示情報閲覧サービス(TDnet)。決算短信・業績予想の修正はEDINETには掲載されません。
PEERS
同業他社(精密機器・売上高順)
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財務数値は有価証券報告書「主要な経営指標等の推移」等をXBRL/CSVから決定論的に抽出した開示値です。各数値はEDINETの原本(PDF / XBRL / CSV)にそのまま遡れます。投資判断は原本をご確認ください。
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